JP2010510722A - 無線通信用繰返し検波及び除去 - Google Patents

無線通信用繰返し検波及び除去 Download PDF

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Abstract

【解決手段】 送信干渉がある場合に所望の送信を回復する方法が記載されている。繰返し検波及び除去について、複数グループのコードチャネルが少なくとも1つのセクタに対する複数のコードチャネルに対して形成される。複数の繰返しで複数グループのコードチャネルに対して処理が行われる。繰返し毎に、例えば、最強グループで開始し、最弱グループまでの逐次順序で、複数ステイジで複数グループのコードチャネルに対してデータ検波及び信号除去が行われる。各繰返しの各ステイジがデータ検波、信号再構成、及び信号除去を実行できる。また、各繰返しの隠す定時は等化、データ検波、信号再構成、及び信号除去を実行できる。
【選択図】図1

Description

本開示は一般的に通信、特に無線通信で送信を回復するための方法に関する。
無線マルチアクセス通信システムは複数の無線装置、例えば、携帯電話と同時に通信できる。そのようなマルチアクセスシステムの具体例は符号分割多重アクセス(CDMA)システム、時分割多重アクセス(TDMA)システム、周波数分割多重アクセス(FDMA)システム、及び直交FDMA(OFDMA)システムを含む。
無線マルチアクセスシステムは代表的には大地理的領域に対して通信サービスエリアを提供する多くの基地局を含む。各基地局はそのサービスエリア内にある1以上の無線装置にデータを送信できる。所定の無線装置は近くの基地局からの送信に干渉するだけでなくサービス基地局から所望の通信を受信できる。これら干渉送信は近くの基地局のサービスエリア内にある他の無線装置を対象にしているがこの所定の無線装置への干渉として作用する。干渉は所望の送信を回復する無線装置の能力を妨害し、性能に大きな影響を及ぼす。
それ故に、無線通信システムにおいて送信干渉がある場合に所望の送信を回復する手法が技術的に要求されている。
送信干渉がある場合に所望の送信を回復する手法がここに記載されている。実施形態では。(ユーザグループとしてもの呼ばれる)複数グループのコードチャネルは少なくとも1つのセクタに対する複数のコードチャネルに対して形成される。各グループは1つのセクタに対する全てのコードチャネル、1つのセクタに対する全てのコードチャネルのサブセット、又は複数のセクタに対する複数のコードチャネルを含むことができる。複数グループのコードチャネルに対して複数の繰返しで処理が実行される。各繰返しについては、例えば、最大受信電力を有する第1グループで開始し、最小受信電力を有する最終グループで終了する逐次順序で、複数ステイジに複数グループのコードチャネルに対してデータ検波及び信号除去が行われる。
実施形態では、各繰返しのステイジ毎に、そのステイジによって処理されているグループのコードチャネルに対する検波信号を得るためにデータ検波が行われる。グループのコードチャネルに対する信号は検波信号に基づいて再構成される。再構成信号はそのステイジに対する出力信号を得るために除去される。他の実施形態では、各繰返しのステイジ毎にそのステイジによって処理されているグループのコードチャネルに対する等化信号を得るために等化が行われる。その後、グループのコードチャネルに対する検波信号を得るために等化信号にデータ検波が行われる。グループのコードチャネルに対する信号は検波信号に基づいて再構成される。再構成信号はステイジに対する出力信号を得るために除去される。
原因除去(causal cancellation)又は原因及び非原因除去(non-causal cancellation)の両方が繰返し処理前に行うことができる。除去及び繰返し処理の詳細は以下に記載する。本開示の種々の態様及び実施形態は更に詳細に以下に説明する。
図1はCDMAシステムを示す。 図2は基地局及び無線装置のブロック図を示す。 図3はCDMA変調器のブロック図を示す。 繰返し検波及び除去のためのプロセッサを示す。 検波及び除去を行うステイジを示す。 等化、検波及び除去を行うステイジを示す。 繰返し検波及び原因及び非原因除去を有する除去のためのプロセッサを示す。 コードチャネル利得推定ユニットを示す。 繰返し検波及び除去を実行する処理を示す。 1つのステイジに対する検波及び除去処理を示す。 1つのステイジに対する等化、検波及び除去処理を示す。
ここに記載されている技術は、CDMA,TDMA,FDMA,OFDMA,及び単一キャリアFDMA (SC−FDMA)システムのような種々の通信システムに使用できる。CDMAシステムはcdma2000、広帯域CDMA(SC−FDMA)システム、などのような無線技術を実施できる。cdma2000はIS−2000,IS−856及びIS−95規格をカバーする。TDMAシステムはグローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーションズ(GSM)のような無線技術を実施できる。これらの種々の無線技術及び規格は技術的に知られている。W−CDMA及びGSMは「第三世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)」と名称付けられた組織からの文献に記載されている。cdma2000は「第三世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP2)」と名称付けられた組織からの文献に記載されている。3GPP及び3GPP2は公的に入手できる。OFDMAシステムは周波数ドメインのシンボルを直交周波数サブキャリアで送信するためにOFDMを利用する。SC−FDMAシステムはタイムドメインのシンボルを直交周波数サブキャリアで送信する。明確のために、cdma2000又はW−CDMAシステムであってもよい、CDMAシステムについての方法が以下に説明される。
図1は複数の基地局110及び複数の無線装置120を備えたCDMAシステム100を示す。基地局は一般的には、無線装置と通信し、ノードB、アクセスポイント、又はある他の専門用語でも呼ばれる固定局である。各基地局110は特定の地理的領域102に対して通信サービスエリアを提供する。用語「セル」は基地局及び/又はその用語が使用される状況に依存するそのサービスエリアを参照できる。システムキャパシティを改良するために、基地局サービスエリアは複数の小さな領域、例えば、3つの小さな領域104a,104b,及び104cに区分けできる。各小さな領域は個々のベーストランシーバサブシステム(BTS)によってサービスされる。用語「セクタ」はBTS及び/又は用語が使用されている状況に依存するそのサービスエリアとして参照できる。セクタ化セルについては、そのセルの全てのセクタに対するBTSsがセルに対する基地局内に一般的には同一場所に配置される。システムコントローラ130は基地局110に結合され、これら基地局に対する調整及び制御を行う。
ここで説明されている手法は非セクタ化セルを持つシステムだけでなくセクタ化セルを持つシステムに使用できる。以下の説明では、用語「セクタ」は(1)BTS及び/又はセクタ化セルを持つシステムに対するそのサービスエリア及び(2)基地局及び/又は非セクタ化セルを持つシステムに対するそのサービスエリアを参照できる。以下の記載では、用語「セクタ」及び「基地局」は交換可能に使用される。
無線装置120は一般的にはシステム全体にわたり分散され、各無線装置は静止又は移動可能であってもよい。無線装置120は移動局、ユーザ装置、端末、局、加入者装置、又はある他の技術用語で呼ぶこともできる。無線装置は携帯電話、携帯端末(PDA)、無線モデムカード、携帯用デバイス、ラップトップコンピュータ、などであってもよい。無線装置はいつなんどきでも順方向及び逆方向リンクでゼロ、1つ又は複数の基地局と通信できる。順方向リンク(即ち、ダウンリンク)は基地局から端末への通信リンクを参照し、逆方向リンクは端末から基地局への通信リンクを参照する。簡単化のため、図1は順方向リンクの送信だけを示している。
図2は基地局110及び無線装置120のブロック図である。これらは図1に示す基地局の1つ及び無線装置の1つであってもよい。簡単化のため、図2は1つの送信アンテナを持つ基地局110及び1つの受信アンテナを持つ無線装置120を示している。一般的に、基地局110及び無線装置120は各々いくつものアンテナを備えることができる。簡単化のため、図2は順方向リンクでデータ送信を行うための処理ユニットだけを示している。
基地局110では、送信機(TX)データプロセッサ210がサービスされる無線装置のトラフィックデータを受信し、データシンボルを生成するためのそのトラフィックデータを処理(例えば、符号化、インタリーブ、及びシンボルマップ)し、データシンボルをCDMA変調器220に提供する。ここで使用されるように、データシンボルはデータ用の変調シンボルであり、パイロットシンボルは案内用の変調シンボルであり、変調シンボルは(例えば、M−PSK又はM−QAMに対する)信号除去のポイントのための複素値であり、シンボルは一般的には複素値であり、そしてパイロットは基地局及び無線装置の両方によって推測的に知られているデータである。CDMA変調器220は以下に説明されるようにデータシンボル及びパイロットシンボルを処理し、出力チップを提供する。送信機(TMTR)230は出力チップストリームを処理(例えば、アナログに変換、増幅、フィルタ処理、及び周波数アップコンバート)し、順方向リンク信号を生成する。この信号はアンテナ232から送信される。
無線装置120では、アンテナ252が基地局110及び他の基地局から順方向リンク信号を受信し、受信信号を提供する。受信機(RCVR)254は受信信号を処理(フィルタ処理、増幅、周波数ダウンコンバート、及びデジタル化)し、受信サンプルをプロセッサ260に提供する。プロセッサ260は、以下に述べるように、連続等化及び除去(SEC)及び/又は連続ミニマルチユーザ検波(SMM)を実行できる。アンテナ252は1以上の信号路を介して基地局110から順方向リンク信号を受信でき、受信信号は基地局110の対する1以上の信号インスタンス(即ちマルチパス)を含むことができる。レーキ受信機(rake receiver)270は全ての関心マルチパスを処理するために使用できる。プロセッサ260又はレーキ受信機270はデータシンボル推定値を提供する。これら推定値は基地局110によって無線装置120に送られるデータシンボルの推定値である。受信機(RX)データプロセッサ280はデータシンボル推定値を処理(例えば、シンボルデマップ、デインターリーブ、及び復号)し、復号データを提供する。一般的に、プロセッサ260/レーキ受信機270及びRXデータプロセッサ280による処理は基地局110でのCDMA変調器220及びTXデータプロセッサ210それぞれによる処理と相補的である。
コントローラ/プロセッサ240及び290は基地局110及び無線装置120でそれぞれ動作を指導する。メモリ242及び292は基地局110及び無線装置120に対するデータ及びプログラムコードをそれぞれ記憶する。
CDMAにおいては、複数の直交コードチャネルが異なる直交コードによって取得し得る。コードチャネルはトラフィックチャネル、物理チャネル、データチャネル、などとも呼ばれる。例えば、複数の直交トラフィックチャネルはcdma2000での異なるウオルシュコードで得られ、マルチパス直交物理チャネルはW−CDMAで異なる直交可変拡散因子(OVSF)コードによって得られる。コードチャネルは異なるタイプのデータ(例えば、トラフィックデータ、放送データ、制御データ、パイロット、など)及び/又は異なるユーザに対するトラフィックデータを送るために使用できる。コードチャネルに対するデータはスケールされ、合成され、全システム帯域にわたりスペクトル的に拡散する。スペクトル拡散は拡散コードによって行われ、これはcdma2000での仮想ランダム数(PN)コード及びW−CDMAでのスクランブルコードである。cdma2000では、ウオルシュコードとのチャネライゼーションは「カバーリング」と呼ばれ、スペクトル拡散は「スクランブリング」と呼ばれる。W−CDMAでは、OVSFコードとのチャネライゼーションは「拡散」と呼ばれ、スペクトル拡散は「スクランブル」と呼ばれる。明確のために、cdma2000の用語(例えば、カバーリング、拡散、ウオルシュコード、及びPNコード)は以下の説明において使用される。
図3は基地局110内のCDMA復調器220のブロック図である。簡単化のため、以下の記述はN個のコードチャネルがセクタ毎に使用され、各コードチャネルは長さNの異なるウオルシュコードが割り当てられると仮定する。但し、Nは16.32.64.128.256、又はある他の何らかの値に等しくできる。一般に、異なる長さの直交コードはコードチャネルに使用でき、Nは最長直交コードの長さに対応する。簡単化のため、以下の説明はN個のコードチャネルはN名のユーザのものであり、用語「コードチャネル」及び「ユーザ」は交換可能に使用されると仮定する。実際は、幾つかのコードチャネルはオーバヘッドに、例えば、パイロット、制御データ、放送データ、などに使用される。
CDMA変調器220はN個のコードチャネルに対するN個のコードチャネルプロセッサ310a乃至310nを含む。各コードチャネルプロセッサ310内では、乗算器312がセクタkのコードチャネルnに対するデータ又はパイロットシンボルを受信し、gk,nの利得によってスケールし、スケール済シンボルを提供する。利得gk,nはコードチャネルnがセクタkによって使用されなければゼロに設定できる。ウオルシュカバーユニット314はスケール済シンボルをコードチャネルnに対するウオルシュコードwによってチャンネル化する。ユニット314はN個の複製シンボルを生成するために各スケール済シンボルを繰返し、そのスケール済シンボルに対するN個のデータチップを生成するためにN個の複製シンボルにウオルシュコードwのN個のチップを乗算することによってカバーリングを行う。コンバイナ320はN個全てのコードチャネルに対するデータチップを受信し、加算する。PN拡散器322は結合データチップにセクタkに割当てられたPNコードcを乗算し、出力チップを生成する。
チップレートサンプリングによる、1シンボル期間におけるセクタkに対する出力チップは次のような行列形態で表すことができる。
Figure 2010510722
但し、 はセクタkのN個のコードチャネルに送られるデータシンボルのN×1ベクトルである。
はセクタkのN個のコードチャネルに対する利得のN×N対角行列である。
はN個の列にN個のウオルシュコードを含むN×Nアダマール行列である。
はセクタkに対するPNコードのN個のチップを含むN×N対角行列である。
はデータベクトル の対するN×N処理行列である。そして
はセクタkに対する出力チップのN×1ベクトルである。
明確にするため、ベクトルは太字及び下線の小文字(例えば、)で示され、行列は太字及び下線の大文字(例えば、)で示される。対角行列は対角に沿った可能な非ゼロ値及びその他の場所にあるゼロを含む。
ベクトル は1シンボル期間にN個のコードチャネルに同時に送るべきN個のデータシンボルを含む。行列 は対角線に沿ったN個のコードチャネルに対するN個の利得及びその他の場所のゼロを含む。N個の利得はN個のコードチャネルに使用される送信電力量を決定する。行列はN個の列にN個のコードチャネルに対するN個のウオルシュコードを含む。コードチャネルが異なるウオルシュコード長を有していれば、そのときNは全てのコードチャネルに対する最長ウオルシュコード長に等しく、各短いウオルシュコードは行列にて繰り返される。同じウオルシュ行列が全てのセクタに使用されるので、下付き文字kはに使用されない。行列 は対角線に沿ったN個のPNチップ及び他の場所にあるゼロを含む。これらPNチップは1シンボル期間中にセクタkに対するPNコードからのものである。ベクトルsは1シンボル期間にN個全てのコードチャネルに対してセクタkによって送信されたN個の出力チップを含む。
行列 はデータベクトル によって認められる処理の全てを表し、次のように表すことができる。
Figure 2010510722
の列はコードチャネル/ユーザを表し、 の行は時間を表す。
無線装置120は干渉セクタだけでなくサービスセクタを含むK個のセクタから順方向リンク信号を受信する。一般的に、Kは任意の値であってもよい。雑音のないセクタk毎の受信信号は次のように表される。
Figure 2010510722
但し、 はセクタkに対する(N+Δ)×Nチャネルレスポンス行列であり、
はセクタkに対する受信サンプルの(N+Δ)×1ベクトルである。
Δはチップ単位での無線チャネルの遅延拡散である。
行列 はセクタkに対する複素チャネル利得を含む。ベクトル は雑音がない場合に、1シンボル期間でのセクタkに対するN+Δ個の受信サンプルを含む。簡単化のため、ここでの説明は が1シンボル期間をカバーする場合である。一般的に、 はシンボル間干渉(ISI)の原因となるため複数のシンボル期間(例えば、前回、今回及び次回のシンボル期間)をカバーできる。この場合、他の行列の次元は対応して増加することになる。
K個全てのセクタに対する無線装置120での受信サンプルは次のように表すことができる。
Figure 2010510722
但し、は無線装置120での受信サンプルの(N+Δ)×1ベクトルであり、
nは無線装置120での雑音の(N+Δ)×1ベクトルである。
簡単化のため、雑音はゼロ平均ベクトル及び共分散行列σn 2 を持つ付加ホワイトガウス雑音(AWGN)であると仮定する。但し、σn 2は雑音の変数であり、は対角線に沿ったもの及びその他の個所にあるゼロを有する恒等行列である。
無線装置120は1以上のセクタから1以上の送信を回復するために繰返し検波及び除去を行うことができる。繰返し検波及び除去については、K個のセクタ(又はK個のセクタに対するコードチャネル)が性能を改善するために複数回繰返し処理される。繰返し毎に、K個のセクタのユーザは複数のステイジで処理される。各ステイジは1つのグループのユーザに対して検波及び除去を行い、次のステイジへ除去出力を提供する。ユーザグループは受信電力に基づいて記憶し得る。繰返し毎に、第1ステイジは最強ユーザグループを処理でき、第2ステイジは第2最強ユーザグループ、などを処理でき、最終ステイジは最弱ユーザグループを処理できる。各ステイジは、以下に説明するように、種々の手法を用いてユーザグループを処理できる。
K個のセクタのユーザはM個のグループに配置される。但し、Mは任意の整数値である。一般的に、各ユーザグループは幾人ものユーザ及びK個のセクタの中のユーザに幾人かを含むことができる。実施形態では、各グループは所定数のユーザ、例えば、L個のユーザグループを含む。但し、Lは任意の整数値であってよい。ユーザグループは種々方法で形成できる。
セクタベース処理と呼ばれる実施形態では、各グループは1つのセクタに全てのユーザを含む。この実施形態では、各グループが1つのセクタにL名のユーザを含むM個のユーザグループが形成し得る。但し、M=K及びL=Nである。K個のセクタは最強から最弱に分類される。第1グループは最強セクタに全てのユーザを含み、第1グループは次の最強セクタに全てのユーザを含む、など、そして最後のグループは最弱セクタに全てのユーザを含む。
グローバルな処理と呼ばれる、他の実施形態では、全てのセクタの全てのユーザに対する受信電力が決定される。その後、ユーザは最強から最弱に分類され、リストに記憶される。第1グループはリストにL名の最強ユーザを含むことができ、第2グループはL名の次の最強ユーザを含むことができる、など、そして最後のグループはリストにL名の最弱ユーザを含めることができる。この実施形態では、所定のグループが同じセクタ又は異なるセクタにユーザを含めることができる。
ローカル処理と呼ばれる、もう一つの実施形態では、各グループは1つのセクタ内のユーザのサブセットを含む。ユーザはそれらの受信電力に基づいて分類し得る。第1グループは同じセクタ内にL名の最強ユーザを含めることができ、第2グループは同じセクタ内にL名の残りの最強ユーザを含めることができる、などである。
雑音がない、ユーザグループmに対する受信信号は次のように表すことができる。
Figure 2010510722
但し、 はグループmのL名のユーザに対するL×1データベクトルであり、
はグループmのユーザに対するL×L利得行列であり、
はグループmのユーザに対するウオルシュコードのN×L行列であり、
はグループmのユーザに対するN×NのPN行列であり、
はグループmのユーザに対する(N×Δ)×Nチャネルレスポンス行列であり、
はデータベクトル に対する(N×Δ)×Lシステム行列であり、
はユーザグループmに対する受信サンプルの(N×Δ)×1ベクトルである。
ベクトルm及び行列 及びmは、グループmのユーザに対するデータシンボル、利得、及びウオルシュコードをそれぞれ含む。これらユーザは同じセクタ又は異なるセクタに属してもよい。行列 はグループmの複数のユーザが同じウオルシュコードでコードチャネルに割当てられていれば二重の列(duplicate columns)を含むことができる。 はグループmのユーザに送信する全てのセクタに対するPNチップを含む。 はグループmのユーザに対する複合チャネル利得を含む。グループmのユーザが1つのセクタに属していれば、 及び は1つのセクタに対するPNチップ及びチャネル利得を含む。グループmのユーザが複数のセクタに属していれば、 及び はこれら複数のセクタに対するPNチップ及びチャネル利得を含むブロック対角行列、1つの対角チャネル利得行列及びセクタ毎の1つのPN行列である。 は雑音がない場合のグループmの全てのユーザに対する受信サンプルを含む。
ユーザグループmに対するシステム行列は次のように与えることができる。
Figure 2010510722
システム行列 はデータベクトル によって観察されるチャネルレスポンスだけでなく全ての処理を表す。 の高さは(チップの数で)時間に関連し、 の幅はグループmのユーザの数によって決められる。単一システム行列TはK個全てのセクタのM・L名の全てのユーザに対して定義し得る。しかしながら、単一大システム行列Tに対する処理は計算的に厳しくなる。
M個のユーザグループに対する無線装置120での受信サンプルは次のように表すことができる。
Figure 2010510722
第1繰返しについては、各ステイジがその入力信号に基づいてデータ検波を行い、そのステイジによって処理されているユーザ利得に対する検波信号を得る。また、各ステイジはそのユーザグループに対する信号を再構成し、次のステイジの入力信号となる、このステイジに対する出力信号を得るためにその入力信号から再構成信号を差し引く。実例として、M=3である場合については、受信信号か次のように表すことができる。
Figure 2010510722
受信信号yは第1繰返しの第1ステイジに対する入力信号 1,0である、即ち 1,0である。
第1繰返しにおいて、3つのユーザグループに対する3つのステイジによる処理は次のように表すことができる。
Figure 2010510722
Figure 2010510722
第2繰返しは3つのユーザグループに対して行える。第1繰返しの最後のステイジからの出力信号y1,3は第2繰返しの第1ステイジに対する入力信号 2,0として、即ち 2,0 1,3として使用される。
第2繰返しにおいて、第1ステイジは、次のように、第1ユーザグループに対する再構成信号を入力信号に再加算される。
Figure 2010510722
但し、 2,1は第1ユーザグループに対する信号及び他のユーザグループに対する残差及び雑音を含む再構成信号である。 2,1のユーザグループの信号は 2,1が他のユーザグループに対する実際の信号の代わりに残差を含むのでより高い品質を持つ可能性がある。
第1ステイジは第1ユーザグループに対する改善検波信号を得るために再構成信号 2,1にデータ検波を行う。第1ユーザグループによる信号は次のステイジの入力信号となる、第1ステイジに対する出力信号を得るために再構成され、再構成信号から除去し得る。
第2繰返しについては、3つのユーザグループに対する3ステイジによる処理が次のように表すことができる。
Figure 2010510722
Figure 2010510722
一般的に、いくつもの繰返しがM個のユーザグループに対して行い得る。所定の繰返しiの最後のステイジからの出力信号は次の繰返しi+1の第1ステイジに対する入力信号として使用し得る。第2繰返し以降の各ステイジについては、ユーザグループに対する再構成信号が再生信号を得るためにそのステイジに対する入力信号に再加算される。各繰返しにおけるステイジ毎に、ユーザグループに対する信号が検波され、再構成され、そのステイジに対する入力/再生信号か差し引かれて次のステイジのための出力信号を得る。信号品質は一般的に各繰返し後に改善される。故に、検波信号は通常各繰返し後にはより正確となる。
図4は図2のプロセッサ260の実施形態である、繰返し検波及除去のためのプロセッサ260aのブロック図である。プロセッサ260aはM個のユーザグループに対するM個の処理ステイジ420a乃至420Mを含む。セクタベース処理については、各ステイジが1つのセクタに対する処理を行う。全てのセクタが処理されていればMはKに等しく、若干のセクタが処理されれば、例えば、弱セクタがスキップされていればKより小さくなるかもしれない。
多重化器410は1つの入力に受信信号が供給され、他の入力に最終ステイジ420Mからの出力信号 i,Mが供給される。但し、下付iは繰返しの数を示す。多重化器410は第1繰返しに対して受信信号を提供し、続く繰返し毎に出力信号 i,Mを提供する。
Figure 2010510722
メモリ430はM個のステイジからの中間結果、例えば、検波信号、再構成信号、などを記憶する。中間結果はチップ、シンボル、などの形で記憶し得る。メモリ430は必要に応じてM個のステイジに中間結果を提供する。
各ステイジは検波及び除去法並びに等化、検波及び除去法のような種々の手法を用いてそのユーザグループに対して処理を行うことができる。これらの手法は以下に説明する。
図5は検波及び除去を行うステイジ420xの実施形態を示す。ステイジ420xは図4におけるM個のステイジ420a乃至420Mの各々に使用し得る。次の説明では、ステイジ420xはステイジmと呼び、ユーザグループmに対する処理を実行する。
Figure 2010510722
Figure 2010510722
Figure 2010510722
加算器518は再生信号から再構成信号を差し引き、次のように表すことができる、ステイジmに対する出力信号 i,mを提供する。
Figure 2010510722
繰返しiのステイジmに対する再生信号 i,mは次のように表すことができる。
Figure 2010510722
但し、 i,mは繰返しiのステイジに対する合計雑音及び干渉である。
合計雑音及び干渉 i,mは次のように表すことができる。
Figure 2010510722
第1繰返しについては、 i,mは前回のステイジで除去したユーザグループ1乃至m−1に対する残差 1,j及び後のステイジで処理されるユーザグループm+1乃至Mに対する信号 を含む。続く繰返し毎に、 i,mは今回の繰返しからのユーザグループ1乃至m−1に対する残差 i,j及び前回の繰返しi−1からのユーザグループm+1乃至Mに対する残差ei-1,jを含む。
データ検波は線形最小平均二乗誤差(MMSE)、最小二乗(LS)、又は他のデータ検波法を用いて再生信号に行える。データ検波は、次のように、線形MMSE法に基づいてユーザグループmに対して行うことができる。
Figure 2010510722
Figure 2010510722
このとき、式(18)は次のように表すことができる。
Figure 2010510722
式(19)は上述したように、行列反転補助定理及び dd,m及び vv,i,mに対する仮定を用いて式 (18)から求められる。
また、データ検波は、次のように、最小二乗法に基づいてユーザグループmに対して行うことができる。
Figure 2010510722
図6は等化、検波及び除去を行うステイジ420yの実施形態を示す。ステイジ420yはまた図4のM個のステイジ420a乃至420Mの各々に使用し得る。下記説明では、ステイジ420yはステイジmと呼ばれ、ユーザグループ、に対する処理を行う。
Figure 2010510722
等化は線形MMSE,最小二乗、又はある他の等化手法を用いて行える。等化行列は、次のように、旋回MMSE法に基づいて求められる。
Figure 2010510722
また、等化行列は、次のように、最小二乗法に基づいて求めることができる。
Figure 2010510722
但し、 is,mはユーザグループmに対する最小二乗等化行列である。
等化は次のようにユーザグループmに対して行うことができる。
Figure 2010510722
式(23)は次のように近似し得る。
Figure 2010510722
合計雑音及び干渉 i,mは次のように表すことができる。
Figure 2010510722
データ検波は線形MMSE,最小二乗、又はある他の検波法を用いて等化信号に行うことができる。データ検波は、次のように、線形MMSE法に基づいてユーザグループmに対して行うことができる。
Figure 2010510722
但し、 vv,i,mは合計雑音及び干渉 i,mに対する共分散行列である。利得行列 及び共分散行列 vv,i,mは下記のように決定し得る。
合計雑音及び干渉行列 i,mはホワイトに近似してもよい。データ検波は次のように行うことができる。
Figure 2010510722
また、データ検波は、次のように、最小二乗法に基づいてユーザグループmに対して行うことができる。
Figure 2010510722
Figure 2010510722
所定のセクタによって送信される順方向リンク信号が1以上の信号経路を介して無線装置に達することができる。これらの信号経路はラインオブサイト経路及び/又は環境により電波の反射によって作られる反射経路を含む。マルチパス効果はISIを生じる。ISIは受信信号のデータシンボルが時間とともに不鮮明となり、受信信号の1以上の他のシンボルに歪みとして作用する現象である。
前回、今回及び次回のシンボル期間のデータはISIを捕獲し除去するために連続的に処理し得る。このとき、受信信号は次のように表すことができる。
Figure 2010510722
但し、 及び は3つのシンボル期間のデータベクトルであり、
及び は3つのシンボル期間のシステム行列である。
データベクトル は今回のシンボル期間(“c”)のK個全てのセクタ内の全てのユーザに対するデータシンボルを含む。システム行列 は今回のシンボル期間のK個全てのセクタ内の全てのユーザをカバーする。同様に、 及び は前回のシンボル期間(“p”)の全てのユーザをカバーし、 及び は次回のシンボル期間(“n”)の全てのユーザをカバーする。
式(29)はシステム行列の列空間の3倍の増加及び計算複雑さの対応する増加が前回、今回及び次回シンボル期間を同時に考慮することに起因することになる。
原因除去と呼ばれる、実施形態では、前回のシンボル期間の検波シンボルが繰返し処理前の受信信号から差し引かれる。この実施形態は前回のシンボルによるISIを占めている間の計算増加を緩和する。シンボル期間tでの検波シンボルは次のシンボル期間t+1に記憶され、使用され得る。シンボル期間t+1では、前回のシンボル期間tの記憶検波シンボルは、次のように、入力信号から差し引くことができる。
Figure 2010510722
原因及び非原因除去と呼ばれる、他の実施家板では、前回、今回及び次回のシンボル期間に対する検波シンボルは繰返し処理以前の受信信号から差し引かれる。メモリに記憶することができる、全ての関心シンボル期間に対する検波シンボルを得るために一ラウンドの処理が、例えば、原因除去を持つ受信信号 に行うことができる。原因及び非原因除去を持つ受信信号は次のように求められる。
Figure 2010510722
Figure 2010510722
Figure 2010510722
多重化器710は1つの入力にブロック702からの受信信号 cを、他の入力にブロック704からの受信信号 cnを、そして第3入力に最後のステイジ720Mからの出力信号 i,Mを受ける。多重化器710は第1ラウンドの第1繰返しに対して受信信号yを、第2ラウンドの第1繰返しに対して受信信号 cnを、そして各後続の繰返しに対して出力信号 i,Mを提供する。処理ステイジ720a乃至720Mは上述したように多重化器710からの信号を処理する。例えば、各処理ステイジ720は図5又は6に示されるように実施し得る。メモリ730は検出信号及び/又は再構成信号を記憶し、必要に応じてこれらの信号をブロック702,ブロック704,及びステイジ720に提供する。
各繰返しにおいて、M個のユーザグループは最強ユーザグループから最弱ユーザグループに順次に処理し得る。これは(もしあれば)強ユーザグループからの信号が除去されてしまうのでユーザグループ毎に検波性能を改善できる。ユーザグループは他の順序でも処理可能である。一般的に、早く処理されたユーザグループからの干渉が取り除かれるので、ユーザグループの逐次処理が各逐次処理されるユーザグループに対して徐々に改良する信号品質をもたらすことができる。
無線装置は単一セクタからの信号を再生するのが望ましい。実施形態では、所望の信号を含むユーザグループは他のユーザグループから信号を除去した後に最後のステイジで処理される、他の実施形態では、M個のユーザグループは上述したように最強から最弱に処理される。所望のユーザグループが処理される最後のユーザグループでなければ、所望のユーザグループに対する再生信号を得るために所望のユーザグループに対する再構成信号は最後のステイジからの出力信号に再加算することができる。この後、再生信号は所望の信号を検波するために処理し得る。
無線装置は、例えば、ソフトハンドオフのために、複数のセクタから信号を再生することが望ましい。実施形態では、これらのセクタからの所望の信号を含むユーザグループは他のユーザグループからの信号を除去した後に最後の若干のステイジで処理される。他の実施形態では、M個のユーザグループは、上述したように、最強から最弱に処理される。所望のユーザグループ毎に、そのユーザグループに対する再構成信号が最後のステイジからの出力信号に再加算でき、再生信号がそのユーザグループからの信号を再生するために処理し得る。
一度に1ユーザグループで、M個のユーザグループの連続する処理は幾つかの利点を持つことができる。第一に、1つのユーザグループに対するベクトル及び行列のサイズが完全マルチユーザ検波(MUD)で全てのユーザに対するベクトル及び行列のサイズよりかなり小さくできる。第二に、M個のユーザグループの連続処理が続いて処理される各ユーザグループに対して徐々に改善した信号品質をもたらすことができる。M個のユーザグループの繰返し処理は検波性能を更に向上する。
Figure 2010510722
但し、hk,iはセクタkの信号路iのチャネル利得である。各セクタは無線環境に依存して、無線装置で多数の信号路のいくつかと関連し得る。
第1繰返しの各ステイジmについて、前回のステイジによって処理されたユーザグループの電力が(わずかながら)取り除かれており、ステイジmによって処理されているユーザグループの電力が雑音電力を一部とはならない。合計受信電力は次のように表すことができる。
Figure 2010510722
但し、Pprior_stages, Pcurrent_stage,及びPlater_stagesはそれぞれ前回、今回、及び次回のステイジによって処理されるユーザグループの電力である。Plater_stagesは処理されていないグループの電力を含むこともできる。電力は第1繰返しと各後続の繰返しとの間に違いがあってもよい。
Figure 2010510722
但し、K及びNは後のステイジによって処理される全てのユーザグループを含む。
続く繰返し毎に、σ2 v,i,mは以前の繰返しi−1からのユーザグループm+1乃至Mに対する残差 i-1,jだけでなく現在の繰返しiからのユーザグループ1乃至m−1に対する残差 i,jによって決定される。
式(34)における熱雑音σ2 nは次のように表すことができる。
Figure 2010510722
式(26)及び(27)において、共分散行列 vv,i,mは次のように推定できる。式(23)は次のように書換えることができる。
Figure 2010510722
Figure 2010510722
Figure 2010510722
i,mの共分散は次のように推定できる。
Figure 2010510722
i,mの共分散は次のように表すことができる。
Figure 2010510722
各セクタにおける各ユーザ(即ちコードチャネル)の利得はユーザグループ毎に利得行列 を形成するために推定及び使用できる。利得を推定するために、受信信号は次のように処理できる。
Figure 2010510722
kの要素は次のように表すことができる。
Figure 2010510722
式(42)の二乗演算及び期待値は無関係であると仮定される、 におけるデータシンボルを取り除く。
Figure 2010510722
但し、Gk,nはコードチャネルnに対するスケール化電力利得である。
次に、コードチャネルに対するスケール化利得は次のように求めることができる。
Figure 2010510722
但し、gk,pilot及びGk,pilotはそれぞれセクタkに対するパイロットチャネルの利得及び電力利得である。
式(44)において、コードチャネルの利得はパイロットチャネルの利得gk,pilotに関して与えられる。これはチャネルレスポンス行列 がパイロットに基づいて求められ、式(44)からスケール化利得によって除去されることになる、パイロットチャネルの利得gk,pilotを含むので望ましい形態である。
式(43)乃至(44)に示される処理はセクタ毎に行うことができる。ユーザグループ毎の利得行列Gはそのグループのユーザに対して推定される利得に基づいて形成できる。
図8はコードチャネル利得推定ユニット800のブロック図である。図8は1つのセクタkに対するN個のコードチャネルの利得を推定する処理を示している。利得推定ユニット800内では、ユニット810はチャネル整合フィルタ処理を行い、の受信サンプルにセクタkに対する の複素共役チャネル利得を乗算する。乗算器812はユニット810の出力にセクタkに対する複素共役PNチップを乗算し、デスプレッドサンプルを提供する。ユニット814はシンボル期間毎にN個のデスプレッドサンプルに高速アダマール変換(FHT)を行い、 のN個の要素である、N個のコードチャネルに対するN個の非保護シンボルを提供する。ユニット814はN個全てのコードチャネルに対するウオルシュ非保護を効率的に行う。
ユニット820aはコードチャネル毎に非保護シンボルの二乗絶対値を計算する。フィルタ822aはコードチャネル毎にユニット820aの出力をフィルタ処理する。フィルタ822aの出力は式(42)の期待値の推定である。
雑音及び干渉分散はパイロットチャネルに対する非保護シンボルに基づいて推定される。ユニット816はパイロットチャネルに対する非保護シンボル毎に1シンボル期間の遅延を与える。加算器818は遅延非保護シンボルを現在の非保護シンボルから差し引き、差を提供する。パイロットシンボルは一定であるので、差を取ることによって、シンボル期間からシンボル期間までランダムであると見なされる、雑音及び干渉を捕らえながらパイロット変調が排除される。ユニット820bは加算器818からの差の二乗絶対値を計算し、更に加算器818による差分演算を考慮するため結果を2で割る。フィルタ822bはユニット820bの出力をフィルタ処理し、推定雑音及び干渉分散σ2 v,kを提供する。
Figure 2010510722
コードチャネル毎の受信電力は次のように、そのコードチャネルに対するスケール化利得gk,n及びセクタkに対する受信電力に基づいて決定される。
Figure 2010510722
但し、Pk,piloはセクタkに対する受信パイロット電力であり、
Pk,nはセクタkのコードチャネルnに対する受信電力である。
図9は繰返し検波及び除去を行うための処理900の実施形態を示している。複数グループのコードチャネルが少なくとも1つのセクタに対する複数のコードチャネルについて形成される(ブロック910)。各グループは(セクタベース処理のための)1つのセクタ、(ローカル処理のための)1つのセクタに対する全てのコードチャネルのサブセット、又は(グローバル処理のための)複数のセクタに対する複数のコードチャネルを含むことができる。処理は複数の繰返しにおける複数グループのコードチャネルに対して行われる(ブロック920)。各繰返しについては、データ検波及び信号除去が複数のステイジで、例えば、最大受信電力を有する第1グループで開始し、最小受信電力を有する最終グループで終了する逐次順序で、複数グループのコードチャネルに対して行われる(ブロック930)。
図10は1回の繰返しにおいて1ステイジによって行われる検波及び除去処理1000の実施形態を示す。処理1000は図9のブロック930に使用できる。データ検波はステイジによって処理されているグループのコードチャネルに対する検波信号を得るために行われる(ブロック1012)。グループのコードチャネルに対する信号は検波信号に基づいて再構成される(ブロック1014)。再構成信号はステイジに対する出力信号を得るために除去される(ブロック1016)。
ブロック1012のデータ検波については、システム行列がグループのコードチャネルに対して決定できる。グループのコードチャネルに対する雑音及び干渉の分散も推定できる。その後、グループのコードチャネルに対するデータ検波フィルタはシステム行列及び場合により雑音及び干渉の分散に基づいて、例えば、式(19)又は(20)にそれぞれ示されるような線形MMSE又は最小二乗法に従って、求めることができる。この後、データ検波は、例えば、式(19)又は(20)に示されるようにグループのコードチャネルに対する検波信号を得るためにデータ検波フィルタを用いて行われる。
図11は1回の繰返しにおいて1ステイジによって行われる等化、検波及び除去処理1100の実施形態を示している。処理1100は図9のブロック930にも使用できる。ステイジによって処理されているグループのコードチャネルに対する等化信号を得るために等化が行われる(ブロック1110)。グループのコードチャネルに対する検波信号を得るために等化信号にデータ検波が行われる(ブロック1112)。グループのコードチャネルの信号は検波信号に基づいて再構成される(ブロック1114)。再構成信号はステイジに対する出力信号を得るために除去される(ブロック1116)。
ブロック1110の等化については、利得行列がグループのコードチャネルに対して推定できる。グループのコードチャネルに対する雑音及び干渉の共分散も推定し得る。その後、グループのコードチャネルに対するデータ検波フィルタは利得行列及び場合により絶音及び干渉の共分散に基づき、例えば、式(27)又は(28)にそれぞれ示されるような線形MMSE又は最小二乗法に従って、取得することができる。その後、例えば、式(27)又は(28)に示されるように、グループのコードチャネルに対する検波信号を得るためにデータ検波フィルタを用いてデータ検波が行われる。
図10の処理1000及び図11の処理1100については、第1繰返し後の各逐次繰返し毎に、グループのコードチャネルに対する以前の繰返しにおいて得られる再構成信号が再生信号を得るためにステイジに対する入力信号に再加算できる。その後、再生信号に基づいてグループのコードチャネルに対してデータ検波及び信号除去が行うことができる。
図9に戻り、原因除去のために、前回のシンボル期間の信号が受信信号から取り除くことができる。その後、ブロック920及び930での処理が前回のシンボル期間の信号を除去した後に行うことができる。原因及び非原因除去のために、前回のシンボル期間の信号及び次回のシンボル期間の信号が受信信号から除去できる。ブロック920及び930での処理は前回及び次回シンボル期間の信号を除去した後に実行できる。
ここに記載されている手法は種々手段によって実施できる。例えば、これら技術はハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、又はその組合せで実施できる。ハードウェア実施については、送信機での処理ユニットは1以上のアプリケーション特定集積回路(ASICs)、デジタル信号プロセッサ(DSPs)、デジタル信号処理装置(DSPDs)、プログラマブルロジック装置(PLDs)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGAs)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、電子装置、ここに記載された機能を実行するように設計された他の電子装置、又はその組合せ内で実施できる。
ファームウェア及び/又はソフトウェア実施については、本手法はここに記載された機能を実行するモジュール(例えば、手順、機能、等)で実施し得る。ファームウェア及び/又はソフトウェアコードはメモリ(例えば、図2のメモリ292)に記憶でき、プロセッサ(例えば、プロセッサ290)によって実施し得る。メモリはプロセッサ内又はプロセッサの外部で実施し得る。
開示された実施形態の先の説明は当業者が開示を製造又は使用できるように提供されている。これら実施形態の種々の変形は当業者には容易に理解され、ここに定義されている一般的原理は開示の精神又は範囲を逸脱しないで他の実施形態に適用できる。故に、本開示はここに示された実施形態に限定されることを意図していないがここに開示された原理及び新規特徴と一致する最大範囲を受けることである。

Claims (30)

  1. 複数の繰返しで複数グループのコードチャネルに対して処理を行い、繰返し毎に、複数ステイジで複数グループのコードチャネルに対してデータ検波及び信号除去を行うように構成される少なくとも1つのプロセッサにより構成される装置。
  2. 各繰返しのステイジ毎に、前記少なくとも1つのプロセッサはグループのコードチャネルに対する検波信号を得るためにデータ検波を行い、前記検波信号に基づいて前記グループのコードチャネルに対する信号を再構成し、前記ステイジに対する出力信号を得るために前記再構成信号を除去するように構成される、請求項1の装置。
  3. 前記少なくとも1つのプロセッサは前記グループのコードチャネルに対するシステム行列を決定し、前記システム行列に基づいて前記グループのコードチャネルに対するデータ検波フィルタを取得し、前記グループのコードチャネルに対する前記検波信号を得るために前記データ検波フィルタを用いてデータ検波を行うように構成される、請求項2の装置。
  4. 前記少なくとも1つのプロセッサは前記グループのコードチャネルに対する雑音及び干渉の分散を推定し、更に前記雑音及び干渉の前記分散に基づいて前記データ検波フィルタを取得するように構成される、請求項3の装置。
  5. 前記少なくとも1つのプロセッサは線形最小平均二乗誤差(MMSE)又は最小二乗法に従って前記データ検波フィルタを取得するように構成される、請求項3の装置。
  6. 各繰返しのステイジ毎に、前記少なくとも1つのプロセッサはグループのコードチャネルに対する等化信号を得るために等化を行い、前記グループのコードチャネルに対する検波信号を得るために前記等化信号にデータ検波を行い、前記検波信号に基づいて前記グループのコードチャネルに対する信号を再構成し、前記ステイジに対する出力信号を得るために前記再構成信号を除去するように構成される、請求項1の装置。
  7. 前記少なくとも1つのプロセッサは前記グループのコードチャネルに対する等化行列を取得し、前記等化信号を得るために前記等化行列を用いて等化を行うように構成される、請求項6の装置。
  8. 前記少なくとも1つのプロセッサは線形最小平均二乗誤差(MMSE)又は最小二乗法に従って前記等化行列を求めるよう構成される、請求項7の装置。
  9. 前記少なくとも1つのプロセッサは前記グループのコードチャネルに対する利得行列を推定し、前記利得行列に基づいて前記グループのコードチャネル対するデータ検波フィルタを取得し、前記グループのコードチャネルに対する前記検波信号を得るために前記データ検波フィルタを用いて前記等化信号にデータ検波を行うように構成される、請求項6の装置。
  10. 前記少なくとも1つのプロセッサは前記グループのコードチャネルに対する雑音及び干渉の共分散を推定し、更に前記雑音及び干渉の前記共分散に基づいて前記データ検波フィルタを取得するよう構成される、請求項9の装置。
  11. 第1繰返しの後の各繰返しのステイジ毎に、前記少なくとも1つのプロセッサは第2信号を得るためにグループのコードチャネルに対する前回の繰返しにおいて得られた第1信号を入力信号に加算し、前記第2信号に基づいて前記グループのコードチャネルに対してデータ検波及び信号除去を行うように構成される、請求項1の装置。
  12. 前記少なくとも1つのプロセッサは前回のシンボル期間に信号を除去し、前記前回のシンボル期間に前記信号を除去した後に複数の繰返しにおいて前記複数グループのコードチャネルに対して処理を行うように構成される、請求億1の装置、
  13. 前記少なくとも1つのプロセッサは前回のシンボル期間の信号及び磁界の信号機間の信号を除去し、前記前回及び次回のシンボル期間の前記信号を除去した後に複数の繰返しで前記複数グループのコードチャネルに対して処理を行うように構成される、請求項1の装置。
  14. 前記複数グループのコードチャネルの各々に対して、前記少なくとも1つのプロセッサは前記グループの前記コードチャネルに対する非保護シンボルを取得し、前記グループのコードチャネル毎に前記非保護シンボルの平均二乗絶対値を決定し、前記コードチャネルに対する前記非保護シンボルの前記平均二乗絶対値に基づいて前記グループのコードチャネル毎に利得を決定するように構成される、請求項1の装置。
  15. 前記複数グループのコードチャネルの各々に対して、前記少なくとも1つのプロセッサはパイロットチャネルに対する非保護シンボルに基づいて雑音及び干渉の分散を推定し、更に前記雑音及び干渉の前記分散に基づいてコードチャネル毎に前記利得を決定するように構成される、請求項14の装置。
  16. 前記少なくとも1つのプロセッサは少なくとも1つのセクタに対する複数のコードチャネルの受信電力を決定し、前記受信電力に基づいて前記複数グループのコードチャネルを形成するように構成される、請求項1の装置。
  17. 前記少なくとも1つのプロセッサは最大受信電力を有する第1グループで開始し、最小受信電力を有する最終グループで終了して、繰返し毎に逐次順序で前記複数グループのコードチャネルに対してデータ検波及び信号除去を行うように構成される、請求項16の装置。
  18. 各グループは1つのセクタに対する全てのコードチャネルを含む、請求項1の装置。
  19. 各グループは1つのセクタに対する全てのコードチャネルのサブセットを含む、請求項1の装置。
  20. 各グループは複数のセクタに対する複数のコードチャネルを含む、請求項1の装置。
  21. 複数の繰返しで複数グループのコードチャネルに対して処理を行うこと、
    繰返し毎に複数ステイジで前記複数グループのコードチャネルに対してデータ検波及び信号除去を行うこと、
    を含む方法。
  22. 前記データ検波及び信号除去を行うことは、各繰返しのステイジ毎に、
    グループのコードチャネルに対する検波信号を得るためにデータ検波を行うこと、
    前記検波信号に基づいて前記グループのコードチャネルに対する信号を再構成すること、
    前記して維持に対する出力信号を得るために前記再構成信号を除去すること、
    を含む、請求項21の方法。
  23. 前記データ検波及び信号除去を行うことは、各繰返しのステイジ毎に、
    グループのコードチャネルに対する等化信号を得るために等化を行うこと、
    前記グループのコードチャネルに対する検波信号を得るために前記等化信号にデータ検波を行うこと、
    前記検波信号に基づいて前記グループのコードチャネルに対する信号を再構成すること、
    前記ステイジに対する出力信号を得るために前記再構成信号を除去すること、
    を含む、請求項21の方法。
  24. 前記データ検波及び信号除去を行うことは、各繰返しのステイジ毎に、
    第2信号を得るためにグループのコードチャネルに対する前回の繰返しにおいて得られた第1信号を入力信号に加算すること、
    前記第2信号に基づいて前記グループのコードチャネルに対してデータ検波及び信号除去を行うこと、
    を含む、請求項21の方法。
  25. 少なくとも1つのセクタに対する複数のコードチャネルの受信電力を決定すること、
    前記受信電力に基づいて前記複数グループのコードチャネルを形成すること、
    を含み、
    前記データ検波及び信号除去を行うことは最大受信電力を持つ第1グループで開始し、最小受信電力を持つ最終グループを終了して、繰返し毎に逐次順序で前記複数グループのコードチャネルに対してデータ検波及び信号除去を行うことを含む、
    請求項21の方法。
  26. 複数の繰返しで複数グループのコードチャネルに対して処理を実行する手段と、
    繰返し毎に複数ステイジで前記複数グループのコードチャネルに対してデータ検波及び信号除去を実行する手段と、
    を含む装置。
  27. 前記データ検波及び信号除去を実行する手段は、各繰返しのステイジ毎に、
    グループのコードチャネルに対する検波信号を得るためデータ検波を実行する手段と、
    前記検波信号に基づいて前記グループのコードチャネルに対する信号を再構成する手段と、
    前記ステイジに対する出力信号を得るために前記再構成信号を除去する手段と、
    を含む、請求項26の装置。
  28. 前記データ検波及び信号除去を実行する手段は、各繰返しのステイジ毎に、
    グループのコードチャネルに対する等化信号を得るために等化を実行する手段と、
    前記グループのコードチャネルに対する検波信号を得るために等化を実行する手段と、
    前記グループのコードチャネルに対する電波信号を得るために前記等化信号にデータ検波を実行する手段と、
    前記検波信号に基づいて前記グループのコードチャネルに対する信号を再構成する手段と、
    前記ステイジに対する出力信号を得るために前記再構成信号を除去する手段と、
    を含む、請求項26の装置。
  29. 前記データ検波及び信号除去を実行する手段は、第1繰返し後の各繰返しのステイジ毎に、
    第2信号を得るためにグループのコードチャネルに対して前回繰返しにおいて得られた第1信号を入力信号に加算する手段と、
    前記第2信号に基づいて前記グループのコードチャネルに対してデータ検波及び信号除去を実行する手段と、
    を含む、請求項26の装置。
  30. 少なくとも1つのセクタに対する複数のコードチャネルの受信電力を決定する手段と、
    前記受信信号に基づいて前記複数グループのコードチャネルを形成する手段と、
    を更に有し、
    前記データ検波及び信号除去を実行する手段は最大受信電力を持つ第1グループで開始し、最小受信電力を持つ最終グループを終了して、繰返し毎に逐次順序で前記複数グループのコードチャネルに対してデータ検波及び信号除去を実行する手段を含む、
    請求項26の装置。
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