JP2010523222A - バルーンの再折り畳みを促進する内部機構を有するカテーテル - Google Patents
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Abstract
内側シャフト、バルーン、および管腔を画定するスリーブ(40)を備えるバルーンカテーテル(10)。内側シャフトの一部は管腔内に配置されており、バルーンは少なくとも2つの係合点(52)においてスリーブに係合されている。
Description
いくつか実施形態において、本発明は、埋め込み型医療装置の搬送に用いられるあらゆる種類のカテーテルシステムなどの搬送システムに関する。
経皮経管冠動脈形成術(PTCA)を含む経皮経管血管形成術(PTA)は、冠動脈および/または他の脈管のような体内管腔に存在する閉塞、病変、狭窄、血栓などの治療として確立された処置である。
経皮的血管形成術は、管腔内または体内管内に導入され、その先端が血管系の所望の位置に達するまで管腔または体内管を通って進められる拡張バルーンカテーテルを使用する。カテーテルの拡張可能部分、すなわちバルーンは、罹患部位を越えた適切な位置に達すると、比較的高圧の流体で所定寸法に膨張させられる。そのようにして、脈管は拡張されて、存在する任意の病変のアテローム斑を動脈壁の内側に対して半径方向に圧縮し、かつ/または、脈管の罹患領域を別の方法で治療する。次に、拡張カテーテルが患者の血管系から抜去されて、拡張された動脈を通して血流が再開され得るように、バルーンは小さなプロファイルに収縮される。
上述した種類の血管形成術において、別の血管形成術、外科的バイパス手術、または前記領域を修復または強化する何らかの方法を必要とする動脈の再狭窄を起こす場合がある。再狭窄を低減し、前記領域を強化するために、医師は、病変の動脈の内部に、ステントのような血管開存性を維持するための脈管内人工器官を埋め込むことができる。
本出願のあらゆる箇所で言及するすべての米国特許および出願、並びに他のすべての公開文書は、参照によりそれらの全容が本願に援用される。
本発明の範囲を限定することなく、本発明の権利請求された実施形態のうちのいくつかの概要を以下に述べる。本発明の要約した実施形態の付加的な詳細、および本発明の付加的な実施形態は、以下の発明の詳細な説明に見られ得る。
本発明の範囲を限定することなく、本発明の権利請求された実施形態のうちのいくつかの概要を以下に述べる。本発明の要約した実施形態の付加的な詳細、および本発明の付加的な実施形態は、以下の発明の詳細な説明に見られ得る。
本発明の実施形態は、血管形成術および/または医療装置の搬送に続く適切なカテーテル抜去を保証するために、バルーンの収縮の間にカテーテルシャフトの周囲にバルーンを容易に再巻き付けする機構に関する。
そのような機構は、スリーブ、付勢部材、骨または枠組、プランジャー、係留紐(tethers)および他の機構を、単独でまたは互いに組み合わせて備える。いくつかの実施形態において、前記機構は、抜去の前にバルーンを再度折り畳むために、カテーテルシャフト、バルーンおよび/または双方の1つ以上の領域に係合される。
本発明を特徴づけるこれらおよび他の実施形態は、本願に添付され、本願の一部をなす特許請求の範囲の詳細事項によって示される。
しかしながら、本発明についてのさらなる理解、その使用によって得られる利点および目的のために、本発明の実施形態が例示され記載されている、本願のさらなる部分をなす図面および付随する記載事項を参照することができる。
しかしながら、本発明についてのさらなる理解、その使用によって得られる利点および目的のために、本発明の実施形態が例示され記載されている、本願のさらなる部分をなす図面および付随する記載事項を参照することができる。
本発明の詳細な説明は、以下において図面に付されている特定の参照番号によって記載されている。
本発明は様々な形態で具体化され得るが、本願では本発明の特定の実施形態について詳細に記載する。この記載は、本発明の原理の例示であり、本発明を示した特定の実施形態に限定するようには意図されない。
この開示のために、図面中の同一の参照数字は、別段の指示がない限り、同一の特徴を指すものとする。
本発明の少なくとも一実施形態は、例えば図1に示すようなバルーンカテーテル10に関する。図1は、バルーン30に係合されたスリーブ40を備えたバルーンカテーテル10の長手方向の断面を示す。バルーンカテーテル10は、外側シャフト20、内側シャフト22、スリーブ40およびバルーン30を有する。外側シャフト20は膨張管腔24を画定する。バルーン30は、基端くびれ部34a、基端円錐部32a、中間部、先端円錐部32bおよび先端くびれ部34bを有する。中間部は、バルーン30の基端円錐部32aと先端円錐部32bとの間に位置する。スリーブ40は、内側シャフト22とバルーン30との間において内側シャフト22の周囲に配置されている。
本発明の少なくとも一実施形態は、例えば図1に示すようなバルーンカテーテル10に関する。図1は、バルーン30に係合されたスリーブ40を備えたバルーンカテーテル10の長手方向の断面を示す。バルーンカテーテル10は、外側シャフト20、内側シャフト22、スリーブ40およびバルーン30を有する。外側シャフト20は膨張管腔24を画定する。バルーン30は、基端くびれ部34a、基端円錐部32a、中間部、先端円錐部32bおよび先端くびれ部34bを有する。中間部は、バルーン30の基端円錐部32aと先端円錐部32bとの間に位置する。スリーブ40は、内側シャフト22とバルーン30との間において内側シャフト22の周囲に配置されている。
図2は、スリーブ40上に緊縮された(crimped)バルーン30を示す線2−2における図1のバルーンカテーテル30を示す断面図であり、ここで、スリーブ40は非拡張状態にある。スリーブ40は、内側シャフト22に対しては係着されていないが、バルーン30に対しては係着されている。スリーブ40は、3つの係合領域52においてバルーン30に係着されている。係合領域52の各々は、図1に示すように、スリーブ40の長手長さに沿って延び、それにより複数の突出部を有するバルーン30を形成している。バルーン30とスリーブ40との間の係合領域52の数は、バルーン30の大きさによって決定される。したがって、バルーン30とスリーブ40との間に1つ、2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7つあるいは8つ以上の係合領域52が存在することは、本発明の範囲内である。少なくとも一実施形態において、係合領域52は、スリーブ40上にバルーン30を緊縮することによって形成される。
この実施形態では、スリーブ40の周囲に対称に配置された3つの係合領域52が存在することにより、バルーン30にプロペラ状の形態を与えている。突出部のバルーン材料の量、よってその大きさは係合領域52同士の間で同一であるため、係合領域52は対称である。少なくとも一実施形態において、対称的に配置された係合領域52は、バルーン30の対称な再折り畳みをもたらす。少なくとも一実施形態において、対称的に配置された係合領域52は抜去力および再交差力の双方を低減する。少なくとも一実施形態では、係合領域52はスリーブ40の周囲に対称な方法で配置されない。
少なくとも一実施形態において、バルーン30とスリーブ40との間の係合領域52は、適合性材料の熱接着によって形成される。少なくとも一実施形態において、バルーン30とスリーブ40との間の係合領域52の形成は、接着材料のコーティングによって強化される。少なくとも一実施形態において、バルーン30の内面の少なくとも一部は接着剤の層を有する。接着剤の例としては、熱可塑性接着剤、水性接着剤、反応性化学物質接着剤および溶剤系接着剤の使用が挙げられるが、必ずしもこれらに限定されるものではない。少なくとも一実施形態において、スリーブ40の少なくとも一部は、熱可塑性接着剤、熱可塑性感圧接着剤、水性感圧接着剤、または熱硬化性接着剤のいずれかの層を有する。少なくとも一実施形態において、スリーブ40は、熱可塑性接着剤、熱可塑性感圧接着剤、水性圧感接着剤または熱硬化性接着剤のいずれかと共押し出しされている。
熱可塑性接着剤は、ポリエチレンおよびポリプロピレンを含むポリオレフィン、ポリアミド、ポリウレタン、ポリエステル、ポリアクリレート、エラストマーブロックコポリマー、およびそれらの任意のコポリマーおよびターポリマーを含むが、これらに限定されないポリマーに基づき得る。エチレン酢酸ビニル、エチレンメチルアクリレート、エチレン−n−ブチルアクリレートなどは、一般に用いられるエチレンのコポリマーである。また、同様に、熱可塑性接着剤には、エチレンおよびプロピレンのホモポリマーが一般的に用いられている。別のクラスまたはエチレンコポリマーとしては、少なくとも1つのC3〜C20アルファオレフィンを有するエチレンのインターポリマーと当業において称されるものが挙げられる。熱可塑性接着剤組成物はまた、適切には、粘着性樹脂、可塑剤、油、ろう、抗酸化剤および任意のそれらの組み合わせ、並びに、当業者に既知の他の添加剤も含み得る。
熱可塑性感圧接着剤は、一般に、スチレン−イソプレン−スチレン(SIS)、スチレン−ブタジエン−スチレン(SBS)、スチレン−エチレン/プロピレン−スチレン(SEPS)、スチレン−エチレン/ブチレン−スチレン(SEBS)、スチレン−イソブチレン−スチレン(SIBS)、などを含むがこれらに限定されないスチレンブロックコポリマーのようなゴム状ブロックコポリマーを組み込んでいる。
水性圧感接着剤は、一般に、スチレン−アクリルコポリマー、ビニルアクリル樹脂、ビニルエステル/酢酸ビニル/アクリル樹脂のようなポリアクリルポリマー;エチレン酢酸ビニル、ポリウレタン;ポリウレタン−アクリル混成物;ポリアニュド(polyanudes);スチレン‐ブタジエンゴム;ポリクロロプレン;クリロニトリル(crylonitrile)−ブタジエン−スチレン;ポリイソプレン;ポリイソブチレン;ポリ尿素;天然ラテックス;多糖類;ゴム樹脂;ポリビニルアルコール;およびそれらの組み合わせを組み込む。
熱、化学反応および/または照射によって硬化される熱硬化性接着剤も、本願に用いてもよい。例えば、熱硬化、湿気硬化およびUV硬化を含む様々な熱硬化性接着剤が存在する。多くのそのような接着剤はまた、一液型製剤および二液型製剤として提供されている。適当なUV硬化性の化合物としては、エポキシ(メタ)アクリレート、ウレタン(メタ)アクリレート、ポリエステル(メタ)アクリルレート、アクリル酸(メタ)アクリレートなどのような(メタ)アクリレート官能基を有するものが挙げられる。適当な湿気硬化の例としては、ポリウレタンおよびポリオルガノシロキサンが挙げられる。さらに、適当な二成分硬化系の例としては、エポキシ、ポリウレタン、アクリル樹脂などが挙げられ得る。
スリーブ40は異なる拡張状態、すなわち、非拡張状態、中間拡張状態、拡張状態を有しており、これらは図2、3および4にそれぞれ示されている。スリーブ40が非拡張状態でも、拡張状態でもない場合、スリーブ40は中間拡張状態にある。スリーブ40の拡張状態は、膨張媒体によるバルーン30の膨張に左右される。したがって、膨張媒体がバルーン30から回収されると、スリーブ40は拡張状態から非拡張状態に移行する。
図5は、少なくとも1つの付勢部材42を備えたバルーンカテーテル10の実施形態を示す長手方向断面図である。バルーンカテーテル10が、1つ、2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、8つまたはそれ以上の付勢部材42を有することは本発明の範囲内である。バルーンカテーテル10は、外側シャフト20、内側シャフト22、バンド50、3つの付勢部材42、およびバルーン30を有する。外側シャフト20は膨張管腔24を画定する。バルーン30は、基端くびれ部34a、基端円錐部32a、中間部、先端円錐部32bおよび先端くびれ部34bを有する。中間部は、バルーン30の基端円錐部32aと先端円錐部32bとの間に位置する。バルーン30は、内側シャフト22のバルーン領域の周囲に配置されており、拡張状態、中間拡張状態および非拡張状態を有する。内側シャフト22のバルーン領域は、バルーン30の基端くびれ部34aの基端からバルーン30の先端くびれ部34bの先端まで延在する。図5において、バルーン30は非拡張状態にあり、また付勢部材42は第1非拡張状態にある。付勢部材42が第1非拡張状態にある場合、付勢部材42は内側シャフト22に沿って延在する。
この実施形態において、バンド50は、内側シャフト22のバルーン領域の周囲に配置され、付勢部材42の一部を内側シャフト22に係合させることにより、付勢部材42を内側シャフト22の周面に沿って適所に保持する。少なくとも一実施形態において、図5に示すように、バンド50は、内側シャフト22のバルーン領域の中央付近に配置される。また、バンド50は、各付勢部材42の中央部分を内側シャフト22に係合させている。しかしながら、付勢部材42の少なくとも一端が少なくとも1つのバルーン円錐部32と係合する限り、バンド50は、個々の付勢部材42のいかなる部分に係合してもよい。バンド50が付勢部材42と係合して、下記に述べるように付勢部材42がバルーン30の円錐部と係合可能な限り、バンド50は任意の長手長さおよび形状を有し得る。少なくとも一実施形態において、バンド50はワイヤーである。
少なくとも一実施形態において、付勢部材42は、各々、バンド50に係合する第1端を有する。この実施形態では、2組の付勢部材42、すなわち、バンド50の基端側/基端に係合された基端組と、バンド50の先端側/先端に係合された先端組とが存在する。拡張状態にある基端組の付勢部材42の第2端は、基端円錐部32aに係合され、一方、拡張状態にある先端組の付勢部材42の第2端は、先端円錐部32bに係合される。以下で検討するように、付勢部材42がバルーンの再巻き付けを支援する限り、付勢部材42はいかなる形状を有してもよい。また、付勢部材42の長さは、基端円錐部32aと先端円錐部32bとの間の長さによって決定される。
少なくとも一実施形態では、付勢部材42は内側シャフト22に係合される。したがって、この実施形態では、バンド50は存在しない。この実施形態では、2組の付勢部材42、すなわち、基端組と先端組とが存在する。すべての付勢部材42の第1端は内側シャフト22に係合される。基端組の付勢部材42の第2端は、拡張状態において基端バルーン円錐部32aと係合する。また、先端組の付勢部材42の第2端は、先端バルーン円錐部32bと係合する。
この実施形態では、3つの付勢部材42が存在するが、2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、8つまたはそれ以上の付勢部材42が存在することも本発明の範囲内である。付勢部材42を製造するために用いることができる材料の例としては、ポリマー、金属、合金および任意のそれらの組み合わせが挙げられるが、これらに限定されるものではない。適当なポリマーの例としては、ポリアミド、ポリエチレン(PE)、マーレックス(Marlex(登録商標))高密度ポリエチレン、ポリエーテル−エーテルケトン(PEEK)、ポリアミド(PI)、およびポリエーテルイミド(PEI)、液晶ポリマー(LCP)、アセタール、ポリオキシメチレン(POM)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエーテルブロックエステル、ポリエーテルブロックアミド(PEBA)、フッ素化エチレンプロピレン(FEP)、ポリプロピレン(PP)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリウレタン、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリイミド、ポリアミド、ポリフェニレンスルフィド(PPS)、ポリフェニレンオキシド(PPO)、ポリスホン(polysufone)、ナイロン、パーフルオロ(プロピルビニルエーテル)(PFA)、ポリエーテル−エステル、ポリマー/金属複合材など、またはそれらの混合物、ブレンド、もしくは組み合わせが挙げられるが、これらに限定されるものではない。適当なポリエーテルブロックエステルの一例は、ARNITEL(登録商標)という商品名で入手可能であり、ポリエーテルブロックアミド(PEBA)の1つの適当な例は、PEBAX(登録商標)という商品名で、ペンシルバニア州バーズボロ所在のアトケム ポリマーズ(ATOMCHEM POLYMERS)から入手可能である。適切な金属の例としては、ステンレス鋼、チタン、タンタル、白金、タングステン、金、および前述の金属のうちのいずれかの合金が挙げられるが、これらに限定されるものではない。適切な合金の例としては、白金−イリジウム合金、エルジロイ(Elgiloy)およびフィノックス(Phynox)を含むコバルト−クロム合金、MP35N合金、および例えばニチノールのようなニッケル−チタン合金が挙げられる。少なくとも一実施形態において、付勢部材42はワイヤーで製造されている。少なくとも一実施形態において、付勢部材42は、超弾性ニチノールまたはばね鋼のような形状記憶材料から製造されているか、または可塑的に変形可能な材料で製造されていてもよい。
図5において、バルーン30および付勢部材42の双方は非拡張状態にある。バルーン30が拡張状態にある場合、付勢部材42も拡張状態にある。少なくとも一実施形態において、バルーン30を膨張させるために用いられる膨張媒体の温度は、形状記憶付勢部材42を拡張状態にさせる。拡張状態において、付勢部材42の第1端および第2端は内側シャフト22から離れて延びて、バルーン30の側面と係合する。
この実施形態において、付勢部材42が拡張状態にある場合、付勢部材42の第1端は基端円錐部32aと係合する。また、付勢部材42の第2端は先端円錐部32bと係合する。少なくとも一実施形態において、複数の付勢部材42の少なくとも一端は基端円錐部32aに係合され、複数の付勢部材42の少なくとも一端は先端円錐部32bに係合される。したがって、付勢部材42の第1端のうちのいくつかは基端円錐部32aと係合せず、また付勢部材42の第2端のうちのいくつかは先端円錐部32bと係合しない。
よって、付勢部材42が拡張状態にある場合、付勢部材42の複数の端(第1および/または第2)はバルーン30の内面と接触する。少なくとも一実施形態において、円錐部32の内面は接着剤で被覆されており、該接着剤は、付勢部材42が円錐部32の内面と接触すると、図6に示したように、付勢部材42の両端を円錐部32の内面に係着させる。図7は、線7−7における図6のバルーン30の端面図であり、内側シャフト22から離れて延びる、拡張状態にある付勢部材42を示している。
少なくとも一実施形態において、バルーン30の内面の少なくとも一部は接着剤の層を有する。用いられ得る接着剤の例は上記により詳細に記載されている。少なくとも一実施形態において、拡張状態においてバルーン30の内面と接触する付勢部材42の外面の一部は、付勢部材42が拡張状態においてバルーン30の内面と係合するように、接着剤コーティングを有している。
図8において、バルーン30は中間拡張状態にある。付勢部材42は引き続き拡張状態にある。バルーン30は中間拡張状態にあり、かつ付勢部材42は拡張状態にある場合、付勢部材42は、それらが係合されているバルーン30の領域を支持し、付勢部材42によって支持されていないバルーン30の他の領域は、内側シャフト22に向かって引っ張られる。少なくとも一実施形態において、バルーン30が中間拡張状態にあり、かつ付勢部材42は拡張状態にあるとき、バルーン30はY字形である。
図9は、収縮状態にあるバルーン30と、第2非拡張状態にある付勢部材42とを示すバルーンカテーテル10の長手方向断面図である。バルーン30が完全に収縮されている場合、ばね42は第2非拡張状態をとる。第2非拡張状態において、付勢部材42は内側シャフト22に近接して配置されるが、付勢部材42の端はバルーン30の内面に係合され続けている。よって、付勢部材42が拡張状態から第2非拡張状態へ進む場合、付勢部材42は、それらの付勢部材42が係合されているバルーン30の内面を内側シャフト22に向かって引っ張る。
少なくとも一実施形態では、付勢部材42は、1つの非拡張状態のみを有する。この実施形態において、ばね42の非拡張状態を図9に示す。したがって、図5に示して上述した実施形態とは異なり、バルーン30が拡張状態になる前に、非拡張状態にある間、付勢部材42の端はバルーン30の内面に係合されている。この実施形態における膨張/収縮サイクルは、図9に示すように、非拡張状態にあるバルーン30および付勢部材42から始まる。次に、図6に示すように、バルーン30および付勢部材42が拡張状態になるように、バルーン30は膨張させられる。次に、図8の端面図に示すように、バルーン30は中間膨張状態となり、付勢部材42は拡張状態となる。最後に、バルーン30および付勢部材42の双方は、図9の非拡張状態に復帰する。
図10は、複数の係合領域52でバルーン30に係合された部材44を備えたバルーンカテーテル10の実施形態を示す部分長手方向断面図である。以下で検討するように、部材44がバルーンの再巻き付けを支援する限り、部材44はいかなる形状を有してもよい。少なくとも一実施形態では、部材44はほぼ円形の断面を有する。少なくとも一実施形態では、部材44はリボン形状を有する。バルーンカテーテル10は、外側シャフト20、内側シャフト22、部材44およびバルーン30を有する。外側シャフト20は膨張管腔24を画定する。バルーン30は、基端くびれ部34a、基端円錐部32a、先端円錐部32bおよび先端くびれ部34bを有する。中間部は、バルーン30の基端円錐部32aと先端円錐部32bとの間に位置する。バルーン30は拡張状態および非拡張状態を有する。
部材44は、拡張状態および折り畳み状態を有する。拡張状態および折り畳み状態の双方において、部材44はバルーン30の周面に沿って延び、かつバルーン30の長さに沿って部分的に延びている。この実施形態では、図10で示すように、バルーン30の部材44は、基端円錐部32aから先端円錐部32bまで延在する拡張状態にあるコイルを形成する。
部材44は、複数の係合領域52においてバルーン30に係合されている。係合領域52は、部材44がバルーン30に係合されているバルーンカテーテル10の領域である。この実施形態において、図10に示すように、前記係合領域は3組の係合領域を形成し、各組の係合領域52は内側シャフト22と平行な長手方向軸線上に位置する。図11は線11−11における図10のバルーン30の断面図である。
少なくとも一実施形態において、部材44は、係合領域52において接着剤によってバルーン30に係合されている。用いられ得る接着剤の例は上記により詳細に記載されている。少なくとも一実施形態において、部材44は、係合領域52において、硬化性/熱硬化性接着剤によって、バルーン30に係合されている。少なくとも一実施形態では、部材44を係合領域52においてバルーン30に係合するために、熱可塑性感圧接着剤が用いられる。少なくとも一実施形態では、部材44は、係合領域52において、感圧接着剤によってバルーン30に係合されている。少なくとも一実施形態では、部材44は接着剤の層を備えた複数の領域を有する。少なくとも一実施形態では、バルーン30の内面の少なくとも一部は接着剤の層を有する。
少なくとも一実施形態において、部材44は、バルーン30の内面の隣りに配置され、かつその内面に係合される外面を有する。したがって、この実施形態では、部材44の全長がバルーン30の内面に係合されるため、部材44は離散した係合領域52は有さない。一実施形態においては、部材44の外面が接着層を有し、その接着層によって部材44がバルーン30の内面と係合する。一実施形態では、バルーン30の内面が、部材44の外面と係合する接着層を有する。
少なくとも一実施形態において、部材44は、超弾性ニチノールまたはばね鋼のような形状記憶材料で製造されていてもよいし、または可塑的に変形可能な材料で製造されていてもよい。この実施形態では、バルーン30が拡張状態にある場合には、部材44は拡張状態にあり、バルーン30が非拡張状態にある場合には、部材44は折り畳み状態にある。少なくとも一実施形態において、膨張媒体の温度は、部材44が拡張状態となるか、または折り畳状態となるかを決定する。少なくとも一実施形態において、部材44は体温において折り畳み状態にある。この実施形態において、バルーン30を膨張させ、形状記憶材料で製造されている部材44を折り畳み状態から拡張状態に移行させるために、体温未満の温度を有する膨張媒体が用いられる。図10および図11の双方において、バルーン30および部材44は拡張状態にある。
低温の膨張媒体がバルーン30から回収/排出されると、図12に示すように、部材44は、部材44を折り畳み状態にさせる体温まで暖まる。部材44が拡張状態から折り畳み状態に移ると、部材44はバルーン30の係合領域52を内側シャフト22に向かって内側に引っ張る。少なくとも一実施形態では、部材44が折り畳み状態にある場合、バルーン30はY字形を有する。部材44が折り畳み状態にあるとき、バルーン30が再び巻き付けられ得る限り、バルーン30はいかなる形状を有してもよい。
図13は、2組の係留紐46を備えたバルーンカテーテル10の実施形態を示す長手方向断面図である。係留紐46は、以下で検討するように、該係留紐がバルーンの再巻き付けを支援する限り、いかなる形状を有してもよい。少なくとも一実施形態では、係留紐46はほぼ円形の断面を有する。少なくとも一実施形態では、係留紐46はリボン形状を有する。バルーンカテーテル10は外側シャフト20と、内側シャフト22と、基端組の係留紐46aおよび先端組の係留紐46bを備えたプランジャー54と、バルーン30とを有する。プランジャー54は、以下で検討するように、該プランジャー54が内側シャフト22に沿って基端側および先端側に移動することができ、かつバルーンの再巻き付けを支援し得る限り、いかなる形状を有してもよい。外側シャフト20は膨張管腔24を画定する。バルーン30は、基端くびれ部34a、基端円錐部32a、先端円錐部32bおよび先端くびれ部34bを有する。中間部は、バルーン30の基端円錐部32aと先端円錐部32bとの間に位置する。
この実施形態において、第1組および第2組の係留紐46a,46bの双方は、3本の係留紐46を備える。1組の係留紐が、1つ、2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、8つまたはそれ以上の係留紐46を有することは本発明の範囲内である。各係留紐46は、プランジャー54に係合された第1端を有する。基端組の係留紐46aの第2端は、係合領域52aにおいて基端バルーン円錐部32aの内面に係合され、先端組の係留紐46bの第2端は、係合領域52bにおいて先端バルーン円錐部32bの内面に係合される。係合領域52は係留紐がバルーン30と係合する領域である。少なくとも一実施形態において、係留紐46の第2端領域はバルーン30に係合される。第2端領域は、第2端、並びに第2端の前方の係留紐46の一部を含む。図14は、線14−14における図13のバルーンカテーテルを示す端面図であり、係留紐46とバルーン円錐部32とが互いに係合する係合領域52を示している。
係留紐46をバルーン30に係合するために用いることができる接着剤の例は、上記により詳細に記載されている。少なくとも一実施形態では、係留紐46は感圧接着剤によってバルーン30に係合される。少なくとも一実施形態では、バルーン30に係留紐46を係合するために、熱可塑性感圧接着剤が用いられる。少なくとも一実施形態では、係留紐46は硬化性の/熱硬化性の接着剤によってバルーン30に係合される。少なくとも一実施形態において、バルーンカテーテル10は、基端バルーン円錐部32aに係合された一組の係留紐46を有する。少なくとも一実施形態において、バルーンカテーテル10は、先端バルーン円錐部32bに係合された一組の係留紐46を有する。
図14において、プランジャー54は、内側シャフト22の周囲に配置されているが、プランジャー54が内側シャフト22に沿って基端側および先端側の双方に移動できるように、内側シャフト22には係合されていない。少なくとも一実施形態において、収縮の間に生じるような減圧の適用により、プランジャー54を基端方向に摺動させ、それにより係留紐46を基端方向に引っ張る。プランジャー54の基端方向への移動は、必然的に係留紐46を基端方向に引き寄せ、係留紐46の第2端を内側シャフト22のより近くに移動させる。係留紐46の第2端は、係合領域52においてバルーン30の内面に係合されるため、係留紐46の第2端が内側シャフト22に近づくにつれて、係合領域52は内側シャフト22により近づく。この内側シャフト22に向かうバルーン30の移動は、バルーン30を収縮させて、バルーン30を再び折り畳むことを支援する。
係留紐46を製造するために用いることができる材料としては、ポリマー、マイラー繊維またはナイロン繊維/糸が挙げられるが、これらに限定されるものではない。少なくとも一実施形態において、係留部材46はワイヤー製である。少なくとも一実施形態において、係留部材46はポリマー製である。適当なポリマーの例としては、ポリアミド、ポリエチレン(PE)、マーレックス(Marlex(登録商標))高密度ポリエチレン、ポリエーテル−エーテルケトン(PEEK)、ポリアミド(PI)、およびポリエーテルイミド(PEI)、液晶ポリマー(LCP)、アセタール、ポリオキシメチレン(POM)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエーテルブロックエステル、ポリエーテルブロックアミド(PEBA)、フッ素化エチレンプロピレン(FEP)、ポリプロピレン(PP)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリウレタン、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリイミド、ポリアミド、ポリフェニレンスルフィド(PPS)、ポリフェニレンオキシド(PPO)、ポリスホン(polysufone)、ナイロン、パーフルオロ(プロピルビニルエーテル)(PFA)、ポリエーテル−エステル、ポリマー/金属複合材など、またはそれらの混合物、ブレンド、もしくは組み合わせが挙げられるが、これらに限定されるものではない。適当なポリエーテルブロックエステルの一例は、ARNITEL(登録商標)という商品名で入手可能であり、ポリエーテルブロックアミド(PEBA)の1つの適当な例は、PEBAX(登録商標)という商品名で、ペンシルバニア州バーズボロ所在のアトケム ポリマーズ(ATOMCHEM POLYMERS)から入手可能である。少なくとも一実施形態において、係留紐46の第2端は、係留紐46の残りの部分とは異なる材料で製造されている。
プランジャー54を製造するために用いることができる材料の例としては、ポリマー、金属、および合金が挙げられるが、これらに限定されるものではない。適当なポリマーの例としては、ポリアミド、ポリエチレン(PE)、マーレックス(Marlex(登録商標))高密度ポリエチレン、ポリエーテル−エーテルケトン(PEEK)、ポリアミド(PI)、およびポリエーテルイミド(PEI)、液晶ポリマー(LCP)、アセタール、ポリオキシメチレン(POM)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエーテルブロックエステル、ポリエーテルブロックアミド(PEBA)、フッ素化エチレンプロピレン(FEP)、ポリプロピレン(PP)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリウレタン、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリイミド、ポリアミド、ポリフェニレンスルフィド(PPS)、ポリフェニレンオキシド(PPO)、ポリスホン(polysufone)、ナイロン、パーフルオロ(プロピルビニルエーテル)(PFA)、ポリエーテル−エステル、ポリマー/金属複合材など、またはそれらの混合物、ブレンド、もしくは組み合わせが挙げられるが、これらに限定されるものではない。適当なポリエーテルブロックエステルの一例は、ARNITEL(登録商標)という商品名で入手可能であり、ポリエーテルブロックアミド(PEBA)の1つの適当な例は、PEBAX(登録商標)という商品名で、ペンシルバニア州バーズボロ所在のアトケム ポリマーズ(ATOMCHEM POLYMERS)から入手可能である。適切な金属の例としては、ステンレス鋼、チタン、タンタル、白金、タングステン、金、および前述の金属のうちのいずれかの合金が挙げられるが、これらに限定されるものではない。適切な合金の例としては、白金−イリジウム合金、エルジロイ(Elgiloy)およびフィノックス(Phynox)を含むコバルト−クロム合金、MP35N合金、および例えばニチノールのようなニッケル−チタン合金が挙げられる。
少なくとも一実施形態において、プランジャー54の内面は潤滑剤を有する。適当な潤滑剤としては、フルオロポリマー、MICROGLIDE(商標)、またはHYDROCOAT(商標)シリコーンのようなシリコーンコーティング、ポリビニルピロリドン、PPO(ポリプロピレンオキシド)、米国デラウェア州ウィルミントン所在のデュポン ド ヌムール(DuPont De Nemours)から入手可能なTeflon(登録商標)、米国カリフォルニア州ヴェントゥーラ所在のアプライド シリコーン コーポレーレイション(Applied Silicone Corp.)から入手可能であるシリコーン潤滑剤分散物PN 4097のような疎水性材料、または米国ニュージャージー州ブランチバーグ所在のハイドロマー(Hydromer)から入手可能なヒドロゲルのような親水性材料、親水性ポリアクリルアミド、またはフロリダ州メリットアイランド所在のヒドロ−シルク(Hydro−Silk)からTUAシステムズという商品名で入手可能なもののような易滑性コーティングが挙げられるが、これらに限定されるものではない。さらに、シメッド(SciMed)によって生産されているバイオスライドBioSlide(商標)コーティングも同様に用いられる。BioSlid(商標)は、アゾビスイソブトロニトリル(azobisisobutronitrile)のような光開始剤の存在下で水およびイソプロピルアルコールの溶液中で重合されたポリエチレンオキシドおよびネオペンチルグリコールジアクリラートを含む親水性易滑性コーティングである。PEG(ポリエチレングリコール)、バスフ(BASF)製のPEO/PPO/PEO−ポリエチレンオキシド/ポリプロピレンオキシド/ポリエチレンオキシドトリブロックポリマーまたはPPO/PEO/PPOのような他のヒドロゲルを用いてもよい。
図15は、内側シャフトとバルーン30との間において、内側シャフト22の周囲に配置された2つの内側バルーン骨56を備えたバルーンカテーテル10の実施形態を示す長手方向断面図である。バルーンカテーテル10は、外側シャフト20、内側シャフト22、基端内側バルーン骨56a、先端内側バルーン骨56bおよびバルーン30を有する。外側シャフト20は膨張管腔24を画定する。バルーン30は、基端くびれ部34a、基端円錐部32a、中間部、先端円錐部32bおよび先端くびれ部34bを有する。中間部は、バルーン30の基端円錐部32aと先端円錐部32bとの間に位置する。バルーン30は内側シャフト22のバルーン領域の周囲に配置されており、拡張状態および非拡張状態を有する。内側シャフト22のバルーン領域は、バルーン30の基端くびれ部34aの基端からバルーン30の先端くびれ部34bの先端まで延在する。
各骨56の本体57は、内側シャフト22のバルーン領域に係合されており、各骨56は少なくとも1つの突起58を備える。本体57は内側シャフト22のバルーン領域上の特定位置において突起58を保持するように機能する。したがって、本体57はいかなる形状および幅を有してもよい。この実施形態において、骨56の本体57は周方向の矩形バンドである。少なくとも一実施形態では、骨56の本体57は非周方向のバンドである。骨56の本体57はポリマー、金属、合金および任意のそれらの組み合わせから製造され得る。適当なポリマーの例としては、ポリアミド、ポリエチレン(PE)、マーレックス(Marlex(登録商標))高密度ポリエチレン、ポリエーテル−エーテルケトン(PEEK)、ポリアミド(PI)、およびポリエーテルイミド(PEI)、液晶ポリマー(LCP)、アセタール、ポリオキシメチレン(POM)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエーテルブロックエステル、ポリエーテルブロックアミド(PEBA)、フッ素化エチレンプロピレン(FEP)、ポリプロピレン(PP)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリウレタン、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリイミド、ポリアミド、ポリフェニレンスルフィド(PPS)、ポリフェニレンオキシド(PPO)、ポリスホン(polysufone)、ナイロン、パーフルオロ(プロピルビニルエーテル)(PFA)、ポリエーテル−エステル、ポリマー/金属複合材など、またはそれらの混合物、ブレンド、もしくは組み合わせが挙げられるが、これらに限定されるものではない。適当なポリエーテルブロックエステルの一例はARNITEL(登録商標)という商品名で入手可能であり、ポリエーテルブロックアミド(PEBA)の1つの適当な例は、PEBAX(登録商標)という商品名で、ペンシルバニア州バーズボロ所在のアトケム ポリマーズ(ATOMCHEM POLYMERS)から入手可能である。適切な金属の例としては、ステンレス鋼、チタン、タンタル、白金、タングステン、金、および前述の金属のうちのいずれかの合金が挙げられるが、これらに限定されるものではない。適切な合金の例としては、白金−イリジウム合金、エルジロイ(Elgiloy)およびフィノックス(Phynox)を含むコバルト−クロム合金、MP35N合金、および例えばニチノールのようなニッケル−チタン合金が挙げられる。
図15の実施形態は4つの突起58を有するが、骨56が、1つ、2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、8つまたはそれ以上の突起58を有することは本発明の範囲内である。突起58は、本願において用いる場合、突起58の第2端または第2端領域がバルーン30の内側と係合するように製造および設計されている任意の部材、突出部、コイル、とげ、スパイク、歯または他の手段である。この実施形態において、突起58は、各骨56の本体57に係合された第1端を有する。突起58は任意の適当な手段によって本体57に係合され得る。少なくとも一実施形態では、突起58の第1端は内側シャフト22のバルーン領域に係合される。したがって、骨56は本体57を有さない。
少なくとも一実施形態では、図15に示すように、バルーンカテーテル10は2つの骨56を有しており、各骨56は同数の突起58を有する。少なくとも一実施形態では、バルーンカテーテル10は2つの骨56を有し、各骨56は異なる数の突起58を有する。この実施形態において、各骨56は、内側シャフト22の周面に沿って等間隔に配置された4つの突起58を有する。少なくとも一実施形態では、バルーンカテーテル10は1つの骨56を有する。一実施形態において、骨56は、内側シャフト22のバルーン領域の基端に配置される。一実施形態において、骨56は、内側シャフト22のバルーン領域の先端に配置される。
各突起58は非拡張状態および拡張状態を有する。図15では、バルーン30および突起58の双方は非拡張状態にあり、一方、図16では、バルーン30および突起58の双方は拡張状態にある。突起58が拡張状態にある場合、各突起58の第2端または第2端領域の少なくとも一部は、バルーン30の内面に係合される。少なくとも一実施形態では、各突起58の第2端の少なくとも一部が、バルーン円錐部32の内面に係合される。少なくとも一実施形態では、各突起58の第2端の少なくとも一部が、バルーン30の中間部の内面に係合される。
少なくとも一実施形態において、突起58の第2端領域がバルーン30の内面と係合するように、各突起58の第2端または第2端領域は接着剤を有する。各突起58の第2端/第2端領域上で用いられ得る接着剤の例は、上記により詳細に記載されている。少なくとも一実施形態では、突起58の第2端または第2端領域は、感圧接着剤によってバルーン30に係合される。少なくとも一実施形態では、突起58をバルーン30に係合させるために熱可塑性感圧接着剤が用いられる。少なくとも一実施形態では、突起58は硬化性/熱硬化性接着剤によってバルーンに係合される。
各突起58の第2端領域の少なくとも一部が、拡張状態において、バルーン30の一部の内面と係合する限り、突起58はいかなる形状を有してもよい。図17および図18の突起58は、突起58の屈曲部から第2端に延在する第2端領域を有している。突起58の長さ方向に屈曲部を備えた突起58は、より大きな表面積を提供し、これにより、各突起58が拡張状態にあるときに、突起58がバルーン30の内面と係合することができる。突起58における屈曲部の角度は90度未満の鈍角である。少なくとも一実施形態では、突起58における屈曲部の角度は、円錐部32の角度に合致する。突起58において、第2端と屈曲部との間の長さは、突起58と円錐部32の内面との間の係合領域が大きくなるほど、長くなるように変更され得る。しかしながら、屈曲部の角度、および第2端と屈曲部との間の長さは、図17に示すように、突起58が内側シャフト22に対してどの程度近接するかを左右する。突起58の屈曲のために、突起58が非拡張状態にあるとき、突起58の第2端領域は内側シャフト22に向かって角度をなす。
突起58はポリマー、金属、合金および任意のそれらの組み合わせから製造され得る。適当なポリマーの例としては、ポリアミド、ポリエチレン(PE)、マーレックス(Marlex(登録商標))高密度ポリエチレン、ポリエーテル−エーテルケトン(PEEK)、ポリアミド(PI)、およびポリエーテルイミド(PEI)、液晶ポリマー(LCP)、アセタール、ポリオキシメチレン(POM)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエーテルブロックエステル、ポリエーテルブロックアミド(PEBA)、フッ素化エチレンプロピレン(FEP)、ポリプロピレン(PP)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリウレタン、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリイミド、ポリアミド、ポリフェニレンスルフィド(PPS)、ポリフェニレンオキシド(PPO)、ポリスホン(polysufone)、ナイロン、パーフルオロ(プロピルビニルエーテル)(PFA)、ポリエーテル−エステル、ポリマー/金属複合材など、またはそれらの混合物、ブレンド、もしくは組み合わせが挙げられるが、これらに限定されるものではない。適当なポリエーテルブロックエステルの一例は、ARNITEL(登録商標)という商品名で入手可能であり、ポリエーテルブロックアミド(PEBA)の1つの適当な例は、PEBAX(登録商標)という商品名で、ペンシルバニア州バーズボロ所在のアトケム ポリマーズ(ATOMCHEM POLYMERS)から入手可能である。適切な金属の例としては、ステンレス鋼、チタン、タンタル、白金、タングステン、金、および前述の金属のうちのいずれかの合金が挙げられるが、これらに限定されるものではない。適切な合金の例としては、白金−イリジウム合金、エルジロイ(Elgiloy)およびフィノックス(Phynox)を含むコバルト−クロム合金、MP35N合金、および例えばニチノールのようなニッケル−チタン合金が挙げられる。少なくとも一実施形態では、突起58は本体57とは異なる材料から製造されている。
少なくとも一実施形態において、上述した突起58の実施形態は、超弾性ニチノールまたはばね鋼のような形状記憶材料で製造されているか、または可塑的に変形可能な材料で製造されていてもよい。突起58は、体温では、第1非拡張状態または第2非拡張状態のいずれかにあり、一方、体温を下回る温度では、突起58は拡張状態にある。したがって、バルーンカテーテル10が体内の所望の位置へ進められるときには、突起58は第1非拡張状態にある。次に、体温を下回る温度の膨張媒体を用いてバルーン30を膨張させる。膨張媒体の温度は、突起58を第1非拡張状態から拡張状態に移行させ、その拡張状態において、突起58はバルーン30の内面に係合されるようになる。バルーン30の収縮の間に低温の膨張媒体が回収/排出されると、突起58は体温まで暖まり、第2非拡張状態に移行する。突起58が第2非拡張状態に移行すると、突起58の第2端はバルーン30を内側シャフト22に向かって引っ張る。したがって、第1非拡張状態では、突起58はバルーン30の内面に係合されないが、第2非拡張状態では、突起58はバルーン30の内面に係合される。
少なくとも一実施形態(図示せず)において、各突起58は第2端を備えるコイルであり、非拡張状態および拡張状態を有する。突起58が非拡張状態および拡張状態の双方にある場合、コイル形突起58の第2端は、バルーン30の内面に係合される。バルーン30が拡張状態へ拡張すると、コイル形突起58は拡張状態をなる。コイル形突起58は非拡張状態にあることを好むため、収縮の間にバルーン30の側面に対する圧力が十分に低下させられると、コイル形突起58は、非拡張状態に移行し、バルーン30を内側シャフト22に向かって引っ張る。コイル形突起58の下方への力/張力によってバルーン30の側面に孔が形成されないように、拡張状態にあるコイル形突起58の力を調節しなければならない。
図19は、リング48を備えたバルーン30を有するバルーンカテーテル10の実施形態を示す長手方向における部分断面図である。バルーンカテーテル10は、外側シャフト20、内側シャフト22、基端内側バルーン骨56a、先端内側バルーン骨56bおよびバルーン30を有する。外側シャフト20は膨張管腔24を画定する。バルーン30は、基端くびれ部34a、基端円錐部32a、中間部、先端円錐部32b、先端くびれ部34b、基端リング48aおよび先端リング48bを有する。中間部は、バルーン30の基端円錐部32aと先端円錐部32bとの間に位置する。基端リング48aは中間部の基端に配置され、先端リング48bは中間部の先端に配置される。図19のバルーンカテーテル10は2つのリング48を有しているが、1つ、2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、8つまたはそれ以上のリング48が存在することは本発明の範囲内である。
図19および図20において、リング48およびバルーン30は拡張状態にある。リング48はいかなる長手長さおよび厚さを有してもよい。少なくとも一実施形態において、リング48は、各々、0.0025インチ、すなわち0.06mmから、0.197インチ、すなわち5mmに及ぶ長手長さを有する。少なくとも一実施形態において、各リング48は同一の長手長さを有する。少なくとも一実施形態において、各リング48は異なる長手長さを有する。少なくとも一実施形態において、各リング48は、0.0025インチ、すなわち0.06mmから、0.0394インチ、すなわち1.0mmに及ぶ厚さを有する。図20は、線20−20における図19のバルーンカテーテル10の断面図である。少なくとも一実施形態では、リング48はバルーン30の内面に係合される。少なくとも一実施形態において、バルーン30は、リング48がバルーン壁の一部を形成するように製造されている。
図21において、リング48は折り畳み状態にある。少なくとも一実施形態において、リング48は折り畳み状態では星形または翼形を有する。リング48は、体温では折り畳み状態にあり、膨張圧力によって拡張状態に移行する。
少なくとも一実施形態では、リング48は形状記憶材料から製造されている。この実施形態においては、リング48は、体温では折り畳み状態にあり、体温を下回る温度では拡張状態にある。したがって、バルーンカテーテル10が体内管腔内に配置されると、リング48は折り畳み状態になる。体温より低い温度の膨張媒体を用いてバルーン30を膨張させる。低温の膨張媒体はリング48を拡張状態に移行させる。バルーン30から低温の膨張媒体が除去/排出されると、リング48は体温まで暖まり、次に、折り畳み状態に移行する。これは、バルーン30を再び折り畳むことを容易にする。
本発明のリング48は、超弾性ニチノールまたはばね鋼のような形状記憶材料から製造されてもよいし、または塑性変形可能な材料で製造されてもよい。少なくとも一実施形態では、リング48はNitiワイヤーから製造されている。
少なくとも一実施形態において、バルーン30は、コンプライアント材料、例えば、ナイロンおよびポリアミンから製造されるが、これらに限定されるものではない。少なくとも一実施形態において、バルーン30は、セミコンプライアント材料、例えば、エチレン酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル(PVC)、オレフィンコポリマーまたはホモポリマー、ポリエチレン、ポリウレタン、架橋低密度ポリエチレン(PET)、高照射直鎖低密度ポリエチレン(LDPE)、アクリロニトリルポリマーおよびコポリマー、アクリロニトリルブレンド、およびアイオノマー樹脂で製造されているが、これらに限定されるものではない。少なくとも一実施形態において、バルーン30は、ノンコンプライアント材料、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリアクリレンスルフィド(polyacrylenesulfide)およびコポリエステルから製造されているが、これらに限定されるものではない。他の適当なバルーン材料を用いてもよい。
一部の実施形態において、搬送システム、またはアセンブリの他の一部は、X線、MRI、超音波などのような画像診断療法によって検出可能である1つ以上の領域、バンド、コーティング、部材等を備えてもよい。一部の実施形態において、アセンブリの少なくとも一部は、少なくとも部分的に放射線不透過性である。
上記の開示は、例示であり、網羅的なものではないことが意図される。本記載は、当業者に多数の変形例および別例を示唆するであろう。個々の図面に示し、上記で説明した様々な要素は、所望により、組み合わされてもよく、また、組み合わせるために変更されてもよい。これらの別例および変形例はすべて、特許請求の範囲内に含まれるものとする。特許請求の範囲においては、「備える」という用語は「含むが、それに限定されるものではない」ことを意味する。
さらに、従属請求項に示された特定の特徴は、本発明が従属請求項の特徴の他の可能な組み合わせを有する他の実施形態にも特に関するものと認識されるように、本発明の範囲内において他の方法で互いに組み合わせることができる。例えば、請求項を公開する目的のために、管轄内において多数項従属形式が認められる形式である場合には、従属する任意の従属請求項は、そのような従属請求項に引用されるすべての既述事項を有する全ての先行請求項に対する多数項従属形式に書き換えられるものと解釈されるべきである。(例えば、請求項1に直接従属する各請求項は、代わりに、すべての先行請求項に従属するものと解釈されるべきである)。多数項従属クレーム形式が制限される管轄においては、後続の従属請求項は、それぞれ、以下のそのような従属請求項において列記される特定の請求項以外の、先行の既述事項を有する請求項への従属を形成する単一項従属クレーム形式に書き換えられるものと解釈されるべきである。
これで、本発明の説明を完結する。当業者は、その均等物が本願に添付された特許請求の範囲によって包含されることが意図される本願に記載した特定の実施形態に対する他の均等物を認識し得る。
Claims (27)
- バルーンカテーテルであって、該バルーンカテーテルは、内側シャフト、バルーンおよびスリーブを備え、前記スリーブは前記内側シャフトとバルーンとの間に配置されており、前記スリーブは管腔を画定し、該管腔内には前記内側シャフトの一部が配置されており、前記バルーンは少なくとも2つの係合領域において前記スリーブに係合されている、バルーンカテーテル。
- 前記スリーブは外面を有し、該外面は層を有しており、前記層は、熱可塑性接着剤、熱可塑性感圧接着剤、水性感圧接着剤、熱硬化性接着剤、UV硬化性接着化合物、湿気硬化性組成物、2成分型硬化系および任意のそれらの組み合わせのうちの少なくとも1つの要素から選択される、請求項1に記載のバルーンカテーテル。
- 前記バルーンは内面を有し、該内面は層を有しており、前記層は、熱可塑性接着剤、熱可塑性感圧接着剤、水性感圧接着剤、熱硬化性接着剤、UV硬化性接着化合物、湿気硬化性組成物、2成分型硬化系および任意のそれらの組み合わせのうちの少なくとも1つの要素から選択される、請求項1に記載のバルーンカテーテル。
- 前記少なくとも2つの係合領域は少なくとも2つの突出部を形成し、各突出部は一定長のバルーンによって形成されており、各突出部の長さは同一である、請求項1に記載のバルーンカテーテル。
- バルーンカテーテルであって、該バルーンカテーテルは、内側シャフト、バルーンおよび第1付勢部材を備え、前記内側シャフトは、その周囲にバルーンが配置されているバルーン領域を備え、前記第1付勢部材は、内側シャフトとバルーンとの間において、内側シャフトのバルーン領域の周囲に配置されており、該第1付勢部材の少なくとも一部は内側シャフトのバルーン領域に係合されている、バルーンカテーテル。
- 第2付勢部材および第3付勢部材をさらに備え、該第2付勢部材および第3付勢部材は、前記内側シャフトとバルーンとの間において、内側シャフトのバルーン領域の周囲に配置され、かつ拡張状態を有しており、前記バルーンは部分収縮状態および収縮状態を有し、該バルーンは前記部分収縮状態ではY字形を有する、請求項5に記載のバルーンカテーテル。
- 前記第1付勢部材、第2付勢部材および第3付勢部材は非拡張状態を有し、前記バルーンが収縮状態にあるとき、これら第1付勢部材、第2付勢部材および第3付勢部材は非拡張状態にある、請求項6に記載のバルーンカテーテル。
- 前記第1付勢部材はワイヤー製である、請求項5に記載のバルーンカテーテル。
- バンドをさらに備え、該バンドは前記第1付勢部材を内側シャフトに係合させる、請求項5に記載のバルーンカテーテル。
- バルーンカテーテルであって、該バルーンカテーテルはバルーンおよび部材を備え、前記バルーンは内面を有し、前記部材は複数の係合領域において前記バルーンの内面に係合されている、バルーンカテーテル。
- 前記複数の係合領域は3組の係合領域を形成し、各組の係合領域は長手方向軸線を有し、前記長手方向軸線は各組の係合領域に対して異なっている、請求項10に記載のバルーンカテーテル。
- 前記部材は折り畳み状態および拡張状態を有し、拡張状態においてコイルを形成する、請求項10に記載のバルーンカテーテル。
- 折り畳み状態にある前記部材は、Y字形のバルーンを形成する、請求項12に記載のバルーンカテーテル。
- 前記部材は形状記憶材料で製造されている、請求項10に記載のバルーンカテーテル。
- バルーンカテーテルであって、該バルーンカテーテルは、内側シャフト、バルーン、プランジャーおよび第1組の係留紐を備え、前記プランジャーは内側シャフトの周囲に配置され、前記バルーンは内面を有し、各係留紐は第1端および第2端を有し、第1端はプランジャーに係合されており、第2端は係合点でバルーンの内面に係合されている、バルーンカテーテル。
- 前記プランジャーは、内側シャフトの周囲の第1位置と第2位置とを有し、第2位置は第1位置の基端側にあり、前記プランジャーはバルーンが収縮すると、第2位置に移動する、請求項15に記載のバルーンカテーテル。
- 第2組の係留紐をさらに備え、各係留紐は第1端および第2端を有し、第1端はプランジャーに係合されており、前記バルーンは基端円錐部および先端円錐部を有し、第1組の係留紐の第2端は前記基端円錐部の内面に係合されており、第2組の係留紐の第2端は前記先端円錐部の内面に係合されている、請求項15に記載のバルーンカテーテル
- 前記係留紐はワイヤー製である、請求項15に記載のバルーンカテーテル。
- バルーンカテーテルであって、該バルーンカテーテルは、内側シャフト、バルーンおよび第1の骨を備え、前記内側シャフトは、その周囲にバルーンが配置されているバルーン領域を備え、第1の骨は、内側シャフトとバルーンとの間において、内側シャフトのバルーン領域に配置されており、第1の骨は少なくとも1つの突起を有し、前記少なくとも1つの突起は非拡張状態および拡張状態を有する、バルーンカテーテル。
- 第2の骨をさらに備え、前記バルーン領域は第1端および第2端を有し、第1の骨は前記バルーン領域の第1端に係合されており、前記少なくとも1つの突起は、第1の骨から先端側に延びており、第2の骨は前記バルーン領域の第2端に係合されており、第2の骨は少なくとも1つの突起を有し、該少なくとも1つの突起は第2の骨から基端側に延びている、請求項19に記載のバルーンカテーテル。
- 前記少なくとも1つの突起は、拡張状態において前記バルーンと係合し、前記少なくとも1つの突起が非拡張状態に進むと、前記バルーンを前記内側シャフトに向かって引っ張る、請求項19に記載のバルーンカテーテル。
- バルーンカテーテルであって、該バルーンカテーテルはバルーンを備え、該バルーンは、基端円錐部、中間部および先端円錐部を有し、かつ、第1リングおよび第2リングを備え、前記中間部は基端円錐部と先端円錐部との間に配置されており、前記中間部は第1端および第2端を有し、第1リングは前記中間部の第1端に配置されており、第2リングは前記中間部の第2端に配置されており、各リングは折り畳み状態および拡張状態を有する、バルーンカテーテル。
- 前記第1リングおよび第2リングは形状記憶材料で製造されている、請求項22に記載のバルーンカテーテル。
- 前記バルーンは壁を有し、前記第1リングおよび第2リングはバルーンの壁の一部を形成している、請求項22に記載のバルーンカテーテル。
- 各リングは拡張状態において円形を有する、請求項22に記載のバルーンカテーテル。
- 圧力の増大により各リングは拡張状態になる、請求項23に記載のバルーンカテーテル。
- 各リングは体温において折り畳み状態にある、請求項23に記載のバルーンカテーテル。
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