JP2014178918A - 情報配信システム、情報配信方法、及びコンピュータプログラム - Google Patents

情報配信システム、情報配信方法、及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】流動的に変化していく顧客の傾向に追随しながら、効果的に情報を配信することが可能な情報配信システム、情報配信方法、及びコンピュータプログラムを提供する。
【解決手段】取得された複数の顧客の情報を複数の顧客群に分類する分類部と、前記顧客群に分類された前記顧客の分布傾向を分析する分析部と、前記顧客の分布傾向の分析結果に基づき、コンテンツを配信するための配信計画を作成する配信計画作成部と、を備えたことを特徴とする情報配信システム。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報配信システム、情報配信方法、及びコンピュータプログラムに関する。
近年、デジタルサイネージと呼ばれる、表示と通信にデジタル技術を活用してディスプレイ等の電子的な表示機器を使って映像や文字等の情報(コンテンツ)を発信する媒体を利用した、デジタルサイネージシステムが普及している。このデジタルサイネージを用いた情報発信は、屋外・店頭・公共空間・交通機関など、比較的公共性の高い場所でも使用されることが少なくない。
上記のようなデジタルサイネージは、広告媒体として用いられることも少なくない。例えば、デジタルサイネージを広告媒体として使用する場合には、デジタルサイネージに広告コンテンツを表示させ、表示された回数に応じて、広告主に課金するといった態様で利用されるケースが少なくない。
特開2010−55594号公報
一方で、既存のデジタルサイネージシステムでは、あらかじめ決められた配信計画に従い情報発信を行っている。また、多数の人が往来するような場所に設置されたデジタルサイネージは、不特定多数を対象として情報発信を行っていることとなる。このような構成のため、既存のデジタルサイネージシステムでは、ターゲットとなる発信対象(以降は、「顧客」と呼ぶ)が周囲にいない状況でも、デジタルサイネージにコンテンツが表示されている場合があった。
また、デジタルサイネージの設置場所を往来する人の流れは、時間帯や時期、周辺の環境の変化に応じて流動的に変化していくケースが少なくない。例えば、デジタルサイネージが設置された場所の近隣に新しく施設ができることで人の流れが変化し、デジタルサイネージの設置場所の周囲における顧客の傾向も変化する場合がある。このような場合には、その施設ができる以前に作成された配信計画に基づきデジタルサイネージに広告コンテンツを表示させたとしても、依然と同様の広告効果を得られるとは限らない。
そのため、人の流れが流動的に変化するような状況下においても、逐次変化していく顧客の傾向に追随しながら、効果的に情報を配信することが可能なデジタルサイネージシステムが求められている。
このような課題に対するアプローチの一つとして、顧客の行動パターンを把握する技術がある。例えば、特許文献1には、複数の撮影エリアに設置された監視カメラの画像から顔認識により個人を特定し、特定された個人の動線を算出して履歴として蓄積することで、蓄積された履歴に基づき顧客の行動パターンを分析する技術が開示されている。
しかしながら、特許文献1に係る技術は、特定の店舗内などのようにごく限られた範囲において、各個人の動線に基づき顧客の行動パターンを把握するものである。そのため、特許文献1に係る技術は、デジタルサイネージの設置エリアのように比較的広い範囲において、不特定多数の顧客を対象として、流動的に変化する顧客の傾向を分析することは困難である。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、流動的に変化していく顧客の傾向に追随しながら、効果的に情報を配信することが可能な、新規かつ改良された情報配信システム、情報配信方法、及びコンピュータプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、取得された複数の顧客の情報を複数の顧客群に分類する分類部と、前記複数の顧客群間における、前記顧客の分布傾向を分析する分析部と、前記顧客の分布傾向の分析結果に基づき、コンテンツを配信するための配信計画を作成する配信計画作成部と、を備えたことを特徴とする情報配信システムが提供される。
前記分析部は、所定の時間ごとに、前記顧客の分布傾向を分析してもよい。
前記分析部は、所定の場所ごとに、前記顧客の分布傾向を分析してもよい。
前記配信計画作成部は、前記複数の顧客群それぞれに含まれる前記顧客の分布傾向に基づき、配信する前記コンテンツを重み付けして前記配信計画を作成してもよい。
前記配信計画作成部は、前記顧客が最も多く分布する前記顧客群を前記コンテンツの配信対象として前記配信計画を作成してもよい。
前記配信計画作成部は、前記顧客群と前記コンテンツとがあらかじめ関連付けられた第1のリストと、前記分析結果とを比較することで、配信する前記コンテンツを特定し、前記配信計画を作成してもよい。
前記配信計画作成部は、前記顧客群ごとに前記コンテンツが重み付けされた第2のリストと、前記分析結果とを比較することで、配信する前記コンテンツを特定し、前記配信計画を作成してもよい。
前記第2のリストは、前記コンテンツを、当該コンテンツの種別ごとに重み付けされており、前記配信計画作成部は、第2のリストと、前記分析結果とを比較することで、配信する前記コンテンツの種別を特定し、前記配信計画を作成してもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、撮像手段で撮像した顧客の画像を基に取得された複数の顧客の情報を複数の顧客群にリアルタイムで分類する分類部と、前記複数の顧客群間における、前記顧客の分布傾向を、所定の時間及び/又は所定の場所ごとに分析する分析部と、前記分析部によりリアルタイムで分析されると、前記顧客の分布傾向の分析結果に基づき、コンテンツを配信するための配信計画をリアルタイムで作成する配信計画作成部と、を備えたことを特徴とする情報配信システムが提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、取得された複数の顧客の情報を複数の顧客群に分類するステップと、前記複数の顧客群間における、前記顧客の分布傾向を分析するステップと、前記顧客の分布傾向の分析結果に基づき、コンテンツを配信するための配信計画を作成するステップと、を備えたことを特徴とする情報配信方法が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、コンピュータに、取得された複数の顧客の情報を複数の顧客群に分類するステップと、前記複数の顧客群間における、前記顧客の分布傾向を分析するステップと、前記顧客の分布傾向の分析結果に基づき、コンテンツを配信するための配信計画を作成するステップと、を実行させることを特徴とするコンピュータプログラムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、流動的に変化していく顧客の傾向に追随しながら、効果的に情報を配信することが可能な情報配信システム、情報配信方法、及びコンピュータプログラムを提供することが可能となる。
本発明の実施形態に係る情報配信システムの概要について説明するための図である。 比較例に係る情報配信システムのシステム構成を示した図である。 本発明の実施形態に係る情報配信システムの概略的な動作について説明するための図である。 本発明の実施形態に係る情報配信システムのシステム構成を示した図である。 本発明の実施形態に係る情報配信システムのブロック図である。 顧客プロファイルの一例を示した図である。 顧客動向について説明するための図である。 顧客動向テーブルの一例を示した図である。 顧客要望テーブルの一例を示した図である。 コンテンツテーブルの一例を示した図である。 配信計画の一例を示した図である。 本発明の実施形態に係る情報配信システムの一連の動作を示したフローチャートである。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
[概要]
まず、図1を参照しながら、本実施形態に係る情報配信システム1の概要について説明する。図1は、本実施形態に係る情報配信システム1の概要について説明するための図である。本実施形態に係る情報配信システム1は、屋外・店頭・公共空間・交通機関などに配置されたデジタルサイネージ700にコンテンツを表示することで、デジタルサイネージ700の周囲の顧客に対して情報発信を行うためのシステムである。以降では、本実施形態に係る情報配信システム1について、デジタルサイネージ700を広告媒体として使用する場合を例に説明する。
本実施形態に係る情報配信システム1は、カメラ(例えば、監視カメラ)501や、ATM(Automated Teller Machine)502a(または、POS(Point Of Sale system)端末502b)で取得された顧客の情報を基に、時間帯や場所に応じて、どのような顧客(例えば、どのような年齢や性別の顧客)が存在するかの傾向を分析する。そして、情報配信システム1は、分析結果として得られた傾向にあわせて、各デジタルサイネージ700にコンテンツを配信する。
[比較例]
ここで、比較例に係る情報配信システム1aとして、顧客個人を特定し、特定された顧客にあわせてコンテンツをデジタルサイネージ700に表示させる場合の一例について、図2を参照しながら説明する。図2は、比較例に係る情報配信システム1aのシステム構成を示した図である。
情報配信システム1aは、顧客情報取得部500と、顧客情報処理装置100と、コンテンツ配信サーバ300と、コンテンツDB600と、デジタルサイネージ700とを含む。
情報配信システム1aでは、配信するコンテンツごとに配信対象となる顧客の属性(例えば、年齢、性別、来店・購入履歴等)を詳細に指定して、各コンテンツをコンテンツDB600に記憶させる。
また、情報配信システム1aは、例えば、顧客情報取得部500として、カメラ501、ATM502a、POS端末502b等を用いて顧客の顧客情報を取得する。情報配信システム1aは、取得した情報を個人情報処理装置100で解析することで、顧客個人を特定する。情報配信システム1aは、特定された顧客個人の属性にあわせて、対応するコンテンツをコンテンツDB600から抽出し、抽出されたコンテンツを、当該顧客の近辺に設置されたデジタルサイネージ700に表示させる。
このような構成により、情報配信システム1aは、例えば、ある店舗に顧客が来店した際に、その顧客個人を特定し、ATM502aやPOS端末502bに設けられたデジタルサイネージ700を介してその顧客に向けた情報を発信することができる。
しかしながら、図2に示す情報配信システム1aの場合は、特定された顧客個人を対象としてコンテンツを表示させる構成のため、デジタルサイネージ700が設置された場所にどのような顧客が来るかを推定することが困難である。そのため、表示されるか否かに関わらず、各顧客に対応するコンテンツをコンテンツDB600に記憶させておく必要があるため、比較的容量の大きいコンテンツDB600が必要になる場合がある。また、表示されるか否かが不明瞭なコンテンツもコンテンツDB600に記憶させることになるため、コンテンツDB600の容量が圧迫され、特定の顧客を対象としたコンテンツのバリエーションが制限される場合がある。
また、情報配信システム1aは、顧客個人に関する情報のみで配信するコンテンツを特定するため、季節や周囲の環境の変化に対応して配信するコンテンツを切り替えることが難しい。
そこで、本実施形態に係る情報配信システム1は、個人ではなく不特定多数の顧客を、複数の顧客群(例えば、30代男性や20代女性)に分類し、顧客群ごとの時間や場所に応じた顧客の分布傾向(以降では、「顧客分布傾向」と呼ぶ)を分析する。そして、情報配信システム1は、分析結果に基づきデジタルサイネージ700の周囲における顧客分布傾向にあわせて、デジタルサイネージ700に表示させるコンテンツの配信計画を作成する。
これにより、本実施形態に係る情報配信システム1は、例えば、デジタルサイネージ700の周囲で顧客数の最も多い顧客群を推定し、その顧客群を配信対象とした広告コンテンツをデジタルサイネージ700に表示させることで広告効果を向上させる。以降では、本実施形態に係る情報配信システム1の詳細について記載する。
[概略的な動作]
まず、図3を参照しながら、本実施形態に係る情報配信システム1の概略的な動作について説明する。図3は、本実施形態に係る情報配信システム1の概略的な動作について説明するための図である。
情報配信システム1は、カメラ501、ATM502a、POS端末502b等で取得された顧客情報から、その顧客の属性(例えば、年齢、性別、職業)を特定し、特定された属性に基づき、各顧客を顧客プロファイルD110に分類する。顧客プロファイルとは、あらかじめ決められた属性の条件に基づき、分類された顧客群を示す情報である。顧客プロファイルとしては、例えば、「30代男性会社員」や、「20台女性学生」といった分類が挙げられる。
情報配信システム1は、顧客プロファイルD110ごとに顧客の来場傾向のデータ(即ち、顧客数)を蓄積する。このように蓄積された顧客プロファイルD110ごとの顧客の来場傾向のデータを基に、情報配信システム1は、場所や時間帯等のような特定の条件ごとに顧客分布傾向を分析して顧客動向データD120を作成する。この顧客動向データD120には、特定の条件ごとに、どのような顧客プロファイルD110に対応する顧客が分布しているかが示されていることとなる。
情報配信システム1は、作成された顧客動向データD120を、顧客プロファイルD110に対応する顧客ごとに要望されている広告種別の一覧と比較することで、顧客要望に基づく広告種別D130を特定する。顧客ごとに要望されている広告種別の一覧としては、例えば、顧客の年代や性別に応じて人気のある広告種別の一覧を用いればよい。
具体的な一例として、情報配信システム1は、顧客動向データD120を基に、最も顧客が多く分布している顧客プロファイルD110を配信対象として特定する。そして、情報配信システム1は、特定された顧客プロファイルD110に対応する顧客からの要望が最も多い広告種別D130を特定する。このようにして特定された広告種別D130は、特定の条件において、最も顧客数の多い顧客群に対して、効果的な広告の種別を示していることになる。
情報配信システム1は、広告コンテンツごとにあらかじめ設定された広告対象顧客D140と、顧客動向データD120及び顧客要望に基づく広告種別D130とを比較することで、配信対象となる広告コンテンツD150を特定する。特定された広告コンテンツD150は、顧客分布傾向、顧客要望が反映されており、換言すると、顧客動向に応じた広告コンテンツといえる。以降では、情報配信システム1が、上述したように動作するための具体的な構成について説明する。
[構成]
まず、図4を参照しながら、本実施形態に係る情報配信システム1のシステム構成について説明する。図4は、本実施形態に係る情報配信システム1のシステム構成を示した図である。図4に示すように、本実施形態に係る情報配信システム1は、顧客情報取得部500と、顧客情報処理装置100と、分析サーバ200と、コンテンツ配信サーバ300と、コンテンツプロキシ650と、デジタルサイネージ700とを含む。
顧客情報取得部500と、顧客情報処理装置100と、コンテンツプロキシ650と、デジタルサイネージ700とは、ネットワークN2を介して接続されている。また、分析サーバ200と、コンテンツ配信サーバ300とは、ネットワークN3を介して接続されている。ネットワークN2及びN3それぞれは、例えば、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などの各種ネットワークを利用することができる。また、ネットワークN2及びN3は、ネットワークN1を介して接続されている。ネットワークN1の具体的な一例として、インターネットや専用線が挙げられる。なお、図4に示す例では、ネットワークN1、N2、及びN3を別々のネットワークとして記載しているが、情報配信システム1の各構成が相互に通信可能であれば、必ずしも図4に示すネットワーク構成には限定されない。例えば、ネットワークN1、N2、及びN3を単一のネットワークにより構成してもよい。
次に、図5を参照しながら、本実施形態に係る情報配信システム1の詳細な構成について説明する。図5は、本実施形態に係る情報配信システム1のブロック図であり、顧客情報処理装置100、分析サーバ200、コンテンツ配信サーバ300、及びコンテンツプロキシ650のそれぞれに含まれる各構成の一例を示している。
(顧客情報取得部500)
顧客情報取得部500は、顧客の顧客情報を取得する。顧客情報取得部500は、例えば、カメラ501、ATM502a、POS端末502b等のように、顧客を特定するための情報を取得可能な装置により構成されている。例えば、顧客情報取得部500としてカメラ501を用いる場合には、カメラ501は、顧客の外観の画像を顧客情報として取得する。また、顧客情報取得部500としてATM502aやPOS端末502bを利用する場合には、それぞれに入力された顧客に関する情報を顧客情報として取得する。
なお、取得される顧客情報は、顧客の属性(年齢、性別、職業等)が特定できれば、情報の種別や組合せは限定されない。例えば、図5に示す例の場合には、カメラ501で取得される顧客の画像と、ATM502aまたはPOS端末502bで取得される顧客情報とのうち少なくともいずれかが含まれていればよい。
顧客情報取得部500は、取得した顧客情報を顧客情報処理装置100に出力する。
(顧客情報処理装置100)
顧客情報処理装置100は、顧客情報取得部500で取得された顧客情報を蓄積し、蓄積された顧客情報を基に対応する顧客の属性(例えば、年齢、性別、職業等)を顧客ごとに特定することで、複数の顧客群に分類する。以下に、顧客情報処理装置100の詳細について説明する。
顧客情報処理装置100は、顧客情報記憶部101と、顧客情報分類部102とを含む。
顧客情報記憶部101は、顧客情報取得部500で取得された顧客情報を、その顧客情報の取得場所を示す情報、及びその顧客情報の取得タイミングを示す情報と関連付けて記憶する。
なお、顧客情報の取得場所を示す情報は、顧客情報の送信元となる顧客情報取得部500に基づき特定してもよい。この場合には、顧客情報処理装置100に、各顧客情報取得部500の設置位置をあらかじめ記憶させておくとよい。また、顧客情報取得部500にGPS(Global Positioning System)のような位置情報を特定する構成を設けることで、送信元の顧客情報取得部500に、顧客情報の取得場所を通知させてもよい。また、顧客情報の取得タイミングを示す情報は、顧客情報取得部500に計時手段を設けることで、送信元の顧客情報取得部500にタイミングを示す情報を通知させてもよい。
顧客情報分類部102は、顧客情報記憶部101に記憶された各顧客情報を読み出す。顧客情報分類部102は、読み出した各顧客情報から顧客ごとにその顧客の年齢、性別、職業等の属性を特定する。例えば、顧客情報がATM502aまたはPOS端末502bで入力された顧客に関する情報の場合には、顧客情報分類部102は、入力された情報の中から、対象となる属性(例えば、年齢、性別、職業、家族構成等)に対応する情報を抽出すればよい。
また、顧客情報がカメラ501で取得された画像の場合には、顧客情報分類部102は、顔認識技術を用いることで、画像中に含まれる各顧客(1人または複数人)を特定し、特定された各顧客の顔を分析することで、各顧客の年齢や性別を推定できる。また、顧客情報分類部102は、画像中の各顧客の服装を識別することで、その顧客の職業を推定することも可能である。具体的には、顧客情報分類部102は、画像中の顧客がスーツを着ている場合には、その顧客の職業を「サラリーマン」と推定し、ある銀行の制服を着ている場合には、その顧客の職業を「銀行員」として推定してもよい。なお、画像から顧客に関する情報を属性として特定できれば、属性として特定する情報の種別や情報の特定方法は前述した例には限定されない。
顧客情報分類部102は、取得した顧客情報に基づき各顧客の属性を特定した後、特定した属性に基づき各顧客を顧客プロファイルに分類する。以下に、図6を参照しながら、顧客プロファイルの具体的な一例について説明する。図6は、顧客プロファイルの一例を示した図であり、顧客情報を各顧客プロファイル(即ち、顧客群)に分類するための顧客プロファイルテーブルD200の一例を示している。
図6に示すように、顧客プロファイルテーブルD200は、顧客プロファイルD210と、顧客プロファイルを分類する基準となる属性情報D220とを含む。図6に示す例では、属性情報D220として、性別D221と、年齢D222と、職業D223と、家族構成D224とが含まれている。
顧客プロファイルD210は、各顧客プロファイルを識別するための識別子を示している。図6に示す例では、顧客プロファイルD210の1文字目は、性別D221に対応している。例えば、顧客プロファイルD210の1文字目が「M」の場合は、性別D221が「男性」であることを示しており、「W」の場合は「女性」であることを示している。
顧客プロファイルD210の2〜3文字目は、年齢D222に対応している。例えば、性別D221が「男性」で、顧客プロファイルD210の2〜3文字目が「20」の場合には、年齢D222が「18−22」であることを示している。このように、図6に示す顧客プロファイルテーブルD200では、「男性」を、「18−22」、「23−30」、「30−50」、「50以上」の各世代に分類している。
顧客プロファイルD210の4文字目は、職業D223に対応している。例えば、顧客プロファイルD210の4文字目が「S」の場合には職業D223が「学生」であることを示している。同様に、顧客プロファイルD210の4文字目が「C」の場合には職業D223が「会社員」、「N」の場合には職業D223が「無職」であることを示している。
顧客プロファイルD210の5文字目は、家族構成D224に対応している。例えば、顧客プロファイルD210の5文字目が「S」の場合には家族構成D224が「1」、即ち、単身者であることを示している。また、顧客プロファイルD210の5文字目が「F」の場合には家族構成D223が「2以上」、即ち、非単身者であることを示している。
具体的な一例として、「W20SS」で示された顧客プロファイルD210は、「18−25」歳の「女性」の「学生」で、かつ、「単身者」の顧客群を示している。また、「M30CF」で示された顧客プロファイルD210は、「23−30」歳の「男性」の「会社員」で、かつ、「非単身者」の顧客群を示している。
なお、顧客プロファイルD210に分類するための、属性情報D220として含まれる各属性の値の基準は運用に応じて適宜変更してもよい。また、属性情報D220中のいずれかの属性の値に応じて、他の属性の値の基準を変更してもよい。例えば、図6に示す例では、性別D221が「女性」の場合には、「男性」の場合と異なり、職業D223が「学生」か否かに応じて年齢D222の基準を変更している。
また、図6に示した顧客プロファイルD210は、あくまで一例であり、各顧客プロファイルが識別可能であればその態様は限定されない。また、顧客プロファイルテーブルD200は、あらかじめ作成し、顧客情報分類部102が読み出し可能な場所に記憶させておけばよい。
各顧客を顧客プロファイルに分類した後、顧客情報分類部102は、顧客ごとに、対応する顧客プロファイルD210と、当該顧客が特定された顧客情報の取得場所を示す情報及び取得タイミングを示す情報とを関連付けて分析サーバ200に出力する。
(分析サーバ200)
分析サーバ200は、顧客情報分類部102から顧客ごとに通知された、顧客プロファイルD210と、顧客が特定された顧客情報の取得場所を示す情報及び取得タイミングを示す情報とに基づき、顧客プロファイルの顧客分布傾向を分析する。以下に、分析サーバ200の詳細について説明する。
分析サーバ200は、顧客動向分析部201と、顧客動向データ記憶部202とを含む。
顧客動向分析部201は、顧客情報分類部102から、顧客ごとに、顧客プロファイルD210と、顧客が特定された顧客情報の取得場所を示す情報及び取得タイミングを示す情報とを取得する。
顧客動向分析部201は、各顧客プロファイルD210に対応する顧客の数を、対応する顧客情報の取得場所及び取得タイミングごとに集計する。なお、顧客の数を集計する、顧客情報の取得場所及び取得タイミングの単位は適宜変更してもよい。具体的な一例として、顧客動向分析部201は、各顧客情報取得部500について、例えば、10分おきに、各顧客プロファイルD210に対応する顧客の数を集計する。この集計結果により、顧客動向分析部201は、各顧客情報取得部500に対応する場所の10分おきの、顧客分布傾向を認識することができる。
顧客動向分析部201は、顧客情報の取得場所及び取得タイミングごとの、各顧客プロファイルD210に対応する顧客の数の集計結果(以降は単に「顧客数の集計結果」と呼ぶ)を顧客動向データ記憶部202に記憶させる。
また、顧客動向分析部201は、あらかじめ決められたタイミングで、顧客動向データ記憶部202から、顧客プロファイルD210ごとの顧客数の集計結果を読み出す。顧客動向分析部201は、顧客動向データ記憶部202から読み出した顧客数の集計結果を基に、場所及び時間帯ごとに、各顧客プロファイルの顧客分布傾向を分析し、顧客動向テーブルD300を作成する。以下に、顧客動向分析部201による、顧客動向テーブルD300の作成に係る処理の具体的な内容について、図7及び図8を参照しながら説明する。
まず、図7を参照する。図7は、顧客動向について説明するための図であり、ある顧客プロファイルに対応する顧客群の行動パターンの傾向を模式的に示している。図7において、位置p1〜p7それぞれは、デジタルサイネージ700の設置位置を示している。
図7において、例えば、経路r11及びr12は、ある時間帯における「30代男性会社員」に対応する顧客群の行動パターンを示している。経路r11及びr12が示す例では、例えば、「駅」の監視カメラ(カメラ501)、「銀行」のATM502a、「飲食店」のPOS端末502bの順で、「30代男性会社員」に対応する顧客群が時系列に沿って移動する傾向が、顧客数の集計結果に表れる。即ち、集計結果に基づき経路r11及びr12に沿って、位置p1、p7、p6、p5に設置されたデジタルサイネージ700に、「30代男性会社員」を発信対象とした情報を表示させることで、効果的な情報発信が可能となる。
また、別の一例として、経路r21〜r23は、ある時間帯における「20代女性会社員」に対応する顧客群の行動パターンを示している。経路r21〜r23が示す例では、「駅」の監視カメラ(カメラ501)、「衣料店」のPOS端末502b、「生活雑貨店」のPOS端末502b、「飲食店」のPOS端末502bの順で、「20代女性会社員」に対応する顧客群が時系列に沿って移動する傾向が、顧客数の集計結果に表れる。即ち、集計結果に基づき経路r21〜r23に沿って、位置p1、p2、p3、p4、p5に設置されたデジタルサイネージ700に、「20代女性会社員」を発信対象とした情報を表示させることで、効果的な情報発信が可能となる。
そこで、顧客動向分析部201は、顧客数の集計結果を基に、場所(特に、デジタルサイネージ700が設置された位置)及び時間帯ごとの、各顧客プロファイルの顧客分布傾向を示す顧客動向テーブルD300を作成する。以降では、まず図8を参照しながら、顧客動向テーブルD300の内容について説明し、次いで、顧客動向分析部201による顧客動向テーブルD300を作成する処理について説明する。図8は、顧客動向テーブルD300の一例を示した図である。
図8に示す例では、顧客動向テーブルD300は、場所D310と、日時D320と、プロファイルデータD330と、他の条件D340とを含む。
場所D310は、各デジタルサイネージ700の設置位置を示している。また、日時D320は、日程及び時間帯を示している。なお、日時D320は、日程を示す情報のみでもよいし、時間帯を示す情報のみでもよい。
プロファイルデータD330は、場所D310で示された場所の、日時D320で示された日程及び時間帯における、顧客プロファイルごとの顧客数の分布を示している。図8に示す例では、プロファイルデータD330は、顧客プロファイルD331と、割合D332とを含む。顧客プロファイルD331は、図7に示した顧客プロファイルテーブルD200の顧客プロファイルD210に対応している。また、割合D332は、場所D310及び日時D320で示された条件に合致する顧客数全体に対する、顧客プロファイルD331ごとの顧客数の割合を示している。
図8に示す例では、プロファイルデータD330は、場所D310及び日時D320で示された条件で、各顧客プロファイルD331の割合D332を、集計された顧客の数が多い順に記録している。
具体的な一例として、図8に示すプロファイルデータD330では、場所D310が「p3」、日時D320が「mm/dd hh:mm」の条件では、顧客プロファイルD331が「W20SF」の顧客群の割合D332が「50%」であることを示している。即ち、「p3」で示された場所では、「mm/dd hh:mm」の日程及び時間帯において、顧客全体の「50%」が「W20SF」で示された顧客群、即ち、「20代女性学生」の「非単身者」であることが示されている。また、その他の顧客プロファイルD331に対応する顧客群の割合D332は、「M30CS」に対応する顧客群が「30%」、「W30CS」に対応する顧客群が「20%」であることを示している。
なお、プロファイルテーブルD330は、場所D310及び日時D320で示された条件で、対応する顧客が検出されなかった顧客プロファイルD331については、必ずしも情報を含める必要はない。また、図8に示す例では、プロファイルデータD330を、顧客プロファイルD331ごとの割合に基づき作成しているが、各顧客プロファイルD331における顧客の分布傾向がわかれば、割合D332には限定されない。例えば、割合D332に替えて、顧客プロファイルD331ごとの顧客数の集計結果をそのまま用いてもよい。
また、場所D310及び日時D320以外の条件に応じて、プロファイルデータD330を別途作成できるようにしてもよい。例えば、同じ場所かつ同じ時間帯においても、天候、曜日、近隣でのイベントの有無等のような、場所や日時以外の他の条件により人の流れが変化する場合がある。そのため、顧客動向テーブルD300は、場所D310及び日時D320以外の条件を他の条件D340として指定して、各条件の組合せごとにプロファイルテーブルD330を作成できるようにしてもよい。具体的な一例として、「天候」を他の条件D340として含めた場合には、場所や日程及び時間帯の条件が同じプロファイルデータD300を、「天候」が「晴れ」の場合と「雨」の場合とに分けて別々に作成することが可能となる。
次に、顧客動向分析部201による、プロファイルテーブルD330の作成に係る処理について説明する。顧客動向分析部201は、顧客動向データ記憶部202から読み出した顧客数の集計結果を、対応する顧客情報の取得場所及び取得タイミングに基づき、あらかじめ決められた、日時D320、場所D310、及び他の条件D340(以降では、「集計条件」と呼ぶ)ごとにまとめる。
なお、顧客動向分析部201は、読み出した顧客数の集計結果が他の条件D340に対応しているか否かを、対応する顧客情報の取得場所及び取得タイミングに基づき特定すればよい。例えば、他の条件D340が「天候」の条件を示す場合には、顧客動向分析部201は、顧客情報の取得場所及び取得タイミングと、過去の天候に関する記録結果とを比較することで特定すればよい。また、他の条件D340が「近隣でのイベントの有無」を示す場合には、顧客動向分析部201は、顧客情報の取得場所及び取得タイミングと、過去のイベントの開催記録とを比較することで特定すればよい。
顧客動向分析部201は、集計条件ごとにまとめられた各顧客数の集計結果を基に、各条件における顧客プロファイルD331ごとの顧客数の割合D332(即ち、顧客分布傾向)を算出する。顧客動向分析部201は、算出された各顧客プロファイルD331に対応する顧客数の割合D332を基にプロファイルデータD330を作成する。顧客動向分析部201は、作成された各プロファイルデータD330を、対応する集計条件(即ち、日時D320、場所D310、及び他の条件D340)と関連付けて、顧客動向テーブルD300を作成する。
なお、場所D310の条件(即ち、デジタルサイネージ700の設置場所)と、顧客情報の取得場所(即ち、顧客情報取得部500の位置)とが必ずしも一致するとは限らない。場所D310の条件と顧客情報の取得場所とが一致しない場合には、顧客動向分析部201は、場所D310で示された場所に最も近い顧客情報取得部500で取得された顧客情報の集計結果を、顧客数として採用すればよい。また、他の一例として、顧客動向分析部201は、各顧客情報取得部500で取得された顧客情報の集計結果を、場所D310で示された場所までの距離に応じて重み付けして加算することで、場所D310で示された各場所における顧客数を算出してもよい。
また、図8に示す顧客動向テーブルD300は一例であり、プロファイルデータD330を作成する単位は、図8に示す例に限定されない。例えば、場所D310ごとにプロファイルデータD330を作成してもよいし、日時D320ごとにプロファイルデータD330を作成するようにしてもよい。
また、顧客動向分析部201が顧客動向テーブルD300を作成する頻度や、顧客プロファイルごとの顧客数の分布を分析する期間は、運用に応じて適宜変更してもよい。具体的な一例として、顧客動向分析部201は、1年おきに過去1年間にわたって、顧客プロファイルごとの顧客数の分布を分析してもよい。また、別の一例として、顧客動向分析部201は、1週間おきに過去2週間にわたって、顧客プロファイルごとの顧客数の分布を分析してもよい。
ここで、再度図5を参照する。顧客動向分析部201は、作成した顧客動向テーブルD300を顧客動向データ記憶部202に記憶させる。なお、顧客動向分析部201は、作成した顧客動向テーブルD300を、その都度、顧客動向データ記憶部202に記憶させてもよい。また、別の一例として、過去に作成した顧客動向テーブルD300が既に顧客動向データ記憶部202に記憶されている場合には、顧客動向分析部201は、新たに作成した顧客動向テーブルD300を用いて、既に作成されている顧客動向テーブルD300の内容を更新してもよい。なお、顧客動向テーブルD300が、図3における顧客動向データD120に対応している。
(コンテンツ配信サーバ300)
コンテンツ配信サーバ300は、顧客動向データ記憶部202に記憶された顧客動向テーブルD300に基づき、各デジタルサイネージ700にコンテンツを配信するための配信計画を作成する。以下に、コンテンツ配信サーバ300の詳細について説明する。
コンテンツ配信サーバ300は、配信計画作成部301と、顧客要望データ記憶部302と、コンテンツ記憶部303とを含む。
顧客要望データ記憶部302は、あらかじめ決められた場所及び時間ごとに作成された顧客要望テーブルD400を記憶している。顧客要望テーブルD400には、顧客プロファイルが示す顧客群ごとに要望の高いコンテンツの種別の一覧が記録されている。以下に、図9を参照しながら、顧客要望テーブルD400の一例について説明する。図9は、顧客要望テーブD400ルの一例を示した図である。
図9に示すように、顧客要望テーブルD400は、顧客要望データD410を1以上含む。また、顧客要望データD410は、プロファイルD411と、人数D412と、人気種別D413とを含む。
プロファイルD411は、図7に示した顧客プロファイルテーブルD200の顧客プロファイルD210に対応している。
人数D412は、プロファイルD411に対応する顧客の人数を示している。
人気種別D413は、プロファイルD411に対応する顧客において要望の高い(人気のある)コンテンツの種別が、要望の高い順に並べて記憶されている。
例えば、図9に示す例では、顧客要望データD410は、プロファイルD410が「W20SF」の顧客、即ち、「20代女性学生」かつ「非単身者」に対応しており、集計された人数D412が「5人」であることを示している。また、図9に示す顧客要望データD410は、「20代女性学生」かつ「非単身者」に対応する顧客には、種別c1で示された「レストラン」に関するコンテンツの要望が高く、次いで、種別c2で示された「衣服」に関するコンテンツの要望が高いことを示している。
顧客要望テーブルD400は、あらかじめ作成して顧客要望データ記憶部302に記憶させておく。なお、顧客要望テーブルD400は、例えば、各時期や場所における流行を調査し、調査結果に基づき作成すればよい。また、顧客要望テーブルD400が、図3における顧客要望に基づく広告種別D130を示しており、「第2のリスト」の一例に相当する。
コンテンツ記憶部303は、コンテンツ管理テーブルD500を記憶している。コンテンツ管理テーブルD500は、各コンテンツについて、配信対象や、配信場所、配信する日程や時間帯等の配信条件と、そのコンテンツの種別とが示された制御テーブルである。以下に、図10を参照しながら、コンテンツ管理テーブルD500の一例について説明する。図10は、コンテンツ管理テーブルD500の一例を示した図である。
図10に示すように、コンテンツ管理テーブルD500は、コンテンツNoD510と、プロファイルテーブルD520と、コンテンツ種別D530と、コンテンツD540とを含む。
コンテンツNoD510は、各コンテンツを識別するための識別子である。
プロファイルテーブルD520は、コンテンツNoD510で示されたコンテンツの配信条件を示している。具体的には、プロファイルテーブルD520は、コンテンツの配信対象を、場所や時間ごとに示している。図10に示す例では、プロファイルテーブルD520は、顧客プロファイルD521と、場所D522と、提示月日(時間)D523とを含む。
顧客プロファイルD521は、図7に示した顧客プロファイルテーブルD200の顧客プロファイルD210に対応している。即ち、顧客プロファイルD521は、コンテンツNoD510で示されたコンテンツの配信対象となる顧客群を示している。
場所D522は、コンテンツNoD510で示されたコンテンツを配信する場所を示しており、あらかじめ決められた各場所を示す識別子が設定される。例えば、場所D522に「ALL」を指定されている場合には、特に場所を指定せず全ての場所でコンテンツを配信することを意味する。また、「STA」を指定されている場合には、「駅」に設置されているデジタルサイネージ700でコンテンツを配信することを意味する。また、「BNK」を指定されている場合には、「銀行」に設置されているデジタルサイネージ700でコンテンツを配信することを意味する。なお、図10に示す場所D522の設定値はあくまで一例であり、運用にあわせて適宜、追加、削除、及び変更をしてもよい。
提示月日(時間)D523は、コンテンツNoD510で示されたコンテンツを配信する日程や時間帯を示している。提示月日(時間)D523には、日程のみを指定してもよいし、時間帯のみを指定してもよい。また、提示月日(時間)D523には、例えば、「1/11 10:00〜2/1 20:00」というように、対応するコンテンツを配信する期間を指定できるようにしてもよい。
コンテンツ種別D530は、コンテンツNoD510で示されたコンテンツの種別を示している。コンテンツ種別D530には、顧客要望データD410の人気種別D413に設定される種別と同様の値が設定される。具体的な一例として、コンテンツが「レストラン」に関する場合には、コンテンツ種別D530には、種別c1が設定される。同様に、コンテンツが「衣服」に関する場合には、コンテンツ種別D530には、種別c2が設定される。
コンテンツD540は、コンテンツNoD510で示されたコンテンツのデータを示している。コンテンツD540には、コンテンツの実データを登録できるようにしてもよいし、コンテンツの実データへのリンクを登録できるようにしてもよい。
このように、コンテンツ管理テーブルD500には、各コンテンツについて、配信対象となる顧客プロファイル、配信場所、及び配信する日程や時間帯と、そのコンテンツの種別とが示されている。具体的な一例として、コンテンツNoD510が「C000012」で示されたコンテンツは、顧客プロファイルD521が「W20SF」、「M30CS」、及び「W30CS」の顧客を配信対象とし、コンテンツ種別D530が種別c2のコンテンツであることを示している。また、コンテンツNoD510が「C000012」で示されたコンテンツは、顧客プロファイルD521が「M30CS」の顧客(即ち、「30代男性会社員」かつ「単身者」の顧客)を配信対象とする場合は、「駅」に設置されたデジタルサイネージ700のみを用いて情報発信を行うことを示している。
コンテンツ管理テーブルD500は、あらかじめ作成してコンテンツ記憶部303に記憶させておく。また、コンテンツの実データをコンテンツ記憶部303に記憶させてもよい。なお、コンテンツ管理テーブルD500が、図3における広告対象顧客D140を示しており、「第1のリスト」の一例に相当する。
配信計画作成部301は、顧客動向を示す顧客動向テーブルD300と、顧客の要望を示す顧客要望テーブルD400と、各コンテンツの配信条件を示すコンテンツ管理テーブルD500とに基づきコンテンツの配信計画D600を作成する。以下に、配信計画作成部301の詳細について説明する。
配信計画作成部301は、あらかじめ決められたタイミングで顧客動向データ記憶部202から顧客行動テーブルD300を読み出す。このとき、配信計画作成部301は、顧客動向データ記憶部202に顧客行動テーブルD300が複数記憶されている場合には、最新の顧客行動テーブルD300を読み出すようにしてもよい。
ここで、図8を参照する。配信計画作成部301は、読み出した顧客行動テーブルD300から、場所D310、日時D320、及び他の条件D340ごとに、プロファイルデータD330を抽出する。配信計画作成部301は、抽出したプロファイルデータD330を基に、コンテンツの配信対象とする顧客プロファイルD331を特定する。このとき、配信計画作成部301は、例えば、プロファイルデータD330中で最も割合D332の高い顧客プロファイルD331(または、上位m(mは整数)位の顧客プロファイルD331)をコンテンツの配信対象としてもよい。また、別の一例として、配信計画作成部301は、割合D332に基づき、プロファイルデータD330中に示された各顧客プロファイルD331を、コンテンツの配信対象(以下、単に「配信対象」と呼ぶ場合がある)として重み付けしてもよい。
次に、配信計画作成部301は、配信対象を特定したプロファイルデータD330と同じ条件に対応する(即ち、同じ場所及び時間に対して作成された)顧客要望テーブルD400を顧客要望データ記憶部302から読み出す。
ここで、図9を参照する。配信計画作成部301は、特定した配信対象と、読み出した顧客要望テーブルD400とを比較し、配信対象ごとに配信するコンテンツの種別を特定する。具体的には、配信計画作成部301は、顧客要望テーブルD400から配信対象の顧客プロファイルがプロファイルD410に設定された顧客要望データD410を抽出する。配信計画作成部301は、抽出された顧客要望データD410の人気種別D413を基に、配信するコンテンツの種別を特定する。このとき、配信計画作成部301は、人気種別D413の中で最も順位の高い種別(または、上位k(kは整数)位の種別)を、配信するコンテンツの種別としてもよい。また、別の一例として、配信計画作成部301は、人気種別D413に示された順位に基づき、配信するコンテンツの種別を重み付けしてもよい。
次に、配信計画作成部301は、コンテンツ記憶部303からコンテンツ管理テーブルD500を読み出す。ここで、図10を参照する。配信計画作成部301は、場所D310、日時D320、特定した配信対象、及び、特定したコンテンツの種別を検索キーとしてコンテンツ管理テーブルD500を検索し、配信するコンテンツを特定する。例えば、配信対象となる顧客プロファイルが「M30CS」、場所D310が「駅」、特定したコンテンツの種別が種別c2であり、日時D320が「yy/mm/dd hh:mm」に含まれる場合には、配信計画作成部301は、コンテンツNoD510が「C000012」のコンテンツを特定する。
なお、配信対象に対して重み付けが行われている場合には、配信計画作成部301は、各配信対象についてコンテンツを特定し、特定した各コンテンツを、そのコンテンツに対応する配信対象の重みに基づき重み付けすればよい。また、コンテンツの種別ごとに重み付けがされている場合についても、配信計画作成部301は、配信対象に対して重み付けがされている場合と同様の方法で、コンテンツを特定して重み付けを行えばよい。
上記に示す処理に基づき、配信計画作成部301は、集計条件(即ち、場所D310、日時D320、及び他の条件D340で示された条件)ごとに、配信するコンテンツを特定する。以上のようにして特定されたコンテンツは、集計条件として示された条件下において、顧客が多く分布する顧客群を配信対象とし、かつ、その顧客群が要望する種別のコンテンツであるといえる。
配信するコンテンツを特定した後、配信計画作成部301は、配信計画D600を作成する。ここで、図11を参照しながら、配信計画D600について説明する。図11は、配信計画D600の一例を示した図である。
図11に示すように、配信計画D600は、場所D610と、日時D620と、コンテンツテーブルD630と、他の条件D640とを含む。
場所D610、日時D620、及び他の条件D640は、図8に示した顧客行動テーブルD300の場所D310、日時D320、及び他の条件D340にそれぞれ対応している。
コンテンツテーブルD630は、配信するコンテンツのコンテンツNoD631を1以上含む。コンテンツNoD631は、図10に示したコンテンツ管理テーブルD500のコンテンツNoD510に対応している。
即ち、配信計画D600は、場所D610、日時D620、及び他の条件D640で示された条件(以下、「配信条件」と呼ぶ)ごとに、配信するコンテンツのコンテンツNoD631が関連付けられた制御テーブルである。
次に、配信計画作成部301による配信計画D600の作成に係る処理について説明する。配信計画作成部301は、配信条件(即ち、場所D610、日時D620、及び他の条件D640で示された条件)ごとに配信するコンテンツのコンテンツNoD631をコンテンツ管理テーブルD500に基づき特定する。配信計画作成部301は、特定したコンテンツNo631を基にコンテンツテーブルD630を作成する。
配信計画作成部301は、作成したコンテンツテーブルD630を、対応する配信条件と関連付ける。このようにして、配信計画作成部301は、配信条件ごとにコンテンツテーブルD630を作成して、当該配信条件に関連付けることで配信計画D600を作成する。作成された配信計画D600には、特定の配信条件ごとに、その配信条件で示された条件下において、顧客が多く分布する顧客群を配信対象とし、かつ、その顧客群が要望する種別のコンテンツが一覧として示されていることとなる。
ここで、再度図5を参照する。配信計画作成部301は、コンテンツ管理テーブルD500に基づき、配信計画D600内の各コンテンツテーブルD630で指定されたコンテンツNo631に対応するコンテンツを抽出する。配信計画作成部301は、コンテンツ管理テーブルD500と、コンテンツテーブルD630内のコンテンツNo631とに基づいて抽出したコンテンツを、コンテンツテーブルD630に関連付ける。なお、コンテンツ管理テーブルD500において、コンテンツD540にコンテンツのリンクが関連付けられている場合には、配信計画作成部301は、リンク先からコンテンツの実データを取得すればよい。
配信計画作成部301は、配信計画D600と、配信計画600内の各コンテンツテーブルD630に関連付けられた各コンテンツとをコンテンツプロキシ650に送信する。
(コンテンツプロキシ650)
コンテンツプロキシ650は、配信データ記憶部651と、配信部652とを含む。コンテンツプロキシ650は、配信計画作成部301で作成された配信計画D600に基づき、各デジタルサイネージ700にコンテンツを配信する。以下に、コンテンツプロキシ650の詳細について説明する。
配信データ記憶部651は、配信計画D600と、配信計画D600に基づき各デジタルサイネージ700に配信される各コンテンツを記憶する。コンテンツプロキシ650は、配信計画作成部301から取得した、配信計画D600と、配信計画600内の各コンテンツテーブルD630に関連付けられた各コンテンツとを配信データ記憶部651に記憶させる。
配信部652は、配信データ記憶部651に記憶された配信計画D600に基づき、各デジタルサイネージ700に、そのデジタルサイネージ700で表示させるコンテンツを配信する。以下に、配信部652の具体的な動作の一例について、図11を参照しながら説明する。
配信部652は、配信計画D600の日時D620に示された時間帯ごとに、各デジタルサイネージ700に配信するコンテンツが示されたコンテンツテーブルD630を抽出する。このとき、配信部652は、他の条件D640(例えば、天候等の条件)を組み合わせてコンテンツテーブルD630を抽出してもよい。具体的な一例として、配信部652は、日時D620で示された時間帯の天候に応じて、「晴れ」用のコンテンツテーブルD630と、「雨」用のコンテンツテーブルD630とのいずれを抽出するかを切り替えてもよい。
配信部652は、場所D610で示された場所に対応するデジタルサイネージ700に、コンテンツテーブルD630に関連付けられた(コンテンツNoD631で示された)各コンテンツを配信する。デジタルサイネージ700は、配信部652から取得したコンテンツを表示させる。
なお、上記に示す例では、配信部652が、配信計画D600に基づき各デジタルサイネージ700に表示させるコンテンツを制御する構成となっていたが、デジタルサイネージ700自体が表示させるコンテンツを制御してもよい。この場合には、配信部652は、配信データ記憶部651に記憶された配信計画D600から、各デジタルサイネージ700用の配信計画D600(以降では、「サブ配信計画D600a」と呼ぶ)を作成する。具体的には、配信部652は、場所D610で示された値ごとにデータを抽出し、抽出されたデータに基づき、場所D610ごとにサブ配信計画D600aを作成する。
配信部652は、場所D610ごとに、作成したサブ配信計画D600aと、そのサブ配信計画D600a内のコンテンツテーブルD630に関連付けられた各コンテンツとを、場所D610で示された場所に対応するデジタルサイネージ700に配信する。
デジタルサイネージ700は、配信部652から取得したサブ配信計画D600aと各コンテンツとを記憶する。そして、デジタルサイネージ700は、サブ配信計画D600aに基づき、日時D620及び他の条件D640で示された条件ごとに、コンテンツテーブルD630を特定し、特定したコンテンツテーブルD630に基づきコンテンツを表示させればよい。
また、上記では、顧客要望テーブルD400をあらかじめ作成しておく例について説明したが、他の一例として、情報配信システム1が、顧客要望テーブルD400を自動的に生成及び更新するようにしてもよい。この場合には、例えば、顧客情報処理装置100が、顧客情報取得部500で取得された顧客情報とあわせて、その顧客がデジタルサイネージ700に反応(注目)したときに表示されていたコンテンツの種別を記録しておくようにする。
なお、顧客情報処理装置100は、顧客がデジタルサイネージ700に反応したか否かを、例えば、顧客がデジタルサイネージ700の前に一定時間立ち止まったか否かに応じて判定してもよい。また、他の一例として、顧客情報処理装置100は、顔認識技術により顧客の視線の動きを認識し、認識結果に基づき顧客がデジタルサイネージ700に反応したか否かを判定してもよい。また、他の一例として、顧客情報処理装置100は、顧客がPOS端末502bでクーポンを取得したか否かに応じて、顧客がデジタルサイネージ700に反応したか否かを判定してもよい。
上記のように顧客情報処理装置100で、顧客ごとに記録された注目しているコンテンツの種別を、例えば、分析サーバ200が、場所、時間、及び顧客プロファイルごとに分類して集計することで顧客要望データD410を作成することができる。分析サーバ200は、顧客プロファイルごとに作成した顧客要望データD410を、顧客プロファイルに対応する顧客数の順に並べることで、顧客要望テーブルD400を生成することが可能となる。なお、既に、顧客要望テーブルD400が作成されている場合には、分析サーバ200は、顧客プロファイル及びコンテンツの種別ごとの顧客数の集計結果に基づき、顧客要望テーブルD400中の各顧客要望データD410を更新する。そして、分析サーバ200は、更新後の顧客要望データD410を、各顧客要望データD410中の人数D412に応じて並び替えることで、顧客要望テーブルD400を更新すればよい。
[一連の動作]
次に、図12を参照しながら、本実施形態に係る情報配信システム1の一連の動作について説明する。図12は、本実施形態に係る情報配信システム1の一連の動作を示したフローチャートである。
(ステップS101)
顧客情報取得部500は、顧客の顧客情報を取得する。顧客情報取得部500は、例えば、カメラ501、ATM502a、POS端末502b等のように、顧客を特定するための情報を取得可能な装置により構成されている。例えば、顧客情報取得部500としてカメラ501を用いる場合には、カメラ501は、顧客の外観の画像を顧客情報として取得する。また、顧客情報取得部500としてATM502aやPOS端末502bを利用する場合には、それぞれに入力された顧客に関する情報を顧客情報として取得する。
顧客情報取得部500は、取得した顧客情報を顧客情報処理装置100に出力する。
顧客情報記憶部101は、顧客情報取得部500で取得された顧客情報を、その顧客情報の取得場所を示す情報、及びその顧客情報の取得タイミングを示す情報と関連付けて記憶する。
顧客情報分類部102は、顧客情報記憶部101に記憶された各顧客情報を読み出す。顧客情報分類部102は、読み出した各顧客情報から顧客ごとにその顧客の年齢、性別、職業等の属性を特定する。例えば、顧客情報がATM502aまたはPOS端末502bで入力された顧客に関する情報の場合には、顧客情報分類部102は、入力された情報の中から、対象となる属性(例えば、年齢、性別、職業、家族構成等)に対応する情報を抽出すればよい。
また、顧客情報がカメラ501で取得された画像の場合には、顧客情報分類部102は、顔認識技術を用いることで、画像中に含まれる各顧客(1人または複数人)を特定し、特定された各顧客の顔を分析することで、各顧客の年齢や性別を推定できる。また、顧客情報分類部102は、画像中の各顧客の服装を識別することで、その顧客の職業を推定することも可能である。なお、画像から顧客に関する情報を属性として特定できれば、属性として特定する情報の種別や情報の特定方法は前述した例には限定されない。
顧客情報分類部102は、取得した顧客情報に基づき各顧客の属性を特定した後、特定した属性に基づき各顧客を顧客プロファイルに分類する。
各顧客を顧客プロファイルに分類した後、顧客情報分類部102は、顧客ごとに、対応する顧客プロファイルD210と、当該顧客が特定された顧客情報の取得場所を示す情報及び取得タイミングを示す情報とを関連付けて分析サーバ200に出力する。
顧客動向分析部201は、顧客情報分類部102から、顧客ごとに、顧客プロファイルD210と、顧客が特定された顧客情報の取得場所を示す情報及び取得タイミングを示す情報とを取得する。
顧客動向分析部201は、各顧客プロファイルD210に対応する顧客の数を、対応する顧客情報の取得場所及び取得タイミングごとに集計する。なお、顧客の数を集計する、顧客情報の取得場所及び取得タイミングの単位は適宜変更してもよい。
顧客動向分析部201は、顧客情報の取得場所及び取得タイミングごとの、各顧客プロファイルD210に対応する顧客数の集計結果を顧客動向データ記憶部202に記憶させる。
(ステップS102)
また、顧客動向分析部201は、あらかじめ決められたタイミングで、顧客動向データ記憶部202から、顧客プロファイルD210ごとの顧客数の集計結果を読み出す。顧客動向分析部201は、顧客動向データ記憶部202から読み出した顧客数の集計結果を基に、場所(特に、デジタルサイネージ700が設置された位置)及び時間帯ごとに、各顧客プロファイルの顧客分布傾向を分析し、顧客動向テーブルD300を作成する。
具体的には、顧客動向分析部201は、顧客動向データ記憶部202から読み出した顧客数の集計結果を、対応する顧客情報の取得場所及び取得タイミングに基づき、あらかじめ決められた、集計条件(即ち、日時D320、場所D310、及び他の条件D340)ごとにまとめる。
顧客動向分析部201は、集計条件ごとにまとめられた各顧客数の集計結果を基に、各条件における顧客プロファイルD331ごとの顧客数の割合D332(即ち、顧客分布傾向)を算出する。顧客動向分析部201は、算出された各顧客プロファイルD331に対応する顧客数の割合D332を基にプロファイルデータD330を作成する。顧客動向分析部201は、作成された各プロファイルデータD330を、対応する集計条件(即ち、日時D320、場所D310、及び他の条件D340)と関連付けて、顧客動向テーブルD300を作成する。
顧客動向分析部201は、作成した顧客動向テーブルD300を顧客動向データ記憶部202に記憶させる。
配信計画作成部301は、あらかじめ決められたタイミングで顧客動向データ記憶部202から顧客行動テーブルD300を読み出す。このとき、配信計画作成部301は、顧客動向データ記憶部202に顧客行動テーブルD300が複数記憶されている場合には、最新の顧客行動テーブルD300を読み出すようにしてもよい。
ここで、図8を参照する。配信計画作成部301は、読み出した顧客行動テーブルD300から、場所D310、日時D320、及び他の条件D340ごとに、プロファイルデータD330を抽出する。配信計画作成部301は、抽出したプロファイルデータD330を基に、コンテンツの配信対象とする顧客プロファイルD331を特定する。このとき、配信計画作成部301は、例えば、プロファイルデータD330中で最も割合D332の高い顧客プロファイルD331(または、上位m(mは整数)位の顧客プロファイルD331)をコンテンツの配信対象としてもよい。また、別の一例として、配信計画作成部301は、割合D332に基づき、プロファイルデータD330中に示された各顧客プロファイルD331を、コンテンツの配信対象として重み付けしてもよい。
(ステップS103)
次に、配信計画作成部301は、配信対象を特定したプロファイルデータD330と同じ条件に対応する(即ち、同じ場所及び時間に対して作成された)顧客要望テーブルD400を顧客要望データ記憶部302から読み出す。
ここで、図9を参照する。配信計画作成部301は、特定した配信対象と、読み出した顧客要望テーブルD400とを比較し、配信対象ごとに配信するコンテンツの種別を特定する。具体的には、配信計画作成部301は、顧客要望テーブルD400から配信対象の顧客プロファイルがプロファイルD410に設定された顧客要望データD410を抽出する。配信計画作成部301は、抽出された顧客要望データD410の人気種別D413を基に、配信するコンテンツの種別を特定する。このとき、配信計画作成部301は、人気種別D413の中で最も順位の高い種別(または、上位k(kは整数)位の種別)を、配信するコンテンツの種別としてもよい。また、別の一例として、配信計画作成部301は、人気種別D413に示された順位に基づき、配信するコンテンツの種別を重み付けしてもよい。
(ステップS104)
次に、配信計画作成部301は、コンテンツ記憶部303からコンテンツ管理テーブルD500を読み出す。ここで、図10を参照する。配信計画作成部301は、場所D310、日時D320、特定した配信対象、及び、特定したコンテンツの種別を検索キーとしてコンテンツ管理テーブルD500を検索し、配信するコンテンツを特定する。例えば、配信対象となる顧客プロファイルが「M30CS」、場所D310が「駅」、特定したコンテンツの種別が種別c2であり、日時D320が「yy/mm/dd hh:mm」に含まれる場合には、配信計画作成部301は、コンテンツNoD510が「C000012」のコンテンツを特定する。
なお、配信対象に対して重み付けが行われている場合には、配信計画作成部301は、各配信対象についてコンテンツを特定し、特定した各コンテンツを、そのコンテンツに対応する配信対象の重みに基づき重み付けすればよい。また、コンテンツの種別ごとに重み付けがされている場合についても、配信計画作成部301は、配信対象に対して重み付けがされている場合と同様の方法で、コンテンツを特定して重み付けを行えばよい。
(ステップS105)
上記に示す処理に基づき、配信計画作成部301は、集計条件(即ち、場所D310、日時D320、及び他の条件D340で示された条件)ごとに、配信するコンテンツを特定する。以上のようにして特定されたコンテンツは、集計条件として示された条件下において、顧客が多く分布する顧客群を配信対象とし、かつ、その顧客群が要望する種別のコンテンツであるといえる。
配信するコンテンツを特定した後、配信計画作成部301は、配信計画D600を作成する。
具体的には、配信計画作成部301は、配信条件(即ち、場所D610、日時D620、及び他の条件D640で示された条件)ごとに配信するコンテンツのコンテンツNoD631をコンテンツ管理テーブルD500に基づき特定する。配信計画作成部301は、特定したコンテンツNo631を基にコンテンツテーブルD630を作成する。
配信計画作成部301は、作成したコンテンツテーブルD630を、対応する配信条件と関連付ける。このようにして、配信計画作成部301は、配信条件ごとにコンテンツテーブルD630を作成して、当該配信条件に関連付けることで配信計画D600を作成する。作成された配信計画D600には、特定の配信条件ごとに、その配信条件で示された条件下において、顧客が多く分布する顧客群を配信対象とし、かつ、その顧客群が要望する種別のコンテンツが一覧として示されていることとなる。
ここで、再度図5を参照する。配信計画作成部301は、コンテンツ管理テーブルD500に基づき、配信計画D600内の各コンテンツテーブルD630で指定されたコンテンツNo631に対応するコンテンツを抽出する。配信計画作成部301は、コンテンツ管理テーブルD500と、コンテンツテーブルD630内のコンテンツNo631とに基づいて抽出したコンテンツを、コンテンツテーブルD630に関連付ける。なお、コンテンツ管理テーブルD500において、コンテンツD540にコンテンツのリンクが関連付けられている場合には、配信計画作成部301は、リンク先からコンテンツの実データを取得すればよい。
配信計画作成部301は、配信計画D600と、配信計画600内の各コンテンツテーブルD630に関連付けられた各コンテンツとをコンテンツプロキシ650に送信する。
コンテンツプロキシ650は、配信計画作成部301から取得した、配信計画D600と、配信計画600内の各コンテンツテーブルD630に関連付けられた各コンテンツとを配信データ記憶部651に記憶させる。
配信部652は、配信データ記憶部651に記憶された配信計画D600に基づき、各デジタルサイネージ700に、そのデジタルサイネージ700で表示させるコンテンツを配信する。
具体的には、配信部652は、配信計画D600の日時D620に示された時間帯ごとに、各デジタルサイネージ700に配信するコンテンツが示されたコンテンツテーブルD630を抽出する。このとき、配信部652は、他の条件D640(例えば、天候等の条件)を組み合わせてコンテンツテーブルD630を抽出してもよい。
配信部652は、場所D610で示された場所に対応するデジタルサイネージ700に、コンテンツテーブルD630に関連付けられた(コンテンツNoD631で示された)各コンテンツを配信する。デジタルサイネージ700は、配信部652から取得したコンテンツを表示させる。
以上に示すように、本実施形態に係る情報配信システム1は、顧客動向を示す顧客動向テーブルD300と、顧客の要望を示す顧客要望テーブルD400と、各コンテンツの配信条件を示すコンテンツ管理テーブルD500とに基づき配信計画D600を作成する。この顧客動向テーブルD300は、その時々の顧客群の顧客分布傾向にあわせて逐次更新される。そのため、情報配信システム1は、場所及び時間帯ごとに流動的に変化する顧客分布傾向に追随しながら、コンテンツの配信対象を特定することが可能となる。
なお、顧客動向テーブルD300を更新するタイミングや頻度は適宜変更することが可能である。そのため、情報配信システム1は、例えば、顧客プロファイルごとの顧客数の分布を、1年おきに過去1年間にわたったデータを分析することで中長期的に把握したり、1週間おきに過去2週間にわたったデータを分析することで短期的に把握することも可能である。
また、情報配信システム1は、個人情報をそのまま使用せずに、顧客の外観の画像等のような顧客情報から属性を特定して顧客プロファイルに分類する。これにより、情報配信システム1では、個人情報が流出するような事態や、個人情報保護法に抵触するような事態を防止することが可能となる。
また、情報配信システム1は、顧客動向テーブルD300と顧客要望テーブルD400とに基づき、配信するコンテンツの種別を特定する。これにより、情報配信システム1は、例えば、特定の条件において、最も顧客数の多い顧客群に対して、その顧客群からの要望が多い種別のコンテンツを配信することが可能となる。
このように、情報配信システム1は、場所、時間帯、及び天候等の条件に応じて流動的に変化する顧客分布傾向に追随しながら、顧客が多く分布する顧客群に対して、その顧客群からの要望が高いコンテンツをデジタルサイネージ700に表示させる。そのため、ターゲットとなる発信対象が周囲にいない状況で、デジタルサイネージ700にコンテンツが表示されるような事態の発生を軽減し、効果的に情報を配信することが可能となる。
また、情報配信システム1は、顧客分布傾向にあわせて配信するコンテンツを特定するため、余計なコンテンツをコンテンツプロキシ650やデジタルサイネージ700に記憶させる必要がなくなる。そのため、情報配信システム1は、コンテンツを記憶させるための記憶部の必要容量を低減することが可能となる。また、情報配信システム1は、必要容量の低減に伴い、ターゲットごとのコンテンツのバリエーションを増やすことも可能となる。
なお、上述した一連の動作は、本実施形態に係る情報配信システム1の各構成を動作させる装置のCPUを機能させるためのプログラムによって構成することができる。このプログラムは、その装置にインストールされたOS(Operating System)を介して実行されるように構成してもよい。また、このプログラムは、上述した処理を実行する構成が含まれる装置が読み出し可能であれば、記憶される位置は限定されない。例えば、装置の外部から接続される記録媒体にプログラムが格納されていてもよい。この場合には、プログラムが格納された記録媒体を装置に接続することによって、その装置のCPUに当該プログラムを実行させるように構成するとよい。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
100 顧客情報処理装置
101 顧客情報記憶部
102 顧客情報分類部
200 分析サーバ
201 顧客動向分析部
202 顧客動向データ記憶部
300 コンテンツ配信サーバ
301 配信計画作成部
302 顧客要望データ記憶部
303 コンテンツ記憶部
500 顧客情報取得部
650 コンテンツプロキシ
700 デジタルサイネージ

Claims (11)

  1. 取得された複数の顧客の情報を複数の顧客群に分類する分類部と、
    前記複数の顧客群間における、前記顧客の分布傾向を分析する分析部と、
    前記顧客の分布傾向の分析結果に基づき、コンテンツを配信するための配信計画を作成する配信計画作成部と、
    を備えたことを特徴とする情報配信システム。
  2. 前記分析部は、所定の時間ごとに、前記顧客の分布傾向を分析することを特徴とする請求項1に記載の情報配信システム。
  3. 前記分析部は、所定の場所ごとに、前記顧客の分布傾向を分析することを特徴とする請求項1または2に記載の情報配信システム。
  4. 前記配信計画作成部は、前記複数の顧客群それぞれに含まれる前記顧客の分布傾向に基づき、配信する前記コンテンツを重み付けして前記配信計画を作成することを特徴とする請求項3に記載の情報配信システム。
  5. 前記配信計画作成部は、前記顧客が最も多く分布する前記顧客群を前記コンテンツの配信対象として前記配信計画を作成することを特徴とする請求項4に記載の情報配信システム。
  6. 前記配信計画作成部は、前記顧客群と前記コンテンツとがあらかじめ関連付けられた第1のリストと、前記分析結果とを比較することで、配信する前記コンテンツを特定し、前記配信計画を作成することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の情報配信システム。
  7. 前記配信計画作成部は、前記顧客群ごとに前記コンテンツが重み付けされた第2のリストと、前記分析結果とを比較することで、配信する前記コンテンツを特定し、前記配信計画を作成することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の情報配信システム。
  8. 前記第2のリストは、前記コンテンツを、当該コンテンツの種別ごとに重み付けされており、
    前記配信計画作成部は、第2のリストと、前記分析結果とを比較することで、配信する前記コンテンツの種別を特定し、前記配信計画を作成することを特徴とする請求項7に記載の情報配信システム。
  9. 撮像手段で撮像した顧客の画像を基に取得された複数の顧客の情報を複数の顧客群にリアルタイムで分類する分類部と、
    前記複数の顧客群間における、前記顧客の分布傾向を、所定の時間及び/又は所定の場所ごとに分析する分析部と、
    前記分析部によりリアルタイムで分析されると、前記顧客の分布傾向の分析結果に基づき、コンテンツを配信するための配信計画をリアルタイムで作成する配信計画作成部と、
    を備えたことを特徴とする情報配信システム。
  10. 取得された複数の顧客の情報を複数の顧客群に分類するステップと、
    前記複数の顧客群間における、前記顧客の分布傾向を分析するステップと、
    前記顧客の分布傾向の分析結果に基づき、コンテンツを配信するための配信計画を作成するステップと、
    を備えたことを特徴とする情報配信方法。
  11. コンピュータに、
    取得された複数の顧客の情報を複数の顧客群に分類するステップと、
    前記複数の顧客群間における、前記顧客の分布傾向を分析するステップと、
    前記顧客の分布傾向の分析結果に基づき、コンテンツを配信するための配信計画を作成するステップと、
    を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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