JP2010277150A - 予測被害情報提供システム、予測被害情報提供装置、予測被害情報提供方法及び予測被害情報提供プログラム - Google Patents

予測被害情報提供システム、予測被害情報提供装置、予測被害情報提供方法及び予測被害情報提供プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】予測被害情報提供装置を構成するサーバのストレージ容量を削減するとともに、データベースの更新作業を不要にしてランニングコストも削減する。
【解決手段】予測被害情報提供装置5は、ユーザ端末2からユーザの住居に係る情報を受信する住居情報受信手段51と、受信した住居情報に含まれる住居の住所データをもとに、当該住所が含まれる地域の予測被害情報をハザードマップ提供サーバ3から取得する地域別予測被害情報取得手段52と、取得した地域別の予測被害情報と、前記住居情報に含まれる住居の構造データとのデータ解析にもとづいて、地震による住居別の予測被害情報を生成する住居別予測被害情報生成手段53と、生成した住居別の予測被害情報をユーザ端末2に送信する住居別予測被害情報送信手段54とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、地震による住居別(住居単位)の予測被害情報を提供する予測被害情報提供システム、予測被害情報提供装置、予測被害情報提供方法及び予測被害情報提供プログラムに関する。
地震は、いつ発生するか正確に予測することが困難である。
このため、市町村単位で地域防災計画を作成し、住民への意識喚起を促しても、防災知識の浸透度は高いとは言えない状況である。
すなわち、「実際に地震が起こったら建物の被害がどの程度なのか」といった具体的な被害情報は、地震発生後に放映されるテレビのニュース番組などを通じて客観的に見ることは可能であるが、実際に自身に起こり得る被害情報とは相違するので、防災意識の喚起に繋がらない場合があった。
近年、研究施設が作成している地震ハザードマップは、当該研究施設、省庁、市町村のホームページなどで容易に入手できるようになってきている。
地震ハザードマップとは、地震による地域別の予測被害情報などをマップ化したものであり、自分が住んでいる地域の地震危険度(各震度の発生率など)を知ることが可能である。
ところが、地震ハザードマップは、地域別の予測被害情報を提供するに過ぎないため、「自分の住んでいる住居が地震によってどのような被害を受けるのか」といった住居単位の具体的な予測被害情報は得られないのが現状である。
そこで、住居単位の具体的な予測被害情報を提供するシステムが提案されている。
例えば、特許文献1に示される建築物の損失評価システムは、損失を評価する対象となる建築物が所在する位置を示す位置情報と前記建築物に関わる固有情報とを入力する入力手段と、地盤の物理的性質を含む地理情報、地震の発生確率を示す地震危険度情報、地震の発生時に液状化が発生する危険度を示す液状化危険度情報のそれぞれを前記位置情報と関連付けて格納するデータベース手段と、前記入力手段から入力された前記位置情報に基づいて前記データベース手段から前記地理情報と地震危険度情報と液状化危険度情報とを読み出し、これら地理情報と地震危険度情報と液状化危険度情報と前記入力手段から入力された前記固有情報とに基づいて前記建築物の損失を示す損失情報を生成する損失情報生成手段と、前記損失情報生成手段で生成された前記損失情報を出力する出力手段と、を備えている。
このような建築物の損失評価システムによれば、評価対象となる建築物に関する固有情報を入力することで、地震により被る可能性のある損失情報を個々の建築物単位で得ることが可能となる。
特開2004−150920号公報
しかしながら、特許文献1に示される損失評価システムでは、所定の地理情報や、地震危険度情報、液状化危険度情報等を位置情報と関連付けて格納したデータベースをサーバ上に構築する必要があり、膨大なデータ量を格納する大容量の記憶装置が必要になるだけでなく、データベースの更新作業に手間がかかり、ランニングコストも増加するという問題があった。
このため、特定の研究機関や官公庁等の特定の組織・団体が利用することは可能であっても、一般世帯、一般家庭のユーザが利用することは困難であった。
一方、近年のパソコン普及率は、一世帯あたり85%となっており、ほぼ一家に一台は利用している状況にあり、インターネットを利用することで種々多様な情報を入手することができる環境が整っている。
このため、地震による予測情報を生成可能なシステムをインターネット上のサーバに構築すれば、地震による住居別の予測被害情報を自宅のパソコンで手軽に入手可能となり、地震に対する防災意識や地震災害のイマジネーション能力等を向上させることが可能となる。
本発明の目的は、上述した課題である、情報提供者自身が膨大なデータ量を備えたデータベースを持つことなく、地震による住居別の予測被害情報を生成することができ、一般ユーザに自己の住居に関する予測被害情報を容易に入手可能にするという課題を解決する予測被害情報提供システム、予測被害情報提供装置、予測被害情報提供方法及び予測被害情報提供プログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため本発明の予測被害情報提供システムは、ユーザが使用するユーザ端末と、地震による地域別の予測被害情報であるハザードマップを提供するハザードマップ提供サーバと、ネットワークを介して、前記ユーザ端末及び前記ハザードマップ提供サーバと通信可能に接続される予測被害情報提供装置と、を備え、前記予測被害情報提供装置が、前記ユーザ端末からユーザの住居に係る情報を受信する住居情報受信手段と、受信した住居情報に含まれる住居の住所データをもとに、当該住所が含まれる地域の予測被害情報を前記ハザードマップ提供サーバから取得する地域別予測被害情報取得手段と、取得した地域別の予測被害情報と、前記住居情報に含まれる住居の構造データとのデータ解析にもとづいて、地震による住居別の予測被害情報を生成する住居別予測被害情報生成手段と、生成した住居別の予測被害情報を前記ユーザ端末に送信する住居別予測被害情報送信手段と、を備える構成としてある。
また、本発明の予測被害情報提供装置は、ユーザが使用するユーザ端末と、地震による地域別の予測被害情報であるハザードマップを提供するハザードマップ提供サーバとに対し、ネットワークを介して通信可能に接続され、前記ユーザ端末からユーザの住居に係る情報を受信する住居情報受信手段と、受信した住居情報に含まれる住居の住所データをもとに、当該住所が含まれる地域の予測被害情報を前記ハザードマップ提供サーバから取得する地域別予測被害情報取得手段と、取得した地域別の予測被害情報と、前記住居情報に含まれる住居の構造データとのデータ解析にもとづいて、地震による住居別の予測被害情報を生成する住居別予測被害情報生成手段と、生成した住居別の予測被害情報を前記ユーザ端末に送信する住居別予測被害情報送信手段と、を備える構成としてある。
また、本発明の予測被害情報提供方法は、ユーザが使用するユーザ端末と、地震による地域別の予測被害情報であるハザードマップを提供するハザードマップ提供サーバと、ネットワークを介して、前記ユーザ端末及び前記ハザードマップ提供サーバと通信可能に接続される予測被害情報提供装置と、を用い、前記予測被害情報提供装置に、前記ユーザ端末からユーザの住居に係る情報を受信する住居情報受信手順と、受信した住居情報に含まれる住居の住所データをもとに、当該住所が含まれる地域の予測被害情報を前記ハザードマップ提供サーバから取得する地域別予測被害情報取得手順と、取得した地域別の予測被害情報と、前記住居情報に含まれる住居の構造データとのデータ解析にもとづいて、地震による住居別の予測被害情報を生成する住居別予測被害情報生成手順と、生成した住居別の予測被害情報を前記ユーザ端末に送信する住居別予測被害情報送信手順と、を実行させる方法としてある。
さらに、本発明の予測被害情報提供プログラムは、ユーザが使用するユーザ端末、及び地震による地域別の予測被害情報であるハザードマップを提供するハザードマップ提供サーバと、ネットワークを介して通信可能に接続される予測被害情報提供装置を構成するコンピュータに、前記ユーザ端末からユーザの住居に係る情報を受信する住居情報受信手順、受信した住居情報に含まれる住居の住所データをもとに、当該住所が含まれる地域の予測被害情報を前記ハザードマップ提供サーバから取得する地域別予測被害情報取得手順、取得した地域別の予測被害情報と、前記住居情報に含まれる住居の構造データとのデータ解析にもとづいて、地震による住居別の予測被害情報を生成する住居別予測被害情報生成手順、生成した住居別の予測被害情報を前記ユーザ端末に送信する住居別予測被害情報送信手順、を実行させるためのプログラムとしてある。
本発明によれば、予測被害情報提供装置自身がハザードマップのデータベースを持つことなく、研究施設、省庁、市町村などのハザードマップ提供サーバが提供するハザードマップを利用して、地震による住居別の予測被害情報を生成することができる。
従って、情報提供者自身が膨大なデータ量を備えたデータベースを持つことなく、地震による住居別の予測被害情報を生成・提供することができ、情報提供者側のサーバのストレージ容量を削減できるとともに、データベースの更新作業を不要にしてランニングコストも削減でき、一般ユーザに個々の住居に関する予測被害情報を容易に提供することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る予測被害情報提供システムの概略的な構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る予測被害情報提供システムの具体的な構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る予測被害情報提供システムの具体的な動作手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の予測被害情報提供システム、予測被害情報提供装置、予測被害情報提供方法及び予測被害情報提供プログラムの実施形態について、図面を参照して説明する。
なお、以下に示す本発明の予測被害情報提供システム及び予測被害情報提供装置で実行される処理動作(予測被害情報提供方法)は、プログラム(ソフトウェア)の命令によりコンピュータで実行される処理,手段,機能によって実現される。
プログラムは、コンピュータの各構成要素に指令を送り、以下に示すような本発明の所定の処理、例えば、ユーザ端末からユーザの住居に係る情報を受信する処理、受信した住居情報に含まれる住居の住所データをもとに、当該住所が含まれる地域の予測被害情報をハザードマップ提供サーバから取得する処理、取得した地域別の予測被害情報と、住居情報に含まれる住居の構造データとのデータ解析にもとづいて、地震による住居別の予測被害情報を生成する処理、生成した住居別の予測被害情報をユーザ端末に送信する処理等の処理・手順を行わせる。
このように、本発明における各処理や手段は、プログラムとコンピュータとが協働した具体的手段によって実現される。
なお、プログラムの全部又は一部は、例えば、磁気ディスク,光ディスク,半導体メモリ,その他任意のコンピュータで読取り可能な記録媒体により提供され、記録媒体から読み出されたプログラムがコンピュータにインストールされて実行される。また、プログラムは、記録媒体を介さず、通信回線を通じて直接にコンピュータにロードし実行することもできる。
図1は、本発明の一実施形態に係る予測被害情報提供システムの概略的な構成を示すブロック図である。
この図に示すように、本発明の実施形態に係る予測被害情報提供システム1は、ユーザが使用するユーザ端末2と、地震による地域別の予測被害情報であるハザードマップを提供するハザードマップ提供サーバ3と、ネットワーク4を介して、前記ユーザ端末2及び前記ハザードマップ提供サーバ3と通信可能に接続される予測被害情報提供装置5とを備えて構成されている。
ハザードマップ提供サーバ3は、研究施設、省庁、市町村などが運営するサーバであり、各地域のハザードマップを格納するデータベースを備えている。
ハザードマップは、少なくとも、地震による地域別の予測被害情報を含むが、それ以外にも、地域別の地形情報、地盤情報、地震発生確率情報、液状化確率情報などを含んでいてもよい。
予測被害情報提供装置5は、図1に示すように、住居情報受信手段51と、地域別予測被害情報取得手段52、住居別予測被害情報生成手段53、住居別予測被害情報送信手段54とを備えている。
住居情報受信手段51は、ユーザ端末2からユーザの住居に係る情報を受信する手段である。
地域別予測被害情報取得手段52は、住居情報受信手段51で受信された住居情報に含まれる住居の住所データをもとに、当該住所が含まれる地域の予測被害情報をハザードマップ提供サーバ3から取得する手段である。
住居別予測被害情報生成手段53は、地域別予測被害情報取得手段52で取得された地域別の予測被害情報と、ユーザ端末2から受信した住居情報に含まれる住居の構造データとのデータ解析にもとづいて、地震による住居別の予測被害情報を生成する手段である。
住居別予測被害情報送信手段54は、住居別予測被害情報生成手段53により生成した住居別の予測被害情報をユーザ端末2に送信する手段である。
ここで、ユーザ端末2から送信される住居情報は、住居の住所データや構造データであり、構造データとしては、例えば、住居の工法(軸組工法、パネル工法など)、材質(木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造など)、階数(平屋、2階建て、3階建てなど)、間取り(3LDK、4LDKなど)などのデータを含むことができる。
また、住居別の予測被害情報としては、例えば、震度別の予測被害情報(例えば、各震度における住居の破壊確率)や、その被害に対する防災方法を含むことができる。
なお、ここでいう破壊確率とは、住居のどこかの部材に損傷が生じてしまう確率のことである。
このような予測被害情報提供システム1によれば、予測被害情報提供装置5自身がハザードマップのデータベースを持つことなく、研究施設、省庁、市町村などのハザードマップ提供サーバ3が提供するハザードマップを利用して、地震による住居別の予測被害情報を生成することができ、これにより、サーバのストレージ容量を削減できるだけでなく、データベースの更新作業を不要にしてランニングコストも削減することができる。
このように、予測被害情報提供装置5が膨大なデータ量を備えたデータベースを持つことなく、地震による住居別の予測被害情報を生成・提供することができ、一般ユーザに対して、個々の住居に関する予測被害情報を簡易・迅速に提供することが可能となる。
次に、本発明の一実施形態に係る予測被害情報提供システムの具体的な構成について、図2を参照して説明する。
図2は、本実施形態に係る予測被害情報提供システムの具体的な構成を示すブロック図である。
この図に示される予測被害情報提供システム1は、図1と同様に、ユーザが使用するユーザ端末2と、地震による地域別の予測被害情報であるハザードマップを提供するハザードマップ提供サーバ3と、ネットワーク4を介して、ユーザ端末2及びハザードマップ提供サーバ3と通信可能に接続される予測被害情報提供装置5とを備えている。
そして、予測被害情報提供装置5は、図2に示すように、処理を分散する複数のサーバ55〜57を備えて構成されている。
予測被害情報提供装置5を構成するサーバの一つは、地震による住居別の予測被害情報を生成するデータ解析サーバ55である。
このようなデータ解析サーバ55を備えることにより、地震による住居別の予測被害情報を生成するデータ解析サーバ55を独立したサーバとすることができ、負荷のかかるデータ解析処理を効率良く行うことができるとともに、データ解析サーバ55の性能や台数に応じて、データ解析処理能力を柔軟に調節することが可能になる。
また、予測被害情報提供装置5を構成するサーバの一つは、ユーザ端末2から送信される住居情報の入力及び送信、データ解析サーバ55から送信される住居別予測被害情報の受信及び表示が可能なウェブページを提供するウェブサーバ56である。
このようなウェブサーバ56を備えることで、住居情報の入力及び送信、住居別予測被害情報の受信及び表示が可能なウェブページを提供するウェブサーバ56を独立したサーバとすることができ、ユーザ端末2との通信を効率良く行うことができる。従って、通信障害による情報の消失や、通信の遅滞によるユーザストレスの発生等を防止することができるようになる。
また、予測被害情報提供装置5を構成するサーバの一つは、ウェブサーバ56と、データ解析サーバ55と、ハザードマップ提供サーバ3との間のデータのやり取りを中継するアプリケーションサーバ57である。
このようなアプリケーションサーバ57を備えることにより、ウェブサーバ56と、データ解析サーバ55と、ハザードマップ提供サーバ3との間のデータのやり取りを中継するアプリケーションサーバ57を独立したサーバとすることができ、サーバ間のデータのやり取りを全て掌握し、住居情報の受信を契機として実行される一連の処理手順を円滑に実行させるとともに、トラブル発生時には適正な処置を行うことができる。
以下、ユーザ端末2、ウェブサーバ56、アプリケーションサーバ57及びデータ解析サーバ55が備える機能について具体的に説明する。
ユーザ端末2は、一般に販売されているパーソナルコンピュータなどのインターネット端末であり、住居情報を入力し、その情報をウェブサーバ56に送信する機能と、ウェブサーバ56から送られてくる住居別の予測被害情報を受信し、画面上に表示する機能を備えている。
ウェブサーバ56は、ユーザ端末2に対して、HTLMやオブジェクトからなるウェブページを提供する情報処理装置であり、ユーザ端末2に対して、住居情報を入力するウェブページを提供する機能と、ユーザ端末2から送られてくる住居情報を受信する機能と、受信した住居情報をアプリケーションサーバ57に送信する機能を備えている。
また、ウェブサーバ56は、アプリケーションサーバ57から住居別の予測被害情報を受信する機能と、受信した住居別の予測被害情報をユーザ端末2に送信する機能を備えている。
アプリケーションサーバ57は、ウェブサーバ56と、データ解析サーバ55と、ハザードマップ提供サーバ3との間のデータのやり取りを中継する情報処理装置であり、ウェブサーバ56から送られてきた住居情報を受信する機能と、それを元にハザードマップ提供サーバ3からユーザ住居の予測被害情報を算出するための地域別予測被害情報を取得する機能と、取得した地域別予測被害情報をデータ解析サーバ55に送信する機能と、解析により生成された住居別の予測被害情報をデータ解析サーバ55から受信する機能と、これをウェブサーバ56に送信する機能を備えている。
データ解析サーバ55は、送られてきた情報を解析して住居別の予測被害情報を生成する情報処理装置であり、アプリケーションサーバ57から住居情報及び地域別の予測災害情報を受信する機能と、これらを解析して住居別の予測被害情報を生成する機能と、生成した住居別の予測被害情報をアプリケーションサーバ57に送信する機能を備えている。
次に、以上のような構成からなる本実施形態に係る予測被害情報提供システムの具体的な動作手順について、図3を参照して説明する。
図3は、本実施形態に係る予測被害情報提供システムの具体的な動作手順を示すフローチャートである。
この図に示すように、まず、ユーザが、ユーザ端末2でウェブサーバ56にアクセスすると(A1)、ウェブサーバ56がこれに応答して入力画面情報(ウェブページ)をユーザ端末2に送信する(A2)。
ユーザ端末2は、その入力画面情報を画面に表示し、ユーザに住居情報の入力を求める(A3)。
そして、ユーザ端末2は、入力情報が確定したら、これをウェブサーバ56に送信する(A4)。
ウェブサーバ56は、住居情報を受信し(A5)、その情報をアプリケーションサーバ57に渡す(A6)。
アプリケーションサーバ57は、受信した住居情報を元にハザードマップ提供サーバ3からハザードマップ(地域別の予測被害情報)、地盤データ、地形データなど、解析に必要な情報を取得する(A7〜A10)。
アプリケーションサーバ57は、ユーザの住居情報、それを元に取得したハザードマップなど、解析に必要な情報を纏め、データ解析サーバ55に送信する(A11)。
データ解析サーバ55は、それらの情報を受信し(A12)、住居別の予測被害情報を生成するためのデータ解析を行う(A13)。
そして、生成した住居別の予測被害情報をアプリケーションサーバ57に送信する(A14)。
データ解析サーバ55が適用するデータ解析手法は、任意であり、例えば、特許文献1に示される解析手法を用いることができる。また、モンテカルロシミュレーション法などを用いて破壊確率を算出してもよい。
例えば、ハザードマップから得られる地震動の大きさを外力入力条件とし、入力対象はユーザから得られた住居情報や、地盤、地形データを考慮した構造物を想定し、プログラム上で地震発生のシミュレーションを実行し、その破壊確率を統計的に算出する。
アプリケーションサーバ57は、受信した住居別の予測被害情報をウェブサーバ56に送信する(A15、A16)。
ウェブサーバ56は、受け取った住居別の予測被害情報をユーザが画面で見てわかりやすいように加工し、その画面情報(ウェブページ)をユーザ端末2に送信する(A17、A18)。
最後に、ユーザ端末2は、これを受信して画面上に表示する(A19)。
以上のように、本実施形態の予測被害情報提供システム及び予測被害情報提供装置によれば、ユーザが使用するユーザ端末2と、地震による地域別の予測被害情報であるハザードマップを提供するハザードマップ提供サーバ3と、ネットワーク4を介して、ユーザ端末2及びハザードマップ提供サーバ3と通信可能に接続される予測被害情報提供装置5とを備え、予測被害情報提供装置5が、ユーザ端末2からユーザの住居に係る情報を受信する住居情報受信手段51と、受信した住居情報に含まれる住居の住所データをもとに、当該住所が含まれる地域の予測被害情報をハザードマップ提供サーバ3から取得する地域別予測被害情報取得手段52と、取得した地域別の予測被害情報と、住居情報に含まれる住居の構造データとのデータ解析にもとづいて、地震による住居別の予測被害情報を生成する住居別予測被害情報生成手段53と、生成した住居別の予測被害情報をユーザ端末2に送信する住居別予測被害情報送信手段54とを備えているので、予測被害情報提供装置5自身がハザードマップのデータベースを持つことなく、研究施設、省庁、市町村などのハザードマップ提供サーバ3が提供するハザードマップを利用して、地震による住居別の予測被害情報を生成することが可能となる。
これにより、予測被害情報提供装置5自身が膨大なデータ量を備えたデータベースを持つことなく、地震による住居別の予測被害情報を生成・提供することができ、情報提供者側のサーバのストレージ容量を削減できるとともに、データベースの更新作業を不要にしてランニングコストも削減でき、一般ユーザに個々の住居に関する予測被害情報を容易に提供することが可能となる。
そして、一般ユーザは、自己の所有するユーザ端末2を介して予測被害情報提供装置5にアクセスすることにより、所望する自己の住居等に関する予測被害情報を容易に入手することが可能となり、地震に対する防災意識や地震災害のイマジネーション能力等も向上させることができるようになる。
また、予測被害情報提供装置5は、処理を分散する複数のサーバ55〜57を備えるので、ユーザ端末2との通信、サーバ間のデータのやり取り、データ解析などの処理を効率良く分散して行うことができる。
また、予測被害情報提供装置5を構成するサーバの一つは、地震による住居別の予測被害情報を生成するデータ解析サーバ55としてあるので、負荷のかかるデータ解析処理を効率良く行うことができるだけでなく、データ解析サーバ55の性能や台数に応じて、データ解析処理能力を柔軟に調節することが可能になる。
また、予測被害情報提供装置5を構成するサーバの一つは、ユーザ端末2から送信される住居情報の入力及び送信、データ解析サーバ55から送信される住居別予測被害情報の受信及び表示が可能なウェブページを提供するウェブサーバ56としてあるので、ユーザ端末2との通信を効率良く行うことができ、その結果、通信障害による情報の消失や、通信の遅滞によるユーザストレスの発生を防止することができる。
さらに、予測被害情報提供装置5を構成するサーバの一つは、ウェブサーバ56と、データ解析サーバ55と、ハザードマップ提供サーバ3との間のデータのやり取りを中継するアプリケーションサーバ57としてあるので、サーバ間のデータのやり取りを全て掌握し、住居情報の受信を契機として実行される一連の処理手順を円滑に実行させるととともに、トラブル発生時には適正な処置を行うことができる。
以上、本発明予測被害情報提供システム、予測被害情報提供装置、予測被害情報提供方法及び予測被害情報提供プログラムについて、実施形態を示して説明したが、本発明は、上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、特許請求の範囲内で種々の変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、上述した実施形態では、3種類のサーバで予測被害情報提供装置を構成しているが、2種類のサーバで構成したり、4種類以上のサーバで構成してもよい。また、各種類のサーバは、1台に限らず、複数台としてもよい。
本発明は、地震による住居別(住居単位)の予測被害情報を提供する予測被害情報提供システム、予測被害情報提供装置及び予測被害情報提供方法において利用することができる。
1 予測被害情報提供システム
2 ユーザ端末
3 ハザードマップ提供サーバ
4 ネットワーク
5 予測被害情報提供装置
51 住居情報受信手段
52 地域別予測被害情報取得手段
53 住居別予測被害情報生成手段
54 住居別予測被害情報送信手段
55 データ解析サーバ
56 ウェブサーバ
57 アプリケーションサーバ

Claims (10)

  1. ユーザが使用するユーザ端末と、地震による地域別の予測被害情報であるハザードマップを提供するハザードマップ提供サーバと、ネットワークを介して、前記ユーザ端末及び前記ハザードマップ提供サーバと通信可能に接続される予測被害情報提供装置と、を備え、
    前記予測被害情報提供装置が、
    前記ユーザ端末からユーザの住居に係る情報を受信する住居情報受信手段と、
    受信した住居情報に含まれる住居の住所データをもとに、当該住所が含まれる地域の予測被害情報を前記ハザードマップ提供サーバから取得する地域別予測被害情報取得手段と、
    取得した地域別の予測被害情報と、前記住居情報に含まれる住居の構造データとのデータ解析にもとづいて、地震による住居別の予測被害情報を生成する住居別予測被害情報生成手段と、
    生成した住居別の予測被害情報を前記ユーザ端末に送信する住居別予測被害情報送信手段と、を備えることを特徴とする予測被害情報提供システム。
  2. 前記予測被害情報提供装置が、処理を分散する複数のサーバを備える請求項1記載の予測被害情報提供システム。
  3. 前記予測被害情報提供装置を構成するサーバの一つが、地震による住居別の予測被害情報を生成するデータ解析サーバである請求項2記載の予測被害情報提供システム。
  4. 前記予測被害情報提供装置を構成するサーバの一つが、前記住居情報の入力及び送信、前記住居別予測被害情報の受信及び表示が可能なウェブページを提供するウェブサーバである請求項2又は3記載の予測被害情報提供システム。
  5. 前記予測被害情報提供装置を構成するサーバの一つが、前記ウェブサーバと、前記データ解析サーバと、前記ハザードマップ提供サーバとの間のデータのやり取りを中継するアプリケーションサーバである請求項4記載の予測被害情報提供システム。
  6. ユーザが使用するユーザ端末と、地震による地域別の予測被害情報であるハザードマップを提供するハザードマップ提供サーバとに対し、ネットワークを介して通信可能に接続され、
    前記ユーザ端末からユーザの住居に係る情報を受信する住居情報受信手段と、
    受信した住居情報に含まれる住居の住所データをもとに、当該住所が含まれる地域の予測被害情報を前記ハザードマップ提供サーバから取得する地域別予測被害情報取得手段と、
    取得した地域別の予測被害情報と、前記住居情報に含まれる住居の構造データとのデータ解析にもとづいて、地震による住居別の予測被害情報を生成する住居別予測被害情報生成手段と、
    生成した住居別の予測被害情報を前記ユーザ端末に送信する住居別予測被害情報送信手段と、を備えることを特徴とする予測被害情報提供装置。
  7. 処理を分散する複数のサーバを備える請求項6記載の予測被害情報提供装置。
  8. ユーザが使用するユーザ端末と、地震による地域別の予測被害情報であるハザードマップを提供するハザードマップ提供サーバと、ネットワークを介して、前記ユーザ端末及び前記ハザードマップ提供サーバと通信可能に接続される予測被害情報提供装置と、を用い、
    前記予測被害情報提供装置に、
    前記ユーザ端末からユーザの住居に係る情報を受信する住居情報受信手順と、
    受信した住居情報に含まれる住居の住所データをもとに、当該住所が含まれる地域の予測被害情報を前記ハザードマップ提供サーバから取得する地域別予測被害情報取得手順と、
    取得した地域別の予測被害情報と、前記住居情報に含まれる住居の構造データとのデータ解析にもとづいて、地震による住居別の予測被害情報を生成する住居別予測被害情報生成手順と、
    生成した住居別の予測被害情報を前記ユーザ端末に送信する住居別予測被害情報送信手順と、を実行させることを特徴とする予測被害情報提供方法。
  9. 前記予測被害情報提供装置の処理を複数のサーバに分散させる請求項8記載の予測被害情報提供方法。
  10. ユーザが使用するユーザ端末、及び地震による地域別の予測被害情報であるハザードマップを提供するハザードマップ提供サーバと、ネットワークを介して通信可能に接続される予測被害情報提供装置を構成するコンピュータに、
    前記ユーザ端末からユーザの住居に係る情報を受信する住居情報受信手順、
    受信した住居情報に含まれる住居の住所データをもとに、当該住所が含まれる地域の予測被害情報を前記ハザードマップ提供サーバから取得する地域別予測被害情報取得手順、
    取得した地域別の予測被害情報と、前記住居情報に含まれる住居の構造データとのデータ解析にもとづいて、地震による住居別の予測被害情報を生成する住居別予測被害情報生成手順、
    生成した住居別の予測被害情報を前記ユーザ端末に送信する住居別予測被害情報送信手順、を実行させるための予測被害情報提供プログラム。
JP2009126470A 2009-05-26 2009-05-26 予測被害情報提供システム、予測被害情報提供装置、予測被害情報提供方法及び予測被害情報提供プログラム Pending JP2010277150A (ja)

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