JP2010102385A - ユーザ分類装置、広告配信装置、ユーザ分類方法、広告配信方法、およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】検索履歴に基づいてユーザを分類し、顧客の動向分析を支援するユーザ分類装置、ユーザ分類方法、およびプログラムと、顧客の動向分析の結果に基づいて広告を配信する広告配信装置、広告配信方法、およびプログラムと、を提供すること。
【解決手段】ユーザ分類装置10は、検索ログを格納する検索ログデータベース101と、ユーザの検索履歴情報を抽出するユーザ検索履歴情報抽出部102と、各ユーザの検索履歴情報に含まれる検索キーワード情報を抽出する分析対象キーワード抽出部103と、ユーザの検索履歴情報を複数の検索セッションに分割する検索セッション分割部104と、クラスを生成する検索セッションクラス抽出部105と、生成されたクラスにユーザを分類するユーザ帰属クラス算出部106と、分類結果を提示するユーザ検索履歴解析結果提示部107と、を備える。
【選択図】図1
【解決手段】ユーザ分類装置10は、検索ログを格納する検索ログデータベース101と、ユーザの検索履歴情報を抽出するユーザ検索履歴情報抽出部102と、各ユーザの検索履歴情報に含まれる検索キーワード情報を抽出する分析対象キーワード抽出部103と、ユーザの検索履歴情報を複数の検索セッションに分割する検索セッション分割部104と、クラスを生成する検索セッションクラス抽出部105と、生成されたクラスにユーザを分類するユーザ帰属クラス算出部106と、分類結果を提示するユーザ検索履歴解析結果提示部107と、を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、インターネットなどの通信回線を介してユーザが情報検索エンジンに入力した検索キーワードの履歴情報に基づいてユーザを分類し、顧客の動向分析を支援するユーザ分類装置、ユーザ分類方法、およびプログラムと、顧客動向の分析結果に基づいて広告を配信する広告配信装置、広告配信方法、およびプログラムと、に関する。
近年、携帯電話機として、無線電話機能だけでなく、通信端末機能も備えたものが普及している。この携帯電話機を使用すれば、インターネットに接続して、WWW(World Wide Web)サーバから提供される多種多様な情報を取得できる。このため、携帯電話機のユーザは、時間や場所に制限されることなく、所望の情報を受け取ることができる。
こうしたインターネットでは、キーワードを入力して所望のWebページを検索することが一般的である。
このWebページを検索する手法として、検索結果をユーザごとにパーソナライズする手法が提案されている(例えば、非特許文献1参照)。非特許文献1に記載の手法によれば、複数の意味を持つ検索キーワードが入力されると、ユーザの検索履歴や、ユーザの閲覧したWebページの情報に基づいて、複数の意味のうちいずれかをユーザの入力した検索キーワードの意味として推定し、推定した意味に基づいてWebページを検索することができる。
また、Webページの検索に応じて、広告を配信する手法が提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。特許文献1に記載の手法によれば、ユーザの入力した検索キーワードに応じて、広告を配信することができる。特許文献2に記載の手法によれば、検索履歴情報に基づいてユーザを複数のクラスに分類し、クラスごとに適切な広告を配信することができる。
また、近年、検索以外のWeb上でのユーザの行動履歴に基づき、Webページ上に表示する広告を自動的に選択する行動ターゲティング型の広告配信サービスが普及しつつある。この行動ターゲティング型の広告配信サービスによれば、広告配信会社と協業しているWebサイトへのアクセス履歴に基づいてユーザの嗜好を推定し、好みに合うと推定した広告をユーザごとに配信できる。
特開2002−169816号公報
特開2007−208988号公報
J. Teevan, et al.: Personalizing search via automated analysis of interests and activities, Proc. of ACM−SIGIR 2005, pp. 449−456, 2005
しかしながら、非特許文献1に記載の手法では、検索履歴を用いることにより、検索結果の精度を向上させることはできるが、ユーザの分類や、分類結果に基づく広告やコンテンツの配信を行うことはできない。
また、特許文献1に記載の手法では、ユーザの入力した検索キーワードそのものに該当する広告のみを配信する。このため、関連性が高いものの異なる検索キーワードがユーザにより入力された場合には、このユーザに対して広告を配信できない。さらに、検索キーワードを入力した時点でのユーザの瞬間的な欲求に応じた広告を配信することはできるが、過去の検索履歴などから類推されるユーザの嗜好に応じた広告を配信することはできない。
また、特許文献2に記載の手法では、以下の処理を行って、ユーザを複数のクラスに分類する。まず、検索履歴情報から抽出される潜在クラス群Cを、式(1)のように表す。ただし、式(1)において、kは、抽出した潜在クラスの数に等しい整数である。
次に、ユーザuが帰属する潜在クラスを決定するため、潜在クラス群Cに含まれる全ての潜在クラスに対するユーザuの帰属確率P(u,c_i)を算出する(ただし、iは、1≦i≦kを満たす整数)。そして、ユーザuの帰属確率P(u,c_i)が最大となる潜在クラスc_iを、ユーザuが帰属する潜在クラスとして決定する。
ところで、上述のユーザuの帰属確率P(u,c_i)は、確率値であるため、式(2)を満たす。
このため、各潜在クラスへのユーザuの帰属確率P(u,c_i)は、0から1の間の値となる。したがって、理論的には、複数の嗜好を持つユーザについては、それぞれの嗜好に対応する潜在クラスへの帰属確率が類似した結果になると想定できる。
ところが、実際に上述の方法でユーザuの帰属確率P(u,c_i)を算出した場合、ユーザuの検索履歴情報によらず、1つの潜在クラスへの帰属確率が1に近い値となり、他の潜在クラスへの帰属確率がきわめて小さい値になる。このため、複数の嗜好を持つユーザは、複数の嗜好のうち特徴的な検索キーワードが含まれている方の嗜好との関連が高い潜在クラスのみに、帰属する結果となってしまう。
その結果、広告主やコンテンツ配信主の観点からの問題として、自身の広告に対し、レスポンスを示す可能性の高い広告の配信先(ユーザ)を抽出できず、潜在的なユーザに対するアピールの機会を損失するおそれがある。また、ユーザの観点からの問題として、配信される広告やコンテンツの情報が偏向したり、自身にとって有益な広告やコンテンツの配信される機会が減少したりするおそれがある。
また、上述の行動ターゲティング型の広告配信サービスでは、Webサイトの閲覧履歴と広告との対応付けは、人手により人為的に行わなくてはならない。このため、Webサイトの閲覧履歴や広告の量が増えるに従って、これらWebサイトの閲覧履歴と広告との対応付けが困難な処理となり、対応付けを行うことが実質的にできなくなってしまうおそれがある。
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、検索履歴に基づいてユーザを分類し、顧客の動向分析を支援するユーザ分類装置、ユーザ分類方法、およびプログラムと、顧客の動向分析の結果に基づいて広告を配信する広告配信装置、広告配信方法、およびプログラムと、を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するために、以下の事項を提案している。
(1)本発明は、情報検索エンジン(例えば、図1の情報検索エンジン5に相当)を利用した各ユーザの検索履歴情報に含まれる検索キーワード情報を抽出する検索キーワード情報抽出手段(例えば、図1の分析対象キーワード抽出部103に相当)と、前記検索キーワード情報抽出手段により抽出された検索キーワード情報と、該検索キーワード情報が前記情報検索エンジンを利用して検索された時刻に関する検索時刻情報と、に基づいて、ユーザの検索履歴情報を複数の検索セッションに分割する検索履歴情報分割手段(例えば、図1の検索セッション分割部104に相当)と、前記検索セッションに基づいて、前記ユーザの入力キーワードの動向を示すクラスを生成するクラス生成手段(例えば、図1の検索セッションクラス抽出部105に相当)と、前記検索履歴情報分割手段により分割された複数の検索セッションのそれぞれを、前記クラス生成手段により生成されたクラスに分類する検索履歴情報分類手段(例えば、図1のユーザ帰属クラス算出部106に相当)と、前記検索履歴情報分類手段により前記複数の検索セッションのそれぞれが分類されたクラスに基づいて、前記クラス生成手段により生成されたクラスに前記ユーザを分類するユーザ分類手段(例えば、図1のユーザ帰属クラス算出部106に相当)と、前記ユーザ分類手段による分類結果を提示する分類結果提示手段(例えば、図1のユーザ検索履歴解析結果提示部107に相当)と、を備えることを特徴とするユーザ分類装置を提案している。
この発明によれば、ユーザ分類装置は、検索キーワード情報抽出手段により、情報検索エンジンを利用した各ユーザの検索履歴情報に含まれる検索キーワード情報を抽出し、検索履歴情報分割手段により、検索キーワード情報抽出手段により抽出された検索キーワード情報と、この検索キーワード情報が情報検索エンジンを利用して検索された時刻に関する検索時刻情報と、に基づいて、ユーザの検索履歴情報を複数の検索セッションに分割する。そして、クラス生成手段により、検索セッションに基づいてユーザの入力キーワードの動向を示すクラスを生成し、検索履歴情報分類手段により、検索履歴情報分割手段により分割された複数の検索セッションのそれぞれを、クラス生成手段により生成されたクラスに分類し、ユーザ分類手段により、検索履歴情報分類手段により複数の検索セッションのそれぞれが分類されたクラスに基づいて、クラス生成手段により生成されたクラスにユーザを分類し、分類結果提示手段により、ユーザ分類手段による分類結果を提示する。
このため、ユーザ分類装置により、情報検索エンジンを利用した検索履歴に基づいてユーザを分類でき、顧客の動向分析を支援できる。
(2)本発明は、(1)のユーザ分類装置について、前記検索履歴情報分割手段は、前記ユーザの検索履歴情報を複数の検索セッションに分割して、前記情報検索エンジンを利用して検索が行われた時刻の差異が所定時間内である1以上の検索キーワード情報を同一の検索セッションに分類することを特徴とするユーザ分類装置を提案している。
この発明によれば、ユーザ分類装置は、検索履歴情報分割手段により、ユーザの検索履歴情報を複数の検索セッションに分割する。そして、情報検索エンジンを利用して検索が行われた時刻の差異が所定時間内である1以上の検索キーワード情報、すなわち情報検索エンジンを利用して検索が行われた第1の検索キーワード情報と、この第1の検索キーワード情報が検索されてから所定時間内に検索が行われた1以上の第2の検索キーワード情報と、を同一の検索セッションに分類する。
このため、ユーザ分析装置により、情報検索エンジンを利用して検索が行われた時刻に基づいてユーザを分類でき、顧客の動向分析を支援できる。
(3)本発明は、(2)のユーザ分類装置について、前記情報検索エンジンを利用して検索を行われた時刻の差異に基づいてユーザごとの検索頻度を算出する検索頻度算出手段を備え、前記検索履歴情報分割手段は、前記検索頻度算出手段により算出された検索頻度に応じて、前記所定時間をユーザごとに決定することを特徴とするユーザ分類装置を提案している。
この発明によれば、ユーザ分類装置は、検索頻度算出手段により、情報検索エンジンを利用して検索が行われた時刻の差異に基づいて、すなわち情報検索エンジンを利用して検索が行われてから次に検索が行われるまでの時間間隔に基づいて、ユーザごとの検索頻度を算出する。そして、検索履歴情報分割手段により、検索頻度算出手段により算出された検索頻度に応じて、検索キーワード情報を分類するために用いる上述の所定時間をユーザごとに決定する。
このため、ユーザ分析装置により、情報検索エンジンを利用して検索が行われた時刻および頻度に基づいてユーザを分類でき、顧客の動向分析を支援できる。
(4)本発明は、情報検索エンジン(例えば、図6の情報検索エンジン5に相当)を利用した各ユーザの検索履歴情報に含まれる検索キーワード情報を抽出する検索キーワード情報抽出手段(例えば、図6の分析対象キーワード抽出部103に相当)と、前記検索キーワード情報抽出手段により抽出された検索キーワード情報と、該検索キーワード情報が前記情報検索エンジンを利用して検索された時刻に関する検索時刻情報と、に基づいて、ユーザの検索履歴情報を複数の検索セッションに分割する検索履歴情報分割手段(例えば、図6の検索セッション分割部104に相当)と、前記検索セッションに基づいて、前記ユーザの入力キーワードの動向を示すクラスを生成するクラス生成手段(例えば、図6の検索セッションクラス抽出部105に相当)と、前記検索履歴情報分割手段により分割された複数の検索セッションのそれぞれを、前記クラス生成手段により生成されたクラスに分類する検索履歴情報分類手段(例えば、図6のユーザ帰属クラス算出部106に相当)と、前記検索履歴情報分類手段により前記複数の検索セッションのそれぞれが分類されたクラスに基づいて、前記クラス生成手段により生成されたクラスに前記ユーザを分類するユーザ分類手段(例えば、図6のユーザ帰属クラス算出部106に相当)と、前記ユーザ分類手段による分類結果に基づいて、広告を配信するユーザの分類されたクラスを決定する配信広告決定手段(例えば、図6の配信広告決定部201に相当)と、前記配信広告決定手段により決定されたクラスに分類されたユーザに前記広告を配信する広告配信手段(例えば、図6の広告配信部203に相当)と、を備えることを特徴とする広告配信装置を提案している。
この発明によれば、広告配信装置は、検索キーワード情報抽出手段により、情報検索エンジンを利用した各ユーザの検索履歴情報に含まれる検索キーワード情報を抽出し、検索履歴情報分割手段により、検索キーワード情報抽出手段により抽出された検索キーワード情報と、この検索キーワード情報が情報検索エンジンを利用して検索された時刻に関する検索時刻情報と、に基づいて、ユーザの検索履歴情報を複数の検索セッションに分割する。そして、クラス生成手段により、検索セッションに基づいてユーザの入力キーワードの動向を示すクラスを生成し、検索履歴情報分類手段により、検索履歴情報分割手段により分割された複数の検索セッションのそれぞれを、クラス生成手段により生成されたクラスに分類し、ユーザ分類手段により、検索履歴情報分類手段により複数の検索セッションのそれぞれが分類されたクラスに基づいて、クラス生成手段により生成されたクラスにユーザを分類する。さらに、配信広告決定手段により、ユーザ分類手段による分類結果に基づいて広告を配信するユーザの分類されたクラスを決定し、広告配信手段により、配信広告決定手段により決定されたクラスに分類されたユーザに広告を配信する。
このため、広告配信装置により、情報検索エンジンを利用した検索履歴に基づいてユーザを分類でき、顧客の動向分析を支援できるとともに、顧客の動向分析の結果に基づいて広告を配信できる。
したがって、関連性が高いものの異なる検索キーワードがユーザにより入力された場合であっても、このユーザに対して広告を配信できる。さらに、検索キーワードを入力した時点でのユーザの瞬間的な欲求に応じた広告だけでなく、過去の検索履歴から類推されるユーザの嗜好に応じた広告も、配信できる。
また、複数の嗜好を持つユーザについても、複数のクラスに適切に分類できるので、広告主の観点からすると、自身の広告に対し、レスポンスを示す可能性の高いユーザを抽出でき、潜在的なユーザに対するアピールの機会の損失を防ぐことができる。また、ユーザの観点からすると、配信される広告の情報が偏向したり、自身にとって有益な広告の配信される機会が減少したりするのを抑制できる。
また、Webサイトの閲覧履歴と広告との対応付けを人手によらず行うことができるので、膨大かつ発散している検索履歴情報であっても、適切にユーザを分類し、対応付けを行うことができる。
(5)本発明は、(4)の広告配信装置について、前記検索履歴情報分割手段は、前記ユーザの検索履歴情報を複数の検索セッションに分割して、前記情報検索エンジンを利用して検索が行われた時刻の差異が所定時間内である1以上の検索キーワード情報を同一の検索セッションに分類することを特徴とする広告配信装置を提案している。
この発明によれば、広告配信装置は、検索履歴情報分割手段により、ユーザの検索履歴情報を複数の検索セッションに分割する。そして、情報検索エンジンを利用して検索が行われた時刻の差異が所定時間内である1以上の検索キーワード情報、すなわち情報検索エンジンを利用して検索が行われた第1の検索キーワード情報と、この第1の検索キーワード情報が検索されてから所定時間内に検索が行われた1以上の第2の検索キーワード情報と、を同一の検索セッションに分類する。
このため、広告配信装置により、情報検索エンジンを利用して検索が行われた時刻に基づいてユーザを分類でき、顧客の動向分析を支援できるとともに、顧客の動向分析の結果に基づいて広告を配信できる。
(6)本発明は、(5)の広告配信装置について、前記情報検索エンジンを利用して検索が行われた時刻の差異に基づいてユーザごとの検索頻度を算出する検索頻度算出手段を備え、前記検索履歴情報分割手段は、前記検索頻度算出手段により算出された検索頻度に応じて、前記所定時間をユーザごとに決定することを特徴とする広告配信装置を提案している。
この発明によれば、広告配信装置は、検索頻度算出手段により、情報検索エンジンを利用して検索が行われた時刻の差異に基づいて、すなわち情報検索エンジンを利用して検索が行われてから次に検索が行われるまでの時間間隔に基づいて、ユーザごとの検索頻度を算出する。そして、検索履歴情報分割手段により、検索頻度算出手段により算出された検索頻度に応じて、検索キーワードを分類するために用いる上述の所定時間をユーザごとに決定する。
このため、広告配信装置により、情報検索エンジンを利用して検索が行われた時刻および頻度に基づいてユーザを分類でき、顧客の動向分析を支援できるとともに、顧客の動向分析の結果に基づいて広告を配信できる。
(7)本発明は、情報検索エンジン(例えば、図1の情報検索エンジン5に相当)を利用した各ユーザの検索履歴情報に含まれる検索キーワード情報を抽出する第1のステップ(例えば、図3のステップS1に相当)と、前記第1のステップにおいて抽出した検索キーワード情報と、該検索キーワード情報が前記情報検索エンジンを利用して検索された時刻に関する検索時刻情報と、に基づいて、ユーザの検索履歴情報を複数の検索セッションに分割する第2のステップ(例えば、図3のステップS3に相当)と、前記検索セッションに基づいて、前記ユーザの入力キーワードの動向を示すクラスを生成する第3のステップ(例えば、図3のステップS5に相当)と、前記第2のステップにおいて分割した複数の検索セッションのそれぞれを、前記第3のステップにおいて生成したクラスに分類する第4のステップ(例えば、図4のステップS12に相当)と、前記第4のステップにおいて前記複数の検索セッションのそれぞれを分類したクラスに基づいて、前記第3のステップにおいて生成したクラスに前記ユーザを分類する第5のステップ(例えば、図4のステップS14に相当)と、前記第5のステップによる分類結果を提示する第6のステップ(例えば、図3のステップS8に相当)と、を備えることを特徴とするユーザ分類方法を提案している。
この発明によれば、情報検索エンジンを利用した各ユーザの検索履歴情報に含まれる検索キーワード情報を抽出し、抽出した検索キーワード情報と、この検索キーワード情報が情報検索エンジンを利用して検索された時刻に関する検索時刻情報と、に基づいて、ユーザの検索履歴情報を複数の検索セッションに分割する。そして、検索セッションに基づいてユーザの入力キーワードの動向を示すクラスを生成し、分割した複数の検索セッションのそれぞれを、生成したクラスに分類し、分類したクラスに基づいて生成したクラスにユーザを分類し、分類結果を提示する。
このため、情報検索エンジンを利用した検索履歴に基づいてユーザを分類でき、顧客の動向分析を支援できる。
(8)本発明は、情報検索エンジン(例えば、図6の情報検索エンジン5に相当)を利用した各ユーザの検索履歴情報に含まれる検索キーワード情報を抽出する第1のステップ(例えば、図7のステップS21に相当)と、前記第1のステップにおいて抽出した検索キーワード情報と、該検索キーワード情報が前記情報検索エンジンを利用して検索された時刻に関する検索時刻情報と、に基づいて、ユーザの検索履歴情報を複数の検索セッションに分割する第2のステップ(例えば、図7のステップS23に相当)と、前記検索セッションに基づいて、前記ユーザの入力キーワードの動向を示すクラスを生成する第3のステップ(例えば、図7のステップS25に相当)と、前記第2のステップにおいて分割した複数の検索セッションのそれぞれを、前記第3のステップにおいて生成したクラスに分類する第4のステップ(例えば、図4のステップS12に相当)と、前記第4のステップにおいて前記複数の検索セッションのそれぞれを分類したクラスに基づいて、前記第3のステップにおいて生成したクラスに前記ユーザを分類する第5のステップ(例えば、図4のステップS14に相当)と、前記第5のステップによる分類結果に基づいて、広告を配信するユーザの分類されたクラスを決定する第6のステップ(例えば、図7のステップS28に相当)と、前記第6のステップにおいて決定したクラスに分類されたユーザに前記広告を配信する第7のステップ(例えば、図7のステップS29に相当)と、を備えることを特徴とする広告配信方法を提案している。
この発明によれば、情報検索エンジンを利用した各ユーザの検索履歴情報に含まれる検索キーワード情報を抽出し、抽出した検索キーワード情報と、この検索キーワード情報が情報検索エンジンを利用して検索された時刻に関する検索時刻情報と、に基づいて、ユーザの検索履歴情報を複数の検索セッションに分割する。そして、検索セッションに基づいてユーザの入力キーワードの動向を示すクラスを生成し、分割した複数の検索セッションのそれぞれを、生成したクラスに分類し、分類したクラスに基づいて生成したクラスにユーザを分類する。さらに、分類結果に基づいて広告を配信するユーザの分類されたクラスを決定し、決定したクラスに分類されたユーザに広告を配信する。
このため、情報検索エンジンを利用した検索履歴に基づいてユーザを分類でき、顧客の動向分析を支援できるとともに、顧客の動向分析の結果に基づいて広告を配信できる。
したがって、関連性が高いものの異なる検索キーワードがユーザにより入力された場合であっても、このユーザに対して広告を配信できる。さらに、検索キーワードを入力した時点でのユーザの瞬間的な欲求に応じた広告だけでなく、過去の検索履歴から類推されるユーザの嗜好に応じた広告も、配信できる。
また、複数の嗜好を持つユーザについても、複数のクラスに適切に分類できるので、広告主の観点からすると、自身の広告に対し、レスポンスを示す可能性の高いユーザを抽出でき、潜在的なユーザに対するアピールの機会の損失を防ぐことができる。また、ユーザの観点からすると、配信される広告の情報が偏向したり、自身にとって有益な広告の配信される機会が減少したりするのを抑制できる。
また、Webサイトの閲覧履歴と広告との対応付けを人手によらず行うことができるので、膨大かつ発散している検索履歴情報であっても、適切にユーザを分類し、対応付けを行うことができる。
(9)本発明は、情報検索エンジン(例えば、図1の情報検索エンジン5に相当)を利用した各ユーザの検索履歴情報に含まれる検索キーワード情報を抽出する第1のステップ(例えば、図3のステップS1に相当)と、前記第1のステップにおいて抽出した検索キーワード情報と、該検索キーワード情報が前記情報検索エンジンを利用して検索された時刻に関する検索時刻情報と、に基づいて、ユーザの検索履歴情報を複数の検索セッションに分割する第2のステップ(例えば、図3のステップS3に相当)と、前記検索セッションに基づいて、前記ユーザの入力キーワードの動向を示すクラスを生成する第3のステップ(例えば、図3のステップS5に相当)と、前記第2のステップにおいて分割した複数の検索セッションのそれぞれを、前記第3のステップにおいて生成したクラスに分類する第4のステップ(例えば、図4のステップS12に相当)と、前記第4のステップにおいて前記複数の検索セッションのそれぞれを分類したクラスに基づいて、前記第3のステップにおいて生成したクラスに前記ユーザを分類する第5のステップ(例えば、図4のステップS14に相当)と、前記第5のステップによる分類結果を提示する第6のステップ(例えば、図3のステップS8に相当)と、をコンピュータに実行させるためのプログラムを提案している。
この発明によれば、プログラムをコンピュータに実行させることで、情報検索エンジンを利用した各ユーザの検索履歴情報に含まれる検索キーワード情報を抽出し、抽出した検索キーワード情報と、この検索キーワード情報が情報検索エンジンを利用して検索された時刻に関する検索時刻情報と、に基づいて、ユーザの検索履歴情報を複数の検索セッションに分割する。そして、検索セッションに基づいてユーザの入力キーワードの動向を示すクラスを生成し、分割した複数の検索セッションのそれぞれを、生成したクラスに分類し、分類したクラスに基づいて生成したクラスにユーザを分類し、分類結果を提示する。
このため、情報検索エンジンを利用した検索履歴に基づいてユーザを分類でき、顧客の動向分析を支援できる。
(10)本発明は、情報検索エンジン(例えば、図6の情報検索エンジン5に相当)を利用した各ユーザの検索履歴情報に含まれる検索キーワード情報を抽出する第1のステップ(例えば、図7のステップS21に相当)と、前記第1のステップにおいて抽出した検索キーワード情報と、該検索キーワード情報が前記情報検索エンジンを利用して検索された時刻に関する検索時刻情報と、に基づいて、ユーザの検索履歴情報を複数の検索セッションに分割する第2のステップ(例えば、図7のステップS23に相当)と、前記検索セッションに基づいて、前記ユーザの入力キーワードの動向を示すクラスを生成する第3のステップ(例えば、図7のステップS25に相当)と、前記第2のステップにおいて分割した複数の検索セッションのそれぞれを、前記第3のステップにおいて生成したクラスに分類する第4のステップ(例えば、図4のステップS12に相当)と、前記第4のステップにおいて前記複数の検索セッションのそれぞれを分類したクラスに基づいて、前記第3のステップにおいて生成したクラスに前記ユーザを分類する第5のステップ(例えば、図4のステップS14に相当)と、前記第5のステップによる分類結果に基づいて、広告を配信するユーザの分類されたクラスを決定する第6のステップ(例えば、図7のステップS28に相当)と、前記第6のステップにおいて決定したクラスに分類されたユーザに前記広告を配信する第7のステップ(例えば、図7のステップS29に相当)と、をコンピュータに実行させるためのプログラムを提案している。
この発明によれば、プログラムをコンピュータに実行させることで、情報検索エンジンを利用した各ユーザの検索履歴情報に含まれる検索キーワード情報を抽出し、抽出した検索キーワード情報と、この検索キーワード情報が情報検索エンジンを利用して検索された時刻に関する検索時刻情報と、に基づいて、ユーザの検索履歴情報を複数の検索セッションに分割する。そして、検索セッションに基づいてユーザの入力キーワードの動向を示すクラスを生成し、分割した複数の検索セッションのそれぞれを、生成したクラスに分類し、分類したクラスに基づいて生成したクラスにユーザを分類する。さらに、分類結果に基づいて広告を配信するユーザの分類されたクラスを決定し、決定したクラスに分類されたユーザに広告を配信する。
このため、情報検索エンジンを利用した検索履歴に基づいてユーザを分類でき、顧客の動向分析を支援できるとともに、顧客の動向分析の結果に基づいて広告を配信できる。
したがって、関連性が高いものの異なる検索キーワードがユーザにより入力された場合であっても、このユーザに対して広告を配信できる。さらに、検索キーワードを入力した時点でのユーザの瞬間的な欲求に応じた広告だけでなく、過去の検索履歴から類推されるユーザの嗜好に応じた広告も、配信できる。
また、複数の嗜好を持つユーザについても、複数のクラスに適切に分類できるので、広告主の観点からすると、自身の広告に対し、レスポンスを示す可能性の高いユーザを抽出でき、潜在的なユーザに対するアピールの機会の損失を防ぐことができる。また、ユーザの観点からすると、配信される広告の情報が偏向したり、自身にとって有益な広告の配信される機会が減少したりするのを抑制できる。
また、Webサイトの閲覧履歴と広告との対応付けを人手によらず行うことができるので、膨大かつ発散している検索履歴情報であっても、適切にユーザを分類し、対応付けを行うことができる。
この発明によれば、情報検索エンジンを利用した検索履歴に基づいてユーザを分類でき、顧客の動向分析を支援できるとともに、顧客の動向分析の結果に基づいて広告を配信できる。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて、詳細に説明する。
なお、以下の各実施形態における構成要素は適宜、既存の構成要素などとの置き換えが可能であり、また、他の既存の構成要素との組合せを含む様々なバリエーションが可能である。したがって、以下の各実施形態の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。
なお、以下の各実施形態における構成要素は適宜、既存の構成要素などとの置き換えが可能であり、また、他の既存の構成要素との組合せを含む様々なバリエーションが可能である。したがって、以下の各実施形態の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。
<第1実施形態>
図1〜図5を用いて、本発明の第1実施形態について説明する。
図1〜図5を用いて、本発明の第1実施形態について説明する。
<ユーザ分類装置の構成>
図1は、本発明の第1実施形態に係るユーザ分類装置10の構成を示す図である。ユーザ分類装置10は、検索ログを格納する検索ログデータベース101と、ユーザの検索履歴情報を収集するユーザ検索履歴情報抽出部102と、各ユーザの検索履歴情報に含まれる検索キーワード情報を抽出する分析対象キーワード抽出部103と、ユーザの検索履歴情報を複数の検索セッションに分割する検索セッション分割部104と、ユーザの入力キーワードの動向を示すクラスを生成する検索セッションクラス抽出部105と、検索セッションクラス抽出部105により生成されたクラスにユーザを分類するユーザ帰属クラス算出部106と、ユーザ帰属クラス算出部106による分類結果を提示するユーザ検索履歴解析結果提示部107と、を備える。
図1は、本発明の第1実施形態に係るユーザ分類装置10の構成を示す図である。ユーザ分類装置10は、検索ログを格納する検索ログデータベース101と、ユーザの検索履歴情報を収集するユーザ検索履歴情報抽出部102と、各ユーザの検索履歴情報に含まれる検索キーワード情報を抽出する分析対象キーワード抽出部103と、ユーザの検索履歴情報を複数の検索セッションに分割する検索セッション分割部104と、ユーザの入力キーワードの動向を示すクラスを生成する検索セッションクラス抽出部105と、検索セッションクラス抽出部105により生成されたクラスにユーザを分類するユーザ帰属クラス算出部106と、ユーザ帰属クラス算出部106による分類結果を提示するユーザ検索履歴解析結果提示部107と、を備える。
検索ログデータベース101は、情報検索エンジン5から入力された検索ログを収集し、格納する。情報検索エンジン5には、ユーザにより自身のユーザ端末3を用いて検索キーワードが入力されると、この検索キーワードがネットワーク4を介して入力され、検索キーワードの検索を実行する。なお、本実施形態では、情報検索エンジン5から入力される検索ログには、図2に示すように、ユーザを特定するための「ユーザID」の情報と、ユーザにより入力された「検索キーワード」の情報と、検索キーワードが情報検索エンジン5により検索された時刻である「検索時刻」の情報と、が含まれるものとする。
ユーザ検索履歴情報抽出部102は、情報検索エンジン5を利用した各ユーザの検索履歴情報を収集し、検索セッション分割部104で処理可能なデータ形式に変換する。
分析対象キーワード抽出部103は、上述の情報検索エンジン5を利用した各ユーザの検索ログに含まれる検索キーワード情報の中から、ユーザを分類するために有用な検索キーワード情報を抽出する。具体的には、例えば、分析対象となるユーザの情報検索エンジン5の検索ログに含まれる各検索キーワード情報の出現頻度を算出し、出現頻度の高いもののうち上位M件(ただし、Mは、M≧1を満たす整数)の検索キーワード情報を分析対象キーワード情報として抽出する。
検索セッション分割部104は、ユーザ検索履歴情報抽出部102により収集された検索キーワード情報と、この検索キーワード情報に対する検索時刻情報と、に基づいて、ユーザの検索履歴情報を複数の検索セッションに分割する。具体的には、検索された時刻の差異が所定時間内である1以上の検索キーワード情報を、同一の検索セッションに分類する。
検索セッションクラス抽出部105は、検索セッションに基づいて、ユーザの入力キーワードの動向を示すクラスを生成する。具体的には、互いに類似する検索キーワード情報を含む検索セッション同士が同一のクラスとなるように、クラスを生成する。
ユーザ帰属クラス算出部106は、検索セッションの属するクラスに基づいて、検索セッションクラス抽出部105により生成されたクラスにユーザを分類するとともに、クラスへのユーザの帰属確率を算出する。
ユーザ検索履歴解析結果提示部107は、ユーザ帰属クラス算出部106による分類結果を提示する。具体的には、ユーザ分類装置10と通信可能に接続された分析端末(図示省略)に、ユーザ帰属クラス算出部106による分類結果に関する情報を送信する。このため、ユーザの履歴分析担当者は、分析端末を用いることで、ユーザ分類装置10による各ユーザの分類結果を認識できる。
<ユーザ分類装置によるユーザ分類処理>
ユーザ分類装置10によりユーザを分類する手順について、図3および図4のフローチャートを参照しながら説明する。
ユーザ分類装置10によりユーザを分類する手順について、図3および図4のフローチャートを参照しながら説明する。
まず、図3のフローチャートを参照して、ユーザ分類装置10によるメイン処理について説明する。
ステップS1において、分析対象キーワード抽出部103により、情報検索エンジン5から入力される検索ログに含まれる検索キーワード情報の中から、ユーザを分類するために有用な検索キーワード情報を抽出する。
ステップS2において、ユーザ検索履歴情報抽出部102により、情報検索エンジン5を利用した各ユーザの検索履歴情報を収集し、後述のステップS3において処理可能なデータ形式に変換する。この処理によれば、各ユーザの検索履歴情報が集約される。
ステップS3において、検索セッション分割部104により、ステップS2において収集した検索キーワード情報と、この検索キーワード情報に対する検索時刻情報と、に基づいて、ユーザの検索履歴情報を複数の検索セッションに分割する。
ステップS4において、検索セッション分割部104により、全ユーザに対して検索履歴情報を複数の検索セッションに分割したか否かを判別する。全ユーザに対して検索履歴情報を複数の検索セッションに分割したと判別した場合には、ステップS5に移り、全ユーザに対して検索履歴情報を複数の検索セッションに分割してはいないと判別した場合には、ステップS3に移る。
図5は、ステップS4において全ユーザに対して検索履歴情報を複数の検索セッションに分割したと判別された場合における、検索セッションの分割結果を示す図である。図5では、ユーザIDが「T91354854」であるユーザの検索履歴情報が4つの検索セッションに分割されている。これにより、ユーザIDが「T91354854」であるユーザについて、セッションIDが「1」である検索セッションには、検索キーワード{K2、K3}が含まれ、セッションIDが「2」である検索セッションには、検索キーワード{K1}が含まれ、セッションIDが「3」である検索セッションには、検索キーワード{K1、K2}が含まれ、セッションIDが「4」である検索セッションには、検索キーワード{K4、KN−1}が含まれることとなる(ただし、Nは、N≧6を満たす整数)。
図3に戻って、ステップS5において、検索セッションクラス抽出部105により、ステップS3における複数の検索セッションのうち互いに類似する検索キーワード情報を含む検索セッション同士が同一のクラスとなるように、クラスを生成する。この処理では、「A.P. Dempster, N.M. Laird, D.B. Rubin: Maximum likelihood from incomplete data via the EM algorithm, Journal of Royal Statistic Society, Series B39, pp. 1-38, 1976.」などで提案されている「潜在クラス抽出」の手法を用いて、検索時刻情報から潜在クラスを抽出できる。また、この処理では、K−meansクラスタリングなどの処理により、クラスを抽出することもできる。
ステップS6において、ユーザ帰属クラス算出部106により、後に図4を用いて詳述するユーザ帰属クラス算出処理を行う。
ステップS7において、ユーザ帰属クラス算出部106により、全ユーザに対してユーザ帰属クラス算出処理を行ったか否かを判別する。全ユーザに対してユーザ帰属クラス算出処理を行ったと判別した場合には、ステップS8に移り、全ユーザに対してユーザ帰属クラス算出処理を行ってはいないと判別した場合には、ステップS6に移る。
ステップS8において、ユーザ検索履歴解析結果提示部107により、ステップS6における分類結果に関する情報、具体的には、後述の分析対象となるユーザの各クラスへの帰属スコアを上述の分析端末に送信する。これにより、ユーザ分類装置10によるメイン処理が終了する。
次に、図4のフローチャートを参照して、ユーザ分類装置10によるユーザ帰属クラス算出処理について説明する。
ステップS11において、ユーザ帰属クラス算出部106により、分析対象となるユーザの検索履歴情報を複数の検索セッションに分割する。この処理では、ステップS3においてユーザの検索履歴情報を複数の検索セッションに分割した方法と同様の方法により、分析対象となるユーザの検索履歴情報を複数の検索セッションに分割する。なお、分析対象となるユーザの検索履歴情報が既に複数の検索セッションに分割されている場合には、この処理を省略してもよい。
ステップS12において、ユーザ帰属クラス算出部106により、分析対象となるユーザの全ての検索セッションの各クラスへの帰属確率を算出する。ここで、ユーザuの検索履歴情報から分割された検索セッション群Suを式(3)のように、生成されたクラス群Cを式(4)のように表す。ただし、式(3)において、nは、分割された検索セッションの数に等しい整数である。また、式(4)において、kは、生成されたクラスの数に等しい整数である。
上述のステップS12の処理では、分析対象となるユーザuの全ての検索セッションに対し、検索セッションSui(ただし、iは、1≦i≦nを満たす整数)のクラスcj(ただし、jは、1≦j≦kを満たす整数)への帰属確率ProbClass(Sui,cj)を算出する。
ステップS13において、ユーザ帰属クラス算出部106により、分析対象となるユーザuの全検索セッションに対して検索セッションSuiのクラスcjへの帰属確率ProbClass(Sui,cj)を算出したか否かを判別する。分析対象となるユーザuの全検索セッションに対して検索セッションSuiのクラスcjへの帰属確率ProbClass(Sui,cj)を算出したと判別した場合には、ステップS14に移り、分析対象となるユーザuの全検索セッションに対して検索セッションSuiのクラスcjへの帰属確率ProbClass(Sui,cj)を算出してはいないと判別した場合には、ステップS12に移る。
ステップS14において、分析対象となるユーザuのクラス群Cに含まれる各クラスへの帰属スコアを算出する。具体的には、例えば全てのクラスcj∈Cに対するユーザuの帰属スコアScore(u,cj)は、式(5)のように表すことができる。
上述のステップS14において算出した分析対象となるユーザuの各クラスへの帰属スコアScore(u,cj)は、上述のステップS8において、上述の分析端末に送信される。ユーザの履歴分析担当者は、分析端末に送信された帰属スコアScore(u,cj)が所定の閾値以上であるクラスをユーザuの帰属するクラスと判定したり、分析端末に送信された帰属スコアScore(u,cj)をそのまま用いたりすることで、ユーザuの検索利用動向を把握・分析できる。
以上のユーザ分類装置10によれば、情報検索エンジン5を利用して検索が行われた時刻に基づいてユーザを分類でき、ユーザの履歴分析担当者が分析端末を用いて顧客の動向分析を行うのを支援できる。
<第2実施形態>
図6および図7を用いて、本発明の第2実施形態について説明する。
図6および図7を用いて、本発明の第2実施形態について説明する。
<広告配信装置の構成>
図6は、本発明の第2実施形態に係る広告配信装置20の構成を示す図である。広告配信装置20は、上述の第1実施形態に係るユーザ分類装置10とは、ユーザ検索履歴解析結果提示部107の代わりに、配信広告決定部201、広告データベース202、および広告配信部203を備える点で異なる。
図6は、本発明の第2実施形態に係る広告配信装置20の構成を示す図である。広告配信装置20は、上述の第1実施形態に係るユーザ分類装置10とは、ユーザ検索履歴解析結果提示部107の代わりに、配信広告決定部201、広告データベース202、および広告配信部203を備える点で異なる。
広告データベース202は、広告主から提供された広告と、提供された広告に関連する関連キーワード情報と、を格納する。
配信広告決定部201は、ユーザ帰属クラス算出部106による分類結果と、広告データベース202に格納されている関連キーワード情報と、に基づいて、広告を配信するユーザの分類されたクラスを決定する。具体的には、配信広告決定部201は、分析対象となるユーザの分類されたクラスの情報と、各クラスに分類されたユーザが入力した検索キーワード情報と、をユーザ帰属クラス算出部106から受信する。そして、例えば、関連キーワード情報と同一の検索キーワード情報がユーザにより入力された回数をクラスごとに計数し、最も回数の多いクラスを、広告を配信するユーザの分類されたクラスとして決定する。なお、広告自体にテキスト情報が含まれている場合には、このテキスト情報を関連キーワード情報として抽出し、抽出した関連キーワード情報を用いて、広告を配信するユーザの分類されたクラスを決定してもよい。
広告配信部203は、配信広告決定部201により決定されたクラスに分類されたユーザに、電子メールにより広告を配信する。
<広告配信装置による広告配信処理>
広告配信装置20により広告を配信する手順について、図7のフローチャートを参照しながら説明する。
広告配信装置20により広告を配信する手順について、図7のフローチャートを参照しながら説明する。
ステップS21〜S27においては、上述の第1実施形態において説明したステップS1〜S7と同様の処理をそれぞれ行う。また、ステップS26では、上述の第1実施形態において説明したステップS11〜S14と同様の処理を行う。
ステップS28において、配信広告決定部201により、ステップS26による分類結果と、広告データベース202に格納されている関連キーワード情報と、に基づいて、広告を配信するユーザの分類されたクラスを決定する。
ステップS29において、広告配信部203により、ステップS28において決定されたクラスに分類されたユーザに、広告を配信する。
以上の広告配信装置20によれば、情報検索エンジン5を利用した検索履歴に基づいてユーザを分類でき、顧客の動向分析を支援できるとともに、顧客の動向分析の結果に基づいて広告を配信できる。
したがって、関連性が高いものの異なる検索キーワードがユーザにより入力された場合であっても、このユーザに対して広告を配信できる。さらに、検索キーワードを入力した時点でのユーザの瞬間的な欲求に応じた広告だけでなく、過去の検索履歴から類推されるユーザの嗜好に応じた広告も、配信できる。
また、複数の嗜好を持つユーザについても、複数のクラスに適切に分類できるので、広告主の観点からすると、自身の広告に対し、レスポンスを示す可能性の高いユーザを抽出でき、潜在的なユーザに対するアピールの機会の損失を防ぐことができる。また、ユーザの観点からすると、配信される広告の情報が偏向したり、自身にとって有益な広告の配信される機会が減少したりするのを抑制できる。
また、Webサイトの閲覧履歴と広告との対応付けを人手によらず行うことができるので、膨大かつ発散している検索履歴情報であっても、適切にユーザを分類し、対応付けを行うことができる。
なお、上述のユーザ分類装置10や広告配信装置20の処理をコンピュータ読み取り可能な記録媒体にプログラムとして記録し、これをコンピュータシステムを構成するユーザ分類装置10や広告配信装置20に読み込ませ、実行することによって本発明を実現できる。ここでいうコンピュータシステムとは、OSや周辺装置等のハードウェアを含む。
また、「コンピュータシステム」は、WWW(World Wide Web)システムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、上述のプログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネットなどのネットワーク(通信網)や電話回線などの通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上述のプログラムは、上述の機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述の機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組合せで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
以上、この発明の実施形態につき、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計なども含まれる。
例えば、上述の第1実施形態では、検索された時刻の差異が所定時間内である1以上の検索キーワード情報を同一の検索セッションに分類したが、この所定時間をユーザごとに設定してもよい。具体的には、ユーザごとに、情報検索エンジン5により検索を行った時刻の間隔の平均値を算出し、算出した平均値に基づいて所定時間を設定してもよい。
また、上述の第2実施形態では、広告配信装置20により、広告を配信することとしたが、これに限らず、多様なコンテンツを配信することとしてもよい。
また、上述の第2実施形態では、広告配信部203では、電子メールにより広告を配信することとしたが、これに限らず、例えば、いわゆるバナー広告のようにユーザがアクセスするWebサイト上に広告を表示させることとしてもよい。
3・・・ユーザ端末
5・・・情報検索エンジン
10・・・ユーザ分類装置
20・・・広告配信装置
101・・・検索ログデータベース
102・・・ユーザ検索履歴情報抽出部
103・・・分析対象キーワード抽出部
104・・・検索セッション分割部
105・・・検索セッションクラス抽出部
106・・・ユーザ帰属クラス算出部
107・・・ユーザ検索履歴解析結果提示部
201・・・配信広告決定部
202・・・広告データベース
203・・・広告配信部
5・・・情報検索エンジン
10・・・ユーザ分類装置
20・・・広告配信装置
101・・・検索ログデータベース
102・・・ユーザ検索履歴情報抽出部
103・・・分析対象キーワード抽出部
104・・・検索セッション分割部
105・・・検索セッションクラス抽出部
106・・・ユーザ帰属クラス算出部
107・・・ユーザ検索履歴解析結果提示部
201・・・配信広告決定部
202・・・広告データベース
203・・・広告配信部
Claims (10)
- 情報検索エンジンを利用した各ユーザの検索履歴情報に含まれる検索キーワード情報を抽出する検索キーワード情報抽出手段と、
前記検索キーワード情報抽出手段により抽出された検索キーワード情報と、該検索キーワード情報が前記情報検索エンジンを利用して検索された時刻に関する検索時刻情報と、に基づいて、ユーザの検索履歴情報を複数の検索セッションに分割する検索履歴情報分割手段と、
前記検索セッションに基づいて、前記ユーザの入力キーワードの動向を示すクラスを生成するクラス生成手段と、
前記検索履歴情報分割手段により分割された複数の検索セッションのそれぞれを、前記クラス生成手段により生成されたクラスに分類する検索履歴情報分類手段と、
前記検索履歴情報分類手段により前記複数の検索セッションのそれぞれが分類されたクラスに基づいて、前記クラス生成手段により生成されたクラスに前記ユーザを分類するユーザ分類手段と、
前記ユーザ分類手段による分類結果を提示する分類結果提示手段と、
を備えることを特徴とするユーザ分類装置。 - 前記検索履歴情報分割手段は、前記ユーザの検索履歴情報を複数の検索セッションに分割して、前記情報検索エンジンを利用して検索が行われた時刻の差異が所定時間内である1以上の検索キーワード情報を同一の検索セッションに分類することを特徴とする請求項1に記載のユーザ分類装置。
- 前記情報検索エンジンを利用して検索が行われた時刻の差異に基づいてユーザごとの検索頻度を算出する検索頻度算出手段を備え、
前記検索履歴情報分割手段は、前記検索頻度算出手段により算出された検索頻度に応じて、前記所定時間をユーザごとに決定することを特徴とする請求項2に記載のユーザ分類装置。 - 情報検索エンジンを利用した各ユーザの検索履歴情報に含まれる検索キーワード情報を抽出する検索キーワード情報抽出手段と、
前記検索キーワード情報抽出手段により抽出された検索キーワード情報と、該検索キーワード情報が前記情報検索エンジンを利用して検索された時刻に関する検索時刻情報と、に基づいて、ユーザの検索履歴情報を複数の検索セッションに分割する検索履歴情報分割手段と、
前記検索セッションに基づいて、前記ユーザの入力キーワードの動向を示すクラスを生成するクラス生成手段と、
前記検索履歴情報分割手段により分割された複数の検索セッションのそれぞれを、前記クラス生成手段により生成されたクラスに分類する検索履歴情報分類手段と、
前記検索履歴情報分類手段により前記複数の検索セッションのそれぞれが分類されたクラスに基づいて、前記クラス生成手段により生成されたクラスに前記ユーザを分類するユーザ分類手段と、
前記ユーザ分類手段による分類結果に基づいて、広告を配信するユーザの分類されたクラスを決定する配信広告決定手段と、
前記配信広告決定手段により決定されたクラスに分類されたユーザに前記広告を配信する広告配信手段と、
を備えることを特徴とする広告配信装置。 - 前記検索履歴情報分割手段は、前記ユーザの検索履歴情報を複数の検索セッションに分割して、前記情報検索エンジンを利用して検索が行われた時刻の差異が所定時間内である1以上の検索キーワード情報を同一の検索セッションに分類することを特徴とする請求項4に記載の広告配信装置。
- 前記情報検索エンジンを利用して検索が行われた時間の差異に基づいてユーザごとの検索頻度を算出する検索頻度算出手段を備え、
前記検索履歴情報分割手段は、前記検索頻度算出手段により算出された検索頻度に応じて、前記所定時間をユーザごとに決定することを特徴とする請求項5に記載の広告配信装置。 - 情報検索エンジンを利用した各ユーザの検索履歴情報に含まれる検索キーワード情報を抽出する第1のステップと、
前記第1のステップにおいて抽出した検索キーワード情報と、該検索キーワード情報が前記情報検索エンジンを利用して検索された時刻に関する検索時刻情報と、に基づいて、ユーザの検索履歴情報を複数の検索セッションに分割する第2のステップと、
前記検索セッションに基づいて、前記ユーザの入力キーワードの動向を示すクラスを生成する第3のステップと、
前記第2のステップにおいて分割した複数の検索セッションのそれぞれを、前記第3のステップにおいて生成したクラスに分類する第4のステップと、
前記第4のステップにおいて前記複数の検索セッションのそれぞれを分類したクラスに基づいて、前記第3のステップにおいて生成したクラスに前記ユーザを分類する第5のステップと、
前記第5のステップによる分類結果を提示する第6のステップと、
を備えることを特徴とするユーザ分類方法。 - 情報検索エンジンを利用した各ユーザの検索履歴情報に含まれる検索キーワード情報を抽出する第1のステップと、
前記第1のステップにおいて抽出した検索キーワード情報と、該検索キーワード情報が前記情報検索エンジンを利用して検索された時刻に関する検索時刻情報と、に基づいて、ユーザの検索履歴情報を複数の検索セッションに分割する第2のステップと、
前記検索セッションに基づいて、前記ユーザの入力キーワードの動向を示すクラスを生成する第3のステップと、
前記第2のステップにおいて分割した複数の検索セッションのそれぞれを、前記第3のステップにおいて生成したクラスに分類する第4のステップと、
前記第4のステップにおいて前記複数の検索セッションのそれぞれを分類したクラスに基づいて、前記第3のステップにおいて生成したクラスに前記ユーザを分類する第5のステップと、
前記第5のステップによる分類結果に基づいて、広告を配信するユーザの分類されたクラスを決定する第6のステップと、
前記第6のステップにおいて決定したクラスに分類されたユーザに前記広告を配信する第7のステップと、
を備えることを特徴とする広告配信方法。 - 情報検索エンジンを利用した各ユーザの検索履歴情報に含まれる検索キーワード情報を抽出する第1のステップと、
前記第1のステップにおいて抽出した検索キーワード情報と、該検索キーワード情報が前記情報検索エンジンを利用して検索された時刻に関する検索時刻情報と、に基づいて、ユーザの検索履歴情報を複数の検索セッションに分割する第2のステップと、
前記検索セッションに基づいて、前記ユーザの入力キーワードの動向を示すクラスを生成する第3のステップと、
前記第2のステップにおいて分割した複数の検索セッションのそれぞれを、前記第3のステップにおいて生成したクラスに分類する第4のステップと、
前記第4のステップにおいて前記複数の検索セッションのそれぞれを分類したクラスに基づいて、前記第3のステップにおいて生成したクラスに前記ユーザを分類する第5のステップと、
前記第5のステップによる分類結果を提示する第6のステップと、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。 - 情報検索エンジンを利用した各ユーザの検索履歴情報に含まれる検索キーワード情報を抽出する第1のステップと、
前記第1のステップにおいて抽出した検索キーワード情報と、該検索キーワード情報が前記情報検索エンジンを利用して検索された時刻に関する検索時刻情報と、に基づいて、ユーザの検索履歴情報を複数の検索セッションに分割する第2のステップと、
前記検索セッションに基づいて、前記ユーザの入力キーワードの動向を示すクラスを生成する第3のステップと、
前記第2のステップにおいて分割した複数の検索セッションのそれぞれを、前記第3のステップにおいて生成したクラスに分類する第4のステップと、
前記第4のステップにおいて前記複数の検索セッションのそれぞれを分類したクラスに基づいて、前記第3のステップにおいて生成したクラスに前記ユーザを分類する第5のステップと、
前記第5のステップによる分類結果に基づいて、広告を配信するユーザの分類されたクラスを決定する第6のステップと、
前記第6のステップにおいて決定したクラスに分類されたユーザに前記広告を配信する第7のステップと、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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