JP2010279422A - 膨張収縮部材の収縮時開口部閉塞防止構造及びこれを有する内視鏡並びに挿入補助具 - Google Patents

膨張収縮部材の収縮時開口部閉塞防止構造及びこれを有する内視鏡並びに挿入補助具 Download PDF

Info

Publication number
JP2010279422A
JP2010279422A JP2009133094A JP2009133094A JP2010279422A JP 2010279422 A JP2010279422 A JP 2010279422A JP 2009133094 A JP2009133094 A JP 2009133094A JP 2009133094 A JP2009133094 A JP 2009133094A JP 2010279422 A JP2010279422 A JP 2010279422A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
expansion
contraction member
opening
contraction
endoscope
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009133094A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5296605B2 (ja
Inventor
Takayuki Nakamura
貴行 仲村
Takeshi Ashida
毅 芦田
Shinichi Yamakawa
真一 山川
Takuji Tada
拓司 多田
Makito Komukai
牧人 小向
Seiichi Yamamoto
誠一 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2009133094A priority Critical patent/JP5296605B2/ja
Publication of JP2010279422A publication Critical patent/JP2010279422A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5296605B2 publication Critical patent/JP5296605B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】膨張収縮部材を取り付ける内視鏡等を太くすることなく、かつ膨張収縮部材の取り付け位置を限定することなく、膨張収縮部材を収縮させる際に膨張収縮部材への流体注入・吸引開口部が該膨張収縮部材によって塞がれてしまうのを防止する。
【解決手段】その内部に対して流体を供給又は吸引することによって膨張・収縮する膨張収縮部材が取り付けられる部材の表面に該膨張収縮部材中に含まれるように形成された該膨張収縮部材に対して流体を供給又は吸引するための開口部を、該膨張収縮部材を収縮する際に該膨張収縮部材が塞ぐことを、防止するための膨張収縮部材の収縮時開口部閉塞防止構造であって、前記膨張収縮部材が取り付けられる部材表面の前記開口部の近傍に、凸部を設けたことを特徴とする膨張収縮部材の収縮時開口部閉塞防止構造を提供する。
【選択図】図3

Description

本発明は、膨張収縮部材の収縮時開口部閉塞防止構造及びこれを有する内視鏡並びに挿入補助具に係り、特に、内視鏡の体内への挿入を補助するために内視鏡や挿入補助具に設けられたバルーン(膨張収縮部材)を制御する技術に関する。
従来、内視鏡の大腸挿入は、大腸が体内で曲がりくねった構造であることや、体腔に固定されていない部分があることなどから、非常に難しい。そのため、挿入手技の習得には多くの経験を必要とし、挿入手技が未熟な場合には、患者に大きな苦痛を与える結果となる。
そこで、内視鏡の体内への挿入を補助するために、バルーン(膨張収縮部材)を用いた内視鏡や挿入補助具が開発されている。例えば、体腔内に挿入される内視鏡挿入部または内視鏡挿入部を挿通案内する挿入補助具を、体腔内に固定する等の観点から、送気(供給)により膨張し排気(吸引)により収縮するバルーンを内視鏡挿入部または挿入補助具に設けたバルーン付き内視鏡が知られている。
バルーンを取り付けた内視鏡や挿入補助具にはバルーンを膨張・収縮させるためにバルーンに対して送気・吸引するための開口部が設けられている。ここでバルーン収縮時に、場合によってはバルーンがその開口部を塞いでしまうことがある。開口部が塞がれてしまうと、それ以上バルーンを収縮させることができない。
そこでこれに対して、例えば、バルーンに被覆された挿入部の外周面に、挿入部内に設けられた流体通路が開口するとともに、この流体通路に連通する溝が形成された挿入器具のバルーン作動装置が知られている(例えば、特許文献1等参照)。
また、例えば、内視鏡挿入部先端の湾曲部を構成する外皮チューブと先端硬質部とを連結するための接着剤が塗布された膨らみ部に、流体供給吸引口と流体供給吸引口に連通する溝部とが形成されたバルーン式内視鏡が知られている(例えば、特許文献2等参照)。
実開昭62−186701号公報 特開2004−329645号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のものでは、溝を設けるために内視鏡外表に厚みを持たせる必要があり、内視鏡が太くなってしまうという問題がある。また、上記特許文献2に記載のものでは、もともと内視鏡の太い部分を利用して溝部を形成しているので、内視鏡が太くなってしまうということはないが、バルーンを取り付ける位置が、接着剤成型した太い箇所に限定されてしまうという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、膨張収縮部材を取り付ける内視鏡等を太くすることなく、かつ膨張収縮部材の取り付け位置を限定することなく、膨張収縮部材を収縮させる際に膨張収縮部材への流体供給・吸引開口部が該膨張収縮部材によって塞がれてしまうのを防止することを可能とする膨張収縮部材の収縮時開口部閉塞防止構造及びこれを有する内視鏡並びに挿入補助具を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、その内部に対して流体を供給又は吸引することによって膨張・収縮する膨張収縮部材が取り付けられる部材の表面に該膨張収縮部材中に含まれるように形成された該膨張収縮部材に対して流体を供給又は吸引するための開口部を、該膨張収縮部材を収縮する際に該膨張収縮部材が塞ぐことを、防止するための膨張収縮部材の収縮時開口部閉塞防止構造であって、前記膨張収縮部材が取り付けられる部材表面の前記開口部の近傍に、凸部を設けたことを特徴とする膨張収縮部材の収縮時開口部閉塞防止構造を提供する。
これにより、膨張収縮部材を収縮させる際に膨張収縮部材への流体注入・吸引開口部が該膨張収縮部材によって塞がれてしまうのを防止することができるとともに、膨張収縮部材を取り付ける内視鏡等を太くすることなく、かつ膨張収縮部材の取り付け位置を限定することもない。
また、請求項2に示すように、前記凸部は、前記開口部の周囲に形成され、一部が欠けた、連続しない土手状の凸部であることを特徴とする。
また、請求項3に示すように、前記凸部は、前記開口部周囲の三方を囲むように形成された土手状の凸部であることを特徴とする。
また、請求項4に示すように、前記凸部は、前記開口部を挟んで対向する位置に略平行に形成された土手状の凸部であることを特徴とする。
また、請求項5に示すように、前記凸部は、前記開口部の片側に形成された土手状の凸部であることを特徴とする。
また、請求項6に示すように、前記凸部は、前記開口部の周囲に少なくとも1つ以上形成された突起状の凸部であることを特徴とする。
このように、膨張収縮部材の収縮時開口部閉塞防止構造としての凸部の形状及び配置には様々な態様が可能である。
また、同様に前記目的を達成するために請求項7に記載の発明は、その内部に対して流体を供給又は吸引することによって膨張・収縮する膨張収縮部材が取り付けられる部材の表面に該膨張収縮部材中に含まれるように形成された該膨張収縮部材に対して流体を供給又は吸引するための開口部を、該膨張収縮部材を収縮する際に該膨張収縮部材が塞ぐことを、防止するための膨張収縮部材の収縮時開口部閉塞防止構造であって、前記膨張収縮部材の内面に複数の凸部を設けたことを特徴とする膨張収縮部材の収縮時開口部閉塞防止構造を提供する。
このように、膨張収縮部材の収縮時開口部閉塞防止構造を膨張収縮部材側に設けてもよい。
また、同様に前記目的を達成するために、請求項8に記載の発明は、その内部に対して流体を供給又は吸引することによって膨張・収縮する膨張収縮部材が取り付けられる内視鏡又は内視鏡用挿入補助具又は膨張収縮部材ユニットの表面に該膨張収縮部材中に含まれるように形成された、該膨張収縮部材に対して流体を供給又は吸引するための開口部を、該膨張収縮部材を収縮する際に該膨張収縮部材が塞ぐことを、防止するための膨張収縮部材の収縮時開口部閉塞防止構造であって、前記内視鏡又は内視鏡用挿入補助具又は膨張収縮部材ユニットの表面において、前記開口部の片側又は両側に、前記内視鏡又は内視鏡用挿入補助具又は膨張収縮部材ユニットの外周一周にわたって土手状の凸部を設けたことを特徴とする膨張収縮部材の収縮時開口部閉塞防止構造を提供する。
このように、膨張収縮部材が取り付けられる部材が円筒状の物の場合には、その外周方向に一周するように凸部を形成することもできる。
また、同様に前記目的を達成するために、請求項9に記載の発明は、挿入部先端の外周面を覆うように取り付けられた膨張収縮部材に、前記外周面に設けられた開口部から流体を供給又は吸引することにより、前記膨張収縮部材を膨張・収縮させる内視鏡であって、請求項1〜6のいずれかに記載の膨張収縮部材の収縮時開口部閉塞防止構造を前記開口部近傍に備えたことを特徴とする内視鏡を提供する。
また、同様に前記目的を達成するために、請求項10に記載の発明は、挿入部先端の外周面を覆うように取り付けられた膨張収縮部材に、前記外周面に設けられた開口部から流体を供給又は吸引することにより、前記膨張収縮部材を膨張・収縮させる内視鏡であって、前記膨張収縮部材の内面に複数の凸部を設けたことを特徴とする内視鏡を提供する。
また、同様に前記目的を達成するために、請求項11に記載の発明は、その先端部の外周面を覆うように取り付けられた膨張収縮部材に、前記外周面に設けられた開口部から流体を供給又は吸引することにより、前記膨張収縮部材を膨張・収縮させる内視鏡用挿入補助具であって、請求項1〜6のいずれかに記載の膨張収縮部材の収縮時開口部閉塞防止構造を前記開口部近傍に備えたことを特徴とする内視鏡用挿入補助具を提供する。
また、同様に前記目的を達成するために、請求項12に記載の発明は、その外周面を覆うように取り付けられた膨張収縮部材に、前記外周面に設けられた開口部から流体を供給及び吸引することにより、前記膨張収縮部材を膨張・収縮させる膨張収縮部材ユニットであって、請求項1〜6のいずれかに記載の膨張収縮部材の収縮時開口部閉塞防止構造を前記開口部近傍に備えたことを特徴とする膨張収縮部材ユニットを提供する。
これらのように、膨張収縮部材を取り付ける部材として、内視鏡、内視鏡用挿入補助具、膨張収縮部材ユニットなどが考えられ、これらに対して上記膨張収縮部材の収縮時開口部閉塞防止構造を設けることにより、膨張収縮部材を収縮させる際に膨張収縮部材への流体注入・吸引開口部が該膨張収縮部材によって塞がれてしまうのを防止することができるとともに、膨張収縮部材を取り付ける内視鏡等を太くすることなく、かつ膨張収縮部材の取り付け位置を限定することもない。
以上説明したように、本発明によれば、膨張収縮部材を収縮させる際に膨張収縮部材への流体供給・吸引開口部が該膨張収縮部材によって塞がれてしまうのを防止することができるとともに、膨張収縮部材を取り付ける内視鏡等を太くすることなく、かつ膨張収縮部材の取り付け位置を限定することもない。
本発明に係る流体制御装置が適用される電子内視鏡の一実施形態を示す概略構成図である。 バルーンの圧力を制御するバルーン制御装置の概略構成図である。 (a)は、内視鏡の挿入部を拡大して示す縦断面図であり、(b)は図3(a)中の破線の円Aの部分をさらに拡大して示す拡大図である。 (a)〜(f)は、凸部の例を示す説明図である。 内視鏡用挿入補助具の先端にバルーンを取り付けた例を示す縦断面図である。 (a)は、バルーンユニットを内視鏡挿入部に装着した状態を示す拡大縦断面図であり、(b)は図6(a)中の破線の円Bで示す開口部付近をさらに拡大して示す断面図である。 (a)は送排気管が接続された開口部付近の拡大図であり、(b)はそれを図の上方から見た平面図であり、さらに(c)は(a)と同じく送排気管が接続された開口部付近の拡大図である。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る膨張収縮部材の収縮時開口部閉塞防止構造及びこれを有する内視鏡並びに挿入補助具について詳細に説明する。
図1は、本発明に係る膨張収縮部材の収縮時開口部閉塞防止構造が適用される電子内視鏡の一実施形態を示す概略構成図である。
図1において、電子内視鏡2は、被検体内に挿入される挿入部10と、挿入部10の基端部分に連設された操作部11とを備えている。挿入部10の先端に連設された先端部10aには、いずれも図示を省略するが、被検体内の観察部位の像光を取り込むための対物レンズと像光を撮像する撮像素子が内蔵されている。撮像素子により取得された被検体内の画像は、同じく図示を省略するが、コード12に接続されたプロセッサ装置のモニタに内視鏡画像として表示される。
また、先端部10aには、観察部位に、図示を省略した光源装置からの照明光を照射するための照明窓や、鉗子口13と連通した鉗子出口、送気・送水ボタン11aを操作することによって、対物レンズを保護する観察窓の汚れを落とすための洗浄水やエアーが噴射されるノズルなどが設けられている。
先端部10aの後方には、複数の湾曲駒を連結した湾曲部10bが設けられている。湾曲部10bは、操作部11に設けられたアングルノブ11bが操作されて、挿入部10内に挿設されたワイヤが押し引きされることにより、上下左右方向に湾曲動作する。これにより、先端部10aが被検体内の所望の方向に向けられる。
湾曲部10bの後方には、可撓性を有する軟性部10cが設けられている。軟性部10cは、先端部10aが観察部位に到達可能なように、且つ術者が操作部11を把持して操作する際に支障を来さない程度に患者との距離を保つために、数mの長さを有する。
先端部10aと湾曲部10bの間には、バルーン(膨張収縮部材)14が挿入部10の周方向に周全体に形成されている。バルーン14は、例えば気体等の流体を供給・吸引することで膨張・収縮する膨張収縮自在な材料、例えばラテックスゴム等で形成される。
なお、バルーン14は、挿入部10の周方向に一様な形状として軸対称となっていてもよいし、周方向に一様な形状でなく、また軸対称でなくともよい。
図2は、バルーン14の圧力を制御するバルーン制御装置18の概略構成図である。
図2に示すように、バルーン14の内圧を調整するため、バルブ開閉制御部30と圧力制御部32から送排気管20を介して、正圧ポンプ(注入ポンプ)34と負圧ポンプ(吸引ポンプ)36が接続されている。バルーン14を膨張・収縮する時には、バルブ開閉制御部30によってバルーン14に接続されたバルブの開閉を制御し、圧力制御部32によって負圧ポンプ(吸引ポンプ)36と正圧ポンプ(注入ポンプ)34が制御されるようになっている。
図3に、電子内視鏡2の挿入部10を拡大して示す。図3(a)は挿入部10を拡大して示す縦断面図であり、図 3(b)は図3(a)中の破線の円Aの部分をさらに拡大して示す拡大図である。
図3(a)に示すように、挿入部10の先端部10aと湾曲部10bの間にバルーン14が挿入部10の周囲を覆うように取り付けられている。挿入部10の内部にはバルーン14に流体(例えば気体)を供給・吸引するための送排気管20が設けられている。送排気管20の先端には開口部22が設けられており、ここからバルーン14内に気体が供給され、またここからバルーン14内から気体が吸引される。なお、図3(a)は、バルーン14内に気体が供給されてバルーン14が膨張している状態を示している。
図3(b)に、先端部10aの内視鏡外皮(内視鏡本体)2aに設けられた開口部22付近を拡大して示す。
図3(b)に示すように、バルーン14内部に気体を供給するための送排気管20が接続された開口部22の近傍のバルーン14内部となる内視鏡外皮2aの部分に凸部24が形成されている。
このように開口部22の近傍に凸部24を形成したことにより、バルーン14内の気体を開口部22から吸引してバルーン14を収縮させる場合に、バルーン14が次第に収縮してその内側が開口部22に接触しても、凸部24があるために隙間が生じ、バルーン14の内側によって開口部22が塞がれてしまうことがない。
このように、開口部22の近傍に形成された凸部24が膨張収縮部材の収縮時開口部閉塞防止構造を形成する。
また、このとき内視鏡外皮2aに凸部24を設けるようにしたので、電子内視鏡2の外径そのものを太くする必要がなく、開口部22及び凸部24を設置する場所も特に限定されない。
このような凸部24の形状は特に限定されるものではない。図4(a)〜(f)に、凸部24の例を示す。
図4(a)〜(f)は、図3(a)の挿入部10の開口部22を図の上方から見た図である。ただし、バルーン14は省略している。
まず、図4(a)に示すものは、開口部22の挿入部10の軸方向の両側に、挿入部10の外周を一周とりまくように土手状に形成された凸部24aである。開口部22の両側に形成された土手状の凸部24aによって開口部22が囲まれている。凸部24aを一周形成するようにすることで、凸部24aの形成が容易となる。
図4(b)に示すものは、開口部22の周囲のうち三方向を囲んで、一方向を開けるように、コの字状(U字状)に土手を形成した凸部24bである。
図4(c)に示すものは、挿入部10の外側表面において、開口部22の周囲を完全に囲む土手として形成した凸部24cである。
図4(d)に示すものは、挿入部10周方向について、開口部22の両側に、挿入部10軸方向に延びる所定長の土手を形成した凸部24dである。
図4(e)に示すものは、挿入部10軸方向について、開口部22の両側に、挿入部10周方向に延びる所定長の土手を形成した凸部24eである。
すなわち、凸部24dと凸部24eを合わせたものが凸部24cである。
また、図4(f)に示すものは、挿入部10の外側表面において、開口部22の周囲に複数のドット状の突起を形成した凸部24fである。図4(f)に示す例では、開口部22の周囲に4個の突起状の凸部24fが形成されているが、開口部22の周囲に形成する凸部24fの個数は特に限定されない。例えば1つであってもよい。
なお、凸部24の形状はここに示したものに限定されるものではない。例えば、図4(a)の例において、開口部22の両側に形成された挿入部10の外周を一周とりまく土手は、片方だけでもよい。また、図4(d)や図4(e)おいても、開口部22の両側に形成された土手は、一方だけでもよい。また、図4(c)において、開口部22の周囲を完全に囲む土手の、例えば四隅など、その一部を切り欠いて開けるようにしてもよい。
また、図3(b)に示すように、凸部24の断面は円形が好ましいが、円形に限定されるものではなく、任意の断面形状であってもよい。
また、この凸部24は、バルーン14により開口部22が塞がれることを防止する目的であることから、その効果を得るためには、開口部22の端から各凸部24の端までの距離が5mm以内であることが望ましい。また、凸部24の高さは、例えば0.5mm程度が好ましい。
このように本実施形態は、電子内視鏡2の挿入部10に設けられた、バルーン14に気体を送排気するための開口部22の近傍に凸部24を設けて、バルーン14を収縮させるときに、バルーン14の内側が開口部22に当たっても隙間が生じるようにして、開口部22が塞がれるのを防止するものである。
また、挿入部10の開口部22周辺ではなく、逆にバルーン14の内壁に複数の突起状の凸部を設けることにより、バルーン14を収縮する際このバルーン14内壁に設けられた凸部が挿入部10の開口部22周辺に当たって隙間を発生させ、開口部22が塞がらないようにして、同等の効果を出すこともできる。
以上説明した例は、内視鏡本体(挿入部10)にバルーン14を取り付けたものであったが、バルーンを取り付ける場所は内視鏡本体に限定されるものではない。
図5に、内視鏡用挿入補助具の先端にバルーンを取り付けた例を示す。
図5に示すように、内視鏡用挿入補助具(オーバーチューブ)40の先端部にバルーン42が取り付けられている。
内視鏡用挿入補助具40は、例えばポリウレタン等の可撓性材料から成り、筒状に形成され、その中に内視鏡の挿入部10が挿通されるようになっている。内視鏡用挿入補助具40の先端部外周には膨張自在なバルーン42が装着されている。バルーン42には、内視鏡用挿入補助具40内部に形成された送排気管44から気体が供給・吸引される。
そして、送排気管44からバルーン42に対し気体を供給・吸引するための開口部46に上記図3(b)あるいは図4(a)〜(f)に示したような凸部(図5では図示省略)を形成する。
これにより、内視鏡用挿入補助具40の先端部外周に取り付けたバルーン42に対しても、上記例と同様に、バルーン42収縮時にバルーン42の内壁が開口部46を塞いでしまうのを防止することができる。
次に、図6に、バルーンをバルーンユニット(膨張収縮部材ユニット)として内視鏡に取り付けた例を示す。
図6(a)はバルーンユニットを内視鏡挿入部に装着した状態を示す拡大縦断面図であり、図6(b)は図6(a)中の破線の円Bで示す開口部付近をさらに拡大して示す断面図である。
図6(a)に示すように、バルーンユニット50は、円筒弾性体51とこれに取り付けられたバルーン52とで構成され、内視鏡の挿入部10に装着される。
挿入部10内には送排気管53が形成され、送排気管53は挿入部10(内視鏡本体)に形成された開口部54に連通し、開口部54からバルーン52に対して気体が供給・吸引される。
図6(b)に示すように、バルーンユニット50の円筒弾性体51内に内視鏡の挿入部10が嵌合し、挿入部10の外皮10dと円筒弾性体51の内面とが密着している。また挿入部10の外皮10d(内視鏡本体)には開口部54が形成され、この開口部54に対応する位置において円筒弾性体51にも開口部51aが形成されている。
そして、円筒弾性体51の開口部51aの近傍に凸部56が形成されている。この凸部56は、上で説明した図3(b)あるいは図4に示されたものと同様である。この凸部56を形成したことにより、バルーン52の収縮時において、バルーン52の内面が開口部51a(あるいは開口部54)を塞いでしまうのを防止することができる。
また、図6(b)に示すように、円筒弾性体51の開口部51aの内面には挿入部10の外皮10d側に向かって開口部51aの内径が大きくなるようにテーパー形状51bが形成されている。
この開口部51aの内側に設けられたテーパー形状51bは、バルーンユニット50を内視鏡の挿入部10に装着する際に、挿入部10に形成された開口部54とこの円筒弾性体51に形成された開口部51aとの位置合わせを容易にするためのものである。
以上説明した例においては、内視鏡本体または内視鏡用挿入補助具あるいはバルーンユニットのバルーン内に気体を送排気するための開口部の近傍に連続したあるいは連続しない、土手状の凸部、または突起状の凸部を形成することにより、バルーン収縮時においてバルーン内面が開口部を塞ぐのを防止するようにしている。
このように、本実施形態においては、従来のように開口部の近傍に溝を設けるのではなく、凸部(連続したあるいは連続しない土手状の凸部、または突起状の凸部)を形成したことにより、内視鏡や挿入補助具の外径自体が太くなることはない。また、従来のように溝を設けるのではないので、その設置箇所についても特に従来のように外径の太い部分でなければいけないという限定なしに、開口部の設置位置をも含めて凸部の設置箇所の自由度が広くなった。
なお、バルーン収縮時においてバルーン内面が開口部を塞ぐのを防止する方法としては、これ以外に内視鏡用挿入補助具あるいはバルーンユニットの開口部にあたる部分に、多数の穴の開いた天井を有するチャンバーあるいは多孔質部材で形成された天井を有するチャンバーを形成するようにしてもよい。
以下、これについて説明する。
図7(a)は、図6(a)の破線の円Bに相当する部分の拡大図である。
ただし、ここでは図6の場合とは異なり、開口部54の近傍に凸部は形成されてはいない。その代わりに、図7(a)に示す例においては、内視鏡の挿入部10の外皮10dに形成された開口部54に対応する円筒弾性体51の部分にチャンバー60が形成されている。そしてチャンバー60の天井には多数の穴62が形成されている。
図7(b)に、図7(a)を図の上方から見た平面図を示す。図7(b)に破線で示すように、チャンバー60は円筒弾性体51の全周にわたって形成されており、チャンバー60が形成されている部分の全面に対して多数の穴62が形成されている。
バルーン52を収縮するときは、この多数の穴62を介してバルーン52内の気体が吸引される。これにより、バルーン52が収縮してバルーン52の内面がこの多数の穴62に接近してきても、バルーン52は全体が均一に収縮することはないので、たとえバルーン52の内面が穴62に被さってきてもすべての穴62が塞がれてしまうことはない。
従って、このような構成とすることによっても、バルーン52を収縮する際に開口部54が塞がるのを防止することができる。
また図7(c)に示すように、チャンバー60の天井に多数の穴を開ける代わりに、天井自体を多孔質部材64で形成するようにしても、多孔質部材64を気体が通過するので、同様の効果を発揮することができる。
また、図5に示すような、内視鏡用挿入補助具40の開口部46に対応する部分に対して、上と同様に多数の穴が形成された天井を有するチャンバーや、多孔質部材で形成された天井を有するチャンバーを形成するようにしてもよい。
なお、上で説明した例においては、内視鏡、内視鏡用挿入補助具あるいはバルーンユニット等において、バルーン収縮時にバルーンが流体吸入口である開口部を塞がないように凸部(膨張収縮部材の収縮時開口部閉塞防止構造)を設けていたが、このような膨張収縮部材の収縮時開口部閉塞防止構造を設ける部材はこれらの例に限定されるものではない。
開口部から膨張収縮部材に対して流体を供給又は吸引して膨張・収縮させる機構を備えた様々な装置に対して本発明の膨張収縮部材の収縮時開口部閉塞防止構造を適用することができる。
以上、本発明の膨張収縮部材の収縮時開口部閉塞防止構造及びこれを有する内視鏡並びに挿入補助具について詳細に説明したが、本発明は、以上の例には限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変形を行ってもよいのはもちろんである。
2…電子内視鏡、10…挿入部、10a…先端部、10b…湾曲部、10c…軟性部、10d…(挿入部の)外皮、11…操作部、11a…送気・送水ボタン、11b…アングルノブ、12…コード、13…鉗子口、14…バルーン、18…バルーン制御装置、20…送排気管、22…開口部、24…凸部、30…バルブ開閉制御部、32…圧力制御部、34…正圧ポンプ、36…負圧ポンプ、40…内視鏡用挿入補助具(オーバーチューブ)、42…バルーン、44…送排気管、46…開口部、50…バルーンユニット、51…円筒弾性体、51a…開口部、51b…テーパー形状、52…バルーン、54…開口部、56…凸部、60…チャンバー、62…穴、64…多孔質部材

Claims (12)

  1. その内部に対して流体を供給又は吸引することによって膨張・収縮する膨張収縮部材が取り付けられる部材の表面に該膨張収縮部材中に含まれるように形成された該膨張収縮部材に対して流体を供給又は吸引するための開口部を、該膨張収縮部材を収縮する際に該膨張収縮部材が塞ぐことを、防止するための膨張収縮部材の収縮時開口部閉塞防止構造であって、
    前記膨張収縮部材が取り付けられる部材表面の前記開口部の近傍に、凸部を設けたことを特徴とする膨張収縮部材の収縮時開口部閉塞防止構造。
  2. 前記凸部は、前記開口部の周囲に形成され、一部が欠けた、連続しない土手状の凸部であることを特徴とする請求項1に記載の膨張収縮部材の収縮時開口部閉塞防止構造。
  3. 前記凸部は、前記開口部周囲の三方を囲むように形成された土手状の凸部であることを特徴とする請求項2に記載の膨張収縮部材の収縮時開口部閉塞防止構造。
  4. 前記凸部は、前記開口部を挟んで対向する位置に略平行に形成された土手状の凸部であることを特徴とする請求項2に記載の膨張収縮部材の収縮時開口部閉塞防止構造。
  5. 前記凸部は、前記開口部の片側に形成された土手状の凸部であることを特徴とする請求項2に記載の膨張収縮部材の収縮時開口部閉塞防止構造。
  6. 前記凸部は、前記開口部の周囲に少なくとも1つ以上形成された突起状の凸部であることを特徴とする請求項1に記載の膨張収縮部材の収縮時開口部閉塞防止構造。
  7. その内部に対して流体を供給又は吸引することによって膨張・収縮する膨張収縮部材が取り付けられる部材の表面に該膨張収縮部材中に含まれるように形成された該膨張収縮部材に対して流体を供給又は吸引するための開口部を、該膨張収縮部材を収縮する際に該膨張収縮部材が塞ぐことを、防止するための膨張収縮部材の収縮時開口部閉塞防止構造であって、
    前記膨張収縮部材の内面に複数の凸部を設けたことを特徴とする膨張収縮部材の収縮時開口部閉塞防止構造。
  8. その内部に対して流体を供給又は吸引することによって膨張・収縮する膨張収縮部材が取り付けられる内視鏡又は内視鏡用挿入補助具又は膨張収縮部材ユニットの表面に該膨張収縮部材中に含まれるように形成された、該膨張収縮部材に対して流体を供給又は吸引するための開口部を、該膨張収縮部材を収縮する際に該膨張収縮部材が塞ぐことを、防止するための膨張収縮部材の収縮時開口部閉塞防止構造であって、
    前記内視鏡又は内視鏡用挿入補助具又は膨張収縮部材ユニットの表面において、前記開口部の片側又は両側に、前記内視鏡又は内視鏡用挿入補助具又は膨張収縮部材ユニットの外周一周にわたって土手状の凸部を設けたことを特徴とする膨張収縮部材の収縮時開口部閉塞防止構造。
  9. 挿入部先端の外周面を覆うように取り付けられた膨張収縮部材に、前記外周面に設けられた開口部から流体を供給又は吸引することにより、前記膨張収縮部材を膨張・収縮させる内視鏡であって、
    請求項1〜6のいずれかに記載の膨張収縮部材の収縮時開口部閉塞防止構造を前記開口部近傍に備えたことを特徴とする内視鏡。
  10. 挿入部先端の外周面を覆うように取り付けられた膨張収縮部材に、前記外周面に設けられた開口部から流体を供給又は吸引することにより、前記膨張収縮部材を膨張・収縮させる内視鏡であって、
    前記膨張収縮部材の内面に複数の凸部を設けたことを特徴とする内視鏡。
  11. その先端部の外周面を覆うように取り付けられた膨張収縮部材に、前記外周面に設けられた開口部から流体を供給又は吸引することにより、前記膨張収縮部材を膨張・収縮させる内視鏡用挿入補助具であって、
    請求項1〜6のいずれかに記載の膨張収縮部材の収縮時開口部閉塞防止構造を前記開口部近傍に備えたことを特徴とする内視鏡用挿入補助具。
  12. その外周面を覆うように取り付けられた膨張収縮部材に、前記外周面に設けられた開口部から流体を供給及び吸引することにより、前記膨張収縮部材を膨張・収縮させる膨張収縮部材ユニットであって、
    請求項1〜6のいずれかに記載の膨張収縮部材の収縮時開口部閉塞防止構造を前記開口部近傍に備えたことを特徴とする膨張収縮部材ユニット。
JP2009133094A 2009-06-02 2009-06-02 膨張収縮部材の収縮時開口部閉塞防止構造及びこれを有する内視鏡並びに挿入補助具 Active JP5296605B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009133094A JP5296605B2 (ja) 2009-06-02 2009-06-02 膨張収縮部材の収縮時開口部閉塞防止構造及びこれを有する内視鏡並びに挿入補助具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009133094A JP5296605B2 (ja) 2009-06-02 2009-06-02 膨張収縮部材の収縮時開口部閉塞防止構造及びこれを有する内視鏡並びに挿入補助具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010279422A true JP2010279422A (ja) 2010-12-16
JP5296605B2 JP5296605B2 (ja) 2013-09-25

Family

ID=43536786

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009133094A Active JP5296605B2 (ja) 2009-06-02 2009-06-02 膨張収縮部材の収縮時開口部閉塞防止構造及びこれを有する内視鏡並びに挿入補助具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5296605B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015156903A (ja) * 2014-02-21 2015-09-03 Hoya株式会社 超音波内視鏡
CN113226150A (zh) * 2019-01-24 2021-08-06 富士胶片株式会社 外套管

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62186701U (ja) * 1986-05-19 1987-11-27
JP2004329645A (ja) * 2003-05-09 2004-11-25 Fuji Photo Optical Co Ltd バルーン式内視鏡
JP2005334475A (ja) * 2004-05-28 2005-12-08 Olympus Corp 内視鏡

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62186701U (ja) * 1986-05-19 1987-11-27
JP2004329645A (ja) * 2003-05-09 2004-11-25 Fuji Photo Optical Co Ltd バルーン式内視鏡
JP2005334475A (ja) * 2004-05-28 2005-12-08 Olympus Corp 内視鏡

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015156903A (ja) * 2014-02-21 2015-09-03 Hoya株式会社 超音波内視鏡
CN113226150A (zh) * 2019-01-24 2021-08-06 富士胶片株式会社 外套管
CN113226150B (zh) * 2019-01-24 2023-10-31 富士胶片株式会社 外套管

Also Published As

Publication number Publication date
JP5296605B2 (ja) 2013-09-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1884187B1 (en) Endoscopic insertion aid and endoscopic system
JP4981344B2 (ja) 内視鏡装置用バルーンユニット
US20090259172A1 (en) Over tube
JP2005312905A (ja) 内視鏡の挿入補助具
JP2005205182A (ja) 内視鏡用挿入補助具及び内視鏡操作方法
JP2007307036A (ja) 内視鏡
JP2008278968A (ja) 内視鏡用挿入補助具
JP2005312904A (ja) 内視鏡装置
JP2008006000A (ja) 内視鏡装置
JP2011188898A (ja) バルーン付きオーバーチューブ、および内視鏡システム
JP2007014475A (ja) 内視鏡装置用のバルーン制御装置
JP5116985B2 (ja) 内視鏡
JP2007296054A (ja) 内視鏡装置
JP3799612B2 (ja) 超音波内視鏡装置
JP5296605B2 (ja) 膨張収縮部材の収縮時開口部閉塞防止構造及びこれを有する内視鏡並びに挿入補助具
JP2005334475A (ja) 内視鏡
JP6147710B2 (ja) 内視鏡用フード及び内視鏡システム
JP2008043669A (ja) 管内移動体用アクチュエータ、管内移動体、内視鏡用移動装置、並びに内視鏡
JP2006150132A (ja) 医療用処理器具の挿入ポート
JP6829321B2 (ja) オーバーチューブ
JP2006271992A (ja) ダブルバルーン式内視鏡装置
WO2020153006A1 (ja) オーバーチューブ
JP2011010950A (ja) 内視鏡用挿入補助具
JP2005177517A (ja) 内視鏡
JP5276259B2 (ja) 医療装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130404

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130521

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130607

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130613

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5296605

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250