JP2010276423A - X線集束装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】MCXの集束端における焦点ボケを改善し、試料上の微小領域に高い強度のX線を照射する。
【解決手段】MCX2において、X線入射側端部2aは平行端、X線出射側端部2cはその端面面積がX線入射側端部2aよりも小さな平行端であり、途中がボトルネック形状部2bとなっている。これにより、大きなサイズのX線源からX線入射側端部2aに導入されたX線は、そのエネルギー密度が高まって平行束としてX出射側端部2cから出射し、中心軸が一致するように配置されたFZP3に導入される。MCX2によりX線源から出たX線を効率良く収集して或る程度径を絞って小径のFZP3に導入し、FZP3によりX線の集束径をさらに絞る。これにより、ごく狭い領域にX線を集中させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、蛍光X線分析装置、XRD、X線CT、レントゲン装置などのX線を利用した装置においてX線を集束するために利用されるX線集束装置に関する。
試料上の微小領域の成分分析を行うために利用される微小部蛍光X線分析装置では、X線源から出射されたX線をごく小径に絞って試料に照射する必要がある。非特許文献1に記載の微小部蛍光X線分析装置では、上記目的のために、マルチキャピラリ(この文献では「ポリキャピラリ」と呼ばれているが、本明細書中ではより一般的な「マルチキャピラリ」との用語を用いる)X線レンズが使用されている。
簡単にマルチキャピラリX線レンズ(以下「MCX」と略す)について説明する(特許文献1、2など参照)。図5はMCXの形態例を示す図、図6はMCXにおけるX線の伝達の原理図である。MCXは、内径が2〜十数μm程度の微小径の、例えば硼珪酸ガラスから成る細管(キャピラリ)を多数(数百〜100万本程度)束ねた基本構造を有しており、図6に示すように、1本のキャピラリ32の内側に入射されたX線がそのガラス壁の内周面を臨界角以下の角度で以て全反射しながら進行してゆく原理を利用して、X線を効率良く案内するものである。図6(a)に示すようにキャピラリ32が直線状でも、図6(b)に示すようにキャピラリ32が湾曲状であっても、同様にX線を案内することができる。
MCXには種々の形態があり、図5(a)に示すものは、殆ど点とみなし得るX線源から出たX線を入射側端面で大きな立体角で以て取り込み、反対側の出射側端面から出たX線を一点に集束させる点/点型のMCX30である。また図5(b)に示すものは、同様に入射側端面の略一点から出たX線を大きな立体角で以て取り込んだ後、出射側端面から平行ビームを出射する、或いはその逆の経路とする点/平行型のMCX31である。
上述したようにMCXはX線を高い効率で収集し案内することができるものの、こうして集めたX線を照射する面積を小さく絞るという点では必ずしも十分な性能が得られない。これは、1本のキャピラリ32の端面からX線が出射する際に、そのX線が最大、全反射臨界角の開き角度を有して拡がるためである。また、MCXの製造上の限界により、膨大な数のキャピラリの全ての光軸を完全に1点に収束させることは実際に不可能であるから、そうした要因による焦点ボケも起こる。このように理論上の要因と製造の限界による要因との両方によって、従来のMCXでの最小焦点サイズはせいぜい20〜30μm程度が限界であり、これより焦点サイズを小さくすることは困難であった。
こうした問題に対し、本願出願人は特許文献3において、MCXと絞り特性に優れたフレネルゾーンプレート(以下「FZP」と略す)との組み合わせによる新しいX線集束装置を提案している。FZPはニュートンリングの回折及び干渉を利用したレンズであり、加工精度を高めることで絞り径を非常に小さくすることができる反面、それ自体を大きなサイズとすることが難しく光(X線)を取り込む立体角が小さいという特性を持つ。これに対し、MCXでは、ごく小径にX線を絞ることは難しくても、FZPの外径サイズ(例えば1mm程度)以下にX線を絞ることは容易である。こうしたことから、MCXとFZPとの組み合わせは、両者のそれぞれの長所を活かし、逆に欠点をそれぞれが補い合う優れた組み合わせであると言える。
特公平7−11600号公報 特公平7−40080号公報 特開2007−93316号公報
「エネルギー分散型微小部蛍光X線分析装置μEDXシリーズ」、[online]、株式会社島津製作所、[平成21年4月26日検索]、インターネット<URL: http://www.shimadzu.co.jp/surface/products/m_edx/index.html>
しかしながら、実際に入手が容易なFZPでは、図7(a)に示すように、中心軸に平行に入射するX線は効率良く焦点Fに集束されるものの、X線が中心軸に対して或る程度以上の角度をもって入射する場合、その集光効率はかなり低い。そのため、MCXでX線をいかに効率良く導いても、所望の焦点Fに照射されるX線の強度は低くなる。
入射X線の許容入射角度を拡げるにはFZPを薄くすることが有効である。ところが、FZPを薄くした場合、大きなエネルギーを持つX線は輪帯パターンで干渉を生ずることなくそのまま透過してしまうため、焦点FにX線が集まらず、大きなサイズのX線スポットが形成されてしまう(図7(b)参照)。もちろん、FZPを用いたことにより焦点FにおけるX線強度はその周囲よりも大きくなるから、焦点Fの周囲にX線が照射されても問題がない用途であれば上記のような構成は有用であるが、微小部蛍光X線分析装置などの用途では、目的とする微小領域の外側にX線が当たらないようにする必要があり、アパーチャなどにより不要なX線を遮蔽する必要が生じ、X線の利用効率も悪い。
本発明は上記課題を解決するために成されたものであり、MCXとFZPとを用いたX線集束装置において、X線の焦点サイズを小さく絞り、且つ高い集光効率を達成することを目的としている。
上記課題を解決するためになされた第1発明に係るX線集束装置は、
a)多数の束ねられたX線案内用の細管から成り、X線入射側端部とX線出射側端部との間の少なくとも一部に各細管が平行に配置された平行部を有するとともに、前記X線出射側端部は各細管が平行に配置され且つその端面の面積が前記平行部の断面積よりも小さい平行端となっており、前記平行部と前記X線出射側端部との間で各細管の内径が連続的に縮小するように形成されてなる細管集合体と、
b)前記細管集合体のX線出射側端部の外側に、該細管集合体の中心軸と中心軸が一致するように配置されたフレネルゾーンプレートと、
を備えることを特徴としている。
また上記課題を解決するためになされた第2発明に係るX線集束装置は、
a)多数の束ねられたX線案内用の細管から成り、X線出射側端部はその外方の一点又は点とみなし得る微小領域に焦点を持つ集束端である細管集合体であって、且つ前記集束端にあって最外周に位置する細管の軸と当該細管集合体の中心軸とのなす角度が1°以下である超長焦点の細管集合体と、
b)前記細管集合体のX線出射側端部の外側に該細管集合体の中心軸と中心軸が一致するように配置されたフレネルゾーンプレートと、
を備えることを特徴としている。
細管集合体(マルチキャピラリX線レンズ)では、上述したように、1本の細管(キャピラリ)の内壁面をX線が全反射を繰り返すことで進行する。細管内壁へX線が当たる角度が全反射臨界角以下でありさえすれば、細管は屈曲した形状であってもよく、その内径が徐々に縮小するものであってもよい。
そこで、第1発明に係るX線集束装置では、少なくとも途中に平行部を有するとともに一方の端部が平行端であって、その平行端の端面の面積が上記平行部の断面積よりも小さく、且つその平行端における各細管の内径が上記平行部における各細管の内径よりも小さく形成されている細管集合体を用い、その断面積の小さな平行端をX線出射端部とする。この細管集合体の他方の端部、つまりX線入射端部は、集束端、平行端のいずれでもよい。特にX線源のサイズが或る程度大きい場合には、X線入射側端部を上記平行部が延伸された平行端としておくことにより、X線源から出射されたX線を効率良く受けることができる。
例えば、或る程度大きなサイズのX線源から出射されたX線が平行端であるX線入射端部から各細管に導入されると、X線は各細管内を効率よく(少ない損失で)案内され、平行端であるX線出射端部の端面から略平行なX線束として出射する。X線出射端部の端面面積はX線入射端部の端面面積よりも小さいから、X線出射端部から出射するX線の光束密度はX線入射端部に入射したX線の光束密度よりも大きくなる。X線出射端部の外側に配設されたフレネルゾーンプレートにはほぼ平行で且つ光束密度が高いX線束が入射するので、少ない損失でフレネルゾーンプレートの構造などに依存する焦点に効率よくX線が集束される。
一方、第2発明に係るX線集束装置では、X線出射端が集束端である細管集合体が用いられるが、その集束端の焦点は端面から非常に離れた位置にある。そのため、X線出射端の外側に配設されたフレネルゾーンプレートに入射するX線はほぼ平行束であるとみなせ、第1発明と同様に、少ない損失でフレネルゾーンプレートの構造などに依存する焦点に効率よくX線が集束される。
したがって第1及び第2発明に係るX線集束装置によれば、例えばX線源から出射されたX線を効率良く収集することでX線強度を高め、それをごく微小な領域に集中的に照射することができる。それにより、例えば同じX線源を用いてもX線照射領域における単位面積当たりのX線強度を従来に比べてかなり大きくすることができ、その微小領域に存在する物質とX線との相互作用(透過、反射、吸収等)による情報を高い感度及び精度で検出することができるようになる。
また、フレネルゾーンプレートに入射するX線はほぼ平行束となるので、フレネルゾーンプレートを或る程度厚くすることができる。そのため、X線のエネルギーが高くてもフレネルゾーンプレートをそのまま透過してしまうことを防止でき、所望の微小領域の外側にX線が当たることを回避することができる。それによって、例えばこのX線集束装置を微小部蛍光X線分析装置に用いることで、微小領域以外の部位の不所望の蛍光X線や二次電子などの発生を防止することができ、成分分布の空間分解能の向上などを達成することができる。
本発明の第1実施例であるX線集束装置の要部の構成図。 第1実施例のX線集束装置を用いたX線検査装置の概略構成図。 本発明の第2実施例であるX線集束装置の要部の構成図。 第1及び第2実施例のX線集束装置の効果を説明するための図。 一般的なマルチキャピラリX線レンズの形態例を示す図。 マルチキャピラリX線レンズにおけるX線の伝達の原理図。 従来のX線集束装置の問題点を説明するための図。
[第1実施例]
本発明に係るX線集束装置の一実施例(第1実施例)について、図1、図2、及び図4を参照しながら説明する。
図1は第1実施例のX線集束装置の要部の構成図、図2は第1実施例のX線集束装置を用いたX線検査装置の概略構成図、図4は第1実施例(及び後述の第2実施例)のX線集束装置の効果を説明するための図である。
図1に示すように、第1実施例によるX線集束装置1は、両端部2a、2cが平行端である平行/平行型のMCX(本発明における細管集合体)2と、FZP3と、を含む。MCX2のX線入射側の端部(第1平行端)2aの端面の直径はφ1、X線出射側の端部(第2平行端)2cの端面の直径はφ1よりも小さいφ2であり、X線入射側端部2aからX線出射側端部2cに向かう途中で連続的に外径が縮小するボトルネック形状部2bとなっている。このボトルネック形状部2bでは、各キャピラリの内径は徐々に縮小しており、且つ、外周側に位置するキャピラリはMCX2の中心軸に向かうように徐々に屈曲している。
FZP3の外径(厳密にはX線を集束可能な有効外径)はMCX2のX線出射側端部2cの外径(厳密には最外周に位置するキャピラリの外側の径)よりも大きく、MCX2のX線出射側端部2cの中心軸(多数のキャピラリの束の中心部に位置するキャピラリの光軸と考えることができる)と中心軸が一致するようにFZP3は配置されている。
図2に示すように、第1実施例のX線集束装置1を用いたX線検査装置では、大きなサイズのX線源12と試料台10上に載置された検査対象物11との間にX線集束装置1が設置され、X線源12から出射した一次X線はこのX線集束装置1により検査対象物11に効率良く且つごく小径に絞って照射される。これに応じて検査対象物11から放出された二次X線(蛍光X線)はX線検出器13により検出され、その検出信号に応じて検査対象物11上のX線照射部位の情報(例えば画像)が得られる。もちろん、検出側にもMCXなどを設けてもよい。
X線源12から出射したX線はMCX2のX線入射側端部2aから各キャピラリに効率良く取り込まれ、各キャピラリの内部を全反射しながらX線出射側端部2cに案内される。この間、各キャピラリの内径は途中で徐々に小さくなるほか、多くのキャピラリは徐々に屈曲するが、キャピラリの内壁面にX線が当たる角度が全反射臨界角以下になるようにMCX2の構造を定めておくことにより、殆ど損失なくX線をX線出射側端部2cまで案内することができる。損失が殆どない場合、X線入射側端部2aで各キャピラリに導入されたX線は、X線入射側端部2aの断面面積とX線出射側端部2cの断面面積との比に応じて密度が上がる。つまり、前者の面積がA1、後者の面積がA2であれば、X線出射側端部2cから出射するX線の光束密度は入射時の光束密度のA1/A2倍になる。
そしてX線出射側端部2cにおいて各キャピラリから出射されたX線は、略平行なX線束としてそのほぼ全てが小径のFZP3に入射する。上述したように高い光束密度でFZP3に略平行入射したX線はFZP3で回折されて焦点Fに効率良く集束される。
上記のような作用・効果は図4により容易に理解できる。図4は横軸に照射X線の横への拡がり、縦軸にX線強度をとった模式的なグラフである。即ち、図5(b)に示したような一般的なMCXの集束端から出射された場合には、図4中のAに示すようになり、X線をあまり絞ることができず照射X線の拡がりは相対的に大きい(最小でも20〜30μm程度)。これに対し、第1実施例の構成では、効率良く収集したX線を小さく絞って照射することができるので、図4中のBに示すようになる。即ち、従来に比べて照射X線を小さく絞ることができるとともに照射全X線エネルギーも多くなるので、高い空間分解能と高い感度とを両立させることができる。
なお、上記実施例ではMCXのX線入射端部を平行端としたが、これはX線源が或る程度以上のサイズを有する場合に有用である。X線源がほぼ1点とみなせる程度の大きさを有するもので、そこから放射状にX線が出射するような場合には、X線入射端部が点焦点を有する集束端であるMCXを用いてもよい。即ち、ここで用いるMCXは平行/平行型、又は点/平行型であり、且つ両端部の途中で連続的に外径がボトルネック状に絞られた形状を有するものである。
[第2実施例]
本発明に係るX線集束装置の他の実施例(第2実施例)について、図3を参照しながら説明する。図3は第2実施例のX線集束装置の要部の構成図である。
この実施例のX線集束装置において第1実施例と異なるのは、FZP3の手前に配置されるMCX20の構造である。即ち、第1実施例におけるMCX2はX線出射端部が平行端であったのに対し、この実施例におけるMCX20ではX線出射端部20cが集束端である。但し、そのX線出射側端部20cの焦点距離は非常に長い。各キャピラリから出射するX線の中心軸とMCX20自体の中心軸とのなす角度はキャピラリの位置(中心軸からの距離)により相違するが、最大でも(つまり最外周に位置するキャピラリから出射するX線の中心軸に対する角度は)1°以下となっている。そのため、X線出射側端部20cは集束端ではあるものの、その端面から出射してFZP3に入射するX線はほぼ平行束であるとみなせる。それにより、第1実施例と同様に、FZP3で高い効率でX線を焦点Fに集束させることができ、しかもその周りにX線の漏れを殆ど生じない。
即ち、第1及び第2実施例のX線集束装置によれば、MCX2、20によりX線を効率よく収集してその集光径を或る程度絞って実質的に平行束として小径のFZP3に無駄なく導入し、FZP3によりX線をさらに絞って例えば検査対象物11上のごく微小な領域に照射することができる。このようにして、X線源12で発生するX線の強度がそれほど大きくなくても、ごく微小な領域に高い強度のX線を照射することができる。
なお、上記実施例はいずれも本発明の一例であるから、本発明の趣旨の範囲で適宜変形、修正又は追加を行っても本願特許請求の範囲に包含されることは当然である。
1…X線集束装置
10…試料台
11…検査対象物
12…X線源
13…X線検出器
2、20…マルチキャピラリX線レンズ(MCX)
2a、20a…X線入射側端部
2c、20c…X線出射側端部
2b…ボトルネック形状部
3…フレネルゾーンプレート(FZP)

Claims (3)

  1. a)多数の束ねられたX線案内用の細管から成り、X線入射側端部とX線出射側端部との間の少なくとも一部に各細管が平行に配置された平行部を有するとともに、前記X線出射側端部は各細管が平行に配置され且つその端面の面積が前記平行部の断面積よりも小さい平行端となっており、前記平行部と前記X線出射側端部との間で各細管の内径が連続的に縮小するように形成されてなる細管集合体と、
    b)前記細管集合体のX線出射側端部の外側に、該細管集合体の中心軸と中心軸が一致するように配置されたフレネルゾーンプレートと、
    を備えることを特徴とするX線集束装置。
  2. 請求項1に記載のX線集束装置であって、
    前記細管集合体のX線入射側端部は前記平行部が延伸された平行端であることを特徴とするX線集束装置。
  3. a)多数の束ねられたX線案内用の細管から成り、X線出射側端部はその外方の一点又は点とみなし得る微小領域に焦点を持つ集束端である細管集合体であって、且つ前記集束端にあって最外周に位置する細管の軸と当該細管集合体の中心軸とのなす角度が1°以下である超長焦点の細管集合体と、
    b)前記細管集合体のX線出射側端部の外側に該細管集合体の中心軸と中心軸が一致するように配置されたフレネルゾーンプレートと、
    を備えることを特徴とするX線集束装置。
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