JP2010287647A - 水冷式led光源及びこれを備えた太陽電池評価装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】LEDの温度を一定に保って該LEDの出力変動及び照射光の色ムラの発生を抑えることができる水冷式LED光源とこれを用いて太陽電池の出力特性を高精度に評価することができる太陽電池評価装置を提供すること。
【解決手段】水冷ジャケット15と循環ポンプ18を有する水冷ユニット5を備え、該水冷ユニット5の前記水冷ジャケット15の一方の面に、発光波長の異なる複数のLEDを備える光源ユニット3を設け、同水冷ジャケット15の他方の面に、前記LEDの制御回路4を設けて水冷式LED光源1を構成する。又、この水冷式LED光源1を複数配置してユニット化されたLED光源部から出射される擬似太陽光を太陽電池に照射することによって太陽電池の出力特性を評価する。
【選択図】図4

Description

本発明は、発光波長の異なる複数のLEDから疑似太陽光を出射する水冷式LED光源とこれを備えた太陽電池評価装置に関するものである。
太陽エネルギーの有効利用する一手段として太陽電池が知られているが、実用上は、この太陽電池を複数接続して成る太陽電池モジュールによって構成された太陽電池パネルをビルや一般家屋の屋根等に敷設することによって太陽エネルギーを電気エネルギーに変換することが行われている。
ところで、太陽電池の出力特性を評価することは、太陽電池の製造後の検査や太陽電池の研究開発において重要であるが、その評価を太陽電池に太陽光を照射することによって行うことは、天候等によって太陽光の強度が変動するために常に正しい結果を期待することは困難である。
そこで、特許文献1には、光源としてLEDを用いた太陽電池の評価方法が提案されている。この方法は、多波長のLED発光部からの光を太陽電池に照射し、多波長発光部からの各波長毎の照射光強度(W)と各波長毎の太陽電池の出力短絡電流(A)とから太陽電池の絶対分光感度(A/W)を測定するする方法である。
又、特許文献2には、複数の要素セルを積層して成る太陽電池等の光電変換素子の基準状態での出力を評価するための出力測定方法が提案されている。
特開2004−281706号公報 特開2006−135196号公報
ところが、特許文献1,2には、LEDの点灯及び試験環境によってLED温度が室温以上になった場合の対策、例えば冷却手段を設けること等に関しては何ら開示されていない。
一般にLEDの発光効率は温度上昇に伴って低下するため、LED温度が上昇すると該LEDからの出力が変動し、太陽電池の出力特性を高精度に評価することができないという問題が発生する。
又、特に発光色の異なるLED素子を用いる場合には、異色のLEDでは温度−発光効率の特性が異なるため、LED温度が上昇すると照射光の色ムラが発生し、太陽電池の出力特性を高精度に評価することができなくなってしまう。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、LEDの温度を一定に保って該LEDの出力変動及び照射光の色ムラの発生を抑えることができる水冷式LED光源とこれを用いて太陽電池の出力特性を高精度に評価することができる太陽電池評価装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、水冷ジャケットと循環ポンプを有する水冷ユニットを備え、該水冷ユニットの前記水冷ジャケットの一方の面に、発光波長の異なる複数のLEDを設け、同水冷ジャケットの他方の面に、前記LEDの制御回路又は前記循環ポンプを設けて水冷式LED光源を構成したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、試験室内に収容された太陽電池に疑似太陽光を照射して前記太陽電池の出力特性を評価する太陽電池評価装置が、前記太陽電池に疑似太陽光を照射する光源として請求項1記載の水冷式LED光源を複数配置してユニット化されたLED光源部を備えることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記LED光源部を構成する各水冷式LED光源の前記水冷ジャケットの他方の面に前記制御回路をそれぞれ設けたことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記LED光源部を構成する各水冷式LED光源の前記水冷ジャケットの他方の面に前記循環ポンプをそれぞれ設けるとともに、全水冷式LED光源に共通の制御回路を設けたことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項2〜4の何れかに記載の発明において、前記LED光源部からの疑似太陽光を透過させ且つ湿気の通過を遮断する透明部材を前記試験室内の前記太陽電池と前記LED光源部との間に配置したことを特徴する。
請求項1記載の発明によれば、水冷ユニットの水冷ジャケットを流れる冷却水によって発熱源である複数のLEDを制御回路又は循環ポンプが強制冷却されるため、LEDの温度上昇が防がれ、LED温度が一定に保たれて該LEDの出力変動及び照射光の色ムラの発生が抑えられる。
請求項2記載の発明によれば、水冷式LED光源を複数配置してユニット化されたLED光源部によって太陽電池に疑似太陽光を照射して太陽電池の出力特性を評価するため、擬似太陽光の出力変動及び色ムラの発生が抑えられ、太陽電池の出力特性の評価を高精度に行うことができる。
請求項3記載の発明によれば、LED光源部を構成する各水冷式LED光源に設けられたLEDと制御回路を水冷ジャケットを流れる冷却水によって強制冷却してそれらの温度を一定に保つことができる。
請求項4記載の発明によれば、全水冷式LED光源に共通の制御回路によって全LEDを共通に点灯制御することができ、この制御回路をLEDから離して外付けし、各水冷式LED光源において水冷ジャケットの両面に配されたLEDと循環ポンプを冷却水によって強制冷却してそれらの温度を一定に保つことができる。
請求項5記載の発明によれば、試験室内の湿気のLED光源部への侵入が透明部材によって遮断されるため、LED光源部が湿気によって悪影響を受けることがなく、該LED光源部の安定した動作が可能となる。この場合、LED光源部からの擬似太陽光は透明部材を透過して太陽電池に安定的に照射される。
本発明の実施の形態1に係る水冷式LED光源の斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る水冷式LED光源の正面図(図1の矢視A方向の図)である。 本発明の実施の形態1に係る水冷式LED光源の側面図(図1の矢視B方向の図)である。 図3のC−C線断面図である。 図3のD−D線断面図である。 各種LEDの基板上へ配置を示す平面図である。 LEDの温度と駆動電流との関係を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る太陽電池評価装置の構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る太陽電池評価装置の構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る水冷式LED光源の側面図である。 図10のE−E線断面図である。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
<実施の形態1>
図1は本発明の実施の形態1に係る水冷式LED光源の斜視図、図2は同水冷式LED光源の正面図(図1の矢視A方向の図)、図3は同水冷式LED光源の側面図(図1の矢視B方向の図)、図4は図3のC−C線断面図、図5は図3のD−D線断面図、図6は各種LEDの基板上へ配置を示す平面図、図7はLEDの温度と駆動電流との関係を示す図である。
本発明に係る水冷式LED光源1は、図4及び図5に示すように、矩形ボックス状のハウジング2の内部に光源ユニット3と制御回路4及び水冷ユニット5を組み込んで構成されている。尚、水冷式LED光源1の光照射方向は図1の下方であって、該水冷式LED光源1は後述のように光照射方向が水平方向となるよう設置されるが、以下の説明における水冷式LED光源1の上下は図1に示す状態における上下を言うものとする。
上記ハウジング2は、PC等の樹脂或はアルミニウム等の金属で構成されており、図1に示すように、その周面には縦方向の長い複数のスリットから成る吸気口6が形成され、上面には扇形の複数のスリットから成る排気口7が形成されている。そして、このハウジング2の下面は開口しており、この開口部には前記光源ユニット3が嵌め込まれて固定されている。
上記光源ユニット3は、図4及び図5に示すように、光源として発光波長の異なる(発光波長0.3μm〜1.5μmの間)の4種のLED8a,8b,8c,8d(図6参照)を実装して成る基板9と、該基板9を取り付ける矩形プレート状のベース10及びハウジング2の下面開口部に嵌め込まれる矩形プレート状の透明な樹脂製のレンズ11を含んで構成されている。
ここで、発光波長の異なるLED8a〜8dのうち、LED8aはGaAlAs系の赤外LED(波長850nm)、LED8bはGaN系の紫外(波長365nm)LED、LED8cはGaAlAs系の赤(波長630nm)LED、LED8dはGaN系の青(波長455nm)LEDであって、これらは図6に示すように基板9上に配置されている。又、これらのLED8a〜8dの温度(℃)と駆動電流(A)との関係を図7に示すが、同図から明らかなように温度が50℃を超えると各LED8a〜8dへの駆動電流が下がり、各LED8a〜8dの使用最高温度は80℃である。ここで、LED8a〜8dの温度とは、チップ接合部の温度であるジャンクション温度を指す。
又、前記制御回路4は、図4示すように、下面が開口する矩形ボックス状の回路ケース12の内部に各種電子部品が実装された不図示の回路基板を組み込み、回路ケース12の下面開口部を矩形プレート状のカバー13によって覆うことによって構成されている。ここで、回路ケース12は熱伝導率の高いアルミダイキャスト等によって成形されており、その上面には放熱部を構成する多数の放熱ピン14が一体に突設されている。
前記水冷ユニット5は、図4及び図5に示すように、熱交換器である水冷ジャケット15と、該水冷ジャケット15において受熱して温度が高くなった冷却水を外気(冷却風)との熱交換によって冷却するラジエータ16と、該ラジエータ16に冷却風を供給するファン17と、冷却水を閉ループの循環経路内で循環させる循環ポンプ18及び冷却水を貯留するリザーブタンク19を備えており、ファン17はラジエータ16と対向してこれの上方に配置されている。
本実施の形態では、図4及び図5に示すように、ハウジング2内下部の底部に水冷ジャケット15が水平に配置されており、この水冷ジャケット15を挟んでこれの上下に制御回路4と光源ユニット3が配置されている。ここで、制御回路4は、そのカバー13が水冷ジャケット15の上面に密着する状態で該水冷ジャケット15の上面側に配置されている。尚、本実施の形態では、冷却水として水にプロピレングリコールを混合して成る不凍液が使用されている。
他方、図4及び図5に示すように、ハウジング2内の水冷ジャケット15から離間した上部には前記ラジエータ16とファン17が配置されており、水冷ジャケット15とラジエータ16との間の空間部には制御回路4と循環ポンプ18及びリザーブタンク19が配置されている。
而して、以上のように構成された水冷式LED光源1が起動されて光源ユニット3と制御回路4及び水冷ユニット5に電源が供給されると、光源ユニット3の発光波長の異なる4種のLED8a〜8dが発光し、各色の光が合成されて疑似太陽光がレンズ11を透過して図1の下方に向かって照射される。このとき、光源ユニット3の点灯制御は制御回路4によってなされ、駆動中において光源ユニット3のLED8a〜8d及び制御回路4の各種電子部品(不図示)が発熱し、そのままでは光源ユニット3と制御回路4が過熱されて温度が上昇する。光源ユニット3の各種LED8a〜8dの温度が上昇すると発光効率が低下することは前述の通りであり、供給電流も低下することは図7に示す通りである。
然るに、本実施の形態では、水冷ユニット5が同時に駆動され、光源ユニット3と制御回路4は、閉ループを形成する循環経路を循環する冷却水によって強制冷却されてその温度上昇が抑えられる。
即ち、循環ポンプ18によって循環経路を循環する冷却水は、水冷ジャケット15において光源ユニット3及び制御回路4において発生する熱を受熱して光源ユニット3及び制御回路4を冷却し、受熱して温度の高くなった冷却水はラジエータ16へと導入される。
他方、ファン17が不図示のモータによって回転駆動されると、外気がハウジング2の周面に形成された吸気口6から冷却風としてハウジング2内に側方から吸引され、この冷却風は水冷ジャケット15とラジエータ16との間に形成された空間部を上方に向かって流れ、その過程でラジエータ16を通過し、ハウジング2の上面に開口する排気口7から外部に排出される。そして、ラジエータ16においては、ここを通過する冷却風によって冷却水の熱が外部に放熱されて該冷却水が冷却され、温度の下がった冷却液水は循環ポンプ18に吸引される。
循環ポンプ18に吸引された冷却水は、昇圧された後に循環ポンプ18からリザーブタンク19へと送り出され、その一部はリザーブタンク19に貯留され、残りの冷却水はリザーブタンク19から水冷ジャケット15へと導入されて光源ユニット3と制御回路4の冷却に供される。そして、以上の作用(冷却サイクル)が連続的に繰り返されて光源ユニット3と制御回路4が水冷ジャケット15を流れる冷却水によって強制冷却され、それらの温度上昇が一定値以下に抑えられる。尚、本実施の形態では、制御回路4の下面を水冷ジャケット15に密着させ、上面に放熱部を構成する多数の放熱ピン14を突設したため、制御回路4が冷却水によって強制冷却されると同時に放熱ピン14から自然放熱されるため、該制御回路4が効率良く冷却されてその温度上昇が一層効果的に抑えられる。
以上のように各LED8a〜8dの温度上昇が防がれ、その温度が一定に保たれる結果、各LED8a〜8dの出力変動及び照射光である疑似太陽光の色ムラの発生が抑えられる。又、ユニット化されたLED光源部23の各々において、各LED8a〜8dが水冷ジャケット15にて冷却されているため、各水冷式LED光源1においてLED8a〜8dへのパワー(定格電流)を大きく取ることができ、照射光の照度を上げることができる。
次に、本発明の実施の形態1に係る太陽電池評価装置を図8に基づいて説明する。
図8は本発明の実施の形態1に係る太陽電池評価装置の構成を示す斜視図であり、図示の太陽電池評価装置20は、矩形ボックス状の試験室21内に収容されたパネル状の太陽電池22に疑似太陽光を照射して太陽電池22の出力特性を評価する装置であって、太陽電池22に疑似太陽光を照射する光源として図1〜図5に示した水冷式LED光源1を複数(本実施の形態では横6個×縦5個=計30個)配置してユニット化されたLED光源部23を使用することを特徴としている。ここで、図示しないが、試験室21内に収容された太陽電池22とLED光源部23との間には、LED光源部23からの疑似太陽光を透過させ且つ湿気の通過を遮断する石英ガラス等の透明部材が配置されている。
而して、図7に示す太陽電池評価装置20は、所定の試験環境(湿度10%〜100%、温度20℃〜90℃)においてLED光源部23から出射される疑似太陽光を透明部材を介して太陽電池22に照射する加速試験を行うことによって該太陽電池22の出力特性を評価するが、本実施の形態では、図1〜図5に示した水冷式LED光源1を複数配置してユニット化されたLED光源部23によって太陽電池22に疑似太陽光を照射するようにしたため、前述のように各水冷式LED光源1の各種LED8a〜8d(図6参照)の温度が一定に保たれる。このため、LED発光部23から出射される擬似太陽光の出力変動及び色ムラの発生が抑えられ、太陽電池22の出力特性が高精度に評価される。
又、本実施の形態では、試験室21内に収容された太陽電池22とLED光源部23との間に石英ガラス等の透明部材を配置したため、試験室21内の湿気のLED光源部23への侵入が透明部材によって遮断され、LED光源部23が湿気によって悪影響を受けることがなく、該LED光源部23の安定した動作が可能となる。この場合、LED光源部23からの擬似太陽光は透明部材を透過して太陽電池22に安定的に照射される。
<実施の形態2>
次に、本発明の実施の形態2を図9〜図11に基づいて説明する。
図9は本発明の実施の形態2に係る太陽電池評価装置の構成を示す斜視図、図10は本発明の実施の形態2に係る水冷式LED光源の側面図、図11は図10のE−E線断面図である。尚、図9〜図11においては、図1〜図6において示したものと同一要素には同一符号を付しており、以下、それらについての再度の説明は省略する。
本実施の形態に係る太陽電池評価装置20’も、前記実施の形態1と同様に、矩形ボックス状の試験室21内に収容されたパネル状の太陽電池22に疑似太陽光を照射して太陽電池22の出力特性を評価する装置であって、太陽電池22に疑似太陽光を照射する光源として図10及び図11に示す水冷式LED光源1’を複数(本実施の形態では横6個×縦5個=計30個)配置してユニット化されたLED光源部23’を使用する。尚、図示しないが、試験室21内に収容された太陽電池22とLED光源部23’との間には、LED光源部23’からの疑似太陽光を透過させ且つ湿気の通過を遮断する石英ガラス等の透明部材が配置されている。
而して、本実施の形態に係る水冷式LED光源1’は、図9に示すように、全水冷式LED光源1’に共通の1つの制御回路4’を外付けによって設けており、従って、各水冷式LED光源1’には前記実施の形態における制御回路4(図4参照)が設けられていない。
ここで、LED光源部23’を構成する水冷式LED光源1’の構成を図10及び図11に基づいて説明する。
本実施の形態に係る水冷式LED光源1’においては、ハウジング2内に光源ユニット3と水冷ユニット5が収容されており、水冷ユニット5の一部を構成する水冷ジャケット15の一方の面(図11の下面)に光源ユニット3が配置され、同水冷ジャケット15の他方の面(図11の上面)に循環ポンプ18が配置されている。
而して、本実施の形態に係る水冷式LED光源1’においては、熱発生源である光源ユニット3と循環ポンプ18が水冷ジャケット15を流れる冷却水によって強制冷却され、それらの温度上昇が一定値以下に抑えられる。このため、光源ユニット3の各LED8a〜8dの温度上昇が防がれ、その温度が一定に保たれる、この結果、各LED8a〜8dの出力変動及び照射光である疑似太陽光の色ムラの発生が抑えられる。
そして、図9に示す太陽電池評価装置20’は、光源として図10及び図11に示した水冷式LED光源1’を複数配置してユニット化されたLED光源部23’を使用し、該LED光源部23’から出射される疑似太陽光を太陽電池22に照射して該太陽電池22の出力特性を評価するが、前述のように各水冷式LED光源1’の各種LED8a〜8d(図6参照)の温度が一定に保たれるため、LED発光部23’から出射される擬似太陽光の出力変動及び色ムラの発生が抑えられ、太陽電池22の出力特性を高精度に評価することができる。
又、本実施の形態では、全水冷式LED光源1’に共通の制御回路4’によって全LED8a〜8dを共通に点灯制御することができ、この制御回路4’を図9に示すようにLED8a〜8dから離して外付けし、各水冷式LED光源1’において水冷ジャケット15の両面に配されたLED8a〜8dと循環ポンプ18を冷却水によって強制冷却してそれらの温度を一定に保つことができる。
尚、各水冷式LED光源の各種LEDの基板上への配置は以上の実施の形態に示したものに限定されず、任意に設定し得るものである。
1,1’ 水冷式LED光源
2 ハウジング
3 光源ユニット
4,4’ 制御回路
5 水冷ユニット
6 吸気口
7 排気口
8a〜8d LED
9 基板
10 ベース
11 レンズ
12 回路ケース
13 カバー
14 放熱ピン
15 水冷ジャケット
19 リザーブタンク
20,20’ 太陽電池評価装置
21 試験室
22 太陽電池
23,23’ LED光源部

Claims (5)

  1. 水冷ジャケットと循環ポンプを有する水冷ユニットを備え、該水冷ユニットの前記水冷ジャケットの一方の面に、発光波長の異なる複数のLEDを設け、同水冷ジャケットの他方の面に、前記LEDの制御回路又は前記循環ポンプを設けて成ることを特徴とする水冷式LED光源。
  2. 試験室内に収容された太陽電池に疑似太陽光を照射して前記太陽電池の出力特性を評価する装置であって、前記太陽電池に疑似太陽光を照射する光源として請求項1記載の水冷式LED光源を複数配置してユニット化されたLED光源部を備えることを特徴とする太陽電池評価装置。
  3. 前記LED光源部を構成する各水冷式LED光源の前記水冷ジャケットの他方の面に前記制御回路をそれぞれ設けたことを特徴とする請求項2記載の太陽電池評価装置。
  4. 前記LED光源部を構成する各水冷式LED光源の前記水冷ジャケットの他方の面に前記循環ポンプをそれぞれ設けるとともに、全水冷式LED光源に共通の制御回路を設けたことを特徴とする請求項2記載の太陽電池評価装置。
  5. 前記LED光源部からの疑似太陽光を透過させ且つ湿気の通過を遮断する透明部材を前記試験室内の前記太陽電池と前記LED光源部との間に配置したことを特徴する請求項2〜4の何れかに記載の太陽電池評価装置。
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