JP2010278569A - 無線システム - Google Patents

無線システム Download PDF

Info

Publication number
JP2010278569A
JP2010278569A JP2009127020A JP2009127020A JP2010278569A JP 2010278569 A JP2010278569 A JP 2010278569A JP 2009127020 A JP2009127020 A JP 2009127020A JP 2009127020 A JP2009127020 A JP 2009127020A JP 2010278569 A JP2010278569 A JP 2010278569A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wireless
command signal
communication terminal
unit
identification information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009127020A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5051856B2 (ja
Inventor
Masaaki Kinoshita
雅章 木下
Toru Mugiuda
徹 麦生田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Industrial Devices SUNX Tatsuno Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Electric Works Tatsuno Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Electric Works Tatsuno Co Ltd filed Critical Panasonic Electric Works Tatsuno Co Ltd
Priority to JP2009127020A priority Critical patent/JP5051856B2/ja
Publication of JP2010278569A publication Critical patent/JP2010278569A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5051856B2 publication Critical patent/JP5051856B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】無線機器の導入に手間を要することなく無駄な無線信号の送信を回避して無線通信のトラフィックを低減することのできる無線システムを提供する。
【解決手段】無線親機3は、指令信号判定手段30a及び応答信号判定手段30bで判定された信号に含まれる通信端末1a,1bの識別情報が一致すると自身の下位の無線子機4に前記識別情報を有する通信端末1a,1bが接続されていないと判定する第1の接続判定手段32aと、第1の接続判定手段32aの判定結果を含む通信履歴を記憶する記憶部33とを備え、指令信号を受信する毎に記憶部33から通信履歴を読み出すとともに、指令信号に含まれる通信端末1a,1bの識別情報が第1の接続判定手段32aにおいて自身の下位の無線子機4に接続されていないと判定された通信端末1a,1bの識別情報と一致する場合には自身の下位の無線子機4に対して指令信号を送信しない。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線親機及び無線子機で構成される無線ネットワークを介して通信端末とセンタ装置との間で信号の送受信を行う無線システムに関する。
従来から、ビルや工場等において電気設備の電力監視等を目的として多数分散配置された計測端末を一括監視するために、センタ装置と計測端末との間を無線親機及び無線子機を介した無線ネットワークで接続する無線システムが提供されている。例えば、集合住宅において各住戸に配設されたガス等の計測用のメータに無線子機を設置するとともに、公衆回線を介してセンタに接続されたコントローラに無線親機を有線で接続し、無線親機と無線子機との間で無線通信を行うことで各住戸のメータの検針値をセンタに送る自動検針に用いられる通信システムが特許文献1に開示されている。上記の通信システムでは、無線親機と無線子機との間で無線ネットワークを構成するためには、設定器を用いて無線親機と無線子機とを対応付ける登録作業を必要とするが、近年では、登録作業を必要とせずに自動的に無線親機と無線子機との間で無線ネットワークを構成する技術(例えば、ZigBee)が知られている。
特開平9−23282号公報
ところで、上述のように無線親機と無線子機との間の無線ネットワークを自動的に構成する技術は知られているものの、無線子機に接続された通信端末との間で通信を行う際には、以下の課題が存在する。
例えば、図1(a)に示す構成の無線システムにおいて通信を行うものとする。図1(a)に示す無線システムは、各々固有の識別情報を有する2つの通信端末1a,1bと、各通信端末1a,1bが有する情報を収集するセンタ装置2と、センタ装置2と有線で接続される無線親機3と、無線親機3との間で無線通信を行う無線子機4とを備え、センタ装置2に対して無線親機3及び第1の通信端末1aが例えばRS−485規格によって並列に接続され、第2の通信端末1bが無線子機4に有線で接続されて成る。ここで、センタ装置2から第1の通信端末1aへの指令情報を含む指令信号を送信すると、センタ装置2に対して無線親機3と第1の通信端末1aとが並列に接続されているため、センタ装置2から送信される指令信号は無線親機3と第1の通信端末1aとで同時に受信される。第1の通信端末1aでは、受信した指令信号が自身に対する指令情報を含むものであるため、その応答情報を含む応答信号をセンタ装置2に返信する。
一方、指令信号を受信した無線親機3では、無線親機3の下位の無線子機4に第1の通信端末1aが接続されていないことから、本来であれば無線子機4に指令信号を送信する必要がない。しかしながら、無線親機3の下位の無線子機4に第1の通信端末1aが接続されているか否かを判定する手段が無いため、第1の通信端末1aが接続されている可能性を考慮して下位の無線子機4に対して指令信号を送信する必要がある。このため、無駄な無線信号の送信を行うことで無線通信のトラフィックが増大するという問題があった。
上記問題を解消するためには、どの無線子機にどの通信端末が接続されているかを利用者が無線親機に登録する、或いはセンタ装置から送信する指令信号に特定の通信端末への指令情報に加えて無線子機を特定する情報を付与する必要がある。この場合、無線子機と通信端末とを台数分紐付けする必要があるため、無線機器の導入に手間を要するという問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みて為されたもので、無線機器の導入に手間を要することなく無駄な無線信号の送信を回避して無線通信のトラフィックを低減することのできる無線システムを提供することを目的とする。
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、各々が互いに異なる識別情報を有する複数の通信端末と、各通信端末が有する情報を収集するセンタ装置と、センタ装置と有線を介して信号の送受信を行う有線通信部を有する1乃至複数の無線親機と、各無線親機との間で無線信号の送受信を行う1乃至複数の無線子機とを備え、各通信端末がセンタ装置又は無線子機の何れか一方と有線を介して接続される無線システムであって、無線親機の有線通信部は、センタ装置から送信される通信端末への指令情報を含む指令信号の受信の有無を判定する指令信号判定手段と、通信端末から送信されるセンタ装置への応答情報を含む応答信号の受信の有無を判定する応答信号判定手段とを有し、無線親機は、指令信号判定手段で判定した信号に含まれる通信端末の識別情報と応答信号判定手段で判定した信号に含まれる通信端末の識別情報とが一致すると自身の下位の無線子機に前記識別情報を有する通信端末が接続されていないと判定する第1の接続判定手段と、少なくとも第1の接続判定手段の判定結果を含む通信履歴を記憶する記憶部とを備え、センタ装置から送信される指令信号を受信する毎に記憶部から通信履歴を読み出すとともに、指令信号に含まれる通信端末の識別情報が第1の接続判定手段において自身の下位の無線子機に接続されていないと判定された通信端末の識別情報と一致する場合には自身の下位の無線子機に対して指令信号を送信しないことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、無線親機は、指令信号判定手段及び応答信号判定手段で指令信号及び応答信号の受信の有無を判定できない場合において、所定時間内に同一の識別情報を含む信号の受信を連続して判定した場合に自身の下位の無線子機に前記識別情報の通信端末が接続されていないと判定する第2の接続判定手段を有し、記憶部は、少なくとも第2の接続判定手段の判定結果を含む通信履歴を記憶し、無線親機は、センタ装置から送信される指令信号に含まれる通信端末の識別情報が第2の接続判定手段において自身の下位の無線子機に接続されていないと判定された通信端末の識別情報と一致する場合には自身の下位の無線子機に対して指令信号を送信しないことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2の発明において、無線親機は、前記所定時間を任意の時間に設定する設定手段を有することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、無線親機が自身の下位に接続されていない識別情報を有する通信端末に対する指令情報を含む指令信号を受信した際に、次回から自身の下位の無線子機に前記識別情報を有する通信端末が接続されていないと判定して指令信号を自身の下位の無線子機に送信しないようにすることができる。したがって、無線親機と無線子機とを対応付ける登録作業が不要であるために無線機器の導入の手間を要することがなく、また、無駄な無線信号の送信を回避して無線通信のトラフィックを低減することができる。
請求項2の発明によれば、指令信号及び応答信号の信号フォーマットが類似していて指令信号と応答信号とを区別して判定できない場合においても、無線親機が受信した信号に含まれる識別情報の通信端末が自身の下位の無線子機に接続されていないと自動的に判定して指令信号を自身の下位の無線子機に送信しないようにすることができる。
請求項3の発明によれば、センタ装置に複数の無線親機が接続されている場合においても所定時間を適宜変更することで無線親機が受信した信号に含まれる識別情報の通信端末が自身の下位の無線子機に接続されていないと自動的に判定することができる。
本発明に係る無線システムの実施形態を示す図で、(a)は全体概略図で、(b)は無線親機のブロック図で、(c)は無線子機のブロック図である。 同上の無線親機の第1の接続判定手段の動作を示すフローチャートである。 同上の指令信号及び応答信号のフォーマットの一例を示す図で、(a)は指令信号のフォーマットを示す図で、(b)は応答信号のフォーマットを示す図である。 同上の無線親機の第2の接続判定手段の動作を示すタイムチャートである。 同上の通信端末の接続が変更された場合を示す図で、(a)は全体概略図で、(b)は通信端末の接続の再判定動作を示すタイムチャートである。 同上の他の構成を示す全体概略図である。
以下、本発明に係る無線システムの実施形態について図面を用いて説明する。尚、本実施形態の基本的な構成は従来例と共通であるので、共通する部位には同一の番号を付すものとする。本実施形態は、図1(a)に示すように、各々固有の識別情報を有する複数(図示では2つ)の通信端末1a,1bと、各通信端末1a,1bが有する情報を収集するセンタ装置2と、センタ装置2と有線で接続される無線親機3と、無線親機3との間で無線通信を行う無線子機4とを備え、センタ装置2に対して無線親機3及び第1の通信端末1aが並列に接続され、第2の通信端末1bが無線子機4に有線で接続されて成る。
通信端末1a,1bは、自身に接続された機器(図示せず)の情報を収集するものであって、例えば電気やガス等の使用量を計測するメータから成る。また、通信端末1a,1bは、図示しないがセンタ装置2又は無線子機4との間で有線を介して信号の送受信を行う有線通信部と、自身に接続された機器から収集した情報を記憶する記憶部とを備える。通信端末1a,1bは、センタ装置2から送信される後述の指令信号を受信すると、指令信号に自身の有する識別情報が含まれているか否かを判定する。そして、指令信号に自身の有する識別情報が含まれている場合には、記憶部から収集した情報を読み出し、当該情報を応答情報として含む応答信号をセンタ装置2に返信する。尚、応答信号には自身の有する識別情報が含まれている。指令信号に自身の有する識別情報が含まれていない場合には、受信した指令信号を破棄する。
センタ装置2は、特定の通信端末1a,1bに対して通信端末1a,1bが収集した情報を送るように指令する指令情報を含む指令信号の送信、及び特定の通信端末1a,1bから返信される応答信号の受信を行う通信部(図示せず)を備える。尚、指令信号には、特定の通信端末1a,1bの識別情報が含まれている。センタ装置2は、指令信号を送信してから一定期間(リトライ期間)の間に特定の通信端末1a,1bからの応答信号を受信しなかった場合には、同一の指令信号を再度送信する。
無線親機3は、図1(b)に示すように、センタ装置2との間で有線を介して通信を行う有線通信部30と、無線子機4との間で無線通信を行う無線通信部31と、有線通信部30及び無線通信部31を制御する制御部32と、各通信端末1a,1bとの通信履歴を記憶する記憶部33とを備える。有線通信部30は、センタ装置2から送信される通信端末1a,1bへの指令信号の受信の有無を判定する指令信号判定手段30aと、通信端末1a,1bから送信されるセンタ装置2への応答信号の受信の有無を判定する応答信号判定手段30bとを有する。
制御部32は、指令信号判定手段30aで判定した信号に含まれる通信端末1a,1bの識別情報と応答信号判定手段30bで判定した信号に含まれる通信端末1a,1bの識別情報とが一致すると自身の下位の無線子機4に前記識別情報を有する通信端末1a,1bが接続されていないと判定する第1の接続判定手段32aと、指令信号判定手段30a及び応答信号判定手段30bで指令信号及び応答信号の受信の有無を判定できない場合において、所定時間T内に同一の識別情報を含む信号の受信を連続して判定した場合に自身の下位の無線子機4に前記識別情報の通信端末1a,1bが接続されていないと判定する第2の接続判定手段32bとを有する。
無線子機4は、図1(c)に示すように、通信端末1a,1bとの間で有線を介して通信を行う有線通信部40と、無線親機3との間で無線通信を行う無線通信部41と、有線通信部40及び無線通信部41を制御する制御部42と、対応する無線親機3との接続情報を記憶する記憶部43とを備える。無線子機4の制御部42は、上位の無線親機3から送信される指令信号を無線通信部41で受信すると、当該指令信号を自身の下位に接続された通信端末(ここでは第2の通信端末1b)に有線通信部40から送信させる。また、自身の下位の通信端末から送信される応答信号を有線通信部40で受信すると、当該応答信号を自身の上位の無線親機3に無線通信部41から送信させる。
以下、本実施形態の動作について図3を用いて説明する。尚、以下の説明では、初期状態において無線親機3の記憶部33に各通信端末1a,1bとの通信履歴が記憶されていないものとする。先ず、センタ装置2から特定の通信端末1a,1b(ここでは、第1の通信端末1a)に対して指令信号が送信されると、無線親機3は、有線通信部30の指令信号判定手段30aにおいて指令信号の受信を判定する。この時点では、記憶部33から読み出す通信履歴がないので、制御部32は、無線通信部31から自身の下位の無線子機4に対して指令信号を無線で送信させる。ここで、第1の通信端末1aは、図1(a)に示すようにセンタ装置2に有線で接続されているので、指令信号を受信すると応答信号をセンタ装置2に返信する。この応答信号は、センタ装置2のみならず無線親機3にも送信され、無線親機3は、有線通信部30の応答信号判定手段30bにおいて応答信号の受信を判定する。
この時点で、各判定手段30a,30bで判定された信号に含まれる識別情報(即ち、第1の通信端末1aの識別情報)が一致しているため、制御部32の第1の接続判定手段32aは、自身の下位の無線子機4に第1の通信端末1aが接続されていないと判定し、その接続情報(判定結果)を記憶部33に記憶させる。無線親機3の制御部32は、次回から指令信号を受信する毎に記憶部33から通信履歴を読み出すとともに、通信履歴に含まれる通信端末1a,1bの接続情報と指令信号に含まれる識別情報とを比較する。そして、指令信号に含まれる識別情報が第1の通信端末1a(即ち、第1の接続判定手段において自身の下位の無線子機に接続されていないと判定された通信端末)の識別情報と一致する場合には、制御部32は、無線通信部31から自身の下位の無線子機4に対して指令信号を送信させない。
上述のように、無線親機3が自身の下位に接続されていない識別情報を有する通信端末1a,1bに対する指令信号を受信した際に、次回から自身の下位の無線子機4に前記識別情報を有する通信端末1a,1bが接続されていないと判定して指令信号を自身の下位の無線子機4に送信しないようにすることができる。したがって、無線親機3と無線子機4とを対応付ける登録作業が不要であるために無線機器の導入の手間を要することがなく、また、無駄な無線信号の送信を回避して無線通信のトラフィックを低減することができる。
尚、無線親機3の無線通信部31において、応答信号の有無に基づいて下位の無線子機4に特定の通信端末1a,1bが接続されているか否かを判定する手段も考えられる。しかしながら、この場合では特定の通信端末1a,1bが無線子機4に接続されているにも関わらず電波状態によっては応答信号を受信できないことがあり、無線子機4に特定の通信端末1a,1bが接続されていないと誤って判定される虞がある。而して、本実施形態のように無線親機3の有線通信部30において下位の無線子機4に特定の通信端末1a,1bが接続されているか否かを判定するのが望ましい。
ところで、本実施形態では、予め設定されたプロトコルによる通信を前提としているが、プロトコルによっては指令信号及び応答信号の信号フォーマットが類似しているために指令信号と応答信号とを区別して判定することができない場合がある。例えば、図3(a),(b)に示す場合では、データフレームの先頭の「♯」と「$」とで指令信号及び応答信号を区別しているが、このように指令信号と応答信号とを明確に区別できない場合がある。この場合、指令信号判定手段30a及び応答信号判定手段30bにおいて信号の受信の有無を判定することができないため、第1の接続判定手段32aが正常に機能しない虞がある。
そこで、本実施形態では、制御部32の第2の接続判定手段32bにおいて、所定時間T内に同一の識別情報を含む信号を連続して受信するか否かを判定することで上記の問題を解決している。以下、第2の接続判定手段32bの動作について図4を用いて説明する。先ず、センタ装置2から特定の通信端末1a,1b(ここでは、第1の通信端末1a)に対して指令信号が送信されると、無線親機3は、有線通信部30の指令信号判定手段30aにおいて指令信号の受信を判定する。ここで、指令信号判定手段30aにおいて指令信号の受信を判定できない場合、第2の接続判定手段32bにおいて指令信号を受信した時点から所定時間T(例えば、100ms)の計時を開始する。一方、第1の通信端末1aは、指令信号を受信すると応答信号をセンタ装置2に返信する。この応答信号はセンタ装置2のみならず無線親機3にも送信されるので、無線親機3の有線通信部30において応答信号を受信する。
この応答信号に含まれる識別情報は、指令信号に含まれる識別情報と同じ第1の通信端末1aの識別情報であるので、第2の接続判定手段32bでは、所定時間T内に同一の識別情報を含む信号を連続して受信したと判定する。そして、自身の下位の無線子機4に第1の通信端末1aが接続されていないと判定し、その接続情報(判定結果)を記憶部33に記憶させる。無線親機3の制御部32は、次回から指令信号を受信する毎に記憶部33から通信履歴を読み出すとともに、通信履歴に含まれる通信端末1a,1bの接続情報と指令信号に含まれる識別情報とを比較する。そして、指令信号に含まれる識別情報が第1の通信端末1aの識別情報である場合には、制御部32は、無線通信部31から自身の下位の無線子機4に対して指令信号を送信させない。尚、センタ装置2では、上述のように指令信号を送信してからリトライ期間の間に応答信号を受信しなかった場合に、同一の識別情報を含む指令信号を再度送信するようになっているので、当該リトライ期間を所定時間Tよりも長く(例えば、1s)設定する必要がある。
上述のように、指令信号及び応答信号の信号フォーマットが類似していて指令信号と応答信号とを区別して判定できない場合においても、無線親機3が受信した信号に含まれる識別情報の通信端末1a,1bが自身の下位の無線子機4に接続されていないと自動的に判定して指令信号を自身の下位の無線子機4に送信しないようにすることができる。
また、通信端末1a,1bの接続先を変更した場合でも、第2の接続判定手段32bでは通信端末1a,1bの接続先の変更を自動的に判定することができる。以下、図5(a)に示すように、センタ装置2に接続されていた第1の通信端末1aが、接続先を変更して無線子機4に接続される場合における第2の接続判定手段32bの動作について図5(b)を用いて説明する。
先ず、センタ装置2から特定の通信端末1a,1b(ここでは、第1の通信端末1a)に対して指令信号が送信されると、無線親機3の制御部32は、記憶部33から通信端末1a,1bの接続情報を含む通信履歴を読み出して指令信号に含まれる識別情報と接続情報とを比較する。この場合、自身の下位の無線子機4に第1の通信端末1aが接続されていないと既に判定されているので、制御部32は、無線通信部31から自身の下位の無線子機4に対して指令信号を送信させない。また、指令信号の受信と同時に、第2の接続判定手段32bでは所定時間Tの計時を開始する。ここで、第1の通信端末1aは接続先が変更されているため、第1の通信端末1aは指令信号を受信せず、応答信号をセンタ装置2に返信しない。したがって、無線親機3の有線通信部30では、所定時間Tを経過しても応答信号を受信することがない。
所定時間Tを経過した時点で、第2の接続判定手段32bは所定時間T内に同一の識別情報を含む信号を連続して受信していないと判定する。そして、第1の通信端末1aが自身の下位の無線子機4に接続されていると判定し、その接続情報を記憶部33に記憶させる。リトライ期間経過後にセンタ装置2が指令信号を再度送信すると、指令信号を受信した無線親機3では、制御部32が記憶部33から通信端末1a,1bの接続情報を含む通信履歴を読み出して指令信号に含まれる識別情報と接続情報とを比較し、指令信号に含まれる識別情報が第1の通信端末1aの識別情報である場合には、無線子機4に対して指令信号を無線通信部31から送信させる。而して、通信端末1a,1bの接続先が変更された場合でも、第2の接続判定手段32bによって自動的に接続先の変更を判定することができる。
ところで、本実施形態は、センタ装置2に対して1つの無線親機3のみを接続した構成であるが、複数の無線親機3を接続した構成でもよく、例えば図6に示すように、センタ装置2に対して2つの無線親機3a,3bを接続し、各無線親機3a,3bの下位に無線子機4a,4b及び通信端末1a,1bが設けられる構成であっても構わない。この場合、通信端末1a,1bとセンタ装置2とが無線親機3a,3b及び無線子機4a,4bを介して接続されているため、通信端末1a,1bがセンタ装置2に対して有線で接続されている場合と比較して、無線親機3a,3bの有線通信部30において同一の識別情報を含む信号を連続して受信するのに要する時間が長くなる。
したがって、例えば図6に示す構成において、センタ装置2から第2の通信端末1bに対して指令信号を送信すると、第1の無線親機3aの有線通信部30において所定時間T経過後に第2の通信端末1bからの応答信号を受信する場合がある。この場合、本来であれば第1の無線親機3aの第2の接続判定手段32bでは、第1の無線親機3aの下位の第1の無線子機4aに第2の通信端末1bが接続されていないと判定しなければならないが、所定時間Tを経過することで第2の通信端末1bが接続されていると誤って判定してしまう。
そこで、本実施形態の無線親機3は、図示しないが所定時間Tを任意の時間に設定する設定手段を有している。このため、所定時間Tを従来よりも長くなるように設定することで、上記の場合において第1の無線親機3aの有線通信部30が所定時間T内に第2の通信端末1bからの応答信号を受信することができる。而して、第1の無線親機3aの第2の接続判定手段32bでは、第1の無線親機3aの下位の第1の無線子機4aに第2の通信端末1bが接続されていないと正しく判定することができる。
上述のように、センタ装置2に複数の無線親機3が接続されている場合においても所定時間Tを適宜変更することで、無線親機3が受信した信号に含まれる識別情報の通信端末1a,1bが自身の下位の無線子機4に接続されていないと自動的に判定することができる。
ところで、上述のように所定時間T経過後に直ぐに判定すると、例えば電波状態が悪い等して所定時間Tを経過した場合にも、第1の無線親機3aの第2の接続判定手段32bでは、第2の通信端末1bが自身の下位の第1の無線子機4aに接続されていると誤って判定する虞がある。そこで、上記問題を解決するためには、センタ装置2から指令信号の再送信を複数回行い、その再送信時の何れの場合においても所定時間T内に同一の識別情報を含む信号を連続して受信していない場合に、初めて第2の通信端末1bが自身の下位の第1の無線子機4aに接続されていると判定するのが望ましい。
尚、本実施形態では、上述のように指令信号に含まれる指令情報が特定の通信端末1a,1bに対して通信端末1a,1bが収集した情報を送るように指令する情報であって、応答信号に含まれる応答情報が通信端末1a,1bが収集した情報であるが、各信号に含まれる指令情報及び応答情報はこれらに限定される必要は無い。
1a,1b 通信端末
2 センタ装置
3 無線親機
30 有線通信部
30a 指令信号判定手段
30b 応答信号判定手段
32a 第1の接続判定手段
32b 第2の接続判定手段
33 記憶部
4 無線子機

Claims (3)

  1. 各々が互いに異なる識別情報を有する複数の通信端末と、各通信端末が有する情報を収集するセンタ装置と、センタ装置と有線を介して信号の送受信を行う有線通信部を有する1乃至複数の無線親機と、各無線親機との間で無線信号の送受信を行う1乃至複数の無線子機とを備え、各通信端末がセンタ装置又は無線子機の何れか一方と有線を介して接続される無線システムであって、無線親機の有線通信部は、センタ装置から送信される通信端末への指令情報を含む指令信号の受信の有無を判定する指令信号判定手段と、通信端末から送信されるセンタ装置への応答情報を含む応答信号の受信の有無を判定する応答信号判定手段とを有し、無線親機は、指令信号判定手段で判定した信号に含まれる通信端末の識別情報と応答信号判定手段で判定した信号に含まれる通信端末の識別情報とが一致すると自身の下位の無線子機に前記識別情報を有する通信端末が接続されていないと判定する第1の接続判定手段と、少なくとも第1の接続判定手段の判定結果を含む通信履歴を記憶する記憶部とを備え、センタ装置から送信される指令信号を受信する毎に記憶部から通信履歴を読み出すとともに、指令信号に含まれる通信端末の識別情報が第1の接続判定手段において自身の下位の無線子機に接続されていないと判定された通信端末の識別情報と一致する場合には自身の下位の無線子機に対して指令信号を送信しないことを特徴とする無線システム。
  2. 前記無線親機は、指令信号判定手段及び応答信号判定手段で指令信号及び応答信号の受信の有無を判定できない場合において、所定時間内に同一の識別情報を含む信号の受信を連続して判定した場合に自身の下位の無線子機に前記識別情報の通信端末が接続されていないと判定する第2の接続判定手段を有し、記憶部は、少なくとも第2の接続判定手段の判定結果を含む通信履歴を記憶し、無線親機は、センタ装置から送信される指令信号に含まれる通信端末の識別情報が第2の接続判定手段において自身の下位の無線子機に接続されていないと判定された通信端末の識別情報と一致する場合には自身の下位の無線子機に対して指令信号を送信しないことを特徴とする請求項1記載の無線システム。
  3. 前記無線親機は、前記所定時間を任意の時間に設定する設定手段を有することを特徴とする請求項2記載の無線システム。
JP2009127020A 2009-05-26 2009-05-26 無線システム Expired - Fee Related JP5051856B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009127020A JP5051856B2 (ja) 2009-05-26 2009-05-26 無線システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009127020A JP5051856B2 (ja) 2009-05-26 2009-05-26 無線システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010278569A true JP2010278569A (ja) 2010-12-09
JP5051856B2 JP5051856B2 (ja) 2012-10-17

Family

ID=43425148

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009127020A Expired - Fee Related JP5051856B2 (ja) 2009-05-26 2009-05-26 無線システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5051856B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012190227A (ja) * 2011-02-25 2012-10-04 Hochiki Corp 警報器及び監視システム
WO2015118629A1 (ja) * 2014-02-05 2015-08-13 三菱電機株式会社 通信装置及び通信方法及びプログラム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012190227A (ja) * 2011-02-25 2012-10-04 Hochiki Corp 警報器及び監視システム
WO2015118629A1 (ja) * 2014-02-05 2015-08-13 三菱電機株式会社 通信装置及び通信方法及びプログラム
JP5933142B2 (ja) * 2014-02-05 2016-06-08 三菱電機株式会社 通信装置及び通信方法及びプログラム
CN105917660A (zh) * 2014-02-05 2016-08-31 三菱电机株式会社 通信装置、通信方法及程序
CN105917660B (zh) * 2014-02-05 2017-11-14 三菱电机株式会社 通信装置和通信方法
US9842079B2 (en) 2014-02-05 2017-12-12 Mitsubishi Electric Corporation Communication apparatus, communication method, and computer readable medium

Also Published As

Publication number Publication date
JP5051856B2 (ja) 2012-10-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107005443B (zh) 用于中继消息的方法、住宅网关、存储装置
JP2000201441A (ja) 電力管理システム
JP6481514B2 (ja) 通信装置および通信システム
JP2010271897A (ja) 無線検針システム
JP5051856B2 (ja) 無線システム
JP5484865B2 (ja) 通信システム
JP2006277353A (ja) 検針用無線システム
JP4747951B2 (ja) 通信ルート構築方法及び通信端末
JP5475479B2 (ja) 通信システム
JP5861104B2 (ja) 無線システム
JP4835517B2 (ja) 通信ルートの構築方法およびそれを用いる通信端末
JPH11298975A (ja) 分散データ収集用の通信システム
JP2017034547A (ja) 無線通信システム及び無線通信装置
JP2005057412A (ja) 無線データ通信システムおよびその無線親機、無線子機
JP3142255U (ja) 無線通信システム
JP2010079359A (ja) 無線検針システム、無線検針方法、無線子機、中継装置及びそれらを動作させるためのプログラム
JP6721958B2 (ja) 集中監視システム
JP2001292089A (ja) 無線中継装置および無線通信システム
JP6563785B2 (ja) 無線機及び無線テレメータシステム
JP6381468B2 (ja) 無線通信システム及び無線通信装置
WO2018025602A1 (ja) 通信装置、通信システム、通信制御方法、及びプログラム
JP6282867B2 (ja) 無線中継子機、無線情報収集システム
JP2015139075A (ja) 無線データ通信システム
JP6218639B2 (ja) 無線通信システム及び無線通信装置
CN113196082B (zh) 通信系统和通信方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110613

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120621

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120626

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120720

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5051856

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150803

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees