JP2010277535A - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置及び画像処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010277535A
JP2010277535A JP2009132353A JP2009132353A JP2010277535A JP 2010277535 A JP2010277535 A JP 2010277535A JP 2009132353 A JP2009132353 A JP 2009132353A JP 2009132353 A JP2009132353 A JP 2009132353A JP 2010277535 A JP2010277535 A JP 2010277535A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
character
extracted
characters
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009132353A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5306060B2 (ja
Inventor
Takuya Minagawa
拓也 皆川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2009132353A priority Critical patent/JP5306060B2/ja
Publication of JP2010277535A publication Critical patent/JP2010277535A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5306060B2 publication Critical patent/JP5306060B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Abstract

【課題】画像変形を行った場合に、画像に含まれる文字を容易に認識できるようにする。
【解決手段】入力された画像データから文字データを抽出し、文字データが抽出された画像データにおける空白部分を周囲の背景に基づいて補正する。そして、補正した画像データを、透視図法を用いて変形する。一方、前記抽出された文字データにおける文字の配置位置と大きさとを決定し、前記配置位置と大きさとが決定された文字と、前記変形された画像とを合成することにより、画像を変形しても文字の向き、形を変更させないようにし、視聴者は変形した画像から正しい情報を得ることができるようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は画像処理装置、画像処理方法、プログラム及び記憶媒体に関し、特に、画像を他の形状に変換するために用いて好適な技術に関する。
従来、画面内に複数のウィンドウを表示させる際、画面内が煩雑になってしまうため、それぞれのウィンドウを3次元的に台形変換し、画面内を有効に扱う技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−65806号公報 特開2007−166009号公報
しかしながら、特許文献1に記載の方法では、例えば、画像を台形変換した場合、画像中に含まれる文字までも台形変換されてしまう。特に台形変換をする角度が大きくなってくると、横方向または縦方向に文字が大きくつぶれてしまい、例えば図8に示すように、文字が読み取りにくくなるといった問題があった。
本発明は前述の問題点に鑑み、画像変形を行った場合に、画像に含まれる文字を容易に認識できるようにすることを目的としている。
本発明の画像処理装置は、画像から文字を抽出する文字抽出手段と、前記文字抽出手段によって前記文字が抽出された画像を変形する画像変形手段と、前記文字抽出手段によって抽出された文字の配置位置と大きさとを決定する文字配置位置決定手段と、前記文字配置位置決定手段によって前記配置位置と大きさとが決定された文字と、前記画像変形手段によって変形された画像とを合成する画像合成手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、画像変形を行った場合であっても、画像に含まれる文字を容易に認識することができる。
第1の実施形態に係る映像処理装置の構成例を示すブロック図である。 第2の実施形態に係る映像処理装置の構成例を示すブロック図である。 第3の実施形態に係る映像処理装置の構成例を示すブロック図である。 新しい文字座標パラメータを用いて文字の配置位置を決定する処理の概要を示す図である。 画像を変形する処理の一例を説明する図である。 文字列の各文字について向きの変形を行う処理の概要を示す図である。 画像の方向を復元する処理の一例を説明する図である。 従来において、画像を台形変換した場合の文字列の一例を示す図である。 画像を台形変換した場合の文字列の一例を示す図である。 第1の実施形態における画像処理手順の一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態における画像処理手順の一例を示すフローチャートである。 第3の実施形態における画像処理手順の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態に係る映像処理装置(画像処理装置)100の構成例を示すブロック図である。
図1において、映像入力部101は2次元の画像データを入力するためのものである。文字抽出部102は、入力された画像データから文字データを抽出する。そして、抽出した文字データ108を後述する文字配置位置決定部105に出力するとともに、文字データが抽出された画像データ109を画像補正部103に出力する。
画像補正部103は、文字抽出部102により文字が抽出された画像データにおいて、文字の抽出によって生じた空白部分を補正するためのものである。画像変形部104は、画像の形状を変形するためのものである。文字配置位置決定部105は、抽出された文字列において、各文字の配置する座標と大きさとを決定するためのものである。画像合成部106は、画像変形部104により画像の形状が変形された画像データと、文字配置位置決定部105により文字の配置する座標と大きさとが決定された文字データとを合成するためのものである。また、映像出力部107は、合成された画像データを出力するためのものである。
次に、処理の流れについて図10を参照しながら説明する。図10は、本実施形態における画像処理手順の一例を示すフローチャートである。
まず、ステップS1001において、文字抽出部102は、映像入力部101を介して画像データを入力し、文字データを含まない画像データ109と文字データ108とに分離する。このとき、抽出された文字の座標の情報を、文字座標パラメータとして不図示のメモリに保存しておく。
次に、ステップS1002において、文字データが抽出された画像データ109は文字が抽出された部分に空白が生じるため、画像補正部103は、その空白部分の補正を行う。本実施形態では、補正の一例として、周囲の背景画像を利用して推測し、画像を補完する方法を用いる。
次に、ステップS1003において、画像変形部104は、画像補正部103により空白部分が補正された画像データに対して画像の形状を変形する変換処理を行う。ここで、画像の変形処理とは、拡大、縮小、回転、台形、四辺形等の形状に変形する処理である。例えば、台形に変形する処理の方法としては、各入力画素に伸長計数を乗、加算し、座標変換を行う方法などがある(例えば、特許文献2参照)。
図5は、本実施形態における画像を変形する処理の一例を説明する図である。
図5(a)及び図5(c)において、画像奥への法線方向の軸をz軸、画像の水平方向をx軸、画像鉛直方向をy軸とする。変形手順としては、二次元の画像を、長方形の左辺を軸にして画面奥方向に角度θだけ回転させた後に、透視図法を用いることにより台形変形を行う。
図5(a)において、d1×2d2の変形前の画像501中のある点a,b,cは、座標がそれぞれa=(x1,y1)、b=(x2,y2)、c=(x3,y3)に存在するピクセルを示す。図5(d)に示すように、画像501を角度θだけ回転することにより、点a,b,cはそれぞれ回転画像504中の点a'、b'、c'に移動する。ここで、透視図法を用いることにより、点a'、b'、c'はそれぞれ、図5(b)に示すようにスクリーン505上の点a"、b"、c"に移される。
この方法を用いると、点aについては、a'=(x1',y1')、a"=(x1",y1")とした場合、
1'=x1cosθ
1'=y1
1"=s−(s−x1')*L1/(L1+L2
1"=y1'*L1/(L1+L2
となる。以上の計算を全ピクセルに対して行い、台形変形を行う。
ここで、文字抽出処理を行った際に保存しておいた文字座標パラメータについても以上の計算を行い、新しい文字座標パラメータとする。さらに、ある文字の座標を(m,n)とした場合、新しい文字座標パラメータにおいて、
A=(x=mでの上辺のy座標)−(x=mでの下辺のy座標)
を算出し、回転した軸(この場合y軸)との比を拡大縮小パラメータとする。
次に、ステップS1004において、文字配置位置決定部105は、画像変形部104において算出された新しい文字座標パラメータと拡大縮小パラメータとを用いて、文字の配置位置及び文字の大きさを決定する。具体的は、例えば図4に示すように、抽出されている各文字に拡大縮小パラメータを適用し、それぞれの大きさを変更する。その後、新しい文字座標パラメータを用いて文字の配置位置を決定する。
次に、ステップS1005において、画像合成部106は、文字配置位置決定部105によって配置する場所と拡大縮小率とが決定した文字データと、画像変形部104によって変形された画像データとを合成する。そして、合成した画像データを、映像出力部107を介して出力し、処理を終了する。
以上のように本実施形態によれば、図9に示すように、画像を変形しても文字の向き、形を変更させないようにしたので、文字の視認性を高めることができ、視聴者は変形した画像から正しい情報を得ることができる。
(第2の実施形態)
本実施形態の映像処理装置の構成について、図2のブロック図を参照しながら説明する。図2は、本実施形態に係る映像処理装置(画像処理装置)200の構成例を示すブロック図である。
図2において、映像入力部201は2次元の画像データを入力するためのものである。画像変形部202は入力された画像データを変形するためのものである。
文字抽出部203は画像変形部202により変形された画像データから文字データを抽出するためのものある。
画像方向復元部204は、画像変形部202により変形された画像の中の文字列において、変形の際に使用したパラメータを用いて一文字ずつ大きさを変えずに文字を向きだけ変形するためのものである。画像補正部205は、文字抽出部203により文字データが抽出された画像データ209において、文字の抽出によって生じた空白部分を補正するためのものである。画像合成部206は、画像方向復元部204により文字の向きが変形された文字データと、画像補正部205により空白部分が補正された画像データとを合成するためのものである。また、映像出力部207は合成された画像データを出力するためのものである。
次に、処理の流れについて図11を参照しながら説明する。図11は、本実施形態における画像処理手順の一例を示すフローチャートである。
まず、ステップS1101において、画像変形部202は、映像入力部201を介して画像データを入力し、入力した画像データに対して画像の形状を変形する変換処理を行う。ここで、画像の変形処理とは、拡大、縮小、回転、台形、四辺形等の形状に変形する処理である。
第1の実施形態と同様に、図5(a)及び図5(c)において、画像奥への法線方向の軸をz軸、画像の水平方向をx軸、画像鉛直方向をy軸とする。変形手順としては、二次元の画像を、長方形の左辺を軸にして画面奥方向に角度θだけ回転させた後に、透視図法を用いることにより台形変形を行う。
図5(a)において、d1×2d2の変形前の画像501中のある点a,b,cは、座標がそれぞれa=(x1,y1)、b=(x2,y2)、c=(x3,y3)に存在するピクセルを示す。図5(d)に示すように、画像501を角度θだけ回転することにより、点a,b,cはそれぞれ回転画像504中の点a'、b'、c'に移動する。ここで、透視図法を用いることにより、点a'、b'、c'はそれぞれ、図5(b)に示すようにスクリーン505上の点a"、b"、c"に移される。
この方法を用いると、点aについては、a'=(x1',y1')、a"=(x1",y1")とした場合、
1'=x1cosθ
1'=y1
1"=s−(s−x1')*L1/(L1+L2
1"=y1'*L1/(L1+L2
となる。以上の計算を全ピクセルに対して行い、台形変形を行う。
次に、ステップS1102において、文字抽出部203は、変形処理された画像データを、文字データを含まない画像データ209と、文字データ208とに分離する。そして、ステップS1103において、文字データが抽出された画像データ209は文字が抽出された部分に空白が生じるため、画像補正部205は、その空白部分の補正を行う。本実施形態では、補正の一例として、周囲の背景画像を利用して推測し、画像を補完する方法を用いる。
次に、ステップS1104において、画像方向復元部204は、文字抽出部203によって抽出された文字データ208に対して、文字の大きさを変えないようにしてもとの向きに戻す。具体的には、例えば、図6に示すように、文字列の各文字について向きの変形を行う。
図7は、本実施形態において、画像の方向を復元する処理の一例を説明する図である。
図7(a)に示す画像601中において、点d"及び点e"はそれぞれ、y=0であり、変形された文字のx座標が左端及び右端の点である。ここで、図7(b)に示すように、画像601をθだけ回転させていたものとする。上から見た図7(c)に示すように、回転によって変形された文字の図形604が生成されるが、これは、図形605を点d"を軸に回転して透視図法を使ってスクリーンに映したものである。つまり、図形605は図形604の元の図形である。
また、点d'のx座標、y座標をそれぞれx4'、y4'とし、点e'のx座標、y座標をそれぞれx5'、y5'とする。さらに、点d"のx座標、y座標をそれぞれx4"、y4"とし、点e"のx座標、y座標をそれぞれx5"、y5"とする。図形605の長さをLとすると、相似の関係より、以下の式が成立する。
5'/cosθ:L=x5":(x5"−x4")
この式からLを算出することにより、図形604を図形605の形に戻すことができる。
次に、y座標の復元について説明する。y座標については、各文字の回転を行う軸(文字右端のd"を通過する軸)の長さをLとし、x=aでの変形された文字の上辺のy座標と下辺のy座標との差をAとする。そして、x=aの部分にL/Aをかけることにより復元が可能である。これにより、大きさを変えずに方向のみを元に戻すことが可能である。
なお、本実施形態では、文字部分の片側(点d"が通過する軸)を中心に回転させる例について説明したが、図6に示したように、文字の中央を軸として回転させてもよい。この場合、文字の中央部分の上辺のy座標と下辺のy座標との差に長さを合わせるようにすれば復元が可能である。
次に、ステップS1105において、画像合成部206は、画像方向復元部204によって文字が復元された文字データと画像補正部205によって補正された画像データとを合成する。そして、合成した画像データを、映像出力部207を介して出力し、処理を終了する。
以上のように本実施形態によれば、図9に示すように、画像を変形しても文字の向き、形を変更させないようにしたので、文字の視認性を高めることができ、視聴者は変形した画像から正しい情報を得ることができる。
(第3の実施形態)
本実施形態の映像処理装置の構成について、図3のブロック図を参照しながら説明する。図3は、本実施形態に係る映像処理装置(画像処理装置)300の構成例を示すブロック図である。
図3において、映像入力部301は2次元の画像データを入力するためのものである。文字抽出部302は入力された画像データから文字データを抽出する。そして、抽出した文字データ308と、文字データ308が抽出された画像データ309とを画像変形部303に出力する。
画像変形部303は文字抽出部302によって文字が抽出された画像データ309と、文字データ308とを変形する。そして、変形した文字データ310を画像方向復元部304に出力するとともに、変形した画像データ311を画像補正部305に出力する。
画像方向復元部304は、画像変形部303において画像の中の変形された文字列において、変形の際に使用したパラメータの一部を用いて、一文字ずつ大きさを変えずに文字を向きだけ変形するためのものである。画像補正部305は、画像変形部303において変形された画像において、文字の抽出によって生じた空白部分を補正するためのものである。画像合成部306は、画像方向復元部304により文字の向きが変形された文字データと、画像補正部305により空白部分が補正された画像データとを合成するためのものである。また、映像出力部307は、合成された画像データを出力するためのものである。
次に、処理の流れについて図12を参照しながら説明する。図12は、本実施形態における画像処理手順の一例を示すフローチャートである。
まず、ステップS1201において、文字抽出部302は、映像入力部301を介して画像データを入力し、文字データを含まない画像データ309と、文字データ308とに分離する。
次に、ステップS1202において、画像変形部303は、文字データを抽出された画像データ309及び文字データ308に対して、画像及び文字の形状を変形する変換処理を行う。なお、変形する際には、画像及び文字の双方とも同じパラメータを用いて行う。ここで、画像及び文字の変形処理とは、拡大、縮小、回転、台形、四辺形等の形状に変形する処理である。
第1の実施形態と同様に、図5(a)及び図5(c)において、画像奥への法線方向の軸をz軸、画像の水平方向をx軸、画像鉛直方向をy軸とする。変形手順としては、二次元の画像を、長方形の左辺を軸にして画面奥方向に角度θだけ回転させた後に、透視図法を用いることにより台形変形を行う。
図5(a)において、d1×2d2の変形前の画像501中のある点a,b,cは、座標がそれぞれa=(x1,y1)、b=(x2,y2)、c=(x3,y3)に存在するピクセルを示す。図5(d)に示すように、画像501を角度θだけ回転することにより、点a,b,cはそれぞれ回転画像504中の点a'、b'、c'に移動する。ここで、透視図法を用いることにより、点a'、b'、c'はそれぞれ、図5(b)に示すようにスクリーン505上の点a"、b"、c"に移される。
この方法を用いると、点aについては、a'=(x1',y1')、a"=(x1",y1")とした場合、
1'=x1cosθ
1'=y1
1"=s−(s−x1')*L1/(L1+L2
1"=y1'*L1/(L1+L2
となる。以上の計算を全ピクセルに対して行い、台形変形を行う。
次に、ステップS1203において、画像方向復元部304は、画像変形部303によって変形された文字データ310に対して、文字を元の形に戻す。具体的には、例えば、図6に示すように、文字列の各文字について方向の変形を行う。
第2の実施形態と同様に、図7(a)に示す画像601中において、点d"及び点e"はそれぞれ、y=0であり、変形された文字のx座標が左端及び右端の点である。ここで、図7(b)に示すように、画像601をθだけ回転させていたものとする。上から見た図7(c)に示すように、回転によって変形された文字の図形604が生成されるが、これは、図形605を点d"を軸に回転して透視図法を使ってスクリーンに映したものである。つまり、図形605は図形604の元の図形である。
また、点d'のx座標、y座標をそれぞれx4'、y4'とし、点e'のx座標、y座標をそれぞれx5'、y5'とする。さらに、点d"のx座標、y座標をそれぞれx4"、y4"とし、点e"のx座標、y座標をそれぞれx5"、y5"とする。図形605の長さをLとすると、相似の関係より、以下の式が成立する。
5'/cosθ:L=x5":(x5"−x4")
この式からLを算出することにより、図形604を図形605の形に戻すことができる。
次に、y座標の復元について説明する。y座標については、各文字の回転を行う軸(文字右端のd"を通過する軸)の長さをLとし、x=aでの変形された文字の上辺のy座標と下辺のy座標との差をAとする。そして、x=aの部分にL/Aをかけることにより復元が可能である。これにより、大きさを変えずに方向のみを元に戻すことが可能である。
なお、本実施形態では、文字部分の片側(点d"が通過する軸)を中心に回転させる例について説明したが、図6に示したように、文字の中央を軸として回転させてもよい。この場合、文字の中央部分の上辺のy座標と下辺のy座標との差に長さを合わせるようにすれば復元が可能である。
次に、ステップS1204において、画像変形部303によって変形された画像データ311は文字が抽出された部分に空白が生じるため、画像補正部305は、その空白部分の補正を行う。本実施形態では、補正の一例として、周囲の背景画像を利用して推測し、画像を補完する方法を用いる。
次に、ステップS1205において、画像合成部306は、画像方向復元部304によって文字が復元された文字データと、画像補正部305によって補正された画像データとを合成する。そして、合成した画像データを、映像出力部307を介して出力し、処理を終了する。
以上のように本実施形態によれば、図9に示すように、画像を変形しても文字の向き、形を変更させないようにしたので、文字の視認性を高めることができ、視聴者は変形した画像から正しい情報を得ることができる。
(本発明に係る他の実施形態)
前述した本発明の実施形態における画像処理装置を構成する各手段、並びに画像処理方法の各工程は、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び前記プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は本発明に含まれる。
また、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(実施形態では図10〜図12に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムまたは装置に直接、または遠隔から供給する場合も含む。そして、そのシステムまたは装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
102 文字抽出部、104 画像変形部、105 文字配置位置決定部、106 画像合成部

Claims (13)

  1. 画像から文字を抽出する文字抽出手段と、
    前記文字抽出手段によって前記文字が抽出された画像を変形する画像変形手段と、
    前記文字抽出手段によって抽出された文字の配置位置と大きさとを決定する文字配置位置決定手段と、
    前記文字配置位置決定手段によって前記配置位置と大きさとが決定された文字と、前記画像変形手段によって変形された画像とを合成する画像合成手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記文字抽出手段によって前記文字が抽出された前記画像における空白部分を周囲の背景に基づいて補正する画像補正手段をさらに有し、
    前記合成手段は、前記文字配置位置決定手段によって前記配置位置と大きさとが決定された文字と、前記画像補正手段によって前記空白部分が補正された画像とを合成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 文字を含む画像を変形する画像変形手段と、
    前記画像変形手段によって変形された画像から文字を抽出する文字抽出手段と、
    前記文字抽出手段によって抽出された文字の向きを、前記画像変形手段によって変形される前の向きに戻す画像方向復元手段と、
    前記画像方向復元手段によって向きが戻った文字と、前記画像変形手段によって変形された画像とを合成する画像合成手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  4. 画像から文字を抽出する文字抽出手段と、
    前記文字抽出手段によって前記文字が抽出された画像と、前記文字抽出手段によって抽出された文字とを変形する画像変形手段と、
    前記画像変形手段によって変形された文字の向きを前記変形する前の向きに戻す画像方向復元手段と、
    前記画像方向復元手段によって向きが戻った文字と、前記画像変形手段によって変形された画像とを合成する画像合成手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  5. 前記文字抽出手段によって前記文字が抽出された前記画像における空白部分を周囲の背景に基づいて補正する画像補正手段をさらに有し、
    前記合成手段は、前記画像方向復元手段によって向きが戻った文字と、前記画像補正手段によって前記空白部分が補正された画像とを合成することを特徴とする請求項3又は4に記載の画像処理装置。
  6. 前記画像変形手段は、透視図法を用いることにより画像の変形を行うことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の画像処理装置。
  7. 画像から文字を抽出する文字抽出工程と、
    前記文字抽出工程において前記文字が抽出された画像を変形する画像変形工程と、
    前記文字抽出工程において抽出された文字の配置位置と大きさとを決定する文字配置位置決定工程と、
    前記文字配置位置決定工程において前記配置位置と大きさとが決定された文字と、前記画像変形工程において変形された画像とを合成する画像合成工程とを有することを特徴とする画像処理方法。
  8. 文字を含む画像を変形する画像変形工程と、
    前記画像変形工程において変形された画像から文字を抽出する文字抽出工程と、
    前記文字抽出工程において抽出された文字の向きを、前記画像変形工程において変形される前の向きに戻す画像方向復元工程と、
    前記画像方向復元工程において向きが戻った文字と、前記画像変形工程において変形された画像とを合成する画像合成工程とを有することを特徴とする画像処理方法。
  9. 画像から文字を抽出する文字抽出工程と、
    前記文字抽出工程において前記文字が抽出された画像と、前記文字抽出工程において抽出された文字とを変形する画像変形工程と、
    前記画像変形工程において変形された文字の向きを前記変形する前の向きに戻す画像方向復元工程と、
    前記画像方向復元工程において向きが戻った文字と、前記画像変形工程において変形された画像とを合成する画像合成工程とを有することを特徴とする画像処理方法。
  10. 画像から文字を抽出する文字抽出工程と、
    前記文字抽出工程において前記文字が抽出された画像を変形する画像変形工程と、
    前記文字抽出工程において抽出された文字の配置位置と大きさとを決定する文字配置位置決定工程と、
    前記文字配置位置決定工程において前記配置位置と大きさとが決定された文字と、前記画像変形工程において変形された画像とを合成する画像合成工程とをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  11. 文字を含む画像を変形する画像変形工程と、
    前記画像変形工程において変形された画像から文字を抽出する文字抽出工程と、
    前記文字抽出工程において抽出された文字の向きを、前記画像変形工程において変形される前の向きに戻す画像方向復元工程と、
    前記画像方向復元工程において向きが戻った文字と、前記画像変形工程において変形された画像とを合成する画像合成工程とをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  12. 画像から文字を抽出する文字抽出工程と、
    前記文字抽出工程において前記文字が抽出された画像と、前記文字抽出工程において抽出された文字とを変形する画像変形工程と、
    前記画像変形工程において変形された文字の向きを前記変形する前の向きに戻す画像方向復元工程と、
    前記画像方向復元工程において向きが戻った文字と、前記画像変形工程において変形された画像とを合成する画像合成工程とをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  13. 請求項10〜12の何れか1項に記載のプログラムを記憶したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
JP2009132353A 2009-06-01 2009-06-01 画像処理装置及び画像処理方法 Expired - Fee Related JP5306060B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009132353A JP5306060B2 (ja) 2009-06-01 2009-06-01 画像処理装置及び画像処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009132353A JP5306060B2 (ja) 2009-06-01 2009-06-01 画像処理装置及び画像処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010277535A true JP2010277535A (ja) 2010-12-09
JP5306060B2 JP5306060B2 (ja) 2013-10-02

Family

ID=43424404

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009132353A Expired - Fee Related JP5306060B2 (ja) 2009-06-01 2009-06-01 画像処理装置及び画像処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5306060B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61282974A (ja) * 1985-06-07 1986-12-13 Photo Composing Mach Mfg Co Ltd 文字処理方式
JPH10143065A (ja) * 1996-09-11 1998-05-29 Pioneer Electron Corp 地図情報表示装置及びナビゲーション装置並びにナビゲーション用プログラムを記録した記録媒体
JPH1165806A (ja) * 1997-08-12 1999-03-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd マルチウィンドウ表示装置
JPH1185432A (ja) * 1997-09-09 1999-03-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd ウィンドウ表示装置
US6577330B1 (en) * 1997-08-12 2003-06-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Window display device with a three-dimensional orientation of windows
JP2004362541A (ja) * 2003-05-15 2004-12-24 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、プログラム及び記憶媒体

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61282974A (ja) * 1985-06-07 1986-12-13 Photo Composing Mach Mfg Co Ltd 文字処理方式
JPH10143065A (ja) * 1996-09-11 1998-05-29 Pioneer Electron Corp 地図情報表示装置及びナビゲーション装置並びにナビゲーション用プログラムを記録した記録媒体
JPH1165806A (ja) * 1997-08-12 1999-03-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd マルチウィンドウ表示装置
US6577330B1 (en) * 1997-08-12 2003-06-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Window display device with a three-dimensional orientation of windows
JPH1185432A (ja) * 1997-09-09 1999-03-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd ウィンドウ表示装置
JP2004362541A (ja) * 2003-05-15 2004-12-24 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、プログラム及び記憶媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP5306060B2 (ja) 2013-10-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4620607B2 (ja) 画像処理装置
US8515130B2 (en) Conference system, monitoring system, image processing apparatus, image processing method and a non-transitory computer-readable storage medium
US9609181B2 (en) Image signal processor and method for synthesizing super-resolution images from non-linear distorted images
JP3935500B2 (ja) 動きベクトル演算方法とこの方法を用いた手ぶれ補正装置、撮像装置、並びに動画生成装置
JP5195592B2 (ja) 映像処理装置
JP4871820B2 (ja) 映像表示システム及び該システムのパラメータ生成方法
JP2011108165A (ja) コンテンツ作成支援装置、コンテンツ作成支援方法、およびシナリオファイル生成方法
US7956861B2 (en) Method for checkerboard-based vector to raster conversion
WO2015111262A1 (ja) 画像生成装置及び操作支援システム
JP5820716B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、コンピュータプログラム、記録媒体、立体画像表示装置
JP2011217057A (ja) レンズ歪み除去装置、方法およびプログラム
JP5306060B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
WO2017154417A1 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
JP4736611B2 (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JP7170752B2 (ja) 画像生成装置および画像生成方法
JPH10108003A (ja) 画像合成装置および画像合成方法
JP5811690B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
JP2005293265A (ja) 画像処理装置及び方法
JP6326914B2 (ja) 補間装置及び補間方法
JP6278716B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
JP4603799B2 (ja) 電子透かし埋め込み装置および電子透かし検出装置
JP6285657B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法、プログラム
JP2011186930A (ja) 描画制御装置、描画制御方法、そのコンピュータ・プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体
JP6972089B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
JP2008217547A (ja) 自由視点画像の生成方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120528

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130123

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130305

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130502

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130528

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130625

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5306060

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees