JP2010520696A - ツリー構造を基にしたエントロピ符号化及び復号化の装置及び方法 - Google Patents

ツリー構造を基にしたエントロピ符号化及び復号化の装置及び方法 Download PDF

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Abstract

オーディオ信号またはビデオ信号の符号化及び復号化に係り、ツリー構造を基に、エントロピ符号化及び復号化を行うことによって、コーディング効率を向上させ、かつ複雑度を軽減させて付加情報を減らすことができる。

Description

本発明は、オーディオ信号またはビデオ信号の符号化及び復号化に係り、さらに詳細には、エントロピ符号化及び復号化に関する。
オーディオ信号またはビデオ信号を符号化するにおいて、入力信号を所定の方式によって処理した後で量子化し、エントロピ符号化を行う。この逆順に、オーディオ信号またはビデオ信号を復号化するにおいて、符号化端で生成されたビットストリームを所定の方式によって処理した後で逆量子化を行う前に、エントロピ復号化を行う。
かようなエントロピ符号化及びエントロピ復号化を、従来の技術によって行う場合、コーディング効率が低く、かつ複雑度が高いという問題点を有する。例えば、AAC(advanced audio coding)の場合、「section_data」のように、エントロピコーディングの出力範囲についての付加情報が必要なので、コーディングを行うにおいて、追加的なデータのサイズが増大する。例えば、1024のサイズを有する信号を符号化するためには、1024個のコードブックを有していなければならないが、これは、多くのメモリを必要とし相当な複雑度を要求する。
本発明がなそうとする技術的課題は、ツリー構造を基にして、エントロピ符号化及び復号化を行う装置及び方法を提供することである。
前記課題をなすための本発明によるエントロピ符号化装置は、所定のシンボルをグルーピングし、所定のコードワードに対応するように保存されたコードワードのうち、シンボルに対応するコードワードを検出するコードワード検出部、各コードが設けられる確率値が各ロードに割り当てられたツリー構造を基にして、前記検出されたコードワードの各コードに対応する確率値を検出する確率値検出部、前記検出されたコードワードが示す代表値と前記シンボルが示す値との差異値を計算し、前記検出されたコードワードに含まれたシンボルのうち、前記シンボルが検出された確率を計算する差異計算部、及び前記検出された確率値及び前記計算された確率を利用し、前記検出されたコードワードと、前記計算された差異とを算術符号化する算術符号化部を含むことを特徴とする。
前記課題をなすための本発明によるエントロピ符号化装置は、所定のシンボルをグルーピングし、所定のコードワードに対応するように保存されたコードワードのうち、シンボルに対応するコードワードを検出するコードワード検出部、以前シンボルの文脈を基にして、各コードが設けられる確率値が各ノードに異なって割り当てられた複数のツリー構造のうち、所定のツリー構造を選択する選択部、前記選択されたツリー構造を基にして、前記検出されたコードワードの各コードに対応する確率値を検出する確率値検出部、前記検出されたコードワードが示す代表値と前記シンボルが示す値との差異値を計算し、前記検出されたコードワードに含まれたシンボルのうち、前記シンボルが検出された確率を計算する差異計算部、及び前記検出された確率値及び前記計算された確率を利用し、前記検出されたコードワードと、前記計算された差異値とを算術符号化する算術符号化部を含むことを特徴とする。
前記課題をなすための本発明によるエントロピ符号化装置は、所定のシンボルをグルーピングし、所定のコードワードに対応するように保存されたコードワードのうち、シンボルに対応するコードワードを検出するコードワード検出部、以前シンボルの文脈を基にして、各コードが設けられる確率値が各ノードに割り当てられた複数の異なるツリー構造のうち、所定のツリー構造を選択する選択部、前記選択されたツリー構造を基にして、前記検出されたコードワードの各コードに対応する確率値を検出する確率値検出部、前記検出されたコードワードが示す代表値と前記シンボルが示す値との差異値を計算し、前記検出されたコードワードに含まれたシンボルのうち、前記シンボルが検出された確率を計算する差異計算部、及び前記検出された確率値及び前記計算された確率を利用し、前記検出されたコードワードと、前記計算された差異とを算術符号化する算術符号化部を含むことを特徴とする。
前記課題をなすための本発明によるエントロピ復号化装置は、各コードが設けられる確率値が各ノードに割り当てられたツリー構造を基に、算術復号化してコードワードを検出するコードワード検出部、前記算術復号化された結果を利用し、前記検出されたコードワードが示す代表値とシンボルが示す値との差異値を算術復号化して検出する差異値検出部、及び前記検出されたコードワードに対応してグルーピングされたシンボルのうち、所定のシンボルを前記検出された差異値を利用して検出するシンボル検出部を含むことを特徴とする。
前記課題をなすための本発明によるエントロピ復号化装置は、各コードが設けられる確率値が各ノードに異なって割り当てられた少なくとも一つ以上のツリー構造のうち、符号化端で利用されたツリー構造を判断するツリー構造判断部、前記判断されたツリー構造を基にして、ビットストリームを算術復号化してコードワードを検出するコードワード検出部、前記算術復号化された結果を利用し、前記検出されたコードワードが示す代表値とシンボルが示す値との差異値を算術復号化して検出する差異値検出部、及び前記検出されたコードワードに対応してグルーピングされたシンボルのうち、所定のシンボルを前記検出された差異値を利用して検出するシンボル検出部を含むことを特徴とする。
前記課題をなすための本発明によるエントロピ復号化装置は、各コードが設けられる確率値が各ノードに割り当てられた複数の異なるツリー構造のうち、符号化端で利用されたツリー構造を判断するツリー構造判断部、前記検出されたツリー構造を基に、算術復号化してコードワードを検出するコードワード検出部、前記算術復号化された結果を利用し、前記検出されたコードワードが示す代表値とシンボルが示す値との差異値を算術復号化して検出する差異値検出部、及び前記検出されたコードワードに対応してグルーピングされたシンボルのうち、所定のシンボルを前記検出された差異値を利用して検出するシンボル検出部を含むことを特徴とする。
前記課題をなすための本発明によるエントロピ符号化方法は、所定のシンボルをグルーピングし、所定のコードワードに対応するように保存されたコードワードのうち、シンボルに対応するコードワードを検出する段階、各コードが設けられる確率値が各ノードに割り当てられたツリー構造を基にして、前記検出されたコードワードの各コードに対応する確率値を検出する段階、前記検出されたコードワードが示す代表値と前記シンボルが示す値との差異値を計算し、前記検出されたコードワードに含まれたシンボルのうち、前記シンボルが検出された確率を計算する段階、及び前記検出された確率値及び前記計算された確率を利用し、前記検出されたコードワードと、前記計算された差異とを算術符号化する段階を含むことを特徴とする。
前記課題をなすための本発明によるエントロピ符号化方法は、所定のシンボルをグルーピングし、所定のコードワードに対応するように保存されたコードワードのうち、シンボルに対応するコードワードを検出する段階、以前シンボルの文脈を基にして、各コードが設けられる確率値が各ノードに異なって割り当てられた複数のツリー構造のうち、所定のツリー構造を選択する段階、前記選択されたツリー構造を基にして、前記検出されたコードワードの各コードに対応する確率値を検出する段階、前記検出されたコードワードが示す代表値と前記シンボルが示す値との差異値を計算し、前記検出されたコードワードに含まれたシンボルのうち、前記シンボルが検出された確率を計算する段階、及び前記検出された確率値及び前記計算された確率を利用し、前記検出されたコードワードと、前記計算された差異値とを算術符号化する段階を含むことを特徴とする。
前記課題をなすための本発明によるエントロピ符号化方法は、所定のシンボルをグルーピングし、所定のコードワードに対応するように保存されたコードワードのうち、シンボルに対応するコードワードを検出する段階、以前シンボルの文脈を基にして、各コードが設けられる確率値が各ノードに割り当てられた複数の異なるツリー構造のうち、所定のツリー構造を選択する段階、前記選択されたツリー構造を基にして、前記検出されたコードワードの各コードに対応する確率値を検出する段階、前記検出されたコードワードが示す代表値と前記シンボルが示す値との差異値を計算し、前記検出されたコードワードに含まれたシンボルのうち、前記シンボルが検出された確率を計算する段階、及び前記検出された確率値及び前記計算された確率を利用し、前記検出されたコードワードと、前記計算された差異とを算術符号化する段階を含むことを特徴とする。
前記課題をなすための本発明によるエントロピ復号化方法は、各コードが設けられる確率値が各ノードに異なって割り当てられた少なくとも一つ以上のツリー構造のうち、符号化端で利用されたツリー構造を判断する段階、前記判断されたツリー構造を基にして、ビットストリームを算術復号化してコードワードを検出する段階、前記算術復号化された結果を利用し、前記検出されたコードワードが示す代表値とシンボルが示す値との差異値を算術復号化して検出する段階、及び前記検出されたコードワードに対応してグルーピングされたシンボルのうち、所定のシンボルを前記検出された差異値を利用して検出する段階を含むことを特徴とする。
前記課題をなすための本発明によるエントロピ復号化方法は、各コードが設けられる確率値が各ノードに割り当てられた複数の異なるツリー構造のうち、符号化端で利用されたツリー構造を判断する段階、前記検出されたツリー構造を基にして、ビットストリームを算術復号化してコードワードを検出する段階、前記算術復号化された結果を利用し、前記検出されたコードワードが示す代表値とシンボルが示す値との差異値を算術復号化して検出する段階、及び前記検出されたコードワードに対応してグルーピングされたシンボルのうち、所定のシンボルを前記検出された差異値を利用して検出する段階を含むことを特徴とする。
前記課題をなすための本発明によるエントロピ復号化方法は、各コードが設けられる確率値が各ノードに割り当てられたツリー構造を基にして、ビットストリームを算術復号化してコードワードを検出する段階、前記算術復号化された結果を利用し、前記検出されたコードワードが示す代表値とシンボルが示す値との差異値を算術復号化して検出する段階、及び前記検出されたコードワードに対応してグルーピングされたシンボルのうち、所定のシンボルを前記検出された差異値を利用して検出する段階を含むことを特徴とする。
前記課題をなすための本発明による記録媒体は、所定のシンボルをグルーピングし、所定のコードワードに対応するように保存されたコードワードのうち、シンボルに対応するコードワードを検出する段階、各コードが設けられる確率値が各ノードに割り当てられたツリー構造を基にして、前記検出されたコードワードの各コードに対応する確率値を検出する段階、前記検出されたコードワードが示す代表値と前記シンボルが示す値との差異値を計算し、前記検出されたコードワードに含まれたシンボルのうち、前記シンボルが検出された確率を計算する段階、及び前記検出された確率値及び前記計算された確率を利用し、前記検出されたコードワードと、前記計算された差異とを算術符号化する段階を含む方法をコンピュータで実行させるためのプログラムを記録したコンピュータで読取り可能である。
前記課題をなすための本発明による記録媒体は、所定のシンボルをグルーピングし、所定のコードワードに対応するように保存されたコードワードのうち、シンボルに対応するコードワードを検出する段階、以前シンボルの文脈を基にして、各コードが設けられる確率値が各ノードに異なって割り当てられた複数のツリー構造のうち、所定のツリー構造を選択する段階、前記選択されたツリー構造を基にして、前記検出されたコードワードの各コードに対応する確率値を検出する段階、前記検出されたコードワードが示す代表値と前記シンボルが示す値との差異値を計算し、前記検出されたコードワードに含まれたシンボルのうち、前記シンボルが検出された確率を計算する段階、及び前記検出された確率値及び前記計算された確率を利用し、前記検出されたコードワードと、前記計算された差異値とを算術符号化する段階を含む方法をコンピュータで実行させるためのプログラムを記録したコンピュータで読取り可能である。
前記課題をなすための本発明による記録媒体は、所定のシンボルをグルーピングし、所定のコードワードに対応するように保存されたコードワードのうち、シンボルに対応するコードワードを検出する段階、以前シンボルの文脈を基にして、各コードが設けられる確率値が各ノードに割り当てられた複数の異なるツリー構造のうち、所定のツリー構造を選択する段階、前記選択されたツリー構造を基にして、前記検出されたコードワードの各コードに対応する確率値を検出する段階、前記検出されたコードワードが示す代表値と前記シンボルが示す値との差異値を計算し、前記検出されたコードワードに含まれたシンボルのうち、前記シンボルが検出された確率を計算する段階、及び前記検出された確率値及び前記計算された確率を利用し、前記検出されたコードワードと、前記計算された差異とを算術符号化する段階を含む方法をコンピュータで実行させるためのプログラムを記録したコンピュータで読取り可能である。
前記課題をなすための本発明による記録媒体は、各コードが設けられる確率値が各ノードに割り当てられたツリー構造を基にして、ビットストリームを算術復号化してコードワードを検出する段階、前記算術復号化された結果を利用し、前記検出されたコードワードが示す代表値とシンボルが示す値との差異値を算術復号化して検出する段階、及び前記検出されたコードワードに対応してグルーピングされたシンボルのうち、所定のシンボルを前記検出された差異値を利用して検出する段階を含む方法をコンピュータで実行させるためのプログラムを記録したコンピュータで読取り可能である。
前記課題をなすための本発明による記録媒体は、各コードが設けられる確率値が各ノードに異なって割り当てられた少なくとも一つ以上のツリー構造のうち、符号化端で利用されたツリー構造を判断する段階、前記判断されたツリー構造を基にして、ビットストリームを算術復号化してコードワードを検出する段階、前記算術復号化された結果を利用し、前記検出されたコードワードが示す代表値とシンボルが示す値との差異値を算術復号化して検出する段階、及び前記検出されたコードワードに対応してグルーピングされたシンボルのうち、所定のシンボルを前記検出された差異値を利用して検出する段階を含む方法をコンピュータで実行させるためのプログラムを記録したコンピュータで読取り可能である。
前記課題をなすための本発明による記録媒体は、各コードが設けられる確率値が各ノードに割り当てられた少なくとも一つ以上の異なるツリー構造のうち、符号化端で利用されたツリー構造を判断する段階、前記検出されたツリー構造を基にして、ビットストリームを算術復号化してコードワードを検出する段階、前記算術復号化された結果を利用し、前記検出されたコードワードが示す代表値とシンボルが示す値との差異値を算術復号化して検出する段階、及び前記検出されたコードワードに対応してグルーピングされたシンボルのうち、所定のシンボルを前記検出された差異値を利用して検出する段階を含む方法をコンピュータで実行させるためのプログラムを記録したコンピュータで読取り可能である。
前記課題をなすための本発明によるエントロピ符号化装置は、所定のシンボルをグルーピングし、所定のコードワードに対応するように保存されたコードワードのうち、シンボルに対応するコードワードを検出するコードワード検出部と、各コードが設けられる確率値が各ノードに割り当てられた少なくとも一つのツリー構造を基にして、前記検出されたコードワードの各コードに対応する確率値を検出する確率値検出部とを含むことを特徴とする。
前記課題をなすための本発明によるエントロピ復号化装置は、各コードが設けられる確率値が各ノードに異なって割り当てられた少なくとも一つ以上のツリー構造のうち、符号化端で利用されたツリー構造を判断するツリー構造判断部と、前記判断されたツリー構造を基にして、ビットストリームを算術復号化してコードワードを検出するコードワード検出部とを含むことを特徴とする。
前記課題をなすための本発明による信号符号化方法は、所定のシンボルをグルーピングし、所定のコードワードに対応するように保存されたコードワードのうち、シンボルに対応するコードワードを検出する段階と、各コードが設けられる確率値が各ノードに割り当てられた少なくとも一つのツリー構造を基にして、前記検出されたコードワードの各コードに対応する確率値を検出する段階とを含むことを特徴とする。
前記課題をなすための本発明による信号復号化方法は、各コードが設けられる確率値が各ノードに異なって割り当てられた少なくとも一つ以上のツリー構造のうち、符号化端で利用されたツリー構造を判断する段階と、前記判断されたツリー構造を基にして、ビットストリームを算術復号化してコードワードを検出する段階とを含むことを特徴とする。
本発明によれば、ツリー構造を基にして、エントロピ符号化及び復号化を行う。このようにすることによって、コーディング効率を向上させて複雑度を低下させ、付加情報を減らすことができる効果をおさめることができる。また、本発明をスケーラブルレコーディングに適用する場合にも、コーディング効率を低下させることがない。
本発明によるツリー構造を基にしたエントロピ符号化装置の一実施形態を示したブロック図である。 本発明によるツリー構造を基にしたエントロピ符号化装置の他の一実施形態を示したブロック図である。 本発明によるツリー構造を基にしたエントロピ符号化装置のさらに他の一実施形態を示したブロック図である。 シンボルを均一な間隔でグルーピングした例を示したグラフである。 シンボルを不均一な間隔でグルーピングした例を示したグラフである。 ツリー構造の一実施形態を示した概念図である。 複数のツリー構造の一実施形態を示した概念図である。 以前フレームと現在フレームとの文脈を把握し、ツリー構造を選択する一実施形態を示した概念図である。 現在フレームの文脈を把握し、ツリー構造を選択する一実施形態を示した概念図である。 本発明によるツリー構造を基にしたエントロピ復号化装置の一実施形態を示したブロック図である。 本発明によるツリー構造を基にしたエントロピ復号化装置の他の一実施形態を示したブロック図である。 本発明によるツリー構造を基にしたエントロピ復号化装置のさらに他の一実施形態を示したブロック図である。 本発明によるツリー構造を基にしたエントロピ符号化方法についての一実施形態を示すフローチャートである。 本発明によるツリー構造を基にしたエントロピ符号化方法についての他の一実施形態を示すフローチャートである。 本発明によるツリー構造を基にしたエントロピ符号化方法についてのさらに他の一実施形態を示すフローチャートである。 本発明によるツリー構造を基にしたエントロピ復号化方法についての一実施形態を示すフローチャートである。 本発明によるツリー構造を基にしたエントロピ復号化方法についての他の一実施形態を示すフローチャートである。 本発明によるツリー構造を基にしたエントロピ復号化方法についてのさらに他の一実施形態を示すフローチャートである。
以下、添付された図面を参照しつつ、本発明によるツリー構造を基にしたエントロピ符号化及び復号化の装置及び方法について詳細に説明する。
図1は、本発明によるツリー構造を基にしたエントロピ符号化装置の一実施形態をブロック図で図示したものであり、前記ツリー構造を基にしたエントロピ符号化装置は、コードワード保存部100、コードワード検出部105、確率値検出部110、差異計算部120及び算術符号化部130を含んでなる。
コードワード保存部100は、所定のシンボルをグルーピングし、各グループに対応する所定のコードワードを保存する。
コードワード保存部100でシンボルをグルーピングするにおいて、シンボルを均一な間隔でグルーピングすることができる。図4は、シンボルを均一な間隔でグルーピングした例を示したグラフである。図4では、コードワード{2,0,1,3,15,7,31,63,23,127,55,255}に対応し、4を間隔としてシンボルがグルーピングされる。
また、コードワード保存部100でシンボルをグルーピングするにおいて、シンボルを不均一な間隔でグルーピングすることができる。図5は、シンボルを不均一な間隔でグルーピングした例を示したグラフである。図5では、コードワード{2,0,1,3,15,7,31,63,23,127,55,255}に対応し、{1,1,1,1,1,1,1,1,2,2,32,1<<31}を間隔として、シンボルが均一ではない間隔でもってグルーピングされる。ここで、各コードワードの長さは、{2,2,2,3,5,5,6,7,6,8,6,8}であり、各コードワードのグループに含まれたシンボルのうち、開始シンボルは{0,1,2,3,4,5,6,7,8,10,12,44}であり、各コードワードに割り当てられた確率は、{4973,5684,2580,1243,675,387,236,158,183,99,162,3}を有する。
コードワード保存部100でシンボルを不均一な間隔でグルーピングするにおいて、確率値が急激に変動する区間に含まれるシンボルは、広い間隔でグルーピングし、確率値が小さく変動する区間に含まれるシンボルは、短い間隔でグルーピングする。例えば、PDF(probability density function)関数の傾きが既設定の範囲に含まれるシンボル同士グルーピングすることができる。図5では、確率値が急激に変動する区間である0ないし8について間隔を1に設定したが、これより確率値がさらに小さく変動する区間である8ないし12について間隔を2に設定し、これより確率値がさらに小さく変動する区間である12以上について、それぞれ32及び1<<31に設定した。
コードワード検出部105は、入力端子INを介して量子化されたシンボルを入力され、入力されたシンボルに対応するコードワードをコードワード保存部100で検索して出力する。図5を例にして説明すれば、入力端子INを介して量子化されたシンボル10が入力される場合、コードワード検出部105は、コードワード保存部100でシンボル10に対応するコードワード127を検出する。
確率値検出部110は、各コードが設けられる確率値が各ノードに割り当てられたツリー構造を基盤として、コードワード検出部105で検出されたコードワードの各コードが抽出される確率値を検出する。ここで、ツリー構造は、複数個のノードが設けられており、各ノードでコード0が抽出される確率値と、コード1が抽出される確率値とが既設定されている。例えば、図6に図示されているように、各ノードには、コード0が抽出される確率値が上位方向に割り当てられており、コード1が抽出される確率値が下位方向に割り当てられている。
確率値検出部110で、コードワードの各コードが抽出される確率値は、ツリー構造で、各ノードに割り当てられたコードが抽出される確率値を利用し、式(1)及び式(2)によって計算できる。
Figure 2010520696
ここで、P(x)は、i番目のノードでxが抽出される確率値である。
Figure 2010520696
ここで、P(x)は、i番目のノードでxが抽出される確率値である。
図6を例にすれば、コードワード検出部105から、コードワード110が検出された場合、最初のコード1が抽出される確率は、図6に図示されたツリー構造によって、
Figure 2010520696
が検出される。最初のコード1以降に設けられた2番目のコード1が抽出される確率は、次の式(3)によって計算される。
Figure 2010520696
また、前述のコード11以降に設けられた3番目のコード0が抽出される確率は、次の式(4)によって検出される。
Figure 2010520696
従って、コードワード検出部105でコードワード110が検出された場合、確率値検出部110では、
Figure 2010520696
が検出される。
差異計算部120は、コードワード検出部105で検出されたコードワードが示す代表値と、入力端子INを介して入力された量子化されたシンボルが示す値との差異値を計算する。ここで、コードワードが示す代表値は、コードワードが含むシンボルのうち、最小の値またはシンボルの平均値のように、所定の基準によって、コードワードが含むシンボルを代表するように、各コードワードに既設定の値をいう。
また、差異計算部120は、コードワード検出部105で検出されたコードワードに含まれたシンボルのうち、入力端子INを介して入力されたシンボルが検出される確率を計算する。図4のように、均一な間隔でシンボルをグルーピングした場合、量子化されたシンボルが検出される確率は、常に1を均一な間隔の長さで除算した値である。また、図5のように、不均一な間隔でシンボルをグルーピングした場合、量子化されたシンボルが検出される確率は、1を量子化されたシンボルが含まれたグループの間隔の長さで除算した値である。
算術符号化部130は、確率値検出部110で検出したコードワードの各コードが抽出される確率値、及び差異計算部120で計算された当該区間で、シンボルが検出された確率を利用し、コードワード検出部105で検出されたコードワード、及び差異計算部120でコードワードが示す代表値と、量子化されたシンボルが示す値との差異値を算術符号化することによって、ビットストリームを生成し、出力端子OUTを介して出力する。
図2は、本発明によるツリー構造を基にしたエントロピ符号化装置の他の一実施形態をブロック図で図示したものであり、前記ツリー構造を基にしたエントロピ符号化装置は、コードワード保存部200、コードワード検出部205、確率値保存部210、選択部220、確率値検出部230、差異計算部240及び算術符号化部250を含んでなる。
コードワード保存部200は、所定のシンボルをグルーピングし、各グループに対応する所定のコードワードを保存する。
コードワード保存部200でシンボルをグルーピングするにおいて、シンボルを均一な間隔でグルーピングすることができる。図4は、シンボルを均一な間隔でグルーピングした例を示したグラフである。図4では、コードワード{2,0,1,3,15,7,31,63,23,127,55,255}に対応し、4を間隔としてシンボルがグルーピングされる。
また、コードワード保存部200でシンボルをグルーピングするにおいて、シンボルを不均一な間隔でグルーピングすることができる。図5は、シンボルを不均一な間隔でグルーピングした例を示したグラフである。図5では、コードワード{2,0,1,3,15,7,31,63,23,127,55,255}に対応し、{1,1,1,1,1,1,1,1,2,2,32,1<<31}を間隔として、シンボルが均一ではない間隔でもってグルーピングされる。ここで、各コードワードの長さは、{2,2,2,3,5,5,6,7,6,8,6,8}であり、各コードワードのグループに含まれたシンボルのうち、開始シンボルは、{0,1,2,3,4,5,6,7,8,10,12,44}であり、各コードワードに割り当てられた確率は、{4973,5684,2580,1243,675,387,236,158,183,99,162,3}である。
コードワード保存部200で、シンボルを非均一な間隔でグルーピングするにおいて、確率値が急激に変動する区間に含まれるシンボルは、広い間隔でグルーピングし、確率値が小さく変動する区間に含まれるシンボルは、短い間隔でグルーピングする。例えば、PDF関数の傾きが既設定の範囲に含まれるシンボル同士グルーピングすることができる。図5では、確率値が急激に変動する区間である0ないし8について間隔を1に設定したが、これより確率値がさらに小さく変動する区間である8ないし12について間隔を2に設定し、これより確率値がさらに小さく変動する区間である12以上について、それぞれ32及び1<<31に設定した。
コードワード検出部205は、入力端子INを介して量子化されたシンボルを入力され、入力されたシンボルに対応するコードワードを、コードワード保存部200で検索して出力する。図5を例にして説明すれば、入力端子INを介して量子化されたシンボル10が入力される場合、コードワード検出部205は、コードワード保存部200からシンボル10に対応するコードワード127を検出する。
確率値保存部210は、同じツリー構造で各コードが設けられる確率値が各ノードに異なって割り当てられた複数のツリー構造を保存する。言い換えれば、確率値保存部210に保存された複数のツリー構造は、ツリー構造はいずれも同一であるが、各コードが設けられる確率値だけ、各ノードに異なって割り当てられる。
ここで、ツリー構造は、複数個のノードが設けられており、各ノードにコード0が抽出される確率値と、コード1が抽出される確率値とが既設定されている。例えば、図7に図示されているように、各ノードには、コード0が抽出される確率値が上位方向に割り当てられており、コード1が抽出される確率値が下位方向に割り当てられている。図7について述べれば、同じツリー構造に設けられた各ノードに割り当てられた確率値が互いに異なって割り当てられているPDF1とPDF2とが保存されている。
選択部220は、確率値保存部210に保存された複数のツリー構造のうち、以前に量子化されたシンボルの文脈を把握し、所定のツリー構造を選択する。
選択部220で、以前に量子化されたシンボルの文脈を把握するにおいて、以前フレームの量子化されたシンボルの文脈を把握した後、現在フレームの量子化されたシンボルの文脈を把握することによって、所定のツリー構造を選択できる。しかし、以前フレームのデータがない場合、現在フレームの量子化されたシンボルの文脈だけ把握し、所定のツリー構造を選択できる。
図8Aは、選択部220で、以前フレームと現在フレームとの文脈を把握し、ツリー構造を選択する一実施形態を示した概念図である。ここで、PCは、以前フレームの文脈に対応する値であり、CCは、現在フレームの文脈に対応する値であり、IDは、確率値保存部210に保存された各ツリー構造の識別番号である。もし選択部220で、PCに対し0が検出され、CCに対して1が検出される場合、選択部220は、確率値保存部210に保存された複数のツリー構造のうち、識別番号1が付与されたツリー構造を選択する。しかし、以前フレームのデータがない場合、選択部220は、図8Bに図示されているように、現在フレームの文脈についての値であるCCだけを利用し、確率値保存部210から所定のツリー構造を選択する。
確率値検出部230は、選択部220で選択されたツリー構造を利用し、コードワード検出部105で検出されたコードワードの各コードが抽出される確率値を検出する。
確率値検出部230で、コードワードの各コードが抽出される確率値は、ツリー構造で各ノードに割り当てられたコードが抽出される確率値を利用し、式(5)及び式(6)によって計算できる。
Figure 2010520696
ここで、P(x)は、i番目のノードでxが抽出される確率値である。
Figure 2010520696
ここで、P(x)は、i番目のノードでxが抽出される確率値である。
図7を例に取れば、コードワード検出部205コードワード110が検出され、選択部220でPDF1に該当するツリー構造が選択される場合、最初のコード1が抽出される確率は、図7に図示されたツリー構造によって、
Figure 2010520696
が検出される。最初のコード1以降に設けられた2番目のコード1が抽出される確率は、次の式(7)によって計算される。
Figure 2010520696
また、前述のコード11以降に設けられた3番目のコード0が抽出される確率は、次の式(8)によって計算される。
Figure 2010520696
従って、コードワード検出部205でコードワード110が検出された場合、確率値検出部230では、
Figure 2010520696
が検出される。
しかし、コードワード検出部205で、前述の例と同じコードワード110が検出されるが、選択部220で、前述の例とは異なって、PDF2に該当するツリー構造が選択される場合、最初のコード1が抽出される確率は、図7に図示されたツリー構造で、
Figure 2010520696
が検出される。前述のコード1以降に設けられた2番目のコード1が抽出される確率は、次の式(9)によって検出される。
Figure 2010520696
また、前述のコード11以降に設けられた3番目のコード0が抽出される確率は、次の式(10)によって検出される。
Figure 2010520696
従って、コードワード検出部205で、コードワード110が検出された場合、確率値検出部230では、
Figure 2010520696
が検出される。
従って、コードワード検出部205で、同じコードワード110が検出され、確率値保存部210に同じツリー構造が保存されていても、各ノードに異なって確率値が割り当てられて保存されているので、選択部220でPDF1に該当するツリー構造が選択される場合、確率値検出部230では、
Figure 2010520696
を出力するが、選択部220でPDF2に該当するツリー構造が選択される場合、確率値検出部230では、
Figure 2010520696
を出力する。
差異計算部240は、コードワード検出部205で検出されたコードワードが示す代表値と、入力端子INを介して入力された量子化されたシンボルが示す値との差異値を計算する。ここで、コードワードが示す代表値は、コードワードが含むシンボルのうち、最小の値またはシンボルの平均値のように、所定の基準によって、コードワードが含むシンボルを代表するように、各コードワードに既設定の値をいう。
また、差異計算部240は、コードワード検出部205で検出されたコードワードに含まれたシンボルのうち、入力端子INを介して入力されたシンボルが検出される確率を計算する。図4のように、均一な間隔でシンボルをグルーピングした場合、量子化されたシンボルが検出される確率は、常に1を均一な間隔の長さで除算した値である。また、図5のように、不均一な間隔でシンボルをグルーピングした場合、量子化されたシンボルが検出される確率は、1を量子化されたシンボルが含まれたグループの間隔の長さで除算した値である。
算術符号化部250は、確率値検出部230で検出したコードワードの各コードが抽出される確率値;及び差異計算部240で計算された当該区間でシンボルが検出された確率を利用し、コードワード検出部205で検出されたコードワード、及び差異計算部240で、コードワードが示す代表値と、量子化されたシンボルが示す値との差異値を算術符号化することによって、ビットストリームを生成し、出力端子OUTを介して出力する。
図3は、本発明によるツリー構造を基にしたエントロピ符号化装置のさらに他の一実施形態をブロック図で図示したものであり、前記ツリー構造を基にしたエントロピ符号化装置は、コードワード保存部300、コードワード検出部305、ツリー保存部310、選択部320、確率値検出部330、差異計算部340及び算術符号化部350を含んでなる。
コードワード保存部300は、所定のシンボルをグルーピングし、各グループに対応する所定のコードワードを保存する。
コードワード保存部300でシンボルをグルーピングするにおいて、シンボルを均一な間隔でグルーピングすることができる。図4は、シンボルを均一な間隔でグルーピングした例を示したグラフである。図4では、コードワード{2,0,1,3,15,7,31,63,23,127,55,255}に対応し、4を間隔としてシンボルがグルーピングされる。
また、コードワード保存部300でシンボルをグルーピングするにおいて、シンボルを不均一な間隔でグルーピングすることができる。図5は、シンボルを不均一な間隔でグルーピングした例を示したグラフである。図5では、コードワード{2,0,1,3,15,7,31,63,23,127,55,255}に対応し、{1,1,1,1,1,1,1,1,2,2,32,1<<31}を間隔として、シンボルが均一ではない間隔でもってグルーピングされる。ここで、各コードワードの長さは、{2,2,2,3,5,5,6,7,6,8,6,8}であり、各コードワードのグループに含まれたシンボルのうち、開始シンボルは、{0,1,2,3,4,5,6,7,8,10,12,44}であり、各コードワードに割り当てられた確率は、{4973,5684,2580,1243,675,387,236,158,183,99,162,3}である。
コードワード保存部300で、シンボルを非均一な間隔でグルーピングするにおいて、確率値が急激に変動する区間に含まれるシンボルは、広い間隔でグルーピングし、確率値が小さく変動する区間に含まれるシンボルは、短い間隔でグルーピングする。例えば、PDF関数の傾きが既設定の範囲に含まれるシンボル同士グルーピングすることができる。図5では、確率値が急激に変動する区間である0ないし8について間隔を1に設定したが、これより確率値がさらに小さく変動する区間である8ないし12について間隔を2に設定し、これより確率値がさらに小さく変動する区間である12以上について、それぞれ32及び1<<31に設定した。
コードワード検出部305は、入力端子INを介して量子化されたシンボルを入力され、入力されたシンボルに対応するコードワードを、コードワード保存部300から検索して出力する。図5を例にすれば、入力端子INを介して量子化されたシンボル10が入力される場合、コードワード検出部305は、コードワード保存部300からシンボル10に対応するコードワード127を検出する。
ツリー保存部310は、互いに異なるツリー構造で各コードが設けられる確率値が各ノードに割り当てられた複数の異なるツリー構造を保存する。図2の確率値保存部210に保存された複数のツリー構造は、ツリー構造は同一であるが、各ノードに割り当てられた各コードが設けられる確率値だけ異なる一方、ツリー保存部310に保存された複数のツリー構造は、ツリー構造自体が互いに異なって設けられる。
選択部320は、ツリー保存部310に保存された複数のツリー構造のうち、以前に量子化されたシンボルの文脈を把握し、所定のツリー構造を選択する。
選択部320で、以前に量子化されたシンボルの文脈を把握するにおいて、以前フレームの量子化されたシンボルの文脈を把握した後、現在フレームの量子化されたシンボルの文脈を把握することによって、所定のツリー構造を選択できる。しかし、以前フレームのデータがない場合、現在フレームの量子化されたシンボルの文脈だけ把握し、所定のツリー構造を選択できる。
図8Aは、選択部320で、以前フレームと現在フレームとの文脈を把握し、ツリー構造を選択する一実施形態を示した概念図である。ここで、PCは、以前フレームの文脈に対応する値であり、CCは、現在フレームの文脈に対応する値であり、IDは、ツリー保存部310に保存された各ツリー構造の識別番号である。もし選択部320で、PCに対して0が検出され、CCに対して1が検出される場合、選択部320は、ツリー保存部310に保存された複数のツリー構造のうち、識別番号1が付与されたツリー構造を選択する。しかし、以前フレームのデータがない場合、選択部320は、図8Bに図示されているように、現在フレームの文脈についての値であるCCだけを利用し、ツリー保存部310で所定のツリー構造を選択する。
確率値検出部330は、選択部320で選択されたツリー構造を利用し、コードワード検出部305で検出されたコードワードの各コードが抽出される確率値を検出する。
確率値検出部330で、コードワードの各コードが抽出される確率値は、ツリー構造で、各ノードに割り当てられたコードが抽出される確率値を利用し、式(11)及び式(12)によって計算できる。
Figure 2010520696
ここで、P(x)は、i番目のノードでxが抽出される確率値である。
Figure 2010520696
ここで、P(x)は、i番目のノードでxが抽出される確率値である。
差異計算部340は、コードワード検出部305で検出されたコードワードが示す代表値と、入力端子INを介して入力された量子化されたシンボルが示す値との差異値を計算する。ここで、コードワードが示す代表値は、コードワードが含むシンボルのうち、最小の値またはシンボルの平均値のように、所定の基準によって、コードワードが含むシンボルを代表するように、各コードワードに既設定の値をいう。
また、差異計算部340は、コードワード検出部305で検出されたコードワードに含まれたシンボルのうち、入力端子INを介して入力されたシンボルが検出される確率を計算する。図4のように、均一な間隔でシンボルをグルーピングした場合、量子化されたシンボルが検出される確率は、常に1を均一な間隔の長さで除算した値である。また、図5のように、不均一な間隔でシンボルをグルーピングした場合、量子化されたシンボルが検出される確率は、1を量子化されたシンボルが含まれたグループの間隔の長さで除算した値である。
算術符号化部350は、確率値検出部330で検出したコードワードの各コードが抽出される確率値、及び差異計算部340で計算された当該区間で、シンボルが検出された確率を利用し、コードワード検出部305で検出されたコードワード、及び差異計算部340における、コードワードが示す代表値と、量子化されたシンボルが示す値との差異値を算術符号化することによって、ビットストリームを生成し、出力端子OUTを介して出力する。
図9は、本発明によるツリー構造を基にしたエントロピ復号化装置の一実施形態をブロック図で図示したものであり、前記ツリー構造を基にしたエントロピ復号化装置は、算術復号化部900、コードワード検出部910、差異値検出部920及びシンボル検出部930を含んでなる。
算術復号化部900は、入力端子INを介して符号化端からビットストリームを伝送されて算術復号化する。
コードワード検出部910は、各コードが設けられる確率値が各ノードに割り当てられたツリー構造を基にして、算術復号化部900で算術復号化された結果であるコードワードの各コードが検出される確率値を利用し、コードワードを検出する。
差異値検出部920は、算術復号化部900で算術復号化された結果を利用し、コードワード検出部910で検出されたコードワードが示す代表値と、符号化端で符号化されたシンボルが示す値との差異値を検出する。
シンボル検出部930は、コードワード検出部910で検出されたコードワードに対応してグルーピングされたシンボルのうち、差異値検出部920で検出された差異値を利用し、所定のシンボルを検出することによって、出力端子OUTを介して出力する。
図10は、本発明によるツリー構造を基にしたエントロピ復号化装置の他の一実施形態をブロック図で図示したものであり、前記ツリー構造を基にしたエントロピ復号化装置は、算術復号化部1000、確率値保存部1005、ツリー構造判断部1010、コードワード検出部1020、差異値検出部1030及びシンボル検出部1040を含んでなる。
算術復号化部1000は、入力端子INを介して、符号化端からビットストリームを伝送されて算術復号化する。
確率値保存部1005は、同じツリー構造で各コードが設けられる確率値が各ノードに異なって割り当てられた複数のツリー構造を保存する。言い換えれば、確率値保存部1005に保存された複数のツリー構造は、そのツリー構造はいずれも同一であるが、各コードが設けられる確率値だけ、各ノードに異なって割り当てられる。
ツリー構造判断部1010は、確率値保存部1005に保存された複数のツリー構造のうち、符号化端で利用されたツリー構造を判断する。ツリー構造判断部1010で、ツリー構造を判断する方法の一例として、符号化端で利用されたツリー構造を示すインデックスを符号化端から伝送され、符号化端で利用されたツリー構造を判断できる。
コードワード検出部1020は、ツリー構造判断部1010で判断されたツリー構造を利用することによって、算術復号化部1000で算術復号化された結果であるコードワードの各コードが検出される確率値に対応するコードワードを検出する。
差異値検出部1030は、算術復号化部1000で算術復号化された結果を利用し、コードワード検出部1020で検出されたコードワードが示す代表値と、符号化端で符号化されたシンボルが示す値との差異値を検出する。
シンボル検出部1040は、コードワード検出部1020で検出されたコードワードに対応してグルーピングされたシンボルのうち、差異値検出部1030で検出された差異値を利用し、所定のシンボルを検出することによって、出力端子OUTを介して出力する。
図11は、本発明によるツリー構造を基にしたエントロピ復号化装置のさらに他の一実施形態をブロック図で図示したものであり、前記ツリー構造を基にしたエントロピ復号化装置は、算術復号化部1100、ツリー保存部1105、ツリー構造判断部1110、コードワード検出部1120、差異値検出部1130及びシンボル検出部1140を含んでなる。
算術復号化部1100は、入力端子INを介して、符号化端からビットストリームを伝送されて算術復号化する。
ツリー保存部1105は、互いに異なるツリー構造で各コードが設けられる確率値が各ノードに割り当てられた複数の異なるツリー構造を保存する。図10の確率値保存部1005に保存された複数のツリー構造は、そのツリー構造は同一であるが、各ノードに割り当てられた各コードが設けられる確率値だけ異なる一方、ツリー保存部1105に保存された複数のツリー構造は、ツリー構造自体が互いに異なって設けられる。
ツリー構造判断部1110は、ツリー保存部1105に保存された複数のツリー構造のうち、符号化端で利用されたツリー構造を判断する。ツリー構造判断部1110でツリー構造を判断する方法の一例として、符号化端で利用されたツリー構造を示すインデックスを符号化端から伝送され、符号化端で利用されたツリー構造を判断できる。
コードワード検出部1120は、ツリー構造判断部1110で判断されたツリー構造を利用することによって、算術復号化部1100で算術復号化された結果であるコードワードの各コードが検出される確率値に対応するコードワードを検出する。
差異値検出部1130は、算術復号化部1100で算術復号化された結果を利用し、コードワード検出部1120で検出されたコードワードが示す代表値と、符号化端で符号化されたシンボルが示す値との差異値を検出する。
シンボル検出部1140は、コードワード検出部1120で検出されたコードワードに対応してグルーピングされたシンボルのうち、差異値検出部1130で検出された差異値を利用し、所定のシンボルを検出することによって、出力端子OUTを介して出力する。
図12は、本発明によるツリー構造を基にしたエントロピ符号化方法についての一実施形態を示すフローチャートである。
まず、量子化されたシンボルを入力され、入力されたシンボルに対応するコードワードを検索して出力する(第1200段階)。符号化端には、所定のシンボルをグルーピングし、各グループに対応する所定のコードワードが保存されている。
ここで、シンボルをグルーピングするにおいて、シンボルを均一な間隔でグルーピングすることができる。図4は、シンボルを均一な間隔でグルーピングした例を示したグラフである。図4では、コードワード{2,0,1,3,15,7,31,63,23,127,55,255}に対応し、4を間隔としてシンボルがグルーピングされる。
また、シンボルをグルーピングするにおいて、シンボルを不均一な間隔でグルーピングすることができる。図5は、シンボルを不均一な間隔でグルーピングした例を示したグラフである。図5では、コードワード{2,0,1,3,15,7,31,63,23,127,55,255}に対応し、{1,1,1,1,1,1,1,1,2,2,32,1<<31}を間隔として、シンボルが均一ではない間隔でもってグルーピングされる。ここで、各コードワードの長さは、{2,2,2,3,5,5,6,7,6,8,6,8}であり、各コードワードのグループに含まれたシンボルのうち、開始シンボルは、{0,1,2,3,4,5,6,7,8,10,12,44}で、各コードワードに割り当てられた確率は、{4973,5684,2580,1243,675,387,236,158,183,99,162,3}である。
そして、シンボルを不均一な間隔でグルーピングするにおいて、確率値が急激に変動する区間に含まれるシンボルは、広い間隔でグルーピングし、確率値が小さく変動する区間に含まれるシンボルは、短い間隔でグルーピングする。例えば、PDF関数の傾きが既設定の範囲に含まれるシンボル同士グルーピングすることができる。図5では、確率値が急激に変動する区間である0ないし8について間隔を1に設定したが、これより確率値がさらに小さく変動する区間である8ないし12について間隔を2に設定し、これより確率値がさらに小さく変動する区間である12以上について、それぞれ32及び1<<31に設定した。
各コードが設けられる確率値が各ノードに割り当てられたツリー構造を基盤として、第1200段階で検出されたコードワードの各コードが抽出される確率値を検出する(第1210段階)。ここで、ツリー構造は、複数個のノードが設けられており、各ノードでコード0が抽出される確率値と、コード1が抽出される確率値とが各ノードに既設定されている。例えば、図6に図示されているように、各ノードには、コード0が抽出される確率値が上位方向に割り当てられており、コード1が抽出される確率値が下位方向に割り当てられている。
第1210段階で、コードワードの各コードが抽出される確率値は、ツリー構造で各ノードに割り当てられたコードが抽出される確率値を利用し、式(13)及び(14)によって計算できる。
Figure 2010520696
ここで、P(x)は、i番目のノードでxが抽出される確率値である。
Figure 2010520696
ここで、P(x)は、i番目のノードでxが抽出される確率値である。
図6を例にすれば、第1210段階でコードワード110が検出された場合、最初のコード1が抽出される確率は、図6に図示されたツリー構造によって、
Figure 2010520696
が検出される。最初のコード1以降に設けられた2番目のコード1が抽出される確率は、次の式(15)によって計算される。
Figure 2010520696
また、前述のコード11以降に設けられた3番目のコード0が抽出される確率は、次の式(16)によって検出される。
Figure 2010520696
従って、第1200段階でコードワード110が検出された場合、第1210段階では、
Figure 2010520696
が検出される。
第1200段階で検出されたコードワードが示す代表値と、第1200段階で入力された量子化されたシンボルが示す値との差異値を計算する(第1220段階)。ここで、コードワードが示す代表値は、コードワードが含むシンボルのうち、最小の値またはシンボルの平均値のように、所定の基準によって、コードワードが含むシンボルを代表するように各コードワードに既設定の値をいう。
また、第1220段階では、第1200段階で検出されたコードワードに含まれたシンボルのうち、第1200段階で入力されたシンボルが検出される確率を計算する。図4のように、均一な間隔でシンボルをグルーピングした場合、量子化されたシンボルが検出される確率は、常に1を均一な間隔の長さで除算した値である。また、図5のように、不均一な間隔でシンボルをグルーピングした場合、量子化されたシンボルが検出される確率は、1を量子化されたシンボルが含まれたグループの間隔の長さで除算した値である。
第1210段階で検出したコードワードの各コードが抽出される確率値、及び第1220段階で計算された当該区間でシンボルが検出された確率を利用し、第1200段階で検出されたコードワード、及び第1220段階で、コードワードが示す代表値と、量子化されたシンボルが示す値との差異値を算術符号化することによって、ビットストリームを生成する(第1230段階)。
図13は、本発明によるツリー構造を基にしたエントロピ符号化方法についての他の一実施形態を示すフローチャートである。
まず、量子化されたシンボルを入力され、入力されたシンボルに対応するコードワードを検索して出力する(第1300段階)。符号化端では、所定のシンボルをグルーピングし、各グループに対応する所定のコードワードが保存されている。
ここで、シンボルをグルーピングするにおいて、シンボルを均一な間隔でグルーピングすることができる。図4は、シンボルを均一な間隔でグルーピングした例を示したグラフである。図4では、コードワード{2,0,1,3,15,7,31,63,23,127,55,255}に対応し、4を間隔としてシンボルがグルーピングされる。
また、シンボルをグルーピングするにおいて、シンボルを不均一な間隔でグルーピングすることができる。図5は、シンボルを不均一な間隔でグルーピングした例を示したグラフである。図5では、コードワード{2,0,1,3,15,7,31,63,23,127,55,255}に対応し、{1,1,1,1,1,1,1,1,2,2,32,1<<31}を間隔として、シンボルが均一ではない間隔でもってグルーピングされる。ここで、各コードワードの長さは、{2,2,2,3,5,5,6,7,6,8,6,8}であり、各コードワードのグループに含まれたシンボルのうち、開始シンボルは、{0,1,2,3,4,5,6,7,8,10,12,44}であり、各コードワードに割り当てられた確率は、{4973,5684,2580,1243,675,387,236,158,183,99,162,3}である。
そして、シンボルを非均一な間隔でグルーピングするにおいて、確率値が急激に変動する区間に含まれるシンボルは、広い間隔でグルーピングし、確率値が小さく変動する区間に含まれるシンボルは、短い間隔でグルーピングする。例えば、PDF関数の傾きが既設定の範囲に含まれるシンボル同士グルーピングすることができる。図5では、確率値が急激に変動する区間である0ないし8について間隔を1に設定したが、これより確率値がさらに小さく変動する区間である8ないし12について間隔を2に設定し、これより確率値がさらに小さく変動する区間である12以上について、それぞれ32及び1<<31に設定した。
符号化端に保存された複数のツリー構造のうち、以前に量子化されたシンボルの文脈を把握し、所定のツリー構造を選択する(第1310段階)。符号化端には、同じツリー構造で各コードが設けられる確率値が各ノードに異なって割り当てられた複数のツリー構造が保存されている。言い換えれば、符号化端に保存された複数のツリー構造は、そのツリー構造はいずれも同一であるが、各コードが設けられる確率値だけ、各ノードに異なって割り当てられる。
ここで、ツリー構造は、複数個のノードが設けられており、各ノードに、コード0が抽出される確率値と、コード1が抽出される確率値とが既設定されている。例えば、図7に図示されているように、各ノードには、コード0が抽出される確率値が上位方向に割り当てられており、コード1が抽出される確率値が下位方向に割り当てられている。図7について述べれば、同じツリー構造に設けられた各ノードに割り当てられた確率値が、互いに異なって割り当てられているPDF1とPDF2とが保存されている。
第1310段階で、以前に量子化されたシンボルの文脈を把握するにおいて、以前フレームの量子化されたシンボルの文脈を把握した後、現在フレームの量子化されたシンボルの文脈を把握することによって、所定のツリー構造を選択できる。しかし、以前フレームのデータがない場合、現在フレームの量子化されたシンボルの文脈だけ把握し、所定のツリー構造を選択できる。
図8Aは、第1310段階で、以前フレームと現在フレームとの文脈を把握し、ツリー構造を選択する一実施形態を示した概念図である。ここで、PCは、以前フレームの文脈に対応する値であり、CCは、現在フレームの文脈に対応する値であり、IDは、符号化端に保存された各ツリー構造の識別番号である。もし第1310段階で、PCに対して0が検出され、CCに対して1が検出される場合、第1310段階では、符号化端に保存された複数のツリー構造のうち、識別番号1が付与されたツリー構造を選択する。しかし、以前フレームのデータがない場合、第1310段階では、図8Bに図示されているように、現在フレームの文脈についての値であるCCだけを利用し、所定のツリー構造を選択する。
第1310段階で選択されたツリー構造を利用し、第1300段階で検出されたコードワードの各コードが抽出される確率値を検出する(第1320段階)。
第1320段階で、コードワードの各コードが抽出される確率値は、ツリー構造で各ノードに割り当てられたコードが抽出される確率値を利用し、式(17)及び式(18)によって計算できる。
Figure 2010520696
ここで、P(x)は、i番目のノードでxが抽出される確率値である。
Figure 2010520696
ここで、P(x)は、i番目のノードでxが抽出される確率値である。
図7を例に取れば、第1300段階でコードワード110が検出され、第1310段階でPDF1に該当するツリー構造が選択される場合、最初のコード1が抽出される確率は、図7に図示されたツリー構造によって、
Figure 2010520696
が検出される。最初のコード1以降に設けられた2番目のコード1が抽出される確率は、次の式(19)によって計算される。
Figure 2010520696
また、前述のコード11以降に設けられた3番目のコード0が抽出される確率は、次の式(20)によって計算される。
Figure 2010520696
従って、第1300段階で、コードワード110が検出された場合、第1320段階では、
Figure 2010520696
が検出される。
しかし、第1300段階で、前述の例と同じコードワード110が検出されるが、第1310段階で、前述の例とは異なり、PDF2に該当するツリー構造が選択される場合、最初のコード1が抽出される確率は、図7に図示されたツリー構造で、
Figure 2010520696
が検出される。前述のコード1以降に設けられた2番目のコード1が抽出される確率は、次の式(21)によって検出される。
Figure 2010520696
また、前述のコード11以降に設けられた3番目のコード0が抽出される確率は、次の式(22)によって検出される。
Figure 2010520696
従って、第1300段階で、コードワード110が検出された場合、第1320段階では、
Figure 2010520696
が検出される。
従って、第1300段階で、同じコードワード110が検出され、符号化端に同じツリー構造が保存されていても、各ノードに異なって確率値が割り当てられて保存されているので、第1310段階で、PDF1に該当するツリー構造が選択される場合、第1320段階では、
Figure 2010520696
を出力するが、第1310段階で、PDF2に該当するツリー構造が選択される場合、第1320段階では、
Figure 2010520696
を出力する。
第1300段階で検出されたコードワードが示す代表値と、第1300段階で入力された量子化されたシンボルが示す値との差異値を計算する(第1330段階)。ここで、コードワードが示す代表値は、コードワードが含むシンボルのうち、最小の値またはシンボルの平均値のように、所定の基準によって、コードワードが含むシンボルを代表するように、各コードワードに既設定の値をいう。
また、第1330段階では、第1300段階で検出されたコードワードに含まれたシンボルのうち、第1300段階で入力されたシンボルが検出される確率を計算する。図4のように、均一な間隔でシンボルをグルーピングした場合、量子化されたシンボルが検出される確率は、常に1を均一な間隔の長さで除算した値である。また、図5のように、不均一な間隔でシンボルをグルーピングした場合、量子化されたシンボルが検出される確率は、1を量子化されたシンボルが含まれたグループの間隔の長さで除算した値である。
第1320段階で検出したコードワードの各コードが抽出される確率値、及び第1330段階で計算された当該区間でシンボルが検出された確率を利用し、第1300段階で検出されたコードワード、及び第1330段階でコードワードが示す代表値と、量子化されたシンボルが示す値との差異値を算術符号化することによって、ビットストリームを生成する(第1340段階)。
図14は、本発明によるツリー構造を基にしたエントロピ符号化方法についてのさらに他の一実施形態を示すフローチャートである。
まず、量子化されたシンボルを入力され、入力されたシンボルに対応するコードワードを検索して出力する(第1400段階)。符号化端では、所定のシンボルをグルーピングし、各グループに対応する所定のコードワードが保存されている。
ここで、シンボルをグルーピングするにおいて、シンボルを均一な間隔でグルーピングすることができる。図4は、シンボルを均一な間隔でグルーピングした例を示したグラフである。図4では、コードワード{2,0,1,3,15,7,31,63,23,127,55,255}に対応し、4を間隔としてシンボルがグルーピングされる。
また、シンボルをグルーピングするにおいて、シンボルを不均一な間隔でグルーピングすることができる。図5は、シンボルを不均一な間隔でグルーピングした例を示したグラフである。図5では、コードワード{2,0,1,3,15,7,31,63,23,127,55,255}に対応し、{1,1,1,1,1,1,1,1,2,2,32,1<<31}を間隔として、シンボルが均一ではない間隔でもってグルーピングされる。ここで、各コードワードの長さは、{2,2,2,3,5,5,6,7,6,8,6,8}であり、各コードワードのグループに含まれたシンボルのうち、開始シンボルは、{0,1,2,3,4,5,6,7,8,10,12,44}であり、各コードワードに割り当てられた確率は、{4973,5684,2580,1243,675,387,236,158,183,99,162,3}である。
そして、シンボルを非均一な間隔でグルーピングするにおいて、確率値が急激に変動する区間に含まれるシンボルは、広い間隔でグルーピングし、確率値が小さく変動する区間に含まれるシンボルは、短い間隔でグルーピングする。例えば、PDF関数の傾きが既設定の範囲に含まれるシンボル同士グルーピングすることができる。図5では、確率値が急激に変動する区間である0ないし8について間隔を1に設定したが、これより確率値がさらに小さく変動する区間である8ないし12について間隔を2に設定し、これより確率値がさらに小さく変動する区間である12以上について、それぞれ32及び1<<31に設定した。
符号化端に保存された複数のツリー構造のうち、以前に量子化されたシンボルの文脈を把握し、所定のツリー構造を選択する(第1410段階)。符号化端には、各コードが設けられる確率値が各ノードに割り当てられた複数の異なるツリー構造が保存されている。図13の実施形態で保存されている複数のツリー構造は、ツリー構造は同一であるが、各ノードに割り当てられた各コードが設けられる確率値だけ異なる一方、図14の実施形態で保存されている複数のツリー構造は、ツリー構造自体が互いに異なって設けられる。
第1410段階で、以前に量子化されたシンボルの文脈を把握するにおいて、以前フレームの量子化されたシンボルの文脈を把握した後、現在フレームの量子化されたシンボルの文脈を把握することによって、所定のツリー構造を選択できる。しかし、以前フレームのデータがない場合、現在フレームの量子化されたシンボルの文脈だけ把握し、所定のツリー構造を選択できる。
図8Aは、第1410段階で、以前フレームと現在フレームとの文脈を把握し、ツリー構造を選択する一実施形態を示した概念図である。ここで、PCは、以前フレームの文脈に対応する値であり、CCは、現在フレームの文脈に対応する値であり、IDは、符号化端に保存された各ツリー構造の識別番号である。もし第1410段階で、PCに対して0が検出され、CCに対して1が検出される場合、第1410段階では、符号化端に保存された複数のツリー構造のうち、識別番号1が付与されたツリー構造を選択する。しかし、以前フレームのデータがない場合、第1410段階では、図8Bに図示されているように、現在フレームの文脈についての値であるCCだけを利用し、符号化端で所定のツリー構造を選択する。
第1410段階で選択されたツリー構造を利用し、第1400段階で検出されたコードワードの各コードが抽出される確率値を検出する(第1420段階)。
第1420段階で、コードワードの各コードが抽出される確率値は、ツリー構造で各ノードに割り当てられたコードが抽出される確率値を利用し、式(24)及び式(25)によって計算できる。
Figure 2010520696
ここで、P(x)は、i番目のノードでxが抽出される確率値である。
Figure 2010520696
ここで、P(x)は、i番目のノードでxが抽出される確率値である。
第1400段階で検出されたコードワードが示す代表値と、第1400段階で入力された量子化されたシンボルが示す値との差異値を計算する(第1430段階)。ここで、コードワードが示す代表値は、コードワードが含むシンボルのうち、最小の値またはシンボルの平均値のように、所定の基準によって、コードワードが含むシンボルを代表するように、各コードワードに既設定の値をいう。
また、第1430段階では、第1400段階で検出されたコードワードに含まれたシンボルのうち、第1400段階で入力されたシンボルが検出される確率を計算する。図4のように、均一な間隔でシンボルをグルーピングした場合、量子化されたシンボルが検出される確率は、常に1を均一な間隔の長さで除算した値である。また、図5のように、不均一な間隔でシンボルをグルーピングした場合、量子化されたシンボルが検出される確率は、1を量子化されたシンボルが含まれたグループの間隔の長さで除算した値である。
第1420段階で検出したコードワードの各コードが抽出される確率値、及び第1430段階で計算された当該区間でシンボルが検出された確率を利用し、第1400段階で検出されたコードワード、及び第1430段階でコードワードが示す代表値と、量子化されたシンボルが示す値との差異値を算術符号化することによって、ビットストリームを生成する(第1440段階)。
図15は、本発明によるツリー構造を基にしたエントロピ復号化方法についての一実施形態を示すフローチャートである。
まず、符号化端から伝送されたビットストリームを入力され、算術復号化する(第1500段階)。
各コードが設けられる確率値が各ノードに割り当てられたツリー構造を基にして、第1500段階で算術復号化された結果であるコードワードの各コードが検出される確率値を利用し、コードワードを検出する(第1510段階)。
第1500段階で算術復号化された結果を利用し、第1510段階で検出されたコードワードが示す代表値と、符号化端で符号化されたシンボルが示す値との差異値を検出する(第1520段階)。
第1510段階で検出されたコードワードに対応してグルーピングされたシンボルのうち、第1520段階で検出された差異値を利用し、所定のシンボルを検出する(第1530段階)。
図16は、本発明によるツリー構造を基にしたエントロピ復号化方法についての他の一実施形態を示すフローチャートである。
まず、符号化端から伝送されたビットストリームを入力され、算術復号化する(第1600段階)。
復号化端に保存された複数のツリー構造のうち、符号化端で利用されたツリー構造を判断する(第1610段階)。復号化端には、同じツリー構造で各コードが設けられる確率値が各ノードに異なって割り当てられた複数のツリー構造が保存されている。言い換えれば、復号化端に保存された複数のツリー構造は、ツリー構造はいずれも同一であるが、各コードが設けられる確率値だけ、各ノードに異なって割り当てられる。
第1610段階で、ツリー構造を判断する方法の一例として、符号化端で利用されたツリー構造を示すインデックスを符号化端から伝送され、符号化端で利用されたツリー構造を判断できる。
第1610段階で判断されたツリー構造を利用することによって、第1600段階で算術復号化された結果であるコードワードの各コードが検出される確率値に対応するコードワードを検出する(第1620段階)。
第1600段階で算術復号化された結果を利用し、第1620段階で検出されたコードワードが示す代表値と、符号化端で符号化されたシンボルが示す値との差異値を検出する(第1630段階)。
第1620段階で検出されたコードワードに対応してグルーピングされたシンボルのうち、第1630段階で検出された差異値を利用し、所定のシンボルを検出する(第1640段階)。
図17は、本発明によるツリー構造を基にしたエントロピ復号化方法についてのさらに他の一実施形態を示すフローチャートである。
まず、符号化端から伝送されたビットストリームを入力され、算術復号化する(第1700段階)。
復号化端に保存された複数のツリー構造のうち、符号化端で利用されたツリー構造を判断する(第1710段階)。復号化端には、互いに異なるツリー構造で各コードが設けられる確率値が各ノードに割り当てられた複数のツリー構造が保存される。図16の実施形態で、復号化端に保存された複数のツリー構造は、ツリー構造は同一であるが、各ノードに割り当てられた各コードが設けられる確率値だけ異なる一方、図17の実施形態で、復号化端に保存された複数のツリー構造は、ツリー構造自体が互いに異なって設けられる。
第1710段階でツリー構造を判断する方法の一例として、符号化端で利用されたツリー構造を示すインデックスを符号化端から伝送され、符号化端で利用されたツリー構造を判断できる。
第1710段階で判断されたツリー構造を利用することによって、第1700段階で算術復号化された結果であるコードワードの各コードが検出される確率値に対応するコードワードを検出する(第1720段階)。
第1700段階で算術復号化された結果を利用し、第1720段階で検出されたコードワードが示す代表値と、符号化端で符号化されたシンボルが示す値との差異値を検出する(第1730段階)。
第1720段階で検出されたコードワードに対応してグルーピングされたシンボルのうち、第1730段階で検出された差異値を利用し、所定のシンボルを検出する(第1740段階)。
本発明は、コンピュータで読取り可能な記録媒体に、コンピュータ(情報処理機能を有する装置をいずれも含む)が読取り可能なコードとして具現することが可能である。コンピュータで読取り可能な記録媒体は、コンピュータシステムによって読取り可能なデータが保存されるあらゆる種類の記録装置を含む。コンピュータで読取り可能な記録装置の例としては、ROM(read-only memory)、RAM(random-access memory)、CD−ROM、磁気テープ、フロッピー(登録商標)ディスク、光データ保存装置などがある。
かような本発明についての理解を助けるために、図面に図示された実施形態を参考にして説明したが、それらは例示的なものに過ぎず、当分野で当業者ならば、それらから多様な変形及び均等な他実施形態が可能であるという点を理解することができるであろう。従って、本発明の真の技術的保護範囲は、特許請求の範囲によって決まるものである。

Claims (69)

  1. 所定のシンボルをグルーピングし、所定のコードワードに対応するように保存されたコードワードのうち、シンボルに対応するコードワードを検出するコードワード検出部と、
    各コードが設けられる確率値が各ノードに割り当てられたツリー構造を基にして、前記検出されたコードワードの各コードに対応する確率値を検出する確率値検出部と、
    前記検出されたコードワードが示す代表値と前記シンボルが示す値との差異値を計算し、前記検出されたコードワードに含まれたシンボルのうち、前記シンボルが検出された確率を計算する差異計算部と、
    前記検出された確率値及び前記計算された確率を利用し、前記検出されたコードワードと、前記計算された差異とを算術符号化する算術符号化部を含むことを特徴とするエントロピ符号化装置。
  2. 前記シンボルは、
    均一な間隔でグルーピングされることを特徴とする請求項1に記載のエントロピ符号化装置。
  3. 前記シンボルは、
    均一ではない間隔でグルーピングされることを特徴とする請求項1に記載のエントロピ符号化装置。
  4. 前記シンボルは、
    確率値が急激に変動する区間で、間隔は広くグルーピングされ、確率値が小さく変動する区間で、間隔は短くグルーピングされることを特徴とする請求項3に記載のエントロピ符号化装置。
  5. 所定のシンボルをグルーピングし、所定のコードワードに対応するように保存されたコードワードのうち、シンボルに対応するコードワードを検出するコードワード検出部と、
    以前シンボルの文脈を基にして、各コードが設けられる確率値が各ノードに異なって割り当てられた複数のツリー構造のうち、所定のツリー構造を選択する選択部と、
    前記選択されたツリー構造を基にして、前記検出されたコードワードの各コードに対応する確率値を検出する確率値検出部と、
    前記検出されたコードワードが示す代表値と前記シンボルが示す値との差異値を計算し、前記検出されたコードワードに含まれたシンボルのうち、前記シンボルが検出された確率を計算する差異計算部と、
    前記検出された確率値及び前記計算された確率を利用し、前記検出されたコードワードと、前記計算された差異値とを算術符号化する算術符号化部とを含むことを特徴とするエントロピ符号化装置。
  6. 前記選択部は、
    以前シンボルの文脈を把握した後、現在シンボルの文脈を把握してツリー構造を選択することを特徴とする請求項5に記載のエントロピ符号化装置。
  7. 前記選択部は、
    以前データがない場合、現在シンボルの文脈を把握してツリー構造を選択することを特徴とする請求項5に記載のエントロピ符号化装置。
  8. 前記シンボルは、
    均一な間隔でグルーピングされることを特徴とする請求項5に記載のエントロピ符号化装置。
  9. 前記シンボルは、
    均一ではない間隔でグルーピングされることを特徴とする請求項5に記載のエントロピ符号化装置。
  10. 前記シンボルは、
    確率値が急激に変動する区間で、間隔は広くグルーピングされ、確率値が小さく変動する区間で、間隔は短くグルーピングされることを特徴とする請求項9に記載のエントロピ符号化装置。
  11. 所定のシンボルをグルーピングし、所定のコードワードに対応するように保存されたコードワードのうち、シンボルに対応するコードワードを検出するコードワード検出部と、
    以前シンボルの文脈を基にして、各コードが設けられる確率値が各ノードに割り当てられた複数の異なるツリー構造のうち、所定のツリー構造を選択する選択部と、
    前記選択されたツリー構造を基にして、前記検出されたコードワードの各コードに対応する確率値を検出する確率値検出部と、
    前記検出されたコードワードが示す代表値と前記シンボルが示す値との差異値を計算し、前記検出されたコードワードに含まれたシンボルのうち、前記シンボルが検出された確率を計算する差異計算部と、
    前記検出された確率値及び前記計算された確率を利用し、前記検出されたコードワードと、前記計算された差異とを算術符号化する算術符号化部とを含むことを特徴とするエントロピ符号化装置。
  12. 前記選択部は、
    以前シンボルの文脈を把握した後、現在シンボルの文脈を把握してツリー構造を選択することを特徴とする請求項11に記載のエントロピ符号化装置。
  13. 前記選択部は、
    以前データがない場合、現在シンボルの文脈を把握してツリー構造を選択することを特徴とする請求項11に記載のエントロピ符号化装置。
  14. 前記シンボルは、
    均一な間隔でグルーピングされることを特徴とする請求項11に記載のエントロピ符号化装置。
  15. 前記シンボルは、
    均一ではない間隔でグルーピングされることを特徴とする請求項11に記載のエントロピ符号化装置。
  16. 前記シンボルは、
    確率値が急激に変動する区間で、間隔は広くグルーピングされ、確率値が小さく変動する区間で、間隔は短くグルーピングされることを特徴とする請求項15に記載のエントロピ符号化装置。
  17. 各コードが設けられる確率値が各ノードに割り当てられたツリー構造を基に、算術復号化してコードワードを検出するコードワード検出部と、
    前記算術復号化された結果を利用し、前記検出されたコードワードが示す代表値とシンボルが示す値との差異値を算術復号化して検出する差異値検出部と、
    前記検出されたコードワードに対応してグルーピングされたシンボルのうち、所定のシンボルを前記検出された差異値を利用して検出するシンボル検出部とを含むことを特徴とするエントロピ復号化装置。
  18. 前記シンボルは、
    均一な間隔でグルーピングされることを特徴とする請求項17に記載のエントロピ復号化装置。
  19. 前記シンボルは、
    均一ではない間隔でグルーピングされることを特徴とする請求項17に記載のエントロピ復号化装置。
  20. 前記シンボルは、
    確率値が急激に変動する区間で、間隔は広くグルーピングされ、確率値が小さく変動する区間で、間隔は短くグルーピングされることを特徴とする請求項19に記載のエントロピ復号化装置。
  21. 各コードが設けられる確率値が各ノードに異なって割り当てられた少なくとも一つ以上のツリー構造のうち、符号化端で利用されたツリー構造を判断するツリー構造判断部と、
    前記判断されたツリー構造を基にして、ビットストリームを算術復号化してコードワードを検出するコードワード検出部と、
    前記算術復号化された結果を利用し、前記検出されたコードワードが示す代表値とシンボルが示す値との差異値を算術復号化して検出する差異値検出部と、
    前記検出されたコードワードに対応してグルーピングされたシンボルのうち、所定のシンボルを前記検出された差異値を利用して検出するシンボル検出部とを含むことを特徴とするエントロピ復号化装置。
  22. 前記シンボルは、
    均一な間隔でグルーピングされることを特徴とする請求項21に記載のエントロピ復号化装置。
  23. 前記シンボルは、
    均一ではない間隔でグルーピングされることを特徴とする請求項21に記載のエントロピ復号化装置。
  24. 前記シンボルは、
    確率値が急激に変動する区間で、間隔は広くグルーピングされ、確率値が小さく変動する区間で、間隔は短くグルーピングされることを特徴とする請求項23に記載のエントロピ復号化装置。
  25. 各コードが設けられる確率値が各ノードに割り当てられた複数の異なるツリー構造のうち、符号化端で利用されたツリー構造を判断するツリー構造判断部と、
    前記検出されたツリー構造を基に、算術復号化してコードワードを検出するコードワード検出部と、
    前記算術復号化された結果を利用し、前記検出されたコードワードが示す代表値とシンボルが示す値との差異値を算術復号化して検出する差異値検出部と、
    前記検出されたコードワードに対応してグルーピングされたシンボルのうち、所定のシンボルを前記検出された差異値を利用して検出するシンボル検出部とを含むことを特徴とするエントロピ復号化装置。
  26. 前記シンボルは、
    均一な間隔でグルーピングされることを特徴とする請求項25に記載のエントロピ復号化装置。
  27. 前記シンボルは、
    均一ではない間隔でグルーピングされることを特徴とする請求項25に記載のエントロピ復号化装置。
  28. 前記シンボルは、
    確率値が急激に変動する区間で、間隔は広くグルーピングされ、確率値が小さく変動する区間で、間隔は短くグルーピングされることを特徴とする請求項27に記載のエントロピ復号化装置。
  29. 所定のシンボルをグルーピングし、所定のコードワードに対応するように保存されたコードワードのうち、シンボルに対応するコードワードを検出する段階と、
    各コードが設けられる確率値が各ノードに割り当てられたツリー構造を基にして、前記検出されたコードワードの各コードに対応する確率値を検出する段階と、
    前記検出されたコードワードが示す代表値と前記シンボルが示す値との差異値を計算し、前記検出されたコードワードに含まれたシンボルのうち、前記シンボルが検出された確率を計算する段階部と、
    前記検出された確率値及び前記計算された確率を利用し、前記検出されたコードワードと、前記計算された差異とを算術符号化する段階とを含むことを特徴とするエントロピ符号化方法。
  30. 前記シンボルは、
    均一な間隔でグルーピングされることを特徴とする請求項29に記載のエントロピ符号化方法。
  31. 前記シンボルは、
    均一ではない間隔でグルーピングされることを特徴とする請求項29に記載のエントロピ符号化方法。
  32. 前記シンボルは、
    確率値が急激に変動する区間で、間隔は広くグルーピングされ、確率値が小さく変動する区間で、間隔は短くグルーピングされることを特徴とする請求項31に記載のエントロピ符号化方法。
  33. 所定のシンボルをグルーピングし、所定のコードワードに対応するように保存されたコードワードのうち、シンボルに対応するコードワードを検出する段階と、
    以前シンボルの文脈を基にして、各コードが設けられる確率値が各ノードに異なって割り当てられた複数のツリー構造のうち、所定のツリー構造を選択する段階と、
    前記選択されたツリー構造を基にして、前記検出されたコードワードの各コードに対応する確率値を検出する段階と、
    前記検出されたコードワードが示す代表値と前記シンボルが示す値との差異値を計算し、前記検出されたコードワードに含まれたシンボルのうち、前記シンボルが検出された確率を計算する段階と、
    前記検出された確率値及び前記計算された確率を利用し、前記検出されたコードワードと、前記計算された差異とを算術符号化する段階とを含むことを特徴とするエントロピ符号化方法。
  34. 前記選択する段階は、
    以前シンボルの文脈を把握した後、現在シンボルの文脈を把握してツリー構造を選択することを特徴とする請求項33に記載のエントロピ符号化方法。
  35. 前記選択する段階は、
    以前データがない場合、現在シンボルの文脈を把握してツリー構造を選択することを特徴とする請求項33に記載のエントロピ符号化方法。
  36. 前記シンボルは、
    均一な間隔でグルーピングされることを特徴とする請求項33に記載のエントロピ符号化方法。
  37. 前記シンボルは、
    均一ではない間隔でグルーピングされることを特徴とする請求項33に記載のエントロピ符号化方法。
  38. 前記シンボルは、
    確率値が急激に変動する区間で、間隔は広くグルーピングされ、確率値が小さく変動する区間で、間隔は短くグルーピングされることを特徴とする請求項37に記載のエントロピ符号化方法。
  39. 所定のシンボルをグルーピングし、所定のコードワードに対応するように保存されたコードワードのうち、シンボルに対応するコードワードを検出する段階と、
    以前シンボルの文脈を基にして、各コードが設けられる確率値が各ノードに割り当てられた複数の異なるツリー構造のうち、所定のツリー構造を選択する段階と、
    前記選択されたツリー構造を基にして、前記検出されたコードワードの各コードに対応する確率値を検出する段階と、
    前記検出されたコードワードが示す代表値と前記シンボルが示す値との差異値を計算し、前記検出されたコードワードに含まれたシンボルのうち、前記シンボルが検出された確率を計算する段階と、
    前記検出された確率値及び前記計算された確率を利用し、前記検出されたコードワードと、前記計算された差異とを算術符号化する段階とを含むことを特徴とするエントロピ符号化方法。
  40. 前記選択する段階は、
    以前シンボルの文脈を把握した後、現在シンボルの文脈を把握してツリー構造を選択することを特徴とする請求項39に記載のエントロピ符号化方法。
  41. 前記選択する段階は、
    以前データがない場合、現在シンボルの文脈を把握してツリー構造を選択することを特徴とする請求項39に記載のエントロピ符号化方法。
  42. 前記シンボルは、
    均一な間隔でグルーピングされることを特徴とする請求項39に記載のエントロピ符号化方法。
  43. 前記シンボルは、
    均一ではない間隔でグルーピングされることを特徴とする請求項39に記載のエントロピ符号化方法。
  44. 前記シンボルは、
    確率値が急激に変動する区間で、間隔は広くグルーピングされ、確率値が小さく変動する区間で、間隔は短くグルーピングされることを特徴とする請求項43に記載のエントロピ符号化方法。
  45. 各コードが設けられる確率値が各ノードに割り当てられたツリー構造を基に、算術復号化してコードワードを検出する段階と、
    前記算術復号化された結果を利用し、前記検出されたコードワードが示す代表値とシンボルが示す値との差異値を算術復号化して検出する段階と、
    前記検出されたコードワードに対応してグルーピングされたシンボルのうち、所定のシンボルを前記検出された差異値を利用して検出する段階とを含むことを特徴とするエントロピ復号化方法。
  46. 前記シンボルは、
    均一な間隔でグルーピングされることを特徴とする請求項45に記載のエントロピ復号化方法。
  47. 前記シンボルは、
    均一ではない間隔でグルーピングされることを特徴とする請求項45に記載のエントロピ復号化方法。
  48. 前記シンボルは、
    確率値が急激に変動する区間で、間隔は広くグルーピングされ、確率値が小さく変動する区間で、間隔は短くグルーピングされることを特徴とする請求項47に記載のエントロピ復号化方法。
  49. 各コードが設けられる確率値が各ノードに異なって割り当てられた少なくとも一つ以上のツリー構造のうち、符号化端で利用されたツリー構造を判断する段階と、
    前記判断されたツリー構造を基にして、ビットストリームを算術復号化してコードワードを検出する段階と、
    前記算術復号化された結果を利用し、前記検出されたコードワードが示す代表値とシンボルが示す値との差異値を算術復号化して検出する段階と、
    前記検出されたコードワードに対応してグルーピングされたシンボルのうち、所定のシンボルを前記検出された差異値を利用して検出する段階とを含むことを特徴とするエントロピ復号化方法。
  50. 前記シンボルは、
    均一な間隔でグルーピングされることを特徴とする請求項49に記載のエントロピ復号化方法。
  51. 前記シンボルは、
    均一ではない間隔でグルーピングされることを特徴とする請求項49に記載のエントロピ復号化方法。
  52. 前記シンボルは、
    確率値が急激に変動する区間で、間隔は広くグルーピングされ、確率値が小さく変動する区間で、間隔は短くグルーピングされることを特徴とする請求項51に記載のエントロピ復号化方法。
  53. 各コードが設けられる確率値が各ノードに割り当てられた複数の異なるツリー構造のうち、符号化端で利用されたツリー構造を判断する段階と、
    前記検出されたツリー構造を基にして、ビットストリームを算術復号化してコードワードを検出する段階と、
    前記算術復号化された結果を利用し、前記検出されたコードワードが示す代表値とシンボルが示す値との差異値を算術復号化して検出する段階と、
    前記検出されたコードワードに対応してグルーピングされたシンボルのうち、所定のシンボルを前記検出された差異値を利用して検出する段階とを含むことを特徴とするエントロピ復号化方法。
  54. 前記シンボルは、
    均一な間隔でグルーピングされることを特徴とする請求項53に記載のエントロピ復号化方法。
  55. 前記シンボルは、
    均一ではない間隔でグルーピングされることを特徴とする請求項53に記載のエントロピ復号化方法。
  56. 前記シンボルは、
    確率値が急激に変動する区間で、間隔は広くグルーピングされ、確率値が小さく変動する区間で、間隔は短くグルーピングされることを特徴とする請求項55に記載のエントロピ復号化方法。
  57. 所定のシンボルをグルーピングし、所定のコードワードに対応するように保存されたコードワードのうち、シンボルに対応するコードワードを検出する段階と、
    各コードが設けられる確率値が各ノードに割り当てられたツリー構造を基にして、前記検出されたコードワードの各コードに対応する確率値を検出する段階と、
    前記検出されたコードワードが示す代表値と前記シンボルが示す値との差異値を計算し、前記検出されたコードワードに含まれたシンボルのうち、前記シンボルが検出された確率を計算する段階と、
    前記検出された確率値及び前記計算された確率を利用し、前記検出されたコードワードと、前記計算された差異とを算術符号化する段階とを含む方法をコンピュータで実行させるためのプログラムを記録したコンピュータで読取り可能な記録媒体。
  58. 所定のシンボルをグルーピングし、所定のコードワードに対応するように保存されたコードワードのうち、シンボルに対応するコードワードを検出する段階と、
    以前シンボルの文脈を基にして、各コードが設けられる確率値が各ノードに異なって割り当てられた複数のツリー構造のうち、所定のツリー構造を選択する段階と、
    前記選択されたツリー構造を基にして、前記検出されたコードワードの各コードに対応する確率値を検出する段階と、
    前記検出されたコードワードが示す代表値と前記シンボルが示す値との差異値を計算し、前記検出されたコードワードに含まれたシンボルのうち、前記シンボルが検出された確率を計算する段階と、
    前記検出された確率値及び前記計算された確率を利用し、前記検出されたコードワードと、前記計算された差異値とを算術符号化する段階とを含む方法をコンピュータで実行させるためのプログラムを記録したコンピュータで読取り可能な記録媒体。
  59. 所定のシンボルをグルーピングし、所定のコードワードに対応するように保存されたコードワードのうち、シンボルに対応するコードワードを検出する段階と、
    以前シンボルの文脈を基にして、各コードが設けられる確率値が各ノードに割り当てられた複数の異なるツリー構造のうち、所定のツリー構造を選択する段階と、
    前記選択されたツリー構造を基にして、前記検出されたコードワードの各コードに対応する確率値を検出する段階と、
    前記検出されたコードワードが示す代表値と前記シンボルが示す値との差異値を計算し、前記検出されたコードワードに含まれたシンボルのうち、前記シンボルが検出された確率を計算する段階と、
    前記検出された確率値及び前記計算された確率を利用し、前記検出されたコードワードと、前記計算された差異とを算術符号化する段階とを含む方法をコンピュータで実行させるためのプログラムを記録したコンピュータで読取り可能な記録媒体。
  60. 各コードが設けられる確率値が各ノードに割り当てられたツリー構造を基にして、ビットストリームを算術復号化してコードワードを検出する段階と、
    前記算術復号化された結果を利用し、前記検出されたコードワードが示す代表値とシンボルが示す値との差異値を算術復号化して検出する段階と、
    前記検出されたコードワードに対応してグルーピングされたシンボルのうち、所定のシンボルを前記検出された差異値を利用して検出する段階とを含む方法をコンピュータで実行させるためのプログラムを記録したコンピュータで読取り可能な記録媒体。
  61. 各コードが設けられる確率値が各ノードに異なって割り当てられた少なくとも一つ以上のツリー構造のうち、符号化端で利用されたツリー構造を判断する段階と、
    前記判断されたツリー構造を基にして、ビットストリームを算術復号化してコードワードを検出する段階と、
    前記算術復号化された結果を利用し、前記検出されたコードワードが示す代表値とシンボルが示す値との差異値を算術復号化して検出する段階と、
    前記検出されたコードワードに対応してグルーピングされたシンボルのうち、所定のシンボルを前記検出された差異値を利用して検出する段階とを含む方法をコンピュータで実行させるためのプログラムを記録したコンピュータで読取り可能な記録媒体。
  62. 各コードが設けられる確率値が各ノードに割り当てられた少なくとも一つ以上の異なるツリー構造のうち、符号化端で利用されたツリー構造を判断する段階と、
    前記検出されたツリー構造を基にして、ビットストリームを算術復号化してコードワードを検出する段階と、
    前記算術復号化された結果を利用し、前記検出されたコードワードが示す代表値とシンボルが示す値との差異値を算術復号化して検出する段階と、
    前記検出されたコードワードに対応してグルーピングされたシンボルのうち、所定のシンボルを前記検出された差異値を利用して検出する段階とを含む方法をコンピュータで実行させるためのプログラムを記録したコンピュータで読取り可能な記録媒体。
  63. 所定のシンボルをグルーピングし、所定のコードワードに対応するように保存されたコードワードのうち、シンボルに対応するコードワードを検出するコードワード検出部と、
    各コードが設けられる確率値が各ノードに割り当てられた少なくとも一つの所定のツリー構造を基にして、前記検出されたコードワードの各コードに対応する確率値を検出する確率値検出部とを含むことを特徴とするエントロピ符号化装置。
  64. 以前シンボルの文脈を基にして、複数個のツリー構造のうち、前記所定のツリー構造を選択する選択部をさらに含むことを特徴とする請求項63に記載のエントロピ符号化装置。
  65. 前記検出されたコードワードが示す代表値と前記シンボルが示す値との差異値を計算し、前記検出されたコードワードに含まれたシンボルのうち、前記シンボルが検出された確率を計算する差異計算部と、
    前記検出された確率値及び前記計算された確率を利用し、前記検出されたコードワードと、前記計算された差異値とを算術符号化する算術符号化部とをさらに含むことを特徴とする請求項63に記載のエントロピ符号化装置。
  66. 各コードが設けられる確率値が各ノードに異なって割り当てられた少なくとも一つ以上のツリー構造のうち、符号化端で利用されたツリー構造を判断するツリー構造判断部と、
    前記判断されたツリー構造を基にして、ビットストリームを算術復号化してコードワードを検出するコードワード検出部とを含むことを特徴とするエントロピ復号化装置。
  67. 前記算術復号化された結果を利用し、前記検出されたコードワードが示す代表値とシンボルが示す値との差異値を算術復号化して検出する差異値検出部と、
    前記検出されたコードワードに対応してグルーピングされたシンボルのうち、所定のシンボルを前記検出された差異値を利用して検出するシンボル検出部とをさらに含むことを特徴とする請求項66に記載のエントロピ復号化装置。
  68. 所定のシンボルをグルーピングし、所定のコードワードに対応するように保存されたコードワードのうち、シンボルに対応するコードワードを検出する段階と、
    各コードが設けられる確率値が各ノードに割り当てられた少なくとも一つの所定のツリー構造を基にして、前記検出されたコードワードの各コードに対応する確率値を検出する段階とを含むことを特徴とする信号の符号化方法。
  69. 各コードが設けられる確率値が各ノードに異なって割り当てられた少なくとも一つ以上のツリー構造のうち、符号化端で利用されたツリー構造を判断する段階と、
    前記判断されたツリー構造を基にして、ビットストリームを算術復号化してコードワードを検出する段階とを含むことを特徴とする信号の復号化方法。
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