JP2010506150A5 - - Google Patents

Claims (21)

1. 複数のガス分析ユニットおよびコンピュータシステムを含むガス分析システムであって、
   前記複数のガス分析ユニットがガスの単一の試料と流体連通するように構成され、
   前記複数のガス分析ユニットが、
   光イオン化検出器（ＰＩＤ）、
   化学センサアレイ、および
   １つまたは複数のイオン移動度スペクトロメータを含み、
   前記コンピュータシステムが、前記ガス分析ユニットによって生成されたデータを個々にかつ並行して分析するように構成され、
   前記データは検体の特性を示し、
   前記コンピュータシステムが、前記検体を同定するためにデータを複合化するように構成されている、ガス分析システム。
2. 前記コンピュータシステムが、前記ガス分析ユニットによって生成された前記データを受け取り、前記検体を同定するために前記データを複合化するように構成される、請求項１に記載のガス分析システム。
3. 前記単一の試料の流路に配置され、前記単一の試料の試料流から前記化学センサアレイを切り離すように配列される１つまたは複数の弁をさらに含む、請求項１に記載のガス分析システム。
4. 前記コンピュータシステムが、前記ガス分析ユニットからのデータに基づき、候補検体を逐次フィルタリングすることによって、前記データを複合化するように構成される、請求項２に記載のガス分析システム。
5. 前記コンピュータシステムが、複数の候補検体のそれぞれに対応したライブラリ応答と化学センサアレイのデータの少なくとも一部の適合の確率を計算することによって、前記データを複合化するように構成される、請求項２に記載のガス分析システム。
6. 光イオン化検出器（ＰＩＤ）、化学センサアレイ、および１つまたは複数のイオン移動度スペクトロメータを含み単一の試料と流体連通するように構成された複数のガス分析ユニットを用いて、前記単一のガスの試料を監視する工程と、
   前記ガス分析ユニットによって生成された、検体の特性のデータを個々にかつ並行して分析する工程と、
   前記検体を同定するために前記ガス分析ユニットからの前記データを複合化する工程とを含む、方法。
7. 前記分析する工程が、１つまたは複数の前記ガス分析ユニットがしきい値に達する前記検体を検出すると開始される、請求項６に記載の方法。
8. １つまたは複数の前記ガス分析ユニットがしきい値に達する前記検体を検出すると、検出アラームが発動される、請求項７に記載の方法。
9. 前記データを複合化する工程が、前記ガス分析ユニットからのデータに基づき候補検体を逐次フィルタリングする工程を含む、請求項６に記載の方法。
10. 候補検体を前記逐次フィルタリングする工程が、前記ＰＩＤからのデータに基づき候補検体の第１のフィルタリングリストを提供する工程を含む、請求項９に記載の方法。
11. 前記第１のフィルタリングリスト、および少なくともイオン移動度スペクトロメータの１つからのデータに基づき、候補検体の第２のフィルタリングリストを提供する工程をさらに含む、請求項１０に記載の方法。
12. 前記第２のフィルタリングリスト、および前記化学センサアレイからのデータに基づき、候補検体の第３のフィルタリングリストを提供する工程をさらに含む、請求項１１に記載の方法。
13. 前記第３のフィルタリングリスト、およびガス分析ユニットからの前記データを相互に関連付けることに基づき最終検体候補物質を提供する工程をさらに含む、請求項１２に記載の方法。
14. さらに、フィルタリングリストを提供するために、前記ガス分析ユニットからのデータに基づき、候補検体を逐次フィルタリングする工程と、
    前記フィルタリングリスト、および前記ガス分析ユニットからのデータを相互に関連付けることに基づき最終検体候補物質を提供する工程とを含む、請求項６に記載の方法。
15. さらに、前記化学センサアレイの応答と、複数の候補検体のそれぞれに一致するライブラリ応答との適合の確率を計算する工程を含む、請求項６に記載の方法。
16. 前記化学センサアレイの前記応答に基づき、候補検体のＰＩＤ応答を予測する工程と、
    前記予測ＰＩＤ応答および実測ＰＩＤ応答に基づき、前記複数の候補検体のそれぞれの適合の確率を計算する工程とをさらに含む、請求項１５に記載の方法。
17. 前記化学センサアレイの前記応答に基づき、候補検体の前記１つまたは複数のイオン移動度スペクトロメータの応答を予測する工程と、
    前記１つまたは複数のイオン移動度スペクトロメータの予測応答、および前記１つまたは複数のイオン移動度スペクトロメータの実測応答に基づき、前記複数の候補検体のそれぞれの適合の確率を計算する工程とをさらに含む、請求項１５に記載の方法。
18. 前記化学センサアレイの前記応答に基づき、候補検体に対する前記１つまたは複数のイオン移動度スペクトロメータの応答を予測する工程と、
    前記１つまたは複数のイオン移動度スペクトロメータの前記予測応答、および前記１つまたは複数のイオン移動度スペクトロメータの実測応答に基づき、前記複数の候補検体のそれぞれの適合の確率を計算する工程とをさらに含む、請求項１６に記載の方法。
19. 前記化学センサアレイの前記応答の前記計算された適合の確率と、前記予測ＰＩＤ応答および前記実測ＰＩＤ応答に基づいて計算された前記適合の確率とに基づきそれぞれの前記候補検体の範囲の組み合わせた適合の確率を計算する工程をさらに含む、請求項１６に記載の方法。
20. 前記化学センサアレイの応答に対する前記計算された適合の確率と、前記１つまたは複数のイオン移動度スペクトロメータの前記予測応答、および前記１つまたは複数のイオン移動度スペクトロメータの前記実測応答に基づいて計算された前記適合の確率とに基づきそれぞれの前記候補検体の範囲の組み合わせた適合の確率を計算する工程をさらに含む、請求項１７に記載の方法。
21. 前記化学センサアレイの前記応答に対する前記計算された適合の確率と、前記予測ＰＩＤ応答および前記実測ＰＩＤ応答に基づいて計算された前記適合の確率と、前記１つまたは複数のイオン移動度スペクトロメータの前記予測応答および前記１つまたは複数のイオン移動度スペクトロメータの前記実測応答に基づいて計算された前記適合の確率とに基づきそれぞれの前記候補検体の範囲の組み合わせた適合の確率を計算する工程をさらに含む、請求項１８に記載の方法。