JP2010273332A - 携帯無線機 - Google Patents

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博幸 上島
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Abstract

【課題】携帯無線機の状態に依らず、高いアンテナ性能を得ること。
【解決手段】本発明の携帯無線機は、第1の筐体と、第2の筐体と、前記第1の筐体内に設けられた第1の回路基板と、前記第2の筐体内に設けられた第2の回路基板と、前記第1の筐体と前記第2の筐体とを第1の軸芯で回動自在に連結する第1のヒンジ部と、前記第1の筐体と前記第2の筐体とを前記第1の軸芯と直交する第2の軸芯で回動自在に連結する第2のヒンジ部と、前記第1の回路基板において、前記第1のヒンジ部および第2のヒンジ部から第2の軸芯方向に離間した端部側に接続された第1のアンテナ素子と、前記第2の回路基板において、前記第1のヒンジ部および第2のヒンジ部に第2の軸芯方向で近接した端部側に接続された第2のアンテナ素子と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、携帯無線機に関し、とくに筐体が折り畳み可能な構造を持つ携帯無線機に関する。
従来例1として、特許文献1では、2つ折り携帯無線装置の一方の筐体と他方の筐体のそれぞれにアンテナを配置して、そのアンテナ間の距離を、携帯無線装置が開いた状態の時には、(λ/4)×m(但し、mは自然数)に設定し、携帯無線装置が閉じた状態の時には、(λ/4)×n(但し、nは自然数)と設定することで、ダイバーシチ効果を得ることが開示されている。
従来例2として、特許文献2では、パーソナルコンピュータを構成する2つの筐体のうち、表示画面を備える一方の筐体の上部と側部に、互いに直交する無線LAN用アンテナを
設けることで、偏波ダイバーシチ効果を得ることが開示されている。
特開2000−078050号公報 特開2007−074446号公報
しかし、上述した従来例のアンテナ配置を、縦方向及び横方向の2方向に開閉できる構成を持つ折り畳み可能な携帯電話機に適用すると、携帯電話機の状態(縦開き、横開き、閉じ状態)によっては、所望のアンテナ性能を得ることができない。
本発明の目的は、携帯無線機の状態に依らず、高いアンテナ性能を得ることができる携帯無線機を提供することである。
本発明は、第1の筐体と、第2の筐体と、前記第1の筐体内に設けられた第1の回路基板と、前記第2の筐体内に設けられた第2の回路基板と、前記第1の筐体と前記第2の筐体とを第1の軸芯で回動自在に連結する第1のヒンジ部と、前記第1の筐体と前記第2の筐体とを前記第1の軸芯と直交する第2の軸芯で回動自在に連結する第2のヒンジ部と、前記第1の回路基板において、前記第1のヒンジ部および前記第2のヒンジ部から第2の軸芯方向に離間した端部側に接続された第1のアンテナ素子と、前記第2の回路基板において、前記第1のヒンジ部および前記第2のヒンジ部に第2の軸芯方向で近接した端部側に接続された第2のアンテナ素子と、を備えた携帯無線機を提供する。
上記携帯無線機では、前記第2のヒンジ部は、前記第1の軸芯方向の一方の端部に設けられている。
上記携帯無線機では、前記第1のアンテナ素子及び前記第2のアンテナ素子は、前記第1の回路基板及び前記第2の回路基板において、前記第1の軸芯方向の他方の端部に設けられている。
上記携帯無線機では、前記第1のアンテナ素子と前記第2のアンテナ素子とは、直交して配置されている。
上記携帯無線機では、前記第1のヒンジ部及び前記第2のヒンジ部は、導電性部材からなり、前記第1のヒンジ部及び前記第2のヒンジ部は、前記第2のアンテナ素子の一部である。
また、本発明は、第1の筐体と、第2の筐体と、前記第1の筐体内に設けられた第1の回路基板と、前記第2の筐体内に設けられた第2の回路基板と、前記第1の筐体と前記第2の筐体とを第1の軸芯で回動自在に連結する第1のヒンジ部と、前記第1の筐体と前記第2の筐体とを前記第1の軸芯と直交する第2の軸芯で回動自在に連結する第2のヒンジ部と、を備え、前記第2のヒンジ部は、前記第1の軸芯方向の一方の端部に設けられ、前記第1の回路基板において、前記第1の軸心と直交する辺上であって前記第2のヒンジ部から前記第1の軸心方向に離間した側に接続された第1のアンテナ素子と、前記第2の回路基板において、前記第1の軸心と直交する辺上であって前記第2のヒンジ部に前記第1の軸心方向で近接した側に接続された第2のアンテナ素子と、を備えた携帯無線機を提供する。
本発明に係る携帯無線機によれば、携帯無線機の状態に依らず、高いアンテナ性能を得ることができる。
携帯電話機100の全体構成を説明するための図である。 携帯電話機100の各状態におけるアンテナ素子の配置例(1)を示し、図2(a)は、縦開き状態でのアンテナ素子の配置、図2(b)は、閉じ状態でのアンテナ素子の配置、図2(c)は、横開き状態でのアンテナ素子の配置を示す。 携帯電話機100の各状態におけるアンテナ素子の配置例(2)を示し、図3(a)は、縦開き状態でのアンテナ素子の配置、図3(b)は、閉じ状態でのアンテナ素子の配置、図3(c)は、横開き状態でのアンテナ素子の配置を示す。 携帯電話機100の各状態におけるアンテナ素子の配置例(3)を示し、図4(a)は、縦開き状態でのアンテナ素子の配置、図4(b)は、閉じ状態でのアンテナ素子の配置、図4(c)は、横開き状態でのアンテナ素子の配置を示す。 携帯電話機100の各状態におけるアンテナ素子の配置例(4)を示し、図5(a)は、縦開き状態でのアンテナ素子の配置、図5(b)は、閉じ状態でのアンテナ素子の配置、図5(c)は、横開き状態でのアンテナ素子の配置を示す。 携帯電話機200の各状態におけるアンテナ素子の配置例を示し、図6(a)は、縦開き状態でのアンテナ素子の配置、図6(b)は、閉じ状態でのアンテナ素子の配置、図6(c)は、横開き状態でのアンテナ素子の配置を示す。 携帯電話機300の各状態におけるアンテナ素子の配置例を示し、図7(a)は、縦開き状態でのアンテナ素子の配置、図7(b)は、閉じ状態でのアンテナ素子の配置、図7(c)は、横開き状態でのアンテナ素子の配置を示す。 携帯電話機400の各状態におけるアンテナ素子の配置例を示し、図8(a)は、縦開き状態でのアンテナ素子の配置、図8(b)は、閉じ状態でのアンテナ素子の配置、図8(c)は、横開き状態でのアンテナ素子の配置を示す。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態の携帯無線機の一例として、携帯電話機について、以下詳細に説明する。
図1を参照して、携帯電話機100の構成について説明する。図1は、携帯電話機100の全体構成を説明するための図である。
折り畳み式携帯電話機100(以下、携帯電話機100という)は、第1の筐体102と、第2の筐体101と、第1の筐体102及び第2の筐体101を連結した連結部103と、を備える。
携帯電話機100は、第1の筐体102および第2の筐体101が互いに重なり合う閉じ状態と、閉じ状態から第1回動軸131を中心として、第1の筐体102に対して第2の筐体101および連結部103が一体的に回動することによる縦開き状態と、閉じ状態から第2回動軸132を中心として第1の筐体102および連結部103に対して第2の筐体101が回動することによる横開き状態とが得られる。
第1の筐体102は、閉じ状態において、第2の筐体101と対向する表面102Aに入力キー124および機能キー125を多数備えた操作部123が設けられている。
また、第2の筐体101は、閉じ状態において、第1の筐体102と対向する表面101Aに表示部(LCD)128が設けられている。
連結部103は、連結部本体103Aと、第1のヒンジ部111と、第2のヒンジ部110とからなる。
第1のヒンジ部111は、第1の筐体102と連結部本体103Aとを連結するとともに、第1の筐体102に対して連結部本体103Aが回動するための支軸部材である。
第1のヒンジ部111は、その軸線が前述した第1回動軸131に沿って配置され、第1の筐体102の厚み方向に対して直交するとともに、第1の筐体102の短辺方向(幅方向)に沿って設けられている。
第2のヒンジ部110は、第2の筐体101と連結部本体103Aとを連結するとともに、第1の筐体102および連結部本体103Aに対して第2の筐体101が回動するための支軸としての部材とされている。
第2のヒンジ部110は、その軸線が前述した第2回動軸132に沿って配置され、第2の筐体101の厚み方向に対して直交するとともに、第2の筐体101の長辺方向(長手方向)に沿って設けられている。
第2のヒンジ部110は、一端部が連結部本体103Aに連結され、他端部が第2の筐体101に連結されている。従って、第2の筐体101は、第2のヒンジ部110により片持ち支持されている。また、後述するが、第2の筐体内部の回路基板と第1の筐体内部の回路基板とを接続するための接続ケーブル113が、第2のヒンジ部110内部を通っている。
ここで、第1回動軸131および第2回動軸132は、携帯電話機100が閉じ状態から縦開き状態あるいは横開き状態に移行する際の第1の筐体102および第2の筐体101の回転中心線の方向を指す。
具体的には、第1回動軸131は、第1の筐体102の厚み方向に対して直交するとともに第1の筐体102の短辺方向(幅方向)に沿う方向とされている。また、第2回動軸132は第2の筐体101の厚み方向に対して直交するとともに第2の筐体101の長辺方向(長手方向)に沿う方向とされている。これらの第1回動軸131および第2回動軸132は、互いに直交している。
なお、本実施形態において、第1のヒンジ部110および第2のヒンジ部111は、第1の筐体102に対する第2の筐体101および連結部103の回動、あるいは第1の筐体102および連結部103に対する第2の筐体101の回動に伴って、第1のヒンジ部110または第2のヒンジ部111が軸まわりに回転する。
また、第1の筐体102に対して第2の筐体101が第2のヒンジ部111を中心に回動する状態とは、閉じ状態から完全な横開き状態に至るまでの間を指し、第1の筐体102に対して第2の筐体101が回動中の第1の筐体102と第2の筐体101との間の挟み角度は問わない。
次に、図2〜図5を参照して、本実施形態の携帯電話機100において、本実施形態の特徴のひとつであるアンテナ配置について、説明する。図2は、携帯電話機100の各状態におけるアンテナ素子の配置例(1)を示す。図2(a)は、縦開き状態でのアンテナ素子の配置、図2(b)は、閉じ状態でのアンテナ素子の配置、図2(c)は、横開き状態でのアンテナ素子の配置を示す。
図2に示すように、第1の回路基板105は、第2のヒンジ部110内を通る基板接続ケーブル113により、第2の回路基板104と電気的に接続されている。
また、図2に示すように、第2の回路基板104の端部の第1のヒンジ部111側には、第2のアンテナ素子106が、給電点108を介して、第2の回路基板104に接続されている。同様に、第1の回路基板105の端部の連結部103から離間する側では、第1のアンテナ素子107が給電点109を介して、第1の回路基板105に接続されている。なお、図示していないが、各回路基板はその全面に亘ってグランドパターンが形成されている。
各アンテナ素子は、略L字状の形状を有している。なお、各アンテナ素子のグランドは、各アンテナ素子が接続されている回路基板のグランドパターンである。
図2(a)に示すように、携帯電話機100が縦開きした状態では、第1のアンテナ素子107は、第1の筐体102内に設けられた第1の回路基板105において、第1のヒンジ部111及び第2のヒンジ部110から、第2のヒンジ部110の軸心である第2回動軸132の方向(図中、Y軸)に離間した端部側で、第1の回路基板105に接続されている。一方、第2のアンテナ素子106は、第2の筐体101内に設けられた第2の回路基板104において、第1のヒンジ部111及び第2のヒンジ部110から、第2のヒンジ部110の軸心である第2回動軸132の方向(図中、Y軸)で近接した端部側で、第2の回路基板104と接続されている。
図2(b)は、携帯電話機100が閉じた状態を示し、第2の回路基板104は、筐体の厚み方向(図2のX軸、Y軸に垂直な方向)で第1の回路基板と重なっている。携帯電話機100が閉じた状態では、図2(a)に示す縦開き状態と同様、第1のアンテナ素子107は、第1の筐体102内に設けられた第1の回路基板105において、第1のヒンジ部111及び第2のヒンジ部110から、第2のヒンジ部110の軸心である第2回動軸132の方向(図中、Y軸)に離間した端部側で、第1の回路基板105に接続されている。一方、第2のアンテナ素子106は、第2の筐体101内に設けられた第2の回路基板104において、第1のヒンジ部111及び第2のヒンジ部110から、第2のヒンジ部110の軸心である第2回動軸132の方向(図中、Y軸)で近接した端部側で、第2の回路基板104と接続されている。
図2(c)は、携帯電話機100が横開きした状態を示している。携帯電話機100が横開きした状態では、図2(a)に示す縦開き状態と同様、第1のアンテナ素子107は、第1の筐体102内に設けられた第1の回路基板105において、第1のヒンジ部111及び第2のヒンジ部110から、第2のヒンジ部110の軸心である第2回動軸132の方向(図中、Y軸)に離間した端部側で、第1の回路基板105に接続されている。一方、第2のアンテナ素子106は、第2の筐体101内に設けられた第2の回路基板104において、第1のヒンジ部111及び第2のヒンジ部110から、第2のヒンジ部110の軸心である第2回動軸132の方向(図中、Y軸)で近接した端部側で、第2の回路基板104と接続されている。
図3は、携帯電話機100の各状態におけるアンテナ素子の配置例(2)を示す。図3(a)は、縦開き状態でのアンテナ素子の配置、図3(b)は、閉じ状態でのアンテナ素子の配置、図3(c)は、横開き状態でのアンテナ素子の配置を示す。
図3に示すアンテナ素子の配置例(2)が、図2に示すアンテナ素子の配置例(1)と異なる点は、各アンテナ素子の配置位置であり、それ以外の構成についてはすべて同じである。
また、図3に示すように、第2の回路基板104の端部の第2のヒンジ部110側には、第2のアンテナ素子106が、給電点108を介して、第2の回路基板104に接続されている。同様に、第1の回路基板105の端部の連結部103から離間する側では、第1のアンテナ素子107が給電点109を介して、第1の回路基板105に接続されている。なお、図示していないが、各回路基板はその全面に亘ってグランドパターンが形成されている。
各アンテナ素子は略L字状の形状を有している。なお、各アンテナ素子のグランドは、各アンテナ素子が接続されている回路基板のグランドパターンである。
図3(a)に示すように、携帯電話機100が縦開きした状態では、図2(a)と同様、第1のアンテナ素子107は、第1の筐体102内に設けられた第1の回路基板105において、第1のヒンジ部111及び第2のヒンジ部110から、第2のヒンジ部110の軸心である第2回動軸132の方向(図中、Y軸)に離間した端部側で、第1の回路基板105に接続されている。一方、第2のアンテナ素子106は、第2の筐体101内に設けられた第2の回路基板104において、第1のヒンジ部111及び第2のヒンジ部110から、第2のヒンジ部110の軸心である第2回動軸132の方向(図中、Y軸)で近接した端部側で、第2の回路基板104と接続されている。
図3(b)に示すように、携帯電話機100が閉じた状態では、図3(a)に示す縦開き状態と同様、第1のアンテナ素子107は、第1の筐体102内に設けられた第1の回路基板105において、第1のヒンジ部111及び第2のヒンジ部110から、第2のヒンジ部110の軸心である第2回動軸132の方向(図中、Y軸)に離間した端部側で、第1の回路基板105に接続されている。一方、第2のアンテナ素子106は、第2の筐体101内に設けられた第2の回路基板104において、第1のヒンジ部111及び第2のヒンジ部110から、第2のヒンジ部110の軸心である第2回動軸132の方向(図中、Y軸)で近接した端部側で、第2の回路基板104と接続されている。
図3(c)に示すように、携帯電話機100が横開きした状態では、図3(a)に示す縦開き状態と同様、第1のアンテナ素子107は、第1の筐体102内に設けられた第1の回路基板105において、第1のヒンジ部111及び第2のヒンジ部110から、第2のヒンジ部110の軸心である第2回動軸132の方向(図中、Y軸)に離間した端部側で、第1の回路基板105に接続されている。一方、第2のアンテナ素子106は、第2の筐体101内に設けられた第2の回路基板104において、第1のヒンジ部111及び第2のヒンジ部110から、第2のヒンジ部110の軸心である第2回動軸132の方向(図中、Y軸)で近接した端部側で、第2の回路基板104と接続されている。
図4は、携帯電話機100の各状態におけるアンテナ素子の配置例(3)を示す。図4(a)は、縦開き状態でのアンテナ素子の配置、図4(b)は、閉じ状態でのアンテナ素子の配置、図4(c)は、横開き状態でのアンテナ素子の配置を示す。
図4に示すアンテナ素子の配置例(3)が、図2に示すアンテナ素子の配置例(1)と異なる点は、各アンテナ素子の配置位置であり、それ以外の構成についてはすべて同じである。
また、図4に示すように、第2の回路基板104の端部の第2のヒンジ部側110には、第2のアンテナ素子106が、給電点108を介して、第2の回路基板104に接続されている。同様に、第1の回路基板105の端部の連結部103から離間する側では、第1のアンテナ素子107が給電点109を介して、第1の回路基板105に接続されている。なお、図示していないが、各回路基板はその全面に亘ってグランドパターンが形成されている。
各アンテナ素子は、略L字状の形状を有している。なお、各アンテナ素子のグランドは、各アンテナ素子が接続されている回路基板のグランドパターンである。
図4(a)に示すように、携帯電話機100が縦開きした状態では、図2(a)と同様、第1のアンテナ素子107は、第1の筐体102内に設けられた第1の回路基板105において、第1のヒンジ部111及び第2のヒンジ部110から、第2のヒンジ部110の軸心である第2回動軸132の方向(図中、Y軸)に離間した端部側で、第1の回路基板105に接続されている。一方、第2のアンテナ素子106は、第2の筐体101内に設けられた第2の回路基板104において、第1のヒンジ部111及び第2のヒンジ部110から、第2のヒンジ部110の軸心である第2回動軸132の方向(図中、Y軸)で近接した端部側で、第2の回路基板104と接続されている。
図4(b)に示すように、携帯電話機100が閉じた状態では、図4(a)に示す縦開き状態と同様、第1のアンテナ素子107は、第1の筐体102内に設けられた第1の回路基板105において、第1のヒンジ部111及び第2のヒンジ部110から、第2のヒンジ部110の軸心である第2回動軸132の方向(図中、Y軸)に離間した端部側で、第1の回路基板105に接続されている。一方、第2のアンテナ素子106は、第2の筐体101内に設けられた第2の回路基板104において、第1のヒンジ部111及び第2のヒンジ部110から、第2のヒンジ部110の軸心である第2回動軸132の方向(図中、Y軸)で近接した端部側で、第2の回路基板104と接続されている。
図4(c)に示すように、携帯電話機100が横開きした状態では、図4(a)に示す縦開き状態と同様、第1のアンテナ素子107は、第1の筐体102内に設けられた第1の回路基板105において、第1のヒンジ部111及び第2のヒンジ部110から、第2のヒンジ部110の軸心である第2回動軸132の方向(図中、Y軸)に離間した端部側で、第1の回路基板105に接続されている。一方、第2のアンテナ素子106は、第2の筐体101内に設けられた第2の回路基板104において、第1のヒンジ部111及び第2のヒンジ部110から、第2のヒンジ部110の軸心である第2回動軸132の方向(図中、Y軸)で近接した端部側で、第2の回路基板104と接続されている。
図5は、携帯電話機100の各状態におけるアンテナ素子の配置例(4)を示す。図5(a)は、縦開き状態でのアンテナ素子の配置、図5(b)は、閉じ状態でのアンテナ素子の配置、図5(c)は、横開き状態でのアンテナ素子の配置を示す。
図5に示すアンテナ素子の配置例(4)が、図2に示すアンテナ素子の配置例(1)と異なる点は、各アンテナ素子の配置位置であり、それ以外の構成についてはすべて同じである。
また、図5に示すように、第2の回路基板104の端部の第2のヒンジ部110側には、第2のアンテナ素子106が、給電点108を介して、第2の回路基板104に接続されている。同様に、第1の回路基板105の端部の連結部103から離間する側では、第1のアンテナ素子107が給電点109を介して、第1の回路基板105に接続されている。なお、図示していないが、各回路基板はその全面に亘ってグランドパターンが形成されている。
各アンテナ素子は、略L字状の形状を有している。なお、各アンテナ素子のグランドは、各アンテナ素子が接続されている回路基板のグランドパターンである。
図5(a)に示すように、携帯電話機100が縦開きした状態では、図2(a)と同様、第1のアンテナ素子107は、第1の筐体102内に設けられた第1の回路基板105において、第1のヒンジ部111及び第2のヒンジ部110から、第2のヒンジ部110の軸心である第2回動軸132の方向(図中、Y軸)に離間した端部側で、第1の回路基板105に接続されている。一方、第2のアンテナ素子106は、第2の筐体101内に設けられた第2の回路基板104において、第1のヒンジ部111及び第2のヒンジ部110から、第2のヒンジ部110の軸心である第2回動軸132の方向(図中、Y軸)で近接した端部側で、第2の回路基板104と接続されている。
図5(b)に示すように、携帯電話機100が閉じた状態では、図5(a)に示す縦開き状態と同様、第1のアンテナ素子107は、第1の筐体102内に設けられた第1の回路基板105において、第1のヒンジ部111及び第2のヒンジ部110から、第2のヒンジ部110の軸心である第2回動軸132の方向(図中、Y軸)に離間した端部側で、第1の回路基板105に接続されている。一方、第2のアンテナ素子106は、第2の筐体101内に設けられた第2の回路基板104において、第1のヒンジ部111及び第2のヒンジ部110から、第2のヒンジ部110の軸心である第2回動軸132の方向(図中、Y軸)で近接した端部側で、第2の回路基板104と接続されている。
図5(c)に示すように、携帯電話機100が横開きした状態では、図5(a)に示す縦開き状態と同様、第1のアンテナ素子107は、第1の筐体102内に設けられた第1の回路基板105において、第1のヒンジ部111及び第2のヒンジ部110から、第2のヒンジ部110の軸心である第2回動軸132の方向(図中、Y軸)に離間した端部側で、第1の回路基板105に接続されている。一方、第2のアンテナ素子106は、第2の筐体101内に設けられた第2の回路基板104において、第1のヒンジ部111及び第2のヒンジ部110から、第2のヒンジ部110の軸心である第2回動軸132の方向(図中、Y軸)で近接した端部側で、第2の回路基板104と接続されている。
本実施形態では、図2〜図5に示すアンテナ素子の配置例(1)〜(4)を参照して説明したように、携帯電話機100の3つの状態(縦開き状態、閉じ状態、及び横開き状態)に依存せずに、第1のアンテナ素子と第2のアンテナ素子を十分離間して筐体内に配置することができる。そのため、本実施形態では、携帯電話機100の状態に依存せず、アンテナ素子同士が低相関となり、高い空間ダイバーシチ効果を得ることが可能となる。
(変形例1)
次に、図6を参照して、本実施形態の変形例1について説明する。図6は、本実施形態の変形例1の携帯電話機200において、アンテナ素子の配置例を示す図である。図6(a)は、縦開き状態でのアンテナ素子の配置、図6(b)は、閉じ状態でのアンテナ素子の配置、図6(c)は、横開き状態でのアンテナ素子の配置を示す。
図6に示す変形例1では、携帯電話機の3つの状態(縦開き状態、閉じ状態、及び横開き状態)に依存せずに、第1のアンテナ素子207と第2のアンテナ素子206を十分離間して、筐体内に配置することができるのに加えて、更に第1のアンテナ素子207と第2のアンテナ素子206の向きが互いに直交するように、アンテナ素子を配置している。そのため、図6に示す変形例1では、携帯電話機の状態に依存せず、アンテナ素子同士が低相関となり、高い空間ダイバーシチ効果を得ることが可能となるのに加えて、更に、アンテナ素子同士が直交することで偏波ダイバーシチ効果も得ることができる。
なお、図6に示す変形例1の携帯電話機200において、本実施の形態の携帯電話機100と異なる構成は、第1のアンテナ素子207と第2のアンテナ素子206であり、それ以外の構成はすべて同じである。
図6に示すように、第2の回路基板104の端部の第1のヒンジ部側には、第2のアンテナ素子206が、給電点108を介して、第2の回路基板104に接続されている。第2のアンテナ素子206は、略L字状に形成され、図6(a)に示す筐体の厚み方向とは垂直なXY平面において、第2の筐体101内で、第2の回路基板104の端部の第1のヒンジ部側からX軸方向とは反対方向に延び、Y軸方向に向けて屈曲してY軸方向に延出している。同様に、第1の回路基板105の端部の連結部103から離間する側では、第1のアンテナ素子207が給電点109を介して、第1の回路基板105に接続されている。第1のアンテナ素子207は、略L字状に形成され、第1の筐体102内で、第1の回路基板105の端部の連結部103から離間する側からY軸とは反対方向に延び、X軸方向に向けて屈曲してX軸方向に延出している。
したがって、図6(a)に示す筐体の厚み方向とは垂直なXY平面において、先端がY軸方向に延出する第2のアンテナ素子206と、先端がX軸方向に延出する第1のアンテナ素子207とは、互いに直交する。そのため、アンテナ素子206、207同士が直交することで、アンテナ素子206、207同士が低相関となり偏波ダイバーシチ効果を得ることができる。なお、図示していないが、各回路基板はその全面に亘ってグランドパターンが形成されている。
図6(a)に示すように、携帯電話機200が縦開きした状態では、第1のアンテナ素子207は、第1の筐体102内に設けられた第1の回路基板105において、第1のヒンジ部111及び第2のヒンジ部110から第2のヒンジ部110の軸心である第2回動軸132の方向(図中、Y軸)に離間した端部側で、第1の回路基板105に接続されている。一方、第2のアンテナ素子206は、第2の筐体101内に設けられた第2の回路基板104において、第1のヒンジ部111及び第2のヒンジ部110から、第2のヒンジ部110の軸心である第2回動軸132の方向(図中、Y軸)で近接した端部側で、第2の回路基板104と接続されている。
図6(b)は、携帯電話機200が閉じた状態を示し、第2の回路基板104は、筐体の厚み方向(図2のX軸、Y軸に垂直な方向)で第1の回路基板105と重なっている。携帯電話機200が閉じた状態では、図6(a)に示す縦開き状態と同様、第1のアンテナ素子207は、第1の筐体102内に設けられた第1の回路基板105において、第1のヒンジ部111及び第2のヒンジ部110から、第2のヒンジ部110の軸心である第2回動軸132の方向(図中、Y軸)に離間した端部側で、第1の回路基板105に接続されている。一方、第2のアンテナ素子206は、第2の筐体101内に設けられた第2の回路基板104において、第1のヒンジ部111及び第2のヒンジ部110から、第2のヒンジ部110の軸心である第2回動軸132の方向(図中、Y軸)で近接した端部側で、第2の回路基板104と接続されている。したがって、第1のアンテナ素子207と第2のアンテナ素子206を十分離間して筐体内に配置しているので、アンテナ素子206、207同士が低相関となり、高い空間ダイバーシチ効果を得ることが可能となる。
また、図6(b)に示すように、携帯電話機200が閉じた状態では、図6(a)に示す縦開き状態と同様、筐体の厚み方向とは垂直なXY平面において、先端がY軸方向と反対方向に延出する第2のアンテナ素子206と、先端がX軸方向に延出する第1のアンテナ素子207とは、互いに直交する。そのため、アンテナ素子206、207同士が直交することで、アンテナ素子206、207同士が低相関となり偏波ダイバーシチ効果を得ることができる。
図6(c)は、携帯電話機200が横開きした状態を示している。携帯電話機200が横開きした状態では、図6(a)に示す縦開き状態と同様、第1のアンテナ素子207は、第1の筐体102内に設けられた第1の回路基板105において、第1のヒンジ部111及び第2のヒンジ部110から、第2のヒンジ部110の軸心である第2回動軸132の方向(図中、Y軸)に離間した端部側で、第1の回路基板105に接続されている。一方、第2のアンテナ素子206は、第2の筐体101内に設けられた第2の回路基板104において、第1のヒンジ部111及び第2のヒンジ部110から、第2のヒンジ部110の軸心である第2回動軸132の方向(図中、Y軸)で近接した端部側で、第2の回路基板104と接続されている。したがって、第1のアンテナ素子207と第2のアンテナ素子206を十分離間して筐体内に配置しているので、アンテナ素子206、207同士が低相関となり、高い空間ダイバーシチ効果を得ることが可能となる。
また、図6(c)に示すように、携帯電話機200が横開きした状態では、図6(a)に示す縦開き状態と同様、筐体の厚み方向とは垂直なXY平面において、先端がY軸方向と反対方向に延出する第2のアンテナ素子206と、先端がX軸方向に延出する第1のアンテナ素子207とは、互いに直交する。そのため、アンテナ素子206、207同士が直交することで、アンテナ素子206、207同士が低相関となり偏波ダイバーシチ効果を得ることができる。
上述のように、図6に示す変形例1では、携帯電話機200の3つの状態(縦開き状態、閉じ状態、及び横開き状態)に依存せずに、第1のアンテナ素子207と第2のアンテナ素子206を十分離間して、筐体内に配置することができる。さらに、携帯電話機200の3つの状態(縦開き状態、閉じ状態、及び横開き状態)に依存せずに、第1のアンテナ素子207と第2のアンテナ素子206の向きが互いに直交するように、アンテナ素子を配置している。そのため、図6に示す変形例1では、携帯電話機200の状態に依存せず、アンテナ素子同士が直交することで、アンテナ素子同士が低相関となり、偏波ダイバーシチ効果も得ることができる。
(変形例2)
次に、図7を参照して、本実施形態の変形例2について説明する。図7は、本実施形態の変形例2の携帯電話機300において、アンテナ素子の配置例を示す図である。図7(a)は、縦開き状態でのアンテナ素子の配置、図7(b)は、閉じ状態でのアンテナ素子の配置、図7(c)は、横開き状態でのアンテナ素子の配置を示す。
図7に示す本実施形態の変形例2の携帯電話機300では、第1の回路基板307の端部に位置する第1の給電部109から延出する給電経路313が、導電性である第1のヒンジ部311及び第2のヒンジ部310を介して、第2の回路基板104又は筐体2内の金属物312(例えばインサート板金)まで延びている。つまり、第1の筐体102の第1の回路基板307のグランドパターンが、下側アンテナ素子を構成し、第1のヒンジ部111(導電性)及び第2のヒンジ部110(導電性)、第2の筐体101の回路基板又は筐体2内の金属物312(例えばインサート板金)が、上側アンテナ素子を構成するダイポールアンテナを形成する。そのため、筐体全体をアンテナとして利用することで、携帯電話機300の体積を最大限利用することができ、外部アンテナ無しで高いアンテナ性能を実現できる。さらに、外部アンテナを設ける場合と比べてコストの削減を実現できる。
また、図7に示すように、第2の回路基板104の端部の連結部103から離間する側では、アンテナ素子306が給電部108を介して、第2の回路基板104に接続されている。アンテナ素子306は、略L字状の形状を有している。なお、アンテナ素子306のグランドは、回路基板104のグランドパターンである。
図7(a)に示すように、携帯電話機300が縦開きした状態では、上述したダイポールアンテナの給電部109は、第1の筐体102内に設けられた第1の回路基板307において、第1のヒンジ部111及び第2のヒンジ部110から第2のヒンジ部110の軸心である第2回動軸132の方向(図中、Y軸)で近接した端部側で、第1の回路基板307に接続されている。一方、アンテナ素子306の給電部108は、第2の筐体101内に設けられた第2の回路基板104において、第1のヒンジ部111及び第2のヒンジ部110から、第2のヒンジ部110の軸心である第2回動軸132の方向(図中、Y軸)に離間した端部側で、第2の回路基板104と接続されている。
図7(b)は、携帯電話機300が閉じた状態を示し、第2の回路基板104は、筐体の厚み方向(図2のX軸、Y軸に垂直な方向)で第1の回路基板307と重なっている。携帯電話機300が閉じた状態では、図7(a)に示す縦開き状態と同様、上述したダイポールアンテナの給電部109は、第1の筐体102内に設けられた第1の回路基板307において、第1のヒンジ部111及び第2のヒンジ部110から、第2のヒンジ部110の軸心である第2回動軸132の方向(図中、Y軸)で近接した端部側で、第1の回路基板307に接続されている。一方、アンテナ素子306の給電部108は、第2の筐体101内に設けられた第2の回路基板104において、第1のヒンジ部111及び第2のヒンジ部110から、第2のヒンジ部110の軸心である第2回動軸132の方向(図中、Y軸)に離間した端部側で、第2の回路基板104と接続されている。
図7(c)は、携帯電話機300が横開きした状態を示している。携帯電話機300が横開きした状態では、図7(a)に示す縦開き状態と同様、上述したダイポールアンテナの給電部109は、第1の筐体102内に設けられた第1の回路基板307において、第1のヒンジ部111及び第2のヒンジ部110から、第2のヒンジ部110の軸心である第2回動軸132の方向(図中、Y軸)で近接した端部側で、第1の回路基板307に接続されている。一方、アンテナ素子306の給電部108は、第2の筐体101内に設けられた第2の回路基板104において、第1のヒンジ部111及び第2のヒンジ部110から、第2のヒンジ部110の軸心である第2回動軸132の方向(図中、Y軸)に離間した端部側で、第2の回路基板104と接続されている。
上述のように、図7に示す変形例2では、携帯電話機300の3つの状態(縦開き状態、閉じ状態、及び横開き状態)に依存せずに、上述したダイポールアンテナの給電部109とアンテナ素子306の給電部108を十分離間して、筐体内に配置することができる。そのため、図7に示す変形例2では、携帯電話機300の状態に依存せず、アンテナ素子同士が低相関となり、高い空間ダイバーシチ効果を得ることが可能となるのに加えて、筐体全体をアンテナとして利用することで、携帯電話機300の体積を最大限利用することができ、外部アンテナ無しで高いアンテナ性能を実現できる。さらに、外部アンテナを設ける場合と比べてコストの削減を実現できる。
なお、上述した実施形態では、第2のヒンジ部110が、第1回動軸131の方向(図中、X軸)の一方の端部(+X側)、すなわち、第1の筐体102および第2の筐体101の短辺方向(幅方向)の一方の端部に設けられた場合について記載したが、例えば第2のヒンジ部110が幅方向の略中央部に設けられた場合であっても、携帯電話機の3つの状態(縦開き状態、通常の閉じ状態、表示部128を目視できる閉じ状態)に依存せずに同様の効果が得られる。
(変形例3)
次に、図8を参照して、本実施形態の変形例3について説明する。図8は、本実施形態の変形例3の携帯電話機400において、アンテナ素子の配置例を示す図である。図8(a)は、縦開き状態でのアンテナ素子の配置、図8(b)は、閉じ状態でのアンテナ素子の配置、図8(c)は、横開き状態でのアンテナ素子の配置を示す。
図8に示すアンテナ素子の配置例が、図2に示すアンテナ素子の配置例(1)と異なる点は、各アンテナ素子の配置位置であり、それ以外の構成についてはすべて同じである。
また、図8に示すように、第2の回路基板104の第1回動軸131と直交する辺のうち第2のヒンジ部110から第1回動軸131の方向(図中X軸)で離間した側には、第2のアンテナ素子406が、給電点408を介して、第2の回路基板104に接続されている。同様に、第1の回路基板105の第1回動軸131と直交する辺のうち第2のヒンジ部110から第1回動軸131の方向(図中X軸)で近接した側には、第1のアンテナ素子407が給電点409を介して、第1の回路基板105に接続されている。なお、図示していないが、各回路基板はその全面に亘ってグランドパターンが形成されている。
各アンテナ素子は、略L字状の形状を有している。なお、各アンテナ素子のグランドは、各アンテナ素子が接続されている回路基板のグランドパターンである。
図8(a)、図8(b)および図8(c)に示すように、給電点408と給電点409が最近接するのは図8(b)の携帯電話機400が閉じた状態であり、このとき、少なくとも第1の回路基板105または第2の回路基板104の短辺方向(幅方向)では給電点408と給電点409が離間する。すなわち、第1のアンテナ素子407と第2のアンテナ素子406が離間する。
上述のように、図8に示す変形例3では、携帯電話機400の3つの状態(縦開き状態、閉じ状態、及び横開き状態)に依存せずに、第1のアンテナ素子407と第2のアンテナ素子406を離間して、筐体内に配置することができる。そのため、図8に示す変形例3では、携帯電話機400の状態に依存せず、アンテナ素子同士が低相関となり、高い空間ダイバーシチ効果を得ることができる。
なお、上述した本実施形態に係る携帯電話機の各アンテナ素子は、例えば、携帯電話機のひとつの機能としてデジタルテレビ(DTV)の電波を受信する場合に、高いアンテナ性能を発揮することが可能である。この場合、ダイバーシチ無線部を、第1の筐体102及び第2の筐体101のうち、いずれか一方の回路基板に配置し、両回路基板間を同軸ケーブルで接続して、他方の回路基板のアンテナ素子に給電する。
なお、本実施形態の携帯無線機の一例として、携帯電話機について、詳細に説明したが、本発明に係る携帯無線機は、携帯電話機以外にも適用できる。例えば、無線LANで通信可能な携帯無線端末にも適用可能である。
本発明に係る携帯無線機は、高い空間ダイバーシチ効果を得ることができるという効果を有し、携帯電話機等として有用である。
100、200、300、400 携帯電話機
101 第2の筐体
102 第1の筐体
103 連結部
103A 連結部本体
104 第2の回路基板
105、307 第1の回路基板
106、206、406 第2のアンテナ素子
107、207、407 第1のアンテナ素子
306 アンテナ素子
108、408 第2の給電部
109、409 第1の給電部
110 第2のヒンジ部
111 第1のヒンジ部
113 基板接続ケーブル
123 操作部
124 入力キー
125 機能キー
128 表示部(LCD)
131 第1回動軸
132 第2回動軸
312 インサート板金
313 給電経路

Claims (6)

  1. 第1の筐体と、
    第2の筐体と、
    前記第1の筐体内に設けられた第1の回路基板と、
    前記第2の筐体内に設けられた第2の回路基板と、
    前記第1の筐体と前記第2の筐体とを第1の軸芯で回動自在に連結する第1のヒンジ部と、
    前記第1の筐体と前記第2の筐体とを前記第1の軸芯と直交する第2の軸芯で回動自在に連結する第2のヒンジ部と、
    前記第1の回路基板において、前記第1のヒンジ部および前記第2のヒンジ部から第2の軸芯方向に離間した端部側に接続された第1のアンテナ素子と、
    前記第2の回路基板において、前記第1のヒンジ部および前記第2のヒンジ部に第2の軸芯方向で近接した端部側に接続された第2のアンテナ素子と、
    を備えた携帯無線機。
  2. 請求項1に記載の携帯無線機であって、
    前記第2のヒンジ部は、前記第1の軸芯方向の一方の端部に設けられている携帯無線機。
  3. 請求項2に記載の携帯無線機であって、
    前記第1のアンテナ素子及び前記第2のアンテナ素子は、前記第1の回路基板及び前記第2の回路基板において、前記第1の軸芯方向の他方の端部に設けられている携帯無線機。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の携帯無線機であって、
    前記第1のアンテナ素子と前記第2のアンテナ素子とは、直交して配置されている携帯無線機。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の携帯無線機であって、
    前記第1のヒンジ部及び前記第2のヒンジ部は、導電性部材からなり、
    前記第1のヒンジ部及び前記第2のヒンジ部は、前記第2のアンテナ素子の一部である携帯無線機。
  6. 第1の筐体と、
    第2の筐体と、
    前記第1の筐体内に設けられた第1の回路基板と、
    前記第2の筐体内に設けられた第2の回路基板と、
    前記第1の筐体と前記第2の筐体とを第1の軸芯で回動自在に連結する第1のヒンジ部と、
    前記第1の筐体と前記第2の筐体とを前記第1の軸芯と直交する第2の軸芯で回動自在に連結する第2のヒンジ部と、
    を備え、
    前記第2のヒンジ部は、前記第1の軸芯方向の一方の端部に設けられ、
    前記第1の回路基板において、前記第1の軸心と直交する辺上であって前記第2のヒンジ部から前記第1の軸心方向に離間した側に接続された第1のアンテナ素子と、
    前記第2の回路基板において、前記第1の軸心と直交する辺上であって前記第2のヒンジ部に前記第1の軸心方向で近接した側に接続された第2のアンテナ素子と、
    を備えた携帯無線機。
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