JP2010507097A - 赤外線マイクロボロメータセンサの伝導構造 - Google Patents

赤外線マイクロボロメータセンサの伝導構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2010507097A
JP2010507097A JP2009533366A JP2009533366A JP2010507097A JP 2010507097 A JP2010507097 A JP 2010507097A JP 2009533366 A JP2009533366 A JP 2009533366A JP 2009533366 A JP2009533366 A JP 2009533366A JP 2010507097 A JP2010507097 A JP 2010507097A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
microbolometer
bolometer
conductive
conductive layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009533366A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010507097A5 (ja
Inventor
リャン、ミン−レン
コフィー、ケビン・アール
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sensormatic Electronics Corp
Original Assignee
Sensormatic Electronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sensormatic Electronics Corp filed Critical Sensormatic Electronics Corp
Publication of JP2010507097A publication Critical patent/JP2010507097A/ja
Publication of JP2010507097A5 publication Critical patent/JP2010507097A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J5/00Radiation pyrometry, e.g. infrared or optical thermometry
    • G01J5/10Radiation pyrometry, e.g. infrared or optical thermometry using electric radiation detectors
    • G01J5/20Radiation pyrometry, e.g. infrared or optical thermometry using electric radiation detectors using resistors, thermistors or semiconductors sensitive to radiation, e.g. photoconductive devices
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J5/00Radiation pyrometry, e.g. infrared or optical thermometry
    • G01J5/10Radiation pyrometry, e.g. infrared or optical thermometry using electric radiation detectors
    • G01J5/20Radiation pyrometry, e.g. infrared or optical thermometry using electric radiation detectors using resistors, thermistors or semiconductors sensitive to radiation, e.g. photoconductive devices
    • G01J2005/202Arrays
    • G01J2005/204Arrays prepared by semiconductor processing, e.g. VLSI

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Radiation Pyrometers (AREA)

Abstract

赤外線マイクロボロメータセンサの伝導構造及び電磁放射を感知する方法を与えることができる。マイクロボロメータは、第1の導電層(64)及び第2の導電層(68)を含むことができる。マイクロボロメータは、第1の導電層と第2の導電層との間にボロメータ層(62)をさらに含むことができる。

Description

本発明は、概括的にはセンサ及び検出器を含む監視装置に関し、より詳細には赤外線センサ又は撮像装置に関する。
監視装置は、多くの異なる用途に使用されている。例えば、監視システムの一部をなす検出器及びセンサは、侵入セキュリティ及び映像監視に使用することができる。他の用途としては、例えば、火災検出及び緊急対応が挙げられる。その用途は、例えば、軍用、非軍用、個人用等であってよい。異なる種類の装置を、例えばその装置が使用される特定の用途又はシステムに基づいてことができる。例えば、サーマルカメラとして構成された赤外線(IR)撮像装置をこれらのシステムと併せて使用して、温度変化を検出することができる。
様々な種類のIR撮像装置が既知であり、一般に、入射電磁放射を検出するボロメータ素子又はマイクロボロメータ素子を含む。こういったボロメータは本質的に、最適な信号及び雑音特性のために特定の合計抵抗を維持する必要がある抵抗温度計である。したがって、大きな値の抵抗温度係数(TCR)を有する材料が、よりよいIR感知性能を生み出すために好ましい。
IR撮像装置に関して、冷却式システム及び非冷却式システムの両方が既知である。例えば、ボロメータを有するIR撮像装置は、極低温冷却システム等の冷却システムを含み得、典型的に軍事用途に使用されることが知られている。こういった装置は、複雑でサイズが大きいことが多い。さらに、こういった冷却式撮像装置のコストは高い。マイクロボロメータを有する非冷却式システムはより安価であり、設計がより小さい。しかし、こういった非冷却式システムは通常、ボロメータの面内伝導モード設計により、抵抗性のより低いボロメータ膜材料を含まなければならない。抵抗性のより低い材料は、多くの場合、同様であるが抵抗性のより高い材料と比較した場合、より低い値のTCRを有する。ボロメータ膜の厚さを増大させて導電性を向上させると、素子の感知部分の熱慣性/容量が増大し、それにより、撮像装置の全体性能が低減する。より安価な非冷却式システムの品質、例えば撮像品質は通常、より高価な冷却式システムの品質よりも低い。
第1の導電層及び第2の導電層を含むことができるマイクロボロメータを与えることができる。マイクロボロメータは、第1の導電層と第2の導電層との間にボロメータ層をさらに含むことができる。マイクロボロメータを使用するサーマルカメラを与えることもできる。
電磁放射を検出する方法を与えることもできる。この方法は、熱感度の高い膜において電磁放射を受けることを含むことができる。この方法は、略垂直の導電モードを使用して受け取った電磁放射に基づいてボロメータ材料の抵抗変化を感知することをさらに含むことができる。
本発明の様々な実施形態のよりよい理解のためには、以下の図面と併せて読まれるべき下記の詳細な説明を参照されたい(各図中、同様な参照番号は同様な部分を示す)。
本発明の実施形態により構成された赤外線(IR)撮像装置のブロック図である。 本発明の実施形態により構成されたマイクロボロメータアレイの上面斜視図である。 本発明の実施形態により形成されたマイクロボロメータ層を示す側面立面図である。 本発明の実施形態により形成されたマイクロボロメータの構造を示す上面斜視図である。
説明を簡単且つ容易にするために、本明細書では本発明をその様々な実施形態に関連して説明する。しかし、当業者ならば、様々な実施形態の特徴及び利点を様々な構成で実施してもよいことを理解しよう。したがって、本明細書において説明される実施形態は限定的なものではなく、例示として示されることを理解されたい。
一般に、本発明の様々な実施形態は、垂直伝導構造を有する赤外線(IR)マイクロボロメータ素子を提供する。様々な実施形態は、例えば、サーマルカメラ内の検出器として使用することができる。
特に、本発明の様々な実施形態は、例えば、赤外線カメラとして構成することができる、図1に示すIR撮像装置20において実施することができる。IR撮像装置20は一般に、1つ又は複数のレンズ24を含むことができる光学組立体22をフロントエンドに含むことができる。光学組立体22は、1つ又は複数のボロメータ素子、より詳細には1つ又は複数のマイクロボロメータ(MB)ユニット28を含むことができるIRセンサ26に接続することができる。1つ又は複数のマイクロボロメータユニット26は一般に、IR撮像装置20のイメージコアを画定する。IRセンサ26は、制御ユニット30及びフィルタ/コンバータ32に接続することもできる。さらに、フィルタ/コンバータ32は、ディスプレイ36に接続することができるプロセッサ34に接続することができる。プロセッサ34はメモリ38に接続することもできる。
様々な実施形態でのIR撮像装置20は、外部冷却装置を設けていない非冷却式IR検出器として構成される。しかしながら、これに代えて、IR撮像装置20は冷却式IR検出器としてもよいことに留意されたい。より詳細には、IR撮像装置20は、非冷却式熱センサとして構成される1つ又は複数のマイクロボロメータユニット28を含むことができる。動作に際して、IR撮像装置20は、光学組立体22によって受けられ、IRセンサ26上に結像される入射電磁放射を測定するように動作する。本質的には、1つ又は複数のマイクロボロメータユニット28はそれぞれ、抵抗変化として検出される、1つ又は複数の周波数範囲の放射を測定する1つ又は複数のマイクロボロメータを含む。検出された抵抗変化が測定され処理され、処理することは、フィルタ/コンバータ32を使用して信号を任意の既知の様式でフィルタリングすること及び/又は信号をアナログ入力からデジタル出力に変換することを含むことができる。次に、プロセッサ34は、メモリ38に記憶されている設定に基づいて温度マップを生成し、その出力を熱画像としてディスプレイ36に与えることができる。
異なる制御機構をIR撮像装置20に提供してよいことに留意されたい。例えば、IR撮像装置20を制御し較正するため、例えば異なる周波数範囲の放射を受けるために、バイアス信号及び/又は基準信号を与えることができる。
1つ又は複数のマイクロボロメータユニット28は、図2に示すように個々のマイクロボロメータ42のグリッド40として構成することができ、センサアレイを画定することができる。しかし、アレイのサイズ及び寸法は所望又は所要に応じて変更可能なことに留意されたい。さらに、各マイクロボロメータ42は、各マイクロボロメータ42を基板46に接続する1つ又は複数の電極44を含むことができる。
図3に示すように、各マイクロボロメータ28は一般に、絶縁層52(例えば、絶縁リンク)を通してヒートシンク50(例えば、定温領域)に接続された吸収層48から形成することができる。温度測定素子(図示せず)を吸収層48に接続することができる。吸収層48及び温度測定素子は単一のユニットとして提供してもよいことに留意されたい。さらに、様々な実施形態での絶縁層52は空気、真空領域、又はギャップであってよいことに留意されたい。熱伝導性が絶縁層52を通って又はマイクロボロメータ28の1つ又は複数のエッジに沿って通り得ることにも留意されたい。
動作に際して、吸収層48によって吸収される放射は、吸収されるパワーが高いほど、温度が高くなるように、ヒートシンク層50の温度よりも高い温度に上昇させる。吸収層48に接続された温度測定素子は温度を測定し、温度から、吸収されたパワーを任意の既知の様式で計算することができる。したがって、グリッド40は、例えば、複数の酸化バナジウム又は非晶質シリコンの熱センサから、対応するシリコングリッド上に形成することができる。特定の範囲の波長からの赤外線放射は、上面グリッド層に衝突することができ、その層の電気抵抗を変化させる。抵抗変化は測定され、処理されて温度にされ、この温度はグラフで表すことができ、又は本明細書において説明するように画像を形成するために使用することができる(例えば、IRカメラにおいて)。グリッド40は本質的に、IR吸収塗膜を有する熱感知膜の複数のピクセルを画定する複数の感知素子を含み、赤外線エネルギーがIR吸収塗膜に照射されると、IR吸収塗膜は素子温度を上昇させ、電気抵抗を変化させる。電気抵抗の変化を電気的に感知し、処理(例えば、変換)して映像信号にすることができることに留意されたい。さらに、各ピクセルは本質的に、温度に伴って抵抗が変化するサーミスタを画定する。例えば、ピクセルは、例えば摂氏約1/20度の温度変化、又は一般には摂氏1/10度未満の温度変化を検出するように異なる様式で構成されてもよい。しかし、各ピクセルは、摂氏1度又は摂氏1度よりも大きな変化等のより高い又はより低い温度変化を検出するように構成してもよい。
マイクロボロメータ42は、例えば、半導体堆積プロセスによって形成してよいことに留意されたい。例えば、アルミニウム層を基板に堆積させ、その後、アルミニウム層上に非晶質シリコンを堆積させることができる。その後、別のアルミニウム層を非晶質シリコン上に堆積させることができる。次に、フォトリソグラフィプロセスを使用して、形成された材料に検出エリア(例えば、窓)を切り込むことができる。マイクロボロメータの形成に使用される各種ステップは、当該技術分野において任意の既知の様式で提供してよい。
本発明の様々な実施形態は、垂直伝導モードを有するマイクロボロメータを与える。より詳細には、図4に示すようなIR感知コア材料60を、第1の導電層64と第2の導電層66との間のボロメータ層62から形成することができる。特に、ボロメータ層62は感知材料(例えば、抵抗性半導体材料)から形成することができ、第1の導電層64及び第2の導電層66は、ボロメータ層62を鋏む電極層(例えば、アルミニウム導電シート)を形成する。第1の導電層64及び第2の導電層66は、対向する隅にリードを画定する、層のエッジを超えて延出する延出タブ68を含むこともできる。図4中の矢印がIR感知コア材料60を通る電子の流れを示すことに留意されたい。図4に示す構造がIRセンサ26(図1に示す)の単一のピクセルを画定できることにも留意されたい。
第1の導電層64及び第2の導電層66の両端の抵抗が、ボロメータ層62を通る抵抗と比較して非常に小さい場合、IR感知コア材料60の抵抗は以下のように定義することができる。
R=ρt/(LW) (1)
式中、ρはボロメータ層62の抵抗率を表し、tはボロメータ層62の厚さを表し、Lはボロメータ層62の長さを表し、Wはボロメータ層62の幅を表す。ボロメータ層62が薄膜層であってよく、例えば約0.01ミクロン厚であってよいことに留意されたい。
動作に際して、感知電流は、第1の導電層64のタブ68から第1の導電層64に流れ込み、面内に拡散し、ボロメータ層62の厚さ(t)を通り、対向する導電層、すなわち第2の導電層66に流れる。次に、感知電流は、第2の導電層66の面内を流れ、タブ68に集められる。タブ68が一般に第1の導電層64及び第2の導電層66の第1のリード及び第2のリードを画定できることに留意されたい。
例えば、非晶質シリコン材料から形成することができるボロメータ層62のTCRに関して、不純物添加濃度を変化させることによって広範囲の抵抗率を与えることができる。IR感知コア材料60の各種層を形成する際に、第1の導電層64及び第2の導電層66は、感知コア材料60の平面内の熱伝導性を左右しないような薄い層として形成される。熱伝導性は、熱設計中に実行される最適化の他の側面によっても低減され得る(例えば、熱的に分離された長いリード)。しかし、第1及び第2の導電層64の熱伝導性の低減は、独立した要因として本明細書において説明される。したがって、第1及び第2の導電層64の厚さは以下のように決定される。電極材料は、例えば、特に白金及びアルミニウム等であるがこれらに限定されない、高い導電性及び熱伝導性を有する金属であり得るため、第1及び第2の導電層64の厚さはボロメータ層62の厚さよりもはるかに薄くてよいことに留意されたい。したがって、感知コア材料60の面内熱伝導性が熱設計にとって重要である実施形態では、以下の式により、第1の導電層64、第2の導電層66、及びボロメータ層62の関係が定義される。
<G (2)
式中、Gc及びGbは、第1の導電層64及び第2の導電層66並びにボロメータ層62の各材料の熱伝導率であり、tc及びtbは、第1の導電層64及び第2の導電層66並びにボロメータ層62の各厚さである。
例として、非晶質Siの場合、室温近くでGb=5W/m・Kであり、ボロメータの形成に使用される他の非晶質半導体材料も同様の値を有する。Gcについては、金属の熱伝導率は金属の導電率と共に増大し、その値は、例えば100W/m・K〜400W/m・Kの範囲を有し得る。例えば、Alは、室温近くで約300W/m・Kの熱伝導率を有する。したがって、第1の導電層64及び第2の導電層66の厚さは、第1の導電層64及び第2の導電層66によって提供される追加の面内放熱が最小であるように提供される。
さらに、第1及び第2の導電層64は、より詳細に後述するように、ピクセル素子の全体抵抗に対する寄与がごくわずかな部分であるように提供される。特に以下の式が、各種層を構成するために提供される。
total=(ρ /(LW))+(2ρ L/(W)) (3)
かつ
(ρ /(LW))>(2(ρ L/(W)) (4)
式中、(1)ρb及びρcは、ボロメータ層62並びに第1の導電層64及び第2の導電層66それぞれの電気抵抗率であり、(2)tb及びtcは、ボロメータ層62並びに第1の導電層64及び第2の導電層66それぞれの厚さであり、(3)W及びLは層の幅及び長さである。
式2及び式4を組み合わせて、以下の式を導出することができる。
Figure 2010507097
したがって、式5を使用して、ボロメータ層62の厚さを決定することができる。例えば、非晶質シリコン及びアルミニウムは約103Ω・cm及び3×10−6Ω・cmの抵抗率をそれぞれ有する。式5を使用すると、結果としてtb>L10−4が得られる。すなわち、30マイクロメートル(μm)×30μmの感知面積に対してボロメータ層の最小厚は18ナノメートル(nm)である。したがって、ボロメータ層62の厚さは、例えば、50nm以上(例えば、設計許容差を織り込んで)であり得る。各種IR撮像装置用途において、ボロメータ層62の厚さは、第1及び第2の導電層64の厚さがそれぞれ10nmの場合、例えば10nm〜1000nmであってよい。しかし、ボロメータ層62の厚さは所望又は所要に応じてより大きくてもよく、又はより小さくてもよい。
したがって、本発明の様々な実施形態は、垂直伝導モードを有し、それにより、TCRを向上させ、結果として感度を向上させるマイクロボロメータを与える。したがって、より高い抵抗を有するボロメータ材料を使用して、所望又は所要の装置合計抵抗を与えることができる。負のTCRを有するボロメータ材料(例えば、非晶質Si、VOx、及び他の半導体材料)を使用する場合、抵抗が高いほど、高いTCR値が得られることに留意されたい。したがって、抵抗の高い材料を使用するほど、高いTCR係数が提供される。
例えば、本明細書において説明した各種層を含む様々な実施形態は任意の適した材料から形成してよく、例えば特定の用途に基づいてよいことに留意されたい。さらに、各種層のサイズ及び形状も所望又は所要に応じて変更することができる。さらに、様々な実施形態は、ボロメータ又はマイクロボロメータが所要又は所望とされるシステム又は装置に関連して使用することができる。
本発明を特定の様々な実施形態に関して説明したが、本発明の様々な実施形態を特許請求の範囲の趣旨及び範囲内の変更を行って実施できることを当業者ならば認識するであろう。

Claims (20)

  1. 第1の導電層と、
    第2の導電層と、
    第1の導電層と第2の導電層との間のボロメータ層とを備えるマイクロボロメータ。
  2. 第1の導電層及び第2の導電層はそれぞれ、第1及び第2の導電層のそれぞれのエッジを超えて延出するリードを備える請求項1に記載のマイクロボロメータ。
  3. 第1及び第2の導電層は、略垂直の導電モードを与えるように構成される請求項1に記載のマイクロボロメータ。
  4. 第1及び第2の導電層並びに前記ボロメータ層は、以下の式
    <G
    を使用して定義され、式中、G及びGは、第1及び第2の導電層並びに前記ボロメータ層の各材料の熱伝導率であり、t及びtは第1及び第2の導電層並びに前記ボロメータ層それぞれの厚さである請求項1に記載のマイクロボロメータ。
  5. 前記ボロメータ層の厚さは、以下の式
    Figure 2010507097
    を使用して定義され、式中、ρ及びρは、前記ボロメータ層並びに第1及び第2の導電層それぞれの抵抗率であり、G及びGは、第1及び第2の導電層の材料の熱伝導率であり、Lは前記ボロメータ層の長さである請求項1に記載のマイクロボロメータ。
  6. 前記マイクロボロメータ層は、第1の導電層と第2の導電層とに鋏まれる請求項1に記載のマイクロボロメータ。
  7. 前記マイクロボロメータ層の長さ及び幅は、第1及び第2の導電層の長さ及び幅と略同じである請求項1に記載のマイクロボロメータ。
  8. 前記ボロメータ層の厚さは少なくとも50ナノメートル(nm)である請求項1に記載のマイクロボロメータ。
  9. 第1及び第2の導電層はそれぞれ金属を含む請求項1に記載のマイクロボロメータ。
  10. 前記ボロメータ層は半導体材料を含む請求項1に記載のマイクロボロメータ。
  11. 第1及び第2の導電層の厚さは、前記ボロメータ層の厚さよりもかなり薄い請求項1に記載のマイクロボロメータ。
  12. 電子は、前記ボロメータ層を通って略垂直に流れると共に、第1及び第2の導電層のそれぞれにおいて略面内を流れる請求項1に記載のマイクロボロメータ。
  13. 第1及び第2の導電層の対向する隅に接点をさらに備える請求項1に記載のマイクロボロメータ。
  14. 前記ボロメータ層は赤外線放射を感知するように構成される請求項1に記載のマイクロボロメータ。
  15. 請求項1に記載のマイクロボロメータを備えるサーマルカメラ。
  16. 前記マイクロボロメータは赤外線(IR)放射を感知するように構成される請求項15に記載のサーマルカメラ。
  17. 前記マイクロボロメータは非冷却式装置である請求項15に記載のサーマルカメラ。
  18. 電磁放射を検出する方法であって、
    熱感知膜で電磁放射を受けること、及び
    略垂直な導電モードを使用して、前記受けた電磁放射に基づいてボロメータ材料の抵抗変化を感知することを含む方法。
  19. 導電層の間に前記熱感知膜を画定する前記ボロメータ材料を与えることをさらに含む請求項18に記載の方法。
  20. 前記受けた電磁放射に基づいて熱画像を形成することをさらに含む請求項18に記載の方法。
JP2009533366A 2006-10-19 2007-10-17 赤外線マイクロボロメータセンサの伝導構造 Pending JP2010507097A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US11/583,210 US7633065B2 (en) 2006-10-19 2006-10-19 Conduction structure for infrared microbolometer sensors
PCT/US2007/022206 WO2008143632A1 (en) 2006-10-19 2007-10-17 Conduction structure for infrared microbolometer sensors

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010507097A true JP2010507097A (ja) 2010-03-04
JP2010507097A5 JP2010507097A5 (ja) 2010-10-14

Family

ID=39317040

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009533366A Pending JP2010507097A (ja) 2006-10-19 2007-10-17 赤外線マイクロボロメータセンサの伝導構造

Country Status (9)

Country Link
US (1) US7633065B2 (ja)
EP (1) EP2076745A1 (ja)
JP (1) JP2010507097A (ja)
CN (1) CN101627290B (ja)
AR (1) AR063346A1 (ja)
AU (1) AU2007353817B2 (ja)
CA (1) CA2666711C (ja)
HK (1) HK1135766A1 (ja)
WO (1) WO2008143632A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102011056610A1 (de) * 2011-12-19 2013-06-20 Pyreos Ltd. Infrarotlichtsensorchip mit hoher Messgenauigkeit und Verfahren zum Herstellen des Infrarotlichtsensorchips
CN108458789A (zh) * 2018-04-20 2018-08-28 国家纳米科学中心 一种基于硫化钽薄膜的测辐射热计及其制备方法和用途

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05507144A (ja) * 1990-04-26 1993-10-14 オーストラリア連邦 半導体膜ボロメータ熱性赤外検出器
JPH0894434A (ja) * 1994-09-27 1996-04-12 Matsushita Electric Works Ltd 赤外線検出素子
JPH10111178A (ja) * 1996-10-08 1998-04-28 Nikon Corp 熱型赤外線センサ及びこれを用いたイメージセンサ
JP2001174336A (ja) * 1999-12-20 2001-06-29 Sharp Corp 感温材料膜およびその製造方法
JP2006278478A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Osaka Univ 赤外線センサ用薄膜、その製造方法、およびそれを用いた赤外線センサ

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5021663B1 (en) * 1988-08-12 1997-07-01 Texas Instruments Inc Infrared detector
FR2752299B1 (fr) * 1996-08-08 1998-09-11 Commissariat Energie Atomique Detecteur infrarouge et procede de fabication de celui-ci
US5945673A (en) * 1996-08-30 1999-08-31 Raytheon Company Thermal detector with nucleation element and method
US6087661A (en) * 1997-10-29 2000-07-11 Raytheon Company Thermal isolation of monolithic thermal detector
US6201243B1 (en) * 1998-07-20 2001-03-13 Institut National D'optique Microbridge structure and method for forming the microbridge structure
JP3303786B2 (ja) * 1998-08-13 2002-07-22 日本電気株式会社 ボロメータ型赤外線センサ
DE69834753T2 (de) * 1998-11-30 2007-05-31 Daewoo Electronics Corp. Infrarotempfindliches bolometer
FR2802338B1 (fr) * 1999-12-10 2002-01-18 Commissariat Energie Atomique Dispositif de detection de rayonnement electromagnetique
US6777681B1 (en) 2001-04-25 2004-08-17 Raytheon Company Infrared detector with amorphous silicon detector elements, and a method of making it
FR2861172B1 (fr) * 2003-10-15 2006-06-02 Ulis Detecteur bolometrique, dispositif de detection infrarouge mettant en oeuvre un tel detecteur bolometrique et procede de fabrication de ce detecteur

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05507144A (ja) * 1990-04-26 1993-10-14 オーストラリア連邦 半導体膜ボロメータ熱性赤外検出器
JPH0894434A (ja) * 1994-09-27 1996-04-12 Matsushita Electric Works Ltd 赤外線検出素子
JPH10111178A (ja) * 1996-10-08 1998-04-28 Nikon Corp 熱型赤外線センサ及びこれを用いたイメージセンサ
JP2001174336A (ja) * 1999-12-20 2001-06-29 Sharp Corp 感温材料膜およびその製造方法
JP2006278478A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Osaka Univ 赤外線センサ用薄膜、その製造方法、およびそれを用いた赤外線センサ

Also Published As

Publication number Publication date
CN101627290A (zh) 2010-01-13
EP2076745A1 (en) 2009-07-08
CA2666711A1 (en) 2008-11-27
AR063346A1 (es) 2009-01-21
CN101627290B (zh) 2015-04-01
AU2007353817A1 (en) 2008-11-27
US20080093553A1 (en) 2008-04-24
HK1135766A1 (en) 2010-06-11
CA2666711C (en) 2015-01-06
WO2008143632A1 (en) 2008-11-27
AU2007353817B2 (en) 2012-04-05
US7633065B2 (en) 2009-12-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7385199B2 (en) Microbolometer IR focal plane array (FPA) with in-situ mirco vacuum sensor and method of fabrication
Chen et al. Characterizations of VO2-based uncooled microbolometer linear array
US7791026B2 (en) Microbolometer infrared security sensor
US20060060786A1 (en) Device for detecting infrared radiation with bolometric detectors
US7262413B2 (en) Photoconductive bolometer infrared detector
KR101922119B1 (ko) 적외선 검출기 및 이를 사용하는 적외선 검출 방법
EP1045232A2 (en) Infrared sensor and method of manufacturing the same
US9784623B2 (en) Bolometric detector with MIM structures of different dimensions
US20150226612A1 (en) Bolometric detector with a mim structure including a thermometer element
US20190123214A1 (en) Medium Wave Infrared (MWIR) and Long Wavelength Infrared (LWIR) Operating Microbolometer with Raised Strut Design
JPH1164111A (ja) 赤外線検出素子
JP2010507097A (ja) 赤外線マイクロボロメータセンサの伝導構造
JP2012122785A (ja) 赤外線検出素子、赤外線撮像装置
JP5669678B2 (ja) 赤外線センサ
Bartmann et al. Germanium nanowire microbolometer
Gupta et al. Design optimization of Pixel Structure for [alpha]-Si based uncooled Infrared detector
JP3775830B2 (ja) 赤外線検出素子
KR102554657B1 (ko) 볼로미터 및 이의 제조 방법
JP6413070B2 (ja) 赤外線検出素子、及び赤外線検出装置
JPH04360588A (ja) 複合型赤外線検出器
RU80995U1 (ru) Болометрический приемник, учитывающий изменения температуры внешней среды
JP2002071451A (ja) 熱型赤外線検出素子及びそれを用いた赤外線撮像素子
RU2258207C1 (ru) Болометрический резистивный элемент
Du Plessis et al. Electro-thermal properties of integrated circuit microbolometers
RU2574524C1 (ru) Быстродействующий широкодиапазонный инфракрасный микроболометрический детектор

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100826

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100826

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120406

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120417

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120511

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121127

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130226

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130305

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130326

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130402

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130426

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130508

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130524

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131203

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140228

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140311

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140402

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20140404

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140411

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20140421

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20140421

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140501

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20141216