JP2010287480A - 電気コネクタ及びそれを用いたledモジュール組立体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電気コネクタのヒートシンク等の被固定部材への固定作業を簡単かつ自動化できるようにするとともに、LEDモジュール等の被接続体への電気的な接続作業を簡単に行える電気コネクタ及びそれを用いたLEDモジュール組立体を提供する。
【解決手段】 電気コネクタ10は、ハウジング11と、ハウジング11に収容される端子20と、ハウジング11に受容される圧入ピン16とを具備する。ハウジング11は、端子20を収容するハウジング本体12と、圧入ピン16を上方から受容するとともにハウジング本体12から下向きに突出し、被固定部材30の穴32に挿入される固定部13とを備える。端子20は、ハウジング本体12に収容される基部21と、基部21から延び、被接続体40に弾性的に接触する下向きの接点23と、基部21から延び、導体Wに結線される導体結線部22とを具備する。
【選択図】図4

Description

本発明は、LEDモジュール等の被接続体に電気的に接続されるとともに、ヒートシンク等の被固定部材に固定される電気コネクタ及びそれを用いたLEDモジュール組立体に関する。
家庭用、業務用等の照明装置の光源としてLEDモジュールが実用に供されている。LEDモジュールは、例えば、複数個のLEDベアチップが格子状に配列されるLED光源部と、各LEDベアチップに電気的に接続される給電端子部を有しLED光源部を支持する基板とを主な要素として構成されている。基板は、樹脂基板部及びメタルベース基板部とで構成されている。メタルベース基板部は、LED光源部において発生する熱を外部に放熱するためにアルミニウム等の材料で製造されている。
このようなLEDモジュールは、照明装置の光源として用いられる場合、例えば、ヒートシンク上に固定されるとともに、LEDモジュールの給電端子部に電気的に接続される電気コネクタを介して外部電源に接続される。この電気コネクタは、ヒートシンクに固定されるようになっている。
従来のこの種の電気コネクタとして、例えば、図12及び図13に示すものが知られている(特許文献1参照)。
図12に示す電気コネクタ100は、カバー部材140のコネクタ収容部141内に収容されており、ヒートシンク130の収容部131内に収容されたLEDモジュール150に電気的に接続される。
電気コネクタ100は、図13に示すように、ハウジング110と、ハウジング110に圧入固定された複数の端子120とを備えている。各端子120は、固定部121と、フレキシブルケーブル用接点122と、LEDモジュール用接点123とを備えている。固定部121は、ハウジング110に圧入固定される。フレキシブルケーブル用接点122は、固定部121の一端から折り返すようにして延び、先端近傍でフレキシブルケーブル160の電極パッドに接触する。LEDモジュール用接点123は、固定部121の他端から折り返すようにして延び、先端近傍でLEDモジュール150の給電端子部151に接触する。フレキシブルケーブル160は、図示しない外部電源に接続される。
電気コネクタ100をコネクタ収容部141内に収容するに際しては、予め、フレキシブルケーブル160の電極パッドをハウジング110のスリット111からハウジング内に挿入してフレキシブルケーブル用接点122に接触させておく。
次に、電気コネクタ100のハウジング110に形成された孔(図示せず)とカバー部材140に設けられた位置決めピン(図示せず)とが嵌合するように電気コネクタ100をコネクタ収容部141内に挿入する。これにより、電気コネクタ100がカバー部材140に支持される。
そして、電気コネクタ100が装着されたカバー部材140をヒートシンク130に組み付けるに際しては、以下のように行う。即ち、予め、フレキシブルケーブル160の電極パッドを端子120のフレキシブルケーブル用接点122に接触させ、かつ、LEDモジュール150の給電端子部151をLEDモジュール用接点123に接触させておく。この状態で、カバー部材140をヒートシンク130の載置面に載置する。これにより、LEDモジュール150が収容部131に収容される。
そして、図12に示すように、カバー部材140をヒートシンク130に対して小ネジBsにより締結する。これにより、カバー部材140がヒートシンク130の載置面上に固定され、電気コネクタ100がヒートシンク130上に固定される。
この電気コネクタ100にあっては、フレキシブルケーブル160との結線に半田付け作業が不要となり、電気コネクタ100の取付作業を容易に行うことができる。
また、電気コネクタをヒートシンクに取り付けるものではないが、所定の部品を基材に対して固定するための固定具として、例えば、図14に示すものが知られている(特許文献2参照)。
図14に示す固定具200は、後端につば201aを有するスリーブ201と、スリーブ201の孔201b内に圧入される非円形断面のピン202とから構成されている。スリーブ201は、部品220の貫通孔221を通って基材210のねじ孔211内に挿入される。スリーブ201は、軟質材料で形成されており、ピン202を圧入したとき径が拡大し、ねじ孔211のねじ山に食い込む。これにより、部品220を基材210に対して固定する。
特開2008−218224号公報 実開平4−13810号公報
しかしながら、図12及び図13に示す電気コネクタ100にあっては、以下の問題点があった。
即ち、電気コネクタ100の場合、フレキシブルケーブル160との結線に半田付け作業が不要となり、電気コネクタ100の取付作業を容易に行うことができる。しかし、電気コネクタ100をヒートシンク130に固定するに際して、位置決めピンによる電気コネクタ100のカバー部材140に対する位置決め作業及び小ネジBsによるカバー部材140のヒートシンク130に対する締結作業が必要となる。このため、装置の組立作業を自動化するのが困難であった。
また、図14に示す固定具200の場合、前述したように、部品220を基材210に対して固定する作業は簡単に行えるが、電気コネクタの電気的な接続を行うことができない。
従って、本発明は、これら問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、電気コネクタのヒートシンク等の被固定部材への固定作業を簡単かつ自動化できるようにするとともに、LEDモジュール等の被接続体への電気的な接続作業を簡単に行える電気コネクタ及びそれを用いたLEDモジュール組立体を提供することにある。
本発明のうち請求項1に係る電気コネクタは、ハウジングと、該ハウジングに収容される端子と、前記ハウジングに受容される圧入ピンとを具備した電気コネクタであって、前記ハウジングが、前記端子を収容するハウジング本体と、該ハウジング本体に一体に設けられ、前記圧入ピンを上方から受容するとともに前記ハウジング本体から下向きに突出し、被固定部材の穴に挿入される固定部とを備え、前記端子が、前記ハウジング本体に収容される基部と、該基部から延び、被接続体に弾性的に接触する下向きの接点と、前記基部から延び、導体に結線される導体結線部とを具備することを特徴としている。
本発明のうち請求項2に係る電気コネクタは、請求項1記載の電気コネクタにおいて、前記導体結線部が2個形成され、形成された2個の導体結線部の導体導出方向が互いに異なることを特徴としている。
本発明のうち請求項3に係る電気コネクタは、請求項1又は2記載の電気コネクタにおいて、前記導体結線部は、圧接接続部であることを特徴としている。
また、本発明のうち請求項4に係る電気コネクタは、請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載の電気コネクタにおいて、前記接点は、前記基部の一側縁から一方向に延びてから下方に湾曲して折り返されて他方向に延びる弾性アームの先端に形成されていることを特徴としている。
更に、本発明のうち請求項5に係るLEDモジュール組立体は、請求項1乃至4のうちいずれか一項に記載の電気コネクタと、前記被接続体と、前記被固定部材とを具備し、前記被接続体がLEDモジュールであり、前記被固定部材が前記LEDを放熱するヒートシンクであることを特徴としている。
本発明に係る電気コネクタ及びそれを用いたLEDモジュール組立体によれば、ハウジングが、端子を収容するハウジング本体と、ハウジング本体に一体に設けられ、圧入ピンを上方から受容するとともにハウジング本体から下向きに突出し、被固定部材の穴に挿入される固定部とを備え、端子が、ハウジング本体に収容される基部と、基部から延び、被接続体に弾性的に接触する下向きの接点と、基部から延び、導体に結線される導体結線部とを具備する。このため、圧入ピンを上方から下方に向けて打ち込むことにより、ハウジングの固定部が被固定部材の穴に固定されて電気コネクタの被固定部材への固定を行うことができる。また、圧入ピンを上方から下方に向けて打ち込むことにより、ハウジングの固定部の、被固定部材の穴への固定と同時に、端子の下向き接点が被接続体に弾性的に接触し、被接続体への電気的な接続作業を行うことができる。従って、電気コネクタのヒートシンク等の被固定部材への固定作業を簡単かつ自動化できるとともに、LEDモジュール等の被接続体への電気的な接続作業を簡単に行える電気コネクタ及びそれを用いたLEDモジュール組立体を提供できる。
本発明に係る電気コネクタを用いたLEDモジュール組立体の斜視図である。 図1に示すLEDモジュール組立体のうち、ヒートシンクと、LEDモジュールとを分解して示す斜視図である。 本発明に係る電気コネクタの斜視図である。 図3に示す電気コネクタにおいて、端子をハウジングから分離した状態を示す斜視図である。 図3の電気コネクタを示し、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は背面図である。 図3の電気コネクタを示し、(A)は右側面図、(B)は左側面図、(C)は底面図である。 図3に示す電気コネクタの端子に電線を結線した状態の平面図である。 図7の8−8線に沿う断面図である。 図5の9−9線に沿う断面図である。 電気コネクタの端子をLEDモジュールの給電端子部に接触させる状態の説明図で、図7の10−10線に沿った断面を示している。 圧入ピンの打ち込み作業により、ハウジングの固定部がヒートシンクのねじ穴に固定される様子を示し、(A)は圧入ピンを打ち込む前の状態の断面図、(B)は圧入ピンを打ち込んだ後の状態の断面図である。 従来例の電気コネクタの断面図である。 図12に示す電気コネクタの要部拡大断面図である。 従来例の固定具の断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1に示すLEDモジュール組立体1は、家庭用、業務用等の照明装置として用いられるものであり、被接続体としてのLEDモジュール40と、電気コネクタ10と、被固定部材としてのヒートシンク30とを備えている。
LEDモジュール40は、図1及び図2に示すように、略矩形状の基板43上に複数個のLEDベアチップが格子状に配列されるLED光源部41を備えている。また、基板43上には、LED光源部41の周囲に、各LEDベアチップに電気的に接続される2個の給電端子部42が設けられている。一方の給電端子部42はアノードとして用いられ、他方の給電端子部42はカソードとして用いられる。基板43は、樹脂基板部及びメタルベース基板部とで構成されている。メタルベース基板部は、LED光源部41において発生する熱を外部に放熱するためにアルミニウム等の材料で製造されている。
ヒートシンク30は、図1及び図2に示すように、上方に開口したLEDモジュール収容凹部31を有する。LEDモジュール40は、ヒートシンク30のLEDモジュール収容凹部31の底面上に接着シール等によって固定される。ヒートシンク30は、LED光源部41において発生する熱を外部に放熱するためにアルミニウム等の材料で製造されている。
ヒートシンク30のLEDモジュール収容凹部31の底面には、図2に示すように、複数個(本実施形態の場合4個)のねじ穴32が設けられている。ねじ穴32は、固定されるLEDモジュール40の周囲であってその対角となる位置に隣接して2個ずつ設置されている。また、ヒートシンク30のLEDモジュール収容凹部31の底面には、複数個(本実施形態の場合2個)の電線導出穴33が設けられている。電線導出穴33は、固定されるLEDモジュール40の周囲であってねじ穴32が設けられていない対角となる位置に1個ずつ設置されている。
電気コネクタ10は、図1に示すように、2個用意される。各電気コネクタ10は、LEDモジュール40の給電端子部42に電気的に接続されるとともに、ヒートシンク30のLEDモジュール収容凹部31の底面上に固定される。電気コネクタ10に結線された電線Wは、電線導出穴33から導出される。導出された電線Wは、ヒートシンク30内に設けられた、AC−DC変換機能を有するコントロールボックス(図示せず)に接続される。コントロールボックスは、電極34に接続され、電極34から外部電源を供給可能となる。2つの電気コネクタ10のうち一方はアノードの給電端子部42に電気的に接続され、他方はカソードの給電端子部42に電気的に接続される。
各電気コネクタ10は、図3乃至図6に示すように、ハウジング11と、ハウジング11に収容される端子20と、ハウジング11に受容される複数本(本実施形態にあっては2本)の圧入ピン16とを具備している。
ハウジング11は、端子20を収容するハウジング本体12と、ハウジング本体12と一体に設けられた、複数個(本実施形態にあっては2個)の固定部13とを具備している。ハウジング11は、絶縁性の樹脂を成形することによって形成される。
ハウジング本体12は、図5(A)に示すように、平面から見て略L字形をなすとともにL字形の交差部分にプラットフォーム部12aが形成されている。ハウジング本体12のプラットフォーム部12aには、ハウジング本体12の底辺121に対して斜め方向に延びる端子収容部14が設けられる。端子収容部14は、図4及び図5(A)に示すように、底辺121に対して斜め方向に延びる基部収容部14aと、弾性アーム収容部14bと、2個の導体結線部収容部14cとを備えている。基部収容部14aには、後述する端子20の基部21が収容される。弾性アーム収容部14bは、基部収容部14aの延出方向中心部から基部収容部14aを横断するように斜めに延び、端子20の弾性アーム23aを収容する。2個の導体結線部収容部14cは、基部収容部14aの両端に形成され、一方が底辺121に対して平行に、他方が垂辺122に対して平行に延びている。各導体結線部収容部14cは、端子20の導体結線部22を収容する。また、ハウジング本体12には、各導体結線部収容部14cを通過するように延びる2つの導体収容部15が設けられている。一方の導体収容部15は、ハウジング本体12の底辺121に対して平行に延び、他方の導体収容部15は、垂辺122に対して平行に延びる。プラットフォーム部12aの下側には、LEDモジュール40の対角の角部が受容される凹部17が形成されている。
また、固定部13は、図5(A)に示すように、平面から見て一方の固定部13がハウジング本体12の底辺121から外側に突出するように形成される。また、他方の固定部13は、ハウジング本体12の垂辺122から外側に突出するように形成される。各固定部13は、ハウジング本体12から外側に突出する頭部13aと、頭部13aからハウジング本体12に対して下方に突出する固定片部13bとを備える。各固定部13には、図9によく示すように、頭部13aの上面から固定片部13bの下方位置にかけて延び、上方から圧入ピン16のピン部16aを受容するピン受容穴13dが形成されている。また、各固定部13の固定片部13bには、固定片部13bの一側から他側にかけて貫通するスリット13cが形成されている。スリット13cは、固定片部13bの下端面からピン受容穴13dの下端を超えた上側にまで延びている。固定片部13bは、図11に示すように、ヒートシンク30のねじ穴32に挿入される。
また、端子20は、図4に示すように、長手方向に延びる基部21と、基部21の長手方向中心部の一側縁から延びる下向きの接点23と、基部21の長手方向両端から延びる一対の導体結線部22とを具備している。端子20は、金属板を打ち抜き及び曲げ加工することによって形成される。端子20の基部21は、ハウジング本体12に設けられた基部収容部14aに収容される。接点23は、基部21の長手方向中心部の一側縁から一方向に延びてから下方に湾曲して折り返されて他方向に延びる弾性アーム23aの先端に形成されている。接点23は、ハウジング本体12の凹部17内に突出し、LEDモジュール40の給電端子部42に対して弾性的に接触する。弾性アーム23aは、ハウジング本体12に設けられた弾性アーム収容部14bに収容される。各導体結線部22は、図4及び図9に示すように、基部21の長手方向両端から立ち下がる連結片24の先端に設けられている。そして、各導体結線部22は、図7に示すように、電線Wの導出方向に一定の間隔を置いて設置された一対の圧接接続部22aで構成されている。また、2個の導体結線部22の電線Wの導出方向は互いに異なっており、本実施形態の場合、図4に示す2個の導体結線部22の電線の導出方向は互いに対して直交している。各導体結線部22は、ハウジング本体12に設けられた導体結線部収容部14cに収容される。導体結線部22が導体結線部収容部14cに収容される際に、図4に示す圧接接続部22aの両縁及び連結片24の両縁に形成されたバーブ22bが図8に示すようにハウジング本体12の壁部に対して係止される。
更に、各圧入ピン16は、断面円形のピン部16aと、ピン部16aの上端に設けられた頭部16bとを備える。各圧入ピン16は、樹脂製でも金属製でもよい。各圧入ピン16のピン部16aは、固定部13のピン受容穴13dに対して弱圧入によって取り付けられている。各圧入ピン16は、図11に示すように、打ち込みにより固定部13に対して下方に移動可能となっている。
次に、電気コネクタ10のヒートシンク30への固定方法について図1、図2、及び図7乃至図11を参照して説明する。
先ず、電線Wの一端部をヒートシンク30内のコントロールボックスに接続し、電線Wの他端部をヒートシンク30の一方の電線導出穴33から導出しておく。また、別の電線Wの一端部をヒートシンク30内のコントロールボックスに接続し、この電線Wの他端部をヒートシンク30の他方の電線導出穴33から導出しておく。
次いで、図2に示すように、LEDモジュール40を、ヒートシンク30のLEDモジュール収容凹部31の底面上に接着シール等によって固定する。この際に、LEDモジュール40の対角をなす角部がねじ32に隣接するようにする。
そして、図10に示すように、各電気コネクタ10の凹部17にLEDモジュール40の対角の角部が入り込み、図11(A)に示すように、ハウジング10の固定部13がヒートシンク30のねじ穴32に入り込むように一対の電気コネクタ10を載置する。これら電気コネクタ10の載置作業にはチップマウンター等の自動化に対応した実装装置を使用することができる。
その後、図11(B)に示すように、各電気コネクタ10の圧入ピン16の頭部16bを叩いて圧入ピン16を上方から下方に向けて打ち込む。圧入ピン16の打ち込み作業は、自動機によって行うことができる。これにより、圧入ピン16のピン部16aが上方から下方に移動し、固定部13の固定片部13bを外側に拡げる。この際に、固定片部13bにはスリット13cが形成されているから、圧入ピン16の打ち込みにより固定片部13bは外側に容易に拡がる。これにより、固定片部13bがねじ穴32のねじ山に食い込んで、固定片部13bがねじ穴32に固定されて電気コネクタ10のヒートシンク30への固定が達成される。
また、圧入ピン16を上方から下方に向けて打ち込むことにより、ハウジング11の固定部13のねじ穴32への固定と同時に、端子20の下向き接点23がLEDモジュール40の給電端子部42に弾性的に接触する。これにより、電気コネクタ10のLEDモジュール40への電気的な接続が行われる。
そして、図7及び図8に示すように、電線Wの他端部を一方の電気コネクタ10の一方の導体結線部22(圧接接続部22a)に圧接接続する。また、別の電線Wの他端部を他方の電気コネクタ10の一方の導体結線部22に圧接接続する。
従って、本実施形態に係る電気コネクタ10によれば、電気コネクタ10のヒートシンク30への固定作業を圧入ピン16を打ち込む作業という簡単な作業ででき、自動化することができる。また、LEDモジュール40への電気的な接続作業をヒートシンク30への固定作業と同時に行うことができ簡単に行うことができる。電気コネクタ10の固定作業が簡単となり、その固定作業の自動化を行うことができるから、大量生産に適したLEDモジュール組立体1を提供できる。また、電気コネクタ10の固定作業が簡単なため、LEDモジュール組立体1を安価にて製造することができる。
電気コネクタ10の電線Wへの電気的な接続が完了すると、電極34を介してコントロールボックスを経て電線Wから電気コネクタ10を介し、LEDモジュール40に電源を供給することができる。
ここで、本実施形態の電気コネクタ10の場合、導体結線部22が2個形成され、形成された2個の導体結線部22の電線Wの導出方向は互いに異なっている。このため、電線Wの導出方向を2方向のうちから任意に選択することができる。また、本実施形態にあっては、LEDモジュール40のアノード側に1個の電気コネクタ10、カソード側に1個の電気コネクタ10を用いるようにしている。LEDモジュール40を複数個のヒートシンク30上に固定し、各LEDモジュール40のアノード側に1個の電気コネクタ10、カソード側に1個の電気コネクタ10を用いるようにしてもよい。この場合、導体結線部22が2個形成され、形成された2個の導体結線部22の電線Wの導出方向は互いに異なっていると、アノード側あるいはカソード側に用いられる複数の電気コネクタ10について隣接する電気コネクタ10同士を導体結線部22に接続された電線Wで接続することができる。
更に、本実施形態の電気コネクタ1の場合、導体結線部22は、圧接接続部22aで構成されている。このため、電線Wを圧接接続により圧接接続部22aに接続できるので、圧着又は半田付けを要さず、結線作業を容易に行うことができる。
また、本実施形態の電気コネクタ1の場合、端子20の接点23は、基部21の一側縁から一方向に延びてから下方に湾曲して折り返されて他方向に延びる弾性アーム23aの先端に形成されている。このため、接点23におけるばね長を長くすることができ、接点23のLEDモジュール40に対する接触状態を安定させることができる。
以上、本発明の実施形態を説明してきたが、本発明はこれに限定されずに種々の変更、改良を行うことができる。
導体結線部22に結線される導体としては、説明した電線Wのみならず、例えば、フレキシブル回路基板(FPC)あるいはフレキシブルフラットケーブル(FFC)であってもよい。
また、導体結線部22を一対の圧接接続部22aで構成する場合のみならず、単体の圧接接続部であってもよいし、また、圧接接続部に限らず、他の接続部で構成してもよい。他の接続形態としては、例えば、圧着接続、ポークイン(poke−in)接続、半田付けなどが挙げられる。
更に、被接続体としてLEDモジュール40を例にとって説明したが、基板(回路基板)であってもよい。
また、被固定部材としてヒートシンク30を例にとって説明したが、基板(回路基板)であってもよい。
また、被固定部材の穴としてねじ穴32を例にとって説明したが、ねじが形成されていない単なる穴でもよい。説明したように被接続体としてLEDモジュール40を用い、被固定部材としてヒートシンク30を用いる場合にはねじ穴32とすることが好ましい。LEDモジュール40の発熱が繰り返されると、穴に固定される固定部13に対する熱変形が繰り返されることになるが、この場合にねじ穴32としておくと山があるので固定部13の固定を確実にできるからである。
1 LEDモジュール組立体
10 電気コネクタ
11 ハウジング
12 ハウジング本体
13 固定部
16 圧入ピン
20 端子
21 基部
22 導体結線部
22a 圧接接続部
23 接点
23a 弾性アーム
30 ヒートシンク(被固定部材)
40 LEDモジュール(被接続体)
W 電線(導体)

Claims (5)

  1. ハウジングと、該ハウジングに収容される端子と、前記ハウジングに受容される圧入ピンとを具備した電気コネクタであって、
    前記ハウジングが、前記端子を収容するハウジング本体と、該ハウジング本体に一体に設けられ、前記圧入ピンを上方から受容するとともに前記ハウジング本体から下向きに突出し、被固定部材の穴に挿入される固定部とを備え、
    前記端子が、前記ハウジング本体に収容される基部と、該基部から延び、被接続体に弾性的に接触する下向きの接点と、前記基部から延び、導体に結線される導体結線部とを具備することを特徴とする電気コネクタ。
  2. 前記導体結線部が2個形成され、形成された2個の導体結線部の導体導出方向が互いに異なることを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ。
  3. 前記導体結線部は、圧接接続部であることを特徴とする請求項1又は2記載の電気コネクタ。
  4. 前記接点は、前記基部の一側縁から一方向に延びてから下方に湾曲して折り返されて他方向に延びる弾性アームの先端に形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載の電気コネクタ。
  5. 請求項1乃至4のうちいずれか一項に記載の電気コネクタと、前記被接続体と、前記被固定部材とを具備し、前記被接続体がLEDモジュールであり、前記被固定部材が前記LEDを放熱するヒートシンクであることを特徴とするLEDモジュール組立体。
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