JP2010511115A5 - - Google Patents

Claims (21)

1. 配置された水中の波に応じて少なくとも２つの部材の相互変位を可能にするために移動可能な接続手段によって相互に接続された少なくとも２つの部材を備え、前記接続手段の動きを電気エネルギーに変換するためのエネルギー変換手段と、生成されたエネルギーを他の場所に蓄積及び／又は移送するための手段とをさらに備える波エネルギー変換装置であって、前記少なくとも２つの部材が、装置全体を水没部材が直接接触する周囲の水に対して前記水没部材の各々の位置を実質的に静止状態に保つために提供された中立な浮力手段にする完全水没部材であり、前記部材が、同じ領域に配置された平静な水の粒子と実質的に同じ方法で波の作用を受けて動き、前記少なくとも２つの水没部材が、波によって引き起こされる水の動きによって別の影響を受けるそれぞれの位置を占めるように相互に配置され、前記少なくとも２つの水没部材が、使用時に、上部及び下部水没部材を備えることを特徴とする装置。
2. 前記少なくとも２つの部材の各々が水と空気又は空気を充填したタンクを備える、請求項１に記載の波エネルギー変換装置。
3. 前記２つ以上の水没部材が、部分的に密閉された水、フィン、慣性質量、プロペラの任意の組合せを備える前記手段によって前記周囲の水に対して静止状態に保たれる、請求項１に記載の波エネルギー変換装置。
4. 前記位置保持手段が、前記接続手段に関連するおもり手段を備える、請求項２に記載の波エネルギー変換装置。
5. 前記接続手段が、前記部材間に伸び、少なくとも前記下部水没部材に移動可能な形で接続された細長い要素を備える、請求項１から４のいずれか１項に記載の波エネルギー変換装置。
6. 前記下部水没部材が、水没部材を前記細長い要素に結合するための結合片を備え、前記結合片が、前記細長い要素を摺動自在に係合させるための穴を備えたボール部材を備え、前記ボール部材が、前記片の外部ボディによって画定されるハウジング内で回転可能である、請求項５に記載の波エネルギー変換装置。
7. 前記細長い要素が、ボール継ぎ手を介して前記上部水没部材に接続される、請求項５又は６に記載の波エネルギー変換装置。
8. 前記細長い要素が、前記下部水没部材より先に延び、前記エネルギー変換手段が、前記細長い要素の下端に接続されたタービン手段を備える、請求項５から７のいずれか１項に記載の波エネルギー変換装置。
9. 前記細長い要素が、前記下部水没部材より先に延び、前記エネルギー変換手段が、前記細長い要素の下端に接続された水収集手段と、前記細長い要素内に形成され、前記水収集手段と連通する水回路と、前記細長い要素内に配置され、前記水回路によって送達される水によって駆動される水タービン手段とを備える、請求項５から７のいずれか１項に記載の波エネルギー変換装置。
10. 前記細長い要素が、前記水回路が形成され、前記ボール部材の前記穴内に係合する中央のブロックから延び、前記水タービン部材のエンジン室を囲む軸方向のコアと、前記コアを囲み、前記ブロックの周辺から軸方向に突出する補強ケージとを備える、請求項９に記載の波エネルギー変換装置。
11. 前記エネルギー変換手段が、前記細長い要素と前記ボール部材との間、及び前記ボール部材と前記外部ボディとの間の相互変位によって駆動される発電機手段を備える、請求項６から１０のいずれか１項に記載の波エネルギー変換装置。
12. 前記接続手段が、一方の端部で前記上部水没部材に取り付けられ、他方の端部でおもりに取り付けられた複数のケーブルを備え、前記ケーブルが、前記下部水没部材上に搭載されたフレームによって支持される偏差プーリにかけられ、前記エネルギー変換手段が、前記プーリによって駆動され、前記下部水没部材内に収容されるか又は関連するダイナモ手段を備える、請求項１に記載の波エネルギー変換装置。
13. 前記上部水没部材が、エネルギーを取り出す主要な波長のうち最小の波長に対して小さいサイズを有する、請求項１から１２のいずれか１項に記載の波エネルギー変換装置。
14. 前記下部水没部材が、中央の円盤状又は環状本体の円筒形の側面の周辺に配置された複数のタンクを備える、請求項１３に記載の波エネルギー変換装置。
15. 複数の浮力要素が、ケーブルを介して前記上部水没部材の上面に接続される、請求項１から１４のいずれか１項に記載の波エネルギー変換装置。
16. 複数の浮力要素が、ケーブルを介して前記下部水没部材から突出する放射状の梁のそれぞれの端部に接続される、請求項１から１５のいずれか１項に記載の波エネルギー変換装置。
17. 前記細長い要素が、軸方向に伸張可能な構造を有し、前記エネルギー変換手段が、細長い要素の往復伸張及び収縮運動によって駆動される発電機手段を備える、請求項５から１１のいずれか１項に記載の波エネルギー変換装置。
18. 各々が水と空気とを充填した少なくとも１つのタンクを備える複数の水没部材を備え、前記水没部材が、複数の細長い要素によって相互に接続されて３次元アセンブリを形成し、前記細長い要素が、軸方向に伸張可能な構造を有し、前記エネルギー変換手段が、細長い要素の往復伸張及び収縮運動によって駆動される発電機手段を備える、請求項１に記載の波エネルギー変換装置。
19. ６つの細長い要素を介して接続されて四面体のアセンブリを形成する４つの水没部材を備える、請求項１８に記載の波エネルギー変換装置。
20. 各々の細長い要素が、管状のスリーブ内に摺動自在な方法で同軸且つ入れ子状に係合するスティックを備え、発電機手段が同じスリーブの内側端部に接続されてスティックとスリーブの相互往復運動からエネルギーを供給される、請求項１８又は１９に記載の波エネルギー変換装置。
21. 前記水没部材が、エネルギーを取り出す主要な波長のうち最小の波長に対して小さいサイズを有する、請求項１８から２０のいずれか１項に記載の波エネルギー変換装置。