JP2010286399A - 球面ころ軸受の軌道輪の仕上げ加工方法及び球面ころ軸受の軌道面測定装置 - Google Patents

球面ころ軸受の軌道輪の仕上げ加工方法及び球面ころ軸受の軌道面測定装置 Download PDF

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Abstract

【課題】軌道面2の軌道溝半径の中心を精度良く求めて軌道輪1を仕上げることのできる球面ころ軸受の軌道輪の仕上げ加工方法を提供する。
【解決手段】軌道輪1の軌道面2を、基準中心Kから所定の軌道溝半径Rとなる凹円弧面に機械加工する工程を含む、当該軌道輪1の仕上げ加工方法である。軌道輪1の縦断面と軌道面2との交差線上にあって軸方向の位置が異なる三カ所の測定点B0,C0,D0それぞれの座標を求め、測定点B0,C0,D0それぞれを中心とし前記所定の軌道溝半径Rと同じ半径を有する縦断面上の円B,C,Dを求める。複数の円B,C,Dの内の二つで一組の円の交点を求める処理を、複数組について行う。求めた複数の交点の重心Gを求めると共に、当該重心Gを軌道面2の軌道溝半径の中心として求め、この軌道溝半径の中心に基づいて機械加工を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、球面ころ軸受の軌道輪の仕上げ加工方法、及び、当該軌道輪に形成されている軌道面の軌道溝半径の中心を求める軌道面測定装置に関する。
例えば自動調心機能を有する複列タイプの球面ころ軸受は、内輪と外輪とを備え、これら内輪と外輪との間に複列の球面ころが組み込まれて構成されている。内輪の外周面には二列の軌道面が形成されていて、内輪の縦断面において、各軌道面は一つの点を軌道溝半径の中心とした凹円弧形状に形成されている。
軌道面は、高精度に形成されている必要があるので、例えば旋削加工が行われてから機械仕上げ加工として砥石等による研磨加工が行われている。このため、軌道輪を製作する際に軌道面の寸法管理を行う必要があり、その方法として、例えば特許文献1に記載されている方法がある。
すなわち、特許文献1に記載の方法では、一対のリング状部材が用いられていて、各リング状部材の内周に形成したエッジを、軌道輪の二列の軌道面それぞれに接触させている。そして、これらリンク状部材のエッジ間の距離とエッジの直径とに基づいて軌道面の寸法管理を行い、さらには、軌道面の軌道溝半径の中心を求めている。
特開2008−215841号公報(図2参照)
特許文献1に記載の方法により軌道面の寸法管理を正確に行うためには、リンク状部材のエッジを軌道面に押し付ける必要があるため、当該エッジによって軌道面に傷を付けてしまうおそれがある。
また、この方法では、リング状部材を軌道輪の軸方向両側から接触させる必要があるので、軌道輪の軸方向を上下方向として軌道輪を研磨機のテーブル上に載置した状態では、測定作業を行うことができない。
また、軌道輪の寸法管理を行う他の方法として、図9に示しているように、三次元測定機91を用いる方法がある。しかしこの場合、軌道輪90が大型であって軌道輪90を三次元測定機91のテーブル92上に載せることができない場合は、実現不可能となる。
また、軌道輪を研磨機のテーブルから降ろして三次元測定器91のテーブル92に載置して測定作業を行うと、この後、軌道輪を当該テーブル92から降ろして再度研磨機のテーブルに、テーブルの回転中心と軌道輪(軌道面)の回転中心とが一致するように載置する必要があり、非常に煩雑である。
また、測定機91によって、軌道面93上の複数の測定点の座標を求めることができる場合には、コンピュータが、これら座標に基づいて、当該複数の測定点を通過する一つの曲線を例えば最小自乗法によって円(円弧)94として求め、当該円94の中心95を軌道面93の軌道溝半径の中心とする方法が考えられる。
しかし、三次元測定器での測定では、プローブの位置決め自体に多大な時間を消耗し、不経済である、
そこで、本発明は、軌道輪に形成されている軌道面の軌道溝半径の中心を精度良く求めることができる球面ころ軸受の軌道面測定装置、及び、軌道面の軌道溝半径の中心を精度良く求めて軌道輪を製造することのできる球面ころ軸受の軌道輪の仕上げ加工方法を提供することを目的とする。
本発明は、球面ころ軸受の軌道輪の軌道面を、基準中心から所定の軌道溝半径となる凹円弧面に機械加工する工程を含む、当該軌道輪の仕上げ加工方法であって、前記軌道輪の縦断面と前記軌道面との交差線上にあって軸方向の位置が異なる少なくとも三カ所の測定点それぞれの座標を求め、前記測定点それぞれを中心とし前記所定の軌道溝半径と同じ半径を有する縦断面上の円を複数求め、前記複数の円の内の二つで一組の円の交点を求める処理を、複数組について行い、求めた複数の前記交点の重心を求めると共に、当該重心を前記軌道面の軌道溝半径の中心として求め、前記軌道溝半径の中心に基づいて前記機械加工を行うことを特徴とする。
本発明によれば、軌道輪の縦断面と軌道面との交差線上にあって軸方向の位置が異なる少なくとも三カ所の測定点それぞれの座標を求め、これら測定点それぞれを中心とし前記所定の軌道溝半径と同じ半径を有する縦断面上の円を複数求め、これら複数の円の内の二つで一組の円の交点を求めている。この一組の円の交点は、これら円の中心となった二つの測定点それぞれを通る円の平均化された中心であると言える。
さらに、この交点を求める処理を複数組について行い、複数の交点の重心を軌道面の軌道溝半径の中心として求めている。すなわち、前記平均化された中心(円の交点)を複数求め、これら複数の平均化された中心(円の交点)の重心を求めることで、複数の交点それぞれを中心とする円の平均化された中心を求めていることとなり、この中心を軌道面の軌道溝半径の中心として求めている。
なお、軌道輪の軌道面上にある前記測定点の座標を、変位計等を有する測定器によって求める際、測定誤差を完全に0とすることは不可能であるが、本発明のように、少なくとも三カ所の測定点の座標から、平均化する処理を行って軌道面の軌道溝半径の中心を求めているので、測定点の座標を求める際に誤差があっても、その誤差を均すことができ、軌道面の軌道溝半径の中心を精度良く求めることができる。
この結果、求めた軌道溝半径の中心に基づいて機械加工を行うことで、寸法精度の良い軌道輪を製造することが可能となる。
また、本発明は、球面ころ軸受の軌道輪に所定の軌道溝半径を有するように形成される軌道面の軌道溝半径の中心を求める軌道面測定装置であって、前記軌道輪の縦断面と前記軌道面との交差線上にあって軸方向の位置が異なる少なくとも三カ所の測定点それぞれの座標を求めるための測定器と、前記測定器によって求められた前記座標に基づいて前記軌道溝半径の中心を求める演算機とを備え、前記演算機は、前記測定点それぞれを中心とし前記所定の軌道溝半径と同じ半径を有する縦断面上の円を複数求める第一演算部と、前記第一演算部によって求められた前記複数の円の内の二つで一組の円の交点を求める処理を、複数組について行う第二演算部と、前記第二演算部によって求められた複数の前記交点の重心を求めると共に、当該重心を前記軌道溝半径の中心として取得する第三演算部とを有していることを特徴とする。
このように構成された球面ころ軸受の軌道面測定装置を、前記球面ころ軸受の軌道輪の仕上げ加工方法に用いることができ、また、少なくとも三カ所の測定点の座標から、平均化する処理を行って軌道面の軌道溝半径の中心を求めているので、測定器によって測定点の座標を求める際に誤差があっても、その誤差を均すことができ、軌道面の軌道溝半径の中心を精度良く求めることができる。
この結果、求めた軌道溝半径の中心に基づいて機械加工を行えば、寸法精度の良い軌道輪を製造することが可能となる。
本発明によれば、測定点の座標を求める際に誤差があっても、軌道面の軌道溝半径の中心を精度良く求めることができるので、この軌道溝半径の中心に基づいて機械加工を行うことにより、寸法精度の良い軌道輪を製造することが可能となる。
本発明の軌道面測定装置の実施の一形態の概略を示している側面図である。 図1の軌道面測定装置の平面図である。 球面ころ軸受の軌道輪の仕上げ加工方法の説明図である。 軌道面測定装置の機能を説明する説明図である。 軌道輪の仕上げ加工方法を説明するフロー図である。 測定点の座標を求める処理を説明する説明図である。 二つの測定点の交点を求める処理の説明図である。 (a)(b)は、第二演算部の処理を説明する説明図であり、(c)は、第三演算部の処理を説明する説明図である。 軌道輪の寸法管理を行う従来の装置の説明図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の球面ころ軸受の軌道面測定装置10の実施の一形態の概略を示している側面図であり、図2は平面図である。図1において、軌道面測定装置10(以下、単に測定装置10ともいう)による測定の対象となっているワークは、自動調心機能を有する複列タイプの球面ころ軸受の内輪(軌道輪1)であり、この球面ころ軸受は、この内輪の他に、図示しないが外輪を備え、これら内輪と外輪との間に複列の球面ころが組み込まれて構成されている。
軌道輪1(内輪)の外周面には二列の軌道面2,2が環状に形成されていて、軌道輪1の縦断面において、各軌道面2は、当該軌道面2から離れた位置を中心とし、この中心から一定の軌道溝半径を有する凹円弧形状に形成されている。なお、前記「軌道輪1の縦断面」は、軌道面2の周方向(軌道輪1と軌道面2とが同心の場合、軌道輪1)の中心線cを含む断面である。軌道面2は高精度に形成されている必要があり、このために、軌道面2は、例えば旋削加工が行われてから機械仕上げ加工として、図3に示しているように砥石4による研磨加工が行われる。そして、測定装置10は、軌道輪1に形成されている軌道面2の軌道溝半径の中心の位置を求める装置である。なお、本発明において、図1の状態で、軌道面2の中心線cに垂直な方向である径方向をX方向とし、軌道面2の中心線cの延在方向である軌道輪1の軸方向をZ方向としている。
測定装置10は、変位計11A,11B,11C,11Dを有している測定器6と、コンピュータからなる演算機7とを備えている。
変位計11B,11C,11Dは、後にも説明するが、縦断面と軌道面2との交差線上にあって軸方向の位置が異なる少なくとも三カ所の測定点B0,C0,D0(図4参照)それぞれの軸方向座標と径方向座標とを求めるためのものである。
演算機7は、測定器6によって求められた前記座標に基づいて、軌道面2の軌道溝半径の中心を求める機能を備えている。このため、演算機7は、各種演算処理を行うCPUを有する演算処理部と、ROMやRAM等の記憶装置よりなる記憶部8とを備えていて、記憶部8には、演算処理のためのコンピュータプログラムが記憶されている。演算機7の演算処理部は、前記コンピュータプログラムが実行されることで達成される機能部として、第一演算部7a、第二演算部7b及び第三演算部7cを備えている。各演算部の機能については後に説明する。
変位計11A,11B,11C,11Dはそれぞれ同じ構成であり、検出部となる先端が軌道面2に接触するプローブを有している。これら変位計11A,11B,11C,11Dは、直線状の取り付け部材12に取り付けられている。取り付け部材12は、軌道輪1の端面1a上に載せられると、その長手方向が水平方向に向いた状態となる。この取り付け部材12に、変位計11Aと変位計11Bとは、その検出方向が同一直線上に位置しかつ軌道輪1を挟んで対向するようにして配置されていて、変位計11B,11C,11Dは、それぞれ検出方向が水平でかつ相互で平行となるように向けられて配置されている。変位計11A,11B,11C,11Dの検出部は、同一の鉛直面上に配置され、各検出方向も当該面上に位置する。変位計11A,11B,11C,11Dの検出部は、その検出方向がX方向であり、X方向の変位を測定するように配置されている。
また、変位計11A,11B,11C,11Dは、取り付け部材12に対して、Z方向に関して相対位置が設定されて取り付けられている。
そして、変位計11A,11B,11C,11Dによる計測結果は、演算機7に送られ、記憶部8が記憶することができる。変位計11A,11B,11C,11Dそれぞれの検出部が軌道面2に接触する点が、測定点A0,B0,C0,D0となる。変位計の計測値を以下ではゲージ値ともいう。
また、図1に示している軌道輪1は、その軸方向を上下方向として、機械仕上げ加工を行う研磨機(ドレス加工機)の回転テーブル3上に載せられていて、本発明の測定装置10は、このテーブル3に載せられた状態のままで、軌道輪1に対して測定を行うことができ、軌道面2の軌道溝半径の中心を求める処理を実行することができる。
このように構成された測定装置10が用いられて行われる軌道輪1の仕上げ加工方法について説明する。図5は、この仕上げ加工方法を説明するフロー図である。
軌道輪1は水平面を有するテーブル3上に載せられていて、準備工程(図5のステップS10)として、取り付け部材12を軌道輪1の端面1aに沿って水平方向に移動させ、変位計11Aと変位計11Bとの検出部間の距離が最大となる位置で、取り付け部材12を静止させる(図2参照)。この静止状態では、変位計11Aと変位計11Bとによって、軌道面2の測定点A0と測定点B0との間の直径を測定している状態となり、また、全ての変位計によって、軌道輪1の縦断面と軌道面2との交差線上にある点の位置を測定することができる状態となる。
そして、測定器6の測定結果(ゲージ値)に基づいて、演算器7の第一演算部7aは、軌道輪1の縦断面と機械仕上げ加工(研磨加工)前の軌道面2との交差線上にある測定点A0及び軸方向の位置が異なる三カ所の測定点B0,C0,D0(図4参照)それぞれの軸方向座標(Z座標)と径方向座標(X座標)とを求める(ステップS11)。図6は、前記座標を求める処理を説明する説明図である。
なお、本発明では、設計値に基づいて作製された軌道輪1のマスタ(雛型)に対して前記準備工程を実行した場合、前記静止状態では、各変位計の値が0を示すように測定器6は設定されている。したがって、図6(a)では、項目「4.ゲージゼロリセット値」が全て0である(例えば、変位計11Aのゲージゼロリセット値amが0である)。
図6(a)におけるゲージゼロリセット値amは、真の値am0と測定誤差am1とが加算された値となる。同様にゲージゼロリセット値bmは、真の値bm0と測定誤差bm1とが加算された値となり、ゲージゼロリセット値cmは、真の値cm0と測定誤差cm1とが加算された値となり、ゲージゼロリセット値dmは、真の値dm0と測定誤差dm1とが加算された値となる。
軌道輪1のマスタの真の値am0,bm0,cm0,dm0は、マスタを正確に(例えば円筒面で)形成し、より正確な方法(例えば三次元測定器)で測定されて決定されている。各測定誤差am1,bm1,cm1,dm1は、測定器6でマスタを繰り返し測定し、ゲージゼロリセット値am,bm,cm,dmのn数を増やす(例えばn=10)ことで誤差を最小化(am1≒0,bm1≒0,cm1≒0,dm1≒0)している
このように、ゲージゼロリセット値am,bm,cm,dmは、軌道輪1のマスタにおける真の値am0,bm0,cm0,dm0とほとんど同じ値にしている。
そして、この状態で、ゲージゼロリセット値am,bm,cm,dmが0になるように各変位計11A,11B,11C,11Dは調整されている。
また、軌道輪1を載せたステージ3上での座標の原点について説明すると、当該軌道輪1の中心線cが径方向の原点であり、ステージ3上の軌道輪1のワーク幅W(軸方向寸法)の半分の位置が軸方向の原点である。また、軌道輪1の中心線cは、テーブル3の中心(回転中心)と一致している。
そして、実際のワーク(測定しようとする軌道輪1)に対して測定器6を適用した場合のゲージ値が、図6(a)において、項目「5.ワーク測定時のゲージ値」である。各変位計は、そのプローブの先端の検出点が、マスタを使用した場合よりも中心線c側に寄る状態ではマイナス(−)の値を示し、マスタを使用した場合よりも検出点が中心線cから離れる状態ではプラス(+)の値を示すように設定されている。
そして、図6(a)の実施形態では、変位計11A,11B,11C,11Dの実際のゲージ値は、aw,bw,cw,dwとなる。
図6(a)におけるワーク測定ゲージ値awは、真の値aw0と測定誤差aw1とが加算された値となる。同様にワーク測定ゲージ値bwは、真の値bw0と測定誤差bw1とが加算された値となり、ワーク測定ゲージ値cwは、真の値cw0と測定誤差cw1とが加算された値となり、ワーク測定ゲージ値dwは、真の値dw0と測定誤差dw1とが加算された値となる。
測定点B0,C0,D0の座標を求める計算式は、図6(b)に示すとおりであり、この計算式は記憶部8に記憶されている。なお、図6(b)の式中の記号X1,X2,X3は、前記マスタに前記測定器6を適用した場合の測定点A0,B0,C0,D0の位置に基づく距離であり、設計上の値となる。この設計上の値は、例えばマスタを作製するために用いたCADデータによって求められ、記憶部8が記憶している。
また、前記のとおり、変位計11A,11B,11C,11Dは、軌道輪1の端面1a上に取り付けられる取り付け部材12に対して、Z方向に関して相対位置が設定されて取り付けられていることから、図6(b)の式中の記号Z1,Z2,Z3(図4参照)は、この設定値に基づいて求めることができる値であり、記憶部8が記憶している。
以上より、第一演算部7aによって、軌道面2上にあって軸方向の位置が異なる三カ所の測定点B0,C0,D0それぞれの軸方向座標(Z座標)と径方向座標(X座標)とが演算によって求められる。
さらに、第一演算部7aは、図4に示しているように、測定点B0,C0,D0それぞれを中心とし所定の軌道溝半径Rと同じ半径を有する縦断面上の複数の円B,C,Dを求める(ステップS12)。前記所定の軌道溝半径Rは、仕上げ機械加工を行う装置に設定されている値であり、図3に示しているように、本実施形態では、研磨機が有している回転砥石4の曲率半径の値である。なお、この砥石4の中心(砥面の曲率中心)を、機械仕上げ加工前の軌道面2の軌道溝半径の中心(G)に一致させてから、当該砥石4の中心を、基準中心Kまで移動させながら、砥石4によって軌道面2を研磨することによって、軌道輪1の軌道面2は、基準中心Kから所定の軌道溝半径Rとなる凹円弧面2fに機械仕上げ加工されることになる。なお、基準中心Kは、設計上の(理想上の)軌道面2の軌道溝半径の中心位置である。
そして、第二演算部7bは、第一演算部7aによって求められた複数の円B,C,Dの内の二つで一組の円の交点を求める処理を、複数組について行う(ステップS13、ステップS14)。なお、実施形態では、すべての組について前記処理を行っている(ステップS14)。
具体的に説明すると、第二演算部7bは、図4において、円Bと円Dとの交点R1、円Bと円Cとの交点Q1、円Cと円Dとの交点P1を演算によって求める。図7は第二演算部7bの処理の説明図であり、代表として測定点B0と測定点C0との交点Q1を求める場合を説明している。図8(a)(b)は、この第二演算部7bの処理を説明する説明図であり、前記交点(Q1)を求める計算式を示している。この計算式は記憶部8に記憶されている。
すなわち、第二演算部7bは、図7及び図8(a)に示しているように、測定点B0と測定点C0との距離L(円Bと円Cの中心距離)、鉛直線Vに対する測定点B0と測定点C0とを結ぶ直線の角度θ、及び、(測定点C0)−(測定点B0)−(他方向の交点Q2)の成す角度αを、測定点B0,C0の座標等に基づいて、演算によって求める。そして、第二演算部7bは、これらの演算結果に基づいて、図8(b)に示しているように、縦断面上における交点Q1(図7参照)の座標(径方向座標,軸方向座標)=(Xq,Zq)を求める。なお、円Bと円Cとの交点はQ1以外にQ2も有るが、径方向座標が大きい側(Q1)を本発明の交点として採用する。
そして、第三演算部7cは、図4に示しているように、第二演算部7bによって求められた三つの交点R1,Q1,P1の重心Gの座標を求める(ステップS15)と共に、当該重心Gを、仕上げ機械加工前の軌道面2の軌道溝半径の中心として取得する(ステップS16)。図8(c)は、この第三演算部7cの処理を説明する説明図であり、前記重心Gの座標を求める計算式を示している。この計算式は記憶部8に記憶されている。図8(c)に示している計算式によれば、第三演算部7cは、重心Gの座標を、交点R1,Q1,P1の座標の平均値として求めている。
以上より、本発明の測定装置10によれば、球面ころ軸受が有する軌道輪1に、所定の軌道溝半径Rを有するように形成されることになる軌道面2の縦断面上での軌道溝半径の中心(G)を求めることができる。
そして、この測定装置10が用いられて行われる軌道輪1の仕上げ加工方法としては、さらに、求められた前記軌道溝半径の中心(G)と基準中心K(図3参照)とに基づいて、砥石4によって機械仕上げ加工を行う(ステップS17)。
すなわち、基準中心Kは、軌道輪1を作製するための設計値に基づいて研磨機(テーブル3)上で定められている設計上の軌道溝半径の中心位置であり、砥石4の移動ベクトルを、当該基準中心Kの座標と軌道溝半径の中心(G)の座標とによって第三演算部7cは求めることができる。そして、この移動ベクトルにしたがって砥石4を移動させながら軌道面2の研磨を行うことによって、設計値に対して寸法精度の良い軌道輪1を製造することが可能となる。
以上の本発明の実施形態によれば、前記測定装置10による軌道面2の軌道溝半径の中心を求める方法は、砥石4の曲率半径(前記所定の軌道溝半径)Rは設定値であって一定の値であることを利用している。すなわち、軌道輪2の縦断面と軌道面3との交差線上にあって軸方向の位置が異なる三カ所の測定点B0,C0,D0それぞれの座標を求め、これら測定点B0,C0,D0それぞれを中心とし砥石4の曲率半径Rと同じ半径を有する縦断面上の円B,C,Dを複数求め、これら複数の円B,C,Dの内の二つで一組の円の交点を求めている。この一組の円の交点は、これら円の中心となった二つの測定点それぞれを通る円の平均化された中心であると言える。
さらに、この交点を求める処理を複数組について行い、複数の交点の重心Gを軌道面2の軌道溝半径の中心として求めている。すなわち、前記平均化された中心(円の交点)を複数求め、これら複数の平均化された中心(円の交点)の重心Gを求めることで、複数の交点それぞれを中心とする円の平均化された中心を求めていることとなり、この中心を軌道面2の軌道溝半径の中心(G)として求めている。
なお、軌道輪1の軌道面2上にある測定点B0,C0,D0の軸方向座標と径方向座標とを、変位計11A,11B,11C,11Dを有する測定器6によって求める際、測定誤差を完全に0とすることは不可能であり、また、機械仕上げ加工前の軌道面2は真円弧でないこともあるが、本発明のように、少なくとも三カ所の測定点B0,C0,D0の座標から、軌道溝半径と同じ長さ離れた位置の交点を用い、平均化する処理を行って軌道面2の軌道溝半径の中心(G)を求めているので、測定点B0,C0,D0の座標を求める際に誤差があっても、測定点B0,C0,D0の座標を中心とした軌道溝半径の円の交点の座標に近い位置に、軌道溝半径の中心があることを利用するため、その誤差を均すことができ、軌道面2の軌道溝半径の中心(G)を精度良く求めることができる。
この結果、求めた軌道溝半径の中心に基づいて機械加工を行うことで、寸法精度の良い軌道輪1を製造することが可能となる。このため、実施形態の軌道輪1は、自動調心機能を有する複列タイプの球面ころ軸受用であるため、この軌道輪1を備えている球面ころ軸受によれば、軌道輪1と、ころ(図示せず)との接触角について、設計値に対して精度が高いものとなる。
さらに、研磨機のテーブル3上に軌道輪1を載せた状態で、軌道溝半径の中心(G)の座標を求めることができ、研磨機のテーブル3の回転中心と軌道輪1の中心とを再度合わせ直す必要がなく、測定を終えると迅速に軌道輪1の機械仕上げ加工を行うことが可能となる。
本発明の前記測定装置10が備えている演算機7によって、軌道面2の軌道溝半径の中心(G)を求めた場合の効果は、測定点B0,C0,D0の軸方向座標と径方向座標とを通過する一つの円を最小自乗法によって求めた場合(比較例)と比較すれば一目瞭然である。例えば図6(a)のワーク測定ゲージ値awに、マスタを測定した時のゲージ値を代入するシミュレーションを行えば、実施例による誤差は比較例に比べて小さく、実施例では、真値に対して精度よく軌道溝半径の中心の座標が求められていることがわかる。
これは、図6(a)のゲージゼロリセット値am,bm,cm,dmの、誤差am1,bm1,cm1,dm1をほぼ0とし、ゲージゼロリセット値am,bm,cm,dm(測定値)が、真の値am0,bm0,cm0,dm0とほぼ同一とした誤差を最小化した状態の測定器6で再度マスタを測定し、この再度マスタを測定した際のワーク測定ゲージ値aw=am0+aw1,bw=bm0+bw1,cw=cm0+cw1,dw=dm0+dw1となった場合、ワーク測定ゲージ値とゲージゼロリセット値との差分が測定誤差aw1,bw1,cw1,dw1となることを利用する。この際の測定誤差aw1,bw1,cw1,dw1が実施例で求める軌道溝半径の中心に与える誤差と、比較例で求める軌道溝半径の中心に与える誤差とを比較することで、実施例の誤差が比較例の誤差よりも小さくなることがわかる。
また、本発明は、図示する形態に限らず本発明の範囲内において他の形態のものであってもよい。
前記実施形態では、変位計11A,11B,11C,11Dを接触式のものとしたが、レーザ変位計のような非接触式のものであってもよい。また、準備工程(S10)において、テーブル3上の軌道輪1に対して測定器6を移動させる場合として説明したが、固定状態にある測定器6に対して軌道輪1を移動させてもよい。
さらに、測定点を三カ所(B0,C0,D0)としたが、少なくとも三カ所とすればよく、変位計の数を増やして四カ所以上としてもよい。
また、図6のステップS13で円の交点を求める方法も、他の方法であってもよい。
また、機械仕上げ加工を終えた軌道輪の軌道面の寸法管理のために、当該軌道面の軌道溝半径の中心を求めるために前記測定装置10を用いてもよい。
1:軌道輪、 2:軌道面、 6:測定器、 7:演算機、 7a:第一演算部、 7b:第二演算部、 7c:第三演算部、 10:軌道面測定装置、 A0:測定点、 B0:測定点、 C0:測定点、 D0:測定点、 A:円、 B:円、 C:円、 D:円、 G:重心、 K:基準中心、 R:所定の軌道溝半径の半径、 P1:交点、 Q1:交点、 R1:交点

Claims (2)

  1. 球面ころ軸受の軌道輪の軌道面を、基準中心から所定の軌道溝半径となる凹円弧面に機械加工する工程を含む、当該軌道輪の仕上げ加工方法であって、
    前記軌道輪の縦断面と前記軌道面との交差線上にあって軸方向の位置が異なる少なくとも三カ所の測定点それぞれの座標を求め、
    前記測定点それぞれを中心とし前記所定の軌道溝半径と同じ半径を有する縦断面上の円を複数求め、
    前記複数の円の内の二つで一組の円の交点を求める処理を、複数組について行い、
    求めた複数の前記交点の重心を求めると共に、当該重心を前記軌道面の軌道溝半径の中心として求め、
    前記軌道溝半径の中心に基づいて前記機械加工を行うことを特徴とする球面ころ軸受の軌道輪の仕上げ加工方法。
  2. 球面ころ軸受の軌道輪に所定の軌道溝半径を有するように形成される軌道面の軌道溝半径の中心を求める軌道面測定装置であって、
    前記軌道輪の縦断面と前記軌道面との交差線上にあって軸方向の位置が異なる少なくとも三カ所の測定点それぞれの座標を求めるための測定器と、
    前記測定器によって求められた前記座標に基づいて前記軌道溝半径の中心を求める演算機と、を備え、
    前記演算機は、
    前記測定点それぞれを中心とし前記所定の軌道溝半径と同じ半径を有する縦断面上の円を複数求める第一演算部と、
    前記第一演算部によって求められた前記複数の円の内の二つで一組の円の交点を求める処理を、複数組について行う第二演算部と、
    前記第二演算部によって求められた複数の前記交点の重心を求めると共に、当該重心を前記軌道溝半径の中心として取得する第三演算部と、
    を有していることを特徴とする球面ころ軸受の軌道面測定装置。
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