JP2010281662A - 傾斜センサー、傾斜センサーを備えたパルス発生装置、傾斜角度検出装置 - Google Patents

傾斜センサー、傾斜センサーを備えたパルス発生装置、傾斜角度検出装置 Download PDF

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JP2010281662A
JP2010281662A JP2009134766A JP2009134766A JP2010281662A JP 2010281662 A JP2010281662 A JP 2010281662A JP 2009134766 A JP2009134766 A JP 2009134766A JP 2009134766 A JP2009134766 A JP 2009134766A JP 2010281662 A JP2010281662 A JP 2010281662A
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Megumi Ito
恵 伊藤
Junichiro Shinozaki
順一郎 篠▲崎▼
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Abstract

【課題】水平方向に対する傾斜角度が0度から90度になるまでの間に、傾斜角度におけ
る複数の位置を検出することができないという課題がある。
【解決手段】軸P方向からの断面が円形状を有する導電性移動体7と、絶縁性の第1支持
部としての支持部5と、支持部5の一方の面に軸Pから等距離の円周上に配置された第1
端子としての端子1および第2端子としての端子2と、を備える第1電極11と、絶縁性
の第2支持部としての支持部6と、支持部6の一方の面に軸Pから等距離の円周上に配置
された第3端子としての端子3および第4端子としての端子4とを備えた傾斜センサー2
0を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、傾斜センサー、傾斜センサーを備えたパルス発生装置、傾斜角度検出装置に
関する。
静電容量方式、ピエゾ抵抗式などの加速度センサーや、ボール接点方式の傾斜センサー
などを装置に備え、装置に対する振動を検出したり、装置の水平方向に対する傾斜角度を
検出することなどが行われている。ボール接点方式の傾斜センサーは低消費電力で使用で
きる。例えば、特許文献1では、一対の容器状電極間に導電球を設けたボール接点方式の
傾斜センサーを用いて、導電球と一対の電極とが接触状態であるか非接触状態であるかを
検出することによって、振動や傾斜角度を検出する方法が提案されている。
特開2002−365050号公報
しかしながら、導電球と一対の電極とから構成される傾斜センサーは、基準となる水平
姿勢から傾けたときの傾斜角度の変化が例えば90度であるとき、導電球と一対の電極と
の接触状態が変化する時点は1回のみである。そのため、一対の電極の導通状態の変化も
1回のみであるので、傾斜角度における位置を検出したことを示すための信号出力回数は
、1回のみとなってしまう。従って、基準となる水平姿勢から傾けて傾斜角度を変化させ
たとき、傾斜角度における複数の位置を検出することができないという課題がある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の
形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]所定の軸方向からの断面が円形状を有する導電性移動体と、絶縁性の第1支
持部と、前記第1支持部の一方の面に前記所定の軸から等距離の円周上に配置された第1
端子および第2端子と、を備える第1電極と、絶縁性の第2支持部と、前記第2支持部の
一方の面に前記所定の軸から等距離の前記円周上に配置された第3端子および第4端子と
を備え、前記第1電極と極性が異なる第2電極と、前記第1電極の前記一方の面と前記第
2電極の前記一方の面が対向し、且つ、前記第3端子が前記円周上で前記第1端子に隣接
して配置され、前記第2端子が前記円周上で前記第3端子の前記第1端子とは反対側に隣
接して配置され、前記第4端子が前記円周上で前記第2端子の前記第3端子とは反対側に
隣接して配置されるように、前記第1電極と前記第2電極とを配置し、前記第1電極と前
記第2電極との間に前記導電性移動体が配置され、前記所定の軸方向周りの回転角度の変
化に伴い、前記導電性移動体が前記第1端子と前記第3端子との間の位置から前記第3端
子と前記第2端子との間の位置、前記第2端子と前記第4端子との間の位置に順次移動し
て、前記第1電極と第2電極とを導通させることを特徴とする傾斜センサー。
この構成によれば、所定の軸方向周りの回転角度の変化に伴い、導電性移動体が第1端
子と第3端子との間の位置から第3端子と第2端子との間の位置、第2端子と第4端子と
の間の位置に順次移動して、第1電極と第2電極とを導通させる。これにより、水平方向
に対する傾斜角度が変化すると、導電性移動体と第1電極と第2電極との接触状態が変化
する時点が複数回となる。そのため、傾斜センサーが水平方向に置かれた姿勢から傾斜角
度が変化すると、第1電極と第2電極との導通状態が変化する時点が複数回となるので、
傾斜角度における複数の位置を検出することができる。
[適用例2]前記第1端子と前記第3端子との距離、前記第2端子と前記第3端子との距
離、前記第2端子と前記第4端子との距離が、等しくなるように配置されることを特徴と
する上記傾斜センサー。
この構成によれば、導通状態が変化する時点の回数と、軸を頂点として隣接する端子と
で形成される角度により、傾斜角度における複数の位置を検出することができる。
[適用例3]前記第1端子と前記第3端子との距離が前記第2端子と前記第3端子の距
離よりも小さく、前記第2端子と前記第3端子との距離が前記第2端子と前記第4端子の
距離よりも小さくなるように配置されることを特徴とする上記傾斜センサー。
この構成によれば、傾斜センサーの軸を中心として回転する回転方向がわかる。
[適用例4]前記第1電極は、前記第1支持部の一方の面に対向する他方の面に、前記所
定の軸から等距離の前記円周上に配置された第5端子と第6端子を有し、絶縁性の第3支
持部と、前記第3支持部の一方の面に前記所定の軸から等距離の前記円周上に配置された
第7端子および第8端子とを備え、前記第1電極と極性が異なる第3電極を有し、前記第
1電極の前記他方の面と前記第3電極の一方の面が対向し、且つ、前記第7端子が前記円
周上で前記第5端子に隣接して配置され、前記第6端子が前記円周上で前記第7端子の前
記第5端子と反対側に隣接して配置され、前記第8端子が前記円周上で前記第6端子の前
記第7端子と反対側に隣接して配置されるように、前記第1電極と前記第3電極とを配置
し、前記導電性移動体は、前記第1電極と前記第2電極との間ならびに前記第1電極と前
記第3電極との間を移動可能に構成されていることを特徴とする傾斜センサー。
この構成によれば、傾斜センサーの軸が傾斜する方向がわかる。
[適用例5]前記所定の軸を中心軸とし、前記所定の軸から各端子までの距離と前記導
電性移動体の円形断面の直径との差より小さい半径を有する円柱状の絶縁性部材が配置さ
れることを特徴とする上記傾斜センサー。
この構成によれば、導電性移動体が円周上に並ぶ端子に沿って転がることができる。
[適用例6]前記傾斜センサーの前記円周上で隣接する一対の端子と前記導電性移動体と
の接触状態の変化による導通状態の変化からパルスを生成するパルス生成部と、を備えた
ことを特徴とするパルス発生装置。
この構成によれば、パルスを検出し、傾斜角度を検出することができる。
[適用例7]前記傾斜センサーの前記円周上で隣接する一対の端子と前記導電性移動体と
の接触状態の変化による導通状態の変化からパルスを生成するパルス生成部と、前記パル
ス生成部から発生するパルス数を計数するパルス計数部と、前記所定の軸に対して前記一
対の端子が成す角度と前記パルス数とに基づき前記傾斜センサーの傾斜角度を算出する傾
斜角度算出部と、を備えたことを特徴とする傾斜角度検出装置。
この構成によれば、パルス数と、軸を頂点として隣接する端子とで形成される角度によ
り、傾斜角度における複数の位置を検出することができる。
[適用例8]前記傾斜センサーの前記円周上で隣接する一対の端子と前記導電性移動体と
の接触状態の変化による導通状態の変化からパルスを生成するパルス生成部と、前記パル
ス生成部から発生するパルス間の時間を計測するパルス間時間計測部と、前記パルス間の
時間に基づき前記傾斜センサーの回転方向を判定する回転方向判定部と、を備えたことを
特徴とする傾斜角度検出装置。
この構成によれば、傾斜センサーの回転方向を判定することができる。
[適用例9]前記傾斜センサーの前記円周上で隣接する一対の端子と前記導電性移動体
との接触状態の変化による導通状態の変化からパルスを生成するパルス生成部と、前記第
1電極と前記第2電極、前記第1電極と前記第3電極、の導通状態を検出する導通状態検
出部と、を備えたことを特徴とする傾斜角度検出装置。
この構成によれば、傾斜センサーの傾斜方向を検出することができる。
(a)は、第1実施例における傾斜センサーの外観斜視図、(b)は、第1実施例における導電性移動体の外観斜視図。 (a)は、支持部に備えられた第1端子と第2端子、移動規制部材、回路接続用端子を示す外観斜視図、(b)は、第1電極に接続された第1端子と第2端子と移動規制部材と回路接続用端子の外観斜視図。 軸方向から見た傾斜センサーの断面図。 第1実施例における傾斜角度検出装置の電気的な構成を示すブロック図。 (a)は、傾斜センサーの外観斜視図である。図5(b)は、導電性移動体の外観斜視図。 軸P方向から見た傾斜センサーの断面図。 第2実施例における傾斜角度検出装置の電気的な構成を示すブロック図。 (a)は、第1電極と第2電極との導通状態の変化を示す図、(b)は、第1電極と第2電極との導通状態の変化から発生するパルスの図、(c)、(d)は、パルス間の時間を示す図。 第3実施例における傾斜センサーの外観斜視図。 第3実施例における傾斜角度検出装置の電気的な構成を示すブロック図。 (a)は、第4実施例における傾斜センサーの外観斜視図、(b)は、第4実施例における移動規制部材の外観斜視図。
(実施例1)
以下、実施例1について図面に従って説明する。図1(a)は、本実施例における傾斜
センサー20の外観斜視図である。第1端子としての端子1、第2端子としての端子2が
、プラスティックなどの絶縁性を有する第1支持部としての支持部5の図面右側の面に備
えられる。
第3端子としての端子3、第4端子としての端子4が、プラスティックなどの絶縁性を
有する第2支持部としての支持部6の図面左側の面に備えられる。端子1〜4は、導電性
を有し、棒状の長手方向が軸Pと同じ方向に備えられる。
支持部5,6には、導電性を有する回路接続用端子9,10がそれぞれ備えられる。支
持部5,6の内部には、第1電極11,第2電極12がそれぞれ備えられる。
図1(b)は、本実施例における導電性移動体7の外観斜視図である。導電性移動体7
は、円柱形状を有する。円柱形状の移動規制部材8が軸Pを中心軸として、支持部5,6
に挟まれるようにして備えられる。
傾斜センサー20には、軸P上に置かれた移動規制部材8の外周を囲む端子1,2,3
,4と、支持部5,6とによって囲まれる空洞S1が形成される。
傾斜センサー20が、軸Pを中心とする回転方向に傾斜すると、導電性移動体7は、空
洞S1内を転がりながら移動し、重力方向における下側で静止する。
図2(a)は、図1(a)の傾斜センサー20を分解し、支持部5に備えられた第1端
子と第2端子と移動規制部材8と回路接続用端子9の外観斜視図である。支持部5には、
第1端子としての端子1,1a,1bと第2端子としての端子2,2a,2bが備えられ
る。第1電極11は、支持部5に覆われる。
図2(b)は、第1電極11に接続された第1端子と第2端子と移動規制部材8と回路
接続用端子9の外観斜視図である。図2(b)は、図2(a)から支持部5、移動規制部
材8を取り除いた外観斜視図である。第1電極11には、端子1,1a,1b、端子2,
2a,2b、回路接続用端子9が接続される。
同様に、図1(a)の支持部6には、端子3を含む複数の第3端子と、端子4を含む複
数の第4端子が備えられる。第3端子と第4端子は、第2電極12に接続される。第2電
極12は回路接続用端子10に接続される。
図2(a)の図面右側に、第2電極12を覆う支持部6、第3端子、第4端子を備え、
空洞S1内に導電性移動体7を軸方向Pにして備えることによって傾斜センサー20が構
成される。
図2(b)の第1電極11の図面右側の面は、第2電極12の面と対向する位置に備え
られる。図3は、図1の軸P方向における方向D1から見た図で、軸Pを法線とし、二点
鎖線A,Bの位置での断面図である。網掛けした円で示す端子1,2,1a,2a,1b
,2b、網掛けしない円で示す端子3,4,3a,4a,3b,4bは、軸Pを中心とす
る円周Cの位置に配置され、軸Pからの距離が等しい。
第3端子としての端子3,3a,3bが円周C上で第1端子としての端子1,1a,1
bに隣接して配置され、第2端子としての端子2,2a,2bが円周C上で第3端子とし
ての端子3,3a,3bの第1端子としての端子1,1a,1bとは反対側に隣接してそ
れぞれ配置される。
第4端子としての端子4,4a,4bが円周C上で第2端子としての端子2,2a,2
bの第3端子としての端子3,3a,3bとは反対側に隣接して配置されるように、第1
電極11と第2電極12とを配置し、第1電極11と第2電極12との間に導電性移動体
7が配置される。
このようにしてそれぞれの端子が配置されることにより、第1電極11に接続される端
子と、第2電極12に接続される端子とは、円周C上で交互に配置される。
軸Pを頂点として隣接する端子で形成されるそれぞれの角度R1が均等になるように配
置される。例えば、本実施例では、軸Pを頂点として隣接する端子1の中心位置E1と端
子3の中心位置E2とで形成される角度R1に示すように、30度の角度で均等に配置さ
れる。従って、それぞれ隣接する端子の距離L1は等しい。すなわち、第1端子として端
子1,1a,1bと第3端子としての3,3a,3bとの距離、第2端子としての端子2
,2a,2bと第3端子としての端子3,3a,3bとの距離、第2端子としての端子2
,2a,2bと第4端子としての端子4,4a,4bとの距離が、それぞれ等しくなるよ
うに配置される。
図3の断面図において、円柱形状の移動規制部材8の半径L3は、軸Pから各端子まで
の距離L4と導電性移動体7の円形断面の直径L2との差より小さい。これにより、導電
性移動体7は、空洞S1内を転がることができる。
図3の傾斜センサー20は、基準としての水平姿勢の位置にある。導電性移動体7は、
端子1aと端子3aに接触しているので、端子1aと端子3aとは導通状態にある。従っ
て、この時点では、第1電極11と第2電極12とは導通状態にある。
導電性移動体7の直径L2は、導電性移動体7の外周が隣接する一対の端子に接触し、
隣接する3個の端子には接触しない。
移動規制部材8は、支持部5,6の軸P付近に備えられることにより、振動などによっ
て、導電性移動体7が軸Pを超えて、反対側に移動することを規制することができる。
ここで、図3の姿勢にある傾斜センサー20が、軸Pを中心として右回りに30度回転
した姿勢になるまで傾斜するとき、第1電極11と第2電極12との導通状態について説
明する。
この姿勢から傾斜センサー20が軸Pを中心として図面右回りに30度回転した姿勢ま
で傾斜すると、導電性移動体7は、端子1aから離れ、端子3aには当接しながら回転す
る。従って、この時点では、第1電極11と第2電極12とは非導通状態にある。
さらに、導電性移動体7が端子3aには当接しながら回転すると、隣接する端子3aと
端子2aに接触した状態になる。従って、この時点では、第1電極11と第2電極12と
は導通状態にある。
このように、傾斜センサー20が軸Pを中心として右回りに30度回転した姿勢まで傾
斜すると、第1電極11と第2電極12における導通状態が1回変化する。ここでは、導
通状態から非導通状態になり、再び導通状態に戻るまでの変化を、導通状態における1回
分の変化とする。
さらに、傾斜センサー20が軸Pを中心として右回りに30度回転した姿勢まで傾斜す
ると、導電性移動体7が端子2aには当接しながら回転し、隣接する端子2aと端子4a
に接触した状態になり、導通状態が1回変化する。
また、反対に、傾斜センサー20が、軸Pを中心として左回りに、30度回転した姿勢
まで傾斜すると、第1電極11と第2電極12における導通状態が1回変化し、さらに、
軸Pを中心として左回りに、30度回転した姿勢まで傾斜すると、第1電極11と第2電
極12における導通状態が1回変化する。
このように、傾斜センサー20は、軸Pを中心として回転すると、第1電極11と第2
電極12における導通状態が複数回変化する。
図4は、本実施例の傾斜センサー20を用いて、傾斜角度を検出する傾斜角度検出装置
100の電気的な構成を示すブロック図である。傾斜センサー20の回路接続用端子9,
10は、回路22,23にそれぞれ接続される。回路22,25には、直流電源21が接
続される。
パルス生成部24は、電子回路から構成され、回路23,25に接続される。パルス生
成部24は、傾斜センサー20における第1電極11と第2電極12との導通状態の変化
が1回あると、一つのパルスを発生させる。
図8(a)は、第1電極11と第2電極12との導通状態の変化を示す図である。第1
電極11と第2電極12とは、時点t1において、導通状態から非導通状態に変化する。
図8(b)は、第1電極11と第2電極12との導通状態の変化から発生するパルスW
1の図である。パルス生成部24は、第1電極11と第2電極12における導通状態から
非導通状態への変化が時点t1で1回あると、一つのパルスW1を発生させる。
傾斜センサー20、パルス生成部24によってパルス発生装置26が構成される。
演算部30は、ROM33に記憶されたプログラムをRAM34に読み出して実行する
。パルス生成部24から発生したパルスは、インターフェース(I/F)31を介してC
PU32に入力される。
パルス計数部40は、パルス生成部24から発生したパルスの個数を計数する。傾斜角
度算出部41は、図3の角度R1とパルス計数部40が計数した個数との積を算出し、傾
斜センサー20が軸Pを中心として回転したときの傾斜角度を算出する。
例えば、パルスが3回発生すると、第1電極11と第2電極12との導通状態の変化が
3回あったことを示す。本実施例の傾斜センサー20は、角度R1が30度でそれぞれの
端子が配置されているので、水平の姿勢からの傾斜角度が90度の姿勢にあることが傾斜
角度検出装置100によって検出される。
パルス計数部40、傾斜角度算出部41は、プログラムから構成され、CPU32がR
OM33に記憶されたプログラムをRAM34に読み出して実行することにより機能する
図5(a)は、球状の導電性移動体7aを備えた傾斜センサー20aの外観斜視図であ
る。図5(b)は、球状の導電性移動体7aの外観斜視図である。本実施例では、空洞S
1内に、円柱状の導電性移動体7を備えた傾斜センサー20について説明したが、球状の
導電性移動体7aを備えてもよい。
以上、説明した傾斜センサー20は、軸P方向からの断面が円形状を有する導電性移動
体7と、絶縁性の第1支持部としての支持部5と、支持部5の一方の面に軸Pから等距離
の円周C上に配置された第1端子としての端子1,1a,1bおよび第2端子としての端
子2,2a,2bと、を備える第1電極11と、絶縁性の第2支持部としての支持部6と
、支持部6の一方の面に軸Pから等距離の円周C上に配置された第3端子としての端子3
,3a,3bおよび第4端子としての端子4,4a,4bとを備え、第1電極11と極性
が異なる第2電極12と、第1電極11の一方の面と第2電極12の一方の面が対向し、
且つ、第3端子が円周C上で第1端子に隣接して配置され、第2端子が円周C上で第3端
子の第1端子とは反対側に隣接して配置され、第4端子が円周C上で第2端子の第3端子
とは反対側に隣接して配置されるように、第1電極11と第2電極12とを配置し、第1
電極11と第2電極12との間に導電性移動体7が配置され、軸P方向周りの回転角度の
変化に伴い、導電性移動体7が第1端子と第3端子との間の位置から第3端子と第2端子
との間の位置、第2端子と第4端子との間の位置に順次移動して、第1電極11と第2電
極12とを導通させる。
この構成によれば、水平方向に対する傾斜角度が変化すると、導電性移動体7と第1電
極11と第2電極12において、導通状態から非導通状態に変化する時点が複数回となる
。そのため、傾斜センサーが水平方向に置かれた姿勢から傾斜角度が例えば90度変化す
るとき、第1電極と第2電極との導通状態が変化する時点が複数回となるので、傾斜角度
における複数の位置を検出することができる。
また、第1端子と第3端子との距離、第2端子と第3端子との距離、第2端子と第4端
子との距離が、等しくなるように配置される。
この構成によれば、導通状態が変化する時点の回数と、軸Pを頂点として隣接する端子
とで形成される角度により、傾斜角度における複数の位置を検出することができる。
(実施例2)
実施例2では、軸を頂点として隣接する一対の端子で形成される角度R1の大きさの順
に端子が配置される傾斜センサーについて説明する。
図6は、軸P方向から見た図で、第2実施例における傾斜センサー20bの断面図であ
る。各端子は、軸Pを中心とする円周C上に、第1電極11に接続された端子(網がけし
た円)と第2電極12に接続された端子(網がけしない円)とが交互に配置されるように
、支持部5,6に備えられる。
軸Pを頂点として隣接する一対の端子で形成されるそれぞれの角度は、異なり、大きさ
の順に並ぶように配置される。第1端子としての端子1cと第3端子としての端子3cと
の距離L5が第2端子としての端子2cと第3端子としての端子3cの距離L6よりも小
さく、第2端子としての端子2cと第3端子としての端子3cの距離L6が第2端子とし
ての端子2cと第4端子としての端子4cの距離L7よりも小さくなるように配置される
従って、軸Pを頂点とし端子1cの中心位置E3と端子3cの中心位置E4とで形成さ
れる角度R2は、軸Pを頂点とし中心位置E4と端子2cの中心位置E5とで形成される
角度R3より小さい。角度R3は、軸Pを頂点とし中心位置E5と端子4cの中心位置E
6とで形成される角度R4より小さい。
軸Pを頂点として隣接する端子とで形成されるそれぞれの角度は、図面左回りに位置す
るほど大きくなる。反対に、軸Pを頂点として隣接する端子とで形成されるそれぞれの角
度は、図面右回りに位置するほど小さくなる。
図7は、本実施例の傾斜センサー20bを用いて、傾斜角度を検出する傾斜角度検出装
置100bの電気的な構成を示すブロック図である。第1実施例の図4と同様に、傾斜セ
ンサー20b、直流電源21、パルス生成部24が回路22,23,25に備えられる。
傾斜センサー20b、パルス生成部24によってパルス発生装置26bが構成される。
演算部30aには、第1実施例と同様に、I/F31、CPU32、ROM33、RA
M34が備えられる。演算部30aには、さらに、時間を計測する計時部35が備えられ
る。計時部35は、CPU32がプログラムを実行するために用いるクロック(不図示)
を用いてもよい。
パルス間時間計測部42は、パルス生成部24が発生した複数のパルスにおいて、パル
ス間の時間を計測する。
回転方向判定部43は、パルス間の時間を比較し、パルス間の時間が長くなっているか
、短くなっているかによって、傾斜センサー20bにおける回転方向を判定する。
図8(c)、(d)は、パルス間の時間を示す図である。例えば、図8(c)に示すよ
うに、パルスW2とパルスW3間における時間t3が、パルスW1とパルスW2間におけ
る時間t2より長くなっているとき、回転方向判定部43は、傾斜センサー20bが、図
6の図面反時計回りに回転されたとして判定する。反対に、図8(d)に示すように、パ
ルスW2とパルスW3間における時間t4が、パルスW1とパルスW2間における時間t
2より短くなっているとき、回転方向判定部43は、傾斜センサー20bが、図6の図面
時計回りに回転されたとして判定する。
以上、説明した本実施例における傾斜センサー20bを用いることにより、傾斜センサ
ー20bにおける軸Pを中心とする回転方向を判定することができる。
また、以上、説明した本実施例における傾斜角度検出装置100bは、傾斜センサー2
0bと、傾斜センサー20bの導通状態の変化からパルスを生成するパルス生成部24と
、パルス生成部24から発生するパルス間の時間を計測するパルス間時間計測部42と、
パルス間の時間によって、傾斜センサー20bの回転方向を判定する回転方向判定部43
と、を備える。
この構成によれば、計測された時間の変化から傾斜センサー20bの回転方向を判定す
ることができる。
(第3実施例)
第3実施例では、さらに、第5端子と第6端子を有する傾斜センサーについて説明する
。図9は、第3実施例における傾斜センサー20cの外観斜視図である。
第1支持部としての支持部5aはリング状に形成されている。円柱形状の移動規制部材
8aは、中心軸を軸Pと同じにして支持部5aを貫通し、第2支持部としての支持部6と
第3支持部としての支持部60に備えられる。
図面右側の第1支持部としての支持部5aと第2支持部としての支持部6には、第1実
施例で説明したように、第1端子としての端子1、第2端子としての端子2、第3端子と
しての端子3、第4端子としての端子4が備えられる。
第1電極11は、第1支持部としての支持部5aの図面左側の面に、軸Pから等距離の
円周上に配置された第5端子としての端子61と第6端子としての端子62が接続される
第1電極11とは極性が異なる第3電極13は、絶縁性の第3支持部としての支持部6
0に覆われる。第3電極13は、支持部60の図面右側の面に、軸Pから等距離の円周上
に配置された第7端子としての端子63および第8端子としての端子64が接続される。
第1電極11の図面左側の面と第3電極13の図面右側の面が対向する。第7端子とし
ての端子63が円周上で第5端子としての端子61に隣接して配置される。第6端子とし
ての端子62が円周上で第7端子としての端子63の第5端子としての端子61と反対側
に隣接して配置される。
第8端子としての端子64が円周上で第6端子としての端子62の第7端子としての端
子63と反対側に隣接して配置されるように、第1電極11と第3電極13とを配置する
移動規制部材8aを囲む第1端子、第2端子、第3端子、第4端子、第5端子、第6端
子、第7端子、第8端子および支持部60,5a,6によって空洞S2が形成される。球
形状の導電性移動体7aは、空洞S2内を移動し、第1電極11と第2電極12との間な
らびに第1電極11と第3電極13との間を移動可能に構成されている。
第1電極11は、回路接続用端子9に接続され、第2電極12は、回路接続用端子10
に接続され、第3電極13は、回路接続用端子67に接続される。
図10は、本実施例の傾斜センサー20cを用いて、傾斜角度を検出する傾斜角度検出
装置100cの電気的な構成を示すブロック図である。第1実施例の図4と同様に、傾斜
センサー20c、直流電源21、パルス生成部24が回路22,23,25に備えられる
。また、演算部30が備えられ、図4の第1実施例と同様に、パルス計数部40、傾斜角
度算出部41は、プログラムから構成され、CPU32がROM33からプログラムをR
AM34に読み出して実行することにより機能する。
傾斜センサー20c、パルス生成部24によってパルス発生装置26cが構成される。
傾斜センサー20cの回路接続用端子9は回路51に接続され、回路接続用端子10は
回路52に接続され、回路接続用端子67は回路53に接続される。
回路51,52,53は、それぞれダイオード54,55,56を介して回路23に接
続される。これにより、回路51,52,53の電圧は、他の回路の電圧の影響を受けな
い。
導通状態検出部50は、電子回路から構成され、回路51,52,53の電圧を検出す
る。
傾斜方向判定部44は、導通状態検出部50が検出した回路51,52,53における
電圧の有無の情報を、I/F31を介して取得し、それぞれの一対の電極間における導通
状態を取得した電圧の有無の情報に基づいて判定する。傾斜方向判定部44は、判定した
導通状態に基づいて、導電性移動体7aが静止している場所を判定し、傾斜センサー20
cの軸P方向における傾斜方向を判定する。
具体的には、傾斜方向判定部44は、回路51,52から電圧を検出したときは、導電
性移動体7aが第1電極11と第2電極12における電圧を検出したことになるので、第
1電極11と第2電極12における導通状態の変化を検出する。従って、導電性移動体7
aは、図9の図面右側の支持部5a,6の間に有り、軸Pは図面右側に傾斜していると判
定する。
反対に、傾斜方向判定部44は、回路51,53から電圧を検出したときは、導電性移
動体7aが第1電極11と第3電極13における電圧を検出したことになるので、第1電
極11と第3電極13における導通状態の変化を検出する。従って、導電性移動体7aは
、図9の図面左側の支持部5a,60の間に有り、軸Pは図面左側に傾斜していると判定
する。
傾斜方向判定部44は、プログラムから構成され、CPU32がROM33からプログ
ラムをRAM34に読み出して実行することにより機能する。
以上、説明した本実施例における傾斜角度検出装置100cは、傾斜センサー20cと
、傾斜センサー20cの導通状態の変化からパルスを生成するパルス生成部24と、第1
電極11と第2電極12、第3電極13の導通状態を検出する導通状態検出部50と、を
備える。
(第4実施例)
第4実施例では、一対の円錐状端子部を備えた傾斜センサーについて説明する。図11
(a)は、本実施例における傾斜センサー20dの外観斜視図である。
図面中央部には、第1支持部としての支持部5b,第2支持部としての6bに備えられ
、軸P方向に並ぶ第1端子としての端子1,第2端子としての端子2,第3端子としての
端子3,第4端子としての端子4が備えられる。
支持部5b,6bは絶縁性を有し、支持部5bの内部には、第1電極(不図示)が備え
られ、支持部6bの内部には、第2電極(不図示)が備えられる。第1電極は回路接続用
端子9と接続され、第2電極は回路接続用端子10と接続される。
端子1,2は第1電極に接続され、端子3,4は第2電極に接続される。図に示すよう
に、第1電極に接続された端子と第2電極に接続された端子とが、軸Pから等距離の円周
上に交互に配置される。
図面左側には、支持部5b,第3支持部としての支持部75に備えられ、軸P方向との
傾斜角度を有して配置された第5端子としての端子71,第6端子としての端子72,第
7端子としての端子73,第8端子としての端子74が備えられる。
支持部75は絶縁性を有し、支持部75の内部には、第3電極(不図示)が備えられ、
第3電極は回路接続用端子76と接続される。端子73,74は第1電極に接続され、端
子71,72は第3電極に接続される。支持部75、5bと端子71,72,73,74
によって円錐状端子部が形成される。
図に示すように、第1電極に接続された端子73,74と第3電極に接続された端子7
1,72とが、軸Pから等距離の円周上に交互に配置される。
図面右側には、支持部6b,第4支持部としての支持部85に備えられ、軸P方向との
傾斜角度を有して配置された第9端子としての端子81,第10端子としての端子82,
第11端子としての端子83,第12端子としての端子84が備えられる。
支持部85は絶縁性を有し、支持部85の内部には、第4電極(不図示)が備えられ、
第4電極は回路接続用端子86と接続される。端子81,82は第2電極に接続され、端
子83,84は第4電極に接続される。支持部5b,85と端子81,82,83,84
によって円錐状端子部が形成される。
図に示すように、第2電極に接続された端子と第4電極に接続された端子とが、軸Pか
ら等距離の円周上に交互に配置される。
図11(b)は、本実施例における移動規制部材8bの外観斜視図である。絶縁性を有
する移動規制部材8bは、中央に円柱形状を有し、両側に円錐形状を有する形状から構成
される。このような形状を有する移動規制部材8bが、傾斜センサー20dの空洞に備え
られることにより、振動などによって、球状の導電性移動体7aが軸Pを超えて、反対側
に移動することを規制することができる。
このような構成の傾斜センサー20dを用いて、第1実施例で説明した図4の電気的な
ブロック図に示す構成により、軸Pにおける回転方向の傾斜角度の検出ができる。
また、第3実施例で説明したように、第1電極、第2電極、第3電極、第4電極間の導
通状態を検出すれば、導電性移動体7aの位置を判定できるので、軸P方向において、傾
斜センサー20dが水平の姿勢であるか、傾斜しているかを検出することができる。
1,1a,1b,1c…第1端子、2,2a,2b,2c…第2端子、3,3a,3b
,3c…第3端子、4,4a,4b,4c…第4端子、5,5a,5b,6,6b,60
,75,85…支持部、7,7a…導電性移動体、11…第1電極、12…第2電極、1
3…第3電極、20,20a,20b,20c,20d…傾斜センサー、24…パルス生
成部、40…パルス計数部、41…傾斜角度算出部、42…パルス間時間計測部、43…
回転方向判定部、44…傾斜方向判定部、50…導通状態検出部、61…第5端子、62
…第6端子、63…第7端子、64…第8端子、100,100b,100c…傾斜角度
検出装置、C…円周、L2…導電性移動体の円形断面の直径、L3…円柱形状の絶縁性部
材の半径、L4…軸から端子までの距離、L5…第1端子と第3端子の距離、L6…第2
端子と第3端子の距離、L7…第2端子と第4端子の距離、P…軸、R1,R2,R3,
R4…軸を頂点として隣接する端子とで形成される角度、S1,S2…空洞。

Claims (9)

  1. 所定の軸方向からの断面が円形状を有する導電性移動体と、
    絶縁性の第1支持部と、前記第1支持部の一方の面に前記所定の軸から等距離の円周上
    に配置された第1端子および第2端子と、を備える第1電極と、
    絶縁性の第2支持部と、前記第2支持部の一方の面に前記所定の軸から等距離の前記円
    周上に配置された第3端子および第4端子とを備え、前記第1電極と極性が異なる第2電
    極と、
    前記第1電極の前記一方の面と前記第2電極の前記一方の面が対向し、且つ、前記第3
    端子が前記円周上で前記第1端子に隣接して配置され、前記第2端子が前記円周上で前記
    第3端子の前記第1端子とは反対側に隣接して配置され、前記第4端子が前記円周上で前
    記第2端子の前記第3端子とは反対側に隣接して配置されるように、前記第1電極と前記
    第2電極とを配置し、前記第1電極と前記第2電極との間に前記導電性移動体が配置され
    、前記所定の軸方向周りの回転角度の変化に伴い、前記導電性移動体が前記第1端子と前
    記第3端子との間の位置から前記第3端子と前記第2端子との間の位置、前記第2端子と
    前記第4端子との間の位置に順次移動して、前記第1電極と第2電極とを導通させること
    を特徴とする傾斜センサー。
  2. 請求項1に記載の傾斜センサーであって、
    前記第1端子と前記第3端子との距離、前記第2端子と前記第3端子との距離、前記第
    2端子と前記第4端子との距離が、等しくなるように配置されることを特徴とする傾斜セ
    ンサー。
  3. 請求項1に記載の傾斜センサーであって、
    前記第1端子と前記第3端子との距離が前記第2端子と前記第3端子の距離よりも小さ
    く、前記第2端子と前記第3端子との距離が前記第2端子と前記第4端子の距離よりも小
    さくなるように配置されることを特徴とする傾斜センサー。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の傾斜センサーであって、前記第1電極は
    、前記第1支持部の一方の面に対向する他方の面に、前記所定の軸から等距離の前記円周
    上に配置された第5端子と第6端子を有し、
    絶縁性の第3支持部と、前記第3支持部の一方の面に前記所定の軸から等距離の前記円
    周上に配置された第7端子および第8端子とを備え、
    前記第1電極と極性が異なる第3電極を有し、前記第1電極の前記他方の面と前記第3
    電極の一方の面が対向し、且つ、前記第7端子が前記円周上で前記第5端子に隣接して配
    置され、前記第6端子が前記円周上で前記第7端子の前記第5端子と反対側に隣接して配
    置され、前記第8端子が前記円周上で前記第6端子の前記第7端子と反対側に隣接して配
    置されるように、前記第1電極と前記第3電極とを配置し、
    前記導電性移動体は、前記第1電極と前記第2電極との間ならびに前記第1電極と前記
    第3電極との間を移動可能に構成されていることを特徴とする傾斜センサー。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の傾斜センサーであって、
    前記所定の軸を中心軸とし、前記所定の軸から各端子までの距離と前記導電性移動体の
    円形断面の直径との差より小さい半径を有する円柱状の絶縁性部材が配置されることを特
    徴とする傾斜センサー。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の傾斜センサーと、
    前記傾斜センサーの前記円周上で隣接する一対の端子と前記導電性移動体との接触状態
    の変化による導通状態の変化からパルスを生成するパルス生成部と、を備えたことを特徴
    とするパルス発生装置。
  7. 請求項2または請求項3に記載の傾斜センサーと、前記傾斜センサーの前記円周上で隣
    接する一対の端子と前記導電性移動体との接触状態の変化による導通状態の変化からパル
    スを生成するパルス生成部と、
    前記パルス生成部から発生するパルス数を計数するパルス計数部と、
    前記所定の軸に対して前記一対の端子が成す角度と前記パルス数とに基づき前記傾斜セ
    ンサーの傾斜角度を算出する傾斜角度算出部と、を備えたことを特徴とする傾斜角度検出
    装置。
  8. 請求項3に記載の傾斜センサーと、
    前記傾斜センサーの前記円周上で隣接する一対の端子と前記導電性移動体との接触状態
    の変化による導通状態の変化からパルスを生成するパルス生成部と、
    前記パルス生成部から発生するパルス間の時間を計測するパルス間時間計測部と、前記
    パルス間の時間に基づき前記傾斜センサーの回転方向を判定する回転方向判定部と、を備
    えたことを特徴とする傾斜角度検出装置。
  9. 請求項4に記載の傾斜センサーと、前記傾斜センサーの前記円周上で隣接する一対の端
    子と前記導電性移動体との接触状態の変化による導通状態の変化からパルスを生成するパ
    ルス生成部と、前記第1電極と前記第2電極、前記第1電極と前記第3電極、の導通状態
    を検出する導通状態検出部と、を備えたことを特徴とする傾斜角度検出装置。
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