JP2010287046A - リソース配分システム、リソース配分方法及びリソース配分プログラム - Google Patents

リソース配分システム、リソース配分方法及びリソース配分プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】計算機リソースが限られたマルチタスクシステムにおいて、ユーザーに負担をかけることなく、ユーザーの満足度が高いタスクへのリソース配分を行う。
【解決手段】複数のタスクが動作するマルチタスクシステムにおいて、前記タスクのリソースの利用量の履歴を取得し記録する。前記マルチタスクシステムを利用しているユーザーが不満を感じているか否かを検出する。前記タスクのリソース利用量の履歴と、前記ユーザーが不満を感じているか否かという情報と、を用いてタスクへのリソース配分量を決定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、マルチタスクシステムのリソース配分システムおよび方法およびプログラムに関し、特に計算機システムと利用者が対話を行うようなマルチタスクシステムに用いるリソース配分システム、リソース配分方法及びリソース配分プログラムに関する。
PCや携帯電話等の高機能組み込み機器には、複数のアプリケーションソフトウェアが搭載されており、それらが同時に動くことで利用者(以下、適宜「ユーザー」と呼ぶ。)に様々な機能・サービスを提供している。これらのアプリケーションソフトウェアは、計算機システム上では「タスク」と呼ばれる単位で管理され、複数のタスクが動作する計算機システムは、「マルチタスクシステム」と呼ばれる。
マルチタスクシステムでは、複数のタスクが同時に動く際は、同一の計算機リソースを共有して動作する。ここで、そのような計算機リソースとしてはCPUやメモリ等が例示できる。なお、以下ではこの計算機リソースのことを適宜「リソース」と呼ぶ。
一方で、タスクの性能は、これらのリソースをタスクがどの程度利用できるかによって定まる。リソースとしてCPU利用時間を例とすると、単位時間あたりのタスクのCPU利用時間であるCPU利用率が100%の場合に比べて50%の場合は、タスクの性能が半減するといった場合がある。したがって、マルチタスクシステムでは、どのタスクにどの程度のリソースを配分するかを決めるリソース配分手段が重要となる。本発明は、このリソース配分手段に関するものである。
一方、当然ながら計算機の備えるリソース量は有限であり、消費電力削減や小型化、コスト削減等の観点からできるだけ計算機が備えるリソース量を少なくしたいという要求がある。また、同一の計算機リソース上で、できるだけ高性能なタスクを動作させたいという要求や、できるだけ多くのタスクを同時に動作させたいという要求がある。
したがって、例えば全タスクに均等にリソースを配分した場合に各タスクが十分な性能で動作するために必要なリソース量を計算機が備えておくという方式より、より少ないリソース量を備えておきタスクへの配分を適切に行うという方式が効果的である。
これは、例えばユーザーは注目しているタスクが十分な性能で動作すれば満足するという傾向を持つため、必ずしも全てのタスクを同時に高性能で動かす必要はないからである。
ここで、タスクへのリソース配分量を決定する方法の一つとして、タスクに配分するリソース量を予め決定しておくという方法がある。この方法は同時に動作するタスクの組み合わせが、リソース配分量を決定した時点とは変わったときに有効性を失うといった問題がある。加えてこの方法では、機器の開発者が配分量を決定しておくような場合にユーザー毎の好みの相違に対応するのが難しいといった問題がある。
このようにあらかじめ最適なリソース配分を決定しておくことは困難であるため、ユーザーが不満を感じたときに、ユーザー自身がリソース配分を変更するという方法がある。このような方法として、タスクの一覧を表示して、ユーザーがタスクへの優先度を設定し、優先度が高いタスクに多くのリソースを配分するように制御する機能をOSが提供する方法がある。
また、このようなリソースの配分に関する技術として、例えば特許文献1に記載がある。
特許文献1では、ユーザーに応じたリソース割当を行うリソース割当装置について開示されている。前記装置は、アプリの重要度が設定できるユーザインターフェースを備える。図13に当該ユーザインターフェースとして、ユーザインターフェース1000を示す。
前記装置は、ユーザーに自らユーザインターフェース1000を用いアプリの重要度を設定させることで、当該ユーザーのリソース割当てに対する意見を取得し、この意見を反映することができる。
特開2008−305083号公報
しかしながら、上述のような優先度が高いタスクに多くのリソースを配分するように制御する機能をOSに備えさせた技術では、ユーザーは不満を感じたときに、タスクの一覧を表示し、性能を向上させたいタスクの優先度を向上させるといった作業が必要になる。
また、特許文献1に記載の技術において、ユーザーに全てのアプリのそれぞれ毎にリソース割当を指定、又は、調整させる必要がある。
この点、これらの技術におけるこのような作業は、本来ユーザーが行いたい作業ではないため、ユーザーにかける負担が大きいことが問題となる。
本発明の目的は、リソース量が限られた機器上のマルチタスクシステムにおいて、タスクへの適切なリソース配分を行うことで、ユーザーの満足度を向上させることである。
そこで、本発明はユーザーに負担をかけることなく、または少ない負担によって、ユーザーの満足度が向上するようにタスクへのリソースの配分を行うことが可能なリソース配分システム、リソース配分方法及びリソース配分プログラムを提供することを目的とする。
本発明によれば、第1の方法として、複数のタスクが動作するマルチタスクシステムにおいて、前記タスクが利用するリソース量を制御するリソース配分方法であって、前記タスクのリソースの利用量の履歴を取得し記録するリソース利用量管理ステップと、前記マルチタスクシステムを利用しているユーザーが不満を感じているか否かを検出する不満検出ステップと、前記タスクのリソース利用量の履歴と、前記ユーザーが不満を感じているか否かという情報と、を用いてタスクへのリソース配分量を決定するリソース配分量決定ステップと、を備えることを特徴とするリソース配分方法が提供される。
更に、第2の方法として、複数のタスクが動作するマルチタスクシステムにおいて、前記タスクが利用するリソース量を制御するリソース配分方法であって、前記タスクのリソースの利用量の履歴を取得し記録するリソース利用量管理ステップと、前記マルチタスクシステムを利用しているユーザーが不満を感じているか否かを検出する不満検出ステップと、タスクの属性を記録したタスク属性表を用意するステップと、前記タスクのリソース利用量の履歴と、前記ユーザーが不満を感じているか否かという情報と、前記タスク属性表に記録されている前記タスクの属性と、を用いてタスクへのリソース配分量を決定するリソース配分量決定ステップと、を備えることを特徴とするリソース配分方法が提供される。
更に、第1の装置として、複数のタスクが動作するマルチタスクシステムにおいて、前記タスクが利用するリソース量を制御するリソース配分装置であって、前記タスクのリソースの利用量の履歴を取得し記録するリソース利用量管理手段と、前記マルチタスクシステムを利用しているユーザーが不満を感じているか否かを検出する不満検出手段と、前記タスクのリソース利用量の履歴と、前記ユーザーが不満を感じているか否かという情報と、を用いてタスクへのリソース配分量を決定するリソース配分量決定手段と、を備えることを特徴とするリソース配分装置が提供される。
更に、第2の装置として、複数のタスクが動作するマルチタスクシステムにおいて、前記タスクが利用するリソース量を制御するリソース配分装置であって、前記タスクのリソースの利用量の履歴を取得し記録するリソース利用量管理手段と、前記マルチタスクシステムを利用しているユーザーが不満を感じているか否かを検出する不満検出手段と、タスクの属性を記録したタスク属性表を用意する手段と、前記タスクのリソース利用量の履歴と、前記ユーザーが不満を感じているか否かという情報と、前記タスク属性表に記録されている前記タスクの属性と、を用いてタスクへのリソース配分量を決定するリソース配分量決定手段と、を備えることを特徴とするリソース配分装置が提供される。
更に、第1のプログラムとして、複数のタスクが動作するマルチタスクシステムにおいて、前記タスクが利用するリソース量を制御するリソース配分プログラムであって、前記タスクのリソースの利用量の履歴を取得し記録するリソース利用量管理手段と、前記マルチタスクシステムを利用しているユーザーが不満を感じているか否かを検出する不満検出手段と、前記タスクのリソース利用量の履歴と、前記ユーザーが不満を感じているか否かという情報と、を用いてタスクへのリソース配分量を決定するリソース配分量決定手段と、を備えるリソース配分装置としてコンピュータを機能させることを特徴とするリソース配分プログラムが提供される。
更に、第2のプログラムとして、複数のタスクが動作するマルチタスクシステムにおいて、前記タスクが利用するリソース量を制御するリソース配分プログラムであって、前記タスクのリソースの利用量の履歴を取得し記録するリソース利用量管理手段と、前記マルチタスクシステムを利用しているユーザーが不満を感じているか否かを検出する不満検出手段と、タスクの属性を記録したタスク属性表を用意する手段と、前記タスクのリソース利用量の履歴と、前記ユーザーが不満を感じているか否かという情報と、前記タスク属性表に記録されている前記タスクの属性と、を用いてタスクへのリソース配分量を決定するリソース配分量決定手段と、を備えるリソース配分装置としてコンピュータを機能させることを特徴とするリソース配分プログラムが提供される。
本発明の効果は、ユーザーの少ない負担によって、ユーザーの満足度を高める様なリソース配分を行えることである。その理由は、ユーザーから取得する情報として、ユーザーが不満を感じているか否かという情報のみを用い、その他の付加的な情報を必要としないため、ユーザーが行う作業はないもしくは少なくすることができるので、ユーザーの負担は少ない。また、タスクのリソース利用履歴を用いることによって、ユーザーの感じている不満の要因となったリソース利用の変化を把握してリソース配分を行うことができ、ユーザーの不満を解決する。
本発明の第1の発明を実施するための形態の基本的構成を示す図面である。 本発明の第1の発明を実施するための形態の基本的動作を示すシーケンス図である。 本発明の第1の発明を実施するための形態の基本的動作を示すシーケンス図である。 本発明の第2の発明を実施するための形態の基本的動作を示すシーケンス図である。 本発明の第2の発明を実施するための形態の基本的構成を示す図面である。 本発明の第1の実施例を説明するための図面である。 本発明の第1の実施例を説明するための図面である。 本発明の第1の実施例を説明するための図面である。 本発明の第1の実施例を説明するための図面である。 本発明の第1の実施例を説明するための図面である。 本発明の第1の実施例を説明するための図面である。 本発明の第1の実施例を説明するための図面である。 本発明の第2の実施例を説明するための図面である。 本発明の第2の実施例を説明するための図面である。 本発明の第2の実施例を説明するための図面である。 本発明の第3の実施例を説明するための図面である。 本発明の第3の実施例を説明するための図面である。 引用文献1に記載の発明について説明するための図面である。
まず、本発明の概略について説明する。
本発明では、ユーザーが不満を持っているか否かというユーザーの不満に関する情報と、タスクのリソース利用の履歴とを用いてリソースの配分を行う。
ここで、ユーザーの不満を検出する方法としては、例えばカメラを用いてユーザーの顔の表情を認識するといった方法を用いることができる。この方法では、ユーザーはまったく操作することなくユーザーの不満を検出することができる。また別の方法として、ユーザーが不満を感じている場合に特定のボタンを押すという方法を用いることもできる。この方法では、ユーザーがボタンを押すという動作だけでユーザーの不満を検出できるので、例えばタスク一覧を表示して、タスクを選択するといった作業、あるいはタスク毎に優先順位をつけるといった作業に比べて、ユーザーの負担は少ない。
したがって、ユーザーが不満を持っているかどうかを取得することは、ユーザーに負担をかけることなく、またはユーザーの負担を少なくして行うことができる。
一方で、ユーザーが不満をもっているか否かという情報だけでは、どのタスクについて不満をもっているか等が判断できず、ユーザーの不満を解消するためにどのようにリソース配分を行えばよいかを決定することが困難である。
そこで、本発明では、タスクのリソース利用に関する履歴を用い、ユーザーが不満を感じていない場合のリソース利用量と不満を感じているときのリソース利用量を参照することで、リソース配分量を決定する。例えば、ユーザーが不満を感じていない状態に比べてリソース利用量が減少しているタスクがユーザーの不満の原因である場合は、そのタスクのリソース利用量が増加するようにリソース配分を行うことで、不満を解決することができる。また、本発明では、単に過去の動作履歴(タスクのリソース利用に関する履歴を)を用いて今後の動作の予測結果を類推するのではなく、動作履歴に加えて、ユーザーの不満に関する情報をも用いることから、個別のユーザーに応じたより適切なリソース配分を行うことができる。
次に、発明を実施するための形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1に本発明の第1の実施形態の構成を示す。本実施形態は、不満検出部101、リソース制御部102、リソース配分量決定部103、リソース利用量取得部104及びリソース利用量履歴管理部105を有している。また、本実施形態では、記憶装置200を利用する。
不満検出部101は、ユーザーが不満を感じているかどうかを検出する機能を有する。リソース利用量取得部104は、タスクが利用しているリソースの量を取得する機能を有
する。リソース利用量履歴管理部105は、リソース利用量取得部104が取得したリソース量を記憶装置200に記録し、管理する機能を有する。リソース配分量決定部103は、リソース利用量履歴管理部105が記憶装置200に記録し、リソース利用量履歴管理部105が管理しているリソース量の利用履歴から、タスクへのリソース配分量を決定する機能を有する。リソース制御部102は、タスクへのリソース割り当てを実行する機能を有し、タスクが指定されたリソース量以上のリソースを使用できないように制御する機能を有する。
次に本実施形態の動作について説明する。本実施形態の動作は、タスクのリソース利用履歴を取得する動作と、ユーザーの不満を検出したときのリソース配分動作と、の二つに分けられる。
この二つの動作のうち、まず、リソース利用履歴を取得する動作について図2を用いて説明する。
(1)リソース履歴取得動作では、まずリソース利用取得部104が、タスクのリソース利用量を取得する(ステップS11)。リソース利用量の取得対象とするタスクはシステム上で動作している全てのタスクであることが望ましい。もっとも、全てのタスクではなくリソース配分の対象とする一部のタスクとしても良い。また、対象とするリソースは、配分可能な全てのリソースであることが望ましいが、タスクの性能に影響が大きい一部のリソースのみを対象としても良い。
(2)取得されたリソース利用量は、リソース利用取得部104からリソース利用量履歴管理部105に渡される(ステップS12)。リソース利用量履歴管理部105は渡されたリソース利用量を記憶装置200に記録する(ステップS13、ステップS14)。
以上の動作により、この動作を実行した時点のタスクのリソース利用量が記憶装置200に記録される。このリソース履歴取得動作は、システムの動作中に適当な時間間隔で度々実行され、履歴を記憶装置200に蓄積する。また、記憶装置200に記録されたリソース利用量は、記憶装置200が記憶可能な容量を鑑みて、取得時刻の古いものから削除していくことが望ましい。
次に、リソース配分動作について図面を用いて説明する。本動作を図3−1に示す。なお、図中の各ステップは以下の説明に対応する。
本動作は、ユーザーの不満が不満検出部101で検出されることによって開始され、以下のような手順で行われる。
(1)不満検出部101がユーザーの不満を検出する(ステップS21)。
(2)不満検出部101が、リソース配分量決定部103に、ユーザーの不満が検出されたことを通知する(ステップS22)。
(3)リソース配分量決定部103は、リソース利用量履歴管理部105に、タスクのリソース利用履歴を問い合わせる(ステップS23)。
(4)リソース利用量履歴管理部105は、記憶装置200から履歴を読み出す(ステップS24)。
(5)リソース利用量履歴管理部105は、リソース配分量決定部103に履歴を伝達する(ステップS25)。
(6)リソース配分量決定部103は、履歴を用いてタスクへのリソース配分量を決定する(ステップS26)。
(7)リソース配分量決定部103は、決定した配分量をリソース制御部102に通知する(ステップS27)。
(8)リソース制御部102は、タスクが利用可能なリソース量を、通知された配分量に設定する(ステップS28)。
以上の動作により、タスクが利用可能なリソース量を変更することで、タスクの性能を変更する。
本実施形態における、タスクへのリソース配分量の決定(上記のステップS26)では、リソース利用履歴を用いて決定することができる。そのため、ユーザーの不満が検出されていない場合の利用量とユーザーの不満が検出されている場合の利用量を用いてリソース配分量を決定することができる。
次に、リソース配分量決定部103でのリソース配分量の決定方法(上記のステップS26)の例を用いて本発明の実施形態が奏する効果を説明する。なお、いくつかの例を挙げて効果を説明するが、これらの例は、あくまで説明のために示すものであり、本発明のリソース配分量決定方法を限定するものではない。本発明が採用できるリソース配分量決定方法は、特定のものではないことは当業者には明らかである。
リソース配分量決定方法の例の一つは、ユーザーが不満を感じている状態とユーザーが不満を感じていない状態のリソース利用量を比較し、リソース利用量が減少しているタスクの利用量を増加させ、リソース利用量が増加しているタスクの利用量を減少させる様にリソース配分を行うことである。この方法では、不満を感じていない状態に対して不満を感じている状態のリソース利用量が減少しているタスクの性能が低下したことがユーザーの不満の原因となっている場合に、ユーザーの不満を解決することができる。
リソース配分量決定方法の別の例は、ユーザーが不満を感じている状態とユーザーが不満を感じていない状態のリソース利用量を比較し、リソース利用量が減少しているタスクの利用量をさらに減少させ、リソース利用量が増加しているタスクの利用量をさらに増加させる様にリソース配分を行うことである。この方法では、不満を感じていない状態に対して不満を感じている状態のリソース利用量が増加しているタスクの性能が十分でないことがユーザーの不満の原因となっている場合に、ユーザーの不満を解決することができる。
以上の例に示したように、本実施形態ではユーザーの不満が検出された場合に、リソース利用量の履歴を用いてリソース配分を行う事によって、ユーザーの不満を解決し満足度を高めることができる。ユーザーの不満を検出することは、ユーザーに負担をかけずに行うことができるため、ユーザーに負担をかけずに、ユーザーの満足度を高めることができる。
なお、リソース配分を変更した後であってもユーザーの不満が検出される場合は、再度リソース配分を行っても良い。この時、前回の配分決定方法と同じ様に、すなわち前回リソース利用量が増加するように配分を決定したタスクに対してはさらに増加するように、また前回減少する様に配分を決定したタスクに対してはさらに減少するように決定を行っても良く、また、逆になるように配分を行っても良い。これにより、一回のリソース配分によってユーザーの不満が解消されない場合にも、再度配分を行う事によってユーザーの不満を解消できるといった効果がある。
また、ユーザーの不満が一定回数続いた場合に、リソース配分決定方法を変えるといった動作をしても良い。これによって、あるリソース配分決定方法によってユーザーの不満が解決できない場合に、他のリソース配分決定方法によってユーザーの不満の解決を試みることができるといった効果がある。
また、ユーザーの不満が検出された場合であっても、検出が一定回数続いた場合には、リソース配分動作を行わない様にしてもよい。これによって、リソース配分を行ってもユーザーの不満が解決できない場合には、過剰にリソース配分動作を繰り返すことを防ぐことができるという効果がある。
次に、第2の本発明を実施する形態について述べる。図4に本実施形態の構成を示す。本実施形態は、本発明の第1の実施形態の構成に加えて、タスク属性テーブル106を有することを特徴とする。
タスク属性テーブル106は、タスク毎にユーザーの不満を解消するためにリソース配分量を現在の配分量からどのように変更するか決めるための属性を記憶するためのテーブルである。タスク属性テーブル106の単純な例は、タスク毎にリソース量を増加させるか減少させるか、もしくは変更しないかを記録したテーブルである。また、より複雑な例としては、ユーザーの不満が検出されていない状態のリソース利用量と不満が検出されている状態のリソース利用量の差分に対して、リソース配分量の増減を記録した表である。タスク属性テーブル106は、開発者やユーザーが作成して記憶装置200に記録しておくことが望ましい。また、タスク属性テーブル106の内容を、タスクの動作状況に応じて更新しても良い。
次に本実施形態の動作について説明する。本実施形態の動作も、リソース利用履歴を取得する動作と、ユーザーの不満が検出された際のリソース配分量を決定する動作との二つに分けられるが、前者は第1の実施形態と同様であるため、ここでは後者について説明する。後者の動作を図3−2に示す。なお、図中の各ステップは以下の説明に対応する。
(1)不満検出部101がユーザーの不満を検出する(ステップS21)。
(2)不満検出部101が、リソース配分量決定部103に、ユーザーの不満が検出されたことを通知する(ステップS22)。
(3)リソース配分量決定部103は、リソース利用量履歴管理部105に、タスクのリソース利用履歴を問い合わせる(ステップS23)。
(4)リソース利用量履歴管理部105は、記憶装置200から履歴を読み出す(ステップS24)。
(5)リソース利用量履歴管理部105は、リソース配分量決定部103に履歴を伝達する(ステップS25)。
(6)リソース配分量決定部103は、タスク属性テーブル106を参照する(ステップS31)。
(7)リソース配分量決定部103は、履歴とタスク属性テーブル106を用いてタスクへのリソース配分量を決定する(ステップS32)。
(8)リソース配分量決定部103は、決定した配分量をリソース制御部102に通知する(ステップS27)。
(9)リソース制御部102は、タスクが利用可能なリソース量を、通知された配分量に設定する(ステップS28)。
以上の動作により、タスクが利用可能なリソース量を変更することで、タスクの性能を変更する。本動作は、本発明の第1の実施形態の動作に比べ、リソース配分量決定部103が上記のステップS31でタスク属性テーブル106を参照するという動作が加わっている。更に、上記ステップS26と異なり、上記ステップS32で履歴だけでなく、タスク属性テーブル106を用いてタスクへのリソース配分量を決定することを特徴とする。
本実施形態は、タスクのリソース利用履歴に加えて、タスクの属性を用いることで、ユーザーの不満が検出された場合のリソース配分量決定がより効果的に行えるという効果がある。
次に、具体的な実施例を用いて本発明の実施形態の動作を説明する。
第1の実施例は、本発明の第1の実施形態に対応する実施例である。本実施例の構成を図5に示す。本実施例では、ユーザーがビデオを視聴しているときに、ファイルスキャンタスクが起動する場合にリソースとしてCPU利用時間の制御を行う場合を想定して説明を行う。なお、本実施例におけるファイルスキャンタスクとは、ディスク上に記録されたファイルのウィルススキャンや暗号化などを行うためのタスクであり、OS等のシステムソフトウェアによって起動される処理のことを指すものとする。
本実施例でのリソース制御の対象とするタスクは、ビデオタスク(以下、単に「ビデオ」と呼ぶ。)とファイルスキャンタスク(以下、単に「スキャン」と呼ぶ。)である。本実施例では、ビデオとスキャンが同一のCPU上で動いているとする。また、ユーザーはビデオを視聴しており、ビデオの性能が低下した際に不満を感じる。
まず、本実施例の構成要素について説明する。なお、本実施例の各部は、以下の文中において特に断りのない限り上述した実施形態における同一名称の各部に対応するものであり、同一の機能を有するものである。
本実施例では、OS311のタスクスケジューラ302が、上述したリソース制部102の機能を有している。OS311のタスクスケジューラ302は、ビデオとスキャンの両タスクのCPUへの割り当てを行う。またOS311のタスクスケジューラ302は、各タスクに割り当てるCPU時間を指定できる機能を備えており、本実施例ではタスクのCPU利用率(単位時間あたりのタスクのCPU利用時間/単位時間×100[%])で指定することができる。制御タスク310のリソース配分量決定部303は、タスクスケジューラ302のこの機能を呼び出す事によって、決定したリソース配分量を適用する。また、本実施例では、OS311はタスク情報306として、タスク毎のCPU利用率を保持しており、CPU利用率を読み出す機能を提供している。
本実施例では、制御タスク310が、リソース配分量決定部303、リソース利用量取得部304、リソース利用履歴管理部305を有している。リソース利用量取得部304は、OS311のタスク情報306を定期的に読み出すことによって、リソース利用量すなわちCPU利用率を読み出す。読み出されたCPU利用率は、リソース利用量履歴管理部305に渡される。本実施例のリソース利用量履歴管理部305は、渡されたCPU利用率をディスク装置307(記憶手段200に相当する。)に記録する。また、本実施例では、過去の5時刻分の履歴を保持するとする。
本実施例のリソース配分量決定部303は、ユーザーの不満が検出された場合に、以下の様にリソース配分を決定するとする。
ユーザーの不満が検出されていない状態のリソース利用量と不満が検出されている状態のリソース利用量の差分が負のタスク(すなわちCPU利用率が減少しているタスク)に対しては、減少量分だけCPU利用率が増加するようにCPU利用率を決定し、
同差分が正のタスク(すなわちCPU利用率が増加しているタスク)に対しては、同差分が負のタスクへのCPU利用率を決定した後の残りを割り当てるようにCPU利用率を決定する。このとき同差分が正のタスクが複数ある場合は、残りを等分して割り当てるとする。
本実施例では、カメラ308がユーザーを撮影している。そして、カメラ308で撮影したユーザーの顔画像を表情認識タスク309が解析することによって、ユーザーの不満を検出する。表情認識タスク309はユーザーの不満が検出されると、制御タスク310に通知を行う。すなわち、本実施例のカメラ308及び表情認識タスク309の組合せは、不満検出部101に相当する。
なお、本実施例では、制御タスク310と表情認識タスク309は、ビデオ及びスキャンと異なるCPU上で動いているとし、CPU利用率配分の対象外である。一方、制御タスク310と表情認識タスク309がビデオ及びスキャンと同一CPU上で動く場合は、ビデオとスキャンが利用可能なCPU利用率を100%とすれば、本実施例を適用することができる。
次に具体的な動作例を用いて、本実施例の効果を説明する。
本説明で利用するタスクの動作例を図6に示す。この例で、時刻0ではビデオ(図中白色)のみが動いており、この時点でのビデオのCPU利用率は80%である。そして、この時にユーザーは不満を感じていないとする。次に時刻1で、スキャン(図中灰色)が起動されるが、この時点でのスキャンのCPU利用率は10%である。このためビデオのCPU利用率は80%を維持するため性能は変化せず、ユーザーの不満は検出されていない。その後時刻2で、スキャンの負荷が増加して、CPU利用率が50%まで増加したとする。この時ビデオのCPU利用率は50%に低下するため、ビデオの性能が低下し再生に乱れが起こり、ユーザーが不満を感じ始める。ユーザーの不満は時刻3で検出されたとする。なお、不満の検出はカメラ308と表情認識タスク309によって行われるため、ユーザーが特に意識することなく行われる。
まず初めに、本実施例でのリソース利用量の履歴について説明する。リソース利用量の取得が、図7の点線に示す間隔で行われたとする。前述したように本実施例では5時刻前までの履歴を保持するため、時刻1、時刻2、時刻3の時点でのディスク装置307に記録された履歴は、それぞれ図8、図9、図10に示すようになる。
次に、ユーザーの不満が検出された場合のリソース配分について説明する。制御タスク310が表情認識タスク309から不満が検出されたことを通知されると、まずリソース配分量決定部303はリソース利用量の履歴を参照する。本説明の例では、図10に示された時刻3時点での利用履歴が参照される。リソース配分量決定部303は、0時刻前のリソース利用量が不満を検出しているときのリソース利用量、1時刻前が不満を感じていないときのリソース利用量であると決定し、その差分を求める。差分はビデオが−30、スキャンが+40である。したがって、リソース配分量としては、まず差分が負であるビデオに対して、差分がなくなるようにCPU利用率を80%に決定する。次に差分が正であるスキャンに対しては残りである20%に決定される。最後にリソース配分量決定部303は、OS311のタスクスケジューラ302に対して決定した配分量を通知する。
OS311のタスクスケジューラ302によって、時刻4で決定された配分量が適用された場合のCPU利用率の変遷を図11に示す。図に示すように、ビデオのCPU利用率をユーザーの不満が検出されていない時点での利用率と同じ水準である80%にすることができ、ビデオの再生乱れを解消し、ユーザーの不満を解決することができる。
次に本発明の第2の実施例について説明する。本実施例の構成を図12に示す。図に示されているように本実施例の構成は、実施例1の構成のビデオタスクがワープロタスクに置き換わっているという構成である。その他の構成要素は実施例1と同様であるため、構成の説明は省略する。本実施例でのリソース配分の対象はワープロタスクとスキャンタスクで、両タスクの間のCPU利用時間配分に本発明を用いた実施例である。
本実施例のリソース配分量決定部303は、実施例1とは異なり、以下のような手順でリソース配分量を決定する。この点が本実施例の特徴である。
ユーザーの不満が検出されていない状態のリソース利用量と不満が検出されている状態のリソース利用量の差分が正のタスク(すなわちCPU利用率が増加しているタスク)に対しては、CPU利用率を10%だけ増加するようにCPU利用率を決定し、
同差分が負のタスク(すなわちCPU利用率が減少しているタスク)に対しては、同差分が正のタスクへのCPU利用率を決定した後の残りを割り当てるようにCPU利用率を決定する。このとき同差分が負のタスクが複数ある場合は、残りを等分して割り当てるとする。
図13に、本実施例におけるリソース配分対象のタスクの動作を示す。なお、リソース利用量履歴取得動作は実施例1と同様であるため説明を省略する。時刻0では、ファイルスキャン(図中灰色)のみが動作しており、この時のファイルスキャンタスクのCPU利用率は70%である。時刻1においてワープロタスク(図中白色)が起動され、このときのCPU利用率はファイルスキャン50%、ワープロ50%である。
次に、時刻2においてユーザーの不満が検出され、リソース配分量決定部303が呼び出される。この時点でのリソース利用量の履歴を図14に示す。リソース配分量決定部303は、まず履歴からユーザーの不満が検出されていないときと検出されているときの差分を求める。差分はスキャンタスクが−20、ワープロタスクが+50である。ワープロタスクは差分が正であるため、ワープロタスクへのCPU配分は、CPU利用率を10%だけ増加させ、CPU利用率を60%に決定する。一方、スキャンタスクは差分が負であるので、CPU配分は残りである40%に決定する。
決定したリソース配分は時刻3で適用されるが、時刻4において再度ユーザーの不満が検出される。これは、ワープロタスクがCPU利用率60%では十分な性能で動作しないため、ユーザーが不満を感じていることを示している。この時も同様にしてリソース配分量決定が行われ、ワープロ70%、スキャン30%に決定される。決定されたリソース配分は時刻5において適用される。本実施例では、ワープロのCPU利用率が70%の時は、ユーザーが不満を感じない性能で動作する。したがって、時刻5以降ではユーザーの不満が解消される。
このように、本実施例では、あるタスクの動作中に他のタスクを起動した場合に、新しく起動したタスクの性能が十分でなく、ユーザーが不満を感じている場合に、新しく起動したタスクへのリソース配分を増やすことによって、ユーザーの不満を解決することができるという効果がある。
次に本発明の第3の実施例について説明する。本実施例は、ワープロタスク、ビデオタスク、ファイルスキャンタスクの三つのタスクに対するCPU利用時間の配分を行う実施例である。図15に本実施例の構成を示す。本実施例の制御タスク310、OS311、不満検出部101に相当する部分、は実施例1および実施例2と同一の構成であるため説明を省略する(図でも簡略化して表示してある)。
本実施例は、本発明の第2の実施形態に対応する実施例で、図に示すようにユーザー起動タスク表313とランチャータスク312を有することを特徴とする。ユーザー起動タスク表313は、第2の実施形態のタスク属性テーブル106に対応する表である。ユーザー起動タスク表313は、タスクがユーザーの起動したタスク(ユーザー起動タスク)かOS311などのシステムソフトによって起動されたタスク(システム起動タスク)かというタスクの属性を記録する表であり、ユーザー起動タスクを本表に記録することによって属性を記録する。すなわち制御タスク310は、ザー起動タスク表313に記録されたタスクはユーザー起動タスクであり、記録されていないタスクはシステム起動タスクであるということが判断できる。
ランチャータスク312は、ユーザーがタスクを起動するためのタスクである。具体的には、ランチャータスク312は、あらかじめいくつかのタスクを登録しておく。そして、ユーザーがその中のタスクを選択することで、タスクを起動する。ランチャータスク312は、タスクを起動すると、ユーザー起動タスク表313に当該起動したタスクのタスク識別子を登録する。なお、本実施例では、ランチャータスク312にはビデオタスクとワープロタスクが登録されている。
また、本実施例のリソース配分量決定部303は、以下のようにタスクのリソース利用履歴とユーザー起動タスク表313を利用して配分量を決定する。
ユーザーによって起動されたタスク(以降ユーザー起動タスク)の不満が検出されている状態のリソース利用量が、不満が検出されていない状態のリソース利用量の変化が減少の場合は、減少前のリソース配分量になるように増加させる。
ユーザー起動タスクのリソース配分量の変化が増加の場合は、リソース配分量を10%だけ増加させる。
同差分に変化がない場合は、リソース配分を行わない。
ユーザー起動タスク以外のタスクに対しては、全リソース量からユーザー起動タスクに配分したリソース量を引いた残りを等分に割り当てる。
本実施例のリソース配分量決定部303は、タスクのリソース利用量の履歴に加えて、タスクがユーザー起動タスクであるかどうかという属性を用いて、リソース配分を決定することを特徴とする。
図16に、本実施例でのタスクの動作を示す。本実施例では、時刻0ではワープロタスク(図中白色)とビデオタスク(図中斜線)が動作している。これらのタスクはランチャータスク312を通して起動されており、ユーザー起動タスク表313には、ワープロタスクとビデオタスクが記録されている。また、時刻0ではユーザーはワープロタスクを操作しており、ビデオタスクはバックグラウンドで動作している。ビデオタスクはバックグラウンドで動作している場合は、画面描画の品質を落とす事によってCPU利用率を低く抑えて動作している。この時のCPU利用率は、図に示すようにワープロ70%、ビデオ10%である。
次に、時刻1において、システムによってファイルスキャンタスク(図中灰色)が起動され、CPU利用率がスキャン45%、ワープロ45%、ビデオ10%となる。この状態では、ユーザーはワープロの性能が低いために不満を感じ、時刻2において不満検出部に相当する部分によってユーザーの不満が検出される。不満検出部に相当する部分はユーザーの不満が検出されたことをリソース配分量決定部303に伝える。
リソース配分量決定部303は、まずユーザー起動タスク表313を参照し、ビデオタスクとワープロタスクがユーザー起動タスクであることを把握する。次に、リソース配分量決定部303は、リソース利用履歴を参照して、ユーザーの不満が検出されてない状態に対するユーザーの不満が検出されている状態のリソース利用量の差分を計算する。ビデオタスクは、ユーザー起動タスクであるが同差分がないため、リソース配分は行われない。ワープロタスクは、ユーザー起動タスクであり同差分が負であるため、リソース利用量が不満が検出されていない状態に回復する様にリソース配分量は70%に決定される。最後に、スキャンタスクはユーザー起動タスクではないので、残りのCPU利用率である20%にリソース配分が決定される。決定されたリソース配分は時刻3において適用される。
次に、時刻4においてユーザーがワープロタスクを終了する。この時のリソース利用量はビデオ10%、スキャン20%の合計30%である。本実施例では、時刻5において、CPU利用率に余裕があることを判断して、スキャンのリソース配分を解除されたとする。解除後のリソース利用量はビデオ10%、スキャン90%の合計100%である。
この状態の時刻6において、ユーザーがビデオを選択し、ビデオがフォアグラウンドで動く。ビデオはフォアグラウンドで動く場合は、描画処理の品質を落とすことなく通常の動作を行う。この時のCPU利用率はビデオ50%、スキャン50%となるが、このCPU利用率ではビデオが十分な性能で動かずユーザーが不満を持つ。
ユーザーの不満が時刻7で検出され、リソース配分量決定部303に通知される。リソース配分量決定部303は、同様にしてビデオはユーザー起動タスクで差分が正であるため、リソース利用量が+10%となるように、リソース配分量は60%に決定する。同様に、スキャンタスクに対しては残りである40%に決定される。決定したリソース配分量は時刻8で適用される。
ビデオのCPU利用率は60%となるが、この状態ではビデオの性能は十分に上がらず、ユーザーの不満は解消されない。時刻9において再び不満が検出され、同様にしてリソース配分が行われ、時刻10で適用される。この状態ではユーザーの不満が解消される。
本実施例は、以上で説明したように、ユーザーが起動したタスクかどうかによって、リソース配分量の決定方法を変えることで、ユーザーの不満を解消するようにリソース配分量を決定することができるという効果がある。
本実施例では、ユーザーが起動してないタスクに対しては、残りのリソース量を等分するように配分を決定したが、実施例1でのリソース配分量決定部303の動作のように、リソース利用履歴を用いて配分量を決定しても良い。
本実施例では、ユーザーが起動したタスクのリソース量のユーザーが不満を感じていない場合といる場合の差分が増加の場合は、利用量を10%増加させるように配分を行ったが、本発明における1回あたりの変化量は、10%に限るものではなく、他の変化量を用いても良い。また、変化量をタスク毎に変える方法や、不満を検出した回数に応じて変えるという決定方法を用いても良い。さらに、変化量をタスク属性テーブルに記載しておくという構成をとっても良い。
本実施例では、ランチャータスク312がユーザー起動タスク表313にタスクを登録したが、本実施例の別の形態として、開発者やユーザーがユーザー起動タスク表313にタスクを登録する形態や、それらをそれぞれ組み合わせた形態をとっても良い。
本実施例では、タスク属性テーブルとして、タスクがユーザーが起動したタスクであるかどうかを記録した表を用いたが、本発明の実施形態において用いることができる表は、この表に限定されるものではなく、例えばユーザーが操作しているアプリかどうかを記録した表を用いる構成をとっても良い。この場合は例えばユーザーが操作しているアプリ自身が表に自らを登録する構成や、ウィンドウシステムのようなユーザーとのインターフェースを提供するシステムが登録する構成、開発者やユーザーがタスクを登録するといった構成を取ることができる。
本発明の実施形態の効果は、ユーザーの少ない負担によって、ユーザーの満足度を高める様なリソース配分を行えることである。その理由は、ユーザーから取得する情報として、ユーザーが不満を感じているか否かという情報のみを用い、その他の付加的な情報を必要としないため、ユーザーが行う作業はないもしくは少なくすることができるので、ユーザーの負担は少ない。また、タスクのリソース利用履歴を用いることによって、ユーザーの感じている不満の要因となったリソース利用の変化を把握してリソース配分を行うことができ、ユーザーの不満を解決する。
また、本発明では、単に過去の動作履歴(タスクのリソース利用に関する履歴を)を用いて今後の動作の予測結果を類推するのではなく、動作履歴に加えて、ユーザーの不満に関する情報をも用いることから、個別のユーザーに応じたより適切なリソース配分を行うことができる。
なお、本発明の実施形態であるリソース配分システムは、ハードウェアにより実現することもできるが、コンピュータをそのリソース配分システムとして機能させるためのプログラムをコンピュータがコンピュータ読み取り可能な記録媒体から読み込んで実行することによっても実現することができる。
また、本発明の実施形態によるリソース配分方法は、ハードウェアにより実現することもできるが、コンピュータにその方法を実行させるためのプログラムをコンピュータがコンピュータ読み取り可能な記録媒体から読み込んで実行することによっても実現することができる。
また、上述した実施形態は、本発明の好適な実施形態ではあるが、上記実施形態のみに本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を施した形態での実施が可能である。
本発明によれば、サーバー、PC、携帯電話などの高機能組み込み機器といった人間が対話的に利用するコンピュータといった用途に利用できる。
101 不満検出部
102 リソース制御部
103、303 リソース配分量決定部
104、304 リソース利用量取得部
105、305 リソース利用量履歴管理部
106 タスク属性テーブル
200 記憶装置
302 タスクスケジューラ
306 タスク情報
307 ディスク装置
308 カメラ
309 表情認識タスク
310 制御タスク
311 OS
312 ランチャータスク
313 ユーザー起動タスク
1000 ユーザインターフェース

Claims (18)

  1. 複数のタスクが動作するマルチタスクシステムにおいて、前記タスクが利用するリソース量を制御するリソース配分方法であって、
    前記タスクのリソースの利用量の履歴を取得し記録するリソース利用量管理ステップと、
    前記マルチタスクシステムを利用しているユーザーが不満を感じているか否かを検出する不満検出ステップと、
    前記タスクのリソース利用量の履歴と、前記ユーザーが不満を感じているか否かという情報と、を用いてタスクへのリソース配分量を決定するリソース配分量決定ステップと、
    を備えることを特徴とするリソース配分方法。
  2. 前記ユーザーの不満が検出されていない場合のリソース利用量が、前記ユーザーの不満が検出されている場合のリソース利用量と比べて減少しているタスクに対して、リソース利用量が増加するようにリソース配分量を決定することを特徴とした請求項1に記載のリソース配分方法。
  3. 前記ユーザーの不満が検出されていない場合のリソース利用量が、前記ユーザーの不満が検出されている場合のリソース利用量と比べて増加しているタスクに対して、リソース利用量が更に増加するようにリソース配分量を決定することを特徴とした請求項1に記載のリソース配分方法。
  4. 複数のタスクが動作するマルチタスクシステムにおいて、前記タスクが利用するリソース量を制御するリソース配分方法であって、
    前記タスクのリソースの利用量の履歴を取得し記録するリソース利用量管理ステップと、
    前記マルチタスクシステムを利用しているユーザーが不満を感じているか否かを検出する不満検出ステップと、
    タスクの属性を記録したタスク属性表を用意するステップと、
    前記タスクのリソース利用量の履歴と、前記ユーザーが不満を感じているか否かという情報と、前記タスク属性表に記録されている前記タスクの属性と、を用いてタスクへのリソース配分量を決定するリソース配分量決定ステップと、
    を備えることを特徴とするリソース配分方法。
  5. 前記タスク属性表とは、前記ユーザーが起動したタスクを記録する表であり、
    前記リソース配分量決定ステップにおいて、
    前記ユーザーが起動したタスクのリソース利用量が、ユーザーの不満が検出されていない場合に比べてユーザーの不満が検出されている場合に、
    減少している場合は当該タスクのリソース利用量が増加するように、
    増加している場合は当該タスクのリソース利用量が更に増加するように、
    リソース配分量を決定することを特徴とする請求項4に記載のリソース配分方法。
  6. 前記タスク属性表とは、前記ユーザーが操作しているタスクを記録する表であり、
    前記リソース配分量決定ステップにおいて、
    前記ユーザーが操作しているタスクのリソース利用量が、ユーザーの不満が検出されていない場合に比べてユーザーの不満が検出されている場合に、
    減少している場合は当該タスクのリソース利用量が増加するように、
    増加している場合は当該タスクのリソース利用量が更に増加するように、
    リソース配分量を決定することを特徴とする請求項4に記載のリソース配分方法。
  7. 複数のタスクが動作するマルチタスクシステムにおいて、前記タスクが利用するリソース量を制御するリソース配分装置であって、
    前記タスクのリソースの利用量の履歴を取得し記録するリソース利用量管理手段と、
    前記マルチタスクシステムを利用しているユーザーが不満を感じているか否かを検出する不満検出手段と、
    前記タスクのリソース利用量の履歴と、前記ユーザーが不満を感じているか否かという情報と、を用いてタスクへのリソース配分量を決定するリソース配分量決定手段と、
    を備えることを特徴とするリソース配分装置。
  8. 前記ユーザーの不満が検出されていない場合のリソース利用量が、前記ユーザーの不満が検出されている場合のリソース利用量と比べて減少しているタスクに対して、リソース利用量が増加するようにリソース配分量を決定することを特徴とした請求項7に記載のリソース配分装置。
  9. 前記ユーザーの不満が検出されていない場合のリソース利用量が、前記ユーザーの不満が検出されている場合のリソース利用量と比べて増加しているタスクに対して、リソース利用量が更に増加するようにリソース配分量を決定することを特徴とした請求項7に記載のリソース配分装置。
  10. 複数のタスクが動作するマルチタスクシステムにおいて、前記タスクが利用するリソース量を制御するリソース配分装置であって、
    前記タスクのリソースの利用量の履歴を取得し記録するリソース利用量管理手段と、
    前記マルチタスクシステムを利用しているユーザーが不満を感じているか否かを検出する不満検出手段と、
    タスクの属性を記録したタスク属性表を用意する手段と、
    前記タスクのリソース利用量の履歴と、前記ユーザーが不満を感じているか否かという情報と、前記タスク属性表に記録されている前記タスクの属性と、を用いてタスクへのリソース配分量を決定するリソース配分量決定手段と、
    を備えることを特徴とするリソース配分装置。
  11. 前記タスク属性表とは、前記ユーザーが起動したタスクを記録する表であり、
    前記リソース配分量決定手段において、
    前記ユーザーが起動したタスクのリソース利用量が、ユーザーの不満が検出されていない場合に比べてユーザーの不満が検出されている場合に、
    減少している場合は当該タスクのリソース利用量が増加するように、
    増加している場合は当該タスクのリソース利用量が更に増加するように、
    リソース配分量を決定することを特徴とする請求項10に記載のリソース配分装置。
  12. 前記タスク属性表とは、前記ユーザーが操作しているタスクを記録する表であり、
    前記リソース配分量決定手段において、
    前記ユーザーが操作しているタスクのリソース利用量が、ユーザーの不満が検出されていない場合に比べてユーザーの不満が検出されている場合に、
    減少している場合は当該タスクのリソース利用量が増加するように、
    増加している場合は当該タスクのリソース利用量が更に増加するように、
    リソース配分量を決定することを特徴とする請求項10に記載のリソース配分装置。
  13. 複数のタスクが動作するマルチタスクシステムにおいて、前記タスクが利用するリソース量を制御するリソース配分プログラムであって、
    前記タスクのリソースの利用量の履歴を取得し記録するリソース利用量管理手段と、
    前記マルチタスクシステムを利用しているユーザーが不満を感じているか否かを検出する不満検出手段と、
    前記タスクのリソース利用量の履歴と、前記ユーザーが不満を感じているか否かという情報と、を用いてタスクへのリソース配分量を決定するリソース配分量決定手段と、
    を備えるリソース配分装置としてコンピュータを機能させることを特徴とするリソース配分プログラム。
  14. 前記ユーザーの不満が検出されていない場合のリソース利用量が、前記ユーザーの不満が検出されている場合のリソース利用量と比べて減少しているタスクに対して、リソース利用量が増加するようにリソース配分量を決定することを特徴とした請求項13に記載のリソース配分プログラム。
  15. 前記ユーザーの不満が検出されていない場合のリソース利用量が、前記ユーザーの不満が検出されている場合のリソース利用量と比べて増加しているタスクに対して、リソース利用量が更に増加するようにリソース配分量を決定することを特徴とした請求項13に記載のリソース配分プログラム。
  16. 複数のタスクが動作するマルチタスクシステムにおいて、前記タスクが利用するリソース量を制御するリソース配分プログラムであって、
    前記タスクのリソースの利用量の履歴を取得し記録するリソース利用量管理手段と、
    前記マルチタスクシステムを利用しているユーザーが不満を感じているか否かを検出する不満検出手段と、
    タスクの属性を記録したタスク属性表を用意する手段と、
    前記タスクのリソース利用量の履歴と、前記ユーザーが不満を感じているか否かという情報と、前記タスク属性表に記録されている前記タスクの属性と、を用いてタスクへのリソース配分量を決定するリソース配分量決定手段と、
    を備えるリソース配分装置としてコンピュータを機能させることを特徴とするリソース配分プログラム。
  17. 前記タスク属性表とは、前記ユーザーが起動したタスクを記録する表であり、
    前記リソース配分量決定手段において、
    前記ユーザーが起動したタスクのリソース利用量が、ユーザーの不満が検出されていない場合に比べてユーザーの不満が検出されている場合に、
    減少している場合は当該タスクのリソース利用量が増加するように、
    増加している場合は当該タスクのリソース利用量が更に増加するように、
    リソース配分量を決定することを特徴とする請求項16に記載のリソース配分プログラム。
  18. 前記タスク属性表とは、前記ユーザーが操作しているタスクを記録する表であり、
    前記リソース配分量決定手段において、
    前記ユーザーが操作しているタスクのリソース利用量が、ユーザーの不満が検出されていない場合に比べてユーザーの不満が検出されている場合に、
    減少している場合は当該タスクのリソース利用量が増加するように、
    増加している場合は当該タスクのリソース利用量が更に増加するように、
    リソース配分量を決定することを特徴とする請求項16に記載のリソース配分プログラム。
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