JP5517213B2 - 資源割当て - Google Patents

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Description

本発明は、通信ノードがソース基地局からターゲット基地局に接続を変更するときの通信システムにおける資源(リソース)の割当てに関する。本発明は、限定はしないが、特に、UTRANのロング・ターム・エボリューション(LTE)(E−UTRAN:Evolved Universal Terrestrial Radio Access Networkとも呼ばれる)において持続的に割り当てられる資源に関する。
移動通信ネットワークでは、ユーザ装置(UE)が基地局間でハンドオーバする必要がある。LTE内ハンドオーバ手続きのためのシグナリングシーケンスが、3GPP仕様書TS36.300において記述されており、その内容は参照により本明細書に援用される。しかしながら、ターゲットセルにおける資源割当てに関する仕様は、まだ詳細には検討されていない。3G通信に適用できる種々の頭字語は、当業者には当然よく知られているであろうが、一般読者の便宜を図るために、説明の最後に用語集が添付される。
当業者が効率的に理解できるようにするために、本発明は3Gシステムとの関連で詳述されるが、そのハンドオーバ手続きの原理は、他のシステム、たとえば、移動デバイス又はユーザ装置(UE)がいくつかの他のデバイスのうちの1つ(eNodeBに対応する)と、及び/又は必要に応じて変更されるシステムの対応する構成要素と通信する、他のCDMA又は無線システムにも適用することができる。
一態様によれば、本発明は、ターゲット通信デバイスにおいて実行される方法であって、ソース通信デバイスからターゲット通信デバイスへのユーザ通信デバイスのハンドオーバを指示するハンドオーバ命令をソース通信デバイスから受信し、ユーザ通信デバイスと通信するために持続的に割り当てられる必要がある資源を決定して、ユーザ通信デバイスのために持続的に割り当てられることになる資源を特定する割当てデータを含む、ハンドオーバ要求肯定応答を準備すると共に、ソース通信デバイスにハンドオーバ要求肯定応答を送信することを含む、方法を提供することを目的とする。次いで、ターゲット通信デバイスは、持続的に割り当てられる資源を用いてユーザデバイスと通信する。
一実施の形態では、割当てデータは、ハンドオーバ要求肯定応答内に含まれるトランスペアレントコンテナ(transparent container)内で与えられる。割当てデータは、通信のために使用する資源ブロックを特定するデータと、割り当てられる資源が用いられることになる開始時刻を指示するデータとを含むことができる。開始時刻を指示するデータは、システムフレーム番号を含むことができる。割当てデータは、割り当てられる資源が用いられることになる一連の時刻間の間隔を指示するデータも含むことができる。
好ましい実施の形態では、割当てデータは、i)ターゲット通信デバイスにデータを送信するためにユーザ通信デバイスによって用いられる資源を規定するアップリンク割当てデータ及び他のアップリンク仕様のデータと、ii)ターゲット通信デバイスからデータを受信するためにユーザ通信デバイスによって用いられる資源を規定するダウンリンク割当てデータ及び他のダウンリンク仕様のデータと、iii)アップリンク通信及びダウンリンク通信に対して共通である情報に関連する共通データとを含み、該共通データは、たとえば、割り当てられる資源を用いることができる開始時刻を指示するデータ、及び/又は割り当てられる資源が用いられることになる一連の時刻間の間隔を指示するデータである。
本発明は、ソース通信デバイスにおいて実行される方法であって、ターゲット通信デバイスへのユーザ通信デバイスのハンドオーバを指示するハンドオーバ命令を前記ソース通信デバイスから前記ターゲット通信デバイスに送信し、該ターゲット通信デバイスと通信するためにユーザ通信デバイスのために持続的に割り当てられる資源を特定する割当てデータを含むハンドオーバ要求肯定応答を前記ターゲット通信デバイスから、受信して、持続的に割り当てられる資源を特定する割当てデータを含むハンドオーバ命令を準備すると共に、ユーザ通信デバイスにハンドオーバ命令を送信することを含む、方法も提供する。
本発明は、ユーザ通信デバイスにおいて実行される方法であって、第1の持続的に割り当てられる資源を用いて、ソース通信デバイスと通信し、ユーザ通信デバイスに、ターゲット通信デバイスにハンドオーバするように指示すると共に、該ターゲット通信デバイスによって割り当てられる第2の持続的に割り当てられる資源を含むハンドオーバ命令をソース通信デバイスから受信すると共に、受信されたハンドオーバ命令を処理し、前記ターゲット通信デバイスと通信するために用いられる持続的に割り当てられる資源を決定することを含む、方法も提供する。
別の態様によれば、本発明は、通信システムにおいて持続的に割り当てられる資源をシグナリングする方法であって、ユーザデバイスと通信デバイスとの間のアップリンクにおいてデータを通信する際に用いるための資源を規定するアップリンク割当てデータを生成する一方、ユーザデバイスと通信デバイスとの間のダウンリンクにおいてデータを通信する際に用いるための資源を規定するダウンリンク割当てデータを生成し、更に、アップリンク通信及びダウンリンク通信を制御する共通割当てデータを生成して、アップリンク割当てデータ、ダウンリンク割当てデータ及び共通割当てデータを通信デバイスからユーザデバイスにシグナリングすることを含む、方法も提供する。シグナリングするステップは、アップリンク割当てデータ、ダウンリンク割当てデータ及び共通割当てデータを、同時に又は単一のコンテナにおいてシグナリングすることができる。共通割当てデータは、アップリンク通信及びダウンリンク通信のために資源が用いられることになる時刻を規定することができる。
本発明のこれらの、並びに他の特徴及び態様は、添付の図面を参照しながら説明される以下の例示的な実施形態から明らかになるであろう。
実施形態が適用可能であるタイプの移動通信システムの概略図である。 図1に示されるシステムの一部を形成する基地局の概略図である。 図1に示されるシステムの一部を形成する移動通信デバイスの概略図である。 図1に示される移動通信デバイス及び基地局において用いられるプロトコルスタックの3つの層を示す図である。 一実施形態による、変更されたハンドオーバ過程を示す図である。
概説
図1は移動(セルラー)通信システム1を概略的に示しており、移動電話(MT)3−0、3−1及び3−2のユーザが、基地局5−1又は5−2のうちの一方及び電話網7を介して、他のユーザ(図示せず)と通信することができる。この実施形態では、ダウンリンク(DL)の場合、基地局5は直交周波数分割多元接続(OFDMA)技法を用いて、移動電話3にデータを送信し、アップリンク(UL)の場合、移動電話3は、シングルキャリア周波数分割多元接続(FDMA)を用いて、基地局5にデータを送信する。移動電話3と基地局5との間の無線リンクのために、複数のアップリンク及びダウンリンク通信資源(サブキャリア、タイムスロット等)を利用することができる。この実施形態では、基地局5は、移動電話3に送信されるデータの量に応じて、各移動電話3にダウンリンク資源を割り当てる。同様に、基地局5は、移動電話3が基地局5に送信しなければならないデータの量及びタイプに応じて、各移動電話3にアップリンク資源を割り当てる。移動電話3がソース基地局(たとえば、基地局5−1)のセルから、ターゲット基地局(たとえば、基地局5−2)に移動するとき、ソース及びターゲット基地局5において、且つ移動電話3において、ハンドオーバ(HO)手順(プロトコル)が実行され、ハンドオーバ過程が制御される。
時間/周波数資源
この実施形態では、利用可能な伝送帯域が複数の部分帯域に分割され、各部分帯域は、連続したブロックに配列される複数の連続したサブキャリアを含む。隣接する部分帯域のサブキャリア間の干渉を避けるために、各部分帯域の端にガード帯域が設けられる。異なる移動電話3は、そのデータを送信/受信するために、異なる時刻に1つの部分帯域内の異なる資源ブロック(複数可)(サブキャリア)を割り当てられる。
基地局
図2は、この実施形態において用いられる基地局5のそれぞれの主要構成要素を示すブロック図である。図に示されるように、各基地局5は、送受信回路21を備えており、送受信回路は、(上記のサブキャリアを用いて)1つ又は複数のアンテナ23を介して移動電話3に対し信号を送受信するように動作することができ、ネットワークインタフェース25を介して電話網7に対し信号を送受信するように動作することができる。制御装置27が、メモリ29に格納されるソフトウエアに従って送受信回路21の動作を制御する。そのソフトウエアは、特に、オペレーティングシステム31、資源割当てモジュール33、及びスケジューラ34を含む。資源割当てモジュール33は、アップリンク通信及びダウンリンク通信のために、各移動電話3に上記の通信資源を割り当てるように動作することができ、スケジューラ34は、割り当てられる資源に基づいて、各移動電話3へのダウンリンクデータの送信、及び移動電話5毎のアップリンク送信機会をスケジューリングする。そのソフトウエアはハンドオーバモジュール35も含み、その動作は以下で説明される。
移動電話
図3は、図1に示される移動電話3のそれぞれの主要構成要素を概略的に示す。図に示されるように、各移動電話3は、1つ又は複数のアンテナ73を介して基地局5に対し信号を送受信するように動作することができる送受信回路71を備える。図に示されるように、移動電話3は制御装置75も備えており、該制御装置75は、移動電話3の動作を制御し、且つ送受信回路71に接続され、スピーカ77、マイクロフォン79、ディスプレイ81及びキーパッド83に接続されている。制御装置75は、メモリ85内に格納されるソフトウエア命令に従って動作する。図に示されるように、これらのソフトウエア命令は、特に、オペレーティングシステム87、スケジューラ89、及びハンドオーバモジュール91を含む。スケジューラ89は、基地局5との通信のために移動電話3に割り当てられる資源に従って、アップリンクデータの送信及びダウンリンクデータの受信をスケジューリングする役割を果たし、ハンドオーバモジュール91は、以下でさらに詳述されるハンドオーバ(HO)過程を制御する役割を果たす。
理解を容易にするために、上記の説明では、基地局5及び移動電話3は、それぞれ個別のスケジューラ、資源割当てモジュール、及びハンドオーバモジュールを有するものとして説明される。たとえば、既存のシステムが本発明を実施するように変更されている特定のアプリケーションに対して、このように個別のソフトウェアモジュールが提供される場合があるが、他のアプリケーション、たとえば、最初から本発明の特徴を念頭において設計されたシステムでは、これらのモジュールは、オペレーティングシステム又はコード全体の中に構成することができるため、これらのモジュールは個別のエンティティとして区別することができない場合がある。
プロトコル
図4は、移動電話3及び基地局5において用いられるプロトコルスタックの一部(下位の3つの層)を示す。第1の層は物理層(L1)であり、無線通信チャネルを介してデータを実際に送信する役割を担う。その上には第2の層(L2)があり、L2は3つの副層、すなわち、無線インタフェースへのアクセスを制御する役割を担う媒体アクセス制御層(L2/MAC)と、必要に応じて、データパケットの連結及びセグメント化、パケットの肯定応答、並びにデータパケットの再送の役割を担う外部ARQ(自動再送要求)層(L2/OARQ)と、ヘッダ圧縮及び暗号化の役割を担うパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)層(L2/PDCP)とに分割される。第2の層上には、基地局5と移動電話3との間の無線インタフェースにおいて用いられる無線資源を制御する役割を担う無線資源制御(RRC)層(L3/RRC)がある。図に示されるように、L2/外部ARQ層は、Cプレーンデータ及びUプレーンデータの送信を管理するために用いられる複数の外部ARQエンティティ95を含み、L2/PDCP層は、Cプレーンデータ及びUプレーンデータを処理するために用いられるPDCPエンティティ97を含む。
図4は、送信されるデータの各データ源に割り当てられる無線ベアラ98も示す。いくつかのソフトウエアアプリケーションが、同時に動作していることがあり、各アプリケーションがデータを送信及び/又は受信していることがある。それぞれの無線ベアラは、各タスクに関連付けられ、いくつかの無線ベアラは、他の無線ベアラよりも高い優先度を割り当てられる。たとえば、リアルタイムサービスに割り当てられる無線ベアラは、非リアルタイムサービスに割り当てられる無線ベアラよりも高い優先度を割り当てられる。アップリンクのために基地局5によって割り当てられる通信資源は、その割り当てられる優先度及びデータ速度に応じて、無線ベアラ98間で共有される。RRC層96は、無線ベアラ98毎にデータ速度及び優先度を設定する。その後、スケジューラ89は、RRC層96によって無線ベアラに割り当てられるデータ速度及び優先度に基づいて、各無線ベアラ98のデータパケットの送信のためのスケジューリングを制御する。
持続的に割り当てられるベアラに対する資源割当て
資源は、動的に(必要とされるときに)割り当てられるか、又は予め割り当てられる場合がある。ウエブブラウジングのような、瞬時データ速度が著しく変化する動作の場合に、資源は動的に割り当てられる。しかしながら、VoIP又はストリーミングのような他の用途の場合、必要とされることになる資源の量は予めわかるので、そのような動作の場合には資源を「持続的に」割り当てることができ、それにより、付加的なシグナリングを用いることなく、最初に割り当てられる資源が定期的に与えられる。しかしながら、移動電話3が、そのネットワークのための所定の「ハンドオーバ」手順に従って、セル間又は基地局5間を移動するときに、そのような持続的に割り当てられる資源が、再び割り当てられなければならない。
VoIP呼の場合を考えると、VoIP呼を最初に送信するために持続的に割り当てられる資源が、呼設定の時点でRRCシグナリングを通してシグナリングされる。その後、移動電話3及び基地局5のスケジューラ34及び89は、それ以降、定期的に(たとえば、20ms毎に)同じ資源を使用する。ここで、移動電話3が、新たなセル又は基地局に(たとえば、ソース基地局5−1からターゲット基地局5−2に)ハンドオーバする必要がある場合には、そのVoIP呼のための新たな持続的資源が、ターゲット基地局5−2において割り当てられ、移動電話3にシグナリングされなければならない。これは、割り当てられる資源が移動電話3にシグナリングされるべき方法及びタイミングに関する問題を提起する。
持続的にスケジューリングされる資源を移動電話3にシグナリングするための2つのオプションがある。
1.持続的にスケジューリングされるベアラに対する資源が、ハンドオーバ手続き中に、ターゲット基地局5−2から、ソース基地局5−1を介して、移動電話3にシグナリングされる。
2.持続的にスケジューリングされるベアラに対する資源が、移動電話3がターゲットセル内に現れた後に、ターゲット基地局5−2から移動電話3にシグナリングされる。
第1のオプションでは、ターゲット基地局5−2は資源を割り当て、ハンドオーバ要求肯定応答(ACK)メッセージにおいてソース基地局5−1に戻されるRRCトランスペアレントコンテナにおいて、それらの資源をシグナリングすることができ、RRCトランスペアレントコンテナは、ハンドオーバ命令メッセージの一部として移動電話3に送信される。トランスペアレントコンテナは当業者にはよく知られており、基本的に、その内容を変更することなくソース基地局5−1が移動電話3に向かって単純に転送することができるデータパケットを含み、ここではさらに説明する必要はない。ターゲット基地局5−2は、時間領域において、これらの資源のための開始時刻を合理的に計算し、たとえば、システムフレーム番号に置き換えて(in terms of)、トランスペアレントコンテナの一部としてそれを与えることができる。代替的には、ターゲット基地局5−2及び移動電話は、HO(ハンドオーバ)手順が完了した直後に(又はその後の或る所定の時点において)、予約された資源を用いることができるものとすることができる。
第2のオプションでは、移動電話3は、ハンドオーバ確認メッセージをターゲット基地局5−2に送信し、移動電話3のためのハンドオーバ手続きが完了したことを指示する。その後、ターゲット基地局5−2は続いて、持続的にスケジューリングされるベアラのために割り当てられる資源をシグナリングし、RRC接続変更命令を用いて、それらの資源を移動電話3に指示する。
オプション1を用いて、持続的にスケジューリングされるベアラのための資源割当てをHO命令メッセージにおいてシグナリングすることによって、HO命令メッセージのサイズが著しく大きくなり、それによりHO失敗率が増加する可能性があるとの議論も生じるかも知れない。しかし、本発明者は、以下でさらに詳述されるように、必要とされる付加ビットが、およそ50ビットにすぎないものと考える。
当業者には理解されるように、持続的にスケジューリングされるベアラの割当てに関する限り、基地局5間ハンドオーバシナリオの場合にも、基地局内ハンドオーバの場合にも、上記のハンドオーバ手続きを用いることができる。
ハンドオーバ手続き
ここで、上記のオプション1による、ハンドオーバモジュール35及び91の動作の詳細な説明が与えられることになる。以下の説明は、UTRANのロング・ターム・エボリューション(LTE)において用いられる用語を使用する。それゆえ、基地局5を変更しつつある移動電話3はUEと呼ばれることになり、ソース基地局5−1はソースeNodeBと呼ばれ、他方、ターゲット基地局5−2はターゲットeNodeBと呼ばれる。
図5は、提案されるMME(移動管理エンティティ)/サービングゲートウエイ内ハンドオーバ(HO)手順を示す。
0 ソースeNodeB内のUEコンテキストは、接続確立時、又は直前のTA更新時に与えられたローミング制限に関する情報を含む。
1 エリア制限情報に従って、ソースeNodeBがUE測定手順を構成する。ソースeNodeBによって与えられる測定値は、UEの接続移動性を制御する機能を支援することができる。
2 ルールセット、すなわちシステム情報、仕様等によって、UEが測定報告の送信を開始する。
3 測定報告及びRRM情報に基づいて、ソースeNodeBがUEをハンドオフすることを決定する。
4 ソースeNodeBが、ターゲットeNodeBに対してハンドオーバ要求メッセージを発行し、ターゲット側においてHOを準備するのに必要な情報を渡す(ソースeNodeBにおけるUE X2シグナリングコンテキストリファレンス、UE S1 EPC(発展型パケットコア)シグナリングコンテキストリファレンス、ターゲットセルID、ソースeNodeBにおけるUEのC−RNTIを含むRRCコンテキスト、AS構成(物理層構成を除く)、SAEベアラコンテキスト、及び起こり得るRLFから復旧するためのソースセルの物理層ID+MAC)。UE X2/UE S1シグナリングリファレンスによって、ターゲットeNodeBは、ソースeNodeB及びEPCをアドレス指定できるようになる。SAEベアラコンテキストは、必要なRNL及びTNLアドレス指定情報を含む。SAEベアラコンテキストが、SAEベアラのQoSプロファイルを含むか否かはさらなる課題である。
5 ターゲットeNodeBによって資源が与えられることができる場合には、受信されたSAEベアラQoS情報に基づいて、ターゲットeNodeBによって受付制御(admission control)が実行され、HOの成功の可能性を高めることができる。ターゲットeNodeBは、受信されたSAEベアラQoS情報に従って、必要とされる資源を構成し、C−RNTI、そしてオプションでRACHプリアンブルを予約する。ターゲットセルにおいて用いられるAS構成は、独立して指定することができるか(すなわち、「確立」)、又はソースセルにおいて用いられるAS構成と比較した差異(delta)として指定することができる(すなわち、「再構成」)。
6 ターゲットeNodeBがL1/L2でHOを準備し、ハンドオーバ要求肯定応答(ACK)をソースeNodeBに送信する。ハンドオーバ要求肯定応答メッセージは、ハンドオーバ命令の一部としてUEに送信されるトランスペアレントコンテナを含む。そのコンテナは、新たなC−RNTI、専用RACHプリアンブル、持続的にスケジューリングされるベアラに対する資源の指示、そしておそらくいくつかの他のパラメータ、すなわちアクセスパラメータ、SIB等を含む場合がある。ハンドオーバ要求肯定応答メッセージは、必要に応じて、転送トンネルのためのRNL/TNL情報も含む場合がある。
注記:ソースeNodeBがハンドオーバ要求肯定応答を受信すると、又はダウンリンクにおいてハンドオーバ命令の送信が開始されると、直ぐに、データ転送が開始される場合がある。
ステップ7〜15は、HO中のデータ損失を回避する手段を提供し、3GPP仕様書36.300 EUTRAN Overall Description Stage2の10.1.2.1.2及び10.1.2.3においてさらに詳述されている。
7 ソースeNodeBがハンドオーバ命令(RRCメッセージ)を生成し、UEに向けて送信する。ハンドオーバ命令は、ターゲットeNodeBから受信されたトランスペアレントコンテナを含む。ソースeNodeBはメッセージの必要な完全性保護及び暗号化を実行する。UEは、必要なパラメータ(すなわち、新たなC−RNTI、専用RACHプリアンブル、可能な開始時刻、ターゲットeNodeB SIB等)と共にハンドオーバ命令を受信し、ソースeNodeBによって、HOを実行するように命令される。
8 開始時刻がハンドオーバ命令において与えられる場合には、開始時刻に達した後に、又はそうでない場合には、ハンドオーバ命令を受信した後に、UEは、ターゲットeNodeBとの同期確立を実行し、ハンドオーバ命令において専用RACHプリアンブルが割り当てられる場合にはコンテンションフリー手順に従って、又は専用プリアンブルが割り当てられない場合にはコンテンションベース手順に従って、RACHを介してターゲットセルにアクセスする。
9 ネットワークがUL割当て及びタイミングアドバンス(TA)で応答する(これは、UEがターゲットeNodeBとのHOを確認できるようにするためである)。
10 UEがターゲットセルにアクセスするのに成功したとき、UEは、ターゲットeNodeBにハンドオーバ確認メッセージ(C−RNTI)を送信し、UEのためのハンドオーバ手続きが完了したことを指示する。ターゲットeNodeBは、ハンドオーバ確認メッセージにおいて送信されたC−RNTIを検証する。ここで、ターゲットeNodeBは、UEにデータを送信し始めることができる。さらなる最適化に基づいて、ダウンリンクデータ送信は、早ければステップ8の後に開始することができる。
11 ターゲットeNodeBがハンドオーバ完了メッセージをMMEに送信し、UEがセルを変更したことを通知する。
12 MMEがユーザプレーン更新要求メッセージを、サービングゲートウエイに送信する。
13 サービングゲートウエイが、ダウンリンクデータパスをターゲット側に切り替えて、ソースeNodeBに向かう任意のUプレーン/TNL資源を解放することができる。
14 サービングゲートウエイが、ユーザプレーン更新応答メッセージをMMEに送信する。
15 MMEが、ハンドオーバ完了ACKメッセージを用いて、ハンドオーバ完了メッセージを確認する。
16 資源解放を送信することによって、ターゲットeNodeBがHOの成功をソースeNodeBに通知し、資源の解放を開始する。ターゲットeNodeBがステップ10と15との間でこのメッセージを送信するタイミングはさらなる課題である。
17 資源解放メッセージの受信時に、ソースeNodeBが、UEコンテキストに関連付けられる無線及びCプレーン関連資源を解放することができる。
持続的に割り当てられる資源のシグナリング
持続的にスケジューリングされるベアラの場合、eNodeBは、RRCシグナリングによって、最初に送信するための資源を割り当てるべきである。これらの資源は、呼設定中に、且つターゲットセルにおけるHO中に割り当てられるべきである。以下の表は、持続的に割り当てられる資源を割り当てるために、UEとeNodeBとの間でシグナリングされるパラメータを最適化する方法を提案する。
Figure 0005517213
注記:UEが最初の送信を正確に受信する場合にUEがスリープできるように、理想的には、UL及びDL双方に対して開始時刻及び間隔が同じであるべきである。上記の表は、持続的にスケジューリングされるベアラに資源を割り当てるために、最大62ビットが必要とされることを示す。しかしながら、本発明者は、ビット数をさらに削減することができ、持続的にスケジューリングされるベアラのための資源割当て情報をシグナリングするのに必要とされるのは約50ビットだけになり、HO命令メッセージにも容易に含めることができるものと考える。
変更形態及び代替形態
詳細な実施形態が上記で説明されてきた。当業者には理解されるように、該実施形態において具現される本発明から依然として利益を享受しながら、上記の実施形態に対する複数の変更形態及び代替形態を実施できる。例示にすぎないが、ここで、いくつかのこれらの代替形態及び変更形態を説明する。
上記の実施形態において、移動電話を基にする通信システムが説明された。当業者には理解されるように、本出願において説明されるシグナリング及びハンドオーバ技法は任意の通信システムにおいて利用できる。詳細には、これらのハンドオーバ技法の多くは、データを搬送するために電磁信号又は音響信号のいずれかを用いる有線系又は無線系通信システムにおいて用いることができる。一般的な事例において、基地局及び移動電話は、互いに通信する通信ノード又はデバイスと見なすことができる。eNodeB内ハンドオーバでは、ソース通信ノード及びターゲット通信ノードは、1つの基地局内の個々のスケジューリングエンティティによって形成される。他の通信ノード又はデバイスは、たとえば、携帯情報端末、ラップトップコンピュータ、ウエブブラウザ等のようなユーザデバイスを含み得る。
上記の実施形態では、複数のソフトウエアモジュールが説明された。当業者には理解されるように、それらのソフトウエアモジュールはコンパイルされた形で又はコンパイルされない形で与えられる場合があり、コンピュータネットワーク上の信号として又は記録媒体において、基地局に又は移動電話に供給される場合がある。さらに、このソフトウエアの一部又は全てによって実行される機能は、1つ又は複数の専用のハードウエア回路を用いて実行されてもよい。しかしながら、それらの機能を更新するために、基地局5及び移動電話3を更新することを容易にするので、ソフトウエアモジュールを用いることが好ましい。
3GPP用語の用語集
LTE − (UTRANの)ロングタームエボリューション
eNodeB − E−UTRANノードB
UE − ユーザ装置 − 移動通信デバイス
DL − ダウンリンク − 基地局から移動局へのリンク
UL − アップリンク − 移動局から基地局へのリンク
MME − 移動管理エンティティ
UPE − ユーザプレーンエンティティ
HO − ハンドオーバ
RLC − 無線リンク制御
RRC − 無線資源制御
RRM − 無線資源管理
SAE − システムアーキテクチャエボリューション
C−RNTI − セル無線ネットワーク一時識別子
SIB − システム情報ブロック
U−plane − ユーザプレーン
X2 Interface − 2つのeNodeB間のインタフェース
S1 Interface − eNodeBとMMEとの間のインタフェース
TA − トラッキングエリア
EPC − 発展型パケットコア
AS − アクセス階層
RNL − 無線ネットワーク層
TNL − トランスポートネットワーク層
RACH − ランダムアクセスチャネル
MU MIMO − マルチユーザ多入力多出力
DMRS − 復調参照信号フォーマット
MCS − 変調及び符号化方式
以下は、本発明を現在提案されている3GPP LTE標準規格において実施することができる方法の詳細な説明である。種々の特徴が不可欠であるか又は必要であるものとして説明されるが、これは、たとえば、提案されている3GPP LTE標準規格によって課せられる他の要件に起因して3GPP LTE標準規格の場合にのみ当てはまることがある。それゆえ、ここで述べることは、本発明を限定するものとは決して解釈されるべきではない。
序論
本稿において、本発明者は、持続的にスケジューリングされるベアラのための資源がハンドオーバ中にいかにシグナリングされるかという問題に対処する。一般的に、本発明者は、ターゲットセルにおけるHO後に任意の付加的なRRCシグナリングを回避するために、ターゲットeNBが、HO準備段階中に持続的に割り当てられるベアラのための資源を割り当てることができるものと考える。
検討
或るUEの場合に、継続中のVoIP呼だけを有する場合を考えよう。VoIP呼を最初に送信するために持続的に割り当てられる資源は、RRCシグナリングを通してシグナリングされなければならない。ここで、そのUEが新たなセルにハンドオーバする必要がある場合には、VoIP呼のための持続的な資源が、ターゲットセルにおいて割り当てられ、UEにシグナリングされなければならない。割り当てられる資源がUEにシグナリングされる方法及びタイミングは検討されていない。持続的にスケジューリングされる資源をUEにシグナリングするための2つのオプションがある。
3.持続的にスケジューリングされるベアラのための資源が、ターゲットeNBから、ソースを介して、UEにシグナリングされる。
4.持続的にスケジューリングされるベアラのための資源が、UEがターゲットセル内に現れた後に、ターゲットからUEにシグナリングされる。
本稿において、本発明者は、これらの2つのオプションを比較し、ターゲットセルにおいて持続的にスケジューリングされるベアラのためのUL/DL資源割当てに関する本発明者の見解を提示する。
第1のオプションでは、ターゲットeNBは資源を割り当てて、ハンドオーバ要求肯定応答メッセージにおいてソースeNBに戻されるRRCトランスペアレントコンテナにおいて、その資源をシグナリングすることができ、RRCトランスペアレントコンテナは、ハンドオーバ命令メッセージの一部としてUEに送信されることになる。本発明者は、ターゲットeNBが、時間領域において、これらの資源の開始時刻を合理的に計算し、それをシステムフレーム番号に置き換えてトランスペアレントコンテナの一部として与えることができるか、又は代替的には、HO手順が完了した直後に、ターゲットeNB及びUEが予約された資源を黙示的に使用することができるものと考える。
第2のオプションでは、UEは、ハンドオーバ確認メッセージをターゲットeNBに送信し、UEのためのハンドオーバ手続きが完了したことを指示する。その後、ターゲットeNBは、持続的にスケジューリングされるベアラのために割り当てられる資源をシグナリングし、接続変更命令を用いて、それらの資源をUEに指示する。
第1のオプションを用いて、持続的にスケジューリングされるベアラのための資源割当てをHO命令メッセージにおいてシグナリングすることによって、HO命令メッセージが著しく大きくなり、それによりHO失敗率が増加する可能性があるとの議論もあるが、本発明者は、必要とされる付加ビットが、およそ50ビットにすぎないものと考える[1]。
本発明者は、第2のオプション2において説明されるような、HO中に持続的にスケジューリングされるベアラのための資源割当てをシグナリングするための付加的なRRC手順は、シグナリングの観点から的確ではないものと考える。本発明者は、RAN2が第1のオプションを採用し、ステージ2仕様にそれを取り入れるように提案する。
上記のハンドオーバ手続きはeNB間ハンドオーバのシナリオの場合であるが、持続的にスケジューリングされるベアラのための資源割当てに関する限り、eNB内ハンドオーバの場合にも同じく適用することができる。
結論
本稿において、本発明者は、持続的にスケジューリングされるベアラのための資源がハンドオーバ中にターゲットセルにおいていかに割り当てられるかという問題を検討してきた。本発明者は、HO準備段階中にターゲットセルにおいて持続的にスケジューリングされるベアラのための割り当てられる資源をシグナリングし、HO命令メッセージにおいてUEに指示することが、より効率的であると考える。本発明者は、RAN2がこれに同意して、以下のText Proposalにおいて説明されるように、ステージ2においてそれを取り入れるように要望する。
Text Proposal
HO手順は、EPCが関与することなく実行される。すなわち、準備メッセージがeNB間で直接交換される。HO完了段階中のソース側における資源の解放は、eNBによって開始される。以下の図5は、MME(移動管理エンティティ)も、サービングゲートウエイも変更されない基本的なハンドオーバシナリオを示す。
以下において、MME/サービングゲートウエイ内HO手順がさらに詳述される。
0 ソースeNB内のUEコンテキストは、接続確立時、又は直前のTA(トラッキングエリア)更新時に与えられるローミング制限に関する情報を含む。
1 エリア制限情報に従って、ソースeNBがUE測定手順を構成する。ソースeNBによって与えられる測定値は、UEの接続移動性を制御する機能を支援することができる。
2 ルールセット、すなわちシステム情報、仕様等によって、UEが測定報告の送信を開始する。
3 測定報告及びRRM情報に基づいて、ソースeNBがUEをハンドオフすることを決定する。
4 ソースeNBが、ターゲットeNBに対してハンドオーバ要求メッセージを発行し、ターゲット側においてHOを準備するのに必要な情報を渡す(ソースeNBにおけるUE X2シグナリングコンテキストリファレンス、UE S1 EPCシグナリングコンテキストリファレンス、ターゲットセルID、ソースeNBにおけるUEのC−RNTIを含むRRCコンテキスト、AS構成(物理層構成を除く)、SAEベアラコンテキスト、及び起こり得るRLFから復旧するためのソースセルの物理層ID+MAC)。UE X2/UE S1シグナリングリファレンスによって、ターゲットeNBは、ソースeNB及びEPCをアドレス指定できるようになる。SAEベアラコンテキストは、必要なRNL及びTNLアドレス指定情報を含む。SAEベアラコンテキストが、SAEベアラのQoSプロファイルを含むか否かはさらなる課題(FFS)である。
5 ターゲットeNBによって資源が与えられることができる場合には、受信されたSAEベアラQoS情報に基づいて、ターゲットeNBによって受付制御が実行され、HOの成功の可能性を高めることができる。ターゲットeNBは、受信されたSAEベアラQoS情報に従って、必要とされる資源を構成し、C−RNTI、そしてオプションでRACHプリアンブルを予約する。ターゲットセルにおいて用いられるAS構成は、独立して指定することができるか(すなわち、「確立」)、又はソースセルにおいて用いられるAS構成と比較した差異として指定することができる(すなわち、「再構成」)。
6 ターゲットeNBがL1/L2でHOを準備し、ハンドオーバ要求肯定応答をソースeNBに送信する。ハンドオーバ要求肯定応答メッセージは、ハンドオーバ命令の一部としてUEに送信されるトランスペアレントコンテナを含む。そのコンテナは、新たなC−RNTI、専用RACHプリアンブル、持続的にスケジューリングされるベアラのための資源の指示、そしておそらくいくつかの他のパラメータ、すなわちアクセスパラメータ、SIB等を含む場合がある。ハンドオーバ要求肯定応答メッセージは、必要に応じて、転送トンネルのためのRNL/TNL情報も含む場合がある。
注記:ソースeNBがハンドオーバ要求肯定応答を受信すると、又はダウンリンクにおいてハンドオーバ命令の送信が開始されると、データ転送が開始される場合がある。
ステップ7〜15は、HO中のデータ損失を回避する手段を提供し、10.1.2.1.2及び10.1.2.3においてさらに詳述される。
7 ソースeNBは、UEに向けてハンドオーバ命令(RRCメッセージ)を生成する。ハンドオーバ命令は、ターゲットeNBから受信されたトランスペアレントコンテナを含む。ソースeNBはメッセージの必要な完全性保護及び暗号化を実行する。UEは、必要なパラメータ(すなわち、新たなC−RNTI、専用RACHプリアンブル、可能な開始時刻、ターゲットeNB SIB等)と共にハンドオーバ命令を受信し、ソースeNBによって、HOを実行するように命令される。
8 開始時刻がハンドオーバ命令において与えられる場合には、開始時刻に達した後に、又はそうでない場合には、ハンドオーバ命令を受信した後に、UEは、ターゲットeNBとの同期確立を実行し、ハンドオーバ命令において専用RACHプリアンブルが割り当てられる場合にはコンテンションフリー手順に従って、又は専用プリアンブルが割り当てられない場合にはコンテンションベース手順に従って、RACHを介してターゲットセルにアクセスする。
9 ネットワークがUL割当て及びタイミングアドバンスで応答する。
10 UEがターゲットセルにアクセスするのに成功したとき、UEは、ターゲットeNBにハンドオーバ確認メッセージ(C−RNTI)を送信し、UEのためのハンドオーバ手続きが完了したことを指示する。ターゲットeNBは、ハンドオーバ確認メッセージにおいて送信されたC−RNTIを検証する。ここで、ターゲットeNBは、UEにデータを送信し始めることができる。さらなる最適化に基づいて、ダウンリンクデータ送信は、早ければステップ8の後に開始することができる(さらなる課題)。
11 ターゲットeNBがハンドオーバ完了メッセージをMMEに送信し、UEがセルを変更したことを通知する。
12 MMEがユーザプレーン更新要求メッセージを、サービングゲートウエイに送信する。
13 サービングゲートウエイが、ダウンリンクデータパスをターゲット側に切り替えて、ソースeNBに向かう任意のUプレーン/TNL資源を解放することができる。
14 サービングゲートウエイが、ユーザプレーン更新応答メッセージをMMEに送信する。
15 MMEが、ハンドオーバ完了ACKメッセージを用いて、ハンドオーバ完了メッセージを確認する。
16 資源解放を送信することによって、ターゲットeNBがHOの成功をソースeNBに通知し、資源解放のきっかけを与える。ターゲットeNBがステップ10と15との間でこのメッセージを送信するタイミングはさらなる課題である。
17 資源解放メッセージの受信時に、ソースeNBが、UEコンテキストに関連付けられる無線及びCプレーン関連資源を解放することができる。
注記:HO手順の過程においてE−UTRAN内のローミング/エリア制限情報を更新することに関する詳細はさらなる課題である。
参考文献
[1]R2-07XXXX:Information in RRC Messages for Persistently Scheduled Bearers, NEC
序論
本稿において、本発明者は、初めに、呼設定中にRRCシグナリングを用いて最初に送信するために割り当てられる持続的にスケジューリングされるベアラのための資源をシグナリングするために必要とされる必要な情報を見る。本発明者がeNB間HO中にターゲットセルにおいて資源を割り当て、それをRRC HO命令メッセージにおいてシグナリングすることを決定する場合には、この情報は、ハンドオーバ要求肯定応答メッセージ内のRRCトランスペアレントコンテナの一部として含めることもできる。
検討
持続的にスケジューリングされるベアラの場合、eNBは、RRCシグナリングによって、最初に送信するための資源を割り当てるべきである。これらの資源は、呼確立中に、且つターゲットセルにおけるHO中に割り当てられるべきである。それらの資源をシグナリングするためのパラメータが、以下の表1において与えられる。[1]において記載されるような資源を動的に割り当てるために用いられるパラメータは、RRCシグナリングを用いて持続的にスケジューリングされるベアラの最初の送信のための資源割当てを指示するために最適化されている。
Figure 0005517213
注記:UEが最初の送信を正確に受信する場合、UEがスリープできるように、理想的には、UL及びDL双方に対して開始時刻及び間隔が同じであるべきである。初期解析によって、持続的にスケジューリングされるベアラのための資源割当て情報をシグナリングするのに必要とされるのは、全部で約50ビットであり、HO命令メッセージにも容易に含めることができることもわかる。
結論
本稿において、本発明者は、初めに、持続的に割り当てられるベアラのための資源割当てをシグナリングするためにRRCメッセージにおいて必要とされることになるパラメータを見た。持続的にスケジューリングされるベアラのためにターゲットセルにおいて割り当てられる資源をシグナリングするために、これらのパラメータを、ターゲットeNBからソースeNBへのトランスペアレントコンテナにおいて用いることもできる。
RAN2がこれらのパラメータを検討し、RRC仕様36.331にそれを含むことに同意することが提案される。
本出願は、2007年10月29日に出願の英国特許出願第0721148.5号に基づいており、その特許出願からの優先権の利益を主張し、その特許出願の開示は参照によりその全体が本明細書に援用される。

Claims (50)

  1. ターゲット通信デバイスにおいて実行される方法であって、
    ソース通信デバイスから、前記ターゲット通信デバイスへのユーザ通信デバイスのハンドオーバを指示するハンドオーバ要求を前記ソース通信デバイスから受信して、
    前記ユーザ通信デバイスと通信するためにハンドオーバの前後で持続的に割り当てられる必要があるベアラに対する資源を決定し、
    前記ユーザ通信デバイスに持続的に割り当てられることになるベアラに対する資源を特定する割当てデータを含む、ハンドオーバ要求肯定応答を準備して、
    前記ソース通信デバイスに前記ハンドオーバ要求肯定応答を送信することを含み、
    前記ベアラに対する資源は、周波数と時間からなる資源ブロックを含む
    ターゲット通信デバイスにおいて実行される方法。
  2. 前記持続的に割り当てられる資源を用いて、前記ユーザ通信デバイスと通信することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記割当てデータは、前記ハンドオーバ要求肯定応答内に含まれるトランスペアレントコンテナ内で与えられる、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記割当てデータは、通信のために使用する資源ブロックを特定するデータを含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記割当てデータは、前記割り当てられる資源が使用されるべき開始時刻を指示するデータを含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 開始時刻を指示する前記データは、システムフレーム番号を含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記割当てデータは、前記割り当てられる資源が使用されるべき一連の時刻間の間隔を指示するデータを含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記割当てデータは、
    i)前記ターゲット通信デバイスにデータを送信するために前記ユーザ通信デバイスによって使用されるべき資源を規定するアップリンク割当てデータと、
    ii)前記ターゲット通信デバイスからデータを受信するために前記ユーザ通信デバイスによって使用されるべき資源を規定するダウンリンク割当てデータと、
    iii)アップリンク通信及びダウンリンク通信に対して共通の情報に関連する共通データとを含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記共通データは、前記割り当てられる資源を使用できる開始時刻を指示するデータを含む、請求項8に記載の方法。
  10. 前記共通データは、前記割り当てられる資源が使用されるべき一連の時刻間の間隔を指示するデータを含む、請求項8又は9に記載の方法。
  11. ソース通信デバイスにおいて実行される方法であって、
    前記ソース通信デバイスからターゲット通信デバイスへのユーザ通信デバイスのハンドオーバを指示するハンドオーバ要求をターゲット通信デバイスに、送信し、
    前記ターゲット通信デバイスから、該ターゲット通信デバイスと通信するために前記ユーザ通信デバイスにハンドオーバの前後で持続的に割り当てられるベアラに対する資源を特定する割当てデータを含むハンドオーバ要求肯定応答を受信して、
    前記持続的に割り当てられるベアラに対する資源を特定する前記割当てデータを含むハンドオーバ命令を準備し、更に、
    前記ユーザ通信デバイスに前記ハンドオーバ命令を送信することを含み、
    前記ベアラに対する資源は、周波数と時間からなる資源ブロックを含む
    ソース通信デバイスにおいて実行される方法。
  12. 前記割当てデータは、前記ハンドオーバ要求肯定応答内に含まれるトランスペアレントコンテナ内で受信されることを含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記ハンドオーバ命令を準備する場合、前記ハンドオーバ命令内に前記トランスペアレントコンテナを含めることを含む、請求項12に記載の方法。
  14. ユーザ通信デバイスにおいて実行される方法であって、該方法は、
    第1の持続的に割り当てられる資源を用いて、ソース通信デバイスと通信し、
    前記ユーザ通信デバイスに、ターゲット通信デバイスにハンドオーバするように指示すると共に、前記ターゲット通信デバイスによってハンドオーバの前後で持続的に割り当てられるベアラに対する資源である、第2の持続的に割り当てられる資源を含むハンドオーバ命令を前記ソース通信デバイスから受信して、
    前記ターゲット通信デバイスと通信するために使用されるべき前記持続的に割り当てられる資源を決定するように、前記受信されたハンドオーバ命令を処理することを含み、
    前記ベアラに対する資源は、周波数と時間からなる資源ブロックを含む
    ユーザ通信デバイスにおいて実行される方法。
  15. 前記ターゲット通信デバイスと通信するために、前記第2の持続的に割り当てられる資源を用いることをさらに含む、請求項14に記載の方法。
  16. 前記第2の持続的に割り当てられるデータは、前記ハンドオーバ命令に含まれるトランスペアレントコンテナ内で与えられる、請求項14又は15に記載の方法。
  17. 前記第2の持続的に割り当てられるデータは、通信のために使用する前記資源ブロックを特定するデータを含む、請求項14〜16のいずれか一項に記載の方法。
  18. 前記第2の持続的に割り当てられるデータは、前記割り当てられる資源が使用されるべき開始時刻を指示するデータを含む、請求項14〜17のいずれか一項に記載の方法。
  19. 開始時刻を指示する前記データは、システムフレーム番号を含む、請求項18に記載の方法。
  20. 前記第2の持続的に割り当てられるデータは、前記割り当てられる資源が使用されるべき一連の時刻間の間隔を指示するデータを含む、請求項14〜19のいずれか一項に記載の方法。
  21. 前記第2の持続的に割り当てられるデータは、
    i)前記ターゲット通信デバイスにデータを送信するために前記ユーザ通信デバイスによって使用されるべき資源を規定するアップリンク割当てデータと、
    ii)前記ターゲット通信デバイスからデータを受信するために前記ユーザ通信デバイスによって使用されるべき資源を規定するダウンリンク割当てデータと、
    iii)アップリンク通信及びダウンリンク通信に対して共通の情報に関連する共通データを含む、請求項14〜20のいずれか一項に記載の方法。
  22. 前記共通データは、前記割り当てられる資源を用いることができる開始時刻を指示するデータを含み、前記方法は、前記ターゲット通信デバイスとの最初の通信が行われるタイミングを制御する開始時刻を使用することを含む、請求項21に記載の方法。
  23. 前記共通データは、前記割り当てられる資源が使用されるべき一連の時刻間の間隔を指示するデータを含み、前記方法は、前記ユーザ通信デバイスが前記第2の持続的に割り当てられる資源を用いて前記ターゲット通信デバイスと通信する時刻を制御するために、間隔データを使用することをさらに含む、請求項21又は22に記載の方法。
  24. ターゲット通信デバイスは、
    ソース通信デバイスから前記ターゲット通信デバイスへのユーザ通信デバイスのハンドオーバを指示するハンドオーバ要求を前記ソース通信デバイスから、受信する手段と、
    前記ユーザ通信デバイスと通信するためにハンドオーバの前後で持続的に割り当てられる必要があるベアラに対する資源を決定する手段と、
    前記ユーザ通信デバイスのために持続的に割り当てられるべきベアラに対する資源を特定する割当てデータを含む、ハンドオーバ要求肯定応答を準備する手段、及び
    前記ソース通信デバイスに前記ハンドオーバ要求肯定応答を送信する手段とを備え、
    前記ベアラに対する資源は、周波数と時間からなる資源ブロックを含む
    ターゲット通信デバイス。
  25. 前記持続的に割り当てられる資源を用いて前記ユーザ通信デバイスと通信する手段をさらに備える、請求項24に記載のデバイス。
  26. 前記準備する手段は、前記ハンドオーバ要求肯定応答に含まれるトランスペアレントコンテナ内で前記割当てデータを与えるように動作することができる、請求項24又は25に記載のデバイス。
  27. 前記準備する手段は、通信するために使用する資源ブロックを特定するデータを含む割当てデータを準備するように動作することができる、請求項24〜26のいずれか一項に記載のデバイス。
  28. 前記準備する手段は、前記割り当てられる資源が使用されるべき開始時刻を指示するデータを含む割当てデータを準備するように動作することができる、請求項24〜27のいずれか一項に記載のデバイス。
  29. 前記準備する手段は、システムフレーム番号を含む開始時刻を指示するデータを準備するように動作することができる、請求項28に記載のデバイス。
  30. 前記準備する手段は、前記割り当てられる資源が使用されるべき一連の時刻間の間隔を指示するデータを含む割当てデータを準備するように動作することができる、請求項24〜29のいずれか一項に記載のデバイス。
  31. 前記準備する手段は、
    i)前記ターゲット通信デバイスにデータを送信するために前記ユーザ通信デバイスによって使用されるべき資源を規定するアップリンク割当てデータと、
    ii)前記ターゲット通信デバイスからデータを受信するために前記ユーザ通信デバイスによって使用されるべき資源を規定するダウンリンク割当てデータと、
    iii)アップリンク通信及びダウンリンク通信に対して共通の情報に関連する共通データとを含む、割り当てデータを準備するように動作することができる、請求項24〜30のいずれか一項に記載のデバイス。
  32. 前記準備する手段は、前記割り当てられる資源を使用されるべき開始時刻を指示するデータを有する共通データを準備するように動作することができる、請求項24乃至31のいずれかに記載のデバイス。
  33. 前記準備する手段は、前記割り当てられる資源が使用されるべき一連の時刻間の間隔を指示するデータを含む共通データを準備するように動作することができる、請求項31又は32に記載のデバイス。
  34. ソース通信デバイスであって、
    ターゲット通信デバイスに、該ソース通信デバイスから該ターゲット通信デバイスへのユーザ通信デバイスのハンドオーバを指示するハンドオーバ要求を送信する手段と、
    該ターゲット通信デバイスと通信するために前記ユーザ通信デバイスのためにハンドオーバの前後で持続的に割り当てられるベアラに対する資源を特定する割当てデータを含むハンドオーバ要求肯定応答を前記ターゲット通信デバイスから受信する手段と、
    前記持続的に割り当てられるベアラに対する資源を特定する前記割当てデータを含むハンドオーバ命令を準備する手段、及び
    前記ユーザ通信デバイスに前記ハンドオーバ命令を送信する手段とを備え、
    前記ベアラに対する資源は、周波数と時間からなる資源ブロックを含む
    ソース通信デバイス。
  35. 前記割当てデータは、前記ハンドオーバ要求肯定応答内に含まれるトランスペアレントコンテナ内で受信される、請求項34に記載のデバイス。
  36. 前記ハンドオーバ命令を準備する手段は、前記ハンドオーバ命令内に前記トランスペアレントコンテナを含める手段を含む、請求項35に記載のデバイス。
  37. ユーザ通信デバイスであって、
    第1の持続的に割り当てられる資源を用いて、ソース通信デバイスと通信する手段、
    該ユーザ通信デバイスに、ターゲット通信デバイスにハンドオーバするように指示すると共に、前記ターゲット通信デバイスによってハンドオーバの前後で持続的に割り当てられるベアラに対する資源である、第2の持続的に割り当てられる資源を含むハンドオーバ命令を前記ソース通信デバイスから受信する手段、及び
    前記ターゲット通信デバイスと通信するために用いられる前記持続的に割り当てられる資源を決定するために、前記受信されたハンドオーバ命令を処理する手段を備え、
    前記ベアラに対する資源は、周波数と時間からなる資源ブロックを含む
    ユーザ通信デバイス。
  38. 前記通信する手段は、前記第2の持続的に割り当てられる資源を用いて前記ターゲット通信デバイスと通信するように動作することができる、請求項37に記載のデバイス。
  39. 前記受信する手段は、前記ハンドオーバ命令に含まれるトランスペアレントコンテナ内で前記第2の持続的に割り当てられるデータを受信するように動作することができる、請求項37又は38に記載のデバイス。
  40. 前記受信する手段は、通信するために使用する資源ブロックを特定するデータを含む前記第2の持続的に割り当てられるデータを受信するように動作することができる、請求項37〜39のいずれか一項に記載のデバイス。
  41. 前記受信する手段は、前記割り当てられる資源が使用されるべき開始時刻を指示するデータを含む前記第2の持続的に割り当てられるデータを受信するように動作することができる、請求項37〜40のいずれか一項に記載のデバイス。
  42. 開始時刻を指示する前記データは、システムフレーム番号を含む、請求項37に記載のデバイス。
  43. 前記受信する手段は、前記割り当てられる資源が使用されるべき一連の時刻間の間隔を指示するデータを含む前記第2の持続的に割り当てられるデータを受信するように動作することができる、請求項37〜42のいずれか一項に記載のデバイス。
  44. 前記受信する手段は、
    i)前記ターゲット通信デバイスにデータを送信するために前記ユーザ通信デバイスによって使用されるべき資源を規定するアップリンク割当てデータと、
    ii)前記ターゲット通信デバイスからデータを受信するために前記ユーザ通信デバイスによって使用されるべき資源を規定するダウンリンク割当てデータと、
    iii)アップリンク通信及びダウンリンク通信に対して共通の情報に関連する共通データとを含む、第2の持続的に割り当てられるデータを受信するように動作することができる、請求項37〜43のいずれか一項に記載のデバイス。
  45. 前記共通データは、前記割り当てられる資源を使用されるべき開始時刻を指示するデータを含み、前記デバイスは、前記ターゲット通信デバイスとの最初の通信が行われるタイミングを制御するために、前記開始時刻を使用する手段を備える、請求項44に記載のデバイス。
  46. 前記共通データは、前記割り当てられる資源が使用されるべき一連の時刻間の間隔を指示するデータを含み、前記デバイスは、前記ユーザ通信デバイスが前記第2の持続的に割り当てられる資源を用いて前記ターゲット通信デバイスと通信する時刻を制御するために、前記間隔データを用いる手段をさらに備える、請求項44又は45に記載のデバイス。
  47. プログラマブルコンピュータデバイスが請求項1〜23のいずれか一項に記載の方法を実行するためのコンピュータ実施可能命令を含む、コンピュータ実施可能命令製品。
  48. ターゲット通信デバイスであって、
    ソース通信デバイスから該ターゲット通信デバイスへのユーザ通信デバイスのハンドオーバを指示するハンドオーバ要求をソース通信デバイスから受信するように動作することができる受信機と、
    i)前記ユーザ通信デバイスと通信するためにハンドオーバの前後で持続的に割り当てられる必要があるベアラに対する資源を決定すると共に、ii)前記ユーザ通信デバイスに持続的に割り当てられるべきベアラに対する資源を特定する割当てデータを含むハンドオーバ要求肯定応答を準備するように動作することができるプロセッサ、及び
    前記ソース通信デバイスに前記ハンドオーバ要求肯定応答を送信するように動作することができる送信機を備え、
    前記ベアラに対する資源は、周波数と時間からなる資源ブロックを含む、
    ターゲット通信デバイス。
  49. ソース通信デバイスであって、
    前記ソース通信デバイスからターゲット通信デバイスへのユーザ通信デバイスのハンドオーバを指示するハンドオーバ要求を前記ターゲット通信デバイスに送信するように動作することができる送信機、
    該ターゲット通信デバイスと通信するために、前記ユーザ通信デバイスにハンドオーバの前後で持続的に割り当てられるベアラに対する資源を特定する割当てデータを含むハンドオーバ要求肯定応答を前記ターゲット通信デバイスから受信するように動作することができる受信機、及び
    前記持続的に割り当てられるベアラに対する資源を特定する前記割当てデータを含むハンドオーバ命令を準備するように動作することができるプロセッサを備え、
    前記送信機は、前記ユーザ通信デバイスに前記ハンドオーバ命令を送信するように動作し、
    前記ベアラに対する資源は、周波数と時間からなる資源ブロックを含む
    ソース通信デバイス。
  50. ユーザ通信デバイスであって、
    第1の持続的に割り当てられる資源を用いて、ソース通信デバイスと通信するように動作する送受信機と、
    i)前記ソース通信デバイスから、前記ユーザ通信デバイスに、ターゲット通信デバイスにハンドオーバするように指示し、且つ該ターゲット通信デバイスによってハンドオーバの前後で持続的に割り当てられるベアラに対する資源である、第2の持続的に割り当てられる資源を含むハンドオーバ命令を受信すると共に、ii)該受信されたハンドオーバ命令を処理して、前記ターゲット通信デバイスと通信するために用いられる前記持続的に割り当てられる資源を決定するように動作するプロセッサとを備え、
    前記ベアラに対する資源は、周波数と時間からなる資源ブロックを含む
    ユーザ通信デバイス。
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