JP2010278753A - 差動増幅器および光受信器 - Google Patents

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Abstract

【課題】平均値検出方式を用いることによって外部リセット信号を不要なシステム構成とし、かつ、同符号連続やマーク率変動があっても差動入力信号のオフセットキャンセル量を一定に保つことが可能な差動増幅器および光受信器を得る。
【解決手段】差動形式の入力信号を増幅する差動増幅回路17と、入力信号のオフセット補償を行うオフセット補償部16と、を備えた差動増幅器において、差動増幅回路17は、正相入力信号VIPと逆相入力信号VINとからなる入力信号を増幅するトランジスタ対1、2と、1対の出力端にそれぞれ接続された負荷抵抗対3、4と、を有し、オフセット補償部16は、正相入力信号VIPおよび逆相入力信号VINの何れか一方の平均値と、他方の平均値を所定の基準電圧Vrefで反転して得られた平均値検出信号VaveN2との差電圧に応じた電流を、負荷抵抗対3、4に流れる電流より引き抜く。
【選択図】図1

Description

本発明は、光通信システムの局側装置OLT(Optical Line Terminal)に関するものであり、特に、宅側装置から受信した信号のオフセットを補償する差動増幅器および光受信器に関するものである。
現在、光ファイバを用いた高速通信を可能とする通信システムとしてPON(Passive Optical Network)システムが広く用いられている。PONシステムでは、局側装置である1台のOLTと、複数の加入者端末装置であるONU(Optical Network Unit)とが、光スターカプラを介して接続されている。局側装置と伝送路である光ファイバが共有できるため、運用コストの経済性が期待できる。伝送速度としては、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers,Inc.)802.3−2005で規格化されている1.25Gbpsが主流である。
一方、更なる大容量化の流れを受け、IEEE802.3avでは、10GE−PON(10 Giga bit−Ethernet(登録商標)Passive Optical Network)の国際標準化仕様の検討が行われている。GE−PON(Gigabit Ethernet(登録商標)−Passive Optical Network)と10GE−PONの仕様の違いとして伝送路符号の違いが挙げられる。GE−PONでは8B10B符号が適用され、10GE−PONでは64B66B符号が適用される。
また、光受信器のテストパターンとして、GE−PONではPRBS7が、10GE−PONではPRBS31が用いられる。PRBS31の符号の特徴として、同符号連続が長くなることと、周期的にマーク率(データ列に含まれる「0」と「1」との割合)が変動することである。マーク率はある区間でみると約80%もの「1」が発生する区間が存在するため、光受信器としても同符号連続やマーク率変動を考慮した設計が必要となる。
PONシステムの局側装置に適用できるオフセット補償回路を持つ差動増幅回路として、例えば、下記特許文献1に記載されているものが知られている。下記特許文献1に記載された差動増幅回路は、差動増幅回路とオフセット補償回路とから構成されている。差動増幅回路は、正相入力信号と逆相入力信号を入力して増幅するNPNトランジスタ対と負荷抵抗と電流源とから構成される。
また、オフセット補償回路は、正相入力信号および逆相入力信号の最大値検出用のレベル検出部と、レベル検出部で検出された正相と逆相の最大値の差分の電流を検出するNPNトランジスタ対と、電流源とから構成される。オフセット補償回路で検出された電流は、差動増幅回路の負荷抵抗から引き抜かれ、これにより差動入力信号のオフセット電圧値に応じて差動増幅回路の出力信号の電圧信号レベルに補正がかかり、正相と逆相でオフセットのない出力信号が得られる。また、入力信号の最大値を検出するレベル検出部には、ホールド容量が用いられており、この容量で最大値を保持する構成となっている。
特開2008−072440号公報
しかしながら、上記特許文献1が適用されるPONシステムの局側装置は、各ONUからの伝送距離が異なるため、受信レベルの異なる光信号を受信する必要がある。このようなバースト的に受信レベルの異なる信号の最大値を、ホールド容量を用いた検出方式で検出する場合、受信レベルの異なる信号毎にホールド容量の電荷を放電しなければならない。すなわち、上記特許文献1の技術を適用した局側装置は、電荷を放電させるためのリセット信号が外部より必要となるため、PONシステムを複雑にするという問題点があった。
別のレベル検出方式としては、平均値検出方式が挙げられる。平均値検出方式では、抵抗と容量を用いたローパスフィルタ構成のものが一般的に使用されており、検出レベルを保持するホールド容量を持たないため、リセット信号が不要である。また、差動入力信号のオフセット電圧を検出するという目的に対しては、入力信号の最大値を検出する方式も、平均値を検出する方式も検出される差電圧は同じである。
ただし、平均値検出方式を用いた場合において、平均値検出の時定数が短いときは、同符号連続部やマーク率の偏った所で、平均値検出レベルが「1」または「0」側に追従してしまう。このとき、正相と逆相の平均値検出レベルの差電圧が時間によって変化し、入力信号のオフセットキャンセル量も時間毎に変動してしまうという課題があった。逆に、平均値検出の時定数が長いときは、信号の平均値を検出するまでに時間が掛かってしまい、高速応答に対応できなくなるという問題が発生する。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、平均値検出方式を用いることによって外部リセット信号を不要なシステム構成とし、かつ、同符号連続やマーク率変動があっても差動入力信号のオフセットキャンセル量を一定に保つことが可能な差動増幅器および光受信器を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、差動形式の入力信号を増幅する差動増幅回路と、前記入力信号のオフセット補償を行うオフセット補償部と、を備えた差動増幅器において、前記差動増幅回路は、正相入力信号と逆相入力信号とからなる前記入力信号を増幅する第1のトランジスタ対と、1対の出力端にそれぞれ接続された負荷抵抗対と、を有し、前記オフセット補償部は、前記正相入力信号および前記逆相入力信号の何れか一方の平均値と、他方の平均値を所定の基準電圧で反転して得られた反転値との差電圧に応じた電流を、前記負荷抵抗対に流れる電流より引き抜くことを特徴とする。
この発明によれば、レベル検出に平均値検出方式を用いて、いずれかの平均値検出部から出力される平均値の反転値を入力信号とするようにしたので、外部リセット信号を不要なシステム構成とし、かつ、同符号連続やマーク率変動があっても差動入力信号のオフセットキャンセル量を一定に保つことができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1にかかる差動増幅器の構成を示す図である。 図2は、本発明の実施の形態1にかかる差動増幅器の各部の信号を示す図である。 図3は、平均値検出部の構成例を示す図である。 図4は、本発明の実施の形態2にかかる差動増幅器の構成を示す図である。 図5は、本発明の実施の形態3にかかる光受信器の構成を示す図である。
以下に、本発明にかかる差動増幅器および光受信器の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる差動増幅器の構成を示す図である。図1に示される差動増幅器は、主たる構成として、差動増幅回路17とオフセット補償部16とを有して構成されている。
差動増幅回路17は、ベースに正相信号が入力されるNPNトランジスタ(以下単に「トランジスタ」と称する)1と、ベースに逆相信号が入力されるトランジスタ2と、一端がトランジスタ1のコレクタ(出力端)に接続され他端が電源VCCに接続された負荷抵抗3と、一端がトランジスタ2のコレクタ(出力端)に接続され他端が電源VCCに接続された負荷抵抗4と、一端がトランジスタ1、2のエミッタに接続され他端が接地された定電流源5と、を有して構成されている。
オフセット補償部16は、正相入力信号の平均値を検出する平均値検出部(第1の平均値検出部)9と、逆相入力信号の平均値を検出する平均値検出部10(第2の平均値検出部)と、平均値検出部10の出力を基準電圧Vrefで反転する反転増幅器15と、平均値検出部9の出力がベースに接続されコレクタがトランジスタ2のコレクタ(出力端)に接続されたトランジスタ6と、反転増幅器15の出力がベースに接続されコレクタがトランジスタ1のコレクタ(出力端)に接続されたトランジスタ7と、一端がトランジスタ6、7のエミッタに接続され他端が接地された定電流源8と、を有して構成されている。反転増幅器15は、オペアンプ11と抵抗12、13、14とで構成されている。なお、トランジスタ1およびトランジスタ2は、第1のトランジスタ対と称し、トランジスタ1およびトランジスタ2は、第2のトランジスタ対と称する。
次に動作について説明する。図2は、本発明の実施の形態1にかかる差動増幅器の各部の信号を示す図である。図2(a)に示される信号は、正相入力信号VIPと、逆相入力信号VINと、平均値検出部9から出力される平均値検出信号VaveP(以下単に「平均値VaveP」と称する)と、平均値検出部10から出力される平均値検出信号VaveN1(以下単に「平均値VaveN1」と称する)である。
図2(b)に示される信号は、平均値VavePと反転増幅器15で反転された平均値検出信号VaveN2(反転値)である。図2(c)に示される信号は、差動増幅回路17の正相出力信号VOPと逆相出力信号VONである。
正相入力信号VIPと逆相入力信号VINは、それぞれ差動増幅回路17のトランジスタ1、2にそれぞれ入力される。差動増幅回路17は、正相入力信号VIPと逆相入力信号VINの差電圧を増幅しその出力を正相出力信号VOPと逆相出力信号VONに出力する。
オフセット補償部16は、平均値VavePを平均値検出部9で生成し、平均値VaveN1を平均値検出部10で生成する。
図3は、平均値検出部9および10の構成例を示す図である。平均値検出部9および10は、平均値検出回路として入力に対して直列に接続された抵抗18と、抵抗18の後段に接地された容量19とから構成される。平均値検出部9および10は、抵抗18と容量19によってローパスフィルタを構成し、入力信号のDC成分を出力する。
また、平均値検出回路の時定数は、抵抗18と容量19の積によって決定される。平均値検出回路の時定数が短い場合、平均値VavePと平均値VaveN1は、図2(a)に示されるように、入力信号の同符号連続部やマーク率の偏った所で、「1」または「0」側に追従して、平均値検出レベルの変動が起きる。
オフセット補償部16は、平均値検出された電圧信号がトランジスタ6と7のベースに入力され、その差電圧に応じた電流を、負荷抵抗3、4(負荷抵抗対)より引き抜く。平均値VavePが入力されるトランジスタ6のコレクタは、逆相入力信号VINが入力されるトランジスタ2のコレクタに接続されている。
また、平均値検出信号VaveN2(以下単に「平均値VaveN2」と称する)が入力されるトランジスタ7のコレクタは、正相入力信号VIPの入力されるトランジスタ1のコレクタに接続されている。例えば、正相入力信号VIPの電圧レベルの方が高い場合、トランジスタ6のベース電位がトランジスタ7のベース電位よりも高くなるためトランジスタ6のコレクタ電流が増加する。従って、トランジスタ6のコレクタが接続された負荷抵抗4の電流が増加するためトランジスタ2のコレクタ電位が低下しオフセット分がキャンセルされる。
図2(a)に示される平均値VavePと平均値VaveN1とがそれぞれトランジスタ6、7に入力された場合、平均値VavePと平均値VaveN1の差電圧は、時間と共に変動し一定電圧とはならない。このとき、トランジスタ6、7に流れる電流も時間と共に変動するため、負荷抵抗3、4に流れる電流も時間と共に変動しオフセットキャンセル量が一定とならない。これによって出力される正相出力信号VOPと逆相出力信号VONは、時間と共にオフセットが変動する波形となる。
本実施の形態にかかる差動増幅器は、平均値検出部10の出力を反転増幅器15で反転させることによって平均値VaveN2を得る。すなわち、図2(b)に示すように平均値VavePと、反転された平均値VaveN2とは、一定の差電圧ΔVとなっており、トランジスタ6、7で検出される差電圧が一定のためオフセットキャンセル量は時間で変化せず一定となり、図2(c)に示すように入力信号のオフセット分がキャンセルされた信号が出力される。ここで反転増幅器15の基準電圧Vrefは、逆相入力信号の平均値電圧を与える。
このように、本実施の形態にかかる差動増幅器は、逆相入力信号VINの平均値VaveN1を反転させることによって、正相入力信号VIPの平均値VavePとの差電圧が一定となり、オフセット分のみキャンセルされた正相出力信号VOPと逆相出力信号VONとが得られる。
なお、実施の形態1では、逆相入力信号VINの平均値VaveN1を反転させた場合について説明したが、正相入力信号VIPの平均値VavePを反転させた場合にも同様の効果を得ることができる。すなわち、反転増幅器15は、平均値検出部9の出力を基準電圧Vrefで反転し、トランジスタ6は、反転増幅器15で反転された信号を入力とし、トランジスタ7は、平均値VaveN1を入力として動作する。
以上説明したように、本実施の形態にかかる差動増幅器は、レベル検出に平均値検出方式を用いるようにしたので、外部からのリセット信号が不要なシステム構成とすることができる。また、平均値検出部9および平均値検出部10の何れか一方から出力される平均値を反転するようにしたので、同符号連続やマーク率変動によって平均値が変動した場合であっても、オフセットキャンセル量を一定に保つことが可能である。
実施の形態2.
図4は、本発明の実施の形態2にかかる差動増幅器の構成を示す図である。実施の形態2にかかる差動増幅器は、実施の形態1と同様に、差動増幅回路22とオフセット補償部21から構成される。実施の形態1との相違点は、差動増幅回路22とオフセット補償部21とに用いられている定電流源が共通化されており、1つの定電流源20で2つの差動トランジスタ対を駆動する点である。以下、第1の実施の形態と同様の部分については、同じ符号を付してその説明を省略し、異なる部分についてのみ述べる。
電流源を別々に構成した場合、パターンを形成する際に生じるICのプロセスばらつきによって、2つの電流源の電流値の関係がばらつくことが考えられる。電流源の電流値がばらつくと、差動トランジスタ対から構成される差動増幅回路の利得が変化することになり、差動増幅回路22の利得とオフセット補償部21のトランジスタ対からなる差動増幅回路の利得の関係が崩れ、オフセットを完全にキャンセルすることができなくなる。
以上説明したように、本実施の形態にかかる差動増幅器は、差動増幅回路22の電流源とオフセット補償部21の電流源とを共通化するようにしたので、実施の形態1にかかる差動増幅器に比して、オフセット補償精度を一層向上させることが可能である。
実施の形態3.
図5は、本発明の実施の形態3にかかる光受信器の構成を示す図である。図5に示される光受信器は、主たる構成として、光信号を受光し電流信号に変換する受光素子23と、電流信号を電圧信号に変換する第1のトランスインピーダンスアンプ(以下単に「TIA」と称する)であるTIA24と、単相の電圧信号を差動電圧信号に変換する単相−差動変換部26と、差動変換された差動電圧信号を増幅して出力する差動増幅回路29と、差動電圧信号のオフセットを検出しオフセット補償を行うオフセット補償部27と、を有して構成されている。
また光受信器は、光入力信号がないときのTIA24の出力電圧と等しい電圧を発生する第2のTIAであるダミーTIA25と、ダミーTIA25の出力電圧からオフセット補償部27の反転増幅器15の基準電圧Vrefを生成する基準電圧生成回路28と、を有している。なお、差動増幅回路29およびオフセット補償部27の内部構成は、実施の形態1、2と同様であり、以下説明を省略する。
次に動作の説明を行う。受光素子23では、光信号を受光し電流信号に変換する。電流に変換された信号は、TIA24において電圧信号に変換される。変換された電圧信号は、単相信号として出力される。
単相−差動変換部26は、ダミーTIA25の出力電圧を基準電圧として、TIA24から出力された電圧信号を差動電圧信号に変換する。差動電圧信号は、差動増幅回路29に入力され、オフセットがキャンセルされた正相出力信号VOP、逆相出力信号VONとなって出力される。
ここで、基準電圧Vrefは、ダミーTIA25の出力に基づき、基準電圧生成回路28によって生成される。ダミーTIA25の出力は、光入力のないときのTIA24の出力電圧と等しく、時間軸に対して一定のDC電圧を出力する。このDC電圧を基準電圧生成回路28でレベルシフトを行い、入力信号の平均値と同じ電圧に変換することで基準電圧Vrefを生成する。
以上説明したように、本実施の形態にかかる光受信器は、単相−差動変換部26は、ダミーTIA25からの出力によって単相信号を差動信号に変換し、基準電圧生成回路28は、ダミーTIA25の出力によってオフセット補償部27の基準電圧Vrefを生成するようにしたので、ダミーTIA25が2つの役割を担うため回路規模の増大を引き起こさないという利点がある。
以上のように、本発明にかかる差動増幅器および光受信器は、宅側装置から受信した信号のオフセットを補償する差動増幅器および光受信器に適用可能であり、特に、同符号連続やマーク率変動があっても差動入力信号のオフセットキャンセル量を一定に保つ発明として有用である。
1,2 NPNトランジスタ(第1のトランジスタ対)
6,7 NPNトランジスタ(第2のトランジスタ対)
3,4 負荷抵抗(負荷抵抗対)
5,8,20 定電流源
9 平均値検出部(第1の平均値検出部)
10 平均値検出部(第2の平均値検出部)
11 オペアンプ
12,13,14,18 抵抗
15 反転増幅器
16,21,27 オフセット補償部
17,22,29 差動増幅回路
19 容量
23 受光素子
24 トランスインピーダンスアンプ(第1のTIA)
25 ダミーTIA(第2のTIA)
26 単相−差動変換部(変換部)
28 基準電圧生成回路
VaveN1,VaveN2,VaveP 平均値検出信号
VCC 電源
VIP 正相入力信号
VIN 逆相入力信号
VOP 正相出力信号
VON 逆相出力信号
Vref 基準電圧

Claims (5)

  1. 差動形式の入力信号を増幅する差動増幅回路と、前記入力信号のオフセット補償を行うオフセット補償部と、を備えた差動増幅器において、
    前記差動増幅回路は、
    正相入力信号と逆相入力信号とからなる前記入力信号を増幅する第1のトランジスタ対と、1対の出力端にそれぞれ接続された負荷抵抗対と、を有し、
    前記オフセット補償部は、
    前記正相入力信号および前記逆相入力信号の何れか一方の平均値と、他方の平均値を所定の基準電圧で反転して得られた反転値との差電圧に応じた電流を、前記負荷抵抗対に流れる電流より引き抜くこと、
    を特徴とする差動増幅器。
  2. 前記オフセット補償部は、
    前記正相入力信号の平均値を検出する第1の平均値検出部と、
    前記逆相入力信号の平均値を検出する第2の平均値検出部と、
    前記第2の平均値検出部の出力を前記基準電圧で反転し、前記反転値として出力する反転増幅器と、
    コレクタが前記出力端に接続され、エミッタが接地側に接続され、前記正相入力信号の平均値と前記反転値との差電圧に応じた電流を、前記負荷抵抗対に流れる電流より引き抜く第2のトランジスタ対と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の差動増幅器。
  3. 前記オフセット補償部は、
    前記正相入力信号の平均値を検出する第1の平均値検出部と、
    前記逆相入力信号の平均値を検出する第2の平均値検出部と、
    前記第1の平均値検出部の出力を前記基準電圧で反転し、前記反転値として出力する反転増幅器と、
    コレクタが前記出力端に接続され、エミッタが接地側に接続され、前記逆相入力信号の平均値と前記反転値との差電圧に応じた電流を、前記負荷抵抗対に流れる電流より引き抜く第2のトランジスタ対と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の差動増幅器。
  4. 一端が前記第1のトランジスタ対の各エミッタと前記第2のトランジスタ対の各エミッタとの接続端に接続され、他端が接地された定電流源を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の差動増幅器。
  5. 光伝送路を介して加入者側装置から伝送された信号を受信する光受信器において、
    受信した光信号を電流信号に変換する受光素子と、
    前記電流信号を電圧信号に変換する第1のトランスインピーダンスアンプ(以下「TIA」と称する)と、
    前記光信号が入力されていないときに前記第1のTIAから出力される電圧と略等しい電圧を出力する第2のTIAと、
    前記第2のTIAから出力された電圧を入力として所定の基準電圧を生成する基準電圧生成回路と、
    前記第2のTIAから出力された電圧を基準として、前記第1のTIAから出力された前記電圧信号を差動電圧信号に変換する変換部と、
    正相入力信号と逆相入力信号とからなる前記差動電圧信号を増幅する第1のトランジスタ対と、1対の出力端にそれぞれ接続された負荷抵抗対と、を有する差動増幅回路と、
    前記正相入力信号および前記逆相入力信号の何れか一方の平均値と、他方の平均値を前記基準電圧で反転して得られた反転値との差電圧に応じた電流を、前記負荷抵抗対に流れる電流より引き抜くオフセット補償部と、
    を備えたことを特徴とする光受信器。
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