JP2010500897A - 非対称な挿入末端部を有するタンポン - Google Patents
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Abstract
非対称な挿入末端部を備えるタンポンが提供される。タンポンは、挿入末端部と引抜き末端部とを有する対称な吸収塊を含んでよく、挿入末端部はタンポンのX軸の周りで非対称である。タンポンの女性の膣内における配置を改善する方法も提供される。
Description
本発明は、吸収性タンポン、より具体的には非対称な挿入末端部を備えるタンポンに関する。
生理用タンポンは、典型的には、月経中に経血を吸収するために女性の膣に挿入される。タンポンは、漏れ防止を実現することが、即ちタンポンは、タンポンの使用時、例えば下着の上等の、体の外に経血が漏れるのを防ぐようにすることが望ましい。
最適な漏れ防止のために、適切なタンポンを選択するのを補助するために、タンポンは吸収力により分類される。吸収力は一般に、女性が自身の予測する経血流量に対応する適切な吸収力を有するタンポンを選択できるように規定及び宣伝される。しかしながら、女性は自分が的確なタンポンを選んだと考えているにもかかわらず、予期せぬ漏れを経験することが多い。場合によっては、予期せぬ漏れはタンポンの吸収力が完全に利用される前に生じるため、タンポンの「初期不具合(early failure)」として分類されうる。かかる漏れは、漏れに対する不安に加えて予測不可能な保護をもたらすため望ましくない。
初期不具合は、例えばタンポンが膣内で誤配置されたときに、経血を遮断できないことに主に関連すると考えられる。膣は、堅い筋組織から構成される頸部を終点とする、高度に変形可能な軟組織から構成される。現在入手可能なタンポンは、対称的に形成された挿入末端部を有する。膣の中央の堅い頸部は、かかるタンポンを変形させ、頸部付近の領域より容易にタンポンに空間を提供できる膣の側面の方へ反れさせる場合がある。タンポンが膣の側面の方へ反れるとき、タンポンの少なくとも一部はもはや頸部からの経血の流路で利用できない可能性がある。したがって、経血の一部はタンポンを迂回し、漏れが発生する可能性がある。
更に、タンポンを膣に挿入する間にタンポンが反れることにより、ユーザは挿入中抵抗感又は押し戻し(push-back)感を感じる可能性があり、ユーザの不快感及び挿入に対する信頼喪失を引き起こす可能性がある。
このように、漏れ防止の向上した、より信頼性のあるタンポンを提供することが望ましい。快適性が向上し、挿入中の自信を提供するタンポンを提供することもまた望ましい。
本発明は、非対称な挿入末端部を備えるタンポンを目的とする。ある実施形態では、タンポンは挿入末端部及び引抜き末端部を有する対称な吸収塊を備える。挿入末端部はタンポンのX軸の周りで非対称であることができる。女性の膣へのタンポンの配置の改善方法もまた提供される。
本発明は、非対称な挿入末端部を備えるタンポンに関する。かかるタンポンのデザインは、挿入中のタンポンの反れを低減する、経血の流路に対するタンポンの配置を改善する(即ち、膣内でタンポンをより中央に配置する)、及び/又はタンポンによる経血の遮断を改善することができる。タンポンの反れを低減することにより、初期不具合による漏れを低減できる。挿入の快適性もまた、タンポンの挿入中の抵抗感又は押し戻し感を低減することにより改善できる。
本明細書で使用するとき、用語「タンポン」は、例えば、体液を吸収するため、創傷治癒を補助するため、及び/又は水分若しくは薬剤のような活性物質等の物質を送達するため、膣管又は他の体腔に挿入できる、吸収塊のような任意の種類の吸収性構造を指す。一般に、用語「タンポン」は、圧縮及び/又は成形プロセス後の最終タンポンを指すために用いられる。
本明細書で使用するとき、用語「綿球」は、材料をタンポンに圧縮及び/又は成形する前の吸収性材料を指す。綿球は、時にタンポン半加工品又はソフトワインド(巻き)と呼ばれる。
本明細書で使用するとき、用語「膣管」は、体の外陰部における人間の女性の内性器を指す。用語「膣管」又は「膣内」は、本明細書で使用するとき、膣の入口(時に膣の括約筋と呼ばれる)と頸部との間に位置する空間を指すことを意図する。
用語「指で挿入するタンポン(digital tampon)」は、一般にアプリケータの補助なしでユーザの指で膣管に挿入することを意図されたタンポンを指す。
「タンポンの全長」は、挿入縁部を起点とし、引抜き縁部を終点とするタンポンの長さを指す。タンポンの全長は、任意のオーバーラップ、第2吸収性部材、又は引抜き縁部を終点とする主吸収性材料を越えて延在する引抜きひもを含まない。
用語「挿入縁部」は、タンポンの挿入末端部の明白な末端部を含有する縁部を指し、これはタンポンの挿入時、最初に膣管に入ることを意図する。「挿入末端部」という語句は、挿入縁部を起点とする、タンポンの末端部を指す。
本明細書で使用するとき、用語「非対称な挿入末端部」は、X軸の周りで非対称であるタンポンの挿入末端部を指す。
本明細書で使用するとき、用語「X軸」は、タンポンの挿入方向と整列する方向を有し、タンポンの幾何学的重心を含むタンポン内の軸(即ち、タンポンの長手方向「中心線」)を指す。
「Y軸」及び「Z軸」は、「X軸」に対して垂直に走り、かつ互いに垂直に走るタンポン内の軸である。
本明細書で使用するとき、用語「引抜き縁部」は、引抜き末端部の明白な末端部を含有する縁部を指す。「引抜き末端部」という語句は、引抜き縁部を起点とし、タンポンを膣から取り除くときに最初に膣管から出ることを意図する、挿入末端部に対向するタンポンの末端部を指す。
本明細書で使用するとき、用語「中心領域」は、挿入末端部と引抜き末端部との間に位置するタンポンの部分を指す。
本明細書で使用するとき、用語「先細」は、タンポンの次第に狭くなる部分を指す。例えば、挿入末端部又はその一部が、挿入縁部に近づくにつれて次第に減少する複数の周囲を有するとき、挿入末端部は「先細」である可能性がある。
本明細書で使用するとき、「アプリケータ」とは、哺乳類の外口へのタンポンの挿入を容易にする装置又は器具を指す。
本明細書で使用するとき、用語「膣の上面」は、一般に膀胱に面する膣の表面を指す。「膣の下面」は、一般に腸管に面する膣の表面である。
本発明のタンポンは、例えば、非対称な挿入末端部を備えるように形成されたタンポンのように、非対称な挿入末端部を備える。ある実施形態では、タンポンは、例えば円筒形であるような、対称な圧縮形及びX軸の周りで非対称であるように形成された挿入末端部を備える。タンポンは、例えば円筒形のように対称な中心領域及び引抜き末端部、並びにX軸の周りで非対称な挿入末端部を備えてよい。
非対称な挿入末端部は、例えば対称に形成された挿入末端部を有するタンポンのような、現在入手可能な円筒形のタンポンと比較して、膣内のタンポンの配置を改善するのに好適な任意の形状であってよい。非対称な末端部の好適な形状としては、例えば、口紅の先端、彫刻刀、枕、マイナスドライバー、シャベル、靴べら、又はくちばしの形状に類似する形状が挙げられる。
ある実施形態では、非対称な挿入末端部を含むタンポンは、挿入中頸部の周りのタンポンの反れを低減でき、かつ例えばより多くのタンポンを頸部からの経血の流路で利用可能な状態にすることができる。これは、経血の遮断を改善でき、かつ初期不具合の可能性を低減できる。非対称な挿入末端部を備えるタンポンは、タンポンの挿入中の抵抗感又は押し戻し感を低減することにより、挿入時の快適性を向上させることができる。
ある実施形態では、本発明のタンポンの挿入中、挿入末端部の配向は、例えば挿入末端部の任意の他の側面よりX軸に対する角度が小さい側面及び/又は角度を成す面を含む側面のような挿入末端部の側面が、膣の上面に面するように制御できる。指で挿入する場合、制御配向をユーザに指示することができる。あるいは、配向は例えば角度を成して切断された引抜き末端部、引抜き末端部の非対称なへこみ、凹部及び/若しくはポケット、角度を成して切断された指用カバー、又は任意の他の好適なデザインのような、ユーザの指上におけるタンポンの適切な配向を促進するための任意の好適なデザインのタンポンにより実現することもできる。
ある実施形態では、タンポンは挿入の配向を制御するアプリケータの補助を受けて挿入できる。アプリケータを使用して挿入の配向の制御を補助するとき、制御配向をユーザに指示することができる、及び/又は任意の好適なデザインのアプリケータにより実現できる。配向はまた、タンポンをユーザの膣内に挿入する前又は後の適切な配向を容易にするために、任意の好適なデザインのタンポンにより実現できる。
図1は、本発明のタンポン20の一実施形態を示す。タンポン20はX軸21を有する。タンポン20は、X軸21に垂直であり、かつ互いに垂直であるY軸22及びZ軸23を有する。タンポン20は、挿入縁部24、挿入末端部25、中心領域26、引抜き末端部27、及び引抜き縁部28を有する。図1に示すように、挿入末端部25はタンポン20のX軸21の周りで非対称であり、口紅の先端の形状に形成されている。中心領域26及び引抜き末端部27は円筒形であってよい。
図2は、X軸21を含みY軸22又はZ軸23に垂直である平面上の、図1の非対称な挿入末端部25の断面図を示す。図2に示すように、非対称な挿入末端部25は、X軸21の周りで非対称であり、例えばX軸21に対して角度を成す面29を有する非対称な挿入末端部のような、口紅の先端の形状に形成されている。面29の縁部は丸みを帯びていてよい。X軸21に垂直な断面は、半円形であってよい。
図3は、本発明のタンポン20の一実施形態を示す。タンポン20はX軸21を有する。タンポン20は、X軸21に垂直であり、かつ互いに垂直であるY軸22及びZ軸23を有する。タンポン20は、挿入縁部24、挿入末端部25、中心領域26、引抜き末端部27、及び引抜き縁部28を有する。図3に示すように、挿入末端部25はタンポン20のX軸21の周りで非対称であり、彫刻刀の形状に形成されている。中心領域26及び引抜き末端部27は円筒形であってよい。
図4は、X軸21を含み、Y軸22又はZ軸23に垂直である平面上の、図3の非対称な挿入末端部25の断面図を示す。図4に示すように、非対称な挿入末端部25は、X軸21の周りで非対称であり、X軸21に対して角度を成す2つの対向する面29を有する非対称な挿入末端部のような、彫刻刀の形状に形成されている。2つの対向する面29は交わり、直線状の挿入縁部30を形成できる。ある実施形態では、面29の縁部は丸みを帯びていてよい。X軸21に垂直な断面は、例えば矩形から長円形(racetrack-shaped)であってよい。
図5は、本発明のタンポン20の一実施形態を示す。タンポン20はX軸21を有する。タンポン20は、X軸21に垂直であり、かつ互いに垂直であるY軸22及びZ軸23を有する。タンポン20は、挿入縁部24、挿入末端部25、中心領域26、引抜き末端部27、及び引抜き縁部28を有する。図5に示すように、挿入末端部25はタンポン20のX軸21の周りで非対称であり、枕の形状に形成されている。中心領域26及び引抜き末端部27は円筒形であってよい。
図6は、X軸21を含みY軸22又はZ軸23に垂直である平面上の、図5の非対称な挿入末端部25の断面図を示す。図6に示すように、非対称な挿入末端部25は、X軸21の周りで非対称であり、例えば挿入縁部24に向かって次第に先細になる、及び/又は平坦になることができる凸面を形成する1つ以上の面29を有する非対称な挿入末端部のような、枕の形状に形成されており、これは湾曲した隆起部を形成できる。1つ以上の面29の縁部は丸みを帯びていてよい。X軸21に垂直な断面は、楕円形であってよい。
図7は、本発明のタンポン20の一実施形態を示す。タンポン20はX軸21を有する。タンポン20は、X軸21に垂直であり、かつ互いに垂直であるY軸22及びZ軸23を有する。タンポン20は、挿入縁部24、挿入末端部25、中心領域26、引抜き末端部27、及び引抜き縁部28を有する。図7に示すように、挿入末端部25はタンポン20のX軸21の周りで非対称であり、マイナスドライバーの形状に形成されている。中心領域26及び引抜き末端部27は円筒形であってよい。
図8は、X軸21を含み、Y軸22又はZ軸23に垂直である平面上の、図7の非対称な挿入末端部25の断面図を示す。図8に示すように、非対称な挿入末端部25は、X軸21の周りで非対称であり、例えばX軸21に対して角度を成す2つの対向する面29を有する非対称な挿入末端部のような、マイナスドライバーの形状に形成されている。2つの対向する面29は交わり、直線状の挿入縁部24を形成できる。面29の縁部は先細になり、狭い場合がある突出部を形成できる。X軸21に垂直な断面は、例えば矩形から長円形(racetrack-shaped)であってよい。
図9は、本発明のタンポン20の一実施形態を示す。タンポン20はX軸21を有する。タンポン20は、X軸21に垂直であり、かつ互いに垂直であるY軸22及びZ軸23を有する。タンポン20は、挿入縁部24、挿入末端部25、中心領域26、引抜き末端部27、及び引抜き縁部28を有する。図9に示すように、挿入末端部25はタンポン20のX軸21の周りで非対称であり、シャベルの形状に形成されている。中心領域26及び引抜き末端部27は円筒形であってよい。
図10は、X軸21を含み、Y軸22又はZ軸23に垂直である平面上の、図9の非対称な挿入末端部25の断面図を示す。図10に示すように、非対称な挿入末端部25は、X軸21の周りで非対称であり、例えばX軸21に対して角度を成す2つの対向する面29を有する非対称な挿入末端部のような、シャベルの形状に形成されている。2つの対向する面29は交わり、直線状の挿入縁部24を形成できる。1つの面29は凹面であってよく、対向する面29は凸面であってよい。面29の縁部は丸みを帯びていてよい。X21に垂直な断面は、三日月形であってよい。
図11は、本発明のタンポン20の一実施形態を示す。タンポン20はX軸21を有する。タンポン20は、X軸21に垂直であり、かつ互いに垂直であるY軸22及びZ軸23を有する。タンポン20は、挿入縁部24、挿入末端部25、中心領域26、引抜き末端部27、及び引抜き縁部28を有する。図11に示すように、挿入末端部25はタンポン20のX軸21の周りで非対称であり、靴べらの形状に形成されている。中心領域26及び引抜き末端部27は円筒形であってよい。
図12は、X軸21を含み、Y軸22又はZ軸23に垂直である平面上の、図11の非対称な挿入末端部25の断面図を示す。図12に示すように、非対称な挿入末端部25は、X軸の周りで非対称であり、X軸21に対して角度を成し、凹面であってよい面29を有する非対称な挿入末端部のような、靴べらの形状に形成されている。面29の縁部は丸みを帯びていてよい。X軸21に垂直な断面は、三日月形であってよい。
図13は、本発明のタンポン20の一実施形態を示す。タンポン20はX軸21を有する。タンポン20は、X軸21に垂直であり、かつ互いに垂直であるY軸22及びZ軸23を有する。タンポン20は、挿入縁部24、挿入末端部25、中心領域26、引抜き末端部27、及び引抜き縁部28を有する。図13に示すように、挿入末端部25はタンポン20のX軸21の周りで非対称であり、くちばしの形状に形成されている。中心領域26及び引抜き末端部27は円筒形であってよい。
図14は、X軸21を含み、Y軸22又はZ軸23に垂直である平面上の、図13の非対称な挿入末端部25の断面図を示す。図14に示すように、非対称な挿入末端部25は、X軸の周りで非対称であり、挿入縁部24に向かって次第に先細になる、及び/又は平坦になることができる凸面を形成する1つ以上の面29を有する非対称な挿入末端部のような、くちばしの形状に形成されており、これは湾曲した隆起部を形成できる。表面の一部は平坦であってよい。1つ以上の面29の縁部は湾曲した隆起部を形成できる。X軸21に垂直な断面は、長円形(racetrack-shaped)から楕円形、砂時計形であってよい。
タンポンの全長は、X軸に沿って挿入末端部から引抜き末端部まで測定できる。ある実施形態では、人間が使用するための典型的なタンポンは、幅約10〜約16mm、長さ約30〜約60mmであってよく、吸収力に依存する場合が多いが、任意の好適な幅及び長さであってよい。他の哺乳類の場合、典型的なタンポンの寸法は、具体的な膣管形状の差に基づいて変動してよい。
ある実施形態では、挿入末端部は挿入縁部を起点としてよく、挿入縁部からX軸に沿ってタンポンの全長の約1/3の所を終点としてよい。したがって、挿入末端部の全長は、タンポンの全長の約1/3であってよい。挿入末端部は、例えば、タンポンの全長の約1/10、約1/8、約1/5、約1/3、又は約1/2のような、任意の好適な長さであってよい。挿入末端部の長さが変動すると、それに応じて中心領域及び/又は引抜き末端部の長さも変化してよい。ある実施形態では、引抜き末端部は挿入縁部からX軸に沿ってタンポンの全長の約2/3の所を起点としてよく、引抜き縁部を終点としてよい。引抜き末端部は、例えば、タンポンの全長の約1/10、約1/8、約1/5、約1/3又は約1/2のような、任意の好適な長さであってよい。
タンポン及びその任意の構成要素は、単一材料又は材料の組み合わせを含んでよい。タンポン用材料を、例えば、エアレイイング、カーディング、ウェットレイイング、水流交絡、又は他の既知の技術のような任意の好適なプロセスにより、タンポンで使用するのに好適な布地、ウェブ、又は芯に成形できる。
タンポンは、吸収性物品で使用するのに好適な広範な液体吸収性材料から構成され得る綿球から形成できる。かかる材料としては、例えば、レーヨン(ドイツケルハイム(Kelheim)のケルハイム・ファイバー社(Kelheim Fibres GmbH)から入手可能なギャラクシー(GALAXY)レーヨン(三葉(tri-lobed)レーヨン)又はダヌフィル(DANUFIL)レーヨン(円形レーヨン))、木綿、折りたたまれたティッシュ、織布材料、不織布ウェブ、合成及び/又は天然の繊維若しくはシート、エアフェルトと呼ばれる粉砕木材パルプ、発泡体、又はこれらの材料の組み合わせが挙げられる。他の好適な材料の例としては、縮みセルロース詰め物、コフォームを含むメルトブローポリマー、化学的に剛化、変性、又は架橋されたセルロース繊維、けん縮ポリエステル繊維のような合成繊維、ピートモス、発泡体、ティッシュラップ及びティッシュラミネートを含むティッシュ、任意の同等の材料若しくは材料の組み合わせ、又はこれらの混合物が挙げられる。更に、超吸収性ポリマー又は吸収性ゲル材料のような超吸収性材料をタンポンに組み込んでもよい。
綿球は、圧縮及び/又は成形前、任意の好適な形状、大きさ、材料又は構造であってよい。例えば、綿球としては、円形、楕円形、半円形、三角形、山形、H字形、蝶ネクタイ形、又は例えば、米国特許第3,738,364号、同第5,911,712号、同第6,740,070号、同第6,887,266号、及び同第6,953,456号に記載された形状のような、任意の他の好適な形状の、吸収体の圧延された管状又は平坦な構造を挙げることができる。
ある実施形態では、タンポンはその使用前の一般的形状及び大きさを保持する「自立型(self-sustaining)」であってよい。タンポン綿球は、圧縮及び/又は成形され、例えば非対称な挿入末端部のような、パッケージ化及び/又は使用前に所定の形状及び/又は大きさを有する自立型タンポンを形成できる。ある実施形態では、自立型タンポンは、典型的には使用前に剛性であってよい。
ある実施形態では、タンポンは非対称な挿入末端部を有するように形成できる。例えば、タンポンは、例えば、アプリケータ及び/若しくは包装紙等にタンポンをパッケージ化する前、並びに/又は、消費者が購入及び/若しくは使用する前、非対称な挿入末端部を含むように、圧縮又は別の方法で構築できる。ある実施形態では、タンポンの中心領域及び/又は引抜き末端部を円筒形状に圧縮できるが、他の形状も可能である。これらとしては、矩形、三角形、台形、半円形、砂時計、又は他の好適な形状として説明される横断面又は横断面要素を有する形状を挙げることができる。
ある実施形態では、タンポンは、放射状に圧縮され圧延された構造を有するタンポンであってよい。タンポンは、綿球を圧延し、放射状に圧縮することにより構築できる。綿球は、マンドレルの周囲で転がされ、次いでマンドレル有り又は無しで圧縮できる。ある実施形態において、マンドレルを取り除いた後に残された空洞が、指用ポケットを提供する。タンポンはまた、プッシュロッドによるダイの形成において、例えば円筒形綿球のように、綿球に圧力をかけることにより構築することもできる。指用ポケットは、ダイ又はプッシュロッドの形成において凸部に押し付けられた半加工品の一部に形成することもできる。引抜きひもは、圧縮前に、空洞内に少なくとも部分的に配置できる。ある実施形態では、ひもの少なくとも一部は、最終タンポンの引抜き末端部に突き刺すことができる。
本発明で有用な引抜きひもは、例えば木綿及びレーヨンのような任意の好適な材料で作製できる。ある実施形態では、引抜きひもは、引抜き末端部から延在し、タンポンの挿入前に少なくとも部分的に指用ポケット内に配置できる。引抜きひもは、ユーザがタンポンを挿入する準備をするとき、指から少なくとも部分的に離れてよい。ある実施形態では、引抜きひもは、包装紙の少なくとも一部を取り除くとき、自動的に展開され得るように、タンポンの包装紙の一部に接合してよい。引抜きひもと包装紙との接合は、引抜きひもの展開中接合が維持され、引抜きひもが少なくとも部分的に伸長するとき切れるような強度を有してよい。ある実施形態では、引抜きひもの展開中接合を維持することができ、引抜きひもが完全に伸長したとき切れてよい。
タンポンはあるいは、1つ以上のオーバーラップも含んでよい。オーバーラップは、例えば、レーヨン、木綿、2成分繊維、ポリエチレン、ポリプロピレン、当該技術分野において既知である他の好適な天然又は合成繊維、及びこれらの混合物のような、任意の好適な材料であってよい。ある実施形態では、タンポンは、圧縮されたタンポンを取り囲むオーバーラップ材料を含んでよい。
ある実施形態では、オーバーラップはタンポンの引抜き末端部から延在することができる。過剰なオーバーラップは指用ポケット内に押し込まれてよい。ユーザがタンポンを挿入する準備をするとき、過剰なオーバーラップは指用ポケットから引抜き、指用カバー又は吸収性スカートを提供できる。ある実施形態では、過剰なオーバーラップは、包装紙の一部が取り除かれるとき自動的に展開され得るように、タンポンの包装紙の一部と接合してよい。過剰なオーバーラップと包装紙との接合は、展開中維持され、次いで、過剰なオーバーラップが完全に広がると破断してオーバーラップを分離するような強度を有してよい。ある実施形態では、過剰なオーバーラップはひもと接合し、ひもとともに指用ポケットに押し込まれてよい。
タンポンはあるいは、例えばタンポンの引抜き末端部に近接する引抜きひもに取り付けられた第2吸収性材料の塊のような、第2吸収性部材も含んでよい。好適な第2吸収性部材は、例えば米国特許第6,258,075号に記載されている。
ある実施形態では、タンポンは指で挿入できる。タンポンを指で挿入することを意図するとき、例えば米国特許第6,283,952号に記載されている指用インデントのような、挿入を補助するためにタンポンの引抜き末端部に指用インデントを提供することが望ましい場合がある。ある実施形態では、指で挿入するタンポンは、引抜き末端部から延在し、指用カバーを形成するオーバーラップ材料を含んでよい。指で挿入するタンポンはあるいは、引抜き末端部から延在し、吸収性スカートを形成する被覆材料も含んでよい。
あるいは、タンポンはアプリケータを使用して挿入してもよい。例えば、プラスチック、紙又は他の好適な材料であってよい、管及びプランジャータイプの配置、並びにコンパクトタイプのアプリケータを含む、任意の好適なアプリケータを用いることができる。ある実施形態では、例えば、半透明及び/若しくは透明な材料を含むアプリケータ、並びに/又は後に続く、及び/若しくは別の方法で取り囲まれたタンポンの形状を示す挿入末端部を含むアプリケータのようなアプリケータにより、ユーザはタンポンの形状をよりよく把握できるようになる。ある実施形態では、タンポンはアプリケータを用いて挿入でき、アプリケータはアプリケータのX軸の周りで非対称に形成される挿入末端部を備える。タンポンはまた、タンポンの非対称な挿入末端部可視であるように、露出した挿入末端部を含むアプリケータを用いて挿入できる。
ある実施形態では、アプリケータの非対称な挿入末端部の少なくとも一部は、タンポンに類似する、並びに/又はタンポンの表面の少なくとも一部に接触する、及び/若しくは適合するように成形できる。剛性挿入末端部構造は、例えば、射出成形のような好適な方法で成形され、少なくともある程度の浮き上がり形観察結果を提供できる。あるいは、フィルム、紙及び可撓性織布、又は不織布のような可撓性又は柔軟性材料から作製された挿入末端部を使用してもよい。かかる可撓性又は柔軟性挿入末端部としては、例えば米国特許第2,922,422号及び同第2,922,423号のような「スリーブ」又は「管」、例えば同第2,092,427号及び同第3,749,093号のような「シース」、例えば同第5,135,475号のような「バレル」、例えば同第3,358,686号のような「袋」、又は例えば同第4,610,659号のような「フィルム封入」を含む、タンポンを部分的に又は完全に封入するものが挙げられる。
タンポンは所望により、消費者にその中にパッケージ化されたタンポンを視覚的に示すために、タンポンの外表面に適合する包装紙を使用できる。かかる包装紙は、タンポンが指で使用するとき、及び/若しくは使用前にアプリケータに収容されないことを意図するときに特に有用である。包装紙は、各タンポンを封入し、挿入及び使用前に取り除くことができる。
包装紙は、任意の好適な方法で作製できる。用いる包装紙材料は、タンポンを衛生的に包装するのに使用するために好適な任意の材料であってよい。好適な包装紙材料としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリスチレン、PET(ポリエチレンテレフタレート)、セロファン、ポリアミド、ポリ(塩化ビニル)、エチレン−ビニルアセテートコポリマー等で作製された高分子フィルム、合成又は天然(例えばゴム)エラストマー、金属ホイル(例えば、アルミホイル)のような閉鎖性材料、不織布、織布、スクリム、メッシュ及び紙のような非閉鎖性若しくは多孔質材料、又は任意の他の好適な材料が挙げられる。包装紙は、例えば約1mm未満の厚さを有するフィルムのような、1種類以上の可撓性高分子フィルムを含んでよい。包装紙は、例えば、熱収縮、ヒートシール、接着剤、圧力、延伸、積層、コーティング、糊付け、エンボス加工、圧着、縫い付け、縫製、絡み、機械的連結、常温圧接、超音波結合及び/又はこれらの組み合わせを含む、任意の好適な技術を用いて作製でき、またタンポンに適用できる。
包装紙は、少なくとも1本の脆弱線を含む開封手段を備えてよい。この開封手段は、包装紙の開封時、包装紙材料が1片を超える包装紙材料に分離することを防ぎ、又は低減できる。例えば、脆弱線は、包装紙の断片化をもたらす可能性がある包装紙の開封時、包装紙の一部がはぎ取られるのを防ぐために、長さ及び周囲に関して包装されたタンポンの一部の周りでのみ延在できる。
本発明のタンポンは、例えば、当該技術分野において既知であるような、任意の好適な方法により作製できる。好適な方法としては、例えば、タンポン綿球に熱及び/又は圧力をかける方法が挙げられる。かかる熱及び/又は圧力は、繊維を「固まらせ」、流体膨張しやすい圧縮形を実現させる。
女性の膣内におけるタンポンの配置を改善する方法も提供される。方法は、例えば、本明細書で提供されるタンポンのような、タンポンのX軸の周りで非対称である挿入末端部を含むタンポンを提供する工程と、膣内にタンポンを挿入する工程と、を含む。例えば対称な挿入末端部を有するタンポンに比べて、タンポンの非対称な挿入末端部は、非対称な挿入末端部が例えば頸部への近接性が増すなどの、頸部からの経血の流路に対する配置の改善を示すように挿入できる。タンポンの挿入末端部の配置の改善は、頸部からの経血の遮断を増加させる、及び/又は漏れを減少させることができる。ある実施形態では、タンポンは、X軸に対して角度を成す面を有する挿入末端部の側面が、膣の上面に面するように、膣内に挿入できる。
図15に示すように、対称な挿入末端部を有する市販のタンポン20は、膣31への挿入後、頸部32の側面に反れる場合がある。それは、頸部32から流れる月経液の遮断を減少させ、ユーザの体の外側への漏れを増加させる場合がある。図16に示すように、非対称な挿入末端部を有するタンポン20の指での挿入は、膣31への挿入後、経血の流路に対してタンポン20の配置を改善し、これは月経液の遮断を改善し、挿入の快適性を向上させることができる。膀胱34及び子宮33もまた、図15及び16に示す。
本明細書に開示される寸法及び値は、列挙された正確な数値に厳しく限定されるものとして理解されるべきではない。それよりむしろ、特に指定されない限り、こうした各寸法は、列挙された値とその値周辺の機能的に同等の範囲との両方を意味することを意図する。例えば、「40mm」として開示された寸法は、「約40mm」を意味することを意図する。
「発明を実施するための形態」で引用した全ての文献は、関連部分において本明細書に参照により組み込まれるが、いずれの文献の引用も、それが本発明に対する先行技術であることを容認するものと解釈されるべきではない。この文書における用語のいずれかの意味又は定義が、参考として組み込まれる文献における用語のいずれかの意味又は定義と対立する範囲については、本文書におけるその用語に与えられた意味又は定義を適用するものとする。
本発明の特定の実施形態が説明及び記載されてきたが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく他の様々な変更及び修正を行えることが当業者には明白であろう。したがって、本発明の範囲内にあるそのような全ての変更及び修正を添付の特許請求の範囲で扱うものとする。
Claims (10)
- 挿入末端部及び引抜き末端部を有する、対称な吸収塊を備えるタンポンであって、前記挿入末端部が、前記タンポンのX軸の周りで非対称であることを特徴とするタンポン。
- 前記吸収塊が、円筒形である、請求項1に記載のタンポン。
- 前記挿入末端部が、口紅の先端、彫刻刀、枕、マイナスドライバー、シャベル、靴べら、又はくちばしの形状に類似する形状を有する、請求項1又は2に記載のタンポン。
- 前記タンポンが、指で挿入するタンポンである、請求項1から3のいずれか一項に記載のタンポン。
- 前記タンポンが、挿入末端部を有するアプリケータを用いて挿入するタンポンであり、前記アプリケータの前記挿入末端部が、前記アプリケータのX軸の周りで非対称であることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載のタンポン。
- 前記挿入末端部が、前記X軸に対して角度を成す1つ以上の面を含む、請求項1から5のいずれか一項に記載のタンポン。
- 前記X軸に対して最小の角度を有する前記挿入末端部の側面が、前記タンポンが膣内に挿入されるとき、前記膣の上面に面する、請求項1から6のいずれか一項に記載のタンポン。
- 女性の膣にタンポンを配置する方法であって、
前記タンポンを提供する工程と、
前記タンポンを前記膣内に挿入する工程と、を含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。 - 前記膣が、上面及び下面を有し、前記タンポンが、前記X軸に対して角度を成す面を有する前記挿入末端部の側面が、前記上面に面するように前記膣内に挿入される、請求項8に記載の方法。
- 前記タンポンが、中心領域及び引抜き末端部を有し、前記中心領域及び前記引抜き末端部が円筒形である、請求項8又は9に記載の方法。
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