JP2010282590A - 情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】個人情報等を保護しつつ、機器を利用するユーザの情報を取得し、利用可能にする技術を提供することを目的とする。
【解決手段】情報処理装置が、撮影装置で撮影された、機器を利用するユーザの画像データより得られるユーザの属性を表す属性情報を取得し、機器を介して、ユーザが有する記憶媒体に記録されている記録媒体情報を取得し、取得した属性情報と取得した記録媒体情報とを紐付けた紐付情報を生成し、生成した紐付情報を記憶装置に記憶し、記憶装置に記憶されている複数の紐付情報を、紐付情報に含まれる属性情報に基づいて分類することによって課題を解決する。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置及び情報処理方法に関する。
従来、駅に設置されている自動改札機は、利用者の定期券から、入場駅、入場時間、出場駅、出場時間、利用金額等の情報を取得する。例えば、自動改札機は、取得した情報に基づいて、券種判定、期間判定、区間判定等を行い、利用者による不正な通過の検出を行っている。
近年、自動改札機を通過する人物をカメラで撮影し、撮影した画像データを付帯情報(撮影時間、駅名等)と共にサーバに登録する技術が開示されている(特許文献1参照)。この技術によれば、例えば、鉄道事業者は、利用者が不正な通過をしたときに、画像データ及び付帯情報を証拠として利用することができる。
特開平10−154248号公報
しかしながら、個人情報の保護の観点から個人を撮影した画像データを保持しておくことは好ましくない。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、個人情報等を保護しつつ、機器を利用するユーザの情報を取得し、利用可能にする技術を提供することを目的とする。
そこで、本発明は、撮影装置で撮影された、機器を利用するユーザの画像データより得られる前記ユーザの属性を表す属性情報を取得する属性情報取得手段と、前記機器を介して、前記ユーザが有する記録媒体に記録されている記録媒体情報を取得する記録媒体情報取得手段と、前記属性情報取得手段で取得された属性情報と前記記録媒体情報取得手段で取得された記録媒体情報とを紐付けた紐付情報を生成し、生成した紐付情報を記憶装置に記憶する生成手段と、前記記憶装置に記憶されている複数の紐付情報を、紐付情報に含まれる前記属性情報に基づいて分類する分析手段と、を有することを特徴とする。
係る構成によれば、個人から取得した情報が紐付情報として蓄積される。ここで、紐付情報は、画像データから抽出された属性情報と記録媒体情報とが紐付けられた情報であり、個人情報ではない。したがって、情報処理装置等は、個人から取得した情報を適切に利用することができる。
本発明によれば、個人情報等を保護しつつ、機器を利用するユーザの情報を取得し、利用可能にする技術を提供することができる。
情報処理システムの構成の一例を示す図である。 サーバのハードウェア構成を示す図である。 紐付情報のデータ構造の例を示す図である。 紐付に関する処理を示すフローチャートの一例を示す図である。 紐付に関する処理を示すフローチャートの一例を示す図である。 集計に関する処理を示すフローチャートの一例を示す図である。 統計情報の例を示す図である。 集計情報の例を示す図である。 契約情報の例を示す図である。 広告の表示に関する処理を示すフローチャートの一例を示す図である。 第2の実施形態に係る集計に関する処理を示すフローチャートの一例を示す図である。 第2の実施形態に係る広告の表示に関する処理を示すフローチャートの一例を示す図である。
以下、本発明の第1の実施形態について図面に基づいて説明する。
<第1の実施形態>
(情報処理システムの構成)
図1は、本実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示す図である。本情報処理システムは、サーバ10、改札装置20、及び撮影装置30を含んで構成される。本情報処理システムは、主に鉄道の駅で利用され、例えば、蓄積した各種の情報を分析し、分析した結果に基づいて広告を切替える処理を行う。なお、サーバ10、改札装置20、及び撮影装置30は、互いに通信可能にネットワークを介して接続されている。
ここで、説明の簡略化のため、サーバ10は、各駅に1つ設けられているものとする。サーバ10は、改札装置20及び撮影装置30から送信される各種の情報を受信し、後述する紐付に関する処理等を行う。
機器の一例である改札装置20は、各駅の出入口(いわゆるコーナー)ごとに、複数設けられ、乗車券の検札、集札、精算等に関わる処理、利用者による入場及び出場に関する各種の情報をサーバ10に送信する処理等を行う。
本実施形態では、改札装置20として、利用者による入場及び出場を受け付ける両用型自動改札機を採用しているが、これに限られるものではない。例えば、改札装置20として、入場専用型自動改札機、出場専用型自動改札機、連絡運輸を行う2つの鉄道会社の境界に設置されるワンラッチ型自動改札機等を採用してもよい。
また、本実施形態では、記録媒体の一例である乗車券としては、非接触式のICカードを例に挙げて説明する。
撮影装置30は、改札装置20に対して一又は複数(なお、複数の改札装置20に対して1つであってもよい。)設けられ、改札装置20を通過する利用者(駅に入場する者及び駅から出場する者)を撮影し、撮影した画像に係る各種の情報をサーバ10に送信する処理等を行う。
まず、図1を参照して、本情報処理システムの概要について説明する。なお、本情報処理システムでは、利用者は、予め券売機等で乗車券を購入する。
改札装置20は、入場である場合、乗車券から乗車券情報(ID、券種、利用期間、利用区間、経由等)を読み取り、乗車券に入場情報(入場駅、入場時間等)を書き込む。続いて、改札装置20は、乗車券情報、入場情報、改札装置20を一意に識別するID等を必要に応じてサーバ10に送信する。ここで、乗車券情報及び入場情報を総称して、以下「乗車時情報」という。なお、乗車時情報は、主に、後述する紐付に関する処理において用いられる。
他方、改札装置20は、出場である場合、乗車券から乗車時情報を読み取ると共に、乗車券に出場情報(出場駅、出場時間等)を書き込む。改札装置20は、乗車時情報、出場情報、改札装置20を一意に識別するID等を必要に応じてサーバ10に送信する。ここで、乗車時情報及び出場情報を総称して、以下「降車時情報」という。なお、降車時情報は、主に、後述する紐付に関する処理において用いられる。
また、撮影装置30は、利用者が改札装置20を通過するとき、通過する前、又は通過した後の適宜のタイミングで、利用者の顔を撮影して顔画像(画像データ)を取得する。そして、撮影装置30は、取得した顔画像について顔認識を行って属性情報を抽出し、抽出した属性情報、顔画像を取得した位置及び時間を表す情報等をサーバ10に送信する。換言するならば、撮影装置30は、入場時及び出場時に、利用者を被写体とした画像から属性情報を抽出し、抽出した属性情報、顔画像を取得した位置及び時間を表す情報等をサーバ10に送信する。属性情報とは、利用者の性別を表す情報及び利用者の年齢層を表す情報を含む情報である。
ここで、改札装置20により送信された乗車時情報又は降車時情報と撮影装置30により送信された属性情報とをサーバ10が受信すると、サーバ10は、乗車時情報又は降車時情報と属性情報とを紐付けて紐付情報を生成し、生成した紐付情報をサーバ10に設けられた紐付DB11に格納する。このように、サーバ10は、利用者による入場が行われるごとに、かつ出場が行われるごとに紐付情報を紐付DB11に格納する。なお、サーバ10が紐付情報を生成する処理、紐付情報を格納する処理の詳細については後述する。
そして、サーバ10は、蓄積した紐付情報を分析し、分析した結果に基づいてサーバ10に設けられた広告DB12より広告データを取得し、取得した広告データを改札装置20、広告表示機器(図示せず。)等に送信する。なお、サーバ10が紐付情報を分析する処理の詳細については後述する。ここで、改札装置20及び広告表示機器は、広告データに関する広告を表示する広告表示装置の一例である。
(サーバ10のハードウェア構成)
図2は、サーバ10のハードウェア構成を示す図である。サーバ10は、CPU(Central Processing Unit)1、RAM(Random Access Memory)2、ROM(Read Only Memory)3、HDD(Hard Disk Drive)4、及び通信インタフェース5を含んで構成される。なお、CPU1、RAM2、ROM3、HDD4、及び通信インタフェース5は、互いに通信可能に構成され、バス等により接続されている。
CPU1は、サーバ10における全体の制御を司るものである。例えば、CPU1は、HDD4に格納されているアプリケーションプログラム、OS等を実行し、プログラムの実行に必要な情報、ファイル等を一時的にRAM2に格納する制御を行う。
RAM2は、CPU1の主メモリ、ワークエリア等として機能する。なお、RAM2は、各種のデータを一時的に記憶する一時記憶手段の一例である。本実施形態では、CPU1が、RAM2に格納されたプログラムの手順に従って処理を行うことによって、サーバ10における機能及び後述するフローチャートに係る処理が実現される。
ROM3は、内部には、基本I/Oプログラム等のプログラム、文書処理の際に使用するフォントデータ、テンプレート用データ等の各種のデータを記憶する。なお、ROM3は、各種のデータを記憶する記憶手段の一例である。
HDD4は、大容量メモリとして機能するHDDである。HDD4は、紐付DB11、広告DB12、アプリケーションプログラム、OS等を格納している。なお、HDD4は、各種のデータを記憶する外部記憶手段の一例である。
通信インタフェース5は、外部装置I/Fであり、ネットワークを介してサーバ10を改札装置20や撮影装置30等に接続するためのI/F(interface)である。
なお、サーバ10のハードウェア構成は、上述した構成に限られるものではない。例えば、サーバ10は、入力装置、出力装置等を備えてもよい。入力装置は、マウス、キーボード、タッチパネルデバイス、ボタン等であり、ユーザによる各種の指示を入力する。出力装置は、液晶パネル、外部モニタ等であり、各種の情報を出力する。
付言するならば、改札装置20及び撮影装置30は、サーバ10と同様に、CPU、RAM、ROM、HDD、及び通信インタフェース等を含んで構成される。また、改札装置20に固有の構成として、改札装置20は、乗車券投入口、乗車券取出口、IC読取装置、アンテナ部、広告表示部、扉、通路表示灯等を備える。また、撮影装置30に固有の構成として、撮影装置30は、CCD(Charge Coupled Devices)、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子を備える。例えば、撮影装置30は、カムコーダ等である。
改札装置20のCPUが、改札装置20のHDD等に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することによって、本実施形態に係る改札装置20の機能が実現される。また、撮影装置30のCPUが、撮影装置30のHDD等に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することによって、本実施形態に係る撮影装置30の機能が実現される。
(紐付情報のデータ構造)
図3は、紐付DB11に格納される紐付情報のデータ構造の例を示す図である。図3に示すように、紐付情報は、乗車券を一意に識別するための番号を示すID、入場駅、入場時間、出場駅、出場時間、利用金額、性別、年齢層を示す各項目から構成されている。
紐付DB11に格納される情報は、乗車時情報又は降車時情報に含まれる乗車券情報からサーバ10により抽出される。入場駅及び入場時間に格納される各情報は、乗車時情報又は降車時情報に含まれる入場情報からサーバ10により抽出される。出場駅、出場時間、及び利用金額に格納される各情報は、降車時情報に含まれる出場情報からサーバ10により抽出される。性別及び年齢層に格納される各情報は、属性情報からサーバ10により抽出される。
なお、本実施形態では、入場駅及び入場時間に格納される各情報は、乗車時情報又は降車時情報に含まれる入場情報からサーバ10により抽出される構成であるが、これに限られるものではない。例えば、撮影装置30が属性情報に、入場駅及び入場時間の情報を付加して、これらの情報を送信し、サーバ10は、撮影装置30から受信したこれらの情報に基づいて、入場駅及び入場時間に格納される各情報を抽出してもよい。また、サーバ10は、入場情報に含まれる入場時間及び撮影装置30から送信される入場時間に基づいて、紐付DB11に格納する入場時間を算出(例えば、平均値を算出)するようにしてもよい。なお、出場駅及び出場時間についても、入場駅及び入場時間と同様の構成を採用してもよい。
また、本実施形態では、紐付情報には、ユーザの性別を表す情報(性別情報)及びユーザの年齢層を表す情報(年齢層情報、より広義にはユーザの年齢を表す年齢情報)が含まれる構成であるが、これに限られるものではない。例えば、紐付情報には、ユーザの性別を表す情報及びユーザの年齢層を表す情報のうちの少なくとも1つが含まれる構成を採用してもよい。
例えば、CPU1は、入場時には、乗車時情報及び属性情報に基づいて、ID、入場駅、入場時間、性別、及び年齢層の情報を抽出し、これらの情報を含んだ紐付情報を生成する。また、CPU1は、出場時には、降車時情報及び属性情報に基づいて、ID、入場駅、入場時間、出場駅、出場時間、利用金額、性別、及び年齢層の情報を抽出し、これらの情報を含んだ紐付情報を生成する。すなわち、本実施形態では、利用者による入場又は出場が行われるごとに、上述したデータ構造を有する紐付情報が紐付DB11に蓄積される。
以下では、図4から図10までを参照して、サーバ10の動作を説明する。まず、図4及び図5に示すフローチャートを参照して、サーバ10による紐付に関する処理を説明する。
(サーバ10による紐付に関する処理)
本実施形態では、サーバ10は、利用者による改札装置20の通過(例えば、改札装置20で送信された乗車時情報又は降車時情報をサーバ10が受信すること)を契機として紐付に関する処理を開始する。
図4に示すように、はじめに、属性情報取得手段の一例であるCPU1は、属性情報を取得する(ステップS11)。ここで、サーバ10は、通信インタフェース5を介して撮影装置30で送信された属性情報を受信すると、受信した属性情報をRAM2に設けられる所定の記憶領域に記憶する。そこで、CPU1は、所定の記憶領域に記憶されている属性情報を取得する。
続いて、記録媒体情報取得手段の一例であるCPU1は、記録媒体情報の一例である乗車時情報又は降車時情報を取得する(ステップS12)。ここで、サーバ10は、通信インタフェース5を介して改札装置20で送信された乗車時情報を受信すると、受信した乗車時情報をRAM2に設けられる所定の記憶領域に記憶する。また、サーバ10は、通信インタフェース5を介して改札装置20で送信された降車時情報を受信すると、受信した降車時情報をRAM2に設けられる所定の記憶領域に記憶する。そこで、CPU1は、サーバ10が乗車時情報を受信した場合は、乗車時情報を取得し、サーバ10が降車時情報を受信した場合は、降車時情報を取得する。
続いて、生成手段の一例であるCPU1は、属性情報と乗車時情報又は降車時情報とを紐付けた紐付情報を生成する(ステップS13)。
より具体的に説明すると、CPU1は、乗車時情報を取得した場合は、乗車時情報からID、入場駅、及び入場時間を抽出し、属性情報から性別と年齢層とを抽出し、抽出したこれらの情報を結合する。他方、CPU1は、降車時情報を取得した場合は、降車時情報からID、入場駅、入場時間、出場駅、出場時間、及び利用金額を抽出し、属性情報から性別と年齢層とを抽出し、抽出したこれらの情報を結合する。
なお、CPU1は、属性情報と乗車時情報(又は降車時情報)とが同一の利用者のものであるか否かは、例えば、顔画像を取得した位置、時間を撮影装置30から取得し、利用者が改札装置20に乗車券を投入した時間を推定することにより判別する。
続いて、CPU1は、紐付情報格納処理を行い(ステップS14)、紐付に関する処理を終了する。
次に、図5に示すフローチャートを参照して、サーバ10による紐付情報格納処理を説明する。
はじめに、CPU1は、IDが一致する紐付情報が紐付DB11に存在するか否かを判別する(ステップS21)。このとき、IDが一致する紐付情報が紐付DB11に存在する場合には、CPU1は、続いてステップS22の処理を行う。他方、IDが一致する紐付情報が紐付DB11に存在しない場合には、CPU1は、続いてステップS24の処理を行う。
ステップS22では、CPU1は、IDが一致する紐付情報の各属性情報が合致するか否かを判別する。このとき、IDが一致する紐付情報の各属性情報が合致する場合には、CPU1は、続いてステップS24の処理を行う。他方、IDが一致する紐付情報の各属性情報が合致しない場合には、CPU1は、利用者が不正な利用をしていることを表す不正利用情報を改札装置20に送信する(ステップS23)。
例えば、先に格納されている紐付情報の性別の全て(より狭義には、直近に格納された紐付情報の性別)が「男性」であり、生成された紐付情報の性別が「女性」である場合には、各紐付情報の性別が異なる。この場合、CPU1は、IDが一致する紐付情報の各属性情報が合致しないと判別する。
なお、CPU1は、複数設けられた改札装置20のうち何れの改札装置に不正利用情報を送信するかは、乗車時情報又は降車時情報と共に送られている改札装置20を識別するための改札装置のIDに基づいて決定する。
ここで、改札装置20は、不正利用情報を受信すると、扉を閉じる、通路表示灯を赤く点灯させる等の不正利用に関する処理を行う。
ステップS24では、CPU1は、紐付DB11を更新する。より具体的に説明すると、CPU1は、生成した紐付情報を紐付DB11に格納する。なお、サーバ10は、画像データを蓄積せずに紐付情報を蓄積することで、HDD4における容量の圧迫を低減し得る。
なお、本実施形態では、IDが一致する紐付情報の各属性情報が合致するか否かを判別する構成であるが、これに限られるものではない。例えば、紐付DB11に格納されている紐付情報のうち、IDが一致する紐付情報の性別にばらつきがある場合にCPU1が不正利用情報を該当する改札装置に送信する構成を採用してもよい。この構成によれば、紐付情報の履歴に基づいて、常習性の高い不正利用を極力排除できる。
また、本実施形態では、サーバ10が、属性情報を取得した後に、乗車時情報等を取得する構成を採用しているが、これに限られるものではない。例えば、乗車時情報等を取得した後に、属性情報を取得する構成を採用してもよい。
また、本実施形態では、サーバ10は、利用者による改札装置20の通過を契機として紐付に関する処理を開始するが、これに限られるものではない。例えば、サーバ10は、定期的に又は適宜のタイミングで紐付に関する処理を開始してもよい。
(サーバ10による集計に関する処理)
次に、図6から図9までを参照して、サーバ10による集計に関する処理を説明する。
本実施形態では、サーバ10は、定期的に(例えば、毎日午前2時に)又は適宜のタイミングで集計に関する処理を開始する。
図6に示すように、はじめに、分析手段の一例であるCPU1は、紐付DB11に格納されている紐付情報に基づいて統計情報を生成する(ステップS31)。
ここで、図7を参照して、統計情報について説明する。統計情報は、紐付DB11に格納されている1日分の紐付情報に基づいて、時間帯、利用駅、通行方向、性別、及び年齢層別に集計された利用者の人数(利用人数)を表す情報である。すなわち、CPU1は、時間帯、利用駅、及び通行方向に基づき、蓄積している複数の紐付情報を、時間帯、利用駅、及び通行方向別に分類し、性別及び年齢層に基づき、時間帯、利用駅、及び通行方向別に分類した紐付情報の性別及び年齢層別の割合を求める。
なお、利用駅とは、入場駅又は出場駅を示すものであり、通行方向とは、入場及び出場を識別するものである。なお、CPU1は、統計情報を生成すると、生成した統計情報をHDD4の所定の記憶領域に記憶する。
続いて、CPU1は、統計情報に基づいて集計情報を生成する(ステップS32)。
ここで、図8を参照して、集計情報について説明する。集計情報は、統計情報に基づいて抽出される、時間帯、利用駅、及び通行方向別に利用人数が最も多い性別及び年齢層を表す情報である。すなわち、CPU1は、生成した紐付情報が時間帯別に集計された結果に基づいて、時間帯ごとに、時間帯での度数が相対的に多い利用者の属性を抽出する。なお、CPU1は、集計情報を生成すると、生成した集計情報をHDD4の所定の記憶領域に記憶する。
なお、図8には、説明の便宜上、A駅での入場に関する集計情報を例示しているが、CPU1により他の集計情報(A駅での出場に関する集計情報等)も生成される。
続いて、CPU1は、契約情報を更新する(ステップS33)。より具体的に説明すると、CPU1は、契約情報の課金人数から集計情報の利用人数を減算する。換言するならば、CPU1は、昨日の実績に基づいて、課金人数を更新する。なお、CPU1は、減算した結果が負の値となった場合には、契約情報を完了情報とする。
ここで、図9を参照して、契約情報について説明する。契約情報は、改札装置20等に広告を表示することによる課金を行う際の広告主との契約を示す情報であり、HDD4の所定の記憶領域に記憶されている。
ここで、契約情報は、広告名、広告を識別するための広告識別子、広告で対象としている性別を示す対象性別、広告で対象としている年齢層を示す対象年齢層、課金されるまでの利用者の人数を示す課金人数の情報を含んで構成される。
例えば、広告Aに関する契約情報は、広告Aが対象としている性別が女性であり、対象としている年齢層が20代であり、課金人数(課金されるまでの利用者の人数)が2万人であることを示す。
なお、図9に示す性別の欄における「―」は、広告の対象として性別を指定しないことを表す情報であり、年齢層の欄における「―」は、広告の対象として年齢層を指定しないことを表す情報である。また、広告識別子は、広告を一意に識別するための情報である。
続いて、CPU1は、集計情報と契約情報とに基づいて時間帯ごとに広告情報を生成する(ステップS34)。
より具体的に説明すると、まず、CPU1は、集計情報から性別、年齢層、及び利用人数を取得する。続いて、CPU1は、契約情報を参照して取得した性別及び年齢層を対象とする広告(広告を識別する広告識別子)を抽出する。なお、CPU1は、これらの処理を時間帯ごとに生成された全ての集計情報について実施する。
また、CPU1は、複数の広告を抽出した場合には、抽出した広告の課金人数と取得した利用人数とを比較して、その差が最も小さくなる広告を決定する。
すなわち、CPU1は、時間帯、利用駅、及び通行方向ごとに、広告識別子等を含んだ広告情報(図示せず。)を生成し、HDD4の所定の記憶領域に記憶する。
ここで、ステップS34では、利用人数として1日分の利用人数を用いる構成であるが、これに限られるものではない。例えば、1日分の利用人数を用いる構成に代えて、所定の期間分(例えば、過去1週間分)の利用人数の平均を算出した平均利用人数を用いる構成を採用してもよい。
(サーバ10による広告の表示に関する処理)
本実施形態では、サーバ10は、現在の時刻に基づいて広告の表示に関する処理を開始する。
図10に示すように、はじめに、CPU1は、時間帯が変更したか否かを判別する(ステップS41)。このとき、時間帯が変更した場合には、CPU1は、続いてステップS42の処理を行う。他方、時間帯が変更していない場合には、CPU1は、広告の表示に関する処理を終了する。
ステップS42では、CPU1は、現在の時刻に基づいて広告情報を決定する。より具体的に説明すると、CPU1は、現在の時間帯、利用駅、通行方向に応じた広告情報を取得する。
続いて、CPU1は、広告DB12から広告情報に対応する広告データを取得する(ステップS43)。付言するならば、CPU1は、最初の時間帯の広告データについては、適宜のタイミングで設定(初期設定)する。
続いて、CPU1は、取得した広告データを改札装置20に送信する(ステップS44)。また、CPU1は、この処理に加えて、広告データを広告表示機器(図示せず。)に送信する。広告表示機器は、駅の柱、駅の壁等に設けられる。例えば、広告表示機器が駅の柱及び駅の壁に設けられた場合には、改札装置20に表示される広告と広告表示機器に表示される広告とを同一の広告とすることで、インパクトのある広告を出すことができるようになる。
このように、サーバ10は、蓄積した紐付情報について、1日における全ての時間帯において、駅を利用する頻度が最も高い者の性別及び年齢層を特定し、その性別及び年齢層を対象とする広告を予め決定する。この構成によれば、広告の対象となる性別及び年齢層に属する者が占める割合が高い時間帯にその広告が出されるので、不特定の利用者が見ることを期待して駅構内、電車内等に設置されるポスターによる広告に比べて、利用者に広告を効率よく提供することができる。
換言するならば、サーバ10は、蓄積した紐付情報に含まれる属性情報に基づいて、蓄積した紐付情報を時間帯、利用駅、通行方向ごとに分類するので、利用者の性別に応じた広告、利用者の年齢層に応じた広告、通行方向に応じた広告、及びこれらを組み合わせに応じた広告を出すことができる。この構成によれば、広告を更に効率よく提供することができる。
さらに、サーバ10は、決定した広告の対象となる性別及び年齢層に属する者が実際に駅を利用した場合に、課金についての計数をするので、精度よく課金することができる。
以下、本発明の第2の実施形態について図面に基づいて説明する。
<第2の実施形態>
第2の実施形態に係る情報処理システムは、基本的には、第1の実施形態に係る情報処理システムと同様の構成を有している。そこで、第2の実施形態については、第1の実施形態と異なる点について説明する。
図11を参照して、第2の実施形態に係るサーバ10による集計に関する処理を説明する。図11に示すステップS51及びステップS52の処理は、図6に示すステップS31及びステップS32の処理と同様の処理であるので、説明を省略する。
ステップS53では、CPU1は、改札装置20で検知された人数情報と集計情報とに基づいて利用率を算出する。
より具体的に説明すると、CPU1は、改札装置20で時間帯、利用駅、及び通行方向別に検知された人数情報の総数で、統計情報における利用人数を除して利用率を算出する。なお、算出した利用率は、時間帯、利用駅、通行方向、性別、及び年齢層ごとに、HDD4の所定の記憶領域に記憶されている。
図12を参照して、第2の実施形態に係るサーバ10による広告の表示に関する処理を説明する。図12に示すステップS64からステップS66までの処理は、図10に示すステップS42からステップS44までの処理と同様の処理であるので、説明を省略する。なお、CPU1は、ステップS33の処理に代えて、ステップS63の処理を行う。
ステップS61では、カウント手段の一例であるCPU1は、改札装置20で検知された人数情報を所定の時間(例えば、10分)ごとに計数(カウント)する。換言するならば、CPU1は、所定の時間が経過した場合には、計数した情報をリセットする。
続いて、CPU1は、一定人数に達したか否かを判別する(ステップS62)。
より具体的に説明すると、CPU1は、所定の時間が経過した場合には、現在の広告が対象とする性別及び年齢層と、現在の時間帯、利用駅、及び通行方向とに基づいて、利用率を取得し、更に現在の広告に応じた契約情報を取得する。そして、CPU1は、計数した人数情報に利用率を乗算し、取得した契約情報の課金人数から乗算した結果を減算する。このとき、減算した結果が0以下となった場合には、一定の人数に達したと判別する。
一定人数に達した場合には、CPU1は、続いてステップS63の処理を行う。他方、一定人数に達していない場合には、CPU1は、集計に関する処理を終了する。
ステップS63では、CPU1は、契約情報及び広告情報を更新する。より具体的に説明すると、CPU1は、現在の広告に対応する契約情報を完了情報とし、表示すべき広告に係る広告情報がない場合には、現在の広告に係る時間帯、利用駅、及び通行方向についての広告情報を生成する。
このように、サーバ10は、決定した広告の対象となる性別及び年齢層に属する者が実際に駅を利用した場合に、所定の時間ごとに広告を切替える処理(換言するならば、課金についての処理)をする。この構成によれば、より正確に課金することができる。
<変形例>
各実施形態では、サーバ10、改札装置20、及び撮影装置30を含む情報処理システムを採用しているが、これに限られるものではない。
例えば、情報処理システムは、改札装置20に代えて又は加えて、機器の一例である券売装置を含んで構成されてもよい。
ここで、改札装置20に代えて券売装置を採用した場合には、券売装置は、基本的には、改札装置20と同様の処理を行う。ただし、券売装置は、乗車時情報に代えて購入時情報(購入駅、購入時間)を取得し、購入時情報をサーバ10に送信する。また、サーバ10は、購入時情報と属性情報とを紐付けて紐付情報を生成する。そして、サーバ10は、統計情報(時間帯、購入駅、性別、年齢層、利用人数)及び集計情報(時間帯、購入駅、性別、年齢層、利用人数)を生成する。したがって、この構成によれば、蓄積した紐付情報に含まれる属性情報に基づいて、蓄積した紐付情報を時間帯、利用駅、通行方向ごとに分類するので(属性に関する分析を行うので)、時間帯、利用駅、性別、年齢層、及びこれらの組み合わせに応じた広告を券売装置等に出すことができる。
また、例えば、情報処理システムは、改札装置20を制御する監視盤を備えてもよい。この場合には、CPU1で実行する改札装置20に係る処理の一部又は全部(例えば、不正利用に関する処理、改札装置20で生成された各種のデータを収集する処理)を監視盤が担う。
各実施形態では、サーバ10が紐付DB11及び広告DB12を備える構成であるが、これに限られるものではない。例えば、紐付DB11及び広告DB12の一方又は双方を他の装置(DBサーバ等)が備え、サーバ10が他の装置と通信を行う構成を採用してもよい。
また、各実施形態では、改札装置20及び撮影装置30を別々の装置とする構成であるが、これに限られるものではない。例えば、改札装置20に撮影装置30が設けられる構成(改札装置20及び撮影装置30を一体とした装置)を採用してもよい。この構成を採用した場合には、一体とした装置が紐付情報を生成し、生成した紐付情報をサーバ10に送信してもよい。
また、各実施形態では、撮影装置30が属性情報を抽出する構成であるが、これに限られるものではない。例えば、属性情報を抽出する機能を独立した装置(属性情報抽出装置)を設け、撮影装置30は、顔画像を属性情報抽出装置に送信し、属性情報抽出装置は、顔画像から抽出した属性情報をサーバ10に送信する構成を採用してもよい。なお、属性情報抽出装置は、改札装置20の内部に設置されてもよい。
また、各実施形態では、改札装置20は、駅に設けられる構成であるが、これに限られるものではない。例えば、改札装置20は、博物館、遊園地等に設けられる構成を採用してもよい。
また、各実施形態では、撮影装置30が属性情報を抽出する構成であるが、これに限られるものではない。例えば、撮影装置30は、撮影した顔画像をサーバ10に送信し、サーバ10が属性情報を抽出する構成を採用してもよい。
各実施形態では、各駅に設けられるサーバ10が集計に関する処理を行う構成であるが、これに限られるものではない。例えば、全駅を統括する本部に中央サーバを設け、中央サーバが各駅に設けられるサーバ10から紐付情報を定期的に又は適宜のタイミングで受信し、中央サーバが集計に関する処理の全部又は一部を行ってもよい。
この構成によれば、中央サーバは、駅ごとに利用者の属性及び利用人数を把握することができるので、どの駅で表示すれば受注した広告を効率よく出すことができるかを判断することができる。
例えば、20代の女性を対象とする化粧品に関する店の広告を表示する場合には、中央サーバは、集計情報の利用人数に基づいて20代の女性が出場する駅を特定し、特定した駅にその店の広告を表示する指示を特定した駅のサーバ10に出すことができる。
各実施形態では、紐付情報は、図3に示す紐付情報のデータ構造を有しているが、この構造に限られるものではない。
例えば、装飾物の項目を設けて、紐付情報には、属性情報から抽出される利用者の装飾物に関する情報(イアリングの有無、ピアスの有無、メガネの有無、ヘッドフォンの有無等)が含まれる構成を採用してもよい。例えば、紐付情報にイアリングの有無が含まれる構成を採用した場合には、CPU1は、イアリングを付けた利用者が多い時間帯に、イアリングに関する広告データを広告DB12から取得する。この構成によれば、紐付情報に基づいて装飾物に関する広告を効率よく提供することができる。
また、例えば、定期券に関する項目を設けて、紐付情報には、定期券の情報(利用期間、利用区間、経由の情報等)が含まれる構成を採用してもよい。ここで、紐付情報に利用区間の情報が含まれる構成を採用した場合には、CPU1は、利用区間の情報と過去の紐付情報の出場駅の情報(履歴)とに基づいて沿線で開催される予定のイベントに関する情報を改札装置20、広告表示機器等に送信する。このように、定期券の利用区間内であることに基づいて広告が出されると、利用者は、途中下車してイベントに参加できるので、定期券の利用区間外でのイベントに関する広告を出すときと比べて、イベントに参加する利用者が増える。したがって、この構成によれば、広告の訴求効果を高めることができる。
各実施形態では、CPU1は、利用駅、通行方向、及び時間帯ごとに集計情報を生成する構成であるが、これに限られるものではない。
例えば、改札装置20が乗車時情報又は降車時情報にコーナーの情報を付加して、これらの情報をサーバ10に送信する構成、又は撮影装置30が属性情報にコーナーの情報を付加して、これらの情報をサーバ10に送信する構成を採用してもよい。
この構成によれば、CPU1は、統計情報及び集計情報にコーナー別の情報を付加し、コーナー別に広告を決定することができる。例えば、出口Aでは、20代の女性により利用される割合が高い場合には、20代の女性を対象とする広告を表示し、出口Bでは、30代の男性により利用される割合が高い場合には、30代の男性を対象とする広告を表示する。
したがって、この構成によれば、コーナーごとに利用者の属性に応じた広告を出すことができるので、広告を更に効率よく提供することができる。
各実施形態では、サーバ10は、広告データを取得し、広告表示機器等に送信する構成であるが、これに限られるものではない。例えば、サーバ10は、乗車時情報を受信すると、紐付DB11からIDが同一の紐付情報(換言するならば、紐付情報の履歴)を取得し、取得した紐付情報から出場駅を推測して、出場駅に設置されている店舗、出場駅を最寄りの駅とする店舗等に関する広告データを取得する構成を採用してもよい。また、この構成に代えて又は加えて、サーバ10は、取得した紐付情報の履歴に応じて、列車の運行情報を取得する構成を使用してもよい。
各実施形態では、サーバ10は、取得した広告データを広告表示機器等に送信する構成であるが、これに限られるものではない。
例えば、サーバ10は、取得した広告データに係る集計情報に含まれる年齢層の情報に基づいて、高齢者の割合が基準値を満たすか否かを判断する。そして、サーバ10は、基準値を満たすと判断した場合には、広告を表示する時間を高齢者でない場合に比べて長くし、各種の情報についての文字を大きく表示するための制御情報を取得した広告データと共に広告表示機器等に送信する。
また、例えば、サーバ10は、取得した広告データに係る集計情報に含まれる年齢層の情報に基づいて、子供の割合が基準値を満たすか否かを判断する。そして、サーバ10は、基準値を満たすと判断した場合には、各種の情報についての文字を平仮名にして表示するための制御情報を取得した広告データと共に広告表示機器等に送信する。
これらの構成によれば、年齢層に応じた広告を適切に提供することができる。
各実施形態では、乗車券として非接触式のICカードを採用しているが、これに限られるものではない。例えば、乗車券としてICカード機能を有する携帯電話を採用してもよい。また、例えば、乗車券として磁気媒体を用いたカード、切符を採用してもよい。
第1の実施形態では、サーバ10は、時間帯が切り替わることを契機として、広告データを取得しているが、これに限られるものではない。例えば、サーバ10が紐付情報に基づいて広告データを取得する構成を採用してもよい。より具体的に説明すると、まず、サーバ10は、広告が対象としている性別及び年齢層の利用者を紐付情報に含まれる属性及び年齢層を参照して計数し、課金人数に達した場合に、次の広告データを取得する構成を採用してもよい。この構成によれば、例えば、20代の女性が2万人通過するまで広告を表示することができる。すなわち、サーバ10は、予め定めた属性を有する利用者が課金人数に達すると、即時に広告を切替えることにより正確に課金をすることができる。
また、サーバ10は、紐付情報を分析した結果に基づいて、広告の表示に関する処理を
行っているが、これに限られるものではない。
例えば、サーバ10は、分析した結果に基づいて、店舗を設置する場所の情報を抽出する処理を行ってもよい。より具体的に説明すると、サーバ10は、時間帯、利用駅、通行方向、性別、及び年齢層別に集計された利用者の人数(利用人数)を表す統計情報と、店舗が対象とする性別及び年齢層を表す店舗情報とに基づいて、ある店舗をどの駅のどの場所に設置すべきか決定し、決定した場所の情報を抽出する。
また、例えば、サーバ10は、分析した結果に基づいて、ある場所に設置する店舗の情報を抽出する処理を行ってもよい。より具体的に説明すると、サーバ10は、統計情報と店舗情報とに基づいて、ある駅(より詳細には、ある駅のある場所)にはどのような店舗を設置すべきか決定し、決定した店舗の情報を抽出する。
これらの構成によれば、店舗が対象とする性別及び年齢層を加味して店舗を設置できるので、設置する店舗の集客力を高めることができる。
付言するならば、サーバ10は、属性情報、乗車時情報、及び降車時情報を取得する対象とした駅について、これらの情報を取得する期間として独立した期間(取得期間)を設定する。そして、サーバ10は、取得期間中に取得したこれらの情報を合わせ、時間帯別、通行方向別に分類し、駅ごとの基本流動データ(例えば、統計情報)を生成する。このようにすることで、サーバ10は、基本流動データに基づいて後日、広告を表示する制御を行うことができる。例えば、ある駅を利用する最大旅客層が30代の男性である場合には、サーバ10は、ビールに関する広告を最優先に表示するように制御を行い、次の旅客層が50代の女性であれば高級ブランド服飾を次優先に表示するように制御を行う。
また、改札装置20は、利用者を検知するセンサにより正確に利用者の通過を検知しているので、広告を視聴し得る人数を正確に計数することができる。よって、鉄道事業者等は、広告主に対し、説得性のある課金ルールを構築することができる。
なお、本実施形態では、基本流動データを用いず、情報処理システムをリアルタイムで駆動することができる。例えば、サーバ10は、改札装置20を通過する人を検知し、高齢者であった場合には、情報の表示時間を長くする制御、子供であった場合には、漢字等をひらがなに変換して表示する制御を行う。
以上、上述した各実施形態によれば、個人情報等を保護しつつ、機器を利用するユーザの情報を取得し、利用可能にする技術を提供することができるようになる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 情報処理装置
20 改札装置
30 撮影装置

Claims (8)

  1. 撮影装置で撮影された、機器を利用するユーザの画像データより得られる前記ユーザの属性を表す属性情報を取得する属性情報取得手段と、
    前記機器を介して、前記ユーザが有する記録媒体に記録されている記録媒体情報を取得する記録媒体情報取得手段と、
    前記属性情報取得手段で取得された属性情報と前記記録媒体情報取得手段で取得された記録媒体情報とを紐付けた紐付情報を生成し、生成した紐付情報を記憶装置に記憶する生成手段と、
    前記記憶装置に記憶されている複数の紐付情報を、紐付情報に含まれる前記属性情報に基づいて分類する分析手段と、
    を有する情報処理装置。
  2. 前記属性情報取得手段で取得される属性情報には、前記ユーザの性別情報及び前記ユーザの年齢情報のうちの少なくとも1つが含まれ、
    前記属性情報と前記記録媒体情報取得手段で取得された記録媒体情報との何れか一方又は双方には、前記機器をユーザが利用する時間を表す時間情報が含まれ、
    前記生成手段は、前記時間情報を含む前記紐付情報を生成し、生成した紐付情報を記憶装置に記憶し、
    前記分析手段は、紐付情報に含まれる時間情報に基づき、前記記憶装置に記憶されている複数の紐付情報を時間帯別に分類し、前記属性情報に基づき、前記時間帯別に分類した前記紐付情報の属性別の割合を求める、請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記機器は、改札装置であって、
    前記属性情報取得手段で取得される属性情報には、前記ユーザの性別情報及び前記ユーザの年齢情報のうちの少なくとも1つが含まれ、
    前記属性情報と前記記録媒体情報取得手段で取得された記録媒体情報との何れか一方又は双方には、前記改札装置をユーザが通行する方向を表す通行方向情報が含まれ、
    前記生成手段は、前記通行方向情報を含む前記紐付情報を生成し、生成した紐付情報を記憶装置に記憶し、
    前記分析手段は、紐付情報に含まれる通行方向情報に基づき、前記記憶装置に記憶されている複数の紐付情報を前記通行方向情報別に分類し、前記属性情報に基づき、前記通行方向情報別に分類した前記紐付情報の属性別の割合を求める、請求項1記載の情報処理装置。
  4. 前記属性情報取得手段で取得される属性情報には、前記ユーザの性別情報及び前記ユーザの年齢情報のうちの少なくとも1つが含まれ、
    前記属性情報と前記記録媒体情報取得手段で取得された記録媒体情報との何れか一方又は双方には、前記機器が設置されている場所を表す位置情報が含まれ、
    前記生成手段は、前記位置情報を含む前記紐付情報を生成し、生成した紐付情報を記憶装置に記憶し、
    前記分析手段は、紐付情報に含まれる位置情報に基づき、前記記憶装置に記憶されている複数の紐付情報を前記位置情報別に分類し、前記属性情報に基づき、前記位置情報別に分類した前記紐付情報の属性別の割合を求める、請求項1記載の情報処理装置。
  5. 前記分析手段で求められた前記紐付情報の属性別の割合に基づいて、広告表示装置での広告の表示を制御する広告表示制御手段を更に有する、請求項2乃至4何れか1項記載の情報処理装置。
  6. ユーザによる前記機器の利用をカウントするカウント手段を更に有し、
    前記広告表示制御手段は、前記カウント手段によるカウントの結果に応じて、前記広告の表示を切り替える、請求項5記載の情報処理装置。
  7. 撮影装置で撮影された、機器を利用するユーザの画像データより得られる前記ユーザの属性を表す属性情報を取得する属性情報取得ステップと、
    前記機器を介して、前記ユーザが有する記録媒体に記録されている記録媒体情報を取得する記録媒体情報取得ステップと、
    前記属性情報取得ステップで取得された属性情報と前記記録媒体情報取得ステップで取得された記録媒体情報とを紐付けた紐付情報を生成し、生成した紐付情報を記憶装置に記憶する生成ステップと、
    前記記憶装置に記憶されている複数の紐付情報を、紐付情報に含まれる前記属性情報に基づいて分類する分析ステップと、
    を有する情報処理方法。
  8. 撮影装置で撮影された、機器を利用するユーザの画像データより得られる前記ユーザの属性を表す属性情報を取得する属性情報取得ステップと、
    前記機器を介して、前記ユーザが有する記録媒体に記録されている記録媒体情報を取得する記録媒体情報取得ステップと、
    前記属性情報取得ステップで取得された属性情報と前記記録媒体情報取得ステップで取得された記録媒体情報とを紐付けた紐付情報を生成し、生成した紐付情報を記憶装置に記憶する生成ステップと、
    前記記憶装置に記憶されている複数の紐付情報を、紐付情報に含まれる前記属性情報に基づいて分類する分析ステップと、
    をコンピュータに実行させるプログラム。
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