JP2010282336A - 印刷制御装置及びコンピュータプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 中間コードデータが過度に蓄積されるのを抑制すること。
【解決手段】 第1処理部12は、PDLデータに含まれる1ページ分のページデータ毎に、コード変換処理(S2〜S8,S14,S16)を実行することによって、1ページ分の中間コードデータを生成する。第2処理部14は、1ページ分の中間コードデータ毎に、描画処理(S32,S34,S40,S42)を実行することによって、1ページ分の描画データを生成する。第1処理部12及び第2処理部14は、描画処理が未だ実行されていない処理待ち状態の中間コードデータのページ数BCが「2」を超える場合に、処理待ち状態の3ページ目の中間コードデータに対する共同描画処理を実行する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、印刷に利用される描画データを生成する印刷制御装置に関する。
例えば、特許文献1には、CPUを備える印刷制御装置が開示されている。CPUは、第1〜第4のプロセッサエレメントを有する。各プロセッサエレメントは、並列的(同時的)に処理を実行することができる。第1のプロセッサエレメントは、ページ記述言語(Page Description Language)で記述されたPDLデータに含まれる1ページ分のページデータ毎に、コード変換処理を実行することによって、1ページ分の中間コードデータを生成する。第2〜第4のプロセッサエレメントは、1ページ分の中間コードデータ毎に、描画処理を共同して実行することによって、1ページ分の描画データを生成する。
特開2007−87137号公報 特開2007−125851号公報 特開2007−156613号公報 特開2000−203102号公報
上記の特許文献1の技術では、第2〜第4のプロセッサエレメントが実行する描画処理の進行状況に関わらず、第1のプロセッサエレメントは、処理待ち状態の各ページデータのコード変換処理を順次実行する。従って、第2〜第4のプロセッサエレメントによる描画処理に時間がかかると、処理待ち状態の多数のページの中間コードデータが蓄積され得る。しかしながら、従来では、描画処理の進行状況を考慮してコード変換処理を実行すること、換言すれば、処理待ち状態の中間コードデータが過度に蓄積されないように描画処理を実行することについて、充分に考慮されていなかった。
本明細書では、処理待ち状態の中間コードデータが過度に蓄積されないように適切に描画処理を実行する技術を開示する。
本明細書によって開示される印刷制御装置は、第1処理部と第2処理部とを備える。第1処理部は、ページ記述言語で記述されたPDLデータに含まれる1ページ分のページデータ毎に、コード変換処理を実行することによって、1ページ分の中間コードデータを生成する。第2処理部は、1ページ分の中間コードデータ毎に、描画処理を実行することによって、1ページ分の描画データを生成する。第2処理部は、コード変換処理を実行しない。なお、上記の「ページ記述言語」という用語は、ページという概念を利用してデータを記述するためのあらゆる言語を含む概念である。ページ記述言語の例として、例えば、PDF(Portable Document Format)、PS(Post Script)等を挙げることができる。また、ワープロソフト、表計算ソフト、描画ソフト等で利用されている言語のうち、ページという概念を利用してデータを記述する言語も、ページ記述言語と呼ぶことができる。上記の「中間コードデータ」は、例えば、中間言語で記述された中間コードデータと言い換えることができる。また、上記の「描画データ」は、例えば、ビットマップ形式の描画データと言い換えることができる。
描画処理が未だ実行されていない処理待ち状態の中間コードデータのページ数が所定数を超えない第1の場合には、第1処理部は、コード変換処理が未だ実行されていない処理待ち状態のページデータに対するコード変換処理を実行し、第2処理部は、処理待ち状態の中間コードデータに対する描画処理を実行する。なお、上記の「所定数」は、例えば、予め決められた数(例えば1以上の所定数)と言い換えてもよい。
処理待ち状態の中間コードデータのページ数が上記の所定数を超える第2の場合には、第1処理部は、処理待ち状態の第1の特定ページの中間コードデータに対する描画処理の一部である第1の部分処理を実行し、第2処理部は、処理待ち状態の上記の第1の特定ページの中間コードデータに対する描画処理の一部である第2の部分処理を実行する。なお、上記の「第2の場合には、第1処理部は、・・・第1の部分処理を実行し、第2処理部は、・・・第2の部分処理を実行する」という文章は、例えば、「第2の場合には、第1処理部と第2処理部とが共同して、処理待ち状態の第1の特定ページの中間コードデータに対する描画処理を実行する」と言い換えてもよい。また、上記の文章は、例えば、「第2の場合には、第1処理部は、処理待ち状態の中間コードデータのうちの第1部分に対する描画処理を実行し、第2処理部は、処理待ち状態の中間コードデータのうちの第1部分以外の第2部分に対する描画処理を実行する」と言い換えてもよい。
上記の印刷制御装置によると、処理待ち状態の中間コードデータのページ数が少ない上記の第1の場合には、第1処理部は、コード変換処理を実行する。一方において、処理待ち状態の中間コードデータのページ数が多い上記の第2の場合には、第1処理部は、コード変換処理を実行する代わりに、第2処理部と共同して描画処理を実行する。このために、処理待ち状態の中間コードデータが過度に蓄積されないように適切に描画処理を実行することができる。これにより、例えば、処理待ち状態の中間コードデータを記憶するためのメモリ容量を低減させることができる。
第1処理部が1ページ分のページデータに対するコード変換処理を終了した結果、処理待ち状態の中間コードデータのページ数が上記の所定数を超えたときに、第2処理部が対象ページの中間コードデータに対する描画処理を実行している場合(以下では特定の場合と呼ぶ)がある。上記の特定の場合に、第2処理部が対象ページの中間コードデータに対する描画処理を終了する前に、第1処理部は、上記の第1の特定ページの中間コードデータに対する第1の部分処理を開始してもよい。しかしながら、この構成の場合、第2処理部によって上記の対象ページの中間コードデータから生成される描画データと、第1処理部によって上記の対象ページと異なる第1の特定ページの中間コードデータから生成される描画データ(即ち第1の部分処理によって第1の特定ページの中間コードデータから生成される1ページ分の描画データの一部)と、を同時的に蓄積する必要があることから、多くのメモリ容量が必要になる。描画データを記憶するためのメモリ容量を低減させるために、以下の構成を採用してもよい。
即ち、上記の特定の場合に、第2処理部による上記の対象ページの中間コードデータに対する描画処理が終了するまで、第1処理部は、上記の第1の特定ページの中間コードデータに対する第1の部分処理を開始しなくてもよい。第2処理部による上記の対象ページの中間コードデータに対する描画処理が終了した後に、第1処理部及び第2処理部は、上記の第1の特定ページの中間コードデータに対する第1の部分処理及び第2の部分処理を開始してもよい。この構成によると、上記の対象ページの中間コードデータから生成される描画データと、上記の第1の特定ページの中間コードデータから生成される描画データと、を同時的に蓄積する必要がない。このために、描画データを記憶するためのメモリ容量を低減させることができる。
第1処理部及び第2処理部は、上記の第1の特定ページの中間コードデータに対する第1の部分処理及び第2の部分処理をほぼ同時に開始してもよい。一方において、第1処理部及び第2処理部は、上記の第1の特定ページの中間コードデータに対する第1の部分処理及び第2の部分処理を異なるタイミングで開始してもよい。
第1処理部がPDLデータに含まれる最後のページのページデータに対するコード変換処理を終了した後に、処理待ち状態の第2の特定ページの中間コードデータが存在する場合には、処理待ち状態の中間コードデータのページ数が上記の所定数を超えるのか否かに関わらず、第1処理部及び第2処理部は、上記の第2の特定ページの中間コードデータに対する第1の部分処理及び第2の部分処理を実行してもよい。この構成によると、コード変換処理が実行されるべき処理待ち状態のページデータが存在しない場合に、第1処理部は、第2処理部と共同して、上記の第2の特定ページの中間コードデータに対する描画処理を実行することができる。第2処理部のみが上記の第2の特定ページの中間コードデータに対する描画処理を実行する構成と比べると、描画処理を高速で行なうことができる。
なお、上記の印刷制御装置を実現するための制御方法、及び、コンピュータプログラムも新規で有用である。
通信システムの構成の一例を示す。 データが変換される様子の一例を示す。 第1処理部と第2処理部とが実行する処理の一例のタイムチャートを示す。 第1処理部が実行する処理のフローチャートを示す。 図4の続きのフローチャートを示す。 第2処理部が実行する処理のフローチャートを示す。 図6の続きのフローチャートを示す。
ここでは、以下の実施例に記載の技術の一部を列挙しておく。
(形態1)印刷制御装置は、PDLデータを記憶する第1の記憶部をさらに備えていてもよい。第1処理部は、PDLデータに含まれる1ページ分のページデータに対するコード変換処理が終了する毎に、当該1ページ分のページデータを第1の記憶部から削除してもよい。
(形態2)印刷制御装置は、コード変換処理で生成される中間コードデータを記憶する第2の記憶部をさらに備えていてもよい。第2の記憶部は、複数ページ分の中間コードデータを記憶可能である。第2処理部は、1ページ分の中間コードデータに対する描画処理が終了する毎に、当該1ページ分の中間コードデータを第2の記憶部から削除してもよい。
(形態3)印刷制御装置は、描画処理で生成される多諧調(例えば256階調)のビットマップ形式の描画データを記憶する第3の記憶部と、少階調(例えば2階調)のビットマップ形式の印刷データを記憶するページメモリと、をさらに備えていてもよい。第2処理部は、第3の記憶部に記憶される1ページ分の描画データ毎に、当該描画データを利用して1ページ分の印刷データをページメモリに書き込む特定の処理を実行してもよい。第2処理部は、上記の特定の処理が終了する毎に、当該特定の処理で利用された描画データを第3の記憶部から削除してもよい。
(形態4)第1処理部による上記の第1の特定ページの中間コードデータに対する第1の部分処理が終了する第1のタイミングよりも、第2処理部による上記の第1の特定ページの中間コードデータに対する第2の部分処理が終了する第2のタイミングの方が早い場合に、第1処理部による上記の第1の特定ページの中間コードデータに対する第1の部分処理が終了するまで、第2処理部は、処理待ち状態の別のページの中間コードデータに対する描画処理を開始せずに待機してもよい。この場合、第2処理部は、第1処理部による上記の第1の特定ページの中間コードデータに対する第1の部分処理が終了した後に、上記の別のページの中間コードデータに対する描画処理を開始してもよい。この構成によると、上記の第1の特定ページの中間コードデータから生成される描画データと、上記の別のページの中間コードデータから生成される描画データと、を同時的に蓄積する必要がない。このために、描画データを記憶するためのメモリ容量を低減させることができる。
(形態5)上記の第2のタイミングよりも、上記の第1のタイミングの方が早い場合に、第2処理部による上記の第1の特定ページの中間コードデータに対する第2の部分処理が終了するのを待たずに、第1処理部は、処理待ち状態のページデータに対するコード変換処理を開始してもよい。この構成によると、第1処理部は、中間コードデータを迅速に生成することができる。
(システムの構成)
図面を参照して実施例を説明する。図1は、本実施例の通信システム2の概略図を示す。通信システム2は、プリンタ10と外部装置70とを備える。プリンタ10と外部装置70とは、相互に通信可能である。外部装置70は、プリンタ10と別体に構成されているデバイスであって、例えば、PC、PDA、サーバ、テレビ、他のプリンタ等である。
(プリンタ10の構成)
プリンタ10の構成について詳しく説明する。プリンタ10は、デュアルコアプロセッサ11と、記憶部16と、印刷部50と、ネットワークインターフェイス60と、を備える。デュアルコアプロセッサ11は、第1処理部(第1プロセッサコア)12と第2処理部(第2プロセッサコア)14とを備える。ネットワークインターフェイス60は、図示省略のLANに接続されている。プリンタ10は、ネットワークインターフェイス60とLANを介して、外部装置70と通信可能である。第1処理部12と第2処理部14とは、並列的(同時的)に処理を実行することができる。図2を参照しながら、第1処理部12及び第2処理部14がPDLデータから中間コードデータを経て描画データを生成する手法について、簡単に説明しておく。
外部装置70からプリンタ10にPDLデータ20(図1参照)が送信される。PDLデータ20は、ページ記述言語(PS、PDF等)で記述されたデータである。PDLデータ20は、複数ページ分のページデータ20−1〜20−Nを含み得る。ただし、PDLデータ20は、1ページ分のページデータのみによって構成されることもあり得る。第1処理部12は、1ページ分のページデータ20−1等毎に、当該ページデータに対するコード変換処理を実行することによって、1ページ分の中間コードデータ24−1等を生成する。中間コードデータ24−1等は、プリンタ10のベンダによって採用された中間言語で記述されたデータである。なお、本実施例では、第2処理部14がコード変換処理を実行することはない。
第2処理部14は、1ページ分の中間コードデータ24−1等毎に、当該1ページ分の中間コードデータに対する描画処理を実行することによって、1ページ分の描画データ28−1等を生成する。描画データ28−1等は、多諧調(例えば256階調)のビットマップ形式のデータである。第2処理部14は、1ページ分の描画データ28−1等を、後述するページメモリ29に書き込む。この過程において、多諧調のビットマップ形式の描画データ28−1等が、少階調(例えば2階調)のビットマップ形式の印刷データ29(図2では図示省略しているが図1に示されている)に変換される。後述する印刷部50は、1ページ分の描画データ28−1等毎に、当該1ページ分の描画データ28−1等から生成される印刷データ29(図1参照)に従って印刷処理を実行することによって、当該1ページ分の描画データが表す画像が形成された1ページ分の印刷媒体80−1等を生成する。
なお、本実施例では、後述する所定の条件を満たした場合に、第1処理部12と第2処理部14とが共同して、1ページ分の中間コードデータ24−1等に対する描画処理を実行する。即ち、第1処理部12が処理待ち状態の特定ページの中間コードデータに対する描画処理の一部を実行し、それと同時に、第2処理部14が上記の特定ページの中間コードデータに対する描画処理の一部を実行する。以下では、第1処理部12と第2処理部14とが共同して実行する描画処理のことを「共同描画処理」と呼ぶ。これに対し、第2処理部14が1ページ分の中間コードデータ24−1等の全部に対して実行する描画処理のことを「通常描画処理」と呼ぶ。
上記の共同描画処理は、より具体的には、以下のように表現することができる。ここでは、上記の特定ページの中間コードデータから生成される1ページ分の描画データのことを「特定ページの描画データ」と呼ぶ。特定ページの描画データは、印刷部50によって印刷される。印刷部50は、印刷媒体を搬送しながら、その印刷媒体の搬送方向における前端から後端に向かう順で、特定ページの描画データに含まれる各部分を印刷する。印刷媒体の前端と後端との間の中間位置において、印刷媒体を前半部分と後半部分とに分けた場合に、特定ページの描画データのうち、印刷媒体の前半部分に印刷されるべき部分のことを、「特定ページの描画データの前半部分」と呼ぶ。また、特定ページの描画データのうち、印刷媒体の後半部分に印刷されるべき部分を、「特定ページの描画データの後半部分」と呼ぶ。また、特定ページの中間コードデータのうち、特定ページの描画データの前半部分を生成するために必要な部分のことを、「特定ページの中間コードデータの前半部分」と呼ぶ。また、特定ページの中間コードデータのうち、特定ページの描画データの後半部分を生成するために必要な部分のことを、「特定ページの中間コードデータの後半部分」と呼ぶ。共同描画処理では、第1処理部12は、特定ページの中間コードデータの後半部分から、特定ページの描画データの後半部分を生成する。また、共同描画処理では、第2処理部14は、特定ページの中間コードデータの前半部分から、特定ページの描画データの前半部分を生成する。
図1に示される記憶部16は、バッファ領域18と、中間コード記憶領域22と、描画データ記憶領域26と、プログラム記憶領域30と、処理情報記憶領域38と、その他の記憶領域40と、を備える。バッファ領域18は、PDLデータ20を記憶する。上述したように、PDLデータ20は、複数ページ分のページデータ20−1〜20−N(図2参照)を含む場合がある。この場合、バッファ領域18は、複数ページ分のページデータ20−1〜20−Nを同時に記憶する。中間コード記憶領域22は、PDLデータ20に含まれる1ページ分のページデータ20−1等から1ページ分の中間コードデータ24−1等が生成された場合に、その1ページ分の中間コードデータ24−1等を記憶する。中間コード記憶領域22は、複数ページ分の中間コードデータ24−1等を同時に記憶可能である。描画データ記憶領域26は、1ページ分の中間コードデータ24−1等から1ページ分の描画データ28−1等が生成された場合に、その1ページ分の描画データ28−1等を記憶する。描画データ記憶領域26は、中間コード記憶領域22と異なり、1ページ分の描画データ28−1等のみを記憶可能である。
プログラム記憶領域30は、第1処理部用メインプログラム31と、第2処理部用メインプログラム32と、コード変換処理用プログラム33と、描画処理用プログラム34と、その他のプログラム35と、を記憶する。第1処理部用メインプログラム31は、第1処理部12が後述する図4及び図5に示される各処理を実行するためのプログラムである。第2処理部用メインプログラム32は、第2処理部14が後述する図6及び図7に示される各処理を実行するためのプログラムである。
コード変換処理用プログラム33は、第1処理部12がページデータ20−1等から中間コードデータ24−1等を生成するコード変換処理を実行するためのプログラムである。即ち、コード変換処理用プログラム33は、第1処理部12が図4のS104の処理を実行するためのプログラムである。コード変換処理用プログラム33は、複数種類のPDL(例えばPS、PDF等)のそれぞれについて、当該種類のPDLで記述されたページデータから、中間言語で記述された中間コードデータを生成するためのプログラムを含んでいる。コード変換処理用プログラム33は、例えば、第1種類のPDLであるP1で記述されたページデータから中間コードデータを生成するためのプログラムと、第2種類のPDLであるP2で記述されたページデータから中間コードデータを生成するためのプログラムと、を含む。コード変換処理用プログラム33を用いると、いずれの種類のPDLで記述されたページデータであっても、同じ中間言語で記述された中間コードデータに変換することができる。
描画処理用プログラム34は、第1処理部12及び第2処理部14が中間コードデータ24−1等から描画データ28−1等を生成する描画処理を実行するためのプログラムである。即ち、描画処理用プログラム34は、第1処理部12が図4のS116及び図5のS138の処理を実行するためのプログラムである。また、描画処理用プログラム34は、第2処理部14が図6のS204及びS208の処理を実行するためのプログラムである。プログラム35は、上記の各プログラム31〜34以外のプログラムである。プログラム35は、例えば、外部装置70と通信するためのプログラム、印刷部50を制御するためのプログラム等を含む。
処理情報記憶領域38は、PDLデータ20から中間コードデータ24−1等を経て描画データ28−1等を生成する過程で使用される様々な情報PN,CN,TN,BC,HSF,HEFを記憶する。PNは、PDLデータ20の全ページ数である。即ち、PNは、PDLデータ20に含まれるページデータ20−1〜20−Nの個数である。CNは、コード変換処理の処理対象のページデータ20−1等のページ番号である。TNは、描画処理(通常描画処理と共同描画処理の両方を含む)の処理対象の中間コードデータ24−1等のページ番号である。BCは、描画処理が実行されるべき処理待ち状態の中間コードデータ24−1等のページ数である。即ち、BCは、処理待ち状態の中間コードデータ24−1等の個数である。例えば、1ページ目の中間コードデータ24−1と2ページ目の中間コードデータ24−2とが処理待ち状態である場合、BCは「2」である。BCは、CNからTNを減算した値と言い換えることもできる。
HSFは、第1フラグであり、「1」と「0」のどちらかの値に設定される。第1フラグHSFは、共同描画処理を実行すべきことを第1処理部12が決定した場合に、そのように決定されたことを第2処理部14に知らせるためのフラグである。また、第1フラグHSFは、以下のように表現することもできる。即ち、第1フラグHSFは、TNで示されるページの中間コードデータに対する通常描画処理を第2処理部14が実行している間に、TN+1で示されるページの中間コードデータに対する共同描画処理を実行すべきことを第1処理部12が決定した場合に、第2処理部14が上記の通常描画処理を終了するまで、上記の共同描画処理を開始しないように、第1処理部12を待機させるためのフラグである。
HEFは、第2フラグであり、「1」と「0」のどちらかの値に設定される。第2フラグHEFは、第1処理部12の共同描画処理が終了したことを第2処理部14に知らせるためのフラグである。また、第2フラグHEFは、以下のように表現することもできる。即ち、第2フラグHEFは、TNで示されるページの中間コードデータに対する共同描画処理を第1処理部12と第2処理部14とが実行し、第1処理部12よりも先に第2処理部14が上記の共同描画処理を終了した場合に、第1処理部12が上記の共同描画処理を終了するまで、TN+1で示されるページの中間コードデータに対する通常描画処理を開始しないように、第2処理部14を待機させるためのフラグである。
印刷部50は、ページメモリ52と印刷機構54とを備える。ページメモリ52は、1ページ分の印刷データ29を記憶するためのメモリである。印刷データ29は、例えば2階調(ドットのON/OFF)のような少階調のビットマップ形式のデータである。上記の通常描画処理又は共同描画処理によって生成された1ページ分の描画データ28−1等(多諧調のビットマップ形式のデータ)は、まず、記憶部16の描画データ記憶領域26に記憶される。1ページ分の描画データ28−1等は、描画データ記憶領域26から印刷部50に出力される。これにより、多諧調の1ページ分の描画データ28−1等に対応する少階調の1ページ分の印刷データ29が、ページメモリ52に書き込まれる。印刷機構54は、インクジェット方式又はレーザ方式の印刷機構である。本実施例では、印刷機構54は、デュアルコアプロセッサ11(第1処理部12と第2処理部14との少なくとも一方)によって制御される。ただし、印刷部50がデュアルコアプロセッサ11以外の独自のプロセッサを備えており、そのプロセッサが印刷機構54を制御してもよい。
(第1処理部12と第2処理部14とが実行する処理の一例)
図3は、第1処理部12と第2処理部14とが実行する処理の一例のタイムチャートを示す。図3の例では、PDLデータ20は、6ページ分のページデータ20−1等を含んでいる。第1処理部12は、1ページ目から6ページ目まで昇順にコード変換処理を実行する。コード変換処理の処理対象のページ番号を示すCNが「1」である場合、第1処理部12は、1ページ目のページデータ20−1に対するコード変換処理を開始する(S2)。これにより、1ページ目の中間コードデータ24−1が生成される。S2のコード変換処理が終了すると、CNが「2」になる。
CNが「2」になると、第1処理部12は、2ページ目のページデータ20−2に対するコード変換処理を開始する(S4)。これにより、2ページ目の中間コードデータ24−2が生成される。S4のコード変換処理が終了すると、CNが「3」になり、第1処理部12は、3ページ目のページデータに対するコード変換処理を開始する(S6)。S6のコード変換処理が終了すると、CNが「4」になり、第1処理部12は、4ページ目のページデータに対するコード変換処理を開始する(S8)。
第1処理部12がS2の処理を実行している間は、描画処理が実行されるべき処理待ち状態の中間コードデータがまだ存在しない(即ちBCが「0」である)。従って、第2処理部14は、描画処理の処理対象のページ番号を示すTNが「1」であっても、第1処理部12がS2の処理を実行している間は、描画処理を開始せずに待機する(S30)。第1処理部12がS2のコード変換処理を終了すると、第2処理部14は、1ページ目の中間コードデータ24−1に対する通常描画処理を開始する(S32)。これにより、1ページ目の描画データ28−1が生成される。S32の通常描画処理が終了すると、TNが「2」になり、第2処理部14は、2ページ目の中間コードデータ24−2に対する通常描画処理を開始する(S34)。これにより、2ページ目の描画データ28−2が生成される。S34の通常描画処理が終了すると、TNが「3」になる。
第1処理部12がS2のコード変換処理を実行している間(第2処理部14がS30で待機している間)は、処理待ち状態の中間コードデータのページ数を示すBCは、「0」である。BCは、コード変換処理が終了する毎に増加する(「1」がプラスされる)。また、BCは、通常描画処理又は共同描画処理が終了する毎に減少する(「1」がマイナスされる)。本実施例では、BCが「2」を超えない値である場合(即ち「2」以下の値である場合)、第1処理部12は、処理待ち状態のページデータ20−1等に対するコード変換処理を実行する。また、BCが「2」を超えない値である場合、第2処理部14は、処理待ち状態の中間コードデータ24−1等に対する通常描画処理を実行する。一方において、BCが「2」を超える値になると(即ち「3」以上の値になると)、第1処理部12と第2処理部14とが共同描画処理を実行する。図3の例では、第1処理部12がS8のコード変換処理を終了すると、BCが「3」になる。この結果、第1処理部12と第2処理部14とが共同描画処理を実行する。この共同描画処理について、次に詳しく説明する。
第1処理部12がS8のコード変換処理を終了したタイミングT1において、第2処理部14は、S34の通常描画処理を実行している。この場合、第1処理部12は、コード変換処理を開始せずに待機する(S10)。即ち、S8のコード変換処理が終了してCNが「5」になっても、第1処理部12は、5ページ目のページデータに対するコード変換処理を実行しない。第1処理部12は、第2処理部14がS34の通常描画処理を終了するまで待機する。なお、タイミングT1において、第1処理部12は、第1フラグHSFを「0」から「1」に変更する。後述するように、第2処理部14は、S34の通常描画処理を終了するタイミングT2において、第1フラグHSFを「1」から「0」に変更する。第1処理部12は、第1フラグHSFが「1」から「0」になるまで待機する。
第2処理部14は、S34の通常描画処理を終了したタイミングT2において、第1フラグHSFを「1」から「0」に変更する。タイミングT2では、さらに、TNが「3」になり、BCが「2」になる。タイミングT2において、第1処理部12と第2処理部14とは、3ページ目の中間コードデータに対する共同描画処理を開始する(S12,S36)。第1処理部12と第2処理部14とは、S12とS36の共同描画処理をほぼ同時に開始する。図3の例では、第1処理部12がS12の共同描画処理を終了するタイミングT4よりも、第2処理部14がS36の共同描画処理を終了するタイミングT3の方が早い。後述するように、第1処理部12は、S12の共同描画処理を終了するタイミングT4において、第2フラグHEFを「0」から「1」に変更する。従って、タイミングT4よりも早いタイミングT3では、第2フラグHEFが「0」に維持されている。第2フラグHEFが「0」である場合、第2処理部14は、S36の共同描画処理を終了しても、次の第4ページの中間コードデータに対する通常描画処理を開始せずに待機する(S38)。第2処理部14は、第1処理部12がS12の共同描画処理を終了するまで待機する。即ち、第2処理部14は、第2フラグHEFが「0」から「1」になるまで待機する。
第1処理部12は、S12の共同描画処理を終了するタイミングT4において、第2フラグHEFを「0」から「1」に変更する。第2処理部14は、第2フラグHEFが「1」であり(即ち第1処理部12がS12の共同描画処理を終了しており)、かつ、自身のS36の共同描画処理が終了している場合に、第2フラグHEFを「1」から「0」に変更する。タイミングT4では、さらに、TNが「4」になり、BCが「1」になる。第2処理部14は、第4ページの中間コードデータに対する通常描画処理を開始する(S40)。S40の通常描画処理が終了すると、TNが「5」になり、第2処理部14は、5ページ目の中間コードデータに対する通常描画処理を開始する(S42)。S42の通常描画処理が終了すると、TNが「6」になる。
一方において、第1処理部12は、S12の共同描画処理を終了すると、5ページ目のページデータに対するコード変換処理を実行する(S14)。S14のコード変換処理が終了すると、CNが「6」になり、第1処理部12は、6ページ目のページデータに対するコード変換処理を開始する(S16)。S16のコード変換処理が終了すると、CNが「7」になるが、7ページ目のページデータが存在しないために、第1処理部12は、さらなるコード変換処理を実行しない。コード変換処理の対象のページデータが存在しない場合、第1処理部12は、BCの値に関わらず、共同描画処理を実行する。この共同描画処理について、次に詳しく説明する。
第1処理部12がS16のコード変換処理を終了したタイミングT5において、第2処理部14は、S42の通常描画処理を実行している。第1処理部12は、第2処理部14がS42の通常描画処理を終了するまで待機する(S18)。なお、タイミングT5において、第1処理部12は、第1フラグHSFを「0」から「1」に変更する。後述するように、第2処理部14は、S42の通常描画処理を終了するタイミングT6において、第1フラグHSFを「1」から「0」に変更する。第1処理部12は、第1フラグHSFが「1」から「0」になるまで待機する。
第2処理部14は、S42の通常描画処理を終了したタイミングT6において、第1フラグHSFを「1」から「0」に変更する。タイミングT6では、さらに、TNが「6」になり、BCが「1」になる。タイミングT6において、第1処理部12と第2処理部14とは、6ページ目の中間コードデータに対する共同描画処理を開始する(S20,S44)。第1処理部12と第2処理部14とは、S20とS44の共同描画処理をほぼ同時に開始する。図3の例では、第1処理部12がS20の共同描画処理を終了するタイミングT7が、第2処理部14がS44の共同描画処理を終了するタイミングT8よりも早い。第1処理部12は、S20の共同描画処理を終了するタイミングT7において、第2フラグHEFを「0」から「1」に変更する。第2処理部14は、S44の共同描画処理を終了するタイミングT8において、第2フラグHEFを「1」から「0」に変更する。タイミングT8では、さらに、TNが「7」になり、BCが「0」になる。描画処理の対象の中間コードデータが存在しないために、第1処理部12と第2処理部14とは処理を終了する。
(第1処理部12が実行する処理)
続いて、第1処理部12が実行する処理について詳しく説明する。図4及び図5は、第1処理部12が実行する処理のフローチャートを示す。図4及び図5の処理は、外部装置70からPDLデータ20が受信され、そのPDLデータ20がバッファ領域18(図1参照)に記憶されたことをトリガとして開始される。なお、PDLデータ20がバッファ領域18に記憶されると、PDLデータ20の全ページ数PNが、処理情報記憶領域38に書き込まれる。
第1処理部12は、処理情報記憶領域38の各情報BC,HSF,HEFを初期化し(即ち「0」を書き込み)、CN,TNに「1」を書き込む(S100)。次いで、第1処理部12は、CNがPNより大きいのか否かを判断する(S102)。ここでNOの場合、第1処理部12は、PDLデータ20のCNページ目のページデータ20−1等(例えば1ページ目のページデータ20−1)に対するコード変換処理を実行する(S104)。これにより、1ページ分の中間コードデータ24−1等が生成される。第1処理部12は、S104で生成された1ページ分の中間コードデータ24−1等を中間コード記憶領域22(図1参照)に書き込む。S104は、図3のS2〜S8及びS14〜S16のコード変換処理に対応する。次いで、第1処理部12は、PDLデータ20のCNページ目のページデータ20−1等をバッファ領域18から削除する(S106)。
続いて、第1処理部12は、CNに「1」を加算し、BCに「1」を加算する(S108)。次いで、第1処理部12は、BCが2より大きいのか否かを判断する(S110)。ここでNOの場合、S102に戻る。一方において、S110でYESの場合、第1処理部12は、第1フラグHSFを「0」から「1」に変更する(S112)。S112は、図3のタイミングT1において、第1フラグHSFを「0」から「1」に変更することに対応する。第1処理部12は、第1フラグHSFが「0」になるまで待機する(S114)。S114は、図3のS10の待機処理に対応する。
第1フラグHSFが「0」になると(S114でNOの場合)、第1処理部12は、TNページ目の中間コードデータ24−1等の後半部分に対する描画処理を実行する(S116)。これにより、TNページ目の描画データ28−1等の後半部分が生成される。第1処理部12は、ここで生成された描画データを描画データ記憶領域26(図1参照)に書き込む。S116は、図3のS12の共同描画処理に対応する。S116を終えると、第1処理部12は、第2フラグHEFを「0」から「1」に変更する(S118)。S118は、図3のタイミングT4において、第2フラグHEFを「0」から「1」に変更することに対応する。S118を終えると、S102に戻る。
S102でYESの場合、図5のS130に進む。S130では、第1処理部12は、BCが「0」より大きいのか否かを判断する。ここでNOの場合(BCが「0」である場合)、処理が終了する。一方において、S130でYESの場合(BCが「0」より大きい場合)、第1処理部12は、第1フラグHSFを「0」から「1」に変更する(S132)。S132は、図3のタイミングT5において、第1フラグHSFを「0」から「1」に変更することに対応する。第1処理部12は、第1フラグHSFが「0」になるまで待機する(S134)。S134は、図3のS18の待機処理に対応する。
第1フラグHSFが「0」になると(S134でNOの場合)、第1処理部12は、BCが「0」より大きいのか否かを判断する(S136)。ここでNOの場合(BCが「0」である場合)、処理が終了する。一方において、S136でYESの場合(BCが「0」より大きい場合)、第1処理部12は、TNページ目の中間コードデータ24−1等の後半部分に対する描画処理を実行する(S138)。S138は、図4のS116と同様の処理である。S138は、図3のS20の共同描画処理に対応する。S138を終えると、第1処理部12は、第2フラグHEFを「0」から「1」に変更する(S140)。S140は、図3のタイミングT7において、第2フラグHEFを「0」から「1」に変更することに対応する。S140を終えると、処理が終了する。
なお、S130と同じ判断がS136で再び実行されるのは、以下の理由による。例えば、S130が実行される時点において、BCが「1」であり、かつ、第2処理部14が通常描画処理を実行している場合がある。このような場合では、S130ではYESと判断されるが、第2処理部14が上記の通常描画処理を終了すると、BCから「1」が減算され(図7のS236参照)、BCが「0」になる。この場合、処理待ち状態の中間コードデータが存在せず、第1処理部12は、S138の共同描画処理を実行する必要がない。即ち、S136は、第2処理部14が通常描画処理を終了した後に、処理待ち状態の中間コードデータが存在するのか否かを判断するために行なわれる。
(第2処理部14が実行する処理)
続いて、第2処理部14が実行する処理について詳しく説明する。図6及び図7は、第2処理部14が実行する処理のフローチャートを示す。図6及び図7の処理は、第1処理部12の場合と同様に、PDLデータ20がバッファ領域18(図1参照)に記憶されたことをトリガとして開始される。
第2処理部14は、BCが「0」より大きくなるまで待機する(S200)。S200は、図3のS30の待機処理に対応する。BCが「0」より大きくなると、第2処理部14は、第1フラグHSFが「1」であるのか否かを判断する(S202)。ここでNOの場合、第2処理部14は、TNページ目の中間コードデータ24−1等の全部分に対する描画処理を実行する(S204)。即ち、第2処理部14は、TNページ目の中間コードデータ24−1等に対する通常描画処理を実行する。これにより、1ページ分の描画データ28−1等が生成される。第2処理部14は、S204で生成された1ページ分の描画データ28−1等を描画データ記憶領域26(図1参照)に書き込む。S204は、図3のS32,S34,S40,S42の通常描画処理に対応する。S204を終えると、図7のS230に進む。
一方において、S202でYESの場合(第1フラグHSFが「1」である場合)、第2処理部14は、第1フラグHSFを「1」から「0」に変更する(S206)。S206は、図3のタイミングT2及びT6において、第1フラグHSFを「1」から「0」に変更することに対応する。次いで、第2処理部14は、TNページ目の中間コードデータ24−1等の前半部分に対する描画処理を実行する(S208)。これにより、TNページ目の描画データ28−1等の前半部分が生成される。第2処理部14は、ここで生成された描画データを描画データ記憶領域26(図1参照)に書き込む。S208は、図3のS36及びS44の共同描画処理に対応する。
S208を終えると、第2処理部14は、第2フラグHEFが「1」になるまで待機する(S210)。S210は、図3のS38の待機処理に対応する。第2フラグHEFが「1」になると、第2処理部14は、第2フラグHEFを「1」から「0」に変更する(S212)。S212は、図3のタイミングT4及びT8において、第2フラグHEFを「1」から「0」に変更することに対応する。S212を終えると、図7のS230に進む。
図7のS230では、第2処理部14は、TNページ目の中間コードデータ24−1等を中間コード記憶領域22から削除する。続いて、第2処理部14は、描画データ記憶領域26に記憶されているTNページ目の描画データ28−1等を印刷部50に出力(送信)する(S232)。即ち、第2処理部14は、TNページ目の描画データ28−1等を用いて印刷データ29(図1参照)をページメモリ52に書き込む。次いで、第2処理部14は、TNページ目の描画データ28−1等を描画データ記憶領域26から削除する(S234)。
なお、フローチャートには示していないが、印刷データ29がページメモリ52に書き込まれると、第1処理部12及び/又は第2処理部14は、印刷機構54を駆動する。これにより、印刷データ29が印刷媒体80−1等(図2参照)に印刷される。第1処理部12及び/又は第2処理部14は、印刷データ29の印刷が終了すると、その印刷データ29をページメモリ52から削除する。
S234を終えると、第2処理部14は、BCから「1」を減算する(S236)。さらに、第2処理部14は、TNに「1」を加算する(S238)。次いで、第2処理部14は、TNがPNより大きいのか否かを判断する(S240)。ここでNOの場合(TNがPN以下である場合)、図6のS200に戻る。一方において、S240でYESの場合(TNがPNより大きい場合)、第2処理部14は、第1フラグHSFが「1」であるのか否かを判断する(S242)。ここでYESの場合、第2処理部14は、第1フラグHSFを「1」から「0」に変更し(S244)、処理を終了する。一方において、S242でNOの場合、第2処理部14は、S244をスキップして処理を終了する。
なお、S242とS244が実行されるのは、以下の理由による。第1処理部12は、図5のS132において第1フラグHSFを「0」から「1」に変更し、図5のS134において第1フラグHSFが「1」になるまで待機する。仮に、図7のS242とS244が行なわれず、図7のS240でYESの場合に第2処理部14が処理を終了するように構成すると、第1処理部12が、図5のS134において待機し続けることになり、処理を終了することができない。このような状況が発生するのを避けるために、S242とS244が実行される。
本実施例の通信システム2について詳しく説明した。プリンタ10は、複数種類のページ記述言語(P1,P2)のいずれの種類のページ記述言語で記述されたPDLデータ20であっても、同じ中間言語で記述された中間コードデータ24−1等に変換し、次いで、ビットマップ形式の描画データ28−1等を生成する。
本実施例では、処理待ち状態の中間コードデータ24−1等のページ数BCが2を超えると(3以上になると)、第1処理部12は、コード変換処理を実行せずに、第2処理部14と共同して共同描画処理(図3のS12参照)を実行する。このために、処理待ち状態の中間コードデータ24−1等が過度に蓄積されないように適切に描画処理を実行することができる。これにより、例えば、処理待ち状態の中間コードデータ24−1等を記憶するためのメモリ容量(中間コード記憶領域22の記憶量)を低減させることができる。
また、図3に示されるように、第1処理部12は、S8のコード変換処理を終了した結果、BCが2を超えても、第2処理部14がS34の通常描画処理を終了するまで、S12の共同描画処理を開始せずに待機する(S10参照)。この構成によると、S34の通常描画処理で生成される描画データと、S12の共同描画処理で生成される描画データと、を描画データ記憶領域26(図1参照)に同時的に蓄積する必要がない。このために、描画データを記憶するためのメモリ容量(描画データ記憶領域26の記憶量)を低減させることができる。
さらに、第2処理部14は、S36の共同描画処理を終了しても、第1処理部12がS12の共同描画処理を終了するまで、S40の通常描画処理を開始せずに待機する(S38参照)。この構成によると、S12及びS36の共同描画処理で生成される描画データと、S40の通常描画処理で生成される描画データと、を描画データ記憶領域26(図1参照)に同時的に蓄積する必要がない。このために、描画データを記憶するためのメモリ容量(描画データ記憶領域26の記憶量)を低減させることができる。一方において、仮に、第2処理部14によるS36の共同描画処理が終了するタイミングT3よりも、第1処理部12によるS12の共同描画処理が終了するタイミングT4の方が早い場合には、第1処理部12は、S36の共同描画処理が終了するのを待たずに、CNページ目のコード変換処理を開始する。このことは、図4のS116を終えた場合に、第1処理部12が待機せずに、S118,S102を経て、S104に進むことから明らかである。この構成によると、第1処理部12は、CNページ目のコード変換処理を迅速に開始することができ、CNページ目の中間コードデータを迅速に生成することができる。
また、図3の例では、第1処理部12が最後のページのページデータ20−N(図2参照)に対するコード変換処理(S16)を終了した後に、BCが2を超えるのか否かに関わらず、第1処理部12及び第2処理部14は、6ページ目の中間コードデータに対する共同描画処理(S20及びS44)を実行する。この構成によると、コード変換処理を実行すべき対象のページデータが存在しない場合に、第1処理部12は、第2処理部14と共同して、共同描画処理を実行することができる。第2処理部14が6ページ目の中間コードデータに対する通常描画処理を実行する構成と比べると、描画処理を高速で行なうことができる。
以上の説明から明らかなように、本実施例のBCが、本発明の処理待ち状態の中間コードデータのページ数に対応し、図4のS110で閾値として用いられている「2」が本発明の所定数に対応する。また、図3のS12の共同描画処理、図3のS36の共同描画処理が、それぞれ、本発明の第1の部分処理、第2の部分処理に対応する。また、図3の例の場合、2ページ目の中間コードデータ、3ページ目の中間コードデータ、6ページ目の中間コードデータが、それぞれ、本発明の対象ページの中間コードデータ、第1の特定ページの中間コードデータ、第2の特定ページの中間コードデータに対応する。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。上記の実施例の変形例を以下に列挙する。
(1)上記の実施例では、PDLデータ20に含まれる複数のページデータ20−1〜20−Nのそれぞれに対するコード変換処理は、昇順で実行される(ページ番号の小さい方から順に実行される)。この結果、描画処理(通常描画処理及び共同描画処理)も、昇順で実行される。しかしながら、コード変換処理及び描画処理は、降順で実行されてもよい(ページ番号の大きい方から順に実行されてもよい)。
(2)上記の実施例では、第1処理部12は、最後のページのページデータ20−N(図2参照)に対するコード変換処理(S16)が終了した後に、S20の共同描画処理を実行する。しかしながら、第1処理部12は、S16が終了すると処理を終了し、S20の共同描画処理を実行しなくてもよい。この場合、第2処理部14は、最後のページのページデータ20−N(図2参照)に対する通常描画処理を実行してもよい。
(3)上記の実施例では、第1処理部12及び第2処理部14は、図3のタイミングT2において、共同描画処理(S12及びS36)をほぼ同時に開始する。また、第1処理部12及び第2処理部14は、図3のタイミングT6において、共同描画処理(S20及びS44)をほぼ同時に開始する。しかしながら、第1処理部12及び第2処理部14は、それぞれの共同描画処理を異なるタイミングで開始してもよい。
(4)上記の実施例では、BCが2を超える場合に、第1処理部12及び第2処理部14が共同描画処理を実行する。しかしながら、BCが1を超える場合に、第1処理部12及び第2処理部14が共同描画処理を実行してもよい。また、BCが3以上の所定値を超える場合に、第1処理部12及び第2処理部14が共同描画処理を実行してもよい。
(5)上記の実施例では、第1処理部12と第2処理部14とを備えるデュアルコアプロセッサを利用しているが、第1処理部12を備えるプロセッサと第2処理部14を備えるプロセッサとが独立して設けられている構成(2つのチップを備える構成)を採用してもよい。また、3つ以上の処理部を備える構成を採用してもよい。例えば、4つの処理部が利用される場合には、1つの処理部が中間コードデータを生成し、他の3つの処理部が並行して同じページの描画データを生成してもよい。
(6)上記の実施例では、PDLデータ20から描画データ28−1等を生成する主体がプリンタ10である。しかしながら、プリンタ10以外のデバイスにも、上記の実施例の技術を適用することができる。例えば、コピー機、ファクシミリ、多機能機、PC、サーバ等に適用することができる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:通信システム、10:プリンタ、11:デュアルコアプロセッサ、12:第1処理部、14:第2処理部、16:記憶部、20:PDLデータ、20−1〜20−N:ページデータ、24−1〜24−N:中間コードデータ、28−1〜28−N:描画データ、50:印刷部、BC:処理待ち状態の中間コードデータのページ数

Claims (5)

  1. 印刷制御装置であって、
    ページ記述言語で記述されたPDLデータに含まれる1ページ分のページデータ毎に、コード変換処理を実行することによって、1ページ分の中間コードデータを生成する第1処理部と、
    1ページ分の前記中間コードデータ毎に、描画処理を実行することによって、1ページ分の描画データを生成する第2処理部であって、前記コード変換処理を実行しない前記第2処理部と、
    を備え、
    前記描画処理が未だ実行されていない処理待ち状態の前記中間コードデータのページ数が所定数を超えない第1の場合には、
    前記第1処理部は、前記コード変換処理が未だ実行されていない処理待ち状態の前記ページデータに対する前記コード変換処理を実行し、
    前記第2処理部は、前記処理待ち状態の前記中間コードデータに対する前記描画処理を実行し、
    前記処理待ち状態の前記中間コードデータの前記ページ数が前記所定数を超える第2の場合には、
    前記第1処理部は、前記処理待ち状態の第1の特定ページの前記中間コードデータに対する前記描画処理の一部である第1の部分処理を実行し、
    前記第2処理部は、前記処理待ち状態の前記第1の特定ページの前記中間コードデータに対する前記描画処理の一部である第2の部分処理を実行する、印刷制御装置。
  2. 前記第1処理部が1ページ分の前記ページデータに対する前記コード変換処理を終了した結果、前記処理待ち状態の前記中間コードデータの前記ページ数が前記所定数を超えたときに、前記第2処理部が対象ページの前記中間コードデータに対する前記描画処理を実行している場合には、
    前記第2処理部による前記対象ページの前記中間コードデータに対する前記描画処理が終了するまで、前記第1処理部は、前記第1の特定ページの前記中間コードデータに対する前記第1の部分処理を開始せず、
    前記第2処理部による前記対象ページの前記中間コードデータに対する前記描画処理が終了した後に、前記第1処理部及び前記第2処理部は、前記第1の特定ページの前記中間コードデータに対する前記第1の部分処理及び前記第2の部分処理を開始する、請求項1に記載の印刷制御装置。
  3. 前記第1処理部及び前記第2処理部は、前記第1の特定ページの前記中間コードデータに対する前記第1の部分処理及び前記第2の部分処理をほぼ同時に開始する、請求項1又は2に記載の印刷制御装置。
  4. 前記第1処理部が前記PDLデータに含まれる最後のページの前記ページデータに対する前記コード変換処理を終了した後に、前記処理待ち状態の第2の特定ページの前記中間コードデータが存在する場合には、前記処理待ち状態の前記中間コードデータの前記ページ数が前記所定数を超えるのか否かに関わらず、前記第1処理部及び前記第2処理部は、前記第2の特定ページの前記中間コードデータに対する前記第1の部分処理及び前記第2の部分処理を実行する、請求項1から3のいずれか1項に記載の印刷制御装置。
  5. 第1処理部と第2処理部とを備える印刷制御装置に処理を実行させるためのコンピュータプログラムであって、
    前記第1処理部に、ページ記述言語で記述されたPDLデータに含まれる1ページ分のページデータ毎に、コード変換処理を実行させることによって、1ページ分の中間コードデータを生成させ、
    前記第2処理部に、前記コード変換処理を実行させずに、1ページ分の前記中間コードデータ毎に、描画処理を実行させることによって、1ページ分の描画データを生成させ、
    前記描画処理が未だ実行されていない処理待ち状態の前記中間コードデータのページ数が所定数を超えない第1の場合には、
    前記第1処理部に、前記コード変換処理が未だ実行されていない処理待ち状態の前記ページデータに対する前記コード変換処理を実行させ、
    前記第2処理部に、前記処理待ち状態の前記中間コードデータに対する前記描画処理を実行させ、
    前記処理待ち状態の前記中間コードデータの前記ページ数が前記所定数を超える第2の場合には、
    前記第1処理部に、前記処理待ち状態の特定ページの前記中間コードデータに対する前記描画処理の一部である第1の部分処理を実行させ、
    前記第2処理部に、前記処理待ち状態の前記特定ページの前記中間コードデータに対する前記描画処理の一部である第2の部分処理を実行させる、コンピュータプログラム。
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