JP2010518845A - 薬用チューインガム - Google Patents
薬用チューインガム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010518845A JP2010518845A JP2009550730A JP2009550730A JP2010518845A JP 2010518845 A JP2010518845 A JP 2010518845A JP 2009550730 A JP2009550730 A JP 2009550730A JP 2009550730 A JP2009550730 A JP 2009550730A JP 2010518845 A JP2010518845 A JP 2010518845A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chewing gum
- gum composition
- gum
- polymer
- active ingredient
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 0 C***C1CC(C**(C2)C2C(CC2)C2*2C(**CC(CC3)C3C3CC(C)CCC3)C2)C1 Chemical compound C***C1CC(C**(C2)C2C(CC2)C2*2C(**CC(CC3)C3C3CC(C)CCC3)C2)C1 0.000 description 1
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K9/00—Medicinal preparations characterised by special physical form
- A61K9/0012—Galenical forms characterised by the site of application
- A61K9/0053—Mouth and digestive tract, i.e. intraoral and peroral administration
- A61K9/0056—Mouth soluble or dispersible forms; Suckable, eatable, chewable coherent forms; Forms rapidly disintegrating in the mouth; Lozenges; Lollipops; Bite capsules; Baked products; Baits or other oral forms for animals
- A61K9/0058—Chewing gums
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23G—COCOA; COCOA PRODUCTS, e.g. CHOCOLATE; SUBSTITUTES FOR COCOA OR COCOA PRODUCTS; CONFECTIONERY; CHEWING GUM; ICE-CREAM; PREPARATION THEREOF
- A23G4/00—Chewing gum
- A23G4/06—Chewing gum characterised by the composition containing organic or inorganic compounds
- A23G4/08—Chewing gum characterised by the composition containing organic or inorganic compounds of the chewing gum base
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Nutrition Science (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Zoology (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Physiology (AREA)
- Public Health (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Confectionery (AREA)
- Medicinal Preparation (AREA)
Abstract
Description
典型的には、チューインガム基剤は、重量あたり2〜90%の両親媒性ポリマー材料を含み、好ましくは、重量あたり2〜50%、より好ましくは、2〜25%、最も好ましくは、3〜20%含む。ポリマー材料は、接着性に関与するガム基剤中の一部又は全部の成分の代わりとして機能し得る。
(式中、R1は、H、−C(O)OR4又は−C(O)Qであり、R2は、−C(O)OR4又は−C(O)Qであり、但し、R1及びR2の少なくとも一方は、基−C(O)Qであり;
R3は、H又は−CH3であり;
R4は、H、又は1〜6個の炭素原子を有するアルキル基であり;
Qは、式−O−(YO)b−(ZO)c−R5を有する基であり、ここで、Y及びZのそれぞれは、独立して、2〜4個の炭素原子を有するアルキレン基であり、R5は、H、又は1〜4個の炭素原子を有するアルキル基であり;
aは3又は4であり、b及びcのそれぞれは、独立して、0又は1〜125の整数であり、但し、b+cの合計は、10〜250、好ましくは、10〜120の範囲の値を有する)。
を有する。これらの基は、無水マレイン酸単位又はその誘導体に由来し、主鎖上にグラフトされる。
を有してもよい。
を有してもよい。これらは、メタクリルグラフト材料に由来する。
を有する、本発明のポリマー材料は、以下の工程を含む方法により調製することができる:
(i)以下の式
(ii)工程(i)による生成物を、以下の化合物
と反応させることにより、以下の化合物II
(iii)化合物IIをクロロジメチルシランと反応させることにより、以下の化合物III
(iv)化合物IIIを還元し、生成物α−ヒドロジメチルシリルポリアルキレンオキシドを、炭化水素ポリマー主鎖中に複数の炭素−炭素二重結合を含む、直鎖又は分枝鎖状の炭化水素ポリマーと、遷移金属塩の存在下で、反応させる工程。
を有する、本発明のポリマー材料は、ポリイソプレン−グラフト−無水マレイン酸又はそのモノエステル誘導体を、化合物HO−(YO)b−(ZO)c−R5(式中、Y、Z、R5、b及びcは、上記定義の通りである)と反応させる工程を含む方法によって製造することができる。典型的には、この反応は、トルエン等の有機溶媒中で行われる。
チューインガム組成物は、ガム基剤、1つ又はそれ以上の甘味剤又は香味剤及び生物学的活性成分を含む。典型的には、チューインガム組成物は、甘味剤及び香味剤の両方を含む。チューインガム組成物は、さらに、その他の物質、例えば、栄養補助活性物質、ハーブ抽出物、刺激性物質、香料、冷たい感じ、温かい感じ又はチクチクする感じを与える感覚性物質、マイクロカプセル、研磨剤、美白剤及び着色剤を含んでもよい。
生物学的活性成分は、ヒト又は動物の身体の化学的又は物理的プロセスを変化させる任意の物質である。好ましくは、それは、薬学的活性成分であり、例えば、抗血小板凝集薬、勃起機能不全薬、充血除去剤、麻酔薬、経口避妊薬、癌化学治療薬、精神治療薬、心臓血管薬、NSAID、狭心症用NO供与剤、非オピオイド性鎮痛薬、抗菌薬、制酸剤、利尿薬、制吐薬、抗ヒスタミン薬、抗炎症薬、鎮咳薬、抗糖尿病薬(例えば、インスリン)、オピオイド、ホルモン類、及びこれらの組み合わせから選択される。好ましくは、活性成分は、カフェイン又はニコチン等の刺激性物質である。あるいは、活性成分は鎮痛剤である。活性成分のさらなる例はインスリンである。
本方法は、典型的には、ガム基剤を、生物学的活性成分と甘味剤と香味剤と一緒にブレンドすることにより、チューインガム組成物を製造する工程を含む。チューインガム組成物の標準的製造方法は、Formulation and Production of Chewing and Bubble Gum.ISBN:0−904725−10−3に記載されており、これには、コーティングを有するガム及び液体の中心を有するガムの製造も含む。
ポリイソプレン−グラフト−無水マレイン酸とポリ(エチレングリコール)メチルエーテルの反応(P1の調製)
PIP−g−MA(3.50Kg、ポリイソプレン−グラフト−無水マレイン酸、クラレ社から取得、LIR−403等級)(CAS番号139948−75−7、平均MW約25,000、MAの平均的グラフトレベル約1.0mol%を有する)とポリ(エチレングリコール)メチルエーテル(PEGME)(2.67kg、Aldrich社から購入)(平均分子量2000を有する)を秤量し、20リットル容で、オーバーヘッド撹拌装置を備えた、気密ジャケット付反応装置に添加した。トルエン(8.15Kg)を反応装置中に添加し、出発物質を溶解させて、窒素気体流を装置中に通過させた。
ポリイソプレン−グラフト−一酸モノメチルエステルとポリ(エチレングリコール)メチルエーテルの反応(P2の調製)
ポリ(エチレングリコール)メチルエーテルを、PIP−g−MaMme(ポリイソプレン−グラフト−一酸モノメチルエステル、クラレ社より提供、LIR−410等級)と反応させた。このPIP−g−MaMmeは、10個の官能基(すなわち、分子あたりのカルボン酸基)と、約25,000の分子量とを有する。
主鎖の無水マレイン酸を用いたポリマーのPEGグラフト化
無水マレイン酸コポリマー
ポリ(イソブチレン−交互−無水マレイン酸):
2種類の分子量(Mn:6000、60,000g/mol、供給業者による申告)、両方ともSigma−Aldrich社より取得。
分子量30〜50 000 g/mol(供給業者による申告)、Sigma−Aldrich社より取得。
これらは、エチレン、無水マレイン酸、及び別のモノマーのランダムコポリマーである。
これは、エチレン(91重量%)、N−ブチルアクリレート(6%)、及び無水マレイン酸(3%)のコポリマーである。この材料は、Sigma−Aldrich社から取得した(分子量は非開示、機密情報)。
これは、エチレン、ビニルアセテート及び無水マレイン酸のコポリマーである。ポリマーは、Arkema社から取得し、商標名Orevac(等級9304を使用した)として販売されている。
全ての場合において、グラフトはメトキシポリ(エチレングリコール)(MPEG)(ポリ(エチレングリコール)メチルエーテル(PEGME)としても知られる)であった。材料は2つの供給業者Sigma−Aldrich社及びClariantから取得した(Polyglykol M2000Sとして販売されている)。両方の場合で、ポリマーは分子量2000を有するものとして販売されており、非常に類似した化学的構造及び特性を有すると考えられる。ポリマーA、C〜E及びG(表3)は、Aldrich社の材料を用いて合成し、その他は、Clariant社の材料を用いて合成した。
「グラフトコポリマー」とは「ポリマー材料」のことを意味し、これらの2つの用語は同義的に使用される。
ポリマーA:
ポリ(イソブチレン−交互−無水マレイン酸)(Mn:6000g/mol、40g)及びポリ(エチレングリコール)メチルエーテル(Mn:2000g/mol、50g)を、DMF(100mL)及びトルエン(100mL)の混合物中に、反応フラスコ中で溶解させた。フラスコを、窒素気体下で24時間、還流温度において加熱し、存在するいずれの水も共沸蒸留及びDean−Stark装置への回収により除去した。得られたポリマー溶液を冷却し、ジエチルエーテル中で沈殿させ、次に、濾過を利用してポリマーを回収し、乾燥させることにより微量の溶媒を除去した。MPEGの主鎖へのグラフト化を、無水マレイン酸単位に関連する領域1700〜1850cm−1における変化を観察することにより、Brukerスペクトロメーターを用いた赤外分光法を用いて確認した。
ポリマーBを、グラフトとしてポリ(エチレングリコール)メチルエーテル(Mn:2000g/mol、110g)を用いて、ポリマーAと同様に合成した。反応を合計36時間継続させた。ポリマーを、ポリマーAと同様に特性決定した。
ポリマーCを、主鎖としてポリ(イソブチレン−交互−無水マレイン酸)(Mn:60 000g/mol、40g)を用いて、ポリマーAと同様に合成した。ポリマーを、ポリマーAと同様に特性決定した。
ポリマーDを、主鎖としてポリ(無水マレイン酸−交互−1−オクタデセン)(Mn:30〜50 000g/mol、50g)及びグラフトとしてポリ(エチレングリコール)メチルエーテル(Mn:2000g/mol、30g)を用いて、ポリマーAと同様に合成した。トルエン(200mL)を反応溶媒として使用した;この場合、ポリマー溶液を水中で沈殿させた。得られたグラフトコポリマーの両親媒性が収率の低さをもたらした(25%の理論値)。ポリマーを、ポリマーAと同様に特性決定した。
ポリマー溶液を水中で沈殿させずに、その代わり、反応溶媒を真空下で除去すること以外は、ポリマーDと同様にして、ポリマーEを合成した。この物質は、結果として、Dよりも高い収率で単離され、最終生成物中で過剰なPEGが重要な問題ではない適用に対して好適であり得る。ポリマーを、ポリマーAと同様に特性決定した。
ポリマーFを、主鎖としてポリ(無水マレイン酸−交互−1−オクタデセン)(Mn:30〜50 000g/mol、20g)、グラフトとしてポリ(エチレングリコール)メチルエーテル(Mn:2000g/mol、136g)を用いて、ポリマーDと同様に合成した。トルエン(500mL)を反応溶媒として使用した;ポリマー溶液をヘキサン中で沈殿させた。反応を合計36時間継続させた。ポリマーを、ポリマーAと同様に特性決定した。過剰なPEGは、透析又は同様の方法を介して、ポリマーから除去することができる。
ポリマーGは、主鎖としてポリ(エチレン−コ−ブチルアクリレート−コ−無水マレイン酸)(40g)及びグラフトとしてポリ(エチレングリコール)メチルエーテル(Mn:2000g/mol、30g)を用いて、ポリマーAと同様に合成した。キシレン(100mL)及びトルエン(100mL)の混合物を反応溶媒として使用した;この場合、ポリマー溶液をエタノール中で沈殿させた。ポリマーを、ポリマーAと同様に特性決定した。
ポリマーHは、主鎖としてポリ(エチレン−コ−ビニルアセテート−コ−無水マレイン酸)(40g)及びグラフトとしてポリ(エチレングリコール)メチルエーテル(Mn:2000g/mol、13g)を用いて、ポリマーAと同じように合成した。キシレン(125mL)及びトルエン(125mL)の混合物を反応溶媒として使用した;この場合、ポリマー溶液をエタノール中で沈殿させた。ポリマーを、ポリマーAと同様に特性決定した。
ポリマーIは、グラフトとしてポリ(エチレングリコール)メチルエーテル(Mn:2000g/mol、39g)を用いて、ポリマーHと同じように合成した。ポリマーからPEGを除去するために、濾過後により多くのエタノールを用いて十分に洗浄した。ポリマーを、ポリマーAと同様に特性決定した。
薬用チューインガムにおける薬剤放出試験−試験方法
予め成形したガム片のそれぞれを咀嚼前に秤量し、記録して、各片における薬剤の総量を計算できるようにした。
他に記載がない限り、咀嚼において表5のパラメーターが常に使用された。
イブプロフェンHPLC詳細:カラム:Hypersil C18 BDS、150×4.6mm;移動相:アセトニトリル/0.05% 水性オルトリン酸を60/40の比で、1mL/分;UV 検出器、波長−220nm。
カフェインHPLC詳細:カラム−Polaris C18−A 58、250×4.6mm.移動相:アセトニトリル/0.05% 水性オルトリン酸を60/40の比で、流速−1mL/分 UV検出器波長−270nm。
ニコチンHPLC詳細:カラム−Hypersil Gold C18 58、250×4.6mm。移動相−アセトニトリル/0.05M 水性無水リン酸アンモニウム、pH8.5(水酸化アンモニウムを用いてpHを調整)を30/70の比で。流速−1mL/分。UV検出器波長−260nm。
シンナムアルデヒド詳細:カラム−Varian Polaris 5u C18−A 250×4.6m。移動相−アセトニトリル/0.05% オルトリン酸(60/40)。流速−1mL/分。検出−UV250nm。インジェクション容量−5μL。
再現性を確保するため、各サンプルについて、HPLCカラムへの2回のインジェクションを行った。
化学物質
炭酸カルシウム(CaCO3)、エステルガム、硬化植物油(HVO)、ポリイソブチレン(PIB)、ポリ(ビニルアセテート)(PVAc)、グリセロモノステアレート(GMS)、マイクロワックス、ソルビトール液、ソルビトール固体、及びペパーミント油、は、全てGum Base社から入手した食品等級の素材であり、イブプロフェン(40等級)はAlbemarleより入手し;ケトプロフェン、ナプロキセン及び(−)ニコチン油はSigma−Aldrich社より入手した。ニコチンポラクリレックスはSiegfriedより入手した。
ガム基剤及びチューインガムを、Thermo Fisher Corporationにより製造されたHAAKE MiniLab Micro Compounder (すなわち、ラボミキサー)を用いて混合した。スクリューは80回転/分で共回転するように設定した。
ガム基剤の場合、成分は、典型的には、100℃における4つの異なる段階においてそれらを添加することによって一緒に混合した。各段階で、成分はHAAKE MiniLab中に一緒に入れられ、次の段階が実行される前に、設定された時間混合された。最終段階の後で、次いで素材は、MiniLab Compounderから押し出された。
ニコチンを含むガムの処方
目的
2mgのニコチンを含有し、そのニコチンがクロロホルム中のポリマー材料と予め混合されたチューインガムを混合する。
3gのP1(参照例Aにおいて調製された)を5mLのクロロホルム中に溶解し、次いで0.1mLのニコチン油を添加した。混合物を十分に撹拌し、次いでペトリ皿中に注いで、ドラフト中で一晩乾燥させた。全てのクロロホルムの痕跡を除去するために、室温にて真空オーブン中でさらに3時間置いた。次いで、ニコチン/P1混合物を、以下の表6に記載の処方を用いて、甘味剤の段階でR3ガム基剤へと混合した。この表中、各段階は、「化学物質」の項に記載の化合物が混合される特定の段階をいう。
薬物放出解析のためのHPLCを実行した。2mgのニコチンを含むガムを、40mlの唾液(用いた方法の詳細は、参照例Cの「試験」を参照されたい)を用いて「咀嚼」した。全てのニコチンが40mlの人工唾液中に放出されたと仮定される理論上の最大放出は、50μg/mLであった。NicoretteTMガムを、P1を含むガムと比較した。HPLC分析のためにサンプルを5分おきに取得した。図1は、NicoretteTM及びP1ガムからのニコチンの放出を比較する。ニコチンの放出は、P1を含むガムから、より速く観察された。結果として、P1を含むガムからのニコチンの総放出量は、5分後、及び残りの試験経過の間で、より多く観察された。
ニコチンを含む対照ガムの処方
目的
ニコチン放出において、通常のガムに対するポリマー材料の効果と比較するために、2mgのニコチンを含むがポリマー材料を含まず、ポリマー材料の代わりにマイクロワックスを予め混合した薬剤を含むチューインガムを混合する。
3gのマイクロワックスを5mLのクロロホルム中に溶解した。ワックスを溶解するために、この後、この溶液を「スピナー(spinner)」中に一晩置いてこの溶液を撹拌することが必要であった。この後、マイクロワックスの大半をクロロホルム中に分散させ、そして0.1mLのニコチンを添加した。混合物を十分に撹拌し、次いでペトリ皿中に注いで、ドラフト中で一晩乾燥させた。全てのクロロホルムの痕跡を除去するために、室温にて真空オーブン中でさらに3時間置いた。次いで、ニコチン/マイクロワックス混合物を、以下に記載のより低温の処方を用いて、甘味剤の段階でS3ガム基剤へと混合した。
カフェイン
表10のサンプルを実施例1及び2記載のものと類似の方法を用い、しかし、ニコチンではなくカフェインを用いて調製した。
各種NSAID薬剤を含むガム基剤の処方
目的
イブプロフェン、ケトプロフェン及びナプロキセンを含むガム基剤を混合する。
薬剤を最初に、チューインガムミキサーを用いて、HVO及び両親媒性ポリマー材料(P1)の混合物へと混合した。先の実施例で用いた処方方法に対し、いくつかの変更がなされた。
両親媒性ポリマー材料及びバルク中に混合されるイブプロフェンを含むチューインガムの処方
目的
ミキサー中で予め(溶媒なしに)混合されたチューインガム処方の最後に、両親媒性ポリマー材料及び薬剤を添加する。このことにより、残りのチューインガムは、ガムについて通常的であろう100℃で混合することができる。このことが、完成されたガムの吸着性向上の一助となるであろう。
最後に添加されるイブプロフェンを含むチューインガムの処方
目的
最終段階が行われる、60℃での(感受性を有する活性成分が分解するリスクを回避するための)ガムの処方は挑戦的である。低温で混合を行うと、吸着性と咀嚼特性に乏しいチューインガムがもたらされ得るためである。したがって、本実施例は、残りの混合を通常通り100℃で行い得るように、薬剤を処方のまさに最後で添加する可能性について試験することを狙いとした。この場合、20mgのイブプロフェンを1gのチューインガム片中に分散させた。
ポリマー材料と、バルク中にブレンドするイブプロフェンとを含み、ソルビトール−20mgを添加するチューインガムの処方
目的
これまでの低温ブレンドよりも良好な粘着力を有するガムを製造することを目的として、60℃にてポリマー材料と薬物をブレンドし、様々な処方にする。
イブプロフェンを予めポリマー材料と混合し、ソルビトール及び香料と同様の段階で添加した。
P1サンプル:ピーク比=2.0:7.73
1.0gのチューインガムあたり26.8mgのイブプロフェンに相当
P2サンプル:ピーク比=2.0:4.80
1.0gのチューインガムあたり28.9mgのイブプロフェンに相当
このガム及び、他の比較可能な処方及び方法論により製造されたP1を含まない対照ガムからのイブプロフェンの放出における比較については、実施例9を参照されたい。
対照サンプルの処方:両親媒性ポリマー材料を含まないイブプロフェンチューインガム
放出試験のための対照サンプルとして、最終段階において取り込まれたイブプロフェンを含むが、ポリマー材料を何ら含まないチューインガムを処方する。
バルク中に予め混合され最後に添加されるマイクロワックス及びイブプロフェンを含む対照サンプルの処方
実施例7との比較のため、P1の代わりにマイクロワックスを含む対照サンプルのガムを混合する。
混合物は実施例7の繰り返しで、P1に代えてマイクロワックスを用いた。この混合物に関する量はわずかにスケールアップされ、使用されるソルビトール液を低減し、混合物が依然として8gに達することを確実にする。
ニコチンポラクリレックスを用いたガムの処方
目的
ニコチンポラクリレックスの形態でニコチンが取り入れられたチューインガムを混合する。このものは、Amberlite IRP64陽イオン交換樹脂上に吸着させた純化ニコチンからなる。本発明実施例中で用いられるポラクリレックスのバッチ中、21.5重量パーセントの素材はニコチンであった。このポラクリレックスは、取り扱いがより簡単で、かつニコチンの安定性を増加させるため、しばしばニコチンオイルの代わりに用いられる。この実施例中で製造される完成したガムは、ガム1グラムあたり2mgのニコチンを含むと予測される。
1gのP1を、アルミニウム容器中で、スパチュラを用いて0.154gのニコチンポラクリレックスと十分に混合した。以下に記載の調整された低温処方を用いて、甘味剤添加段階で、ニコチン/P1混合物をR3ガム基剤(表6)と混合した。
ニコチンポラクリレックスを含む対照ガムの処方
目的
実施例10との比較のため、P1の代わりにマイクロワックスを用い、ニコチンポラクリレックスを含むチューインガム対照サンプルを混合する。本実施例で製造される完成したガムは、1gのガムあたり2mgのニコチンを含有することが予測される。
1gのマイクロワックスを、アルミニウム容器中で、スパチュラを用いて0.154gのニコチンポラクリレックスと十分に混合した。最初にワックスをやわらかくするためには、少々の加熱(〜約30℃)が必要とされた。以下の記載に調整された低温処方を用いて、甘味剤添加段階で、ニコチン/マイクロワックス混合物をS3ガム基剤(表7)と混合した。
カフェインを含むガムの処方
目的
1グラムの完成したガムあたり47mgのカフェインを含むチューインガムを混合する。活性成分の放出速度を制御する目的で、処方には、対照に対してP1を含む。このガムは、P1がむしろガム基剤へと取り込まれる先の実施例とは対照的に、カフェインがP1と混合され、ガム製造の最終段階に添加されるという点で、実施例3に記載のものとは原理的に異なっている。
1gのP1を、アルミニウム容器中で、スパチュラを用いて0.78gのカフェインと十分に混合した。表24に記載の処方における製造の最終段階で、甘味剤と共にカフェイン/P1混合物をR3ガム基剤(表5)へと混合した。
カフェインを含む対照ガムの処方
目的
実施例12との比較のために、カフェインを含みP1を含まないチューインガムサンプルを混合する;P1の代わりにガム基剤中にマイクロワックスを用いる。本実施例中で製造される完成したガムは、1gのガムあたり47mgのカフェインを含むことが期待される。
表25に記載の処方における製造の最終段階で、カフェインを、甘味剤と共にS3ガム基剤(表7中の処方)へと混合した。
チューインガムからの化学成分の放出を介在するための両親媒性グラフトコポリマーの使用
チューインガムからの化学成分(この場合、市販の香味剤であるシンナムアルデヒド)の放出を介在することに関する、チューインガム中へのグラフトコポリマーの使用を実証する。活性成分のあるものに伴う味をマスクすることを助けるためには、薬用チューインガムにおける香味剤の放出が注意深く制御されることは重要である。
化学物質
炭酸カルシウム(CaCO3)、エステルガム、硬化植物油(HVO、水素化大豆油)、ポリイソブチレン(PIB、分子量51,000g/mol)、ポリビニルアセテート)(PVAc、分子量26,000g/mol)、グリセロモノステアレート(GMS)、微結晶ワックス(マイクロワックス、融点82〜90℃)、ソルビトール液、及びソルビトール固体は全て食品等級の素材であり、Gum Base社から入手した。シンナムアルデヒド(98+%)はFisher−Scientific UKから入手した。
チューインガム基剤は、以下の表に示される組成を有するものとした:
参照例Dを参照されたい。
ポリマーA〜D及びF〜Iを用いてガムを製造し、人工唾液中で咀嚼して、放出されたシンナムアルデヒドをHPLCにより分析した。グラフトコポリマーがマイクロワックスで置き換えられた対照(S3)も製造し、同様のやり方で分析した(図7)。
両親媒性化合物の主鎖及びグラフトの度合(すなわち親水性)を変えることにより、チューインガムからの化学物質種(この場合、シンナムアルデヒド)の放出プロファイルを変化させることが可能である。放出速度は、主鎖の化学的類似性及びグラフトの度合を含む多くの要素により調べることができると思われ、唾液、及び、ガムのその他の成分との相互作用の変化をもたらす。従って、チューインガム中への処方に関し、入手可能性を有する、一連の異なる放出速度を有するグラフトコポリマー系が開示されている。
活性成分の放出を介在するための、両親媒性グラフトコポリマーの使用
ポリマー及びイブプロフェンの固体混合物からの、すなわち、イブプロフェンがカプセル化されている場合におけるイブプロフェンの放出を考察することにより実証される、活性成分の送達及び放出のための両親媒性グラフトコポリマーの使用を実証する。カプセル化とは、活性成分がグラフトコポリマーにより物理的に被覆され、またはグラフトコポリマー内に包み込まれることを意味する。係るカプセル化された物質は、次いで、消費者にとってより口にあうようにするために、本発明に記載の方法を用いてチューインガム中に分散される。
材料
イブプロフェン(40等級)は、Albemarle社より入手した。
イブプロフェンが1重量パーセントを構成するように、粉末化されたグラフトコポリマー及びイブプロフェンをビーカー中に測りとった。2つを予めスパチュラで混合し、ほぼ均一な混合物を作成し、次いで、60℃にてHaake Minilab micro compounderを用いて混合し、押し出した。ポリマーBの場合、3.96gのポリマー及びイブプロフェン(0.04g)を用い;ポリマーCの場合、2.97gのポリマー及びイブプロフェン(0.03g)を用いた。
カプセル化したイブプロフェンサンプル(重量のわかっている約1gの素材)を2つのプラスチック製メッシュの間に置き、人工唾液中で機械的に咀嚼した。カプセル化したイブプロフェンの咀嚼に関する詳細は、上記のシンナムアルデヒドチューインガムに用いたものと同様であり、サンプルは5分、10分、15分、20分、25分、30分、40分、50分、及び60分後に取得した。これに次いで、それらを10mmのPTFE acrodiscシリンジフィルターを通して濾過し、HPLC分析のために準備した。参照例Dに記載のHPLC装置を用いて、サンプルを分析した。
イブプロフェンをカプセル化するために、2つの異なるポリマーを用い、両方を噛んで、放出プロファイルをHPLCによりモニターした(図8)。
イブプロフェンは、グラフトコポリマーの2つのサンプル中にカプセル化され、人工唾液中でサンプルを咀嚼することによって放出された。グラフトコポリマーBは、グラフトコポリマーCよりも迅速にイブプロフェンを放出し、前者はまた、より多くのPEGを含有し、より親水性である。両親媒性グラフトコポリマーの親水性を調整することにより、イブプロフェンの放出速度を変えることが可能であると思われる。
Claims (28)
- チューインガム基剤、生物学的活性成分、ポリマー材料、並びに、1つ又はそれ以上の甘味剤又は香味剤を含むチューインガム組成物であって、該ポリマー材料が、両親媒性であり、直鎖又は分枝鎖状の炭素−炭素主鎖と、主鎖に結合する複数の側鎖とを有する、該チューインガム組成物。
- 前記ポリマー材料の主鎖が、エチレン性不飽和炭化水素モノマーのホモポリマー、又は、2つ若しくはそれ以上のエチレン性不飽和重合可能炭化水素モノマーのコポリマーに由来し、且つ、前記側鎖が、親水性である、請求項1に記載のチューインガム組成物。
- 前記炭素−炭素ポリマー主鎖が、4又は5個の炭素原子を含むエチレン性不飽和重合可能炭化水素モノマーのホモポリマーに由来する、請求項1又は2に記載のチューインガム組成物。
- 前記炭素−炭素ポリマー主鎖が、イソブチレン、ブタジエン又はイソプレンのホモポリマーに由来する、請求項3に記載のチューインガム組成物。
- 前記ポリマー材料の側鎖が、ポリ(エチレンオキシド)、ポリグリシン、ポリ(ビニルアルコール)、ポリ(スチレンスルホネート)又はポリ(アクリル酸)に由来する、請求項1〜4のいずれか1項に記載のチューインガム組成物。
- 前記側鎖が、無水マレイン酸に由来する基を介して、主鎖に結合している、請求項1〜5のいずれか1項に記載のチューインガム組成物。
- 前記ポリマー材料が、ペンダントカルボン酸基を有する、請求項1〜6のいずれか1項に記載のチューインガム組成物。
- 前記両親媒性ポリマー材料の主鎖が、10,000〜200,000、好ましくは、15,000〜50,000、より好ましくは、25,000〜45,000の範囲の分子量を有する、請求項1〜7のいずれか1項に記載のチューインガム組成物。
- 前記主鎖の単位に対する側鎖の比が、1:350〜1:20、好ましくは、1:100〜1:30の範囲である、請求項1〜8のいずれか1項に記載のチューインガム組成物。
- 前記側鎖が、以下の式
R3は、H又は−CH3であり;
R4は、H、又は1〜6個の炭素原子を有するアルキル基であり;
Qは、式−O−(YO)b−(ZO)c−R5を有する基であり、ここで、Y及びZのそれぞれは、独立して、2〜4個の炭素原子を有するアルキレン基であり、R5は、H、又は1〜4個の炭素原子を有するアルキル基であり;
b及びcのそれぞれは、独立して、0又は1〜125の整数であり、但し、b+cの合計は、10〜250、好ましくは、10〜120の範囲の値を有する)
を有する、請求項1〜9のいずれか1項に記載のチューインガム組成物。 - 前記ポリマー材料中の側鎖が、以下の式
を有する、請求項10に記載のチューインガム組成物。 - 前記生物学的活性成分が、薬学的活性成分である、請求項1〜11のいずれか1項に記載のチューインガム組成物。
- 前記生物学的活性成分が、抗血小板凝集薬、勃起機能不全薬、充血除去剤、麻酔薬、経口避妊薬、癌化学治療薬、精神治療薬、心臓血管薬、NSAID、狭心症用NO供与剤、非オピオイド性鎮痛薬、抗菌薬、制酸剤、利尿薬、制吐薬、抗ヒスタミン薬、抗炎症薬、鎮咳薬、抗糖尿病薬、オピオイド、及びホルモン類、及びこれらの組み合わせから選択される、請求項1〜12のいずれか1項に記載のチューインガム組成物。
- 前記生物学的活性成分が、刺激性物質、好ましくは、カフェイン又はニコチンである、請求項13に記載のチューインガム組成物。
- 前記生物学的活性成分が、ジクロフェナック、ケトプロフェン、イブプロフェン、アスピリン又はナプロキセン等の非ステロイド性抗炎症薬である、請求項13に記載のチューインガム組成物。
- 前記生物学的活性成分が、ビタミン、ミネラル又は他の栄養補助物質である、請求項13に記載のチューインガム組成物。
- 前記チューインガム基剤が、前記ポリマー材料以外のエラストマー材料、エラストマー可塑剤、軟化剤、賦形剤、乳化剤、及び、任意でワックスを含む、請求項1〜16のいずれか1項に記載のチューインガム組成物。
- 前記チューインガム基剤が、前記ポリマー材料を含む、請求項1〜17のいずれか1項に記載のチューインガム組成物。
- 0.1〜50%の前記ポリマー材料、好ましくは、1〜25%のポリマー材料を含む、請求項1〜18のいずれか1項に記載のチューインガム組成物。
- 前記チューインガム組成物が、経口投与に適した単位形態であり、且つ、1〜400mgの生物学的活性成分を含む、請求項1〜19のいずれか1項に記載のチューインガム組成物。
- 前記生物学的活性成分が、ニコチンであり、且つ、前記組成物単位が、1〜5mgのニコチンを含む、請求項20に記載のチューインガム組成物。
- 前記活性成分が、非ステロイド性抗炎症薬であり、且つ、前記組成物単位が、10mg〜100mgの薬物を含む、請求項20に記載のチューインガム組成物。
- (i)エラストマー材料を、任意に、エラストマー可塑剤、軟化剤、賦形剤、乳化剤及びワックスの1つ又はそれ以上と、混合することにより、チューインガム基剤を製造する工程;及び、(ii)該ガム基剤に、1つ又はそれ以上の甘味剤又は香味剤と一緒に、生物学的活性成分を添加して、チューインガム組成物を製造する工程;を含み、
両親媒性であり、且つ、直鎖又は分枝鎖状の炭素−炭素主鎖、及び、主鎖に結合する複数の側鎖を有するポリマー材料が、工程(i)におけるチューインガム基剤、及び/又は工程(ii)におけるチューインガム組成物に添加される、
チューインガム組成物の製造方法。 - 工程(ii)において、前記ガム基剤が、好ましくは、80〜120℃の範囲の温度まで、加熱される、請求項23に記載の方法。
- 工程(ii)において、加熱後、前記混合物が、好ましくは、40〜80℃の範囲の温度まで、冷却され、且つ、前記生物学的活性成分が、該冷却された混合物に添加される、請求項24に記載の方法。
- 前記チューインガム組成物が、工程(ii)の後、押出成形されて、単位チューインガム組成物が製造される、請求項23〜25のいずれか1項に記載の方法。
- 予備的工程を含み、工程(ii)においてチューインガム基剤に添加される前に、前記生物学的活性成分が、ポリマー材料又は甘味剤、好ましくは、ソルビトールと、混合される、請求項23〜26のいずれか1項に記載の方法。
- 前記チューインガム組成物が、請求項1〜22に記載のチューイングガム組成物である、請求項23〜27のいずれか1項に記載の方法。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP07103052 | 2007-02-26 | ||
EP07118487 | 2007-10-15 | ||
EP07121564 | 2007-11-26 | ||
PCT/EP2008/052326 WO2008104547A1 (en) | 2007-02-26 | 2008-02-26 | Medicated chewing gum |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013261216A Division JP2014087356A (ja) | 2007-02-26 | 2013-12-18 | 薬用チューインガム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010518845A true JP2010518845A (ja) | 2010-06-03 |
Family
ID=39415427
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009550730A Pending JP2010518845A (ja) | 2007-02-26 | 2008-02-26 | 薬用チューインガム |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20100215799A1 (ja) |
EP (2) | EP2124600A1 (ja) |
JP (1) | JP2010518845A (ja) |
AU (1) | AU2008220845B2 (ja) |
CA (1) | CA2679168A1 (ja) |
MX (1) | MX2009008997A (ja) |
WO (2) | WO2008104547A1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013511289A (ja) * | 2009-11-23 | 2013-04-04 | ダブリューエム リグリー ジュニア カンパニー | ガムベース、このガムベースを主成分とするチューインガム、及びその製造方法 |
JP2014525267A (ja) * | 2011-09-01 | 2014-09-29 | インターコンチネンタル グレート ブランズ エルエルシー | 分解性チューインガムおよびその製造方法 |
JP2021518412A (ja) * | 2018-03-23 | 2021-08-02 | フェルティン ファルマ アー/エス | 固形医薬錠剤 |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB0417938D0 (en) | 2004-08-12 | 2004-09-15 | Univ Bristol | Elastomeric material exhibiting reduced adhesion and chewing gum composition containing it |
EP2154989B1 (en) * | 2007-05-31 | 2013-11-20 | Gumlink A/S | Environmental chewing gum |
WO2009050203A1 (en) * | 2007-10-15 | 2009-04-23 | Revolymer Limited | Solvent-free synthesis of amphiphilic polymeric material |
GB0920879D0 (en) | 2009-11-27 | 2010-01-13 | Revolymer Ltd | Cosmetic composition |
CN103561584A (zh) * | 2011-03-09 | 2014-02-05 | Wm.雷格利Jr.公司 | 包含多嵌段共聚物的口香糖和胶基 |
RU2558439C1 (ru) * | 2011-09-22 | 2015-08-10 | Интерконтинентал Грейт Брендс Ллк | Фоторазлагаемая гуммиоснова, жевательная резинка, содержащая фоторазлагаемую гуммиоснову, и способы их получения |
US20150150279A1 (en) * | 2012-07-05 | 2015-06-04 | Wm. Wrigley Jr. Company | Gum bases based on crosslinked polymeric microparticles |
CN104661532B (zh) | 2012-08-10 | 2021-07-06 | Wm.雷格利 Jr.公司 | 包含嵌段共聚物的胶基 |
JP6378702B2 (ja) * | 2013-03-15 | 2018-08-22 | アルジェンタ マニュファクチャリング リミティド | チュアブル製剤 |
WO2014185927A1 (en) | 2013-05-17 | 2014-11-20 | Colgate-Palmolive Company | Cleaner composition |
GB201402257D0 (en) | 2014-02-10 | 2014-03-26 | Revolymer Ltd | Novel Peracid - containing particle |
GB201505465D0 (en) * | 2015-03-30 | 2015-05-13 | Revolymer U K Ltd | Uses of polymers |
KR20220010610A (ko) * | 2019-07-11 | 2022-01-25 | 주식회사 쿠라레 | 변성 공액 디엔계 중합체 및 그 변성 공액 디엔계 중합체를 포함하는 중합체 조성물 |
Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000013662A2 (en) * | 1998-09-03 | 2000-03-16 | Jsr Llc | Medicated chewing gum delivery system for nicotine |
WO2000035298A1 (en) * | 1996-11-27 | 2000-06-22 | Wm. Wrigley Jr. Company | Chewing gum containing medicament active agents |
JP2002541123A (ja) * | 1999-04-06 | 2002-12-03 | ダブリューエム リグリー ジュニア カンパニー | オーバーコートしたチューインガム配合物 |
JP2005516091A (ja) * | 2001-10-22 | 2005-06-02 | マサチューセッツ インスティテュート オブ テクノロジー | 生分解性ポリマー |
JP2006500041A (ja) * | 2002-09-24 | 2006-01-05 | ガムリンク エー/エス | 少なくとも2種類の異なる生分解性ポリマーを含有するチューインガム |
JP2006500040A (ja) * | 2002-09-24 | 2006-01-05 | ガムリンク エー/エス | チューインガム成分の放出が改善されたチューインガム |
WO2006016179A1 (en) * | 2004-08-12 | 2006-02-16 | The University Of Bristol | Polymeric materials having reduced tack, methods of making the materials and chewing gum compositions containing such materials |
WO2006058536A1 (en) * | 2004-11-30 | 2006-06-08 | Fertin Pharma A/S | Method of providing fast relief to a user of a nicotine chewing gum |
US20060263479A1 (en) * | 2005-05-23 | 2006-11-23 | Cadbury Adams Usa Llc | Delivery system for active components as part of an edible composition including a ratio of encapsulating material and active component |
US20060286143A1 (en) * | 2005-06-15 | 2006-12-21 | Shalaby Shalaby W | Bioswellable, crystalline, amphiphilic, block/graft polymers and applications thereof |
Family Cites Families (29)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BE633960A (ja) * | 1962-06-22 | |||
US3984574A (en) * | 1975-04-11 | 1976-10-05 | Wm. Wrigley Jr. Company | Non-tack chewing gum composition |
US4241091A (en) * | 1978-12-21 | 1980-12-23 | Life Savers, Inc. | Calorie-free non-adhesive chewing gums and method |
US4387108A (en) * | 1981-06-12 | 1983-06-07 | Warner-Lambert Company | Non-stick chewing gum composition and method of preparation |
US4525363A (en) * | 1983-06-29 | 1985-06-25 | Nabisco Brands, Inc. | Single compatibilizing agents for elastomer-resin combination gum base |
US4518615A (en) * | 1983-08-23 | 1985-05-21 | Warner-Lambert Company | Non-adhesive chewing gum base composition |
JPS63235351A (ja) * | 1987-03-25 | 1988-09-30 | Kureha Chem Ind Co Ltd | 熱可塑性樹脂組成物 |
DE69119688T2 (de) * | 1990-10-10 | 1997-01-16 | Minnesota Mining & Mfg | Pfropfcopolymere und Pfropfcopolymer-/Protein- Zusammensetzungen |
US5462754A (en) * | 1992-03-03 | 1995-10-31 | Wm. Wrigley Jr. Company | Abhesive chewing gum with improved sweetness profile |
US5286500A (en) * | 1992-03-03 | 1994-02-15 | Wm. Wrigley Jr. Company | Wax-free chewing gum base |
US5385459A (en) * | 1992-06-29 | 1995-01-31 | Bridgestone Corporation | Rubber curing bladders having self release or low adhesion to curing or cured hydrocarbon rubbers |
US5580590A (en) * | 1993-12-27 | 1996-12-03 | The Wm. Wrigley Jr. Company | Environmentally friendly chewing gum compositions containing elastic protein-based polymers and method of making it |
US5482722A (en) * | 1994-09-26 | 1996-01-09 | Opta Food Ingredients, Inc. | Confections comprising a proteinaceous chewable base |
US6949264B1 (en) * | 1996-11-27 | 2005-09-27 | Wm. Wrigley Jr. Company | Nutraceuticals or nutritional supplements and method of making |
EP0997501B1 (en) * | 1997-07-08 | 2004-12-29 | Mitsui Chemicals, Inc. | Thermosetting powder coating composition |
US6190706B1 (en) * | 1997-12-23 | 2001-02-20 | Wm. Wrigley Jr. Company | Chewing gum and gum bases having reduced adhesion to environmental surfaces and method for making |
US5945143A (en) * | 1997-12-23 | 1999-08-31 | The Wm. Wrigley Jr. Company | Chewing gum and gum bases having reduced adhesion to environmental surfaces |
US6344222B1 (en) * | 1998-09-03 | 2002-02-05 | Jsr Llc | Medicated chewing gum delivery system for nicotine |
US20020098264A1 (en) * | 1998-11-27 | 2002-07-25 | Cherukuri Subraman R. | Medicated chewing gum delivery system for nicotine |
US6531114B1 (en) * | 1999-04-06 | 2003-03-11 | Wm. Wrigley Jr. Company | Sildenafil citrate chewing gum formulations and methods of using the same |
US6773716B2 (en) * | 1999-04-06 | 2004-08-10 | Wm. Wrigley Jr. Company | Over-coated chewing gum formulations |
US6441126B1 (en) * | 1999-04-26 | 2002-08-27 | Eastman Chemical Company | Branched aliphatic polyesters |
FR2815636B1 (fr) * | 2000-10-20 | 2006-02-10 | Lhd Lab Hygiene Dietetique | Nouveaux copolymeres amphiphiles utilisables notamment comme agent emulsionnant |
FR2838748B1 (fr) * | 2002-04-17 | 2004-07-09 | Urgo Laboratoires | Nouvelles compositions adhesives thermofusibles hydrophiles |
DE10248632A1 (de) * | 2002-09-23 | 2004-04-01 | Sustech Gmbh & Co. Kg | Umhüllter Kaugummi |
US6986907B2 (en) * | 2003-07-28 | 2006-01-17 | Wm. Wrigley Jr. Company | Chewing gum base and chewing gum compositions |
US7312291B2 (en) * | 2003-09-04 | 2007-12-25 | Taiwan Gwan Chian Industrial Co., Ltd. | Concrete admixture additive |
US7045580B2 (en) * | 2003-10-20 | 2006-05-16 | The Lubrizol Corporation | Oil-in-water emulsifiers |
US8268371B2 (en) * | 2005-08-22 | 2012-09-18 | Kraft Foods Global Brands Llc | Degradable chewing gum |
-
2008
- 2008-02-26 JP JP2009550730A patent/JP2010518845A/ja active Pending
- 2008-02-26 EP EP08717148A patent/EP2124600A1/en not_active Withdrawn
- 2008-02-26 CA CA002679168A patent/CA2679168A1/en not_active Abandoned
- 2008-02-26 MX MX2009008997A patent/MX2009008997A/es active IP Right Grant
- 2008-02-26 EP EP08717147A patent/EP2124599A1/en not_active Withdrawn
- 2008-02-26 WO PCT/EP2008/052326 patent/WO2008104547A1/en active Application Filing
- 2008-02-26 AU AU2008220845A patent/AU2008220845B2/en not_active Ceased
- 2008-02-26 WO PCT/EP2008/052325 patent/WO2008104546A1/en active Application Filing
- 2008-02-26 US US12/449,622 patent/US20100215799A1/en not_active Abandoned
Patent Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000035298A1 (en) * | 1996-11-27 | 2000-06-22 | Wm. Wrigley Jr. Company | Chewing gum containing medicament active agents |
WO2000013662A2 (en) * | 1998-09-03 | 2000-03-16 | Jsr Llc | Medicated chewing gum delivery system for nicotine |
JP2002541123A (ja) * | 1999-04-06 | 2002-12-03 | ダブリューエム リグリー ジュニア カンパニー | オーバーコートしたチューインガム配合物 |
JP2005516091A (ja) * | 2001-10-22 | 2005-06-02 | マサチューセッツ インスティテュート オブ テクノロジー | 生分解性ポリマー |
JP2006500041A (ja) * | 2002-09-24 | 2006-01-05 | ガムリンク エー/エス | 少なくとも2種類の異なる生分解性ポリマーを含有するチューインガム |
JP2006500040A (ja) * | 2002-09-24 | 2006-01-05 | ガムリンク エー/エス | チューインガム成分の放出が改善されたチューインガム |
WO2006016179A1 (en) * | 2004-08-12 | 2006-02-16 | The University Of Bristol | Polymeric materials having reduced tack, methods of making the materials and chewing gum compositions containing such materials |
WO2006058536A1 (en) * | 2004-11-30 | 2006-06-08 | Fertin Pharma A/S | Method of providing fast relief to a user of a nicotine chewing gum |
US20060263479A1 (en) * | 2005-05-23 | 2006-11-23 | Cadbury Adams Usa Llc | Delivery system for active components as part of an edible composition including a ratio of encapsulating material and active component |
US20060286143A1 (en) * | 2005-06-15 | 2006-12-21 | Shalaby Shalaby W | Bioswellable, crystalline, amphiphilic, block/graft polymers and applications thereof |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013511289A (ja) * | 2009-11-23 | 2013-04-04 | ダブリューエム リグリー ジュニア カンパニー | ガムベース、このガムベースを主成分とするチューインガム、及びその製造方法 |
JP2014525267A (ja) * | 2011-09-01 | 2014-09-29 | インターコンチネンタル グレート ブランズ エルエルシー | 分解性チューインガムおよびその製造方法 |
JP2021518412A (ja) * | 2018-03-23 | 2021-08-02 | フェルティン ファルマ アー/エス | 固形医薬錠剤 |
JP7303211B2 (ja) | 2018-03-23 | 2023-07-04 | フェルティン ファルマ アー/エス | 固形医薬錠剤 |
US11723918B2 (en) | 2018-03-23 | 2023-08-15 | Fertin Pharma A/S | Solid pharmaceutical tablet |
US11730757B2 (en) | 2018-03-23 | 2023-08-22 | Fertin Pharma A/S | Solid pharmaceutical tablet |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
AU2008220845B2 (en) | 2013-10-03 |
CA2679168A1 (en) | 2008-09-04 |
EP2124600A1 (en) | 2009-12-02 |
MX2009008997A (es) | 2010-01-20 |
WO2008104547A1 (en) | 2008-09-04 |
WO2008104546A1 (en) | 2008-09-04 |
AU2008220845A1 (en) | 2008-09-04 |
EP2124599A1 (en) | 2009-12-02 |
US20100215799A1 (en) | 2010-08-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2010518845A (ja) | 薬用チューインガム | |
CA2705015C (en) | Amphiphilic copolymeric material | |
JP2014087356A (ja) | 薬用チューインガム | |
AU602931B2 (en) | Coating membrane and compositions prepared therefrom | |
ZA200410386B (en) | Medicinal composition for regulating release and process for producing the same | |
JPS62215349A (ja) | 封入された活性成分を含有する食品及びその調整方法 | |
FR2741628A1 (fr) | Nouveaux hydrogels a base de copolymeres trisequences et leur application notamment a la liberation progressive de principes actifs | |
EP2222754A2 (en) | Thermoresponsive arginine-based hydrogels as biologic carriers | |
EP0522141A1 (en) | Method for masking the taste of a medicament | |
JP5373803B2 (ja) | 両親媒性ポリマー材料の無溶媒合成 | |
CA2202676C (en) | Biodegradable polyanhydrides derived from dimers of bile acids, and use thereof as controlled drug release systems | |
RU2481358C2 (ru) | Амфифильный сополимерный материал | |
JP2003523386A (ja) | 経口投与可能な酸安定性の抗潰瘍性ベンゾイミダゾール誘導体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110113 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120525 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120612 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20120907 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20120914 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20121009 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20121016 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121112 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130820 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131218 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20131226 |
|
A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20140228 |