JP2010502352A - 角度を成す指カバーを有するタンポン - Google Patents
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Abstract
角度を成す指カバーを包含する指式タンポン。タンポンは、挿入末端部と引抜き末端部とを有する吸収性の塊と、角度を成す指カバーとを含むことができる。
Description
本発明は、指式タンポンに関し、より詳細には角度を成す指カバーを有する指式タンポンに関する。
月経用タンポンは、典型的には、女性の膣の中に挿入されて月経中の月経排泄物を吸収する。こうしたタンポンは、一般に、アプリケータの援助によるか、又はユーザーの指によって挿入される。
膣の中に手で挿入される指式タンポンの場合には、ユーザーは、挿入中に、その指及び/又は爪を月経排泄物によって汚す危険性がある。加えて、ユーザーは、挿入中に、膣とユーザーの指及び爪との接触により、膣を損傷する及び/又は感染させる危険を冒す可能性がある。そのため、幾つかの指式タンポンは、ユーザーの指及び爪を覆って、清潔及び衛生的な挿入を進めることができる部分を包含し得る。しかしながら、既知の覆いは配備及び使用が困難である可能性がある。
指式タンポンは、一般に、個々の包装体の中にきっちりと包装されて、タンポンを持ち運び易くし、及び使用前にタンポンを環境から保護し易くしている。指カバーのある指式タンポンは、典型的には、カバーが包装体の中に収まることができるように、指カバーが折り畳まれる及び/又は小さくまとめられることを必要とする。ユーザーが、包装体を開け及び取り除いて、挿入のためにタンポンを準備するとき、指カバーは小さくまとめられたままである可能性があり、及び/又は絡まる可能性がある。ユーザーは、指を挿入するために、指カバーを広げ、カバー中の開口部を探さなくてはならない場合がある。この手順はまた、ユーザーが指カバーを広げ、開口部を見つけようとする間にタンポン本体に指で触れるために、衛生的なタンポンの取り扱いを妨げる可能性がある。
そのため、配備のし易さを改善された指カバーを有する指式タンポンを提供することは望ましいことになる。また、使い易さを改善された指カバーを有する指式タンポンを提供することも望ましいことになる。
指カバーを含むタンポンが提供される。タンポンは、挿入末端部と引抜き末端部とを有する吸収性の塊と、例えば角度を成す開口部を有し得る指カバーのような、角度を成す指カバーとを含むことができる。タンポンはまた、例えば1つ以上のカバー接合部においてなど、指カバーに接合され得る1本以上の引抜きコードを包含することができる。引抜き末端部は、引抜き末端部に向って開き得るキャビティを包含することができる。指カバー及び/又は引抜きコードの少なくとも一部分は、タンポンの引抜き末端部の中に少なくとも部分的に配置されることができる。
本発明は、角度を成す指カバーを包含するタンポンに関する。指カバーは、例えば斜めに形成され得る開口部など角度を成す開口部を有することができる。特定の実施形態では、指カバーは、使用のために改善された配備のし易さ及び開け易さを有することができる。タンポンが身体への挿入のために準備されるとき、指カバーは、便利で衛生的な準備を提供するように構成されることができる。指カバーはまた、ユーザーの指及び/又は身体を、汚染又は損傷から保護することができる。その上、改善された使い易さは、指カバーを包含するタンポンの使用を進めることができ、その結果、より多くのユーザーが、指カバーの使用に関連し得る向上した衛生上及び健康上の利益を経験できるようになる。
特定の実施形態では、タンポンは1本以上の引抜きコードを含むことができる。引抜きコードは、タンポンの引抜き末端部に接合されることができる。1本以上の引抜きコードが、タンポンの引抜き末端部から延びることができ、及び1つ以上のカバー接合部において、指カバーに接合されることができる。
タンポンは包装体を包含することができる。タンポンが包装体を包含するとき、指カバー及び/又は引抜きコードは好適な方式で小さくまとめられることができる。指カバー及び/又は引抜きコードの少なくとも一部分が、大部分が、及び/又はすべてが包装体の中に収まることができるように、例えば、指カバー及び/又は引抜きコードは折り畳まれる、巻かれる、巻き付けられる、輪にされる、ねじられる、ないしは別の方法で小さくまとめられることができる。特定の実施形態では、指カバー及び/又は引抜きコードは、引抜きコードの少なくとも一部分が、包装体を開ける際に目に見えるように包装される。包装体が開けられ及び包装体の少なくとも一部分が取り除かれるとき、ユーザーは、タンポンの引抜き末端部において目に見える引抜きコードの末端部を保持することができ、引抜きコードを引っ張ってそれを伸ばし、指カバーを広げることができる。特定の実施形態では、指挿入のための開口部は、指カバーを広げる際に目に見える。代替的に又は加えて、包装体が開けられ、並びに/又は包装体の少なくとも一部分及び/若しくはすべてが廃棄されたとき、引抜きコードが引っ張られ、及び/又は指カバーが広げられるように、引抜きコードは、包装体に接合されることができる。
包装体のすべて又は一部が開けられ及び取り除かれたとき、引抜きコード及び指カバーが自動的に配備され得るように、引抜きコードの一部分は、包装体の一部分と接合されることができる。特定の実施形態では、引抜きコードは、1つ以上の包装体の接合部において、包装体に接合されることができる。引抜きコードの末端部と包装体との間の接合部、即ち、包装体の接合部は、指カバーの配備中に、例えば、引抜きコード及び/又は指カバーが少なくとも部分的に伸ばされるときに、指カバーの配備中には接合部が維持されるが、配備後には破断するのに十分な強度を有することができる。特定の実施形態では、接合部は、引抜きコード及び/又は指カバーが完全に伸ばされたときに、破断し得る。
包装体は、例えば、少なくとも引抜き末端部を被覆する片及び/又は挿入末端部を被覆する片などの2つ以上の片に分離され得る。特定の実施形態では、包装体は引抜き末端部の周囲で開くデザインを有することができ、引抜き末端部を暴露させるが、タンポンの他の部分は包装体の中に包まれたままにすることができる。特定の実施形態では、ユーザーは、引抜き末端部に近接した包装体を開け、及びそこに設置された引抜きコードの末端部を引っ張って、指カバーを広げるが、タンポンの挿入末端部は包まれたままにすることができる。ユーザーが指カバーを配備し及びその指を挿入する間、ユーザーは、汚染を恐れることなくタンポンのくるまれた部分を保持することができる。特定の実施形態では、ユーザーが引抜き末端部に近接した包装体の一部分、大部分、及び/又は全部を開け並びに取り除くとき、引抜きコード及び/又は指カバーは自動的に配備することができる。
特定の実施形態では、タンポンは、タンポンの引抜き末端部に向って開いたキャビティを包含することができる。指カバーは、キャビティ中に少なくとも部分的に配置されることができる。コードの一部分はまたキャビティ中に収容されることができる。特定の実施形態では、コードの一部分は、タンポンの引抜き末端部において目に見える。コードをキャビティ外へ引き出すことにより、例えば、指カバーが、指の挿入のために障害物のない開口部を有するように、ユーザーは、指カバーを動かし、広げることができる。引抜き末端部中のキャビティは、例えば、身体への挿入中にタンポンの改善された握り及び/又は操作を提供できるポケットのような、ユーザーの指を受け入れるためのポケットを提供することができる。
本明細書で使用されるとき、用語「タンポン」は、膣管又は他の身体のキャビティの中に、例えば、創傷治癒の援助のために、そこからの流体を吸収するため、及び/又は水分若しくは薬剤のような活性物質などの物質を送達するために挿入され得る、吸収性の塊のような吸収性構造のあらゆる種類を指す。一般に、用語「タンポン」は、圧縮及び/又は成形プロセス後の完成タンポンを指すために使用される。
本明細書で使用されるとき、用語「綿撒糸」は、材料をタンポンに圧縮及び/又は成形する前の吸収性材料を指す。綿撒糸は、タンポンブランク又はソフトウィンドと呼ばれるときもある。
本明細書で使用されるとき、用語「膣管」は、身体外陰部におけるヒトの女性の内生殖器を指す。本明細書で使用されるとき、用語「膣管」又は「膣内」は、膣の入口(膣括約筋と呼ばれるときもある)と子宮頸管との間に位置する空間を指すことを意図する。
「指式タンポン」という用語は、一般にアプリケータの援助なしにユーザーの指で膣管の中に挿入されることを意図するタンポンを指す。
用語「挿入末端部」は、タンポンを挿入するとき、最初に膣管に入ることを意図するタンポンの末端部を指す。
本明細書で使用されるとき、用語「引抜き末端部」は、挿入末端部の反対側のタンポンの末端部を指し、及びそれはタンポンが膣から取り除かれるとき、最初に膣管を出ることを意図する。
本明細書で使用されるとき、用語「非対称挿入末端部」は、X軸の周囲に非対称であるタンポンの挿入末端部を指す。
本明細書で使用されるとき、用語「X軸」は、タンポンの挿入方向にほぼ位置を合わせた方向を有し、タンポンの幾何学的重心を包含するタンポンの中の軸(即ち、タンポンの長手方向「中心線」)を指す。
図1は、本発明のタンポン20の1つの実施形態を示す。タンポン20は、挿入末端部21と、引抜き末端部22とを有する。図1に示されるように、指カバー23は、タンポン20の引抜き末端部22から延びることができる。引抜きコード25は、タンポン20の引抜き末端部22から延びることができる。指カバー23は、ユーザーの指のために開口部26を形成することができる。開口部26は角度を成すことができる。
図2は、本発明のタンポン20の1つの実施形態を示す。タンポン20は、挿入末端部21と、引抜き末端部22とを有する。図2に示されるように、指カバー23は、タンポン20の引抜き末端部22から延びることができる。タンポン20は、タンポン20の引抜き末端部22から延び、カバー接合部24において指カバー23に付着する引抜きコード25を有することができる。指カバー23は、ユーザーの指のために開口部26を形成することができる。開口部26は角度を成すことができる。
図3は、本発明のタンポン20の1つの実施形態を示す。タンポン20は、挿入末端部21と、引抜き末端部22とを有する。図3に示されるように、指カバー23は、タンポン20の引抜き末端部22から延びることができる。引抜きコード25は、タンポン20の引抜き末端部22から延びることができる。タンポンは、タンポン20の引抜き末端部22で、指ポケットとして使用するために好適であり得るキャビティ27を有することができる。指カバー23は、ユーザーの指のために開口部26を形成することができる。開口部26は角度を成すことができる。
図4は、本発明のタンポン20の1つの実施形態を示す。タンポン20は、挿入末端部21と、引抜き末端部22とを有する。図4に示されるように、指カバー23は、タンポン20の引抜き末端部22から延びることができる。引抜きコード25は、タンポン20の引抜き末端部22から延びることができ、カバー接合部24において指カバー23に付着することができる。タンポンは、タンポン20の引抜き末端部22のところに、指ポケットとして使用するために好適であり得るキャビティ27を有することができる。指カバー23は、ユーザーの指のために開口部26を形成することができる。開口部26は角度を成すことができる。
図5は、本発明のタンポン20の1つの実施形態を示す。タンポン20は、非対称であり得る挿入末端部21と、引抜き末端部22とを有する。図5に示されるように、指カバー23は、タンポン20の引抜き末端部22から延びることができる。引抜きコード25は、タンポン20の引抜き末端部22から延びることができる。指カバー23は、ユーザーの指のために開口部26を形成することができる。開口部26は角度を成すことができる。
図6は、本発明のタンポン20の1つの実施形態を示す。タンポン20は、挿入末端部21と、引抜き末端部22とを有する。図6に示されるように、指カバー23は、タンポン20の引抜き末端部22から延びることができる。引抜きコード25は、タンポン20の引抜き末端部22から延びることができる。タンポンは、タンポン20の引抜き末端部22のところに、指ポケットとして使用するために好適であり得るキャビティ27を有することができる。指カバー23は、ユーザーの指のために開口部26を形成することができる。開口部26は角度を成すことができる。
図7は、本発明のタンポン20の1つの実施形態を示す。タンポン20は、挿入末端部21と、引抜き末端部22とを有する。図7に示されるように、指カバー23は、タンポン20の引抜き末端部22から延びることができる。引抜きコード25は、タンポン20の引抜き末端部22から延びることができ、及びカバー接合部24において指カバー23に付着することができる。指カバー23は、ユーザーの指のために開口部26を形成することができる。開口部26は角度を成すことができる。
図8は、本発明のタンポン20の1つの実施形態を示す。タンポン20は、挿入末端部21と、引抜き末端部22とを有する。図8に示されるように、指カバー23は、タンポン20の引抜き末端部22から延びることができる。引抜きコード25は、タンポン20の引抜き末端部22から延びることができ、カバー接合部24において指カバー23に付着することができる。タンポンは、タンポン20の引抜き末端部22のところに、指ポケットとして使用するために好適であり得るキャビティ27を有することができる。指カバー23は、ユーザーの指のために開口部26を形成することができる。開口部26は角度を成すことができる。
指カバーは、いかなる好適な材料から形成されることができる。特定の実施形態では、指カバーは、例えばオーバーラップ及び/又は吸収性の塊などタンポンの1つ以上の構成要素の拡張として、又は1つ以上の構成要素の一部分として形成されることができる。代替的に又は加えて、指カバーは、別個の材料として加えられ、及び例えばタンポンの引抜き末端部などで、タンポンに接合されることができる。
特定の実施形態では、指カバーは、タンポンのオーバーラップの拡張として形成されることができる。オーバーラップは、例えば開口及び/又は疎水性表面中に存在する親水性領域によるなど、タンポンの上に位置付けられたときに流体の通過を可能にする、例えば不織布又はフィルムなどのいかなる好適な材料であることができる。特定の実施形態では、オーバーラップ材料は、指カバーとして使用されるとき、流体の通過を防ぐことができる。
指カバーは同様に又は代替的に、タンポンと接合される別個の材料として加えられることができる。指カバーは、例えば、流体不透過性及び/又は流体忌避性である不織布又はフィルムなどの、不織布又はフィルムであり得る1つ以上の材料を包含することができる。タンポンが、オーバーラップを含むとき、指カバーは、タンポンを被覆するオーバーラップと接合されることができる。特定の実施形態では、指カバーの材料の少なくとも一部分が、タンポンの引抜き末端部の少なくとも一部分を被覆することができる。タンポンの引抜き末端部の少なくとも一部分の上の指カバー材料の拡張は、例えば、指カバーが1つ以上の流体不透過性材料を含むときなどには、使用後に白色末端部を含むタンポンの認識をユーザーに提供できる流体遮蔽効果を提供することができる。
指カバーは、いかなる好適な形状及び寸法を有することができる。指カバーは、ユーザーの指の挿入を意図する開口部のような開口部を含むことができる。特定の実施形態では、開口部は、例えば斜めに形成されるなど、角度を成すことができる。例えば、開口部は、タンポンの長手方向に角度を成すことができる。特定の実施形態では、開口部は、ユーザーがタンポンの挿入中に、指と指カバーとの間の適合を維持しながら指を容易に調整できるように、角度を成すことができる。角度を成す開口部は、指カバーの拡大、指の挿入のための開口部のより容易な位置確認を促進するため、及び着用の快適性のために有益であることができる。
特定の実施形態では、角度を成す開口部は、例えば、タンポンが非対称の挿入末端部を包含するときなどに、挿入中のタンポンの挿入末端部の一貫した配向を可能にできる。タンポンの、非対称挿入末端部は、例えば、X軸に対して、挿入末端部のいずれの他の側面より小さい角度を有する側面、及び/又はX軸に対して斜めの面を含む側面など、角度を成す側面を包含することができる。ユーザーが指を指カバーの中に置き、タンポンを膣の中に挿入するときに、挿入末端部の角度を成す側面が、膣の上面に面することができ、並びにより滑らかな挿入、並びに改善された設置及び膣中のタンポンによる流体の捕捉を提供できるように、引抜き末端部に近接した指カバーの開口部の指カバーの部分は、非対称挿入末端部の角度を成す側面にほぼ位置を合わせられる。
開口部は、いかなる好適な角度により角度を成すことができる。特定の実施形態では、開口部はタンポンの長手方向、例えば、タンポンのX軸などに角度を成すことができる。特定の実施形態では、指カバーの角度は、タンポンのX軸に平行であり、挿入末端部から引抜き末端部への方向を持ったベクトルと、引抜き末端部に対して遠位の指カバーの開口部の縁部上の点から、引抜き末端部に対して近位の指カバーの開口部の縁部上の点への方向を持ったベクトルとの間に形成された角度として定義されることができる。好適な角度は、例えば約90°未満、約80°未満、約70°未満、又はいかなる他の好適な角度であることができる。
例えば、切断する、成形する、及び/又他の方法で指カバーを形成することによって、いかなる好適な方法で指カバーは角度を成すことができる。特定の実施形態では、指カバーは、タンポンへの付着の前に角度を成すことができる。代替的に又は加えて、指カバーは、タンポンへの付着の後に角度を成すことができる。
本明細書で論じられたように、タンポンは1本以上の引抜きコードを含むことができる。1本以上の引抜きコードは、タンポンの引抜き末端部から延びることができ、1つ以上のカバー接合部において、指カバーに接合され得る。指カバーと引抜きコードとの間の1つ以上の接合部、即ち、1つ以上のカバー接合部は、こうした材料を接合するために好適ないかなる方法により形成されることができる。好適な方法には、例えば、融合、熱接着、溶接、接着剤、縫製、絡み合わせ、リベット打ち、ステープル、フック、ボール・アンド・リング(ball and ring)、及び/又はいかなる他の好適な方法が挙げられる。カバー接合部は、引抜きコードが引っ張られた場合にのみ、引抜きコードからの力が指カバーに適用されるように、構成されることができる。特定の実施形態では、引抜きコードは、例えば、指カバーの拡張としてなど、指カバーの一部として形成されることができる。引抜きコードは同様に又は代替的に指カバーから延びることができる。本発明に有用な引抜きコードは、例えば、綿及びレーヨンなど、いかなる好適な材料から作製されることができる。特定の実施形態では、引抜きコードは、指カバーと同じ材料から作製されることができる。
特定の実施形態では、指カバーは、タンポンが身体に挿入される際に指カバーがユーザーの指を十分に被覆し、及び/又はタンポンがユーザーに着用されている間にいかなる不快感も生じないような最大の長さを有することができる。最大の長さは、例えば、約70mm未満、約10mm〜約60mm、約20mm〜約50mm、又はいかなる他の好適な長さであることができる。特定の実施形態では、タンポンが身体に入るまでタブをつまむことによりユーザーが安定してタンポンを保持できるように、指カバーはタンポンの上に置かれた指の手のひら側に実質的に面するタブを、包含することができる。
タンポンの全長は、挿入末端部から引抜き末端部まで、挿入方向に沿って測定することができる。ある実施形態では、ヒトの使用のための典型的な圧縮されたタンポンは、多くの場合吸収力に依存して、一般に、幅約10〜約16mm及び長さ約30〜約60mmであるが、いかなる好適な幅及び長さであることもできる。他の哺乳類については、典型的なタンポンの寸法は、それらの特有の膣管の形状の違いに基づいて異なることができる。
タンポン及びそのいかなる構成要素は、単一材料又は材料の組み合わせを包含し得る綿撒糸を含むことができる。タンポンのための材料は、例えば、エアレイイング、カーディング、ウエットレイイング、水流交絡、又は他の既知の技術などのいかなる好適なプロセスにより、タンポンに使用するために好適な布地、ウェブ、又はバットに形成されることができる。
綿撒糸は、吸収性物品に一般的に使用される多種多様な液体吸収材料から構築されることができる。こうした材料には、例えば、レーヨン(例えば、ギャラクシー(GALAXY)レーヨン(3葉レーヨン)又はダヌフィル(DANUFIL)レーヨン(円形レーヨン)、両方ともドイツ、ケルハイム(Kelheim)のケルハイムファイバーズ社(Kelheim Fibres GmbH)から入手可能)、綿、折り畳まれたティッシュ、織布材料、不織布ウェブ、合成及び/又は天然繊維若しくはシーティング、一般にエアフェルトと呼ばれる粉砕木材パルプ、フォーム、又はこれらの材料の組み合わせが挙げられる。他の好適な材料の例には、クレープセルロースワッディング;コフォームを包含するメルトブローンポリマー;化学的に剛化、変性若しくは架橋されたセルロースファイバー;捲縮ポリエステル繊維のような合成繊維;ピートモス;フォーム;ティッシュラップ及びティッシュラミネートを包含するティッシュ;又はいかなる同等の材料若しくは材料の組み合わせ、又はこれらの混合物が挙げられる。更に、超吸収性材料、例えば超吸収性ポリマー又は吸収性ゲル材料がタンポンの中に組み込まれることができる。
綿撒糸は、圧縮及び/又は成形の前に、いかなる好適な形状、大きさ、材料、又は構成であることができる。例えば、綿撒糸は、円形、楕円形、半円形、三角形、山形、H形、蝶ネクタイ形、又は例えば、米国特許第3,738,364号;第5,911,712号;第6,740,070号;第6,887,266号;及び第6,953,456号に記載される形状のような他のいかなる好適な形状であり得る吸収材の巻いた、管状の、又は平らな構成を包含することができる。
特定の実施形態では、タンポンのすべて又は一部分が、実質的に円筒形の形体に圧縮され得るが、他の形状も可能である。これらには、矩形、三角形、台形、半円形、砂時計形、又は他の好適な形状として記載され得る断面又は断面要素を有する形状を挙げることができる。
特定の実施形態では、タンポンは、半径方向に圧縮された巻いた構成を有するタンポンであることができる。タンポンは、綿撒糸を巻いて、及び半径方向に圧縮することにより、構築されることができる。綿撒糸は、マンドレルの周りに巻かれることができ、その後マンドレルと共に又はマンドレルなしに圧縮されることができる。特定の実施形態では、マンドレルが取り除かれた後に残されたキャビティは、指ポケットを提供することができる。タンポンはまた、例えば円筒形綿撒糸などの綿撒糸を、押し棒を有する成形型の中で圧迫することによって構築され得る。指ポケットであり得るキャビティは、成形型又は押し棒の中の凸部に対して押し付けられるブランクの部分の中に形成され得る。引抜きコードは、圧縮前にキャビティ中に少なくとも部分的に配置され得る。特定の実施形態では、引抜きコードの少なくとも一部分は、タンポンの引抜き末端部から突き出すことができ、及び/又はタンポンの引抜き末端部において目に見える。特定の実施形態では、ユーザーは引抜きコードを引っ張って、引抜きコードを延ばすことができ、及び/又はユーザーは指ポケットが自然に開くことができるように、引抜きコードと接続した包装体の少なくとも一部分を取り除くことができる。
キャビティはいかなる好適な大きさであることができる。好適な大きさには、例えば、指カバーの少なくとも一部分及び/若しくは引抜きコードの少なくとも一部分を収容するために適切な大きさ、並びに/又はユーザーの指の一部分をキャビティ内に位置付けるために適切な大きさが挙げられる。特定の実施形態では、キャビティは、指カバー全体を収容する大きさにされ得る。キャビティは、タンポンの引抜き末端部の直径と同じか又はそれ未満である直径を有することができる。例えば、キャビティは、タンポンの引抜き末端部の直径の約90%、約80%、約70%、約60%、約50%、又はそれ未満である直径を有することができる。
キャビティの深さは、例えば、指カバーの少なくとも一部分及び/若しくは引抜きコードの少なくとも一部分を収容するために好適な、並びに/又はユーザーの指の一部分をキャビティ内に位置付けるために好適ないかなる深さであり得る。好適な深さには、例えば、約5mm、約10mm、約15mm、又はいかなる他の好適な深さが挙げられる。
タンポンは、同様に又は代替的に、1つ以上のオーバーラップを包含することができる。オーバーラップは、例えば、レーヨン、綿、2成分繊維、ポリエチレン、ポリプロピレン、当該技術分野において既知である他の好適な天然又は合成繊維、及びこれらの混合物などのいかなる好適な材料であることができる。特定の実施形態では、タンポンは、圧縮されたタンポンを実質的に包むオーバーラップ材料を含むことができる。タンポンは同様に又は代替的に、例えば、タンポンの引抜き末端部に近接した引抜きコードに取り付けられた第2吸収性材料の塊などの、第2吸収性部材を包含することができる。好適な第2吸収性部材は、例えば、米国特許第6,258,075号に記載されている。
タンポンは、その中に包装されたタンポンを消費者に視覚的に示すために、タンポンの外面に適合する包装体を、任意に使用することができる。こうした包装体は、タンポンが指で使用されることを意図し及び/又は使用前にアプリケータの中に収納されないときには、特に有用である。包装体は、各個々のタンポンを実質的に包むことができ、並びに挿入及び使用の前に取り除かれることができる。特定の実施形態では、包装体は1つ以上の部分を含むことができる。
包装体は、いかなる好適な方式で作製されることができる。使用される包装体材料は、タンポンを衛生的にくるむのに使用されるために好適ないかなる材料であることができる。好適な包装体材料には、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリスチレン、PET(ポリエチレンテレフタレート(polyethylenetherephthalate))、セロファン、ポリアミド、ポリ(塩化ビニル)、エチレン−ビニルアセテートコポリマーなどから作製されるポリマーフィルム;合成若しくは天然(例えば、ゴム)エラストマー;ほぼ閉塞性の材料、例えば金属ホイル(例えば、アルミホイル);非閉塞性若しくは多孔質材料、例えば不織布、織布、スクリム、メッシュ、及び紙;又はいかなる他の好適な材料が挙げられる。包装体は、例えば、約1mm未満の厚さを有するフィルムなど、1つ以上の可撓性ポリマーフィルムを含むことができる。包装体は作製され、及び、例えば、熱収縮、熱融着、接着剤、圧力、延伸、ラミネーション、コーティング、糊付け、エンボス加工、圧着、裁縫、縫製、絡み合わせ、機械的連結、常温圧接、超音波接着、及び/又はこれらの組み合わせを包含する、いかなる好適な技術を使用してタンポンに適用され得る。
包装体は、少なくとも1つの脆弱線を含む開口手段を備えることができる。この開口手段は、包装体を開ける際に包装体が包装体材料の2つ以上の片に分離することを防ぐ又は低減することができる。例えば、脆弱線は、包装体を開ける際に包装体の部品が切り取られて、包装体の破片が結果として生じ得ることを防ぐために、長さ及び周囲に関しては、くるまれたタンポンの部分の周りに延びるだけであることができる。
本明細書に開示される寸法及び値は、列挙された正確な数値に厳しく限定されるものとして理解されるべきでない。それよりむしろ、特に指定されない限り、こうした各寸法は、列挙された値とその値周辺の機能的に同等の範囲との両方を意味することを意図する。例えば、「40mm」として開示された寸法は、「約40mm」を意味することを意図する。
「発明を実施するための形態」で引用したすべての文献は、関連部分において本明細書に参考として組み込まれるが、いずれの文献の引用も、それが本発明に対する先行技術であることを容認するものと解釈されるべきではない。この文書における用語のいかなる意味又は定義が、参考として組み込まれた文献における用語のいかなる意味又は定義と対立する範囲については、本文書におけるその用語に与えられた意味又は定義を適用するものとする。
本発明の特定の実施形態が説明及び記載されてきたが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく他の様々な変更及び修正を行えることが当業者には明白であろう。したがって、本発明の範囲内にあるこうしたすべての変更及び修正を添付の特許請求の範囲で扱うものとする。
Claims (10)
- 挿入末端部と引抜き末端部とを有する吸収性の塊と、指カバーと、を含む指式タンポンであって、前記指カバーが角度を成す開口部を包含することを特徴とする、指式タンポン。
- 前記開口部が、前記タンポンの長手方向に角度を成す、請求項1に記載のタンポン。
- 前記開口部が、90°未満、好ましくは80°未満、及びより好ましくは70°未満の角度を成す、請求項1又は2に記載のタンポン。
- 前記引抜き末端部が、前記引抜き末端部に向って開いたキャビティを包含する、請求項1〜3のいずれか一項に記載のタンポン。
- 前記指カバーの少なくとも一部分が、前記キャビティ中に少なくとも部分的に配置される、請求項4に記載のタンポン。
- 前記タンポンが、1本以上の引抜きコードを含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載のタンポン。
- 前記引抜き末端部が、前記引抜き末端部に向って開いたキャビティを包含し、並びに前記指カバーの少なくとも一部分及び前記1本以上の引抜きコードの少なくとも一部分が、前記キャビティ内に少なくとも部分的に配置される、請求項6に記載のタンポン。
- 前記指カバーが、前記1本以上の引抜きコードを少なくとも部分的に伸ばすことにより、前記キャビティ外へ少なくとも部分的にずらされるように構成されている、請求項7に記載のタンポン。
- 前記タンポンが、少なくとも1つの包装体により少なくとも部分的に包まれ、及び前記引抜きコードの少なくとも1本が、前記包装体の少なくとも1つに、1つ以上の包装体接合部において接合されている、請求項6〜8のいずれか一項に記載のタンポン。
- 前記挿入末端部が、前記タンポンのX軸の周りに非対称である、請求項1〜9のいずれか一項に記載のタンポン。
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