JP2017039269A - 画像形成装置及びプログラム - Google Patents

画像形成装置及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2017039269A
JP2017039269A JP2015162703A JP2015162703A JP2017039269A JP 2017039269 A JP2017039269 A JP 2017039269A JP 2015162703 A JP2015162703 A JP 2015162703A JP 2015162703 A JP2015162703 A JP 2015162703A JP 2017039269 A JP2017039269 A JP 2017039269A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resource
processing unit
page
processing
intermediate data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015162703A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6507932B2 (ja
Inventor
丈資 鳥居
Josuke Torii
丈資 鳥居
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2015162703A priority Critical patent/JP6507932B2/ja
Priority to US15/018,087 priority patent/US10235611B2/en
Publication of JP2017039269A publication Critical patent/JP2017039269A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6507932B2 publication Critical patent/JP6507932B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K15/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers
    • G06K15/02Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers
    • G06K15/18Conditioning data for presenting it to the physical printing elements
    • G06K15/1835Transforming generic data
    • G06K15/1836Rasterization
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K15/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers
    • G06K15/02Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers
    • G06K15/18Conditioning data for presenting it to the physical printing elements
    • G06K15/1801Input data handling means
    • G06K15/181Receiving print data characterized by its formatting, e.g. particular page description languages

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computational Linguistics (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

【課題】複数のRIP処理手段に対する柔軟な中間データの分配を実現しつつ、各中間データにリソースを含める場合に比して、印刷処理を高速化する。
【解決手段】画像形成装置10は、PDF形式の印刷ジョブに含まれる各ページが分配される複数の処理経路を有する。各処理経路において、印刷ジョブの各ページ(PDFページ)をページ単位にPostscript(PS)ページに変換する変換部、及びPSページ対してRIP処理を行うRIP処理部が設けられる。変換部は、各処理経路において、先行するPDFページにリソースの利用指示が含まれている場合、当該PDFページを変換したPSページに当該リソースを含め、後続するPDFページに同じリソースの利用指示が含まれている場合、当該PDFページを変換したPSページに出力済みのリソースを参照する参照命令を含める。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像形成装置及びプログラムに関する。
プリンタあるいは複合機などの画像形成装置は、入力される印刷ジョブに基づいて印刷処理を行う。印刷ジョブは、印刷処理の対象となる文書などが、PostScriptなどのPDL(ページ記述言語;Page Description Language)で記述されたものである。PDLで記述された(つまりPDL形式の)印刷ジョブは、画像形成装置において、紙などの印刷媒体に対して印刷データに含まれる文字や画などを具現化する出力処理(プリント処理)を行う出力部が認識可能なラスタデータに展開される。当該処理はRIP処理と呼ばれる。
RIP処理には、印刷処理における他の処理に比して処理時間を多く要する場合が多い。したがって、印刷処理においてRIP処理がボトルネックとなり、印刷処理の速度が低下する場合がある。これを解消するために、従来、RIP処理手段を複数設け、所定の処理単位(ページ毎など)に分けられた印刷ジョブを当該複数のRIP処理手段に分配してRIP処理を並列処理させることが提案されている(特許文献1及び2)。
特開2009−146251号公報 特開2011−51234号公報
印刷ジョブを記述するためのPDLとしては、上記のPost Scriptの他、様々な種類が存在する。つまり、様々な種類のPDL形式が提案されている。様々なPDL形式の中には、直接RIP処理手段が処理できない形式のものが存在する。その場合、RIP処理に先立ってPDL形式の変換処理が必要になる。
複数のRIP処理手段に並列処理させる場合、PDL形式が変換された後の印刷ジョブ(中間データ)が所定の処理単位(ページなど)毎に各RIP処理手段に分配されることになる。このような場合、分割中間データの分配処理を柔軟に行うために、各分割中間データは、それぞれ独立して(つまり他の分割中間データに依存せずに)処理可能であることが要求される。
印刷ジョブにおいては、当該印刷ジョブ全体において利用されるリソース(フォント、フォーム、イメージなど)が、例えばヘッダ部分などにまとめて含められており、リソースを利用する処理単位を記述する部分(例えばページ記述部分)に、当該リソースを参照するコマンドを含めるのが一般的である。
印刷ジョブを分割及びPDL変換処理して得られる各分割中間データを独立して処理可能とするためには、各分割中間データにおいて利用されるリソースを各分割中間データに含める必要がある。例えば、処理単位がページである場合、1ページと2ページ目において同じリソースが利用される場合であっても、1ページ目に対応する分割中間データと2ページ目に対応する分割中間データにそれぞれ当該リソースを含めなければならない。そうすると、各分割中間データの容量(データサイズ)が膨大になり、データ転送などの際における画像形成装置にかかる負荷が大きくなってしまう。また、RIP処理において、同様のリソースの展開処理が繰り返し行われることになり、RIP処理の処理速度が低下する。
本発明の目的は、複数のRIP処理手段に対する柔軟な中間データの分配を実現しつつ、各中間データにリソースを含める場合に比して、印刷処理を高速化することにある。
本発明に係る画像形成装置は、印刷ジョブに含まれる複数の処理単位を仕分けて複数の処理単位群を形成する処理単位群形成手段と、前記印刷ジョブを前記処理単位毎に中間データに変換することで、前記複数の処理単位群に対応する複数の中間データ群を形成する変換手段と、前記中間データ群にそれぞれ対応して複数設けられ、対応する前記中間データ群に対してラスタデータへの変換処理を行うRIP処理手段と、を備え、前記変換手段は、前記処理単位群に含まれる処理単位組が共通のリソースを利用する場合に、前記処理単位組のうち先行処理される処理単位を変換して得られる先行中間データに当該リソースを含め、前記処理単位組のうち後続処理される処理単位を変換して得られる後続中間データには、前記リソースに代えて、前記先行中間データに含まれる前記リソースを参照する参照命令を含める、ことを特徴とする。
望ましくは、前記先行中間データに含まれた前記リソースを示す情報が前記処理単位群毎に区別され蓄積された出力済みリソース情報を記憶する記憶手段、をさらに備える。
望ましくは、前記出力済みリソース情報は、印刷ジョブ毎に設けられ、且つ、当該印刷ジョブに係る文書を一意に特定する印刷ジョブ識別情報をさらに含み、前記画像形成装置は、前記印刷ジョブの印刷処理完了後も前記記憶手段が前記出力済みリソース情報を引き続き記憶する第1動作モードを有する。
望ましくは、前記第1動作モードと、前記印刷ジョブの印刷処理完了時に前記出力済みリソース情報を削除する第2動作モードと、を選択する動作モード選択手段、をさらに備える。
望ましくは、前記印刷ジョブの印刷処理中にエラーが生じた後におけるエラーリカバリ処理時に、前記出力済みリソース情報を削除する。
望ましくは、前記出力済みリソース情報に含まれるリソースの数が所定値に達したときは、前記変換手段は、前記処理単位群に含まれる処理単位組が共通のリソースの利用指示を含む場合に、前記処理単位組のうち後続の処理単位を変換して得られる後続中間データにも当該リソースを含める。
本発明に係るプログラムは、コンピュータを、印刷ジョブに含まれる複数の処理単位を仕分けて複数の処理単位群を形成する処理単位群形成手段と、前記印刷ジョブを前記処理単位毎に中間データに変換することで、前記複数の処理単位群に対応する複数の中間データ群を形成する変換手段と、前記中間データ群にそれぞれ対応して複数設けられ、対応する前記中間データ群に対してラスタデータへの変換処理を行うRIP処理手段と、として機能させ、前記変換手段は、前記処理単位群に含まれる処理単位組が共通のリソースを利用する場合に、前記処理単位組のうち先行処理される処理単位を変換して得られる先行中間データに当該リソースを含め、前記処理単位組のうち後続処理される処理単位を変換して得られる後続中間データには、前記リソースに代えて、前記先行中間データに含まれる前記リソースを参照する参照命令を含める、ことを特徴とする。
請求項1又は7に記載の発明によれば、複数のRIP処理手段に対する柔軟な中間データの分配を実現しつつ、各中間データにリソースを含める場合に比して、印刷処理を高速化することができる。
請求項2に記載の発明によれば、変換手段は、出力済みリソース情報に基づいて、処理単位組が共通のリソースの利用指示を含むか否かを判断することができる。
請求項3に記載の発明によれば、印刷処理済みの文書と同一の文書に係る印刷ジョブが入力された場合に、既に記憶された出力済みリソース情報を利用することができる。
請求項4に記載の発明によれば、ユーザは、自らの使用環境に応じて、第1動作モードと第2動作モードとを選択することができる。
請求項5に記載の発明によれば、エラーが生じた際に出力済みリソース情報として記憶されたエラーデータを削除することができる。
請求項6に記載の発明によれば、出力済みリソース情報の管理に係るコストの増大を防止することができる。
本実施形態に係る画像形成装置の構成概略図である。 本実施形態に係る画像形成装置の処理の流れを示すフローチャートである。 本例において印刷処理される文書で利用されるリソースを示す図である。 リソース管理テーブルの例を示す図である。 本実施形態におけるPSデータの例を示す概念図である。 1つのサブジョブにおけるPSデータ構造の例を示す概念図ある。 各動作モードの処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。
<基本実施形態>
図1は、本実施形態に係る画像形成装置10の構成概略図である。
印刷ジョブ受信部12は、印刷ジョブを他の端末などから受信する。印刷ジョブ受信部12は、例えばLANカードあるいは外部接続インターフェースなどの通信手段を含んで構成され、他の端末からネットワークを介してPDLで記述された印刷ジョブを受信する。
印刷ジョブは、複数のページを含む文書の印刷命令であり、処理単位として観念される複数のページデータ(以下単に「ページ」と記載する場合がある)を含む。当該印刷ジョブは、第1のPDLで記述されており、つまり第1PDL形式となっている。第1PDL形式の印刷ジョブの一部分(例えばヘッダ部)において、各ページにおいて繰り返し利用されるデータ、すなわち、フォント、フォーム、あるいは画像など含むデータであるリソースが定義されている。印刷ジョブのうち、リソースを利用するページには、定義されたリソースを参照する情報(すなわちリソースの利用指示)が含まれている。
本実施形態では、第1PDL形式としてPDF形式の印刷ジョブが入力される。
ページ管理モジュール14は、印刷ジョブ受信部12が受信した印刷ジョブを、ページ毎に複数の(本実施形態では3つの)処理経路に分配する処理を行う。処理経路は後述する3つのRIP処理部20a〜20cに対応して設けられる。各処理経路においては、RIP処理の前段においてPDL形式の変換処理が行われ、その後各処理経路に対応してそれぞれ設けられたRIP処理部においてRIP処理が行われる。
ページ管理モジュール14における各ページの分配方法としては様々な方法を採用することができる。本実施形態では、RIP処理部からの要求に応じて各ページを分配する。具体的には、例えばRIP処理部が前処理ページについてのRIP処理を終えたときにページ管理モジュール14に対してページを要求する信号を送信する。ページ管理モジュール14は、当該信号に基づいて、次に処理すべきページをページを要求する信号を送信したRIP処理部に係る処理経路に分配する。あるいは、ページ管理モジュール14からRIP処理部に対して処理を要求する構成も採用することができる。本明細書においては、1つの処理経路に分配されたページ群を「サブジョブ」と定義する。
変換部16a〜16cは、各処理経路上に設けられ、印刷ジョブに含まれる第1PDL形式の各ページを、中間データとしての第2PDL形式のページデータに変換する処理を行う。変換部16a〜16cはページ毎に変換処理を行う。
変換部16a〜16cは、第1PDL形式のページにリソースの利用指示が含まれる場合に、当該リソース(リソースの定義)を第2PDL形式に変換後の当該ページに含ませることができる。本明細書においては、第2PDL形式のページにリソースを含ませることを「リソースを出力する」と表現する。また、変換部16a〜16cは、同じサブジョブに含まれる2つのページのうち、先行して変換処理されたページに含まれていたリソースが、後続ページにも含まれていた場合、第2PDL形式に変換後の当該後続ページには、先行ページに含まれるリソースを参照する参照命令を含めることができる。これらの変換処理については、図2のフローチャートなどを用いて後に詳述する。
本実施形態では、第1PDL形式であるPDF形式のページを、第2PDL形式であるPostScript(以下「PS」と記載する)形式に変換する処理を行う。また、上述の通り、画像形成装置10は3つの処理経路を有しており、本実施形態においては処理経路毎に変換部を設けることとしているから、画像形成装置10には、3つの変換部16a〜16cが設けられている。
なお、本実施形態では、3つの処理経路にそれぞれ1つの変換部が設けられているが、必ずしもそうである必要はない。例えば、3つの処理経路における変換処理を1つの変換部が全て行うようにしてもよい。
変換部において出力されたリソースを処理経路毎に区別して示す情報が画像形成装置10内に記憶される。本実施形態においては、3つの変換部16a〜16cにそれぞれ対応して、3つのテーブル記憶部18a〜18cが設けられており(つまり各処理経路毎にテーブル記憶部が設けられており)、各テーブル記憶部18a〜18cにおいて、各処理経路において出力済みのリソースを示す各リソース管理テーブルが記憶される。リソース管理テーブルの詳細については後述する。
画像形成装置10は、処理経路毎に設けられた3つのRIP処理部20a〜20cを有する。RIP処理部20a〜20cは、第2PDL形式に変換された各ページを、後述の出力部24が認識可能なラスタデータに展開する処理(RIP処理)を行う。本実施形態では、各RIP処理部に対して変換部がそれぞれ設けられているから、変換部16aが出力した第2PDL形式のページはRIP処理部20aにおいてRIP処理され、変換部16bが出力した第2PDL形式のページはRIP処理部20bにおいてRIP処理され、変換部16cが出力した第2PDL形式のページはRIP処理部20cにおいてRIP処理される。
3つのRIP処理部20a〜20cにそれぞれ対応して、3つの一時ファイル記憶部22a〜22cが設けられている。一時ファイル記憶部22a〜22cには、対応するRIP処理部におけるRIP処理により展開されたリソースデータ及びラスタデータなどを含む一時ファイルが記憶される。
出力部24は、RIP処理部20a〜20cにより展開されたラスタデータを印刷媒体上に再現する出力処理(プリント処理)を実行する。出力部24は、一般のプリンタが有する各部材、例えばトナー、感光ドラム、給紙部などを含んで構成される。
制御部26は、例えばCPUあるいはマイクロプロセッサなどから構成され、例えばハードディスク、ROM、あるいはRAMなどから構成される記憶部28に記憶されたプログラムに従って画像形成装置10の各部を動作させる制御を行う。
入力部30は、例えばタッチパネルあるいはボタンなどから構成され、ユーザの指示を画像形成装置10に入力するためのものである。画像形成装置10は、シングルジョブモード及びリソース共有モードの2つの動作モードにおいて動作することができ、動作モードの選択指示などが入力部30から入力される。動作モードの詳細については後述する。
画像形成装置10の構成概略は以上の通りである。
以下、図1を参照しつつ図2を用いて、画像形成装置10の印刷処理の流れについて説明する。なお、本明細書における「印刷処理」とは、変換部16a〜16cによる変換処理、RIP処理部20a〜20cによるRIP処理、及び出力部24による出力処理を含む概念である。
図2は、画像形成装置10の印刷処理の流れを示すフローチャートである。上述の通り、画像形成装置10は3つの処理経路を有しており、各処理経路において同様の処理が行われるため、図2のフローチャートにおいては、変換部16a及びRIP処理部20aを含む処理経路における処理の流れについて説明する。なお、便宜上、当該処理経路に分配されるサブジョブを「サブジョブa」と記載する。
また、本例における印刷ジョブの各ページにおいては、図3に示す通りのリソースの利用指示が含まれているとする。例えば、1ページ目においては、「Font1」、「Form1」、及び「Image1」の3つのリソースの利用指示が含まれる。
ステップS10において、ページ管理モジュール14は、第1PDL形式であるPDF形式の印刷ジョブ(以下「PDFジョブ」と記載する)のうちの1ページ(以下「PDFページ」と記載する)を変換部16aに分配する。PDFページが変換部16aに分配される条件としては、上述のように、RIP処理部20aからのページ要求信号がページ管理モジュール14に送信されることである。その他、PDFジョブの先頭ページ(あるいは先頭から処理経路数分のページ)の分配先は予め決定されていてよく、そのような分配先が変換部16aに設定されている場合は、PDFページが変換部16aに分配される。
ステップS12において、ページ管理モジュール14は、ステップS10において分配されたPDFページが、サブジョブaにおける先頭ページ(1ページ目)であるか否かを判定する。ここでは、ステップS10において、PDFジョブの先頭ページが分配され、それは当然にサブジョブaにおける先頭ページであるから、ステップS14に進む。
ステップS14において、ページ管理モジュール14は、変換部16aに対して、今回処理対象がサブジョブaの先頭ページであることを示す信号を送信し、それを受けた変換部16aは、第2PDL形式であるPS形式の印刷ジョブ(以下「PSジョブ」と記載する)のヘッダ、あるいは全てのPSジョブにおいて共通に利用される手続関係の定義などを形成する。
ステップS16において、変換部16aは、テーブル記憶部18aに記憶されるリソース管理テーブルに基づいて、処理対象のPDFページに含まれるリソース利用指示に係るリソースがサブジョブaにおける先行処理ページにおいて出力済みであるか否かを判定する。ここでは、処理対象のPDFページはサブジョブaの先頭ページであり、未だリソース管理テーブルにはデータが記憶されていないから、ステップS18に進む。
ステップS18において、変換部16aは、処理対象のPDFページをPS形式のページ(以下「PSページ」と記載する)に変換する処理を行う。変換部16aは、当該変換処理にあたり、処理対象のPDFページに含まれるリソース利用指示に係るリソース(リソースの定義)を変換後のPSページに含める。つまり、当該PSページにおいてリソースを出力する。
図3を参照して、PDFページの1ページ目においては、リソースとしてまず「Font1」を含むから、ここでは、「Font1」のリソースがPSページに出力される。PSページへの出力形式としては、RIP処理部20aがキャッシュして再利用可能な形式で出力される。例えば、当該PSページに「フォント実体(辞書形式) FontName exch definefont pop」という記述を含める。また、PSの言語仕様上キャッシュ利用可能な表現ができない場合には、独自の内部コマンドにより表現するようにしてもよい。
ステップS20において、変換部16aは、ステップS18において出力されたリソースを示す情報(レコード)をテーブル記憶部18aに記憶されるリソース管理テーブルに新規追加する。図4(a)に、当該リソース管理テーブルの例が示されている。図4(a)に示されるように、リソース管理テーブルには、変換部16aが出力したリソースに関する各種情報が記憶される。
リソース管理テーブルに管理される情報は、以下の通りである。「送信先RIP処理部ID」は、当該リソースを含むPSページが処理されるRIP処理部を示すIDが記憶される。本実施形態では、RIP処理部に1対1に対応して変換部及びリソース管理テーブルが設けられているから、テーブル記憶部18aに記憶されるリソース管理テーブルの全てのレコードにおいて送信先RIP処理部IDはRIP処理部20aを示すIDとなる。例えば、1つの変換部が複数の処理経路における変換処理を行う場合は、送信先RIP処理部IDを参照することで、変換部は、どの処理経路にどのリソースが出力済みであるかを把握することができる。
「リソースID」は出力されたリソース種別を示すIDであり、「リソース種別」にはその種別(例えば「Font1」など)が示されている。「識別コード」は当該リソースを一意に識別するIDであり、リソースをハッシュ化などして得られる文字列である。「ドキュメントID」は、当該リソースの利用指示が含まれていた印刷ジョブに係る文書(例えばPDFファイル)を一意に識別するIDである。「リソースデータサイズ」は当該リソースのデータ容量を示す。「使用回数」は、印刷ジョブにおける当該リソースの利用指示の個数を示す。「使用ページ」は、印刷ジョブにおいて、当該リソースの利用指示が含まれているページ番号を示す。
これらの情報はPDFページに含まれており、変換部16aは変換処理の際にこれらの情報をPDFページから取得する。
ステップS22において、変換部16aは、処理対象のPDFページに他のリソース(つまりステップS16以降で処理されたリソース以外のリソース)が含まれているか否かを判断する。ここでは、処理対象であるPDFページ(PDFジョブの1ページ目)に「Font1」以外のリソース利用指示が含まれるため、ステップS16へ戻る。
再度のステップS16以降において、処理対象のPDFページに含まれるリソース「Form1」について処理される。まずステップS16においてリソース「Form1」がサブジョブaについて出力済みであるか否かが判断され、出力済みでないから、ステップS18において、変換後のPSページに「Form1」のリソースが出力される。そして、ステップS20において、リソース管理テーブルにリソース「Form1」についてのレコードが追加される。
さらに、処理対象のPDFページは、リソース「Image1」を含むから、再度ステップS16に戻る。再々度のステップS16においてリソース「Image1」がサブジョブaについて出力済みであるか否かが判断され、出力済みでないから、ステップS18において、変換後のPSページに「Image1」のリソースが出力される。そして、ステップS20において、リソース管理テーブルにリソース「Image1」についてのレコードが追加される。
以上の処理の結果、テーブル記憶部18aに記憶されるリソース管理テーブルには、図4(b)に示すように、レコードR1、R2、及びR3が追加される。そして、以上の処理により、処理対象のPDFページに利用指示が含まれる全てのリソースについての処理が終了したから、ステップS22からステップS24に進む。
ステップS24において、変換部16aは、変換処理により得られたPSページをRIP処理部20aへ出力する。ステップS24において出力されるPSページは、印刷ジョブの1ページ目に対応するものであり、当該PSページにはリソース「Font1」、「Form1」、及び「Image1」が含まれている。
ステップS26において、PSページを受け取ったRIP処理部20aは、当該PSページに対してRIP処理を行う。当該RIP処理においては、当該PSページに含まれる3つのリソース「Font1」、「Form1」、及び「Image1」の展開処理が行われる。展開されたこれらのリソースは、一時ファイル記憶部22aに記憶される。その後、RIP処理により得られたラスタデータは出力部24に送られ、出力処理される。
ステップS28において、ページ管理モジュール14は、当該印刷ジョブ(PDFジョブ)に含まれる全てのページについての変換処理及びRIP処理が終了したか否かを判定する。ここでは、印刷ジョブに未処理のページが残っているので、ステップS10に戻る。
再度のステップS10において、ページ管理モジュール14は、RIP処理部20aからのページ要求指示に従って、PDFページを変換部16aに分配する。ここでは、PDFジョブの4ページ目が変換部16aに分配されたとする。なお、図3に示す通り、PDFジョブの4ページ目にはリソース「Font1」及び「Image1」の利用指示が含まれる。
今回は、サブジョブaにおける2ページ目の処理であるから、ステップS12からステップS16に進む。
ステップS16において、変換部16aは、まず処理対象のPDFページに含まれるリソース「Font1」が、サブジョブaにおいて出力済みか否かを判定する。具体的には、変換部16aは、テーブル記憶部18aに記憶されたリソース管理テーブル(図4(b)参照)において、リソースID又はリソース種別をキーとして、リソース「Font1」に係るレコードを検索する。ここでは、そのようなレコードとしてレコードR1が検出される。当該レコードが検出されたことをもって、変換部16aはリソース「Font1」がサブジョブaにおいて出力済みであると判定し、ステップS30に進む。
ステップS30において、変換部16aは、処理対象のPDFページをPS形式のページ(以下「PSページ」と記載する)に変換する処理を行う。変換部16aは、当該変換処理にあたり、処理対象のPDFページに含まれるリソース利用指示に係るリソース(リソースの定義)を変換後のPSページに含めずに、それに代えて、出力済みのリソースを参照する参照命令を変換後のPSページに含める。ここでは、先のステップS18の処理で1ページ目のPSページに含められたリソースを参照する参照命令が含められる。例えば、当該PSページに「FontName findfont 12 scalefont setfont」という記述が含められる。
ステップS32において、変換部16aは、リソース管理テーブルのレコードを更新する処理を行う。具体的には、ステップS22において出力された参照命令に係るリソースに関するレコード(ここではレコードR1)について、使用回数を1インクリメントし、使用ページにページ4を追加する処理を行う。
処理対象のPDFページには、上記ステップS30及びS32で処理された「Font1」の他にも、「Image1」の利用指示が含まれるから、ステップS22からステップS16に戻る。再度のステップS16において、図4(b)を参照して、リソース「Image1」に関するレコードがリソース管理テーブルに含まれており(レコードR3)、つまりリソース「Image1」がサブジョブaにおいて出力済みであるから、再度ステップS30に進む。再度のステップS30において、リソース「Image1」についても、出力済みのリソースを参照する参照命令が変換後のPSページに含められる。そして、再度のステップS32においてレコードR3が更新される。
上記ステップS10〜S32までの処理がPDFジョブに含まれる各ページにおいて実行される。そして、PDFジョブの全てのページに関する処理が終了した場合は、ステップS28からステップS34に進み、変換部16aは、サブジョブaの終了を示すトレーラをRIP処理部20aに出力して印刷処理を終了する。
図5に、画像形成装置10における3つの処理経路において、各変換部16a〜16cにより変換された複数のPSページを示す概念図が示されている。RIP処理部20aを含む第1の処理経路にはPDFページ1、4、7・・・が分配され、これらが変換部16aによりPSページ1、4、7・・・に変換されている。第1の処理経路において処理される複数のPSページ1、4、7・・・がPSサブジョブ40aを構成する。同様に、RIP処理部20bを含む第2の処理経路においては複数のPSページ2、6、8・・・
を含むPSサブジョブ40bが構成され、RIP処理部20cを含む第3の処理経路においては複数のPSページ3、5・・・を含むPSサブジョブ40cが構成される。
上述の通り、また図5に示される通り、各PSサブジョブ40a〜40c内においては、重複するリソースが出力されないようになっている。例えば、PSサブジョブ40aにおいては、先行するPSページ1においてリソース「Font1」、「Form1」及び「Image1」が含められ、後続のPSページ4及びPSページ7においては、「Font1」及び「Image1」が利用されるものの、これらのページには当該リソースが含まれずに、PSページ1に含められた「Font1」及び「Image1」を参照する参照命令が含められている。
PSページにリソースを出力した場合に比して、参照命令を含めた場合は、PSページの容量を小さくすることができる。そのため、上記のように後続のPSページについてリソースに代えて参照命令を含めることによって、後続のPSページの容量を低減することができる。これにより、データ転送などの際における画像形成装置10に係る負荷を低減させることができる。また、RIP処理部においても、同じリソースの展開処理を繰り返し行う必要がないから、印刷ジョブ全体としてRIP処理に要する時間を低減させ、ひいては印刷処理を高速化することができる。
なお、同一サブジョブにおいて、先行するPDFページに含まれないリソースの利用指示が処理対象のPDFページに含まれる場合は、変換部は、処理対象のPDFページの変換後のPSページに当該リソースを出力する。例えば、図5のPSサブジョブ40bを参照すると、後続ページであるPDFページ6には、先行ページであるPDFページ2に含まれないリソース「Image3」の利用指示が含まれる。この場合は、変換後のPSページ6に「Image3」のリソースが出力される。もちろん、第2の処理経路においてPDFページ6に後続するPDFページにおいてリソース「Image3」が利用される場合は、当該PDFページを変換したPSページには、PSページ6に出力されたリソース「Image3」を参照する参照命令が含められる。
図6に、PSサブジョブ40aのデータ構造が示されている。PSサブジョブ40aは、最初にヘッダ部などが形成され、先頭ページであるPSページ1に当該ヘッダ部などが含められてRIP処理部20aに送信される。RIP処理部20aは、PSページ1を受け取った時点でPSページ1に対してRIP処理を開始することができる。その後、PSページがページ毎に出力され、RIP処理部20aは、PSページを受け取る度に当該ページについてRIP処理を行う。つまり、ページ毎に個別に処理を行うことができる。このように、変換部はページ毎のPSページの出力が可能であり、且つ、RIP処理部20a〜20cはページ毎のRIP処理が可能であることから、印刷ジョブ(PDFジョブ)の各ページを柔軟に各処理経路に分配することができる。
<変形例>
以上の通り、画像形成装置10においては、変換部16a〜16cがリソースを出力すると、当該リソースに関するレコードがリソース管理テーブルに記憶される。しかし、変換部16a〜16cにより出力されたリソースの数が膨大になり、リソース管理テーブルのレコード数が膨大になると、リソース管理テーブル自体を管理するコストが大きくなる。さらに、変換部16a〜16cにおける変換処理に当たり、処理対象のPDFページに含まれる利用指示に係るリソースが、既に出力されたリソースであるかを判定するに当たり、膨大な数のレコードを検索しなければならず、かえって印刷処理に時間がかかるおそれもある。
したがって、リソース管理テーブルにおいて、上限レコード数を予め設定しておき、変換部16a〜16cは、リソース管理テーブルのレコード数が当該上限レコード数以上となった場合には、リソース管理テーブルの参照を止め(つまりステップS16における判定処理を止め)、処理対象のPDFページに含まれる利用指示に係るリソースを全て変換後のPSページに含めるようにしてもよい。
また、予めリソース管理テーブルのレコード数を低減する観点からは、所定の容量よりも小さい容量のリソースはリソース管理テーブルに記憶しないようにしてもよい。この場合は、このようなリソースの利用指示を含むPDFページの変換に当たっては、常にPSページに当該リソースが含まれるようになるが、その容量が小さいため、画像形成装置10に係る負荷及びRIP処理に要する時間にそれほど影響を与えるものではない。
<2つの動作モード>
上述の通り、画像形成装置10は、シングルジョブモード及びリソース共有モードの2つの動作モードにおいて動作することができる。制御部26は、ユーザからの指示に従って、これら2つの動作モードのいずれかを選択することができる。つまり、制御部26は、動作モードを選択する動作モード選択手段として機能する。以下、図1を参照しつつ、図7を用いて2つの動作モードについて説明する。
図7に示されるフローチャートは、図2に示すフローチャートのステップS34の処理の後に実行されるものである。ステップS40において、制御部26は、画像形成装置10の動作モードを判定する。当該動作モードはユーザにより予め設定されている。
動作モードがシングルジョブモードである場合は、ステップS42に進み、制御部26は、テーブル記憶部18a〜18cに記憶されている各リソース管理テーブル、及び一時ファイル記憶部22a〜22cに含まれる一時ファイルを削除する処理を行う。つまり、シングルジョブモードとは、1つの印刷ジョブに関する印刷処理が終了する度に、当該印刷処理の過程において生成されたリソース管理テーブル及び一時ファイル(展開されたリソースを含む)を削除するモードである。
動作モードがリソース共有モードである場合は、ステップS42の処理を行わずに処理を終了する。つまり、リソース共有モードにおいては、印刷ジョブに関する印刷処理が終了した後も、当該印刷処理の過程で生成されたリソース管理テーブル及び一時ファイルが引き続き記憶されるモードである。
リソース共有モードによれば、後続の印刷ジョブに対する印刷処理においても、先行する印刷処理において生成されたリソース管理テーブル及び一時ファイルを利用し得る。特に、同一の文書に対する印刷ジョブが繰り返し入力されるような場合には、後続の印刷ジョブにおける印刷処理において、リソース管理テーブルに対するレコードの追加処理や更新処理を行う必要がなく、またRIP処理部におけるリソースの展開処理も省略することが可能である。これは、さらなる印刷処理の高速化に寄与する。なお、後続の印刷ジョブに係る文書が先行する印刷ジョブに係る文書と同一であるか否かは、後続の印刷ジョブに含まれる、当該文書を示すドキュメントIDと、リソース管理テーブルに記憶されたドキュメントIDとを照合することにより行われる。
<リソース管理テーブル及び一時ファイルの削除処理>
上述の通り、画像形成装置10においては、印刷処理の途中においてリソース管理テーブルに対してレコードを追加あるいは更新する処理を行い、また一時ファイル記憶部22a〜22cに展開されたリソースを含む一時ファイルを記憶させる。
しかし、印刷処理の途中において何らかのエラーが生じた場合において、リソース管理テーブル又は一時ファイル記憶部22a〜22cに意図しないデータ(以下「エラーデータ」と記載する)が記憶されてしまう場合がある。
印刷処理の途中においてエラーが生じた際、画像形成装置10はユーザの指示などを待ってから当該印刷処理の途中から処理を再開させる。あるいは、当該印刷処理を初めからやりなおす(リスタートさせる)。
エラー後において印刷処理が再開(リスタート含む)された場合、リソース管理テーブル又は一時ファイル記憶部22a〜22cにエラーデータが残ったままであると、当該印刷処理において予測不可能な不具合を生じるおそれがある。したがって、印刷処理途中においてエラーが生じ、そのリカバリ(エラーリカバリ)の処理に当たっては、上記エラーデータを確実に削除するのが望ましい。
画像形成装置10においては、印刷処理の途中においてエラーが生じた際、当該エラーに対するエラーリカバリ処理の最中に、制御部26は、リソース管理テーブルに記憶されたデータ、及び一時ファイル記憶部22a〜22cに記憶されたデータを削除する処理を行う。これにより、エラー後において印刷処理が再開された際に、予測不可能な不具合が生じることを防ぐことができる。
なお、印刷処理においてエラーが生じた場所に応じて、削除するデータを選択するようにしてもよい。例えば、変換部16aによる処理おいてエラーが生じた場合には、テーブル記憶部18aに記憶されるリソース管理テーブルに記憶されたデータのみを削除するようにしてもよいし、RIP処理部20aによる処理においてエラーが生じた場合には、一時ファイル記憶部22aに記憶されたデータのみを削除するようにしてもよい。
エラーリカバリ時の他に、画像形成装置10の保全のための再起動の際においても、制御部26は、リソース管理テーブルに記憶されたデータ、及び一時ファイル記憶部22a〜22cに記憶されたデータを削除する処理を行うようにしてもよい。また、画像形成装置10の構成が変更された場合にもこれらのデータを削除してもよい。例えば、RIP処理部20cが外された場合には、テーブル記憶部18cに記憶されたリソース管理テーブルに記憶されたデータを削除すると共に、一時ファイル記憶部22cに記憶されたデータを削除する。
以上、本発明に係る実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
10 画像形成装置、12 印刷ジョブ受信部、14 ページ管理モジュール、16a,16b,16c 変換部、18a,18b,18c テーブル記憶部、20a,20b,20c RIP処理部、22a,22b,22c 一時ファイル記憶部、24 出力部、26 制御部、28 記憶部、30 入力部、40a,40b,40c PSサブジョブ。

Claims (7)

  1. 印刷ジョブに含まれる複数の処理単位を仕分けて複数の処理単位群を形成する処理単位群形成手段と、
    前記印刷ジョブを前記処理単位毎に中間データに変換することで、前記複数の処理単位群に対応する複数の中間データ群を形成する変換手段と、
    前記中間データ群にそれぞれ対応して複数設けられ、対応する前記中間データ群に対してラスタデータへの変換処理を行うRIP処理手段と、
    を備え、
    前記変換手段は、前記処理単位群に含まれる処理単位組が共通のリソースを利用する場合に、前記処理単位組のうち先行処理される処理単位を変換して得られる先行中間データに当該リソースを含め、前記処理単位組のうち後続処理される処理単位を変換して得られる後続中間データには、前記リソースに代えて、前記先行中間データに含まれる前記リソースを参照する参照命令を含める、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記先行中間データに含まれた前記リソースを示す情報が前記処理単位群毎に区別され蓄積された出力済みリソース情報を記憶する記憶手段、
    をさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記出力済みリソース情報は、印刷ジョブ毎に設けられ、且つ、当該印刷ジョブに係る文書を一意に特定する印刷ジョブ識別情報をさらに含み、
    前記画像形成装置は、前記印刷ジョブの印刷処理完了後も前記記憶手段が前記出力済みリソース情報を引き続き記憶する第1動作モードを有する、
    ことを特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1動作モードと、前記印刷ジョブの印刷処理完了時に前記出力済みリソース情報を削除する第2動作モードと、を選択する動作モード選択手段、
    をさらに備えることを特徴とする、請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記印刷ジョブの印刷処理中にエラーが生じた後におけるエラーリカバリ処理時に、前記出力済みリソース情報を削除する、
    ことを特徴とする、請求項2から4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記出力済みリソース情報に含まれるリソースの数が所定値に達したときは、前記変換手段は、前記処理単位群に含まれる処理単位組が共通のリソースの利用指示を含む場合に、前記処理単位組のうち後続の処理単位を変換して得られる後続中間データにも当該リソースを含める、
    ことを特徴とする、請求項2から5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. コンピュータを、
    印刷ジョブに含まれる複数の処理単位を仕分けて複数の処理単位群を形成する処理単位群形成手段と、
    前記印刷ジョブを前記処理単位毎に中間データに変換することで、前記複数の処理単位群に対応する複数の中間データ群を形成する変換手段と、
    前記中間データ群にそれぞれ対応して複数設けられ、対応する前記中間データ群に対してラスタデータへの変換処理を行うRIP処理手段と、
    として機能させ、
    前記変換手段は、前記処理単位群に含まれる処理単位組が共通のリソースを利用する場合に、前記処理単位組のうち先行処理される処理単位を変換して得られる先行中間データに当該リソースを含め、前記処理単位組のうち後続処理される処理単位を変換して得られる後続中間データには、前記リソースに代えて、前記先行中間データに含まれる前記リソースを参照する参照命令を含める、
    ことを特徴とするプログラム。
JP2015162703A 2015-08-20 2015-08-20 画像形成装置及びプログラム Expired - Fee Related JP6507932B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015162703A JP6507932B2 (ja) 2015-08-20 2015-08-20 画像形成装置及びプログラム
US15/018,087 US10235611B2 (en) 2015-08-20 2016-02-08 Image forming apparatus, image forming method, and non-transitory computer readable medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015162703A JP6507932B2 (ja) 2015-08-20 2015-08-20 画像形成装置及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017039269A true JP2017039269A (ja) 2017-02-23
JP6507932B2 JP6507932B2 (ja) 2019-05-08

Family

ID=58157539

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015162703A Expired - Fee Related JP6507932B2 (ja) 2015-08-20 2015-08-20 画像形成装置及びプログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US10235611B2 (ja)
JP (1) JP6507932B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9892346B2 (en) * 2015-12-18 2018-02-13 Océ-Technologies B.V. Method of converting image data from source format into target format
JP2018185880A (ja) * 2017-04-27 2018-11-22 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 電子機器

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009146251A (ja) * 2007-12-17 2009-07-02 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置および画像形成システムとプログラム
JP2009193573A (ja) * 2008-01-17 2009-08-27 Konica Minolta Systems Lab Inc 印刷リソース管理のためのシステム及び方法
JP2011025422A (ja) * 2009-07-22 2011-02-10 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置、画像処理システムおよび画像処理プログラム
JP2011121241A (ja) * 2009-12-09 2011-06-23 Canon Inc 印刷装置、印刷方法、及びプログラム
JP2011224830A (ja) * 2010-04-16 2011-11-10 Canon Inc プリント装置、印刷方法及びプログラム
JP2012245731A (ja) * 2011-05-30 2012-12-13 Canon Inc 画像形成装置、データ管理方法、及びプログラム
JP2013061911A (ja) * 2011-09-15 2013-04-04 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置及びプログラム
JP2013206250A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Canon Inc 情報処理装置、情報処理システム、制御方法およびコンピュータプログラム
JP2014078153A (ja) * 2012-10-11 2014-05-01 Fuji Xerox Co Ltd 印刷画像処理システムおよびプログラム
US20150170010A1 (en) * 2013-12-18 2015-06-18 Canon Kabushiki Kaisha Method, apparatus and system for generating an intermediate region-based representation of a document
JP2016210175A (ja) * 2015-04-30 2016-12-15 キヤノン株式会社 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、および、プログラム

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8077330B2 (en) * 2007-12-20 2011-12-13 Xerox Corporation Parallel RIP with preamble caching
JP5297238B2 (ja) 2009-03-19 2013-09-25 キヤノン株式会社 画像形成装置およびその制御方法、並びにプログラム
JP2011051234A (ja) 2009-09-02 2011-03-17 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置、画像形成装置、及び画像処理プログラム
JP5821194B2 (ja) 2011-01-24 2015-11-24 富士ゼロックス株式会社 出力装置、出力情報送信装置、出力システム、及びプログラム
US9953273B2 (en) * 2011-06-28 2018-04-24 Salesforce.Com, Inc. Systems and methods for creating a rich social media profile
US10121098B2 (en) * 2015-04-30 2018-11-06 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus having plurality of processing units for generating intermediate data, and method for controlling the image forming apparatus

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009146251A (ja) * 2007-12-17 2009-07-02 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置および画像形成システムとプログラム
JP2009193573A (ja) * 2008-01-17 2009-08-27 Konica Minolta Systems Lab Inc 印刷リソース管理のためのシステム及び方法
JP2011025422A (ja) * 2009-07-22 2011-02-10 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置、画像処理システムおよび画像処理プログラム
JP2011121241A (ja) * 2009-12-09 2011-06-23 Canon Inc 印刷装置、印刷方法、及びプログラム
JP2011224830A (ja) * 2010-04-16 2011-11-10 Canon Inc プリント装置、印刷方法及びプログラム
JP2012245731A (ja) * 2011-05-30 2012-12-13 Canon Inc 画像形成装置、データ管理方法、及びプログラム
JP2013061911A (ja) * 2011-09-15 2013-04-04 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置及びプログラム
JP2013206250A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Canon Inc 情報処理装置、情報処理システム、制御方法およびコンピュータプログラム
JP2014078153A (ja) * 2012-10-11 2014-05-01 Fuji Xerox Co Ltd 印刷画像処理システムおよびプログラム
US20150170010A1 (en) * 2013-12-18 2015-06-18 Canon Kabushiki Kaisha Method, apparatus and system for generating an intermediate region-based representation of a document
JP2016210175A (ja) * 2015-04-30 2016-12-15 キヤノン株式会社 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、および、プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US20170052746A1 (en) 2017-02-23
US10235611B2 (en) 2019-03-19
JP6507932B2 (ja) 2019-05-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5928179B2 (ja) 制御装置
JP5333763B2 (ja) 画像処理装置、画像処理システムおよび画像処理プログラム
US11029894B2 (en) Image forming system capable of reducing processing load of print server, server system, method of controlling image forming system, and storage medium
US20200089440A1 (en) Server system that improves availability of a plurality of printers, print controller, information processing apparatus, and print service system
US20190317702A1 (en) Print control apparatus, control method, and storage medium
US9830541B2 (en) Image output system, image output method, document server, and non-transitory computer readable recording medium
JP4543945B2 (ja) 印刷システムおよびその制御方法および印刷管理プログラム
JP2000207150A (ja) 印刷システム
US8988707B2 (en) Method of managing plural print jobs by using a print job group list
JP6507932B2 (ja) 画像形成装置及びプログラム
US20120250053A1 (en) Method and system for handling sub-jobs
US20150324161A1 (en) Image processing apparatus, image processing method, and non-transitory computer-readable storage medium
US8665460B2 (en) Print system, printing apparatus, printing method and printing program
US8213032B2 (en) Information processing apparatus and method and computer-readable storage medium thereof
JP2008003954A (ja) 印刷システム及び画像形成装置ならびに再印刷制御方法及び再印刷制御プログラム
JP2013250628A (ja) サーバ
US9811769B2 (en) Printing apparatus, information processing apparatus and method for controlling the information processing apparatus, and storage medium for spooling data to perform print processing
JP6539022B2 (ja) 印刷装置、処理方法及びプログラム
JP2006121577A (ja) 画像形成装置及び画像形成システム
JP2015168132A (ja) 画像形成システム及び画像形成システム用印刷データ描画展開方法
JP2019006044A (ja) 印刷システム、画像形成装置、留め置き印刷方法、及びプログラム
EP2293180B1 (en) PDL data processing device and PDL data creating device
JP2007182021A (ja) 画像保存装置、画像保存方法、及びプログラム
JP6116382B2 (ja) サーバ装置、サーバ装置の制御方法、及びプログラム
JP5766652B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180622

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190305

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190318

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6507932

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees