JP2010288325A - コンデンサ収容装置 - Google Patents

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宣幸 吉澤
Yosuke Nozaki
洋介 野崎
Tadatoshi Babasaki
忠利 馬場崎
Toru Tanaka
徹 田中
Norimitsu Tanaka
憲光 田中
Hidekazu Hoshi
秀和 星
Kensuke Murai
謙介 村井
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Abstract

【課題】直流電流を分岐して複数の負荷装置に対して直流電流を分配する電流分配装置に接続されるコンデンサ収容装置において、誤操作の発生を防止してコンデンサの損傷や他の装置への動作障害を防止する。
【解決手段】コンデンサCに直列接続されたスイッチS1と、スイッチS1に並列接続され、コンデンサCへ直流を供給する電路に接続された突入電流防止抵抗Rsと、コンデンサCの両端電圧を計測する電圧計測部11と、電圧計測部11での計測結果によってスイッチS1の開閉を制御する第1の制御部10と、を設ける。
【選択図】図3

Description

本発明は、直流電源から複数の負荷へ直流電力を供給する電流分配装置内において使用され、負荷に出力する電圧を安定させるための直流給電系統に接続されるコンデンサを収容し、そのコンデンサに対する充放電制御機能を備えるコンデンサ収容装置に関する。
一般的に、整流装置などの直流電源装置から出力された直流電流を複数の負荷装置へ供給するために、電源装置とそれらの複数の負荷装置との間に、当該直流電流を分配する電流分配装置が接続される。図1は、電流分配装置を含む直流給電システムの構成の一例を示している。
図1に示すように、この直流給電システムでは、直流電源装置1から出力された直流電流は、ケーブルを介して電流分配装置3に供給される。電流分配装置3は、供給された直流電流を各負荷装置2に対してケーブルを介して分配するためのものであり、電流分配装置3の内部で、直流給電系統は負荷装置2ごとの電流供給経路に分岐している。分岐した直流電流は、それぞれの系統に接続された負荷装置保護ヒューズ5を介して負荷装置2に供給される。図1では負荷装置2が3台設けられ、電流分配装置3の内部で直流給電系統が3分岐する場合が示されているが、実際には、電流分配装置3の内部での直流給電系統の分岐数は、例えば10分岐、30分岐と多くなる場合もある。
電流分配装置3の入力部には、給電系統の発振やヒューズブロー時の電圧変動を抑制するために、例えば、特許文献1、2などに示されるように、コンデンサを備えるコンデンサ収容装置4が接続される。このようなコンデンサ収容装置4は、直流電源装置1からの1対の給電ケーブルに接続するよう設けられており、負荷装置2及び電流分配装置3とともに、直流電源装置1からの出力電圧が印加される系統を構成している。コンデンサ収容装置4は、電流分配装置3から負荷装置2に供給される電圧の安定化を図り、また、給電系統に短絡が発生した際に負荷装置保護ヒューズの溶断速度を速めることで系統の遮断時間を短くし、給電系統における電圧擾乱を抑える。
図2は、特許文献1に示されるような従来のコンデンサ収容装置4の回路構成を示している。図2に示すように、従来のコンデンサ収容装置4は、電流分配装置3側への接続に用いられる一対の入力端子41と、コンデンサCと、突入電流防止部42と、ショートブロック43とによって構成されている。この構成では、一対の入力端子41の間に、突入電流防止部42とコンデンサCとが直列に接続し、さらに、突入電流防止部42に対してショートブロック43が並列に接続している。
突入電流防止部42は、コンデンサCを充電する際の充電電流を制限するために設けれれており、ここで示した例では、突入電流防止抵抗Rsとスイッチ(開閉器)S0とが直列に接続されて構成されている。このほか、ソケット式の突入電流防止抵抗を挿抜するような機構によって突入電流防止部42を構成することも可能である。
一方、ショートブロック43は、コンデンサCが給電系統の電圧にまで充電された後に、コンデンサCと給電系統とを低インピーダンスで電気的に接続するものである。ここで示した例では、ショートブロック43は、スイッチ(開閉器)S1によって構成されている。電気抵抗の少ないプラグ状のショート(短絡)バーを挿入できるショートソケットとして、ショートブロック43を構成することもできる。
このようなコンデンサ収容装置4を用いる場合、コンデンサ収容装置4を直流給電系統に接続する前は、通常、コンデンサCは未充電の状態にある。このため、コンデンサ収容装置4を給電系統に接続する際は、コンデンサ収容装置へ電流が流れることを防止するため、突入電流防止部42とショートブロック43のスイッチS0,S1をいずれもオフ(遮断状態)としておく。
コンデンサ収容装置4を給電系統に接続した後、突入電流防止部42のスイッチS0をオン(導通状態)とすると、突入電流防止抵抗Rsによって制限された電流が突入電流防止部42に流れ、コンデンサCが充電される。コンデンサCを充電した後、突入電流防止部42のスイッチS0をオフとし、ショートブロック43のスイッチS1をオンとすることで、コンデンサCを低インピーダンスで給電系統に接続する。低インピーダンスでコンデンサCが直流給電系統に接続することにより、このコンデンサCによって、給電系統の電圧擾乱が抑止され、給電電圧が安定に維持されるようになる。
しかしながら、上述した従来のようにしてコンデンサ収容装置を給電系統へ接続する場合には、操作手順を間違えた場合に、コンデンサに過大な突入電流が流れたりや負荷装置における動作障害が引き起こされるという問題があった。
例えば、コンデンサCが充電されていないときや、突入電流防止部42のスイッチS0をオンとしてコンデンサCを充電しているときに、誤操作によりショートブロック43のスイッチS1をオンとしたすると、給電系統とコンデンサCとの電位差に起因する過大な突入電流がコンデンサCに流れることにある。過大な突入電流が流れると、コンデンサCが損傷したり、さらには、電流分配装置から直流電力を供給されている他の負荷装置の許容入力電圧範囲を超えるような過大な電圧変動が給電系統に発生してその負荷装置の動作障害をもたらしたりする。
そこで、特許文献2には、ショートブロックと突入電流防止部のスイッチとしてソケットに嵌合するプラグ状のものを採用し、誤操作を防ぐ機械的なインターロック機構が構成されるようにしたコンデンサ収容装置が開示されている。しかしながら、特許文献2に記載の構成では、ソケットに差し込むショートバーや突入電流防止部のプラグをコンデンサ収容装置とは別に管理する必要があり、それらのショートバーやプラグを紛失しやすい、という問題があった。
また、従来のコンデンサ収容装置は、コンデンサに蓄えられた電荷を安全に放電する機能を備えていなかった。そのため、給電系統から取り外した使用済みのコンデンサ収容装置の廃棄処分を行う際や、コンデンサ収容装置内の老朽劣化したコンデンサの交換作業を行う際に、正しい操作手順を踏まないと、コンデンサの残留電荷により感電事故等を引き起こすおそれがあった。
特開2006−196406号公報 特開2008−140681号公報 特開2004−159463号公報
上述したように従来のコンデンサ収容装置は、直流給電系統への接続の際に操作手順を誤るとコンデンサの損傷や他の負荷装置の動作障害を引き起こすことがある、という問題を有する。特許文献2のようにソケット式の構成を有するショートブロックや突入電流防止部を用いて誤操作を防止する構成とした場合には、ソケットに差し込まれるべきショートバーやプラグを紛失しやすく、それらの管理が煩雑になるというという問題が生じる。さらに従来のコンデンサ収容装置は、直流給電系統から取り外したのちのコンデンサの残留電荷に対する配慮を欠いている、という問題も有している。
本発明の目的は、誤操作の発生を防止してコンデンサの損傷や他の装置への動作障害を防止することができるコンデンサ収容装置を提供することにある。
本発明の別の目的は、誤動作の発生を防止できるとともに、給電系統から取り外した後に内部の電荷を安全に放電することによって、感電事故等の発生のおそれをなくしたコンデンサ収容装置を提供することにある。
本発明のコンデンサ収容装置は、直流電流を分岐して複数の負荷装置に対して直流電流を分配する電流分配装置に接続されるコンデンサ収容装置であって、コンデンサと、コンデンサに直列接続された第1のスイッチと、第1のスイッチに並列接続され、コンデンサへ直流を供給する電路に接続された第1の抵抗と、コンデンサの両端電圧を計測する電圧計測部と、電圧計測部での計測結果によって第1のスイッチの開閉を制御する第1の制御部と、を具備することを特徴とする。
本発明のコンデンサ収容装置では、第1の制御部は、初期状態において第1のスイッチを遮断状態とし、両端電圧が直流電流に関して予め定められた給電電圧に達したときに第1のスイッチを導通状態とし、その後、両端電圧が零になったときに第1のスイッチを導通状態から遮断状態に変化させる制御を行うことが好ましい。
また本発明のコンデンサ収容装置は、第2の抵抗と第2の抵抗に直列接続された第2のスイッチとを備え、コンデンサに並列接続された放電部と、第2のスイッチの開閉を制御する第2の制御部と、を更に具備していてもよい。
本発明によれば、コンデンサの両端電圧に応じて第1のスイッチの開閉が制御されるようにしたことにより、コンデンサ収容装置を給電系統に接続して電圧が印加されるようにするだけで、所定の突入電流防止シーケンスにしたがってコンデンサ収容装置内のコンデンサを安全に給電系統に接続することができるようになる。このため、大きな突入電流が流れることによるコンデンサの損傷や、突入電流により給電系統に電圧変動が発生して系統内の他の負荷装置に動作障害が発生することを防ぐことができる。この本発明の構成では、ショートバーやプラグなどを使用しないため、これらの紛失によってコンデンサ収容装置が使用できなくなるという問題を解決できる。
また、放電部と第2の制御部とを備える構成とした場合には、例えばコンデンサ収容装置を給電系統から取り外した時に、コンデンサの残留電荷が自動的に放電されるため、感電事故等の発生を確実に防止することができる。
直流給電システムの構成の一例を示すブロック図である。 従来のコンデンサ収容装置の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態のコンデンサ収容装置の構成を示すブロック図である。 図3に示すコンデンサ収容装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態のコンデンサ収容装置の構成を示すブロック図である。 図5に示すコンデンサ収容装置の充電時の動作を説明する図である。 図5に示すコンデンサ収容装置の充電後の状態を説明する図である。 図5に示すコンデンサ収容装置の放電時の動作を説明する図である。 本発明の第3の実施形態のコンデンサ収容装置の構成を示すブロック図である。
図3は、本発明に基づくコンデンサ収容装置の基本構成を示すためのものであって、本発明の第1の実施形態のコンデンサ収容装置を示している。図3に示すコンデンサ収容装置4Aは、図2に示したコンデンサ収容装置と同様のものであるが、突入電流防止部42は突入電流防止抵抗(第1の抵抗)Rsのみで構成され、さらに第1の制御部10及び電圧測定部11を備える点で、図2に示したものとは相違している。ショートブロック43は、上述のものと同様に、スイッチS1によって構成されている。突入電流防止部42には、スイッチやショートバーの類は設けられていない。
電圧測定部11は、コンデンサCの両端の電圧を測定するものであって、その測定結果を第1の制御部10に送るように構成されている。第1の制御部10は、シーケンサあるいは電子回路などによって構成され、電圧測定部11の測定結果を受けて、ショートブロック43内のスイッチS1の開閉動作を制御する。
図4は、図3に示すコンデンサ収容装置の動作を説明するための図であって、第1の制御部10による制御を示している。
初期状態として、コンデンサCが未充電の状態であるとき、つまり電圧測定部11の出力が0Vであるときには、第1の制御部10は、ショートブロック43内のスイッチS1をオフ(遮断状態;OFF)としている。また第1の制御部10には、予め、直流給電系統の本来の電圧、すなわち直流給電系統が各負荷装置に対して供給すべき所定の電圧が、給電電圧として設定されている。
この状態でコンデンサ収容装置4Aを給電系統に接続し、入力端子41からコンデンサ収容装置4Aに電圧が印加されると、コンデンサCは突入電流防止抵抗Rsを介して給電系統と接続されることになり、コンデンサCへの充電が開始する。このときの充電電流は、突入電流防止抵抗Rsによって、コンデンサCの損傷や給電系統の電圧擾乱が発生しないような値に制限される。第1の制御部10は、電圧測定部11により計測されるコンデンサCの両端電圧と予め第1の制御部10に設定された給電電圧を比較する(ステップ101)。コンデンサCの両端の電圧が給電電圧未満の場合、つまりコンデンサCが充電途中にある場合には、ステップ102においてスイッチS1をオフのままとして再びステップ101で電圧を比較する。これに対してステップ102において、コンデンサCの両端の電圧が給電電圧に到達すると、第1の制御部10は、ステップ103においてショートブロック43のスイッチS1をオンとする。これにより、コンデンサCが低インピーダンスで給電系統に接続されることになる。その後も第1の制御部10はコンデンサCの両端電圧を監視し続けており、両端電圧が0Vになったかどうかを判定する(ステップ104)。両端電圧が0Vでない場合には、ステップ105においてスイッチS1をオンのまま維持してステップ104に戻り、両端電圧が0Vである場合には、ステップ106においてショートブロック43のスイッチS1をオフとし、処理を終了する。
このように第1の制御部10は、電圧測定部11により計測されるコンデンサCの両端電圧と予め設定されている給電電圧とを比較演算し、両者が等しくなるとショートブロック43のスイッチS1をオンとし、以後、コンデンサCの電圧が完全に零となるまで、コンデンサCの電圧が低下してもショートブロック43のスイッチS1をオフとはしないように、制御する。これにより本実施形態によれば、コンデンサ収容装置4Aを直流給電系統と接続するだけで、コンデンサCを低インピーダンスで給電系統へ接続することができる。
ここで、コンデンサCの充電後にスイッチS1をオンのままにしておく理由を説明する。電流分配装置に搭載されるコンデンサ収容装置は、一般に、給電系統で電圧変動が発生したときに給電系統へ電荷を供給して給電系統の電圧を安定させるために使用される。このため、コンデンサCの両端電圧が再度低下したときにショートブロック43が遮断状態となる構成を採用すると、給電系統で電圧が変動したときに給電系統へ電荷を供給する前にコンデンサCが給電系統と切り離されてしまうこととなるので、コンデンサ収容装置がその本来の役割を果たすことができなくなるからである。
ところで、上記の構成では、一旦充電されたコンデンサCは給電系統を介してのみ放電できるので、給電系統から外された状態では放電することができない。つまり、コンデンサ収容装置を電流分配装置から取り外しても、コンデンサ収容装置内のコンデンサの両端には、残留電荷による電圧が残るので、コンデンサ収容装置の入力端子には電圧が現れ、これによって人体が感電するおそれが生じる。
そこで図5に示す本発明の第2の実施形態のコンデンサ収容装置は、図3に示したコンデンサ収容装置において、給電系統より取り外した後のコンデンサの残留電荷を放電できるように構成したものである。図5に示すコンデンサ収容装置4Bは、図3に示すコンデンサ収容装置に対し、操作者が必要に応じてコンデンサCの放電をおこなうための放電スイッチ21と、コンデンサCの電荷を放電する放電部22と、放電部22内のスイッチ(開閉器)S2を制御する第2の制御部20とを付加したものである。放電部22は、スイッチS2と放電電流を制限する放電抵抗(第2の抵抗)Rdとが直列に接続されたものであり、コンデンサCに対して並列に接続されている。スイッチS2は、このスイッチS2を操作する第2の制御部20を介して、放電スイッチ21と接続されている。放電部22のスイッチS2は、放電スイッチ21がオフ(OFF)のときに遮断状態(オフ)となり、放電スイッチ21がオン(ON)のときに導通状態(ON)となるように、第2の制御部20により制御される。第2の制御部20による放電部22の制御方法としては、リレーを用いる方法など、どのような方法を用いても構わない。
図5に示すコンデンサ収容装置において、放電スイッチがオフのときのコンデンサCへの充電は、給電系統にコンデンサ収容装置を接続することにより、図6に示すように、図4に示したものと同じ動作フローにより行なわれる。コンデンサCが充電されたのちの動作フローも図4に示したものと同じであり、図7に示すように、コンデンサCは給電系統と低インピーダンスで接続され、給電系統の電圧を安定化する。コンデンサCの放電を行なう場合には、コンデンサ収容装置4Bを給電系統から切り離し、放電スイッチ21をオンにすればよい。放電スイッチ21をオンにすると、第2の制御部20によって放電部21内のスイッチS2も導通状態となり、図8に示すように、コンデンサCの電荷が放電抵抗に流れて消費され、最終的にコンデンサCの電荷が零となる。これにより、コンデンサ収容装置4Bを電流分配装置3より取り外したときにコンデンサCの残留電荷を除去できることとなり、コンデンサ収容装置4Bの撤去作業などにおける感電事故などのおそれをなくすことができる。
図5に示したコンデンサ収容装置は、操作者による放電スイッチ22の手動操作によってコンデンサCを放電させる構成としていたが、コンデンサ収容装置が電流分配装置から取り外されたかどうかを検出し、取り外しを検出した際に自動的にコンデンサCを放電させる構成とすることもできる。図9に示した本発明の第3の実施形態のコンデンサ収容装置は、このように取り外しを検出した際に自動的にコンデンサCを放電させるようにしたものである。
図9に示す第3の実施形態のコンデンサ収容装置4Cは、図5に示す構成における放電スイッチに代えて、挿抜検出部24を設けたものである。挿抜検出部24は、コンデンサ収容装置4Cが電流分配装置3に挿入され、給電系統とコンデンサ収容装置4Cの入力端子41が低インピーダンスに接続されているか否かを検出するものである。挿抜検出部24での検出結果は、検知信号として第2の制御部20に送られる。この構成において、コンデンサ収容装置4Cと電流分配装置3との接続には、充電部に触れることなくコンデンサ収容装置4Cを電流分配装置3に対してに簡易に挿抜できるコネクタなどを使用する。挿抜検出部24としては、機械式のスイッチによりコンデンサ収容装置4Cと電流分配装置3との接触を検出する構成のものなど、コンデンサ収容装置4Cの挿抜を検出できるものであれば、どのようなものを用いても構わない。
挿抜検出部24がコンデンサ収容装置4Cの抜去を検出している時、第2の制御部20は、図6における放電スイッチ22がオフである状態と等しい動作を行なう。また、挿抜検出部24がコンデンサ収容装置4Cの挿入を検出している時、第2の制御部20は、図7における放電スイッチがオンである状態と等しい動作を行なう。このため、コンデンサ収容装置4Cが電流分配装置3に差し込まれると、挿抜検出部24が挿入を検出するため、第2の制御部20は、放電部22のスイッチS2を遮断状態(オフ)とする。このときコンデンサ収容装置4Cは直流給電系統に接続されているから、図6に示す場合と同様に、コンデンサCが充電される。一方、コンデンサ収容装置4Cを電流分配装置3から取り外すと、挿抜検出部24によってそのことが検出され、第2の制御部20は、放電部22のスイッチS1をオンとする。その結果、図8に示す場合と同様に、コンデンサCの残留電荷が放電される。
このように第3の実施形態によれば、コンデンサ収容装置4Cを電流分配装置3から抜去するだけで、コンデンサCの電荷を自動的に放電させることができる。コンデンサ収容装置4Cが電流分配装置3から取り外されているときは、コンデンサ収容装置4C内のコンデンサCは電荷が無い状態となるため、コンデンサ収容装置の修理やコンデンサ収容装置のコンデンサ交換を行なう際に、人体が感電するおそれをなくすことができる。
なお、第3の実施形態において、コンデンサ収容装置4Cの挿抜状態に関わりなく操作者自身の操作によってコンデンサCを放電できるようにするために、第2の実施形態に示した放電スイッチ21をさらに設け、放電スイッチがオンになった場合及び挿抜検出部24が抜去を検出した場合の少なくとも一方の場合に第2の制御部20が放電部22内のスイッチS1をオンに制御するようにしてもよい。
1 直流電源装置
2 負荷装置
3 電流分配装置
4,4A,4B,4C コンデンサ収容装置
5 負荷装置保護ヒューズ
10 第1の制御部
11 電圧測定部
20 第2の制御部
21 放電スイッチ
22 放電部
24 挿抜検出部
41 入力端子
42 突入電流防止部
43 ショートブロック
C コンデンサ
Rd 放電抵抗
Rs 突入電流防止抵抗
S0,S1,S2 スイッチ

Claims (6)

  1. 直流電流を分岐して複数の負荷装置に対して前記直流電流を分配する電流分配装置に接続されるコンデンサ収容装置であって、
    コンデンサと、
    前記コンデンサに直列接続された第1のスイッチと、
    前記第1のスイッチに並列接続され、前記コンデンサへ前記直流を供給する電路に接続された第1の抵抗と、
    前記コンデンサの両端電圧を計測する電圧計測部と、
    前記電圧計測部での計測結果によって前記第1のスイッチの開閉を制御する第1の制御部と、
    を具備することを特徴とするコンデンサ収容装置。
  2. 前記第1の制御部は、初期状態において前記第1のスイッチを遮断状態とし、前記両端電圧が前記直流電流に関して予め定められた給電電圧に達したときに前記第1のスイッチを導通状態とし、その後、前記両端電圧が零になったときに前記第1のスイッチを導通状態から遮断状態に変化させる制御を行う、請求項1に記載のコンデンサ収容装置。
  3. 第2の抵抗と前記第2の抵抗に直列接続された第2のスイッチとを備え、前記コンデンサに並列接続された放電部と、
    前記第2のスイッチの開閉を制御する第2の制御部と、
    を更に具備したことを特徴とする請求項1に記載のコンデンサ収容装置。
  4. 操作者によって操作される放電スイッチをさらに備え、前記第2の制御部は、前記放電スイッチがオンに操作されたときに前記第2のスイッチを導通状態に制御する、請求項3に記載のコンデンサ収容装置。
  5. 前記コンデンサ収容装置の給電系統への接続状態を検知する挿抜検出部をさらに備え、前記第2の制御部は、前記挿抜検出部の検知信号に応じて前記第2のスイッチの開閉を制御する、請求項3または4に記載のコンデンサ収容装置。
  6. 前記第2の制御部は、前記コンデンサ収容装置が前記給電系統から切り離されているときに前記第2のスイッチを導通状態に制御する、請求項5に記載のコンデンサ収容装置。
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