JP5375569B2 - モーションセンサー - Google Patents

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Description

本発明は、たとえば、人、動物及び物体などの動きを検出する、モーションセンサーに関するものである。
従来、人、動物及び物体の動きを検出して制御に用いる機器には様々なものが存在する。このような機器に用いられ、人、動物及び物体の動きを検出するセンサーは広くモーションセンサーと呼ばれることがある。このようなモーションセンサーには、加速度センサー、角速度センサーなどが用いられ、用途によって複数のセンサーを組み合わせて使用されるものがある。
たとえば、特許文献1には、自動二輪車に用いられるものとして、地面に垂直な方向である第1の方向の加速度を検出する縦置きセンサーと第1の方向に直角な方向である第2の方向の加速度を検出する横置きセンサーとを有する転倒検出装置が提案されている。
特開2009−73492号公報
しかしながら、加速度を検出するセンサーは正確な動きの変異の検出が可能となるものの常時電力を消費するため、自動二輪車のように電力供給を継続的に行える場合はよいが、人や動物などに用いる場合には電力供給が継続的に行えない状況が発生することが考えられ、常時使用することが難しいという問題がある。また、転倒の検出を目的とするならば、必ずしも加速度の正確な検出がなくてもよいと考えられることから、より簡易な構造のセンサーを用いた装置を構成するという課題がある。
本発明は、上述した問題または課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
本適用例に係るひとつのモーションセンサーは、凹部を有する第1の電極、前記第1の電極と同じ形状を有する第2の電極及び第1の導電球を有する第1の傾斜検出器と、凹部を有する第3の電極、前記第3の電極と同じ形状を有する第4の電極及び第2の導電球を有する第2の傾斜検出器と、凹部を有する第5の電極、前記第5の電極と同じ形状を有する第6の電極及び第3の導電球を有する第3の傾斜検出器と、を含み、前記第1の傾斜検出器は、前記第1の電極の前記凹部と前記第2の電極の前記凹部とが対向し、前記第1の電極及び前記第2の電極が第1の距離をおいて第1の軸に垂直な面に対して面対称となるように配置され、前記第1の導電球は、前記第1の電極及び前記第2の電極の間の空間内を可動し、前記第1の電極と前記第2の電極との間を導通の状態又は非導通の状態にさせ、前記第2の傾斜検出器は、前記第3の電極の前記凹部と前記第4の電極の前記凹部とが対向し、前記第3の電極及び前記第4の電極が第2の距離をおいて前記第1の軸に直交する第2の軸に垂直な面に対して面対称となるように配置され、前記第2の導電球は、前記第3の電極及び前記第4の電極の間の空間内を可動し、前記第3の電極と前記第4の電極との間を導通の状態又は非導通の状態にさせ、前記第3の傾斜検出器は、前記第5の電極の前記凹部と前記第6の電極の前記凹部とが対向し、前記第5の電極及び前記第6の電極が第3の距離をおいて前記第1の軸及び前記第2の軸の双方に直交する第3の軸に垂直な面に対して面対称となるように配置され、前記第3の導電球は、前記第5の電極及び前記第6の電極の間の空間内を可動し、前記第5の電極と前記第6の電極との間を導通の状態又は非導通の状態にさせ、前記第1の距離は前記第1の導電球の直径よりも短い距離であり、前記第2の距離は前記第2の導電球の直径よりも短い距離であり、前記第3の距離は前記第3の導電球の直径よりも短い距離であることを特徴とする。
この構成によれば、モーションセンサーが第1の軸、第1の軸に垂直な第2の軸、及び、第1の軸及び第2の軸に垂直な第3の軸の各々に傾斜検出器を有することで、該モーションセンサーを取り付けた対象において、互いに直交する3軸に対しての姿勢の変化を知ることができる。該傾斜検出器は、それぞれの電極が凹部を有し該凹部を対向させた一対の電極と、該一対の電極の間に存在する可動する導電球とにより導通の状態及び非導通の状態をもたらすものであるため、構造が簡単であることから他の構造のセンサーに比較して小型化が可能であり、かつ、消費電力も少なくすることができる。このためひとつのモーションセンサーとして複数の該傾斜検出器を備えても、モーションセンサーのサイズが大きくなるのを抑えられ、また、電力供給不足となる可能性を抑えることができる。また、可動する導電球の存在する空間が該凹部を対向させた一対の電極により形作られる空間であることから、それぞれの電極の凹部の形状を、モーションセンサーを取り付ける対象又は検出目的に合わせて形作ることで、導通の状態及び非導通の状態となるタイミングを調整することができ、用途に合わせたモーションセンサーの形成を容易に行うことができる。
また、対向している一対の電極における電極間の距離を導電球の直径よりも短い長さとすることで、導電球が一対の電極により形作られる空間の外に出ることがない。また、該一対の電極は導電球により導通の状態又は非導通の状態になるのであり、電極同士が接している状態にはない。すなわち、本適用例において、一対の電極間の距離はゼロよりも長く導電球の直径よりも短い長さとなる。従って本適用例においては、ゼロよりも長く導電球の直径よりも短い長さの範囲内で一対の電極間の距離を変えることで、導電球が一対の電極の双方に接していられる角度の大きさを変えることができる。更に本適用例において、導電球の直径は一対の電極間の距離よりも長く、一対の電極間により形作られる空間内を可動することができる長さとなる。この範囲内で導電球の直径を変えることにより、導電球が一対の電極の双方に接していられる角度の大きさを変えることができる。従って、一対の電極間の距離及び導電球の直径のいずれか一方又は双方を変えることで、一対の電極が導通の状態となる角度の範囲の調整を容易に行うことが可能となり、用途に合わせたモーションセンサーの形成を容易に行うことができる。
[適用例2]
上記の適用例に係るモーションセンサーにおいて、更に、前記第1の軸又は前記第1の軸に対して平行となる軸に少なくともひとつの第4の傾斜検出器が配置され、前記第2の軸又は前記第2の軸に対して平行となる軸に少なくともひとつの第5の傾斜検出器が配置され、前記第3の軸又は前記第3の軸に対して平行となる軸に少なくともひとつの第6の傾斜検出器が配置され、前記第4の傾斜検出器は、凹部を有する第7の電極、前記第7の電極と同じ形状を有する第8の電極及び第4の導電球を有し、前記第7の電極の前記凹部と前記第8の電極の前記凹部とが対向し、前記第7の電極及び前記第8の電極が第4の距離をおいて前記第1の軸に垂直な面以外の任意の面の中のひとつの面に対して面対称となるように配置され、前記第4の導電球は、前記第7の電極及び前記第8の電極の間の空間内を可動し、前記第7の電極と前記第8の電極との間を導通の状態又は非導通の状態にさせ、前記第5の傾斜検出器は、凹部を有する第9の電極、前記第9の電極と同じ形状を有する第10の電極及び第5の導電球を有し、前記第9の電極の前記凹部と前記第10の電極の前記凹部とが対向し、前記第9の電極及び前記第10の電極が第5の距離をおいて前記第1の軸に直交する第2の軸に垂直な面以外の任意の面の中のひとつの面に対して面対称となるように配置され、前記第5の導電球は、前記第9の電極及び前記第10の電極の空間内を可動し、前記第9の電極と前記第10の電極との間を導通の状態又は非導通の状態にさせ、前記第6の傾斜検出器は、凹部を有する第11の電極、前記第11の電極と同じ形状を有する第12の電極及び第6の導電球を有し、前記第11の電極の前記凹部と前記第12の電極の前記凹部とが対向し、前記第11の電極及び前記第12の電極が第6の距離をおいて前記第1の軸及び前記第2の軸の双方に直交する第3の軸に垂直な面以外の任意の面の中のひとつの面に対して面対称となるように配置され、前記第6の導電球は、前記第11の電極及び前記第12の電極の間の空間内を可動し、前記第11の電極と前記第12の電極との間を導通の状態又は非導通の状態にさせ、前記第4の距離は前記第4の導電球の直径よりも短い距離であり、前記第5の距離は前記第5の導電球の直径よりも短い距離であり、前記第6の距離は前記第6の導電球の直径よりも短い距離であることが好ましい。
この構成によれば、第1の軸に対して平行となる軸に少なくともひとつの第4の傾斜検出器を第1の傾斜検出器と異なる角度に配置し、第2の軸に対して平行となる軸に少なくともひとつの第5の傾斜検出器を第2の傾斜検出器と異なる角度に配置し、第3の軸に対して平行となる軸に少なくともひとつの第6の傾斜検出器を第3の傾斜検出器と異なる角度に配置することで、モーションセンサーを取付けた対象の姿勢のより細かな変化を検出することが可能となる。
[適用例3]
上記の適用例に係るモーションセンサーにおいて、前記第1の傾斜検出器、前記第2の傾斜検出器、前記第3の傾斜検出器、前記第4の傾斜検出器、前記第5の傾斜検出器及び前記第6の傾斜検出器の中の少なくともふたつが円筒状の容器に収納されていることが好ましい。
この構成によれば、複数の傾斜検出器が円筒状の容器に収納されることによりモーションセンサー内の傾斜検出器の実装を容易に行えるようにすることができる。
[適用例4]
上記の適用例に係るモーションセンサーにおいて、前記第1の傾斜検出器、前記第2の傾斜検出器、前記第3の傾斜検出器、前記第4の傾斜検出器、前記第5の傾斜検出器及び前記第6の傾斜検出器の中の少なくともひとつの傾斜検出器の出力信号の履歴を記憶することが好ましい。
この構成によれば、少なくともひとつの傾斜検出器の履歴を記憶することにより、モーションセンサーを取付けた対象の姿勢の変化をリアルタイムで採取をすることができない場合でも、後から履歴を読み出すことで、少なくともひとつの傾斜検出器の出力を基にした該対象の姿勢の変化を解析することできる。モーションセンサーの出力信号の採取の方法には様々なものが考えられる。無線を使ってモーションセンサーの出力信号を採取しパソコン等を用いて監視を行うのもひとつの方法である。しかしながら、無線を使用するような場合はモーションセンサーを取付けた対象が無線による出力信号の採取が可能な領域の外側で活動を行うことが考えられる。このような場合、モーションセンサー自体が履歴を記憶することにより、後からモーションセンサーの履歴を読み出すことでリアルタイムでの採取ができなかった時間帯におけるモーションセンサーを取付けた対象の姿勢の変化を解析することが可能となる。
履歴を記憶する傾斜検出器の数は、使用状況により設定することでよい。モーションセンサー内に実装可能なメモリーの容量は限られることから、履歴を取る傾斜検出器の数を少なくすればその分履歴を取ることができる時間が長くなり、履歴を取る傾斜検出器の数を多くすればその分履歴を取ることができる時間が短くなる。
[適用例5]
上記の適用例に係るモーションセンサーにおいて、前記履歴は、前記出力信号が所定の値となった場合に、前記第1の傾斜検出器、前記第2の傾斜検出器、前記第3の傾斜検出器、前記第4の傾斜検出器、前記第5の傾斜検出器及び前記第6の傾斜検出器の出力信号の履歴を記憶することが好ましい。
この構成によれば、出力信号が所定の値になった後、すべての傾斜検出器の出力信号の履歴を残すことで、重要と思われる状態の変化情報を残すことができる。ここで、所定の値とはモーションセンサーを取り付けた対象にとって重大な影響が現れると判断できる衝撃により決まる値である。これにより、該衝撃を受けた後の重要と思われる状態の変化に対して適切な対応を検討するための情報を残すことが可能となる。尚、出力信号が所定の値となったときの時刻を推定することができる情報を履歴の中に残すことは好ましいことである。時刻を推定することができるものとしては、時計の値、タイマーの値及びカウンターの値などが考えられる。
モーションセンサーにおける傾斜検出器の論理的配置を示す図。 モーションセンサーにおける傾斜検出器の配置の仕方の例を示す図。 傾斜検出器の断面図。 モーションセンサーのMZ軸とZ軸とが平行であるときの傾斜検出器の状態を示す図。 モーションセンサーのMX軸を回転の軸として回転させたときの傾斜検出器の状態を示す図。 モーションセンサーのMX軸を回転の軸として回転させたときの傾斜検出器の状態を示す図。 モーションセンサーのMX軸を回転の軸として回転させたときの状態を示す図。 傾斜検出器のオン/オフの変化点における傾斜状態を示した図。 傾斜検出器のオン/オフの変化点における傾斜状態を示した図。 傾斜検出器のオン/オフの変化点における傾斜状態を示した図。 モーションセンサーの角度検出の説明に用いる図。 複数の傾斜検出器を有するモーションセンサーのブロック図を示す図。
以下、本発明のモーションセンサーについて、図を用いて説明する。
(第1実施形態)
本実施形態は、直交する3軸(X軸、Y軸及びZ軸)に対しての傾きを検出する、3個の傾斜検出器を有するモーションセンサーの例である。直交する前記3軸において、重力方向に平行な軸をZ軸とする。本実施形態におけるモーションセンサー1を図1に示す。図1に示すように、モーションセンサー1は傾斜検出器10、傾斜検出器20及び傾斜検出器30を有する。モーションセンサー1に固定された直交する3軸をMX軸、MY軸及びMZ軸とする。モーションセンサー1は、MX軸がX軸に、MY軸がY軸に、MZ軸がZ軸にそれぞれ対応し、測定対象への取付け時においてMZ軸がZ軸と平行となるように測定対象に取付けられる。また、図1においてはモーションセンサー1の外形図は省略しているが、傾斜検出器10、傾斜検出器20及び傾斜検出器30は所定のケースに収められモーションセンサー1を構成する。
傾斜検出器10は、凹部を有する電極12、電極12と同じ形状を有する電極13、及び導電球15を含み、電極12と電極13とが互いの凹部が向い合って導電球15の可動空間となる空間14を形成し、MX軸に垂直な平面が電極12及び電極13における対称面となるようにモーションセンサー1内に配置されている。傾斜検出器20は、凹部を有する電極22、電極22と同じ形状を有する電極23、及び導電球25を含み、電極22と電極23とが互いの凹部が向い合って導電球25の可動空間となる空間24を形成し、MY軸に垂直な平面が電極22及び電極23における対称面となるようにモーションセンサー1内に配置されている。傾斜検出器30は、凹部を有する電極32、電極32と同じ形状を有する電極33、及び導電球35を含み、電極32と電極33とは互いの凹部が向い合って導電球35の可動空間となる空間34を形成し、MZ軸に垂直な平面が電極32及び電極33における対称面となるようにモーションセンサー1内に配置されている。尚、本実施形態において、空間14、24及び34はいずれも球状の空間である。
図1に示している傾斜検出器10、20及び30は説明の便宜上配置される向きを分かりやすくするためにMX軸、MY軸及びMZ軸上に配置された形で記載しているが、実際は向きが変わらなければ配置される場所はどこでもよい。例えば、図2に示すように傾斜検出器10、20及び30を一列に配置してもよく、また、プリント基板上に配置する場合はパターンの引きやすい位置に傾斜検出器10、20及び30の各々を別々に実装しても構わない。
ここで、図3を用いて、本実施形態における傾斜検出器が検出可能な角度について説明する。図3は、MX軸及びMZ軸(図示せず)を含む平面における傾斜検出器10の断面図を示したものである。図3における傾斜検出器10は、MZ軸がZ軸(重力方向)に対して平行にあるときのものである。このとき、MX軸は重力方向に対して垂直であり、導電球15は電極12及び電極13の双方に接し、電極12と電極13は導通の状態にある。便宜上、MX軸は傾斜検出器10の中心を貫いているものとする。また、MY軸(図示せず)は図3における断面図に対して垂直となる。傾斜検出器10は導通の状態にあり、導電球15と電極13は接点S1で接している。図3で示す状態において、接点S1における電極13の曲率半径Rを半径とする円の中心点C1を通る重力方向を示す直線をM1としたときに、直線M1と曲率半径Rとが作る角の大きさをΦとする。同様に、図3の状態において、導電球15の中心点C2を通る重力方向を示す直線をM2としたときに、直線M2と接点S1における導電球15の半径rとが作る角の大きさをθとする。
傾斜検出器10の中心を貫きMY軸に平行な直線を回転の軸として、傾斜検出器10に対して図3で示すAの方向に回転を与えた場合、導電球15が電極12と電極13の間から電極13上に転がり出るときのMX軸の重力方向に対しての回転角度の大きさはθとなる。また、MX軸が重力方向に対して平行であり電極13が重力方向に位置する状態(図示せず)から、傾斜検出器10の中心を貫きMY軸と平行な軸を回転の軸として図3で示すBの方向に回転を与えた場合、導電球15が電極13上から電極12と電極13との間に転がり込むときの回転角度の大きさは(90°−Φ)となる。また、図3において、空間14の断面が真円となる場合、中心点C1は空間14の中心点となり、曲率半径Rは空間14の半径となる。この場合、直線M1は直線M2と同一の直線となり、電極12と電極13との間の距離が短ければ短いほどΦとθの大きさの差が小さくなり、また、導電球15の半径rの長さが長ければ長いほどΦとθの大きさの差が小さくなる。
図8に、電極42、電極43及び導電球45を有する傾斜検出器40の3つの状態を示す。図8−(a)は、MX軸が重力の方向に対して垂直の状態にあるときを示す。このとき、導電球45は電極42及び電極43に接し、電極42と電極43との間は導通の状態にある。図8−(b)は、図8−(a)の状態から電極43が電極42に対して重力方向に位置するようになる方向にMX軸をθ1の角度だけ回転させた状態である。θ1は導電球45が電極42と電極43との間の隙間から転がり出るときの角度である。すなわち、電極42と電極43とが導通の状態から非導通の状態に変化するときの傾斜検出器40の傾斜の状態が図8−(b)で示す傾斜の状態である。図8−(c)は、MX軸が重力の方向に平行となっている状態(図示せず)から図8−(b)の説明とは逆の方向に(90°−Φ1)の角度だけ回転させた状態である。(90°−Φ1)は導電球45が電極42と電極43との間の隙間に転がり込むときの角度である。すなわち、電極42と電極43とが非導通の状態から導通の状態に変化するときの傾斜検出器40の傾斜の状態が図8−(c)で示す傾斜の状態である。
図9に、電極52、電極53及び導電球55を有する傾斜検出器50の3つの状態を示す。図8に示した傾斜検出器40と傾斜検出器50の違いは一対の電極間の距離の違いである。傾斜検出器40の電極42と電極43との間の距離は図8−(a)に示すようにb1であり、傾斜検出器50の電極52と電極53との間の距離は図9−(b)に示すようにb2であり、b1>b2である。導電球45の半径r1と導電球55の半径r2とは同じ長さである。図9−(a)は、MX軸が重力の方向に対して垂直の状態にあるときを示す。このとき、導電球55は電極52及び電極53に接し、電極52と電極53との間は導通の状態にある。図9−(b)は、図9−(a)の状態から電極53が電極52に対して重力方向に位置するようになる方向にMX軸をθ2の角度だけ回転させた状態である。θ2は導電球55が電極52と電極53との間の隙間から転がり出るときの角度である。すなわち、電極52と電極53とが導通の状態から非導通の状態に変化するときの傾斜検出器50の傾斜の状態が図9−(b)で示す傾斜の状態である。図9−(c)は、MX軸が重力の方向に平行となっている状態(図示せず)から図9−(b)の説明とは逆の方向に(90°−Φ2)の角度だけ回転させた状態である。(90°−Φ2)は導電球55が電極52と電極53との間の隙間に転がり込むときの角度である。すなわち、電極52と電極53とが非導通の状態から導通の状態に変化するときの傾斜検出器50の傾斜の状態が図9−(c)で示す傾斜の状態である。図8及び図9を比較して分かるように、一対の電極間の距離が短いほうが、該一対の電極が導通の状態から非導通の状態に変わるときの傾斜検出器の重力の方向に対しての傾き量と該一対の電極が非導通の状態から導通の状態に変わるときの傾斜検出の重力の方向に対しての傾き量との差が小さくなる。
図10に、電極62、電極63及び導電球65を有する傾斜検出器60の3つの状態を示す。図9に示した傾斜検出器50と傾斜検出器60の違いは導電球の半径の違いである。図9−(a)及び図10−(a)からわかるように、導電球55の半径r2と導電球65の半径r3とは、r2<r3の関係にある。図10−(a)は、MX軸が重力の方向に対して垂直の状態にあるときを示す。このとき、導電球65は電極62及び電極63に接し、電極62と電極63との間は導通の状態にある。図10−(b)は、図10−(a)の状態から電極63が電極62に対して重力方向に位置するようになる方向にMX軸をθ3の角度だけ回転させた状態である。θ3は導電球65が電極62と電極63との間の隙間から転がり出るときの角度である。すなわち、電極62と電極63とが導通の状態から非導通の状態に変化するときの傾斜検出器60の傾斜の状態が図10−(b)で示す傾斜の状態である。図10−(c)は、MX軸が重力の方向に平行となっている状態(図示せず)から図10−(b)の説明とは逆の方向に(90°−Φ3)の角度だけ回転させた状態である。(90°−Φ3)は導電球65が電極62と電極63との間の隙間に転がり込むときの角度である。すなわち、電極62と電極63とが非導通の状態から導通の状態に変化するときの傾斜検出器60の傾斜の状態が図10−(c)で示す傾斜の状態である。図9及び図10を比較して分かるように、導電球の直径が長いほうが、一対の電極が導通の状態から非導通の状態に変わるときの傾斜検出器の重力の方向に対しての傾き量と該一対の電極が非導通の状態から導通の状態に変わるときの傾斜検出の重力の方向に対しての傾き量との差が小さくなる。
図11に傾斜検出器40、50及び60のそれぞれについての回転角度に対しての導通の状態(ONで示す)及び非導通の状態のイメージを示す。図11において、ONと記載している部分が導通の状態を示す部分である。
次に、モーションセンサー1の動作について説明する。導電球15、25及び35は、重力、慣性力及びモーションセンサー1に与えられる衝撃による反動によりそれぞれの存在する空間14、24または34内を移動する。しかしながら、基本的には導電球15、25及び35は重力方向に位置しようとする。従って、モーションセンサー1が静止しMZ軸とZ軸の方向が一致している状態(図1の状態)において、傾斜検出器10の導電球15は電極12及び電極13の双方に接し電極12と電極13とが導通の状態(図4(b)の状態)にある。傾斜検出器20の導電球25は電極22及び電極23の双方に接し電極22と電極23とが導通の状態(図4(b)の状態)にある。傾斜検出器30の導電球35は重力方向にある電極32のみに接し電極32と電極33とが非導通の状態(図4(a)の状態)にあることになる。
図5及び図6は、図1の状態からMX軸を回転の軸としてモーションセンサー1を所定の角度回転させたときの傾斜検出器20及び傾斜検出器30の状態を示したものである。図5は、傾斜検出器20において電極22と電極23とが導通の状態から非導通の状態に変化した付近の状態を示したものである。図6は図5の状態から更に回転させ、傾斜検出器30において電極32と電極33とが非導通の状態から導通の状態に変化した付近の状態を示したものである。傾斜検出器20における導通の状態から非導通の状態への変化、及び傾斜検出器30における非導通の状態から導通の状態への変化はモーションセンサー1からの出力信号として伝えられ、該出力信号から、「導電球25が電極22と電極23との間の隙間から転がりだす角度」から「導電球35が電極32と電極33との間の隙間に転がり込む角度」への回転がMX軸を軸としてモーションセンサー1に発生したことを知ることができる。
図5及び図6に図示していないが、傾斜検出器10における電極12と電極13との間はMX軸を回転の軸として回転させている状態においては常に導通の状態にある。図7は、MX軸を回転の軸としたときの傾斜検出器10、20及び30の導通の状態(ONで示す)及び非導通の状態の変化の例を示したものである。この変化の状態が、MX軸を回転の軸としてモーションセンサー1を回転させたときに検出される状態となる。
(第2実施形態)
本実施形態は、4個以上の傾斜検出器を有するモーションセンサーの例である。図12にモーションセンサー2の概略ブロック図を示す。図12に示すようにモーションセンサー2の主な構成要素は、n個の傾斜検出器(傾斜検出器1001、1002、・・・、1003)、制御部3001及び記憶部3002である。n個の傾斜検出器の中の3個は、第1実施形態で示した傾斜検出器10、20及び30と同じ向きに設置されている。他の傾斜検出器は、第1実施形態で示した傾斜検出器10、20及び30と異なる向きに設置されている。傾斜検出器1001、1002、・・・、1003の出力信号2001、2002、・・・、2003は制御部3001及び記憶部3002に入力されている。制御部3001と記憶部3002との間はバス2004により接続されている。また、制御部3001はホスト機器との通信機能を備え、制御部3001とホスト機器とは外部接続信号2005により接続される。外部接続信号2005は、ホスト機器との通信に必要な信号線とモーションセンサー2の測定値を外部に出力するための信号線とを有する。
モーションセンサー2の測定値は、出力信号2001、2002、・・・、2003の値又は出力信号2001、2002、・・・、2003を基に算出した所定の計測値として外部接続信号2005を用いて出力される。所定の計測値とは、たとえば、Z軸を重力方向に平行においたときのX軸、Y軸及びZ軸に対してのMX軸、MY軸及びMZ軸それぞれの傾斜角度である。制御部3001は、出力信号2001、2002、・・・、2003の状態を監視すると共に所定の計測値の算出を行う。また、制御部3001によりバス2004を介して所定の計測値を記憶部3002に書き込むことで、所定の計測値の履歴を残すことが可能となる。
また、記憶部3002は出力信号2001、2002、・・・、2003の値を記憶することができる。記憶部3002は記憶する信号を設定する記憶モードレジスター(図示せず)を有し、制御部3001によりバス2004を介して記憶モードレジスターに所定の値が書き込まれることで記憶部3002に記憶される信号の指定が行われる。たとえば、記憶モードレジスターが、はじめは出力信号2001の値を記憶するように設定され、その後、出力信号2001の値の変化を検出したときに出力信号2001、2002、・・・、2003の値を記憶するように設定されることで、出力信号2001の変化が無い状態において記憶する信号の数を減らすことができ、記憶部3002の記憶容量を有効に使用することが可能となる。このように、制御部3001が出力信号2001の監視を行い、出力信号2001の変化に合わせて記憶モードレジスターの値を書き換えることで、記憶部3002の記憶容量を有効に使用しながら、記憶する信号の種類をダイナミックに変更することができる。
制御部3001が記憶部3002に対してどのような制御を行うかは、モーションセンサー2の計測目的に合わせて予め制御部3001に設定をしておいてもよい。また、外部接続信号2005を介してホスト機器から制御部3001が行う制御手順の設定を行えるようにしておいてもよい。いずれにしても、モーションセンサー2は、モーションセンサー2を取付ける測定対象の動きを考慮した履歴を記憶部3002に残すことができる。
以上、本発明の実施形態について説明を行ったが、本発明は上述した実施形態に限られたものではない。たとえば、出力信号2001、2002、・・・、2003をホスト装置に出力し、記憶部3002の制御をホスト装置が行うようにしてもよい。
1…モーションセンサー、10、20、30、40、50、60…傾斜検出器、12、22、32、42、52、62…電極、13、23、33、43、53、63…電極、14、24、34、44、54、64…空間、15、25、35、45、55、65…導電球、1001〜1003…傾斜検出器、2001〜2003…出力信号、2004…バス、2005…外部接続信号、3001…制御部、3002…記憶部。

Claims (5)

  1. 凹部を有する第1の電極、前記第1の電極と同じ形状を有する第2の電極及び第1の導電球を有する第1の傾斜検出器と、
    凹部を有する第3の電極、前記第3の電極と同じ形状を有する第4の電極及び第2の導電球を有する第2の傾斜検出器と、
    凹部を有する第5の電極、前記第5の電極と同じ形状を有する第6の電極及び第3の導電球を有する第3の傾斜検出器と、を含み、
    前記第1の傾斜検出器は、前記第1の電極の前記凹部と前記第2の電極の前記凹部とが対向し、前記第1の電極及び前記第2の電極が第1の距離をおいて第1の軸に垂直な面に対して面対称となるように配置され、前記第1の導電球は、前記第1の電極及び前記第2の電極の間の空間内を可動し、前記第1の電極と前記第2の電極との間を導通の状態又は非導通の状態にさせ、
    前記第2の傾斜検出器は、前記第3の電極の前記凹部と前記第4の電極の前記凹部とが対向し、前記第3の電極及び前記第4の電極が第2の距離をおいて前記第1の軸に直交する第2の軸に垂直な面に対して面対称となるように配置され、前記第2の導電球は、前記第3の電極及び前記第4の電極の間の空間内を可動し、前記第3の電極と前記第4の電極との間を導通の状態又は非導通の状態にさせ、
    前記第3の傾斜検出器は、前記第5の電極の前記凹部と前記第6の電極の前記凹部とが対向し、前記第5の電極及び前記第6の電極が第3の距離をおいて前記第1の軸及び前記第2の軸の双方に直交する第3の軸に垂直な面に対して面対称となるように配置され、前記第3の導電球は、前記第5の電極及び前記第6の電極の間の空間内を可動し、前記第5の電極と前記第6の電極との間を導通の状態又は非導通の状態にさせ、
    前記第1の距離は前記第1の導電球の直径よりも短い距離であり、
    前記第2の距離は前記第2の導電球の直径よりも短い距離であり、
    前記第3の距離は前記第3の導電球の直径よりも短い距離であることを特徴とするモーションセンサー。
  2. 更に、
    前記第1の軸又は前記第1の軸に対して平行となる軸に少なくともひとつの第4の傾斜検出器が配置され、
    前記第2の軸又は前記第2の軸に対して平行となる軸に少なくともひとつの第5の傾斜検出器が配置され、
    前記第3の軸又は前記第3の軸に対して平行となる軸に少なくともひとつの第6の傾斜検出器が配置され、
    前記第4の傾斜検出器は、凹部を有する第7の電極、前記第7の電極と同じ形状を有する第8の電極及び第4の導電球を有し、前記第7の電極の前記凹部と前記第8の電極の前記凹部とが対向し、前記第7の電極及び前記第8の電極が第4の距離をおいて前記第1の軸に垂直な面以外の任意の面の中のひとつの面に対して面対称となるように配置され、前記第4の導電球は、前記第7の電極及び前記第8の電極の間の空間内を可動し、前記第7の電極と前記第8の電極との間を導通の状態又は非導通の状態にさせ、
    前記第5の傾斜検出器は、凹部を有する第9の電極、前記第9の電極と同じ形状を有する第10の電極及び第5の導電球を有し、前記第9の電極の前記凹部と前記第10の電極の前記凹部とが対向し、前記第9の電極及び前記第10の電極が第5の距離をおいて前記第1の軸に直交する第2の軸に垂直な面以外の任意の面の中のひとつの面に対して面対称となるように配置され、前記第5の導電球は、前記第9の電極及び前記第10の電極の空間内を可動し、前記第9の電極と前記第10の電極との間を導通の状態又は非導通の状態にさせ、
    前記第6の傾斜検出器は、凹部を有する第11の電極、前記第11の電極と同じ形状を有する第12の電極及び第6の導電球を有し、前記第11の電極の前記凹部と前記第12の電極の前記凹部とが対向し、前記第11の電極及び前記第12の電極が第6の距離をおいて前記第1の軸及び前記第2の軸の双方に直交する第3の軸に垂直な面以外の任意の面の中のひとつの面に対して面対称となるように配置され、前記第6の導電球は、前記第11の電極及び前記第12の電極の間の空間内を可動し、前記第11の電極と前記第12の電極との間を導通の状態又は非導通の状態にさせ、
    前記第4の距離は前記第4の導電球の直径よりも短い距離であり、
    前記第5の距離は前記第5の導電球の直径よりも短い距離であり、
    前記第6の距離は前記第6の導電球の直径よりも短い距離であることを特徴とする請求項1に記載のモーションセンサー。
  3. 前記第1の傾斜検出器、前記第2の傾斜検出器、前記第3の傾斜検出器、前記第4の傾斜検出器、前記第5の傾斜検出器及び前記第6の傾斜検出器の中の少なくともふたつが円筒状の容器に収納されていることを特徴とする請求項2に記載のモーションセンサー。
  4. 前記第1の傾斜検出器、前記第2の傾斜検出器、前記第3の傾斜検出器、前記第4の傾斜検出器、前記第5の傾斜検出器及び前記第6の傾斜検出器の中の少なくともひとつの傾斜検出器の出力信号の履歴を記憶することを特徴とする請求項2又は3に記載のモーションセンサー。
  5. 前記履歴は、前記出力信号が所定の値となった場合に、前記第1の傾斜検出器、前記第2の傾斜検出器、前記第3の傾斜検出器、前記第4の傾斜検出器、前記第5の傾斜検出器及び前記第6の傾斜検出器の出力信号の履歴を記憶することを特徴とする請求項4に記載のモーションセンサー。
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