JP2010283416A - 画像処理装置、印刷システム、画像処理方法およびコンピュータープログラム - Google Patents

画像処理装置、印刷システム、画像処理方法およびコンピュータープログラム Download PDF

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Abstract

【課題】画像処理に関する技術を提供する。
【解決手段】画像を構成する画像領域の属性を判定して画像処理を行う画像処理装置であって、画像を構成する各画素の階調値を読み込む画像入力部と、画像を構成する所定の画素と所定の画素の周辺の所定範囲の画素群の中から選択した複数の画素との組み合わせ毎に、複数の画素の階調値の差分値を算出し、差分値に基づく差分判定値を算出する差分判定値算出部と、所定の画素と複数の画素との組み合わせ毎に算出した差分判定値の累積値と第1の閾値とに基づいて、所定の画素の属性を判定する第1属性判定部と、所定の画素の累積値と、所定の画素の周囲の画素における累積値とに基づいて、所定の画素の信頼度係数を算出する信頼度係数算出部と、信頼度係数と第1の閾値との大小の関係に基づいて、第1属性判定部とは異なる基準によって所定の画素の属性を判定する第2属性判定部とを備える画像処理装置。
【選択図】図1

Description

本発明は画像処理の技術に関する。
コピー機、イメージスキャナー、ファクシミリなどでは、読み取り装置で読み取った画像データを、より高画質に出力するために、画像補正処理を施すことがある。例えば、画像データの基となったドキュメントが文字や線画で構成されていれば、より鮮鋭に出力するために、エッジを強調する補正処理が施され、ドキュメントが網点画像で構成されていれば、モアレを抑制するために、色の変化を滑らかにする補正処理が施される。このような補正処理を行うためには、文字や網点といった画像の属性を判定する必要がある。特に、文字と網点とが混在しているような画像データを扱う場合には、画像の領域毎に属性を判定することが必要である。このような画像の属性判定を行う技術として、例えば、下記特許文献1ないし特許文献3の技術が知られている。
特開平4−304776 特開平7−220072 特開2004−304491
しかしながら、これらの方法では、階調分布、階調変化といった特徴量の算出やフーリエ変換処理に演算コストがかかり、処理速度が問題となっていた。また、この処理速度の問題を解決するために、高価なハード構成となることが問題となっていた。
上述の問題を踏まえ、本発明が解決しようとする課題は、簡易で、かつ、精度の高い演算処理によって、画像を構成する画素の属性の判定を行うことである。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
画像を構成する画像領域の属性を判定して画像処理を行う画像処理装置であって、前記画像を構成する各画素の階調値を読み込む画像入力部と、前記画像を構成する所定の画素と前記所定の画素の周辺の所定範囲の画素群の中から選択した複数の画素との組み合わせ毎に、前記複数の画素の前記階調値の差分値を算出し、前記差分値に基づく差分判定値を算出する差分判定値算出部と、前記所定の画素と前記複数の画素との組み合わせ毎に算出した前記差分判定値の累積値と第1の閾値とに基づいて、前記所定の画素の前記属性を判定する第1属性判定部と、前記所定の画素の前記累積値と、前記所定の画素の周囲の画素における前記累積値とに基づいて、前記所定の画素の信頼度係数を算出する信頼度係数算出部と、前記信頼度係数と前記第1の閾値との大小の関係に基づいて、前記第1属性判定部とは異なる基準によって前記所定の画素の前記属性を判定する第2属性判定部とを備える画像処理装置。
この画像処理装置によれば、画像領域の属性の判定を、第1属性判定部による判定と、第2属性判定部による判定とによって行うので、第1属性判定部のみによる判定に比べて、画像領域の属性の判定の精度を高めることができる。
[適用例2]
前記信頼度係数は、前記所定の画素の前記累積値と前記所定の画素の周囲の画素における前記累積値との平均値、加重平均および中央値のいずれかひとつである適用例1記載の画像処理装置。
この画像処理装置によれば、第2判定部による画像領域の属性の判定の際に用いる信頼度係数は、所定の画素に加えて、周囲の画素も考慮に入れた係数なので、第2判定も周囲の画素との関係を考慮した判定として行うことができる。
[適用例3]
前記累積値は、前記所定の画素と前記複数の画素との組み合わせ毎に算出した前記差分判定値に、前記組み合わせ毎に設定した重み係数を乗じた値を累積した値である適用例1ないし3のいずれか記載の画像処理装置。
この画像処理装置によれば、差分判定値に重み係数を乗じた値を累積し、画素の属性の判定に用いているので、差分判定値をそのまま属性判定に用いるのに比べて、判定の精度が向上する。
[適用例4]
前記差分判定値算出部は、前記複数の画素の前記階調値の前記差分値と第2の閾値との大小関係に基づいて差分判定値を算出する適用例1ないし3のいずれか記載の画像処理装置。
この画像処理装置によれば、複数の画素の階調値の差分値と第2の閾値との大小関係に基づいて差分判定値を算出する。ここで、第2の閾値とは多数の画像を分析することで、実験的、経験的に求められるものである。よって、閾値の精度が高い場合、差分判定値の精度は高くなり、精度の高い画素の属性判定を行うことができる。
[適用例5]
前記画素が表す画像領域の属性とは、少なくとも、エッジ部分、文字部分、および、網点部分のいずれか1つである適用例1ないし4のいずれか記載の画像処理装置。
この画像処理装置によれば、画像に含まれるエッジ部分、文字部分、網点部分の少なくとも一つの属性を判定することができる。
[適用例6]
印刷システムであって、適用例1ないし5のいずれか記載の画像処理装置と、前記画像処理装置によって処理されたデータに基づいて印刷を行う印刷装置とを備える印刷システム。
この印刷システムによれば、上記の画像処理装置で画像処理をした画像を印刷することができる。
[適用例7]
画像を構成する画素について、前記画素が表す画像領域の属性を判定する画像処理方法であって、前記画像を構成する各画素の階調値を読み込み、前記画像を構成する所定の画素と、前記所定の画素の周辺の所定範囲の画素群の中から選択した複数の画素との組み合わせ毎に、前記複数の画素の前記階調値の差分値を算出し、前記差分値に基づく差分判定値を算出し、前記所定画素と前記複数の画素との組み合わせ毎に算出した前記差分判定値の累積値と第1の閾値とに基づいて、前記所定の画素の前記属性を判定する第1の判定を行い、前記所定の画素の前記累積値と、前記所定の画素の周囲の画素における前記累積値とに基づいて、前記所定の画素の信頼度係数を算出し、前記信頼度係数と前記第1の閾値との大小関係に基づいて、前記第1の判定とは異なる属性の判定方法によって前記所定の画素の前記属性を判定する第2の判定を行う画像処理方法。
この画像処理方法によれば、異なる方法で2回、画素の属性判定を行うので、1回のみ行う属性判定と比較して、精度の良い属性判定を行うことができる。
[適用例8]
画像を構成する画素について、前記画素が表す画像領域の属性を判定する画像処理をコンピューターに実行させるコンピュータープログラムであって、前記画像を構成する各画素の階調値を読み込む機能と、前記画像を構成する所定の画素と、前記所定の画素の周辺の所定範囲の画素群の中から選択した複数の画素との組み合わせ毎に、前記複数の画素の前記階調値の差分値を算出し、前記差分値に基づく差分判定値を算出する機能と、前記所定の画素と前記複数の画素との組み合わせ毎に算出した前記差分判定値の累積値と第1の閾値とに基づいて、前記所定の画素の前記属性を判定する第1の判定を実行する機能と、前記所定の画素の前記累積値と、前記所定の画素の周囲の画素における前記累積値とに基づいて、前記所定の画素の信頼度係数を算出する機能と、前記信頼度係数と前記第1の閾値との大小関係に基づいて、前記第1の判定とは異なる属性判定方法によって前記所定の画素の前記属性を判定する第2の判定を行う機能とを前記コンピューターに実現させるコンピュータープログラム。
このコンピュータープログラムによれば、画像領域の属性の判定を実行する機能として、第1の判定を実行する機能と、第2の判定を実行する機能とを有するので、第1の判定を実行する機能のみを有するコンピュータープログラムに比べて、画像領域の属性の判定の精度を高めることができる。
なお、本発明は、種々の態様で実現することが可能である。例えば、画像処理方法および装置、画像処理システム、印刷装置、印刷システム、それらの方法または装置の機能を実現するための集積回路、コンピュータープログラム、そのコンピュータープログラムを記録した記録媒体等の形態で実現することができる。
本発明の第1実施例におけるプリンター10の概略構成を示す説明図である。 第1実施例における画像複製処理の流れを示すフローチャートである。 第1実施例における領域分類処理の流れを示すフローチャートである。 第1属性判定処理の流れを示すフローチャートである。 輝度の階調値の差分値の算出方法に関する説明図である。 差分値の算出の具体例を示す説明図である。 文字構成部分と網点構成部分における差分値の偏りを示すヒストグラムである。 差分パターンテーブル52を概念的に示す説明図である。 第2属性判定処理の流れを示したフローチャートである。 信頼度計数を説明する説明図である。 文字部分における信頼度計数を説明する説明図である。 領域別補正処理の流れを示したフローチャートである。 画像データに対する線形変換の一例を示した説明図である。 領域毎の黒色(K)インクの発生比率を説明する説明図である。
次に、本発明の実施の形態を実施例に基づいて説明する。
A.第1実施例:
(A1)プリンター10の概略構成:
図1は、本発明の第1実施例におけるプリンター10の概略構成を示す説明図である。プリンター10は、印刷機能の他に、スキャナー機能、コピー機能を備えた、いわゆる複合機プリンターである。プリンター10は、制御ユニット20、キャリッジ移動機構60、キャリッジ70、紙送り機構80、スキャナー91、操作パネル96を備えている。
キャリッジ移動機構60は、キャリッジモーター62、駆動ベルト64、摺動軸66を備えており、摺動軸66に移動自在に保持されたキャリッジ70を、主走査方向(用紙幅方向)に駆動する。キャリッジ70は、インクヘッド71とインクカートリッジ72とを備えており、インクカートリッジ72からインクヘッド71に供給されたインクを、印刷用紙Sに吐出する。紙送り機構80は、紙送りローラー82、紙送りモーター84、プラテン86を備えており、紙送りモーター84によって紙送りローラー82を回転することで、プラテン86の上面に沿って印刷用紙Sを搬送する。この方向が副走査方向である。スキャナー91は、光学的に画像を読み込むイメージスキャナーであり、本実施例においては、CCD(Charge Coupled Devices)を用いたが、CIS(Contact Image Sensor)など種々のデバイスを用いることができる。
上述した各機構は、制御ユニット20により制御される。制御ユニット20は、CPU30、RAM40、ROM50を備えるマイクロコンピューターとして構成されている。さらに、CPU30は、画像入力部31、差分判定値算出部32、第1属性判定部33、信頼度係数算出部34、第2属性判定部35、画像処理部36、印刷制御部37を備える。これら機能部による働きは、ROM50に記憶されたプログラムをCPU30が実行することで実現する。また、ROM50には、差分パターンテーブル52が記憶されている。これらの機能部や差分パターンテーブル52の詳細については、後述する。
以上のような構成を有するプリンター10は、スキャナー91によって読み取った画像を、印刷用紙Sに印刷することで、コピー機として機能する。なお、上述の印刷機構は、インクジェット式に限らず、レーザー式、熱転写式など、種々の印刷方式を用いることができる。
(A2)画像複製処理:
プリンター10を用いて所定の画像のコピーを行う画像複製処理の流れを示すフローチャートを図2に示す。この処理は、ユーザーが、コピーの対象とする画像をプリンター10にセットし、操作パネル96を用いてコピーの指示操作を行うことにより開始される。この処理が開始されると、CPU30は、画像入力処理として、スキャナー91を用いて、結像された光学像、ここではコピー対象の画像を電気信号に変換する(ステップS100)。そして、画像変換処理として、得られたアナログ信号をAD変換回路でデジタル信号に変換し、更に、画像全体が一様な明るさとなるようにシェーディング補正を行う(ステップS110)。なお、本実施例においては、黒色画素と白色画素とからなる文書等の文字が含まれる画像データについて処理を行うものとする。
そして、画像変換処理によって得られた画像データに対して、画素単位で領域の分類を行う(ステップS120)。この処理は、画像を構成する画素を、文字部分を構成する画素と、エッジ部分を構成する画素と、網点部分を構成する画素とに分類する処理である。なお、本実施例では、画像データに含まれる文字部分を構成する画素と、網点部分を構成する画素との領域を分類する処理について説明するが、同じ方法を用いて、網点部分とエッジ部分との領域を分類する処理も可能である。その詳細については、後で詳しく説明する。
次に、CPU30は、画像処理部36の処理として、分類されたそれぞれの領域について、それに適した補正処理を行う(ステップS130)。この処理は、例えば、エッジ構成領域に分類された画素に対しては強調フィルタを用いて、網点構成領域に分類された画素に対しては平滑フィルタを用いて、空間フィルタリングを行う処理である。このような補正処理を行うことで、後述するステップS150の画像出力処理において、エッジ構成部分に対してはより鮮鋭に、網点構成部分に対してはモアレを抑制して出力することができる。
領域別補正処理を行うと、CPU30は、出力時に色合い等が再現できるように、ガンマ補正や、入力画像と出力画像の色情報の誤差を小さくする色補正などの全体補正処理を行い(ステップS140)、印刷制御部37の処理として、キャリッジ移動機構60、キャリッジ70、紙送り機構80等を駆動させて、画像を印刷用紙S上に出力する(ステップS150)。このようにして、画像の複製処理は完了する。
(A3)領域分類処理:
次に領域分類処理(図2:ステップS120)について説明する。図3は、領域分類処理の流れを示すフローチャートである。上述したように、本実施例では領域分類処理の一例として、画像データに含まれる文字部分と網点部分との領域を分類する処理について説明する。この処理が開始されると、CPU30は、まず、画像入力部31の処理として、上記ステップS110で得られた画像データ(ここでは、RGBデータ)をRAM40に読み込む(ステップS200)。そして、注目画素を初期位置に移動する(ステップS210)。注目画素とは、当該画素が文字構成部分または網点構成部分のいずれに該当するかという属性の判定を行う画素であり、本実施例においては、最初の注目画素は、画像の左上端に位置する画素である。
そして、注目画素を移動すると、CPU30は、第1属性判定部33の処理として第1属性判定処理を行い、注目画素が文字構成部分であるのか、それとも網点構成部分であるのかを判定する(ステップS220)。この第1属性判定処理の詳細については後で詳しく説明する。
そして、注目画素の属性を判定すると、CPU30は、その結果をRAM40に書き込む(ステップS240)。続いて、注目画素を移動させ次の画素において処理を行う(ステップS245)。そして、画像データの隅部まで対象画像の全ての画素について、上記の処理が終了したか否かを判断し(ステップS250)、終了していなければ(ステップS250:NO)、処理を上記ステップS210に戻し、終了していれば(ステップS250:YES)、第2属性判定処理を行う(ステップS260)。
第2属性判定処理は、第1属性判定処理による注目画素の属性の判定に誤判定が無いか、再度、第1属性判定処理とは異なる基準によって画素の属性を判定する処理である。そして、第2属性判定処理の結果と第1属性判定処理の判定結果とを照合し、第1属性判定処理の判定結果を誤判定と判断した場合には、判定結果の修正を行い、その結果をRAM40に書き込む。そして、第2属性判定処理が終了すると、その後、領域分類処理を終了する。なお、第2属性判定処理については後で詳しく説明する。
(A4)第1属性判定処理:
次に、第1属性判定処理(図3:ステップS220)について説明する。図4は、第1属性判定処理の流れを示すフローチャートである。この処理が開始されると、CPU30は、まず、差分判定値算出部32の処理として、差分判定値ht(x)を算出する(ステップS221)。具体的には、この差分判定値ht(x)は、以下のようにして算出する。
まず、注目画素の周辺の所定範囲の画素群の中から選択された任意の2画素について、当該画素が表す輝度の階調値の差分値Δfを算出する。なお、画素が表す輝度の階調値は、画素が表すRGBの階調値から公知の手法により求めることができる。この所定範囲とは、画像の左上端から右方向にi番目、下方向にj番目の画素を画素P(i,j)として表すこととすれば、本実施例においては、注目画素がP(i,j)である場合、注目画素(i,j)を中心とした縦方向に5画素、横方向に5画素の範囲である。この大きさは、網点を構成する基本画素数に基づいて定めればよい。具体的には、網点の基本画素数より十分に大きい値に設定する。また、上述の所定範囲の中から選択された任意の2画素とは、例えば、画素P(i+2,j−2)と画素P(i−2,j+2)である。図5に示す具体例では、注目画素をP(4,4)とし、画素P(6,2)と画素P(2,6)とを任意の2画素としている様子を示している。なお、以降、このような任意の2画素の組合せを差分パターンという。
この差分値Δfについて、図6に具体例を示す。図6(a)は、文字部分を構成する画素の輝度値を、図6(b)は、網点部分を構成する画素の輝度値を例示している。図示する画素範囲は、上述の5画素×5画素の範囲に対応している。そして、図6(c)には、画素P(6,2)と画素P(2,6)との差分値を算出した結果を示している。
図5及び図6で例示した差分パターンについての差分値Δfを、様々な画像の様々な領域について算出して作成したヒストグラムの概略図を図7に示す。図示するように、文字構成部分と網点構成部分とでは、差分値の分布に偏りがあり、差分値に対して閾値Th-,Th+を設定することで、差分値から文字構成部分と網点構成部分とを一定の精度で判定できることが分かる。この閾値は、多数の画像を分析することで、実験的、経験的に求められるものである。
上述の閾値は、異なる差分パターンを設定すれば、異なる値として得ることができる。上述のROM50の差分パターンテーブル52には、予め設定された所定数の差分パターンと閾値とが対応付けられて、記憶されている。図8は、本実施例における差分パターンテーブル52を概念的に示している。図中の升目は、任意の2画素を選択する注目範囲の画素に対応しており、升目の中心P(i,j)が注目画素である。なお、差分パターンは、画素の位置の組合せだけでなく、組合せの順序をも含めた概念で捉えられ、その組合せは、実験的、経験的に設定される。また、本実施例では、注目画素を、差分値Δfを算出するための1画素としては設定していないが、勿論、注目画素を差分パターンにおける任意の2画素の1つとして設定してもよい。
差分判定値ht(x)に戻って説明を続ける。上述の差分値Δfは、差分パターンテーブル52に記憶された差分パターンt(t:1〜8の整数)ごとに算出される。そして、それに基づいて、差分パターンtごとに、差分判定値ht(x)を算出する。この差分判定値ht(x)は、上述の差分値と閾値との関係に着目して、注目画素の属性判定を行うものである。差分判定値ht(x)は、具体的には、例えば、次式(1)のように定義することができる。差分判定値ht(x)の値「+1」は文字構成部分であることを、「−1」は網点構成部分であることを示している。
Figure 2010283416
そして、差分パターンtごとに差分判定値ht(x)を算出すると、CPU30は、第1属性判定部33の処理として、注目画素の属性を総合的に判断するための総合差分判定値H(x)を算出する(ステップS222)。この総合差分判定値H(x)は、次式(2)で表すことができる。ここで、重み付け係数αは、差分判定値ht(x)による判定誤差が小さくなるように、実験的、経験的に求められる係数である。
Figure 2010283416
このようにして総合差分判定値H(x)を算出すると、CPU30は、第1属性判定部33の処理として、総合差分判定値H(x)が属性判定基準値Hr以上であるか否かを判断する(ステップS223)。ここで、属性判定基準値Hrとは、注目画素が文字部分か網点部分かを判定するための基準値である。具体的には、判定対象となっている注目画素の総合差分判定値H(x)と属性判定基準値Hrとの大小の比較をすることによって、その注目画素が文字部分か網点部分かを判定する。属性判定基準値Hrは、多数の画像を分析することで、実験的、経験的に求められる値である。
上記説明した属性判定基準値Hrと総合差分判定値H(x)とを比較した結果、総合差分判定値H(x)が属性判定基準値Hr以上であれば(ステップS223:YES)、注目画素を文字構成部分と判断する(ステップS224)。一方、総合差分判定値H(x)が属性判定基準値Hr未満であれば(ステップS223:NO)、注目画素を網点構成部分と判断する(ステップS225)。このようにして、いずれかの判断を行うと、CPU30は、第1属性判定処理を終了し、図3に示した領域分類処理に処理を戻す。
(A5)第2属性判定処理:
次に、第2属性判定処理(図3:ステップS260)について説明する。図9は、第2属性判定処理の流れを示したフローチャートである。第2属性判定処理が開始されると、CPU30は、第1属性判定処理によって文字部分と判定された画素(以下、文字判定画素とも呼ぶ)に移動する(ステップS261)。つまり、その画素における総合差分判定値H(x)が属性判定基準値Hr以上であった画素である。続いて、CPU30は、信頼度係数算出部34として、文字判定画素の信頼度係数を算出する(ステップS262)。ここで信頼度係数とは、信頼度係数の算出の対象となっている画素と、その画素に水平方向に隣接する両側2画素ずつ、つまり合計5画素の総合差分判定値H(x)の平均値である。この算出した平均値を、信頼度係数の算出の対象となっていた画素の信頼度係数とする。図10にその一例を示した。
図10(a)は、画像データ内の1ラスターの画素の一部分における総合差分判定値H(x)を表したグラフである。横軸は、1ラスターの一部分における各画素を表し、縦軸は、各画素における総合差分判定値H(x)を表している。図10(a)において、画素Dは総合差分判定値H(x)が属性判定基準値Hr以上であり、第1属性判定処理によって文字部分と判定された画素である。つまり文字判定画素である。CPU30は、この画素Dにおける信頼度係数を算出する。画素Dにおける信頼度係数は、画素Dにおける総合差分判定値H(x)と、画素Dを中心として画素Dの両側隣接している2画素ずつ、合計5画素における総合差分判定値H(x)、合計5画素の総合差分判定値H(x)の平均値として算出される。
図10(b)は、図10(a)の画素Dに対して信頼度係数を算出した状態を示すグラフである。図10(b)における、横軸は、1ラスターの一部分の画素を示し、縦軸は、各画素における信頼度係数を表す。また、画像データの隅部に文字判定画素が位置する場合は、その対象画素の水平方向片側に隣接する2画素分の総合差分判定値H(x)を2回加算し、平均値を算出する。このようにして信頼度係数を算出すると、図10(b)から分かるように、文字判定画素の周囲の画素の総合差分判定値H(x)が属性判定基準値Hr以下である場合、画素Dにおける信頼度係数は、おおよそ、属性判定基準値Hr以下となる。
また、図11に示したように、複数画素にわたって属性判定基準値Hr以上の画素、つまり文字判定画素が、複数連なっている場合は、それらの画素の信頼度係数も属性判定基準値Hr以上の値となる。つまり、第1属性判定処理によって、1画素ないしは数画素程度で文字部分と判定された画素については、信頼度係数を算出すると、その値は属性判定基準値Hr以下となる。
上記説明したように文字判定画素において信頼度係数を算出すると(図9:ステップS262)、次に、算出した信頼度係数と属性判定基準値Hrとを比較して、信頼度係数が属性判定基準値Hr以上か否かを判断する(ステップS263)。そして、信頼度係数が属性判定基準値Hr以上の文字判定画素に対しては(ステップS263:YES)、第2属性判定処理は終了する。つまり、第1属性判定処理において総合差分判定値H(x)が属性判定基準値Hr以上で文字部分と判断され、さらに、第2属性判定において、周囲の画素の総合差分判定値H(x)との平均値も属性判定基準値Hr以上である場合は、第1属性判定処理における判定は正しいと判断し第1属性判定処理の結果を採用し、第2属性判定処理は終了する。
一方、信頼度係数が属性判定基準値Hr未満の画素に対しては(ステップS263:NO)、再度、所定の方法により詳細に属性判定(以下、詳細判定とも呼ぶ)を行う(ステップS264)。つまり、第1属性判定処理において総合差分判定値H(x)が属性判定基準値Hr以上で文字部分と判断され、その一方で、第2属性判定において、周囲の画素の総合差分判定値H(x)との平均値が属性判定基準値Hr以下である場合は、第1属性判定処理による判定に誤判定の可能性があると判断し、再度、その画素について別途、詳細な属性判定を行う。
この詳細判定の方法としては、画素の属性を検出する既知の方法を採用する。例えば、文字部分と判定された画素の画素値および、その画素の周囲に隣接する数画素の階調値を参照し、これらの階調値から、その画素が文字部分の画素であるか網点部分であるかを判定する。判定方法としては、文字部分と判定された画素の階調値とその周囲画素の階調値との差分値を各々の周囲画素について算出し、その差分値が予め設定した値以上である周囲画素の画素数を算出することで、文字部分であるか、もしくは、網点部分であるかを判定する。
その他の詳細判定の例として、文字部分と判定された画素の周囲の画素を含めエッジを検出する処理を行い、エッジを構成する画素の画素数が所定数以上の場合は文字部分と判定し、それ以外の場合は網点部分と判定するとしてもよい。エッジ検出方法としては、いわゆるパターンマッチングや、その対象画素の周囲の画素の階調値を参照したラプラシアンフィルター等によるエッジ検出方法を用いることができる。
このように信頼度係数が属性判定基準値Hr以下であった文字判定画素について、詳細判定を行うと、次にその判定結果を、第1属性判定処理による判定結果に上書きする(ステップS265)。つまり、第1判定処理とは別に行った精度の高い詳細判定による結果を判定結果として採用する。上記処理を画像データに含まれる全ての文字判定画素について行い(ステップS266)、第2属性判定処理を終了する。同時に、図3に示した領域分類処理は終了する。
上記説明においては、画像データ内の文字内部と網点部分についての領域分類処理を行ったが、プリンター10では同じ方法を用いて、画像内に含まれる文字の輪郭部分であるエッジ部分と、網点部分との領域分類処理も行う。この場合、エッジ部分と網点部分との領域を分類する専用の差分パターン、及び、閾値Th、重み付け係数α、属性判定基準値Hrを用いることにより、エッジ部分と網点部分との領域分類を行う。このようにして、CPU30は、領域分類処理として、画像データ内に含まれる、文字部分、エッジ部分、網点部分を分類する処理を行う。
(A6)領域別補正処理:
次に、領域別補正処理(図2:ステップS140)について説明する。領域別補正処理は、領域分類処理において得られた結果に基づいて、画像データの補正を行う処理である。図12は領域別補正処理の流れを示したフローチャートである。CPU30は、まず、空間フィルタを切り替えることで、領域別に画素のエンハンスを行う(ステップS310)。本実施例では、文字領域にエッジを際立たせる強調処理を行い、網点部分に強調処理を抑える平滑化処理を行う。
領域別にエンハンスを行った後、エンハンス処理後の画像データに対して、階調値の線形変換によって背景除去を行う(ステップS320)。この背景除去においては、領域毎に線形変換に用いる値は異なり、文字領域およびエッジ部分には傾斜が急な線形変換を用いてコントラストを強め、網点部分には傾斜の緩やかな線形変換を用いて中間調の連続性を維持させる。線形変換の一例を図13に示した。
線形変換による背景除去の後、処理後の画像データに基づいて印刷データの生成を行う(ステップS330)。この際、領域分類処理の結果に基づいて、用いるインクの組み合わせを領域毎に変更して、インクのドットパターンデータを生成する。具体的には、黒文字と黒網点領域においては、印刷の濃度を高くするために黒インクのみの配合で印字を行うドットパターンとする。また、黒網点部分については、粒状感を減らした自然な中間調を表現するために、複数色のインクの混色で表現した黒、いわゆるコンポジットの黒で印字を行うドットパターンとする。図14に上記説明の概念図を示した。
このようにして領域別補正処理を行うと、その後に、上述した全体補正処理(図2:ステップS140)、続いて画像出力処理(ステップS150)を行い、プリンター10における画像複製処理は終了する。
以上、説明したように、プリンター10は画像複製処理において、画像データから文字領域、エッジ部分、網点部分を分類し、領域毎に補正処理を行うので、画像に含まれる文字部分を鮮明に表現して印刷を行うことができる。また第1属性判定処理によって各画素の属性を判定した結果に誤判定があった場合に、さらに第2属性判定処理によって詳細に属性を判定するので、画素の属性判定に関する精度を高める事ができる。さらに、第2属性判定処理において、第1属性判定における文字判定画素の内、信頼度計数が属性判定基準値Hr以下の画素のみに対して詳細な属性判定を行う。つまり、詳細判定が必要な画素のみを効率的に選別し、詳細判定を行うので、全ての画素に対して詳細判定を行うのに比べて、処理速度を高めることができる。
B.変形例:
(B1)変形例1:
第1実施例では、領域分類処理に図8に示した差分パターンを用いたが、それに限ることなく、様々な態様の差分パターンを用いることができる。例えば、縦7画素×横7画素や縦11画素×横11画素の正方形の差分パターンや、十字型の差分パターンなどを用い、それに伴った重み係数αを用いれば上記実施例と同様の効果を得ることができる。
(B2)変形例2:
第1実施例では、画像データは黒色画素と白色画素とからなる文書等の文字が含まれる画像としたが、モノクロの画像データに限ることなく、写真やイラスト等の複数の色を含んだカラー画像等にも本発明を採用することができる。その場合、第1実施例において分類した文字部分、エッジ部分、網点部分に変えて、エッジ部分、明度の高い部分、明度の低い部分等に領域分類処理を行い、各領域に対して領域別補正処理および全体補正処理を行うことによって、精度の高い画像複製を行うことが可能である。
(B3)変形例3:
第1実施例では、信頼度係数は文字判定画素に隣接する2画素ずつを含めた5つの画素の総合差分判定値H(x)の平均値を採用したが、種々の態様を採用することができる。例えば、文字判定画素に隣接する3画素ずつを含めた7画素の総合差分判定値H(x)の平均値や、文字判定画素を中心として同心円上数画素分を含めた画素群の総合差分判定値H(x)の平均値を信頼度係数として採用することもできる。このようにしても、上記実施例と同様の効果を得ることができる。
以上、本発明における実施例および変形例について説明したが、本発明はこれらの態様に限られるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲で、種々の態様で実施をすることができる。例えば、本発明の画像処理装置は、実施例に示したプリンター複合機に限らず、プリンター単体、デジタル複写機、イメージスキャナーなど各種デジタル機器に搭載することが可能である。また、上記実施例では、信頼度係数は、合計5画素の総合差分判定値H(x)の平均値として求めたが、各画素の総合差分判定値H(x)に重みを付けた加重平均として算出してもよいし、それら複数画素の総合差分判定値H(x)の内の中央値を信頼度係数としても良い。
10…プリンター
20…制御ユニット
30…CPU
31…画像入力部
32…差分判定値算出部
33…第1属性判定部
34…信頼度係数算出部
36…画像処理部
37…印刷制御部
52…差分パターンテーブル
60…キャリッジ移動機構
62…キャリッジモーター
64…駆動ベルト
66…摺動軸
70…キャリッジ
71…インクヘッド
72…インクカートリッジ
80…紙送り機構
82…紙送りローラー
84…紙送りモーター
86…プラテン
91…スキャナー
96…操作パネル
S…印刷用紙
D…画素

Claims (8)

  1. 画像を構成する画像領域の属性を判定して画像処理を行う画像処理装置であって、
    前記画像を構成する各画素の階調値を読み込む画像入力部と、
    前記画像を構成する所定の画素と前記所定の画素の周辺の所定範囲の画素群の中から選択した複数の画素との組み合わせ毎に、前記複数の画素の前記階調値の差分値を算出し、前記差分値に基づく差分判定値を算出する差分判定値算出部と、
    前記所定の画素と前記複数の画素との組み合わせ毎に算出した前記差分判定値の累積値と第1の閾値とに基づいて、前記所定の画素の前記属性を判定する第1属性判定部と、
    前記所定の画素の前記累積値と、前記所定の画素の周囲の画素における前記累積値とに基づいて、前記所定の画素の信頼度係数を算出する信頼度係数算出部と、
    前記信頼度係数と前記第1の閾値との大小の関係に基づいて、前記第1属性判定部とは異なる基準によって前記所定の画素の前記属性を判定する第2属性判定部と
    を備える画像処理装置。
  2. 前記信頼度係数は、前記所定の画素の前記累積値と前記所定の画素の周囲の画素における前記累積値との平均値、加重平均および中央値のいずれかひとつである請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記累積値は、前記所定の画素と前記複数の画素との組み合わせ毎に算出した前記差分判定値に、前記組み合わせ毎に設定した重み係数を乗じた値を累積した値である請求項1ないし3のいずれか記載の画像処理装置。
  4. 前記差分判定値算出部は、前記複数の画素の前記階調値の前記差分値と第2の閾値との大小関係に基づいて差分判定値を算出する請求項1ないし3のいずれか記載の画像処理装置。
  5. 前記画素が表す画像領域の属性とは、少なくとも、エッジ部分、文字部分、および、網点部分のいずれか1つである請求項1ないし4のいずれか記載の画像処理装置。
  6. 印刷システムであって、
    請求項1ないし5のいずれか記載の画像処理装置と、
    前記画像処理装置によって処理されたデータに基づいて印刷を行う印刷装置と
    を備える印刷システム。
  7. 画像を構成する画素について、前記画素が表す画像領域の属性を判定する画像処理方法であって、
    前記画像を構成する各画素の階調値を読み込み、
    前記画像を構成する所定の画素と、前記所定の画素の周辺の所定範囲の画素群の中から選択した複数の画素との組み合わせ毎に、前記複数の画素の前記階調値の差分値を算出し、前記差分値に基づく差分判定値を算出し、
    前記所定画素と前記複数の画素との組み合わせ毎に算出した前記差分判定値の累積値と第1の閾値とに基づいて、前記所定の画素の前記属性を判定する第1の判定を行い、
    前記所定の画素の前記累積値と、前記所定の画素の周囲の画素における前記累積値とに基づいて、前記所定の画素の信頼度係数を算出し、
    前記信頼度係数と前記第1の閾値との大小関係に基づいて、前記第1の判定とは異なる属性の判定方法によって前記所定の画素の前記属性を判定する第2の判定を行う
    画像処理方法。
  8. 画像を構成する画素について、前記画素が表す画像領域の属性を判定する画像処理をコンピューターに実行させるコンピュータープログラムであって、
    前記画像を構成する各画素の階調値を読み込む機能と、
    前記画像を構成する所定の画素と、前記所定の画素の周辺の所定範囲の画素群の中から選択した複数の画素との組み合わせ毎に、前記複数の画素の前記階調値の差分値を算出し、前記差分値に基づく差分判定値を算出する機能と、
    前記所定の画素と前記複数の画素との組み合わせ毎に算出した前記差分判定値の累積値と第1の閾値とに基づいて、前記所定の画素の前記属性を判定する第1の判定を実行する機能と、
    前記所定の画素の前記累積値と、前記所定の画素の周囲の画素における前記累積値とに基づいて、前記所定の画素の信頼度係数を算出する機能と、
    前記信頼度係数と前記第1の閾値との大小関係に基づいて、前記第1の判定とは異なる属性判定方法によって前記所定の画素の前記属性を判定する第2の判定を行う機能と
    を前記コンピューターに実現させるコンピュータープログラム。
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