JP2010288112A - 自己位置推定装置及び自己位置推定方法 - Google Patents

自己位置推定装置及び自己位置推定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】周囲物体を特定する特徴点がロストする可能性を低減し、自己位置推定を継続的に実施可能な自己位置推定の技術の提供する。
【解決手段】移動体1に搭載した撮像装置10により撮像する画像中の特徴点を検出しつつ、移動体1の移動に伴う画像上での上記特徴点の変化から移動体周囲の物体の位置を検出することで、自己位置を推定する。このとき、上記移動体1の動作がその場回転する場合には、移動体がその場回転する前に取得した画像中に位置する特徴点の少なくとも一部を撮像可能な向きに、上記撮像方向を保持する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、移動しながら周囲物体に対する自己位置を推定する自己位置推定の技術に関し、特に、環境地図生成と自己位置推定の両方の処理を行うことが可能なSLAM(Simultaneous Localization and Mapping)の手法を用いた自己位置推定の技術に関する。
特許文献1は、自己位置推定を行う移動型ロボットを開示している。すなわち、経路計画装置の障害物地図更新部が、障害物グリッド算出部からの障害物情報と現在位置及び目的地情報を受け取り、障害物地図を作成(更新)する。このとき、視線制御部は、ロボット装置の視線が目的地方向を向くように制御する。経路計画部は、障害物地図更新部が作成した障害物地図を基に、未観測領域と自由空間領域とを移動可能領域とみなして経路を計画する。経路評価部は、経路計画部で計画した経路を評価し、その評価結果に基づいて経路を経路計画部から出力する。若しくは、経路評価部は、生成不能であったとの結果を出力したり、視線制御部による視線制御を調整したりする。
これによって、ロボットを目的地に移動させる際に、不必要な観測及び距離画像計算処理を省略することで、効率的で短時間に移動経路計画を生成する。
特開2003−266345号公報
周囲物体を特定する特徴点(ランドマーク)を途中でロストした場合、ユーザーが目的地を再設定することで回避出来る。しかし、移動体が自律走行するような場合にあっては、ユーザーが適切に目的地を再設定することが困難な場合がある。
本発明は、上記のような点を考慮したもので、特徴点がロストする可能性を低減し、自己位置推定を継続的に実施可能な自己位置推定の技術の提供を課題としている。
上記課題を解決するために、本発明は、移動体に搭載した撮像装置により撮像する画像中の特徴点を検出しつつ、移動体の移動に伴う画像上での上記特徴点の変化から移動体周囲の物体の位置を検出することで、自己位置を推定する。このとき、上記移動体がその場回転していない場合には上記撮像装置の撮像方向を、移動体上の座標系において予め定められた所定の方向である初期方向とし、上記移動体がその場回転している場合には上記撮像装置の撮像方向を、移動体がその場回転する前に取得した画像に存在した特徴点の少なくとも一部を撮像可能な向きとする。
移動体の移動状態(運動)がその場回転の場合には、特徴点で特定する対象物までの視差が発生しないか発生する視差が小さい。これに対し、本発明によれば、移動体がその場回転の場合には、移動体がその場回転する前に取得した画像中に位置する特徴点が存在する方向、つまり環境認識が実施された方向に画像の撮像方向を制御する。これによって、環境認識を更新できない移動状態が移動体に対し一時的に発生しても、自己位置推定を継続することができる。
すなわち、周囲環境の物体を特定するための特徴点がロストする可能性を低減して、自己位置推定を継続的に実施可能となる。
本発明に基づく実施形態に係る移動体を示す図である。 本発明に基づく実施形態に係る移動体の構成を説明する構成図である。 本発明に基づく実施形態に係る制御コントローラの構成を説明する図である。 Motion Stereoを説明する図である。 環境認識手段の処理を説明する図である。 自己位置推定手段本体の処理を説明する図である。 光軸方向制御手段の構成を説明する図である。 その場回転を説明する平面図である。 撮像範囲と特徴点の関係を示す平面図である。 地図を作成しながら自己位置推定の処理を説明する図である。
次に、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態の移動体の外形を示す図である。図2は、移動体その他の構成を示す図である。
(構成)
まず移動体1の構成について説明する。
本実施形態の移動体1は、図1及び図2に示すように、左右両側に車輪2を配置した2輪構成を基本とする移動体1である。その左右2輪を駆動輪とし、その後側に補助輪3を備える。
その移動体1にはまた、駆動部4、及び駆動部4を制御する駆動制御部5を搭載する。駆動部4は、モータなどのアクチュエータからなり、アクチュエータの発生するトルクを駆動トルクとして左右の車輪2に伝達する。その伝達した駆動トルクによって車輪2を回転駆動する。すなわち、この移動体1は、左右の車輪2を駆動することで走行制御が可能となる。なお、左右の車輪2に回転数差を付けることで、移動体1を所定角度だけ回転(旋回)させて移動体1の進行方向Dmを変更する。すなわち、直進運動と回転運動を組み合わせて使用することで、自由に走行可能となっている。
ここで、移動体1として、所定の面(床面や天井面など)に沿って移動するロボットを含む、様々な移動体1を対象とすることが可能である。また、車輪で走行制御する移動体1の場合において、4輪以上の車輪を有する車両であっても良い。
また、駆動制御部5は、後述の制御コントローラ6からの指令に応じて駆動部4を制御することで、左右の車輪2を回転制御する。これによって、移動体1は、制御コントローラ6からの指令に応じた方向に進行する。ここで、走行の制御は、制御対象となる移動体1の機構に依存する。本実施形態では、駆動輪が2輪の移動体1の場合を想定しているので、左右の車輪2の平均回転数で移動速度を制御し、左右の車輪2の回転量の差で回転(旋回)を制御すればよい。
なお、各車輪2には、回転数センサ7を備える。回転数センサ7は、例えば車輪2の回転量を検出するエンコーダーで構成する。回転数センサ7は、検出信号を駆動制御部5に出力し、駆動制御部5は、回転数センサ7の検出信号によって各駆動部4への指令値をフィードバック制御する。
また、上記移動体1に対し、撮像装置10、及び回転駆動装置11を設ける。
撮像装置10は、移動体1の周囲の環境に存在する物体情報を取得する装置である。撮像装置10は、カメラや光学センサーアレイ等の画像取得手段を備え、画像取得手段が撮像した画像情報を制御コントローラ6に出力する。上記画像取得手段の光軸方向Dr(撮像方向)は、初期方向として、移動体1の進行方向Dmを向くように設定してある。すなわち、画像取得手段の光軸方向は通常時には(後述する、移動体がその場回転している場合以外の場合には)、移動体から予め定められた所定の方向、言い換えれば移動体上に固定された座標系における所定の方向である初期方向を向くように制御されている。このように初期方向を設定するのは、移動体1の進行方向Dmの情報が一番取得したいからである。
上記撮像装置10は、軸を上下に向けた回転軸P廻りに回転変位可能に移動体1に取り付ける。さらに、上記撮像装置10は、回転駆動装置11によって、上記回転軸P廻りに回転変位することで、光軸方向Dr(撮像方向)が走行体の走行状態とは独立に向きを調整することが可能となっている。本実施形態では、上記回転軸Pを、走行体の重心位置に設定している。上記回転駆動装置11は、例えば、回転軸Pに固定した第1歯車と、その第1歯車に噛合する第2歯車と、その第2歯車を回転するサーボモータとから構成する。この回転駆動装置11を制御することで、移動体の向きに対して撮像装置10の光軸方向Drを調整することが可能となる。回転駆動装置11は、制御コントローラ6からの指令によって、移動体1の進行方向Dmに対する撮像装置10の光軸方向Dr(撮像方向)を変更する。
上記制御コントローラ6は、移動状態取得手段6A、環境認識手段6B、自己位置推定手段本体6C、移動体制御手段6D、及び光軸方向制御手段6Eを備える。
移動状態取得手段6Aは、移動体1の移動情報(運動情報)を取得する。例えば、移動状態取得手段6Aは、移動体1の直進移動量(前後方向の移動量)及び回転量(旋回角度)を移動状態量として取得する。移動状態取得手段6Aは、取得した移動状態量を環境認識手段6Bに出力する。移動状態取得手段6Aは、例えば各車輪2の回転量を検出する上記回転数センサ7からの信号による各輪の回転量に基づき、移動体1の前後方向の移動量、または移動体1の進行方向Dmを算出する。
環境認識手段6Bは、撮像装置10が撮像した画像及び移動状態取得手段6Aが取得した移動体1の移動状態に基づき、周囲環境に存在する障害物等の物体の目印となるランドマークの配置を計測する。自己位置推手段本体6Cは、環境認識手段6Bにより計測された環境に対する自己位置を推定する。移動体制御手段6Dは、移動体1の移動を制御する。光軸方向制御手段6Eは、撮像装置10の光軸方向Drを制御する。
次に、上記環境認識手段6Bについて説明する。環境認識手段6Bは、移動体1の移動に伴う画像上での特徴点Tの変化から、移動体1の周辺に存在する物体までの相対位置を算出し、移動体1周辺の物体配置図(環境認識マップ)を構成する手段である。
ここで、環境認識マップを特定する座標系の中心は、最初に撮像装置10により画像を撮像した場所とし、これを中心(原点)としたグローバル座標系を持つ。なお、座標系は、これに限定しない。移動体1の最初の位置が特定出来れば、他の位置に原点を持つ座標系であっても良い。また、環境認識マップには、周辺物体上のトラッキングが容易な点、つまり特徴点T(ランドマーク)についてのグローバル座標と、その特徴点Tを含む特徴点T周囲の画像を保存する。
また、移動体1の移動に伴う画像の変化から、移動体1周辺に存在する物体までの相対位置を算出する手法としては、例えばMotion Stereo方式を採用すれば良い。Motion Stereo方式は、図2に示すように、移動体1の移動距離に応じて、画面上での物体を特定する特徴点Tの移動から当該物体(の特徴点T)の位置を計測する手法である。
このMotion Stereo方式について説明する。
図4に示すように、移動体1の移動前の特徴点Tの位置が画像上で角度θ1に位置し、移動体1の移動後の特徴点Tの位置が画像上で角度θ2に変化したとする。
この場合、図4から、下記式が成り立つ。
tanθ1 = L/W ・・・(1)
tanθ2 =(L −vt)/W ・・・(2)
tanθ1 −tanθ2 =vt/W ・・・(3)
ここで、
L :移動前の移動体1位置を基準とした特徴点Tの前後方向位置(縦方向位置)
W :移動前の移動体1位置を基準とした特徴点Tの横方向位置
v :移動体1の移動速度
t :移動時間
である。
そして、(3)式は、
W =vt /(tanθ1 −tanθ2) ・・・(4)
と記載出来る。
また、 (1)式のWを(3)式に代入して整理すると、
L =vt・tanθ1 /(tanθ1 −tanθ2) ・・・(5)
そして、上記(4)式及び(5)式から分かるように、特徴点Tについて、最初にどこに写っていたかの情報(θ1)と、移動体1の移動に伴う特徴点Tの変化((θ1−θ2))と、移動体1の移動量vtとから、移動体1の位置に対する特徴点Tの位置を演算することが出来る。
ここで、特徴点Tの位置情報θ1、θ2や移動量vt等には測定誤差が含まれる。このため、所定の精度をもって特徴点Tの位置を取得するためには、角度変化(θ1−θ2)が所定角度以上変化するだけの移動量vtを確保する必要がある。このため、本実施形態では、角度θ1及びθ2によらず所定の精度を確保する目的で、環境観測をするための移動体1の観測移動量として1mに設定している。この1mは一例であり、特徴点Tの位置情報の取得精度などや、目的とする地図の精度などに基づき、適宜設定すればよい。すなわち、画像取得手段や環境(例えば想定される移動体1と周囲環境物体との距離など)に基づき、特徴点Tの変化が、物体位置を検出に対するある程度の精度を保てるだけ変化出来る移動体1の距離を設定する。この移動体1の距離を本明細書では環境移動量と呼ぶ。この環境移動量は、想定される環境物体への距離によって変更したり、画像上での特徴点の変化量に基づき最適値を学習して変更するようにしても良い。
なお、「その場回転」のように回転半径が小さい移動の場合は、対象までの視差が発生しないか小さいため地図の更新ができず、自己位置推定を継続することができなくなることがある(ロストする)。すなわち、その場回転の場合には、回転に伴い、画像上の特徴点Tの位置情報は変化するが移動体1の移動が無いか小さいため、自己位置の推定が困難となる。
ここで、本実施形態において、「その場回転」とは、回転半径が上記環境移動量未満での回転(旋回)を指す。
また、地図生成のためには、通常、画像に存在する複数の特徴点Tについて位置の検出処理を行う。なお、2次元で自己位置を推定する場合には、2点以上の特徴点Tをトラッキング出来れば自己位置推定が可能である。3次元で自己位置を推定する場合には、3点以上の特徴点Tをトラッキング出来れば自己位置推定が可能である。
次に、環境認識手段6Bの処理例を、図5を参照して説明する。
環境認識手段6Bの処理は、所定サンプリング周期で実施する。
まず、ステップS310にて、撮像装置10が撮像した画像を取得する。
次に、ステップS320にて、取得した画像に存在する特徴点Tを検出する。
ここで、画像上の特徴点Tとは、例えば、画像上で、上下方向、左右方向に差分を取ったときその変化量が大きい位置である。この特徴点Tは、撮像装置10と対象とする周辺物体の位置関係が変化したときに、その動きを画像処理により追従しやすいという特徴を持つ。取得した画像から特徴点Tを検出する一般的な特徴点T抽出の手法としては、SIFT特徴量、fast corner detection などを挙げることが出来る。
次に、ステップS330では、先に撮像した画像上の特徴点Tが、現在の画像のどこに移動したのかを計測する(トラッキング)。このトラッキング処理も手法が多く存在する。一般的には、先に撮像した画像での特徴点T位置の周辺を探索範囲とし、SSD、SADなどの手法を用いて、先に撮像した画像での特徴点Tをテンプレートとし探索範囲内の画像とのマッチング度合いを計測する。ここで最もマッチング度合いの高かった場所を、現在の画像上での特徴点T位置とする。
このように、所定サンプリング周期毎に連続して特徴点Tの移動をトラッキングしておく。
次に、ステップS340では、地図を更新してから、移動体1の直進移動距離が予め設定した環境移動量以上となったか否かを判定する。移動体1の直進移動距離が環境移動量未満であれば、そのまま復帰する。一方、移動体1の直進移動距離が環境移動量以上となったと判定した場合には、ステップS350に移行する。移動体1の直進移動距離は、移動状態取得手段6Aから取得すればよい。
ステップS350では、各特徴点Tに対し、移動前の画像上での特徴点Tの位置情報、画面上の特徴点Tの移動距離、及び移動体1の移動距離から、上記Motion Stereo方式等を使用して、特徴点Tで特定される周辺物体と移動体1との相対距離(L、W)を演算し、演算結果を環境認識マップに保存する。これによって地図を更新する。
なお、今まで取得した移動体1の自己位置推定と相対距離によって、グローバル座標系における対象とする物体の位置を求めることが出来る。すなわち、移動体1の移動と周辺の観測を逐次繰り返し、過去の情報と相関を取ることで、地図をマッピングすることが出来る。
次に、自己位置推定手段本体6Cについて説明する。
自己位置推定手段本体6Cは、上述のように環境認識手段6Bで構築した周囲物体の配置図情報を基に、撮像装置10から得られる画像上の物体の配置から、撮像装置10を搭載する移動体1の位置を推定する。すなわち、自己位置推定手段本体6Cは、既に構築した環境認識マップの情報に基づき、周囲の物体との相対位置関係から自己位置を推定する。この推定で使用するパラメータは、移動体1を平面移動に限定する場合は3次元(グローバル座標系における、例えばx, y, θ)である。ここでx、yは平面上のx方向及びy方向の値を、θは上下方向の角度である。また、ピッチング、ローリング運動も含めて推定する場合は6次元(グローバル座標系におけるx, y, z, θ,ι, κ)となる。ιはピッチング量、κはローリング量である。
次に、自己位置推定手段本体6Cの処理を、図4を参照して説明する。
先ずステップS410では、今までの自己位置推定結果に基づき、現在の撮像装置10位置から見た場合、環境認識マップに保存されている特徴点Tが画像上のどの位置に見えるかを算出する。これは環境認識マップ内で、以前行った撮像装置10位置と環境認識マップ内の特徴点Tとの、相対角度と相対距離から計算を行う。
次にステップS420では、撮像装置10から現在の画像を取得する。
次にステップS430では、ステップS410で画像内での位置を推定した特徴点Tが、現在の画像内のどこに存在するのか探索を行う。この探索もステップS330にて説明した一般的なトラッキング手法を採用すれば良い。
次に、ステップS440では、実際に特徴点Tが存在した画面上の場所と、ステップS410で推定した特徴点T推定値の画面上の位置との誤差が最小化するように、撮像装置10の位置の最適化を行う。最適化手法には、さまざまな手法が存在するが、ロバスト推定であるM−estimator や RANSACなどの手法を最小すればよい。そして、ここで得られた撮像装置10の位置を、現在の自己位置推定値とする。
また、移動体制御手段6Dは、移動体1を自律的に走行させるための制御ルールを備え、状況に応じた適切な移動体1の行動指令を駆動制御部5に出力する。例えば、ある空間を一定の間隔をあけて往復する制御ルール、もしくはあらかじめ規定したルートを自己位置推定情報を利用しながら進行するなどの制御ルールを例示出来る。ただし、これらの制御ルールは、権利範囲を限定するものではない。使用目的などによって制御ルールを設定すればよい。
光軸方向制御手段6Eは、図7に示すように、光軸保持手段6Eaと、光軸復帰手段6Ebを備える。
光軸保持手段6Eaは、移動体制御手段6Dからの信号に基づき、移動体1がその場回転していると判定すると、撮像装置10の光軸の向きがグローバル座標系において同一方向を保持するように、移動体1の移動に伴い回転駆動装置11を駆動制御する。すなわち、移動体1がその場回転を実施している場合は、移動体1がその場回転を実施している際に、その場回転開始時にグローバル座標系における撮像装置10が向いていた方向に光軸方向Drを保つように制御を実施する。その場回転か否かは、回転半径が環境移動量未満か否かで判定する。
光軸保持手段6Eaの処理は、この例えば、P制御により実施する。すなわち、その場回転実施直前のグローバル座標系における撮像装置10の光軸方向Drをθ1とし、現在の光軸方向Drをθ2とした場合、角度調節のための出力を−a(θ2−θ1)と設定することで制御を実施する。aは予め設定したゲインである。ゲインaは固定値でも良いし、移動体1の移動速度などに比例した値でも良い。
これによって、移動体1がその場回転して、移動体1の進行方向Dmの向きが変更されても、図8に示すように、光軸方向Drを、その場回転する前の方向に保持するように制御する。図8中では、左側方向がその場会回転する直前の進行方向Dmとする。
光軸保持手段6Eaの制御は、光軸方向Drを一定に固定するように保持する制御に限定しない。図9に示すように、環境認識マップ内で既に位置が推定された特徴点Tが存在する場合は、少なくとも2点以上(平面移動に限定した場合)の特徴点Tが写っている範囲内で光軸方向Drを回転変位させても、自己位置推定を継続することが可能である。したがって、光軸保持手段6Eaによる光軸方向Drの制御を次のように制御しても良い。すなわち、画像上に、少なくとも2点以上の特徴点Tが画角内に入る光軸方向Drを算出し、その方向を新たにθ3とする。そして、角度調節のための出力を−a(θ2−θ3)と設定することで制御を実施する。
なお、光軸保持手段6Eaの制御が作動している場合には、移動体1の移動量が無いか小さい。従って、地図の更新は実行しない。
また、光軸復帰手段6Ebは、直進運動を検出すると、光軸の方向が初期方向(移動体1の進行方向Dm)からずれているか否かを判定する。初期方向からずれていると判定すると、初期方向に対する回転角度差が小さくなる方向に回転変位させる。
ここでは、地図を更新しながら段階的に撮像装置10の光軸方向Drを正面に向けることとする。光軸復帰手段6Ebは、環境認識マップ内の特徴点Tが少なくとも2点以上(平面移動の場合)が画像に写っている範囲で撮像装置10の光軸方向Drを移動体1の正面方向に向けて回転させる。この状態で、移動体1が進行方向Dmに進めば、これまで地図が存在しなかった部分についても地図を更新していくことが可能となる。
(動作・作用)
次に、移動体1の移動に伴うマッピング及び自己位置推定の処理部分について、図10を参照して説明する。
撮像装置10から現在の画像を取得する(ステップS510)。
次に、現在利用できるマップが存在することを確認する(ステップS520)。まだマップが存在しない場合には、最初の画像を取得してから、移動体1が環境移動量以上の距離を移動したか判定する。(ステップS530)。環境移動量以上の距離を移動していない場合には、撮像装置10から現在の画像を取得する(ステップS510)。
ここで、環境移動量以上の距離を移動したか否かを判定しているのは、マップを初期化する際に行うMotion Stereoによる周辺物体の距離計測を行う際の精度を一定以上に保つためである。環境移動量以上の距離を移動した否かの判定は、移動状態取得手段6Aの取得した直進移動量によって判定する。
マップが存在しない状態で、移動体1が環境移動量以上の距離を移動したと判定すると、環境認識手段6Bにおいて、マップの作成を開始する(ステップS540)。すなわち、環境認識手段6Bは、環境認識マップの初期化を行う。ここで環境認識手段6Bは、Motion Stereo方式を実施し、最初に撮像を行った位置をグローバル座標の中心(原点)として、移動に伴う画像上での特徴点Tの変化から、移動体1の周辺物体の3次元実空間での位置を推定する。ここで計測されるのは移動体1と周辺物体の相対的な位置であるが、最初に画像を取得した場所をグローバル座標系の中心とし、初期位置からの移動と、相対位置を足し合わせた位置を対象物体のグローバル座標位置として求めることが出来る。
一方、マップが存在している場合には(ステップS520)、環境認識マップの初期化を行った位置、または最後にマップを更新した位置から環境移動量の距離を移動したことを判定する(ステップS550)。なお、距離計測精度を所定以上に保つために、初期化されたマップ内での周辺物体との距離が大きければ、それに応じて環境移動量を増やすなどの処理を実施しても良い。
そして、環境移動量以上の距離を移動したと判定した場合には、環境認識手段6Bにおいて、環境認識による環境認識マップの更新を実施する。
また、所定サンプリング周期毎に、自己位置推定手段本体6Cにおいて、既に作成した環境認識マップ上での移動体1位置を推定する(ステップS570)。
また、移動体1がその場回転を実施しているか判定する(ステップS580)。例えば、単位時間当たりの移動体1の移動量d1=√(x2 + y2)が一定値以下であり、且つ単位時間当たりの移動体1回転量θが一定値以上となった場合に、その場回転と判定する。これは、上述のように回転半径が環境移動量未満か否かでその場回転か否かと判定することを同義である。
移動体1の自己位置の移動量の判定は、例えば自己位置推定値を用いる。移動体1の移動状態判定手段による判定や移動体制御手段6Dの制御指令値に基づき判定しても良い。
ただし、自己位置推定手段の結果を用いて、その場回転か否かを判定することで構成を単純化できる。
移動体1がその場回転を実施していた場合は、移動体1がその場回転を実施していた際に、その場回転開始時に撮像装置10が向いていた方向に撮像装置10の光軸を保つように制御を実施する(ステップS590)。環境認識マップ内において、すでに位置が推定された点が存在する場合は、画像上に、少なくとも2点以上(平面移動に限定した場合)の点が写っている範囲内で光軸方向Drを回転する位置に制御するようにしても良い。制御処理量としては、一定の方向に固定する制御の方が簡易である。また、画像上に、少なくとも2点以上(平面移動に限定した場合)の点が写っている範囲内で光軸方向Drを回転する位置に制御すると、光軸を初期方向に復帰させる際の時間を短縮可能である。
一方、その場回転の運動をしていないと判定した場合(ステップS580)は、直進成分を含む移動の判定を行う(ステップS510)。これは、移動体1の単位時間当たりの移動量d2=√(x2+y2)がある所定値以上であるときに直進運動と判定する。若しくは回転半径が環境移動量以上の場合に直進運動と判定する。ここで、自己位置推定手段の結果を用いて、その場回転か否かを判定することで構成を単純化できる。
直進運動していると判定したときは、光軸方向Drを移動体1の進行方向Dmに向けるよう制御を実施する(ステップS511)。すなわち、撮像装置10の光軸方向Drがすでに移動体1の進行方向Dmを向いている場合は何もしない。これに対して、回転運動直後などで、移動体1の進行方向Dmと撮像装置10の光軸方向Drとが一致していない場合は、光軸復帰手段6Ebにより撮像装置10の光軸方向Drと移動体1の進行方向Dmが一致する方向に調整する。
このとき、移動体1の進行方向Dmに位置する環境について環境認識マップが無い状態で、光軸方向Drを移動体1の進行方向Dmに向けてしまうと、自己位置推定を行うための基準が無いため、自己位置推定を継続することができない。これに対応して、地図を更新しながら段階的に撮像装置10の光軸方向Drを正面に向けることとする。環境認識マップ内の特徴点Tが少なくとも2点以上(平面移動の場合)撮像装置10が取得する画像内に写っている範囲で撮像装置10を正面方向に回転させる。
この状態で、移動体1が進行方向Dmに進めば、これまで地図が存在しなかった部分についてもステップS560の処理において、地図を更新していくことが可能となる。ここでS560の処理で地図が更新され、移動体1の進行方向Dmと、現在の撮像装置10の光軸方向Drとの間に環境認識マップの特徴点Tは位置情報が追加されたら、さらに、少なくとも2点以上の点が画角内に写る範囲で、撮像装置10の光軸方向Drを移動体1の進行方向Dmにむける。これを継続することで、最終的には、撮像装置10の光軸方向Drを移動体1の進行方向Dmと一致させることが可能となる。
以上のように、本実施形態では、一つの撮像装置10によるSLAM(Simultaneous Localization and Mapping)方式を採用する。また、対象までの距離はMotion Stereo技術をベースとする。そのため、“その場回転”のように回転半径が小さい移動の場合は、対象までの視差が発生しないため地図の更新ができず自己位置推定を継続することができなくなることがある(ロストする)。これに対し、本実施形態では、上述のように移動体1がその場回転する場合には、撮像方向を調整することで、自己位置推定を継続的に実施できるようになる。
またその場回転が終了し、移動体1に成分を含む移動が発生すると、撮像装置10の光軸方向Drを初期方向に復帰するように制御する。
ここで、回転駆動装置11、光軸方向制御手段6E(光軸保持手段6Ea、光軸復帰手段6Eb)は、撮像方向制御手段を構成する。ステップS320は特徴点検出手段を構成する。環境認識手段6B及び自己位置推定手段本体6Cは、自己位置推定手段を構成する。
(本実施形態の効果)
(1) 撮像装置10は、移動体1に搭載され且つ移動体周囲を撮像して画像を取得する。特徴点検出手段は、撮像装置が取得した画像に存在する特徴点を検出する。移動状態取得手段6Aは、上記移動体の移動状態を取得する。自己位置推定手段は、移動体の移動に伴う画像上での上記特徴点の変化から移動体周囲の物体の位置を検出することで、移動体周囲の物体に対する自己位置を推定する。撮像方向制御手段は、移動体がその場回転していない場合には上記撮像方向を、移動体上の座標系において予め定められた所定の方向である初期方向に制御し、移動体がその場回転している場合には上記撮像方向を、移動体がその場回転する前に取得した画像に存在した特徴点の少なくとも一部を撮像可能な向きに制御する。
移動体1の移動状態(運動)がその場回転の場合には、特徴点Tで特定する対象物までの視差が発生しないか発生する視差が小さい。これに対し、本発明によれば、移動体1がその場回転の場合には、移動体1がその場回転する前に取得した画像中に位置する特徴点Tが存在する方向、つまり環境認識が実施された方向に画像の撮像方向を保持する。これによって、環境認識を更新できない移動状態であっても、特徴点をロストすることなく、自己位置推定を継続することができる。
すなわち、周囲環境の物体を特定するための特徴点Tをロストする可能性を低減して、自己位置推定を継続的に実施可能となる。
(2)撮像方向制御手段は、移動体がその場回転している場合には上記撮像方向を、グローバル座標系において、移動体がその場回転する前の方向に固定されるように制御する。
すなわち、光軸方向Drを一定方向に固定するように制御する。
この結果、撮像装置10の光軸方向Drを制御するための計算コストを一定に抑えることが可能になる。
(3)上記撮像方向制御手段は、移動体がその場回転した後、移動体の直進運動を検知すると、移動体に対する撮像方向を上記初期方向に制御する。
例えば、撮像方向制御手段は、上記撮像方向が初期方向と異なる場合に、移動体1の直進運動を検知すると、移動体1に対する撮像方向を初期方向に変化させる。
これによって、その場回転に対応するために撮像方向が移動体1に対する初期方向がずれても、自己位置推定を継続しながら、光軸方向Drを進行方向Dmに向けることができる。
なお、光軸方向Drの初期方向は、移動体1の進行方向Dmと同方向に向けておくことが好ましい。移動体1の進行方向Dmの情報を一番取得したいからである。
(4)撮像方向制御手段は、取得している画像上の特徴点Tの変化に基づき、移動体1の直進運動を検知する。
移動体1に直進成分を伴う移動が発生したことを撮像装置10による自己位置推定を用いて判定することで、非常にシンプルな構成で機能を実現することができる。
1 移動体
6 制御コントローラ
6A 移動状態取得手段
6B 環境認識手段(自己位置推定手段)
6C 自己位置推定手段本体(自己位置推定手段)
6D 移動体制御手段
6E 光軸方向制御手段
6Ea 光軸保持手段(撮像方向制御手段)
6Eb 光軸復帰手段(撮像方向制御手段)
7 回転数センサ
10 撮像装置
11 回転駆動装置
Dm 進行方向
Dr 光軸方向(撮像方向)
T 特徴点

Claims (5)

  1. 移動体の自己位置を推定する自己位置推定装置であって、
    移動体に搭載され且つ移動体周囲を撮像して画像を取得する撮像装置と、
    移動体に対する撮像装置の撮像方向を制御する撮像方向制御手段と、
    撮像装置が取得した画像に存在する特徴点を検出する特徴点検出手段と、
    上記移動体の移動状態を取得する移動状態取得手段と、
    移動体の移動に伴う画像上での上記特徴点の変化から移動体周囲の物体の位置を検出することで、移動体周囲の物体に対する自己位置を推定する自己位置推定手段と、を備え、
    上記撮像方向制御手段は、移動体がその場回転していない場合には上記撮像方向を、移動体上の座標系において予め定められた所定の方向である初期方向に制御し、移動体がその場回転している場合には上記撮像方向を、移動体がその場回転する前に取得した画像に存在した特徴点の少なくとも一部を撮像可能な向きに制御することを特徴とする自己位置推定装置。
  2. 撮像方向制御手段は、移動体がその場回転している場合には上記撮像方向を、グローバル座標系において、移動体がその場回転する前の方向に固定されるように制御することを特徴とする請求項1に記載した自己位置推定装置。
  3. 上記撮像方向制御手段は、移動体がその場回転した後、移動体の直進運動を検知すると、移動体に対する撮像方向を上記初期方向に制御することを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の自己位置推定装置。
  4. 撮像方向制御手段は、取得している画像上の特徴点の変化に基づき、移動体の直進運動を検知することを特徴とする請求項3に記載した自己位置推定装置。
  5. 移動体に搭載した撮像装置により撮像した画像に存在する特徴点を検出し、移動体の移動に伴う画像上での上記特徴点の変化から、移動体周囲の物体の位置を検出することにより移動体周囲の物体に対する自己位置を推定し、
    上記移動体がその場回転していない場合には上記撮像装置の撮像方向を、移動体上の座標系において予め定められた所定の方向である初期方向とし、上記移動体がその場回転している場合には上記撮像装置の撮像方向を、移動体がその場回転する前に取得した画像に存在した特徴点の少なくとも一部を撮像可能な向きとすることを特徴とする自己位置推定方法。
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