JP2010276913A - 画像形成装置および画像形成方法 - Google Patents

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啓之 川本
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一成 戸波
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Abstract

【課題】トナー濃度変動の抑制制御を効率的に実行する。
【解決手段】像担持体上に形成された潜像をトナーを含む現像剤により現像する現像ユニットと、現像剤にトナーを補給可能なトナー補給部202と、現像剤の攪拌に影響を与えるパラメータの測定値を測定するセンサ201と、画像情報を主走査方向および副走査方向の少なくとも一方で分割する分割単位を測定値の変動に応じて決定する決定部211と、決定された分割単位で画像情報を取得する画素取得部212と、画像情報に応じた潜像を現像することによる現像剤のトナー濃度の時間変化を無くすようなトナー補給量を算出する補給量算出部213と、算出されたトナー補給量のトナーを補給するようにトナー補給部202を制御する補給制御部214とを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、潜像担持体上の潜像を現像剤により現像することで得られるトナー像を記録材上に転移させて画像形成を行う画像形成装置および画像形成方法に関する。
画像形成装置から出力される記録紙上の画像濃度は、経時的、および位置的に変動する。この画像濃度変動に影響を与える因子としてトナー濃度変動が存在する。すなわち、画像形成装置の現像ユニット(現像器)内で発生する経時的なトナー濃度変動、および位置的なトナー濃度偏差が、経時的および位置的な画像濃度変動の発生に影響している。このトナー濃度変動起因の画像濃度変動を低減するため、現像器内のトナー濃度を極力一定に保つトナー補給制御が求められている。特に、位置的なトナー濃度偏差を緩和するために、所望のタイミングで所望量のトナーを補給する技術が必要となっている。
特許文献1では、現像剤を仮想的に複数のブロックに分割し、印刷画像から各ブロックの一巡ごとのトナー消費を予測し、予測したトナー消費等に基づいてトナー補給を制御する技術が提案されている。これにより、現像器内のトナー濃度偏差発生を抑制し、トナー濃度偏差に起因する画像濃度変動を抑えることができる。また、特許文献1では、出力される画像を複数の矩形の画像ブロックに分割して、各画像ブロックのトナー消費予想量を累計して、各現像剤ブロックのトナー消費予想量を求める技術も提案されている。
しかしながら、特許文献1の方法では、現像剤の撹拌性の変動を考慮していないため、トナー濃度偏差抑制制御を効率的に実行できない場合があった。例えば、出力される画像を画像ブロックに分割する場合、事前に現像器の特性および現像剤の特性等を測定し、トナー濃度偏差抑制効果が飽和する分割数を見極めた上で、最適な画像分割数を設定する。しかし、現像剤の攪拌性などの特性は、様々な要因(パラメータ)の影響を受けて変化する。このため、例えば攪拌性が悪化した場合、事前に設定した画像分割数では適切にトナー濃度の変動を抑制できない場合が生じうる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、トナー濃度変動の抑制制御を効率的に実行できる画像形成装置および画像形成方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、画像情報に応じた潜像を像担持体上に形成する潜像形成手段と、前記像担持体上に形成された潜像を、トナーを含む現像剤により現像する現像手段と、前記現像剤にトナーを補給可能なトナー補給手段と、前記現像剤の攪拌に影響を与えるパラメータの測定値を測定する測定手段と、前記画像情報を主走査方向および副走査方向の少なくとも一方で分割する分割単位を、前記測定値の変動に応じて決定する決定手段と、決定された前記分割単位で前記画像情報を取得する取得手段と、取得された前記画像情報に基づいて、前記画像情報に応じた潜像を現像することによる前記現像剤のトナー濃度の時間変化を無くすようなトナー補給量を算出する補給量算出手段と、算出された前記トナー補給量のトナーを補給するように前記トナー補給手段を制御する補給制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、画像情報に応じた潜像を像担持体上に形成する潜像形成手段と、前記像担持体上に形成された潜像を、トナーを含む現像剤により現像する現像手段と、前記現像剤にトナーを補給可能なトナー補給手段と、を備える画像形成装置で実行される画像形成方法であって、測定手段が、前記現像剤の攪拌に影響を与えるパラメータの測定値を測定する測定ステップと、決定手段が、前記画像情報を主走査方向および副走査方向の少なくとも一方で分割する分割単位を、前記測定値の変動に応じて決定する決定ステップと、取得手段が、決定された前記分割単位で前記画像情報を取得する取得ステップと、補給量算出手段が、取得された前記画像情報に基づいて、前記画像情報に応じた潜像を現像することによる前記現像剤のトナー濃度の時間変化を無くすようなトナー補給量を算出する補給量算出ステップと、補給制御手段が、算出された前記トナー補給量のトナーを補給するように前記トナー補給手段を制御する補給制御ステップと、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、トナーの攪拌性に影響するパラメータの変動に応じて画像の分割単位を変更するため、トナー濃度変動の抑制制御を効率的に実行できるという効果を奏する。
図1は、本実施の形態にかかる画像形成装置の構成の一例を示す概略図である。 図2は、書込画素データの流れを示した模式図である。 図3は、現像ユニットの構成例を示す図である。 図4は、画像形成装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 図5は、出力する画像パターンの一例を示す図である。 図6は、図5に示す画像パターンを形成する場合のトナー消費波形の一例を示す図である。 図7は、トナー濃度偏差抑制制御の効果を表す図である。 図8は、画像分割数が少ない場合のトナー消費波形の一例を示す図である。 図9は、現像剤の攪拌性が高い場合のトナー濃度変動の一例を示す図である。 図10は、現像剤の攪拌性が高く、画像分割数が少ない場合のトナー濃度変動の一例を示す図である。 図11は、現像剤の攪拌性が低い場合のトナー濃度変動の一例を示す図である。 図12は、現像剤の攪拌性が低く、画像分割数が多い場合のトナー濃度変動の一例を示す図である。 図13は、画像分割数の制御方法の一例を示す図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像形成装置および画像形成方法の最良な実施の形態を詳細に説明する。
上述のように、トナー濃度偏差抑制効果と画像分割数との関係は、現像剤の撹拌性によって変化する。例えば撹拌性が良い場合は、画像分割数を多くする意味がなくなる。撹拌性が良いと、トナーを一括して補給した場合であっても、現像スリーブに現像剤が汲み上げられる段階では、既に現像剤が均一に撹拌されてトナー濃度偏差が解消され、画像濃度変動への影響が低減されるためである。逆に撹拌性が悪い場合には、トナー補給した影響が現像スリーブ上にまで残るため、トナー補給の段階で、できるだけトナー濃度変動が生じないような、きめ細やかなトナー補給制御が望まれる。
現像剤の撹拌性は、基本的には現像器の構造および現像剤の特性によって決まる。この意味では、初期的に現像器と現像剤の特性により定めた画像分割数を使用すれば良い。しかし、現像剤の流動性は、様々な因子に影響を受けて変化し、現像剤の撹拌性もその影響を受けて変化する。現像剤の流動性と撹拌性との関係は必ずしも一定ではないが、基本的には流動性が良いと撹拌性が良いと考えられる。すなわち、流動性が良いと、トナーとキャリアとの位置関係がフレキシブルなため、撹拌性が良くなる。また、流動性が悪いと、トナーとキャリアとの位置関係が束縛状態にあるので、撹拌性が悪くなる。
なお、必ずしもこのような関係になる訳ではなく、流動性が良い場合に、補給したトナーが現像剤に混ざらずに上滑りしていくという現象も確認されている。このため、各現像器および現像剤を実際に用いて、現像剤の流動性が変化した場合の撹拌性への影響を把握しておく必要がある。
本実施の形態の画像形成装置は、このように流動性と攪拌性の関係を把握した上で、撹拌性が悪くなるようなパラメータ変動が生じた場合には、画像分割数を増やす制御を行い、撹拌性が良くなるようなパラメータ変動が生じた場合には、画像分割数を減らす制御を行う。これにより、トナー濃度偏差の発生を抑制するためのトナー補給制御性能を維持しつつ、トナー補給量算出のための演算負荷を必要最小限にとどめておくことができる。
図1は、本実施の形態にかかる画像形成装置100の構成の一例を示す概略図である。図1では、4連タンデム型中間転写方式のフルカラー機として画像形成装置100を構成した例を示している。図1は、電子写真式の画像形成装置の一例であり、画像形成装置100を4連タンデム型直接転写方式や1ドラム型中間転写方式等のフルカラー機として構成しても良いし、1ドラム型直接転写方式等のモノクロ機として構成しても良い。
また、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有する複合機として画像形成装置を構成してもよい。このように、複写機、プリンタ、スキャナ装置、ファクシミリ装置等の画像形成装置であればいずれにも適用することができる。
図1に示すように、画像形成装置100は、自動原稿送り装置であるADF(Automatic Document Feed)110、印刷する画像データをCCD(Charge Coupled Device)によりスキャンするスキャナ部120等を備えている。
次に、図1に示す構成の画像形成装置100による画像形成動作を説明する。プリント開始命令が入力されると、感光体10K、10Y、10C、10Mの周辺、中間転写ベルト11の周辺、および、給紙搬送経路12等に存在する各ローラ(ピックアップローラ31a、31b、給紙ローラ32a、32b、搬送ローラ33a、33b)が既定のタイミングで回転し始め、下部の給紙トレイ13a、13bから記録紙の給紙が開始される。一方、各感光体10K、10Y、10C、10Mは、それぞれ帯電チャージャ14K、14Y、14C、14Mによってその表面を一様な電位に帯電され、書込ユニット15から照射される書込光によってその表面を画像データに従って露光される。露光された後の電位パターンを静電潜像と呼ぶが、この静電潜像をその表面に担持した感光体10K、10Y、10C、10Mは、それぞれ現像ユニット16K、16Y、16C、16Mからトナーを供給されることにより、担持している静電潜像を特定色に現像される。現像ユニット16K、16Y、16C、16Mは、磁性キャリアとマイナス帯電性のトナー(それぞれKトナー、Yトナー、Cトナー、Mトナー)とからなる二成分現像剤などの現像剤を有する。
図1では、四色分の感光体10K、10Y、10C、10Mが存在するので、それぞれブラック、イエロー、シアン、マゼンタ(色順はシステムによって異なる)のトナー像が各感光体10K、10Y、10C、10M上に現像されることになる。感光体10K、10Y、10C、10M上に現像されたトナー像は、中間転写ベルト11との接点において、感光体10K、10Y、10C、10Mにそれぞれ対向して設置された一次転写ローラ17K、17Y、17C、17Mに印加される一次転写バイアス、および押圧力によって中間転写ベルト11上に転写される。この一次転写動作をタイミングを合わせながら四色分繰り返すことにより、中間転写ベルト11上にフルカラートナー像が形成される。
中間転写ベルト11上に形成されたフルカラートナー像は、二次転写ローラ18で、レジストローラ19によってタイミングを合わせて搬送されてくる記録紙に転写される。この時、二次転写ローラ18に印加される二次転写バイアス、および押圧力によって二次転写が行われる。
フルカラートナー像を転写された記録紙は、定着ユニット20を通過することにより、表面に担持しているトナー像が加熱定着される。片面プリントならばそのまま直線搬送されて排紙トレイ21へ搬送され、両面プリントならば搬送方向を下向きに変えられ、用紙反転部22へ搬送されていく。用紙反転部22へ到達した記録紙は、ここでスイッチバックローラ34等により搬送方向を逆転されて紙の後端から用紙反転部22を出て行く。これをスイッチバック動作と呼び、この動作によって記録紙の表裏を反転させることができる。表裏反転された記録紙は定着ユニット20方向には戻らず、再給紙搬送経路23を通過して給紙搬送経路12に合流する。この後は表面プリントの時と同じ様にトナー像を転写されて、定着ユニット20を通過して排紙される。これが両面プリント動作である。
一次転写ローラ17K、17Y、17C、17Mを通過した感光体10K、10Y、10C、10Mは、その表面に一次転写残トナーを担持している。この残トナーは、ブレードおよびブラシ等で構成された感光体クリーニングユニット24K、24Y、24C、24Mにおいて除去される。その後、感光体10K、10Y、10C、10Mは、QL(クエンチングランプ)25K、25Y、25C、25Mによってその表面が一様に除電されて次の画像のための帯電に備える。
二次転写ローラ18を通過した中間転写ベルト11も、その表面に二次転写残トナーを担持している。この残トナーは、ブレードおよびブラシ等で構成された中間転写ベルトクリーニングユニット26によって除去され、次のトナー像の転写に備えられる。このような動作の繰り返しで、片面プリントまたは両面プリントが行われる。
次に、画像形成装置100内での書込画素データの流れを図2を用いて説明する。書込画素データとは、片面プリントまたは両面プリントなどにより画像形成するために出力される画素情報を表す。図2は、書込画素データの流れを示した模式図である。
書込画素データは、コピー動作の場合はスキャナ部120から送信され、プリンタ動作の場合はPC200等の外部装置から送信される。書込画素データは、最終的に書込ボード(書込ユニット15)に送られ、書込ユニット15上で発光素子(LD(laser diode)、LED(Light Emitting Diode)等)を駆動する信号として用いられる。
なお、メインコントロールボード41は、画像形成装置100全体の動作を制御するコントローラである。メインコントロールボード41は、CPU、メモリ、およびペリフェラル等(図示せず)を備えている。プリンタボード42は、ネットワークを介して接続されたパーソナルコンピュータ(PC)200からの印刷指示に応じてプリンタ動作を制御するコントローラである。オペレーションパネル43は、ユーザからの操作入力を受け付ける。I/Oボード44は、メインコントロールボード41と、駆動部品45および入力部品46との間のデータの入出力を制御する。
書込画素データが書込ユニット15に到達する経路としては、図2中の経路401aおよび401b、経路402aおよび402bなどが考えられる。書込ユニット15までの経路は、機種毎の制御回路基板の作り方に応じて決定すればよい。
このような画像データの流れの中で、書込画素データをカウントするのに最も適している箇所は書込ユニット15である。書込画素データの発信場所、伝達経路、およびRIP(Raster Image Processor)展開する場所等に関わらず、最終的には書込ユニット15上には必ずラスターイメージデータが存在するため、画素をカウントすることができるからである。また、書込画素データの伝達経路が図2中の経路402a、402bの場合、メインコントロールボード41上でも画素カウントできる可能性がある。すなわち、メインコントロールボード41を画像データが通過する時点で、既にラスターイメージデータの状態であれば、画素をカウント可能である。このようにしてカウントされた画素カウント情報は、書込ユニット15上のメモリ(図示せず)やメインコントロールボード41上のメモリに保管され、利用する時に読み出される。
以上のように、画素カウント動作は、画素をカウント可能なボード上で実行される。なお、ソフトウェアにより画素カウント処理を実現するように構成してもよい。すなわち、本実施の形態では、画素カウント回路(または画素カウントソフトウェア)に、入力画像を分割する分割単位である単位エリアごとに区切って画素数をカウントする機能を設ける。これにより、単位エリア毎の画素カウント値を得ることができる。また、本実施の形態では、この単位エリアの大きさを可変できるようにハード(またはソフト)を設計する。これにより、入力画像分割の単位エリアの大きさを制御することが可能となる。
次に、現像ユニット16K、16Y、16C、16Mの構成例について説明する。なお、現像ユニット16K、16Y、16C、16Mは同様の構成を有するため、以下では単に現像ユニット16という場合がある。図3は、現像ユニット16の構成例を示す図である。
図3に示すように、現像ユニット16は、第1搬送スクリュー31、第2搬送スクリュー32の二系統の撹拌軸を有する二軸撹拌構成となっている。また、現像ユニット16は、現像スリーブ33と逆側である第2搬送スクリュー32側に、トナー補給口34およびトナー濃度センサ35を備えている。
従来の画像形成装置では、トナー濃度センサ35により検出されたトナー濃度に応じてトナー補給口34からトナーを補給する。しかし、トナー補給口34およびトナー濃度センサ35が図3に示すような位置関係を有する場合、現像スリーブ33上で消費されたトナーの濃度は、トナー補給口34を素通りした後にトナー濃度センサ35により検知されることになる。したがって、トナー消費の影響を検知してからトナーを補給する構成では、トナー消費が発生してから、現像ユニット16内で現像剤が1周以上搬送されることになる。すなわち、トナー消費の影響によるトナー濃度変動が、現像剤1周後の現像スリーブ33上に現れることになり、トナー濃度ムラを解消できない場合がある。
このような問題を改善するために、本実施の形態では、上述のように単位エリアごとに画素数をカウントし、カウントした画素数に応じてトナー濃度の時間変化を無くすようにトナーを補給する。
次に、このようなトナー補給制御を実現するための画像形成装置100の構成例について説明する。図4は、画像形成装置100の機能構成の一例を示すブロック図である。図4に示すように、画像形成装置100は、主なハードウェア構成として、センサ201と、トナー補給部202とを備えている。また、画像形成装置100は、主なソフトウェア構成として、決定部211と、画素取得部212と、補給量算出部213と、補給制御部214と、を備えている。
センサ201は、現像剤の攪拌性に影響を与えるパラメータの測定値を測定する測定手段として機能する。例えば、センサ201は、温湿度センサなどの環境センサによって構成できる。
環境条件(温湿度)の変動は、主に現像剤の帯電特性に影響を与える。したがって、温湿度が変化すると、静電気的な影響により現像剤の流動性が少し変化する可能性がある。また、キャリアおよびトナーの表面の水分状態が変化することにより物理的な吸着力が変化し、この影響によっても流動性が変化する可能性がある。そして、上述のように現像剤の流動性は現像剤の攪拌性に影響する。
そこで、センサ201は、現像剤の攪拌性に影響を与えるパラメータの測定値として、画像形成装置100の内部または近傍の所定位置の温湿度を測定する。センサ201の設置箇所は特に限定しないが、画像形成装置100内のいずれかに設置されていればよい。仮に、画像形成装置100の内部で環境偏差が大きく生じるような構成であれば、可能な限り現像ユニット16の近辺にセンサ201が設置されることが望ましい。補給トナーの周辺環境を適切に測定可能となるためである。例えば、定着熱の影響等で装置内部の温度差が過大となる場合は、温湿度センサであるセンサ201を現像ユニット16の近傍に設置することが望ましい。なお、センサ201は温湿度センサなどの環境センサに限られるものではない。
トナー補給部202は、現像ユニット16内の現像剤にトナーを補給する。
決定部211は、センサ201により測定されたパラメータの測定値の変動に応じて、入力画像を分割する分割単位を決定する。具体的には、決定部211は、主走査方向および副走査方向それぞれについて、入力画像を分割する分割数を決定する。測定値の変動に応じて分割単位を決定する処理の詳細については後述する。
画素取得部212は、決定部211により決定された分割単位で、画像形成するために出力される画素情報を取得する。図2を用いて説明したように、画素取得部212は、書込ユニット15上またはメインコントロールボード41上の画素カウント機能をもつハードウェア、カウントした画素カウント情報を記憶するメモリ、および該ハードウェアとメモリの動作を制御するソフトウェアなどにより構成することができる。
補給量算出部213は、取得された画素情報に応じた潜像を現像することによる現像剤のトナー濃度の時間変化を無くすようなトナー補給量を算出する。補給量算出部213は、メモリに保存した画素カウント情報を読み出し、読み出した画素カウント情報に応じたトナー補給量を演算するソフトウェアなどにより構成することができる。このソフトウェアは、例えばメインコントロールボード41上のメモリに記憶され、メインコントロールボード41上のCPUによって実行される。
補給制御部214は、算出されたトナー補給量でトナー補給部202がトナーを補給するようにトナー補給処理を制御する。
次に、このように構成された本実施の形態の画像形成装置100によるトナー補給制御の詳細について説明する。図5は、出力する画像パターンの一例を示す図である。図6は、図5に示す画像パターンを形成する場合のトナー消費波形の一例を示す図である。図7は、トナー濃度偏差抑制制御の効果を表す図である。
図5に示すような縦帯パターン画像を形成した際には、第1搬送スクリュー31側のトナー濃度センサ35の位置で、図6に示すようなトナー消費波形61が生じる。このトナー消費波形の形は、画像エリアを細かく分割して画素カウント情報を取得することによって、より正確な形を認識できるようになる。
実際にトナーが消費される位置で生じたトナー消費波形は、トナー補給口34の位置まで搬送されてくる間に、図7中のトナー消費波形701のような鈍った波形となる。この波形の鈍り具合は、現像ユニット16の構成および現像剤の特性によって異なる。このため、予め波形の鈍る傾向を測定しておくことにより、トナー消費位置の波形がトナー補給口34の位置でどの程度鈍るのかを認識しておく。これにより、補給量算出部213は、画素カウント情報から図7のようなトナー補給波形702を算出することができる。そして、補給制御部214が、トナー補給波形702となるようにトナー補給制御を行うことにより、トナー濃度変動を抑えることが可能となる(図7のトナー濃度変動703)。
画像分割の単位エリアが小さい(画像分割数が多い)場合には、図6に示すトナー消費波形を比較的正確に把握できる。しかし、画像分割の単位エリアが大きい(画像分割数が少ない)場合には、トナー消費波形を正確に把握することが困難となる。
図8は、画像分割数が少ない場合(2分割の場合)のトナー消費波形の一例を示す図である。図8の上部は、出力する画像パターンの一例を示している。図8の波形801は、実際のトナー消費波形を表している。また、図8の波形802は、画素カウントから認識(算出)されるトナー消費波形を表している。
図8に示すように、例えば入力画像を主走査方向に2分割して画素をカウントする場合、波形802に示すようなトナー消費波形が認識される。すなわち、実際の出力画像が図8の上部に示すような「画像右端部に細いベタ帯」の画像であるのに対して、画素カウントから認識したトナー消費波形は、「画像右半分エリアでハーフトーン画像」と同等のトナー消費波形になる。
このような画像認識に基づいて形成するトナー補給波形は、図8の波形802を反転させた波形となり、ブロードな補給特性となる。このため、トナー消費波形を適切に打ち消す図7のようなトナー補給制御を実行できない。
しかし、現像剤の撹拌性によっては、少ない画像分割数でもトナー濃度偏差抑制制御の効果を得られる可能性が生じうる。例えば、撹拌性が高い現像剤の場合、トナー補給口34の位置で、ある程度のトナー濃度変動が生じても、トナー濃度センサ35の位置に搬送されるまでに撹拌・均一化され、トナー濃度変動がほぼない状態となる。
図9は、現像剤の攪拌性が高い場合のトナー濃度変動の一例を示す図である。図9の波形901および波形902は、それぞれトナー補給口34およびトナー濃度センサ35の位置でのトナー濃度変動を表している。図9は、トナー補給口34の位置で生じていたトナーの濃度変動が、トナー濃度センサ35の位置ではほぼ抑制されている状態を表している。
図9に示すように現像剤の攪拌性が高い場合、トナー補給口34の位置でのトナー濃度変動をある程度まで小さくできる精度でトナー補給を制御できれば、トナー濃度センサ35の位置、ひいては現像スリーブ33上のトナー濃度変動は問題ない程度のレベルになると言える。
図10は、現像剤の攪拌性が高く、画像分割数が少ない場合(2分割の場合)のトナー濃度変動の一例を示す図である。図10の波形1001は、トナー補給口34の位置での実際のトナー消費波形を表している。図10の波形1002は、画像を2分割した場合に算出されるトナー補給波形を表している。図10の波形1003は、波形1001と波形1002とを合成して得られるトナー補給口34の位置でのトナー濃度変動波形を表している。
画像分割数が主走査方向に2分割の場合は、トナー補給口34の位置でのトナー消費波形を表す波形1001を反転させた波形と異なるトナー補給波形である波形1002が算出される。このトナー補給波形(波形1002)に基づいてトナー補給を行った場合、トナー補給口34の位置でのトナー濃度変動波形は、波形1003のようになる。すなわち、この例では、トナー補給口34の位置でのトナー濃度変動を抑制できない。しかし、現像剤の攪拌性が高い場合は、このトナー濃度変動波形は、トナー濃度センサ35の位置では、図10右側の波形1004のようになる。このように、元々撹拌性の高い現像剤の場合には、トナー補給口34の位置でのトナー濃度変動をある程度まで押さえ込めば、搬送・撹拌される過程で、問題ない程度のトナー濃度変動とすることができる。
一方、撹拌性が悪い現像剤の場合には、トナー濃度センサ35の位置でも、トナー濃度変動を抑制できない可能性がある。図11は、現像剤の攪拌性が低い場合のトナー濃度変動の一例を示す図である。図11の波形1101および波形1102は、それぞれトナー補給口34およびトナー濃度センサ35の位置でのトナー濃度変動を表している。図11は、トナー補給口34の位置で生じていたトナーの濃度変動が、トナー濃度センサ35の位置であっても抑制されない状態を表している。
図11に示すように、トナー補給口34の位置でのトナー濃度変動を表す波形1101が、トナー濃度センサ35の位置で少し軽減される程度の撹拌性能である場合は、できる限りトナー補給口34の位置でのトナー濃度変動を抑制する必要がある。
図12は、現像剤の攪拌性が低く、画像分割数が多い場合(例えば主走査方向・副走査方向にそれぞれ4分割)のトナー濃度変動の一例を示す図である。図12の波形1201は、トナー補給口34の位置での実際のトナー消費波形を表している。図12の波形1202は、画像分割数が多い場合に算出されるトナー補給波形を表している。図12の波形1203は、波形1201と波形1202とを合成して得られるトナー補給口34の位置でのトナー濃度変動波形を表している。
画像分割数が多い場合は、トナー補給口34の位置でのトナー消費波形を表す波形1201を反転させた波形とほぼ同一のトナー補給波形である波形1202が算出される。このトナー補給波形(波形1202)に基づいてトナー補給を行った場合、トナー補給口34の位置でのトナー濃度変動波形は、波形1203のようになる。すなわち、この例では、トナー補給口34の位置でトナー濃度変動を抑制できる。この結果、トナー濃度センサ35の位置でのトナー濃度変動も抑制できる(図12の波形1204)。
すなわち、現像剤がトナー補給口34の位置からトナー濃度センサ35の位置まで搬送される間にあまり撹拌されないとしても、トナー補給口34の位置で既にトナー濃度変動が小さいため、特に問題ない程度のトナー濃度変動として、現像スリーブ33上に汲み上げられていく。このように、撹拌性が低い場合は、画像分割数を多くすることによってトナー濃度変動を抑制することが必要となる。
図13は、画像分割数の制御方法の一例を示す図である。図13は、デフォルト状態(通常状態)では、画像を4×4分割する例を示している。なお、n×m分割とは、画像を主走査方向にn分割し、副走査方向にm分割することを意味する。この結果、n×m個の単位エリアが生成される。
例えばセンサ201により測定されたパラメータの測定値が、現像剤の攪拌性の悪化を表し、よりきめ細やかなトナー補給制御が必要となった場合、決定部211は、画像分割数を8×8分割に変更する。また、センサ201により測定されたパラメータの測定値が、現像剤の攪拌性が良好となったことを表し、トナー補給制御が大雑把で良い状態となった場合には、決定部211は、画像分割数を2×2分割に変更する。
なお、図13では主走査方向および副走査方向の画像分割数を同数としているが、主走査方向および副走査方向で異なる分割数で分割してもよい。
以上のように、本実施の形態の画像形成装置100では、入力画像を分割した単位エリアごとの画素情報に基づいてトナー補給制御を行う。これにより、トナー濃度偏差の発生が抑制されるため、トナー濃度偏差に起因する画像濃度ムラの発生確率が下がり、ユーザー満足度向上およびミスプリント紙の枚数抑制が期待できる。
また、本実施の形態では、装置内または装置近傍のパラメータ変動に応じて単位エリアの大きさを変化させる。これにより、より望ましいサイズでの画像情報取得およびトナー補給量演算が可能となる。例えば単位エリア面積を大きくして分割エリア数を少なくすることによって、トナー補給量の算出演算負荷を低減できるため、CPUの処理能力を他の制御に割くことができ、装置全体の処理能率が向上する。すなわち、トナー濃度偏差抑制制御の性能向上、および不必要なトナー補給量演算負荷の低減が可能となる。
(変形例1)
上記実施の形態では、温度および湿度などの環境条件の変動に応じて画像分割数を決定していたが、画像分割数を決定するためのパラメータは環境条件に限られるものではない。例えば、現像剤の劣化度合いは、現像剤の帯電特性および流動性に影響を与える。そこで、現像剤の劣化度合いを検知し、劣化度合いに応じて画像分割数を決定してもよい。
現像剤の劣化は、キャリアの劣化とトナーの劣化とに分けられる。キャリアの劣化は、主に表面コート層の剥がれやトナースペントに起因する。また、トナーの劣化は、主に外添剤の離脱および埋没に起因する。そして、キャリアの劣化およびトナーの劣化は、共に現像剤の帯電特性および流動性に影響を与えることが知られている。
変形例1では、センサ201は、現像剤の攪拌性に影響を与えるパラメータの測定値として、現像剤劣化度合いを測定する。例えば、センサ201が、現像剤劣化度合いの代用として、撹拌時間を測定するように構成すればよい。すなわち、センサ201は、キャリアの劣化度合いを、現像ユニット16を使い始めてからの通算撹拌時間(キャリア自動入れ替え式ではない場合)で見積もる。また、センサ201は、トナーの劣化度合いを、該当カラーで現像率が非常に低い状態での現像が連続した場合の、連続撹拌時間で見積もる。
(変形例2)
変形例2では、センサ201が、トナー濃度を検知し、トナー濃度の変動に応じて画像分割数を決定する。この場合、トナー濃度センサ35をセンサ201として用いてもよい。
トナー濃度変動を測定しながら画像分割数を変更するということは、トナー濃度が適切に制御されているか否かを監視し、トナー補給制御にフィードバックするということである。測定されるトナー濃度変動が大きい場合には、トナー補給制御の精密さが不足している可能性が高いため、画像分割数を増やしてトナー補給制御を行う。また、トナー濃度変動が問題ない程度に小さい状態が続く場合には、画像分割数を減らしてCPU負荷を下げるようにトナー補給制御を行う。なお、画像分割数を減らした結果、トナー濃度変動が大きくなるようであれば、画像分割数を元に戻すように制御すれば良い。
(変形例3)
変形例3では、センサ201が、例えば感光体10K、10Y、10C、10Mのトナー付着量を検知し、トナー付着量の変動に応じて画像分割数を決定する。トナー濃度変動がトナー付着量の変動に影響するためである。トナー付着量の変動は、トナー濃度変動のみが原因ではないが、トナー付着量の変動が大きい場合に画像分割数を増やし、トナー濃度変動を抑制することによって、トナー付着量の変動が抑えられる可能性がある。
また、トナー付着量の変動が小さい状態が続く場合には、画像分割を細かく行う必要がない可能性があるため、画像分割数を減らしてCPUの負荷を下げるように制御する。いずれの場合も、制御の結果として効果が得られない場合や、トナー付着量の変動が悪化する場合には、画像分割数を元に戻すように制御すれば良い。なお、トナー付着量の変動は、通常、副走査方向のみしか連続的に測定できない。このため、副走査方向のみトナー付着量を測定し、副走査方向の分割数のみを変更する。
なお、環境条件および変形例1の現像剤の劣化度合いは、撹拌性に関連すると考えられるパラメータである。また、変形例2のトナー濃度は、撹拌性が変動した結果を示すパラメータである。さらに、変形例3のトナー付着量は、撹拌性が変動したことにより影響を受けると考えられるパラメータである。これらのパラメータ以外にも、現像剤の攪拌性に影響を与えるパラメータであれば、あらゆるパラメータを用いることができる。
なお、本実施の形態にかかる画像形成装置100で実行されるプログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。
本実施の形態にかかる画像形成装置100で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、本実施の形態にかかる画像形成装置100で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施の形態にかかる画像形成装置100で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
本実施の形態にかかる画像形成装置100で実行されるプログラムは、上述した各部(決定部、画素取得部、補給量算出部、補給制御部)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記ROMからプログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、上記各部が主記憶装置上に生成されるようになっている。
10K、10Y、10C、10M 感光体
11 中間転写ベルト
12 給紙搬送経路
13a、13b 給紙トレイ
14K、14Y、14C、14M 帯電チャージャ
15 書込ユニット
16K、16Y、16C、16M 現像ユニット
17K、17Y、17C、17M 一次転写ローラ
18 二次転写ローラ
19 レジストローラ
20 定着ユニット
21 排紙トレイ
22 用紙反転部
23 再給紙搬送経路
24K、24Y、24C、24M 感光体クリーニングユニット
25K、25Y、25C、25M クエンチングランプ
26 中間転写ベルトクリーニングユニット
31a、31b ピックアップローラ
32a、32b 給紙ローラ
33a、33b 搬送ローラ
34 スイッチバックローラ
41 メインコントロールボード
42 プリンタボード
43 オペレーションパネル
44 I/Oボード
45 駆動部品
46 入力部品
100 画像形成装置
110 ADF
120 スキャナ部
201 センサ
202 トナー補給部
211 決定部
212 画素取得部
213 補給量算出部
214 補給制御部
特開2008−083433号公報

Claims (6)

  1. 画像情報に応じた潜像を像担持体上に形成する潜像形成手段と、
    前記像担持体上に形成された潜像を、トナーを含む現像剤により現像する現像手段と、
    前記現像剤にトナーを補給可能なトナー補給手段と、
    前記現像剤の攪拌に影響を与えるパラメータの測定値を測定する測定手段と、
    前記画像情報を主走査方向および副走査方向の少なくとも一方で分割する分割単位を、前記測定値の変動に応じて決定する決定手段と、
    決定された前記分割単位で前記画像情報を取得する取得手段と、
    取得された前記画像情報に基づいて、前記画像情報に応じた潜像を現像することによる前記現像剤のトナー濃度の時間変化を無くすようなトナー補給量を算出する補給量算出手段と、
    算出された前記トナー補給量のトナーを補給するように前記トナー補給手段を制御する補給制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記測定手段は、前記画像形成装置内の湿度および温度を含む前記画像形成装置内の環境条件である前記パラメータの測定値を検出すること、
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記測定手段は、前記現像剤の劣化の度合いである前記パラメータの測定値を検出すること、
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記測定手段は、前記トナー濃度である前記パラメータの測定値を検出すること、
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記測定手段は、前記像担持体上に付着する前記現像剤の付着量である前記パラメータの測定値を検出すること、
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 画像情報に応じた潜像を像担持体上に形成する潜像形成手段と、前記像担持体上に形成された潜像を、トナーを含む現像剤により現像する現像手段と、前記現像剤にトナーを補給可能なトナー補給手段と、を備える画像形成装置で実行される画像形成方法であって、
    測定手段が、前記現像剤の攪拌に影響を与えるパラメータの測定値を測定する測定ステップと、
    決定手段が、前記画像情報を主走査方向および副走査方向の少なくとも一方で分割する分割単位を、前記測定値の変動に応じて決定する決定ステップと、
    取得手段が、決定された前記分割単位で前記画像情報を取得する取得ステップと、
    補給量算出手段が、取得された前記画像情報に基づいて、前記画像情報に応じた潜像を現像することによる前記現像剤のトナー濃度の時間変化を無くすようなトナー補給量を算出する補給量算出ステップと、
    補給制御手段が、算出された前記トナー補給量のトナーを補給するように前記トナー補給手段を制御する補給制御ステップと、
    を備えることを特徴とする画像形成方法。
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