JP2010511302A - 水性媒体中で異なる特徴を有する2つの炭素電極を有する電気化学系コンデンサ - Google Patents

水性媒体中で異なる特徴を有する2つの炭素電極を有する電気化学系コンデンサ Download PDF

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Abstract

本発明は、それぞれが炭素を含む第1の電極(2)及び第2の電極(3)と、両電極の間の界面のところの水性電解質(4)とを有する電気化学系コンデンサ(1)に関する。第1の電極(2)の炭素の表面は、第2の電極(3)の炭素の表面の原子官能化率と比較して、少なくとも2倍の原子官能化率を有する。

Description

本発明は、2つの炭素電極と、当該2つの電極の界面のところに位置づけられた水性電解質とを含む電解コンデンサ、及び上記コンデンサの製造方法に関する。
このケースにおける電解コンデンサは、荷電された種の分離及び/又はレドックス反応から生じた電気エネルギーを貯蔵するためのデバイスである。
荷電された種が、電極/電解質界面のところで分離される二重層電解コンデンサの使用が公知である。このケースでは、電気エネルギーが、電荷の分離により、静電気状態で貯蔵されている。
従って、米国特許第2,800,616号明細書は、2つの同一の多孔質炭素電極と、無機水性電解質、例えば、塩化アンモニウム溶液(NH4Cl)又は硫酸溶液(H2SO4)とを含むコンデンサを記載する。
活性炭電極を含む二重層コンデンサの使用も公知である。従って、米国特許第3,288,641号明細書は、金属又はハロゲン化金属で処理された2つの活性炭電極を含む二重層コンデンサを記載している。米国特許第4,313,084号明細書は、硫酸と混合された活性炭により形成された同一のペーストを含む2つの電極を開示している。最後に、米国特許第4,562,511号明細書は、一方の電極が活性炭から製造され、一方他の電極が導電性金属から成るコンデンサを記載している。
この種のコンデンサに用いられる電解質は、水性又は有機系である。上記水性電解質は、最高作動電圧が、約0.6〜0.7Vであるので、相当低いエネルギー密度がもたらされる。
要は、エネルギー密度(E)は、次の一般式:
Figure 2010511302
に示されるように、キャパシタンス(C)と、作動電圧(U)の2乗とに比例する。
有機系電解質の最高作動電圧は、概して、約2.3〜2.5Vである。従って、改良されたエネルギー密度を得るためには、有機系電解質が好ましいのが一般的である。
コンデンサによる電力(P)出力は、次の式:
Figure 2010511302
に示されるように、電圧(U)の2乗に比例するが、直列抵抗(RS)に反比例する。
直列抵抗(RS)は、コンデンサを形成する要素(特に、電解質)にかけられた全ての抵抗の合計に相当する。しかし、水性電解質は、有機系電解質よりも高い導電率を有する。一例として、H2SO4の1M溶液の導電率は、約0.02S/cmであり、そして有機系溶液の導電率は、約1S/cmである。従って、直列抵抗の寄与により、一般的には、有機系電解質の存在下よりも水性電解質の存在下で高い電力出力が含まれる。
従って、電解コンデンサは、高い電力出力及び高いエネルギー密度の両方を有しない。
本発明の目的は、水性媒体中で高いキャパシタンス及び高い作動電圧を有する電解コンデンサを提供することであり、そのようにして、より高いエネルギー密度及びより高い電力出力を生成させる。
従って、第1の態様によると、本発明は、それぞれが炭素を含む第1の電極及び第2の電極と、当該2つの電極の界面のところに位置する水性電解質とを含み、第1の電極の炭素表面が、第2の電極の炭素表面の原子の官能化の程度の少なくとも2倍の原子の官能化の程度を有することを特徴とする電解コンデンサに関する。
炭素表面は、当該表面が1つ又は2つ以上の炭素原子に結合されたヘテロ原子を有する場合に、「官能化された」と称される。このケースでは、上記へテロ原子は、カルコゲン又はニクトゲン系、特にO、N、S又はPに属する原子である。好ましい実施形態に従うと、上記炭素表面は、酸素系、窒素系、硫黄系及び/又はリン系官能基により官能化されている。
本明細書において、原子の官能化の程度は、1つ又は2つ以上の炭素原子に結合され且つ炭素表面に存在する上記へテロ原子の原子比率の合計により決定される。
好ましい実施形態に従うと、第1の電極の炭素表面は、第2の電極の炭素表面の少なくとも2倍の酸素系官能基を含む。このケースでは、酸素系官能基は、酸素原子が単結合で1つ又は2つの炭素原子に結合し、例えば、フェノール又はエーテル官能基を形成すること、酸素原子が二重結合で炭素原子に結合し、例えば、キノン(quinonic)官能基を形成すること、又は単結合及び二重結合の両方において、例えば、カルボキシル又はラクトン官能基を形成することに相当する。
好ましくは、2つの電極の炭素質量は、実質的に同一である。
作動中、上記コンデンサは、当該コンデンサを充電するための電力供給源か、又は上記コンデンサを放電させるために貯蔵された電荷が送られるべきシステムのどちらかに接続されている。
充電の際、より高い原子の官能化の程度を有する第1の電極は、電力供給源の陽端子に接続されるので、「陽極」と称される。第2の電極は、陰端子に接続されるので、「陰極」と称される。放電の際、上記コンデンサは、電流を供給する、供給されたシステムに接続される。
第1に、本発明に従うコンデンサは、2つの同一の炭素電極を含む対称系コンデンサよりも大きなキャパシタンスを有する。
実は、上記コンデンサを充電及び/又は放電させる際、各電極の領域内で2つの異なる現象が生じ、本発明に従うコンデンサのキャパシタンスを増加させることができる。従って、上記コンデンサのキャパシタンスは、180〜320F/g(炭素電極材料1g)である。
充電の際、上記電解質内に存在するイオンが、二重層対称系コンデンサの場合のように、各電極の表面に静電気的に固定される。しかし、上記静電気現象に加えて、別の現象が生ずる。実は、上記2つの電極が、異なるタイプの擬誘導電流反応に同等に関わる。この寄与は、擬似容量として公知である。上記擬誘導電流反応は、異なる電位範囲において生ずる。一例として、pH=0における充電の際、レドックス反応が、Hg/Hg2SO4に対して約−0.9Vで、第2の電極において生じる一方、第1の電極において、レドックス反応が、Hg/Hg2SO4に対して約−0.1Vで生じる。一例として、上記コンデンサの陽極のところで生じるレドックス反応により、酸素系官能基に関してキノン/ヒドロキノンペアー、及び窒素系官能基に関して官能基対C=NH/CH−NH2及びC−NHOH/C−NH2の関与が生じる一方で、陰極において、酸素化−還元反応により、水の分解及び炭素内の発生期水素の吸着が生ずる。
放電の際、充電の際に行われるのと反対であるレドックス反応が生ずる。
第2に、本発明に従う電解コンデンサの作動電圧は、対称系コンデンサの作動電圧と比較して大きい。実は、第1の電極の炭素表面のより高い原子の官能化の程度により、達成すべきより高い正電位(特に、充電の際、Hg/Hg2SO4に対する約0.6Vよりも高い)が可能となる。第2の電極の電位は、充電の際、例えば、2つの水素を放出することなく、Hg/Hg2SO4に対して−1.2Vに達する。
従って、水性電解質を含む本発明に従うコンデンサは、約1.8Vの最高作動電圧を有する。
従って、本発明に従うコンデンサは、約30W・h/kg(2つの電極からの炭素材料1kg)の最高エネルギー密度と、約37.5kW/kg(2つの電極からの炭素材料1kg)の最高電力出力とを有する。当業者に公知の上記コンデンサを用いて、エネルギー密度−出力ペアーに関して上記値を得ることはできない。
実施形態の一つに従って、上記水性電解質は、当業界に広く用いられているものから選択される。特に、上記水性電解質は、アルカリ性又は酸性の水性溶液、好ましくは硫酸含有水性溶液である。
上記水性溶液の硫酸含有率は、好ましくは0.5〜6モル/L、特に約1モル/Lである。
本発明に従うコンデンサ内に水性電解質が存在することにより、上記電解質が有機系である場合よりも、より高い電力出力と、より低い抵抗とがもたらされる。さらに、本発明に従うコンデンサの作動電圧が高いので、本発明に従うコンデンサにより供給される電力及びエネルギーは、水性電解質を含む一般的なコンデンサの電力及びエネルギーよりも大きい。
水性溶液を用いることにより、いくつかの他の優位性がある。従って、水性溶液を用いることは、有機溶媒含有溶液よりも経済的である。本発明に従うコンデンサを用いる場合、水性溶液を用いると、制約が少ない。特に、有機系電解質を用いるコンデンサは、水蒸気を含まない雰囲気内で製造されなければならない。さらに、有機系電解質は、水性電解質を用いたケースでは存在しない、上記コンデンサの充電及び/又は放電の際に、有害な爆発性気体、例えば、メタン、エタン、二酸素(dioxygen)、二水素(dihydrogen)、一酸化炭素及び二酸化炭素の排出を伴い分解する欠点を有する。
両電極は、炭素を含む。好ましい実施形態に従うと、第1の電極及び/又は第2の電極は、活性炭を含む。
処理されていない、換言すると、酸化又は還元処理を受けていない炭素は、例えば、Noritにより製造されるSUPER 50(商標)活性炭及びKansaiにより製造されるMaxsorb(商標)から選択される。
炭素は、活性化されている又は活性化されていないとは無関係に、比較的安価な材料であり、そして電極製造コストを下げる優位性を有する。
未処理の炭素は、活性化されている又は活性化されていないとは無関係に、概して、最大15%の酸素原子含有率を有する。未処理の炭素は、活性化されている又は活性化されていないとは無関係に、概して、2%未満の窒素、硫黄及び/又はリン原子を含む。Norit製の未処理の活性炭の場合には、当該炭素は、約4.6%の酸素原子を含む。
Noritタイプの未処理の活性炭は、第1の電極の原材料であることが好ましい。
未処理の炭素の表面が、活性化されている又は活性化されていないとは無関係に、十分に官能化されていない場合、キャパシタンス及び上記コンデンサの作動電圧ウィンドーの両方を増やすことはできない。従って、未処理の炭素は、「高度の酸素化」として公知の処理を受け、そのようにして、官能化、特に、上記材料内の官能基、例えば、酸素系、窒素系、硫黄系及び/又はリン系官能基が増える。
従って、実施形態の一つに従って、第1の電極向けに用いられる炭素は、活性化されている又は活性化されていないとは無関係に、酸化性酸溶液(特に、30%硝酸溶液)を用いて処理される。この処理の後に、上記炭素表面の原子の官能化の程度は、未処理の炭素の表面よりも少なくとも3倍大きくなる。
別の実施形態に従って、本質的にヘテロ原子(例えば、酸素又は窒素)に富む炭素を、第1の電極の未処理の材料として用いる。海藻バイオポリマーの炭素から得られる未処理の炭素の例は、出版物;Raymundo−Pinero E.,Leroux F.,Beguin F.,A High−Performance Carbon for SupercapacitorObtained by Carbonization of a Seaweed Biopolymer,Adv.Mat.2006,18,1877−1882に記載される。
充電の際、第1の電極の炭素表面の酸化された官能基は、レドックス法に影響する。官能化された活性炭は、電気化学系酸化によるそれらの多孔質構造体の破壊電位が約0.3〜0.4V増加するので、第1の電極内で用いられうる。
実施形態の一つに従って、充電の際、第2の電極上の水の還元による水素は、上記炭素の微小孔内に大量に吸着される。特に、充電の際、第2の炭素電極(活性化されている又は活性化されていないとは無関係)の大きな過電圧のため、この電極の電位が、二水素を放出することなく、pH=0において、Hg/Hg2SO4に対して−0.62V未満の値に置き換えられる。
実施形態の一つに従って、上記電極の1つの炭素(活性化されている又は活性化されていないとは無関係)の最大0.7nmの直径を有する微小孔の比体積は、他の電極よりも大きく、特に、第2の電極の炭素(活性化されている又は活性化されていないとは無関係)の最大0.7nmの直径を有する微小孔の比体積は、第1の電極よりも大きい。
一例として、最大0.7nmの直径を有する微小孔の比体積は、第2の電極の炭素(活性化されている又は活性化されていないとは無関係)に関して、0.1〜1.2cm3/g、好ましくは0.6cm3/g〜0.8cm3/g、又はさらに好ましくは0.61〜0.67cm3/gである。最大0.7nmの直径を有する微小孔の比体積は、第1の電極の炭素(活性化されている又は活性化されていないとは無関係)に関して、0.1〜1.2cm3/g、好ましくは0.2cm3/g〜0.55cm3/g、又はさらに好ましくは0.49〜0.50cm3/gである。最大0.7nmの直径を有する微小孔の体積は、Dubinin−Radushkevitch CO2吸着等温線手順により得られる。
77Kにおける二窒素(dinitrogen)吸着等温線から測定される第2の電極の炭素のBET比表面積は、好ましくは50m2/g〜3600m2/g、特に3450m2/g〜3570m2/g、例えば、約3490m2/gである。第1の電極の炭素の比表面積は、好ましくは50m2/g〜3600m2/g、例えば、約824m2/gである。
好ましい実施形態に従うと、第2の電極の未処理の炭素(活性化されている又は活性化されていないとは無関係)は、穏やかな酸化又は還元処理をうける。この処理により、第2の電極のキャパシタンスを増やすことができる。一例として、上記未処理の炭素は、活性化されている又は活性化されていないとは無関係に、第1の実施形態では、約20%の過酸化水素溶液により穏やかに酸化され、又は第2の実施形態では、二水素下で、約700℃において熱処理により穏やかに還元される。穏やかな酸化処理の後、第2の電極の炭素(活性化されている又は活性化されていないとは無関係)の原子の酸素含有率と、上記未処理の炭素(活性化されている又は活性化されていないとは無関係)との間の比率は、最大1.5、又はさらに最大1.32である。還元処理の後、第2の電極の炭素(活性化されている又は活性化されていないとは無関係)の原子の酸素含有率と、上記未処理の炭素(活性化されている又は活性化されていないとは無関係)との間の比率は、最大0.06である。
好ましい実施形態に従うと、上記電解コンデンサはまた、第1の電極及び第2の電極の間の電解質内に配置されたセパレータを含む。好ましくは、上記セパレータは、膜、例えば、Fischer Bioblock,Franceから市販されている約0.18mm厚のガラスマイクロファイバーペーパーである。
第2の態様に従うと、本発明は、第1の電極の炭素が、酸性溶液、特に水性硝酸溶液により酸化されるステップを含む、本発明に従う電解コンデンサの製造方法に関する。
実施形態の一つに従うと、上記炭素は、活性炭である。
実施形態の一つに従うと、上記炭素は、活性化されている又は活性化されていないとは無関係に、特に30%硝酸溶液による、高度の酸化処理を受ける。この処理の後、原子の官能化の程度は、少なくとも3倍大きくなる。特に、原子の酸素官能化の程度は、少なくとも3倍大きくなる。
好ましい実施形態に従うと、上記方法はまた、第2の電極の炭素(活性化されている又は活性化されていないとは無関係)が、第1の電極の炭素(活性化されている又は活性化されていないとは無関係)に適用されたものと異なる酸化処理を受けるステージを含む。穏やかな酸化処理の後、第2の電極の炭素表面(活性化されている又は活性化されていないとは無関係)の原子の官能化の程度と、上記未処理の炭素(活性化されている又は活性化されていないとは無関係)との間の比率は、最大1.5、又はさらに最大1.32である。
別の好ましい実施形態に従う変形では、上記方法は、第2の電極の炭素(活性化されている又は活性化されていないとは無関係)が還元処理を受け、その後、第2の電極の炭素表面(活性化されている又は活性化されていないとは無関係)の原子の官能化の程度の、上記未処理の炭素(活性化されている又は活性化されていないとは無関係)に対する比率が最大0.06であるステージを含む。
第3の態様に従うと、本発明は、本発明に従う又は本発明に従う方法により得られた1又は2以上のコンデンサの、自動車、路面電車、列車における移動式電子システムにおける、そして/又は固定式システム、例えば、発電装置における電気エネルギー源としての使用に関する。
実施形態の一つに従うと、本発明に従うコンデンサは、一組において配置されている。
第4の態様に従うと、本発明は、移動式電子システム、自動車、鉄道輸送システム、例えば、路面電車又は列車、航空機及び固定式システム、例えば、発電装置に関し、それぞれが、独立して、本発明に従う又は本発明に従う方法により得られた1又は2以上のコンデンサを含む。
有利には、本発明の一又は複数の電解コンデンサは、それらのより大きな電力及び高いエネルギー密度のために、少なくとも1つのバッテリ若しくは燃料電池又は熱機関に接続されうる。
本発明に従うコンデンサは、迅速な充電/放電サイクルを有する優位性を有する。一例として、1モル/Lの硫酸溶液を用いた1A/gのマス電流の場合、充電/放電するサイクルは、約280s続く。さらに、本発明に従うコンデンサは、長い有効寿命を有する。例えば、10,000サイクルの後、キャパシタンスの損失は、15%のところで安定化する。
第5の態様に従うと、本発明は、本発明に従う又は本発明に従う方法により得られた少なくとも1つのコンデンサと、第1の電極が電力供給源の陽端子に接続され且つ第2の電極が陰端子に接続されるような様式において上記コンデンサの端子に接続された電力供給源とを含む電気回路に関する。
放電の際、上記コンデンサは、電気エネルギーが供給されるべきシステムに接続される。
本発明を、続く比限定的例を説明する際により具体的に説明する。
図1は、充電の際の本発明に従うコンデンサの図表である。 図2は、二重電気化学系層を具体的に説明する図表である。 図3は、充電/放電サイクルの数の関数として、本発明に従うコンデンサABの放電キャパシタンスを示すグラフである。 図4は、3電極セル内で得られた活性炭A及び酸化された活性炭Aの2つのサイクリックボルタンモグラムを示すグラフである。 図5は、3電極セル内で得られた活性炭Bの2つのサイクリックボルタンモグラムを示すグラフである。 図6は、本発明に従うコンデンサのボルタンモグラムを示すグラフである。
図1は、充電の際の本発明に従うコンデンサを示す。上記コンデンサ1を、以下、ABと称する。
コンデンサ1は、以下を含む;
以下に示される高度な酸化処理を受けた活性炭Aの第1の電極2:及び
以下に記載される穏やかな酸化処理を受けた活性炭Bの第2の電極3。
上記2つの電極2及び3は、お互いに向かい合うように配置され、そして1モル/Lの水性硫酸溶液から作られた電解質4で満たされたスペースにより分離されている。
Fischer Bioblockから市販される0.18mm厚のガラスマイクロファイバーペーパーの多孔質セパレータ5を、2つの電極2及び3の間の電解質4内に配置し、そして電解質4を含むスペースを2つの区画に分離している。
充電の際、第1の電極2は、導線7を用いて、電力供給源6の陽極に接続される。第2の電極3は、別の導線8を用いて供給源6の陰極に接続される。充電は、2つの方法により蓄電される。図2に示される第1の方法は、静電荷分離現象に相当する。図2は、具体的には、供給源6の陽端子に接続された第1の電極2を示す。電流の通過の際、アニオン11を含む層9が、電極2の正に分極した表面を有する界面のところで、電解質4内に形成される。第2の層10が、電解質4内の第1の層9上に形成される。第2の層10は、上記電解質の溶媒13により溶媒和されているカチオン12を含む。従って、カチオン12は、負に分極した陰極3に移動する。この電荷貯蔵現象と平衡して、レドックス反応がまた、各電極2及び3のところで行われ、酸素系官能基の場合には、キノン/ヒドロキノン基、及び窒素系官能基の場合には、官能基ペアーC=NH/CH−NH2及びC−NHOH/C−NH2の一般的な関与が生じる。
未処理の活性炭Aは、例えば、Noritにより製造された活性炭、SUPER 50(商標)である。
高度な酸化処理が、電解質4と接触することを目的とする炭素の表面に適用される。上記高度な酸化処理は、1gの活性炭を、30%HNO320mLと、1時間、80℃で混合することから成る。酸化された活性炭Aは、そのようにして得られる。次いで、酸化された活性炭Aを蒸留水で洗浄し、次いで120℃で12時間乾燥する。約1gの酸化された活性炭Aが、そのようにして得られる。
未処理の活性炭Bは、例えば、KansaiからのMaxsorb(商標)活性炭である。
穏やかな酸化処理が、電解質4と接触することを目的とする炭素の表面に適用される。上記穏やかな酸化処理は、1gの活性炭を、20%のH2240mLと、室温で1時間、混合することから成る。次いで、得られた炭素を蒸留水で洗浄し、次いで120℃で12時間乾燥する。約1gの穏やかに酸化された活性炭Bが、そのようにして得られる。
変形では、上記酸化処理の代わりに、炭素Bが、二水素雰囲気の下、1時間、加熱炉内で700℃において、未処理の活性炭Bを加熱することから成る穏やかな還元処理を受ける。約1gの還元された活性炭Bが、そのようにして得られる。
以下の表1に示す、処理された又は処理されていない活性炭A及び活性炭Bの元素組成が、XPS(X線光電子分光法)により得られた。用いた分光計は、10-8Paの残余の圧力の下、単色源(15KV,15mA)AlKα及び複数の検出分析器を有するVG Escalab 250モデルであった。
そのようにして、酸化された状態における活性炭Aは、未処理の活性炭Aの約3倍の原子の酸素含有率を有し、そして未処理の活性炭Aに存在しない1.3%の窒素原子を含む。
表1に従うと、穏やかな酸化処理を受けた活性炭Bの原子の酸素含有率は、未処理の活性炭Bよりも約1.3倍大きく、そして穏やかな還元処理を受けたものは、未処理の活性炭Bよりも約16倍小さい。
さらに、炭素B上で実施された酸化及び還元処理は、化学分析によって検出されうる窒素原子を生成しない。
Figure 2010511302
以下の表2は、273Kにおいて二酸化炭素吸着等温線(Autosorb,Quantachrome(商標))から測定された、処理された又は処理されていない活性炭A及び活性炭Bの微孔質の比体積を与える。
従って、酸化された活性炭Aは、約0.5cm3/gの微孔質の比体積を有する。
穏やかに酸化された又は還元された活性炭Bは、0.61〜0.67cm3/gの微孔質の比体積を有する。
穏やかに酸化された又は還元された活性炭Bは、酸化された活性炭Aよりも、1gの炭素当たり、さらなる微小孔を含む。
Figure 2010511302
図3は、約10,000サイクルにわたり、電流密度1A/gと共に、最高作動電圧1.6Vの下における、コンデンサABのキャパシタンスの変化を示す。この電圧は、上記コンデンサ内に、その動作を制限しうる気体、例えば、二水素又は二酸素の形成を防止することが有利である。
最初の2000サイクルの際、キャパシタンス内の15%減少は、コンデンサ・コンディショニング・フェーズ(capacitor conditioning phase)として公知のテンポラリー・フェーズ(temporary phase)に相当する。
固定相に相当するさらなる8000サイクルの際、キャパシタンスは、実質的に一定のままであり、従って、充電/放電サイクルの際、高い安定性を示し、そしてコンデンサABの長い有効寿命を示す。
当該エネルギー密度は、水性電解質を含む対称系コンデンサのエネルギー密度よりも約10倍大きい。
[電力供給源の陽極(正電極)に接続される第1の電極向けに用いられる活性炭の検討]
電解質として1モル/L硫酸を用いた対称系コンデンサ内の2つの活性炭A及び活性炭Bの電気化学系挙動のより近い検討を行った。キャパシタンスは、Aの場合に約101F/gであり、そしてBの場合に230F/gであった。
活性炭A及び活性炭Bを、30%硝酸で酸化して、それらのキャパシタンスを大きくした。
図4のサイクリックボルタンモグラムを、1モル/L硫酸溶液内の3電極セルを用いて得た。上記サイクリックボルタンモグラムは、未処理の活性炭A 14のサイクリックボルタンモグラムと、高度に酸化された活性炭A 15とのサイクリックボルタンモグラムとに対応する。
図4は、活性炭Aが高度な酸化処理を受けると、当該活性炭Aのキャパシタンスが、110F/gから、214F/gに増えることを示している。
一方、活性炭Bが高度な酸化処理を受けると、当該活性炭Bのキャパシタンスが、230から、180F/gに減少する。実は、活性炭Bの多孔質構造が、高度な酸化処理の際に破壊される。
酸化された試料に関する電極の電位範囲を、さらに正電位に移し替えた。実は、活性炭Aが酸化されると、上記電極の使用のための最高電位が、Hg/Hg2SO4に対して、約0.3Vから、0.6Vに増加する。酸化されたAの酸素系官能基が、上記コンデンサの陽極の作動範囲内に含まれる電位において行われるレドックス法に関わる。これらのレドックス法は、材料のキャパシタンスを改良する手助けをする。
[供給源の陰極(負電極)に接続された第2の電極のために用いられる活性炭の検討]
図5に示すボルタンモグラムは、図4のものと同一の条件で製造された。
図5を参照すると、この電極が負の電位値に分極した場合に、この電極に2つの効果が生ずる。第1の効果は、二水素の発生とともに、大過剰の電圧として現れ、活性炭が陰極として用いられた場合に、電位のウィンドーが優位に大きくなる。活性炭Bの場合には、二水素の形成を生じさせる過剰量の電圧が、活性炭Aよりも大きく、そして約0.6Vである。第2の効果は、キャパシタンスの増加として表現される。というのは、水の還元により生成した水素が、炭素Bの孔内に迅速に吸着され、そしてアノードの酸化の際に、可逆的に、電気酸化されるからである。このケースでは、活性炭Bの疑似容量特性が、上記孔内の水素のレドックスメカニズムと関連づけられる。未処理の、又は穏やかな酸化若しくは還元処理により前処理された活性炭Bは、約600F/gのキャパシタンスを有する。
[非対称系システム]
上記結果を考慮して、2つの異なる活性炭を用いるが、実質的に同一の炭素室料を含む非対称システムを構成することが有用である。上記陰極は、未処理の、又は穏やかな酸化若しくは還元処理により前処理された活性炭Bを含む、そして約600F/gのキャパシタンスを有する。上記陽極は、約300F/gのキャパシタンスを有する高度に酸化された活性炭Aを含む。
図6は、本発明に従うコンデンサABにおいて、上記電極を用いた例を示す。上記ボルタンモグラムは、電解質として1モル/L溶液のH2SO4を用いて、同一の炭素室料を含む、非対称系の2つの電極セルにおいて生成された。
図6に従うと、程度の差はあるが、酸化された活性炭A及びBの存在に基づくこれらの電極の組み合わせにより、上記電解質の分解又は陽極の活性炭が不可逆的に酸化されることなく、約1.6Vのセルに関する最高電圧が得られる。
これらの条件において、陰極によりカバーされる電位範囲は、Hg/Hg2SO4に対して−0.25〜−0.97Vであり、そして陽極によりカバーされる電位範囲は、Hg/Hg2SO4に対して−0.25〜0.63Vである。上記コンデンサの総キャパシタンスが増加する。というのは、各電極のところで生じるレドックス反応が異なり、そして異なり且つ最適な電圧範囲で生ずるからである。

Claims (19)

  1. それぞれが炭素を含む第1の電極(2)及び第2の電極(3)と、当該2つの電極の界面のところ位置する水性電解質(4)とを含む電解コンデンサ(1)であって、
    第1の電極(2)の炭素表面が、第2の電極(3)の炭素表面の原子の官能化の程度の少なくとも2倍である原子の官能化の程度を有することを特徴とする、
    電解コンデンサ(1)。
  2. 前記炭素表面が、酸素系、窒素系、硫黄系及び/又はリン系官能基により官能化されていることを特徴とする、請求項1に記載の電解コンデンサ(1)。
  3. 第1の電極(2)及び/又は第2の電極(3)が、活性炭を含むことを特徴とする、請求項1又は2に記載の電解コンデンサ(1)。
  4. 第2の電極(3)の炭素の最大0.7nmの直径を有する微小孔の比体積が、第1の電極(2)の炭素のものよりも大きいことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の電解コンデンサ(1)。
  5. 第2の電極(3)の炭素の場合において、最大0.7nmの直径を有する微小孔の比体積が、0.1cm3-1〜1.2cm3-1であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の電解コンデンサ(1)。
  6. 第1の電極(2)の炭素の場合において、最大0.7nmの直径を有する微小孔の比体積が、0.1cm3-1〜1.2cm3-1であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の電解コンデンサ(1)。
  7. 第1の電極(2)及び第2の電極(3)の間の水性電解質(4)内に配置されたセパレータ(5)をさらに含むことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の電解コンデンサ(1)。
  8. 水性電解質(4)が、硫酸含有水性溶液である、請求項1〜7のいずれか一項に記載の電解コンデンサ(1)。
  9. 第1の電極(2)の炭素が、酸性溶液により酸化されるステージを含むことを特徴とする、
    請求項1〜8のいずれか一項に記載の電解コンデンサ(1)の製造方法。
  10. 前記炭素が活性化されていることを特徴とする、請求項9に記載の方法。
  11. 前記酸性溶液が硝酸の水性溶液であることを特徴とする、請求項9又は10に記載の方法。
  12. 第2の電極(3)の炭素が、第1の電極(2)の炭素に適用される処理と異なる酸化処理を受けるステージを含むことを特徴とする、請求項9〜11のいずれか一項に記載方法。
  13. 第2の電極(3)の炭素が、還元処理を受けるステージを含むことを特徴とする、請求項9〜12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の一若しくは複数のコンデンサ(1)、又は請求項9〜13のいずれか一項に記載の方法により得られた一若しくは複数のコンデンサ(1)を含むことを特徴とする移動式電子システム。
  15. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の一若しくは複数のコンデンサ(1)、又は請求項9〜13のいずれか一項に記載の方法により得られた一若しくは複数のコンデンサ(1)を含むことを特徴とする自動車。
  16. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の一若しくは複数のコンデンサ(1)、又は請求項9〜13のいずれか一項に記載の方法により得られた一若しくは複数のコンデンサ(1)を含むことを特徴とする鉄道輸送システム。
  17. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の一若しくは複数のコンデンサ(1)、又は請求項9〜13のいずれか一項に記載の方法により得られた一若しくは複数のコンデンサ(1)を含むことを特徴とする航空機。
  18. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の一若しくは複数のコンデンサ(1)、又は請求項9〜13のいずれか一項に記載の方法により得られた一若しくは複数のコンデンサ(1)を含むことを特徴とする固定式システム。
  19. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の一若しくは複数のコンデンサ(1)、又は請求項9〜13のいずれか一項に記載の方法により得られた一若しくは複数のコンデンサ(1)と、第1の電極(2)が電源供給源(6)の陽端子に接続され且つ第2の電極(3)が陰端子に接続されるような様式において前記コンデンサの端子に接続された電源供給源(6)とを含むことを特徴とする電気回路。
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