JP5918302B2 - 薬剤を収容する少なくとも1個の封止キャビティを有する基部を備える吸入器 - Google Patents
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Description
薬剤を収容した少なくとも1個の封止キャビティを有する基部と、
2面を有し、一側が基部に付着し、キャビティ内の薬剤を封止する箔部分と、
箔部分の他側に付着させられ、箔部分をキャビティから切り離す仕切り要素であって、第1の端部と反対側の第2の端部とを有する仕切り要素とを備え、
仕切り要素を中間の傾斜位置から前記第1の端部がキャビティから転移する転移位置へ可動とし、
仕切り要素をさらに中間傾斜位置から転移位置まで可動とし、転移位置において前記第2の端部もまたキャビティから転移させ、箔部分をキャビティから取り除き、それによってキャビティを開蓋し、その中に収容された薬剤が流体流中に飛沫同伴できるようにしている。
薬剤を収容した少なくとも1個の封止キャビティを有する基部と、
2面を有し、一側が基部に付着し、キャビティ内の薬剤を封止する箔部分と、
箔部分の他側に付着させられ、箔部分をキャビティから切り離す仕切り要素と、
仕切り要素を動かすアクチュエータとを備え、
アクチュエータを、当接する第1点において仕切り要素に衝撃を与え、それによって仕切り要素を中間傾斜位置へ動かすよう適合させ、
アクチュエータを、当接する第2点で仕切り要素に衝撃を与え、それによって仕切り要素を中間傾斜位置から転移位置へ動かし、転移位置において仕切り要素をキャビティから転移させ、箔部分をキャビティから取り除き、それによってキャビティを開蓋し、その中に収容された薬剤が流体流中に飛沫同伴できるよう、さらに適合させている。
仕切り要素をその関連するキャビティから転移させ、封止箔部分をキャビティから切り離してキャビティを開蓋するステップと、
該開蓋されたキャビティが前記投与位置にあるときに、開蓋キャビティから流体流中に薬剤を飛沫同伴させるステップと、
転移させた仕切り要素を復帰させてその関連キャビティを被覆するステップと、
次のキャビティが前記投与位置へ移動するよう基部を割り送りするステップとを含む。
Claims (13)
- 薬剤を収容した少なくとも1個の封止キャビティを有する基部と,
第1の側面と第2の側面を有し,前記第1の側面が基部に付着し,前記封止キャビティ内に薬剤を封止する箔部分と,
前記箔部分の前記第2の側面に付着させられ,第1の端部と反対側の第2の端部とを有し,前記箔部分を前記封止キャビティから分離する仕切り要素とを有し,
前記仕切り要素は,前記第1の端部が前記封止キャビティから離れた中間傾斜位置に移動可能であり,
前記仕切り要素はさらに,前記中間傾斜位置から,前記第2の端部が前記封止キャビティから離れた転移位置まで移動可能であり,
前記箔部分は前記キャビティから前記基部の主面に平行な面まで動かされ,それにより前記封止キャビティが開放されて前記封止キャビティに収容された薬剤が前記封止キャビティの上で流体の流れの中に取り込まれるようにしてあり,
前記仕切り要素の前記第1の端部は前記流体の流れに対して前記封止キャビティの上流に位置し,前記仕切り要素の前記第2の端部は前記流体の流れに対して前記封止キャビティの下流に位置する,吸入器。 - 薬剤を収容した少なくとも1個の封止キャビティを有する基部と,
第1の側面と第2の側面を有し,前記第1の側面が基部に付着し,前記封止キャビティ内に薬剤を封止する箔部分と,
前記箔部分の前記第2の側面に付着させられ,第1の端部と反対側の第2の端部とを有し,前記箔部分を前記封止キャビティから分離する仕切り要素と,
前記仕切り要素を動かすアクチュエータと,を備え,
前記アクチュエータは,第1の接点で前記仕切り要素に当たって,前記仕切り要素を中間傾斜位置に動かし,
前記アクチュエータはまた,第2の接点で前記仕切り要素に当たって前記仕切り要素を前記中間傾斜位置から転移位置に動かし,前記転移位置において前記仕切り要素が前記封止キャビティから離されて,これにより,前記箔部分は前記封止キャビティから前記基部の主面に平行な面まで動かされて前記封止キャビティが開放され,前記封止キャビティに収容された薬剤が前記封止キャビティの上で流体の流れの中に取り込まれるようにしてあり,
前記仕切り要素の前記第1の端部は前記流体の流れに対して前記封止キャビティの上流に位置し,前記仕切り要素の前記第2の端部は前記流体の流れに対して前記封止キャビティの下流に位置する,吸入器。 - 前記アクチュエータが前記仕切り要素を前記基部から前記転移位置へ動かすと,前記アクチュエータは前記仕切り要素上を摺動移動し,その摺動移動は湾曲路を描く,請求項2に記載の吸入器。
- 前記仕切り要素の前記転移位置において,前記仕切り要素に付着した前記箔部分が前記封止キャビティから前記薬剤を取り込む前記流体の流れの少なくとも一部を形成する,請求項1から3のいずれか1項に記載の吸入器。
- 前記仕切り要素は,付着した前記箔部分と共に前記転移位置から戻って対応する前記封止キャビティを覆うように構成されている,請求項1から4のいずれか1項に記載の吸入器。
- 前記基部は薬剤を収容した複数の前記封止キャビティを連続して有しており,各封止キャビティは関連する前記箔部分によって封止されており,前記箔部分を前記封止キャビティから離すために,各箔部分は前記第2の側面を個々のキャビティに関連する前記仕切り要素に付着させてある,請求項1から5のいずれか1項に記載の吸入器。
- 前記封止キャビティが前記アクチュエータに対して割り付けられるように構成されている,請求項6に記載の吸入器。
- 前記基部は円盤として形成してあり,前記封止キャビティを前記円盤の周りに連続的に円形に配置した,請求項6または7に記載の吸入器。
- 隣接する前記仕切り要素の各対の間に隔壁が配設してあり,前記隔壁は前記基部から上方へ垂直に延在している,請求項6から8のいずれか1項に記載の吸入器。
- 前記仕切り要素と前記箔部分との間の付着力は前記基部と前記箔部分との間の付着力を上回り,それによって前記仕切り要素の前記キャビティからの転移動作によって前記箔部分が前記基部から離される,請求項1から9のいずれか1項に記載の吸入器。
- 前記仕切り要素と前記箔部分との間の接触面積は,前記箔部分と前記基部との間の接触面積を上回る,請求項10に記載の吸入器。
- 前記箔部分は,前記基部を付着させる第1の皮膜層と,前記仕切り要素を付着させる第2の皮膜層とを備え,前記第2の皮膜層の引っ張り強度が前記第1の皮膜層の引っ張り強度を上回る,請求項10または11に記載の吸入器。
- 前記仕切り要素の剛性は前記箔部分の剛性を上回り,前記仕切り要素により前記箔部分は剛体運動を行うことができる,請求項10から12のいずれか1項に記載の吸入器。
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