JP2010287007A - 入力装置および入力方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】よりスムーズに情報を入力する。
【解決手段】入力部51は、スライド入力を受け付け、略同心円状に区分された同心円のうちの最内部の円領域と、円領域を除いた環状領域が放射状に区分されてなる領域とからなり、円周方向スライド入力検出部71bは、入力部51において、円周方向に隣接する領域間の円周方向スライド入力を検出し、選択部72は、円周方向スライド入力に応じて、表示部54に表示される第1の選択項目に対応する情報を選択し、直径方向スライド入力検出部71cは、入力部51において、直径方向に隣接する領域間の直径方向スライド入力を検出し、選択部72は、直径方向スライド入力に応じて、表示部54に表示される第2の選択項目に対応する、情報に付随する付随情報をさらに選択する。本発明は、例えば、携帯端末装置に適用することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、入力装置および入力方法に関し、特に、よりスムーズに情報を入力することができるようにする入力装置および入力方法に関する。
文字入力の手法の1つとして、ソフトウェアキーボードにおいて子音アルファベット文字(キー)をタッチした後に、その位置から5方向のスライドを受け付け、その方向(角度)に応じて母音アルファベット文字を決めるようにしたものがある(特許文献1参照)。
また、2次元領域と平行な領域で回転可能な入力体の回転角度で子音を決定した後に、入力体への押圧の回数によって母音を決定するようにしたものがある(特許文献2参照)。
特開2005−275635号公報 特開2008−217676号公報
しかしながら、特許文献1の技術においては、子音のキーの位置と母音のスライド方向とは関連がないため、ユーザにとって、これらを独立に覚えなければならず、スムーズな入力が困難となる。また、特許文献1に記載された構成では、五十音の入力は可能であるが、記号や特殊文字の入力、文字の変換や予測変換の操作には、他の入力部を別途設ける必要があった。特に、入力した文字を変換する場合には、文字入力キーと他の入力部との間で、ユーザの指やスタイラスペンを移動させる必要があり、これもまた、スムーズな入力を妨げる要因となる。
また、特許文献2に記載された構成においては、子音を入力する入力体の回転角度はインクリメンタルであるので、例えば、「は行」から「ら行」を選択する場合には、「は行」、「ま行」、「や行」、「ら行」と逐次選択する必要があり、スムーズな入力が妨げられる。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、特に、よりスムーズに情報を入力するようにするものである。
本発明の一側面の入力装置は、表示部の表示に対応した情報を入力する入力装置であって、タッチされてからタッチされたまま所定の方向に接触部位が移動するスライド入力を受け付ける入力部であって、略同心円状に区分された同心円のうちの最内部の円領域と、前記円領域を除いた環状領域が放射状に区分されてなる放射区分領域とからなる入力部と、前記入力部において、前記環状領域の円周方向に隣接する前記放射区分領域間の円周方向スライド入力を検出する円周方向スライド入力検出手段と、前記円周方向スライド入力検出手段によって検出された前記円周方向スライド入力に応じて、前記表示部に表示される第1の選択項目に対応する情報を選択する選択手段と、前記入力部において、前記環状領域の直径方向に隣接する前記放射区分領域間、または、前記放射区分領域および前記円領域間の直径方向スライド入力を検出する直径方向スライド入力検出手段とを備え、前記選択手段は、前記直径方向スライド入力検出手段によって検出された前記直径方向スライド入力に応じて、前記表示部に表示される第2の選択項目に対応する、前記情報に付随する付随情報をさらに選択する。
前記選択手段には、前記円周方向スライド入力検出手段によって検出された前記円周方向スライド入力後にタッチされている前記放射区分領域に対応する前記情報であって、前記表示部に表示される第1の選択項目に対応する前記情報を選択させ、前記直径方向スライド入力検出手段には、前記選択手段によって選択された前記情報に対応する前記放射区分領域からの前記直径方向スライド入力を検出させることができる。
前記入力装置には、前記放射区分領域または前記円領域においてタッチ入力が開放されたとき、前記選択手段によって選択された前記付随情報を入力情報として決定する決定手段をさらに設けることができる。
前記入力装置には、前記放射区分領域または前記円領域のそれぞれに対するタッチ入力を検出するタッチ入力検出手段をさらに設け、前記タッチ入力検出手段によって、最外部の前記環状領域である外環領域に対するタッチ入力が検出されたとき、前記円周方向スライド入力検出手段には、文字入力において入力される文字のグループが割り当てられた前記外環領域の前記放射区分領域間の前記円周方向スライド入力を検出させ、前記選択手段には、前記表示部に表示された、前記円周方向スライド入力後にタッチされている前記外環領域の前記放射区分領域に対応する前記文字のグループを選択させ、前記直径方向スライド入力検出手段には、前記選択手段に選択された前記文字のグループに対応する前記外環領域の前記放射区分領域からの前記直径方向スライド入力を検出させ、前記選択手段には、前記表示部に表示された、前記直径方向スライド入力後にタッチされている前記放射区分領域または前記円領域に対応する、前記文字のグループに含まれる文字をさらに選択させ、前記決定手段には、前記放射区分領域または前記円領域においてタッチ入力が開放されたとき、前記選択手段によって選択された前記文字を入力文字として決定させることができる。
前記タッチ入力検出手段によって、前記円領域に対するタッチ入力が検出されたとき、前記直径方向スライド入力検出手段には、前記タッチ入力検出手段によってタッチ入力が検出された前記円領域から、文字入力に関する処理が割り当てられた前記外環領域の前記放射区分領域への前記直径方向スライド入力を検出させ、前記選択手段には、前記表示部に表示された、前記直径方向スライド入力後にタッチされている前記外環領域の前記放射区分領域に対応する前記文字入力に関する処理を選択させ、前記円周方向スライド入力検出手段には、前記選択手段に選択された前記文字入力に関する処理に対応する前記外環領域の前記放射区分領域からの前記円周方向スライド入力を検出させ、前記選択手段には、前記円周方向スライド入力に応じて、前記表示部に表示された前記文字入力に関する処理の選択候補をさらに選択させ、前記決定手段には、前記外環領域の前記放射区分領域においてタッチ入力が開放されたとき、前記選択手段によって選択された前記文字入力に関する処理の選択候補を決定させることができる。
前記文字入力に関する処理は、記号または特殊文字の入力とすることができ、前記選択手段には、前記円周方向スライド入力に応じて、前記記号または特殊文字の入力候補を選択させることができる。
前記文字入力に関する処理は、文字の変換または予測変換とすることができ、前記選択手段には、前記円周方向スライド入力に応じて、前記文字の変換または予測変換の変換候補を選択させることができる。
前記入力装置には、前記放射区分領域または前記円領域のそれぞれに対するタッチ入力を検出するタッチ入力検出手段をさらに設け、前記タッチ入力検出手段によって、最外部の前記環状領域である外環領域に対するタッチ入力が検出されたとき、前記円周方向スライド入力検出手段には、コンテンツが割り当てられた前記外環領域の前記放射区分領域間の前記円周方向スライド入力を検出させ、前記選択手段には、前記表示部に表示された、前記円周方向スライド入力後にタッチされている前記外環領域の前記放射区分領域に対応する前記コンテンツを選択させ、前記直径方向スライド入力検出手段には、前記選択手段に選択された前記コンテンツに対応する前記外環領域の前記放射区分領域からの前記直径方向スライド入力を検出させ、前記選択手段には、前記表示部に表示された、前記直径方向スライド入力後にタッチされている前記放射区分領域または前記円領域に対応する、前記コンテンツに関連するコンテンツ関連情報をさらに選択させ、前記決定手段には、前記放射区分領域または前記円領域においてタッチ入力が開放されたとき、前記選択手段によって選択された前記コンテンツ関連情報を決定させることができる。
本発明の一側面の入力方法は、表示部の表示に対応した情報を入力し、タッチされてからタッチされたまま所定の方向に接触部位が移動するスライド入力を受け付ける入力部であって、略同心円状に区分された同心円のうちの最内部の円領域と、前記円領域を除いた環状領域が放射状に区分されてなる放射区分領域とからなる入力部を備える入力装置の入力方法であって、前記入力部において、前記環状領域の円周方向に隣接する前記放射区分領域間の円周方向スライド入力を検出する円周方向スライド入力検出ステップと、前記円周方向スライド入力検出ステップの処理によって検出された前記円周方向スライド入力に応じて、前記表示部に表示される第1の選択項目に対応する情報を選択する選択ステップと、前記入力部において、前記環状領域の直径方向に隣接する前記放射区分領域間、または、前記放射区分領域および前記円領域間の直径方向スライド入力を検出する直径方向スライド入力検出ステップとを含み、前記選択ステップは、前記直径方向スライド入力検出ステップの処理によって検出された前記直径方向スライド入力に応じて、前記表示部に表示される第2の選択項目に対応する、前記情報に付随する付随情報をさらに選択する。
本発明の一側面においては、入力部において、環状領域の円周方向に隣接する放射区分領域間の円周方向スライド入力が検出され、検出された円周方向スライド入力に応じて、表示部に表示される第1の選択項目に対応する情報が選択され、入力部において、環状領域の直径方向に隣接する放射区分領域間、または、放射区分領域および円領域間の直径方向スライド入力が検出され、検出された直径方向スライド入力に応じて、表示部に表示される第2の選択項目に対応する、情報に付随する付随情報がさらに選択される。
本発明の一側面によれば、よりスムーズに情報を入力することが可能となる。
本発明を適用した入力装置の外観構成例を示す図である。 入力部のハードウェア構成について説明する図である。 本発明を適用した入力装置としての携帯端末装置の一実施の形態の構成例を示すブロック図である。 携帯端末装置による文字入力処理について説明するフローチャートである。 文字入力処理における入力部および表示部について説明する図である。 携帯端末装置によるメニュー選択処理について説明するフローチャートである。 メニュー選択処理における入力部および表示部について説明する図である。 携帯端末装置による記号入力処理について説明するフローチャートである。 記号入力処理における入力部および表示部について説明する図である。 携帯端末装置による特殊文字入力処理について説明するフローチャートである。 携帯端末装置による変換処理について説明するフローチャートである。 変換処理における入力部および表示部について説明する図である。 携帯端末装置による予測変換処理について説明するフローチャートである。 本発明を適用した入力装置としてのリモートコントローラ、および、対応するテレビジョン受像機の一実施の形態の構成例を示すブロック図である。 リモートコントローラによる番組選択処理について説明するフローチャートである。 番組選択処理におけるリモートコントローラの入力部と、テレビジョン受像機の表示部について説明する図である。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.本発明の入力装置における入力部の概観
2.第1の実施の形態(携帯端末装置における文字入力)
3.第2の実施の形態(テレビジョン受像機におけるコンテンツ選択)
<1.本発明の入力装置における入力部の概観>
[入力部の外観構成例]
図1は、本発明を適用した入力装置の外観構成例を示している。
図1に示されるように、入力装置の入力部1は、ユーザの指や、ユーザが操作するスタイラスペン等によるタッチ(接触)により、対応する情報を入力するための入力領域であるキー2−0乃至2−20を備えている。図1に示されるように、キー2−0乃至2−20は、同心円状に区分された同心円のうちの最内部の円領域であるキー2−0と、円領域を除いた環状領域が放射状に区分された領域であるキー2−1乃至2−20とから構成される。なお、以降においては、適宜、キー2−0を中心領域、キー2−1乃至2−10を内環領域、キー2−11乃至2−20を外環領域と称することとする。入力部1は、ユーザの指等によるキー2−0乃至2−20へのタッチ入力を受け付ける。また、入力部1は、キー2−0乃至2−20のうちのいずれかのキーから隣接するキーへ、ユーザの指等によってタッチされてから、タッチされたまま所定の方向に接触部位が移動するスライド入力を受け付ける。さらに、入力部1は、ユーザによるキー2−0乃至2−20のうちのいずれかのキーがプッシュ(押下)されたときの、入力部1全体に対するプッシュ入力を受け付ける。
なお、以降においては、入力部1におけるキー2−0乃至2−20について、特に区別する必要がない場合には、単に、キー2と称する。
また、図1の入力部1においては、区分されているキー2は21個であるが、円周方向または放射方向への区分の仕方を変えることで、キー2の数を調整するようにしてもよい。
[入力部のハードウェア構成]
次に、図2を参照して、入力部1のハードウェア構成について説明する。
図2は、入力部1の側面断面図を示しており、図2の入力部1は、タッチセンサ11、土台12、鉛直方向スライダ13、およびプッシュセンサ14から構成される。
タッチセンサ11は、土台12の上に配置されており、図1のキー2のそれぞれに対応する。タッチセンサ11は、ユーザによるキー2に対するタッチ(接触)を検出し、2次元平面上の位置情報としての、キー2それぞれにおいてタッチ入力がされたことを示す信号を、入力装置全体を制御する図示せぬCPU(Central Processing Unit)に供給する。
また、タッチセンサ11は、ユーザの指がキー2にタッチされた状態から、例えば、ユーザの指がキー2から離れたときのリリース(開放)を検出し、キー2においてリリース入力がされたことを示す信号を、図示せぬCPUに供給する。
さらに、タッチセンサ11は、図1において隣接するキー2間のスライド入力を検出し、スライド入力がされたことを示す情報を、図示せぬCPUに供給する。より具体的には、タッチセンサ11は、環状領域(外環領域)の円周方向に隣接するキー2間のスライド入力(以降、円周方向スライド入力という)を検出し、円周方向スライド入力がされたことを示す情報を、図示せぬCPUに供給する。また、タッチセンサ11は、環状領域(外環領域)の直径方向に隣接するキー2間、すなわち、外環領域、内環領域、円領域、内環領域、および外環領域のキー2間のスライド入力(以降、直径方向スライド入力という)を検出し、直径方向スライド入力がされたことを示す情報を、図示せぬCPUに供給する。
なお、図1においては、図2で示されるタッチセンサ11の上面部だけが、入力装置の筐体から露出することでユーザに操作される。
鉛直方向スライダ13は、入力部1の外縁部に設けられており、土台12を支持しつつ、タッチセンサ11に対応するキー2のいずれかがプッシュ(押下)されたときに、土台12とともに鉛直方向(図中、下方向)に移動する。また、鉛直方向スライダ13は、ばね機構を含むように構成されており、タッチセンサ11がプッシュ(押下)された後、ユーザの指が開放されると、そのばね機構により、土台12とともにプッシュされる前の位置(図中、上方向)に移動する。このように、鉛直方向スライダ13は、ばね機構により入力部1のクリック感(操作感)を表現する。
プッシュセンサ14は、キー2に対応するタッチセンサ11のいずれかがプッシュ(押下)され、図中下方向に移動した土台12の下面部によって、その上部が押圧されると、プッシュ入力がされたことを示す信号を、図示せぬCPUに供給する。
なお、図2においては、キー2に対応するタッチセンサ11は、その上面部全体で2次元平面上の位置情報を取得するものとしているが、例えば、キー2それぞれに対応するセンサを個々に設けるようにして、それぞれのセンサによって位置情報を取得するようにしてもよい。
以下、上述した構成の入力部を備える入力装置の具体的な実施の形態について説明する。
<2.第1の実施の形態(携帯端末装置における文字入力)>
[携帯端末装置の構成例]
図3は、本発明を適用した入力装置としての携帯端末装置の一実施の形態の構成例を示している。
図3の携帯端末装置31は、例えば、携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistant)等として構成され、入力部51、記憶部52、通信部53、表示部54、および制御部55から構成される。
入力部51は、上述した入力部1を含む各種のボタン等から構成され、例えば、ユーザの操作に基づいて、タッチ入力、リリース入力、スライド入力、および、プッシュ入力を受け付ける他、各種のボタン等に対するユーザの操作による入力を受け付ける。
記憶部52は、ハードディスクドライブや、メモリカード等の半導体メモリ等からなり、例えば、携帯端末装置31全体の動作を制御するためのプログラム、文字入力における文字の変換に用いられる辞書データ等を記録している。
通信部53は、有線または無線のネットワークを介して、他の装置との間で、データの送受信を行う。例えば、通信部53は、USB(Universal Serial Bus)ケーブルを介した有線通信や赤外線等による近距離無線通信を行う。
表示部54は、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro Luminescence)等の表示デバイスからなり、入力部51に対するユーザの操作に応じた制御部55からの制御信号に基づいて、文字や画像を表示する。
制御部55は、上述したCPUや、タッチセンサ11およびプッシュセンサ14の機能を含むように構成され、記憶部52に記憶されているプログラムに基づいて携帯端末装置31全体を制御する。制御部55は、入力検出部71、選択部72、および決定部73から構成される。
入力検出部71は、入力部51における入力を検出し、対応した処理を制御部55に実行させる。また、入力検出部71は、タッチ入力検出部71a、円周方向スライド入力検出部71b、直径方向スライド入力検出部71c、およびプッシュ入力検出部71dを備えている。タッチ入力検出部71a、円周方向スライド入力検出部71b、直径方向スライド入力検出部71c、およびプッシュ入力検出部71dは、それぞれ、入力部51におけるタッチ入力およびリリース入力、円周方向スライド入力、直径方向スライド入力、並びにプッシュ入力を検出し、対応する検出信号を、適宜、選択部72または決定部73に供給する。
選択部72は、入力検出部71からの検出信号に基づいて、複数の情報の中から所定の情報を選択し、対応する信号(選択信号)を表示部54に供給する。
決定部73は、入力検出部71からの検出信号に基づいて、選択部72によって選択されている情報を決定する他、制御部55において実行される処理の内容を決定(確定)し、対応する信号(決定信号)を表示部54に供給する。
[携帯端末装置による文字入力処理]
次に、図4のフローチャートを参照して、携帯端末装置31による文字入力処理について説明する。
ステップS11において、入力検出部71のタッチ入力検出部71aは、入力部51において、所定のキーがタッチされたか否かを判定する。
ステップS11において、いずれのキーもタッチされていないと判定された場合、タッチ入力検出部71aが、所定のキーにおけるタッチ入力を検出するまで、処理は繰り返される。
一方、ステップS11において、所定のキーがタッチされたと判定された場合、すなわち、タッチ入力検出部71aが、所定のキーにおけるタッチ入力を検出した場合、処理はステップS12に進む。
ステップS12において、入力検出部71のタッチ入力検出部71aは、入力部51において、外環領域のキーがタッチされたか否かを判定する。すなわち、タッチ入力検出部71aは、入力部51において、図1のキー2−0乃至2−20のうちのキー2−11乃至2−20のいずれかに対応するキーがタッチされたか否かを判定する。
ここで、図5を参照して、文字入力処理における入力部51および表示部54について説明する。図5においては、文字入力処理における入力部51および表示部54の状態の変化が、状態A乃至Eとして示されている。
図5の状態Aに示されるように、表示部54には、入力部51の各キーに対応する表示(以下、キー表示という)がなされている。表示部54のキー表示において、入力部51の外環領域のキーに対応する部分には、対応する図1のキー2−11乃至2−20の順番に、「あ」、「か」、「さ」、「た」、「な」、「は」、「ま」、「や」、「ら」、および「わ」の文字が記されている。すなわち、文字入力処理においては、入力部51の外環領域の各キーには、五十音における各行の先頭の文字(各行の“あ段”の文字)が対応付けられており、表示部54には、五十音における各行を選択するための選択項目としてのキー表示が表示されている。言い換えれば、入力部51の外環領域の各キーには、文字のグループとしての、五十音における各行が割り当てられている。また、表示部54に表示されているキー表示において、入力部51の中心領域および内環領域のキーに対応する部分(対応する図1のキー2−0乃至2−10に対応する部分)には、「メニュー」の文字が記されている。すなわち、文字入力処理においては、入力部51の中心領域および内環領域の各キーには、文字入力に関する処理を選択する処理であるメニュー選択処理が対応付けられている。なお、メニュー選択処理の詳細については後述する。
ステップS12において、図5の状態Aに示される入力部51の外環領域のキーのうちの所定のキーがタッチされたと判定された場合、すなわち、タッチ入力検出部71aが外環領域のキーにおけるタッチ入力を検出した場合、タッチ入力検出部71aは、対応する検出信号を選択部72に供給する。選択部72は、タッチ入力検出部71aからの検出信号に基づいて、タッチされたキーに対応する情報(子音の行)を記憶部52から読み出し、一時的に記憶して、処理はステップS13に進む。
ステップS13において、表示部54は、タッチされたキーに対応する子音を表示する。より具体的には、選択部72は、記憶部52から読み出した情報を表示するための表示信号を表示部54に供給し、表示部54は、選択部72からの表示信号に基づいて、タッチされたキーに対応する子音の行の“あ段”の文字を表示する。
例えば、図5の状態Aにおいて、入力部51の外環領域のキーのうちの、“な行”に対応するキーがタッチされた場合、図5の状態Bに示されるように、表示部54は、キー表示において、「な」の文字をフォーカスして(図中、丸で囲まれるようにして)表示するとともに、表示部54の左上には、“な”の文字を白黒反転して表示する。
ステップS14において、円周方向スライド入力検出部71bは、ステップS12においてタッチされたキーから円周方向にスライドされたか否かを判定する。
ステップS14において、ステップS12においてタッチされたキーから円周方向にスライドされたと判定された場合、すなわち、円周方向スライド入力検出部71bが円周方向スライド入力を検出した場合、円周方向スライド入力検出部71bは、対応する検出信号を選択部72に供給し、処理はステップS15に進む。例えば、図5の状態Aに示されるような、“な行”に対応するキーがタッチされた状態から、時計周り方向(“は行”に対応するキー)または反時計方向(“た行”に対応するキー)にスライドされたか否かが判定される。
ステップS15において、表示部54は、キー表示において、フォーカスを1つ移動する。より具体的には、円周方向スライド入力検出部71bからの検出信号には、タッチされたキーから時計周り方向にスライドされたか、反時計周り方向にスライドされたかを示すスライド方向情報が含まれており、選択部72は、検出信号に含まれるスライド方向情報に基づいて、表示部54のキー表示において、そのフォーカスを1つ移動するように、対応する子音の行の文字を選択する。その後、処理はステップS14に戻る。
一方、ステップS14において、ステップS12においてタッチされたキー、または、ステップS14においてスライドされた後にタッチされているキーから円周方向にスライドされていないと判定された場合、処理はステップS16に進む。すなわち、円周方向のスライドが検出されなくなるまで、ステップS14,S15の処理は繰り返される。
例えば、図5の状態Bに示されるように、入力部51の外環領域のキーにおいて、反時計周り方向に2スライドされた場合、選択部72は、表示部54のキー表示において、図5の状態Cに示されるように、“な行”から反時計周り方向にフォーカスを2つ遷移させるように、“さ行”を選択する。なお、図5の状態Cの表示部54の左上においては、“さ”の文字が白黒反転して表示されている。
ステップS16において、タッチ入力検出部71aは、ステップS14においてスライドされた後にタッチされているキーがリリースされたか否かを判定する。
ステップS16において、タッチされているキーがリリースされたと判定された場合、文字の入力は実行されずに、処理はステップS11に戻り、これ以降の処理が繰り返される。
一方、ステップS16において、タッチされているキーがリリースされていないと判定された場合、処理はステップS17に進む。
ステップS17において、プッシュ入力検出部71dは、入力部51において、所定のキー、例えば、ステップS14において円周方向のスライド後にタッチされていたキーにおいてプッシュされたか否かを判定する。
ステップS17において、プッシュされていないと判定された場合、スライド入力を待ち受けるスライド入力待ち状態となり、処理はステップS14に戻り、ステップS14乃至S17の処理が繰り返される。
一方、ステップS17において、プッシュされたと判定された場合、プッシュ入力検出部71dは、そのプッシュ入力を検出し、対応する検出信号を決定部73に供給する。決定部73は、プッシュ入力検出部71dからの検出信号に基づいて、プッシュされたときにタッチされているキーに対応する情報(子音の行)の付随情報(文字)を記憶部52から読み出し、一時的に記憶して、処理はステップS18に進む。
ステップS18において、表示部54は、プッシュされた後にタッチされている外環領域のキーに対応する子音の行の文字を選択する選択項目を表示する。より具体的には、選択部72は、記憶部52から読み出した付随情報(文字)を表示するための表示信号を表示部54に供給し、表示部54は、選択部72からの表示信号に基づいて、プッシュされた後にタッチされているキーに対応する子音の行の文字を表示する。
例えば、図5の状態Cに示されるように、入力部51の外環領域のキーのうちの、“さ行”に対応するキーにおいてプッシュされた場合、図5の状態Dに示されるように、表示部54は、“さ行”の文字「さ」、「し」、「す」、「せ」、および「そ」を選択するための選択項目を表示する。図5の状態Dの表示部54に表示されているキー表示において、“さ行”に対応するキーから直径方向に並ぶキーに対応する部分(網掛け部分)には、対応する図1のキー2−13,2−3,2−0,2−8,2−18の順番に、「さ」、「し」、「す」、「せ」、「そ」の文字が記されている。すなわち、入力部51の“さ行”に対応するキーから直径方向に並ぶキーには、“さ行”の文字が対応付けられている。
ステップS19において、直径方向スライド入力検出部71cは、ステップS17においてタッチされているキーから直径方向にスライドされたか否かを判定する。
ステップS19において、ステップS17においてタッチされているキーから直径方向にスライドされたと判定された場合、すなわち、直径方向スライド入力検出部71cが直径方向スライド入力を検出した場合、直径方向スライド入力検出部71cは、対応する検出信号を選択部72に供給し、処理はステップS20に進む。
ステップS20において、表示部54は、選択項目(キー表示)のフォーカスを1つ移動する。より具体的には、直径方向スライド入力検出部71cからの検出信号には、タッチされたキーから中心方向(中心に向かって)にスライドされたか、外周方向(外側に向かって)にスライドされたかを示すスライド方向情報が含まれており、選択部72は、検出信号に含まれるスライド方向情報に基づいて、表示部54のキー表示において、そのフォーカスを1つ移動するように、対応する文字を選択する。その後、処理はステップS19に戻る。
一方、ステップS19において、タッチされているキーから直径方向にスライドされていないと判定された場合、処理はステップS21に進む。すなわち、直径方向のスライドが検出されなくなるまで、ステップS19,S20の処理は繰り返される。
例えば、図5の状態Dに示されるように、入力部51において、外環領域のキーのうちの“さ行”に対応するキーから中心方向(直径方向)に4スライドされた場合、選択部72は、表示部54のキー表示において、図5の状態Eに示されるように、“さ”から中心方向(直径方向)にフォーカスを4つ遷移させるように、“せ”を選択する。
ステップS21において、タッチ入力検出部71aは、ステップS19においてスライドされた後にタッチされているキーがリリースされたか否かを判定する。
ステップS21において、スライドされた後にタッチされているキーがリリースされていないと判定された場合、スライド入力待ち状態となり、処理はステップS19に戻り、リリースされたと判定されるまで、ステップS19乃至S21の処理が繰り返される。
一方、ステップS21において、スライドされた後においてタッチされているキーがリリースされたと判定された場合、ステップS22において、決定部73は、フォーカスのあるキー表示の文字を入力文字として決定する。より具体的には、タッチ入力検出部71aは、そのリリース入力を検出し、対応する検出信号を決定部73に供給する。決定部73は、タッチ入力検出部71aからの検出信号に基づいて、ステップS19,S20の処理によって選択された文字を、入力文字として決定(確定)し、処理はステップS11に戻る。このように、ステップS11乃至S22の処理が繰り返されることによって、携帯端末装置31において、かな文字が1文字ずつ入力される。
以上の処理によれば、携帯端末装置31は、円周方向スライド入力に応じて、外環領域のキーに割り当てられている五十音における行を選択し、選択した行に対応するキーからの直径方向スライド入力に応じて、選択した行の文字を選択することができる。
一方、ステップS12において、図5の状態Aに示される入力部51の外環領域のキーのいずれもがタッチされていないと判定された場合、処理はステップS23に進み、携帯端末装置31は、メニュー選択処理を実行する。
[携帯端末装置によるメニュー選択処理]
ここで、図6のフローチャートを参照して、携帯端末装置31によるメニュー選択処理について説明する。メニュー選択処理とは、上述したように、文字入力に関する処理を選択する処理である。
ステップS31において、入力検出部71のタッチ入力検出部71aは、入力部51において、中心領域または内環領域のキーがタッチされたか否かを判定する。すなわち、タッチ入力検出部71aは、入力部51において、図1のキー2−0乃至2−20のうちのキー2−0乃至2−10のいずれかに対応するキーがタッチされたか否かを判定する。
ステップS31において、入力部51の中心領域または内環領域のキーのうちの所定のキーがタッチされたと判定された場合、すなわち、タッチ入力検出部71aが中心領域または内環領域のキーにおけるタッチ入力を検出した場合、タッチ入力検出部71aは、対応する検出信号を選択部72に供給し、処理はステップS32に進む。
ステップS32において、表示部54は、メニュー選択項目を表示する。より具体的には、選択部72は、タッチ入力検出部71aからの検出信号に基づいて、メニュー選択項目を表示するための表示信号を表示部54に供給し、表示部54は、選択部72からの表示信号に基づいて、メニュー選択項目を表示する。
ここで、図7を参照して、メニュー選択処理における入力部51および表示部54について説明する。図7においては、メニュー選択処理における入力部51および表示部54の状態の変化が、状態A乃至Cとして示されている。
例えば、図7の状態Aに示されるように、入力部51の中心領域に対応するキーがタッチされた場合、図7の状態Bに示されるように、表示部54は、そのキー表示において、文字入力に関する処理のメニューである「記号」、「特殊」、「変換」、および「予測変換」を表示する。より具体的には、「記号」で示されるメニューは、“記号”を入力する記号入力処理を実行するためのメニューである。記号入力処理においては、“、”(読点)、“。”(句点)、“・”(中黒)、“!”(感嘆符)、および“?”(疑問符)等の記号が入力される。「特殊」で示されるメニューは、“特殊文字”を入力する特殊文字入力処理を実行するためのメニューである。特殊文字入力処理においては、“゛”(濁点)、“゜”(半濁点)、“ー”(長音符)、および“ ”(空白)等の文字が入力される。「変換」で示されるメニューは、文字の変換処理を実行するためのメニューである。変換処理においては、図4のフローチャートの処理によって入力されたかな文字が所定の漢字等に変換される。「予測変換」で示されるメニューは、文字の変換処理を実行するためのメニューである。予測変換処理においては、図4のフローチャートの処理によって入力されたかな文字が、そのかな文字から予測される変換候補に基づいて所定の漢字等に変換される。
ステップS33において、直径方向スライド入力検出部71cは、ステップS33においてタッチされたキーから放射方向にスライドされたか否かを判定する。ここで、放射方向のスライドは、スライドの開始のキーが異なるだけで、上述した直径方向のスライドと同一方向のスライドとみなせるので、直径方向スライド入力検出部71cによって検出される。
ステップS33において、ステップS31においてタッチされたキーから放射方向にスライドされなかったと判定された場合、例えば、ステップS31においてタッチされた中心領域または内環領域のキーがリリースされる等すると、処理はステップS31に戻り、ステップS31乃至S33の処理が繰り返される。
一方、ステップS33において、ステップS31においてタッチされたキーから放射方向にスライドされたと判定された場合、すなわち、直径方向スライド入力検出部71cが直径方向スライド入力を検出した場合、直径方向スライド入力検出部71cは、対応する検出信号を選択部72に供給し、処理はステップS34に進む。
ステップS34において、表示部54は、キー表示において、メニュー選択項目の1つをフォーカスする。より具体的には、直径方向スライド入力検出部71cからの検出信号には、どの方向(放射方向)にスライドされたかを示すスライド方向情報が含まれており、選択部72は、スライド方向情報に基づいて、表示部54のキー表示において、メニュー選択項目の1つをフォーカスするように、対応するメニューを選択する。その後、処理はステップS35に進む。
例えば、図7の状態Bに示されるように、入力部51の中心領域のキーにおいて、図中右方向に2スライドされた場合、図7の状態Cに示されるように、選択部72は、表示部54のキー表示において、“記号”のメニューをフォーカスさせるように、記号入力処理のメニューを選択する。ここで、外環領域において、メニューが割り当てられているキーは、適宜、設定させるようにすることができる。
ステップS35において、円周方向スライド入力検出部71bは、ステップS33においてスライドされタッチされたキーから円周方向にスライドされたか否かを判定する。
ステップS35において、ステップS33においてスライドされタッチされたキーから円周方向にスライドされたと判定された場合、すなわち、円周方向スライド入力検出部71bが円周方向スライド入力を検出した場合、円周方向スライド入力検出部71bは、対応する検出信号を選択部72に供給し、処理はステップS36に進む。
ステップS36において、表示部54は、キー表示において、フォーカスを1つ移動する。より具体的には、選択部72は、検出信号に含まれるスライド方向情報に基づいて、表示部54のキー表示において、そのフォーカスを1つ移動するように、対応するメニューを選択する。その後、処理はステップS35に戻る。
一方、ステップS35において、ステップS33においてスライドされタッチされたキー、または、ステップS35においてスライドされた後にタッチされているキーから円周方向にスライドされていないと判定された場合、処理はステップS36に進む。すなわち、円周方向のスライドが検出されなくなるまで、ステップS35,S36の処理は繰り返される。
ステップS37において、タッチ入力検出部71aは、ステップS35においてスライドされた後にタッチされているキーがリリースされたか否かを判定する。
ステップS37において、タッチされているキーがリリースされていないと判定された場合、処理はステップS38に進む。
ステップS38において、プッシュ入力検出部71dは、入力部51において、所定のキー、例えば、ステップS35において円周方向のスライド後にタッチされていたキーにおいてプッシュされたか否かを判定する。
ステップS38において、プッシュされていないと判定された場合、スライド入力待ち状態となり、処理はステップS35に戻り、ステップS35乃至S38の処理が繰り返される。
一方、ステップS38において、プッシュされたと判定された場合、プッシュ入力検出部71dは、そのプッシュ入力を検出し、対応する検出信号を決定部73に供給する。決定部73は、プッシュ入力検出部71dからの検出信号に基づいて、プッシュされたときにタッチされているキーに対応する情報(メニュー)を決定して、処理はステップS39に進む。
なお、図7の表示部54に表示されているキー表示においては、対応する入力部51の外環領域の各キーそれぞれにメニューが割り当てられてはいないが、円周方向にスライドする際に、メニューが割り当てられていないキーに対応するフォーカスについては、その遷移がスキップされるようになっている。
以上の処理によれば、携帯端末装置31は、文字入力に関する処理のメニューを選択する選択項目を表示し、入力部51の中心領域からの放射方向のスライド入力によって、表示部54に表示された選択項目に対応したメニューを選択することができる。
ステップS39において、決定部73は、フォーカスされている選択項目は記号か否かを判定する。例えば、図7の状態Cにおける表示部54のように、フォーカスされている選択項目が「記号」であるときに、入力部51において、対応する外環領域のキーにおいてプッシュされた場合、処理はステップS40に進む。
ステップS40において、携帯端末装置31は、記号入力処理を実行する。
[携帯端末装置による記号入力処理]
ここで、図8のフローチャートを参照して、携帯端末装置31による記号入力処理について説明する。記号入力処理は、上述したように、文字入力における記号を入力する処理である。
ステップS61において、表示部54は、記号を選択する選択項目を表示する。より具体的には、選択部72は、ステップS35,S36の処理で選択したメニューに基づいて、記号を選択する選択項目を表示するための表示信号を表示部54に供給し、表示部54は、選択部72からの表示信号に基づいて、記号を選択する選択項目を表示する。
例えば、図9の状態Aに示されるように、表示部54においては、記号入力処理のメニューが選択(フォーカス)されたキー表示に重なるように、選択項目として、上から順番に、“、”(読点)、“。”(句点)、“・”(中黒)、および“!”(感嘆符)の4つの記号の入力候補が表示されている。なお、図9の状態Aにおいては、表示部54の選択項目の一番上の“、”がフォーカスされ、表示部54の左上には、“、”の文字が白黒反転して表示されている。
ステップS62において、円周方向スライド入力検出部71bは、例えば、図6のフローチャートのステップS38においてプッシュされ、タッチされたままのキーから円周方向にスライドされたか否かを判定する。
ステップS62において、円周方向にスライドされたと判定された場合、すなわち、円周方向スライド入力検出部71bが円周方向スライド入力を検出した場合、円周方向スライド入力検出部71bは、対応する検出信号を選択部72に供給し、処理はステップS63に進む。
ステップS63において、表示部54は、キー表示において、フォーカスを1つ移動する。より具体的には、選択部72は、検出信号に含まれるスライド方向情報に基づいて、表示部54のキー表示において、そのフォーカスを1つ移動するように、対応する記号を選択する。その後、処理はステップS62に戻る。
なお、スライド方向とフォーカスの移動する方向とは、任意に設定されるものとする。
一方、ステップS63において、円周方向にスライドされていないと判定された場合、処理はステップS64に進む。すなわち、円周方向のスライドが検出されなくなるまで、ステップS62,S63の処理は繰り返される。
例えば、図9の状態Aに示されるように、入力部51の外環領域のキーにおいて、図1のキー2−13に対応するキーから、時計周り方向に2スライドされた場合、図9の状態Bに示されるように、選択部72は、表示部54の選択項目において、“、”から下方向にフォーカスを2つ遷移させるように、“・”を選択する。なお、図9の状態Bにおいては、表示部54の選択項目の上から3番目の“・”がフォーカスされ(太枠で囲われ)、表示部54の左上には、“・”の文字が白黒反転して表示されている。
ステップS64において、タッチ入力検出部71aは、ステップS62においてスライドされた後にタッチされているキーがリリースされたか否かを判定する。
ステップS64において、タッチされているキーがリリースされていないと判定された場合、スライド入力待ち状態となり、処理はステップS62に戻り、タッチされているキーがリリースされるまで、ステップS62乃至S64の処理が繰り返される。
一方、ステップS64において、タッチされているキーがリリースされたと判定された場合、処理はステップS65に進み、決定部73は、フォーカスのある選択項目の記号を入力する記号として決定する。より具体的には、タッチ入力検出部71aは、そのリリース入力を検出し、対応する検出信号を決定部73に供給する。決定部73は、タッチ入力検出部71aからの検出信号に基づいて、ステップS62,S63の処理によって選択された記号を入力する記号として決定(確定)し、処理はステップS40に戻る。
以上の処理によれば、携帯端末装置31は、文字入力に関する処理の1つである記号入力処理において、記号を選択する選択項目を表示し、入力部51の外環領域におけるキーの円周方向のスライド入力のみによって、表示部54に表示された選択項目に対応した記号を選択することができる。
図6のフローチャートの説明に戻り、ステップS39において、決定部73は、フォーカスされている選択項目が「記号」でないと判定された場合、処理は、ステップS41に進み、決定部73は、フォーカスされている選択項目は「特殊文字」であるか否かを判定する。ステップS41において、フォーカスされている選択項目は「特殊文字」であると判定された場合、処理はステップS42に進む。
ステップS42において、携帯端末装置31は、特殊文字入力処理を実行する。
[携帯端末装置による特殊文字入力処理]
図10は、携帯端末装置31による特殊文字入力処理について説明するフローチャートである。特殊文字入力処理は、上述したように、文字入力における特殊文字を入力する処理である。
なお、図10のフローチャートにおいては、図8のフローチャートで説明した記号入力処理において、表示部54に表示される選択項目が“゛”(濁点)、“゜”(半濁点)、“ー”(長音符)、および“ ”(空白)等の特殊文字である点以外は、基本的に図8のフローチャートで説明した処理と同様であるので、その説明は省略する。
したがって、図10のフローチャートの処理によれば、携帯端末装置31は、文字入力に関する処理の1つである特殊文字入力処理において、特殊文字を選択する選択項目を表示し、入力部51の外環領域におけるキーの円周方向のスライド入力のみによって、表示部54に表示された選択項目に対応した特殊文字を選択することができる。
図6のフローチャートの説明に戻り、ステップS41において、決定部73は、フォーカスされている選択項目が「特殊文字」でないと判定された場合、処理は、ステップS43に進み、決定部73は、フォーカスされている選択項目は「変換」であるか否かを判定する。ステップS43において、フォーカスされている選択項目は「変換」であると判定された場合、処理はステップS44に進む。
ステップS44において、携帯端末装置31は、文字の変換処理を実行する。
[携帯端末装置による変換処理]
ここで、図11のフローチャートを参照して、携帯端末装置31による文字の変換処理について説明する。変換処理は、上述したように、図4のフローチャートの処理によって入力されたかな文字を所定の漢字等に変換する処理である。
ステップS81において、表示部54は、記号を選択する選択項目を表示する。より具体的には、選択部72は、ステップS35,S36の処理で選択したメニューに基づいて、変換候補を選択する選択項目を表示するための表示信号を表示部54に供給し、表示部54は、選択部72からの表示信号に基づいて、変換候補を選択する選択項目を表示する。
例えば、図4のフローチャートの処理によって、かな文字として“せき”の2文字が入力された場合、図12の状態Aに示されるように、表示部54においては、変換処理のメニューが選択(フォーカス)されたキー表示に重なるように、選択項目として、上から順番に、“積”、“関”、“席”、および“咳”の4つの変換候補が表示されている。なお、図12の状態Aにおいては、表示部54の選択項目の一番上の“積”がフォーカスされ、表示部54の左上には、“積”の文字が白黒反転して表示されている。
ステップS82において、円周方向スライド入力検出部71bは、例えば、図6のフローチャートのステップS38においてプッシュされ、タッチされたままのキーから円周方向にスライドされたか否かを判定する。
ステップS82において、円周方向にスライドされたと判定された場合、すなわち、円周方向スライド入力検出部71bが円周方向スライド入力を検出した場合、円周方向スライド入力検出部71bは、対応する検出信号を選択部72に供給し、処理はステップS83に進む。
ステップS83において、表示部54は、キー表示において、フォーカスを1つ移動する。より具体的には、選択部72は、検出信号に含まれるスライド方向情報に基づいて、表示部54のキー表示において、そのフォーカスを1つ移動するように、対応する変換候補を選択する。その後、処理はステップS82に戻る。
一方、ステップS83において、円周方向にスライドされていないと判定された場合、処理はステップS84に進む。すなわち、円周方向のスライドが検出されなくなるまで、ステップS82,S83の処理は繰り返される。
例えば、図12の状態Aに示されるように、入力部51の外環領域のキーにおいて、図1のキー2−11に対応するキーから、時計周り方向に2スライドされた場合、図12の状態Bに示されるように、選択部72は、表示部54の選択項目において、“積”から下方向にフォーカスを2つ遷移させるように、“席”を選択する。なお、図12の状態Bにおいては、表示部54の選択項目の上から3番目の“席”がフォーカスされ(太枠で囲われ)、表示部54の左上には、“席”の文字が白黒反転して表示されている。
ステップS84において、タッチ入力検出部71aは、ステップS82においてスライドされた後にタッチされているキーがリリースされたか否かを判定する。
ステップS84において、タッチされているキーがリリースされていないと判定された場合、スライド入力待ち状態となり、処理はステップS82に戻り、タッチされているキーがリリースされるまで、ステップS82乃至S84の処理が繰り返される。
一方、ステップS84において、タッチされているキーがリリースされたと判定された場合、処理はステップS85に進み、決定部73は、フォーカスのある選択項目の変換候補を決定する。より具体的には、タッチ入力検出部71aは、そのリリース入力を検出し、対応する検出信号を決定部73に供給する。決定部73は、タッチ入力検出部71aからの検出信号に基づいて、ステップS82,S83の処理によって選択された変換候補を表示部54に表示する文字として決定(確定)し、表示部54に供給する。
ステップS86において、表示部54は、決定部73によって決定された文字を表示し、
処理はステップS44に戻る。
以上の処理によれば、携帯端末装置31は、文字入力に関する処理の1つである文字の変換処理において、変換候補を選択する選択項目を表示し、入力部51の外環領域におけるキーの円周方向のスライド入力のみによって、表示部54に表示された選択項目に対応した変換候補を選択することができる。
図6のフローチャートの説明に戻り、ステップS43において、決定部73は、フォーカスされている選択項目が「変換」でないと判定された場合、処理はステップS45に進む。
ステップS45において、携帯端末装置31は、予測変換処理を実行する。
[携帯端末装置による予測変換処理]
図13は、携帯端末装置31による予測変換処理について説明するフローチャートである。予測変換処理は、上述したように、図4のフローチャートの処理によって入力されたかな文字を、そのかな文字から予測される変換候補に基づいて所定の漢字等に変換する処理である。
なお、図13のフローチャートにおいては、図4のフローチャートの処理によって、かな文字として“せき”の2文字が入力された場合、図11のフローチャートで説明した変換処理において、表示部54に表示される選択項目が“責任”、“席”、“石油”、および“セキュリティ”等の予測変換候補である点以外は、基本的に図11のフローチャートで説明した処理と同様であるので、その説明は省略する。
したがって、図13のフローチャートの処理によれば、携帯端末装置31は、文字入力に関する処理の1つである予測変換処理において、予測変換候補を選択する選択項目を表示し、入力部51の外環領域におけるキーの円周方向のスライド入力のみによって、表示部54に表示された選択項目に対応した予測変換候補を選択することができる。
図6のフローチャートの説明に戻り、ステップS31において、入力部51の中心領域または内環領域のキーのうちの所定のキーがタッチされなかったと判定された場合、ステップS37において、タッチされているキーがリリースされたと判定された場合、ステップS45の後、処理は図4のフローチャートのステップS23に戻る。
以上の処理によれば、携帯端末装置31は、円周方向スライド入力に応じて、表示部54に表示された選択項目に対応した、文字入力についての情報を選択し、直径方向スライド入力に応じて、表示部54に表示された他の選択項目に対応した、文字入力についての情報に付随する付随情報を選択することができる。
上述した入力部51の構成によれば、円周方向のスライドから直径方向のスライドへ、連続した操作で文字入力を行うことができ、特に、円周方向のスライドにおいて、インクリメンタルに情報を選択することはないので、ユーザは、よりスムーズに情報を入力することが可能となる。
また、円周方向と直径方向という直交した2方向のみの操作は、ユーザにとって直感的に理解でき、覚えやすいので、ユーザは手元を見なくても、よりスムーズに情報を入力することが可能となる。
さらに、外環領域へのタッチ入力から五十音が入力され、中心領域および内環領域へのタッチから文字入力に関するメニューが選択されるので、五十音の入力と、記号や特殊文字の入力、文字の変換や予測変換の操作とで、入力部を別個に設ける必要がなく、結果として、入力部全体の面積を小さくすることができるとともに、例えば、入力した文字を変換する場合には、文字入力キーと他の入力部との間で、ユーザの指やスタイラスペンを移動させる必要がなくなり、スムーズな入力を実現することができる。
また、ユーザは、スライド入力によって連続的に操作することができるので、指の負担を少なくすることができ、入力する速度を上げることができる。さらに、選択する際に、プッシュ入力を必要としないので、誤って隣接するキーを押下することによる選択の間違いを減らすこともできる。
なお、以上の処理において、入力部51の外環領域の各キーに割り当てられているのは、五十音の子音の行であるものとしたが、例えば、各キーに外環領域のアルファベットの子音を割り当てて、直径方向のキーにアルファベットの母音を割り当てるようにしてもよい。
以上においては、本発明を、文字を入力する携帯端末装置に適用した例について説明してきたが、テレビジョン受像機においてコンテンツ(番組)を選択するためのリモートコントローラにも適用することができる。
<3.第2の実施の形態(テレビジョン受像機におけるコンテンツ選択)>
[リモートコントローラおよびテレビジョン受像機の構成例]
図14は、本発明を適用した入力装置としてのリモートコントローラ、および、対応するテレビジョン受像機の一実施の形態の構成例を示している。
図14において、リモートコントローラ131は、ユーザによって操作され、その操作に応じたコマンドをテレビジョン受像機132に送信する。テレビジョン受像機132は、リモートコントローラ131からのコマンドに基づいて、ユーザの操作に応じたコンテンツ(番組)を表示する。
リモートコントローラ131は、入力部151、制御部152、および発光部153から構成される。
なお、図14のリモートコントローラ131において、入力部151および制御部152、並びに、制御部152に含まれる入力検出部171、選択部172、および決定部173は、図3の携帯端末装置31における入力部51および制御部55、並びに、制御部55に含まれる入力検出部71、選択部72、および決定部73のそれぞれと、基本的に同様の機能を有するので、その説明は、適宜省略するものとする。また、入力検出部171に設けられているタッチ入力検出部171a、円周方向スライド入力検出部171b、直径方向スライド入力検出部171c、およびプッシュ入力検出部171dについても同様である。
発光部153は、入力部151に対するユーザの操作に応じた制御部152からの制御信号を、赤外線によってテレビジョン受像機に送信する。
テレビジョン受像機132は、チューナ191、通信部192、信号処理部193、表示部194、受光部195、および制御部196から構成されている。
チューナ191は、図示せぬ放送局からの放送波である放送信号を受信し、その放送信号を復調して、その結果得られるコンテンツ(番組)の画像データおよび音声データを、信号処理部193に供給する。なお、チューナ191が受信する放送波は、デジタル信号の地上波であってもよいし、衛星を介して放射されるデジタル信号の衛星波であってもよい。
通信部192は、図示せぬインターネットなどのネットワークを介して、各種のデータの送受信を行う。例えば、通信部192は、図示せぬサーバからネットワークを介して、チューナ191が取得した番組に関連する情報である番組関連情報を取得し、信号処理部193に供給する。
信号処理部193は、チューナ191からの画像データおよび音声データを、MPEG(Moving Picture Experts Group)2等の所定の方式で復号し、所定のデータ方式の変換処理や、D/A(Digital/Analog)変換処理などの所定の処理を施す。信号処理部193は、所定の処理の結果得られた画像信号を表示部194に供給するとともに、音声信号を図示せぬ音声出力部に供給する。
また、信号処理部193は、通信部192からの各種のデータを表示するための表示信号を表示部194に供給する。
表示部194は、信号処理部193からの画像信号に対応する画像を表示する。
受光部195は、リモートコントローラ131の発光部153から赤外線で送信されてくる制御信号を受光し、光電変換して、制御部196に供給する。
制御部196は、CPU、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等から構成される組み込み型のマイクロコンピュータにより構成され、ROMに記憶されているプログラムに基づいてテレビジョン受像機132全体を制御する。また、制御部196は、
必要に応じて、受光部195から供給される制御信号に対応して、各種の処理を実行する。
[リモートコントローラによる番組選択処理]
図15のフローチャートを参照して、リモートコントローラ131による、テレビジョン受像機132における番組選択処理について説明する。
ステップS111において、入力検出部171のタッチ入力検出部171aは、入力部151において、所定のキーがタッチされたか否かを判定する。
ステップS111において、いずれのキーもタッチされていないと判定された場合、タッチ入力検出部171aが、所定のキーにおけるタッチ入力を検出するまで、処理は繰り返される。
一方、ステップS111において、所定のキーがタッチされたと判定された場合、すなわち、タッチ入力検出部171aが、所定のキーにおけるタッチ入力を検出した場合、処理はステップS112に進む。
ステップS112において、入力検出部171のタッチ入力検出部171aは、入力部151において、外環領域のキーがタッチされたか否かを判定する。すなわち、タッチ入力検出部171aは、入力部151において、図1のキー2−0乃至2−20のうちのキー2−11乃至2−20のいずれかに対応するキーがタッチされたか否かを判定する。
ここで、図16を参照して、番組選択処理におけるリモートコントローラ131の入力部151と、テレビジョン受像機132の表示部194について説明する。図16においては、番組選択処理におけるリモートコントローラ131の入力部151と、テレビジョン受像機132の表示部194の状態の変化が、状態A乃至Eとして示されている。
図16の状態Aにおいて、表示部194には、1チャンネル(1ch)の番組が表示されている。表示部194に表示される番組(コンテンツ)は、チューナ191によって取得され、信号処理部193によって所定の処理が施され、表示部194に画像信号として供給されたものであるが、インターネット等のネットワーク上から通信部192が取得したものであってもよい。
ステップS112において、図16の状態Aの入力部151における塗りつぶしの丸印で示されるように、入力部151の外環領域のキーのうちの所定のキーがタッチされたと判定された場合、すなわち、タッチ入力検出部171aが外環領域のキーにおけるタッチ入力を検出した場合、タッチ入力検出部171aは、対応する検出信号を選択部172に供給する。選択部172は、外環領域のキーがタッチされた旨の信号を、赤外線によって、発光部153に、テレビジョン受像機132に対して送信させる。
ステップS113において、テレビジョン受像機132の表示部194は、タッチされたキーに対応するチャンネルの番組を子画面に表示する。より具体的には、制御部196は、リモートコントローラ131から赤外線によって送信され、受光部195において受光された信号に対応して、表示部194に、子画面を表示させるとともに、タッチされたキーに対応するチャンネルの番組を、その子画面に表示させる。また、このとき、制御部196は、表示部194に、入力部151の各キーに対応するGUI(Graphic User Interface)(以下、キー表示という)を表示させる。
より具体的には、図16の状態Bに示されるように、表示部194の左下部には、入力部151の各キーに対応するキー表示が表示され、表示部194の右下部には、子画面が表示されている。表示部194のキー表示において、入力部151の外環領域のキーに対応する部分には、対応する図1のキー2−11乃至2−20の順番に、数字の「1」、「2」、「3」、「4」、「5」、「6」、「7」、「8」、「9」、および「10」が記されている。すなわち、番組選択処理においては、入力部151の外環領域の各キーに、チャンネルを表す数字が対応付けられており、表示部194に、チャンネルを選択するための選択項目としてのキー表示が表示されている。
例えば、図16の状態Aに示されるように、入力部151の外環領域のキーのうちの、“5チャンネル”に対応するキーがタッチされた場合、図16の状態Bに示されるように、表示部194は、キー表示において、数字の「5」をフォーカスして(図中、丸で囲まれるようにして)表示するとともに、子画面に“5チャンネル”の番組を表示する。なお、このとき、表示部194全体(以降、子画面に対して主画面という)には、図16の状態Aに引き続き、“1チャンネル”の番組が表示されている。
ステップS114において、円周方向スライド入力検出部171bは、ステップS112においてタッチされたキーから円周方向にスライドされたか否かを判定する。
ステップS114において、ステップS112においてタッチされたキーから円周方向にスライドされたと判定された場合、すなわち、円周方向スライド入力検出部171bが円周方向スライド入力を検出した場合、円周方向スライド入力検出部171bは、対応する検出信号を選択部172に供給し、処理はステップS115に進む。例えば、図16の状態Aに示されるような、“5チャンネル”に対応するキーがタッチされた状態から、時計周り方向(“6チャンネル”に対応するキー)または反時計方向(“4チャンネル”に対応するキー)にスライドされたか否かが判定される。
ステップS115において、テレビジョン受像機132の表示部194は、キー表示において、子画面のチャンネルを1つ移動する。より具体的には、選択部172は、表示部194のキー表示において、子画面に表示される番組のチャンネルを1つ移動するように、円周方向にスライドされた旨の信号を、赤外線によって、発光部153に、テレビジョン受像機132に対して送信させる。テレビジョン受像機132の制御部196は、リモートコントローラ131から赤外線によって送信され、受光部195において受光された信号に基づいて、表示部194のキー表示において、そのフォーカスを1つ移動させ、処理はステップS114に戻る。
一方、ステップS114において、ステップS112においてタッチされたキー、または、ステップS114においてスライドされた後にタッチされているキーから円周方向にスライドされていないと判定された場合、処理はステップS116に進む。すなわち、円周方向のスライドが検出されなくなるまで、ステップS114,S115の処理は繰り返される。
例えば、図16の状態Bに示されるように、入力部151の外環領域のキーにおいて、反時計周り方向に2スライドされた場合、選択部172は、表示部194のキー表示において、図16の状態Cに示されるように、“5チャンネル”から反時計周り方向にチャンネルを2つ遷移させるように、“3チャンネル”を選択する。なお、図16の状態Cの表示部194の子画面においては、“3チャンネル”の番組が表示されている。
ステップS116において、タッチ入力検出部171aは、ステップS114においてスライドされた後にタッチされているキーがリリースされたか否かを判定する。
ステップS116において、タッチされているキーがリリースされたと判定された場合、処理はステップS111に戻り、これ以降の処理が繰り返される。
一方、ステップS116において、タッチされているキーがリリースされていないと判定された場合、処理はステップS117に進む。
ステップS117において、プッシュ入力検出部171dは、入力部151において、所定のキー、例えば、ステップS114において円周方向のスライド後にタッチされていたキーにおいてプッシュされたか否かを判定する。
ステップS117において、プッシュされていないと判定された場合、スライド入力待ち状態となり、処理はステップS114に戻り、ステップS114乃至S117の処理が繰り返される。
一方、ステップS117において、プッシュされたと判定された場合、プッシュ入力検出部171dは、そのプッシュ入力を検出し、対応する検出信号を決定部173に供給する。決定部173は、プッシュされた旨の信号を、赤外線によって、発光部153に、テレビジョン受像機132に対して送信させ、処理はステップS118に進む。
ステップS118において、テレビジョン受像機132の表示部194は、プッシュされた後にタッチされている外環領域のキーに対応するチャンネルの番組を主画面に表示するとともに、その番組の番組関連情報を選択する選択項目を子画面に表示する。より具体的には、制御部196は、リモートコントローラ131から赤外線によって送信され、受光部195において受光された信号に対応して、表示部194に、表示されている番組の番組関連情報を選択する選択項目(キー表示)を表示させる。
例えば、図16の状態Cに示されるように、入力部151の外環領域のキーのうちの、“3チャンネル”に対応するキーにおいてプッシュされた場合、図16の状態Dに示されるように、表示部194は、主画面に“3チャンネル”で放送されている番組を表示するとともに、主画面に表示されている番組の番組関連情報を選択するための選択項目を表示する。図16の状態Dの表示部194に表示されているキー表示において、“3チャンネル”に対応するキーから直径方向に並ぶキーに対応する部分(網掛け部分)には、対応する図1のキー2−13,2−3,2−0,2−8,2−18の順番に、“番組説明”、“出演者情報”、“関連画像”、“関連音楽”、“および“関連書籍”の項目が表示されている。すなわち、入力部151の“3チャンネル”に対応するキーから直径方向に並ぶキーには、“3チャンネル”で放送されている番組の番組関連情報が対応付けられている。
また、このとき、表示部194は、子画面に、番組関連情報を選択するためのキー表示においてフォーカスされている番組関連情報を表示する。表示部194に表示される番組関連情報の内容は、チューナ191によって取得される番組に対応して、例えば、所定のサーバからインターネット等のネットワークを介して、通信部192によって取得される。
例えば、“番組説明”である番組関連情報には、番組名、概要、出演者氏名、監督・製作者、放送総時間、経過時間または放送残り時間、おすすめ度、外部リンク情報等が含まれる。“出演者情報”である番組関連情報には、出演者氏名、出演者のプロフィール、出演者からのコメント、出演者の画像(動画像を含む)等が含まれる。“関連画像”である番組関連情報には、番組に関連する画像、画像についてのコメント等が含まれる。“関連音楽”である番組関連情報には、番組に関連する楽曲名、アーティスト名、作詞・作曲者名、提供会社名、楽曲についてのコメント等が含まれる。“関連書籍”である番組関連情報には、番組に関連する書籍名、サムネイル画像、著者名、出版会社名等が含まれる。
図16の状態Dの表示部194においては、キー表示において、“番組説明”がフォーカスされており、子画面には、番組説明としての「残り時間:××分」が表示されている。
ステップS119において、直径方向スライド入力検出部171cは、ステップS117においてタッチされているキーから直径方向にスライドされたか否かを判定する。
ステップS119において、ステップS117においてタッチされているキーから直径方向にスライドされたと判定された場合、すなわち、直径方向スライド入力検出部171cが直径方向スライド入力を検出した場合、直径方向スライド入力検出部171cは、対応する検出信号を選択部172に供給し、処理はステップS120に進む。
ステップS120において、テレビジョン受像機132の表示部194は、選択項目(キー表示)のフォーカスを1つ移動する。より具体的には、選択部172は、表示部194のキー表示において、そのフォーカスを1つ移動するように、直径方向にスライドされた旨の信号を、赤外線によって、発光部153に、テレビジョン受像機132に対して送信させる。テレビジョン受像機132の制御部196は、リモートコントローラ131から赤外線によって送信され、受光部195において受光された信号に基づいて、表示部194に表示された番組の番組関連情報の選択項目において、そのフォーカスを1つ移動させ、処理はステップS119に戻る。
一方、ステップS119において、タッチされているキーから直径方向にスライドされていないと判定された場合、処理はステップS121に進む。すなわち、直径方向のスライドが検出されなくなるまで、ステップS119,S120の処理は繰り返される。
ステップS121において、タッチ入力検出部171aは、ステップS119においてスライドされた後にタッチされているキーがリリースされたか否かを判定する。
ステップS121において、スライドされた後にタッチされているキーがリリースされていないと判定された場合、スライド入力待ち状態となり、処理はステップS119に戻り、リリースされたと判定されるまで、ステップS119乃至S121の処理が繰り返される。
一方、ステップS121において、スライドされた後においてタッチされているキーがリリースされたと判定された場合、すなわち、タッチ入力検出部171aがリリース入力を検出した場合、タッチ入力検出部171aは、対応する検出信号を決定部173に供給して、処理はステップS122に進む。
ステップS122において、決定部173は、タッチ入力検出部171aからの検出信号に基づいて、赤外線によって、発光部153に、テレビジョン受像機132に対して送信させる。テレビジョン受像機132においては、制御部196は、リモートコントローラ131から赤外線によって送信され、受光部195において受光した信号に基づいて、表示部194においてフォーカスのあるキー表示の番組関連情報を決定し、対応する決定信号を表示部194に供給する。
例えば、図16の状態Dに示されるように、入力部151において、外環領域のキーのうちの“3チャンネル”に対応するキーから中心方向(直径方向)に4スライドされた場合、選択部172は、表示部194のキー表示において、図16の状態Eに示されるように、“番組説明”から中心方向(直径方向)にフォーカスを4つ遷移させるように、“関連音楽”を選択する。このとき、入力部151においてタッチされているキーは、図1のキー2−8に対応するキーとなり、そのキーがリリースされると、表示部194の子画面には、関連音楽情報としての「挿入歌:○○」が表示される。
ところで、ステップS112において、図16の状態Aに示される入力部151の外環領域のキーのいずれもがタッチされていないと判定された場合、処理はステップS111に戻り、これ以降の処理が繰り返される。
以上の処理によれば、リモートコントローラ131は、円周方向スライド入力に応じて、外環領域のキーに割り当てられているチャンネルを選択し、選択したチャンネルに対応するキーからの直径方向スライド入力に応じて、選択したチャンネルで放送されている番組の番組関連情報を選択することができる。
上述した入力部151の構成によれば、円周方向のスライドから直径方向のスライドへ、連続した操作で所定のチャンネルの番組とその番組関連情報の選択を行うことができ、特に、円周方向のスライドにおいて、インクリメンタルに情報を選択することはないので、ユーザは、よりスムーズに情報を入力することが可能となる。
また、円周方向と直径方向という直交した2方向のみの操作は、ユーザにとって直感的に理解でき、覚えやすいので、ユーザは手元を見なくても、よりスムーズに情報を入力することが可能となる。
さらに、ユーザは、スライド入力によって連続的に操作することができるので、指の負担を少なくすることができ、入力する速度を上げることができる。さらに、選択する際に、プッシュ入力を必要としないので、誤って隣接するキーを押下することによる選択の間違いを減らすこともできる。
なお、図15のフローチャートにおいて、ステップS112で入力部151の外環領域のキーのいずれもがタッチされていないと判定された場合、処理はステップS111に戻るようにしたが、例えば、入力部151の中心領域および内環領域の各キーに、番組視聴に関する処理を選択する処理であるメニュー選択処理を対応付けるようにして、図4のフローチャートで説明した処理と同様に、外環領域のキーがタッチされなかった場合、メニュー選択処理を実行するようにしてもよい。番組視聴に関するメニューとしては、例えば、番組の録画、2画面表示、2カ国語以上の言語により放送が行われている場合において所定の言語を選択する言語切換等が割り当てられる。
以上においては、本発明を、文字を入力する携帯端末装置や、テレビジョン受像機においてコンテンツ(番組)を選択するためのリモートコントローラに適用した例について説明してきたが、これに限らず、表示部に表示された選択項目に対応する情報を選択する機能を有する装置に適用することができる。
また、以上においては、入力部を、ハードウェアキーボードに適用したものとして説明したが、ソフトウェアキーボードに適用することもできる。
なお、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
1 入力部, 2−0乃至2−20,2 キー, 31 携帯端末装置, 51 入力部, 54 表示部, 55 制御部, 71 入力検出部, 71a タッチ入力検出部, 71b 円周方向スライド入力検出部, 71c 直径方向スライド入力検出部, 71d プッシュ入力検出部, 72 選択部, 73 決定部, 131 リモートコントローラ, 132 テレビジョン受像機, 151 入力部, 152 制御部, 171 入力検出部, 171a タッチ入力検出部, 171b 円周方向スライド入力検出部, 171c 直径方向スライド入力検出部, 171d プッシュ入力検出部, 172 選択部, 173 決定部, 194 表示部, 196 制御部

Claims (9)

  1. 表示部の表示に対応した情報を入力する入力装置において、
    タッチされてからタッチされたまま所定の方向に接触部位が移動するスライド入力を受け付ける入力部であって、略同心円状に区分された同心円のうちの最内部の円領域と、前記円領域を除いた環状領域が放射状に区分されてなる放射区分領域とからなる入力部と、
    前記入力部において、前記環状領域の円周方向に隣接する前記放射区分領域間の円周方向スライド入力を検出する円周方向スライド入力検出手段と、
    前記円周方向スライド入力検出手段によって検出された前記円周方向スライド入力に応じて、前記表示部に表示される第1の選択項目に対応する情報を選択する選択手段と、
    前記入力部において、前記環状領域の直径方向に隣接する前記放射区分領域間、または、前記放射区分領域および前記円領域間の直径方向スライド入力を検出する直径方向スライド入力検出手段と
    を備え、
    前記選択手段は、前記直径方向スライド入力検出手段によって検出された前記直径方向スライド入力に応じて、前記表示部に表示される第2の選択項目に対応する、前記情報に付随する付随情報をさらに選択する
    入力装置。
  2. 前記選択手段は、前記円周方向スライド入力検出手段によって検出された前記円周方向スライド入力後にタッチされている前記放射区分領域に対応する前記情報であって、前記表示部に表示される第1の選択項目に対応する前記情報を選択し、
    前記直径方向スライド入力検出手段は、前記選択手段によって選択された前記情報に対応する前記放射区分領域からの前記直径方向スライド入力を検出する
    請求項1に記載の入力装置。
  3. 前記放射区分領域または前記円領域においてタッチ入力が開放されたとき、前記選択手段によって選択された前記付随情報を入力情報として決定する決定手段をさらに備える
    請求項2に記載の入力装置。
  4. 前記放射区分領域または前記円領域のそれぞれに対するタッチ入力を検出するタッチ入力検出手段をさらに備え、
    前記タッチ入力検出手段によって、最外部の前記環状領域である外環領域に対するタッチ入力が検出されたとき、
    前記円周方向スライド入力検出手段は、文字入力において入力される文字のグループが割り当てられた前記外環領域の前記放射区分領域間の前記円周方向スライド入力を検出し、
    前記選択手段は、前記表示部に表示された、前記円周方向スライド入力後にタッチされている前記外環領域の前記放射区分領域に対応する前記文字のグループを選択し、
    前記直径方向スライド入力検出手段は、前記選択手段に選択された前記文字のグループに対応する前記外環領域の前記放射区分領域からの前記直径方向スライド入力を検出し、
    前記選択手段は、前記表示部に表示された、前記直径方向スライド入力後にタッチされている前記放射区分領域または前記円領域に対応する、前記文字のグループに含まれる文字をさらに選択し、
    前記決定手段は、前記放射区分領域または前記円領域においてタッチ入力が開放されたとき、前記選択手段によって選択された前記文字を入力文字として決定する
    請求項3に記載の入力装置。
  5. 前記タッチ入力検出手段によって、前記円領域に対するタッチ入力が検出されたとき、
    前記直径方向スライド入力検出手段は、前記タッチ入力検出手段によってタッチ入力が検出された前記円領域から、文字入力に関する処理が割り当てられた前記外環領域の前記放射区分領域への前記直径方向スライド入力を検出し、
    前記選択手段は、前記表示部に表示された、前記直径方向スライド入力後にタッチされている前記外環領域の前記放射区分領域に対応する前記文字入力に関する処理を選択し、
    前記円周方向スライド入力検出手段は、前記選択手段に選択された前記文字入力に関する処理に対応する前記外環領域の前記放射区分領域からの前記円周方向スライド入力を検出し、
    前記選択手段は、前記円周方向スライド入力に応じて、前記表示部に表示された前記文字入力に関する処理の選択候補をさらに選択し、
    前記決定手段は、前記外環領域の前記放射区分領域においてタッチ入力が開放されたとき、前記選択手段によって選択された前記文字入力に関する処理の選択候補を決定する
    請求項4に記載の入力装置。
  6. 前記文字入力に関する処理は、記号または特殊文字の入力であり、
    前記選択手段は、前記円周方向スライド入力に応じて、前記記号または特殊文字の入力候補を選択する
    請求項5に記載の入力装置。
  7. 前記文字入力に関する処理は、文字の変換または予測変換であり、
    前記選択手段は、前記円周方向スライド入力に応じて、前記文字の変換または予測変換の変換候補を選択する
    請求項5に記載の入力装置。
  8. 前記放射区分領域または前記円領域のそれぞれに対するタッチ入力を検出するタッチ入力検出手段をさらに備え、
    前記タッチ入力検出手段によって、最外部の前記環状領域である外環領域に対するタッチ入力が検出されたとき、
    前記円周方向スライド入力検出手段は、コンテンツが割り当てられた前記外環領域の前記放射区分領域間の前記円周方向スライド入力を検出し、
    前記選択手段は、前記表示部に表示された、前記円周方向スライド入力後にタッチされている前記外環領域の前記放射区分領域に対応する前記コンテンツを選択し、
    前記直径方向スライド入力検出手段は、前記選択手段に選択された前記コンテンツに対応する前記外環領域の前記放射区分領域からの前記直径方向スライド入力を検出し、
    前記選択手段は、前記表示部に表示された、前記直径方向スライド入力後にタッチされている前記放射区分領域または前記円領域に対応する、前記コンテンツに関連するコンテンツ関連情報をさらに選択し、
    前記決定手段は、前記放射区分領域または前記円領域においてタッチ入力が開放されたとき、前記選択手段によって選択された前記コンテンツ関連情報を決定する
    請求項3に記載の入力装置。
  9. 表示部の表示に対応した情報を入力し、タッチされてからタッチされたまま所定の方向に接触部位が移動するスライド入力を受け付ける入力部であって、略同心円状に区分された同心円のうちの最内部の円領域と、前記円領域を除いた環状領域が放射状に区分されてなる放射区分領域とからなる入力部を備える入力装置の入力方法において、
    前記入力部において、前記環状領域の円周方向に隣接する前記放射区分領域間の円周方向スライド入力を検出する円周方向スライド入力検出ステップと、
    前記円周方向スライド入力検出ステップの処理によって検出された前記円周方向スライド入力に応じて、前記表示部に表示される第1の選択項目に対応する情報を選択する選択ステップと、
    前記入力部において、前記環状領域の直径方向に隣接する前記放射区分領域間、または、前記放射区分領域および前記円領域間の直径方向スライド入力を検出する直径方向スライド入力検出ステップと
    を含み、
    前記選択ステップは、前記直径方向スライド入力検出ステップの処理によって検出された前記直径方向スライド入力に応じて、前記表示部に表示される第2の選択項目に対応する、前記情報に付随する付随情報をさらに選択する
    入力方法。
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