JP2010514637A - 容器および蓋部材のアセンブリ - Google Patents

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Abstract

容器(100)と蓋部材(10)を備えたアセンブリ。容器は頸部(104)を有し、頸部は内部表面と外部表面を有し、外部表面は、(a)ネジ山(108)と、(b)少なくとも2セットの斜め歯(112、116)と、(c)保持ビード(120)とを有する。蓋部材は、(a)上壁(12)と、(b)内部表面、外部表面、上部分、および下部分を有する側壁(14)と、(c)側壁の内部表面上のネジ山と、(d)内部表面(24)、外部表面(22)、上縁部(26)、および下縁部(28)を有する不正開封明示帯(20)であって、前記不正開封明示帯の上縁部は複数の破裂可能なブリッジ(30)によって側壁の下部分に取り付けられた不正開封明示帯(20)と、一実施形態では、(e)不正開封帯の下縁部に取り付けられた複数のタブ(34)であってそれぞれのタブが、少なくとも1つの斜め歯(40a)を支承した外部表面(38a)とを有し、それぞれのタブが、不正開封明示帯の内部表面と接触するように折りたたみ可能であり、これによって、折りたたまれたとき、タブ上の斜め歯は側壁の軸線に向かって半径方向内側に向き、容器の頸部の外部表面上の斜め歯と部分的に係合する、タブ(34)を有する。後続の歯(40、112、116)は角度的にオフセットされる。

Description

本発明によると、開け易い容器/蓋部材アセンブリ、より詳しくは不正開封を明示する構成を有する開け易い容器/蓋部材アセンブリが提供される。
不正開封を明示する破断帯を利用した、主要な2種類のボトル/蓋部材システムが、現在市販されている。いずれの種類にもいくつかの欠点がある。第1の種類は、不正開封明示帯を定位置内にロックする。このロック機構では、(1)キャップを取り外すためにネジ山と密封表面の摩擦に打ち勝つ力、(2)不正開封防止帯を破断する力、という2つの力を同時に掛けることが必要となり、その結果、除去トルクが大きくなり、除去トルクの標準偏差も大きくなる。このシステムで達成され得る最小除去トルクは、平均で約18インチポンド(20.7Kgf/cm)である。この力は、高齢の使用者と関節炎を患っている使用者とにとっては大きすぎる。第2の種類は、不正開封明示帯の破断が始められる前に、キャップの自由回転を約180°可能にすることによって、不正開封明示帯を取り外すのに必要な力から開口力を分離する。したがって、蓋部材は大幅な「バックオフ」(即ち緩み)を受け、分配中に漏れが生じる可能性もある。またこの種類の蓋部材は、キャップの開口部と帯の破断部との間の領域内で、消費者に安全を再保証するための反応音のフィードバックをもたらさない。不正開封防止機構のこれらの種類のいずれでも、不正開封防止帯を破断する力は角度方向または円周方向を有し、蓋部材を取り外すトルクによって掛けられる。
米国特許第4991731号明細書は、消費性製品を密閉容器内に包装する際に直面する問題について記述している。これらの問題は、以下に記述される。
材料のコスト、容器の重量、および破損への懸念から、消費性製品の供給者は、比較的低コストであり色付きまたは透明であり得るポリプロピレンなどのプラスチック物質から容器を製造することを望む。プラスチック容器用のキャップを提供しようとする際、キャップが密封を維持する場合に問題が起こる。プラスチック容器内で密封を維持することが困難であり、従来型の金属キャップとプラスチック容器とは異なった量分膨張することから、レトルト状態に曝されているとき、金属キャップはそれ自体でプラスチック容器上に密封を一貫して維持することはない。
レトルト状態などの熱処理中、熱は、特に容器の上頸部分内にポリマーの弛緩または収縮を引き起こす。射出成形または押出し成形のプラスチックボトルは、ポリマーの分子内に応力と記憶を作り出す溶融および加圧成形によって形成される。レトルト処理中の熱の導入は、これらの分子を弛緩させ、実際に容器の頸部分の直径を縮める。この収縮は、従来型の金属キャップをプラスチックボトル上に維持する際に重大な問題を引き起こす。この収縮によって、従来型のプラスチックキャップをプラスチックボトルに使用することもできなくなる場合がある。
前記の問題は、初めにボトルにキャッピングを行うときに相当量のトルクを掛けることによって克服され得る。しかし、プラスチックボトル上に従来型キャップを維持するのに必要なトルクの量は極めて大きく、レトルト処理に続いてボトルから容易にキャップを捻り外すことが可能ではない。他の代替え方法としては、プラスチックがレトルト温度でも収縮せず、歪曲なく内部の真空を維持することができるように、極度に高コストのプラスチックを使用してボトルを製作することがある。
ボトルのキャップのネジ締めは、ボトルのネジ山付き頸部の仕上げ面上の締まった状態から緩む傾向を有する。この緩む傾向は、しばしば「バックオフ」と呼ばれている。この緩む傾向には、例えば、温度変化、ボトルの材料とキャップの材料とのずれ、ライナーまたは密封材料の弛緩、ならびに取扱いおよび出荷中の振動などを含むいくつかの原因がある。この問題は、限られた捻り動作でキャップが即座に取り外され、再設置されることを可能にするようにネジ山がハイピッチを有するときに、より頻繁に見られる。緩んだキャップは、包装された品物の製造者および小売業者にとって、さらに最終的な使用者に対して問題を生む。緩んだキャップは不正開封を誤って示す可能性があり、当然ながら内容物のこぼれまたは漏れ、ならびに汚染物質の容器内への進入を起こす可能性もある。例えば、医薬品および栄養補助食品が、水分の過剰な増加または過剰な減少によって悪影響を受ける可能性があるとき、充分な防湿シールが特に重要となる。この産業では「バックオフ防止」の特徴が知られているが、これらの特徴は、力の限られた高齢者および関節炎患者が使用するためのボトルでは一般的に利用可能となっていない。
米国特許第6296130号明細書、欧州特許第0864504号明細書、国際公開第01/15988号パンフレット、米国特許出願公開第2003/0160020号明細書、および米国特許第4349116号明細書は、「バックオフ防止」の特徴を有した蓋部材/容器アセンブリを開示している。レトルト中にシステムの密封の完全性を実現すると同時に、極めて小さな除去トルクで1回の動作で容器を衛生的に開口することを可能にする改良型の容器/蓋部材アセンブリが求められていることが明白である。
米国特許第6296130号明細書 欧州特許第0864504号明細書 国際公開第01/15988号パンフレット 米国特許出願公開第2003/0160020号明細書 米国特許第4349116号明細書 米国特許第4813561号明細書
米国特許第4813561号明細書は、不正開封防止帯を有した容器と蓋部材とを記述している。この特許明細書は、保持押縁の下でかみ合う、蓋部材上のラチェット歯と容器上の対応した歯のセットとについて記述している。容器上の歯のセットは、開口時に不正開封帯が変形して中に入り込むことができる隙間または空間を作り出す。しかし、容器と蓋部材上のラチェット歯同士がきっちりと一致していることから、不正開封防止帯のブリッジを破り、蓋部材を取り外すために大きなトルクが尚も必要とされる。
本発明は、現在市販されている容器/蓋部材システムの前記の欠点に対処した蓋部材を提供する。本発明の一実施形態では、アセンブリが容器と蓋部材とを備え、
前記容器は頸部を有し、前記頸部は、内部表面と軸線のまわりで実質的に湾曲された外部表面とを有し、前記内部表面と外部表面とは前記頸部の開口部で接合し、前記外部表面は、(a)少なくとも1つのネジ山と、(b)半径方向外側に方向付けられた複数の斜め歯と、(c)前記ネジ山と前記歯との間で軸方向に位置決めされた保持ビードとを有し、
前記蓋部材は、(a)上壁と、(b)軸線のまわりで実質的に湾曲された内部表面、外部表面、上部分、および下部分を画定する側壁と、(c)前記容器の頸部上の前記ネジ山と対合するように構成された前記側壁の内部表面上の少なくとも1つのネジ山と、(d)内部表面、外部表面、上縁部、および下縁部を有する不正開封明示帯であって、前記不正開封明示帯の上縁部は、前記蓋部材の側壁の下部分に複数の破裂可能なブリッジによって取り付けられた、不正開封明示帯とを有する蓋部材であって、前記不正開封明示帯は、容器の頸部上の斜め歯に向かって半径方向内側に方向付けられた複数の斜め歯をさらに有し、不正開封明示帯上の少なくとも1つの歯は、容器の頸部の外側表面上の少なくとも1つの歯とかみ合い、不正開封明示帯上の後続の歯は容器の頸部の外部表面上の歯に対して角度的にオフセットされている。
一実施形態では、不正開封明示帯上の斜め歯は、不正開封明示帯の下縁部から下方に懸垂した複数のタブの半径方向外側に向いた外部表面上に形成され、前記タブは、タブの外側に向いた外部表面上の斜め歯が半径方向内側に向いた位置に折りたたまれることができるように、前記下縁部に丁番によって連結されている。これらの歯の側壁が、内側に折りたたまれた後、上方に向いた表面を提供するが、この表面は、蓋部材の取り外し時に保持帯とかみ合って、蓋部材がトルクを掛けられて容器の頸部から外されるにつれて生じる蓋部材の上部分の上向きの動きに抵抗する。蓋部材が持ち上がって外れるにつれて、不正開封明示帯は、斜め歯の完全なかみ合いによってではなく、保持ビードに対する歯の締まり嵌めによって、蓋部材の残りの部分と共に上方に移動することから軸方向に抑制される。これが破裂可能なブリッジ上に引き伸ばし力を掛け、最終的にブリッジを破断して、不正開封明示帯を容器の頸部のまわりに保持されたままにする。保持ビードの下側に対する歯の側壁表面の締まり嵌めは、保持ビードまたは上方に向いた側壁面の少なくとも一方が円周のまわりで連続している場合、促進されることが好ましい。保持ビードは環状であり、分離した歯に対して連続していることができ、あるいは歯の側壁が、歯が別個の下方に懸垂したタブ上で形成されている場合は接続具によって接合されて、不連続な保持ビードに対して連続した面を形成してもよい。
不正開封明示帯の内部に対して内側に折りたたまれる下方に懸垂したタブの外部表面に、蓋部材の斜め歯を形成して、斜め歯が半径方向内側に向き、即ち蓋部材の軸線に向かうようにすることが好ましい場合がある。代替え方法として、歯は、不正開封明示帯の内部表面内に合わせて型成形されてもよく、または不正開封明示帯の内部に固定された別個の環上に形成されてもよい。蓋部材の歯は、歯の面同士がかみ合うように、容器の歯とは反対方向に向いている。
アセンブリの構成要素を提供する方法とアセンブリを使用する方法とについてもここで記述される。例えば、容器蓋部材アセンブリを提供する方法は、
頸部を有する容器であって、前記頸部は、内部表面と軸線のまわりで実質的に湾曲された外部表面とを有し、前記内部表面と外部表面とは前記頸部の開口部で接合し、前記外部表面は、(a)少なくとも1つのネジ山と、(b)半径方向外側に方向付けられた複数の斜め歯と、(c)前記ネジ山と前記歯との間で軸方向に位置決めされた保持ビードとを有する、容器を提供するステップを備え、
該容器は、(a)上壁と、(b)軸線のまわりで実質的に湾曲された内部表面、外部表面、上部分、および下部分を画定した側壁と、(c)前記容器の頸部上の前記ネジ山と対合するように構成された前記側壁の内部表面上の少なくとも1つのネジ山と、(d)内部表面、外部表面、上縁部、および下縁部とを有する不正開封明示帯であって、前記不正開封明示帯の上縁部は、前記蓋部材の側壁の下部分に複数の破裂可能なブリッジによって取り付けられた、不正開封明示帯とを有する蓋部材であって、前記不正開封明示帯は、容器の頸部上の斜め歯に向かって半径方向内側に方向付けられた複数の斜め歯をさらに有する、蓋部材とともに使用するための容器であり、
前記提供するステップは、不正開封明示帯上の少なくとも1つの歯が、容器の頸部の外側表面上の少なくとも1つの歯とかみ合うことと、容器の頸部上の後続の歯が不正開封明示帯上の歯に対して角度的にオフセットされるように歯が容器上に配置されていることとを保証するステップを含む。
本明細書で記述された容器または蓋部材のさらなる詳細がこの方法で使用されてもよい。
容器蓋部材アセンブリを提供する代替え的方法は、
頸部を有する容器であって、前記頸部は、内部表面と軸線のまわりで実質的に湾曲された外部表面とを有し、前記内部表面と外部表面とは前記頸部の開口部で接合し、前記外部表面は、(a)少なくとも1つのネジ山と、(b)半径方向外側に方向付けられた複数の斜め歯と、(c)前記ネジ山と前記歯との間で軸方向に位置決めされた保持ビードとを有する、容器とともに使用するために、
(a)上壁と、(b)軸線のまわりで実質的に湾曲された内部表面、外部表面、上部分、および下部分を画定する側壁と、(c)前記容器の頸部上の前記ネジ山と対合するように構成された前記側壁の内部表面上の少なくとも1つのネジ山と、(d)内部表面、外部表面、上縁部、および下縁部を有する不正開封明示帯であって、前記不正開封明示帯の上縁部は、前記蓋部材の側壁の下部分に複数の破裂可能なブリッジによって取り付けられた、不正開封明示帯とを有する蓋部材であって、前記不正開封明示帯は、容器の頸部上の斜め歯に向かって半径方向内側に方向付けられた複数の斜め歯をさらに有する、蓋部材を提供するステップを備え、
前記提供するステップは、不正開封明示帯上の少なくとも1つの歯が、容器の頸部の外側表面上の少なくとも1つの歯とかみ合うことと、不正開封明示帯上の後続の歯が、容器の頸部の外部表面上の歯に対して角度的にオフセットされることとを保証するステップを含む。
使用中、蓋部材が容器から取り外される際に、本明細書に記述された蓋部材/容器アセンブリは、平均で約3インチポンド(3.45Kgf/cm)から16インチポンド(18.4Kgf/cm)の除去トルクという利点を提供することができ、これによって、高齢の使用者および関節炎の使用者が、バックオフ防止を損なうことなく簡単に容器を開口することを可能にする。さらに、部分的にかみ合わされた歯は僅かな引きずり、即ちキャップの回転に対する抵抗をもたらし、蓋部材が回転されて容器を開口する際、使用者に反応音のフィードバックをもたらす。
本明細書で述べられた蓋部材の実施形態の側面図である。 図1の蓋部材の平面図である。この図では、タブは、不正開封明示帯によって取り囲まれるように折りたたまれてはいない。 図1の蓋部材の底面図である。この図では、タブは、不正開封明示帯によって取り囲まれるように折りたたまれてはいない。 図3Aの領域3Bの拡大図である。この図では、タブは、不正開封明示帯によって取り囲まれるように折りたたまれてはいない。 図3Aの領域3Bの拡大図である。この図では、タブは、不正開封明示帯によって取り囲まれるように折りたたまれている。 図1の蓋部材と蓋部材を受け取る容器との分解側面図である。 図4の蓋部材と容器のアセンブリの側面図である。 図5の線6−6に沿った、大幅に拡大された断面図である。 図5の線7−7に沿った、大幅に拡大された断面図である。 図4に示された容器の頸部の上面図である。 図3Aと類似しているが、本発明の蓋部材の代替え的実施形態の底面図であって、一部品型または一体型の蓋部材を示した図である。
本明細書では、「側壁」という用語は、蓋部材の上壁から懸垂した蓋部材の部分を意味する。「側壁」という用語は、「スカート」という用語と同義である。本明細書では、「上壁」という表現は、容器の頸部から遠位方向に位置決めされた蓋部材の開口部を覆ったパネルを意味する。「上壁」という表現は「端壁」、「カバー」、「端パネル」、「上部分」という表現と同義である。一実施形態では、蓋部材は単一の構成要素から形成され、上壁は側壁に一体的に接合されている。複合蓋部材として知られている他の実施形態では、上壁は側壁とははっきりと別れているが、本明細書で述べられるように側壁によって捕らえられ、側壁と密封的にかみ合う。本明細書では、「側壁の軸線」という表現は、側壁がその周りを回転するように設計された直線を意味している。「ネジ山」という用語は、1つまたは複数のネジ山を意味するものである。
本明細書では、「歯」という用語は、のこぎり上にあるような、歯に類似した突起部を意味している。「斜め歯」、「歯」、「ラチェット」、および「ラチェット歯」という表現は同意義であり、それらの複数形(例えば「歯」)も同様である。のこぎりと同様に、各歯は、根元部(基部円弧の)と、面体(基部円弧から一般的に半径方向外側に延在する)と、先端部(面体の上端の)、先端部から基部円弧へと徐々に傾斜する部分と、一般的に三角形の側壁とを含む。
本明細書では、「蓋部材/容器アセンブリ」という表現は、完成品を製作する蓋部材と容器との組み合わせを意味している。本明細書では、「蓋部材」という用語は、容器の口部を閉鎖する物体を意味している。本明細書では、「容器」という用語は、材料を保持または担持する収容部を意味しており、収容部または容器は、口部または開口部を画定する壁を有する。
本明細書では、「等」という用語は、先に列挙された構成要素と類似の構成要素が存在する場合があり得る状況を示している。例えば、同種の3つの構成要素が列挙される場合、「等」という用語は、実際には4つ以上の類似の構成要素が言及され得ることを示している。
「除去力」と「除去トルク」という表現は互換可能に使用され、蓋部材を容器から取り外すのに必要な回転力を指している。この除去トルクは主要な2つの成分、即ち初期の密封摩擦力に打ち勝つために必要な力と、不正開封明示帯のブリッジを破断するために必要な力とを有する。第3の小さな成分は、ネジ山の摩擦に打ち勝つために必要な力である。これらの力成分が寄与する順番は重要ではない。
次に図1から図7をまとめて参照すると、蓋部材10は上壁12と、好ましくは円筒形状であり上端部16および下端部18を有する側壁14とを備える。下端部18には、好ましくは円筒形状である不正開封明示帯20が取り付けられており、これは、好ましくは円筒形状である外部主表面22と、好ましくは円筒形状である内部主表面24と、上縁部26と、下縁部28とを有する。不正開封明示帯20の上縁部26からは、一連の破裂可能または脆弱なブリッジ30a、30b、30c等が突き出ている。破裂可能なブリッジ30a、30b、30c等は、不正開封明示帯20を蓋部材10の側壁14の下端部18に連結している。不正開封明示帯20を側壁14から分離させ容器の開口を明示するためには、破裂可能なブリッジ30a、30b、30c等が破断または破裂されなければならない。破裂可能なブリッジ30a、30b、30cは、例えば、本明細書に引用して組み込まれた米国特許第4981230号明細書に記述されている。破裂可能なブリッジ30a、30b、30c等の間には開口部32a、32b、32c等が存在する。破裂可能なブリッジ30a、30b、30c等の目的は、不正開封明示帯20を側壁14の下端部18に取り付けることである。開口部32a、32b、32c等の目的は、破裂可能なブリッジ30a、30b、30c等の間に充分な分離をもたらして、破裂可能なブリッジ30a、30b、30c等が、高齢または関節炎の使用者によって発生することができる除去トルクによって破断されることを可能にすることである。蓋部材の円周のまわりに形成される破裂可能なブリッジ30a、30b、30c等の数は、典型的には約5個から約15個である。破裂可能なブリッジ30a、30b、30c等の幅が小さ過ぎる場合、それらは製造中に破断されてしまう。破裂可能なブリッジ30a、30b、30c等の幅が大き過ぎる場合、かなり大きな量のトルクを掛けなければ容器の頸部から蓋部材を取り外すことはできない。例えば、破裂可能なブリッジの幅は、それらが、それらが形成される壁の全厚みであるとすると、約0.003インチ(0.0762mm)から約0.050インチ(1.27mm)に及び得る。当然ながら、当業者は、断面積はブリッジの強度に寄与するものであり、ブリッジが壁の全厚みでない場合にはより大きな幅のブリッジが使用されてもよいことを理解するだろう。壁にスコーリング(scoring)を施すことによって、このタイプの破裂可能なブリッジを作り出すことができる。
不正開封明示帯20の下端部28からは、一連のタブ34a、34b、34c等が突き出ている。これらのタブ34a、34b、34c等は実質的に四角形状である。簡単にするために、タブ34aが以下に詳しく記述される。しかし、タブ34b、34c等は実質的にタブ34aと同じであることに留意されたい。タブ34aは、内部主表面36aと外部主表面38aとを有する。タブ34aの外部主表面38a上には、少なくとも1つの斜め歯40aが形成されている。典型的には、前記のタブ34aの外部主表面38aは、2つ以上の斜め歯40aおよび40bを含む。タブ34aは、一体丁番42aによって不正開封明示帯20の下縁部28に取り付けられている。一体丁番42aは、タブ34aが折りたたまれるのを可能にするように設計され、これによって、タブ34aの内部主表面36a、即ち歯40aおよび40bを支承しない主表面は、不正開封明示帯20の内部主表面24に全体的にぴったりとくっつき、タブ34aの外部主表面38a、即ち斜め歯40aおよび40bを支承する主表面は、不正開封明示帯20から背いて、側壁14の軸線に向かって半径方向内側に向くようになる。図7で最も良く示されているように丁番42aは、折りたたまれたタブ34a内に、歯40a上で柔らかな圧力を半径方向内側に掛けるいくらかの弾力を可能にしてもよく、これは、歯を容器上の歯116aとかみ合わされた状態にする助けとなる。各タブ34a、34b等の下方に向いた端部は、遠位にあり、即ち一体丁番42を介して不正開封帯20に取り付けられていないが、これは表面35を形成し、その機能については後述される。
34aと34b、あるいは34bと34c等の隣接したタブの各セット間には、連結ブリッジまたは連結器44が存在する。連結器44の目的は、タブ34a、34b、34c等の全てが、不正開封明示帯20の内部主表面24と接触するように、同時に折りたたまれることを可能にすることである。さらに、連結器44は、隣接したタブ34a、34b、34c等の間の適切な位置合わせを維持して、蓋部材10を容器の頸部から取り外す作業中に、安定した性能および安定した開口が実現されるようにしている。折りたたみへの低レベルの抵抗力で一体丁番42aが機能することを可能にするように、各連結器44と不正開封明示帯20の下縁部28との間には隙間が存在する。一変形例(図示せず)では、連結器44はタブ34a、34b等の遠位端部付近に存在してもよく、これによって連結器は表面35に寄与することができ、任意選択で、蓋部材10内の環(図示せず)である連続した環状表面35を、後述される目的のために形成する。連結器44の幅は、容器を開口するのに必要な力を軽減するために充分に小さくあるべきである。例えば、連結器44の幅は0.003インチ(0.0762mm)の小ささであることができる。しかし同時に、連結器44の幅は、容器に充填を行う動作中、また蓋部材10を容器に付ける動作中に充分な強度を維持するために、充分なものでなければならない。例えば連結器44の幅は0.10インチ(2.54mm)の大きさであることができ、破裂可能なブリッジと同様に、その強度はその幅および厚みに依存する。タブ34a、34b、34c等と連結器44とについては、例えば、先に本明細書に引用して組み込まれた米国特許第4981230号明細書で述べられている。
第1の蓋部材の実施形態では、蓋部材110は複合式であり、2つの別個の部品から形成されている。即ち環状の側壁と、側壁の中に捉えられる円盤状の上壁とである。図2、図3A〜図3C、および図7で最も良く分かるように、側壁14は内部主表面46と外部主表面48とを有する。側壁14の上端部16付近に位置した側壁14の内部主表面46には、溝15が存在する。溝15は、下方境界線としての環状尾根部17と湾曲された上壁部分16とによって画定される。この溝15は、内部主表面54と外部主表面56とを有した円盤52を収容する。この円盤52は蓋部材110の上端部を形成する。溝15は、円盤52が中で回転され得るよう充分に幅広である。このことは、容器を開封することに関連付けられた抵抗力に打ち勝つことを必要としない蓋部材の初期回転を可能にする。先行特許、例えば米国特許第4813561号明細書などで記述された理由から、円盤52は、任意選択で、図7に示されたような溝15の中に嵌る下方に向いた環状U字形状の唇部を含んでよい。円盤の内側主表面54の周囲縁部には、酸素不浸透性、水分不浸透性のポリマー密封材料の層58があり、これはガスケットまたは密封部材として機能する。
図9に示された第2の蓋部材の実施形態では、蓋部材210の側壁214と上壁216は1つの部片として一体的に形成されている。側壁214は、二部品型の実施形態と同様に、斜め歯240a、240b等を含んだ下方に懸垂したタブ234を含む。一部品型蓋部材の構造および機能は、多くの点、即ち、歯と容器との相互作用、不正開封明示帯、丁番およびブリッジなどで、二部品型蓋部材と類似している。したがって、これらの詳細はここでは繰り返し述べない。一部品型蓋部材210と異なる点は、密封表面258と回転力との分析結果である。一部品型蓋部材210では、初期の除去トルクは密封摩擦力に打ち勝たなければならない。この理由から、充分な密封特性を実現しながらも捻り時の最小限度の摩擦力を維持することができる密封材ポリマーを密封表面258上に使用することが望ましい。これを達成することができる選択されたポリマーについて以下に記述される。
いずれの実施形態でも、側壁14の内部主表面46はネジ山60を含み、これが容器の頸部上のネジ山108と対合する。このことについては詳しく後述される。
次に図4から図8をまとめて参照すると、本明細書で記述された蓋部材10または蓋部材210と使用するのに適した容器100は、典型的には、頸部104を画定する壁を有する本体102を備える。容器100の頸部104は、容器100の口部106を取り囲んでいる。容器100の頸部104はネジ山108を備える。ネジ山は、蓋部材10、210の側壁14の内部主表面46上のネジ山60と対合する。ネジ山108の開始点が参照数字109によって示されている。容器100の頸部104上には、斜め歯114a、114b、114c、114dのセット112aと、斜め歯116a、116b、116c、116dのセット112bとが存在する。図8には斜め歯の2つのセット112a、112bが示されている。しかし、それより多くの斜め歯のセット、即ち各セットが隙間によって互いに離隔されたものが、あるいは連続した環状の歯(図示せず)さえもが、容器100の頸部104上に形成されることができる。斜め歯114a、114b、114c、116a、116b、116c、40a、40bは、例えば本明細書に引用して組み込まれた米国特許第4813561号明細書で記述されている。
歯は、一方の構成要素(例えば容器)上の歯の歯面が、対向した構成要素(例えば蓋部材の不正開封明示帯)上の歯面またはラチェットとかみ合う留め表面を提供するように、対向するように設計されている。しかし、その他の点では、歯の方向性も順序も重大な問題ではない。歯の一側壁が、図1および図2で不連続な表面として示された表面35を形成することもできることに留意されたい。
図4および図7で最もよく分かるように、容器100の頸部104は、環状の保持押縁部またはビード120をさらに備える。保持ビード120は、タブ34が蓋部材の内側の位置に折り返されるとタブ34の表面35とかみ合うように位置決めされた下方に向いた下表面122を有する。この下表面122は、ネジ山108とは異なり、容器の頸部の軸線に対しておおよそ垂直方向である平面内にある。環状ビード120の下表面122の、折りたたまれたタブ34の遠位表面35に対する締まり嵌め(図7参照)が、蓋部材10が容器の頸部104から取り外される際に不正開封明示帯20が外れるのを防止する。動作の関連で後述するように、この締まり嵌めは、蓋部材10の取り外し時に破裂可能なブリッジ30a、30b等を破断する機構でもある。ここで示された実施形態では、保持ビード120は容器100の頸部104を完全に取り囲んでいるが、これは必須の特徴ではない。ここで示された実施形態では、保持ビード120は環状であって、頸部の円周のまわりに延在するが、ビード120の下表面122、またはタブ34a、34b等の遠位表面35のうちの少なくとも一方が実質的に連続しており、環状であるならば、保持ビード120は周囲のまわりで断続的で不連続的であってもよい。
斜め歯114a、114b、114c、114dと、斜め歯116a、116b、116c、116dとは(任意選択で、容器100の頸部104上の114a、114b、114c、114d、116a、116b、116c、116dと類似の他のセットの斜め歯も)、斜め歯40aおよび40bと(任意選択で、蓋部材10上の40aおよび40bと類似の他のセットの斜め歯も)かみ合うが、容器100の頸部104上の斜め歯は、タブ34a、34b、34c等上の斜め歯から角度的に僅かにオフセットされている。このことは、図6で最もよく分かる。図6では、閉鎖歯40a、40bは、各タブ34a、34b等上で、容器100の歯116a、116b、116c等からずらされ、またはオフセットされている。各斜め歯116a、116b、116c、および116dが(任意選択で、歯114a、114b、114c、および114dも)、所与の歯の弧(即ち1つの歯の先端から次の歯の先端までの弧の間隔)が容器100の頸部104の円弧のθ°を占めるように位置決めされる場合、タブ34a上の斜め歯40aおよび40bは、所与の歯40aの歯の弧がθ°を占めないように、あるいは蓋部材10のタブ34a、34b、34c等によって形成された円弧のθ°の整数倍を占めないように、異なった角度間隔を置いて位置決めされている。例示的な実施形態では、斜め歯114a、114b、114c、および114dのそれぞれと、斜め歯116a、116b、116c、および116dのそれぞれとが、所与の歯の弧が、容器100の頸部104の円弧のうち10°を占めるように位置決めされる場合、タブ34上の所与の歯の円弧40a、40bは、例えば、蓋部材10のタブ34a、34b、34c等によって形成された円弧のうちの12.5°を占めることができて、歯の2つのセットの角度間隔内に2.5°の角度デルタまたはオフセットを作り出す。
角度間隔は、容器100の頸部104上の斜め歯114a、114b、114c、および114dと、斜め歯116a、116b、116c、および116dとに関して10°に限られるわけではない。この角度間隔は、単に、容器100のまわりで円周方向に36個の歯を可能にするものである。知られている公式に従って、これよりも多くのまたは少ない歯が円周の周りで間隔をあけて配置されてもよい。即ち、歯の所望数/360が角度間隔を与える(連続歯について)。オフセットのデルタも、蓋部材10のタブ34a、34b、34c等によって形成された円周上の斜め歯40a、40bに関して、2.5°に限定されない。これらはいくつかの例に過ぎない。蓋部材の歯40a、40bに関するオフセットは、例えば、容器の歯(例えば116a、116b等)の角度間隔の整数倍とはならない任意の角度または分数角度であることができる。典型的なオフセットのデルタは、例えば0.1°から10°の間、より一般的には1°から5°の間であってもよい。しかし、前記のように、容器上の歯が円弧のθ°を占める場合、オフセットのデルタはnθ°(ここでnは整数である)にはなり得ない。そうでなければ歯の所望のずらしは無効化される。蓋部材10のタブ34a、34b、34c等上の斜め歯40aおよび40bを、容器100の頸部104上の斜め歯114a、114b、114c、および114dと斜め歯116a、116b、116c、および116dとからオフセットすることは、少なくとも2つの利点を提供する:
(a)除去トルクが小さくなる。
(b)製造中および配送中に生じるバックオフの力に持ちこたえるための強度が大きくなる。
容器100の頸部104上の任意の隣接した2つの斜め歯、例えば、114a、114b、またはタブ34a上の任意の隣接した2つの斜め歯、例えば40aおよび40bは、互いに当接する必要がないことにも留意されたい。容器100の頸部104上の隣接した斜め歯、例えば114a、114b、またはタブ34a上の隣接した斜め歯は、例えば弧1°などの小さな角度間隔だけ離隔されることができる。しかし、オフセットに関して先に明記した必要条件は、本明細書で記述された蓋部材の利点を得るためには遵守されなければならない。
L=度数による蓋部材の円周上の弧長と、度数による容器100の頸部104の円周上の弧長
tc=蓋部材10上の弧L内の斜め歯の少なくとも1セットの歯の数
tb=容器100上の弧L内の斜め歯の少なくとも1セットの歯の数
蓋部材上の少なくとも1セットの歯が、容器100の頸部104上の少なくとも1セットの歯に部分的にのみかみ合うことを保証するために、ntcはntbと等しくないこと、L/ntcはL/ntbと等しくないことが好ましい。代表的な例として、L=50°の場合、ntc=5、かつntb=4である。図6で分かるように、弧Lは、蓋部材の5つの歯40a、40b、40a、40b、および40aと、容器100の4つの歯116a、116b、116c、および116dを含む。
除去トルクを縮小することが唯一の考慮事項であったなら、容器100の頸部104上の歯の全セット内の全ての歯が、それらが部分的にかみ合わされた蓋部材10の歯からオフセットされていること、または歯が全く存在しないことさえもが好ましいことになる。しかし、少なくとも容器100のいくつかの歯が、蓋部材10の歯と部分的にかみ合わされないと、「バックオフ」のリスクは受け入れがたいほど増大する。本発明は、これらの対立する懸念事項の間の独自の折衷案である。したがって、容器100の頸部104上の歯の各セットの歯の全てではなく少なくとも1つが蓋部材10上の歯と完全にかみ合わされることが好ましく、それにより容器100の頸部104上の歯の各セット内の歯の全てがかみ合わされた状態から除去トルクが軽減される一方で、「バックオフ防止」の機構がなおも保持される。例えば、容器100の頸部104が2セットの歯を180°離して位置決めして含み、歯の各セットが4つの歯を含む場合(図8に表されているように)、歯の各セット内の4つの歯のうち少なくとも1つが蓋部材10上の歯と完全にかみ合わされ、残りの歯は蓋部材10上の歯とかみ合わない、または部分的にしかかみ合わないことが好ましい。図8の実施形態では2セットの歯が表されているが、言うまでもなく、歯の寸法および1セット当たりの数に応じて、1セットから約12セットまでが頸部の円周に使用されてもよい。実際には連続した歯の列も同様に可能であるが、2から6セットが好ましいと考えられる。
図6を参照すると、蓋部材の不正開封明示帯20の歯40aが容器の歯116aと完全にかみ合わされていることが分かる。望ましくないバックオフのプロセス中、この歯が外れて、蓋部材および不正開封明示帯20がこの点を通り越して、後続の歯がかみ合うまで反時計回りにスリップしてしまう場合がある。前記のように歯をずらすことによって、次の最もかみ合わされる可能性のある歯は、図で容器の歯116dと既にほぼかみ合わされている蓋部材の歯であって、容器の歯116aとかみ合いつつある次の隣接した蓋部材の歯40bではない。このバックオフ回転の最小化は、容器の必要な密封を守ると同時に、簡単な除去トルクを実現する。任意選択で、容器100の頸部104上の4つの歯から成る各セット内の2つ以上の歯が蓋部材10上の歯と完全にかみ合わされることができるが、容器100の頸部104上の歯の各セット内の多くの歯が蓋部材10の歯とかみ合わされるほど、蓋部材10を取り外すのに必要な力の量は増大することに留意されたい。
蓋部材10の材料は、本明細書で記述した蓋部材10を形成するように型成形、切断、折りたたみ、および組み立てが行われることが可能な任意のポリマー材料であることができる。蓋部材10を製作するのに適したポリマー材料の代表的な例には、例えばポリプロピレンおよびポリエチレンなどのポリオレフィンが含まれるが、以上に限定されるわけではない。他のポリマー材料、例えばポリカーボネート、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリラクチック酸、合成エラストマ、天然ラテックスゴム、例えばポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル、ナイロン、および類似の材料も使用されることができる。
二部品型蓋部材110内の溝15内に挿入される円盤52を製作するのに適した材料は、指定の柔軟度または剛度を呈する、指定の表面寸法および幅寸法を有する形状に形成、型押、鋳造、または型成形されることが可能である。円盤52を製作するのに適した材料の代表的な例には、金属、金属を含んだ複合材料、金属を含んでいない複合材料、あるいは単一層または互いに積層された複数の層を備えたポリマー材料が含まれるが、以上に限定されるわけではない。円盤52を製作するのに適した金属の代表的な例には、ステンレススチール、無錫鋼、アルミニウム、炭素を含んだ金属複合物、および他の複合材料が含まれるが、以上に限定されるわけではない。円盤52を製作するのに適したポリマー材料の例には、例えばポリプロピレンおよびポリエチレンなどのポリオレフィンが含まれるが、以上に限定されるわけではない。他のポリマー材料には、例えばポリカーボネート、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリラクチック酸、合成エラストマ、天然ラテックスゴム、例えばポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル、ナイロン、および類似の材料も使用されることができる。
本発明の蓋部材で使用されることのできる金属円盤の特性が、例えば、参照により本明細書に組み込まれる米国特許第4991731号明細書に記述されている。米国特許第4991731号明細書の第4コラム53行目から第5コラム24行目を参照されたい。米国特許第4991731号明細書で記述された円盤は、容器100の内容物に面するその主表面上に、可溶性のコーティングをさらに含む。本明細書で使用するのに適した円盤も、容器100の内容物に面するその主表面上にまたはその両主表面上に、そのような可溶性のコーティングを含むこともできる。金属円盤用のこのような可溶性コーティングには、エポキシコーティング、エナメルコーティングが含まれるが、以上に限定されるわけではない。複合型円盤またはポリマー円盤に適した別のコーティング材料は、エチレンビニルアセテートである。円盤がその一方または両方の主表面に可溶性のコーティングを有することは必須ではない。
円盤の周囲縁部のまわりに配置されたガスケット58は、最高275°F(135℃)の温度での最終滅菌によって密閉封止を作り出すことが可能なポリマー材料である。ガスケット58を製作するのに適したポリマー材料の代表的な例には、単一層または互いに積層された複数の層を備えたポリマー材料であって、指定の表面寸法および厚さ寸法を有した形状に形成、型押、鋳造、または型成形されることが可能であるポリマー材料が含まれるが、以上に限定されるわけではない。ガスケット58を製作するのに適した代表的な材料には、例えばポリプロピレンおよびポリエチレンなどのポリオレフィン、ポリスチレン、ポリラクチック酸、合成エラストマ、天然ラテックスゴム、例えばポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル、ナイロン、ならびに硬度測定器の指定の値を得るように改質された他の軟性ないし剛性の材料が含まれるが、以上に限定されるわけではない。先に本明細書に引用して組み込まれた米国特許第4981230号明細書は、ガスケット58を製作するためのプラスチゾルを開示している。典型的なプラスチゾルは、溶媒から加えられるポリ塩化ビニル樹脂である。
ガスケット58、258用の材料の選択は、蓋部材の種類、即ち一部品型または二部品型に依存してもよい。アセンブリの動作に関した理由から、二部品型蓋部材110内のガスケット58は、効果的な密封を作り出すように、より軟性、より変形可能な材料であってもよい。円盤52が容器から持ち上げて外されることから、摩擦は大きな問題ではない。しかし、一部品型蓋部材210では、回転トルクがガスケット258をどかせ、密封を破らなければならない。トルクのこの追加の摩擦成分に打ち勝つために、一部品型蓋部材210では摩擦を軽減するガスケットおよびポリマーが好ましい。即ち、スリップ剤の添加によって改質されたプラスチックポリマーおよび/またはガスケットである。この摩擦を軽減する目的に適したスリップ剤には、Euricimide(R)などのワックスと、Teflon(R)銘柄のPTFEなどのポリフッ化ポリマーと、関連したコポリマーとが含まれる。代替え方法として、容器はホイル層によって密閉封止されてもよく、ホイルと蓋部材のプラスチックポリマーとにスリップ剤が使用されて、摩擦を軽減するようにしてもよい。他の代替え方法では、例えば頸部の密封表面を極めて薄くすることによって接触表面の面積を縮小することが、摩擦を軽減する。しかしこの代替え方法は、密閉封止を保証することとの二律背反をもたらす。
容器100は、指定の寸法および指定の壁厚を有する形状に形成、型押、鋳造、または型成形されることができる単一層材料または複数層材料であるポリマー材料で製作されることが好ましい。ポリマー材料は軟性でも剛性でもよい。容器100を製作するのに適したポリマー材料の代表的な例には、例えばポリプロピレンおよびポリエチレンなどのポリオレフィンであって、任意選択でエチルビニルアルコール、エチレンビニルアセテート、ポリ塩化ビニリデン(サラン)、Surlyn(R)樹脂、Admer(R)樹脂、または類似の障壁層および接着剤層と混合されることができるポリオレフィンが含まれるが、以上に限定されるわけではない。他のポリマー材料、例えばポリカーボネート、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリラクチック酸、合成エラストマ、天然ラテックスゴム、例えばポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル、ナイロン、および類似の材料なども使用され得る。
不正開封明示帯と側壁の下部分との間の一連の破裂可能なブリッジ30a、30b等の代わりに、不正開封明示帯と側壁の下部分との間に脆弱部の線が形成されることができる。容器100から蓋部材を取り外す際、不正開封明示帯は側壁の下部分から脆弱部の線に沿って分離する。脆弱部の線と脆弱部の線を形成する方法とが、本明細書に参照して組み込まれた米国特許第4813561号明細書に記述されている。
不正開封明示帯20が、これが側壁14の下端部18に取り付けられるために設計されたモールド材によって側壁14の下端部18に取り付けられることが可能である。次いで、適切な刃が使用されて、破裂可能なブリッジ30a、30b、30c等に隣接して開口部32a、32b、32c等を形成することができる。刃は、モールド材の構成要素であることができ、またはモールド材とは別に設けられることもできる。破裂可能なブリッジ30a、30b、30c等を使用する代わりに、好ましくはないが、不正開封明示帯20と側壁14の下端部18との間に脆弱化領域を形成するように、切りこみ線(図示せず)が使用されることも適切である。
容器と容器を製作する方法とが、参照により本明細書に全て組み込まれる米国特許第4349116号明細書、第4991731号明細書、5004110号明細書、および5217737号明細書に記述されている。
蓋部材10を容器100に取り付けるために、従来型の蓋部材取付け機械が使用されることができる。具体的には、このキャッピング機械は、蓋部材10を容器100の頸部104上に配置するために、蓋部材10を容器100の頸部104の上の位置内で把持および保持するキャッピングチャックとして一般的に知られた把持要素を有する。蓋部材10を容器100に取り付ける前に、タブ34a、34b、34c等が、歯40a、40bが半径方向内側に側壁14の軸線に向かうように折りたたまれる。キャッピングチャックは、適切なエネルギー源によって駆動され、蓋部材10を容器100の頸部104に取り付けるためにチャックを適切な速度で回転させるように適切な機械的リンク機構が利用される。キャッピングチャックは、回転力を制限して、蓋部材10が容器100を密閉した後、かつ容器100の頸部104上の利用可能なネジ山108または蓋部材10の側壁14の内部主表面46上の利用可能なネジ山60を超えて回転するほどには前進していない時点でキャッピング作業を終了するための手段も有さなければならない。
動作
本明細書で記述した容器100を開口するために、個人が蓋部材10を把持し、蓋部材10に充分な除去トルクを掛けるように捻る。容器100の頸部104上の数セットの斜め歯のうちの少なくとも1つの斜め歯を除くすべての歯の、蓋部材10上の斜め歯に対するオフセットによって、除去トルクが平均で3インチポンド(3.45Kgf/cm)という小ささであることができ、典型的には平均で18インチポンド(20.7Kgf/cm)よりも小さく、平均で16インチポンド(18.4Kgf/cm)よりも小さい可能性はさらに高い。この低レベルの除去トルクによって、本明細書に記述された蓋部材と容器100のアセンブリが、関節炎の使用者および高齢の使用者によって使用されるのに適したものとなる。破断されていない不正開封明示帯20は、蓋部材10と容器100のアセンブリが不正開封されていないことを使用者に対して保証する。蓋部材が捻り外される際、トルクは、密封摩擦(一部品型キャップの実施形態の方が大きい)と、不正開封明示帯の力と、ネジ山の摩擦力とのいずれにも打ち勝たなければならない。
除去トルクが蓋部材10に掛かるにつれて、蓋部材10は容器100の頸部104上のネジ山上を上方に上がって、取り付けられた不正開封帯20を上方に軸方向に引っ張る。しかし保持帯120が斜め歯40a、40b等を捉え、これが不正開封帯20上の上向きの引っ張りに抵抗し、これによって破裂可能なブリッジ30a、30b等上の軸方向の引き伸ばし力を引き起こす。蓋部材10が、ネジ山を登り続けると、最終的にこの軸方向の引き伸ばし力により、一番引き伸ばされた箇所の付近の破裂可能なブリッジが分裂または破断される。蓋部材10が引き続きネジ山を上がってゆくにつれて、追加の破裂可能なブリッジが、順次または逐次的にではあるが破断され、このようにして蓋部材を取り外すのに必要なトルクを縮小してゆく。最後の破裂可能なブリッジが破断された後は、不正開封明示帯20は、蓋部材10の側壁14の下端部18から分離する。保持ビード120は、容器100が容器100の頸部104上に不正開封明示帯20を保持することを可能にする。
容器100のネジ山と蓋部材10のネジ山とは、図4および図7に示す形状を有することができる。ここでは、容器100の頸部104のネジ山108の底表面と蓋部材10のネジ山60の上表面とは比較的平坦かつ半径方向寸法で水平方向に製作されている(当然ながら、これらは円周方向に勾配を有する)。この結果、レトルト動作中の、蓋部材10と容器100との不均一な拡張によって引き起こされる、ネジ山60とネジ山108との間のあらゆる相対的な動きは、加熱包装に対しても冷却包装に対してもネジ山はそれらの垂直方向のテンションを保持するように、ネジ山60とネジ山108との間のわずかな相対的な垂直の動きを引き起こす。蓋部材と容器とのためのネジ山が、本明細書に引用して組み込まれた米国特許第4813561号明細書にさらに詳しく記述されている。
図2、図3A〜図3C、および図7で示される二部品型蓋部材110の実施形態では、さらなる利点か得られ、これによって、破裂可能なブリッジ、30a、30b等を引き伸ばし、破断するのに必要なトルクが、密封の摩擦に打ち勝つのに必要なトルクとは、少なくとも部分的に別のものになる。この実施形態では、円盤52は、それが口部106から蓋部材の側壁114の内部表面46上の環状尾根部17によって引き上げられるまで、容器100の頸部104の口部106上に着座されたままであることができる。溝15の深さが充分な場合、環状唇部17が円盤52にかみ合い、密封の摩擦がトルク成分を加えて円盤52を持ち上げて容器100の口部106から離す前に、破裂可能なブリッジ30a、30b等の大部分が破断され得る。
開口プロセスとしての前記の動作は、ここで取り上げられている主な課題、即ち充分なバックオフの防止と、高齢または関節炎を患った人などの、容器を開口することが困難な人に受け入れ可能な開口トルクを維持することとの間の二律背反のバランスを取ることと合致している。しかし、その蓋部材は、不正開封明示帯のまさに同じ破裂可能なブリッジを実質的に破断せずに、最初に容器上に設置されなければならないことも理解されたい。いくつかの破裂可能なブリッジは破断されてもよいが、設置時の破断を容認可能なレベルに抑えて不正開封防止の特徴が実現されるようにすることがプロセス制御の課題である。これは、いくつかの機構のうちの1つまたは複数によって達成されることが可能である。
第1の機構では、容器と蓋部材の許容誤差は、蓋部材10が保持ビード120の上にすれすれにピッタリ嵌り、不正開封明示帯20の後続の変形によって不正開封明示帯20が保持ビード120を捉えることができるように、しっかりと一致している。図7でもっともよく示された第2の機構は、一体丁番42a内に僅かな弾力性をもたらし、これが、折りたたまれたタブ34a、34b等が不正開封明示帯20の内部表面36aに押し当てられることを可能にして、蓋部材10が容器100上へと押し下げられるにつれて、関連した歯40a、40b等が保持ビード120の上で半径方向外側に偏向することを可能にし、それでもなお、歯40a、40b等が、蓋部材が取り外されるときに、半径方向内側に跳ね返って保持ビード120の下表面122を捉えるのを可能にする。最後に、蓋部材および/または容器は、プラスチックポリマーを柔軟にして全構成要素の拡張および変形および弾力性を可能にするように加熱されてもよい。これらの技法の全てを使用して、容認可能な数の破裂可能なブリッジを無傷のままにして、蓋部材を最初に容器上に設置することが好ましい場合がある。
(実施例1)
本発明によって製作された蓋部材アセンブリについて除去トルクが測定され、従来技術の除去トルクと比較された。従来技術の蓋部材アセンブリの除去トルクは、典型的に、約17インチポンド(19.55Kgf/cm)から18インチポンド(20.7Kgf/cm)の除去トルクを有していたのに対して、本発明による蓋部材アセンブリの除去トルクは、典型的に、約9インチポンド(10.35Kgf/cm)から10インチポンド(11.5Kgf/cm)の除去トルクを有していた。
(実施例2)
実施例1の蓋部材アセンブリと同様のものと、約23の除去トルクを有した第3の蓋部材アセンブリとが実際の164人の使用者とのインタビューで検査された。使用者は、幼児の母親(54人)、関節炎患者(75人)、および自立生活高齢者(35人)の3つの分類にグループ分けされた。各使用者は、バランスの取れた完全なブロック統計的設計の(シーケンスの偏りを解消するために)3つの容器蓋部材アセンブリのそれぞれを開口するよう求められた。また使用者はアセンブリを2つパラメータでランク付けするよう求められた。即ち、開口の難度が1点から9点(1=全く困難ではない、9=極めて困難である)でランク付けされ、また全体的な「容認可能度」が1から9でランク付けされた(1から5.0は容認可能であると判断され、5.1から9は容認不可能であると判断される)。
平均データを以下の表に提示する。
Figure 2010514637
Figure 2010514637
データから、特に高齢者および関節炎患者にとって、本発明の蓋部材アセンブリの方がはるかに開口し易いと判定されたことが分かる。全体的な容認可能度も本発明の蓋部材アセンブリの方が著しく高かった。
本発明は、蓋部材の除去トルクが、例えば平均で16インチポンド(18.4Kgf/cm)未満などの低レベルに抑えられることを可能にする。本発明は、蓋部材が回転する際の反応音の特徴も可能にする。この蓋部材は特に高齢者と関節炎患者の両方に有用である。
本明細書で記述された蓋部材/容器アセンブリは、高齢者または関節炎患者のいずれによっても使用されることを目的とした任意の蓋部材/容器アセンブリで利用されることができる。
本発明の範囲および趣旨から逸脱せずに、本発明の様々な修正形態および変化形態が当業者に明らかとなろう。言うまでもなく、本発明は、本明細書で説明された例示的な実施形態に不当に限定されない。

Claims (18)

  1. 容器と蓋部材とを備えたアセンブリであって、
    前記容器が頸部を有し、前記頸部が内部表面と軸線のまわりで実質的に湾曲された外部表面とを有し、前記内部表面と外部表面とが前記頸部の開口部で接合し、前記外部表面が、(a)少なくとも1つのネジ山と、(b)半径方向外側に方向付けられた複数の斜め歯と、(c)前記ネジ山と前記歯との間で軸方向に位置決めされた保持ビードとを有し、
    前記蓋部材が、(a)上壁と、(b)軸線のまわりで実質的に湾曲された内部表面、外部表面、上部分、および下部分を画定する側壁と、(c)前記容器の頸部上の前記ネジ山と対合するように構成された前記側壁の内部表面上の少なくとも1つのネジ山と、(d)内部表面、外部表面、上縁部、および下縁部を有する不正開封明示帯であって、前記不正開封明示帯の上縁部が、前記蓋部材の側壁の下部分に複数の破裂可能なブリッジによって取り付けられた、不正開封明示帯とを有する蓋部材であって、前記不正開封明示帯が、容器の頸部上の斜め歯に向かって半径方向内側に方向付けられた複数の斜め歯をさらに有し、不正開封明示帯上の少なくとも1つの歯が、容器の頸部の外部表面上の少なくとも1つの歯とかみ合い、不正開封明示帯上の後続の歯が容器の頸部の外部表面上の歯に対して角度的にオフセットされている、アセンブリ。
  2. 不正開封明示帯上の斜め歯が、不正開封明示帯の下縁部から下方に懸垂した複数のタブの半径方向外側に向いた外部表面上に形成され、前記タブが、タブの外側に向いた外部表面上の斜め歯が半径方向内側に向いた位置に折りたたまれることができるように、前記下縁部に丁番によって連結されている、請求項1に記載のアセンブリ。
  3. 少なくとも2つの隣接するタブの間に延在しそれらを連結する連結器をさらに含む、請求項2に記載のアセンブリ。
  4. 前記タブの最も低い部分で、下方に懸垂し隣接する各タブの間に連結器が延在して、前記連結器が、内側に折りたたまれるとき、タブ上の内側に向いた斜め歯の上方に向いた側壁とともに、前記保持ビードに対して当接して締まり嵌めを作り出し、それによって、前記蓋部材を容器から取り外す際に、不正開封明示帯を容器の頸部のまわりに保持する連続表面を形成するようにする、請求項3に記載のアセンブリ。
  5. 容器上の前記保持帯が、内側に向いた斜め歯の上方に向いた側壁に対して当接して締まり嵌めを作り出す完全な環状表面を形成し、それによって、前記蓋部材を容器から取り外す際に、不正開封明示帯を容器の頸部のまわりに保持する、請求項1に記載のアセンブリ。
  6. 前記ネジ山が、蓋部材の回転によって蓋部材の破裂可能なブリッジが逐次的に破裂されるようになることを可能にするように充分に傾斜されている、請求項1に記載のアセンブリ。
  7. 前記容器の前記頸部が、隙間によって離隔された2セット以上の斜め歯を含む、請求項1に記載のアセンブリ。
  8. 斜め歯の各セットが少なくとも2つの歯を備える、請求項1に記載のアセンブリ。
  9. 各タブが少なくとも2つの斜め歯を含む、請求項2に記載のアセンブリ。
  10. 蓋部材上の、下方に懸垂した各タブがその外部表面上で複数の斜め歯を支承する、請求項2に記載のアセンブリ。
  11. 前記蓋部材が別個の側壁と上壁とを備え、側壁が、前記開口部を密封する円盤を備える上壁を収容するための溝を前記側壁の内部表面内に形成して備える、請求項1に記載のアセンブリ。
  12. 前記円盤が、円盤と頸部の開口部とによって形成された密封を壊さずに初期トルクまたはバックオフが起こることができるように、前記溝内で緩く嵌まる、請求項11に記載のアセンブリ。
  13. 容器蓋部材アセンブリを提供する方法であって、
    頸部を有する容器であって、前記頸部が内部表面と軸線のまわりで実質的に湾曲された外部表面とを有し、前記内部表面と外部表面とが前記頸部の開口部で接合し、前記外部表面が、(a)少なくとも1つのネジ山と、(b)半径方向外側に方向付けられた複数の斜め歯と、(c)前記ネジ山と前記歯との間で軸方向に位置決めされた保持ビードとを有する、容器を提供するステップを備え、
    該容器が(a)上壁と、(b)軸線のまわりで実質的に湾曲された内部表面、外部表面、上部分、および下部分を画定する側壁と、(c)前記容器の頸部上の前記ネジ山と対合するように構成された前記側壁の内部表面上の少なくとも1つのネジ山と、(d)内部表面、外部表面、上縁部、および下縁部を有する不正開封明示帯であって、前記不正開封明示帯の前記上縁部が、前記蓋部材の側壁の下部分に複数の破裂可能なブリッジによって取り付けられた、不正開封明示帯とを有する蓋部材であって、前記不正開封明示帯が、容器の頸部上の斜め歯に向かって半径方向内側に方向付けられた複数の斜め歯をさらに有する、蓋部材とともに使用するための容器であり、不正開封明示帯上の少なくとも1つの歯が、容器の頸部の外部表面上の少なくとも1つの歯とかみ合い、不正開封明示帯上の後続の歯が容器の頸部の外部表面上の歯に対して角度的にオフセットされている、方法。
  14. 不正開封明示帯上の斜め歯が、不正開封明示帯の下縁部から下方に懸垂した複数のタブの半径方向外側に向いた外部表面上に形成され、前記タブが前記下縁部に丁番によって連結される、請求項13に記載の方法であって、前記タブを、タブの外側に向いた外部表面上の斜め歯が、折りたたまれた位置で半径方向内側に向いた歯となるように、半径方向内側に折りたたむステップをさらに備える、方法。
  15. 容器上の前記保持帯が、内側に向いた斜め歯の上方に向いた側壁に対して当接して締まり嵌めを作り出す完全な環状表面を形成し、それによって、前記蓋部材を容器から取り外す際に、不正開封明示帯を容器の頸部のまわりに保持する、請求項14に記載の方法。
  16. 容器蓋部材アセンブリを提供する方法であって、
    (a)上壁と、(b)軸線のまわりで実質的に湾曲された内部表面、外部表面、上部分、および下部分を画定する側壁と、(c)前記容器の頸部上の前記ネジ山と対合するように構成された前記側壁の内部表面上の少なくとも1つのネジ山と、(d)内部表面、外部表面、上縁部、および下縁部を有する不正開封明示帯であって、前記不正開封明示帯の上縁部が、前記蓋部材の側壁の下部分に複数の破裂可能なブリッジによって取り付けられた、不正開封明示帯とを有する蓋部材であって、前記不正開封明示帯が、前記容器の前記頸部上の前記斜め歯に向かって半径方向内側に方向付けられた複数の斜め歯をさらに有する、蓋部材を提供するステップを備え、不正開封明示帯上の少なくとも1つの歯が、容器の頸部の外部表面上の少なくとも1つの歯とかみ合い、不正開封明示帯上の後続の歯が容器の頸部の外部表面上の歯に対して角度的にオフセットされており、
    該蓋部材が、頸部を有する容器であって、前記頸部が内部表面と軸線のまわりで実質的に湾曲された外部表面とを有し、前記内部表面と外部表面とが前記頸部の開口部で接合し、前記外部表面が、(a)少なくとも1つのネジ山と、(b)半径方向外側に方向付けられた複数の斜め歯と、(c)前記ネジ山と前記歯との間で軸方向に位置決めされた保持ビードとを有する、容器とともに使用するための蓋部材である、方法。
  17. 不正開封明示帯上の斜め歯が、不正開封明示帯の下縁部から下方に懸垂した複数のタブの半径方向外側に向いた外部表面上に形成され、前記タブが前記下縁部に丁番によって連結される、請求項16に記載の方法であって、前記タブを、タブの外側に向いた外部表面上の斜め歯が、折りたたまれた位置で半径方向内側に向いた歯となるように、半径方向内側に折りたたむステップをさらに備える、方法。
  18. 容器上の前記保持帯が、内側に向いた斜め歯の上方に向いた側壁に対して当接して締まり嵌めを作り出す完全な環状表面を形成し、それによって、前記蓋部材を容器から取り外す際に、不正開封明示帯を容器の頸部のまわりに保持する、請求項17に記載の方法。
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