JP2010287417A - 光源装置及びプロジェクター - Google Patents
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Abstract
【課題】点灯始動性を向上できる光源装置及びプロジェクターを提供すること。
【解決手段】光源装置であって、光を放射する発光部、及び、当該発光部から延出する封止部を有する発光管と、発光管から放射された光を反射させる反射鏡(主反射鏡)6と、発光管に光を出射して、発光管の点灯始動を補助する補助光源8と、補助光源8を反射鏡6に取り付ける取付部材9とを備え、反射鏡6は、封止部が挿通され、当該封止部が固定される首状部61を備え、取付部材9は、首状部61の端部に取り付けられ、当該取付部材9は、補助光源8を保持する保持部91と、封止部の端部の少なくとも一部を覆い、当該端部から出射される光を遮蔽する遮蔽部(第1遮蔽部及び第2遮蔽部)92,93とを有する。
【選択図】図3
【解決手段】光源装置であって、光を放射する発光部、及び、当該発光部から延出する封止部を有する発光管と、発光管から放射された光を反射させる反射鏡(主反射鏡)6と、発光管に光を出射して、発光管の点灯始動を補助する補助光源8と、補助光源8を反射鏡6に取り付ける取付部材9とを備え、反射鏡6は、封止部が挿通され、当該封止部が固定される首状部61を備え、取付部材9は、首状部61の端部に取り付けられ、当該取付部材9は、補助光源8を保持する保持部91と、封止部の端部の少なくとも一部を覆い、当該端部から出射される光を遮蔽する遮蔽部(第1遮蔽部及び第2遮蔽部)92,93とを有する。
【選択図】図3
Description
本発明は、光源装置及びプロジェクターに関する。
従来、光源装置と、当該光源装置から出射された光束を変調して画像情報に応じた画像光を形成する光変調装置と、当該画像光をスクリーン等の投射面上に拡大投射する投射光学装置とを備えたプロジェクターが知られている。
このようなプロジェクターに採用される光源装置として、超高圧水銀ランプ等の放電発光型の光源ランプと、当該光源ランプから出射された光を反射する反射鏡(リフレクター)とを備えた光源装置が挙げられる。
このようなプロジェクターに採用される光源装置として、超高圧水銀ランプ等の放電発光型の光源ランプと、当該光源ランプから出射された光を反射する反射鏡(リフレクター)とを備えた光源装置が挙げられる。
このような光源ランプは、例えば、光を放射する発光部と、当該発光部の両端から互いに離間する方向に延出する一対の封止部とを有する発光管を備える。このうち、発光部の内部には、一対の電極と、アルゴン及びキセノン等の希ガス並びにハロゲンを含む発光物質とが封入された放電空間が形成される。これら各電極には、各封止部内に配置されたモリブデン箔を介してリード線がそれぞれ接続され、当該各リード線は各封止部外に延出する。そして、光源ランプは、各リード線を介して各電極に所定の電圧を印加すると、電極間の絶縁破壊の後、放電空間内に放電(グロー放電及びアーク放電)が生じ、発光物質が反応して発光する構成となっている。
このような光源ランプの点灯始動性の改善のために、補助光源を設けた光源装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載の光源装置は、補助光源(補助放電容器)から短波長の光を光源ランプ(放電ランプ)に照射することで、当該光源ランプ内での物質の光電子放出及び放電物質のイオン化を促進し、始動時(電極間の絶縁破壊時)に電極に印加する高電圧の絶対値を下げるという技術を用いたものである。この光源装置では、補助光源を反射鏡内に設けたり、或いは、反射鏡外に突出した放電ランプの部位に応じた位置に設けたりすることで、当該補助光源からの光を放電ランプに照射している。
この特許文献1に記載の光源装置は、補助光源(補助放電容器)から短波長の光を光源ランプ(放電ランプ)に照射することで、当該光源ランプ内での物質の光電子放出及び放電物質のイオン化を促進し、始動時(電極間の絶縁破壊時)に電極に印加する高電圧の絶対値を下げるという技術を用いたものである。この光源装置では、補助光源を反射鏡内に設けたり、或いは、反射鏡外に突出した放電ランプの部位に応じた位置に設けたりすることで、当該補助光源からの光を放電ランプに照射している。
ここで、発光管の点灯始動性を一層向上させるために、補助光源の光を適切に発光部に入射させることが求められる。しかしながら、特許文献1に記載の光源装置では、補助光源の光を、発光部に入射させづらいという問題がある。このため、より適切に補助光源の光を発光部に入射させることができる構成が望まれてきた。
本発明の目的は、点灯始動性を向上することができる光源装置及びプロジェクターを提供することである。
前記した目的を達成するために、本発明の光源装置は、光源装置であって、光を放射する発光部、及び、前記発光部から延出する封止部を有する発光管と、前記発光管から放射された光を反射させる反射鏡と、前記発光管に光を出射して、前記発光管の点灯始動を補助する補助光源と、前記補助光源を前記反射鏡に取り付ける取付部材とを備え、前記反射鏡は、前記封止部が挿通され、当該封止部が固定される首状部を備え、前記取付部材は、前記首状部の端部に取り付けられ、当該取付部材は、前記補助光源を保持する保持部と、前記封止部の端部の少なくとも一部を覆い、当該端部から出射される光を遮蔽する遮蔽部とを有することを特徴とする。
本発明によれば、補助光源は、首状部の端部に取り付けられる取付部材の保持部により適切な位置に保持されるので、当該補助光源の光は、発光管の封止部に入射され、当該封止部内を進行して、発光部内に入射される。これによれば、当該補助光源から出射された光を、封止部により導光させて、発光部内に確実に入射させることができる。従って、発光管の点灯始動性を向上することができる。
なお、発光管の封止部は反射鏡の首状部を挿通する。このため、発光部から出射されて封止部内を進行した光が、当該封止部の端部を介して、外部に出射される可能性がある。これに対し、取付部材の遮蔽部が、当該端部の少なくとも一部を覆い、当該端部から出射される光を遮蔽するので、当該端部から出射される光を光源装置の外部に漏れにくくすることができる。従って、光源装置の光漏れを抑制することができる。
なお、発光管の封止部は反射鏡の首状部を挿通する。このため、発光部から出射されて封止部内を進行した光が、当該封止部の端部を介して、外部に出射される可能性がある。これに対し、取付部材の遮蔽部が、当該端部の少なくとも一部を覆い、当該端部から出射される光を遮蔽するので、当該端部から出射される光を光源装置の外部に漏れにくくすることができる。従って、光源装置の光漏れを抑制することができる。
本発明では、前記補助光源は、略棒状形状を有し、当該補助光源は、当該補助光源の軸方向に沿って設けられた一対の突起を有し、前記取付部材は、前記一対の突起間に挿入され、前記補助光源を位置決めする位置決め部を有することが好ましい。
本発明によれば、補助光源に突設された一対の突起間に取付部材の位置決め部が挿入されることで、補助光源を適切な位置に位置決めすることができる。また、当該突起を平坦な部位(例えば、圧潰封止部等)に形成すれば、位置決め部による位置決めをより適切に行うことができる。
本発明では、前記発光管は、前記封止部の端部から当該封止部外に延出するリード線を有し、前記取付部材は、前記リード線と電気的に接続される接続部を有し、前記補助光源は、当該補助光源の端部から外部に延出する電極線を有し、前記一対の突起は、前記補助光源の端部から離間した位置に配置されていることが好ましい。
本発明によれば、取付部材は、接続部にてリード線と電気的に接続され、当該リード線に電圧が印加されることで、補助光源の外部電極として機能する。このため、位置決め部は、外部電極の一部となるが、当該位置決め部が間に挿入される一対の突起は、電極線が延出する補助光源の端部から離間した位置に配置される。これによれば、当該電極線と位置決め部とを十分に離間させることができるので、これら電極線及び位置決め部の間で放電が生じることを防止することができる。従って、発光管及び補助光源の点灯を適切に行うことができる。
本発明では、前記取付部材は、前記位置決め部により位置決めされた前記補助光源を当該位置決め部に向かって付勢する付勢部を有することが好ましい。
本発明によれば、付勢部により、補助光源を位置決め部側に付勢することができるので、当該位置決め部を一対の突起間に確実に位置付けることができる。これによれば、当該各突起の間から位置決め部が離間して、補助光源の位置が不安定になることを防ぐことができる。従って、補助光源を安定して保持することができる。
本発明では、前記取付部材は、前記保持部及び前記遮蔽部を有し、前記首状部に取り付けられる第1取付部材と、前記保持部により保持された前記補助光源を囲む保護部を有し、前記第1取付部材に着脱自在に設けられる第2取付部材とを備え、前記補助光源は、前記第1取付部材と前記第2取付部材との間に配置され、前記第1取付部材は、前記補助光源から出射され、前記発光管に入射される光が透過する開口部を有することが好ましい。
本発明によれば、補助光源は、第1取付部材と第2取付部材との間に配置され、当該第2取付部材は、第1取付部材に対して着脱自在に設けられる。これによれば、首状部に固定された第1取付部材から第2取付部材を取り外すことができ、当該第1取付部材から補助光源を容易に取り外すことができる。従って、当該補助光源の交換を容易に行うことができる。
また、第1取付部材を首状部に取り付ける際に、補助光源から出射され、封止部の端面に入射される光が透過する開口部を介して、当該開口部内、すなわち、光の光路内に塵埃や、第1取付部材を固定する接着剤等が侵入しているか否かを確認することができる。従って、補助光源からの光を適切に封止部に入射させるように、当該補助光源を保持する取付部材を確実に首状部に取り付けることができる。
更に、第1取付部材の首状部への取付は、当該第1取付部材が補助光源を保持していない状態で行うこともできる。従って、補助光源を保持した取付部材を首状部に取り付ける場合に比べ、当該取付部材の取付等の作業性を向上することができる。
また、第1取付部材を首状部に取り付ける際に、補助光源から出射され、封止部の端面に入射される光が透過する開口部を介して、当該開口部内、すなわち、光の光路内に塵埃や、第1取付部材を固定する接着剤等が侵入しているか否かを確認することができる。従って、補助光源からの光を適切に封止部に入射させるように、当該補助光源を保持する取付部材を確実に首状部に取り付けることができる。
更に、第1取付部材の首状部への取付は、当該第1取付部材が補助光源を保持していない状態で行うこともできる。従って、補助光源を保持した取付部材を首状部に取り付ける場合に比べ、当該取付部材の取付等の作業性を向上することができる。
本発明では、前記取付部材と前記首状部との間には、当該取付部材を前記首状部に固定する接着剤が設けられ、前記取付部材は、前記接着剤に挿入される凸部を有することが好ましい。
本発明によれば、凸部が接着剤に挿入されることで、凸部がない場合に比べ、首状部からの取付部材の脱落を防止することができる。従って、取付部材を安定して首状部に取り付けることができ、補助光源からの光を安定して発光管に照射することができる。
また、本発明のプロジェクターは、前述の光源装置と、当該光源装置から出射された光束を変調する光変調装置と、変調された前記光束を投射する投射光学装置とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、前述の光源装置と同様の効果を奏することができる。また、これにより、光源装置の点灯始動性が向上するので、光源装置の点灯を適切に行うことができ、ひいては、プロジェクターの利便性を向上することができる。
本発明によれば、前述の光源装置と同様の効果を奏することができる。また、これにより、光源装置の点灯始動性が向上するので、光源装置の点灯を適切に行うことができ、ひいては、プロジェクターの利便性を向上することができる。
〔1.第1実施形態〕
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態に係るプロジェクター1の構成を示す模式図である。
本実施形態に係るプロジェクター1は、内部に設けられた光源装置411から出射された光束を変調して、画像情報に応じた画像光を形成し、当該画像光をスクリーン等の投射面上に拡大投射するものである。このプロジェクター1は、図1に示すように、外装筐体2、投射光学装置3及び画像形成装置4を備える。
また、プロジェクター1は、図示を省略するが、当該プロジェクター1内部を冷却する冷却ファン等で構成される冷却装置、プロジェクター1内部の各構成部材に電力を供給する電源装置、及び、プロジェクター1全体を制御する制御装置等を備え、これら各装置は、外装筐体2内に配置されている。
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態に係るプロジェクター1の構成を示す模式図である。
本実施形態に係るプロジェクター1は、内部に設けられた光源装置411から出射された光束を変調して、画像情報に応じた画像光を形成し、当該画像光をスクリーン等の投射面上に拡大投射するものである。このプロジェクター1は、図1に示すように、外装筐体2、投射光学装置3及び画像形成装置4を備える。
また、プロジェクター1は、図示を省略するが、当該プロジェクター1内部を冷却する冷却ファン等で構成される冷却装置、プロジェクター1内部の各構成部材に電力を供給する電源装置、及び、プロジェクター1全体を制御する制御装置等を備え、これら各装置は、外装筐体2内に配置されている。
〔外装筐体及び投射光学装置の構成〕
外装筐体2は、合成樹脂又は金属により全体略直方体状に形成された筐体であり、前述の各装置3,4等を内部に収納配置する。
投射光学装置3は、後述する画像形成装置4にて形成された画像光を投射面上に結像させるとともに、当該画像光を拡大投射する。この投射光学装置3は、図示を省略するが、筒状の鏡筒内に複数のレンズが収納された組レンズとして構成されている。
外装筐体2は、合成樹脂又は金属により全体略直方体状に形成された筐体であり、前述の各装置3,4等を内部に収納配置する。
投射光学装置3は、後述する画像形成装置4にて形成された画像光を投射面上に結像させるとともに、当該画像光を拡大投射する。この投射光学装置3は、図示を省略するが、筒状の鏡筒内に複数のレンズが収納された組レンズとして構成されている。
〔画像形成装置の構成〕
画像形成装置4は、前述の制御装置による制御の下、画像情報に応じた画像光を形成する光学装置である。この画像形成装置4は、照明光学装置41、色分離光学装置42、リレー光学装置43及び電気光学装置44と、これらを内部に設定された照明光軸A上の所定位置に収納配置するほか、投射光学装置3を支持する光学部品用筐体45とを備える。
画像形成装置4は、前述の制御装置による制御の下、画像情報に応じた画像光を形成する光学装置である。この画像形成装置4は、照明光学装置41、色分離光学装置42、リレー光学装置43及び電気光学装置44と、これらを内部に設定された照明光軸A上の所定位置に収納配置するほか、投射光学装置3を支持する光学部品用筐体45とを備える。
照明光学装置41は、光源装置411、一対のレンズアレイ412,413、偏光変換素子414及び重畳レンズ415を備える。
色分離光学装置42は、ダイクロイックミラー421,422及び反射ミラー423を備え、リレー光学装置43は、入射側レンズ431、リレーレンズ433及び反射ミラー432,434を備える。
電気光学装置44は、フィールドレンズ441と、光変調装置としての3つの液晶パネル442(赤色光用、緑色光用及び青色光用の液晶パネルを、それぞれ442R,442G,442Bとする)と、それぞれ3つの入射側偏光板443、視野角補償板444及び出射側偏光板445と、色合成光学装置としてのクロスダイクロイックプリズム446とを備える。
色分離光学装置42は、ダイクロイックミラー421,422及び反射ミラー423を備え、リレー光学装置43は、入射側レンズ431、リレーレンズ433及び反射ミラー432,434を備える。
電気光学装置44は、フィールドレンズ441と、光変調装置としての3つの液晶パネル442(赤色光用、緑色光用及び青色光用の液晶パネルを、それぞれ442R,442G,442Bとする)と、それぞれ3つの入射側偏光板443、視野角補償板444及び出射側偏光板445と、色合成光学装置としてのクロスダイクロイックプリズム446とを備える。
このような画像形成装置4では、照明光学装置41により照明領域内の照度が略均一化された光束が出射され、当該光束は、色分離光学装置42により、赤(R),緑(G),青(B)の3つの色光に分離される。これら分離された各色光は、各液晶パネル442にて画像情報に応じてそれぞれ変調され、色光毎の画像光が形成される。そして、当該色光毎の画像光は、クロスダイクロイックプリズム446にて合成され、投射光学装置3により投射面上に拡大投射される。
〔光源装置の構成〕
図2は、光源装置411の光源ランプ5及び主反射鏡6を示す縦断面図である。
光源装置411は、図1に示すように、光を出射する光源ランプ5と、当該光源ランプ5から出射された光を反射して、所定位置に収束させる主反射鏡6と、当該主反射鏡6により収束される光束を照明光軸Aに対して平行化する平行化凹レンズ7とを備える。
このうち、光源ランプ5は、電圧印加によって発光する光源であり、図2に示すように、石英ガラスにより形成された発光管51と、当該発光管51に取り付けられる副反射鏡52及びトリガー線53とを備える。なお、このような発光管51としては、高輝度発光する種々の放電光源ランプを採用することができ、例えば、メタルハライドランプ、高圧水銀ランプ及び超高圧水銀ランプ等を採用することができる。
図2は、光源装置411の光源ランプ5及び主反射鏡6を示す縦断面図である。
光源装置411は、図1に示すように、光を出射する光源ランプ5と、当該光源ランプ5から出射された光を反射して、所定位置に収束させる主反射鏡6と、当該主反射鏡6により収束される光束を照明光軸Aに対して平行化する平行化凹レンズ7とを備える。
このうち、光源ランプ5は、電圧印加によって発光する光源であり、図2に示すように、石英ガラスにより形成された発光管51と、当該発光管51に取り付けられる副反射鏡52及びトリガー線53とを備える。なお、このような発光管51としては、高輝度発光する種々の放電光源ランプを採用することができ、例えば、メタルハライドランプ、高圧水銀ランプ及び超高圧水銀ランプ等を採用することができる。
〔発光管の構成〕
発光管51は、当該発光管51の中央部分に形成され、かつ、略球状に膨出する発光部511と、発光部511を挟み、かつ、当該発光部511の両端から互いに離間する方向に延出する一対の封止部512,513(図2における左側の封止部を512、右側の封止部を513とする)とを備えている。
このうち、発光部511の内部には、一対の電極E(封止部512側の電極をE1とし、封止部513側の電極をE2とする)が配置され、当該一対の電極E間には、水銀、希ガス及び少量のハロゲンを含む発光物質が封入された放電空間Sが形成されている。
発光管51は、当該発光管51の中央部分に形成され、かつ、略球状に膨出する発光部511と、発光部511を挟み、かつ、当該発光部511の両端から互いに離間する方向に延出する一対の封止部512,513(図2における左側の封止部を512、右側の封止部を513とする)とを備えている。
このうち、発光部511の内部には、一対の電極E(封止部512側の電極をE1とし、封止部513側の電極をE2とする)が配置され、当該一対の電極E間には、水銀、希ガス及び少量のハロゲンを含む発光物質が封入された放電空間Sが形成されている。
一対の封止部512,513の内部には、電極E1,E2にそれぞれ電気的に接続されるモリブデン製の金属箔5121,5131が挿入され、当該一対の封止部512,513における発光部511とは反対側の端部は、ガラス材料等で封止されている。これら各金属箔5121,5131には、さらにリード線514,515がそれぞれ接続され、当該リード線514,515は、発光管51の外部まで延出している。そして、これらリード線514,515に電圧が印加されると、金属箔5121,5131を介して電極E1,E2間に電位差が生じて放電が発生し、アーク像Dが形成されて発光部511内部が発光する。
〔主反射鏡6の構成〕
ここで、主反射鏡6について説明する。
主反射鏡6は、本発明の反射鏡に相当し、発光部511から入射される光を反射させて、照明光軸A上の第2焦点に収束させるガラス製の一体成形品である。この主反射鏡6は、封止部512にセメント等の接着剤Bにより固定されている。このような主反射鏡6には、封止部512に沿って延出する略円筒状の首状部61と、当該首状部61から拡がる凹曲面状の反射部62とが形成されている。
このうち、反射部62において発光部511に対向する回転曲線形状の面には、金属薄膜が蒸着された反射面621が形成されている。
ここで、主反射鏡6について説明する。
主反射鏡6は、本発明の反射鏡に相当し、発光部511から入射される光を反射させて、照明光軸A上の第2焦点に収束させるガラス製の一体成形品である。この主反射鏡6は、封止部512にセメント等の接着剤Bにより固定されている。このような主反射鏡6には、封止部512に沿って延出する略円筒状の首状部61と、当該首状部61から拡がる凹曲面状の反射部62とが形成されている。
このうち、反射部62において発光部511に対向する回転曲線形状の面には、金属薄膜が蒸着された反射面621が形成されている。
首状部61は、封止部512が挿通される略円形状の挿通孔611を有する。この挿通孔611内に封止部512が挿通された状態で、当該挿通孔611の端縁と封止部512との間に接着剤Bが注入され、これにより、封止部512と主反射鏡6とが固定される。この際、発光管51と主反射鏡6との位置は、発光部511におけるアーク像D(電極Eの先端間での放電によって生じるアーク像D)の中心位置Cが、当該主反射鏡6の反射面621の第1焦点近傍となるように設定される。
なお、本実施形態では、主反射鏡6は、回転楕円面を有する楕円面リフレクターで構成されているが、回転放物面を有する放物面リフレクターで構成してもよい。この場合には、平行化凹レンズ7を省略した構成とする。さらに、主反射鏡6は、自由曲面リフレクターで構成してもよい。
なお、本実施形態では、主反射鏡6は、回転楕円面を有する楕円面リフレクターで構成されているが、回転放物面を有する放物面リフレクターで構成してもよい。この場合には、平行化凹レンズ7を省略した構成とする。さらに、主反射鏡6は、自由曲面リフレクターで構成してもよい。
〔副反射鏡52の構成〕
副反射鏡52は、発光管51の封止部513に装着されるガラス製の成形品であり、発光部511における封止部513側を覆うように発光管51に設けられる。この副反射鏡52は、封止部513に沿って延出する略円筒状の首状部521と、当該首状部521における封止部512側の端部から拡がる反射部522とを備える。
首状部521は、封止部513が挿通される開口5211を有する。
反射部522は、発光部511に沿う略椀状に形成され、当該反射部522における発光部511と対向する側には、可視光を反射し、かつ、赤外線及び紫外線を透過する反射面5221が形成されている。
副反射鏡52は、発光管51の封止部513に装着されるガラス製の成形品であり、発光部511における封止部513側を覆うように発光管51に設けられる。この副反射鏡52は、封止部513に沿って延出する略円筒状の首状部521と、当該首状部521における封止部512側の端部から拡がる反射部522とを備える。
首状部521は、封止部513が挿通される開口5211を有する。
反射部522は、発光部511に沿う略椀状に形成され、当該反射部522における発光部511と対向する側には、可視光を反射し、かつ、赤外線及び紫外線を透過する反射面5221が形成されている。
このような反射面5221により、発光部511から出射された光のうち、主反射鏡6側とは反対側に出射された光は、反射されて反射面621に入射される。このため、当該光は、発光部511から反射面621に直接入射される光と同様に、当該反射面621にて反射され、第2焦点に集束する。これにより、光源装置411の光路後段に位置する第1レンズアレイ412に入射しない光の発生を抑えることができる。
〔トリガー線53の構成〕
トリガー線53は、発光管51の点灯始動性を向上するための始動補助線であり、一端が封止部512にコイル状に巻回され、中央が発光部511、副反射鏡52及び封止部513に沿ってこれらの外側に配置され、他端が接続部516を介してリード線515に接続される。この接続部516には、主反射鏡6の外部に延出するリード線517の一端が接続される。また、リード線517の他端は、接続部材54を介して、電圧印加用の端子(図示省略)に接続される。このようなトリガー線53に高電圧を印加することにより、発光管51の点灯始動性を向上することができる。
トリガー線53は、発光管51の点灯始動性を向上するための始動補助線であり、一端が封止部512にコイル状に巻回され、中央が発光部511、副反射鏡52及び封止部513に沿ってこれらの外側に配置され、他端が接続部516を介してリード線515に接続される。この接続部516には、主反射鏡6の外部に延出するリード線517の一端が接続される。また、リード線517の他端は、接続部材54を介して、電圧印加用の端子(図示省略)に接続される。このようなトリガー線53に高電圧を印加することにより、発光管51の点灯始動性を向上することができる。
図3は、主反射鏡6に取り付けられる補助光源8及び取付部材9をZ方向基端側から見た斜視図である。なお、以下の図にて示すZ方向は、主反射鏡6により反射される主光線の進行方向を示し、X方向及びY方向は、互いに直交し、かつ、それぞれZ方向に対して直交する方向を示し、例えば、Z方向が水平方向に沿う方向である場合、X方向はZ方向の基端側から見て左方向を示し、Y方向は、高さ方向(鉛直方向とは反対方向)を示す。
光源装置411は、上述した光源ランプ5、主反射鏡6及び平行化凹レンズ7のほか、図3に示すように、封止部512に光を照射する補助光源8と、当該補助光源8を保持した状態で首状部61に取り付けられる取付部材9とを備える。
光源装置411は、上述した光源ランプ5、主反射鏡6及び平行化凹レンズ7のほか、図3に示すように、封止部512に光を照射する補助光源8と、当該補助光源8を保持した状態で首状部61に取り付けられる取付部材9とを備える。
〔補助光源の構成〕
図4及び図5は、補助光源8を示す斜視図及び側面図である。
補助光源8は、電極E間の絶縁破壊時に、当該各電極Eに印加される電圧により発光し、封止部512を介して発光部511に光(所定波長の光であり、例えば、紫外領域を含む短波長の光)を照射することにより、発光管51の点灯始動性を向上させるものである。この補助光源8は、所定電圧以上で点灯するため、光源装置411の点灯時においては、当該補助光源8は、高圧パルスが印加される絶縁破壊時にのみ発光する。
図4及び図5は、補助光源8を示す斜視図及び側面図である。
補助光源8は、電極E間の絶縁破壊時に、当該各電極Eに印加される電圧により発光し、封止部512を介して発光部511に光(所定波長の光であり、例えば、紫外領域を含む短波長の光)を照射することにより、発光管51の点灯始動性を向上させるものである。この補助光源8は、所定電圧以上で点灯するため、光源装置411の点灯時においては、当該補助光源8は、高圧パルスが印加される絶縁破壊時にのみ発光する。
この補助光源8は、図4及び図5に示すように、略棒状形状に形成されている。そして、補助光源8は、一方の端部に位置する補助光源発光部81と、略中央部分から他端にかけて位置する圧潰封止部82と、当該他端から外部に延出する電極線83とを有する。なお、電極線83は、前述のリード線517とともに接続部材54(図3)に接続される。
補助光源発光部81は、略円筒状に形成されている。この補助光源発光部81の内部には、補助光源電極811と、発光物質となる不活性ガスとが封入された放電空間が形成されている。
補助光源発光部81は、略円筒状に形成されている。この補助光源発光部81の内部には、補助光源電極811と、発光物質となる不活性ガスとが封入された放電空間が形成されている。
圧潰封止部82は、補助光源発光部81内に前述の不活性ガス等を封止するための部位であり、略扁平角柱形状を有する。この圧潰封止部82の内部には、電極811の一端と、電極線83の一端とを接続する金属箔821が封入されている。
また、圧潰封止部82において、略平坦かつ幅広に形成された両面82A,82Bのうち、一方の面82Aには、面外方向に突出する一対の突起822が形成されている。これら突起822は、当該圧潰封止部82における電極線83が延出する側の端部から離間した部位に形成されている。詳述すると、突起822の位置は、補助光源発光部81と圧潰封止部82とを合わせた形状の略中央である。
また、圧潰封止部82において、略平坦かつ幅広に形成された両面82A,82Bのうち、一方の面82Aには、面外方向に突出する一対の突起822が形成されている。これら突起822は、当該圧潰封止部82における電極線83が延出する側の端部から離間した部位に形成されている。詳述すると、突起822の位置は、補助光源発光部81と圧潰封止部82とを合わせた形状の略中央である。
また、当該各突起822から補助光源発光部81寄りの位置で、かつ、当該面82Aの幅方向略中央には、突起823が形成されている。これら突起822と突起823との間には、補助光源8を取付部材9に取り付ける際に、後述する位置決め部9121(図6及び図7)が挿入され、これにより、補助光源8の位置決めがなされる。更に、面82Aにおいて、突起822を挟んで突起823とは反対側には、突起824が形成されている。
また、面82Bにおいて、突起823に対応する位置には、図5に示すように、当該突起823と略同形状を有する突起825が形成されている。
このような補助光源8は、金属箔821を介して電極線83に接続される電極811と、リード線514に電気的に接触して外部電極となる取付部材9との間で生じるバリア放電により発光する。
また、面82Bにおいて、突起823に対応する位置には、図5に示すように、当該突起823と略同形状を有する突起825が形成されている。
このような補助光源8は、金属箔821を介して電極線83に接続される電極811と、リード線514に電気的に接触して外部電極となる取付部材9との間で生じるバリア放電により発光する。
〔取付部材の構成〕
図6及び図7は、取付部材9をそれぞれ反対方向から見た斜視図である。換言すると、図6及び図7は、取付部材9をZ方向基端側及び先端側から見た斜視図である。
取付部材9は、板金を折曲加工することにより形成され、首状部61のZ方向基端部に取り付けられる。この取付部材9は、補助光源8を保持するほか、リード線514と電気的に接続され、前述のように、補助光源8の外部電極として機能する。この取付部材9は、図6及び図7に示すように、補助光源8を保持する保持部91と、当該補助光源8を囲む第1遮蔽部92と、当該保持部91及び第1遮蔽部92の一端から延出し、首状部61にセメント等の接着剤Fにより固定される第2遮蔽部93とを有する。
図6及び図7は、取付部材9をそれぞれ反対方向から見た斜視図である。換言すると、図6及び図7は、取付部材9をZ方向基端側及び先端側から見た斜視図である。
取付部材9は、板金を折曲加工することにより形成され、首状部61のZ方向基端部に取り付けられる。この取付部材9は、補助光源8を保持するほか、リード線514と電気的に接続され、前述のように、補助光源8の外部電極として機能する。この取付部材9は、図6及び図7に示すように、補助光源8を保持する保持部91と、当該補助光源8を囲む第1遮蔽部92と、当該保持部91及び第1遮蔽部92の一端から延出し、首状部61にセメント等の接着剤Fにより固定される第2遮蔽部93とを有する。
〔保持部の構成〕
保持部91は、取付部材9におけるY方向先端に位置し、補助光源8を保持する。この保持部91は、Z方向基端側に位置する側部911と、当該側部911におけるX方向両端からZ方向先端側に向かって延出する延出部912,913とを有する。そして、保持部91においては、Z方向先端側から各延出部912,913間に挿入された補助光源8を、当該各延出部912,913が位置決め及び保持する。
保持部91は、取付部材9におけるY方向先端に位置し、補助光源8を保持する。この保持部91は、Z方向基端側に位置する側部911と、当該側部911におけるX方向両端からZ方向先端側に向かって延出する延出部912,913とを有する。そして、保持部91においては、Z方向先端側から各延出部912,913間に挿入された補助光源8を、当該各延出部912,913が位置決め及び保持する。
図8は、保持部91により挟持された補助光源8を示す斜視図である。
延出部912のY方向先端部には、延出部913に向かって(X方向先端側に向かって)延出する位置決め部9121が形成されている。この位置決め部9121は、図8に示すように、突起822,823間に挿入され、補助光源8を位置決めする。
この位置決め部9121は、保持部91が補助光源8を保持した際に、電極線83に最も近い部位に位置するが、当該位置決め部9121は、圧潰封止部82における電極線83から離間し、補助光源発光部81に近接する位置に配置される。このため、外部電極の一部となる位置決め部9121と、電極線83との沿面距離を長くすることができる。従って、当該位置決め部9121と電極線83との間で放電が生じることを防ぐことができる。
延出部912のY方向先端部には、延出部913に向かって(X方向先端側に向かって)延出する位置決め部9121が形成されている。この位置決め部9121は、図8に示すように、突起822,823間に挿入され、補助光源8を位置決めする。
この位置決め部9121は、保持部91が補助光源8を保持した際に、電極線83に最も近い部位に位置するが、当該位置決め部9121は、圧潰封止部82における電極線83から離間し、補助光源発光部81に近接する位置に配置される。このため、外部電極の一部となる位置決め部9121と、電極線83との沿面距離を長くすることができる。従って、当該位置決め部9121と電極線83との間で放電が生じることを防ぐことができる。
また、延出部913は、延出部912に向かって傾斜した後、当該延出部912に沿って延出した形状を有する。この延出部913のZ方向先端側の端部は、後述する側部924におけるZ方向先端側の端部と略同じ位置まで延出している。このような延出部913は、突起825に当接し、補助光源8を延出部912に近接する方向に付勢する。すなわち、延出部913は、本発明の付勢部に相当する。
〔第1遮蔽部の構成〕
第1遮蔽部92は、保持部91により保持された補助光源8を囲んで当該補助光源8の揺動を規制するとともに、当該補助光源8を保護する。また、第1遮蔽部92は、補助光源8の光がZ方向基端側、並びに、X方向基端側及び先端側に漏出することを防止するほか、封止部512からZ方向基端側に出射され、補助光源8を透過した光を遮蔽する。
この第1遮蔽部92は、図6及び図7に示すように、X−Y平面に沿う側部921,922と、Y−Z平面に沿う側部923,924とを有し、全体略筒型状を有する。
第1遮蔽部92は、保持部91により保持された補助光源8を囲んで当該補助光源8の揺動を規制するとともに、当該補助光源8を保護する。また、第1遮蔽部92は、補助光源8の光がZ方向基端側、並びに、X方向基端側及び先端側に漏出することを防止するほか、封止部512からZ方向基端側に出射され、補助光源8を透過した光を遮蔽する。
この第1遮蔽部92は、図6及び図7に示すように、X−Y平面に沿う側部921,922と、Y−Z平面に沿う側部923,924とを有し、全体略筒型状を有する。
Z方向基端側に位置する側部921の略中央には、図6に示すように、係止部9211が形成されている。この係止部9211は、後述する開口部931を介してZ方向基端側に露出したリード線514を係止し、当該リード線514と電気的に接触する。このため、リード線514を流れる電流は取付部材9に導通し、当該取付部材9は、補助光源8の外部電極となる。すなわち、係止部9211は、本発明の接続部に相当する。
Z方向先端側に位置する側部922は、図7に示すように、Y方向基端側に位置している。このため、第1遮蔽部92におけるZ方向先端側には、側部922〜924により端縁が形成される開口部925が形成される。この開口部925は、取付部材9が首状部61に取り付けられた際に、封止部512の端面512A(発光部511とは反対側の端面であり、照明光軸Aに略直交する端面512A)に対応して配置される。そして、補助光源8の補助光源発光部81から出射された光は、当該開口部925を介して、端面512Aに照射される。
X方向先端側に位置する側部924は、図7に示すように、対向する側部923に比べてZ方向先端側に延出している。この側部924は、首状部61に取付部材9を取り付ける際に、接着剤F(X方向先端側の領域に塗布された接着剤F2)に接触して当該取付部材9を安定化するほか、開口部925を介して封止部512に入射される光の光路を確保する。
〔第2遮蔽部の構成〕
第2遮蔽部93は、接着剤F(X方向基端側の領域に塗布された接着剤F1)により首状部61に取り付けられる部位であり、また、第1遮蔽部92とともに、封止部512からZ方向基端側に漏れる光を遮蔽する。すなわち、第1遮蔽部92及び第2遮蔽部93は、本発明の遮蔽部に相当する。
この第2遮蔽部93は、図6及び図7に示すように、延出部912及び側部923のZ方向先端側の端部からX方向基端側に延出するように形成され、当該第2遮蔽部93は、保持部91と第1遮蔽部92とを接続する。このような第2遮蔽部93は、開口部931、凸部932〜934及び一対の係止部935を有する。
第2遮蔽部93は、接着剤F(X方向基端側の領域に塗布された接着剤F1)により首状部61に取り付けられる部位であり、また、第1遮蔽部92とともに、封止部512からZ方向基端側に漏れる光を遮蔽する。すなわち、第1遮蔽部92及び第2遮蔽部93は、本発明の遮蔽部に相当する。
この第2遮蔽部93は、図6及び図7に示すように、延出部912及び側部923のZ方向先端側の端部からX方向基端側に延出するように形成され、当該第2遮蔽部93は、保持部91と第1遮蔽部92とを接続する。このような第2遮蔽部93は、開口部931、凸部932〜934及び一対の係止部935を有する。
開口部931は、側部923に跨るように、取付部材9の略中央に形成されている。この開口部931の内径は、封止部512から延出するリード線514の直径と略一致し、開口部931には、当該リード線514が挿通して、第2遮蔽部93のZ方向基端側に露出する。このように、開口部931が取付部材9の略中央に形成されていることにより、封止部512の端面512AにおけるX方向基端側の略半分の領域が第2遮蔽部93により覆われ、当該領域からの光の漏れが防止される。なお、当該端面512Aにおける反対側の領域(X方向先端側の略半分の領域)は、第1遮蔽部92により覆われる。
凸部932〜934は、それぞれ第2遮蔽部93の端縁からZ方向先端側に突出するように形成されている。これら凸部932〜934は、それぞれ接着剤F1に挿入され、接着剤F1からの取付部材9の脱落を防止する。
一対の係止部935は、第2遮蔽部93におけるX方向基端側の端縁に、Z方向基端側に向かって突出するようにそれぞれ形成されている。これら係止部935は、開口部931を挿通したリード線514を挟持して、当該リード線514を係止する。これら係止部935が、当該リード線514と電気的に接続されることにより、前述の係止部9211によりリード線514が係止される場合と同様に、取付部材9は、補助光源8の外部電極として機能する。すなわち、係止部935は、本発明の接続部に相当する。
一対の係止部935は、第2遮蔽部93におけるX方向基端側の端縁に、Z方向基端側に向かって突出するようにそれぞれ形成されている。これら係止部935は、開口部931を挿通したリード線514を挟持して、当該リード線514を係止する。これら係止部935が、当該リード線514と電気的に接続されることにより、前述の係止部9211によりリード線514が係止される場合と同様に、取付部材9は、補助光源8の外部電極として機能する。すなわち、係止部935は、本発明の接続部に相当する。
〔首状部への取付部材の取付〕
以下、取付部材9の首状部61への取付について説明する。
図9は、首状部61に接着剤Fが塗布された後の主反射鏡6をZ方向基端側から見た斜視図である。なお、この状態では、首状部61への封止部512の固定は終了している。
取付部材9を取り付ける際には、図9に示すように、封止部512の固定が完了した首状部61のZ方向基端側の端面に接着剤F(F1,F2)を塗布する。この際、当該端面において、封止部512を避けるとともに、X方向基端側の略半分、及び、X方向先端側の端部近傍に、接着剤F1,F2をそれぞれ塗布する。このため、当該端面には、Y方向に沿って接着剤Fが塗布されていない領域Tが形成される。
以下、取付部材9の首状部61への取付について説明する。
図9は、首状部61に接着剤Fが塗布された後の主反射鏡6をZ方向基端側から見た斜視図である。なお、この状態では、首状部61への封止部512の固定は終了している。
取付部材9を取り付ける際には、図9に示すように、封止部512の固定が完了した首状部61のZ方向基端側の端面に接着剤F(F1,F2)を塗布する。この際、当該端面において、封止部512を避けるとともに、X方向基端側の略半分、及び、X方向先端側の端部近傍に、接着剤F1,F2をそれぞれ塗布する。このため、当該端面には、Y方向に沿って接着剤Fが塗布されていない領域Tが形成される。
図10は、首状部61に取り付けられた取付部材9をZ方向基端側から見た斜視図である。
この後、図10に示すように、補助光源8が取り付けられた取付部材9を首状部61に取り付ける。具体的に、リード線514を開口部931に挿通させた後、領域Tに開口部925が対応するように(換言すると、Z方向基端側から見て補助光源発光部81が封止部512と重なるように)、接着剤Fに取付部材9をZ方向基端側から先端側に向かって取り付ける。この際、各凸部932〜934は接着剤F1に挿入される。
この後、図10に示すように、補助光源8が取り付けられた取付部材9を首状部61に取り付ける。具体的に、リード線514を開口部931に挿通させた後、領域Tに開口部925が対応するように(換言すると、Z方向基端側から見て補助光源発光部81が封止部512と重なるように)、接着剤Fに取付部材9をZ方向基端側から先端側に向かって取り付ける。この際、各凸部932〜934は接着剤F1に挿入される。
図11は、リード線514を係止部9211により係止した状態の光源装置411を示す斜視図であり、図12は、当該リード線514を係止部935により係止した状態の光源装置411を示す斜視図である。
そして、図11及び図12に示すように、リード線514を係止部9211又は係止部935により係止し、図3において示したように、補助光源8の電極線83を、接続部材54に接続することにより、取付部材9及び補助光源8の主反射鏡6に対する取り付けが完了する。
そして、図11及び図12に示すように、リード線514を係止部9211又は係止部935により係止し、図3において示したように、補助光源8の電極線83を、接続部材54に接続することにより、取付部材9及び補助光源8の主反射鏡6に対する取り付けが完了する。
図13は、発光管51(特に封止部512)及び主反射鏡6と、当該主反射鏡6に取り付けられた取付部材9に保持された補助光源8との位置関係を示す図である。なお、図13においては、取付部材9の図示を省略している。
補助光源8が保持部91により保持され(位置決め部9121により位置決めされ)、当該補助光源8が取付部材9により首状部61に取り付けられた状態では、図13に示すように、補助光源発光部81は、端面512Aに応じた位置に配置される。
詳述すると、この状態では、補助光源発光部81内の電極811の先端部811Aは、Z方向基端側から見て、端面512Aの領域内に配置される。これにより、当該先端部811Aにて生じた光は、封止部512内に適切に入射され、当該封止部512により導光されて発光部511内に入射される。そして、当該発光部511における光電子放出及び放電物質のイオン化が促進され、発光管51の点灯始動性が向上される。
補助光源8が保持部91により保持され(位置決め部9121により位置決めされ)、当該補助光源8が取付部材9により首状部61に取り付けられた状態では、図13に示すように、補助光源発光部81は、端面512Aに応じた位置に配置される。
詳述すると、この状態では、補助光源発光部81内の電極811の先端部811Aは、Z方向基端側から見て、端面512Aの領域内に配置される。これにより、当該先端部811Aにて生じた光は、封止部512内に適切に入射され、当該封止部512により導光されて発光部511内に入射される。そして、当該発光部511における光電子放出及び放電物質のイオン化が促進され、発光管51の点灯始動性が向上される。
また、端面512AにおけるX方向基端側の略半分の領域は、前述のように、第2遮蔽部93により覆われ、X方向先端側の略半分の領域は補助光源8及び第1遮蔽部92により覆われる。これによれば、当該端面512AからZ方向基端側に出射される光を遮蔽することができ、光源装置411からZ方向基端側に漏れる光の発生を防止できる。
以上説明した本実施形態のプロジェクター1によれば、以下の効果がある。
補助光源8から出射された光は、封止部512の端面512Aに入射され、当該封止部512内を進行して、発光部511内に入射される。これによれば、当該光を確実に発光部511内に入射させることができる。従って、発光部511における光電子放出及び放電物質のイオン化を促進することができ、発光管51の点灯始動性を向上できる。
また、第1遮蔽部92及び第2遮蔽部93により、封止部512の端部である端面512Aが覆われるので、当該端面512AからZ方向基端側に出射される光を遮蔽することができる。従って、端面512Aから当該方向に出射された光が光源装置411の外部に漏出することを防ぐことができる。
補助光源8から出射された光は、封止部512の端面512Aに入射され、当該封止部512内を進行して、発光部511内に入射される。これによれば、当該光を確実に発光部511内に入射させることができる。従って、発光部511における光電子放出及び放電物質のイオン化を促進することができ、発光管51の点灯始動性を向上できる。
また、第1遮蔽部92及び第2遮蔽部93により、封止部512の端部である端面512Aが覆われるので、当該端面512AからZ方向基端側に出射される光を遮蔽することができる。従って、端面512Aから当該方向に出射された光が光源装置411の外部に漏出することを防ぐことができる。
圧潰封止部82に突設された突起822,823間に、位置決め部9121が挿入されることで、補助光源8を適切な位置(Z方向基端側から見て、先端部811Aが端面512A内に配置される位置)に位置決めすることができる。従って、先端部811Aでの放電にて生じた光を、端面512Aに確実に入射させることができ、ひいては、当該光を発光部511に確実に入射させることができる。
また、各突起822,823は、圧潰封止部82の形成時に同時に形成することができるので、補助光源8の製造工程及び構成を簡略化することができる。
更に、圧潰封止部82は、略平坦に形成されるので、各突起822,823間に位置決め部9121を適切かつ簡易に挿入することができるほか、当該位置決め部9121による位置決めを確実に行うことができる。
また、各突起822,823は、圧潰封止部82の形成時に同時に形成することができるので、補助光源8の製造工程及び構成を簡略化することができる。
更に、圧潰封止部82は、略平坦に形成されるので、各突起822,823間に位置決め部9121を適切かつ簡易に挿入することができるほか、当該位置決め部9121による位置決めを確実に行うことができる。
取付部材9は、係止部9211又は係止部935にて、リード線514と電気的に接続され、補助光源8の外部電極として機能する。一方、当該外部電極の一部となる位置決め部9121が間に挿入される突起822,823は、補助光源8の略中央に形成されており、電極線83から離間している。これによれば、位置決め部9121と電極線83とを十分に離間させることができるので、これら位置決め部9121と電極線83との間で放電が生じることを防止できる。従って、補助光源8及び発光管51の点灯を適切に行うことができる。
位置決め部9121とは反対側に設けられた延出部913により、補助光源8は位置決め部9121側に付勢される。これによれば、位置決め部9121を突起822,823間に確実に位置付けることができるので、補助光源8の位置が不安定になることを防止できる。従って、補助光源8を安定して保持することができる。
取付部材9を首状部61に取り付ける際には、当該首状部61に塗布された接着剤F(F1)に凸部932〜934が挿入される。これによれば、当該凸部がない場合に比べ、首状部61からの取付部材9の脱落を防止することができる。従って、取付部材9を安定して首状部61に取り付けることができ、ひいては、補助光源8からの光を安定して端面512Aに入射させることができる。
〔2.第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態に係るプロジェクターについて説明する。
本実施形態のプロジェクターは、前述のプロジェクター1と同様の構成を有するが、補助光源8を保持し、かつ、首状部61に取り付けられる取付部材の構成が、前述の取付部材9と異なる。この点で、本実施形態のプロジェクターとプロジェクター1とは相違する。なお、以下の説明では、既に説明した部分と同一または略同一である部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
次に、本発明の第2実施形態に係るプロジェクターについて説明する。
本実施形態のプロジェクターは、前述のプロジェクター1と同様の構成を有するが、補助光源8を保持し、かつ、首状部61に取り付けられる取付部材の構成が、前述の取付部材9と異なる。この点で、本実施形態のプロジェクターとプロジェクター1とは相違する。なお、以下の説明では、既に説明した部分と同一または略同一である部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
図14は、本実施形態に係る光源装置411AをZ方向基端側から見た斜視図である。
本実施形態に係るプロジェクターは、光源装置411に代えて光源装置411Aを備えるほかは、プロジェクター1と同様の構成を備える。また、光源装置411Aは、取付部材9に代えて、取付部材9Aを備えるほかは、光源装置411と同様の構成を備える。
取付部材9Aは、前述の取付部材9と同様に、端面512AにおけるX方向先端側の略半分を覆う位置に補助光源発光部81が位置するように補助光源8を保持する。また、取付部材9Aは、端面512Aを覆い、Z方向基端側に漏れる光を遮蔽する。このような取付部材9Aは、図14に示すように、第1取付部材94及び第2取付部材95により構成される。
本実施形態に係るプロジェクターは、光源装置411に代えて光源装置411Aを備えるほかは、プロジェクター1と同様の構成を備える。また、光源装置411Aは、取付部材9に代えて、取付部材9Aを備えるほかは、光源装置411と同様の構成を備える。
取付部材9Aは、前述の取付部材9と同様に、端面512AにおけるX方向先端側の略半分を覆う位置に補助光源発光部81が位置するように補助光源8を保持する。また、取付部材9Aは、端面512Aを覆い、Z方向基端側に漏れる光を遮蔽する。このような取付部材9Aは、図14に示すように、第1取付部材94及び第2取付部材95により構成される。
〔第1取付部材の構成〕
図15及び図16は、第1取付部材94をそれぞれZ方向基端側及び先端側から見た斜視図である。
第1取付部材94は、板金を折曲加工することにより構成されており、首状部61に塗布された接着剤Fにより当該首状部61に固定される。この第1取付部材94は、図15及び図16に示すように、保持部941、開口部942,943、遮蔽部944、導光部945、凸部946及び取付部947を有する。
図15及び図16は、第1取付部材94をそれぞれZ方向基端側及び先端側から見た斜視図である。
第1取付部材94は、板金を折曲加工することにより構成されており、首状部61に塗布された接着剤Fにより当該首状部61に固定される。この第1取付部材94は、図15及び図16に示すように、保持部941、開口部942,943、遮蔽部944、導光部945、凸部946及び取付部947を有する。
保持部941は、第1取付部材94におけるY方向先端側の端部からZ方向基端側に延出する一対の延出部9411,9412により形成されており、これら延出部9411,9412により、Z方向基端側から挿入された補助光源8を挟んで保持する。これら一対の延出部9411,9412のうち、一方(本実施形態では延出部9411)は、補助光源8の突起822と突起823との間に配置され、補助光源8を位置決めする。すなわち、延出部9411,9412の一方は、本発明の位置決め部に相当する。
これら延出部9411,9412の位置は、取付部材9Aにおいて、補助光源8の電極線83に最も近い位置となる。しかしながら、当該各延出部9411,9412は、圧潰封止部82における補助光源発光部81に近接する側に位置することとなり、電極線83から十分に離間する。このため、外部電極の一部となる各延出部9411,9412と、電極線83との沿面距離を長くすることができ、当該各延出部9411,9412と電極線83との間で放電が生じることを防止できる。
開口部942は、第1取付部材94の略中央に形成され、当該開口部942には、リード線514が挿通される。
開口部943は、開口部942の近傍で、かつ、当該開口部942のX方向先端側に形成されている。この開口部943は、保持部941により保持された補助光源8の発光部81に対応する位置に形成されており、当該発光部81から放射された光を、封止部512に照射するための窓である。また、この開口部943は、第1取付部材94を首状部61に取り付ける際に、当該光の光路上に接着剤Fが侵入していないかどうかを確認するための窓としても機能する。
開口部943は、開口部942の近傍で、かつ、当該開口部942のX方向先端側に形成されている。この開口部943は、保持部941により保持された補助光源8の発光部81に対応する位置に形成されており、当該発光部81から放射された光を、封止部512に照射するための窓である。また、この開口部943は、第1取付部材94を首状部61に取り付ける際に、当該光の光路上に接着剤Fが侵入していないかどうかを確認するための窓としても機能する。
遮蔽部944は、開口部942近傍に位置し、封止部512からZ方向基端側に漏れる光を遮蔽する。なお、開口部943を介してZ方向基端側に漏れた光は、後述する第2取付部材95の遮蔽部953により遮蔽される。
導光部945は、第1取付部材94におけるX方向先端側の端部からZ方向先端側に延出するように形成されている。この導光部945は、接着剤F2に当接して固定されるほか、開口部943を介して封止部512に照射される補助光源発光部81からの光の光路を確保する。
導光部945は、第1取付部材94におけるX方向先端側の端部からZ方向先端側に延出するように形成されている。この導光部945は、接着剤F2に当接して固定されるほか、開口部943を介して封止部512に照射される補助光源発光部81からの光の光路を確保する。
凸部946は、第1取付部材94におけるX方向基端側の端部に、Z方向先端側に延出するように形成されている。この凸部946は、接着剤F1に挿入され、当該接着剤F1からの第1取付部材94の脱落を防止する。
取付部947は、第1取付部材94におけるY方向基端側の端部に形成されており、当該取付部947は、第2取付部材95が取り付けられる部位である。この取付部947は、Z方向基端側に向かって延出する延出部9471と、当該延出部9471の端部からY方向先端側に向かって延出する延出部9472とを有する略L字状に形成されている。そして、当該延出部9472には、略円形状の孔部9473が形成され、当該孔部9473には、第2取付部材95を取り付けるねじScが取り付けられる。
取付部947は、第1取付部材94におけるY方向基端側の端部に形成されており、当該取付部947は、第2取付部材95が取り付けられる部位である。この取付部947は、Z方向基端側に向かって延出する延出部9471と、当該延出部9471の端部からY方向先端側に向かって延出する延出部9472とを有する略L字状に形成されている。そして、当該延出部9472には、略円形状の孔部9473が形成され、当該孔部9473には、第2取付部材95を取り付けるねじScが取り付けられる。
〔第2取付部材の構成〕
図17及び図18は、第2取付部材95をZ方向基端側及び先端側からそれぞれ見た斜視図である。
第2取付部材95は、第1取付部材94にねじScにより着脱自在に設けられ、位置決めされた補助光源8を囲んで保護するほか、当該補助光源8及び封止部512からZ方向基端側に出射される光を遮蔽する。この第2取付部材95は、図17及び図18に示すように、保護部951、開口部952、遮蔽部953、係止部954,955、孔部956及び遮蔽部957を有する。
図17及び図18は、第2取付部材95をZ方向基端側及び先端側からそれぞれ見た斜視図である。
第2取付部材95は、第1取付部材94にねじScにより着脱自在に設けられ、位置決めされた補助光源8を囲んで保護するほか、当該補助光源8及び封止部512からZ方向基端側に出射される光を遮蔽する。この第2取付部材95は、図17及び図18に示すように、保護部951、開口部952、遮蔽部953、係止部954,955、孔部956及び遮蔽部957を有する。
保護部951は、第1取付部材94とともに補助光源8を囲み、当該補助光源8を保護する。この保護部951は、第2取付部材95におけるX方向先端側に位置しており、当該保護部951は、Y−Z平面に沿って互いに対向する一対の壁部9511,9512を有する。これら壁部9511,9512は、第2取付部材95が第1取付部材94に取り付けられた際に、保持された補助光源8の発光部81をX方向先端側及び基端側から挟み、当該補助光源8の揺動を規制する。このような保護部951は、発光部81からX方向先端側及び基端側、並びに、Z方向基端側に放射された光を遮蔽する機能も具備する。
開口部952は、第2取付部材95の略中央に形成されており、当該開口部952の形成位置は、第1取付部材94の開口部942の位置に対応している。この開口部952には、リード線514が挿通される。
遮蔽部953は、開口部952近傍に形成され、当該遮蔽部953は、開口部943及び補助光源8を介して入射される封止部512からの光を遮蔽する。
係止部954,955は、開口部952を挿通してZ方向基端側に露出したリード線514を係止する。このうち、係止部954は、開口部952近傍で、かつ、当該開口部952のX方向先端側に配置される。また、係止部955は、第2取付部材95におけるX方向基端側の端部に、Z方向基端側に延出するように一対形成されている。これら係止部954,955は、リード線514を係止する際に、当該リード線514と電気的に接続される。このため、第2取付部材95及び第1取付部材94からなる取付部材9Aは、補助光源8の外部電極となる。すなわち、係止部954,955は、本発明の接続部に相当する。
遮蔽部953は、開口部952近傍に形成され、当該遮蔽部953は、開口部943及び補助光源8を介して入射される封止部512からの光を遮蔽する。
係止部954,955は、開口部952を挿通してZ方向基端側に露出したリード線514を係止する。このうち、係止部954は、開口部952近傍で、かつ、当該開口部952のX方向先端側に配置される。また、係止部955は、第2取付部材95におけるX方向基端側の端部に、Z方向基端側に延出するように一対形成されている。これら係止部954,955は、リード線514を係止する際に、当該リード線514と電気的に接続される。このため、第2取付部材95及び第1取付部材94からなる取付部材9Aは、補助光源8の外部電極となる。すなわち、係止部954,955は、本発明の接続部に相当する。
孔部956は、第2取付部材95におけるX方向基端側の端部近傍に形成されている。この孔部956には、前述のねじScが挿通する。
遮蔽部957は、第2取付部材95におけるX方向基端側の端部にZ方向先端側に延出して形成されており、壁部9512よりY方向先端側に位置している。この遮蔽部957は、補助光源発光部81からX方向基端側に放射される光のうち、当該壁部9511により遮蔽されなかった光を遮蔽する。
遮蔽部957は、第2取付部材95におけるX方向基端側の端部にZ方向先端側に延出して形成されており、壁部9512よりY方向先端側に位置している。この遮蔽部957は、補助光源発光部81からX方向基端側に放射される光のうち、当該壁部9511により遮蔽されなかった光を遮蔽する。
〔首状部への取付部材の取付〕
以下、取付部材9Aの首状部61への取付について説明する。
図19は、首状部61に取り付けられた第1取付部材94を示す斜視図である。また、図20は、当該第1取付部材94をZ方向基端側から見た図である。
取付部材9Aを首状部61に取り付ける際には、前述のように、まず、封止部512が固定された首状部61のZ方向基端側の端部に、接着剤F(F1,F2)を塗布する。
そして、図19及び図20に示すように、開口部942にリード線514を挿通した後、開口部943が端面512Aに応じた位置となるようにして、第1取付部材94を接着剤FにZ方向基端側から先端側に向かって押圧する。この際、開口部943を介して、当該開口部943内に接着剤Fが侵入していないかどうか、すなわち、当該開口部943を介して封止部512に照射される補助光源8の光の光路が接着剤Fにより遮られていないかどうかを確認することができる。
以下、取付部材9Aの首状部61への取付について説明する。
図19は、首状部61に取り付けられた第1取付部材94を示す斜視図である。また、図20は、当該第1取付部材94をZ方向基端側から見た図である。
取付部材9Aを首状部61に取り付ける際には、前述のように、まず、封止部512が固定された首状部61のZ方向基端側の端部に、接着剤F(F1,F2)を塗布する。
そして、図19及び図20に示すように、開口部942にリード線514を挿通した後、開口部943が端面512Aに応じた位置となるようにして、第1取付部材94を接着剤FにZ方向基端側から先端側に向かって押圧する。この際、開口部943を介して、当該開口部943内に接着剤Fが侵入していないかどうか、すなわち、当該開口部943を介して封止部512に照射される補助光源8の光の光路が接着剤Fにより遮られていないかどうかを確認することができる。
図21は、補助光源8を位置決めした状態の第1取付部材94を示す斜視図である。また、図22は、当該第1取付部材94をZ方向基端側から見た図である。
次に、図21及び図22に示すように、第1取付部材94に補助光源8を取り付ける。この際、保持部941を構成する一方の延出部(本実施形態では延出部9411)が突起822と突起823との間に位置するように、各延出部9411,9412間に、Z方向基端側から先端側に向かって補助光源8を挿入する。これにより、開口部943に応じた位置に補助光源発光部81が配置され、当該発光部81内の電極811の先端部811Aが、Z方向基端側から見て、端面512A内に位置するように、補助光源8が位置決め及び保持される。
次に、図21及び図22に示すように、第1取付部材94に補助光源8を取り付ける。この際、保持部941を構成する一方の延出部(本実施形態では延出部9411)が突起822と突起823との間に位置するように、各延出部9411,9412間に、Z方向基端側から先端側に向かって補助光源8を挿入する。これにより、開口部943に応じた位置に補助光源発光部81が配置され、当該発光部81内の電極811の先端部811Aが、Z方向基端側から見て、端面512A内に位置するように、補助光源8が位置決め及び保持される。
この後、図14に示したように、開口部952にリード線514を挿通させるようにして、第2取付部材95を第1取付部材94にねじScにより取り付ける。これにより、補助光源発光部81のX方向先端側及び基端側、並びに、Z方向基端側が第2取付部材95により覆われて、補助光源8の揺動が規制される。そして、リード線514を係止部955により係止し、更に、電極線83を接続部材54に接続することにより、取付部材9A及び補助光源8の首状部61への取り付けが完了する。なお、リード線514を係止部954により係止することも可能である。
以上説明した本実施形態のプロジェクターによれば、前述のプロジェクター1と同様の効果を奏することができるほか、以下の効果がある。
補助光源8は、第1取付部材94への第2取付部材95の装着方向(Z方向)に沿って保持部941に取り付けられることで、第1取付部材94と第2取付部材95との間に配置され、当該第2取付部材95は、第1取付部材94に対してねじScにより着脱自在に設けられる。これによれば、首状部61に固定された第1取付部材94から第2取付部材95を取り外すことができ、補助光源8を容易に取り外すことができる。従って、当該補助光源8の交換を容易に行うことができる。
補助光源8は、第1取付部材94への第2取付部材95の装着方向(Z方向)に沿って保持部941に取り付けられることで、第1取付部材94と第2取付部材95との間に配置され、当該第2取付部材95は、第1取付部材94に対してねじScにより着脱自在に設けられる。これによれば、首状部61に固定された第1取付部材94から第2取付部材95を取り外すことができ、補助光源8を容易に取り外すことができる。従って、当該補助光源8の交換を容易に行うことができる。
第1取付部材94を首状部61に取り付ける際に、補助光源8から出射されて端面512Aに入射される光が透過する開口部943を介して、開口部943内に塵埃や接着剤Fが侵入しているか否かを確認することができる。従って、補助光源8からの光を適切かつ確実に端面512Aに入射させることができる。
補助光源8の第1取付部材94への取付は、当該第1取付部材94が首状部61に固定された後に行われる。これによれば、補助光源8を保持した状態で取付部材9Aを首状部61に取り付ける場合に比べ、当該取付部材9A(第1取付部材94)の取付等の作業性を向上できる。
補助光源8の第1取付部材94への取付は、当該第1取付部材94が首状部61に固定された後に行われる。これによれば、補助光源8を保持した状態で取付部材9Aを首状部61に取り付ける場合に比べ、当該取付部材9A(第1取付部材94)の取付等の作業性を向上できる。
〔3.第3実施形態〕
以下、本発明の第3実施形態について説明する。
本実施形態に係るプロジェクターは、前述のプロジェクター1と同様の構成を備えるが、補助光源8とは異なる構成の補助光源が採用されている点で、当該プロジェクター1と相違する。なお、以下の説明では、既に説明した部分と同一または略同一である部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
以下、本発明の第3実施形態について説明する。
本実施形態に係るプロジェクターは、前述のプロジェクター1と同様の構成を備えるが、補助光源8とは異なる構成の補助光源が採用されている点で、当該プロジェクター1と相違する。なお、以下の説明では、既に説明した部分と同一または略同一である部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
図23及び図24は、本実施形態に係るプロジェクターが備える補助光源を示す斜視図及び側面図である。
本実施形態のプロジェクターは、補助光源8に代えて、補助光源8Aを備えるほかは、プロジェクター1と同様の構成を備える。
補助光源8Aは、補助光源8と同様の機能を有するものであり、発光管51(特に封止部512)に前述の光を出射して、当該発光管51の点灯始動性を向上させる。この補助光源8Aは、図23及び図24に示すように、補助光源発光部81、圧潰封止部84、円筒部85及び電極線83を有する。
このうち、円筒部85は、補助光源8Aにおける補助光源発光部81とは反対側の端部に形成されており、内部を電極線83が挿通する。
本実施形態のプロジェクターは、補助光源8に代えて、補助光源8Aを備えるほかは、プロジェクター1と同様の構成を備える。
補助光源8Aは、補助光源8と同様の機能を有するものであり、発光管51(特に封止部512)に前述の光を出射して、当該発光管51の点灯始動性を向上させる。この補助光源8Aは、図23及び図24に示すように、補助光源発光部81、圧潰封止部84、円筒部85及び電極線83を有する。
このうち、円筒部85は、補助光源8Aにおける補助光源発光部81とは反対側の端部に形成されており、内部を電極線83が挿通する。
圧潰封止部84は、前述の圧潰封止部82と同様に、補助光源発光部81内に前述の発光物質等を封止するための部位であり、略扁平角柱形状を有する。この圧潰封止部84は、補助光源発光部81及び円筒部85に挟まれるように、補助光源8Aにおける略中央に形成されている。この圧潰封止部84内には、電極811の端部と、電極線83の端部とを接続する金属箔821が封入されている。
この圧潰封止部84において、略平坦かつ幅広に形成された両面84A,84Bのうち、一方の面84Aには、円筒部85側に突起841が形成され、補助光源発光部81側に突起842が形成されている。また、他方の面84Bには、円筒部85側に突起843が形成され、補助光源発光部81側に突起844が形成されている。
この圧潰封止部84において、略平坦かつ幅広に形成された両面84A,84Bのうち、一方の面84Aには、円筒部85側に突起841が形成され、補助光源発光部81側に突起842が形成されている。また、他方の面84Bには、円筒部85側に突起843が形成され、補助光源発光部81側に突起844が形成されている。
そして、補助光源8Aが前述の取付部材9により保持される際には、突起841,842間、又は、突起843,844間に位置決め部9121が挿入される。これにより、補助光源8Aの位置決めがされる。なお、位置決め部9121が突起841,842間に挿入される場合には、延出部913は、突起844に当接して、補助光源8Aを延出部912側に付勢する。また、当該位置決め部9121が突起843,844間に挿入される場合には、延出部913は、突起842に当接して、補助光源8Aを延出部912側に付勢する。
一方、補助光源8Aが前述の取付部材9Aにより保持される際には、突起841,842間に延出部9411,9412の一方が挿入され、突起843,844間に他方が挿入される。これにより、補助光源8Aの位置決めがされる。
このような補助光源8Aを備えるプロジェクターによっても、前述のプロジェクターと同様の効果を奏することができる。
このような補助光源8Aを備えるプロジェクターによっても、前述のプロジェクターと同様の効果を奏することができる。
〔4.実施形態の変形〕
本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
前記第1実施形態では、第1遮蔽部92及び第2遮蔽部材93が、端面512AのX方向先端側及び基端側をそれぞれ覆い、当該端面512AからZ方向基端側に出射される光を遮蔽するとし、また、前記第2実施形態では、遮蔽部944が、開口部943に応じた領域を除く端面512Aを覆うとしたが、本発明はこれに限らない。すなわち、端面512Aの少なくとも一部を覆う遮蔽部が設けられていればよい。また、保持部により保持された補助光源からの光を発光管に入射させることが可能であれば、補助光源の位置(発光部の位置)は、封止部の端面に応じた位置に限らず、また、保持部の位置も適宜設定可能である。
本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
前記第1実施形態では、第1遮蔽部92及び第2遮蔽部材93が、端面512AのX方向先端側及び基端側をそれぞれ覆い、当該端面512AからZ方向基端側に出射される光を遮蔽するとし、また、前記第2実施形態では、遮蔽部944が、開口部943に応じた領域を除く端面512Aを覆うとしたが、本発明はこれに限らない。すなわち、端面512Aの少なくとも一部を覆う遮蔽部が設けられていればよい。また、保持部により保持された補助光源からの光を発光管に入射させることが可能であれば、補助光源の位置(発光部の位置)は、封止部の端面に応じた位置に限らず、また、保持部の位置も適宜設定可能である。
前記第1及び第2実施形態では、補助光源8の一対の突起822は、当該補助光源8の軸方向に直交する方向に離間して形成されていたが、本発明はこれに限らない。すなわち、補助光源8Aの突起841と同様に、当該突起822に対応する位置に、1つの突起が形成されている構成としてもよい。
前記第1及び第2実施形態では、位置決め部9121及び延出部9411,9412が間に挿入される突起822,823は、圧潰封止部82に突設されるとし、また、前記第3実施形態では、同様の突起841,842及び突起843,844は、圧潰封止部84に突設されるとしたが、本発明はこれに限らない。すなわち、外部電極となる取付部材9,9Aと電極線83との間で放電が生じない程度に、これら位置決め部9121及び延出部9411,9412と十分に離間させることができれば、補助光源の位置決めに供される突起の位置は、適宜変更可能である。
前記各実施形態では、補助光源8,8Aは、取付部材9,9Aを外部電極として利用するとしたが、本発明はこれに限らない。すなわち、発光部内に一対の電極及び発光物質が封入され、当該各電極にそれぞれ接続される2本以上の電極線が延出する補助光源を採用してもよい。
前記第1実施形態では、取付部材9は、位置決め部9121に対向するように、補助光源8を挟んで位置決め部9121とは反対側に付勢部となる延出部913を有するとしたが、本発明はこれに限らない。すなわち、付勢部となる部位は、位置決め部9121に対向していなくてもよく、また、位置決め部9121により位置決めされた補助光源を適切に保持することができれば、当該部位は無くてもよい。
前記第2実施形態では、第2取付部材95は、補助光源8を囲む保護部951を有するとしたが、本発明はこれに限らない。すなわち、保持部941又は他の構成により、補助光源8を安定して保持することができれば、保護部は設けなくてもよい。また、第1取付部材94への補助光源8の装着方向も、当該第1取付部材94への第2取付部材95の装着方向と同方向である必要はなく、保持部の構成に応じて、適宜設定可能である。また、取付部材9Aに、延出部913のような付勢部として機能する部位を設けてもよい。例えば、延出部9411,9412のうち、一方を位置決め部として構成し、他方を付勢部として構成してもよい。
前記第1実施形態では、取付部材9は、接着剤Fに挿入される凸部932〜934を有し、前記第2実施形態では、第1取付部材94は、同様に接着剤Fに挿入される凸部946を有するとしたが、本発明はこれに限らない。すなわち、取付部材を安定して首状部61に取り付けることができれば、これら凸部はなくてもよい。また、当該凸部の形成位置も、前述の構成に限定されず、適宜設定してよい。
前記第1実施形態では、取付部材9は、接着剤Fに挿入される凸部932〜934を有し、前記第2実施形態では、第1取付部材94は、同様に接着剤Fに挿入される凸部946を有するとしたが、本発明はこれに限らない。すなわち、取付部材を安定して首状部61に取り付けることができれば、これら凸部はなくてもよい。また、当該凸部の形成位置も、前述の構成に限定されず、適宜設定してよい。
前記各実施形態では、プロジェクターは、3つの液晶パネル442(442R,442G,442B)を備えるとしたが、本発明はこれに限らない。すなわち、2つ以下、あるいは、4つ以上の液晶パネルを用いたプロジェクターにも、本発明を適用可能である。
また、前記各実施形態では、画像形成装置4は平面視略L字形状を有した構成を説明したが、これに限らず、例えば、平面視略U字形状を有した構成を採用してもよい。
さらに、前記各実施形態では、光束入射面と光束出射面とが異なる透過型の液晶パネル442を用いていたが、光入射面と光出射面とが同一となる反射型の液晶パネルを用いてもよい。
また、前記各実施形態では、画像形成装置4は平面視略L字形状を有した構成を説明したが、これに限らず、例えば、平面視略U字形状を有した構成を採用してもよい。
さらに、前記各実施形態では、光束入射面と光束出射面とが異なる透過型の液晶パネル442を用いていたが、光入射面と光出射面とが同一となる反射型の液晶パネルを用いてもよい。
前記各実施形態では、光変調装置として液晶パネル442を備えたプロジェクターを例示したが、入射光束を画像情報に応じて変調して光学像を形成する光変調装置であれば、他の構成の光変調装置を採用してもよい。例えば、マイクロミラーを用いたデバイスなど、液晶以外の光変調装置を用いたプロジェクターにも、本発明を適用することも可能である。このような光変調装置を用いた場合、光束入射側及び光束出射側の偏光板443,445は省略することができる。
前記実施形態では、画像表示装置として、スクリーンに対する画像光の投射方向と、当該画像光に係る画像の観察方向とが略同じであるフロントタイプのプロジェクターを例示したが、本発明はこれに限らない。例えば、投射方向と観察方向とがそれぞれ反対方向となるリアタイプのプロジェクターにも適用できる。
前記各実施形態では、光源装置411,411Aを、プロジェクターに採用した例を挙げたが、本発明はこれに限らない。すなわち、このような光源装置411,411Aは、スタンド等の照明装置に利用することも可能である。
本発明は、光源装置に利用でき、特にプロジェクターに採用される光源装置に好適に利用することができる。
1…プロジェクター、3…投射光学装置、6…主反射鏡(反射鏡)、8,8A…補助光源、9,9A…取付部材、51…発光管、61…首状部、81…補助光源発光部、83…電極線、91,941…保持部、92…第1遮蔽部(遮蔽部)、93…第2遮蔽部(遮蔽部)、94…第1取付部材、95…第2取付部材、411,411A…光源装置、442(442R,442G,442B)…液晶パネル(光変調装置)、511…発光部、512…封止部、514…リード線、822,823,841〜844…突起、913…延出部(付勢部)、932〜934…凸部、935,954,955,9211…係止部(接続部)、946…凸部、943…開口部、944…遮蔽部、9121…位置決め部、9411,9412…延出部(位置決め部)、F(F1,F2)…接着剤。
Claims (7)
- 光源装置であって、
光を放射する発光部、及び、前記発光部から延出する封止部を有する発光管と、
前記発光管から放射された光を反射させる反射鏡と、
前記発光管に光を出射して、前記発光管の点灯始動を補助する補助光源と、
前記補助光源を前記反射鏡に取り付ける取付部材とを備え、
前記反射鏡は、前記封止部が挿通され、当該封止部が固定される首状部を備え、
前記取付部材は、前記首状部の端部に取り付けられ、
当該取付部材は、
前記補助光源を保持する保持部と、
前記封止部の端部の少なくとも一部を覆い、当該端部から出射される光を遮蔽する遮蔽部とを有することを特徴とする光源装置。 - 請求項1に記載の光源装置において、
前記補助光源は、略棒状形状を有し、
当該補助光源は、当該補助光源の軸方向に沿って設けられた一対の突起を有し、
前記取付部材は、前記一対の突起間に挿入され、前記補助光源を位置決めする位置決め部を有することを特徴とする光源装置。 - 請求項2に記載の光源装置において、
前記発光管は、前記封止部の端部から当該封止部外に延出するリード線を有し、
前記取付部材は、前記リード線と電気的に接続される接続部を有し、
前記補助光源は、当該補助光源の端部から外部に延出する電極線を有し、
前記一対の突起は、前記補助光源の端部から離間した位置に配置されていることを特徴とする光源装置。 - 請求項2又は請求項3に記載の光源装置において、
前記取付部材は、前記位置決め部により位置決めされた前記補助光源を当該位置決め部に向かって付勢する付勢部を有することを特徴とする光源装置。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載の光源装置において、
前記取付部材は、
前記保持部及び前記遮蔽部を有し、前記首状部に取り付けられる第1取付部材と、
前記保持部により保持された前記補助光源を囲む保護部を有し、前記第1取付部材に着脱自在に設けられる第2取付部材とを備え、
前記補助光源は、前記第1取付部材と前記第2取付部材との間に配置され、
前記第1取付部材は、前記補助光源から出射され、前記発光管に入射される光が透過する開口部を有することを特徴とする光源装置。 - 請求項1から請求項5のいずれかに記載の光源装置において、
前記取付部材と前記首状部との間には、当該取付部材を前記首状部に固定する接着剤が設けられ、
前記取付部材は、前記接着剤に挿入される凸部を有することを特徴とする光源装置。 - 請求項1から請求項6のいずれかに記載の光源装置と、当該光源装置から出射された光束を変調する光変調装置と、変調された前記光束を投射する投射光学装置とを備えることを特徴とするプロジェクター。
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