JP2010282217A - 電子装置 - Google Patents

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JP2010282217A JP2010167083A JP2010167083A JP2010282217A JP 2010282217 A JP2010282217 A JP 2010282217A JP 2010167083 A JP2010167083 A JP 2010167083A JP 2010167083 A JP2010167083 A JP 2010167083A JP 2010282217 A JP2010282217 A JP 2010282217A
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Katsunori Ito
勝徳 伊東
Masahiko Kyozuka
昌彦 京塚
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Abstract

【課題】 本発明は、表示画面を備えその表示画面への画像表示処理機能を含む情報処理機能を有する、いわゆるタブレットPC等の情報処理装置に関し、小型化あるいは薄型化を図る。
【解決手段】 ネジ止め用金具150,160,170で前面カバー120とLCDユニット130とをネジ止めするとともに、そのネジ止め用金具の、LCDユニット130と重なる位置に、背面カバー140をネジ止めするためのネジ穴153,163,173を設けておき、背面カバー140もそのネジ止め用金具150,160,170を用いてネジ止めする。
【選択図】 図8

Description

本発明は、表示画面を備えた電子装置に関する。
近年、いわゆるタブレット型パーソナルコンピュータと呼ばれるペン入力型パーソナルコンピュータ(以下タブレットPCと略記する)が提案され商品化されている。
このタブレットPCは、大サイズの表示画面を有し、その表示画面にペンを接触あるいは接近させることによりペンの接触あるいは接近位置を検出することによりユーザの指示等を入力するタイプの、全体として矩形平板型に形成されたパーソナルコンピュータである。
このタブレットPCは、通常、表示画面を有するLCD表示パネル等の表示パネルを前面カバーと背面カバーとで挟んだ三層構造に構成される。
特許文献1は、タブレットPCではなく三層構造の表示パネルユニットの例であるが、LCDユニットを固定金具とともに内側カバーに取り付けた後外側カバーを取り付ける構造が示されている。この特許文献1の技術によれば、外側カバーを外すだけでLCDユニットの裏面全体を露出することができ、点検修理の便が図られている。
特開平5−150224号公報
タブレットPCはユーザが手に持ってペン入力等を行なうことができるように開発されたものであり、表示情報量の増大や作業性の向上のために表示画面の大型化が望まれる一方で、携帯性のために装置外形の小型化も望まれている。すなわち、表示画面の面積より小さくはできないものの、その表示画面が矩形平板のできるだけ端まで広がり表示画面の周囲に食み出したカバー部分の面積をできるだけ小さくするという意味での小型化や、その矩形平板の厚さをできるだけ薄くする薄型化が求められている。
例えば、上述の特許文献1の場合、表示画面の周囲が大きく広がっており、上述の意味での小型化の工夫は見られない。
本発明は、上記事情に鑑み、タブレットPC等の電子装置における小型化あるいは薄型化を目的とするものである。
上記目的を達成する本発明の電子装置のうちの第1の電子装置は、
前面に表示画面を有する板状の表示パネルと、
上記表示画面に対応した位置に表示窓を有し表示パネルの一面側を覆う第1のカバーと、
表示パネルの他面側を覆うことにより第1のカバーと共同して表示パネルを内部に収容する第2のカバーとを備えた電子装置において、
表示パネル周縁部への固定用の第1の穴と、第1のカバーへの固定用の第2の穴と、第2のカバーの固定用の第3の穴とを有する固定用部材を備え、
上記固定用部材が、第3の穴を、第1の穴が利用されて固定用部材が表示パネルに固定されたときのその表示パネルに重なる位置に有するものであることを特徴とする。
ここで、上記第1の電子装置において、上記第3の穴がネジ穴であり、第2のカバーはそのネジ穴とネジによって固定されることが好ましい。
また、上記目的を達成する本発明の電子装置のうちの第2の電子装置は、
前面に表示画面を有する板状の表示パネルと、
上記表示画面に対応した位置に表示窓を有し表示バネルの一面側を覆う第1のカバーと、
表示パネルの他面側を覆うことにより第1のカバーと共同して表示パネルを内部に収容する第2のカバーとを備えた電子装置において、
第1のカバーへの固定用の第4の穴と第2のカバーの固定用の第5の穴とを有する固定用部材を備え、
上記固定用部材は、第5の穴を、表示パネルと第1のカバーとが固定され、さらにその固定用部材が第1のカバーに固定されたときの表示パネルに重なる位置に有するものであることを特徴とする。
この第2の電子装置において、上記第5の穴がネジ穴であり、第2のカバーはそのネジ穴とネジによって固定されることが好ましい。
また、上記目的を達成する本発明の電子装置のうちの第3の電子装置は、
前面に表示画面を有する板状の表示パネルと、
上記表示画面に対応した位置に表示窓を有し表示パネルの一面側を覆う第1のカバーと、
表示パネルの他面側を覆うことにより第1のカバーと共同して表示パネルを内部に収容する第2のカバーとを備えた電子装置において、
上記第2のカバーが開口部を有し、その第2のカバーが、
底部中央部が開口し上記開口部に嵌入してその開口部周縁に支持された箱形の板金部材と、
上記板金部材に嵌入しその板金部材の底部周縁部に支持された状態に上記開口部内部に配備された、ディスク型記憶媒体を駆動するディスク装置とを備えたことを特徴とする。
ここで第3の電子装置において、上記ディスク装置は、典型的には、ハードディスクを内蔵しそのハードディスクを駆動するハードディスク装置である。
さらに、上記目的を達成する本発明の電子装置のうちの第4の電子装置は、
前面に表示画面を有する板状の表示パネルと、
上記表示画面に対応した位置に表示窓を有し表示パネルの一面側を覆う第1のカバーと、
表示パネルの他面側を覆うことにより第1のカバーと共同して表示パネルを内部に収容する第2のカバーとを備えた電子装置において、
電力供給を受けて、その電力を表示パネルに供給するための電力に変換する電力変換器を備え、その電力変換器が、第1のカバーに固定され表示パネル背面に重なる位置に配備されたものであることを特徴とする。
ここで、上記本発明の第4の電子装置において、
上記表示パネルが、ペンの接触あるいは接近位置を検出するペン入力機能を有するものであって、
第1のカバーに固定され表示パネル背面に重なる位置に配備された、ペンを収容するペンケースを備え、
電力変換器は、ペンケースに固定されそのペンケースを介して第1のカバーに固定されたものであることを特徴とする。
ここで、上記本発明の第4の電子装置において、上記電力変換器は、典型的には、表示画面のバックライト用の電力を供給するインバータである。
また、上記本発明の第1および第2の電子装置において、上記固定用部材は金具であることが好ましく、また上記本発明の第1〜第4のいずれの電子装置においても、その電子装置には、表示画面への画像表示処理機能を含む情報処理機能が搭載されることが好ましい。
さらに、上記目的を達成する本発明の電子装置のうちの第5の電子装置は、
前面に表示画面を有する板状の表示パネルと、
上記表示画面に対応した位置に表示窓を有し表示バネルの一面側を覆う第1のカバーと、
表示画面への画像表示処理機能を含む情報処理機能が搭載され表示パネルの他面側を覆うことにより第1のカバーと共同して表示パネルを内部に収容する第2のカバーとを備えた電子装置において、
表示パネル周縁部への固定用の第1の穴と、第1のカバーへの固定用の第2の穴と、第2のカバーの固定用の第3の穴とを有する固定用金具を備え、
第2のカバーは上記固定用金具の第3の穴にネジ止めされることを特徴とする。
また、上記目的を達成する本発明の電子装置のうちの第6の電子装置は、
前面に表示画面を有する板状の表示パネルと、
上記画面に対応した位置に表示窓を有し表示パネルの一面側を覆う第1のカバーと、
上記画面への画像表示処理機能を含む情報処理機能が搭載され表示バネルの他面側を覆うことにより第1のカバーと共同して表示パネルを内部に収容する第2のカバーとを備えた電子装置において、
表示パネル周縁部への固定用の第1の穴と、第1のカバーヘの固定用の第2の穴と、第2のカバーの固定用の第3の穴とを有する固定用部材を備え、
上記用部材は、第3の穴を、第1の穴が利用されて固定用部材が表示パネルに固定されたときの表示パネルおよび固定用部材を包含する矩形領域に重なる位置に有するものであることを特徴とする。
さらに、上記目的を達成する本発明の電子装置のうちの第7の電子装置は、
前面に表示画面を有する板状の表示パネルと、
上記表示画面に対応した位置に表示窓を有し表示パネルの一面側を覆う第1のカバーと、
表示パネルの他面側を覆うことにより第1のカバーと共同して表示パネルを内部に収容する第2のカバーとを備えた電子装置において、
第1のカバーヘの固定用の第4の穴と第2のカバーの固定用の第5の穴とを有する固定用部材を備え、
上記固定用部材は、第5の穴を、表示パネルと第1のカバーとが固定され、さらにその固定用部材が第1のカバーに固定されたときの表示パネルおよび周定用部材を包含する矩形領域に重なる位置に有するものであることを特徴とする。
本発明の第1の電子装置によれば、第1〜第3の穴を有する固定用部材が、第3の穴を、表示パネルに重なる位置に有するものであるため、第2のカバーは、表示パネルに重なった位置でその固定用部材に固定され、したがって表示パネルより外側に食み出す領域の面積を小さくすることができ、小型化に寄与する。
また、本発明の第2の電子装置によれば、上記第4〜第5の穴を有する固定用部材を備えると、第2のカバーを強固にネジ止めすることができる。
また、本発明の第3の電子装置によれば、上記の板金部材を薄板で形成することができ、またこの板金部材が一種のクッション材としての役割りを担うため、ディスク装置の周囲には通常は厚いクッション材を配備する必要があるところ、極めて薄いクッション材を配備すればよく薄型化に寄与する。
また、本発明の第4の電子装置によれば、表示パネルへの電力供給に必要な電力変換器を表示パネル背面に重ねたため、表示パネルの横に並べたときと比べ表示パネルから食み出す領域の面積を小さくすることができ、小型化に寄与する。
また、本発明の第5の電子装置によれば、上記の固定用金具を備えたため、この金具に第2のカバーを取り付けることで、背面カバーを前面カバーに取り付ける従来技術のように、第1のカバーにネジ止め用の大きなボスが不要となり、枠が小さくなり、小型化に寄与する。
さらに、本発明の第6の電子装置および第7の電子装置は、第2のカバー固定用の固定用部材の穴が表示パネルと固定用部材を包含する矩形領域内に設けられるというものであり、これによっても、枠が小さくなり、小型化に寄与する。
本発明の電子装置の一実施形態であるタブレットPCを含むPCシステムの構成を示す分解斜視図である。 図1に示すタブレットPCの分解斜視図である。 LCDパネルへのネジ止め用金具の取付位置を示す斜視図である。 LCDパネルへのネジ止め用金具の取付位置を示す斜視図である。 ネジ止め用金具を示す6面図である。 ネジ止め用金具を示す6面図である。 ネジ止め用金具を示す6面図である。 前面カバーに取付けられた状態のLCDユニットと背面カバーとを示す分解斜視図である。 比較例としての従来のタブレットPCの一例を示す分解斜視図である。 図1に示すタブレットPCの背面を示す図である。 図1に示すタブレットPCのHDD装置まわりの分解斜視図である。 板金部材の斜視図である。 板金部材の6面図である。 図11に示す開口部を示す斜視図(A)および平面図(B)である。 開口部に板金部材を嵌入させた状態を示す斜視図(A)および平面図(B)である。 比較例としての、従来のタブレットPCの一例を示す分解斜視図である。 もう1つの比較例としての、従来のタブレットPCのもう1つの例を示す分解斜視図である。 図1に示すタブレットPCを構成するLCDユニットとペンケースとを示した分解斜視図である。 ペンケースとインバータの斜視図である。 背面カバーの斜視図である。 前面カバーに固定された状態のLCDユニットと背面カバーとを示す斜視図である。 比較例としての従来のタブレットPCの一例を示す分解斜視図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の電子装置の一実施形態であるタブレットPCを含むPCシステムの全体構成を示す分解斜視図である。
このPCシステム1は、タブレットPC10とドッキングユニット20とから構成されている。
タブレットPC10は、本体部11と、バッテリユニット12と、ペン13とから構成されている。本体部前面には、周囲の枠を残しそのほとんどの領域に表示画面111が広がっている。また、その本体部11の枠の部分には、様々なタイプのI/O用コネクタ112や各種操作ボタン113が配備されている。また、その枠の部分には、図示しないワイヤレスのキーボードやワイヤレスのマウス等との間で赤外線通信を行なうための赤外線通信部114が配備されている。さらに、その枠の部分には、ペン13が挿入されるペン開口115が設けられており、本体部11の内部にはそのペン開口115に続く部分にペンケース(後述する)が配備されている。ペン13は、そのペン開口115からペンケース内に矢印A方向に挿入されることにより、その本体部11に収納、保持される。
また、バッテリユニット12は、本体部11に矢印B方向にドッキングした状態で使用され、本体部11はバッテリユニット12から電力の供給を受けて動作する。
このタブレットPC10は、ペンケースからペン13を取り出してその先端を表示画面111上に当てると、ペン13と本体部11との間の電磁誘導作用により、その表示画面111上の、ペン13が当てられた点の座標が認識できるように構成されている。また、このタブレットPC10には、表示画面111上をペン13の先端でなぞることによりこのタブレットPC10にユーザからの様々な情報や指示を入力するという操作に適したOS(オペレーティングシステム)がインストールされている。複雑な情報を入力する場合等には、表示画面上にキーボードを表示し、その表示されたそのキーボード上のキーをペン先で押すことによりキーボード的な情報入力も可能である。
また、ドッキングユニット20は、タブレットPC10の表示画面を一般のパーソナルコンピュータの表示画面のように少し斜めにして立てた状態にそのタブレットPC10を着脱自在に固定するためのものである。タブレットPC10をドッキングユニット20に固定させ、図示しないワイヤレスキーボードやワイヤレスマウスを用意すれば、一般のパーソナルコンピュータと同等の取り扱いも可能となる。
このドッキングユニット20の、タブレットPC10を支持する支持部21の中央にはタブレットPC10の背面に備えられたコネクタ116(図10参照)と結合するコネクタ211が配備されており、その支持部21の両脇にはタブレットPC10の両脇を挟んで保持するための保持部212が設けられている。タブレットPC10がドッキングユニット20の支持部21に対し矢印C方向にドッキングされると、タブレットPC10の背面のコネクタ116(図10参照)と支持部21のコネクタ211とが組み合うとともに両脇の保持部212でタブレットPC10の両脇が保持され、これにより、そのタブレットPC10が支持部21に一体的に固定される。この支持部21は、矢印Cを中心とし矢印D方向に90°回転することができ、図1ではタブレットPC10の表示画面は縦長の姿勢となっているが、これを横長の姿勢とし横長の画面として利用することもできる。
また、このドッキングユニット20の底の凹部23には、ユーザのニーズに応じて選択された、CD−ROMドライブユニット、CD−Rドライブユニット、DVDドライブユニット等のドライブユニット24が矢印E方向に装着される。
本実施形態の特徴は、図1に示すPCシステム1のうちのタブレットPC10にあり、以下では、タブレットPC10について説明する。
図2は、図1に示すタブレットPCの分解斜視図である。
このタブレットPC10は、図2の下から順に、前面カバー120、LCDユニット130、および背面カバー140の3層構造となっている。
前面カバー120には周囲の枠の部分を除き広い面積を占める中央部分に表示窓121が形成されており、この表示窓121には透明な薄板のプラスチックがはめ込まれている。この前面カバー120は、LCDユニット130の前面側を覆う役割りを担っている。
また、LCDユニット130は、板状に形成された表示パネルであり、図2には背面が示されているが、その前面には、図3に示すように、その前面のほとんどを占める領域に広がる表示画面131を有し、その表示画面131が周縁の枠体132で囲まれている。この表示画面には、画像が表示される。
また、背面カバー140は、LCDユニット130の背面側を覆うことにより、前面カバー120と共同してLCDユニット130を内部に収容する役割りを担っている。また、この背面カバー140は、LCDユニット130を覆う機能を有するだけでなく、CPU等からなるコンピュータの機能を備えており、LCDユニット130の表示画面131(図3参照)への画像表示処理を含む様々な情報処理を担っている。
LCDユニット130には、3つのネジ止め用金具150,160,170がネジ止めされ、LCDユニット130は、そのLCDユニット130にネジ止めされたネジ止め用金具150,160,170が前面カバー120にネジ181,182,183,184でネジ止めされることにより、その前面カバー120に固定される。また、背面カバー140には、ネジ頭を隠すための凹部を伴ったネジ止め用バカ穴を有する共締め部141,142,143,144が設けられており、背面カバー140は、ネジ191,192,193,194で、LCDユニット130にネジ止めされさらに前面カバー120にネジ止めされたネジ止め用金具150,160,170にネジ止めされる。このとき、ネジ191,192,193,194のネジ頭は、各共締め部141,142,143,144の凹部に隠れた状態となる。
また背面カバー140には、共締め部141,142,143,144と同様の、さらに3つの共締め部145,146,147が設けられているが、これについては後述する。
図3,図4は、LCDパネルへのネジ止め用金具の取付位置を示す斜視図である。
図3には、LCDパネル130の前面が示されており、図4には、LCDパネル130の背面が示されている。
また、図5,図6,図7は、各ネジ止め用金具を示す6面図である。図5〜図7は、それぞれ、図3,図4に示すネジ止め用金具150,160,170を示している。
LCDユニット130の枠体131には4つのネジ止め用穴1321,1322,1323,1324が設けられており、各ネジ301,302,303,304が各ネジ止め用穴1321,1322,1323,1324を貫通して、ネジ301はネジ止め用金具150のネジ穴151に螺合し、ネジ302はネジ止め用金具160のネジ穴161に螺合し、さらにネジ303,304はネジ止め用穴1323,1324を貫通して、ネジ止め用金具170のネジ穴1711,1712に螺合し、これにより、3つのネジ止め用金具150,160,170がLCDユニット130に固定される。
次に、そのLCDユニット130に固定された3つのネジ止め用金具150,160,170が前面カバー120にネジ止めされることによりLCDユニット130が前面カバー120に固定される。
LCDユニット130を前面カバー120に固定するにあたっては、ネジ181がLCDユニット130に固定されたネジ止め用金具150のバカ穴152を貫通して前面カバー120の枠体に設けられたネジ穴1221に螺合し、ネジ182がLCDユニット130に固定されたネジ止め用金具160のバカ穴162を貫通して前面カバーの枠体に設けられたネジ穴1222に螺合し、各ネジ183,184がLCDユニット130に固定されたネジ止め用金具170のバカ穴1721,1722を貫通して前面カバーの枠体に設けられたネジ穴1223,1224に螺合し、これによりLCDユニット130が前面カバー120に取り付けられる。
また、背面カバー140を取り付けるにあたっては、図2に示すように、ネジ191が、背面カバー140に設けられた共締め部141のバカ穴に挿入されて、既に前面カバー120に固定された状態のLCDユニット130に固定されたネジ止め用金具150のネジ穴153に螺合し、ネジ192が、背面カバー140に設けられた共締め部142のバカ穴に挿入されて、既に前面カバー120に固定された状態のLCDユニット130に固定されたネジ止め用金具160のネジ穴163に螺合し、さらに、各ネジ193,194が、既に前面カバー120に固定された状態のLCDユニット130に固定されたネジ止め用金具170のネジ穴1731,1732に螺合し、これにより、背面カバー140が、前面カバー120との間にLCDユニット130を挟み、前面カバー120と共同してLCDユニット130を収容した状態に取り付けられる。
図8は、前面カバーに取付けられた状態のLCDユニットと背面カバーとを示す分解斜視図である。
3つのネジ止め用金具150,160,170の、背面カバー140を取り付けるためのネジ穴153,163,173は、それらのネジ止め用金具150,160,170がLCDユニット130に取り付けられた状態において、そのLCDユニット130に対し図8の上下方向に重なる位置に設けられている。このようにLCDユニット130と前面カバー120とをネジ止めするためのネジ止め用金具150,160,170に背面カバー140を取り付けるためのネジ穴153,163,173を設け、それらのネジ穴153,163,173をLCDユニット130と重なる位置に設けたため、前面カバー120および背面カバー140の、LCDユニット130の外周から食み出る部分を小さい面積に押えることができ、小型化に寄与している。本実施形態のこの特徴については、後で図9に示す比較例と対比してもう一度説明する。
本実施形態では、図8に示すように背面カバー140をネジ止めするためのネジ止め用金具としてこれまで説明してきたネジ止め用金具150,160,170のほか、さらに3つのネジ止め用金具310,320,330が用いられている。これらの3つのネジ止め用金具310,320,330は、それぞれ前面カバー120にネジ止めするためのバカ穴が設けられており、各ネジ185,186,187により前面カバーにネジ止めされる。
また、これら3つのネジ止め用金具310,320,330には、背面カバー140を取り付けるための各ネジ穴311,321,331が設けられており、図示しない各ネジが背面カバー140に設けられた各共締め部145,146,147に挿入され各ネジ止め用金具310,320,330の各ネジ穴311,312,313に螺合し、これにより背面カバー140が一層強固に取り付けられている。
ここで、これら3つのネジ止め用金具310,320,330の背面カバー140を取り付けるための各ネジ穴311,321,331も、上述した3つのネジ止め用金具150,160,170の、背面カバー取り付け用のネジ穴153,163,173と同じく、LCDユニット130の背面と重なる位置に設けられており、このタブレットPC10の小型化が図られている。
図9は、比較例としての従来のタブレットPCの一例を示す分解斜視図である。
この図9に示す従来のタブレットPCも、前面カバー520と、LCDユニット530と、背面カバー540とから構成されている。この図9は、本実施形態のタブレットPCにおける図8と同様、LCDユニット530が既に前面カバー520に取り付けられた状態を示している。
LCDユニット530には、ネジ止め用金具551,552,553,554がネジ止めされており、さらにそれらのネジ止め用金具551,552,553,554がネジ581,582,583,584により前面カバー520に固定され、これによりLCDユニット530が前面カバー520に取り付けられている。
前面カバー520には、それらのネジ止め用金具551,552,553,554とは全く独立にボス521,522,523,524が立設し、それらのボス521,522,523,524には、背面カバー540のネジ止め用のネジ穴531,532,533,534が設けられている。一方背面カバー540には、それらのネジ穴531,532,533,534にそれぞれ対応する位置に、ネジ止め用の穴が形成された共締め部561,562,563,564が形成されている。それらの各共締め部561,562,563,564には各ネジ571,572,573,574が挿入され、前面カバー520の各ネジ穴531,532,533,534に螺合し、これにより前面カバー520に背面カバー540が固定される。各共締め部561,562,563,564にはネジ571,572,573,574のネジ頭を隠すための凹部が形成されており、背面カバー540を前面カバー520に取り付けた状態では共締め部561,562,563,564の凹部にネジ571,572,573,574が埋め込めされた状態となる。
この図9に示す比較例の場合、前面カバー520と背面カバー540とを共締めするためのネジ穴531,532,533,534や共締め部561,562,563,564は、LCDユニット530の外縁よりもさらに外側に設けられている。この場合、LCDユニット530よりも前面カバー520や背面カバー540の寸法がLCDユニット530の寸法よりもかなり大きな寸法となる。
これに対し、図1〜図8に示す実施形態の場合、LCDユニット130と前面カバー120とを固定するためのネジ止め用金具150,160,170に後面カバー取り付け用のネジ穴153,163,173を設け、しかもそのネジ穴153,163,164をLCDユニット130に重なる位置に設けるため、その分前面カバー120および背面カバー140を小型化することができる。
尚、実施形態では、ネジ止め用金具150,160,170をLCDユニット130にネジ止めするにあたっては、図3,図4に示すようにネジ止め用金具150,160,170が上下方向からネジ止めされるが、LCDユニットの種類によっては、LCDユニットの側面にネジ止め用の穴を有するものがあり、その種類のLCDユニットを採用するときは、その種類のLCDユニットに合うようにネジ止め用金具の形状が工夫され、ネジ止め用金具がLCDユニットの側面にネジ止めされる。
図10は、図1に示すタブレットPC10の背面を示す図である。
この背面には、内蔵されたハードディスク(以下、HDDと称する)装置を覆うHDDカバー117が設けられている。
図11は、図1に示すタブレットPC10のHDD装置まわりの分解斜視図である。
この図11に示すように、タブレットPC10の背面パネル140には、HDD装置を装備するための開口部148が形成されている。
ここで、この開口部148からは、LCDユニット130が露出しており、そのLCDユニット130上にHDD装置420の重量がかかるとそのLCDユニット130の表示が乱れたり故障の原因となり、LCDユニット130に重量がかかる状態でHDD装置420を装着することはできない。
そこでこの開口部148には、本実施形態ではステンレスの薄板(厚さ0.2mm)で形成された箱型の板金部材410がその開口部148に嵌入してその板金部材410がその開口部148の周縁で支えられ、その板金部材410にHDD装置420が嵌入し、そのHDD装置420に緩衝部材430が乗せられて、その上からHDDカバー117が取り付けられる。
図12は、板金部材の斜視図であり、図12(A),(B)は、それぞれ、HDD装置420(図11参照)が嵌入する側およびその裏面側を示している。
また図13は、その板金部材の6面図である。
この板金部材410は、上が開いた箱形状のものであり、底部中央部には開口411が形成されている。また、その開口411の周縁にはHDD装置420(図11参照)を支持する支持部412が広がっている。
また、その底部から立ち上がった側壁413の上端には、その側壁413から外側に広がる鍔部414が形成されている。この鍔部414は、この箱型の板金部材410が図11に示す開口部148に嵌入されたとき、その開口部148の周縁部に乗り、板金部材410を開口部148の周縁部で支持させるものである。
図14は、図11に示す開口部を示す斜視図(A)および平面図(B)、図15は、その開口部に板金部材を嵌入させた状態を示す斜視図(A)および平面図(B)である。
板金部材410は、ステンレスの薄板で形成されており、しかも底部中央に開口411が形成されているため容易に弾性変形することができ、HDD装置420を支持する機能のほか、その支持したHDD装置を衝撃から保護する緩衝材としての機能を有する。このHDD装置420は、ハードディスク(図示せず)が内蔵されており、そのハードディスクが回転しその回転するハードディスクに接近させて配置された磁気ヘッドでアクセスする構造であり、外部からの衝撃に弱く、十分な緩衝材で周囲を囲う必要がある。本実施形態では、この板金部材410自体が緩衝材としての機能を有するため、この板金部材410以外の緩衝材の厚さを薄くすることができる。
すなわち、図11および図15に示すように、板金部材410の支持部412や側面413にはゴム材からなる緩衝材415が貼り付けられている。その板金部材410には、HDD装置420が嵌入した状態に配置されるが、そのHDD装置420は、直接的には板金部材410に貼付された緩衝材415に接した状態にその板金部材410に支持される。
板金部材410に嵌入させたHDD装置420の上には緩衝部材430が配置される。
この緩衝部材430の4隅にはゴム材からなる緩衝材431が貼付されている。この緩衝部材430上からはHDDカバー117が被せられるが、このHDDカバー117は直接的には緩衝部材430に貼付された緩衝材431に接し、このHDDカバー117に加わる衝撃からHDD装置420を保護している。
図16は、比較例としての、従来のタブレットPCの一例を示す分解斜視図である。
この図16に示すタブレットPCも、基本的には、前面カバーとLCDユニットと背面カバーとの3層で構成されており、背面カバーには、HDD装置を装備するための開口部601が形成されている。ただし、この開口部601の底部6011は硬い板で塞がれており、そこにHDD装置の重量がかかってもLCDユニットには力が加わらないようになっている。
この開口部601には、下面に緩衝材611が貼付されたプラスチックの緩衝部材610が敷かれ、その上にHDD装置620が置かれ、さらに、上面に緩衝材631が貼付されたもう1枚の緩衝部材630が置かれ、その上からHDDカバー640が被せられて固定される。
この構成の場合、開口部601の底部6011を塞ぐ板が必要であり、さらに緩衝材611,631のみで緩衝作用を行わせているため厚い緩衝材を使用する必要があり、さらに、緩衝部材610も撓みの少ない厚い板材を使う必要があり、全体としてかなりの厚みを必要とし、このタブレットPCの厚み寸法が大きくなり、薄型化の要請に反する結果となっている。
図17は、もう1つの比較例としての、従来のタブレットPCのもう1つの例を示す分解斜視図である。
この図17に示すタブレットPCも、前面カバーとLCDユニットと背面カバーとの3層で構成されており、背面カバーには、HDD装置を装備するための開口部611が形成されている。この開口部661の底部にはLCDユニット650の背面が露出している。このLCDユニット650にはHDD装置の重量をかけないようにする必要がある。このため、この開口部611に装備されたHDD装置670の両側面に、緩衝材681が貼付された板金部材680を取り付け、開口部661に配備されたHDD装置670をその両側で支え、そのHDD装置670の重量がLCDユニット650にかからないようにしている。開口部661にHDD装置670が置かれた後、その開口部661がHDDカバー662で塞がれる。
この図17に示す比較例の場合、HDD装置670をその両側で支えているため厚さ寸法を小さくすることができ、薄型化の要請は満たしている。しかしながらHDD装置670の両側に板金部材680を取り付けその板金部材680でHDD装置を支えているため、開口部661の周囲にその板金部材680を支えるためのかなり大きなスペースを必要とし、小型化の要請に反することになる。
図11〜図15を参照して説明した実施形態の場合、開口部148の周囲の寸法もHDD装置420の外形寸法から大きく食み出すほどの寸法は必要ない。また薄い板金部材を備えてその弾性を利用しているため緩衝材141,431の厚さも薄くて済み、厚み方向の寸法も有利であり、小型化、薄型化の要請に適した構造となる。
図18は、図1に示すタブレットPC10を構成するLCDユニットとペンケースとを示した分解斜視図である。
この図18にはLCDユニット130(例えば図3,図4参照)の背面が示されており、そのLCDユニット130の上部に、LCDユニット130の背面に配置されるペンケース440とそのペンケース440に支持されたインバータ450が示されている。
ペンケース440は、図1に示すペン13を挿抜自在に収容して保持するものであり、インバータ450は、図1に示すバッテリユニット12から電力の供給を受け、LCDユニット130のバックライトを点灯させるための電力を生成してLCDユニット130に供給する役割りを担っている。
図19は、ペンケースとインバータの斜視図であり、図19(A)は、図18と同様、ペンケースにインバータが取り付けられた状態を示し、図19(B)は、ペンケースとインバータとを分離して示している。
ペンケース440の長手方向両端には、ペンケース440を固定するための固定部441,442が設けられている。このペンケース440の各固定部441,442は、図8に示すネジ止め用金具310,150にそれぞれ固定され、インバータ450を保持した状態でLCDユニット130の背面135の上に配備される。
インバータ450は、図18および図19(A)に示すように、ペンケース440に支持された状態でLCDユニット130の背面上に配置される。LCDユニット130の背面135には電磁ノイズ防止用のシールド板が広がっており、インバータ450は一種のノイズ源であるが、そのシールド板の作用により、そのインバータ450で発生したノイズがLCDユニット130の表示やペン位置の検出に悪影響を及ぼすことが防止されている。
図20は、背面カバーの斜視図である。
この図20には背面カバー140の、図18に示すLCDユニット130の背面135に接する内側が示されている。
図18,図19に示すペンケース440およびインバータ450は、背面カバー140の収納部148に収納され、ペン開口115(図1を合わせて参照)からペン13がペンケース440に挿入され、あるいはそのペンケース440から取り出される。
図21は、前面カバーに固定された状態のLCDユニットと背面カバーとを示す斜視図である。
ペンケース440の両端の固定部441,442がそれぞれネジ止め用金具310,150に取り付けられ、ペンケース440がインバータ450を保持してLCDユニット130の背面135の上に乗っている。
その上から、背面ユニット140が矢印F方向に被せるように重ねられる。その際にペンケース440とインバータ450は、背面カバーの収納部148に収納される。
ペンケース440自体は、背面カバー140に配置してもよいが、インバータ450は、LCDユニット130との間で電気的接続を行なう必要があり、インバータ450を背面カバー140に配置すると、背面カバー140を取り付けるにあたり、インバータ450とLCDユニット130との配線が問題となる。このため、インバータ450は、図2に示すように背面カバー140がLCDユニット130から離れている状態においてLCDユニット130側に配置しておく必要がある。このため、本実施形態では、ペンケース440がLCDユニット130側に配置され、そのペンケース440にインバータ450を支持させている。
ここでは、インバータ450をLCDユニット130の背面に重ねた位置に配置したため、インバータ450の存在によってこのタブレットPCが大型化せずに済み、小型化の要請に適合している。
図22は、比較例としての従来のタブレットPCの一例を示す分解斜視図である。
この図22には、本実施形態における図21と同様、前面カバー720に固定された状態のLCDユニット130と背面カバー740の内面とが示されている。
この図22に示す比較例では、インバータ750は、LCDユニット730に並ぶ位置に配置されて前面カバー720に固定されている。
この場合、前面カバー720は、たとえ背面カバー740に空きスペースがあったとしても、LCDユニット730とインバータ750との双方を並べて配置するための寸法が必要となり、大型化する結果となる。また、背面ユニット740にはパーソナルコンピュータとしての機能を実現するためのCPUやその他の様々な回路部品が搭載されており、この背面ユニット740が矢印G方向に重ねられるため、LCDユニット730の背面には、インバータ700が配置されていなくても、背面カバー740に搭載された様々な回路部品から発生するノイズがLCDユニット730の表示やペン位置の検出機能に悪影響が及ばないよう、シールド板が広がっている。ところが、インバータ750はLCDユニット730の横に配置されているため、インバータ750から発せられるノイズをそのシールド板のみでは防ぎきることができず、そのLCDユニット730のインバータ750側の側面等に新たなシールド部材が配置されている。このため、図22の構成の場合、小型化の要請に反するだけではなく、ノイズ対策上も不利であり、LCDユニット730の背面のシールド板のほかに余計なシールド部品を必要とし、部品点数が増え、コスト上不利である。
これに対し、本実施形態の場合、例えば図21に示すようにインバータ450をLCDユニット130の背面の上に乗せ、背面カバーの空きスペースである収納部148に収納するように構成したため、小型化に寄与し、かつノイズ対策上も有利である。
以下本発明の各種実施形態を付記する。
尚、これまで説明してきた実施形態は、情報処理機能を有するタブレットPCの例であるが、本発明では必ずしも情報処理を有するもののみに適用されるものではなく、例えばディスプレイ機能のみの電子装置にも適用可能である。
(付記1)
前面に表示画面を有する板状の表示パネルと、
前記表示画面に対応した位置に表示窓を有し前記表示パネルの一面側を覆う第1のカバーと、
前記表示パネルの他面側を覆うことにより前記第1のカバーと共同して前記表示パネルを内部に収容する第2のカバーとを備えた電子装置において、
前記表示パネル周縁部への固定用の第1の穴と、前記第1のカバーへの固定用の第2の穴と、前記第2のカバーの固定用の第3の穴とを有する固定用部材を備え、
前記固定用部材が、前記第3の穴を、前記第1の穴が利用されて該固定用部材が前記表示パネルに固定されたときの該表示パネルに重なる位置に有するものであることを特徴とする電子装置。
(付記2)
前記第3の穴がネジ穴であり、前記第2のカバーは該ネジ穴とネジによって固定されることを特徴とする付記1記載の電子装置。
(付記3)
前面に表示画面を有する板状の表示パネルと、
前記表示画面に対応した位置に表示窓を有し前記表示バネルの一面側を覆う第1のカバーと、
前記表示パネルの他面側を覆うことにより前記第1のカバーと共同して前記表示パネルを内部に収容する第2のカバーとを備えた電子装置において、
前記第1のカバーへの固定用の第4の穴と前記第2のカバーの固定用の第5の穴とを有する固定用部材を備え、
前記固定用部材は、前記第5の穴を、前記表示パネルと前記第1のカバーとが固定され、さらに該固定用部材が該第1のカバーに固定されたときの該表示パネルに重なる位置に有するものであることを特徴とする電子装置。
(付記4)
前記第5の穴がネジ穴であり、前記第2のカバーは該ネジ穴とネジによって固定されることを特徴とする付記3記載の電子装置。
(付記5)
前面に表示画面を有する板状の表示パネルと、
前記表示画面に対応した位置に表示窓を有し前記表示パネルの一面側を覆う第1のカバーと、
前記表示パネルの他面側を覆うことにより前記第1のカバーと共同して前記表示パネルを内部に収容する第2のカバーとを備えた電子装置において、
前記第2のカバーが開口部を有し、該第2のカバーが、
底部中央部が開口し前記開口部に嵌入して該開口部周縁に支持された箱形の板金部材と、
前記板金部材に嵌入し該板金部材の底部周縁部に支持された状態に前記開口部内部に配備された、ディスク型記憶媒体を駆動するディスク装置とを備えたことを特徴とする電子装置。
(付記6)
前記ディスク装置が、ハードディスクを内蔵し該ハードディスクを駆動するハードディスク装置であることを特徴とする付記5記載の電子装置。
(付記7)
前面に表示画面を有する板状の表示パネルと、
前記表示画面に対応した位置に表示窓を有し前記表示パネルの一面側を覆う第1のカバーと、
前記表示パネルの他面側を覆うことにより前記第1のカバーと共同して前記表示パネルを内部に収容する第2のカバーとを備えた電子装置において、
電力供給を受けて、該電力を前記表示パネルに供給するための電力に変換する電力変換器を備え、該電力変換器が、前記第1のカバーに固定され前記表示パネル背面に重なる位置に配備されたものであることを特徴とする電子装置。
(付記8)
前記表示パネルが、ペンの接触あるいは接近位置を検出するペン入力機能を有するものであって、
前記第1のカバーに固定され前記表示パネル背面に重なる位置に配備された、前記ペンを収容するペンケースを備え、
前記電力変換器は、前記ペンケースに固定され該ペンケースを介して前記第1のカバーに固定されたものであることを特徴とする付記7記載の電子装置。
(付記9)
前記電力変換器は、前記表示画面のバックライト用の電力を供給するインバータであることを特徴とする付記7記載の電子装置。
(付記10)
前記固定用部材は金具であることを特徴とする付記1又は3記載の電子装置。
(付記11)
前記電子装置には、前記表示画面への画像表示処理機能を含む情報処理機能が搭載されることを特徴とする付記1、3、5または7のいずれか1項記載の電子装置。
(付記12)
前面に表示画面を有する板状の表示パネルと、
前記表示画面に対応した位置に表示窓を有し前記表示バネルの一面側を覆う第1のカバーと、
前記表示画面への画像表示処理機能を含む情報処理機能が搭載され前記表示パネルの他面側を覆うことにより前記第1のカバーと共同して前記表示パネルを内部に収容する第2のカバーとを備えた電子装置において、
前記表示パネル周縁部への固定用の第1の穴と、前記第1のカバーへの固定用の第2の穴と、前記第2のカバーの固定用の第3の穴とを有する固定用金具を備え、
前記第2のカバーは前記固定用金具の第3の穴にネジ止めされることを特徴とする電子装置。
(付記13)
前面に表示画面を有する板状の表示パネルと、
前記表示画面に対応した位置に表示窓を有し前記表示パネルの一面側を覆う第1のカバーと、
前記表示画面への画像表示処理機能を含む情報処理機能が搭載され前記表示バネルの他面側を覆うことにより前記第1のカバーと共同して前記表示パネルを内部に収容する第2のカバーとを備えた電子装置において、
前記表示パネル周縁部への固定用の第1の穴と、前記第1のカバーヘの固定用の第2の穴と、前記第2のカバーの固定用の第3の穴とを有する固定用部材を備え、
前記固定用部材は、前記第3の穴を、前記第1の穴が利用されて該固定用部材が前記表示パネルに固定されたときの該表示パネルおよび該固定用部材を包含する矩形領域に重なる位置に有するものであることを特徴とする電子装置。
(付記14)
前面に表示画面を有する板状の表示パネルと、
前記表示画面に対応した位置に表示窓を有し前記表示パネルの一面側を覆う第1のカバーと、
前記表示パネルの他面側を覆うことにより前記第1のカバーと共同して前記表示パネルを内部に収容する第2のカバーとを備えた電子装置において、
前記第1のカバーヘの固定用の第4の穴と前記第2のカバーの固定用の第5の穴とを有する固定用部材を備え、
前記固定用部材は、前記第5の穴を、前記表示パネルと前記第1のカバーとが固定され、さらに該固定用部材が該第1のカバーに固定されたときの該表示パネルおよび該周定用部材を包含する矩形領域に重なる位置に有するものであることを特徴とする電子装置。
1 PCシステム
10 タブレットPC
11 本体部
12 バッテリユニット
13 ペン
20 ドッキングユニット
21 支持部
23 凹部
24 ドライブユニット
111 表示画面
112 I/O用コネクタ
113 各種操作ボタン
114 赤外線通信部
115 ペン開口
117 HDDカバー
120 前面カバー

Claims (5)

  1. 前面に表示画面を有し、その周縁部に前記前面と背面を貫通する貫通穴を有する板状の表示パネルと、
    前記表示画面に対応した位置に表示窓を有し前記表示パネルの前記前面側を覆う第1のカバーと、
    前記表示パネルの前記背面側を覆うことにより前記第1のカバーと共同して前記表示パネルを内部に収容する第2のカバーと、
    前記表示パネルの周縁部への固定用の第1の穴と、前記第1のカバーへの固定用の第2の穴と、前記第2のカバーの固定用の第3の穴とを有する固定用部材と、
    当該電子装置の動作のために電力を供給するバッテリとを備え、
    前記固定用部材は前記表示パネルの前記貫通穴と前記第1の穴が利用されて前記表示パネルに固定され、前記第3の穴は該固定用部材が前記表示パネルに固定されたときの該表示パネルに重なる位置に有するものであることを特徴とする電子装置。
  2. 前記第3の穴がネジ穴であり、前記第2のカバーは該ネジ穴とネジによって固定されることを特徴とする請求項1記載の電子装置。
  3. 前記表示パネルは前記周縁部に前記表示画面を囲む枠体を有し、前記貫通穴は前記枠体に形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の電子装置。
  4. 前記固定用部材は金具であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の電子装置。
  5. 前記表示画面への画像表示処理機能を含む情報処理機能が搭載されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の電子装置。
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