JP2010281722A - 移動手段案内システム - Google Patents

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忠大 柏井
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Abstract

【課題】歩行困難さを考慮して、適切な移動手段を案内することが可能な移動手段案内システムを提供すること。
【解決手段】目的地までの移動コストを取得する移動コスト取得手段、及び移動コストと選択基準とを比較して推奨される移動手段を選択する選択手段を備える構成とし、目的地までの移動コストを考慮して移動手段を選択する。また、選択手段は、歩行の困難さの度合いを示す歩行困難度に応じて、推奨移動手段として徒歩を選択する選択基準を変更することで、歩行困難度に応じて、適切な移動手段を選択して経路案内を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、少なくとも徒歩を含む複数の移動手段から、推奨される推奨移動手段を選択し、選択された推奨移動手段を利用する経路案内を行う移動手段案内システムに関するものである。
従来、このような分野の技術として、目的地までの移動経路として、「徒歩のみの移動経路」、及び「徒歩以外の移動手段による移動を含む経路」を探索するナビゲーションシステムが知られている(例えば、特許文献1)。この特許文献1に記載のナビゲーションシステムでは、現在地から目的地までの距離が所定距離以下の場合は、目的地までの移動手段として徒歩を推奨することで、近距離移動に対して車の使用を控えるように促している。
特開2008−157711号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術では、例えば、悪天候の場合や、利用者が体調不良の場合など、歩行困難な状況であり、利用者がたとえ近距離である場合でも歩きたくないと思うようなときでも、現在地から目的地までの距離によって一律に徒歩移動を推奨されてしまうおそれがあった。
本発明は、このような課題を解決するために成されたものであり、歩行困難さを考慮して、適切な移動手段を案内することが可能な移動手段案内システムを提供することを目的とする。
本発明による移動手段案内システムは、少なくとも徒歩を含む複数の移動手段の中から、目的地までの移動手段として推奨される推奨移動手段を選択し、選択された推奨移動手段を案内する移動手段案内システムであって、目的地までの移動コストを取得する移動コスト取得手段と、移動コスト取得手段によって取得された移動コストと選択基準とを比較し、移動手段のうちの推奨される移動手段である推奨移動手段を選択する選択手段と、選択された推奨移動手段を案内する案内手段と、を備え、選択手段は、歩行の困難さの度合いを示す歩行困難度に応じて、推奨移動手段として徒歩を選択する選択基準を変更することを特徴としている。
このような移動手段案内システムによれば、目的地までの移動コストを取得する移動コスト取得手段、及び移動コストと選択基準とを比較して推奨される移動手段を選択する選択手段を備える構成であるため、目的地までの移動コストを考慮して移動手段を選択することができる。また、選択手段は、歩行の困難さの度合いを示す歩行困難度に応じて、推奨移動手段として徒歩を選択する選択基準を変更することが可能であるため、歩行困難度に応じて、適切な移動手段を選択して経路案内を行うことができる。
また、選択手段は、歩行困難度が高くなるほど、徒歩を選択する頻度を低下させるように選択基準を変更することが好ましい。これにより、歩行困難度が高く歩行困難な状況において、推奨移動手段として徒歩が選択されることが防止される。そのため、歩行困難な状況で徒歩が案内されないため、案内に煩わしさを感じることがない。
また、移動コスト取得手段は、目的地までの移動距離に基づいて移動コストを算出することが好適である。これにより、移動距離に基づいて移動コストを算出することが可能であるため、移動距離に応じて適切に推奨移動手段を案内することができる。
また、移動コスト取得手段は、目的地までの移動時間に基づいて移動コストを算出することが好ましい。これにより、移動時間に基づいて移動コストを算出することが可能であるため、移動時間に応じて適切に推奨移動手段を案内することができる。
また、選択手段は、移動経路における天候状態に基づいて歩行困難度を算出することが好適である。これにより、移動経路における天候状態に基づいて歩行困難度を算出することが可能であるため、移動経路における天候状態に応じて適切に推奨移動手段を案内することができる。例えば、雨、雪、暴風などの悪天の場合に、推奨移動手段として徒歩を案内しないようにすることで、歩行困難さを考慮して、適切な移動手段を案内することが可能となる。
また、選択手段は、利用者の状態に基づいて歩行困難度を算出することが好ましい。これにより、利用者の状態に基づいて歩行困難度を算出することが可能であるため、利用者の状態に応じて適切に推奨移動手段を案内することができる。利用者が、例えば、病気、ケガをしている場合や、荷物が多い場合に、推奨移動手段として徒歩を案内しないようにすることで、歩行困難さを考慮して、適切な移動手段を案内することが可能となる。
また、選択手段は、目的地までの道路状況に基づいて歩行困難度を算出することが好適である。これにより、目的地までの道路状況に基づいて歩行困難度を算出することが可能であるため、道路状況に応じて適切に推奨移動手段を案内することができる。例えば、自動車専用道路、急坂、悪路、通行止などである場合に、推奨移動手段として徒歩を案内しないようにすることで、歩行困難さを考慮して、適切な移動手段を案内することが可能となる。
本発明の移動手段案内システムによれば、歩行困難さを考慮して、適切な移動手段を案内することが可能な移動手段案内システムを抵抗することができる。
本発明の実施形態に係る移動手段案内システムを示すブロック構成図である。 移動手段案内システムの動作手順を示すフローチャートである。 本発明の他の実施例に係る移動手段案内システムを示すブロック構成図である。
以下、本発明による移動手段案内システムの好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、図面の説明において同一または相当要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図1に示す移動手段案内システム1は、目的地までの移動経路を探索し、複数の移動手段のなかから適切な移動手段を選択して経路案内を行うシステムである。具体的には、徒歩で行ったほうが適切であると思われる目的地にかかわらず自動車で行くこと(以下、「近距離運転」ともいう。)が多いユーザ(利用者)に徒歩で移動することを推奨可能なシステムである。この移動手段案内システム1では、各種情報を収集する管理センターが設置されている。移動手段案内システム1の管理センターは、複数の利用者から移動距離に関する情報などを収集する。
移動手段案内システム1は、管理センターに設けられたサーバ40(以下、「センターサーバ」という。)、ユーザ車両の車載機10、利用者が携帯可能な携帯端末30によって構成される。
車載機(カーナビゲーションシステム)10は、演算処理を行うCPU、記憶部となるROM及びRAM、入力信号回路、出力信号回路、電源回路などにより構成されている。車載機10は、通信機11、入力部12、出力部13、ユーザ情報DB14、地図DB15、GPS16、目的地設定部17、走行軌跡作成部18、車内監視部19、案内部20、ブルートゥースコントローラ21を備えている。
通信機11は、通信ネットワークとの接続を可能とする通信手段である。通信機11は、センターサーバ40に各種情報を送信すると共に、センターサーバ40から各種情報を受信する。通信機11は、センターサーバ40に、移動距離に関する情報、ユーザに関する情報を送信する。通信機11は、センターサーバ40から送信された情報を受信する。
入力部12は、ユーザによって操作される入力手段として機能する。入力部12は、例えば、タッチパネル、操作ボタンなどである。入力部12によって、目的地に関する情報が入力される。また、入力部12を用いて、ユーザの状態に関する情報を入力してもよい。
出力部13は、利用者に対して各種情報を提供する出力手段として機能する。出力部13は、例えば、地図情報などを表示可能な液晶表示装置(画像表示部)、ユーザに対して音声案内を行うスピーカ(音声出力部)などである。
ユーザ情報DB14は、ユーザの状態に関する情報を記憶する記憶手段として機能する。ユーザとは、当該車両の運転者、同乗者である。ユーザの状態に関する情報とは、例えば、ユーザが病気であるか否かに関する情報、ユーザがケガをしているか否かに関する情報、ユーザの荷物が多いか否かに関する情報などである。
地図DB15は、地図情報を記憶する記憶手段である。また、地図DB15は、自車両の走行軌跡に関する情報を記憶する。
GPS(Global Positioning System)16は、GPS衛星からの信号を受信して、自車両の現在位置を検出する。目的地設定部17は、ユーザの操作入力に基づいて目的地を設定する。走行軌跡作成部18は、自車両の実際の走行軌跡を作成する。
車内監視部19は、車内を監視して、ユーザ(運転者、同乗者)の状態に関する情報を取得するセンサーである。車内監視部19は、ユーザの状態に関する情報として、例えば、ユーザのケガの有無を判定可能な情報を取得する。車内監視部19としては、車内監視カメラを用いることができる。車内監視カメラによって、例えば、松葉杖、ギブス、車椅子、包帯などの画像を取得した場合には、ユーザがケガをしていると判定する。
また、車内監視部19は、利用者の状態に関する情報として、ユーザが病気であるか否かに関する情報、ユーザの荷物が多いか否かに関する情報を取得してもよい。例えば、車内監視部19によってユーザのマスクの着用を検出した場合に、ユーザが病気であると判定してもよい。また、車内監視部19によって複数の荷物を検出した場合に、ユーザの荷物が多いと判定してもよい。荷物の多い少ないに関する判断基準としては、歩行の困難さを考慮して決定する。
案内部20は、目的地までの経路を案内する。案内部20は、センターサーバ40から出力された情報に基づいて、適切な移動手段を選択し、目的地までの経路を探索して案内を行う。案内部20は、画像表示部に地図情報を表示させ、音声出力部を用いて音声案内を行う。
ブルートゥースコントローラ21は、当該車載機10を搭載した車両の利用者が携帯する携帯端末30との通信を可能とする制御部である。
携帯端末30は、例えば、ナビゲーション機能を有する携帯電話である。携帯端末30は、GPS31、ユーザ移動履歴管理部32、ブルートゥースコントローラ33、入力部34、出力部35、案内部36、地図DB37を備えている。携帯端末30は、通信ネットワークに接続可能であり、センターサーバ40と通信可能な構成とされている。
GPS(Global Positioning System)31は、GPS衛星からの信号を受信して、現在位置を検出する。ユーザ移動履歴管理部32は、当該携帯端末30を携帯するユーザの実際の移動経路に関する情報を管理する。ユーザ移動履歴管理部32は、ユーザの実際の移動経路に関する情報を作成し、記憶し、車載機10やセンターサーバ40に送信する。ブルートゥースコントローラ33は、車載機10との通信を可能とする制御部である。
入力部34は、ユーザによって操作される入力手段として機能する。入力部34は、例えば、タッチパネル、操作ボタンなどである。入力部34によって、目的地に関する情報が入力される。また、入力部34を用いて、ユーザの状態に関する情報を入力してもよい。
出力部35は、ユーザに対して各種情報を提供する出力手段として機能する。出力部35は、例えば、地図情報などを表示可能な液晶表示装置(画像表示部)、ユーザに対して音声案内を行うスピーカ(音声出力部)などである。
案内部36は、目的地までの経路を案内する。案内部36は、車載機10から出力された情報に基づいて、目的地までの経路案内を行う。案内部36は、画像表示部に地図情報を表示させ、音声出力部を用いて音声案内を行う。
地図DB37は、地図情報を記憶する記憶手段である。また、地図DB37は、利用者の移動履歴に関する情報を記憶する。
移動手段案内システム1の管理センターには、収集された各種情報を管理するサーバ40(以下、「センターサーバ」という。)が設けられている。センターサーバ40は、演算処理を行うCPU、記憶部となるROM及びRAM、入力信号回路、出力信号回路、電源回路などにより構成されている。また、センターサーバ40は、通信ネットワークに接続され、複数の車両(車載機10)や携帯端末30などと通信可能な構成とされている。
センターサーバ40は、全ユーザ移動距離監視部(移動コスト取得手段)41、情報受信部42、平均近距離運転頻度学習部43、学習DB44、平均近距離運転頻度閾値決定部(選択手段)45、徒歩推奨対象者選定部(選択手段)46、情報送信部(案内手段)47を有する。
全ユーザ移動距離監視部41は、複数のユーザを監視し平均的な近距離運転頻度を把握する。全ユーザ移動距離監視部41は、複数のユーザから近距離運転に関する情報を受信して、平均的な近距離運転頻度を把握する。なお、ここで言う「近距離運転」とは、徒歩で移動することが適切な距離にある目的地にもかかわらず、自動車を利用して移動してしまうことを指す。
全ユーザ移動距離監視部41は、目的地までの移動コストを取得する本発明の移動コスト取得手段として機能する。全ユーザ移動距離監視部41は、目的地までの移動距離に基づいて移動コストを算出する。全ユーザ移動距離監視部41は、ユーザから取得した情報に基づいて、目的地までの移動距離を把握し移動コストを算出する。
全ユーザ移動距離監視部41は、目的地までの移動時間に基づいて移動コストを算出する。全ユーザ移動距離監視部41は、ユーザから取得した情報に基づいて、目的地までの移動時間を把握し移動コストを算出する。
情報受信部42は、車載機10及び携帯端末30から各種情報を受信する。また、情報受信部42は、道路状況に関する情報、天候に関する情報などを受信する。道路状況に関する情報とは、例えば、自動車専用道路であるか否か、急坂であるか否か、悪路であるか否か、車両通行止めであるか否かに関する情報などが挙げられる。また、道路状況に関する情報として、渋滞に関する情報を取得してもよい。
平均近距離運転頻度学習部43は、世の中の平均的な近距離運転頻度に関する情報を学習する。平均近距離運転頻度学習部43は、世の中の平均的な近距離運転頻度に関する情報を地域別、天候別に層別する。平均近距離運転頻度学習部43は、世の中の平均的な近距離運転頻度に関する情報を各ユーザの体調別に層別する。平均近距離運転頻度学習部43は、自動車専用道路における近距離運転頻度に関する情報を除外する。
学習DB44は、複数のユーザから収集された実際の移動経路、移動距離に関する情報を記憶する。学習DB44は、世の中の平均的な近距離運転頻度に関する情報を記憶する。学習DB44では、条件により層別された状態で、近距離運転頻度に関する情報を記憶する。
学習DB44は、目的地までの距離が短い場合であっても、雨や雪などの天候状況によっては歩きづらいこともあるため、平均的な近距離運転頻度に関する情報を地域・天候別に層別して格納する。
学習DB44は、目的地までの距離が短い場合であっても、ユーザや同乗者がケガなどで歩きづらい状況である場合には、自動車で移動するのもやむを得ないため、平均的な近距離運転頻度に関する情報をユーザの体調別に層別して格納する。
学習DB44は、目的地までの距離が短い場合であっても、自動車専用道路など徒歩では通行できない場合には、該当する情報を除外する。
学習DB44は、目的地までの距離が短い場合であっても、自車両に重い荷物を搭載し、この荷物を持って歩行することが困難である場合には、該当する情報を除外する。
近距離運転頻度閾値決定部45は、近距離運転頻度のしきい値を決定する。近距離運転頻度閾値決定部45は、所定の選択基準を決定、変更する。この「所定の選択基準」とは、推奨移動手段として徒歩を選択するための基準である。
近距離運転頻度閾値決定部45は、歩行の困難さの度合いを示す歩行困難度に応じて、推奨移動手段として徒歩を選択する選択基準を変更する。近距離運転頻度閾値決定部45は、歩行困難度が高くなるほど、推奨移動手段として徒歩を選択する頻度を低下させるように選択基準を変更する。
近距離運転頻度閾値決定部45は、移動経路における天候状態に基づいて歩行困難度を算出する。例えば、天候状態が雨、雪などであり、歩行が困難であると想定できる場合には、歩行困難度を高く設定する。また、強風である場合、寒い場合に、歩行困難度を高く設定してもよい。また、真夏などで、日射病などが懸念される場合に、歩行困難度を高く設定してもよい。
近距離運転頻度閾値決定部45は、ユーザの状態に基づいて歩行困難度を算出する。例えば、ユーザが病気、ケガをしている場合であり、歩行が困難であると想定できる場合には、歩行困難度を高く設定する。また、荷物が多い場合であり、歩行が困難であると想定できる場合には、歩行困難度を高く設定する。
近距離運転頻度閾値決定部45は、道路状況に基づいて歩行困難度を算出する。例えば、道路状況が、自動車専用道路、急坂、悪路、通行止めなどであり、歩行が困難である場合に、歩行困難度を高く設定する。
徒歩推奨対象者選定部46は、平均値に対し、ある一定の閾値で徒歩を推奨する対象ユーザを選定することができる。
近距離運転頻度閾値決定部45及び徒歩推奨対象者選定部46は、全ユーザ移動距離監視部41によって取得された移動コストと所定の選択基準とを比較し、徒歩を含む複数の移動手段のうちの推奨される移動手段である推奨移動手段を選択する本発明の選択手段として機能する。
また、情報送信部47は、車載機10及び携帯端末30に対して各種情報を送信する。情報送信部47は、例えば、世の中の平均よりも近距離運転の頻度が高いユーザに対し、徒歩推奨案内に関する情報を送信する。情報受信部47は、選択された推奨移動手段を案内する本発明の案内手段として機能する。
次に、移動手段案内システムの動作について説明する。図2は、移動手段案内システムの動作手順を示すフローチャートである。
センターサーバ40は、当該利用者の最新の「自動車での移動履歴情報(座標、経路)」を取得する(S1)。次に、センターサーバ40は、当該利用者の移動が、他のユーザと比較して近距離運転に該当するか否かを判定する(S2)。近距離運転に該当すると判定した場合には、ステップ3に進み、近距離運転に該当すると判定しなかった場合には、処理を終了する。
ステップ3では、センターサーバ40は、当該ユーザの最新の自動車での移動時における走行経路の天候情報を取得する。車載機10は、移動時における走行経路に関する情報に、天候情報を関連付けて、当該情報をセンターサーバ40に送信する。センターサーバ40は、車載機10から送信された情報を受信し、走行経路における天候情報を取得する。
続くステップ4では、センターサーバ40は、当該ユーザ及び同乗者の歩行可否(怪我の有無)に関する情報を取得する。車載機10は、移動時における走行経路に関する情報に、ユーザ状況に関する情報を関連付けて、当該情報をセンターサーバ40に送信する。センターサーバ40は、車載機10から送信された情報を受信し、ユーザ及び同乗者の走行可否に関する情報を取得する。
続くステップ5では、センターサーバ40は、当該ユーザの移動時は、悪天候であったか否かを判定する。センターサーバ40は、車載機10から取得した情報に基づいて、当該ユーザの走行経路における天候が悪天候であったか否かを判定する。例えば、天候が雨、雪などであり、歩行が困難である場合には、悪天候であったと判定する。悪天候であったと判定された場合には、処理を終了し、悪天候であったと判定されなかった場合には、ステップ6に進む。
続くステップ6では、センターサーバ40は、当該ユーザの移動時に当該ユーザと同乗者は歩くのが辛い程度の怪我をしていたか否かを判定する。センターサーバ40は、車載機10から取得した情報に基づいて、当該ユーザ/同乗者が歩くのが辛い程度の怪我をしていたか否かを判定する。例えば、当該ユーザ又は同乗者が、歩行が困難な程度の怪我(または病気)をしている場合には、処理を終了し、歩行が可能である場合には、ステップ7に進む。
続くステップ7では、センターサーバ40は、当該ユーザの移動時に移動経路は徒歩通行可能であったか否かを判定する。センターサーバ40は、車載機10から取得した道路状況に関する情報に基づいて、徒歩通行可能であったか否かを判定する。例えば、移動経路が自動車専用道路を含むものである場合には、徒歩通行可能であると判定しない。徒歩通行可能であると判定した場合には、ステップ8に進み、徒歩通行可能であると判定しなかった場合には、処理を終了する。
続くステップ8では、センターサーバ40は、当該ユーザの端末に対し、徒歩推奨案内を送信する。センターサーバ40は、推奨移動手段として徒歩を選択する。センターサーバ40は、当該ユーザの車載機10に対し、徒歩を推奨する案内を送信する。
徒歩推奨案内を取得した車載機10は、ユーザに対して、目的地まで徒歩で行くことを推奨する旨の案内を報知する。車載機10では、例えば、「お客様のお住まいの地域では、△△m以内のコンビニエンスストアには皆さん徒歩で行かれています。健康のためにも、CO低減のためにも、近距離のコンビニエンスストアにはなるべく歩くことをオススメします。」と音声案内する。
このような移動手段案内システム1によれば、目的地までの移動コストを取得して、移動コストと選択基準とを比較して推奨移動手段を選択することが可能であるため、目的地までの移動コストを考慮して移動手段を選択することができる。また、移動手段案内システム1は、歩行の困難さの度合いを示す歩行困難度に応じて、推奨移動手段を選択する選択基準を変更することができるため、歩行困難度に応じて、適切な移動手段を選択して経路案内を行うことができる。
また、移動手段案内システム1では、歩行困難度が高くなるほど、徒歩を選択する頻度を低下させることが可能であるため、歩行困難度が高く歩行困難な状況において、推奨移動手段として徒歩が選択されることが防止される。その結果、歩行困難な状況で、推奨移送手段として、徒歩が案内されないため、ユーザが煩わしさを感じることがない。
また、移動手段案内システム1では、目的地までの移動距離/移動時間に基づいて移動コストを算出することが可能であるため、移動距離/移動時間に応じて適切に推奨移動手段を案内することができる。
また、移動手段案内システム1では、移動経路における天候状態に基づいて歩行困難度を算出することが可能であるため、移動経路における天候状態に応じて適切に推奨移動手段を案内することができる。例えば、雨、雪、暴風などの悪天の場合に、推奨移動手段として徒歩が案内されず、歩行困難さを考慮して、適切な移動手段を案内することができる。
また、移動手段案内システム1では、ユーザの状態に基づいて歩行困難度を算出することが可能であるため、ユーザの状態に応じて適切に推奨移動手段を案内することができる。ユーザが、例えば、病気、ケガをしている場合や、荷物が多い場合に、推奨移動手段として徒歩が案内されず、歩行困難さを考慮して、適切な移動手段を案内することができる。
また、移動手段案内システム1では、目的地までの道路状況に基づいて歩行困難度を算出することが可能であるため、道路状況に応じて適切に推奨移動手段を案内することができる。例えば、自動車専用道路、急坂、悪路、通行止などである場合に、推奨移動手段として徒歩が案内されず、歩行困難さを考慮して、適切な移動手段を案内することができる。
次に、本発明の他の実施例に係る移動手段案内システムについて説明する。図3は、本発明の他の実施例に係る移動手段案内システムを示すブロック構成図である。他の実施例に係る移動手段案内システム1Aが、上記実施形態に係る移動手段案内システム1と違う点は、ユーザが携帯端末を備えていない点、車載機10Aがユーザ徒歩移動取得部22を備えている点である。
ユーザ徒歩移動取得部22は、ユーザの徒歩での移動に関する情報を取得するものである。ユーザ徒歩移動手段22は、例えば、ユーザによって操作される入力手段である。ユーザが携帯端末を備えていない場合には、ユーザが徒歩での移動に関する情報を入力することで、ユーザ徒歩移動取得部22は、ユーザの徒歩での移動に関する情報を取得して、車載機10Aからセンターサーバ40に情報をアップロードすることができる。これにより、ユーザが携帯端末を備えていない場合であっても、徒歩移動に関する情報を取得することができ、上記実施形態の移動手段案内システムと同様の作用、効果を奏することができる。
以上、本発明をその実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態の移動手段案内システム1では、車載機10及び携帯端末30が、ブルートゥースコントローラ21,33を備え、互いに通信可能な構成とされているが、その他の通信手段を用いてデータ送信を行ってもよく、例えば、ユーザの徒歩移動後に、徒歩移動に関する情報を車載機10に入力してもよい。
1,1A…移動手段案内システム、10,10A…車載機、11…通信機、12…入力部、13…出力部、14…ユーザ情報DB、15…地図DB、16…GPS、17…目的地設定部、18…走行軌跡作成部、19…車内監視部、20…案内部、21…ブルートゥースコントローラ、22…ユーザ徒歩移動取得部(推定部)、30…携帯端末、31…GPS、32…ユーザ移動履歴管理部、33…ブルートゥースコントローラ、34…入力部、35…出力部、36…地図DB、40…センターサーバ、41…全ユーザ移動距離監視部(移動コスト取得手段)、42…情報受信部、43…平均近距離運転頻度学習部、44…学習DB、45…近距離運転頻度閾値、46…徒歩推奨対象者選定部(選択手段)、47…情報送信部(案内手段)。

Claims (7)

  1. 少なくとも徒歩を含む複数の移動手段の中から、目的地までの移動手段として推奨される推奨移動手段を選択し、選択された推奨移動手段を案内する移動手段案内システムであって、
    目的地までの移動コストを取得する移動コスト取得手段と、
    前記移動コスト取得手段によって取得された前記移動コストと選択基準とを比較し、前記移動手段のうちの推奨される移動手段である推奨移動手段を選択する選択手段と、
    選択された前記推奨移動手段を案内する案内手段と、を備え、
    前記選択手段は、歩行の困難さの度合いを示す歩行困難度に応じて、前記推奨移動手段として徒歩を選択する前記選択基準を変更することを特徴とする移動手段案内システム。
  2. 前記選択手段は、前記歩行困難度が高くなるほど、徒歩を選択する頻度を低下させるように前記選択基準を変更することを特徴とする請求項1記載の移動手段案内システム。
  3. 前記移動コスト取得手段は、目的地までの移動距離に基づいて移動コストを算出することを特徴とする請求項1又は2記載の移動手段案内システム。
  4. 前記移動コスト取得手段は、目的地までの移動時間に基づいて移動コストを算出することを特徴とする請求項1又は2記載の移動手段案内システム。
  5. 前記選択手段は、移動経路における天候状態に基づいて前記歩行困難度を算出することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の移動手段案内システム。
  6. 前記選択手段は、利用者の状態に基づいて前記歩行困難度を算出することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の移動手段案内システム。
  7. 前記選択手段は、目的地までの道路状況に基づいて前記歩行困難度を算出することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の移動手段案内システム。
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