JP2010517334A - ハンドオーバ後のターゲットセルにおける資源割当て - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、移動(セルラー)通信システム1を概略的に示している。この移動通信システムでは、移動電話(MT)3−0、3−1及び3−2のユーザが、基地局5−1又は5−2のうちの一方及び電話網7を介して、他のユーザ(図示せず)と通信することができる。この実施形態では、ダウンリンク(DL)の場合、基地局5が、直交周波数分割多元接続(OFDMA)技法を用いて移動電話3(3−0、3−1、3−2)にデータを送信し、アップリンク(UL)の場合、移動端末3が、シングルキャリア周波数分割多元接続(FDMA)技法を用いて基地局5(5−1、5−2)にデータを送信する。移動電話3が対応する帯域幅、及び移動電話3に送信する/移動電話3から送信されることになるデータの量に応じて、異なるサブキャリアが、基地局5によって各移動電話3に割り当てられる。移動電話3がソース基地局(たとえば、基地局5−1)のセルからターゲット基地局(たとえば、基地局5−2)に移動するとき、ソース基地局及びターゲット基地局5、並びに移動電話3において、ハンドオーバ(HO)手順(プロトコル)が実行され、ハンドオーバ過程が制御される。
この実施形態では、利用可能な送信帯域が多数の部分帯域に分割され、各部分帯域は、連続するブロックに配列される多数の連続するサブキャリアを含む。異なる移動電話3は、そのデータを送信するために、異なる時刻において、1つの部分帯域内で異なる資源ブロック(サブキャリア)(複数可)を割り当てられる。
図2は、この実施形態において使用される基地局5のそれぞれの主要構成要素を示すブロック図である。図示のように、基地局5は、1つ又は複数のアンテナ23を介して(上述したサブキャリアを使用して)携帯電話3と信号を送受信するように動作可能であると共に、ネットワークインタフェース25を介して電話網7と信号を送受信するように動作可能である送受信回路21を備える。コントローラ27は、メモリ29に格納されるソフトウエアに従って、送受信回路21の動作を制御する。ソフトウエアは、特に、オペレーティングシステム31、ダウンリンクスケジューラ33及び資源割当てモジュール34を含む。ダウンリンクスケジューラ33は、移動電話3との通信において送受信回路21が送信すべきユーザデータパケットをスケジュールするように動作可能である。資源割当てモジュール34は、基地局5にアップリンクデータを送信するために移動電話3が用いるための周波数資源を割り当てるように動作可能である。ソフトウエアはハンドオーバモジュール35も含み、その動作を以下に説明する。
図3は、図1に示される各移動電話3の主要構成要素を概略的に示す。図に示されるように、移動電話3は、1つ又は複数のアンテナ73を介して、基地局5と信号を送受信するように動作可能である送受信回路71を備える。図に示されるように、移動電話3はコントローラ75も備える。このコントローラは、移動電話3の動作を制御し、送受信回路71に、さらにはスピーカ77、マイクロフォン79、ディスプレイ81及びキーパッド83に接続される。コントローラ75は、メモリ85に格納されるソフトウエア命令に従って動作する。図に示されるように、これらのソフトウエア命令は、特に、オペレーティングシステム87を含む。この実施形態では、メモリは、アップリンクデータバッファ89も提供する。ハンドオーバ過程を制御するソフトウエアは、ハンドオーバモジュール91によって与えられ、その動作を以下に説明する。
ここで、ハンドオーバモジュール35及び91の動作に関する説明を提供する。以下の説明では、UTRANのロングタームエボリューション(LTE)で使用される用語を使用する。したがって、基地局5を変更している携帯電話3はUEと呼ばれ、ソース基地局5−1はソースeNodeBと呼ばれ、ターゲット基地局5−2はターゲットeNodeBと呼ばれる。
1.UEが、ルールセットによって、すなわち、システム情報、仕様等によって、「測定報告」を送信するようにトリガされる。
2.ソースeNodeBが、「測定報告」及びRRM(無線資源管理)情報に基づいて、UEをターゲットeNodeBにハンドオフするための判定を行なう。ソースeNodeBは、ターゲットeNodeBがハンドオーバすることができるように準備し、ハンドオーバ要求において関連する情報を渡す。関連する情報は、システムアーキテクチャエボリューション(SAE)ベアラのQoSプロファイルと、場合によっては、これらのベアラのアクセスストラタム(AS)構成(すなわち、RLC、MAC層構成)とを含む。
3.ターゲットeNodeBが、L1/L2でHOの準備をし、セル内の各UEを一意に特定するために用いられる新たな「セル無線ネットワーク一時識別子(C−RNTI)と、場合によっては、いくつかの他のパラメータ、すなわちアクセスパラメータ、「システム情報ブロック」(SIB)等とを与えることによって、ソースeNodeBに応答する。容認されたHO準備を受信した後に、ソースeNodeBは、ターゲットeNodeBにユーザデータパケットを転送し始める。
4.UEが、必要なパラメータ、たとえば、新たなC−RNTI、可能な開始時間、ターゲットeNodeB、SIB等を有する「ハンドオーバ(HO)コマンド」を受信する。図4A及び図4Bに示されないが、UEは、RLC肯定応答手順で、「HOコマンド」の受信に肯定応答し得る。
5.「HOコマンド」において規定される開始時間の満了後に、UEは、そのアップリンク送信を中止し、ターゲットeNodeBとの同期を実行し、その後、ULタイミングアドバンス(TA)を捕捉し始める。
6.ターゲットeNodeBが、UL割当て及びタイミングアドバンス情報で応答する。これらの情報は、ターゲットeNodeBに「ハンドオーバ完了」メッセージを送信するためにUEによって用いられ、ターゲットeNodeBは、そのUEのためのハンドオーバ手順を完了する。図示されないが、ターゲットeNodeBは、RLC肯定応答手順で、「HO完了」の受信に肯定応答し得る。
7a.ターゲットeNodeBが、ソースeNodeBにHOの成功を通知する。その後、ソースeNodeBは、既に転送されているデータをそのバッファから消去することができる。ソースeNodeBがそのバッファ内にいくつかのUEデータを有する場合、又はネットワークユーザプレーンエンティティ(UPE)が依然としてソースeNodeBにデータを転送している場合には、ソースeNodeBは依然としてUEデータを転送し続ける。
7b.UPEが適切なユーザパケットをターゲットeNodeBに直に転送するように、ターゲットeNodeBがネットワーク移動管理エンティティ(MME)/UPEへのUE位置情報を更新する。
ソースeNodeBから、ステップ4において「RRCハンドオーバコマンド」を受信すると、UEにおいてハンドオーバ実行段階が始まる。「ハンドオーバコマンド」を受信すると、UEはアップリンク送信を中止し、アップリンクパケットのバッファリングを開始し、古いセルから離脱し、ステップ5においてターゲットセルとの同期を試みる。
1.eNodeB間ハンドオーバの場合、ソースeNodeBは、UE毎に最新のULバッファ状態報告を格納し、それをターゲットeNodeBに転送する必要はない。この結果として、eNodeBにおけるメモリ要件が緩和され、eNodeB間のX2インタフェース上のシグナリング負荷が軽減される。
2.eNodeB内ハンドオーバの場合、バッファ状態報告が、格納されてソースからターゲットセルULスケジューリングエンティティに転送される必要はない。
3.アップリンク資源の正確な割当てがハンドオーバ直後に実行されるので、UEが、さらに多くの資源を要求する必要はなく、結果としてL2シグナリングオーバヘッドが低減される。
上記において詳細な一実施形態を説明した。本明細書において具現される本発明から利益を依然として享受しながら、上記の実施形態に対する数多くの変更及び代替を実施することができることは、当業者には理解されよう。例示にすぎないが、ここで、数多くのこれらの代替及び変更を説明する。
LTE−(UTRANの)ロングタームエボリューション
eNodeB−E−UTRANノードB
UE−ユーザ機器−移動通信デバイス
DL−ダウンリンク−基地局から移動装置へのリンク
UL−アップリンク−移動装置から基地局へのリンク
MME−モビリティ管理エンティティ
UPE−ユーザプレーンエンティティ
HO−ハンドオーバ
RLC−無線リンク制御
RRC−無線資源制御
RRM−無線資源管理
SAE−システムアーキテクチャエボリューション
C−RNTI−セル無線ネットワーク一時識別子
SIB−システム情報ブロック
Uプレーン−ユーザプレーン
X2インタフェース−2つのeNodeB間のインタフェース
LTE内ハンドオーバ手順のためのシグナリングシーケンスがTS36.300において獲得されているが、ターゲットセル内の資源割当てに関する仕様は、いまだに詳細には検討されていない。この提案では、本発明者は、ハンドオーバ及びULバッファ状態報告の処理後の、ターゲットセルにおけるUL資源割当てに関するいくつかのさらに細かい事柄を検討する。
移動性に関する「通常の」シグナリングフローを調査すると、ハンドオーバ手順は、無線状態が変化すること、UEが測定報告を送信すること、ネットワークが判定を行いターゲットセルを準備すること、ネットワークがUEにセルを変更するように指示すること、UEがL1を再構成してターゲットセルに同期すること、データが送信されてターゲットセルにおいて受信されること、及びソースセル内の資源が解放されることから成ることを確認することができる。
1.UEが、ルールセットによって、すなわち、システム情報、仕様等によって、「測定報告」を送信するようにトリガされる。
2.ソースeNBが、「測定報告」及びRRM情報に基づいて、UEをハンドオフするための判定を行なう。ソースeNBは、ターゲットeNBがハンドオーバすることができるように準備し、「ハンドオーバ要求」において関連する情報を渡す。関連する情報は、SAEベアラのQoSプロファイルと、場合によっては、これらのベアラのAS構成(FFS)とを含む。
3.ターゲットeNBが、L1/L2でHOの準備をし、新たなC−RNTIと、場合によっては、いくつかの他のパラメータ、すなわちアクセスパラメータ、SIB等とを与えることによって、ソースeNBに応答する。容認されたHO準備を受信した後に、ソースeNBは、ターゲットeNBにユーザデータパケットを転送し始める。
4.UEが、必要なパラメータ、すなわち、新たなC−RNTI、可能な開始時間、ターゲットeNB、SIB等を有する「ハンドオーバコマンド」を受信する。UEは、RLC肯定応答手順で、「HOコマンド」の受信に肯定応答する必要があり得る。
5.「HOコマンド」内の開始時間の満了後に、UEは、ターゲットeNBとの同期を実行し、その後、ULタイミングアドバンスを捕捉し始める。
6.ネットワークが、UL割当て及びタイミングアドバンスで応答する。これらは、ターゲットeNBに「ハンドオーバ完了」を送信するためにUEによって用いられ、ターゲットeNBは、そのUEのためのハンドオーバ手順を完了する。NWは、RLC肯定応答手順で、「HO完了」の受信に肯定応答する必要があり得る。
7a.ターゲットeNBはソースeNBにHOの成功を通知する。その後、ソースeNBは、既に転送されているデータをそのバッファから消去することができる。ソースeNBが、そのバッファ内にいくつかのUEデータを有する場合、又はUPEが依然としてソースeNBにデータを転送している場合には、ソースeNBは依然としてUEデータを転送し続ける。
7b.UPEがターゲットeNBに直にパケットを転送することを可能にするために、MME/UPEへのUE位置情報が更新される。
ソースeNodeBから、ステップ4において「RRCハンドオーバコマンド」を受信すると、UEにおいてハンドオーバ実行段階が始まる。「ハンドオーバコマンド」を受信すると、UEはUL送信を中止し、ULパケットのバッファリングを開始し、古いセルから離脱し、ステップ5においてターゲットセルとの同期を試みることになっている。
上記の態様を考えると、ハンドオーバ実行段階直後に、U−プレーンデータのために適した量のUL資源がターゲットセルにおいて割り当てられる必要がある。これを果たすために取り得る方法は、以下に説明する2ステップ手法又は1ステップ手法のいずれかを有することである。
ステップ1:最初に、ソースセルにおいてUEによって送信された最後のバッファ状態報告及びQoSパラメータに基づいて、ターゲットセルにおいてUL資源が割り当てられる。
ステップ2:その後UEが、UL送信の休止に起因して上昇したバッファレベルを下げるためにULバッファ状態報告を後に送信することによって、付加的なUL資源を要求することになっている。
ステップ1:UEが、「ハンドオーバ完了メッセージ」と共にULバッファ状態報告を送信し、それに応じて、eNBがUL資源を割り当てる。
1.eNodeB間HOの場合、ソースeNodeBは、UE毎に最新のULバッファ状態報告を格納し、eNodeB間ハンドオーバ中に、それをターゲットeNodeBに転送する必要はない。この結果として、メモリ要件が緩和され、X2インタフェース上のシグナリング負荷が軽減されるであろう。
2.eNB内ハンドオーバの場合も同様に、バッファ状態報告が、格納されてソースからターゲットセルULスケジューリングエンティティに転送される必要はない。
3.アップリンク資源の正確な割当てがハンドオーバ直後に実行されるので、UEが、さらに多くの資源を要求する必要はなく、結果としてL2シグナリングオーバヘッドが低減される。
本明細書において、本発明者は、ハンドオーバ実行段階を詳細に検討し、ULバッファ状態報告の処理及びターゲットセルにおけるUL資源割当てを提案する。
Claims (26)
- 通信デバイスにおいて実行される方法であって、
ソース通信ノードにアップリンクデータを送信すること、
前記ソース通信ノードからハンドオーバコマンドを受信すると、前記アップリンクデータの送信を中止すること、
前記アップリンクデータの送信が中止されている間に、該アップリンクデータをバッファリングすること、
ターゲット通信ノードと同期すること、
前記ターゲット通信ノードとの同期後に、バッファリングされた前記アップリンクデータの量を指示するバッファ状態報告と共に、ハンドオーバ完了メッセージを送信すること、及び
前記ターゲット通信ノードによって割り当てられる資源を用いて、前記ターゲット通信ノードに前記アップリンクデータを送信することを含む、方法。 - 前記ソース通信ノードにアップリンクデータを送信するステップは、前記ソース通信ノードによって割り当てられる資源を使用する、請求項1に記載の方法。
- 前記ターゲット通信ノードにアップリンクデータを送信するステップは、バッファリングされるデータレベルを低減するために、前記ソース通信ノードにアップリンクデータを送信するステップにおいて用いられる資源よりも多くの前記資源を使用する、請求項2に記載の方法。
- 移動電話、ラップトップコンピュータ又は個人情報端末のような、携帯ユーザデバイスにおいて実行される、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
- 基地局間ハンドオーバ又は基地局内ハンドオーバ中に実行される、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
- 前記バッファ状態報告は、前記ハンドオーバ完了メッセージに添付される、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
- 前記中止するステップは、前記ハンドオーバコマンドを受信した後に、前記アップリンク送信を中止する、請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
- 前記中止するステップは、前記ハンドオーバコマンドを受信した後に、所定の期間、前記アップリンク送信を中止する、請求項7に記載の方法。
- 前記ハンドオーバコマンドは、前記所定の期間を規定する、請求項8に記載の方法。
- ターゲット通信ノードにおいて実行される、ソース通信ノードから該ターゲット通信ノードへの遠隔通信デバイスのハンドオーバを容易にする方法であって、該方法は、
前記遠隔通信デバイスが前記ターゲット通信ノードに同期することを可能にするためのデータを与えること、
前記遠隔通信デバイスから、前記遠隔通信デバイス内のバッファリングされるアップリンクデータの量を指示するバッファ状態報告と共に、ハンドオーバ完了メッセージを受信すること、
前記受信したバッファ状態報告に基づいて、前記遠隔通信デバイスに資源を割り当てること、及び
前記割り当てられた資源を用いて、前記遠隔通信デバイスからアップリンクデータを受信することを含む、方法。 - 前記割り当てるステップは、前記ソース通信ノードによって前記遠隔デバイスに提供されるサービスに関連する、前記ソース通信ノードから受信されるサービスデータに基づいて、割当てを実行する、請求項10に記載の方法。
- 無線通信システムの基地局によって実行される、請求項10又は11に記載の方法。
- 前記バッファ状態報告は、前記ハンドオーバ完了メッセージに添付される、請求項10〜12のいずれか一項に記載の方法。
- 通信デバイスであって、
遠隔通信ノードとデータを送受信するための送受信機と、
コントローラと、を備え、該コントローラは、
アップリンクデータをソース通信ノードに送信するように前記送受信機を制御し、
前記ソース通信ノードからハンドオーバコマンドを受信すると、前記アップリンクデータの送信を中止し、
前記アップリンクデータの送信が中止されている間に、該アップリンクデータをバッファリングし、
ターゲット通信ノードと同期し、
前記ターゲット通信ノードと同期した後に、バッファリングされた前記アップリンクデータの量を指示するバッファ状態報告と共に、ハンドオーバ完了メッセージを送信するように前記送受信機を制御し、
前記ターゲット通信ノードによって割り当てられる資源を用いて、前記ターゲット通信ノードに前記アップリンクデータを送信するように前記送受信機を制御するよう動作可能である、通信デバイス。 - 前記コントローラは、前記ソース通信ノードによって割り当てられる資源を用いて、前記ソース通信ノードに前記アップリンクデータを送信するように前記送受信機を制御するよう動作可能である、請求項14に記載の通信デバイス。
- 移動電話、ラップトップコンピュータ又は携帯情報端末のような、携帯ユーザデバイスである、請求項14又は15のいずれか一項に記載の通信デバイス。
- 前記コントローラは、前記送受信機を制御して前記ハンドオーバ完了メッセージを送信する前に、前記バッファ状態報告を前記ハンドオーバ完了メッセージに添付するように動作可能である、請求項14〜16のいずれか一項に記載の通信デバイス。
- 前記コントローラは、前記ハンドオーバコマンドを受信した後に、前記アップリンク送信を中止するように動作可能である、請求項14〜17のいずれか一項に記載の通信デバイス。
- 前記コントローラは、前記ハンドオーバコマンドを受信した後に、所定の期間、前記アップリンク送信を中止するように動作可能である、請求項18に記載の通信デバイス。
- 前記所定の期間は前記ハンドオーバコマンドによって規定される、請求項19に記載の通信デバイス。
- 通信デバイスであって、
ソース通信ノードにアップリンクデータを送信する手段と、
前記ソース通信ノードからハンドオーバコマンドを受信すると、前記アップリンクデータの送信を中止する手段と、
前記アップリンクデータの送信が中止されている間に、該アップリンクデータをバッファリングする手段と、
ターゲット通信ノードと同期する手段と、
前記ターゲット通信ノードとの同期後に、バッファリングされた前記アップリンクデータの量を指示するバッファ状態報告と共に、ハンドオーバ完了メッセージを前記ターゲット通信ノードに送信する手段と、
前記ターゲット通信ノードによって割り当てられる資源を用いて、前記ターゲット通信ノードに前記アップリンクデータを送信する手段と、を備える、通信デバイス。 - 通信ノードであって、
遠隔通信ノードとデータを送受信するための送受信機と、
コントローラと、を備え、該コントローラは、
前記遠隔通信デバイスが前記通信ノードと同期することを可能にするためのデータを与え、
前記遠隔通信デバイス内でバッファリングされたアップリンクデータの量を指示するバッファ状態報告と共に、ハンドオーバ完了メッセージを受信し、
前記受信したバッファ状態報告に基づいて、前記遠隔通信デバイスに資源を割り当て、
前記送受信機を、前記割り当てられた資源を用いて、前記遠隔通信デバイスからアップリンクデータを受信するように制御するよう動作可能である、通信ノード。 - 前記コントローラは、ソース通信ノードによって前記遠隔デバイスに提供されるサービスに関連する、前記ソース通信ノードから受信されるサービスデータに基づいて、前記資源を割り当てるように動作可能である、請求項22に記載の通信ノード。
- 無線通信システムの基地局である、請求項22又は23に記載の通信ノード。
- ターゲット通信ノードであって、
遠隔通信デバイスが該ターゲット通信ノードと同期することを可能にするためのデータを与えるための手段と、
前記遠隔通信デバイス内でバッファリングされたアップリンクデータの量を指示するバッファ状態報告と共に、ハンドオーバ完了メッセージを受信するための手段と、
前記受信したバッファ状態報告に基づいて、前記遠隔通信デバイスに資源を割り当てるための手段と、
前記割り当てられた資源を用いて、前記遠隔通信デバイスから前記アップリンクデータを受信するための手段と、を備える、ターゲット通信ノード。 - プログラマブルコンピュータデバイスに請求項1〜13のいずれか一項に記載の全てのステップを実行させるためのコンピュータで実施可能な命令を含む、コンピュータで実施可能なプログラム。
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