JP2010282458A - 部品管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】各カセットの残数に関する情報を生産ラインから得ることができなくとも、生産ラインに対して部品の適切な供給量を作業者に指示することができる部品管理装置を提供する。
【解決手段】部品管理装置110は、(a)各種プリント基板の生産計画の中から引当処理の対象として選択された生産計画を第1の生産計画として、第1の生産計画の前に実行される生産計画を第2の生産計画とした場合において、(b)部品の品番ごとに、第2の生産計画の実行時における残数が閾値よりも多い場合には、残数から閾値を引いた数に余剰数を設定する余剰数設定部114dと、(c)部品の品番ごとに、第1の生産計画の実行時における必要数よりも余剰数が少ない場合には、在庫情報データベース124を参照しながら、必要数から余剰数を引いた数の部品が倉庫にあるか否かを確認する在庫確認部114gとを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、プリント基板に装着される部品を管理する部品管理装置に関し、特に、各種プリント基板の生産計画に応じて生産ラインに供給される部品を管理する部品管理装置に関するものである。
近年、部品装着装置については、モジュール化、高機能化が進んでおり、1台の部品装着装置で多種多様な部品に対応することができる。さらに、複数の部品装着装置で生産ラインを構成することができ、生産規模に応じて生産ラインを拡張することができる。そして、これらを実現するにあたり、多種多様な部品を多数扱うことから、プリント基板の生産に必要となる部品を管理する装置が必要とされる。このような装置として、例えば、カセットから供給される部品を管理する部品管理装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
ここで、部品管理装置は、生産対象となるプリント基板に装着される各部品の品番と員数とを特定する。特定した各部品の品番と員数とから、生産対象となるプリント基板を台数分生産するにあたって必要となる各部品の数量を特定する。生産ラインに設置されたカセットから供給される部品以外に、倉庫に収納されている部品も含めて、特定した各部品の数量を確保することができるか否かを判定する。判定した結果、確保することができる場合には、リール単位で、各部品の所在のリストを作成する。一方、確保することができない場合には、確保することができなかった部品のリストを作成する。
特開2005−175017号公報
しかしながら、従来の部品管理装置でも、カセットごとに、部品の残数を特定することが困難な場合がある。
例えば、モジュール型高速多機能機を使用して部品を装着するにあたって、装着点数が多い部品については、生産タクトを短縮するために、複数のカセットから同種の部品が供給されるとする。さらに、多種多様な部品装着装置で構成された生産ラインにおいて、吸着率の悪いカセットよりも、吸着率の良いカセットの方から、優先的に、部品がノズルで取られるとする。さらに、多種多様な部品装着装置の間で様々な規格が乱立して、各部品装着装置と部品管理装置との間で連携が十分に得られず、各カセットの残数に関する情報を各部品装着装置から得ることが困難であるとする。
この場合において、実際には、吸着率の良いカセットについては、予定数よりも残数が少なくなる。一方、吸着率の悪いカセットについては、予定数よりも残数が多くなる。また、部品の総数では足りていても、吸着率の良いカセットについては、生産中に部品がなくなり、吸着率の悪いカセットから部品を分ける作業が発生する場合がある。このような場合においても、倉庫の棚から部品装着装置に過不足なく部品を供給する必要がある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みて、各カセットの残数に関する情報を生産ラインから得ることができなくとも、生産ラインに対して部品の適切な供給量を作業者に指示することができる部品管理装置を提供することを目的とする。また、部品管理装置を使用した部品管理方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係わる部品管理装置は、下記に示す特徴を備える。
(CL1)本発明に係わる部品管理装置は、(a)各種プリント基板の生産計画に応じて生産ラインに供給される部品を管理する部品管理装置であって、(b)各種プリント基板の生産計画の中から引当処理の対象として選択された生産計画を第1の生産計画として、前記第1の生産計画の前に実行される生産計画を第2の生産計画とした場合において、(c)各種部品の在庫に関する情報である在庫情報が登録されている在庫情報データベースと、(d)部品の品番ごとに、前記第2の生産計画の実行で消費されずに前記生産ラインに残る部品の数である残数が所定の数よりも多い場合には、前記残数から前記所定の数を引いた数に余剰数を設定する設定手段と、(e)部品の品番ごとに、前記第1の生産計画の実行で消費される部品の数である必要数よりも前記余剰数が少ない場合には、前記在庫情報データベースを参照しながら、前記必要数から前記余剰数を引いた数の部品が倉庫にあるか否かを確認する確認手段とを備える。
(CL2)上記(CL1)に記載の部品管理装置は、(a)前記必要数から前記余剰数を引いた数の部品が倉庫にある場合には、前記在庫情報データベースに登録されている在庫情報を参照しながら、ピッキング対象の部品の一覧表であるピッキングリストを作成するピッキングリスト作成手段と、(b)前記必要数から前記余剰数を引いた数の部品が倉庫にない場合には、前記在庫情報データベースに登録されている在庫情報を参照しながら、欠品部品の一覧表である欠品リストを作成する欠品リスト作成手段とを備える。
(CL3)上記(CL1)に記載の部品管理装置は、所定の部品が複数のカセットから供給される場合には、前記所定の部品を供給する複数のカセットに取り付けられたリールに梱包されている部品の数に、前記所定の部品を供給する複数のカセットの本数を掛けた数を前記所定の数として設定する閾値設定手段を備える。
(CL4)上記(CL1)に記載の部品管理装置は、(a)部品が消費されていない新品のリールと、部品が消費されている中途のリールとが倉庫に収納されている場合において、(b)前記必要数よりも前記余剰数が少ない場合には、前記必要数から前記余剰数を引いた数の部品を、前記中途のリールから優先して割り当てる部品割当手段を備える。
(CL5)上記(CL1)に記載の部品管理装置は、(a)複数のカセットから同種の部品が供給される場合において、(b)前記複数のカセットの中から選択された所定のカセットに用意される部品を、前記余剰数の部品と倉庫に収納されている部品とから割り当て、前記複数のカセットにおける前記所定のカセット以外に用意される部品を、倉庫に収納されている部品から割り当てる部品割当手段を備える。
(CL6)上記(CL1)に記載の部品管理装置は、前記第2の生産計画の実行後に、第1のリールに梱包されている部品の数が所定の数よりも少ない場合には、前記第1の生産計画の実行前に前記第1のリールに連結される前記第2のリールを余分にピッキング対象として追加して、前記第2のリールも含めて、前記必要数から前記余剰数を引いた数の部品を、倉庫に収納されているリールから割り当てる部品割当手段を備える。
なお、本発明は、部品管理装置として実現されるだけではなく、部品管理方法としても実現されるとしてもよい。
本発明によれば、部品の品番ごとに在庫を確認する。このとき、同種の部品を供給する複数のカセットを一括りにしたものに対して、新品のリールがカセットの本数分確保されるように見積もることができる。これによって、それらのカセットのいずれからも十分な量の部品を供給することができ、生産中に部品がなくなり、他のカセットから部品を分けることを回避することができる。これに伴い、リールを分割して取り付ける作業に起因した稼動ロスを低減することができる。また、生産中に部品がなくなり、他のカセットから部品をノズルが取ることも回避することができる。これに伴い、ノズルが他のカセットに移動する動作に起因した稼働ロスを低減することができる。結果、工場の生産性が向上し、高利益をもたらすことができる。
実施の形態1における部品管理装置で部品の管理対象となる部品装着装置の概要を示す図である。 実施の形態1における部品管理装置の構成を示す図である。 実施の形態1における部品管理装置の引当処理部の詳細な構成を示す図である。 実施の形態1における生産計画情報データベースで管理されている生産計画情報のデータ構造を示す図である。 実施の形態1における部品構成情報データベースで管理されている部品構成情報のデータ構造を示す図である。 実施の形態1における部品情報データベースで管理されている部品情報のデータ構造を示す図である。 実施の形態1における在庫情報データベースで管理されている在庫情報のデータ構造を示す図である。 実施の形態1における部品管理装置で実行される引当処理を示す図である。 実施の形態1における部品管理装置で実行された引当処理の実行結果を示す図である。 実施の形態2における部品管理装置で部品の管理対象となる部品装着装置の概要を示す図である。 実施の形態2における部品管理装置の構成を示す図である。 実施の形態2における部品管理装置の引当処理部の詳細な構成を示す図である。 実施の形態2における部品管理装置で実行される引当処理を示す第1の図である。 実施の形態2における部品管理装置で実行される引当処理を示す第2の図である。
(実施の形態1)
以下、本発明に係わる実施の形態1について説明する。
<概要>
本実施の形態における部品管理装置は、下記(1)−(5)に示す特徴を備える。
(1)部品管理装置は、(a)各種プリント基板の生産計画に応じて生産ラインに供給される部品を管理する部品管理装置であって、(b)各種プリント基板の生産計画の中から引当処理の対象として選択された生産計画を第1の生産計画として、第1の生産計画の前に実行される生産計画を第2の生産計画とした場合において、(c)部品の品番ごとに、第2の生産計画の実行で消費されずに生産ラインに残る部品の数である残数が所定の数よりも多い場合には、残数から所定の数を引いた数に余剰数を設定する設定部と、(d)部品の品番ごとに、第1の生産計画の実行で消費される部品の数である必要数よりも余剰数が少ない場合には、各種部品の在庫に関する情報である在庫情報が登録されている在庫情報データベースを参照しながら、必要数から余剰数を引いた数の部品が倉庫にあるか否かを確認する確認部とを備える。
(2)部品管理装置は、(a)必要数から余剰数を引いた数の部品が倉庫にある場合には、在庫情報データベースに登録されている在庫情報を参照しながら、ピッキング対象の部品の一覧表であるピッキングリストを作成するピッキングリスト作成部と、(b)必要数から余剰数を引いた数の部品が倉庫にない場合には、在庫情報データベースに登録されている在庫情報を参照しながら、欠品部品の一覧表である欠品リストを作成する欠品リスト作成部とを備える。
(3)部品管理装置は、所定の部品が複数のカセットから供給される場合には、所定の部品を供給する複数のカセットに取り付けられたリールに梱包されている部品の数に、所定の部品を供給する複数のカセットの本数を掛けた数を所定の数として設定する閾値設定部を備える。
(4)部品管理装置は、(a)部品が消費されていない新品のリールと、部品が消費されている中途のリールとが倉庫に収納されている場合において、(b)必要数よりも余剰数が少ない場合には、必要数から余剰数を引いた数の部品を、中途のリールから優先して割り当てる部品割当部を備える。
(5)部品割当部は、(a)複数のカセットから同種の部品が供給される場合において、(b)(b1)複数のカセットの中から選択された所定のカセットに用意される部品を、余剰数の部品と倉庫に収納されている部品とから割り当て、(b2)複数のカセットにおける所定のカセット以外に用意される部品を、倉庫に収納されている部品から割り当てる。
以上の点を踏まえて、本実施の形態における部品管理装置について説明する。
<前提>
まず、本実施の形態における部品管理装置を説明する前に、その部品管理装置が管理対象とする部品装着装置について説明する。
図1に示すように、部品装着装置100は、部品供給部100aから供給される部品を、ヘッド100b(ノズル1−12)を使用して、基板100cに装着するモジュール型装着機である。部品供給部100aに設置された複数のカセットから部品を供給する。複数のカセットから供給される部品をヘッド100bの各ノズルで吸着する。各ノズルで部品を吸着した状態で、ヘッド100bを移動して、基板100cの各装着箇所に部品を装着する。
また、部品装着装置100は、複数のカセットから同種の部品を供給することができる。さらに、同種の部品を吸着する各ノズルについては、それらのカセットから供給される同種の部品の中から任意に選択した部品を吸着することができる。ここでは、部品(PARTS_3)については、3本のカセット(Z軸番号:3,4,5)から供給される。それ以外の部品については、各カセットから供給される。部品(PARTS_3)を吸着する各ノズルについては、3本のカセットから供給される同種の部品の中から任意に選択した部品(PARTS_3)を吸着する。
<構成>
次に、本実施の形態における部品管理装置の構成について説明する。
図2に示すように、部品管理装置110は、部品装着装置100などを有する生産ラインで消費される部品を管理する装置である。ここでは、一例として、部品管理装置110は、生産計画情報処理部111、生産実績情報処理部112、入庫情報処理部113、引当処理部114、ピッキング処理部115などを備える。
具体的には、部品管理装置110は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、ネットワークアダプタなどを備えるコンピュータシステムである。さらに、部品管理装置110を制御するプログラム(以下、部品管理プログラムと呼称する。)がHDDなどにインストールされており、部品管理プログラムが実行されることによって、部品管理装置110の各機能が実現される。
また、部品管理装置110には、HDDや半導体メモリなどからなる記憶装置120が接続されている。ここでは、一例として、記憶装置120は、生産計画情報データベース121、部品構成情報データベース122、部品情報データベース123、在庫情報データベース124などを備える。
<生産計画情報データベース121>
生産計画情報データベース121は、どの生産ラインで、どのプリント基板が幾つ生産されるか、またその生産日、生産開始時刻、生産終了時刻などに関する情報(以下、生産計画情報と呼称する。)が登録されるデータベースである。図4に示すように、生産計画情報(レコード151)には、工程(フィールド151a)、ラインコード(フィールド151b)、プリント基板品番コード(フィールド151c)、生産日(フィールド151d)、生産順序(フィールド151e)、ロットNO(フィールド151f)、計画台数(フィールド151g)、生産開始時刻(フィールド151h)、生産終了時刻(フィールド151i)などが含まれる。
工程(フィールド151a)には、生産工程のいずれかを示す情報が設定される。ラインコード(フィールド151b)には、生産ラインごとに割り当てられた識別情報が設定される。プリント基板品番コード(フィールド151c)には、プリント基板の品番ごとに割り当てられた識別情報が設定される。生産日(フィールド151d)には、生産を実行する日付が設定される。生産順序(フィールド151e)には、生産を実行する順番が設定される。ロットNO(フィールド151f)には、生産単位ごとに割り当てられた識別情報が設定される。計画台数(フィールド151g)には、生産台数が設定される。生産開始時刻(フィールド151h)には、生産を開始する時刻が設定される。生産終了時刻(フィールド151i)には、生産を終了する時刻が設定される。
<部品構成情報データベース122>
部品構成情報データベース122は、1枚のプリント基板を製造するにあたって、生産ライン・マシン・Z軸(カセット)などで使用される部品と、その使用員数に関する情報(以下、部品構成情報と呼称する。)が登録されるデータベースである。図5に示すように、部品構成情報(レコード152)には、プリント基板品番コード(フィールド152a)、ラインコード(フィールド152b)、マシンコード(フィールド152c)、Z軸番号(フィールド152d)、部品コード(フィールド152e)、使用員数(フィールド152f)などが含まれる。
プリント基板品番コード(フィールド152a)には、プリント基板の品番ごとに割り当てられた識別情報が設定される。ラインコード(フィールド152b)には、生産ラインごとに割り当てられた識別情報が設定される。マシンコード(フィールド152c)には、生産ラインを構成するマシン(部品装着装置)ごとに割り当てられた識別情報が設定される。Z軸番号(フィールド152d)には、Z軸(カセット)ごとに割り当てられた識別情報が設定される。部品コード(フィールド152e)には、部品の品番ごとに割り当てられた識別情報が設定される。使用員数(フィールド152f)には、1枚のプリント基板に装着される部品の個数が設定される。
なお、事前に、部品構成情報データベース122には、部品構成情報が登録されているとする。
<部品情報データベース123>
部品情報データベース123は、部品ごとに、新品時の梱包数に関する情報(以下、部品情報と呼称する。)が登録されるデータベースである。図6に示すように、部品情報(レコード153)には、部品コード(フィールド153a)、梱包数(フィールド153b)、ピッチ(フィールド153c)などが含まれる。
部品コード(フィールド153a)には、部品の品番ごとに割り当てられた識別情報が設定される。梱包数(フィールド153b)には、新品時のリールに梱包されている部品の個数が設定される。ピッチ(フィールド153c)には、リールに配置されている部品のピッチが設定される。
なお、事前に、部品情報データベース123には、部品情報が登録されているとする。
<在庫情報データベース124>
在庫情報データベース124は、リールごとに、リールに梱包されている部品の数量、リールの所在・状態に関する情報(以下、在庫情報と呼称する。)が登録されるデータベースである。図7に示すように、在庫情報(レコード154)には、リールID(フィールド154a)、部品コード(フィールド154b)、数量(フィールド154c)、所在(フィールド154d)、状態(フィールド154e)などが含まれる。
リールID(フィールド154a)には、リールごとに割り当てられた識別情報が設定される。部品コード(フィールド154b)には、部品の品番ごとに割り当てられた識別情報が設定される。数量(フィールド154c)には、リールに残っている部品の個数が設定される。所在(フィールド154d)には、新品部品棚、中途部品棚、ラインなど、リールの所在を示す情報が設定される。状態(フィールド154e)には、生産完、生産中、ピック完、引当済、フリーなど、リールの状態を示す情報が設定される。
ここで、新品部品棚とは、部品が消費されていない新品のリールが収納される倉庫の新品部品棚を指す。中途部品棚とは、部品が消費されている中途のリールが収納される倉庫の中途部品棚を指す。ラインとは、生産ラインを指す。また、生産完とは、生産完了したものに使用された状態を指す。生産中とは、生産しているものに使用されている状態を指す。ピック完とは、ピッキングが完了した状態を指す。引当済とは、引き当てされただけの状態を指す。フリーとは、引き当て可能な状態を指す。
<ユースケース>
また、図2に示すように、部品管理装置110には、キーボード132、バーコードリーダ136などの入力デバイスが接続されている。CRT131、バーコードプリンタ133、プリンタ134などの出力デバイスが接続されている。無線LAN(例えば、IEEE802.11など。)を介して、PDA(Personal Digital Assistant)135が接続されている。ネットワーク(不図示)を介して、生産計画作成装置101、生産実績収集装置102などが接続されている。
ここで、生産計画作成装置101は、生産計画情報を、ネットワーク(不図示)を介して、部品管理装置110に送信する装置である。生産計画情報処理部111は、生産計画作成装置101から生産計画情報を受信すると、受信した生産計画情報を生産計画情報データベース121に登録する。また、受信した生産計画情報を、CRT131を介して、作業者130に表示する。
ここで、生産実績収集装置102は、生産ラインで生産された実績に関する情報(以下、生産実績情報と呼称する。)を、ネットワーク(不図示)を介して、部品管理装置110に送信する装置である。生産実績情報処理部112は、生産実績収集装置102から生産実績情報を受信すると、部品構成情報データベース122に登録されている部品構成情報を参照しながら、受信した生産実績情報から、部品コードごとに、生産ラインで消費されずに残っている部品の数量・状態を特定する。特定した数量・状態に基づいて、在庫情報データベース124に登録されている在庫情報を更新する。また、部品が残っているリールを中途部品として倉庫に返却する場合には、そのリールの移動先を、CRT131を介して、作業者130に表示する。
<入荷時>
また、作業者130は、リール140が入荷すると、キーボード132を介して、入荷したリール140に巻かれた部品に関する部品コードと部品の数量とに関する情報(以下、入庫情報と呼称する。)を部品管理装置110に入力する。このとき、入庫情報処理部113は、作業者130から、キーボード132を介して、入庫情報を受け付ける。入荷したリール140に固有の識別情報(以下、リールIDと呼称する。)を発行する。発行したリールIDに対応するバーコードラベル141を、バーコードプリンタ133を介して出力する。発行したリールIDと、受け付けた入庫情報とを対応付けて、在庫情報データベース124に登録する。
そして、作業者130は、バーコードプリンタ133から出力されたバーコードラベル141を、入荷したリール140に貼り付ける。バーコードラベル141をリール140に貼り付けた状態で、リール140を倉庫に保管する。
<引当処理時>
さらに、作業者130は、引当処理を実行するときは、引当処理の対象となる生産計画(以下、引当対象生産計画と呼称する。)が特定される固有情報を、キーボード132を介して、部品管理装置110に入力する。このとき、引当処理部114は、作業者130から、キーボード132を介して、引当対象生産計画が特定される固有情報を受け付ける。生産計画情報データベース121、部品構成情報データベース122、部品情報データベース123、在庫情報データベース124などの各データベースに登録されている情報を参照しながら、複数の生産計画の中から、受け付けた固有情報によって特定される生産計画に対して引当処理を実行する。引当処理を実行してピッキングリスト142aや欠品リスト142bなどが得られると、ピッキングリスト142aや欠品リスト142bなどを、プリンタ134を介して出力する。
ここで、ピッキングリスト142aには、ピッキングリストに固有の識別情報(以下、ピッキングリストIDと呼称する。)と、ピッキングリストIDに対応するバーコードが印刷されている。さらに、生産に必要とされるリール140について、リールID、部品コード、そのリール140が保管されている場所、そのリール140が取り付けられるカセットなどの情報がリストアップされている。
<ピッキング処理時>
さらに、作業者130は、ピッキング処理を実行するときは、ピッキングリスト142aに印刷されているバーコードをPDA135で読み込む。これに伴い、ピッキング処理部115は、作業者130が集めるべきリール140のリールIDなどをPDA135に表示する。
作業者130は、PDA135に表示されているリールIDで特定されるリール140を探す。リール140が見つかると、そのリール140に貼り付けられたバーコードラベル141をバーコードリーダ136で読み込む。このとき、ピッキング処理部115は、PDA135を介して、問い合わせがあったリールがピックアップ対象であるか否かを判定する。ピックアップ対象である場合には、次に集めるべきリール140のリールIDなどをPDA135に表示する。
このようにして、作業者130は、生産に必要なリールを順番に集める。集めたリール140を生産ラインに移動する。そして、集めたリール140をカセットに取り付けた状態で、生産ラインに設置する。
<引当処理部114>
次に、引当処理部114の詳細な構成について説明する。
ここでは、一例として、引当処理部114は、残数特定部114a、閾値設定部114b、残数判定部114c、余剰数設定部114d、必要数特定部114e、供給確認部114f、在庫確認部114g、ピッキングリスト作成部114h、欠品リスト作成部114iなどを備える。
なお、閾値設定部114bが、上記閾値設定部に該当する。余剰数設定部114dが、上記設定部に該当する。在庫確認部114gの在庫確認機能が、上記確認部に該当する。ピッキングリスト作成部114hが、上記ピッキングリスト作成部に該当する。欠品リスト作成部114iが、上記欠品リスト作成部に該当する。在庫確認部114gの部品割当機能が、上記部品割当部に該当する。
<残数特定部114a>
残数特定部114aは、作業者130から、キーボード132を介して、引当対象生産計画が特定される固有情報を受け付ける。生産計画情報データベース121に登録されている生産計画情報と、部品構成情報データベース122に登録されている部品構成情報と、部品情報データベース123に登録されている部品情報と、在庫情報データベース124に登録されている在庫情報とを参照しながら、受け付けた固有情報によって特定される引当対象生産計画が実行されるまでの生産計画によって消費されずに生産ラインに残る予定の部品の個数(以下、残数と呼称する。)を特定する。
<閾値設定部114b>
閾値設定部114bは、部品の品番ごとに、下記(式1)に示すように、部品の梱包数と、その部品を供給するカセットの本数とを掛けた値に、閾値を設定する。
(式1)閾値=部品の梱包数×カセットの本数
<残数判定部114c>
残数判定部114cは、残数と閾値とから、部品の品番ごとに、残数が閾値より大きいか否かを判定する。すなわち、複数のカセットから1種類の部品が供給される場合には、それらのカセットを一括りとしたものに、カセットの本数分、新品のリールが残っているか否かを判定する。
なお、残数判定部114cは、1本のカセットから1種類の部品が供給される場合には、残数が部品の梱包数よりも小さいことが当然であるので、残数が閾値より大きいか否かを判定することを省略する。
<余剰数設定部114d>
余剰数設定部114dは、残数判定部114cで判定した結果、残数が閾値より大きい場合には、部品の品番ごとに、下記(式2)に示すように、残数から閾値を引いた値に、余剰数を設定する。一方、残数が閾値より大きくない場合には、余剰数を0に設定する。
(式2)余剰数=残数−閾値
なお、余剰数設定部144dは、1本のカセットから1種類の部品が供給される場合には、余剰数を残数に設定する。
<必要数特定部114e>
必要数特定部114eは、生産計画情報データベース121に登録されている生産計画情報と、部品構成情報データベース122に登録されている部品構成情報とを参照しながら、部品の品番ごとに、引当対象生産計画で消費される部品の個数(以下、必要数と呼称する。)を特定する。
<供給確認部114f>
供給確認部114fは、余剰数と必要数とから、部品の品番ごとに、余剰数が必要数より小さいか否かを判定する。すなわち、生産ラインに設置されている部品で供給することができるか否かを判定する。
<在庫確認部114g>
在庫確認部114gは、供給確認部114fで判定した結果、余剰数が必要数より小さい場合には、在庫情報データベース124に登録されている在庫情報を参照しながら、追加分の部品が倉庫にあるか否かを判定する。このとき、倉庫の中途部品棚に収納されている中途のリールの中からフリーのものを割り当てる。倉庫の中途部品棚に収納されている中途のリールで不足する場合には、倉庫の新品部品棚に収納されている新品のリールの中からフリーのものを割り当てる。各部品について、倉庫に収納されているもので、必要数を確保することができるか否かを判定する。一方、余剰数が必要数より小さくない場合には、余剰数で必要数を確保することができる旨を、CRT131を介して、作業者130に出力する。
<ピッキングリスト作成部114h>
ピッキングリスト作成部114hは、在庫確認部114gで確認した結果、追加分の部品が倉庫にある場合には、割り当てたリールに関する所在・数量などの情報から、ピッキングリストを作成する。作成したピッキングリストを、プリンタ134を介して、作業者130に出力する。倉庫にある部品で必要数を確保することができる旨を、CRT131を介して、作業者130に出力する。
<欠品リスト作成部114i>
欠品リスト作成部114iは、在庫確認部114gで確認した結果、追加分の部品が倉庫にない場合には、割り当てたリールと、不足する部品とに関する情報から、欠品リストを作成する。作成した欠品リストを、プリンタ134を介して、作業者130に出力する。倉庫にある部品で必要数を確保することができない旨を、CRT131を介して、作業者130に出力する。
<動作>
次に、部品管理装置110の動作について説明する。ここでは、引当処理部114で実行される引当処理について説明する。
<引当処理>
図8に示すように、引当処理部114は、作業者130から、キーボード132を介して、引当対象生産計画に関する生産計画情報を受け付けると、下記の引当処理(S101−S110)を実行する。
(S101)まず、引当処理部114は、生産計画情報データベース121に登録されている生産計画情報と、部品構成情報データベース122に登録されている部品構成情報と、部品情報データベース123に登録されている部品情報と、在庫情報データベース124に登録されている在庫情報とを参照しながら、残数を特定する。
(S102)次に、引当処理部114は、部品の品番ごとに、部品の梱包数と、その部品を供給するカセットの本数とを掛けた値に、閾値を設定する。
(S103)次に、引当処理部114は、残数と閾値とから、部品の品番ごとに、残数が閾値より大きいか否かを判定する。
(S104)判定した結果、引当処理部114は、残数が閾値より大きい場合には(S103:YES)、残数から閾値を引いた値に余剰数を設定する。
(S105)一方、引当処理部114は、残数が閾値より大きくない場合には(S103:NO)、余剰数を0に設定する。
(S106)次に、引当処理部114は、生産計画情報データベース121に登録されている生産計画情報と、部品構成情報データベース122に登録されている部品構成情報とを参照しながら、部品の品番ごとに、必要数を特定する。
(S107)次に、引当処理部114は、余剰数と必要数とから、部品の品番ごとに、余剰数が必要数より小さいか否かを判定する。
(S108)判定した結果、引当処理部114は、余剰数が必要数より小さい場合には(S107:YES)、在庫情報データベース124に登録されている在庫情報を参照しながら、追加分の部品が倉庫にあるか否かを判定する。このとき、倉庫の中途部品棚に収納されている中途のリールの中からフリーのものを割り当てる。倉庫の中途部品棚に収納されている中途のリールで不足する場合には、倉庫の新品部品棚に収納されている新品のリールの中からフリーのものを割り当てる。各部品について、倉庫に収納されているもので、必要数を確保することができるか否かを判定する。一方、余剰数が必要数より小さくない場合には(S107:NO)、余剰数で必要数を確保することができる旨を、CRT131を介して、作業者130に出力して、引当処理を終了する。
(S109)判定した結果、引当処理部114は、追加分の部品が倉庫にある場合には(S108:YES)、割り当てたリールに関する所在・数量などの情報から、ピッキングリストを作成する。作成したピッキングリストを、プリンタ134を介して、作業者130に出力する。倉庫にある部品で必要数を確保することができる旨を、CRT131を介して、作業者130に出力して、引当処理を終了する。
(S110)一方、引当処理部114は、追加分の部品が倉庫にない場合には(S108:NO)、割り当てたリールに関する所在・数量などの情報と、不足する部品に関する数量とに関する情報から、欠品リストを作成する。作成した欠品リストを、プリンタ134を介して、作業者130に出力する。倉庫にある部品で必要数を確保することができない旨を、CRT131を介して、作業者130に出力して、引当処理を終了する。
<具体例>
次に、引当処理の具体例について説明する。ここでは、一例として、図4に示すように、2009年1月17日、生産ライン(Line1)において、ロットNO.001,002,003,004,005の順で、部品が実装される生産計画を使用して説明する。
ここで、ロットNO.001については、09:00−09:30に生産される400台のプリント基板(PRODUCT_A)である。ロットNO.002については、09:45−10:30に生産される200台のプリント基板(PRODUCT_B)である。ロットNO.003については、11:10−12:00に生産される2200台のプリント基板(PRODUCT_A)である。ロットNO.004については、12:10−14:30に生産される3400台のプリント基板(PRODUCT_B)である。ロットNO.005については、15:00−15:45に生産される1300台のプリント基板(PRODUCT_C)である。
<プリント基板(PRODUCT_A)>
図5に示すように、プリント基板(PRODUCT_A)は、部品(PARTS_1)、部品(PARTS_2)、部品(PARTS_3)で構成されている。部品(PARTS_1)が、1本のカセット(Z軸番号:1)から供給される。部品(PARTS_2)が、1本のカセット(Z軸番号:2)から供給される。部品(PARTS_3)が、3本のカセット(Z軸番号:3,4,5)から供給される。
また、1枚のプリント基板(PRODUCT_A)を生産するにあたって、初期設定では、カセット(Z軸番号:1)から供給される部品(PARTS_1)が1個である。カセット(Z軸番号:2)から供給される部品(PARTS_2)が2個である。カセット(Z軸番号:3)から供給される部品(PARTS_3)が1個である。カセット(Z軸番号:4)から供給される部品(PARTS_3)が2個である。カセット(Z軸番号:5)から供給される部品(PARTS_3)が3個である。
<プリント基板(PRODUCT_B)>
プリント基板(PRODUCT_B)は、部品(PARTS_4)、部品(PARTS_5)、部品(PARTS_3)で構成されている。部品(PARTS_4)が、1本のカセット(Z軸番号:6)から供給される。部品(PARTS_5)が、1本のカセット(Z軸番号:7)から供給される。部品(PARTS_3)が、3本のカセット(Z軸番号:3,4,5)から供給される。
また、1枚のプリント基板(PRODUCT_B)を生産するにあたって、初期設定では、カセット(Z軸番号:6)から供給される部品(PARTS_4)が1個である。カセット(Z軸番号:7)から供給される部品(PARTS_5)が2個である。カセット(Z軸番号:3)から供給される部品(PARTS_3)が1個である。カセット(Z軸番号:4)から供給される部品(PARTS_3)が2個である。カセット(Z軸番号:5)から供給される部品(PARTS_3)が3個である。
<プリント基板(PRODUCT_C)>
プリント基板(PRODUCT_C)は、部品(PARTS_6)、部品(PARTS_7)、部品(PARTS_3)で構成されている。部品(PARTS_6)が、1本のカセット(Z軸番号:8)から供給される。部品(PARTS_7)が、1本のカセット(Z軸番号:9)から供給される。部品(PARTS_3)が、2本のカセット(Z軸番号:3,4)から供給される。
また、1枚のプリント基板(PRODUCT_C)を生産するにあたって、初期設定では、カセット(Z軸番号:8)から供給される部品(PARTS_6)が1個である。カセット(Z軸番号:9)から供給される部品(PARTS_5)が2個である。カセット(Z軸番号:3)から供給される部品(PARTS_3)が1個である。カセット(Z軸番号:4)から供給される部品(PARTS_3)が1個である。
<補足>
これら以外にも、初期状態として、ロットNO.001の生産計画を実行する前については、全て、残数が0個であるとする。
また、同一の部品を複数のカセットから供給する場合において、Z軸番号が最小であるカセットに余剰数が割り当てられるとする。具体的には、ノズル(Z軸番号:最小)で装着される部品の必要数から余剰数を差し引いた数が倉庫から出庫される部品の数とする。
また、話を簡潔にするために、倉庫に新品のリールが十分確保されているとして、新品のリールが割り当てられるとする。
以上の点を踏まえて、引当処理部114で引当処理を実行したときに、図9に示すように、下記(結果1)−(結果5)が得られる。
<ロットNO.001>
(結果1)まず、引当対象生産計画がロットNO.001の生産計画である場合には、下記の結果を得る。
(a)部品(PARTS_1)については、残数が0個である。このため、余剰数が0個である。また、カセット(Z軸番号:1)から供給される部品(PARTS_1)の必要数が400個(400台×1個)である。カセット(Z軸番号:1)に用意される部品(PARTS_1)については、少なくとも、400個、倉庫から出庫する必要がある。結果、倉庫から出庫される数が、新品のリール換算で、1本になる。
(b)部品(PARTS_2)については、残数が0個である。このため、余剰数が0個である。また、カセット(Z軸番号:2)から供給される部品(PARTS_2)の必要数が800個(400台×2個)である。カセット(Z軸番号:2)に用意される部品(PARTS_2)については、少なくとも、800個、倉庫から出庫する必要がある。結果、倉庫から出庫される数が、新品のリール換算で、1本になる。
(c)部品(PARTS_3)については、残数が0個である。閾値が3000個(1000個×3本)である。残数(0個)の方が閾値(3000個)よりも大きくない。このため、余剰数が0個である。また、カセット(Z軸番号:3)から供給される部品(PARTS_3)の必要数が400個(400台×1個)である。カセット(Z軸番号:4)から供給される部品(PARTS_3)の必要数が800個(400台×2個)である。カセット(Z軸番号:5)から供給される部品(PARTS_3)の必要数が1200個(400台×3個)である。
(c1)ここで、カセット(Z軸番号:3)に用意される部品(PARTS_3)については、少なくとも、400個(400個−0個)、倉庫から出庫する必要がある。このため、倉庫から出庫される数が、新品のリール換算で、1本になる。
(c2)また、カセット(Z軸番号:4)に用意される部品(PARTS_3)については、少なくとも、800個、倉庫から出庫する必要がある。このため、倉庫から出庫される数が、新品のリール換算で、1本になる。
(c3)また、カセット(Z軸番号:5)に用意される部品(PARTS_3)については、少なくとも、1200個、倉庫から出庫する必要がある。このため、倉庫から出庫される数が、新品のリール換算で、2本になる。
<ロットNO.002>
(結果2)また、引当対象生産計画がロットNO.002の生産計画である場合には、下記(a)−(c)の結果を得る。なお、ロットNO.001の生産計画から、上記(結果1)に示す部品(PARTS_3)の残数(1600個)が特定される。
(a)部品(PARTS_4)については、残数が0個である。このため、余剰数が0個である。また、カセット(Z軸番号:6)から供給される部品(PARTS_4)の必要数が200個(200台×1個)である。カセット(Z軸番号:6)に用意される部品(PARTS_4)については、少なくとも、200個、倉庫から出庫する必要がある。結果、倉庫から出庫される数が、新品のリール換算で、1本になる。
(b)部品(PARTS_5)については、残数が0個である。このため、余剰数が0個である。また、カセット(Z軸番号:7)で装着される部品(PARTS_5)の必要数が400個(200台×2個)である。カセット(Z軸番号:7)に用意される部品(PARTS_5)については、少なくとも、400個、倉庫から出庫する必要がある。結果、倉庫から出庫される数が、新品のリール換算で、1本になる。
(c)部品(PARTS_3)については、残数が1600個である。閾値が3000個(1000個×3本)である。残数(1600個)の方が閾値(3000個)よりも大きくない。このため、余剰数が0個である。また、カセット(Z軸番号:3)から供給される部品(PARTS_3)の必要数が200個(200台×1個)である。カセット(Z軸番号:4)から供給される部品(PARTS_3)の必要数が400個(200台×2個)である。カセット(Z軸番号:5)から供給される部品(PARTS_3)の必要数が600個(200台×3個)である。
(c1)ここで、カセット(Z軸番号:3)に用意される部品(PARTS_3)については、少なくとも、200個(200個−0個)、倉庫から出庫する必要がある。このため、倉庫から出庫される数が、新品のリール換算で、1本になる。
(c2)また、カセット(Z軸番号:4)に用意される部品(PARTS_3)については、少なくとも、400個、倉庫から出庫する必要がある。このため、倉庫から出庫される数が、新品のリール換算で、1本になる。
(c3)また、カセット(Z軸番号:5)に用意される部品(PARTS_3)については、少なくとも、600個、倉庫から出庫する必要がある。このため、倉庫から出庫される数が、新品のリール換算で、1本になる。
<ロットNO.003>
(結果3)また、引当対象生産計画がロットNO.003の生産計画である場合には、下記(a)−(c)の結果を得る。なお、ロットNO.001−002の生産計画から、上記(結果1)に示す部品(PARTS_1)の残数(600個)と部品(PARTS_2)の残数(200個)とが特定される。また、上記(結果2)に示す部品(PARTS_3)の残数(3400個)が特定される。
(a)部品(PARTS_1)については、残数が600個である。このため、余剰数が600個である。また、カセット(Z軸番号:1)から供給される部品(PARTS_1)の必要数が2200個(2200台×1個)である。カセット(Z軸番号:1)に用意される部品(PARTS_1)については、少なくとも、1600個(2200個−600個)、倉庫から出庫する必要がある。結果、倉庫から出庫される数が、新品のリール換算で、2本になる。
(b)部品(PARTS_2)については、残数が200個である。このため、余剰数が200個である。また、カセット(Z軸番号:2)から供給される部品(PARTS_2)の必要数が4400個(2200台×2個)である。カセット(Z軸番号:2)に用意される部品(PARTS_2)については、少なくとも、4200個(4400個−200個)、倉庫から出庫する必要がある。結果、倉庫から出庫される数が、新品のリール換算で、5本になる。
(c)部品(PARTS_3)については、残数が3400個である。閾値が3000個(1000個×3本)である。残数(3400個)の方が閾値(3000個)よりも大きい。このため、余剰数が400個(3400個−3000個)である。また、カセット(Z軸番号:3)から供給される部品(PARTS_3)の必要数が2200個(2200台×1個)である。カセット(Z軸番号:4)から供給される部品(PARTS_3)の必要数が4400個(2200台×2個)である。カセット(Z軸番号:5)から供給される部品(PARTS_3)の必要数が6600個(2200台×3個)である。
(c1)ここで、カセット(Z軸番号:3)に用意される部品(PARTS_3)については、少なくとも、1800個(2200個−400個)、倉庫から出庫する必要がある。このため、倉庫から出庫される数が、新品のリール換算で、3本のところが、2本になる。
(c2)また、カセット(Z軸番号:4)に用意される部品(PARTS_3)については、少なくとも、4400個、倉庫から出庫する必要がある。このため、倉庫から出庫される数が、新品のリール換算で、5本になる。
(c3)また、カセット(Z軸番号:5)に用意される部品(PARTS_3)については、少なくとも、6600個、倉庫から出庫する必要がある。このため、倉庫から出庫される数が、新品のリール換算で、7本になる。
<ロットNO.004>
(結果4)また、引当対象生産計画がロットNO.004の生産計画である場合には、下記(a)−(c)の結果を得る。なお、ロットNO.001−003の生産計画から、上記(結果2)に示す部品(PARTS_4)の残数(800個)と部品(PARTS_5)の残数(600個)とが特定される。また、上記(結果3)に示す部品(PARTS_3)の残数(4200個)が特定される。
(a)部品(PARTS_4)については、残数が800個(1000個−200個)である。閾値が1000個(1000個×1本)である。このため、余剰数が800個である。また、カセット(Z軸番号:6)から供給される部品(PARTS_4)の必要数が3400個(3400台×1個)である。カセット(Z軸番号:6)に用意される部品(PARTS_4)については、少なくとも、2600個(3400個−800個)、倉庫から出庫する必要がある。結果、倉庫から出庫される数が、新品のリール換算で、3本になる。
(b)部品(PARTS_5)については、残数が600個(1000個−400個)である。このため、余剰数が600個である。また、カセット(Z軸番号:7)から供給される部品(PARTS_5)の必要数が6800個(3400台×2個)である。カセット(Z軸番号:7)に用意される部品(PARTS_5)については、少なくとも、6200個(6800個−600個)、倉庫から出庫する必要がある。結果、倉庫から出庫される数が、新品のリール換算で、7本になる。
(c)部品(PARTS_3)については、残数が4200個である。閾値が3000個(1000個×3本)である。残数(4200個)の方が閾値(3000個)よりも大きい。このため、余剰数が1200個(4200個−3000個)である。また、カセット(Z軸番号:3)から供給される部品(PARTS_3)の必要数が3400個(3400台×1個)である。カセット(Z軸番号:4)から供給される部品(PARTS_3)の必要数が6800個(3400台×2個)である。カセット(Z軸番号:5)から供給される部品(PARTS_3)の必要数が10200個(3400台×3個)である。
(c1)ここで、カセット(Z軸番号:3)に用意される部品(PARTS_3)については、少なくとも、2200個(3400個−1200個)、倉庫から出庫する必要がある。このため、倉庫から出庫される数が、新品のリール換算で、4本のところが、3本になる。
(c2)また、カセット(Z軸番号:4)に用意される部品(PARTS_3)については、少なくとも、6800個、倉庫から出庫する必要がある。このため、倉庫から出庫される数が、新品のリール換算で、7本になる。
(c3)また、カセット(Z軸番号:5)に用意される部品(PARTS_3)については、少なくとも、10200個、倉庫から出庫する必要がある。このため、倉庫から出庫される数が、新品のリール換算で、11本になる。
<ロットNO.005>
(結果5)また、引当対象生産計画がロットNO.005の生産計画である場合には、下記(a)−(c)の結果を得る。なお、ロットNO.001−004の生産計画から、上記(結果4)に示す部品(PARTS_3)の残数(4800個)が特定される。
(a)部品(PARTS_6)については、残数が0個である。このため、余剰数が0個である。また、カセット(Z軸番号:8)から供給される部品(PARTS_6)の必要数が3200個(3200台×1個)である。カセット(Z軸番号:8)に用意される部品(PARTS_6)については、少なくとも、3200個、倉庫から出庫する必要がある。結果、倉庫から出庫される数が、新品のリール換算で、4本になる。
(b)部品(PARTS_7)については、残数が0個である。このため、余剰数が0個である。また、カセット(Z軸番号:9)から供給される部品(PARTS_7)の必要数が6400個(3200台×2個)である。カセット(Z軸番号:9)に用意される部品(PARTS_7)については、少なくとも、6400個、倉庫から出庫する必要がある。結果、倉庫から出庫される数が、新品のリール換算で、7本になる。
(c)部品(PARTS_3)については、残数が4800個である。閾値が3000個(1000個×3本)である。残数(4800個)の方が閾値(3000個)よりも大きい。このため、余剰数が1800個(4800個−3000個)である。また、カセット(Z軸番号:3)から供給される部品(PARTS_3)の必要数が3200個(3200台×1個)である。カセット(Z軸番号:4)から供給される部品(PARTS_3)の必要数が3200個(3200台×1個)である。
(c1)ここで、カセット(Z軸番号:3)に用意される部品(PARTS_3)については、少なくとも、1400個(3200個−1800個)、倉庫から出庫する必要がある。このため、倉庫から出庫される数が、新品のリール換算で、4本のところが、2本になる。
(c2)また、カセット(Z軸番号:4)に用意される部品(PARTS_3)については、少なくとも、3200個、倉庫から出庫する必要がある。このため、倉庫から出庫される数が、新品のリール換算で、4本になる。
<まとめ>
以上、本実施の形態によれば、部品の品番ごとに在庫を確認する。このとき、同種の部品を供給する複数のカセットを一括りにしたものに対して、新品のリールがカセットの本数分確保されるように見積もることができる。これによって、それらのカセットのいずれからも十分な量の部品を供給することができ、生産中に部品がなくなり、他のカセットから部品を分けることを回避することができる。これに伴い、リールを分割して取り付ける作業に起因した稼動ロスを低減することができる。また、生産中に部品がなくなり、他のカセットから部品をノズルが取ることも回避することができる。これに伴い、ノズルが他のカセットに移動する動作に起因した稼働ロスを低減することができる。結果、工場の生産性が向上し、高利益をもたらすことができる。
(実施の形態2)
以下、本発明に係わる実施の形態2について説明する。
<概要>
本実施の形態における部品管理装置は、下記(1)に示す特徴を備える。
(1)部品割当部は、第2の生産計画の実行後に、第1のリールに梱包されている部品の数が所定の数よりも少ない場合には、第1の生産計画の実行前に第1のリールに連結される第2のリールを余分にピッキング対象として追加して、第2のリールも含めて、必要数から余剰数を引いた数の部品を、倉庫に収納されているリールから割り当てる。
以上の点を踏まえて、本実施の形態における部品管理装置について説明する。なお、実施の形態1と同一の構成要素については、同一の符号を付して、説明を省略する。
<前提>
まず、本実施の形態における部品管理装置を説明する前に、その部品管理装置が管理対象とする部品装着装置について説明する。
図10に示すように、部品装着装置200は、実施の形態1における部品装着装置100と比べて、下記の点が異なる。
部品装着装置200は、連結箇所200bに見られるように、停止することなく、リールを連結することができる。ただし、リールを連結するためには、一定以上の長さ(以下、連結可能長と呼称する。)が必要である。そこで、作業者130は、生産を開始する前に、連結可能長以下のリール(以下、連結対象リールと呼称する。)に対して、事前に、リールを連結しておくとする。
なお、連結可能長は、生産ラインで一律である。しかしながら、図6に示すように、リールに配置されている部品のピッチ(フィールド153c)が、部品の品番ごとに異なる。このため、連結可能長のリールに配置されている部品の個数は、部品の品番ごとに異なる。
<構成>
次に、本実施の形態における部品管理装置の構成について説明する。
図11、図12に示すように、部品管理装置210は、実施の形態1における部品管理装置110と比べて、在庫確認部114gの代わりに、在庫確認部214gを備える点が異なる。
なお、在庫確認部214gの部品割当機能が、上記部品割当部に該当する。
<在庫確認部214g>
在庫確認部214gは、在庫確認部114gの機能以外にも、連結対象リールについては、作業者130が事前にリールを連結することができるように、1本余分にリールを追加する。追加したリールも含めて在庫を確認する。
具体的には、在庫確認部214gは、余剰数が必要数より小さい場合には、各部品について、引当対象生産計画が実行された後の残数を再計算する。連結可能長のリールに配置されている部品の個数(以下、連結可能数と呼称する。)よりも、再計算した残数が小さいか否かを判定する。再計算した残数が連結可能数よりも小さい場合には、1本余分にリールを追加する。
一方、在庫確認部214gは、余剰数が必要数より小さくない場合には、各部品について、残数が連結可能数よりも小さいか否かを判定する。残数が連結可能数よりも小さい場合には、1本余分にリールを追加する。
そして、在庫確認部214gは、1本余分にリールを追加する場合も含めて、在庫情報データベース124に登録されている在庫情報を参照しながら、追加分の部品が倉庫にあるか否かを判定する。このとき、倉庫の中途部品棚に収納されている中途のリールの中からフリーのものを割り当てる。倉庫の中途部品棚に収納されている中途のリールで不足する場合には、倉庫の新品部品棚に収納されている新品のリールの中からフリーのものを割り当てる。さらに、各部品について、倉庫に収納されているもので、必要数を確保することができるか否かを判定する。
<動作>
次に、引当処理部214で実行される引当処理について説明する。
図13、図14に示すように、本実施の形態における引当処理は、実施の形態1における引当処理と比べて、処理(S107)の実行結果に応じて、処理(S201)−処理(S205)を実行する点が異なる。
(S201)判定した結果、引当処理部214は、余剰数が必要数より小さい場合には(S107:YES)、各部品について、引当対象生産計画実行後の残数を特定する。
(S202)次に、引当処理部214は、再計算した残数が連結可能数よりも小さいか否かを判定する。
(S203)判定した結果、引当処理部214は、引当対象生産計画実行後の残数が連結可能数よりも小さい場合には(S202:YES)、1本余分にリールを追加して、処理(S108)以降を実行する。
(S204)一方、引当処理部214は、余剰数が必要数より小さくない場合には(S107:NO)、各部品について、残数が連結可能数よりも小さいか否かを判定する。
(S205)判定した結果、引当処理部214は、残数が連結可能数よりも小さい場合には(S204:YES)、1本余分にリールを追加して、処理(S108)以降を実行する。一方、残数が連結可能数よりも小さくない場合には(S204:NO)、引当処理を終了する。
<まとめ>
以上、本実施の形態によれば、生産を開始する前に、連結可能長以下のリール(以下、連結対象リールと呼称する。)に対して、事前に、リールを連結することができる。これによって、リールを連結するために、生産中に停止することを回避することができる。
本発明は、プリント基板に装着される部品を管理する部品管理方法などとして、特に、各種プリント基板の生産計画に応じて生産ラインに供給される部品を管理する部品管理方法などとして利用することができる。
100 部品装着装置
100a 部品供給部
100b ヘッド
101 生産計画作成装置
102 生産実績収集装置
110 部品管理装置
111 生産計画情報処理部
112 生産実績情報処理部
113 入庫情報処理部
114 引当処理部
114a 残数特定部
114b 閾値設定部
114c 残数判定部
114d 余剰数設定部
114e 必要数特定部
114f 供給確認部
114g 在庫確認部
114h ピッキングリスト作成部
114i 欠品リスト作成部
115 ピッキング処理部
120 記憶装置
121 生産計画情報データベース
122 部品構成情報データベース
123 部品情報データベース
124 在庫情報データベース
130 作業者
131 CRT
132 キーボード
133 バーコードプリンタ
134 プリンタ
135 PDA
136 バーコードリーダ
140 リール
141 バーコードラベル
142a ピッキングリスト
142b 欠品リスト
200 部品装着装置
210 部品管理装置
214 引当処理部
214g 在庫確認部

Claims (12)

  1. 各種プリント基板の生産計画に応じて生産ラインに供給される部品を管理する部品管理装置であって、
    各種プリント基板の生産計画の中から引当処理の対象として選択された生産計画を第1の生産計画として、前記第1の生産計画の前に実行される生産計画を第2の生産計画とした場合において、
    各種部品の在庫に関する情報である在庫情報が登録されている在庫情報データベースと、
    部品の品番ごとに、前記第2の生産計画の実行で消費されずに前記生産ラインに残る部品の数である残数が所定の数よりも多い場合には、前記残数から前記所定の数を引いた数に余剰数を設定する設定手段と、
    部品の品番ごとに、前記第1の生産計画の実行で消費される部品の数である必要数よりも前記余剰数が少ない場合には、前記在庫情報データベースを参照しながら、前記必要数から前記余剰数を引いた数の部品が倉庫にあるか否かを確認する確認手段とを備える
    ことを特徴とする部品管理装置。
  2. 前記必要数から前記余剰数を引いた数の部品が倉庫にある場合には、前記在庫情報データベースに登録されている在庫情報を参照しながら、ピッキング対象の部品の一覧表であるピッキングリストを作成するピッキングリスト作成手段と、
    前記必要数から前記余剰数を引いた数の部品が倉庫にない場合には、前記在庫情報データベースに登録されている在庫情報を参照しながら、欠品部品の一覧表である欠品リストを作成する欠品リスト作成手段とを備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の部品管理装置。
  3. 所定の部品が複数のカセットから供給される場合には、前記所定の部品を供給する複数のカセットに取り付けられたリールに梱包されている部品の数に、前記所定の部品を供給する複数のカセットの本数を掛けた数を前記所定の数として設定する閾値設定手段を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の部品管理装置。
  4. 部品が消費されていない新品のリールと、部品が消費されている中途のリールとが倉庫に収納されている場合において、
    前記必要数よりも前記余剰数が少ない場合には、前記必要数から前記余剰数を引いた数の部品を、前記中途のリールから優先して割り当てる部品割当手段を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の部品管理装置。
  5. 複数のカセットから同種の部品が供給される場合において、
    前記複数のカセットの中から選択された所定のカセットに用意される部品を、前記余剰数の部品と倉庫に収納されている部品とから割り当て、前記複数のカセットにおける前記所定のカセット以外に用意される部品を、倉庫に収納されている部品から割り当てる部品割当手段を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の部品管理装置。
  6. 前記第2の生産計画の実行後に、第1のリールに梱包されている部品の数が所定の数よりも少ない場合には、前記第1の生産計画の実行前に前記第1のリールに連結される前記第2のリールを余分にピッキング対象として追加して、前記第2のリールも含めて、前記必要数から前記余剰数を引いた数の部品を、倉庫に収納されているリールから割り当てる部品割当手段を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の部品管理装置。
  7. 各種プリント基板の生産計画に応じて生産ラインに供給される部品を管理する部品管理方法であって、
    各種プリント基板の生産計画の中から引当処理の対象として選択された生産計画を第1の生産計画として、前記第1の生産計画の前に実行される生産計画を第2の生産計画とした場合において、
    部品の品番ごとに、前記第2の生産計画の実行で消費されずに前記生産ラインに残る部品の数である残数が所定の数よりも多い場合には、前記残数から前記所定の数を引いた数に余剰数を設定して、
    部品の品番ごとに、前記第1の生産計画の実行で消費される部品の数である必要数よりも前記余剰数が少ない場合には、各種部品の在庫に関する情報である在庫情報が登録されている在庫情報データベースを参照しながら、前記必要数から前記余剰数を引いた数の部品が倉庫にあるか否かを確認する
    ことを特徴とする部品管理方法。
  8. 前記必要数から前記余剰数を引いた数の部品が倉庫にある場合には、前記在庫情報データベースに登録されている在庫情報を参照しながら、ピッキング対象の部品の一覧表であるピッキングリストを作成して、
    前記必要数から前記余剰数を引いた数の部品が倉庫にない場合には、前記在庫情報データベースに登録されている在庫情報を参照しながら、欠品部品の一覧表である欠品リストを作成する
    ことを特徴とする請求項7に記載の部品管理方法。
  9. 所定の部品が複数のカセットから供給される場合には、前記所定の部品を供給する複数のカセットに取り付けられたリールに梱包されている部品の数に、前記所定の部品を供給する複数のカセットの本数を掛けた数を前記所定の数とする
    ことを特徴とする請求項7に記載の部品管理方法。
  10. 部品が消費されていない新品のリールと、部品が消費されている中途のリールとが倉庫に収納されている場合において、
    前記必要数よりも前記余剰数が少ない場合には、前記必要数から前記余剰数を引いた数の部品を、前記中途のリールから優先して割り当てる
    ことを特徴とする請求項7に記載の部品管理方法。
  11. 複数のカセットから同種の部品が供給される場合において、
    前記複数のカセットの中から選択された所定のカセットに用意される部品を、前記余剰数の部品と倉庫に収納されている部品とから割り当て、前記複数のカセットにおける前記所定のカセット以外に用意される部品を、倉庫に収納されている部品から割り当てる
    ことを特徴とする請求項7に記載の部品管理方法。
  12. 前記第2の生産計画の実行後に、第1のリールに梱包されている部品の数が所定の数よりも少ない場合には、前記第1の生産計画の実行前に前記第1のリールに連結される前記第2のリールを余分にピッキング対象として追加して、前記第2のリールも含めて、前記必要数から前記余剰数を引いた数の部品を、倉庫に収納されているリールから割り当てる
    ことを特徴とする請求項7に記載の部品管理方法。
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