JP2010519735A - 改良型ドーズ量制御付きマルチステップ・プラズマドーピング方法 - Google Patents

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Abstract

マルチステップで基板をプラズマドーピングする方法が、プロセスガスからプラズマを点弧することを含む。第1プラズマドーピングステップを実行するための第1プラズマ条件を確立する。第1プラズマ条件を有するプラズマ中のイオンが基板の表面に衝突するように基板にバイアス電圧をかけ、これにより基板に第1ドーズ量を与える。第1プラズマ条件が第2プラズマ条件に遷移する。第2プラズマ条件を有するプラズマ中のイオンが基板の表面に衝突するように基板にバイアス電圧をかけ、これにより基板に第2ドーズ量を与える。第1及び第2プラズマ条件は、第1ドーズ量と第2ドーズ量とが組み合わさって、基板の少なくとも一部分全体にわたる所定のドーズ量の分布を達成するように選定する。

Description

本明細書で用いる節の見出しは組織的目的に過ぎず、本願に記載の主題を限定するものとして解釈すべきでない。
(発明の背景)
プラズマ処理は、半導体及びその他の産業において何十年にわたって用いられている。プラズマ処理は、洗浄(クリーニング)、エッチング、ミリング(切削)、及び堆積のような作業用に用いられている。最近は、プラズマ処理はドーピングに用いられている。プラズマドーピングシステムが、一部の近代的電子デバイス及び光学デバイスのドーピングの要求を満たすべく開発されている。プラズマドーピングは時としてPLADまたはプラズマ浸漬イオン注入(PIII:Plasma Immersion Ion Implantation)と称される。
プラズマドーピングは、従来のビームラインイオン注入システムとは根本的に異なり、ビームラインイオン注入システムは、イオンを電界で加速させ、そしてこれらのイオンをその質量対電荷比に応じて選別して、所望の注入用イオンを選択する。プラズマドーピングシステムは、ドーパントイオンを含むプラズマ中にターゲット(対象物)を浸して、このターゲットに一連の負電圧パルスでバイアス電圧をかける。プラズマシース内の電界はイオンをターゲットに向けて加速し、これによりターゲットの表面にイオンが注入される。
半導体産業用のイオン注入システム及び他のドーピングシステムは一般に、非常に高度な均一性を要求する。半導体産業において使用されてきた従来のビームラインイオン注入システムは、現在技術の半導体基板の表面全体にわたる優れた均一性を与える。一般に、プラズマドーピングシステムの均一性は従来のビームラインイオン注入システムほど良好ではない。多くのプラズマドーピングシステムは、少なくとも多少の半径方向のドーズ量の不均一性を有する。この半径方向のドーズ量の不均一性は、基板の中心に向かうほど高いドーズ量、あるいは基板のエッジ(縁部)に近いほど高いドーズ量を生じさせる。
米国特許出願公開第10/905172号明細書 米国特許出願公開第11/623719号明細書 米国特許出願公開第10/908009号明細書 米国特許出願公開第11/163303号明細書 米国特許出願公開第11/163307号明細書 米国特許出願公開第11/566418号明細書
本発明の態様は、以下の図面に関連する説明を参照することによってより良好に理解することができ、各図面中では、同じ参照番号は同様の構造要素及び特徴を示す。これらの図面は必ずしも一定縮尺ではない。以下に説明する図面は例示目的に過ぎないことは当業者にとって明らかである。いずれにせよ、これらの図面は、本発明の教示の範囲を制限することを意図するものではない。
本発明によるマルチステップのプラズマドーピング方法で使用することのできるプラズマドーピングシステムを例示する図である。 本発明による、ステップ間の遷移中にプラズマを維持するマルチステップのプラズマドーピング方法のフローチャートである。 本発明による、ステップ間の遷移中にプラズマを消孤するマルチステップのプラズマドーピング方法のフローチャートである。 本発明による、ステップ間の遷移中にプラズマ条件を次第に変化させるマルチステップのプラズマドーピング方法のフローチャートである。 図5Aは、比較的低いプロセスガス流量及び10mT(1.33322Pa)〜95mT(12.66559Pa)の範囲内にあるチャンバ圧力についての、シート抵抗率(Rs)のシミュレーションを例示する図であり、図5Bは、比較的高いプロセスガス流量及び10mT〜95mTの範囲内にあるチャンバ圧力についての、シート抵抗率(Rs)のシミュレーションを例示する図である。
(実施例の詳細な説明)
本明細書の教示は種々の実施例に関連して説明するが、本発明の教示をこうした実施例に限定することを意図するものではない。逆に、本発明の教示は、種々の代案、変形、等価物を含み、このことは当業者にとって明らかである。
例えば、本発明の均一性を改善する方法はプラズマドーピングに関連して説明しているが、本発明の方法はあらゆる種類のプラズマプロセスに適用することができることは明らかである。具体的には、本発明による均一性を改善する方法は、プラズマエッチングシステム及びプラズマ堆積システムに適用することができる。
なお、本発明が動作可能なままである限り、本発明の方法の個々のステップは、任意順序で、及び/または同時に実行することができる。さらに、本発明が動作可能なままである限り、本発明の装置は、説明する実施例の任意数のもの、あるいはすべてを含むことができる。
通常は、基板上のすべてのデバイスまたはチップについて同じデバイス性能を得るために、半導体基板の表面全体にわたって均一なドーズ量を注入することが望ましい。プラズマドーピングシステムは、比較的高い半径方向のドーズ量の不均一性を有することが多い。この半径方向のドーズ量の不均一性は、非常に均一なプラズマ密度を有するプラズマを、プラズマドーピングに通常用いられるチャンバ内に生成することが比較的困難であることにより生じる。半径方向のドーズ量の不均一性は、基板の中心に向かうほど高いドーズ量、あるいは基板のエッジに近いほど高いドーズ量を生じさせることが多い。
多くの用途では、基板の表面全体にわたるドーズ量の全体的な不均一性を低減することによって、半径方向及び他のドーズ量の不均一性を改善することが望ましい。一部の用途では、半径方向及び他のドーズ量の不均一性を制御して、基板の表面全体にわたる所定のドーズ量の分布を達成することが望ましい。
半径方向のドーズ量の不均一性は、プラズマチャンバ、プラズマ源、及び基板を支持する台座の幾何学的形状を変更することによって、いくらかは制御または改善することができる。これに加えて、半径方向のドーズ量の不均一性は、圧力、ガス流量、RF電力、または希釈のような処理パラメータを変化させることによって制御または改善することができる。
本発明の方法は、マルチステップ(多段階)のプラズマドーピングを用いることによって、基板全体にわたるドーズ量の均一性を改善し、あるいは基板全体にわたるドーズ量の分布を制御する。一部の実施例では、複数のプラズマドーピングステップにおける各ステップ間に所定時間間隔だけ、このプラズマドーピングを休止する。複数のプラズマドーピングステップの各々は、異なる処理条件を有することができる。種々の実施例では、プラズマドーピングステップの各ステップ間の遷移時間中に、プラズマを活性状態にするか消孤することができる。
図1に、本発明によるマルチステップのプラズマドーピング方法で用いることのできるプラズマドーピングシステムを例示する。プラズマドーピングシステム100は、平面RFコイル及び螺旋RFコイルを共に有し、そして導電性の上部を有する誘導結合プラズマ源を含む。同様の誘導結合プラズマ源は、特許文献1(米国特許出願公開第10/905172号、2004年12月20日出願、発明の名称”RF Plasma Source with Conductive Top Section”)に記載され、この特許出願は本願の譲受人に権利付与されている。特許文献1の全文を参考文献として本明細書に含める。プラズマドーズシステム100内に示すプラズマ源は、非常に均一なイオンフラックス(イオン流束)を供給することができ、そして二次電子放射によって発生する熱も効率的に放散するので、プラズマドーピング用途に非常に適している。
より具体的には、プラズマドーピングシステム100は、外部ガス源104によって供給されるプロセスガスを含むプラズマチャンバ102を含む。比例弁106を通してプラズマチャンバ102に結合された外部ガス源104は、プロセスガスをチャンバ102に供給する。一部の実施例では、ガスバッフルを用いてガスをプラズマ源102内に分散させる。圧力計108は、チャンバ102内部の圧力を測定する。チャンバ102内の排出口110は、チャンバ102を真空排気する真空ポンプ112に結合されている。排気弁114は、排気口110を通る排気コンダクタンス(導通性)を制御する。
ガス圧コントローラ116は、比例弁106、圧力計108、及び排気弁114に電気接続されている。ガス圧コントローラ116は、排気コンダクタンス、及び圧力計108に応答するフィードバックループ内のプロセスガス流量を制御することによって、プラズマチャンバ102内の所望圧力を維持する。排気コンダクタンスは排気弁114で制御する。プロセスガスの流量は比例弁106で制御する。
一部の実施例では、微量ガス種の比率制御を、主要なドーパント種を供給するプロセスガスに直列に結合された質量流量計によって、プロセスガスに対して行う。また、一部の実施例では、別個のガス注入手段を用いて、ガス種をその場で調整する。さらに、一部の実施例では、マルチポート(多開口)のガス注入手段を用いて、基板全体にわたる変化を生じさせる中性の化学効果をもたらすガスを供給する。
チャンバ102はチャンバ上部118を有し、チャンバ上部118は、概ね水平に広がる誘電材料で形成された第1部分120を含む。チャンバ上部118の第2部分122は誘電材料で形成され、第1部分120からある高さまで、概ね垂直に広がる。本明細書では、第1及び第2部分120、122を全体的に誘電窓と称することがある。例えば、第1部分120を概ね曲面をなして広がる誘電材料で形成して、参考文献として本明細書に含める特許文献1に記載されたように、第1部分120と第2部分122とが互いに直交しないようにすることができる。他の実施例では、チャンバ上部118は平面のみを含む。
第1及び第2部分120、122の形状及び寸法は、特定性能を達成するように選択することができる。例えば、チャンバ上部118の第1及び第2部分120、122の寸法は、プラズマの均一性を改善するように選定することができることは当業者にとって明らかである。一実施例では、第2部分122の垂直方向の高さの、第2部分122の水平方向の長さに対する比率を、より均一なプラズマを達成するように調整する。例えば、1つの特定実施例では、第2部分122の垂直方向の高さの、第2部分122の水平方向の長さに対する比率は、1.5〜5.5の範囲である。
第1及び第2部分120、122中の誘電材料は、RF電力をRFアンテナからチャンバ102の内部に転送する媒体を提供する。一実施例では、第1及び第2部分を形成するために用いる誘電材料は、プロセスガスに対して化学的耐性があり、かつ良好な温度特性を有する高純度セラミック材料である。例えば、一部の実施例では、誘電材料は99.6%のAl23またはAlNである。他の実施例では、この誘電材料はイットリア(Yittria、登録商標)及びYAGである。
チャンバ上部118の蓋124は、第2部分122の水平方向の長さ全体にわたって広がる導電材料で形成されている。多くの実施例では、蓋124を形成するために使用する材料の導電率は、熱負荷を放散させて二次電子放射に起因する帯電効果を最小化するのに十分なほど高い。一般に、蓋124を形成するために使用する導電材料は、プロセスガスに対する化学的耐性がある。一部の実施例では、この導電材料はアルミニウムまたはシリコンである。
蓋124は、Chemrz及び/またはKalrex材料のようなフルオロカーボンポリマー製の耐ハロゲン性Oリングで第2部分122に結合されている。蓋124は一般に、第2部分122に対する加圧を最小にするが、蓋124を第2部分に封着させるのに十分な圧力を与える方法で第2部分122に装着される。一部の動作モードでは、蓋124は図1に示すようにRF接地兼DC接地である。
一部の実施例では、チャンバ102がライナー125を含み、ライナー125は、プラズマチャンバ102の内部金属壁に当たるプラズマ中のイオンによってスパッタ(たたき出し)される金属から、プラズマチャンバ102の内側を見通し遮蔽(シールド)することによって、金属汚染を防止または大幅に低減するように配置されている。こうしたライナーは、本願の譲受人に権利付与された特許文献2(米国特許出願公開第11/623739号、2007年1月16日出願、発明の名称”Plasma Source with Liner for Reducing Metal Contamination”)に記載されている。特許文献2の全文を参考文献として本明細書に含める。
種々の実施例では、このライナーは1枚または単一のプラズマチャンバ・ライナー、あるいはセグメント化されたプラズマチャンバ・ライナーとすることができる。多くの実施例では、プラズマチャンバ・ライナー125は、アルミニウムのような金属ベースの材料で形成される。これらの実施例では、プラズマチャンバ・ライナー125の少なくとも内面125’が、プラズマチャンバ・ライナーのベース材料のスパッタリング(たたき出し)を防止するハード(硬質)コーティング材料を含む。
一部のプラズマドーピングプロセスは、二次電子放射により、不均一に分布した大量の熱をプラズマ源の内面上に発生する。一部の実施例では、プラズマチャンバ・ライナー125は、図4に関連して説明するような温度制御型プラズマチャンバ・ライナー125である。これに加えて、一部の実施例では、蓋124が冷却システムを具え、この冷却システムは、蓋124及びその周辺領域の温度を調整して処理中に発生する熱負荷を放散させる。この冷却システムは、冷媒源からの冷却液を循環させる流路を蓋124内に含む流体冷却システムとすることができる。
RFアンテナは、チャンバ上部118の第1部分120及び第2部分122の少なくとも一方に近接して配置される。図1のプラズマ源は、互いに電気絶縁された2つの分離したRFアンテナを例示している。しかし、他の実施例では、2つのRFアンテナが電気接続されている。図1に示す実施例では、複数のターンを有する平面コイルのRFアンテナ126(平面アンテナまたは水平アンテナと称することがある)が、チャンバ上部118の第1部分120に隣接して配置されている。これに加えて、複数のターンを有する螺旋コイルのRFアンテナ(螺旋アンテナまたは垂直アンテナと称することがある)がチャンバ上部118の第2部分122を包囲する。
一部の実施例では、平面コイルのRFアンテナ126及び螺旋コイルのRFアンテナ128の少なくとも一方が、実効アンテナコイル電圧を低減するコンデンサ129で終端している。「実効アンテナコイル電圧」とは、本明細書では、RFアンテナ126、128の端子間の電圧降下を意味するものとして定義する。換言すれば、実行コイル電圧は「イオンが見る」電圧、あるいは等価的に、プラズマ中のイオンが受ける電圧である。
また、一部の実施例では、平面コイルのRFアンテナ126及び螺旋コイルのRFアンテナ128の少なくとも一方が誘電層134を含み、誘電層134は、Al23の誘電窓材料の誘電率に比べて低い誘電率を有する。この比較的低い誘電率の誘電材料134は容量性分圧器を形成し、この容量性分圧器も実効アンテナコイル電圧を低減する。これに加えて、一部の実施例では、平面コイルのRFアンテナ126及び螺旋コイルのRFアンテナ128の少なくとも一方がファラデーシールド136を含み、ファラデーシールド136も実効アンテナコイル電圧を低減する。
RF電源のようなRF電源130が、平面コイルのRFアンテナ126及び螺旋コイルのRFアンテナ128の少なくとも一方に電気接続されている。多くの実施例では、RF電源130は、インピーダンスマッチング(整合)回路網132によってRFアンテナ126、128に結合され、インピーダンスマッチング回路網132は、RF電源130の出力インピーダンスをRFアンテナ126、128のインピーダンスと整合させて、RF電源130からRFアンテナ126、128に転送される電力を最大にする。インピーダンスマッチング回路網132から平面コイルのRFアンテナ126及び螺旋コイルのRFアンテナ128に至る破線は、インピーダンスマッチング回路網132の出力端子から、平面コイルのRFアンテナ126及び螺旋コイルのRFアンテナ128のいずれか、あるいは両方に電気接続を行うことができることを示している。
一部の実施例では、平面コイルのRFアンテナ126及び螺旋コイルのRFアンテナ128の少なくとも一方が、液体冷却可能なように形成されている。平面コイルのRFアンテナ126及び螺旋コイルのRFアンテナ128の少なくとも一方の冷却は、RFアンテナ126、128内を伝搬するRF電力によって生じる温度勾配を低減する。
一部の実施例では、プラズマ源がプラズマイグナイター(プラズマ点弧器)138を含む。一実施例では、プラズマイグナイター138が点弧ガスの貯蔵容器140を含み、点弧ガスは、アルゴン(Ar)のような高イオン化ガスであり、プラズマを点弧(イグナイト)する手助けをする。貯蔵容器140は、高コンダクタンスのガス接続でプラズマチャンバ102に結合されている。バースト弁142は、貯蔵容器140をプロセスチャンバ102から隔離する。他の実施例では、点弧ガス源が、低コンダクタンスのガス接続を用いてバースト弁142に直接配管されている。一部の実施例では、貯蔵容器140の一部が、制限されたコンダクタンスのオリフィス弁または絞り弁によって分離され、このオリフィス弁または絞り弁は、初期の高流量のバースト後の点弧ガスの一様な流れをもたらす。
プラテン(取り付け盤)144が、プラズマ源102の上部118のある高さだけ下方に配置されている。プラテン144は、基板146をプラズマドーピングのために保持する。多くの実施例では、基板146がプラテン144に電気接続されている。図1に示す実施例では、プラテン144がプラズマ源102と平行である。しかし、本発明の一実施例では、プラテン144がプラズマ源102に対して傾斜している。
プラテン144を用いて、基板146または他の加工片を処理のために保持する。一部の実施例では、プラテン144が、基板146を少なくとも一方向に平行移動し、走査し、あるいは振動させる可動ステージに機械的に結合されている。一実施例では、可動ステージが、基板146をディザー(動き回り)または振動させるディザー発生器またはオシレータ(振動装置)である。平行移動、ディザー、及び/または振動の動きは、陰影効果を低減または解消することができ、そして基板の表面に衝突するイオンビームフラックスの均一性を改善することができる。
バイアス電圧源148がプラテン144に電気接続されている。バイアス電圧源148を用いてプラテン144及び基板146にバイアス電圧をかけ、これによりプラズマ中のドーパントイオンがプラズマから抽出されて基板146に衝突する。バイアス電圧源148は、DC電源、パルス電源、またはRF電源とすることができる。一部の実施例では、グリッド(格子)を用いてプラズマ中のイオンを基板146に向けて抽出する。図1のプラズマドーピング装置は多数の異なる可能なバイアス構成を有することは、当業者にとって明らかである。
本発明の特徴と共に用いることのできるプラズマ源の多数の異なる可能な変形例が存在することは、当業者にとって明らかである。例えば、特許文献3(米国特許出願公開第10/908009号、2005年4月25日出願、発明の名称”Tilted Plasma Doping”)の記載を参照されたい。特許文献4(米国特許出願公開第11/163303号、2005年10月13日出願、発明の名称”Conformal Doping Apparatus and Method”)も参照されたい。特許文献5(米国特許出願公開第11/163307号、2005年10月13日出願、発明の名称”Conformal Doping Apparatus and Method”)も参照されたい。特許文献6(米国特許出願公開第11/566418号、2006年12月4日出願、発明の名称”Plasma Doping with Electronically Controllable Implant Angle”)も参照されたい。特許文献3、特許文献4、特許文献5、特許文献6の全文を参考文献として本明細書に含める。
図2は、本発明による、ステップ間の遷移中にプラズマを維持するマルチステップのプラズマドーピング方法のフローチャートである。図1及び図2を共に参照すれば、方法200の第1ステップ202では、基板146をプラテン144上に配置する。第2ステップ204では、プラズマドーピングシステム100内でプラズマを点弧する。一部の実施例では、第1ドーピングステップの所望のプロセスパラメータでプラズマを点弧する。他の実施例では、プラズマを点弧する第2ステップ204を、高速プラズマ点弧用に選定した条件のような他の条件下で実行する。
一実施例では、RF電源130がRFアンテナ126及び128の少なくとも一方を伝搬するRF電流を発生するとプラズマを点弧する。即ち、平面コイルのRFアンテナ126及び螺旋コイルのRFアンテナ128の少なくとも一方が能動アンテナである際にプラズマを点弧する。「能動アンテナ」とは、本明細書では、電源によって直接駆動されるアンテナとして定義する。従って、RFアンテナ126、128内のRF電流はチャンバ102内へのRF電流を含む。チャンバ102内のRF電流は、プロセスガスを励起しイオン化してチャンバ102内にプラズマを発生する。このプラズマ源は、連続モードでもパルスモードでも動作することができる。
一部の実施例では、平面コイルアンテナ126及び螺旋コイルアンテナ128の一方が空中線である。「空中線」とは、本明細書では、能動アンテナと電磁的に通じるが、電源に直接接続されていないアンテナを意味するものとして定義する。換言すれば、空中線は電源によって直接励起されないが、能動アンテナによって励起される。本発明の一部の実施例では、空中線の一端が接地電位に接続されてアンテナ同調能力を提供する。この実施例では、空中線がコイル調整器150を含み、コイル調整器150を用いて空中線コイル内の有効ターン数を変化させる。金属短絡子のような多数の異なる種類のコイル調整器を用いることができる。
第3ステップ206は、第1プラズマ条件を確立することを含む。第3ステップ206では、プロセスガスの流量を所望流量に調整し、排気口110を通る排気コンダクタンスを制御する排気弁114の位置を調整してチャンバ102内の圧力を所望圧力に調整する。第3ステップ206は、RF電源130が発生する電力を調整してプラズマの電力を調整することも含む。
第4ステップ208は、第1プラズマドーピング条件下で第1ドーピングステップを実行することを含む。第4ステップ208は、第1プラズマドーピング条件下で、プラテン144及び基板146に電圧源148でバイアス電圧をかけ、これによりプラズマ中のドーパントイオンをプラズマから抽出して基板146に衝突させることを含む。第1ドーピングステップは、基板146にドーパントイオンの第1部分ドーズ量を与える。
第5ステップ210は、プラズマドーピングを所定時間だけ休止することを含む。このステップは、ドーパントイオンが基板146に衝突しないように電圧源148の出力電圧を低下または停止させることを含む。図2に関連して説明するマルチステップのプラズマドーピング方法では、休止中にプラズマが活性状態のままである。一部の実施例では、プラズマプロセスガスまたはプロセスガスの流量を休止中に変化させる。本発明によるプラズマドーピングの他の方法では、図3に関連して説明するように、休止中にプラズマを消孤する。
第6ステップ212は、プラズマを新たな(第2)プラズマドーピング条件に調整することを含む。第6ステップ212では、プロセスガスの流量を新たな所望流量に調整し、排気口110を通る排気コンダクタンスを制御する排気弁114を調整して、チャンバ102内の圧力を新たな所望圧力に調整する。第6ステップ212は、RF電源130が発生する電力を調整して、プラズマの電力を新たな電力に変化させることを含む。
第7ステップ214は、新たなプラズマドーピング条件下で新たな(第2)ドーピングステップを実行することを含む。第7ステップ216では、新たなプラズマドーピング条件下で、プラテン144及び基板146に電圧源148でバイアス電圧をかけ、これによりプラズマ中のイオンがプラズマから抽出されて基板146に衝突する。新たなプラズマドーピングステップは、基板146にドーパントイオンの新たな部分ドーズ量を与える。
第8ステップ216は、プラズマドーピングを所定時間だけ休止するステップ、プラズマを新たなプラズマドーピング条件に調整するステップ、及び新たなドーピング条件下で新たなプラズマドーピングステップを実行するステップを反復することを含む。種々の実施例では、第8ステップ216を任意回数反復して基板146内の所望ドーズ量を得る。
図3は、本発明による、ステップ間の遷移中にプラズマを消孤するマルチステップのプラズマドーピング方法300のフローチャートである。図1及び図2を共に参照すれば、第1ステップ302では、基板146をプラテン144上に配置する。第2ステップ304では、プラズマドーピングシステム100内でプラズマを点弧する。一部の実施例では、プラズマを第1ドーピングステップの所望プロセスパラメータで点弧する。他の実施例では、プラズマを点弧する第2ステップ302を、高速プラズマ点弧のような他の条件下で実行する。一実施例では、図2の方法200に関連して説明したように、プラズマをRF電源130で点弧する。
第3ステップ306は、プラズマを第1プラズマドーピング条件に調整することを含む。第3ステップ306では、プロセスガスの流量を所望流量に調整し、排気口110を通る排気コンダクタンスを制御する排気弁114を調整してチャンバ102内の圧力を所望圧力に調整する。第3ステップ306は、RF電源130が発生する電力を調整してプラズマの電力を調整することも含む。
第4ステップ308は、第1プラズマドーピング条件下で第1ドーピングステップを実行することを含む。第4ステップ308は、第1プラズマドーピング条件下で、プラテン144及び基板146に電圧源148でバイアス電圧をかけ、これによりプラズマ中のイオンをプラズマから抽出して基板146に衝突させることを含む。第1ドーピングステップは、基板146にドーパントイオンの第1部分ドーズ量を与える。
第5ステップ310は、プラズマを所定時間だけ消孤し、これによりプラズマドーピングを所定時間だけ休止することを含む。第5ステップ310は、RF電源130を遮断し、RFアンテナ126及び128内に電流がもはや伝搬しないようにし、これによりプラズマを消孤することを含む。一部の実施例では、電圧源148の出力電圧も遮断し、これにより、ドーパントイオンの基板146への衝突を停止する時点を精密に制御する。
第6ステップ312は、プラズマドーピングシステム100内で新たな(第2)プラズマを点弧することを含む。一部の実施例では、新たな(第2)ドーピングステップの所望のプロセスパラメータで新たなプラズマを点弧する。他の実施例では。新たなプラズマを点弧することを、高速プラズマ点弧用に選定した条件のような他の条件下で実行する。一実施例では、図2の方法200に関連して説明したように、新たなプラズマをRF電源130で点弧する。
第7ステップ314は、プラズマを新たな(第2)プラズマドーピング条件に調整することを含む。第7ステップ314は、プロセスガスの流量を新たな所望流量に調整し、排気口110を通る排気コンダクタンスを制御する排気弁114の位置を調整することを含む。第7ステップ314は、RF電源130が発生する電力を調整してプラズマの電力を新たな電力に調整することも含む。
第8ステップ316は、新たなプラズマドーピング条件下で新たな(第2)ドーピングステップを実行することを含む。第8ステップ316は、新たなプラズマドーピング条件下で、プラテン144及び基板146に電圧源148でバイアス電圧をかけ、これによりプラズマ中のドーパントイオンがプラズマから抽出されて基板146に衝突することを含む。新たなドーピングステップは、基板146にドーパントイオンの新たな部分ドーズ量を与える。
第9ステップ318は、プラズマを所定時間だけ消孤するステップ、新たなプラズマを点弧するステップ、プラズマを新たなドーピング条件に調整するステップ、及び新たなドーピング条件下で新たなドーピングステップを実行するステップを反復することを含む。種々の実施例では、第9ステップ318を任意回数反復して基板146内の所望ドーズ量を得る。
図4は、本発明による、ステップ間の遷移中にプラズマ条件を次第に変化させるマルチステップのプラズマドーピング方法400のフローチャートである。図1及び図2を共に参照すれば、第1ステップ402では、基板146をプラテン144上に配置する。第2ステップ404では、プラズマドーピングシステム100内でプラズマを点弧する。一部の実施例では、第1ドーピングステップの所望のプロセスパラメータでプラズマを点弧する。他の実施例では、プラズマを点弧する第2ステップ404を、高速プラズマ点弧用に選定した条件のような他の条件下で実行する。一実施例では、図2の方法200に関連して説明したように、プラズマをRF電源130で点弧する。
第3ステップ406は、プラズマを第1プラズマドーピング条件に調整することを含む。第3ステップ406では、排気口110の排気コンダクタンスを制御する排気弁114を調整して、チャンバ102内の圧力を所望圧力に調整し、プロセスガスの流量を所望流量に調整する。第3ステップ406は、RF電源130が発生する電力を調整してプラズマの電力を調整することも含む。
第4ステップ408は、第1プラズマドーピング条件下で第1ドーピングステップを実行することを含む。このステップは、第1プラズマドーピング条件下で、プラテン144及び基板146に電圧源148でバイアス電圧をかけ、これによりプラズマ中のドーパントイオンがプラズマから抽出されて基板146に衝突することを含む。第1ドーピングステップは基盤46にドーパントイオンの第1部分ドーズ量を与える。
第5ステップ410は、ドーピング条件を新たなドーピング条件に、所定時間にわたって次第に変化させることを含む。第5ステップ410は、プラズマ条件及び基板バイアス条件の少なくとも一方を、初期ドーピング条件から新たなドーピング条件に次第に変化させることを含む。プラズマ条件は、チャンバ圧力、プロセスガス流量、及びプラズマ電力のような多数の要素を含む。チャンバ圧力は、排気口110を通る排気コンダクタンスを制御する排気弁114の位置を調整することによって変化させることができる。ドーパントの流量は、チャンバ102内へのプロセスガスの流れを測る質量流量コントローラを調整することによって変化させることができる。
バイアス条件は、基板146上のバイアス電圧、及び基板146と電磁的に通じるあらゆるグリッドまたは電極上のバイアス電圧を含む。バイアス条件は、電圧源148の電圧を所望バイアス電圧に調整することによって変化させることができる。一部の実施例では、プラズマ条件を次第に変化させながら、基板146上のバイアス電圧、及びこの基板と電磁的に通じるあらゆるグリッドまたは電極上のバイアス電圧を停止させる。
第6ステップ412は、ドーピング条件を新たなドーピング条件に、所定時間にわたって次第に変化させる第5ステップ410で確立した新たなプラズマ条件下で、新たな(第2)ドーピングステップを実行することを含む。一部の実施例では、ドーピング条件を新たなドーピング条件に、所定時間にわたって次第に変化させる第5ステップ410中に、新たなドーピングステップを開始することができる。他の実施例では、新たなドーピング条件が確立されて初めて、新たなドーピングステップを実行する。
第7ステップ414は、ドーピング条件を新たなドーピング条件に、所定時間にわたって次第に変化させるステップ、及び新たなドーピング条件下で新たなドーピングステップを実行するステップを反復することを含む。種々の実施例では、第7ステップ414を任意回数反復して基板146内の所望ドーズ量を得る。
図5Aに、比較的低いプロセスガス流量及び10mT(1.33322Pa)〜95mT(12.66559Pa)の範囲内にあるチャンバ圧力についての、シート抵抗率(Rs)のシミュレーション500を示す。図5Bに、比較的高いプロセスガス流量及び10mT〜95mTの範囲内にあるチャンバ圧力についての、シート抵抗率(Rs)のシミュレーション502を示す。より暗いグレースケールほどより低いシート抵抗率(Rs)を示し、より高いドーズ量に相当する。より明るいグレースケールほどより高いシート抵抗率(Rs)を示し、より低いドーズ量に相当する。
図5A及び5Bに示すシミュレーションは、図2〜4に関連して説明した少なくとも2つの異なるドーピング条件を有するマルチステップのドーピング方法を実行することによって、均一なドーズ特性を得ることができることを示している。例えば、単純な2ステップのプラズマドーピングプロセスを実行することができ、第1ステップは比較的低いガス流量及び10mTのチャンバ圧力で実行して基板146にドーズ量の前半を与え、第2ステップは比較的高いガス流量及び95mTのチャンバ圧力で実行して基板146にドーズ量の後半を与える。
希釈率、プラズマ密度、プラズマ電力、及び基板及び/またはグリッドのバイアス電圧のような他のプラズマドーピングプロセス変数について同様のシミュレーションを実行することができることは、当業者にとって明らかである。これに加えて、比較的単純な実験を実行して、マルチステップのプラズマドーピング用のプラズマドーピングプロセス変数を決定することができることは、当業者にとって明らかである。
ウエハー146の表面全体にわたる所望の均一性または所望のドーズ分布を達成すべく変化させることのできるプラズマドーピングパラメータの組合せは、ほとんど無限に存在する。多くの実施例では、ウエハー146の表面全体にわたる所望の均一性または所望のドーズ分布を達成するために、比較的少数のステップしか要しない。しかし、任意数のプラズマドーピングステップを実行することができる。
本発明の教示を種々の実施例に関連して説明してきたが、本発明の教示はこうした実施例に限定されることを意図していない。逆に、本発明の教示は、請求項に規定する本発明の範囲を逸脱することなしに作ることのできる種々の代案、変形例及び等価物を包含することは、当業者にとって明らかである。

Claims (23)

  1. マルチステップで基板をプラズマドーピングする方法において、
    a)プロセスガスからプラズマを点弧するステップと;
    b)第1プラズマドーピングステップを実行するための第1プラズマ条件を確立するステップと;
    c)前記第1プラズマ条件を有する前記プラズマ中のイオンが前記基板の表面に衝突するように前記基板にバイアス電圧をかけ、これにより前記基板に第1ドーズ量を与えるステップと;
    d)前記第1プラズマ条件から、第2プラズマドーピングステップを実行するための第2プラズマ条件に遷移するステップと;
    e)前記第2プラズマ条件を有する前記プラズマ中のイオンが前記基板の表面に衝突するように前記基板にバイアス電圧をかけ、これにより前記基板に第2ドーズ量を与えるステップとを具え、
    前記第1プラズマ条件及び前記第2プラズマ条件は、前記第1ドーズ量と前記第2ドーズ量とが組み合わさって、前記基板の少なくとも一部分全体にわたる所定のドーズ量の分布を達成するように選定することを特徴とするプラズマドーピング方法。
  2. 前記所定のドーズ量の分布が、前記基板の少なくとも一部分全体にわたる比較的均一な分布から成ることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記所定のドーズ量の分布が、前記基板の少なくとも一部分全体にわたる不均一な分布から成ることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記第1プラズマ条件と前記第2プラズマ条件とが異なるプラズマ条件であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1プラズマ条件から前記第2プラズマ条件への前記遷移が、活性状態のプラズマを維持することを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 前記第1プラズマ条件から前記第2プラズマ条件への前記遷移が、前記基板のバイアス電圧を除去することを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 前記第1プラズマ条件から前記第2プラズマ条件への前記遷移が、前記プラズマが活性状態である間に、前記第1プラズマ条件を前記第2プラズマ条件に次第に変化させることを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 前記第1プラズマ条件及び前記第2プラズマ条件が、プロセスガスの流量を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 前記第1プラズマ条件及び前記第2プラズマ条件が、チャンバの圧力を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  10. 前記第1プラズマ条件及び前記第2プラズマ条件が、プラズマの電力を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  11. さらに、
    a)前記第2プラズマ条件から、第3プラズマドーピングステップを実行するための第3プラズマ条件に遷移するステップと;
    b)前記第3プラズマ条件を有する前記プラズマ中のイオンが前記基板の表面に衝突するように前記基板にバイアス電圧をかけ、これにより前記基板に第3ドーズ量を与えるステップとを具え、
    前記第1プラズマ条件、前記第2プラズマ条件及び前記第3プラズマ条件は、前記基板の少なくとも一部分全体にわたる所定のドーズ量の分布を達成するように選定することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  12. マルチステップで基板をプラズマドーピングする方法において、
    a)プロセスガスから第1プラズマを点弧するステップと;
    b)第1プラズマドーピングステップを実行するための第1プラズマ条件を確立するステップと;
    c)前記第1プラズマ条件を有する前記第1プラズマ中のイオンが前記基板の表面に衝突するように前記基板にバイアス電圧をかけ、これにより前記基板に第1ドーズ量を与えるステップと;
    d)前記第1プラズマを消孤するステップと;
    e)プロセスガスから第2プラズマを点弧するステップと;
    f)第2プラズマドーピングステップを実行するための第2プラズマ条件を確立するステップと;
    g)前記第2プラズマ条件を有する前記第2プラズマ中のイオンが前記基板の表面に衝突するように前記基板にバイアス電圧をかけて、前記基板に第2ドーズ量を与え、前記第1ドーズ量と前記第2ドーズ量とが組み合わさって、前記基板の少なくとも一部分全体にわたる所定のドーズ量の分布を達成することを特徴とするプラズマドーピング方法。
  13. 前記所定のドーズ量の分布が、前記基板の少なくとも一部分全体にわたる比較的均一な分布から成ることを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. 前記所定のドーズ量の分布が、前記基板の少なくとも一部分全体にわたる不均一な分布から成ることを特徴とする請求項12に記載の方法。
  15. 前記第1プラズマ条件と前記第2プラズマ条件とが異なることを特徴とする請求項12に記載の方法。
  16. 前記第1プラズマ条件及び前記第2プラズマ条件が、プロセスガスの流量を含むことを特徴とする請求項12に記載の方法。
  17. 前記第1プラズマ条件及び前記第2プラズマ条件が、チャンバの圧力を含むことを特徴とする請求項12に記載の方法。
  18. 前記第1プラズマ条件及び前記第2プラズマ条件が、プラズマの電力を含むことを特徴とする請求項12に記載の方法。
  19. マルチステップで基板をプラズマドーピングする方法において、
    a)プロセスガスからプラズマを点弧するステップと;
    b)第1プラズマドーピングステップを実行するための第1プラズマ条件を確立するステップと;
    c)前記第1プラズマ条件を有する前記プラズマ中のイオンが前記基板の表面に衝突するように前記基板にバイアス電圧をかけて、前記基板に第1ドーズ量を与えるステップと;
    d)第2プラズマドーピングステップを実行するための第2プラズマ条件を確立するステップと;
    e)前記第2プラズマ条件を有する前記プラズマ中のイオンが前記基板の表面に衝突するように前記基板にバイアス電圧をかけ、これにより前記基板に第2ドーズ量を与えるステップとを具え、
    前記第1プラズマ条件及び前記第2プラズマ条件は、前記第1ドーズ量と前記第2ドーズ量とが組み合わさって、前記基板の少なくとも一部分全体にわたる比較的均一なドーズ量を形成するように選択することを特徴とするプラズマドーピング方法。
  20. 前記第1プラズマ条件と前記第2プラズマ条件とが異なることを特徴とする請求項19に記載の方法。
  21. 前記第1プラズマ条件及び前記第2プラズマ条件が、プロセスガスの流量を含むことを特徴とする請求項19に記載の方法。
  22. 前記第1プラズマ条件及び前記第2プラズマ条件が、チャンバの圧力を含むことを特徴とする請求項19に記載の方法。
  23. 前記第1プラズマ条件及び前記第2プラズマ条件が、プラズマの電力を含むことを特徴とする請求項19に記載の方法。
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