JP2010511858A - 測定用装置及びタイヤデータの測定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動二輪車のタイヤの試験に適合した手段及び/又はより少ない垂直スペースですむタイヤ試験手段を提供する。
【解決手段】タイヤの使用状態を測定するための測定用装置であって、支持装置に搭載されるように構成され、かつタイヤに働く力を傾斜させ及び/又は調整するための傾斜装置を備えられ、前記傾斜装置は、少なくともタイヤに働く力及び/又はモーメントを測定するために構成され、前記傾斜装置に接続された測定計器と、前記測定計器によって支持されたホイール車軸と、前記傾斜装置を駆動するための少なくとも1つのアクチュエータと、を備え、前記傾斜装置は、折り畳み可能な構造であって、前記少なくとも1つのアクチュエータに接続されたものを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、タイヤに働く力及び/又はモーメントを測定するための測定用装置であって、支持装置に搭載されるように構成されたものに関する。
本発明はまた、タイヤデータを測定する方法に関する。
タイヤ負荷データを測定する測定用装置は従来技術で既知である。このタイヤデータは、例えばタイヤに働く力及び/又はモーメントを含んでいる。このデータは、タイヤの寸法及び構成を最適化するために使用される。既知の測定用装置は、自動車のタイヤにおける負荷データを測定するように設計されており、自動二輪車のタイヤには一般的には適合していない。なぜなら自動車のタイヤは、自動二輪車のタイヤとは異なるように構成されており、使用中の異なった負荷特性を持つからである。さらに、自動車のタイヤは、自動二輪車のタイヤとは異なる動作領域、例えば異なるサイドスリップ角範囲及びキャンバー(上ぞり)角範囲を有している。また、自動車のタイヤは、一般に、比較的平坦な外側接触面を有し、例えば円筒状に形作られているが、一方、自動二輪車のタイヤは比較的丸い接触面、例えば、およそドーナツ状の外面を有している。
タイヤの負荷データを測定するための既知の構造は、支持装置に2つの端で接続された1つの軸を備えている。この軸は、ホイールの車軸をこの軸に垂直に支持し、ホイールの車軸はタイヤを装着したホイールを支持する。この軸の角回転は、地面に対してタイヤを傾けて設定されることを可能にしている。支持装置は、傾けられたタイヤを地面に接触させるために、測定用装置を垂直に動かすことができる。一度、タイヤが地面に設定されると、それは負荷データが導出されうるように試験可能である。
タイヤが傾斜した姿勢で、支持装置は、傾斜を補償するために比較的大きな垂直方向の高さの差にわたり、測定用装置を下げたり上げたりしなければならない。この故に、タイヤの傾斜は正確には設定できず、そのような既知の構造は自動二輪車のタイヤには適合しない。
したがって、本発明の目的の1つは、自動二輪車のタイヤの試験に適合する手段及び/又はより少ない垂直スペースで済むタイヤ試験手段を提供することである。
第1の局面において、本発明の上記目的及び/又は他の目的は、タイヤの使用状態を測定するための測定用装置であって、支持装置に搭載されるように構成され、かつタイヤに働く力を傾斜させ及び/又は調整するための傾斜装置を備えられ、前記傾斜装置は、少なくともタイヤに働く力及び/又はモーメントを測定するために構成された前記傾斜装置に接続された測定計器と、前記測定計器によって支持されたホイール車軸と、前記傾斜装置を駆動するための少なくとも1つのアクチュエータと、を備え、前記傾斜装置は、タイヤを傾斜させ、及び/又は並進運動させるための折り畳み可能な構造であって、前記少なくとも1つのアクチュエータに接続されたものを備える前記測定用装置によって、単独で又は組合せで達成できる。
傾斜装置は、折り畳み可能な構造を有することによって、固定位置に留まることができる一方で、タイヤを回転させ且つ並進運動させることが可能である。さらに特には、タイヤは路面に対して傾けられることができ、一方、路面に対するタイヤの垂直姿勢は制御されうる。折り畳み可能な構造は、タイヤが傾けられることができ、その間にタイヤは地面と接触し続けるように構成されうる。このようにして、タイヤに作用する特定の力のベクトルは、容易に制御されうる。例えば、タイヤが傾けられている間に、そのベクトルは一定値を保ちうる。自動二輪車のタイヤは、原理的に、傾けられている間も比較的一定の垂直な力のベクトルを保ち続けるので、本発明は自動二輪車のタイヤ試験に特に適している。
一つの実施態様において、折り畳み可能な構造は、平行四辺形体を備える。例えば、平行四辺形体の脚の1つは、ホイールを具備したホイール車軸を支持している測定計器を支持しうる。地面に対するタイヤの傾斜が相対的に一定に保たれたままで、反対側の脚を保持したままでの1つの脚の変位によって、例えば、タイヤを下方に押しつけることによって、タイヤに加えられる力が調整されうる。反対に、タイヤは、その高さ及び/又は負荷が一定に保たれながら、傾斜させられうる。タイヤが路上で試験されている間、並進及び回転の両方が制御される。
平行四辺形体によって、タイヤは比較的に大きな角度で傾斜されうる。中でも、平行四辺形体の使用は、上記タイヤの一定の及び/又は異なった負荷の設定及び/又は特定の傾斜に制御するための、より良い制御を可能にする。一般に、平行四辺形体は、分離した制御並びに負荷及び傾斜を都合よく且つスムーズに試験することを容易にする。
別の実施態様において、測定計器は、ブレーキシステムを、例えばホイールの車軸を介して支持しうる。タイヤに働く力は測定システムを通過する。ブレーキシステムが測定システムによって支持される場合は、タイヤの力及び/又はモーメントを乱すことなく、ブレーキのトルクが印加されることができ、かつ、タイヤは傾斜した条件でブレーキをかけられ得る。
一つの実施態様において、支持装置は、車両、例えばトラック又はトレーラーを包含する。測定用装置の比較的に小さな垂直変位の故に、測定用装置は車両の床に都合よく接続されうる。このことは、タイヤを屋外の路面、例えばアスファルト上で測定することを可能にして、タイヤに対する比較的現実的なシミュレーション条件を提供する。
第2の局面において、本発明の上記目的及び/又は他の目的は、タイヤ負荷データを自動的に測定する方法であって、前記タイヤはホイール車軸の周りを回転させられ、かつ路面に沿って移動させられ、前記タイヤ上に生じる反力及び/又はモーメントが測定され、かつタイヤ負荷データに変換され、第1の変数は加えられた力のベクトルであり、かつ第2の変数は前記路面に対する前記タイヤの傾斜であり、前記第1又は第2の変数は、他の変数が相対的に一定値を保っていながら、変化される、前記方法によって、単独に又は組合せで達成できる。
タイヤを装着した測定用装置の略側面図を示す。 測定用装置の使用方法のフローチャートを示す。 異なる傾きにタイヤを装着した測定用装置の略側面図を示す。 異なる傾きにタイヤを装着した測定用装置の略側面図を示す。 異なる傾きにタイヤを装着した測定用装置の略側面図を示す。 異なる傾きにタイヤを装着した測定用装置の略側面図を示す。 異なる傾きにタイヤを装着した測定用装置の略側面図を示す。 異なる傾きにタイヤを装着した測定用装置の略側面図を示す。 測定用装置の部分の略側面図を示す。 タイヤを装着した測定用装置の略側面図を示す。 測定用装置の正面図を示す。 測定用装置の斜視図を示す。 測定用装置の斜視図を示す。 タイヤを装着した測定用装置の略側面図を示す。
本発明を明瞭にするために、その実施態様が、図面を参照して更に説明される。この図面においては、同一又は対応する部分は、同一又は対応する参照番号をもつ。示された実施例は、いかなる仕方においても制限的に解釈すべきではなく、単に例示としてのみ働く。
図1において、自動二輪車のタイヤ(2)に働く力及びモーメントを測定するための測定用装置(1)の実施態様が示される。上記測定用装置(1)は、路面(4)に沿って走行する車両(3)に接続されうる。一つの実施態様においては、車両(3)は、例えばトラック又はトレーラーでもよい。測定用装置(1)は、タイヤ(2)を路面(4)に対して傾斜させ、かつタイヤ(2)に負荷を設定するための傾斜装置(5)を備える。車両(3)はまた、測定用装置(1)を持ち上げたり下げたりするためのリフト構造(23)を備えうる。傾斜装置(5)は、傾斜アクチュエータ(6)、負荷アクチュエータ(7)及び平行四辺形体(12)を装備する。一つの実施態様では、アクチュエータ(6)、(7)は、油圧シリンダを備える。平行四辺形体(12)は、脚(8)(9)(10)(11)を備える。図6、7及び8から分かるように、各脚(8)(9)(10)(11)は、スペーサ(29)によって接続された2つの平行な脚(28A)(28B)を備えうる。アクチュエータ(6)(7)は、車両(3)に1つの端(e2)で旋回可能に接続される。他の端(e1)では、アクチュエータ(6)(7)は、平行四辺形体(12)の脚(8)(9)(10)(11)の1つと接続され、特に、タイヤ(2)が路面(4)と接触しないとき、傾斜装置(5)が軸(13)(14)(15)(16)の回りを回転するのを防止するためである。測定用装置(1)は、2つの脚(10)(12)がその回りを旋回する軸(13)で車両(3)に旋回可能に接続される。アクチュエータ(6)(7)は、脚(8)(9)(10)(11)が、軸(13)(14)(15)(16)に沿って折り畳まれるように平行四辺形体(12)に作用し、かつタイヤ(2)は、上記路面(4)へのその圧力及び/又は上記路面(4)に対するその角度を変えるよう作られている。この圧力及び/又は角度変化の間、測定用装置(1)は、一般的に道路及び車両(3)に対して同じ高さを保持する。
測定計器(17)は、上記タイヤ(2)を装着したホイール(19)を支えているホイールの車軸(18)を支持し、かつ脚の1つ(11)に接続される。角度及び/又は圧力の変化は、少なくともタイヤ(2)が路面(4)と接触しているときは、タイヤ(2)に反力F及び/又はモーメントMを誘発する。図2から分かるように、測定計器(17)は、そのとき信号を処理回路(20)に送出する。処理回路(20)は、アルゴリズムによって上記信号を、好ましくは、例えば計算された上記タイヤに働く力F及び/又はモーメントMを含む、人に可読なタイヤデータに変換する。タイヤデータは、ユーザ・インタフェース(21)のディスプレイに表示されうる。ユーザ・インタフェース(21)を通して、アクチュエータ(6)(7)もまた作動させうる。例えば路面(4)に対するタイヤ圧力及び/又はタイヤ角αは、ユーザ・インタフェース(21)の助けで設定でき、そして、アクチュエータ(6)(7)は、それに応じて作動させられる。また、処理回路(20)は、測定用装置(1)に組み込まれたあるセンサ(38)、例えば位置及び/又は温度センサ(38)から信号を受信しうる。センサ(38)から受信された情報は、例えば路面に対するホイールの車軸(18)の高さを計算するために使用され、さらに、例えば上記高さを調節するために使用されうる。
好ましくは、測定用装置(1)は、タイヤの直立した位置vに対するタイヤ(2)の角度αが変えられたとき、すなわち、測定用装置(1)の高さの差が比較的に小さな範囲に留まっている間は、リフト構造(23)によって垂直方向に並進運動させられる必要はない。この高さの差は小さく保たれうるが、それは特に、下側又は上側脚(8)(9)と水平線hとの間の角度βがほんの小さな変化を示す故である。このことは、図3A〜図3Fに示される。例えば、図3Bは、角度αとβが0度である直立姿勢のタイヤ(2)に対する平行四辺形体(12)を示す。直立姿勢に対して傾きαを有するタイヤ(2)に対する平行四辺形体(12)が、図3Dに示され、さらに、図3Dの傾きαよりも大きな、直立姿勢に対する傾きαを有するタイヤ(2)に対する平行四辺形体(12)が、図3Fに示される。これらの図から分かるように、β及びβは、ほんの小さな変化を示しており、脚(8)(12)は比較的に水平を保たれうる。
測定用装置(1)は有利には、車両(3)の床(22)側面に接続されうる。なぜなら、測定用装置(1)は、図3A、3C及び3Eで示されるように、高さsの最小限の変化しか持たないからである。ここで高さsは、路面(4)とタイヤ(2)又は脚(12)のどちらかの最高点(どちらが高いかに依存する)との間の距離である。最大限の高さsの範囲内で、測定用装置(1)は、タイヤ(2)を比較的広い範囲に、例えば−20°(α)から70°(α)までの任意の角度αに設定できる。図示したように、αとαとは、正の角度(例えば、それぞれ35°及び70°である)を示しうる。測定用装置(1)は、車両(1)の下に比較的容易に搭載されうるので、タイヤ(2)は、公道(タイヤ(2)への現実的な使用条件を提供する)上で、都合よく試験され及び/又は測定されうる。
図1及び3から分かるように、下側脚(8)(近似的に水平に配置されている)が、路面(4)に対して比較的小さな角度βに設定される一方、傾斜アクチュエータ(6)を使用することによってタイヤ(2)を比較的小さな角度αに設定可能である。したがって、負荷アクチュエータ(7)の長さのほんの少しの変化を伴い又は変化なしで、傾斜アクチュエータ(6)を引き出し、及び/又は引き込めるだけで、タイヤ(2)の角度αを変えることが可能である。傾斜アクチュエータ(6)の位置を保持して、タイヤ(2)の角度αを一定に保つようにすることも可能であり、一方、タイヤ(2)にかかる負荷は、負荷アクチュエータ(7)を引き出し及び/又は引き込めるだけで調節される。換言すれば、タイヤ(2)への夫々の負荷及び/又は角度αは、実質的に独立に制御されうる。測定用装置(1)のこれら及び他の特徴は、自動二輪車のタイヤ(2)の試験にとって有利である。なぜなら、自動二輪車のタイヤ(2)は、タイヤ(2)の角度αが変化する間、例えば曲がるときも、路面(4)に一定負荷をかける特性を有しているからである。一方、4輪車は一般にこのような性質を持たない。
実際の使用において、自動二輪車の2つの自動二輪用タイヤ(2)の間の負荷特性は、ブレーキ時又は加速時に変化させられる。例えば、ブレーキ時には、前方タイヤの負荷が増加する。そのような変化は、ブレーキをかけることで(後ほどもっと詳細に説明する予定である)、及び/又は、例えば負荷アクチュエータ(7)の使用によって種々の負荷をかけることによってシミュレート可能である。アクチュエータ(6)(7)のいかなる調節も、処理回路(20)で自動的に及び/又は手動でなされうる。
特定の実施態様において、タイヤ(2)が傾き、一方、負荷アクチュエータ(7)が一定の長さを保っているとき、原理的には、タイヤ(2)の負荷変化が起きうる。これは、負荷アクチュエータ(7)の端(e1)の比較的小さな変位によって容易に迅速に補償されうる。例えば、負荷アクチュエータ(7)が比較的一定に保たれた状態で、タイヤ(2)の角度αが調整されるとき、車軸(18)の高さは変化される。その結果、タイヤ(2)の形及び/又は寸法に依存して、タイヤ(2)ヘの負荷は、タイヤ(2)によって路面(4)に加えられた圧力の変化及び負荷アクチュエータ(7)が位置を保っているという事実に起因して変化しうる。したがって、負荷アクチュエータ(7)は、負荷アクチュエータ(7)への力が角度αの調整後も角度αの調整前と同じになるように、引っ込めること及び/又は引き出すことによって負荷変動を補償しうる。このようにして、タイヤ(2)への負荷は比較的一定に保たれうる。
図3A〜Fから分かるように、下側脚(8)と水平線hとの間の角度βは、好ましくは0°に近い。示された例では、角度β〜βは、例えば、夫々−10.9°、0°、6.1°、7.8°、4.0°及び−2.1°である。下側脚(8)の角度βは、例えば−15°から10°の間で変化しうる。角度βのそのような小さな範囲内で、タイヤ(2)と垂直線vとの間の比較的大きな傾きαが、上述したように、例えば−20°から70°までが実現されうる。上記大きな傾きαに対する上記小さな角度βは、タイヤ(2)への負荷Fとタイヤ(2)の傾きαとの独立した制御に貢献する。特に平行四辺形体(12)の相対的な寸法の最適寸法化によって、小さな傾きβは実現されうる。例えば、軸(13)(14)(15)(16)の相対的な位置、ホイール中心と軸(14)の間の距離、及び脚(8)(9)(10)(11)の長さは、各々又は組合せで、タイヤ(2)の傾きに対する下側の脚の比較的小さな傾きβの実現を助けている。
さらに、測定計器(17)の中心及び/又はホイールの車軸(18)は、図3Bから分かるように、少なくとも下側脚(8)の傾きβが0°に近いか丁度0°のときは、好ましくは近似的に脚(8)の縦軸l(エル)内に位置付けられる。これは、ホイールの傾斜αの広い範囲、例えば20°から70°にわたって、傾斜βを0°の近くに保持しておくのに都合がよい。例えば、ホイールの車軸(18)又はホイールの車軸(18)の理論的な延長e(図3Cを参照)は、測定計器(17)を運んでいる下側脚(8)及び脚(11)の軸(14)と交差しうる。もし、ホイールの車軸(18)又はその延長eが、上記軸(14)と交差しないで、上記軸(14)の上方又は下方に位置しているなら(例えば図1を参照)、ホイールの傾斜αの広い範囲で下側脚(8)の傾斜βがより大きくなる。なぜなら、ホイールの傾斜αが変えられたとき、上記軸(14)の近くの下側脚(8)の端は、比較的大きな垂直変位を有するからである。
一つの実施例においては、傾斜装置(5)は、ホイールの傾斜αに対応する下側脚(8)及び脚(11)の旋回軸(14)がタイヤ(2)の中心に配置されるように構成される。そのような実施態様が図9に示されるが、これに限定されるものではない。そのような実施態様は、ホイール傾斜αの下側脚の傾斜βに対する有利な比率を有する、すなわち、ホイール傾斜αの比較的広い範囲に対して、0°に近い下側脚の傾斜βを有する。このため、分離した構造(39)、例えば、折畳み可能な構造/平行四辺形体が、タイヤ(2)の中心部内に実現されうる。
好ましくは、傾斜装置(5)は、図6に表示されるように、リフト構造(23)を介して車両(3)に接続される。このリフト構造(23)は、タイヤ(2)が0°の傾斜αを持って地面に接しながら、近似的に0°の下側脚と水平線hとの間の角度βが実現されるように、測定用装置(1)を下げる。リフト構造(23)はまた、測定用装置(1)を地面から、例えば油圧シリンダー(24)を使用して、持ち上げるのに使われる。さらに、油圧手段(24A)(24B)が、測定用装置(1)を下げるために、及び路面(4)の穴又は隆起を補償するために使用しうる。誰かがタイヤ(2)を測定用装置(1)に接続しているときに、測定用装置(1)は、タイヤ(2)が車軸(18)に比較的容易に接続されうるように、持ち上げられた状態にある。測定及び試験の前後で、リフト構造(23)は、高さを調節するために使われる。図6から分かるように、傾斜装置(5)は、リフト構造(23)に軸(13)で接続され、かつアクチュエータ(6)(7)の端(e2)は、リフト構造(23)に接続される。
さらに、測定用装置(1)は、支持構造(3)、例えばリフト構造(23)に配置されて、測定用装置(1)、すなわち、タイヤ(2)は、−18°から18°の間で垂直軸の周りを回転させられうる。(1)これは、例えばカーブを切るのに有利である。例えば、リフト構造(23)及び/又は測定用装置(1)は、回転されうるプラットフォームに搭載されうる。
リフト構造(23)は、衝撃吸収手段を備えうる、例えば油圧(24)は圧力補償のための手段を備えうる。そのような衝撃吸収は、路面(4)が例えば穴や石や隆起等を持つとき特に利点がある。
一つの実施態様では、測定用装置(1)は、図5に示されるように、ブレーキシステム(25)を備えている。本ブレーキシステム(25)は、ブレーキをかけたとき、タイヤ(2)の負荷変化及びモーメント変化が、測定計器(17)を通過し、そしてブレーキシステム(25)を他の部分、例えば傾斜装置(6)に結び付けることによって、漏れ去ってしまわないように、測定計器(17)によって支持されうる。明らかに、ブレーキシステム(25)はまた、ホイールの車軸(18)によって、少なくとも部分的に支持されうる。なぜなら、車軸(18)もまた、測定計器(17)によって支持されているからである。ブレーキシステム(25)を直接的又は間接的に測定計器(17)に接続しているので、タイヤ(2)は測定されるべき力及び/又はモーメントを乱すことなくブレーキをかけられうる。タイヤ(2)における力及び/又はモーメントの変化は、タイヤ(2)への印加された負荷及び/又は角度αがまた制御されながら、制御されたやり方で測定しうる。例えば、タイヤ(2)は、傾けられながらブレーキをかけられうる。
測定計器(17)に働く力及び/又はモーメントを3つの相互に直交した方向で測定しうるために、測定計器(17)は、負荷、張力及び/又はモーメントのセンサ(26)及び/又はそれらの組み合わせを備えうる。これらのタイプのセンサのためには、圧電技術が一般に使用され、しかし一つの実施態様では、他の技術も適用可能である。測定計器(17)は、図7から分かるように、ブロック形をしており、各隅の近くにシリンダ形のセンサ(26)を備える。測定計器(17)は、ホイールの車軸(18)を支持するためのベアリングを備えうる。タイヤ(2)に働く負荷F及びモーメントMは、測定計器(17)によって車軸(18)を介して伝達される。測定計器(17)は、測定計器(17)が取り付けられうるスペーサ(29)内の空き空間(27)を備える前側脚(11)によって支持される。
1つの実施態様が、図6及び7に示される。本実施態様は、平行四辺形体(12)を備えており、この平行四辺形体の各脚(8)(9)(10)(11)は平行な脚(28A)(28B)を備え、それらの脚は、軸(13)(14)(15)(16)及び/又は軸の端にある横棒(29A)(29B)によって接続されうる。軸(13)(14)(15)(16)に接続された平行な脚(28A)(28B)の適用によって、平行四辺形体(12)は、例えばブレーキをかけること及び/又は加速の結果として生じる平行四辺形体における力に効率的に抵抗しうる。スペーサ(29)は、各脚(8)(9)(10)(11)間の空間を一定に保ちうる。スペーサ(29)の少なくとも1つは、都合よく脚(11)に埋め込まれるように、測定計器(17)のためのハウジングとして働く。また、スペーサ(29)は、アクチュエータが上記スペーサ(29)によって、脚(8)(10)に旋回可能に接続されえながら、アクチュエータ(6)(7)が通過し、かつ動作空間を持つことが許されるように構成される。
図8から分かるように、傾斜アクチュエータ(6)は、上側脚(9)の2つの脚(28A)(28B)の間を通過している。上側脚(9)のスペーサ(29)は、傾斜アクチュエータ(6)によって妨害されることなく、後側脚(10)の方向及び前側脚(11)の方向に動きうるよう構成される。傾斜アクチュエータ(6)は、後側脚(10)のスペーサ(29)を介して、後側脚(10)に端(e1)で旋回可能に接続される。端(e2)で、傾斜アクチュエータ(6)は、リフト構造(23)に旋回可能に接続される。後側脚(10)及び下側脚(8)は、リフト構造(23)によって支持される軸(13)の周りを旋回する。例えば、傾斜アクチュエータ(6)が引き込んだとき、前側脚(11)は前方に後側脚(10)に平行に傾斜させられるように、上側脚(9)は前側脚(11)の方向にかつ下側脚(8)に平行に動かされる。例えば、タイヤ(2)の角度αは、傾斜アクチュエータ(6)を引き込めたことによって広げられうる。
負荷アクチュエータ(7)は、例えば、リフト構造(23)にその端(31)を介して接続されているアーム(30)により、リフト構造(23)にその端e2で旋回可能に接続される。他の端(e1)では、負荷アクチュエータ(7)は、下側脚(8)のスペーサ(29)に旋回可能に接続される。分かるように、負荷アクチュエータ(7)は、水平に配置される。負荷アクチュエータ(7)の引き出し及び引っ込めは、タイヤ(2)への負荷が変えられるように、下側脚(8)及び水平h間の角度β(図5)を変えうる。下側脚(8)の相対的に小さな傾斜する動きが、タイヤ(2)の相対的に大きな負荷変化を引き起こすのに十分である。したがって、負荷アクチュエータ(7)の長さの変化は、最小に維持されうる一方、タイヤ(2)を傾斜させるための傾斜アクチュエータ(6)の長さの変化は、相対的により大きくなりうる。
ブレーキシステム(25)は、車軸(18)に回転するように(例えばベアリングによって)支持されたアンカー板(32)を備える。位置に関しては、アンカー板(32)はアーム(33)に固定され、このアームは測定計器(17)、特に測定計器(17)の背面に固定される。アンカー板(32)は固定されているので、アンカー板(32)は車軸(18)ともに回転しない。ブレーキディスク(34)は、車軸(18)と一緒に回転するように車軸(18)に固定される。ブレーキシューズ(35)は、ブレーキシューズホールダ(36)内に備えられ、ブレーキアクチュエータ(37)によって作動される。ブレーキシューズホールダ(36)は、アンカー板(32)に固定的に接続される。ブレーキシューズ(35)が、ブレーキアクチュエータ(37)によってブレーキディスク(34)に対して押し付けられるとき、車軸(18)の回転速度は減少させられる。このように働かされたブレーキによるトルクは、アンカー板(32)によって、アーム(33)を介して測定計器(17)に伝達される。ブレーキシステム(25)は、ブレーキに起因して生じるモーメント及び力の変化が測定計器(17)を通過するように、測定計器(17)によって全面的に支持される。
測定用装置(1)は、路面(4)に対する測定用装置(1)の位置を測定するための位置センサ(38)を備えうる。一つの実施態様では、位置センサ(38)は、レーザシステム(これは、例えば下側脚(8)に接続され、相対的に一定の位置に保たれる)を備え、このレーザシステム及び/又は処理回路(20)は、例えば測定用装置(1)又は少なくともと測定用装置(1)の部分、例えば車軸(18)及び/又はタイヤ(2)と路面(4)との間の距離を測定するように構成される。
測定用装置(1)は、自動二輪車のタイヤ(2)の試験に対して有利でありうる。任意の種類の車両のタイヤ(2)を試験するのに都合がよいとはいえ、一般に、1つ又はそれ以上の、大部分は2つのホイール(このホイールが真っ直ぐ前方を向いているときは、ホイールは実質的に同じ平面にある)を有する車両に対して都合がよい。そのような車両は、例えば、自動二輪車、スクーター、ペダル付きの原動機付き自転車(モペッド)、自転車、一輪車、フットバイク、オートペッド、3ホイールが縦に並んだ乗り物などがありうる。これらの車両では、一般に、タイヤが傾けられたとき、例えば、カーブを切るときに、タイヤに作用する垂直の力のベクトルは一定に保たれる。そのような車両は、恐らく、非自己バランス車両として記述されうるだろう。本発明は、このような種類の車両のためのタイヤ(2)に特に適合する。
原理的に、タイヤに次いで、任意のタイプの回転面が、地面に沿って車両を動かすために上記回転面の一部分が地面と接触している限り、本発明に適している。特別な場合として、本発明は、例えばタイヤのないホイール含んでもよい。例えば、膨張させられないホイールが知られているが、それもまた本発明に適している。これらのタイプは、例えば膨張させられたタイヤと置換するように構成され、かつ特別なタイプの物質、例えばこれらに限定されるわけではないが、特別の複合物質(コンパウンド)及び/又はゴムのようなものから構成されうる。ここで、これらのタイプのホイールもタイヤとみなされるべきか否かの議論が起きるかも知れない。明らかに、そのようなタイヤ又はホイールの使用はまた、本発明の範囲内に含まれると考えられるべきである。
例えばトラック又はトレーラーのような比較的重い車両(3)の代わりに、測定用装置(1)は、例えばバン、自動車などの別の車両のような任意の支持装置によって、又は、例えばロボット、壁、天井、枠などのような支持構造に、静的な又は回転する面(4)の上で試験するために、支持されうる。
任意のこれらの実施態様において、支持装置(3)は、例えば明細書の中で記載したもののように、測定用装置(1)の垂直位置変位のためにリフト構造(23)と協働しうる。
言及したように、タイヤ(2)は、路面(4)上で試験される。そのような路面(4)は、例えばアスファルト、岩だらけの山すそ、無限コンベヤ・ベルト(例えば「フラット・トラック」、ドラム)、コンクリート、任意の型の自然及び/又は人工の路面、任意の型の道路及び/又は屋内又は屋外試験路面などを含みうる。
本発明の範囲内で、異なったアクチュエータ(6)(7)が適用されうる。例えば、一つの実施態様では、油圧シリンダが適用される。他の実施態様ではアクチュエータ(6)(7)は、空気圧、モータ、伝達要素などを備えうる。そのようなアクチュエータ(6)(7)の型及び構造は、試験されるべきタイヤの型及び寸法に依存しうる。
本発明は、いかなる仕方においても、本明細書及び図面で表示された実施態様に制限されないことは明らかであろう。多くの変形及び組み合わせが、請求項によって概説された本発明の枠組みの中で、可能である。実施態様の1又はそれ以上の局面の組み合わせ又は異なった実施態様の組み合わせが、本発明の枠組みの中で可能である。同等な変形が、請求項によって概説された本発明の枠組みに属していることが理解される。

Claims (23)

  1. タイヤの使用状態を測定するための測定用装置であって、支持装置に搭載されるように構成され、かつタイヤに働く力を傾斜させ及び/又は調整するための傾斜装置を備えられ、
    前記傾斜装置は、
    少なくともタイヤに働く力及び/又はモーメントを測定するために構成され、前記傾斜装置に接続された測定計器と、
    前記測定計器によって支持されたホイール車軸と、
    前記傾斜装置を駆動するための少なくとも1つのアクチュエータと、
    を備え、
    前記傾斜装置は、タイヤを傾斜させ、持ち上げ、及び/又は下降させるための折り畳み可能な構造であって、前記少なくとも1つのアクチュエータに接続されたもの、を備える、前記測定用装置。
  2. 前記折り畳み可能な構造は、旋回可能に接続された少なくとも1つの第1の脚と少なくとも1つの第2の脚を備えており、少なくとも1つの第1の脚が前記支持装置に旋回可能に接続され、かつ1つの第2の脚が測定計器を支持している、請求項1に記載の測定用装置。
  3. 前記折り畳み可能な構造は、少なくとも2つの相互に平行な第1の脚及び少なくとも2つの相互に平行な第2の脚を有する平行四辺形体を備える、請求項1又は2に記載の測定用装置。
  4. 前記測定計器の中心は、前記タイヤと前記傾斜装置との間の力及び/又はモーメントを伝達するために、第1の脚のほぼ縦軸上に配置されている、請求項2又は3に記載の測定用装置。
  5. 前記測定計器によって主として支持されているブレーキシステムを備える、請求項1〜4のいずれか1項に記載の測定用装置。
  6. 少なくとも1つの負荷アクチュエータが少なくとも1つの第1の脚に接続されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の測定用装置。
  7. 少なくとも1つの負荷アクチュエータが、一端では少なくとも1つの第1の脚に対して、他端では前記支持装置に対して旋回可能に接続される、請求項1〜6のいずれか1項に記載の測定用装置。
  8. 少なくとも1つの傾斜アクチュエータは、前記第2の脚を傾斜させるために、少なくとも1つの第2の脚に対して接続される、請求項1〜7のいずれか1項に記載の測定用装置。
  9. 少なくとも1つの傾斜アクチュエータは、一端では少なくとも1つの第2の脚に対して、他端では前記支持装置に対して旋回可能に接続される、請求項1〜8のいずれか1項に記載の測定用装置。
  10. 少なくとも1つのアクチュエータは、油圧及び/又は空気圧シリンダを備える、請求項1〜9のいずれか1項に記載の測定用装置。
  11. 路面に対する前記測定用装置の少なくとも一部分の少なくとも位置を測定するように配置された少なくとも1つの位置センサを備えている、請求項1〜10のいずれか1項に記載の測定用装置。
  12. 前記測定計器に接続された及び/又は接続可能であって、かつ前記測定計器から受信される信号をタイヤデータに変換するよう構成された処理回路を備える、請求項1〜11のいずれか1項に記載の測定用装置。
  13. 支持装置を備えており、前記支持装置は可動車両であり、好ましくはトラック又はトレーラーのような相対的に重い重量の車両である、請求項1〜12のいずれか1項に記載の測定用装置。
  14. 前記支持装置は、傾斜装置を前記支持装置に相対的に上下に動かすためのリフト構造を備えている、請求項1〜13のいずれか1項に記載の測定用装置。
  15. 第1及び第2の脚の旋回軸で前記支持装置に対して旋回可能に接続されるよう構成される、請求項13又は14に記載の測定用装置。
  16. 前記測定計器は、タイヤ付きホイールの車軸を支持し、前記タイヤは少なくとも2つのホイール(このホイールが真っ直ぐ前方を向いているときは、前記ホイールは実質的に同一平面上にある)を有する車両、例えば、自動二輪車、スクーター、ペダル付きの原動機付き自転車(モペッド)、自転車、一輪車(1ホイールを有する例外である)、フットバイク、オートペッドのようなものに搭載されるよう構成されたタイヤを代表する、請求項1〜15のいずれか1項に記載の測定用装置。
  17. タイヤデータを自動的に測定する方法であって、
    前記タイヤはホイール車軸の周りを回転させられ、かつ路面に沿って移動させられ、
    前記タイヤ上に生じる少なくとも反力及び/又はモーメントが測定され、かつタイヤデータに変換され、
    第1の変数は加えられた力のベクトルであり、かつ第2の変数は前記路面に対する前記タイヤの傾斜であり、
    前記第1又は第2の変数は、他の変数が相対的に一定値を保っている間に変化される、
    前記方法。
  18. 前記第1の変数は、実質的に垂直な力のベクトルを含む、請求項17に記載の前記方法。
  19. 前記タイヤのブレーキの間、少なくとも1の加えられた力のベクトルは能動的に変化させられる、請求項17又は18に記載の前記方法。
  20. 前記力のベクトル及び/又は傾斜を変化させるための平行四辺形体の使用を含む、請求項17〜19のいずれか1項に記載の前記方法。
  21. 前記タイヤは、車両、例えばトラック又はトレーラーを動かすことによって、路面、好ましくは屋外の地面、に沿って回転される、請求項17〜20のいずれか1項に記載の前記方法。
  22. 請求項1〜16のいずれか1項に記載の測定用装置の使用方法であって、請求項17〜21のいずれか1項に記載の方法における前記使用方法。
  23. タイヤの製造方法であって、請求項17〜21のいずれか1項に記載の方法によって得られるタイヤデータは、前記タイヤを製造するための前記タイヤの寸法及び/又は構成を決定するために用いられる、前記タイヤの製造方法。
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