JP2010273197A - 走査線補間回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】 走査線補間処理の画質向上を目的としている。
【解決手段】 走査線補間を行うときの動き判定処理において、従来の画素単位での動き判定処理に、各フィールドに対して行った直交変換の結果を利用して、ブロック単位での判定結果を加味することにより、動き判定処理の精度を向上する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、インタレース走査された映像信号を動き検出手段を利用して走査線補間する回路および装置に関する。
インタレース走査された映像信号では、非常に細かい横縞部分でフリッカが生じるなどの妨害がある。この問題を改善するために、インタレース走査の走査線を補間してプログレッシブ走査の映像信号として出力する方式がある。この方式では、一般的に画素単位で動き判定を行い、静止している場合に使用する前フィールドの信号と、動いている場合に使用する現フィールドの信号によって作成する補間信号を混合して、補間信号を作成する。
したがって、どのような補間信号が生成されるかは動き判定結果の精度に依存してくる。もし静止している部分に現フィールドの補間信号で補間を行うと、細い横縞は消えてしまい、フリッカとなってしまう。また、動いている部分に前フィールドの信号で補間を行うと、動きブレが生じ、エッジがギザギザになってしまう。
この動き判定結果の精度を高める手法として、特開平7−131678のように、垂直エッジ検出回路において、前フィールドまたは後フィールドのライン間差信号と、現フィールドのライン間差信号の最大値を垂直エッジ信号として使用するというものがある。
特開平7−131678号公報
横縞状の細いエッジは、現フィールドには現れないため、ライン間差信号が微小となり、エッジとして検出することができなかったが、前フィールドのライン間差信号を使用することによってエッジとして検出することができ、ライン間差信号が大きくなり、その領域の動き判定結果を静止寄りにすることができる。したがって、静止している横縞画像は正確に補間することができる。
しかしながら、前フィールドのライン間差信号と現フィールドのライン間差信号の大小関係を比較しただけでは、前フィールドでエッジであったが現フィールドではエッジで無いような動いている領域でも、前フィールドのライン間差分信号が動き判定に使用され、動き判定結果が静止寄りになってしまい、前フィールドの値で補間が行われ、動きブレを生じてしまう。つまり、動いている領域においては、前フィールドのライン間差分値は本来動き判定に必要なライン間差分値とは無関係な値となってしまい、誤判定を引き起こす原因となってしまう。
また、画素単位での動き判定のみを行った場合は、ノイズの影響により動き判定の制度が低下し、生成された補間信号に影響を与える原因となってしまう。
かかる目的を達成するために、本発明の第1の発明は、
インタレース走査の映像信号を入力信号とし、
前記インタレース走査の入力信号を1フィールド分保持するフィールドメモリと、
前記インタレース走査の入力信号から、直交変換処理を行う直交変換回路1と、
前記フィールドメモリの出力信号から、直交変換処理を行う直交変換回路2と、
前記直交変換回路1の出力信号から、直交変換した領域の形状を判定する形状判定回路1と、
前記直交変換回路2の出力信号から、直交変換した領域の形状を判定する形状判定回路2と、
前記形状判定回路1の出力信号および、前記形状判定回路2の出力信号より、直交変換した領域の比較を行う比較回路と、
前記比較回路の出力信号から、直交変換した領域の形状に応じたオフセットを算出するオフセット算出回路と、
前記インタレース走査の入力信号および、前記フィールドメモリからの出力信号および、前記オフセット算出回路の出力信号から、フィールド間の画像の動きの判定を前記オフセット算出回路の出力信号により制御を行いながら判定する動き判定回路と、
前記インタレース走査の入力信号から、フィールド内補間信号を生成するフィールド内補間信号生成回路と、
前記インタレース走査の入力信号および、前記フィールドメモリからの出力信号および、前記フィールド内補間信号生成回路および、前記動き判定回路からの出力信号により、プログレッシブ変換された画像信号を出力するプログレッシブ変換回路とを備えた事を特徴とする走査線補間回路。
本発明の第二の発明は、
インタレース走査の映像信号を入力信号とし、
前記インタレース走査の入力信号を1フィールド分保持するフィールドメモリと、
前記インタレース走査の入力信号から、直交変換処理を行う直交変換回路1と、
前記フィールドメモリの出力信号から、直交変換処理を行う直交変換回路2と、
前記直交変換回路1の出力信号から、直交変換した領域の形状を判定する形状判定回路1と、
前記直交変換回路2の出力信号から、直交変換した領域の形状を判定する形状判定回路2と、
前記形状判定回路1の出力信号および、前記形状判定回路2の出力信号より、直交変換した領域の比較を行う比較回路と、
前記比較回路の出力信号から、直交変換した領域の形状に応じたオフセットを算出するオフセット算出回路と、
前記インタレース走査の入力信号および、前記フィールドメモリからの出力信号から、フィールド間の差分を検出するフィールド間差分検出回路と、
前記インタレース走査の入力信号および、前記フィールドメモリの出力信号から、隣接するライン間の差分値を出力する垂直エッジ検出回路と、
前記フィールド間差分検出回路および、前記垂直エッジ検出回路の出力信号および、前記オフセット算出回路の出力信号から、フィールド間の画像の動き量を前記オフセット算出回路の出力信号により制御を行いながら算出する動き判定値算出回路と、
前記インタレース走査の入力信号から、フィールド内補間信号を生成するフィールド内補間信号生成回路と、
前記インタレース走査の入力信号および、前記フィールドメモリからの出力信号および、前記フィールド内補間信号生成回路および、前記動き判定回路からの出力信号により、プログレッシブ変換された画像信号を出力するプログレッシブ変換回路とを備えた事を特徴とする走査線補間回路。
本発明の第三の発明は、
インタレース走査の映像信号を入力信号とし、
前記インタレース走査の入力信号を1フィールド分保持するフィールドメモリと、
前記インタレース走査の入力信号から、直交変換処理を行う直交変換回路1と、
前記フィールドメモリの出力信号から、直交変換処理を行う直交変換回路2と、
前記直交変換回路1の出力信号から、直交変換した領域の形状を判定する形状判定回路1と、
前記直交変換回路2の出力信号から、直交変換した領域の形状を判定する形状判定回路2と、
前記形状判定回路1の出力信号および、前記形状判定回路2の出力信号より、直交変換した領域の比較を行う比較回路と、
前記比較回路の出力信号から、直交変換した領域の形状に応じたオフセットを算出するオフセット算出回路と、
前記インタレース走査の入力信号および、前記フィールドメモリからの出力信号および、前記オフセット算出回路の出力信号から、前記オフセット算出回路の出力信号で制御を行いながらフィールド間の差分を検出するフィールド間差分検出回路と、
前記インタレース走査の入力信号および、前記フィールドメモリの出力信号から、隣接するライン間の差分値を出力する垂直エッジ検出回路と、
前記フィールド間差分検出回路および、前記垂直エッジ検出回路の出力信号から、フィールド間の画像の動き量を算出する動き判定値算出回路と、
前記インタレース走査の入力信号から、フィールド内補間信号を生成するフィールド内補間信号生成回路と、
前記インタレース走査の入力信号および、前記フィールドメモリからの出力信号および、前記フィールド内補間信号生成回路および、前記動き判定回路からの出力信号により、プログレッシブ変換された画像信号を出力するプログレッシブ変換回路とを備えた事を特徴とする走査線補間回路。
本発明の第四の発明は、
インタレース走査の映像信号を入力信号とし、
前記インタレース走査の入力信号を1フィールド分保持するフィールドメモリと、
前記インタレース走査の入力信号から、直交変換処理を行う直交変換回路1と、
前記フィールドメモリの出力信号から、直交変換処理を行う直交変換回路2と、
前記直交変換回路1の出力信号から、直交変換した領域の形状を判定する形状判定回路1と、
前記直交変換回路2の出力信号から、直交変換した領域の形状を判定する形状判定回路2と、
前記形状判定回路1の出力信号および、前記形状判定回路2の出力信号より、直交変換した領域の比較を行い、直交変換した領域が横縞の信頼度が高い時は1、それ以外の時は0を出力する比較回路と、
前記インタレース走査の入力信号および、前記フィールドメモリからの出力信号から、フィールド間の差分を検出するフィールド間差分検出回路と、
前記インタレース走査の入力信号から、隣接するライン間の差分値を出力する現フィールド垂直エッジ検出回路と、
前記フィールドメモリの出力信号および、前記比較回路の出力信号から、隣接するライン間の差分値を求め、前記比較回路の出力信号により差分値の出力を制御を行いながら出力する前フィールド垂直エッジ検出回路と、
前記現フィールド垂直エッジ検出回路および、前記前フィールド垂直エッジ検出回路の出力信号から、どちらか一方を選択して出力する選択回路と、
前記フィールド間差分検出回路および、前記垂直エッジ検出回路の出力信号から、フィールド間の画像の動き量を算出する動き判定値算出回路と、
前記インタレース走査の入力信号から、フィールド内補間信号を生成するフィールド内補間信号生成回路と、
前記インタレース走査の入力信号および、前記フィールドメモリからの出力信号および、前記フィールド内補間信号生成回路および、前記動き判定回路からの出力信号により、プログレッシブ変換された画像信号を出力するプログレッシブ変換回路とを備えた事を特徴とする走査線補間回路。
本発明の第五の発明は、
インタレース走査の映像信号を入力信号とし、
前記インタレース走査の入力信号を1フィールド分保持するフィールドメモリと、
前記インタレース走査の入力信号から、直交変換処理を行う直交変換回路1と、
前記フィールドメモリの出力信号から、直交変換処理を行う直交変換回路2と、
前記直交変換回路1の出力信号から、直交変換した領域の形状を判定する形状判定回路1と、
前記直交変換回路2の出力信号から、直交変換した領域の形状を判定する形状判定回路2と、
前記形状判定回路1の出力信号および、前記形状判定回路2の出力信号より、直交変換した領域の比較を行い、直交変換した領域が静止した横縞である信頼度を多値で出力する比較回路と、
前記比較回路の出力信号から、直交変換した領域の形状に応じたオフセットを算出するオフセット算出回路と、
前記インタレース走査の入力信号および、前記フィールドメモリからの出力信号から、フィールド間の差分を検出するフィールド間差分検出回路と、
前記インタレース走査の入力信号から、隣接するライン間の差分値を出力する現フィールド垂直エッジ検出回路と、
前記フィールドメモリの出力信号から、隣接するライン間の差分値を出力する前フィールド垂直エッジ検出回路と、
前記現フィールド垂直エッジ検出回路および、前記前フィールド垂直エッジ検出回路の出力信号および、前記オフセット算出回路の出力信号から、どちらか一方を選択して出力する時、前記オフセット算出回路の出力信号により制御を行い出力する選択回路と、
前記フィールド間差分検出回路および、前記垂直エッジ検出回路の出力信号から、フィールド間の画像の動き量を算出する動き判定値算出回路と、
前記インタレース走査の入力信号から、フィールド内補間信号を生成するフィールド内補間信号生成回路と、
前記インタレース走査の入力信号および、前記フィールドメモリからの出力信号および、前記フィールド内補間信号生成回路および、前記動き判定回路からの出力信号により、プログレッシブ変換された画像信号を出力するプログレッシブ変換回路とを備えた事を特徴とする走査線補間回路。
本発明の第六の発明は、
第一の発明および、第二の発明および、第三の発明および、第四の発明および、第五の発明における直交変換回路は、アダマール変換であることを特徴とする走査線補間回路。
本発明の第七の発明は、
第一の発明および、第二の発明および、第三の発明および、第四の発明および、第五の発明における直交変換回路は、離散コサイン変換であることを特徴とする走査線補間回路。
生成されたプログレッシブ信号は、直交変換の結果を使用することにより、ブロック単位での動き情報を考慮に入れる事ができ、動き判定結果が動き寄りに判定されている場合でも、静止している領域に対して静止寄りの判定結果を出力する事ができる。したがって、フリッカの発生を抑えた、最適なプログレッシブ映像を生成することができる。
また、生成されたプログレッシブ信号は、現フィールドと前フィールドの直交変換の結果を比較し、静止している横線であるか判定を行い、静止している横線であるときのみ前フィールドの垂直エッジの情報を動き判定で使用するようになり、動き判定の誤判定を低減することができ、動きブレの少ない、最適なプログレッシブ映像を生成することができる。
第一の実施例の適用図。 直交変換のフィルタ係数の分布の概念図。 第一、第二、第三の実施例におけるオフセット算出方法のグラフ。 第二の実施例の適用図。 第三の実施例の適用図。 第四の実施例の適用図。 第五の実施例の適用図。 第五の実施例におけるオフセット算出方法のグラフ。
(実施例1)
本発明の第一の実施例の適用図を図1に示す。
この実施例では、電荷結合素子(CCD)1で光電変換したインタレース走査の映像信号を、アナログ−デジタル変換機(A/D)2でAD変換を行う。さらに、カメラ信号処理回路3でアパーチャ補正、ガンマ補正、ホワイトバランスなどの撮像系の信号処理を行う。
このカメラ信号処理回路3の出力信号であるインタレース走査の入力信号とし、この入力信号をフィールドメモリ4に蓄え、1フィールド分の遅延を行う。
インタレース走査の入力信号S1により、直交変換回路80によって直交変換を行う。
直交変換回路9では、インタレース走査の入力信号S1に対してアダマール変換処理を行った信号S80を出力する。
入力された映像信号を7ライン分のラインメモリに保持し、8×8ブロックに分割し、8×8アダマール変換を施す。
また、直交変換回路80での処理は、インタレース走査の入力信号S1に対する離散コサイン変換処理でも同様の効果が得られる。
また、直交変換回路80での処理は、画素毎に処理を行っても、ブロック単位で同一の出力を行ってもよく、ブロックのサイズも8×8に限ったものではない。
フィールドメモリ4の出力信号S2により、直交変換回路81によって直交変換を行う。直交変換回路81の処理は、直交変換回路80の処理と同様であるので、詳細は割愛する。
直交変換回路80の出力信号S80により、形状判定回路90によって、直交変換の結果を解析し、判定値S90を出力する。
図2は直交変換を行った時の、係数分布の概念図である。画像の周波数成分により、係数の大きくなる領域が異なる。
形状判定回路90では、左上近傍には低周波の成分が集まっているため、この係数の合計を出力信号S90として出力する。
直交変換回路81の出力信号S81により、形状判定回路91によって、直交変換の結果を解析し、判定値S91を出力する。形状判定回路91の処理は、形状判定回路90の処理と同様であるので、詳細は割愛する。
形状判定回路90の出力信号S90および、形状判定回路91の出力信号S91によって、比較回路10は、2つのフィールドの直交変換した結果の比較を行い、判定値S10を出力する。形状判定回路90では、2つのフィールドの左上近傍の領域の係数の合計の比較を行う事によって領域が動いている信頼度を求めるために、形状判定回路90の出力信号S90および、形状判定回路91の出力信号S91の差分値の絶対値を出力信号S10として出力する。
オフセット算出回路11では、比較回路10の出力信号S10を入力信号として、オフセット値S11を出力する。
オフセット算出回路11では、図3(a)のグラフに従いオフセット値を算出し出力する。
なお、このグラフは一例であり、S10の出力信号の値が大きいほど大きな値を出力する特性を持っていれば良い。
動き判定回路5では、インタレース走査の入力信号S1および、フィールドメモリ4の出力信号S2および、オフセット算出回路11の出力信号S11によって、この画素が動いているかどうかの判定値を出力する。
インタレース走査の入力信号S1と、フィールドメモリ4の出力信号S2の値の比較をし、フィールド間の画素値の差を求める。この値は、静止している場合には0に近い値となり、動きの度合いが大きい程大きな値となる。
この値に、オフセット算出回路11の出力信号S11を加えて、動き判定値S5を出力する。
動き判定回路5の出力信号S5は、静止していると判定された場合は0に近い値を出力し、動きの度合いが大きい程大きな値を出力する。
なお、上記の動き判定処理は一例であり、この手法に限ったものではない。
インタレース走査の入力信号S1により、フィールド内補間信号生成回路6において、フィールド内補間信号を生成する。
フィールド内補間信号は、補間点の上下の画素の平均値を出力信号S6として出力する。
なお、上記のフィールド内補間信号生成処理は一例であり、この手法に限ったものではない。
動き判定回路5の出力信号S5により、プログレッシブ変換回路7において、フィールドメモリ4の出力信号S2と、フィールド内補間信号生成回路6の出力信号S6とを線形合成し、補間信号を生成する。この線形合成では、動き判定回路5の出力信号S5が0に近い程フィールドメモリ4の出力信号S2に近い値が生成される。この補間信号とインタレース走査の入力信号とを順次交互に出力することにより、プログレッシブ変換された映像信号を出力する。
このようにして生成されたプログレッシブ信号は、直交変換の結果を使用することにより、ブロック単位での動き情報を考慮に入れる事ができ、動き判定結果が静止寄りに判定されている場合でも、動いている領域に対して動き寄りの判定結果を出力することができる。したがって、動きブレが発生することがなくなり、最適なプログレッシブ映像を生成することができる。
また同様の構成で、以下の手法により、同等の効果を得る事ができる。
電荷結合素子(CCD)1、A/D2、カメラ信号処理回路3、フィールドメモリ4、直交変換回路80、直交変換回路81、形状判定回路90、形状判定回路91、比較回路10については処理の内容が同じため詳細は割愛する。
オフセット算出回路11において、図3(b)のグラフに従い、オフセット値を算出し出力する。このグラフは一例であり、S10の出力信号の値が大きいほど小さな値を出力する特性を持っていれば良い。
動き判定回路5では、インタレース走査の入力信号S1および、フィールドメモリ4の出力信号S2および、オフセット算出回路11の出力信号S11によって、この画素が動いているかどうかの判定値を出力する。
インタレース走査の入力信号S1と、フィールドメモリ4の出力信号S2の値の比較をし、フィールド間の画素値の差を求める。この値は、静止している場合には0に近い値となり、動きの度合いが大きい程大きな値となる。
この値に、オフセット算出回路11の出力信号S11を減算して、動き判定値S5を出力する。
0より小さい値となった場合は0を出力信号とする。
動き判定回路5の出力信号S5は、静止していると判定された場合は0に近い値を出力し、動きの度合いが大きい程大きな値を出力する。
なお、上記の動き判定処理は一例であり、この手法に限ったものではない。
インタレース走査の入力信号S1により、フィールド内補間信号生成回路6において、フィールド内補間信号を生成する。
フィールド内補間信号は、補間点の上下の画素の平均値を出力信号S6として出力する。
なお、上記のフィールド内補間信号生成処理は一例であり、この手法に限ったものではない。
動き判定回路5の出力信号S5により、プログレッシブ変換回路7において、フィールドメモリ4の出力信号S2と、フィールド内補間信号生成回路6の出力信号S6とを線形合成し、補間信号を生成する。この線形合成では、動き判定回路5の出力信号S5が0に近い程フィールドメモリ4の出力信号S2に近い値が生成される。この補間信号とインタレース走査の入力信号とを順次交互に出力することにより、プログレッシブ変換された映像信号を出力する。
このようにして生成されたプログレッシブ信号は、直交変換の結果を使用することにより、ブロック単位での動き情報を考慮に入れる事ができ、動き判定結果が動き寄りに判定されている場合でも、静止している領域に対して静止寄りの判定結果を出力する事ができる。したがって、フリッカの発生を抑えた、最適なプログレッシブ映像を生成することができる。
(実施例2)
本発明の第二の実施例の適用図を図4に示す。
CCD1,A/D2,カメラ信号処理回路3、フィールドメモリ4については、実施例1と動作が同じため説明を割愛する。
インタレース走査の入力信号S1により、直交変換回路80によって直交変換を行う。
直交変換回路9では、インタレース走査の入力信号S1に対してアダマール変換処理を行った信号S80を出力する。
入力された映像信号を7ライン分のラインメモリに保持し、8×8ブロックに分割し、8×8アダマール変換を施す。
また、直交変換回路80での処理は、インタレース走査の入力信号S1に対する離散コサイン変換処理でも同様の効果が得られる。
また、直交変換回路80での処理は、画素毎に処理を行っても、ブロック単位で同一の出力を行ってもよく、ブロックのサイズも8×8に限ったものではない。
フィールドメモリ4の出力信号S2により、直交変換回路81によって直交変換を行う。直交変換回路81の処理は、直交変換回路80の処理と同様であるので、詳細は割愛する。
直交変換回路80の出力信号S80により、形状判定回路90によって、直交変換の結果を解析し、判定値S90を出力する。
図2は直交変換を行った時の、係数分布の概念図である。画像の周波数成分により、係数の大きくなる領域が異なる。
形状判定回路90では、左上近傍には低周波の成分が集まっているため、この係数の合計を出力信号S90として出力する。
直交変換回路81の出力信号S81により、形状判定回路91によって、直交変換の結果を解析し、判定値S91を出力する。形状判定回路91の処理は、形状判定回路90の処理と同様であるので、詳細は割愛する。
形状判定回路90の出力信号S90および、形状判定回路91の出力信号S91によって、比較回路10は、2つのフィールドの直交変換した結果の比較を行い、判定値S10を出力する。形状判定回路90では、2つのフィールドの左上近傍の領域の係数の比較を行う事によって領域が動いている信頼度を求めるために、形状判定回路90の出力信号S90および、形状判定回路91の出力信号S91の差分値の絶対値を出力信号S10として出力する。
オフセット算出回路11では、比較回路10の出力信号S10を入力信号として、オフセット値S11を出力する。
オフセット算出回路11では、図3(a)のグラフに従いオフセット値を算出し出力する。
なお、このグラフは一例であり、S10の出力信号の値が大きいほど大きな値を出力する特性を持っていれば良い。
フィールド間差分値検出回路51では、インタレース走査の入力信号S1および、フィールドメモリ4の出力信号S2を入力信号とし、フィールド間での画像の変化した情報を生成する。これは、インタレース走査の入力信号S1から補間画素の仮想的な値を生成し、その値と1フィールド前の情報であるフィールドメモリ4の出力信号S2との差分値を求める事により生成し、出力信号S51として出力する。
垂直エッジ検出回路52では、インタレース走査の入力信号S1および、フィールドメモリ4の出力信号S2に対して、それぞれ周波数解析を行う事により、補間画素位置および前フィールドの補間画素位置に対応した位置のフィールド内でのエッジ情報を生成し、いずれか一方を選択して、出力信号S52として出力する。
動き判定値算出回路53では、フィールド間差分値検出回路51の出力信号S51および、垂直エッジ検出回路52の出力信号S52および、オフセット算出回路11の出力信号S11より補間画素位置に対する動き判定値を出力する。
動き判定値は、フィールド間差分値検出回路51の出力信号S51と、垂直エッジ検出回路52の出力信号S52の比を求め、オフセット算出回路11の出力信号S11の値を加算し、出力信号S53として出力する。
インタレース走査の入力信号S1により、フィールド内補間信号生成回路6において、フィールド内補間信号を生成する。
フィールド内補間信号は、補間点の上下の画素の平均値を出力信号S6として出力する。
なお、上記のフィールド内補間信号生成処理は一例であり、この手法に限ったものではない。
動き判定値算出回路53の出力信号S53により、プログレッシブ変換回路7において、フィールドメモリ4の出力信号S2と、フィールド内補間信号生成回路6の出力信号S6とを線形合成し、補間信号を生成する。この線形合成では、動き判定値算出回路53の出力信号S53が0に近い程フィールドメモリ4の出力信号S2に近い値が生成される。この補間信号とインタレース走査の入力信号とを順次交互に出力することにより、プログレッシブ変換された映像信号を出力する。
このようにして生成されたプログレッシブ信号は、直交変換の結果を使用することにより、ブロック単位での動き情報を考慮に入れる事ができ、動き判定結果が静止寄りに判定されている場合でも、動いている領域に対して動き寄りの判定結果を出力することができる。したがって、動きブレが発生する事がなくなり、最適なプログレッシブ映像を生成することができる。
また同様の構成で、以下の手法により、同等の効果を得る事ができる。
電荷結合素子(CCD)1、A/D2、カメラ信号処理回路3、フィールドメモリ4、直交変換回路80、直交変換回路81、形状判定回路90、形状判定回路91、比較回路10については処理の内容が同じため詳細は割愛する。
オフセット算出回路11において、図3(b)のグラフに従い、オフセット値を算出し出力する。このグラフは一例であり、S10の出力信号の値が大きいほど小さな値を出力する特性を持っていれば良い。
フィールド間差分値検出回路51では、インタレース走査の入力信号S1および、フィールドメモリ4の出力信号S2を入力信号とし、フィールド間での画像の変化した情報を生成する。これは、インタレース走査の入力信号S1から補間画素の仮想的な値を生成し、その値と1フィールド前の情報であるフィールドメモリ4の出力信号S2との差分値を求める事により生成し、出力信号S51として出力する。
垂直エッジ検出回路52では、インタレース走査の入力信号S1および、フィールドメモリ4の出力信号S2に対して、それぞれ周波数解析を行う事により、補間画素位置および前フィールドの補間画素位置に対応した位置のフィールド内でのエッジ情報を生成し、いずれか一方を選択して、出力信号S52として出力する。
動き判定値算出回路53において、フィールド間差分値検出回路51の出力信号S51と垂直エッジ検出回路52の出力信号S52の比を求め、オフセット算出回路11の出力信号S11の値を減算し、出力信号S53として出力する。0より小さい値となった場合は0を出力信号とする。
動き判定値算出回路53の出力信号S53により、プログレッシブ変換回路7において、フィールドメモリ4の出力信号S2と、フィールド内補間信号生成回路6の出力信号S6とを線形合成し、補間信号を生成する。この線形合成では、動き判定回路5の出力信号S5が0に近い程フィールドメモリ4の出力信号S2に近い値が生成される。この補間信号とインタレース走査の入力信号とを順次交互に出力することにより、プログレッシブ変換された映像信号を出力する。
このようにして生成されたプログレッシブ信号は、直交変換の結果を使用することにより、ブロック単位での動き情報を考慮に入れる事ができ、動き判定結果が動き寄りに判定されている場合でも、静止している領域に対して静止寄りの判定結果を出力することができる。したがって、フリッカの発生を抑えた、最適なプログレッシブ映像を生成することができる。
(実施例3)
本発明の第三の実施例の適用図を図5に示す。
CCD1,A/D2,カメラ信号処理回路3、フィールドメモリ4については、実施例1と動作が同じため説明を割愛する。
インタレース走査の入力信号S1により、直交変換回路80によって直交変換を行う。
直交変換回路80では、インタレース走査の入力信号S1に対してアダマール変換処理を行った信号S80を出力する。
入力された映像信号を7ライン分のラインメモリに保持し、8×8ブロックに分割し、8×8アダマール変換を施す。
また、直交変換回路80での処理は、インタレース走査の入力信号S1に対する離散コサイン変換処理でも同様の効果が得られる。
また、直交変換回路80での処理は、画素毎に処理を行っても、ブロック単位で同一の出力を行ってもよく、ブロックのサイズも8×8に限ったものではない。
フィールドメモリ4の出力信号S2により、直交変換回路81によって直交変換を行う。直交変換回路81の処理は、直交変換回路80の処理と同様であるので、詳細は割愛する。
直交変換回路80の出力信号S80により、形状判定回路90によって、直交変換の結果を解析し、判定値S90を出力する。
図2は直交変換を行った時の、係数分布の概念図である。画像の周波数成分により、係数の大きくなる領域が異なる。
形状判定回路90では、左上近傍には低周波の成分が集まっているため、この係数の合計を出力信号S90として出力する。
直交変換回路81の出力信号S81により、形状判定回路91によって、直交変換の結果を解析し、判定値S91を出力する。形状判定回路91の処理は、形状判定回路90の処理と同様であるので、詳細は割愛する。
形状判定回路90の出力信号S90および、形状判定回路91の出力信号S91によって、比較回路10は、2つのフィールドの直交変換した結果の比較を行い、判定値S10を出力する。形状判定回路90では、2つのフィールドの左上近傍の領域の係数の比較を行う事によって領域が動いている信頼度を求めるために、形状判定回路90の出力信号S90および、形状判定回路91の出力信号S91の差分値の絶対値を出力信号S10として出力する。
オフセット算出回路11では、比較回路10の出力信号S10を入力信号として、オフセット値S11を出力する。
オフセット算出回路11では、図3(a)のグラフに従いオフセット値を算出し出力する。
なお、このグラフは一例であり、S10の出力信号の値が大きいほど大きな値を出力する特性を持っていれば良い。
フィールド間差分値検出回路511では、インタレース走査の入力信号S1および、フィールドメモリ4の出力信号S2および、オフセット算出回路11の出力信号S11を入力信号とし、フィールド間での画像の変化した情報を生成する。これは、インタレース走査の入力信号S1から補間画素の仮想的な値を生成し、その値と1フィールド前の情報であるフィールドメモリ4の出力信号S2との差分を求め、その値にオフセット算出回路11の出力信号S11の値を加算することにより生成し、出力信号S511として出力する。
垂直エッジ検出回路52では、インタレース走査の入力信号S1および、フィールドメモリ4の出力信号S2に対して、それぞれ周波数解析を行う事により、補間画素位置および前フィールドの補間画素位置に対応した位置のフィールド内でのエッジ情報を生成し、いずれか一方を選択して、出力信号S52として出力する。
動き判定値算出回路531では、フィールド間差分値検出回路511の出力信号S511および、垂直エッジ検出回路52の出力信号S52の出力信号により、補間画素位置に対する動き判定値を出力する。
動き判定値は、フィールド間差分値検出回路511の出力信号S511と、垂直エッジ検出回路52の出力信号S52の比を求め、出力信号S531として出力する。
インタレース走査の入力信号S1により、フィールド内補間信号生成回路6において、フィールド内補間信号を生成する。
フィールド内補間信号は、補間点の上下の画素の平均値を出力信号S6として出力する。
なお、上記のフィールド内補間信号生成処理は一例であり、この手法に限ったものではない。
動き判定値算出回路531の出力信号S531により、プログレッシブ変換回路7において、フィールドメモリ4の出力信号S2と、フィールド内補間信号生成回路6の出力信号S6とを線形合成し、補間信号を生成する。この線形合成では、動き判定値算出回路531の出力信号S531が0に近い程フィールドメモリ4の出力信号S2に近い値が生成される。この補間信号とインタレース走査の入力信号とを順次交互に出力することにより、プログレッシブ変換された映像信号を出力する。
このようにして生成されたプログレッシブ信号は、直交変換の結果を使用することにより、ブロック単位での動き情報を考慮に入れる事ができ、動き判定結果が静止寄りに判定されている場合でも、動いている領域に対して動き寄りの判定結果を出力することができる。したがって、動きブレが発生する事がなくなり、最適なプログレッシブ映像を生成することができる。
また同様の構成で、以下の手法により、同等の効果を得る事ができる。
電荷結合素子(CCD)1、A/D2、カメラ信号処理回路3、フィールドメモリ4、直交変換回路80、直交変換回路81、形状判定回路90、形状判定回路91、比較回路10については処理の内容が同じため詳細は割愛する。
オフセット算出回路11において、図3(b)のグラフに従い、オフセット値を算出し出力する。このグラフは一例であり、S10の出力信号の値が大きいほど小さな値を出力する特性を持っていれば良い。
フィールド間差分値検出回路511では、インタレース走査の入力信号S1および、フィールドメモリ4の出力信号S2および、オフセット算出回路11の出力信号S11を入力信号とし、フィールド間での画像の変化した情報を生成する。これは、インタレース走査の入力信号S1から補間画素の仮想的な値を生成し、その値と1フィールド前の情報であるフィールドメモリ4の出力信号S2との差分を求め、その値にオフセット算出回路11の出力信号S11の値を減算することにより生成し、出力信号S511として出力する。
垂直エッジ検出回路52では、インタレース走査の入力信号S1および、フィールドメモリ4の出力信号S2に対して、それぞれ周波数解析を行う事により、補間画素位置および前フィールドの補間画素位置に対応した位置のフィールド内でのエッジ情報を生成し、いずれか一方を選択して、出力信号S52として出力する。
動き判定値算出回路531では、フィールド間差分値検出回路511の出力信号S511および、垂直エッジ検出回路52の出力信号S52の出力信号により、補間画素位置に対する動き判定値を出力する。
動き判定値は、フィールド間差分値検出回路511の出力信号S511と、垂直エッジ検出回路52の出力信号S52の比を求め、出力信号S531として出力する。
インタレース走査の入力信号S1により、フィールド内補間信号生成回路6において、フィールド内補間信号を生成する。
フィールド内補間信号は、補間点の上下の画素の平均値を出力信号S6として出力する。
なお、上記のフィールド内補間信号生成処理は一例であり、この手法に限ったものではない。
動き判定値算出回路531の出力信号S531により、プログレッシブ変換回路7において、フィールドメモリ4の出力信号S2と、フィールド内補間信号生成回路6の出力信号S6とを線形合成し、補間信号を生成する。この線形合成では、動き判定値算出回路531の出力信号S531が0に近い程フィールドメモリ4の出力信号S2に近い値が生成される。この補間信号とインタレース走査の入力信号とを順次交互に出力することにより、プログレッシブ変換された映像信号を出力する。
このようにして生成されたプログレッシブ信号は、直交変換の結果を使用することにより、ブロック単位での動き情報を考慮に入れる事ができ、動き判定結果が動き寄りに判定されている場合でも、静止している領域に対して静止寄りの判定結果を出力することができる。したがって、フリッカの発生を抑えた、最適なプログレッシブ映像を生成することができる。
(実施例4)
本発明の第四の実施例の適用図を図6に示す。
CCD1,A/D2,カメラ信号処理回路3、フィールドメモリ4については、実施例1と動作が同じため説明を割愛する。
直交変換回路80の出力信号S80により、形状判定回路901によって、直交変換の結果を解析し、判定値S901を出力する。
図2は直交変換を行った時の、係数分布の概念図である。画像の周波数成分により、係数の大きくなる領域が異なる。形状判定回路901では、横縞の検出を行うため、水平エッジの領域の係数の絶対値の平均値を算出し、出力信号S901として出力する。
直交変換回路81の出力信号S81により、形状判定回路911によって、直交変換の結果を解析し、判定値S911を出力する。形状判定回路911の処理は、形状判定回路901の処理と同様であるので、詳細は割愛する。
形状判定回路901の出力信号S901および、形状判定回路911の出力信号S911により比較回路101で、この2つの値の比較を行い、静止している水平線であるかの判定値を2値で出力する。比較回路101では、形状判定回路901の出力信号S901と、形状判定回路911の出力信号S911の差分が定数α以下かつ、形状判定回路901の出力信号S901の値が定数β以上のとき1を出力信号S101し、それ以外のときは0を出力信号S101とする。この定数αおよび定数βは外部から設定することができる値でも良い。
フィールド間差分値検出回路51では、インタレース走査の入力信号S1および、フィールドメモリ4の出力信号S2を入力信号とし、フィールド間での画像の変化した情報を生成する。これは、インタレース走査の入力信号S1から補間画素の仮想的な値を生成し、その値と1フィールド前の情報であるフィールドメモリ4の出力信号S2との差分値を求める事により生成し、出力信号S51として出力する。
インタレース走査の入力信号S1により、現フィールド垂直エッジ検出回路521において、現フィールドの周波数解析を行うことにより、現フィールドのエッジ情報を出力する。ここでの周波数解析とは例えば、HPF処理、BPF処理、コアリング処理等のフィルタ処理等で良い。この周波数解析処理を行った信号を出力信号S521として出力する。
フィールドメモリ4の出力信号S2および、比較回路101の出力信号S101により、前フィールド垂直エッジ検出回路522において、前フィールドの周波数解析を行うことにより、前フィールドのエッジ情報を出力する。ここでの周波数解析とは例えば、HPF処理、BPF処理、コアリング処理等のフィルタ処理等で良い。比較回路101の出力信号S101が1の時は、この周波数解析処理を行った信号を出力信号S521とし、0のときは0を出力信号S521として出力する。
現フィールド垂直エッジ検出回路521の出力信号S521および、前フィールド垂直エッジ検出回路522の出力信号S522により、選択回路523において、動き判定で使用するエッジ情報を出力する。
選択回路523では、現フィールド垂直エッジ検出回路521の出力信号S521と、前フィールド垂直エッジ検出回路522の出力信号S522の最大値を出力信号S523として出力する。
動き判定値算出回路531では、フィールド間差分値検出回路51の出力信号S51および、選択回路523の出力信号S523により、補間画素位置に対する動き判定値を出力する。
動き判定値は、フィールド間差分値検出回路51の出力信号S51と、選択回路523の出力信号S523の比を求め、出力信号S531として出力する。
インタレース走査の入力信号S1により、フィールド内補間信号生成回路6において、フィールド内補間信号を生成する。
フィールド内補間信号は、補間点の上下の画素の平均値を出力信号S6として出力する。
なお、上記のフィールド内補間信号生成処理は一例であり、この手法に限ったものではない。
動き判定値算出回路531の出力信号S531により、プログレッシブ変換回路7において、フィールドメモリ4の出力信号S2と、フィールド内補間信号生成回路6の出力信号S6とを線形合成し、補間信号を生成する。この線形合成では、動き判定値算出回路531の出力信号S531が0に近い程フィールドメモリ4の出力信号S2に近い値が生成される。この補間信号とインタレース走査の入力信号とを順次交互に出力することにより、プログレッシブ変換された映像信号を出力する。
このようにして生成されたプログレッシブ信号は、現フィールドと前フィールドの直交変換の結果を比較し、静止している横線であるか判定を行い、静止している横線であるときのみ前フィールドの垂直エッジの情報を動き判定で使用するようになり、動き判定の誤判定を低減することができ、動きブレの少ない、最適なプログレッシブ映像を生成することができる。
(実施例5)
本発明の第五の実施例の適用図を図7示す。
CCD1,A/D2,カメラ信号処理回路3、フィールドメモリ4については、実施例1と動作が同じため説明を割愛する。
直交変換回路80の出力信号S80により、形状判定回路901によって、直交変換の結果を解析し、判定値S901を出力する。
図2は直交変換を行った時の、係数分布の概念図である。画像の周波数成分により、係数の大きくなる領域が異なる。形状判定回路901では、横縞の検出を行うため、水平エッジの領域の係数の絶対値の平均値を算出し、出力信号S901として出力する。
直交変換回路81の出力信号S81により、形状判定回路911によって、直交変換の結果を解析し、判定値S911を出力する。形状判定回路911の処理は、形状判定回路901の処理と同様であるので、詳細は割愛する。
形状判定回路901の出力信号S901および、形状判定回路911の出力信号S911により、比較回路102において、前フィールドが静止している横線である信頼度を出力信号S102として出力する。
比較回路102では、形状判定回路901の出力信号S901と、形状判定回路911の出力信号S911の差が定数γ以下の時は、形状判定回路911の出力信号S911を出力信号S102とし、それ以外の時は0を出力信号S102とする。この定数γは外部から設定することができる値でも良い。
比較回路102の出力信号S102により、オフセット算出回路112によって、前フィールドが静止している横線である信頼度から、図8のグラフに従いオフセットを算出して、出力信号S112として出力する。このグラフは一例であり、S102の出力信号の値が大きいほど大きな値を出力する特性を持っていれば良い。
フィールド間差分値検出回路51では、インタレース走査の入力信号S1および、フィールドメモリ4の出力信号S2を入力信号とし、フィールド間での画像の変化した情報を生成する。これは、インタレース走査の入力信号S1から補間画素の仮想的な値を生成し、その値と1フィールド前の情報であるフィールドメモリ4の出力信号S2との差分値を求める事により生成し、出力信号S51として出力する。
インタレース走査の入力信号S1により、現フィールド垂直エッジ検出回路521において、現フィールドの周波数解析を行うことにより、現フィールドのエッジ情報を出力する。ここでの周波数解析とは例えば、HPF処理、BPF処理、コアリング処理等のフィルタ処理で良い。この周波数解析処理を行った信号を出力信号S521として出力する。
インタレース走査の入力信号S1により、前フィールド垂直エッジ検出回路5221において、前フィールドの周波数解析を行うことにより、前フィールドのエッジ情報を出力する。ここでの周波数解析とは例えば、HPF処理、BPF処理、コアリング処理等のフィルタ処理で良い。この周波数解析処理を行った信号を出力信号S5221として出力する。
現フィールド垂直エッジ検出回路521の出力信号S521および、前フィールド垂直エッジ検出回路5221の出力信号S5221および、オフセット算出回路112の出力信号S112により、選択回路5231において、現フィールド垂直エッジ検出回路521の出力信号S521または、前フィールド垂直エッジ検出回路5221の出力信号S5221の一方を選択し、出力信号S5231として出力する。
選択回路5231では、現フィールド垂直エッジ検出回路521の出力信号S521と、前フィールド垂直エッジ検出回路5221の出力信号S5221を比較するときに、オフセット算出回路112の出力信号S112を前フィールド垂直エッジ検出回路5221の出力信号S5221に加えてから比較を行い、現フィールド垂直エッジ検出回路521の出力信号S521の方が大きい時は現フィールド垂直エッジ検出回路521の出力信号S521を出力信号S5231として出力し、前フィールド垂直エッジ検出回路5221の出力信号S5221とオフセット算出回路112の出力信号S112を加えた値の方が大きい時は、前フィールド垂直エッジ検出回路5221の出力信号S5221を出力信号S5231として出力する。
動き判定値算出回路531では、フィールド間差分値検出回路511の出力信号S511および、選択回路5231の出力信号S5231により、補間画素位置に対する動き判定値を出力する。
動き判定値は、フィールド間差分値検出回路511の出力信号S511と、選択回路5231の出力信号S5231の比を求め、出力信号S531として出力する。
インタレース走査の入力信号S1により、フィールド内補間信号生成回路6において、フィールド内補間信号を生成する。
フィールド内補間信号は、補間点の上下の画素の平均値を出力信号S6として出力する。
なお、上記のフィールド内補間信号生成処理は一例であり、この手法に限ったものではない。
動き判定値算出回路531の出力信号S531により、プログレッシブ変換回路7において、フィールドメモリ4の出力信号S2と、フィールド内補間信号生成回路6の出力信号S6とを線形合成し、補間信号を生成する。この線形合成では、動き判定値算出回路531の出力信号S531が0に近い程フィールドメモリ4の出力信号S2に近い値が生成される。この補間信号とインタレース走査の入力信号とを順次交互に出力することにより、プログレッシブ変換された映像信号を出力する。
このようにして生成されたプログレッシブ信号は、現フィールドと前フィールドの直交変換の結果を比較し、静止している横線であるか判定を行い、静止している横線であるときのみ前フィールドの垂直エッジの情報を動き判定で使用するようになり、動き判定の誤判定を低減することができ、動きブレの少ない、最適なプログレッシブ映像を生成することができる。
1 CCD
2 A/D変換回路
3 カメラ信号処理回路
4 フィールドメモリ
51 フィールド間差分値検出回路
521 現フィールド垂直エッジ検出回路
522 前フィールド垂直エッジ検出回路
53 動き判定値算出回路
6 フィールド内補間信号生成回路
7 プログレッシブ変換回路
80 直交変換回路
90 形状判定回路
100 比較回路
11 オフセット算出回路

Claims (7)

  1. インタレース走査の映像信号を入力信号とし、
    前記インタレース走査の入力信号を1フィールド分保持するフィールドメモリと、
    前記インタレース走査の入力信号から、直交変換処理を行う直交変換回路1と、
    前記フィールドメモリの出力信号から、直交変換処理を行う直交変換回路2と、
    前記直交変換回路1の出力信号から、直交変換した領域の形状を判定する形状判定回路1と、
    前記直交変換回路2の出力信号から、直交変換した領域の形状を判定する形状判定回路2と、
    前記形状判定回路1の出力信号および、前記形状判定回路2の出力信号より、直交変換した領域の比較を行う比較回路と、
    前記比較回路の出力信号から、直交変換した領域の形状に応じたオフセットを算出するオフセット算出回路と、
    前記インタレース走査の入力信号および、前記フィールドメモリからの出力信号および、前記オフセット算出回路の出力信号から、フィールド間の画像の動きの判定を前記オフセット算出回路の出力信号により制御を行いながら判定する動き判定回路と、
    前記インタレース走査の入力信号から、フィールド内補間信号を生成するフィールド内補間信号生成回路と、
    前記インタレース走査の入力信号および、前記フィールドメモリからの出力信号および、前記フィールド内補間信号生成回路および、前記動き判定回路からの出力信号により、プログレッシブ変換された画像信号を出力するプログレッシブ変換回路とを備えた事を特徴とする走査線補間回路。
  2. インタレース走査の映像信号を入力信号とし、
    前記インタレース走査の入力信号を1フィールド分保持するフィールドメモリと、
    前記インタレース走査の入力信号から、直交変換処理を行う直交変換回路1と、
    前記フィールドメモリの出力信号から、直交変換処理を行う直交変換回路2と、
    前記直交変換回路1の出力信号から、直交変換した領域の形状を判定する形状判定回路1と、
    前記直交変換回路2の出力信号から、直交変換した領域の形状を判定する形状判定回路2と、
    前記形状判定回路1の出力信号および、前記形状判定回路2の出力信号より、直交変換した領域の比較を行う比較回路と、
    前記比較回路の出力信号から、直交変換した領域の形状に応じたオフセットを算出するオフセット算出回路と、
    前記インタレース走査の入力信号および、前記フィールドメモリからの出力信号から、フィールド間の差分を検出するフィールド間差分検出回路と、
    前記インタレース走査の入力信号および、前記フィールドメモリの出力信号から、隣接するライン間の差分値を出力する垂直エッジ検出回路と、
    前記フィールド間差分検出回路および、前記垂直エッジ検出回路の出力信号および、前記オフセット算出回路の出力信号から、フィールド間の画像の動き量を前記オフセット算出回路の出力信号により制御を行いながら算出する動き判定値算出回路と、
    前記インタレース走査の入力信号から、フィールド内補間信号を生成するフィールド内補間信号生成回路と、
    前記インタレース走査の入力信号および、前記フィールドメモリからの出力信号および、前記フィールド内補間信号生成回路および、前記動き判定回路からの出力信号により、プログレッシブ変換された画像信号を出力するプログレッシブ変換回路とを備えた事を特徴とする走査線補間回路。
  3. インタレース走査の映像信号を入力信号とし、
    前記インタレース走査の入力信号を1フィールド分保持するフィールドメモリと、
    前記インタレース走査の入力信号から、直交変換処理を行う直交変換回路1と、
    前記フィールドメモリの出力信号から、直交変換処理を行う直交変換回路2と、
    前記直交変換回路1の出力信号から、直交変換した領域の形状を判定する形状判定回路1と、
    前記直交変換回路2の出力信号から、直交変換した領域の形状を判定する形状判定回路2と、
    前記形状判定回路1の出力信号および、前記形状判定回路2の出力信号より、直交変換した領域の比較を行う比較回路と、
    前記比較回路の出力信号から、直交変換した領域の形状に応じたオフセットを算出するオフセット算出回路と、
    前記インタレース走査の入力信号および、前記フィールドメモリからの出力信号および、前記オフセット算出回路の出力信号から、前記オフセット算出回路の出力信号で制御を行いながらフィールド間の差分を検出するフィールド間差分検出回路と、
    前記インタレース走査の入力信号および、前記フィールドメモリの出力信号から、隣接するライン間の差分値を出力する垂直エッジ検出回路と、
    前記フィールド間差分検出回路および、前記垂直エッジ検出回路の出力信号から、フィールド間の画像の動き量を算出する動き判定値算出回路と、
    前記インタレース走査の入力信号から、フィールド内補間信号を生成するフィールド内補間信号生成回路と、
    前記インタレース走査の入力信号および、前記フィールドメモリからの出力信号および、前記フィールド内補間信号生成回路および、前記動き判定回路からの出力信号により、プログレッシブ変換された画像信号を出力するプログレッシブ変換回路とを備えた事を特徴とする走査線補間回路。
  4. インタレース走査の映像信号を入力信号とし、
    前記インタレース走査の入力信号を1フィールド分保持するフィールドメモリと、
    前記インタレース走査の入力信号から、直交変換処理を行う直交変換回路1と、
    前記フィールドメモリの出力信号から、直交変換処理を行う直交変換回路2と、
    前記直交変換回路1の出力信号から、直交変換した領域の形状を判定する形状判定回路1と、
    前記直交変換回路2の出力信号から、直交変換した領域の形状を判定する形状判定回路2と、
    前記形状判定回路1の出力信号および、前記形状判定回路2の出力信号より、直交変換した領域の比較を行い、直交変換した領域が横縞の信頼度が高い時は1、それ以外の時は0を出力する比較回路と、
    前記インタレース走査の入力信号および、前記フィールドメモリからの出力信号から、フィールド間の差分を検出するフィールド間差分検出回路と、
    前記インタレース走査の入力信号から、隣接するライン間の差分値を出力する現フィールド垂直エッジ検出回路と、
    前記フィールドメモリの出力信号および、前記比較回路の出力信号から、隣接するライン間の差分値を求め、前記比較回路の出力信号により差分値の出力を制御を行いながら出力する前フィールド垂直エッジ検出回路と、
    前記現フィールド垂直エッジ検出回路および、前記前フィールド垂直エッジ検出回路の出力信号から、どちらか一方を選択して出力する選択回路と、
    前記フィールド間差分検出回路および、前記垂直エッジ検出回路の出力信号から、フィールド間の画像の動き量を算出する動き判定値算出回路と、
    前記インタレース走査の入力信号から、フィールド内補間信号を生成するフィールド内補間信号生成回路と、
    前記インタレース走査の入力信号および、前記フィールドメモリからの出力信号および、前記フィールド内補間信号生成回路および、前記動き判定回路からの出力信号により、プログレッシブ変換された画像信号を出力するプログレッシブ変換回路とを備えた事を特徴とする走査線補間回路。
  5. インタレース走査の映像信号を入力信号とし、
    前記インタレース走査の入力信号を1フィールド分保持するフィールドメモリと、
    前記インタレース走査の入力信号から、直交変換処理を行う直交変換回路1と、
    前記フィールドメモリの出力信号から、直交変換処理を行う直交変換回路2と、
    前記直交変換回路1の出力信号から、直交変換した領域の形状を判定する形状判定回路1と、
    前記直交変換回路2の出力信号から、直交変換した領域の形状を判定する形状判定回路2と、
    前記形状判定回路1の出力信号および、前記形状判定回路2の出力信号より、直交変換した領域の比較を行い、直交変換した領域が静止した横縞である信頼度を多値で出力する比較回路と、
    前記比較回路の出力信号から、直交変換した領域の形状に応じたオフセットを算出するオフセット算出回路と、
    前記インタレース走査の入力信号および、前記フィールドメモリからの出力信号から、フィールド間の差分を検出するフィールド間差分検出回路と、
    前記インタレース走査の入力信号から、隣接するライン間の差分値を出力する現フィールド垂直エッジ検出回路と、
    前記フィールドメモリの出力信号から、隣接するライン間の差分値を出力する前フィールド垂直エッジ検出回路と、
    前記現フィールド垂直エッジ検出回路および、前記前フィールド垂直エッジ検出回路の出力信号および、前記オフセット算出回路の出力信号から、どちらか一方を選択して出力する時、前記オフセット算出回路の出力信号により制御を行い出力する選択回路と、
    前記フィールド間差分検出回路および、前記垂直エッジ検出回路の出力信号から、フィールド間の画像の動き量を算出する動き判定値算出回路と、
    前記インタレース走査の入力信号から、フィールド内補間信号を生成するフィールド内補間信号生成回路と、
    前記インタレース走査の入力信号および、前記フィールドメモリからの出力信号および、前記フィールド内補間信号生成回路および、前記動き判定回路からの出力信号により、プログレッシブ変換された画像信号を出力するプログレッシブ変換回路とを備えた事を特徴とする走査線補間回路。
  6. 直交変換回路は、アダマール変換であることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の走査線補間回路。
  7. 直交変換回路は、離散コサイン変換であることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の走査線補間回路。
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