JP2010283016A - 半導体パッケージの製造方法及び切断装置 - Google Patents

半導体パッケージの製造方法及び切断装置 Download PDF

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Abstract

【課題】高品質の半導体パッケージの製造方法を提供する。
【解決手段】リードフレーム70上に第一の樹脂88及び第二の樹脂85を順に積層したワークを個片化して形成される半導体パッケージの製造方法であって、ワークの第一の主面側から第二の樹脂85と第一の樹脂88の少なくとも一部とを切削刃71を用いて切削する工程と、切削後のワークを反転させる工程と、ワークの第一の主面とは反対側の第二の主面側からリードフレーム70と第一の樹脂88の残りの一部とを切削刃73を用いて切削する工程とを有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、半導体パッケージの製造方法及び切断装置に関する。
従来から、LED等の半導体素子を実装した半導体パッケージがある。このような半導体パッケージは、リードフレームの上に複数の半導体素子を実装して半導体パッケージ用基板を形成し、この半導体パッケージ用基板を切断して個片化することにより製造される。半導体パッケージ用基板の個片化の際にリードフレームを切断すると、リードフレームの下面に切断バリ(切断不良)が発生する。
この切断不良について、図11を参照しながら説明する。図11は、従来におけるLEDパッケージの構成図である。図11(a)は平面図、図11(b)は正面図、図11(c)は側面図である。図11のLEDパッケージでは、リードフレーム400上に一次成形樹脂500が成形され、さらにその上に二次成形樹脂600が成形されている。また、二次成形樹脂600を成形する際に、レンズ部600aが一体的に形成される。
図11は、理解を容易にするため、平面図(図11(a))の下側一辺にのみ不具合が生じているLEDパッケージを示している。LEDパッケージ用基板をダイサーブレードにより切断する際には、まず図11(a)中の縦二辺が切断され、次に、ダイサーブレードが右側から左側に切り下げる方向に回転しながら進行する。切断後のLEDパッケージにおいて、平面図の右端では、一次成形樹脂500と二次成形樹脂600の界面で剥離部800が生じている。また、平面図の左端では、二次成形樹脂600が柔らかく伸びるために切り残し部600bができるとともに、一次成形樹脂500と二次成形樹脂600の界面で剥離部800が生じている。このように、従来の構成では、切断後のLEDパッケージの四隅において剥離部800又は切り残し部600bによる切断不良が生じていた。
一方、特許文献1には、樹脂封止後のリードフレームを切断する際、リードフレームの切断部における上部及び下部に樹脂を形成することにより、樹脂封止後のリードフレームの切断時におけるバリの発生を防止する半導体装置の製造方法が開示されている。
特開2001−77265号公報
従来、リードフレーム上に複数の半導体素子を実装し、一次成形樹脂と二次成形樹脂とを積層した構造を有するワークにおいて、切削刃を用いてリードフレーム、一次成形樹脂及び二次成形樹脂を一度に半導体素子の実装面側又は反対側から切削する必要があった。

ところが、このようなワークを半導体素子の実装面側から切削しようとすると、リードフレームの切削時にバリが発生する。リードフレームにこのようなバリが生じていると、個片化した半導体パッケージを基板に実装する際に、半田により確実な接続ができないおそれがあり、実装不良の要因となりうる。一方、ワークを半導体素子の実装面とは反対側の面から切削しようとすると、二次成形樹脂を構成する透明樹脂は柔らかいため切削時に、この樹脂が伸びてしまう。このため、弾性のある二次成形樹脂を切断する際に樹脂が伸びて一次成形樹脂から剥離してしまい、ワークに伸びや剥がれのような不具合を発生させずに切断することができない。また、上述の特許文献1のように、リードフレームの切断部に樹脂を形成しようとすると、樹脂を形成するための工程が必要となるためコストが増加する。
そこで本発明は、高品質の半導体パッケージの製造方法を提供する。また、そのような高品質の半導体パッケージを製造するための切断装置を提供する。
本発明の一側面としての半導体パッケージの製造方法は、リードフレーム上に第一の樹脂及び第二の樹脂を順に積層したワークを個片化して形成される半導体パッケージの製造方法であって、前記ワークの第一の主面側から前記第二の樹脂と前記第一の樹脂の少なくとも一部とを第一の切削刃を用いて切削する工程と、前記ワークを反転させる工程と、前記ワークの前記第一の主面とは反対側の第二の主面側から前記リードフレームと前記第一の樹脂の残りの一部とを第二の切削刃を用いて切削する工程とを有する。
本発明の他の側面としての切断装置は、リードフレーム上に第一の樹脂及び第二の樹脂を順に積層したワークを個片化する切断装置であって、前記ワークの第一の主面側から前記第二の樹脂と前記第一の樹脂の少なくとも一部とを切削する第一の切削刃と、前記ワークを反転させる反転ユニットと、前記ワークの前記第一の主面とは反対側の第二の主面側から前記リードフレームと前記第一の樹脂の残りの一部とを切削する第二の切削刃とを有する。
本発明の他の目的及び特徴は、以下の実施例において説明される。
本発明によれば、高品質の半導体パッケージの製造方法を提供することができる。また、そのような高品質の半導体パッケージを製造するための切断装置を提供することができる。
実施例1における切断装置の概略構成図である。 実施例1における切断装置の動作説明図である。 実施例1におけるワーク切削時の断面図である。 実施例1における半導体パッケージの構成図である。 実施例2における切断装置の概略構成図である。 実施例2における切断装置の動作説明図である。 実施例2におけるワーク切削時の断面図である。 実施例2における半導体パッケージの構成図である。 実施例3における切断装置の概略構成図である。 実施例3における切断装置の動作説明図である。 従来におけるLEDパッケージの構成図である。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
まず、本発明の実施例1における切断装置の構成及び動作について説明する。図1は、本実施例の一例としての切断装置1の概略構成図である。また図2は、切断装置1の動作説明図である。
切断装置1は、銅系のリードフレーム上に第一の樹脂(リフレクタ樹脂)及び第二の樹脂(レンズ樹脂)を順に積層したワーク10aを切断して、複数の個片化ワーク11(半導体パッケージ)を製造する装置である。本実施例において、第一の樹脂は、例えば、リードフレーム上に実装された半導体素子(LED)から射出した光のリフレクタとして用いられ、シリカ及び酸化チタン等のフィラーを含有するシリコーン樹脂である。第二の樹脂は、LEDから射出した光のレンズとして用いられると共に、半導体素子を保護する透明シリコーン樹脂である。第二の樹脂として透明シリコーン樹脂を用いることにより、エポキシ樹脂等を用いる場合よりも透明度を向上させることができ、また、経時的劣化を抑制することができる。ただし、本実施例はこれらの樹脂に限定されるものではなく、他の樹脂の組み合わせでも適用可能である。
また本実施例において、1つのワーク10aからは40個の個片化ワーク11が製造されるが、本実施例はこれに限定されるものではない。単数又は複数のワーク10aから40個以外の数の個片化ワークを製造することもできる。
図1に示される切断装置1の平面図のように、切断装置1は、供給部100、切削部200、及び、収納部300を備えて構成されている。切断装置1の外部から供給部100の搬入位置(同図の紙面上側)に搬入されたワーク10aは、不図示の搬送手段により供給部100のトレイ20へ搬送され、その上に載置される。供給部100内のトレイ20に載置されたワーク10aは、X軸方向に移動可能なローダ40(ワーク搬送手段)により切削部200へ順次搬送されて供給される。
図2(a)に示されるように、ワーク10aは、ローダ40によりX軸方向へ搬送される。ローダ40は、その下面に吸着部を有し、不図示の真空ポンプにより空気が吸引されることにより、トレイ20上に載置されたワーク10aをその吸着部で吸着する。このように、トレイ20上のワーク10は、ローダ40の吸着部によりZ軸方向に吸い上げられる。ローダ40の吸着部に吸着されたワーク10aは、ローダ40によりそのままX軸方向へ搬送される。ローダ40は、ワーク保持動作用の駆動源である真空ポンプ(不図示)との接続部材である管路を収容したプラチェーン(不図示)に接続されることで、その管路を介して真空ポンプに接続されている。また、ローダ40は、吊り下げ支持されており、供給部100と切削部200との間をX軸方向に移動可能に構成されている。
供給部100にてワーク10aを吸着したローダ40は、切削部200のステージ32上に到達すると、真空ポンプによるワーク10aの吸引を止め、ワーク10aをステージ32上に載置する。なお、ワーク10aが切削部200へ搬送された後、搬入手段から搬入された新たなワーク10aがトレイ20の上に載置される。
切削部200は、ステージ32、スピンドル61、62、及び、切削刃71、72(第一の切削刃)を備えて構成される第一の切削部と、ステージ33、スピンドル63、64、及び、切削刃73、74(第二の切削刃)を備えて構成される第二の切断部とを有する。第一の切削部は、ワーク10aの第一の主面側から第二の樹脂と第一の樹脂の少なくとも一部とを切削する。第一の切削部は、平面上で見た場合に、第二の切削部と同じ切削ラインに沿ってワーク10aを切削する。供給部100から切削部200へ搬送されたワーク10aが第一の切削部及び第二の切削部を順に通過して、所定の切削加工が行われることにより、複数の個片化ワーク11(半導体パッケージ)を得ることができる。
上述のように、ローダ40を用いて供給部100から切削部200へ搬送されたワーク10aは、切削部200内のステージ32の上に載置される。ステージ32は、1個のワーク10aを保持可能であるとともに、図1中のY軸方向に移動可能に構成されている。
第一の切削部において、モータを主体に構成されるスピンドル61、62の回転軸の先端には、切削刃71、72がそれぞれ取り付けられている。また、スピンドル61、62は、切削刃71、72を向かい合わせて互いに対向して配置されている。このように、本実施例によれば、複数の切削刃を設けることにより、ワーク10aの切削時間を短縮し、生産性を向上させることが可能となる。
スピンドル61、62(回転軸)の回転とともに切削刃71、72も回転し、ステージ32上に載置されたワーク10aの切削が行われる。具体的には、ワークの第一の主面側(半導体チップの実装面側)から第二の樹脂(レンズ樹脂)と第一の樹脂(リフレクタ樹脂)の少なくとも一部とを切削する。本実施例では、切削刃71、72として同一の切削刃が用いられるが、これに限定されるものではない。
ステージ32は、ローダ40からワーク10aを引受けた後、切削刃71、72でワーク10aの切削加工を行うため、Y軸方向(図1中の上方向)に移動する。また、ステージ32は、切削加工後には、ワーク10bを第二の切断部へ搬送するため、Y軸方向(下方向)に移動する。
ステージ32は、XY平面内で回転可能に構成されている。また、スピンドル61、62はX軸方向(左右方向)に移動可能に構成されている。このようなステージ32及びスピンドル61、62を用いることにより、ステージ32に載置されたワーク10aの切削方向を任意に設定することができる。ステージ32における回転位置は、不図示の撮像装置から得られた位置情報に基づいて制御される。撮像装置は、例えば一方のスピンドル61に取り付けられており、ワーク10aの切削を行う前にワーク10aと切削刃71、72との間の位置合わせを行うために設けられている。撮像装置により取得されたワーク10aの位置情報に基づいて、ワーク10aと切削刃71、72との間の位置合わせが行われるため、ワーク10aの切削を高精度に行うことができる。また、不図示の制御部は、主制御部の制御下において、ステージ32、スピンドル61、62、及び、不図示の撮像装置の各動作を制御する。
図3(a)は、本実施例におけるワーク10aの切削時の断面図である。図3(a)に示されるように、ワーク10aは、半導体素子60の実装面側(第一の主面側)を上にしてステージ32に載置されている。ステージ32の上には吸着パッドとして、切削刃71、72によって切削される後述の切削ラインに囲まれるように、吸着穴が開口したゴムパッド52が設けられている。真空ポンプVPがゴムパッド52及びステージ32の内部に設けられた管から空気を吸引することにより、ステージ32上にワーク10aを安定して載置することができる。
第一の切削部では、ワーク10aの第二の樹脂85(レンズ樹脂)と第一の樹脂88(リフレクタ樹脂)の少なくとも一部とが切削刃71(又は切削刃72)を用いて切削される。切削刃71、72は金属又は電鋳からなり、その厚さt1が例えば0.08〜0.15mmの比較的薄い刃が用いられる。切削刃71、72によるワーク10aの切削の際には、ステージ32は、例えば35mm/secのように比較的速い送り速度で移動する。第一の切削部のステージ32の送り速度は、第二の切削部のステージ33の送り速度よりも速く設定される。
このように、第一の切削部にて第二の樹脂と第一の樹脂の少なくとも一部とが切削されることにより、ワーク10aは第一の主面側において切削されたワーク10bとなる。図2(b)に示されるように、ワーク10bは、第一の切削部による切削後、ローダ40により吸着されて反転ユニット35上に搬送される。このように、ローダ40は、供給部100の所定位置と切削部200内の反転ユニット35との間の範囲R1(図1参照)においてX軸方向に移動可能に構成されており、ワーク10a(ワーク10b)を第一の主面を上向きにした状態で搬送する。
反転ユニット35は、ワーク10bを反転させる。具体的には、図2(c)に示されるように、反転ユニット35は、切削された第一の主面を上向きに載置した状態でX軸方向にワーク10bを搬送する。そして、ステージ33の位置に到達してから回転部を回転させることにより、第一の主面とは反対側の第二の主面を上向きにしてステージ33上にワーク10bを載置する。なお、ワーク10bを搬送しながら回転させることで、ステージ33の位置に到達する前に第二の主面を上向きにしてもよい。図2(d)に示されるように、反転ユニット35は、ステージ33上にワーク10bを載置した後、再び回転部を回転させて元の位置に戻る。このように、反転ユニット35は、切削部200内の範囲R2(第一の切削部と第二の切削部との間)においてX軸方向に移動可能に構成されている。このとき、ローダ40は、切削対象となる次のワーク10aをステージ32に搬送する。
図1に示されるように、切削部200において、第一の切削部の右隣りには第二の切削部が配置されている。第二の切削部は、ステージ33、スピンドル63、64、及び、切削刃73、74を備えており、取り付けられた切削刃の種類及びステージ33の構造以外の構成は、第一の切削部と同様である。第二の切削部は、ワーク10bの第二の主面側からリードフレーム70と、少なくとも第一の樹脂の残りの一部(第一の切削部で切削されていない部分)とを切削する。ワーク10bは、第二の切削部により個片化(切断)され、複数の個片化ワーク11(半導体パッケージ)が製造される。なお、本実施例における個片化ワーク11は、例えばメモリカード等のように個片化によって加工が完了するものでもよく、また、後の工程でさらに加工される半導体チップのような半製品でもよい。
図3(b)は、本実施例におけるワーク10bの切削時の断面図である。図3(b)に示されるように、ワーク10bは、半導体素子60の実装面側(第一の主面側)とは反対の第二の主面側を上にしてステージ33に載置されている。ステージ33上には、吸着パッドとして、第二の樹脂85における凸レンズ状の突起部分を収納可能な大きさの吸着穴が開口した、導電性のプラスチックパッド53が設けられている。ステージ32の場合と同様に、真空ポンプVPがプラスチックパッド53及びステージ33の内部に設けられた管から空気を吸引することにより、ステージ33上にワーク10bを安定して載置することができる。ステージ33上には第二の樹脂85が載置されるため、ステージ33の吸着パッドとしてプラスチックパッド53を用いることにより、ワーク10bの加工精度を高めることが可能になる。これは、第二の樹脂85に用いられる透明シリコーン樹脂は弾性が高くゴム状であるためであり、吸着パッドにゴムを用いなくても十分に吸着可能な程度に密閉することができるからである。この場合、変形の少ないプラスチックパッド53を吸着パッドとして用いる方が、加工時のワーク10bの変位を少なく抑えることが可能となる。
第二の切削部では、リードフレーム70と第一の樹脂88(リフレクタ樹脂)の残りの一部とが切削刃73(又は切削刃74)を用いて切削される。切削刃73、74はレジン又は金属からなり、その厚さt2が例えば0.3〜0.5mmの比較的厚い刃が用いられる。切削刃73、74によるワーク10bの切削の際には、ステージ33は、例えば5mm/sec程度の送り速度で移動する。
上述のように、第一の切削部における切削刃71、72の厚さt1は、第二の切削部における切削刃73、74の厚さt2よりも薄い。図4は、本実施例における個片化ワーク11(半導体パッケージ)の構成図である。図4(a)は個片化ワーク11の断面図を示し、図4(b)は図4(a)の矢印Bの方向から見た場合の個片化ワーク11の側面図である。
図4(a)、(b)に示されるように、個片化ワーク11の切断部において、第一の樹脂88と第二の樹脂85との間に段差S1が形成されている。段差S1が形成されている部分は、第一の切削部により切削された部分である。しかし、第一の樹脂88は切削刃の厚さt1により切削される一方、第二の樹脂85は切削刃により押し潰すことで、切削刃の回転方向に引き伸ばしながら摩擦熱で溶かして切削される。このため、第二の樹脂85は第一の樹脂88に比べて広がり、第一の樹脂88と第二の樹脂85の境界には段差S1が形成される。この段差S1を小さくするため、第一の切削部における切削刃の厚さt1をより薄くすることが好ましい。
また、第一の樹脂88には段差S2が形成されている。段差S2が形成されている部分は、第一の切削部と第二の切削部により切削された部分の境界に相当する。段差S2は、第一の切削部の切削刃71、72の厚さt1と第二の切削部の切削刃73、74の厚さt2が異なることにより形成される。段差S2の水平距離Dは、D=(t2−t1)/2で表される。
第二の切削部において、ワーク10bは例えば40個の個片化ワーク11に切断される。具体的には、第二の切削部における切削刃73、74でワーク10bを切削することにより、ワーク10bは8行5列の個片化ワーク11に分割される。このように、ステージ33は、複数個の個片化ワーク11を保持する必要があるため、各個片化ワーク11を個別に吸着保持可能に構成されている。
ワーク10bの切断後、複数の個片化ワーク11を載置したステージ33は図1中のY軸方向(同図の下方向)へ移動する。次に、図2(e)に示されるように、オフローダ41(個片化ワーク搬送手段)は、ステージ33の上に載置された40個の個片化ワーク11を吸着してX軸方向へ移動し、40個の個片化ワーク11を収納部300へ搬送する。このとき、ローダ40は次のワーク10bをステージ32から反転ユニット35へ搬送する。図1に示されるように、オフローダ41は、切削部200内におけるステージ33の位置と収納部300内における所定位置との間の範囲R3において、X軸方向に移動可能に構成されている。
オフローダ41は、複数の個片化ワーク11のそれぞれを吸着するための吸着部(不図示)を有する。吸着部は、個片化ワーク11を吸着保持可能とするため、例えばゴム等の弾性体で構成されている。また、吸着部には、吸引孔(不図示)が個片化ワーク11の個数(本実施例では40個)だけ独立して設けられている。
また、オフローダ41は、収納部300内に設けられた洗浄・検査部90(洗浄・検査ステージ)に複数の個片化ワーク11(半導体パッケージ)を載置する。収納部300内に設けられた洗浄・検査部90は、洗浄部と検査部とを備える。洗浄部は、複数の個片化ワーク11の切断面等を洗浄する。また検査部は、各々の個片化ワーク11について、外観検査や導通検査等の検査を実施し、個片化ワーク11が良品か否かを判定する。検査に合格した個片化ワーク11は、トレイ24の中に収納される。
なお本実施例では、半導体素子(LED)を実装した第一の主面側を切削した後に反対の第二の主面側を切削している。これは、第二の主面側を先に切削すると、強度の高いリードフレームが切断され、各パッケージ相当の領域間が樹脂だけで接続された状態となり、ワークを安定して搬送することが困難になるためである。ただし、本実施例はこれに限定されるものではなく、リードフレームを先に切断した場合でもワークの搬送に問題がない場合には、第二の主面側を切削した後に第一の主面側を切削してもよい。
また本実施例では、半導体パッケージとして、LED(発光ダイオード)を実装したLEDパッケージについて説明したが、本実施例はこれに限定されるものではなく、例えばCCD(電荷結合素子)を実装したCCDパッケージにも適用可能である。
このように、本実施例によれば、高品質な半導体パッケージの製造方法を提供することができる。また、高品質な半導体パッケージの製造が可能な切断装置を提供することができる。
次に、本発明の実施例2における切断装置の構成及び動作について説明する。図5は、本実施例の一例としての切断装置2の概略構成図である。また図6は、切断装置2の動作説明図である。
本実施例の切断装置2は、第二の切削部にて切断された複数の個片化ワーク11が反転ユニットにより収納部300へ搬送されるという点で、オフローダ41により搬送される実施例1の切断装置1とは異なる。すなわち本実施例の反転ユニットは、オフローダとしての機能をも有する。なお、切断装置2のそれ以外の構成や動作については切断装置1と同様であるため、それらの構成や動作についての説明は省略する。
上述のとおり、切断装置2の切削部201には、反転ユニット36が設けられている。図6(a)に示されるように、ワーク10aはローダ40によりステージ32上に搬送される。その後、図6(b)に示されるように、ワーク10aは第一の切削部にて切削されることによりワーク10bとなり、ローダ40により反転ユニット36上に搬送される。
図6(c)に示されるように、反転ユニット36は、その回転部を回転させてワーク10bをステージ33に搬送する。このとき、ワーク10bは、半導体素子60の実装面である第一の主面とは反対側の第二の主面を上向きにしてステージ33上に載置される。次に、ワーク10bは第二の切削部により切断され、複数の個片化ワーク11(複数の半導体パッケージ)が形成される。このとき、図6(d)に示されるように、切削対象となる次のワーク10aがローダ40によりステージ32上に搬送される。
図6(e)に示されるように、ステージ33上に載置された複数の個片化ワーク11は、反転ユニット36により吸着され、収納部300へ搬送される。反転ユニット36は、個片化ワーク11の搬送を完了すると、反対方向(−X方向)へ初期位置まで戻る。その後、第一の切削部にて切削された次のワーク10bがローダ40により搬送され、反転ユニット36の上に載置される。
図5に示されるように、本実施例のローダ40は、供給部100と切削部201内の反転ユニット36の初期位置との間の範囲R4を移動可能に構成されている。また、本実施例の反転ユニット36は、切削部201内の反転ユニット36の初期位置と収納部300内の所定位置との間の範囲R5を移動可能に構成されている。
このように、本実施例の切断装置2では、複数の個片化ワーク11を反転ユニット36で搬送するように構成されている。このため、実施例1のようなオフローダ41を設ける必要はなく、実施例1よりも簡易な構成で切断装置を実現することができる。一方、本実施例の反転ユニット36は、実施例1のオフローダ41と同様に、複数の個片化ワーク11のそれぞれを吸着するための吸着部(不図示)を有する。吸着部は、個片化ワーク11を吸着保持可能とするため、例えばゴム等の弾性体で構成されている。また、吸着部には、吸引孔(不図示)が個片化ワーク11の個数だけ独立して設けられている。
次に、例えば本実施例の切断装置2を用いた上述の実施例とは異なる切削方法及びその切削方法により製造される半導体パッケージについて説明する。図7は、本実施例におけるワーク切削時の断面図である。図8は、本実施例における半導体パッケージの構成図である。
図7(a)は、第一の切削部によるワーク10aの第二の樹脂88(リフレクタ樹脂)と第一の樹脂85(レンズ樹脂)の少なくとも一部とを切削している場合のワーク10aの断面図を示している。図7(a)に示されるように、第一の切削部において、ワーク10aは厚さt1の切削刃71(又は、切削刃72)を用いて切削される。また、本実施例では、切削刃71、72を用いて近傍の二つのラインが切削される。二箇所の切削ラインの全体の幅は、第二の切削部の切削刃73の厚さt2に等しい。すなわち、第一の切削部は、二つの切削ラインの合計の切削幅が第二の切削部による切削幅(厚さt2)と等しくなるように、ワーク10aを切削する。切削刃71、72の厚さt1及び切削刃73、74の厚さt2を用いると、二つの切削ラインの間の距離d1は、d1=t2−2×t1を満たすように設定される。
図7(b)は、第二の切削部によるワーク10bのリードフレーム70と第一の樹脂88の残りの一部(第一の切削部で切削されていない部分)を切削している場合のワーク10bの断面図を示している。図7(b)に示されるように、第二の切削部において、ワーク10bは厚さt2の切削刃73を用いて切削される。ここで、第一の切削部により切削された第二の樹脂88と第一の樹脂85は、全体として切削刃73の厚さt2に等しい幅を有する。
図8(a)、(b)に示されるように、個片化ワーク11の切断部において、第一の樹脂88と第二の樹脂85との間には段差S1が形成されている。段差S1が形成される理由は、実施例1で説明したとおりである。一方、本実施例では、第一の樹脂88の切断面Pは平坦であり、段差が形成されていない。これは、図7に示されるように、第一の切削部及び第二の切削部での切削厚さを同一にしたためである。これにより、例えば搬送や実装のためにハンドリングする際に段差S2にハンドが引っかかって力が加わり、第一の樹脂88とリードフレーム70との間で剥離が発生してしまうような事態を確実に防止することができる。
以上のとおり、本実施例によれば、第一の樹脂88の切断面Pに段差が形成されることはない。したがって、本実施例の切削方法によれば、実施例1の切削方法に比べて、半導体パッケージの切断面をより綺麗にしてハンドリングし易くすることができる。
次に、本発明の実施例3における切断装置の構成及び動作について説明する。図9は、本実施例の一例としての切断装置3の概略構成図である。また図10は、切断装置3の動作説明図である。
本実施例の切断装置3は、第一の切削部及び第二の切削部が一つのステージ34を共有している点で、2つの別のステージ32、33を備える上記実施例の切断装置1、2とは異なる。なお、切断装置3のそれ以外の構成や動作については切断装置1、2と同様であるため、それらの構成や動作についての説明は省略する。
図9(a)に示されるように、切断装置3の切削部202において、第一の切削部は、スピンドル65、厚さt1の切削刃75、及び、ステージ34を備えて構成される。また第二の切断部は、スピンドル66、厚さt2の切削刃76、及び、ステージ34を備えて構成される。このように切断装置3では、互いに対向して配置される切削刃75、76がそれぞれ第一の切削部及び第二の切削部の切断刃を構成し、第一の切削部及び第二の切削部の両方が一つのステージ34を共有している。本実施例のステージ34は、リードフレーム70及び第二の樹脂85を吸着しなければならないため、これらを確実に吸着するためにゴム等の弾性体で構成された吸着パッドを備えている。
図10(a)に示されるように、ワーク10aはローダ40によりステージ34上に搬送される。その後、図10(b)に示されるように、ワーク10aは第一の切削部にて切削されることによりワーク10bとなり、ローダ40により反転ユニット37上に搬送される。この場合、この反転ユニット37は、反転ユニット36と同様に、ゴム等の弾性体で構成された吸着部を備えている。
図10(c)に示されるように、反転ユニット37は、その回転部を回転させて逆方向(−X方向)に移動し、ワーク10bをステージ34に搬送する。ワーク10bは、半導体素子60の実装面である第一の主面とは反対側の第二の主面を上向きにしてステージ34上に載置される。このとき、ローダ40は、切削対象となる次のワーク10aを搬送するため、逆方向(−X方向)に移動して初期位置に戻る。ワーク10bが反転ユニット37によりステージ34上に載置された後、反転ユニット37はX方向に移動して初期位置に戻る。
次に、図10(e)に示されるように、ステージ34上に載置されたワーク10bは第二の切削部により切断され、複数の個片化ワーク11(複数の半導体パッケージ)が形成される。また、反転ユニット37は−X方向に移動してステージ34上に載置された複数の個片化ワーク11を吸着し、X方向に移動して個片化ワーク11を収納部300に搬送する。このように本実施例の切断装置3では、図9(b)に示されるように、一つのステージ34上において、ワーク10aを切削してワーク10bが形成され、さらに、ワーク10bを切削して複数の個片化ワーク11が形成される。
図9(a)に示されるように、本実施例のローダ40は、供給部100と切削部201内の反転ユニット37の初期位置との間の範囲R6を移動可能に構成されている。また、本実施例の反転ユニット37は、切削部201内のステージ34と収納部300内の所定位置との間の範囲R7を移動可能に構成されている。
このように、本実施例の切断装置3では、第一の切削部及び第二の切削部は一つのステージ34を共有している。また、ワーク10b及び複数の個片化ワーク11は反転ユニット37で搬送するように構成されている。このため、実施例1、2のように、2つの切削刃を対向配置させて構成される切削部を複数設ける必要はない。また、実施例1のようにオフローダ41を設ける必要はない。このため、本実施例によれば、実施例1、2よりも簡易な構成で小型の切断装置を実現することができる。
上記各実施例によれば、高品質の半導体パッケージの製造方法を提供することができる。また、そのような高品質の半導体パッケージを製造するための切断装置を提供することができる。
以上、本発明の実施例について具体的に説明した。ただし、本発明は上記実施例として記載された事項に限定されるものではなく、本発明の技術思想を逸脱しない範囲内で適宜変更が可能である。
1、2、3 切断装置
10a、10b ワーク
11 個片化ワーク(半導体パッケージ)
32、33、34 ステージ
35、36、37 反転ユニット
71、72、73、74 切削刃
100 供給部
200、201、202 切削部
300 収納部

Claims (5)

  1. リードフレーム上に第一の樹脂及び第二の樹脂を順に積層したワークを個片化して形成される半導体パッケージの製造方法であって、
    前記ワークの第一の主面側から前記第二の樹脂と前記第一の樹脂の少なくとも一部とを第一の切削刃を用いて切削する工程と、
    前記ワークを反転させる工程と、
    前記ワークの前記第一の主面とは反対側の第二の主面側から前記リードフレームと前記第一の樹脂の残りの一部とを第二の切削刃を用いて切削する工程と、を有することを特徴とする半導体パッケージの製造方法。
  2. 前記第一の樹脂は、前記リードフレーム上に実装されたLEDから射出した光のリフレクタとして用いられ、シリカ及び酸化チタンを含有するシリコーン樹脂であり、
    前記第二の樹脂は、前記LEDから射出した光のレンズとして用いられる透明シリコーン樹脂であることを特徴とする請求項1記載の半導体パッケージの製造方法。
  3. 前記第一の切削刃の厚さは、前記第二の切削刃よりも薄いことを特徴とする請求項1又は2記載の半導体パッケージの製造方法。
  4. リードフレーム上に第一の樹脂及び第二の樹脂を順に積層したワークを個片化する切断装置であって、
    前記ワークの第一の主面側から前記第二の樹脂と前記第一の樹脂の少なくとも一部とを切削する第一の切削刃と、
    前記ワークを反転させる反転ユニットと、
    前記ワークの前記第一の主面とは反対側の第二の主面側から前記リードフレームと前記第一の樹脂の残りの一部とを切削する第二の切削刃と、を有することを特徴とする切断装置。
  5. 前記第一の切削刃及び前記第二の切削刃にて個片化された複数の半導体パッケージを搬送するオフローダを更に有することを特徴とする請求項4記載の切断装置。
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