JP2010516321A - 通気性を有するソール構造 - Google Patents
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Abstract
通気性を有するソール構造は、靴底を形成する下部面(2)と、フットウェアアイテムの内部に面する上面(3)と、を有し、上記通気性を有するソール構造(1)は、上記上面(3)に作られている吸気部(5)から、上記下面(2)に作られている排気部(6)まで延在している少なくとも1つの通気ダクト(4)を有する。上記通気ダクト(4)は、上記ソール構造(1)の延長部の縦方向と実質上平行している少なくとも1つのメインストレッチ(7)を有し、上記排気部(6)と連絡している第1の端部(8)および第2の端部(9)を有する。弾性的に変形可能なドーム型部(10)は、上面(3)に作られており、その内部には、上記メインストレッチ(7)にある上記第1の端部(8)に接続されている空気室(11)を形成する。上記ドーム型部は、上記通気ダクト(4)の吸気部(5)を形成する開口部もまた有する。
【選択図】 図3
【選択図】 図3
Description
本発明は、通気性が活かされた履物商品(フットウェアアイテム)を製造することができるように構成されたソール構造に関連する。
着用者の足が呼吸できるようなフットウェアを製造するという問題は、30年近く関心事となっている。
特に、通気性を有するフットウェアを得るためのほとんどの技術的研究が特にソール構造の製造に集中した。
それゆえ最初は、ソールが、その厚さにもかかわらずフットウェアアイテムの内部から外部へ直接延びる空気通路を作り出すような穴を持つフットウェアが発明された。
しかしながら、この最初の従来技術は、空気だけでなく水も通過させてしまう著しい欠点を持っていたので、このフットウェアアイテムは悪天候では実際には使用に適していなかった。
この欠点を克服するために、ソールを通過して作られている穴が、水蒸気は通過することができる防水膜によって遮られているフットウェアが製造された。
対照的に代替の実施形態は、内部チャネリング、ポンプエレメントなどを持つ、空気入口が側面に沿ってソールに作られているフットウェアを製造した。
この状況において、本発明に基づく技術的目的は、既存のものに代わる、通気性を有するソール構造を提供することである。
特に、本発明の技術的目的は、通気性を有するソール構造を提供することである。
本発明の他の技術的目的は、通常の状態で使用する際、フットウェアアイテムに水が浸入するのを実質上防ぐ、通気性を有するソール構造を提供することである。
開示された技術的目的および提示した目的は、本明細書の請求項で述べられている通気性を有するソール構造によって実質上成し遂げられる。
本発明のさらなる特長および利点は、添付図面に図示されている、いくつかの好適な通気性を有するソール構造の非制限の実施形態を参照して、以下の詳細な記述においてより明らかにされる。
添付図面を参照して、参照符号1は、本発明に従って作られた通気性を有するソール構造全体を示す。
提示する通気性を有するソール構造1は、既知の方法において、ソールが適用されているフットウェアアイテムの靴底を形成するように実際に設計されている底面2と、実際のソールが用いられるフットウェアアイテムの内部に面している上面3と、を有する。
完成したフットウェアにおいて、上面3は、着用者の足が呼吸できるようにするインソールおよび/またはアーチ型サポート(図示されていない)によって通常カバーされている。
ソール構造1は、上面3に設けられている吸気部5から、底面2に設けられている通気口部6まで延伸する少なくとも1つの通気ダクト4を有する。
ダクトは、通気性を有するソール構造1のソール部(ヒールより先端)の縦方向と実質上平行している平面に延在している、少なくとも1つのメインストレッチ7を有する(平面は、実際問題として、事実上地面に水平および平行である)。通気ダクト4のメインストレッチ7は、第1の端部8から、排気部6と連通している第2の端部9まで延在している。さらに、通気ダクト4のメインストレッチ7は、通気性を有するソール構造1の厚さで延在している(extend in the thickness)のが好ましい。
ソール構造1は、弾性的に変形可能な材料で作られ、上面3から隆起して延在する少なくとも1つのドーム型部10もまた有する。ドーム型部10は、その内部に、通気ダクト4のメインストレッチ7にある第1の端部8と連通している空気室11を形成する。
ドーム型部10は、内部の空気室11を上面3の外部と連通させる開口部もまた有する。ドーム型部10の上部に作られている上記開口部には、通気ダクト4の吸気部5を形成するのが好ましい。
図示されている実施形態においては、通気ダクト4は、排気部6を形成してメインストレッチ7に対して横方向/垂直に延在している第2のストレッチ12と、第2の端部9が第2のストレッチ12に接続しているメインストレッチ7と、ドーム型部10と、から成る。
概して、メインストレッチ7は、好ましくは2mm2未満(より好ましくは1mm2未満)の断面を持ち、一方で、第2のストレッチ12は、4mm2未満の断面である、より広い断面を持つ。
しかしながら、本発明の好適な実施形態において、ソール構造1は、様々な形状を持つ複数の通気ダクト4を有する。特に、共有のストレッチとして、ドーム型部10によって形成されている空気室11を有する複数の通気ダクト4がある。例えば、図9および図10に示されているように、図示されている実施形態には、2つのドーム型部10と、4つの異なる通気ダクト4によって共有され通気ダクト4の4つのメインストレッチ7が集結するメインドーム型部13と、2つの異なる通気ダクト4によって共有されることによって通気ダクト4の2つのメインストレッチ7が集結する、(図3乃至図8にも示されている)第2のドーム型部14と、がある。
従って、概して複数の通気ダクト4と同様に、複数のドーム型部10もまたあり、各々は、通気ダクト4にある少なくとも1つのメインストレッチ7の第1の端部8と連通している空気室11を形成する。
好適な実施形態において、少なくとも各通気ダクト4にあるメインストレッチ7は、防水で弾性的に変形可能な材料で作られている、通気性を有するソール構造1の一部に備えられる。この方法において、使用者が足を地面に置くと、それ自体が閉塞するメインストレッチ7の弾性圧縮をもたらし、水がフットウェアアイテムに浸透するのを防ぐ。
各ドーム型部10の空気室11は、それに接続されている通気ダクト4のメインストレッチ7又は全てのメインストレッチ7よりも大きい容積を持つのが好ましい。この方法において、使用者が足を地面に置くと、ドーム型部10を圧縮し、吸気部5を閉じることによって、空気室11に含まれている空気をそれに接続されているメインストレッチ7を通して排気し、同時に、フットウェアアイテムにある両方の空気を入れ換え、それらに浸透しているあらゆる水を空にする(より詳細な記述は以下で述べられている)。
通気ダクト4は、メインストレッチ7にある第1および第2の端部8,9のうちの少なくとも1つに近接する少なくとも1つの狭窄部15を有するのが好ましい。
図4乃至図5は、ほんの一例として、メインストレッチ7の両端部にある2つの狭窄部15の事例を示している。
図3に示されているように、好適な実施形態において、少なくとも通気ダクト4において、ソール構造1は、少なくとも第1の下部本体16と、第1の本体16の上部に位置してそれと一体化している第2の上部本体17と、から成る。特に、第1および第2の本体16,17は、プラスチック材料から作られているのが好ましく、溶着または接着によって互いに一体化されている。
第1および第2の本体16,17は、少なくともメインストレッチ7および空気室11が、その底部を第1の本体16によって、およびその上部を第2の本体17によって境界を定められるように形作られている。特に、第1の本体16はドーム型部10のドームを形成し、一方で第2の本体17はその下部基底ゾーン18を形成する。
通気ダクト4の排気部6および呼応する第2のストレッチ12は、第1の本体16において完全に作られている。
しかしながら、製造的な理由として、好適な実施形態において、少なくとも通気ダクト4およびドーム型部10において、ソール構造1は、第1の本体16の下部に固定され実際問題としてフットウェアアイテムの靴底の少なくとも一部を形成するように設計されている少なくとも第3の本体19もまた有する。第3の本体19は、第2の本体17にも固定されている。
第1、第2および第3の本体16,17および19は、それぞれ模式的に、分解された形で図6乃至図8に図示されている。多くの場合裏面で見られるものを示さないが、本体16,17,19各々の特長をより一層よく示すために、図3乃至図8は、断面において正確に見られるものを模式的に図示しているということに留意されたい。
図6は、図3および図10に示すように、上部面3が、弾性的に変形可能な材料で作られ、高さを持ち、上部面3に関して、近くに置かれているいずれのドーム型部10の高さに実質上適合する、複数の支持突起20を有するということも示している。
さらに、各排気部6において、第1の本体16は、下方へ延在して第3の本体19に挿入される少なくとも1つの突起21を有する。前記突起21は、下部面2に直接面しているが、残りの靴底と比べてわずかに凹所を設けられるように置かれるのが好ましい(図4)。概して、下部面2は、少なくとも排気部においては、通気ダクト4と外部との間における空気の入れ換えを容易にするために凹型表面22を持つのが好ましい。同様の理由で、下部面2は、排気部6における凹型表面22からソール1の縁の方向へ、または、少なくとも、(添付図面に図示されているように)通気ダクト4が作られている嵌装部位24の縁の方向へ延在するグルーブ23もまた有する。
図10は、第2の本体17の代替実施形態の上面図であり、下部部分18と、メインストレッチ7の25と、ドーム型部10と、同様に、第2の本体17を第1の本体16に接合するゾーン26と、を示している。
この実施形態において、上述したものと同じように、メインストレッチ7は、空気室11と、第2のストレッチ12と、の両方に直接接続されている。しかしながら、いくつか違いがある。第一に、第1の端部8において、メインストレッチ7は、空気室11の基底上のグルーブの形をとって延在している。第二に、第2の端部9において、メインストレッチ7は、実際問題として、所定の距離をあけて、メインストレッチ7の第2の端部9を囲むリング状の接合ゾーン26を備えられている、拡張されたゾーン28を有する。
しかしながら、要求に従って、異なる実施形態に関連して上述した特長は、検討された最も適切な方法で組み合わされるということに留意されたい。
本発明の好適な実施形態において、通気性を有するソール構造1は、少なくとも1つのメインの本体29と、メインの本体29に作られている通り穴30に挿入される1つ以上の嵌装部位24と、を有する。図1における実施形態において、例えば、ソール構造1は、従来のソールの形を持つメインの本体29を有し、メインの本体29のフロント部には、通り穴30がパイプ/ピストルの形で作られており、さらにメインの本体29には穴に適合するように形作られた嵌装部位24が挿入されている。
その上、嵌装部位24は、水の浸入を防ぐために水密にメインの本体29に固定されている。これは、例えば、メインの本体29を嵌装部位24に直接成形することによって成し遂げられる。
本発明に従って、(関連するドーム型部10と同様に)通気ダクト4は、完全に嵌装部位24内に作られている。
さらに、本発明に従って、通気ダクト4(好ましくは、もしあれば全嵌装部位24)があるソール構造1の少なくとも一部は、それ自体が防水であるTPU、PVCまたはTRのようなプラスチック材料で作られている。
開示されているソール構造1の作用は、上記の構造的記述に直ちに関連する。
特に、使用者が足を地面に置くと、ドーム型部10を圧縮し、通気ダクト4の吸気部5を実質上閉じたままにする。それゆえ、空気室11に含まれている空気は、通気ダクト4のメインストレッチ7を通って、外部の方へ送り込まれる。空気室11を適切な大きさに作ることによって、その圧縮の後、移動された空気の容積がメインストレッチ7に含まれている空気を完全に入れ換えるような容積となる。排気部6を靴底にある隆起したゾーンに置くことは、空気の排除を容易にする。
足が再度持ち上げられると、吸気部5は解放されるので、ドーム型部10が、変形されていない状態に実質上戻ることによって、空気はフットウェアアイテム内すなわち空気室11内に吸い込まれる。
それゆえ、各ステップを伴うこの一連の流れの繰り返しによって、フットウェアアイテムの内部の空気の連続的な入れ換えが起こる。
フットウェアアイテムが水のある環境で使用されるとき、開示されているソール構造1は、いずれの明白な物的障壁がないという事実にもかかわらず、実質上水が浸透するのを防ぐ。各ステップが行われると、通気ダクト4を通って送り込まれる空気の推力によって、第2のストレッチ12またはメインストレッチ7に浸透していたあらゆる水が排出される。さらに、通気ダクト4は弾性的に変形可能な材料で作られているという事実のため、一度使用者が足を下に降ろすと、空気を排出して、メインストレッチ7もまた圧縮される。この方法において、事実上閉じられるので、一方で内部のあらゆる残りの水は排出され、もう一方で外部からの水の再浸入は防がれる。
このことに関して、出願人は、本発明に従って作られているソール構造1の、機能的な水密に対して数回の試験を実行したということに留意されたい。特に、試験は、図1に図示されているタイプの、全体がポリマープラスチック材料で作られており、2つのドーム型部10に集結している6つの通気ダクト4を持つソール構造で実行された。
各ダクトは、それ自体が水の通過を防ぐように設計されている(通気性はあるが防水膜のような)内部バリアを有さず、第2のストレッチ12において4mm2未満およびメインストレッチ7において2mm2未満の断面を持っていた。
実行された試験は、深さ11mmの水中における歩行をシミュレーションし、4000歩の後、(450から453gの)フットウェアアイテム全体の増量が、ソールの外部にあるギャップ内のみの水の浸透による増量に対してどのようにして完全に一致したかを明らかにした。フットウェアアイテムの内部は、完全に乾燥を保っていた。
本発明は重要な利点をもたらす。本発明のおかげで、優れた通気性の保証を可能にすると同様に、通常の状態で使用する際、水に対して最適な耐性を可能にするソール構造を提供することが可能である。
さらに、穴に防水バリアがないという事実によって、開示されているソール構造は、防水バリアがあることが空気の移動に対する著しい抗力を生み出す従来技術よりも優れた空気の入れ換えを保証する。
本発明は製造するのが比較的容易であり、発明の実行に関連するコストさえもそんなに高くない、ということにも留意されたい。
説明されている発明は、発明のコンセプトの範囲から逸脱することなくいくつかの方法において変更および適合される。
本文の全詳細は、他の技術的に同等の構成要素によって取り替えられ、実際問題として、使用される全ての材料は、様々な構成要素の形状および寸法と同様に、必要に応じてあらゆる材料が可能である。
Claims (28)
- 通気性を有するソール構造であって、
前記ソールが適用されているフットアイテムの靴底を実際は形成する下面(2)と、
前記ソールが適用されている前記フットウェアアイテムの内部に実際は面することができる上面(3)と、を有し、
前記通気性を有するソール構造(1)は、前記上面(3)に作られている吸気部(5)から、前記下面(2)に作られている排気部(6)まで連通している少なくとも1つの通気ダクト(4)を有し、
前記ソール構造は、前記通気性を有するソール構造(1)の延長部の縦方向と実質上平行している平面に延在し、前記排気部(6)と連通している第1の端部(8)および第2の端部(9)を有する少なくとも1つのメインストレッチ(7)を具備することを特徴とし、
前記ソール構造は、弾性的に変形可能な材料で形成され、前記上面(3)から突出する少なくとも1つのドーム型部(10)もまた有し、前記ドーム型部(10)は、その内部に、前記ダクトの前記メインストレッチ(7)にある前記第1の端部(8)と連通している空気室(11)を形成し、前記空気室(11)と前記上面(3)の外部とを連通させ、前記通気ダクト(4)の吸気部(5)を形成する開口部を有することも特徴とする、
通気性を有するソール構造。 - 前記通気ダクト(4)の前記メインストレッチ(7)は、前記通気性を有するソール構造(1)の厚さで延在することを特徴とする請求項1に記載の通気性を有するソール構造。
- 前記通気性を有するソール構造(1)は、その第1の端部(8)が前記通気ダクト(4)に対して共有のストレッチを構成する前記ドーム型部(10)に接続されているメインストレッチ(7)を各々が有する複数の通気ダクト(4)を具備することを特徴とする請求項1または2に記載の通気性を有するソール構造。
- 前記通気性を有するソール構造(1)は、
複数の通気ダクト(4)と、複数のドーム型部(10)とを具備し、各ドーム型部(10)は、通気ダクト(4)の少なくとも1つのメインストレッチ(7)にある前記第1の端部(8)と連通される空気室(11)を形成することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項記載の通気性を有するソール構造。 - 各通気ダクト(4)の前記メインストレッチ(7)は、弾性的に変形可能な材料で作られている前記通気性を有するソール構造(1)の一部に備えられていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項記載の通気性を有するソール構造。
- 前記ドーム型部(10)の前記空気室(11)は、該空気室(11)に接続されている前記通気ダクト(4)の前記メインストレッチ(7)よりも大きい容積を持つことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項記載の通気性を有するソール構造。
- 前記ドーム型部(10)の前記空気室(11)は、該空気室(11)に接続されている前記通気ダクト(4)の前記メインストレッチ(7)全ての容積の和よりも大きい容積を有することを特徴とする請求項3または6に記載の通気性を有するソール構造。
- 前記通気ダクト(4)は、前記メインストレッチ(7)にある前記第1および第2の端部(8),(9)のうちの1つに少なくとも近接する少なくとも1つの狭窄部(15)を有することを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項記載の通気性を有するソール構造。
- 前記メインストレッチ(7)は、前記空気室(11)に直接接続されていることと、その第1の端部(8)に、共に整列されて前記空気室(11)の基底上に延在する溝(27)があることと、を特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項記載の通気性を有するソール構造。
- 前記メインストレッチ(7)は、その第2の端部(9)において、拡張されたゾーン(28)を有することを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項記載の通気性を有するソール構造。
- 前記通気ダクト(4)は、前記排気部(6)を形成し、前記メインストレッチ(7)の前記第2の端部(9)に接続されている少なくとも1つの第2のストレッチ(12)を有することを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1項記載の通気性を有するソール構造。
- 前記第2のストレッチ(12)は、前記メインストレッチ(7)に対して垂直に延在することを特徴とする請求項11に記載の通気性を有するソール構造。
- 前記第2のストレッチ(12)は、4mm2未満の断面を有することを特徴とする請求項11または12に記載の通気性を有するソール構造。
- 前記通気性を有するソール構造(1)は、少なくとも前記通気ダクト(4)において、少なくとも第1の下部本体(16)と、前記第1の本体(16)の上部に位置している第2の上部本体(17)と、から成り、上記本体は、プラスチック材料から作られ、互いに一体化していることを特徴とする請求項1ないし13のいずれか1項記載の通気性を有するソール構造。
- 前記メインストレッチ(7)および前記空気室(11)は、その底部を前記第1の本体(16)によって、およびその上部を前記第2の本体(17)によって区分されることを特徴とする請求項14に記載の通気性を有するソール構造。
- 前記排気部(6)は、前記第1の本体(16)に作られていることを特徴とする請求項14または15に記載の通気性を有するソール構造。
- 前記通気性を有するソール構造(1)は、少なくとも前記通気ダクト(4)および前記ドーム型部(10)において、前記第1の本体(16)の下部に固定され、実際は前記フットウェアアイテムの靴底の少なくとも一部を形成するために設計されている、少なくとも第3の本体(19)もまた具備することを特徴とする請求項14ないし16のいずれか1項に記載の通気性を有するソール構造。
- 前記第1の本体(16)は、各排気部(6)において、下方へ延在し、前記第3の本体(19)に挿入され、前記靴底の凹型部を形成する少なくとも1つの突起(21)を有することを特徴とする請求項16または17に記載の通気性を有するソール構造。
- 前記下面(2)は、少なくとも前記排気部(6)において凹型表面(22)を有することを特徴とする請求項1ないし18のいずれか1項に記載の通気性を有するソール構造。
- 前記下面(2)は、前記凹型表面(22)から延在する溝(23)もまた有することを特徴とする請求項19に記載の通気性を有するソール構造。
- 前記通気ダクト(4)の前記メインストレッチ(7)は、2mm2未満の断面を有することを特徴とする請求項1ないし20のいずれか1項に記載の通気性を有するソール構造。
- 前記通気ダクト(4)の前記メインストレッチ(7)は、1mm2未満または1mm2に等しい断面を有することを特徴とする請求項21に記載の通気性を有するソール構造。
- 前記通気性を有するソール構造(1)は、少なくとも1つのメインの本体(29)と、前記メインの本体(29)を通して挿入されている1つ以上の嵌装部位(24)と、を具備し、各嵌装部位(24)は少なくとも1つの通気ダクト(4)を形成することを特徴とする請求項1ないし22のいずれか1項に記載の通気性を有するソール構造。
- 前記嵌装部位(24)は、TPU、PVCまたはTRのプラスチック材料で作られていることを特徴とする請求項23に記載の通気性を有するソール構造。
- 少なくとも1つの嵌装部位(24)は、足の裏が置かれるゾーンに対応する前記ソール構造(1)のゾーンに位置していることを特徴とする請求項23または24に記載の通気性を有するソール構造。
- 前記通気性を有するソール構造(1)は、少なくとも前記通気風ダクト(4)において、TPU、PVCまたはTRの防水性プラスチック材料で作られていることを特徴とする請求項1ないし25のいずれか1項に記載の通気性を有するソール構造。
- 請求項1ないし26のいずれか1項に記載の通気性を有するソール構造に従って作られたソール構造(1)を具備することを特徴とする通気性を有するフットウェアアイテム。
- 前記通気性を有するフットウェアアイテムは、前記ソール構造(1)の前記上面(3)上方に位置している通気性を有するインソールおよび/またはアーチ型サポートもまた具備することを特徴とする請求項27に記載の通気性を有するフットウェアアイテム。
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