JP2010285851A - 壁体 - Google Patents

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Abstract

【課題】パネルによって形成される目地の見え方を変えることで、これまでにない新しい外観を構成し得る壁体を提供する。
【解決手段】目地底形成面41を有した支柱4と、当該目地底形成面41と協働して目地10を形成し得るパネル1とを具備してなる壁体Aであって、パネル1が、板材を平板状に形成してなる表面板21と当該表面板21の周縁24から当該表面板21の周縁24から板材を目地底形成面41側へ折り曲げてなる折返板25とを有する面材2を具備するものであり、折返板25が、表面板21から板材を断面視鋭角に折り返した傾斜折返部26を有することにより、目地10の形状が、当該目地10の幅寸法を前記目地底形成面41に向かって漸次大きくする方向に傾斜させた形状をなすものであることを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、パネルによって目地が形成される壁体に関するものである。
従来、間仕切り装置や扉装置に対し、面板を適宜折り曲げて構成したパネル本体と、パネル本体の裏面に設けた例えば石膏ボードといった芯材とを具備しているパネルが種々提案され、ている。
このようなものの中には、例えば支柱に掛止具を介して取り付けることによって、建物内の空間を仕切るために構成された、パーティションシステムや間仕切り装置と呼ばれる壁体に適用されたものが開示されている。(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
そして上述のようなパネルに至っては、例えば表面にクロス材や樹脂性のシートを被覆したようなものや金属製の面板をそのまま表出させるなど、さまざまな態様のものが存在している。
特開2000−170289号公報 特開2005−009082号公報
しかしながら、これらパネルの何れのものにおいても、上述のパネルでは、表面を構成する面板の周縁から板材を折り返して構成する折返板は、目地底形成面に向かって直角に折り返し、さらに内方に直角に折り返している形状としているものである。そのために、斯かるパネルによって形成される目地の部分の見え方といえば、パネルの周縁によって形成される隙間から表面板の端部を折り返した折返板が目地の内側面が垣間見えており、見る角度によっては、例えばパネルを支持している支柱の表面である目地底形成面が見えているといった、どれも同じような見え方となってしまっているのが現状である。
本発明は、このような点に着目したものであり、パネルによって形成される目地の見え方を変えることで、これまでにない新しい外観を構成し得る壁体を提供することを目的としている。
本発明は、このような目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。
すなわち本発明に係る壁体は目地底形成面を有した構造材と、当該目地底形成面と協働して目地を形成し得るパネルとを具備してなる壁体であって、前記パネルが、板材を平板状に形成してなる表面板と当該表面板の周縁から前記板材を目地底形成面側へ一体又は別体に延出させてなる折返板とを有する面材を具備するものであり、前記折返板が、前記表面板から前記板材を断面視鋭角に延出させた傾斜折返部を有することにより、前記目地の形状が、当該目地の幅寸法を前記目地底形成面に向かって漸次大きくする方向に傾斜させた形状をなすものであることを特徴とする。
ここで、「目地の幅寸法」という幅方向とは、横幅の方向という意味ではなく、目地が延出する長手方向に直交する方向を指すものである。よって、本発明の目地は上下左右や斜め方向といった何れの方向に延出するのかを限定するものではない。また折返板は表面板から板材を折り返して成る態様に限定されるものではなく、別体の板材を溶接等によって接続させたものであっても良い。
このようなものであれば、傾斜折返部を設けることによって目地の形状が、目地底形成面に向かって幅寸法が漸次大きくなる形状となるため、目地を見た際にはパネルの折返板が見え難くなる一方、目地底形成面が見えやすくなるため、パネル自体の周縁すなわち輪郭が従来よりも際立って見えることとなり、これまでにないパネルの新しい外観を提供することが可能となる。
また加えて従来の折返板ではパネルの周縁から目地底形成面に向かって直角に折り返し、さらに内方に直角に折り返している形状としているのに対し、本願の傾斜折返部は目地底形成面に向かう方向と内方とに同時に折り返すこととなるので、折返板の寸法をより少なくしながら所要の寸法を折り返すことが可能となる。すなわち、折返板を構成するための材料を少なく抑えることも可能となる。
折返板が目地の外方からさらに見え難くしてより目地底形成面が見え易くするとともに、面板の周縁の強度を有効に向上させるためには、面板の周縁と傾斜折返部との間に、表面板の裏面側に板材を重ね合わせた折畳部をさらに設けることが望ましい。
そして、構造体に対するパネルの位置決めを確実に行ない得るものとするためには、傾斜折返部の先端から表面板の面方向に平行に板材を延出させて設けられ、構造材に係り合って当該構造材に取り付けられるための取付部をさらに設けたものとすることが好ましい。
そして、構造材に対して迅速且つ確実にパネルを取り付け得るようにするためには、取付部に、構造材にフックを介して取り付けられるためのフック孔を設けたものとすればよい。
さらに、折返板全体の寸法を抑えながら、折畳部の上述した効果を担保しておくためには、折畳部の折畳寸法を取付部の延出寸法以下に設定しておくことが好ましい。
そして、本発明は構造材としての支柱にフックを介して好適に壁体を構成し得るものであるが、他方、構造材をスライド移動可能な扉枠とした、壁体が有している扉に適用する態様としてもよい。
本発明によれば、目地の形状が、目地底形成面に向かって幅寸法が漸次大きくなる形状となるため、目地を見た際にはパネルの折返板が見え難くなる一方、目地底形成面が見えやすくなるため、パネル自体の周縁すなわち輪郭が従来よりも際立って見えることとなり、これまでにないパネルの新しい外観を提供することが可能となる。また加えて本発明は、傾斜折返部を設けることによって、従来のパネルよりも表面板から折り返す折返板を構成するための材料を少なく抑えたパネルを提供することも可能となる。
本発明の一実施形態に係る壁体の外観を示す正面図。 同実施形態に係る壁体の要部を示す斜視図。 図2に対応した構成説明図。 図1におけるI−I線断面図。 同実施形態の変形例に係る要部の模式的な図。 本発明の他の実施形態に係る外観を示す平面図。 同実施形態に係る要部を示す斜視図。 同実施形態に係る断面図。
<第1実施形態>
以下、本発明の第1実施形態について図面を参照して説明する。
本実施形態に係る壁体Aは、図1、図2、図3及び図4に示すように、空間を区画するために用いられるものであり、構造材たる支柱4と、この支柱4の前後において幅方向両端部を支持されるパネル1と、床面Uから立ち上がる下端部において前後面を形成する巾木Hと、天井Tに接し上端部において前後面を形成する笠木Kとを具備したものである。そして本実施形態では、巾方向に並ぶパネル1間の隙間において、目地10が形成されている。
ここで、本実施形態に係る壁体Aは、目地底形成面41を有した支柱4と、当該目地底形成面41と協働して目地10を形成し得るパネル1とを具備してなる壁体Aであって、パネル1が、板材を平板状に形成してなる表面板21と当該表面板21の周縁24から板材を目地底形成面41側へ折り曲げてなる折返板25とを有する面材2を具備するものであり、折返板25が、表面板21から板材を断面視鋭角に折り返した傾斜折返部26を有することにより、目地10の形状が、当該目地10の幅寸法を目地底形成面41に向かって漸次大きくする方向に傾斜させた形状をなすものであることを特徴とする。
以下、本実施形態に係る壁体Aにおいて、目地10を構成している支柱4とパネル1に着目して詳述する。
支柱4は、図2、図3及び図4に示すように、床面Uから巾木Hを介して起立して設けられ本実施形態ではその上端部を笠木Kを介して天井Tに固定している。すなわち、壁体Aの高さ寸法は、天井Tから床面Uまでの高さ寸法と略等しく設定している。そして当該支柱4の前後面には、パネル1の巾方向両端部に係合可能な取付孔42を設けるとともに、当該取付孔42間に形成された面を、本発明の目地底形成面41としている。
パネル1は、図2、図3及び図4に示すように、例えば本実施形態では板金により構成された面材2と、当該面材2の裏面側に取り付けられた芯材である石膏ボード3とを有している。ここで、石膏ボード3の構成並びに具体的な態様は既存のものと同様のものであるため、その具体的な説明を省略するものとする。
面材2は、同図に示すように、表面を露出させるとともに裏面側に石膏ボード3を取り付けた表面板21と、当該表面板21の巾方向における周縁24から板材を折り曲げて形成した折返板25とを有している。なお本実施形態では、表面板21の上下方向の周縁24からも、板材を折り返した端面折返板29を設けている。ここで本実施形態に係る面材2は、板金のみからなる態様のみならず、板金の表面にクロス材や樹脂を貼付することによって、種々の色彩や質感を出し得るものであるが、本実施形態では一例として板金のみによって面材2を構成した態様を説明するものとする。
折返板25は、本実施形態では周縁24から裏面23側に板材を重ね合わせた折畳部27と、折畳部27から板材を断面視鋭角に折り返した傾斜折返部26と、傾斜折返部26の先端から表面板21の面方向に平行に板材を延出させて設けられ、支柱4に設けた取付孔42に対し、図3に示すフックFを介して係り合い得るフック孔28aを有することによって支柱4に取り付けるための取付部28とを有している。そして本実施形態では、折畳部27の折畳寸法を取付部28の延出寸法以下に設定したものとしている。
しかして本実施形態では、図2、図3及び図4に示すとおり、上記支柱4とパネル1とによって形成される目地10の形状が、図4に示すように、目地10の形状が、当該目地10の幅寸法を目地底形成面41に向かって漸次大きくする方向に傾斜させた形状をなしたものとなっている。
以上のような構成とすることにより、本実施形態に係る壁体Aは、傾斜折返部26を設けることによって目地10の形状が、目地底形成面41に向かって幅寸法が漸次大きくなる形状となるため、目地10を見た際にはパネル1の折返板25が見え難くなる一方、目地底形成面41が見えやすくなるため、パネル1自体の周縁24すなわち輪郭が従来よりも際立って見えることとなり、これまでにないパネル1の新しい外観を提供し得るパネルとなっている。
また加えて従来の折返板25ではパネル1の周縁24から目地底形成面41に向かって直角に折り返し、さらに内方に直角に折り返している形状としているのに対し、本願の傾斜折返部26は目地底形成面41に向かう方向と内方とに同時に折り返すこととなるので、折返板25の寸法をより少なくしながら所要の寸法を折り返すことが可能となる。すなわち、折返板25を構成するための材料を少なく抑えられたものとなっている。
折返板25が目地10の外方からさらに見え難くしてより目地底形成面41が見え易くするとともに、面板の周縁24の強度を有効に向上させるために本実施形態では、面板の周縁24と傾斜折返部26との間に、表面板21の裏面23側に板材を重ね合わせた折畳部27をさらに設けたものとしている。またこの折畳部27を設けることにより、当該折畳部27の箇所に別途板ナットやクランプの足等を取り付ければ、棚板等のオプション部材を任意の位置に取り付けることも可能となる。
そして、構造体たる支柱4に対するパネル1の位置決めを確実に行ない得るものとするために本実施形態では、傾斜折返部26の先端から表面板21の面方向に平行に板材を延出させて設けられ、支柱4に係り合って当該構造材に取り付けられるための取付部28をさらに設けたものとしている。
そして本実施形態では支柱4に対して迅速且つ確実にパネル1を取り付け得るようにするためには、取付部28に、支柱4にフックを介して取り付けられるためのフック孔28aを設けたものとして、既存の支柱に対しても好適にパネル1を適用して本発明を容易に実現し得るものとなっている。
さらに、折返板25全体の寸法を抑えながら、折畳部27の上述した効果を担保しておくための具体的な態様として本実施形態では、折畳部27の折畳寸法を取付部28の延出寸法の同じか、それ以下に設定したものとしている。
そして、本実施形態において適用し得る本発明の折返板25の形状は、図2、図3及び図4で図示した形状に限られることはない。
<変形例>
続いて、本実施形態の各変形例について、図5を参照して説明するが、同変形例において、上記本実施形態に相当する構成要素に対しては同じ符号を付し、その詳細な説明を省略するものとする。
まず、図5(a)に記載の通り、本実施形態で使用したパネル面材2と支柱4とによって形成した目地10の内部に、詳細には、傾斜折返部26上に、例えばLEDに代表される照明手段Lを配置したものとしても良い。なおこの場合、照明手段Lに接続する配線hは、傾斜折返部26に適宜開口等を設けて折返板25内方に取り回している。このようなものであれば、折返板25から目地底形成面41を照らすことによって目地10を間接照明的に灯すことによって、これまでに無い目地10やパネルの見栄えを実現した壁体Aを実現することができる。特に本発明の傾斜折返部26を構成することによって、外側からは照明手段L自体が目立ち難いものとなっている。
そして、同図(a)の他にも、各変形例に係るパネル1の折返板25を同図(b)乃至(f)に示す。すなわち本発明に係る折返板25は、同図(b)のように、折畳部27の寸法を大きく設定することにより、折畳部27の寸法と取付部28の寸法とを略等しく形成してもよく、また、同図(c)のように、折返部の寸法を短く構成してもよい。また、同図(d)のように、折畳部27を設けずに傾斜折返部26と取付部28とによって折返板25を構成しても、同図(e)のように傾斜折返部26のみによって折返板25を形成しても良い。又勿論、同図(f)のように折畳部27と傾斜折返部26とによって折返板25を構成したものであっても良い。このように本発明では、目地10の形状が、当該目地10の巾寸法が目地底形成面41にむかって漸次大きくし得るものであれば、種々の形状の折返板25を適用することができる。
そして特に同図(b)のように折畳部27の寸法を大きくしたものであれば、例えば折畳部自体を挟み代として利用することにより、目地10内に別途板ナットやクランプの足等を配置させて、パネル1の表面板21における任意の位置に棚板等のオプション部材を取り付け易い構成とすることが可能となる。
また図5に図示した態様の他にも、例えば傾斜折返部26の延出する角度を適宜変更しても良く、特に、折畳部27の寸法が大きい寸法とするにつれて傾斜折返部26の延出する角度を、直角に近付けた緩い角度としても、折返板25を目立たせ難い目地10を構成することができる。
<第2実施形態>
さらに、本発明の第2実施形態について、以下に説明する。なお本実施形態において、上記第1実施形態の構成要素に相当する構成要素に対しては、上記実施形態と同じ符号を付すとともに、その詳細な説明を省略するものとする。
本実施形態に係る壁体Bは、スライド扉B1及び回転扉B2を構成する扉枠5を有する扉装置として機能するものであり、これら回転扉B2及びスライド扉B1を構成する扉枠5を本発明に係る構造材として、本発明に係るパネル1を適用したものである。
具体的に説明すると、この扉装置として機能する壁体Bは、例えば人が行き交う道路などの表空間OPと、建物のインフラを担う各種設備が収容された裏空間CLとを仕切るために設置されたもので、上下に配設されたレールRに図7に破線で示した戸車TCを有したスライド扉B1をスライド移動可能に支持させてなる。
そしてこの壁体Bは、図6に示すように、上述した上下のレールRとの間にスライド扉B1を例えば3枚配設するとともに、これら3枚のスライド扉B1の両側に回転扉B2を配してなるもので、全てのスライド扉B1及び回転扉B2を面一に閉じた状態で、表空間OPと裏空間CLとを仕切る為の本発明に係る壁体Bとして機能するようになっている。
そして本実施形態では、これらスライド扉B1並びに回転扉B2を構成している扉枠5の片側である、表空間OP側に、本発明に係るパネル1を取り付けることによって、図8に示すような、当該目地10の幅寸法を目地底形成面51に向かって漸次大きくする方向に傾斜させた形状をなすように構成しているものである。
扉枠5は、上述の通りスライド扉B1並びに回転扉B2の主体をなすものであり、本実施形態では、目地底形成面41は、スライド扉B1の一端側または両端において、図7に示すようにパネル1の取付部28に連続する箇所に別体の板材と貼付することによって設けている。
そしてパネル1は、上記実施形態同様に、例えば本実施形態では板金により構成された面材2と、当該面材2の裏面23側に取り付けられた芯材である石膏ボード3とを有している。
そして面材2に設けた折返板25は、周縁24から板材を断面視鋭角に折り返した傾斜折返部26を、上記実施形態同様に有するとともに、目地底形成面41に近接下側の折返板25においては、傾斜折返部26の先端から表面板21の面方向に平行に板材を延出させて設けた取付部28を有するものとしている。
斯かる構成のものであっても、目地10の形状が、目地底形成面41に向かって幅寸法が漸次大きくなる形状となるため、目地10を見た際にはパネル1の折返板25が見え難くなる一方、目地底形成面41が見えやすくなるため、パネル1自体の周縁24すなわち輪郭が従来よりも際立って見えることとなり、これまでにないパネル1の新しい外観を提供し得るものとなっている。
以上、本発明の実施形態について説明したが、各部の具体的な構成は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
例えば、上記実施形態ではパネルの巾寸法両端に形成される上下方向に延出した目地に対して本発明を適用した態様を開示したが、勿論、目地が延出する方向を限定するものではなく、横方向や斜め方向に延出させた目地に本発明を適用したものであってもよい。また面材・芯材の素材やパネル自体の寸法などといった構成の具体的な態様は上記実施形態のものに限定されることはなく、既存のものを含め、種々の態様のものを適用することができる。
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
1…パネル
10…目地
2…面材
21…表面板
23…裏面
24…周縁
25…折返板
26…傾斜折返部
27…折畳部
28…取付部
28a…フック孔
4…構造材(支柱)
41…目地底形成面
5…構造材(扉枠)
A、B…壁体
F…フック

Claims (6)

  1. 目地底形成面を有した構造材と、当該目地底形成面と協働して目地を形成し得るパネルとを具備してなる壁体であって、
    前記パネルが、板材を平板状に形成してなる表面板と当該表面板の周縁から前記板材を目地底形成面側へ一体又は別体に延出させてなる折返板とを有する面材を具備するものであり、
    前記折返板が、前記表面板から前記板材を断面視鋭角に延出させた傾斜折返部を有することにより、前記目地の形状が、当該目地の幅寸法を前記目地底形成面に向かって漸次大きくする方向に傾斜させた形状をなすものであることを特徴とする壁体。
  2. 前記折返板が、前記表面板の周縁と前記傾斜折返部との間に、前記表面板の裏面側に前記板材を重ね合わせた折畳部をさらに具備している請求項1記載の壁体。
  3. 前記傾斜折返部の先端から前記表面板の面方向に平行に前記板材を延出させて設けられ、前記構造材に係り合って当該構造材に取り付けられるための取付部をさらに具備している請求項1又は2記載の壁体。
  4. 前記取付部が、前記構造材にフックを介して取り付けられるためのフック孔を有している請求項3記載の壁体。
  5. 前記傾斜折返部から前記表面板の面方向に平行に延出した取付部をさらに具備したものであり、
    前記折畳部の折畳寸法を前記取付部の延出寸法以下に設定している請求項2記載の壁体。
  6. 前記構造材をスライド移動可能な扉枠としている請求項1又は2記載の壁体。
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