JP2010502038A - 無線通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】格子基底縮小用MIMO受信機の出力においてビットの対数尤度比(LLR)を得る方法を提供する。
【解決手段】格子基底縮小用受信機ベースの無線通信システムにおいて、チャネル推定値に格子基底縮小を適用することと、縮小基底チャネルに従って受信信号を等化することと、最近の候補ベクトルに基づいて縮小基底中の候補ベクトルの集合を生成することによって、送信ビットが特定の値を有する確率を決定することと、各候補ベクトルに対し、対応する送信シンボルベクトルを決定することと、受信信号に基づいて、各送信ビット値が送信されている確率を求めることによって、受信信号から送信ビット値の軟判定値が決定される。
【選択図】 図5

Description

本発明は、無線通信の分野に属し、特に、それだけに限らないが、MIMO(multiple input multiple output:多入力多出力)通信システムの分野に属する。
従来の通信システムは、数学的に、
y=Hx+v
で表すことができ、式中、MIMO通信システムでは、yは受信信号を表すn×1ベクトルであり、Hは通信路の伝送特性をモデル化するn×mチャネル行列であり、xは送信シンボルを表すm×1ベクトルであり、vはn×1雑音ベクトルであり、mとnは、それぞれ、送信アンテナと受信アンテナの数を表す。
同じ表現が、CDMAシステムにおけるマルチユーザ検出にも使用され得ることが、当業者には理解されるであろう。
最近の文献には、格子基底縮小(Lattice Reduction)と呼ばれる技法の使用が、どのようにしてMIMO検出方法の性能を改善し得るかが示されている。
例えば、非特許文献1には、多入力多出力(MIMO)デジタル通信システムの性能を高める格子基底縮小(LR)技法が記載されている。
加えて、非特許文献2では、YaoおよびWornellによって提案された格子基底縮小用検出方式を考察している。この論文では、格子基底縮小用検出方式を、周知のLLLアルゴリズムを用いて拡張し、これによって、任意の次元数を有するMIMOシステムへの適用を可能としている。
非特許文献3(以下「Berenguerら」という)には、直交周波数分割多重化(OFDM)を使うと、マルチパス伝搬を有する無線システムにおける受信機の複雑さを大幅に低減することが記載されており、これを無線広帯域複数アンテナ(MIMO)システムで使用することを提案している。
最後に、非特許文献4(以下、「Wubbenら」という)では、前述の格子基底縮小用方式をMMSE基準に用いている。
前述の各文献で使用される技法は、数学的には、チャネル行列Hの各列が、格子の基底を記述するものとみなされ得るという概念を使用している。したがって、基底ベクトルがほぼ直交するように、この格子と等価の記述(いわゆる「縮小基底」)を計算することができる。この場合、受信機がこの縮小基底を使ってチャネルを等化すれば、雑音増大を最小限に抑えることができ、(Wubbenらの図5に示すように)検出性能が改善される。このプロセスは、以下に述べる各ステップを備える。
r、xrおよびHrを、それぞれ、
Figure 2010502038
のように、y、xおよびHの実数値表現であるものと定義し、式中、Re()とIm()は、これらの引数の実数成分と虚数成分を表すものとする。
Berenguerらには、複素数体における同等の方法が記載されているが、明確にするために、ここでは、この方法の実表現を使用する。
この技術分野には、いくつかの格子基底縮小アルゴリズムが存在する。適切なアルゴリズムの1つが、前述のLenstra−Lenstra−Lovasz(LLL)アルゴリズムであり、これは、Wubbenらに開示されている。また、非特許文献5以下「Lenstraら」という)と、非特許文献6(以下「Lovasz」という)にも記載されている。
これらのいずれか1つを使って、縮小基底
Figure 2010502038
が、
Figure 2010502038
によって与えられるように、変換行列Tを計算することができる。
行列Tは、整数項目だけを含み、これの行列式は、+/−1である。
格子基底縮小の後、システムは、
Figure 2010502038
で再表現され、式中、zr=T−1rである。この再定義システムにおける受信信号yrを等化して、zrの推定値が獲得される。この場合、この等化プロセスでは、例えば、線形ZF技法などを用い、これによって、
Figure 2010502038
が得される。
Figure 2010502038
はほぼ直交であるため、
Figure 2010502038
が被る雑音増大は、受信機がチャネルHrを直接等化した場合よりもはるかに少ないはずである。
当然ながら、他の等化技法も使用され得る。例えば、MMSE技法や、前述の公開されている従来技術のものなど、より複雑な連続干渉除去に基づく方法の使用も考えられるであろう。
前述のような受信機は、xに含まれる送信シンボルが、M−QAMコンステレーションから獲得されると分かっていて動作する。この制約条件があれば、
Figure 2010502038
は、Wubbenらに記載されている方法に従って、以下のように量子化することができる。
Figure 2010502038
式中、Q{}は、これの引数の各要素を最も近い整数に丸める量子化関数であり、1は、成分がすべて1の2*m×1ベクトルである。
以上より、量子化関数は別として、残りの操作は、M−QAMコンステレーションが、整数格子のスケーリング及び変換バージョンであることの結果であることが理解されるであろう。したがって、整数量子化は、同じ簡単なスケーリング操作と変換操作を必要とする。
図2に示すように、スカラ値αとβが、使用されるM−QAMコンステレーションの定義から得され、αはコンステレーション点間の最短距離に等しく、βは、これらのコンステレーション点と虚数(I)軸と実数(R)軸の間の最短距離(すなわちIおよびR方向への原点からの最小オフセット)に対応する。本例では、16−QAMコンステレーションが使用され、これは{+/−1,+/−3}の実数成分と虚数成分を有する。
最後に、xrの推定値
Figure 2010502038
が、この方法により、
Figure 2010502038
として得られる。
場合によっては、
Figure 2010502038
の推定値に誤りがある場合には、
Figure 2010502038
中のシンボル推定値の一部が有効なシンボルではないこともあり得る。かかる場合、これらのシンボルは、最近の有効なシンボルにマップされる。例えば、16−QAMを用いる本例では、値+/−1、+/−3が、
Figure 2010502038
中の有効なエントリーを定義することがある。したがって、
Figure 2010502038
の成分が、例えば、+5に等しい場合、これは、+3の値にマップされるはずである。
(MIMOシステムなどの)かかる縮小格子検出器は、普通、硬判定値を出力する。軟出力を得るために適用できる技術が記載されている唯一の文献は、非特許文献7(以下「Windpassingerら」という)である。Windpassingerらが提案している方法は複雑であり、この文献ではこの技法の性能が実証されなかった。したがって、本発明の諸態様の一目的は、簡単で実証済みの手法を使って軟出力を決定することのできるMIMO検出器を提供することである。
硬判定ベクトル
Figure 2010502038
のすべての要素が等しい信頼性を有するものと仮定して候補解のリストを生成する方法が、本出願人による特許文献1に記載されている。この出願には、縮小格子検出器によって提供される量子化推定値に所定の摂動を適用することによってリストを生成することを伴う手法が記載されている。しかしながら、一般に、非量子化解
Figure 2010502038
の要素に存在する雑音は異なる。したがって、
Figure 2010502038
の各要素の信頼性は著しく異なり得る。本発明の一態様は、硬判定の異なる要素の信頼性の違いを認識し、これを考慮に入れる、候補解を生成する方法を提供する。この方法は、より可能性の高い候補解のリストを生成し、よって、より高品質の軟情報を生成する。図1に、より高品質の軟情報を算出することによって得ることのできる利点を示す。
英国特許出願第0518036.9号明細書
"Lattice-Reduction-Aided Detectors for MIMO Communication Systems", (H. Yao and G.W. Wornell, Proc. IEEE Globecom, Nov 2002, pp.424-428) "Low-Complexity Near-Maximum-Likelihood Detection and Precoding for MIMO Systems using Lattice Reduction", (C. Windpassinger and R. Fischer, in Proc. IEEE Information Theory Workshop, Paris, March, 2003, pp.346-348) "Lattice-Reduction-Aided Receivers for MIMO-OFDM in Spatial Multiplexing Systems", (I. Berenguer, J. Adeane, I. Wassell and X. Wang, in Proc. Int. Symp. on Personal Indoor and Mobile Radio Communications, Sept. 2004, pp. 1517-1521) "MMSE-Based Lattice-Reduction for Near-ML Detection of MIMO Systems", (D. Wubben, R. Bohnke, V. Kuhn and K. Kammeyer, in Proc. ITG Workshop on Smart Antennas, 2004) "Factoring Polynomials with Rational Coefficients", (A. Lenstra, H. Lenstra and L. Lovasz, Math Ann., Vol. 261, pp. 515-534, 1982) "An Algorithmic Theory of Numbers, Graphs and Convexity", (L. Lovasz, Philadelpia, SIAM, 1980) "From Lattice-Reduction-Aided Detection Towards Maximum-Likelihood Detection in MIMO Systems", (C. Windpassinger, L. Lampe and R. Fischer, in Proc. Int. Conf. on Wireless and Optical Communications, Banff, Canada, July 2003)
一般に、本発明の一態様は、格子基底縮小用MIMO受信機の出力においてビットの対数尤度比(LLR)を得る方法を提供する。
本発明の第1の態様では、格子基底縮小用受信機ベースの無線通信システムにおいて受信信号から送信ビット値の軟推定値を決定する方法であって、当該システムで定義される通信チャネルにおけるチャネル応答の推定値を得ることと、このチャネル応答に格子基底縮小を適用し、縮小基底で表されるチャネルに従って受信信号を等化することと、最近の候補ベクトルに基づいて縮小基底中の候補ベクトルのリストを生成することにより、送信ビットが特定の値をもつ確率を決定することと、各候補ベクトルに対し、対応の送信シンボルベクトルを求めること、および、受信信号に基づいて、各送信ビット値が送信されている確率を求めることと、を含む。
好ましくは、候補ベクトルのリストを生成するステップは、
(i)前記リストのサイズを既知の固定値に設定することと、
(ii)前記リストのサイズを予め定められた有効な候補ベクトルの数に設定し、前記サイズを十分な数の候補が見つかるまで変化させることと、
のうちのいずれか1つによって、可能性のある候補ベクトルのリストを選択するステップを含む。
上記態様の好ましい実施形態では、推定される初期ベクトルの条件付き確率を、前記可能性のある候補ベクトルが前記初期ベクトルの真の値に等しいという条件に基づいて決定するステップと、前記条件付き確率に基づき前記最近の候補ベクトルを決定するステップとを含む。
好ましくは、最近の候補ベクトルは、加重平方ユークリッド的に最も近いものである。
上記態様の別の実施形態では、送信ビット確率を決定するステップは、各候補シンボルベクトルが送信されている確率を決定することと、その後に、すべての可能なシンボルが送信アンテナのそれぞれから送信されている確率を決定することとを含む。
この方法は、MIMO無線通信システムでの使用に適する。さらに、この方法は、受信信号が、同じ場所に位置していてもいなくてもよい、複数のアンテナからの送信の結果である他の任意のシステムと共に使用することもできる。さらに、この方法は、マルチユーザ検出(MUD)などの、CDMAシステムにも適用可能である。
本発明の別の態様は、格子基底縮小用受信機ベースの無線通信システムにおいて受信信号から送信ビット値の軟判定値を決定する受信機であって、チャネル応答の推定値を得る手段と、チャネル応答に格子基底縮小を適用する手段と、縮小基底チャネルに従って受信信号を等化する手段と、送信ビットが特定の値をもつ確率を決定する軟情報判定手段とを含み、軟情報判定手段は、最近の候補ベクトルに基づいて縮小基底中の候補ベクトルのリストを生成する手段、各候補ベクトルに対し、送信シンボルベクトルを求める手段、および、受信信号に基づいて、送信ビット値が送信されている確率を決定する手段を含む。
本発明の別の目的は、格子基底縮小用MIMO受信機の出力におけるビットの対数尤度比(LLR)を得る方法を提供することである。
この目的を達成するために、上記方法または上記検出器によって決定される確率は、LLRに変換され得る。
本発明の一実施形態に従って得られるパフォーマンスのグラフと、英国特許出願第0518036.9号明細書で開示されている方法の一実施形態に従って得られるパフォーマンスのグラフを、符号化システムに準最適な実際のmax−log APP復号器との比較で示す図。 本発明の一実施形態の無線通信システムで使用され、従来技術の各例で使用される格子を示すグラフ。 送信機と受信機を含むMIMOシステムを概略的に示す図。 図3の受信機をさらに詳細に示す図。 図4に示す検出器によって動作する検出方法を示す図。
次に、本発明の各実施形態を、添付の図面を参照して説明する。
以下では、本発明を、無線通信システムの等化のための一実装形態を参照して説明する。図3に、一般に公知である構成のMIMOデータ通信システム10を備えるかかるシステムを示す。本発明の実施形態に係る新規の構成要素を、以下の説明で明らかにする。
通信システム10は、送信機器12と受信機器14を備える。多くの状況では、無線通信機器が、送信機と受信機が組み合わせた機構を備えるが、本例では、簡潔にするために、これらの機器を一方向通信機器として示している。
送信機器12は、(情報ビットまたはシンボルを含む)データをチャネル符号器18に提供するデータソース16を備える。チャネル符号器18の後には、チャネルインターリーバ20と、図示の例では、空間時間符号器22が続く。空間時間符号器22は、1つまたは複数の入力シンボルを、複数の送信アンテナ25を備える送信アンテナアレイ24からの同時送信のための複数のコードシンボルとして符号化する。この図示した例では、3つの送信アンテナ25が設けられているが、実際の実装形態は、用途に応じてより多い、または少ないアンテナを含んでいてもよい。
符号化送信信号は、送信アンテナアレイ24と対応する受信機器14の受信アンテナアレイ26の間の間で定義されるMIMOチャネル28を介して伝搬する。受信アンテナアレイ26は、受信機器14の格子基底縮小復号器30に複数の入力を提供する複数の受信アンテナ27を備える。この実施形態では、受信アンテナアレイ26は、3つの受信アンテナ27を備える。
格子基底縮小復号器30は、MIMOチャネル28の影響を除去する機能を有する。格子基底縮小復号器30の出力は、各送信アンテナ25に1つずつの複数の信号ストリームを備え、各信号ストリームは、送信ビットが特定の値を有する確率に関するいわゆる軟データまたは尤度データを搬送する。このデータが、チャネルインターリーバ20の結果を反転させるチャネルデインターリーバ32に提供され、次いで、このチャネルデインターリーバ32によって出力されるデインターリーブビットが、本例ではビタビ復号器であるチャネル復号器34に提示され、ここで畳み込み符号が復号される。チャネル復号器34の出力は、任意の所望のやり方でさらにデータを処理するために、データシンク36に提供される。
格子基底縮小復号器30の特有の機能を、順を追って説明する。
図4に、受信機器14として(ソフトウェアまたは特定用途向けハードウェア構成要素によって)動作可能に構成されるハードウェアを概略的に示す。受信機器14は、作業メモリ112に格納され、かつ/または大容量記憶装置116から検索可能な機械コード命令を実行するように動作するプロセッサ110を備える。汎用バス114によって、ユーザ操作可能入力機器118は、プロセッサ110とやりとりすることができる。ユーザ操作可能入力機器118は、本例では、キーボードとマウスを備えるが、別種のポインティングデバイス、手書きタブレット、音声認識手段、あるいはユーザ入力動作を解釈し、データ信号に変換するための他の任意の手段など、他の任意の入力機器も同時に、または代替として設けられ得ることが理解されるであろう。
情報のユーザへの出力のために、汎用バス114にはさらに、オーディオ/ビデオ出力ハードウェア機器120が接続されている。オーディオ/ビデオ出力ハードウェア機器120には、視覚表示ユニット、スピーカ、またはユーザに情報を提示することのできる他の任意の機器が含まれ得る。
汎用バス114に接続された通信ハードウェア機器122は、アンテナ26に接続されている。図4に示した実施形態では、作業メモリ112は、プロセッサ110によって実行されると、ユーザとの間のデータのやりとりを可能にするユーザインターフェースを確立させる、ユーザアプリケーション130を記憶する。本実施形態のアプリケーションは、汎用のまたはユーザが常用しているユーティリティの実装された特定のコンピュータを設定する。
また、複数のアプリケーション130のうちの1つの実行で生成されるデータが処理され、次いで、別の通信機器への伝送および通信のために通信ハードウェア機器122に渡されることを可能にする通信プロトコルを確立するために、特定の実施形態に従った通信機能132も作業メモリ112に格納されている。アプリケーション130と通信機能132を定義するソフトウェアは、便宜上、一部が、作業メモリ112と大容量記憶装置116に格納され得ることが理解されるであろう。これが有効に管理され、作業メモリ112と大容量記憶装置116に格納されているデータへのアクセス速度が異なる可能性を考慮することができるように、任意選択で、メモリマネージャが設けられてもよい。
プロセッサ110で、通信機能132に対応するプロセッサ実行可能命令が実行されると、プロセッサ110は、認識される通信プロトコルに従って別の機器との通信を確立するように動作する。
次に、格子基底縮小復号器30の機能を、図5に従ってさらに詳細に説明する。この図示の方法は、上記の従来技術の紹介と考察で概説したように、縮小基底中の送信格子点の非量子化推定値、すなわち、
Figure 2010502038
が決定されると開始する。この推定値をどのように得るかは重要ではない。すなわち、任意の適切な格子基底縮小アルゴリズムが適用されてもよく、いくつかの等化方法のいずれが適用されてもよい。
推定値
Figure 2010502038
は、
Figure 2010502038
で表され、式中、zrは、前述の従来技術の紹介と考察で定義したように、真の値を表し、nは推定値に存在する雑音を表す。線形等化技術を用いて
Figure 2010502038
が算出されるならば、nの各要素は、ゼロ平均ガウス確率変数であると想定される。よって、一般に、nの各要素は、
Figure 2010502038
で与えられる共分散行列Mで特徴付けられる。式中、E[]は統計的期待値を表す。共分散行列Mは、チャネル状態情報と、縮小格子検出器の入力における雑音分散を使って推定され得る。実際の無線システムは、これらのパラメータの両方が、チャネル推定プロセスを使って十分な正確さで測定され得るように設計されることが理解されるであろう。
軟出力を生成するために、ここでは
Figure 2010502038
で表される、
Figure 2010502038
の最も可能性の高い候補ベクトルのリストが必要とされる。ステップ210で、
Figure 2010502038
のリストが生成される。軟出力の品質は、リストサイズKを、すべての候補ベクトルが含まれるまで拡大することによって改善することができる。しかしながら、実際には、候補ベクトルの総数のごく一部だけで、十分に良好な軟出力が生成される。
ステップ220で、cがzに等しいと仮定した場合の測定値
Figure 2010502038
の条件付き確率が求められ、これは以下のように与えられる。
Figure 2010502038
Lenstraらによれば、格子基底縮小プロセスは、
Figure 2010502038
の各列が、相互にほぼ直交するような、変形システム行列
Figure 2010502038
をもたらす。この場合、共分散行列Mの非対角要素はほぼゼロである。すなわち、nの各要素は、ほぼ相互に独立であることがわかる。この想定の下では、
Figure 2010502038
は、加重平方ユークリッド距離
Figure 2010502038
に等しく、これは次のように与えられる。
Figure 2010502038
したがって、Mが対角行列である場合、
Figure 2010502038
は、加重平方ユークリッド距離
Figure 2010502038
の単調減少関数である。したがって、K個の最も可能性の高い候補ベクトルの集合、
Figure 2010502038
は、(加重平方ユークリッド的に)ステップ230の非量子化推定値
Figure 2010502038
に最も近いK個の候補ベクトルである。
Figure 2010502038
に最も近いK個の候補ベクトルの集合は、D. Eppstein, “Finding the k shortest paths”, (in Proc. 35th IEEE Symp. Foundations of Computer Science, Santa Fe, NM, 1994, pp. 154-165)に記載されている、k最短経路アルゴリズム(k shortest paths algorithms)という技法を使って非常に効率よく算出することができる。すべての最近傍検索アルゴリズムは、繰り返し動作し、各繰り返しで、可能性ある候補のリストから次の最近傍候補が発見される。これに加えて、可能性ある候補のリストとは、繰り返しの度に拡大される。
ステップ240で、各候補ベクトル
Figure 2010502038
が、
Figure 2010502038
で与えられる、対応するシンボルベクトル
Figure 2010502038
にマップされる。候補ベクトル
Figure 2010502038
は、これに対応するシンボルベクトル
Figure 2010502038
のすべての要素が有効なコンステレーションシンボルである場合に、有効であるという。さらに、いくつかの候補ベクトルは、送信に使用される信号コンステレーションの外部に要素があるシンボルベクトルにマップされ得る。
有効な候補シンボルベクトルを使って、軟出力が計算される。よって、軟出力の品質は、リスト
Figure 2010502038
内の有効な候補ベクトルの数に依存する。性能を(複雑さに対して)最適化するために取られ得る以下の2つの一般的な手法がある。
(1)リストサイズKを、検出器に要求される性能を与えるのみ十分な数の有効な候補ベクトルを含むことが分かっている値に設定する。リストサイズが固定されているため、この手法を使用するとアルゴリズムの複雑さも固定される。
(2)リストサイズKを、リストが、所定数の有効な候補ベクトルを含むように変化させる。この手法では、候補ベクトルが見つかるたびに、これが有効であるかどうか決定するチェックが行われ、候補ベクトル探索は、十分な数の有効な候補が見つかってはじめて終了する。この手法では、複雑さが変動するが、複雑さの平均は、上記の方法より大幅に低くなる。
各有効候補シンボルベクトル
Figure 2010502038
に、検出器は、ステップ250で、これが送信される確率を、以下のように計算する。
Figure 2010502038
次いで、これらの確率を使って、ステップ260で、シンボルx’がアンテナkから送信されている確率が以下のように計算される。
Figure 2010502038
ここで、x’∈Xであり、Xは、選択されるコンステレーション中のシンボルの集合を定義する。
候補のリストによっては、前述の定義に従って、Pが、kとx’のすべての値に指定されないこともある。この場合には、Pは、デフォルトの(小さい)値に設定される。このデフォルトは、固定値とすることもでき、あるいは、“Adaptive Selection of Surviving Symbol Replica Candidates Based on Maximum Reliability in QRM-MLD for OFCDM MIMO Multiplexing” (K. Higuchi, H. Kawai, N. Maeda and M. Sawahashi, in Proc. IEEE Globecom, Dallas, Dec. 2004)に記載されているような方法に従って、または他の任意の適切な方法によって変化させることもできる。
受信機は、異なるシンボルが送信されている確率に関する情報を有するので、ステップ270で、これらを従来のやり方で処理して、各送信ビットの対数尤度比が得られる。本例では、これは、以下のように行われる。
Figure 2010502038
式中、L(bk,i)は、ビットbk,iの対数尤度比であり、kは送信アンテナを示し、i=1、…、M(Mは1シンボル当たりのビット数)であり、X(1)とX(0)は、それぞれ、bk,i=1とbk,i=0であるシンボルの集合である。
以上の本発明の詳細な実施形態の開示は、MIMO伝送技法を用いる任意の通信製品に適用でき、本発明の利益を享受できることが理解されるであろう。さらに、本発明は、多入力に基づくことがあるシンボルの検出が必要とされる任意の状況に適用可能である。この状況は、複数のアンテナが別々の場所に設けられるシステムにおいて生じ得る。さらに、CDMA MUDを、本発明の方法の使用に適する基礎とすることもできる。
本発明は、ソフトウェア実装形態として説明されている。このソフトウェア実装形態は、光ディスクなどの記憶媒体に記録されている単独のソフトウェア製品として導入することも、信号によって導入することもできる。さらに、この実装形態は、既存のソフトウェアへのアップグレードまたはプラグインによるものとすることもできる。
本発明は前述のように提供することもできるが、ASICなど、専用のハードウェアによるものとすることもできる。
以上が、本発明の実装の一例にすぎず、本発明を異なる実施形態において使用することにより、別の態様、特徴、変形および利点も生じ得ることを読者は理解するであろう。保護の範囲は、添付の特許請求の範囲によって提供されるべきものであり、特許請求の範囲は、図面を参照し、説明を考慮に入れて解釈されるべきであるが、これらによって限定されるべきではない。

Claims (15)

  1. 格子基底縮小を用いた受信機を含む無線通信システムにおいて受信信号から送信ビット値の軟判定値を決定する方法であって、
    チャネル応答の推定値を取得することと、
    前記チャネル応答に格子基底縮小を適用し、縮小基底チャネルに従って前記受信信号を等化することと、
    最も近傍の候補ベクトルに基づき縮小基底中の候補ベクトルのリストを生成することにより、送信ビットが特定の値をもつ確率を決定することと、
    各候補ベクトルに対し、対応の送信シンボルベクトルを決定することと、
    前記受信信号に基づいて、各送信ビット値が送信されている確率を決定することと、
    を含む方法。
  2. 候補ベクトルのリストを生成するステップは、
    (i)前記リストのサイズを既知の固定値に設定することと、
    (ii)前記リストのサイズを予め定められた有効な候補ベクトルの数に設定し、前記サイズを、十分な数の候補が見つかるまで変化させることと、
    のいずれか1つによって、可能性のある候補ベクトルのリストを選択するステップを含む請求項1に記載の方法。
  3. 推定される初期ベクトルの条件付き確率を、前記可能性のある候補ベクトルが前記初期ベクトルの真の値に等しいという条件に基づいて決定するステップと、
    前記条件付き確率に基づき前記最近の候補ベクトルを決定するステップと、
    をさらに含む請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記最近の候補ベクトルは、加重平方ユークリッド的である請求項3に記載の方法。
  5. 送信ビット確率を決定するステップは、
    各候補シンボルベクトルが送信されている確率を決定することと、
    すべての可能なシンボルが、前記送信アンテナのそれぞれから送信されている確率を決定することと、
    を含む請求項1乃至4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記決定された確率から対数尤度比(LLR)を決定するステップをさらに含む請求項5記載の方法。
  7. 前記格子基底縮小は、LLLアルゴリズムによるものである請求項1乃至6のいずれか1項に記載の方法。
  8. MIMO通信システムで使用される請求項1乃至7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 格子基底縮小を用いた受信機を含む無線通信システムにおいて受信信号から送信ビット値の軟判定値を決定する装置であって、
    チャネル応答の推定値を得る手段と、
    前記チャネル応答に格子基底縮小を適用する手段と、
    縮小基底チャネルに従って前記受信信号を等化する手段と、
    送信ビットが特定の値をもつ確率を決定する軟情報判定手段と、
    を含み、
    前記軟情報判定手段は、
    最近の候補ベクトルに基づいて縮小基底中の候補ベクトルのリストを生成する手段、
    各候補ベクトルに対し、送信シンボルベクトルを決定する手段、および、
    前記受信信号に基づいて、前記送信ビット値が送信されている確率を決定する手段
    を含む装置。
  10. 前記候補ベクトルのリストを生成する手段は、可能性のある候補ベクトルのリストを選択するように動作する請求項9に記載の装置。
  11. 推定される初期ベクトルの条件付き確率を、前記可能性のある候補ベクトルが前記初期ベクトルの真の値に等しいという条件に基づいて決定し、前記決定された条件付き確率に基づき前記最も近傍の候補ベクトルを決定する手段を含む請求項9または10記載の装置。
  12. 前記軟情報判定手段は、前記シンボルベクトルが送信されている確率を決定し、その後、全ての可能なシンボルが前記送信アンテナのそれぞれから送信されている確率を決定するように動作する請求項9乃至11のいずれか1項に記載の装置。
  13. 請求項9乃至12のいずれか1項に記載の装置を備える検出器を含むMIMO無線通信装置。
  14. 汎用コンピュータ制御の通信装置上で実行されると、前記装置に、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の方法を実行させるコンピュータ実行可能な命令を含むコンピュータプログラム製品。
  15. 汎用コンピュータ制御の通信装置上で実行されると、前記装置に、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の方法を実行させるコンピュータ実行可能な命令を記憶する記憶媒体。
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