JP2010512832A - 薬、特に吸入可能な薬を詰めたカプセル - Google Patents

薬、特に吸入可能な薬を詰めたカプセル Download PDF

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Abstract

チューブ形状の本体(10)と、チューブ形状のキャップ(20)とからなる組立体であって、それぞれの一端(12、22)が開口しており、薬を詰めるカプセル(30)を形成する。少なくとも一つの凹部(13)は、本体(10)の外面に設けられ、少なくとも一つの突出部(23)は、キャップの内面に設けられる。突出部(23)が、本体(10)の外面の凹部(13)にぴったり嵌ることによって、本体(10)とキャップ(20)と間に固定スナップ結合を行う。キャップ(10)の固定突出部(23)の最も短い内径は、本体(10)の凹部(13)の外径と等しい、または、小さくなっている。これにより、カプセルを少なくとも一つの個所に穴を開ける手段を備えた吸入器に利用できる程度に強い固定スナップ結合が行われる。
【選択図】図1

Description

本発明は、チューブ形状の本体とチューブ形状のキャップとの組立体に関する。本体およびキャップはいずれも、一端が開口しており、スナップ結合によって互いに結合することで薬を詰めるカプセルを形成する。そして、相互に強く係合することによって固定スナップ結合(a fixed snap connection、固定したスナップ結合、定着したスナップ結合)を行う固定パーツ(fixating parts、固定部)からなる固定手段と、本体の外面およびキャップの内面の一方に設けられる一つの固定パーツと、本体の外面およびキャップの内面の他方に設けられているもう一つの固定パーツとを備える。
上記のような組立体は、GB1442121で知られている。この文献では、カプセルを開封可能に閉じる(releasable closure)ため、本体がキャップに一定距離だけスライドされ、そして、完全に閉じる(total closure)ため、さらに本体をキャップにスライドするカプセルが開示されている。本体とキャップが一緒に運ばれ、カプセルに中身を詰める機械に入れられるようなことは、カプセルに中身を詰め込む前には普通に行われるので、カプセルを開封可能に閉じる必要がある。この中身を詰める機械は、本体とキャップとを、例えば真空力を作用させて分離し、詰め込みが終わった後、本体とキャップとを再び結合する。この状況では、通常の条件下で本体とキャップとが分離できないように、完全に閉じる必要がある。
開封可能に閉じることができるように、軸方向の突出部(axial ridges)が、キャップの内面に設けられる。これは、長手方向に延び、本体の外面に接する。そして、キャップの軸方向の突出部と本体の外面との間に作用する摩擦力によって、キャップが保持されている。摩擦力に基づく本体とキャップ間の結合は、摩擦力よりも大きい力、例えば真空力を作用させることによって解除される。
完全に閉じることができるように、キャップの周面の一部に広がる円周方向の突出部(circumferential ridges)が、キャップの内面に設けられる。本体は、円周方向の突出部に向かってスライドして円周方向の突出部を保持するための周面部(circumferential area)を備えている。周面部は、具体的には、本体を圧縮することによって形成される。本体とキャップが互いに向かってスライドすると、本体とキャップは、円周方向の突起部が完全に周面部に位置するまでは、径方向にいくらか圧縮される。それから、本体とキャップはもとの形状に戻り、カプセルを取り扱う一般的な状況では分離することができないようにカプセルが閉じられる。詳述すると、本体とキャップとをこれ以上スライドすることができない。なぜならば、この場合、円周方向の突出部が、本体の一部にわたって引っ張られ、その本体の部分の外径が、円周方向の突出部で最も内側の位置における円周端(circumferential edges)の内径より大きいからである。これに基づいて、得られる枠封鎖(form closure)をスナップ結合という。
好ましくは、軸方向の突起部と円周方向の突出部は、中間スペース(intermediate space)を備えたキャップに設けられており、本体とキャップとが互いに向かってスライドした際に、空気を逃がすことができる。
本願発明の目的は、上記のように本体とキャップとからなる組立体であって、本体とキャップとに基づいて製造され、中身を詰めた後に、極めて強く、確実に閉じることができるカプセルを提供することにある。この目的は、最初に述べたような組立品であって、キャップの内面の固定パート(fixating part)の最も突出した位置における内径が、最大でも、本体の外面の固定パートの最も突出した位置における外径と等しい組立体を提供することで達成される。
好ましくは、固定手段は、少なくとも一つの突出部(bulge、出っ張り)と、突出部にぴったり(snugly)嵌り合う少なくとも一つの凹部(recess)との組み合わせにより構成される。明確には以下のように、少なくとも一つの突出部は、キャップの内面に設けられ、少なくとも一つの凹部は、本体の外面に設けられる。反対に、少なくとも一つの突出部が本体の外面に設けられ、少なくとも一つの凹部が、キャップの内面に設けられることも可能である。
本願発明を用いれば、キャップの固定突出部(fixating bulge)が、本体の凹部に嵌り合うまで、本体とキャップとを互いに向かってスライドすれば、枠封鎖が形成される。キャップ内面の固定突出部における最も内側の位置における内径が、本体外面の凹部の最も内側の位置における外径よりも小さい場合、本体および/またはキャップの不変的な変形に基づいてより極めて堅く圧入される。これは、本体とキャップとを結合する前に、キャップの固定突出部における最も短い内径が、本体の凹部のおける最も短い外径より小さいためである。この状況では、本体とキャップとが、スナップ結合に基づいて互いに固定され、本体とキャップとは、キャップの固定突出部が本体の凹部に完全に嵌るまでは、一時的に変形する。それだけでなく、さらに本体および/またはキャップが不変的に変形し、本体および/またはキャップが、傾斜して互いに向かって径方向に移動し、結果、本体とキャップとを分離するのに、特別な力が必要となる。
本発明に係る本体とキャップとの組立体の重要な利点は、これに基づき、加工および取扱中に、本体とキャップとが実際に外れる危険性がないくらい頑丈に閉じたカプセルを製造することにある。それゆえ、カプセルが引っ張られるような所定の機能(application、利用、応用)において、本体とキャップとを余分に外側で結合するために、しばしば用いられるシールを張り付ける必要がない。このようなシールは、例えばゼラチンリボンからなり、本体とキャップの双方の外面に接して伸び、双方の表面に張り付けられる。
本発明に係る組立体の実施例では、複数の固定突出部が、キャップの内面に、キャップの周面に渡って均等に、キャップの実質的に等しい長手位置(equal longitudinal position)に設けられる。このようにして、周全体にわたりカプセルを良好に閉じることが保障される。一方で、本体とキャップとが、カプセルを閉じるために互いに向かってスライドすると、固定突出部の間にある中間スペースから空気を逃がすことができる。
好ましくは、キャップの内面で、キャップの固定突出部のよりも開口端(open distal side)に近い位置に、少なくとも一つの保持突出部(retaining bulge)が設けられ、保持突出部は、本体の凹部に分離可能に嵌ることにより、分離可能なスナップ結合(releasable snap connection)をする。そして、この保持突出部の最も内側の位置における内径は、固定突出部の最も内側の位置における内径より大きく、かつ、本体外面の凹部の最も内側における外径よりも大きい。固定突出部より小さい保持突出部を備えることによって、GB1442121で知られている組立体の場合のように、カプセルに中身を詰める前に、本体とキャップとを一時的に結合することができる。
本願発明に係る組立体の実施例では、複数の保持突出部が、キャップの内面に、キャップの周面に渡って均等に、キャップの実質的に長手位置が実質的に等しくなるよう設けられる。このようにして、全周に渡って、カプセルを良好に閉じることが保障され、一方で、本体とキャップを分離可能に閉じたときに、保持突出部の間の中間スペースから空気を逃がすことができる。
本体の外面の全体に渡って、単一の凹部を本体の外面に設ける場合もある。例えば、そのような凹部は、GB1442121で知られている本体の場合と同様に、本体を圧縮することによって比較的単純に形成される。
さらに、本願発明は、上記のような本願発明に係る組立体に基づいて製造された薬を詰めるカプセルに関し、本体とキャップとが固定スナップ結合によって互いに結合し、キャップの内面の固定突出部が、本体の外面の凹部に嵌るカプセルに関する。このカプセルに詰める薬は、カプセルに詰めるのに適した薬であればどのようなものでもよく、例えば、吸入可能な薬である。さらに、薬は適した形状であればどのようなものでもよく、例えばパウダー形状のものである。
好ましくは、本体およびキャップは、カプセルに薬を詰めるような状況で一般的に用いられるような、例えば、ゼラチンまたはヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)といった材料から製造される。
さらに、本願発明は、特に、吸入器(inhalation apparatus)に用いられ、そして吸入可能な薬(inhalable medicine)が詰められたカプセルに関する。
吸入器、それ自体は、例えば、GB1485163で知られており、吸入可能な薬が詰められたカプセルを受容するのに適した分室(compartment、区画、部分)と、それに直接連通している大きい分室との二つの分室を備えたスペースが設けられている。明確にするため、前者の分室を以下においてカプセル受容スペース(capsule receiving space、カプセル受容部)とし、一方、後者の分室を以下において混合チャンバー(mixing chamber)とする。
吸入器は、カプセル受容スペースに置かれたカプセルに穴を開けるための複数の移動可能な針を備えており、カプセルに複数の穴を開け、その穴からカプセルの中身が解放できるようにする。さらに、吸入器は、器内に、より詳しくは混合チャンバーに、空気を案内する手段を備えている。GB1485163で知られている装置は、混合チャンバーに空気を提供するための二つのチャネル(channels、管)を備え、チャネルはそれぞれ異なる位置で混合チャンバーに取り付けられる。そして、チャネルの長軸は、混合チャンバーの接線に実質的に一致する方向に伸びている。さらに、吸入器は、混合チャンバーに取り付けられたサクションチューブ(suction tube)を備える。
吸入器は、吸入可能な薬の投与をするのに利用でき、吸入器のユーザーが、自分自身で薬を吸引する。GB1485163で知られている吸入器の機能について、以下に概略を述べる。最初に、ユーザーは、吸入可能な薬が詰められたカプセルを、吸入器のカプセル受容スペースに置く。カプセルを置いたり、取り除いたりする観点から、吸入器は、カプセル受容スペースを開閉できるように構成されている。次に、ユーザーは、針を操作してカプセルに穴を開け、その後、サクションチューブを通じて吸引力を働かせる。これにより得られた圧力により、二つのチャネルにより空気が混合チャンバーに供給され、その過程で混合チャンバー内に空気の渦(air swirl、旋回気流)が生じる。カプセルが、吸引力によりカプセル受容スペースから混合チャンバーにまで移動し、混合チャンバー内の空気の渦によって回転し始める。そして、混合チャンバーの壁に向かって規則的に衝突する。カプセルの回転運動と衝突により、カプセルの中身は空になる。吸入器のユーザーによりサクションチューブに生じた気流によって、吸引可能な薬が、サクションチューブを通ってユーザーの口、または鼻に供給される。それとは別に、混合チャンバーにサクションチューブが取り付けられた位置には、格子が設けられて、カプセルが混合チャンバーから抜け出ることを防止している。
吸入器に用いられるカプセルでは、カプセルを構成するパーツ(parts、部品)が、互いに強く結合することが重要である。実際にカプセルに針を突き刺して引き抜くときに、針と形成された穴の壁との接着力(adhesion force、付着力)により、カプセルのパーツが針とともに移動し、パーツどうしが離れてしまう傾向がある。これが実際に起こり、カプセルのパーツ間の結合が破壊されると、カプセルのパーツはカプセル受容スペースの両端に接触するまでスライドし離れる。このように伸びたカプセルは、カプセル受容スペースに詰まって、カプセルが自由に混合チャンバー内を移動することができないため、結果として吸入器は機能しなくなる。さらにこのような場合、カプセル受容スペースからカプセルを取り除くことは、ユーザーにとって煩わしい。
技術水準によると、カプセルのパーツを結合するためにシールが用いられ、パーツの外面に貼り付けられる。また、針と、カプセルの穴の壁との接着力を減少するような解決策が与えられている。例えば、US6488027では、金属製の針に共重合体を、実際の可能性としてテフロン(登録商標)を付せば、有効であることが開示されている。
本願発明の目的は、カプセルのパーツ間の結合が十分に強く、吸入器に用いることができるカプセルを提供し、一方で、カプセルに針を刺したときに、パーツ間の結合が破壊される危険性なく、シールを省略することにある。シールを省略できることにより、カプセルを製造し中身を詰めるまでのステップの数が減り、結果、この過程が減り、コストが減るという大きな利点がある。吸引可能な薬が詰められ、固定スナップ結合を介してのみ、互いに強く結合するパーツから構成されるカプセルを提供することで、目的は達成される。
一般的に、スナップ結合を行うため、突出部とそれに嵌る凹部とを用いる。一方のパート(part、部品)に突出部が設けられ、他方にパートに凹部に設けられる。パーツの材料はいくらか柔軟であれば、各部品は、互いに向かって移動して、突出部が完全に凹部の位置に到達するまでの間は圧縮される。しかしながら、突出部は、凹部の正しい位置に到達するとすぐに、もとの形状に復元する。この状況では、パーツが互いに向かってさらにまだ移動したり、反対に移動することができない。これは、突出部が、凹部の壁の一部に形成されている障壁(barrier、境界)によって保持されているからである。
実施例では、本願発明にかかるカプセルは、次のパーツにより構成される。
外面に少なくとも一つの凹部が設けられ、一端が開口したチューブ形状の本体と、
内面に少なくとも一つの突出部が設けられ、一端が開口したチューブ形状のキャップと、を備え、
本体とキャップとは、固定スナップ結合を介してのみ互いに強く結合し、キャップ内面の突出部が、本体の外面にぴったり嵌る。
さらに、本願発明は、吸引可能な薬を解放する(releasing、開封)方法に関する。この方法によると、固定スナップ結合により互いに結合するパーツからなり、吸引可能な薬が詰められたカプセルと、カプセルに設けられた少なくとも一つの穴と備える。この方法は、さらにカプセルが移動するステップを備えてもよい。
さらに、本願発明は吸入器と、スナップ結合により互いに結合するパーツから成り、吸入可能な薬が詰められたカプセルとの組合せに関する。そして、吸入器がカプセルを受容するのに適した内部スペース(interior space、内部空間)と、カプセルに少なくとも一つの穴開けるための手段を備える。好ましくは、この穴を開けるための手段は、少なくとも一つの移動可能な針を備える。
本願発明に係る組合せの一つを構成する吸入器は、例えばGB1485163で知られる吸入器である。より詳細には、吸入器は、空気を内部スペースへ送るための少なくとも二つの穴を備える。そして、空気穴のそれぞれは、その空間の異なる位置に設けられ、穴を通じてその空間に空気が供給されると、空気の渦が生じる。このようにして吸入器を用いることによってカプセルが回転し、よりよくカプセルの中身が空になる過程が得られる。
さらに、吸入可能な薬を開放する方法に関するものであり、
上記のように本願発明に係る吸入器とカプセルとの組み合わせを準備するステップと、
吸入器の内部スペースにカプセルを置くステップと、
カプセルに少なくとも一つの穴を開ける吸入器手段を作動するステップと、
吸入器の空間に空気を案内するステップと、を備える。
好ましくは、この方法はさらに、吸入器の空間内でカプセルを移動させるステップを備える。このステップは、内部スペースを通じて空気を案内する手段により、例えば、内部スペース内で空気の渦が生じたときに、カプセルが回転することにより、実行される。
本願発明を、図面を参照して、以下において詳述する。同一の参照番号は、同一または類似した構成要素を示している。
本願発明に係る本体とキャップとの組立体の部分断面透視図を示す。 図1におけるキャップの側面図を示す。 本願発明に係る図1に示す本体とキャップとの組立体の部分断面透視図を示す。 吸入器の分解図を示す。
図1は、本発明に係る本体10とキャップ20との組立体を示し、図2は、キャップ20の側面図である。
本体10およびキャップ20は、いずれもチューブ形状であり、それぞれの一端11、21は閉口しており、他端12、22は開口している。図で示されるように、本体10の外径は、本体10の開口端12の近傍に設けられた凹部13の位置で小さくなっている以外は、どの長手位置においても等しい。
キャップ20は、内側に向かって突出している複数の突出部23、24を備えている。以下において、キャップ20の閉口端21に近い位置に設けられている突出部23を、固定突出部23とし、キャップ20の開口端22に近い位置に設けられている突出部24を、保持突出部とする。両タイプの突出部23、24に関して、これらは、キャップ20の周面に渡り、均等に設けられている。各突出部23、24の間には中間スペース25、26が存在する。キャップ20の開口端22の近傍であって、キャップ20の外面には、溝(groove)27が、周全体に渡って設けられる。
図に示されるように、キャップ20の固定突出部23における最も小さい内径は、本体の凹部13における最も小さい外径よりも小さい。キャップ20の保持突出部24における最も小さい内径は、固定突出部23の最も小さい内径よりも大きい。キャップ20の保持突出部24の最も小さい内径は、また、本体10の凹部13の最も小さい外径よりも大きく、そして、本体10の他の位置における外径より小さい。
図1は、キャップ20が本体10に部分的にスライドし、キャップ20の保持突出部24が、本体10の凹部13に位置する状態の、本体10とキャップ20の相互の位置(mutual position、相対位置)を示している。この相互の位置において、キャップ20の保持突出部24が、本体10の凹部13に位置することにより、本体10とキャップ20との間のスナップ結合が行われる。キャップ20の保持突出部24と、キャップ20の開口部22の近傍位置における内径の違いは、比較的小さいので、結果、本体10とキャップ20とのスナップ結合を解除する場合には、比較的小さな障害を乗り切るだけでよい。これに基づき、本体10の凹部13とキャップ20の保持突出部24との連携に基づき実行されるスナップ結合は、分離可能なスナップ結合と分類される。
図1に示される本体10とキャップ20との相互の位置では、キャップ20が部分的に本体10にスライドし、キャップ20の保持突出部24が、本体10の凹部13に位置する。この相互の位置は、本体10とキャップ20の組立体が運ばれて、本体10とキャップ20とを分離し、薬など中身を本体に詰め、そしてキャップ20を本体10に付け直す機械(図示せず)に提供される際の位置である。そして、カプセル30を強く閉じるためにスナップ結合が行われる。このカプセル30は、図3に示されている。図1に示されている本体10とキャップ20との組立体から、カプセル30が製造される方法を、以下に詳述する。
最初に、本体10とキャップ20とのスナップ結合は、適切な引力、例えば、真空力を作用させ、本体10とキャップ20を離すことによって、解除される。本体10からキャップ20が取り除かれると、開口端12を通じて本体10の内部を自由に利用でき、本体10に中身を詰めることができる。中に入れる物質は、薬などであって、適切な形状をしているものである。例えば、粉末または小さい錠剤が、本体10に詰められる。
本体10に中身を詰めるステップの後、キャップ20を再び本体10にスライドする。キャップ20の固定突出部23が、本体10の凹部13の位置に達するまでは、本体10およびキャップ20が互いに向かって移動する。本体10とキャップ20とが相対運動をしている間に、キャップ20の突出部23、24の中間スペース25、26を通って、空気を逃がすことができる。
キャップ20の固定突出部23の最も小さい内径が、本体10の凹部13の最も小さい外径よりも小さいため、キャップ20の固定突出部23が、最終的に本体10の凹部13の位置に達するには圧力を加える必要がある。この過程で、本体10および/またはキャップ20が不変的に変形し、圧入される。いったん、キャップ20の固定突出部23が、本体10の凹部13の位置に達すると、固定スナップ結合が行われ、得られたカプセル30に損傷を与えない限り、実際に結合を解除することはできない。
キャップ20の外面にある溝27は、本体10とキャップ20とのスナップ結合を行う上で、機能するものではない。詳しくは、この溝27は、キャップ20の製造工程で、とりわけ、キャップ20の材料を乾燥するステップで、キャップ20の横断面が、所望の円状になることを保証するものである。この溝27を設けることによりキャップの横断面が楕円形状になることが防止される。実際、この溝27の機能自体は、EP0246804で知られている。
本体10とキャップ20は、適切な材料からなる。カプセル30にとって一般的な材料といえば、例えば、ゼラチンやHPMCがある。
カプセル30のパーツ10、20が、固定スナップ結合により互いに強く結合し、キャップ20は本体10強く押し付けている。そのため、カプセル30にシールリボンのような余分な結合手段を設ける必要がない。これにより、カプセルの製造工程において、一手順が省略され、カプセル30の原価を下げることができる。
本発明に係るカプセル30は様々な利用に適している。以下に、図4で示される吸入器40への利用を述べる。
吸入器40は、吸入ハウジング41と、サクションチューブ43を有するマウスピース42とを備えている。吸入器40が組み立てられた状態(assembled condition)では、吸入ハウジング41とマウスピース42とが互いに接続されていて、長手方向に延びる回転軸周りに、互いに回転可能である。
吸入ハウジング41は、内部スペース44を備えており、内部スペース44の分室45は、カプセル30を受容するのに適している。この分室45は、以下において、カプセル受容スペース45とする。一方、吸引ハウジング41の内部空間44の別のパートは、以下において、混合チャンバー46とする。混合チャンバーに空気を供給するために、二つのキャビティ47(cavities、空洞)が、吸入器41に設けられる。
吸入器41では、四つの針(図示せず)からなる集合体が二つ、カプセル受容スペース45にあるカプセル30に針を刺すことができる両端の位置に設けられる。プッシュボタン48により、針の集合体を操作することができる。
吸入器40は、ユーザーが吸引可能な薬の入ったカプセル30の中身を服用するのに用いられる。この目的ために、最初に、ユーザーは吸入ハウジング41とマウスピース42とを、内部スペース44を自由に利用できるように相互の位置に取り付け、カプセル30を吸入ハウジング41のカプセル受容スペース45に置く。そして次に、吸入ハウジング41とマウスピース42を、マウスピース42がカプセルの前方で、一直線上となる位置にとりつける。この吸入ハウジング41とマウスピース42の相互の位置において、吸入ハウジング41の内部スペース44は、キャビティ47と、マウスピース42のサクションチューブ43とを通じてのみ外気を通している。
カプセル30が吸入器40に取り付けられた後に、ユーザーはプッシュボタン48を操作すると、針がカプセル30に貫通し、カプセル30に穴があく。次にユーザーは、マウスピース42のサクションチューブ43を通じて、口または鼻により吸引力を作用させて、内部スペース44内に圧力を加える。このように加圧することによって、キャビティ47を通じて空気が吸い込まれる。混合チャンバー46に空気の渦が生成されるように、混合チャンバー46の形状およびキャビティ47の位置が決められる。ユーザーの吸引力により、カプセル30は、カプセル受容部45から混合チャンバー46まで吸い込まれる。混合チャンバー46において、カプセル30は、空気の渦に取り込まれて、回転運動を始める。この運動の結果、そしてカプセル30が混合チャンバー46の壁に規則的に衝突することにより、カプセル30は、形成された穴により中身が空になり、そして解放された薬は、マウスピース42のサクションチューブ43を通じて、吸入器41のユーザーの口または鼻の方向へ移動する。それとは別に、格子(図示せず)が、マウスピース42のサクションチューブ43の入口に設けられ、カプセル30が混合チャンバー46から離れて、サクションチューブ43へ入ることを防止する。
吸入器40の使用に際して、本体10とキャップ20とが強く結合しているカプセル30を用いることが重要である。この強い結合により、ユーザーがプッシュボタン48を離すと直ちに、本体10とキャップ20との閉口端11、21に針が刺され、これが抜かれた後に、本体10とキャップ20とが外れることを防止することができる。よって、吸入器40の良好で、信頼できる機能が保障される。
本発明の範囲が、上記実施例に限定されないことは当業者にとって明らかである。しかし、添付の特許請求の範囲にて定義された発明の範囲を逸脱することなく、様々な補正および修正をすることは可能である。
上記において、特に、チューブ状の本体10とチューブ状のキャップ20とからなり本体10およびキャップ20のそれぞれの一端12,22が開口している組立体を記している。この組立体は、薬が入ったカプセルを製造するために、提供されるものである。
少なくとも一つの凹部13は、本体10の外面に設けられている。キャップ20の内面に、少なくとも一つ固定突出部23が設けられ、これが本体外面の凹部13にぴったり嵌ることによって、本体10とキャップ20との間の固定スナップ結合を行う。キャップ20の固定突出部23の最も小さい内径は、本体10の凹部13の最も小さい外径と等しい、または、これより小さくなっている。これによって、カプセル30を、カプセル30に少なくとも一つの個所に穴を開ける手段を備えた吸入器40に用いることができる程度に強い固定スナップ結合を行うことができる。

Claims (18)

  1. チューブ状の本体(10)およびチューブ状のキャップ(20)の組立体であって、
    前記本体(10)および前記キャップ(20)は、それぞれ一端(12,22)が開口し、スナップ結合によって互いに結合することで、薬を詰めるためのカプセル(30)を形成し、
    固定スナップ結合を行うため、互いに係合するに適した固定パーツ(13、23)からなる固定手段と、
    一方の前記固定パーツ(13、23)は、前記本体(10)の外面および前記キャップ(20)の内面の一方に設けられ、
    他方の前記固定パーツ(13、23)は、前記本体(10)の外面および前記キャップ(20)の内面の他方に設けられ、
    前記キャップ(20)の内面の前記固定パート(23)の最も突出した位置における前記固定パート(23)の内径は、最大でも、前記本体(10)の外面の前記固定パート(13)の最も突出した位置における前記固定パート(13)の外径に等しいことを特徴とする組立体。
  2. 少なくとも一つの凹部(13)が、前記本体(10)の外面に設けられ、
    少なくとも一つの固定突出部(23)が、前記キャップ(20)の内面に設けられ、
    前記固定突出部(13)ぴったり嵌り、
    前記キャップ(20)の内面の前記固定突出部(23)の最も内側の位置における前記固定突出部(23)の内径は、最大でも、前記本体(10)の外面の最も内側の位置における外径に等しいことを特徴とする請求項1記載の組立体。
  3. 複数の固定突出部(23)が、前記キャップ(20)の内面で、前記キャップ(20)の周面に渡って均等に、実質的に等しい長手位置に設けられていることを特徴とする請求項2記載の組立体。
  4. 少なくとも一つの保持突出部(24)が、前記キャップ(20)の内面で、前記固定突出部(23)よりも前記キャップ(20)の開口端側(22)に近い位置に設けられ、
    前記保持突出部(24)は、分離可能なスナップ結合を行うために、前記本体(10)の外面の前記凹部(13)に嵌り、
    前記保持突出部(24)の最も内側の位置における前記保持突出部(24)の内径は、前記固定突出部(23)の最も内側の位置における前記固定突出部(23)の内径より大きく、そして、前記本体(10)の外面の前記凹部(13)の最も内側の位置における前記凹部(13)の外径より大きいことを特徴とする請求項2または請求項3記載の組立体。
  5. 複数の前記保持突出部(24)が、前記キャップ(20)の内面で、前記キャップ(20)の周面に渡って均等に、実質的に等しい長手位置に設けられていることを特徴とする請求項4記載の組立体。
  6. 単一の凹部(13)が、前記本体(10)の外面に、前記本体(10)の全周面に渡って設けられていることを特徴とする請求項2から請求項5のいずれかに記載の組立体。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載の組立体により製造され、薬の詰まったカプセル(30)であって、
    前記本体(10)と前記キャップ(20)とは、前記固定スナップ結合によって結合し、
    キャップ(20)の内面の前記固定突出部(23)が、本体(10)の外面の凹部(13)に嵌ることを特徴とするカプセル(30)。
  8. 吸入可能な薬が詰められていることを特徴とする請求項7記載のカプセル(30)。
  9. とりわけ吸入器(40)に用いられ、吸入可能な薬が詰められ、固定スナップ結合を介してのみ互いに結合するパーツ(10、20)からなるカプセル(30)。
  10. 少なくとも一つの凹部(13)が外面に設けられ、一端(12)が開口しているチューブ形状の本体(10)と、
    少なくとも一つの突出部(23)が内面に設けられ、一端(22)が開口しているチューブ形状のキャップ(20)と、を備え、
    前記本体(10)と前記キャップ(20)とが、固定スナップ結合を介してのみ互いに結合し、前記キャップ(20)の内面の前記突出部(23)が、前記本体(10)の外面の前記凹部(13)にぴったり嵌ることを特徴とする請求項9記載のカプセル(30)。
  11. 吸引可能な薬を開放する方法であって、
    請求項8から請求項10いずれかに記載のカプセル(30)を準備するステップと
    前記カプセル(30)に少なくとも一つの穴を開けるステップと
    を備えた吸引可能な薬を開放する方法。
  12. さらに前記カプセル(30)を動かすステップを備えたことを特徴とする請求項11記載の方法。
  13. 吸入器(40)と、請求項8から請求項10いずれかに記載のカプセル(30)との組み合わせであって、前記吸入器(40)は、カプセルを受容するのに適した内部スペース(44;45、46)と、前記カプセル(30)に少なくとも一つの穴を開ける手段とを備えたことを特徴とする組合せ。
  14. 前記カプセル(30)に少なくとも一つの穴を開ける前記吸入器(40)の前記手段は、少なくとも一つの移動可能に設けられた針を備えたことを特徴とする請求項13記載の組み合わせ。
  15. 前記吸入器(40)は、空気を前記内部スペース(44;46)に通すための少なくとも2つの穴(47)を備え、
    空気を通すための前記穴(47)は、前記内部スペース(44、46)の異なる位置に設けられ、
    前記穴(47)を通じて、前記内部スペース(44;46)に空気が供給されたときに、空気の渦が生じることを特徴とする請求項13または請求項14に記載の組み合わせ。
  16. 吸入可能な薬を解放する方法であって、
    請求項13から請求項15のいずれかに記載の吸入器(40)と、カプセル(30)との組合せを準備するステップと、
    前記吸入器(40)の前記内部スペース(44;45)に前記カプセル(30)を置くステップと、
    前記カプセル(30)に少なくとも一つの穴を開ける前記吸入器(40)の前記手段を実行するステップと、
    前記吸入器(40)の前記内部スペース(44;46)を通じて空気を案内するステップと、
    を備えたことを特徴とする吸引可能な薬を解放する方法。
  17. さらに、前記カプセル(30)を前記吸入器(40)の前記内部スペース(44;46)内に、移動させるステップを備えたことを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. 前記カプセル(30)を前記吸入器(40)の前記内部スペース(44;46)内に移動させる前記ステップは、前記吸入器(40)の前記内部スペース(44;46)を通じて空気を案内する前記ステップにより実行されることを特徴とする請求項17に記載の方法。
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