JP2010503409A5 - - Google Patents

Claims (27)

1. 切断型アズリンを含む単離されたペプチドであって、前記切断型アズリンは哺乳類組織において前癌病変の発生を阻害することができるペプチド。
2. 前記アズリンが配列番号１、６−１３および１９から成る群から選択される、請求項１に記載の単離されたペプチド。
3. 前記アズリンが、シュードモナス・アエルギノサ、アルカリゲネス・フェカリス、アクロモバクター・キシロソキシダン、ボルデテラ・ブロンキセプチカ、メチロモナス種、ナイセリア・メニンギティディス、ナイセリア・ゴノレア、シュードモナス・フルオレッセンス、シュードモナス・クロロラフィス、キシレラ・ファスティディオサおよびビブリオ・パラヘモリチカスから成る群から選択される生物由来である、請求項１に記載の単離されたペプチド。
4. 前記アズリンがシュードモナス・アエルギノサ由来である、請求項３に記載の単離されたペプチド。
5. 前記切断型アズリンが配列番号１−２、６−１３および１９から成る群から選択される配列に対して少なくとも８０％のアミノ酸配列同一性を有する、請求項１に記載の単離されたペプチド。
6. 前記切断型アズリンが配列番号２を含む、請求項１に記載の単離されたペプチド。
7. 前記ペプチドが約１０残基より大きく且つ約１００残基以下である、請求項１に記載の単離されたペプチド。
8. 少なくとも１つの請求項１に記載のペプチドおよび医薬的に許容可能な担体を含む医薬組成物。
9. 少なくとも２つの請求項１に記載のペプチドを含む、請求項８に記載の医薬組成物。
10. 静脈内投与のために処方される、請求項８に記載の医薬組成物。
11. 哺乳類患者に治療的有効量で投与される請求項８に記載の医薬組成物。
12. 前記患者がヒトである、請求項１１に記載の医薬組成物。
13. 前記患者が一般集団よりも癌の発生のリスクが高い、請求項１１に記載の医薬組成物。
14. 前記癌が、メラノーマ、乳癌、膵臓癌、グリア芽細胞腫、星細胞腫、肺癌、結腸直腸癌、頭頚部癌、膀胱癌、前立腺癌、皮膚癌および子宮頚癌から選択される、請求項１３に記載の医薬組成物。
15. 前記患者が少なくとも１つの高いリスクの特徴を有する、請求項１３に記載の医薬組成物。
16. 前記患者が前癌病変を有する、請求項１１に記載の医薬組成物。
17. 前記患者が癌または前癌病変を治療されている、請求項１１に記載の医薬組成物。
18. 前記医薬組成物が、静脈内注射、筋肉内注射、皮下注射、吸入、局所投与、経皮パッチ、坐剤、硝子体注入および経口から成る群から選択される様式で投与される、請求項１１に記載の医薬組成物。
19. 前記投与の様式が静脈内注射による、請求項１８に記載の医薬組成物。
20. 前記医薬組成物が、少なくとも１つのその他の化学予防薬と共に投与される、請求項１３に記載の医薬組成物。
21. 前記医薬組成物がその他の化学予防薬とほぼ同時に投与される、請求項１３に記載の医薬組成物。
22. バイアル中に請求項１０に記載の医薬組成物を含むキット。
23. 哺乳動物細胞を請求項１に記載のペプチドと接触させ、前癌細胞および悪性細胞の発生を測定することを含む、癌の発生の研究方法。
24. 前記細胞がヒト細胞である、請求項２３に記載の方法。
25. 前記細胞が乳腺細胞である、請求項２３に記載の方法。
26. 前記細胞が癌の発生を誘導される、請求項２３に記載の方法。
27. 請求項１に記載のペプチドをコードする発現ベクター。